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栗山良夫 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

栗山良夫[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧質問主意書

栗山良夫参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

在籍期
発言
文字数
議会役職
政府役職



22回
74891文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

12回
48477文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

7回
41471文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

2回
10572文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

2回
15420文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字



参議院在籍時通算
45回
190831文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 参議院本会議 第14号(1947/07/09、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 片山内閣が盲政治の打破の一方便として経済危局の実相を発表せられましたことにつきましては、一應敬意を表しまするけれども、併しこの問題をめぐりまして、現在輿論は大勢悲観説に傾いておるのであります。而も賃金の釘付け、マル公價格の大幅引上げによりまして、勤労階級は明日の生活の戰慄すべき状態を思い、今日只今この議場の討論よりも、より眞劍な、より現実的な討論が、全國の勤労階級において巻き起されておることを、我々は知らなければならんのであります。(拍手)私共はこの労働者の、勤労者の不安を一掃するためにも、この不安の根抵をこの機会を通じて一掃すべく努力をしなければならんと思うのでありまするが、既……

第1回国会 参議院本会議 第56号(1947/11/24、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は極めて抽象的ではございまするが、中小企業の振興に関する根本的な問題の二三に触れまして意見を申述べたいと存ずるのでございます。先程來同僚議員の方が三点から中小企業の振興に対しましてその必要性をお述べになりましたが、中小企業振興の問題は、ただ單に中小企業自体の問題でありまするのみならず、大企業との有機的な関連性におきまして、或いは封建的な日本企業の民主的脱皮への先駆的な役割におきまして、戰後の日本産業の再建に決定的な影響を持ちますところの極めて重要な問題であると思うのであります。なかんずく最近におきますところの中小企業問題の取上げ方は、現下我が國産業の構成上に占める比率の圧倒的優……

第1回国会 参議院本会議 第62号(1947/12/05、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は無所属懇談会を代表いたしまして本決議案に賛成いたす者であります。綜合燃料及び電力の危機は遂に未曾有の最悪段階に突入いたしました。この恐るべき破局的段階の実態に関しましては今更喋々する迄もないのでありまして、先程來同僚諸君がお述べになつた通りであります。晝と夜とを問わず、又家庭と企業との別なく、國民が挙つてあげておりますところのあの悲痛な叫び声で十分でありましよう。從いまして、只今なすべきことは、この危機の実態を云々しておるのではなくて、この危機をどうして克服するか。これをどのような手段と方法によつて打開するか。この点を集中的に究明いたしまして、且つ積極的に実行することだけであ……

第2回国会 参議院本会議 第22号(1948/03/24、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は総理並びに大蔵大臣、商工大臣、文部大臣、更に安定本部の長官、こういう方に是非共御出席願いたいと思うのであります。(拍手)
【次の発言】 全部都合を伺いたいです。
【次の発言】 私は無所属懇談会を代表いたしまして、政治信念及び施政方針に関して、芦田首相並びに関係大臣の所信を承わりたいのであります。  民主党が片山内閣において演ぜられた役割及び今回の組閣の経過からいししまして、芦田内閣の性格はすで明瞭であります。賢明なる國民は、片山内閣を片山民主党内閣と批評いたしましたが、今こそ正眞正銘の芦田民主党内閣が生れたものと國民は理解いたしております。芦田首相の任務は、実に重大であります……

第2回国会 参議院本会議 第42号(1948/05/31、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は只今上程せられましたる政府職員の新給與実施に関する法律案に対しまして、政治の信用並びに労働平和、こういう観点からいたしまして、残念ながら反対せざるを得ないのであります。只今我が國を蔽つておりまするところの各方面の危機、即ち不安を一掃することが一日も早からんことを國民は待ち焦がれております。政府の責任ある強力政治によりまして、この危機が終熄せしめられることを要請しております。然るに政府の樂観的な見通しにも拘わらず、ますます深刻化する國民大衆への現実的不安の圧迫は、各方面に好ましからざる紛議を釀成いたしております。これは政府の政策の貧困と弱体からする当然の結果でありましようが、分……

第2回国会 参議院本会議 第49号(1948/06/12、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 二十三年度の予算の不健全性に対しましては、すでに同僚議員諸君によつて鋭く指摘せられた通りであります。國民大衆はこの不健全性が示すところの、物價の改訂から中間安定へと貫かれておりますところの、我が國経済安定の構想が、結局インフレの高進による大衆生活の破滅を意味しておるものとして、一大恐怖感に襲われておるのであります。若しこの予算がこのまま決定されましようか、今まで馬鹿を見て参りました正直者の生きる権利を主張する声と行動とは、 必ずや日本國内に溢れ一大社会不安を醸成するであろうと予断せざるを得ないのであります。私はかかる予算の提出を心から悲しみますると共に、この憂慮すべき事態を回避す……

第2回国会 参議院本会議 第51号(1948/06/19、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 只今議題と相成りました両院法規委員会の委員の補欠選挙は、本院規則第二百四十八條第三項によりまして、選挙の手続きを省略し、その選任を議長に一任するの動議を提出いたします。

第2回国会 参議院本会議 第57号(1948/07/01、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は只今上程せられましたる製造たばこの定價の決定又は改定に関する法律案に対しまして、反対の止むなきに立ち至りましたことを甚だ遺憾に存ずるものであります。私は過日本議場におきまして、たばこ「新生」の値下げに対し反対をいたしました。今日まで明らかにする機会を得ませんでしたが、私の反対の理由は、質の伴わない不当價格に対する國民の不信を富くじによる射倖心によつて取戻さんといたしまして、これに失敗するや、遂にあの暴挙に近い値下げを断行せられんとしたからであつたのであります。官業こそ民間産業道徳の確立に範を垂れるべきであると確信いたすのでありまするが、政府がこの重要な使命を忘れ、財源を大衆に……

第4回国会 参議院本会議 第5号(1948/12/07、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 終戰後三年有半、(「簡單簡單」と呼ぶ者あり)私共は、日本の一民主的の再建のために、(「それば質問演説か」と呼ぶ者あり)國内を纏め、更に国際的信用を高めるために、偉大なる努力を拂つて来ておるのであります。(「その通り」と呼ぶ者あり)然るにこの三年有余を経ました今日、ここに、日本民主再建の先頭を切つて進むと数日前にこの本会議場でその意思を明らかにせられました吉田首相みずからが、明治憲法の流れを汲むところの日本帝國なる言葉を本会議場において述べられましたことは、私は愕然たらざるを得ないのであります。(「その通り」と呼ぶ者あり、拍手)これは即ち日本國民の民主的再建の方向を誤またせるばかり……

第4回国会 参議院本会議 第19号(1948/12/22、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は製造煙草の價格改定へ即ち煙草の値上げに対しましては、今年七月二日の本議場において大衆課税的な値上げに反対するということ、購買力の限界を超えるごときこの煙草の値上げに反対であるということ、特に國家財政の四分の一にも相当するところの巨額の税收を一製造煙草に求むるがごときは全く不見識極まるものであるという論点に立ちまして、反対の意思を表明いたしたのであります。この反対は單なる煙草の値上げということのみではないのでありまして、今國民を苦しめつつありまするところの大衆課税反対の一環として私は主張をいたしたのであります。この主張に対しまして、僅か半歳を出でない今日、私共が当時主張をいたし……

第5回国会 参議院本会議 第5号(1949/03/30、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は只今上程せられました石炭鉱業等の損失の補てんに関する法律案に対しまして、少数意見として反対をいたすものであります。  反対の第一点は、石炭鉱業並びに電氣事業に対する國家管理の拙劣なる点であります。今日これらの企業は経営不振の極にあると言われております。が、その最大原因は、政府の價格政策の拙劣さから來たものか、或いは企業経営の放漫から來たものであります。然るに政府はこの重要な点に対しまして、徹底した分析と迅速な措置を講ずることを怠りまして、当然生れ出るべくして生れました損失に対して、最も容易な方法を以て局面を糊塗せんとすることは全く了解に苦しむものであります。(「その通り」と呼……

第5回国会 参議院本会議 第28号(1949/05/16、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は本決議案に心から賛成をいたします。私は昨年十二月未曾有の電力飢饉に際会して行われました危機突破に関する本院決議に当りまして、本議場を通じて賛成の意を表明いたしましたが、あのときと異なつた心境を以て、より眞劍に、より強力に、本決議案に全面的に賛成いたすものであります。特に賛成の要点二三を挙げたいと思います。  決議案の主文にありまするように、生産の増強には先ず以て豊富なる電力の確保が絶対要件であります。どれ程豊かな資金と資材とが用意せられましようとも、近代工業におきましては、瞬時と雖も電力の送電なくしては操業を続け得ないのであります。産業の合理化は生産性の高揚が基本でありまして……

第5回国会 参議院本会議 第29号(1949/05/18、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 本員はこの際、過度経済力集中力排除法に基く東京芝浦電氣株式会社の再編成に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 持株整理委員会は、過度経済力集中排除法及び同法手続規則に基きまして、昭和二十四年二月十九日、東京芝浦電氣持株式会社の再編成計画に関する決定指令案を公示せられたのであります。同指令案の要旨は、第一点、東芝は過度の経済力の集中であるということ、第二点、東芝は占領軍が必要とする設備、機械及び工器具を除いた二十八工場(從業員約七千名)を処分しなければならないということ、第三点、東芝は東芝車輌株式会社と合併する目的を以て、現在委員会の所有する東芝車輌株式会社の持株を……

第5回国会 参議院本会議 第31号(1949/05/22、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 議事進行について……動議を……
【次の発言】 (「妨害しちやいかん」「冷靜にやれ」と呼ぶ者あり)日本の労働組合は、終戰後日本の封建的な殻を打破るべく、民主主義の確立のために誠心誠意今日までやつて來たのである。(「そうだ」「その通りだ」と呼ぶ者あり)そうして、而もこの民主主義勢力を根柢から覆えすために(「発言を許すとは怪しからん」と呼ぶ者あり)この労組合の改惡を今行おうとしておる。その賛成演説において田村文吉君は、終戰後の(「はつきりしない」と呼ぶ者あり)この重大なる労働組合の運動に対して、武力の行使であると、この壇上で叫んだ。(「何を言つてるんだ」と呼ぶ者あり)田村文吉君のこの暴……

第5回国会 参議院本会議 第32号(1949/05/23、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は只今上程になりました臨時鉄くず資源回收法案に対しまして、極めて簡單に反対の意見を申述べたいと思うのであります。  先ず第一点は、この法案が戰時中の総動員法の匂いがぷんぷんするということであります。憲法の第二十九條には「財産権は、これを侵してはならない」とはつきり書いてあります。然るにいろいろと中に法案の立法上の綾がございますけれども、流れておる根本精神はこれを見逃すことができないという点であります。次に政府の説明によりますと、本年度の鉄鋼計画生産のために、くず鉄のいろいろ回收計画がありますが、その中で本法案によつて回收せんとするくず鉄は四十万トンであると説明をせられたのであり……

第5回国会 参議院本会議 第34号(1949/05/25、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は一昨日以來の参議院のこの混乱に対して、極めて遺憾の意を國民の一人として表したいのであります。私は参議院が……、もう少し眞劍に聽くように注意して下さい。(「笑わせるな」と呼ぶ者あり)笑わせるなとは何だ……。私はこの混乱の最も大きな、最大の責任を果さなければならない人は、参議院議長松平恒雄君であると思うのであります。それは國会法の第十九條に「各議院の議長は、その議院の秩序を保持し、議事を整理し、議院の事務を監督し、議院を代表する」。と明確に示されておるのであります。私共は個人松平恒雄君の御立派な方であることについては、一言の異議もないのであります。併し参議院議員といたしまして、参……

第6回国会 参議院本会議 第4号(1949/10/31、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 本員はこの際、電力の緊急停電について緊急質問するの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今、又停電かという声が国民の各層に行き渡つております。家庭におきましては、最も夕食の団欒川に電気が消えてこの声が起り、商店街におきましては、価格の下落と売行の不振を時間的に何とかして挽回しようとする商人の努力が停電によつて殺がれておる。工場におきまして又然りであります。農村におきましては、秋の脱穀調製期に入るに先立ちまして、夕食の最も重要な時期に停電が続出しておるのであります。こういうような重要な社会問題でありまするが故に、最近の新聞の取り上げ方を御覧になれば直ちにお分りになると思うのであり……

第7回国会 参議院本会議 第3号(1949/12/14、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 只今議題となりました仲裁裁定に基く給與支給に関する決議案につきまして、発議者を代表いたしましてその提案の趣旨を御説明申上げます。本決議案は発議に先立ち、各派の間におきまして十分な連絡検討を行いました上、各派共同提案によりまして今日発議に及んだ次第でございます。先ず決議案を朗読いたします。    仲裁裁定に基く給與支給に関する決議   政府は公共企業体仲裁委員会の裁定を尊重し、速かに必要な措置を講ずべきである。   右決議する。  寒風をつきまして全国三十六支部百余名に達した国鉄職員のハンストによりまする仲裁委員会の裁定即時履行の運動は、今や重大な社会問題となりまして、国民の深い関……

第7回国会 参議院本会議 第5号(1949/12/17、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 本員はこの際、電力料金値上げに関する緊急質問をすることの動議を提出いたします。
【次の発言】 首相の出席を要求いたします。
【次の発言】 来られるわけですか。
【次の発言】 政府が去る十二月十三日告示を以て発表いたしました電力料金の値上は、電気事業の運営に画期的な将来を與えたばかりではなく、経済界或いは家庭生活に深刻なる影響を與えるものでありますから、以下八点に亙りまして私は首相並びに関係大臣の所信を伺いたいのであります。時間に制限がありますので簡單率直に質問の要点を述べるに止めまするが、詳細はすでに係官を通じてお伝えいたしてありますから、何とぞ明確にお答えを願います。  質問の……

第7回国会 参議院本会議 第26号(1950/03/10、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 本員はこの際、電産争議とゼネスト問題に関する緊急質問をすることの動機を提出いたします。
【次の発言】 私はこれから電産争議とゼネスト問題につきまして、緊急な要点について質問をいたしたいと存じます。  去る六日、増田官房長官が新聞記者団との会見におきまして、「重要産業のストライキは單産のストライキと雖もこれをゼネストとみなして、マツカーサー元帥の二月一日ゼネスト禁止命令違反として取締る」ということを言明せられましたが、この言明に対しまして、昨日吉田首相は衆議院の予算委員会におきまして特に発言を求められて、長官の言明と全く同意見であるということを述べられております。従いましてこの言明……

第7回国会 参議院本会議 第36号(1950/04/01、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 一般職の職員の給與に関する法律案が昨日の衆議院本会議において廃案と相成りました。それから以後において政府並びに自由党がとりましたところの態度につきましては、私が今ここで喋々繰返す必要もなく、議員諸君がよく御承知の通りであります。私は日本社会党を代表いたしまして、従来も私共が指摘しておりましたが、更にその度を早め、幅を深めまして、與党の多数の横暴を以て権威と神聖を誇るべき国会に対して極めて非民主的に態度をとらんとする現政府に対しまして、強い反省を要求いたしますると共に、深き国民的な憤りを以ちましてこの法案に絶対反対にいたすものであります。(拍手)  先程、本日の東京の夕刊紙に報ぜら……

第7回国会 参議院本会議 第44号(1950/04/22、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 電力事業の再編成に関しまする政府提案に対する質問が佐々木君並びに門屋君から行われましたのでございますが、私はこの問題につきまして、尚両者の質問の中で重要な点で回答が不十分であると考えまする点、並びに更に他の観点に立ちまして、数点に亘つて質問を申上げたいと思うのであります。  先ず第一に、先程愼重審議論が出ておりますが、私はこの重要な法案が、とにかく私共自身が愼重審議の態度を今日まで持しておつたのでございますけれども、遂に四月の下旬になつて提案せられました。そうして而もその法案が謄写版刷で議員に配付されるということに至りましては、全く了解に苦しむわけであります。この法案は仮に謄写版……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 参議院本会議 第8号(1950/07/24、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 前国会において、電気事業再編成の問題、電源開発の問題、電力料金の問題等につきまして調査研究をいたしまするために、特別委員会が設けられましたが、今期国会におきましても引続き電力問題に関する調査のため、三十名よりなる特別委員会を設置せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今上程せられました電源開発に対する対日援助見返資金融資の促進に関する決議案につきまして、発議者の一人といたしまして簡單に提案の理由を説明いたします。  先ず決議案を朗読いたします。   電源開発に対する対日援助見返資金融資の促進に関する決議案   わが国の電力事情が産業の再建に重大な支障を與えている事実……

第8回国会 参議院本会議 第12号(1950/07/31、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 只今議題となりました請願五件、陳情一件、合計六件につきまして、電力問題に関する特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告申上げます。  請願第百六十七号、山口県長門峡水力発電所新設等に関する請願、及び請願第二百五十号、岩手山麓電源開発事業促進に関する請願、並びに陳情第十二号、島根県吾郷村に明塚発電所建設に関する陳情、以上三件はいずれも当該地区の電力不足緩和のために要望したものでございます。  次に請願第百七十三号、農業用灌漑排水機電力料金助成は関する請願、及び請願第三百六十四号、農業用灌漑排水機電力料金軽減等に関する請願の二件は、大体同趣旨のものでございまして、昨年の電……

第10回国会 参議院本会議 第31号(1951/03/27、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 只今提案に相成りました電気事業再編成の実施に関する決議案につきまして、我が日本の社会党は全面的に、積極的に、且つ強力に賛成の意を明らかにいたすものであります。  本日この重要なる会議に、公益事業委員会から一人も出席に相成つていないことは、極めて遺憾であると申さなければなりません。(「その通り」と呼ぶ者あり)如何なる事情があるかは存じませんけれども、本院は決して醉狂で決議案を上程いたしておるのではございません。紛糾に紛糾を重ねたこの重要問題も、参議院における十数回に亘りまするところの会議において公益委員会の諸君の発言は、聽聞会の結果によりまして善処をいたしたいという含みある発言が最……

第10回国会 参議院本会議 第35号(1951/03/31、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 日本社会党は只今提案されました決議案に対しまして賛成をいたすものでございます。  中小企業の金融難が依然として打開されないのは、本決議案の提案趣旨の弁明にもありましたように、政府資金の注入による中小企業金融の資金源が極めて乏しいこと及び中小企業金融を專門とする金融機関が手薄なところに問題があるのであります。長きに亘りまして且つ深刻な業界の熱望にもかかわらず、金融難の隘路の積極的打開が講じられない最大の原因は、我が国産業経済に占める中小企業の位置及び使命に関する基本的認識が欠けでおるところにあると確信いたすものであります。中小企業を昭和二十二年の事業所統計で見ますると、国内事業所総……

第12回国会 参議院本会議 第25号(1951/11/29、2期、日本社会党第二控室(左))

○栗山良夫君 只今議題となりました請願二十二件及び陳情五件について、電力問題に関する特別委員会における審議の結果を御報告申上げます。  請願第七百十六号、請願第七百五十二号、請願第八百五十二号、請願第八百八十五号、陳情第二十五号、陳情第九十三号、陳情第百七十一号、陳情第百七十二号及び陳情第九十四号は、全国的電力危機は、全産業は勿論、国民生活にも甚大な影響を及ぼしているから、火力用石炭及び重油の確保、電力ロスの軽減、電源開発工事の促進、地帯間電力融通の強化、使用制限の均等化等を図り、緊急にその打開策を講ぜられたいというのであります。  請願第千百六十四号は、公益事業委員会より発せられた通牒「渇水……

第13回国会 参議院本会議 第20号(1952/03/07、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 只今上程せられました企業合理化促進法案に対し、日本社会党第四控室は反対の態度を決定いたしました。  本法案は、御承知の通り、先ほど委員長の報告の中にありましたるがごとく、衆議院各派共同の議員提出法案でありまして、委員会の開催は九回、十六日の審議期間を経まして、昨年十二月十二日可決決定となつて本院に回付せられたものであります。本院におきましては、予備審査を含めまして実に委員会の開催二十回に及び、審議日数は百余日を以て愼重に審議せられたのであります。その結果、衆議院の審議では十分でなかつた本法案の性格の検討が完全に盡されたのであります。そして本法案の名称と内容には非常に食い違いのある……

第13回国会 参議院本会議 第47号(1952/06/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私はこの際、アジア貿易の促進に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私はこの機会に、アジア貿易の促進に関しまして首相以下関係大臣にその所信を伺いたいのであります。  戰後、貿易が不振になりますると、常に中共貿易促進の声が経済界に起つて参つたのでありますが、このたびは未だ曾つてない熱意を以て、或いは公々然と、或いは黙々と、各方面にその具体的促進の声が激しく起つておるのであります。このことは、貿易を以て国を立てようとした我が国が、世界的経済不況の余波を受けまして、貿易の規模はますます縮小され、又割高な輸入原料のために、事業そのものの危機に逢着せざるを得ないような、非常……

第13回国会 参議院本会議 第62号(1952/07/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私はやはり十七名のうちに加えられまして懲罰事犯の被疑者となつておりまするので、一応一身上の弁明をさせて頂きたいと思うのであります。  すでに先ほど来趣旨弁明の直後、各会派の代表が問題の焦点につきまして縷々質問をせられたのであります。又すでに八人の被疑者の人たから一身上の弁明が述べられまして、ほぼ問題の核心は明らかになつたのでありまするけれども、私はこれらの総括的な懲罰事犯として挙げられました中で、私自身にはどれが一応適用されるのかがわからないのであります。私はいろいろな問題がある。写真によつて現われておる点或いはその他の点について調べた、こういう工合に溝淵君はおつしやつたのであり……

第13回国会 参議院本会議 第64号(1952/07/07、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 電源開発促進法の原案及び両修正案に対しまして日本社会党第四控室を代表し、反対の意見を表明するものであります。  申すまでもなく、我が党は、第一国会以来、電力危機の打開を図り、電力を安定させるために真剣な努力を傾けて来たものであります。石炭、電力等のエネルギー資源を確保いたしますことは、我が国産業の発展のための優先的絶対條件でありますから、電力を安定させるために一刻も早く電源の開発を急がねばならないことは全国民の常識となつているのであります。そうして、この輿論を実現に移すための施策を進めます二とが私どもの重大なる使命であります。併しながら、この真剣な国民の要望に便乗いたしまして行う……

第15回国会 参議院本会議 第8号(1952/12/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私はこの際、中小企業年末金融に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、いよいよ師走を控えまして苦悶をいたしておりまする中小企業者の立場を代表いたしまして、年末金融に対する政府の積極的且つ具体的な施策が奈辺にありやをお伺いたしたいと思うのであります。  私は一昨日名古屋へ旅行をいたしたのでありますが、そのときガラス工業を営む一中小商工業者の社長が、十一月三十日を以てどうしても炉の火を落さなければならん窮境に追い込められて、四十名の従業員諸君の一斉餓首を断行せざるを得ないという窮境に立つた場面を拝見いたしたのであります。幸いにいたしまして、この企業は、部分品を供給……

第15回国会 参議院本会議 第11号(1952/12/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 日本社会党第四控室を代表いたしまして、私は只今上程せられましたる決議案に全面的に賛成をいたします。但し中小企業が年末を控えて今日の苦境に追い込められましたのは、従来、政府が中小企業に対する国家の決議等を軽視いたしましてその実行を怠つた結果でありまするので、この際、従来の非を改めて、本決議案を尊重して迅速に実行に移されんことを強く要望いたしまして、賛成をいたすものでございます。  参議院におきましては、第十二国会以来、連続して通商産業委員会の中に中小企業小委員会を設けまして、熱心に専門的な研究調査を続けております。又金融難の打開に関しましては、特に昨年三月三十一日及び十二月十五日の……

第15回国会 参議院本会議 第30号(1953/03/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私は日本経済の民主化という考え方からいたしまして、私的独占禁止法の改正に関する法律案につきまして、首相並びに各閣僚の所信を質すものでございます。特に通産大臣は、私の首相及び他の閣僚への質疑に対しまして、重ねて通産大臣としての所信を表明されたいことを要請申上げておきます。  先ず第一に首相にお尋ねいたしたいことは、この法律を占領政策の行過ぎ是正のために改正が必要であると考えておられるかどうかということであります。現行の私的独占禁止法は、申すまでもなく米国の反トラスト法の継承法でございます。米国は、自由人権宣言によつて国を建てまして以来、自由主義的資本主義経済によつて驚異的な発展を遂……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 参議院本会議 第23号(1953/07/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 先ず、只今議題となりました特需工場労働者等の地位改善に関する決議案文を朗読いたします。    特需工場労働者等の地位改善に関する決議   特需工場労働者及び駐留軍労働者は、所謂「人事条項」等により労働法の適用が事実上不明確になり、その地位は不安定であるが、労使関係における問題は、労使の完全な自主性により解決するのが妥当であるから、政府は、これが改善のため、速やかに適切な措置を講ず必要がある。   右決議する。  というのでございます。只今朗読いたしました決議案につきまして発議者を代表いたしまして私より提案の理由並びにその趣旨を御説明申上げます。  本決議案は、米軍から注文を受けて……

第16回国会 参議院本会議 第33号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 只今、議長より、電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案につき中間報告を求められましたので、労働委員会における今日までの審査の経過について御報告申上げます。  本法律案は、諸君が御承知の通り、第十五国会に前吉田内閣より提出され、衆議院におきまして、改進党提案により期限付立法とする旨の一部修正がなされた上、可決され、本院に送付されたのでありますが、本院におきまして審議中、衆議院の解散によつて審議未了となつたものであります。今国会に至り、改めて、前回衆議院におきまして修正可決された法律案と同一の内容の法律案が、去る六月十四日内閣より提出、即日衆議院労働委員会に付……

第16回国会 参議院本会議 第37号(1953/08/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 只今議題となりました請願、陳情の労働委員会におきまする審査の経過並びに結果を御報告申上げます。  請願第百九十五号、第千六十九号、第千四百五十二号、第千五百三十九号、第千八百七十八号、第二千六百七十八号、陳情第百八号、第百十一号、第百七十五号、第百八十九号等、請願六件、陳情四件は、いずれも失業対策事業の拡充強化、或いは失業対策事業就労労働者の就労条件の改善等を要請しておるのであります。請願第千六十八号、陳情第三百四十号は、けい肺法の制定せられんことを要請しておるのであります。請願第千五百四十号は、けい肺の療養補償期間の延長を要請しておるのであります。以上請願八件、陳情五件は、いず……

第17回国会 参議院本会議 第6号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 只今議題となりました請願の労働委員会におきまする審議の経過並びに結果を御報告いたします。  請願第九十号、身体障害者の完全雇ように関する請願は、結核回復者の就職、復職については、未だ社会は十分な理解がないため、療養者は前途に希望が持てないから、これら身体障害者に対し、国家的施策による完全雇用を実現することを要請しておるのであります。次に、請願第百七十五号、広島県呉地区英連邦軍関係日本人労務者の取扱に関する請願は、国連協定の締結時に、英連邦軍関係労務者の労務管理方式を、米国駐留軍労務者と同様、日本政府雇用とすること、及び雇用関係切替えの際にも全員引続き雇用を継続することを要請してお……

第18回国会 参議院本会議 第6号(1953/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 只今議題となりました陳情の労働委員会におきまする審議の経過並びに結果を御報告いたします。  日雇労務者の越年資金等に関する陳情は、本年の越年資金として一カ月分を支給すること、及び年末年始にかけて七日間の有給休暇を与えることを要請しておるのでありますが、要求の各条項に関してはなお慎重に検討を要する点もありますが、日雇労働者の生活の実情に鑑み、その待遇を改善することは妥当であると認めて、本陳情を採択し、議院の会議に付し、内閣に送付すべきものと決定いたしました。  以上御報告申上げます。

第19回国会 参議院本会議 第43号(1954/05/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 只今議題となりました労働基準法の一部を改正する法律案に関しまして法案の内容及び委員会における審議の経過と結果を御報告申上げます。  先ず、法案の内容について申上げますと、本法案は、労働基準法第五十二条の改正に関するものであります。即ち現行法の規定によりますと、一定の事業の使用者は、雇入の際及び定期に医師による労働者の健康診断を行わなくてはならないことになつておるのでありますが、本法案は、これら事業のうち、命令で定める一定の事業については、医師のほか、歯科医師による口腔内の健康診断を行わなくてはならないようにいたそうとするものであります。酸、燐、砒素その他の化学薬品、又は鉛、水銀そ……

第19回国会 参議院本会議 第55号(1954/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 只今議題となりました請願第二千六百二十六号、日雇労働者の福利厚生施設費国庫補助に関する請願につきまして、労働委員会におきまする審議の結果を御報告いたします。  本請願の趣旨は、使用者と働く者とが母体となり、日雇労働者の福利厚生を図ることを目的としまして、広島県日雇労務厚生会を設立し、所属会員は約一万二千名で、会費は、労務者が一名につき年額六十円、使用者はその所属する労務者一名につき年額二十円とし、県より年々四十五万円の助成金を受け、就業資金の貸付、興行入場料金の割引、理髪店経営、浴場料金の割引、通勤のための乗車料金の割引、災害弔慰金の交付、優良日雇労務者の表彰等を行なつております……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 参議院本会議 第12号(1956/12/07、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程せられておりまするいわゆるスト規制法に関する中間報告を求むる動議につきまして、心からなる憤りをもって反対の意思を表明いたしたいと思うのであります。(拍手)さらに、消極的に反対をいたすものではないのでありまして、皆様方の良識に訴え、参議院の良識をもって、この動議を何とぞ否決をせられるように心からこいねがいたいと思うものであります。(拍手)  私は、この動議がもしここで可決になりますれば、あれほど世論から悪評をこうむっておりますところのスト規制法の効力延長に関する議決の可決成立にそのまま通ずる道を開くものであると考えるからであります。従……

第29回国会 参議院本会議 第12号(1958/07/08、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、ただいま議題となりました経済基盤強化のための資金及び特別の法人の基金に関する法律案に対し、日本社会党を代表いたしまして、強く反対をいたすものであります。  以下、その理由をあげて、問題点を明確にいたしたいと思います。  まず第一に、この法案は、すでにその必要性を喪失いたしておるということであります。この法案に対する構想が、岸内閣の手によって決定せられましたのは、昨年秋のことであります。政府の財政経済政策の見通しの誤まりから、神武景気に酔いしれておりまする間に、急転して、国際収支のバランスが崩壊いたしましたその直後に、いわゆる経済引き締め政策の一環として取り上げられたことは、……


5期(1959/06/02〜)

第34回国会 参議院本会議 第21号(1960/05/13、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、日本社会党を代表しまして、ただいま議題となりました輸出入取引法の一部改正案につきまして、非常に強い不満を表明するものであります。そこで、わが党が不満とする理由をあげ、首相以下関係閣僚の反省を促しながら、その所信をただしたいと思うのであります。  まず第一に、本案は貿易の自由化に名をかりた独占禁止法の間接的骨抜き法であるということであります。現行の独占禁止法案は、申すまでもなく、戦時中の経済統制の弊害を除去し、また経済力の過度集中を排除して、日本経済を民主化する、言いかえれば、官僚及び大資本の経済支配の弊を改める目的のために、連合軍の指導によってきたものであります。しかも、今……

第36回国会 参議院本会議 第4号(1960/10/22、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はこの際、池田首相初め関係閣僚に対し、日本社会党を代表いたしまして、施政方針、特に政治危機に関し、その所信を伺うものであります。  顧みまするに、池田内閣は国民の求めた清新な内閣への期待を裏切り、岸亜流政権、岸延長内閣としてスタートしたのであります。でありまするから、池田首相は組閣と同時に国会の解散を行ない、三十五国会でくずれ去った議会の権威を取り戻す仕事から着手すべきでありました。にもかかわらず、首相はその職務を怠り、政治、外交の問題を二の次として、みずから経済政策に重点を置いた新政策なるものを発表し、低姿勢を宣伝しながら池田ブームを作り上げ、長期政権への工作に入ろうといたし……


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データ更新日:2022/12/09

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