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岡田宗司 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

岡田宗司[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧質問主意書

岡田宗司参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

在籍期
発言
文字数
議会役職
政府役職



9回
24944文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

13回
58645文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

8回
39784文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

3回
21420文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

4回
24607文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

4回
24372文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字



参議院在籍時通算
41回
193772文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 参議院本会議 第15号(1947/07/11、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は供出後における米麦を自由処分することを不可とする者でございます。只今西山君が十に亘るいろいろな理由をお挙げになりまして、供出後の主食の自由処分をお許しになることを求めておらるるのでありますけれども、かくのごとき論拠になります最大のものは、現在の供出制度が不満である、これに欠陥のあるということにあるように拜聴いたしたのでございます。成るほど今日の供出制度はうまく行つておらん、種々欠陥がある。この点はいろいろ指摘されておることでございますけれども、そうかといいまして、今日若しこの供出後におけるところの自由処分が許されるということのなりましたならば、主食に関するところの配給制度とい……

第1回国会 参議院本会議 第20号(1947/08/08、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 只今の北條君の動議に賛成いたします。

第1回国会 参議院本会議 第37号(1947/10/13、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 只今の山下君の動議に賛成いたします。

第1回国会 参議院本会議 第54号(1947/11/20、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 只今議題となりました両院法規委員会委員の補欠選挙は、本院規則第二百四十八條第三項によつて、選挙の手続を省略して、その選任を議長に一任することの動議を提出いたします。

第2回国会 参議院本会議 第47号(1948/06/10、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は日本社会党を代表いたしまして、次の諸点に対して政府にお尋ねいたしたいと思うのであります。  北村大蔵大臣は去る四日の演説におきまして、昭和二十二の均衡を保持し、インフレの高進を抑止し、以て一應の中間安定を実現する途を開くことを強調されておるのであります。予算書を拝見してみますと、確かに一般会計におきましては数字の上では收支の均衡が取れ、形式的には健全財政主義が貫かれておるのであります。併しこれによつて大蔵大臣が目的とせられているようなインフレの抑止、或いは中間安定の招來ができるかどうかということにつきましては、私は非常に大きな疑問を持つておるのであります。二十二年度の当初予算……

第2回国会 参議院本会議 第60号(1948/07/05、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 只今議題となりました両院協議委員の選挙は、成規の手続を省略いたしまして、その指名を議長に一任するの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第4回国会 参議院本会議 第12号(1948/12/14、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 本員は、時局重大なる折、泉山大藏大臣が昨夜本院内においてなしましたところの言動は、極めて遺憾なるものがあつたのであります、右につきまして首相にその責任を問う緊急質問の動議を提出いたしたいと存じます。
【次の発言】 私共は本日のラジオを聴き、更に又新聞紙を見まして、非常な驚きに打たれたのであります。(「嬉しそうな顔をするな」と呼ぶ者あり)これは私共ばかりではなく、恐らく全國民が同じような感に打たれたと思うのでありますが、(「その通り」と呼ぶ者あり)特に民自党の諸君も、政府の驚きも、亦非常に大きかつたろうと思うのであります。(「その通り」「驚いたより、嬉しそうな顔をしている」「悲しそ……

第5回国会 参議院本会議 第37号(1949/05/28、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は日本社会党を代表いたしまして、今回政府の提出にかかります食糧確保臨時措置法中の一部を改正する法律案に反対するものであります。  昭和十七年に、戰爭遂行のために供出制度が実行され、それ以來今日に至るまで引続いて行われておるのでありますが、その間に諮政府の供出に関します法律等は幾度も改正されまして、次第に供出は強化されて参つたのであります。現在日本の置かれております政治経済的情勢と、國内の食糧生産の状況から見まして、供出制度と配給制度を直ちに廃止することは実際問題として不可北でありますが、併しこの供出制度の欠陷、運用のまずさ、或いは誤まりのために、日本の農民は非常に苦しんでおるの……

第6回国会 参議院本会議 第4号(1949/10/31、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は只今の太田委員長の報告に対しまして反対をいたすものでございます。  五月二十三日夜の事件は、参議院にとりましては誠に不祥のことであつたのでございますが、併しこの混乱が起りました原因を考えて見ますならば、先ず第一に民自党政府があの日に会期延長をやろうといたしまして、而も時間が遅くなりましてから延長の議を参議院に諮ろうとした。その問題から発しておるのであります。若し政府があのときにおきまして、真に会期延長の必要を認めるといたしまするならば、早くからその手続をとり、誠意を以ちまして増田官房長官初めがこれに処すればよかつたのでありますが、その誠意なく、ただ徒らに多数を以ちまして、参議……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 参議院本会議 第4号(1950/07/15、2期、日本社会党)

○岡田宗司君 社会党を代表いたしまして、昨日の吉田首相の施政方針に対しまして質問をいたします。  去る六月二十五日朝鮮に勃発しました事件は、国際関係に重大な影響を及ぼしておるのであります。我が国はこの動乱の朝鮮と僅か海峡一つを隔てておるだけでありまして、たとえ今日占領下にあり、未だ正常な国際関係に立ち戻つていないにいたしましても、かように地理的に接近しているということからいたしまして、あらゆる面におきまして非常に大きな影響を受けざるを得ないのであります。  そこで先ず吉田外務大臣に対しまして、この事件がどういうふうに発展して行くか、それが日本の国際的地位、講和の問題、国内政治経済に如何なる影響……

第8回国会 参議院本会議 第10号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○岡田宗司君 只今議題となりました主要食糧供出報奨物資の配給に伴う損失の補てんに関する法律案の農林委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  主要食糧供出農家の努力に報いんとする要望に答えまして、政府は昭和二十四年度産米及び甘藷の供出に対して、衣料品、自転車、魚肥等の報奨物資の配給を企図し、昨年中にその出荷を大部分完了いたしたのであります。然るところ本年の一月から織物消費税及び取引高税の廃止、公定価格の改訂並びにこれらの物資の供給の増加等によつて価格の低落を来たしまして、旧公定価格で仕入れた報奨物資は却つて割高となり、かてて加えまして農村購買力の減退と相待ちまして、報奨物資の売行……

第9回国会 参議院本会議 第1号(1950/11/21、2期、日本社会党)

○岡田宗司君 私共の農林委員会に所属せられておりました自由党に所属せられておりました土屋俊三君が、去る十一月六日肝臓癌を以ちまして急逝せられたのであります。同君を失いましたることは誠に私共同僚といたしまして痛惜に堪えぬ次第でございます。  土屋君は明治十六年千葉県に生れ、最初師範学校を卒業いたしまして教員の職にございましたが、中途養子に参られまして米穀商を営まれ、ずつと今日に至るまでその業務に携わつておられたのであります。戰争中におきまして、食糧の統制が行われるようになり、食糧営団が生れるや、千葉県の理事長になられ、更に又食糧公団になりましてからは千葉県の支局長になられておりまして、食糧の配給……

第9回国会 参議院本会議 第9号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○岡田宗司君 只今議題となりました競馬法の一部を改正する法律案の農林委員会における審査の経過及び結果について御報告申上げます。  この法律案の内容は、中京地区に国営競馬場を一ヶ所新設せんとするものでありまして、すでに第五回国会におきまして、衆議院議員早稻田柳右衛門君外十五名によつて、又第七回国会に同じく江崎真澄君外十五名によつて提出されたものでありますが、その当時におきましては、国営競馬について努めてその権威と品格とを維持するためには、競馬場の増設はこれを抑制し、若し中京地区に競馬場の新設を有利且つ必要とするものであるならば、既設の十一ヶ所の範囲内におきまして、或いは收支の償わないもの、又は休……

第9回国会 参議院本会議 第10号(1950/12/09、2期、日本社会党)

○岡田宗司君 只今議題となりました衆議際議員小笠原八十美君外二十八名の提出にかかりまする競馬法の一部を改正する法律案の農林委員会における審査の経過及び結果を御報告申上げます。  この改正法律案の内容は、勝馬投票券、いわゆる馬券の売得金の控除率の引下げを主眼とするものでありまして、最近国営競馬及び地方競馬を通じまして、馬券の売行が不振となり、国及び地方公共団体における財源としての意義を少くし、競馬の経営に支障を来す事態が起るに至りました。而してそのよつて来たるところは控除率が過大であるごとに基くものと考えられるのであります。即ち競馬における控除率は、売得金に対するものと、拂戻金に対するものとを合……

第12回国会 参議院本会議 第20号(1951/11/18、2期、日本社会党第二控室(左))

○岡田宗司君 私は日本社会党を代表いたしまして、(「どつちだ」と呼ぶ者あり)平和條約並びに日米安全保障條約に反対するものであります。(拍手)  今回調印されました平和條約は、その起草者であるダレス氏の言葉を借りれば、和解と信頼の條約であり、史上稀に見る寛大な條約として吉田全権は欣然これを受諾調印されたのであります。(「それは当り前だ」と呼ぶ者あり)併し、果してこれは、真に和解と信頼の條約であり、(「その通り」と呼ぶ者あり)史上稀に見る寛大なる條約と言えるものでありましようか。(「ある」と呼ぶ者あり)又我々はこれを喜んで承認することができるものでありましようか。(「ある」と呼ぶ者あり)由来、平和……

第13回国会 参議院本会議 第18号(1952/02/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、昨日調印され、公表されました日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定に関し、政府に対してその内容の重要なる諸点につき若干質問いたしたいのであります。  我々は安保條約第三條に基いて締結される行政協定の内容が日本にとつて如何なる意義を有するものであるかについては、すでにこの條約の締結当時大体想像されておつたところでありますが、昨日発表された行政協定の全文を読んで、我々はこの協定が如何に日本の主権を著しく傷つけ、日本の独立を妨げ、従属国たらしめた屈辱的なものであるかを知つたのであります。(拍手、「そうそう」と呼ぶ者あり)……

第13回国会 参議院本会議 第34号(1952/04/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、ポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く外務省関係諸命令の措置に関する法律案並びに外国人登録法案に対しまして反対をするものであります。  平和條約の効力発生に伴い、どうやら形だけでも独立国となりました以上、外国人の出入国並びに登録に関する法律が整備されることはもとより当然のことでありますが、この二つの法律案は、單なる外国人の出入国の管理登録に関して技術的な規定をしておるだけではなく、今日の日本にとりまして極めて重要な内政上の問題、国際的な関係の問題に触れておる点があるのであります。問題は昭和二十年九月二日以前から引続き日本に在留……

第13回国会 参議院本会議 第56号(1952/06/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 只今木村君の質問に対しまする赤木君の答弁は食い違つている点があるので、これは明らかにしなければならん点であります。従いまして、右につきまして、この場において速記録をお読みになつて頂きたいことの動議を提出いたします。

第13回国会 参議院本会議 第62号(1952/07/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 採決は定足数があつて、本会議が成立をして初めでできるのであります。数がございません。
【次の発言】 それでは私の一身上の弁明をいたします。
【次の発言】(続) 溝淵君から私どもを懲罰することになりました。(「当然懲罰だ」と呼ぶ者あり)そうして溝淵君がいわゆる起訴状をお読みになつたのであります。これによりますというと、私どもは演壇を占拠して、(「図々しいね、実際」と呼ぶ者あり)或いは暴力を振つた、或いは公務執行を妨害した、いろいろ言われておるのであります。(「恐れ入つたか」と呼ぶ者あり)この一体原因を溝淵君はどう解明しておられるか、一向原因にはお触れになつておりません。併し私は原因……

第13回国会 参議院本会議 第63号(1952/07/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、インドとの平和條約の承認に賛成するものであります。(拍手)  昨年九月サンフランシスコにおきまして対日中和会議が開かれましたとき、インドはアメリカの招請を断りましてこの会議に出席しなかつたのであります。そうして本年四月二十八日に対日平和條約の効力が発生いたしますと同時に、日本に対しまして戰争終結宣言を発し、その後極めて短時日のうちに、この條約を日本との間に成立せしめたのであります。インドが会議に参加するのを断つたときに、吉田首相やここにおられますところの岡崎当時の国務大臣らは、インドのこの態度に対しまして遺憾の意を表しておりました。インド……

第15回国会 参議院本会議 第9号(1952/12/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私はこの際、鹿地亘君の拘禁問題に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私はここに、最近社会の耳目を動させたアメリカ軍による鹿地亘君の不法逮捕並びに監禁事件につきまして、政府に対して以下数点に亘つて政府の所信を質したいと存ずる次第でございます。  数奇の運命に弄ばれました鹿地亘君は、在学時代、私も彼と共に学生運動を一緒にやつておりました。その後、絶えて久しく会わず、二十数年ぶりで昨夜我が党の代議士猪俣浩三君の宅におきまして彼と会い、本件の真相の一端に触れることを得たのでございますが、私が今ここに彼の身辺に起りました事件を取上げて国会の問題といたしますことは、誠に奇し……

第15回国会 参議院本会議 第16号(1952/12/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、日本国とアメリカ合衆国との間の船舶貸借協定の締結について承認を求める件について応対するものであります。  政府は、昭和二十七年四月二十四日に、外務大臣吉田茂氏より連合国最高司令官リッジウエー大将宛の書簡を以ちまして、アメリカ政府に対して最少限十隻のフリゲート艦、五十隻の上陸用支援艇を日本国政府に貸与することを要請したのであります。アメリカ合衆国は、この要請に応じて日本に対して、フリゲート艦十八隻、上陸用支援艇五十隻を日本に貸与することに決し、日本国政府に対して或る種海軍パトロール鰻艇を貸す権限を与える法舘案を合衆国議会に提出し、七月八日、……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 参議院本会議 第7号(1953/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私はこの際、内灘及び浅間山麓等演習地に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私はここに、内灘の試射場そのほか浅間山麓、妙義山麓等、アメリカ軍の演習地の問題につきまして、政府に緊急質問をいたします。  昨年の秋、アメリカ軍当局の要求によりまして石川県河北郡内灘村に試射場を設置しようといたしました際に、地元村民を初め石川県民の間に、これに対しまして激しい反対運動が起つたのであります。政府は反対運動の猛烈なのに慌てまして、同県出身の国務大臣林屋亀次郎君を派遣いたしまして、反対者を慰撫し、地元村民に設置を納得させようとしたのであります。その際、林屋氏は、閣議の決定に基きま……

第16回国会 参議院本会議 第19号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案は、我が国経済の特質と実態に即応するために提案されたものであるとの説明でありますが、この改正は、日本経済のあり方にとつて、又将来の発展にとつて、重大な意義を持つ改正であると言わなければならないのであります。戦前我が国には、カルテルやトラストを禁止する法律もなければ、持株会社を禁止し、三井、三菱、住友その他のいわゆる財閥の形式を阻止する法律もなかつたのであります。そうして、カルテル、トラスト、持株会社、コンツエルン等が、なに憚るところなく組織され、大手を振つて自由に活動し、その強大な経済力を用いて競争者を抑え、これを……

第16回国会 参議院本会議 第35号(1953/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私は社会党第四控室を代表しまして、只今議題となつております私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案に反対するものであります。  本改正法律案の要旨は、提案理由並びに委員長報告に述べられておりますように、第一に、不況に対処するために企業がカルテルを形成すること、又、企業の合理化を促進するためにカルテルを形成することを容認し、第二に不当な事業能力の較差の排除の規定を削除いたしまして、大資本がその他を圧倒するがごとき事業能力を以て業界を支配することを禁じ、その事業者に対して、常業施設その他の必要な措置を講じて、大企業が独占的支配力をふるうことを抑制しようとした……

第19回国会 参議院本会議 第24号(1954/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 議事進行について発言を求めます。
【次の発言】 本日第三次補正予算の上程の日に当りまして、当然従来の慣例によりますれば、総理が出席をしなければならないのでございます。然るに本日総理は出席をしておらない。昨日緒方副総理は、大磯に赴かれまして、そうして総理の出席を促されたようでございますが、併し本日はついにお見えにならないのであります。第一次吉田内閣が成立しましてから、かなりの歳月が経つております。そうしてその間、国会の会期の長い短いにかかわりませず、随分重ねて参つたのでございますが、その間或いは委員会に、或いは本会議に、総理が出席をしませんがために議事に渋滞を来たしましたとしばしば……

第22回国会 参議院本会議 第16号(1955/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 今回、政府が松本全権をロンドンに派遣いたしまして、日ソ国交回復のために交渉を開始しようという措置をとられたことに対しましては、かねがね日ソの国交回復が急務であることを主張して参りましたわが党といたしましては、これを心から歓迎するものであります。(拍手)それと同時に、日本政府が自主独立の立場からいたしまして、あるいは起るかもしれない第三国の干渉、圧迫等を排しまして、すみやかに交渉の円満妥結をはかり、もって両国の国交回復が世界の緊張を緩和し、自由、共産両陣営の共存に資し、ひいては世界平和の確立を促進することに大いなる貢献をなすことを期待しておるのであります。かかる見地からいたしまして……

第22回国会 参議院本会議 第38号(1955/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私は、この際ジュネーヴにおける四巨頭会談に対する日本政府の態度に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 去る十八日から、ジュネーヴにおきまして米ソ英仏最高首脳者会談が開かれておるのであります。この会談はポツダム会談以降のことでございまして、非常に画期的なことであると思うのでございますが、東西の緊張の緩和に対しまして、多大の貢献をいたすであろうということは世界全体が認めておるところでございます。従って世界は、この会議を注視いたしまして、その成果に多大の期待をかけておるわけでございます。この会議におきまして、東洋の問題は直接議題とはなっておりません。しかしこの会議の成り……

第23回国会 参議院本会議 第3号(1955/12/03、3期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は日本社会党を代表して、鳩山総理並びに閣僚諸君に対しまして、次の諸点について質問をいたします。  本年二月の総選挙のあと、第二次鳩山内閣が成立したのでありますがこれは衆議院において過半数を占めず、参議院におきましては、わずか二十数名の勢力しか持たない民主党を土台とするもので弱体な内閣でありました。しかも内外にわたる失政のゆえに、わが党は鳩山内閣の退陣を求めて参ったのでありますが、この内閣は本国会において危機に直面せざるを得なかったのであります。この形勢を憂慮し、また社会党の合同に刺激されまして、十一月中旬、にわかに自民両党の合同が行われ、第三次鳩山内閣はこの合同政党を土台にして……

第24回国会 参議院本会議 第5号(1956/01/31、3期、日本社会党)

○岡田宗司君 去る二十八日わが国、民主政治発展のため力を尽されました衆議院議員緒方竹虎君が逝去されました。まことに痛惜哀悼の至りにたえません。つきましては、この際、参議院は同君に対し院議をもって弔詞を贈ることとし、なお弔詞文は議長に一件することの動議を提出いたします。(拍手)


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 参議院本会議 第5号(1956/11/17、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 鳩山総理大臣は、国会が日ソ共同宣言を承認したのちに引退すると言明されておりますけれども、他方にまた、後継総裁がきまっておらないということを理由に、鳩山総理の居すわりを策しておる者もあると言われておるのであります。総理は一体、いつ引退を表明し、これを実現するつもりであるかを、まず第一にお伺いしたいのであります。それは臨時国会の開催中に行うつもりであるか、そして次の首班指名をこの国会中に行うつもりであるかどうか、それとも臨時国会終了後辞職をして、首班指名を次の国会の劈頭に行うことを予定しておるかどうかを、まずお伺いしたいのであります。  昨年の秋、両派社会党の合同と、それに刺激されま……

第27回国会 参議院本会議 第2号(1957/11/02、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は、日本社会党を代表いたしまして、昨日の岸総理の施政方針演説につきまして、若干の質問をいたしたいと存ずるのであります。  十月四日、ソ連において打ち上げられました人工衛星は、全世界に異常なセンセーションを巻き起し、ことにアメリカを先頭といたします自由国家群に激しいショックを与えたのであります。この人工衛星は、今も地球のまわりを、われわれの頭上を、驚くべきスピードをもって飛び続けておるのであります。人工衛星の成功は、科学の発展の上においてエポックを画するものであり、人類に対して偉大なる貢献をなすものであることは疑いをいれません。だが、このことは、科学と技術の面においてエポックを画……

第30回国会 参議院本会議 第6号(1958/10/17、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいまの岸総理の会見に関する弁明について、若干の質問を行いたいと思います。  岸総理とアメリカのNBC放送の記者セシル・ブラウン氏とのインタービューの全米向け放送につきまして、ただいま総理よりいろいろと釈明がございましたが、これをそのまま受け取って納得して、この問題を不問に付するわけには参らないのでございます。多くの国民諸君も、これと同じ趣旨の総理の談話をすでに新聞で読み、あるいはラジオで聞いておりましても、それをそのまま信じて、釈然とすることはないと私は断言することができるのであります。事の真相を明らかにするために、以下の私の質問に対しまし……


6期(1962/07/01〜)

第43回国会 参議院本会議 第11号(1963/02/27、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は日本社会党を代表して、最近の混乱をきわめている韓国の政情と、日韓会談の前途について、総理並びに外相に対し、以下数点にわたって質問するものであります。  まず第一に、最近の韓国の政情の動揺と混乱の原因と見通しについて、総理の、国民を納得させることのできるような、はっきりした見解を伺いたいのであります。  総理並びに外相は、現朴政権が強力な安定政権であり、今度こそこの政権との間に、両国間に横たわる諸懸案を解決して、日韓両国の国交の正常化を達成できるという評価と確信をもって、会談を積極的に押し進めてきたのであります。  政府は、韓国において、軍政から民政への移行が行なわれないうちに……

第43回国会 参議院本会議 第29号(1963/06/29、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は成規の賛成者を得まして、ここに、議長重宗雄三君の不信任決議案を提出するものであります。  まず、決議案の本文並びにその理由を朗読いたします。   以上が決議案の本文並びにその理由でございます。(拍手)  私は、この不信任決議案につきまして、さらに、これを提出するに至らなければならなかった理由等につきまして、少しくここに述べたいと存ずるのであります。  議長重宗雄三君は、明治二十七年二月山口県岩国市岩国に生まれ、東京工業大学附属工業高等学校電気科を卒業され、大正八年五月渡米、欧米各国の工業界を視察し、大正十年帰朝されたのであります。そして、福島県棚倉電気株式会社、特許権保有株式……

第46回国会 参議院本会議 第7号(1964/02/14、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は日本社会党を代表して、ただいま外務大臣より提案理由を説明せられました「経済協力開発機構条約の締結について承認を求めるの件」に関して、ここに政府に対し若干の質問をいたす次第であります。  わが国がOECDに加盟いたしますことは、貿易の自由化、IMF八条国への移行と相まって、いわゆる開放経済体制への移行を、一〇〇%とはいかないまでも、ほぼ完了することを意味するものであります。これは日本経済にとりまして一つのエポックを画するものと言わなければなりません。この条約の目的である、(一)加盟諸国の経済の高度成長の促進と、その国民の経済的及び社会的福祉の向上、これらの国の能力及び潜在力の一……

第46回国会 参議院本会議 第16号(1964/04/08、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は日本社会党を代表して、去る五日、町田市において起こりました米軍飛行機の墜落事故の件について、ここに政府に対しまして質問する次第でございますが、質問に先き立ちまして、不慮の災害にあい、尊い生命を一瞬のうちに奪われました四名の方々に、つつしんで哀悼の意を表するとともに、重軽傷を負われまして、いまなお病院にて治療を受けつつある二十六名の方々に、心からお見舞いを申し上げ、一日も早く全快されることをお祈りする次第でございます。(拍手)  今回の町田市繁華街への米軍機の墜落事故は、非常な椿事として社会の耳目を聳動させたのでございますが、かような事件は今回初めてのことではなく、三十八年五月……


7期(1965/07/04〜)

第50回国会 参議院本会議 第14号(1965/12/11、7期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は、日本社会党を代表して、日韓関係の条約、協定等に対しまして、反対的立場から討論を行なうものでございます。さきに同僚議員羽生三七君から、本条約等に対しまして、国際政局の見地から反対論を述べられましたが、私は、ここに重複を避け、条約、協定等の内容につき反対せざるを得ない点を指摘いたしまして、討論を展開したいと存ずる次第でございます。  第一に反対する理由は、この条約、協定は、その締結され調印されたときから、日本側と韓国側の政府の間に、条文に対する解釈がまっこうから対立しているという点でございます。佐藤総理、椎名外相の答弁によれば、たとえ解釈が違っていても、条約、協定の諸条項の文章……

第52回国会 参議院本会議 第4号(1966/07/18、7期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は、ただいま議題となっております「アジア開発銀行を設立する協定の締結について承認を求めるの件」に対し、日本社会党を代表して、遺憾ながら、ここに反対討論を行なうものでございます。  今日、世界は、少数のいわゆる先進国と、多数の後進国もしくは発展途上にある国々とに分かれているのであります。これらの国々の多くは、第二次世界戦争後、植民地から脱して、独立国となったばかりの新興国家であります。アジア、中近東、アフリカ、ラテン・アメリカにまたがる新旧の後進国は、それぞれその国の経済開発をはかり、国民の生活水準の引き上げのために大いに努力をしているのでありますが、国内政治の不安定、国際関係か……

第55回国会 参議院本会議 第20号(1967/06/28、7期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は、日本社会党を代表して、わが国の外交に関する若干の問題につきまして、総理並びに外務大臣に対し、その所信をただそうとするものであります。  去る二十三、二十五、両日、アメリカのグラスボロにおきまして、前後十時間にわたる米ソ両国首脳の会談が行なわれたのであります。この会談において論議された中東戦争、核拡散防止協定、核軍縮、ベトナム戦争等の問題の具体的な解決に到達するには至らなかったのでありますが、ベトナム戦争、中東戦争によって断ち切られたかと思われた平和共存路線が、ともかく両国首脳の努力によりまして維持され、さらに切り開かれていく見通しが与えられたことは、全世界のほとんどの国及び……

第57回国会 参議院本会議 第3号(1967/12/08、7期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は、日本社会党を代表して、佐藤総理の所信表明演説に対し、質問を行なわんとするものであります。与えられた時間が短いので、内政、経済等の問題は同僚小林議員に譲り、私は佐藤・ジョンソン会談の結果、発表されました共同声明に盛られている沖縄・小笠原返還の問題並びにそれに関連する外交、防衛の問題に限定して、質問いたしたいと存じます。  総理は、ジョンソン大統領との会談を終え、共同声明を発表して意気揚々と帰国されたのであります。しかし、実際には、今回の訪米の最大の焦点となっていた沖縄の返還については、「総理大臣は、両国政府がここ両三年内に双方の満足し得る返還の時期につき合意すべきであることを……


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データ更新日:2022/12/09

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