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黒田英雄 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

黒田英雄[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧質問主意書

黒田英雄参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

在籍期
発言
文字数
議会役職
政府役職



53回
162137文字

 (うち議会役職
1回
3616文字

 (うち政府役職
0回
0文字

0回
0文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字



参議院在籍時通算
53回
162137文字

 (うち議会役職
1回
3616文字

 (うち政府役職
0回
0文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 参議院本会議 第16号(1947/07/25、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今議題に相成りました財産税等収入金特別会計法の一部を改正する法律案並びに造幣局特別会計法の一部を改正する法律案の、この両案につきまして、委員会におきまする審議経過並びに結果を御報告いたしたいと存じます。  先ず最初に財産税等収入金特別会計法の一部を改正する法律案について御説明を申上げます。本法律案は内閣提出にかかるものでありまして、委員会におきましては先ず政府の提案の理由の説明、並びに内容の説明を聽きまてし審議をいたしたのであります。その内容につきまして簡單に御報告を申上げます。ご承知の通りこの法律案は、財産税法並びに戰時補償特別措置法に基ずきまして、國が収納いたしまするところ……

第1回国会 参議院本会議 第18号(1947/08/01、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今議題となりました特別調達廳法の一部を改正する法律案につきまして、財政及び金融委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告を申上げます。この法立案は先に本委員会に予備審査のために付託されておりまして、委員会におきましては審議をいたしておりました。昨日衆議院を通過して更に付託に相成りました。昨日審議を終了いたしたのであります。  先ず本法案は内閣の提出でありまするので、政府委員よりその提案の理由の説明を求めたのであります。而してその審議に入つたのでありまするが、先ず本法案の提出されました理由並びにその内容につきまして簡單に申上げたいと思うのであります。御承知の通り、特別調……

第1回国会 参議院本会議 第20号(1947/08/08、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今議題に相成りました國民貯蓄組合法の一部を改正する法律案につきまして、委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告をいたしたいと存じます。  先ず本法案が提出されました理由は、現下の財政経済の情勢におきまして惡性インフレーシヨンの進行を阻止し、通貨の安定を図りまして、経済再建に力をいたすことは、目下の緊要なる事柄であります。他のいろいろな政策と並行いたしまして、從來相当成績を挙げておりました國民貯蓄組合法を今日の諸般の情勢に即應いたしまするように改正を加えまして、これらを民主的の活動、又運営をいたしまするようにいたし、以て貯蓄増強に資したいというのが、この法案の提出の理……

第1回国会 参議院本会議 第29号(1947/08/30、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今議題となりました生命保險中央会及び損害保險中央会の保險業務に関する権利義務の承継等に関する法律案につきまして、委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告を申上げたいと思います。  先ず本法案の内容を申上げまするが、この法案は御承知の通り、生命保險中央会並びに損害保險中央会、この両中央会は、戰時におきまする戰爭の危險が増加して参りまして、保險会社の保險金の支拂をする場合において、継続することは相当の経理上の圧追であつたのでありまするが、これを除くために昭和二十年四月一日に設立されたのであります。然るに終戰と相成りまして、それらの業務は非常に縮小し、その業務は大体主とし……

第1回国会 参議院本会議 第35号(1947/10/06、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました大藏省預金部等の債権の條件変更等に関する法律案につきまして、財政及び金融委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告いたします。先ず法案の内容並びに提出の理由について申上げます。本法は三ヶ條から成つているのであります。第一條におきまして大藏省預金部資金を融通いたしてありまする融通先が、災害その他止むを得ざる事由によりまして、元利金の支拂等に困難を來たしておりますものにつきまして、大藏大臣は預金部資金運用委員会に諮りまして、そして公共の利益のために必要ありと認めました場合におきましては、これが融通條件の緩和、又は延帶元利金の支拂條件等を変更することができる……

第1回国会 参議院本会議 第37号(1947/10/13、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました貿易資金特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  本法律案は極めて簡単な法律案であるのでありまして、ニ條に規定してありまする借入金の限度を、五十億円とありまするのを百億円にするというだけの法律であります。併しながら貿易資金につきましては、御承知の通り連合國の厚意によりまする食糧或いは肥料その他の輸入、又先般開始されました民間貿易というような関係におきまして、貿易資金についてはいろいろ論議する点が多々あるのであります。從いまして委員会は商業委員会と二回の連合会を開催いたしました。尚財政及び金……

第1回国会 参議院本会議 第40号(1947/10/20、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今議題と相成りました政府職員に対する一時手当の支給に関する法律案につきまして、委員会の審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  今日政府職員の生計のますます困難を加えておりまするのに対しまして、臨時應急の措置といたしまして、総平均一人当り六百円をこの際一時手当として支給をいたしたいというのが本案の目的であります。この支給につきましては、最近地域的に生計費の差が誠に大になつておるのでありまして、これに感じまして、地域の区別を更に殖やしまして都市の中で京阪神を別といたしまして、これに対しては給與の十四割、その他二割までの差を附けまして、支給をいたしたいというのであります。……

第1回国会 参議院本会議 第53号(1947/11/19、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました補助貨幣損傷等取締法案、すき入紙製造取締法案につきまして、一括いたしまして委員会の審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  補助貨幣損傷等取締法案の内容は、補助貨幣はこれを損傷し又は鋳つぶしてはならない、補助貨幣はこれを損傷し、又は鋳つぶす目的で集めてはならないということを規定いたしまして、これに違反した者は一年以下の懲役又は一万円以下の罰金に処するということがその内容であるのであります。これは現在、昭和十五年大藏省令第四十号を以ちましてほぼこれと同様の内容をもちました取締の規定があるのであります。  尚すき入紙製造取締法案の内容は、「黒く凸にすき入れ……

第1回国会 参議院本会議 第56号(1947/11/24、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました政府職員に対する臨時手当の支給に関する法律案に関しまして、委員会の審議の経過並びに結果を御報告をいたします。  政府職員に対しまする給與は、千六百円の基準から、七月におきまして千八百円基準に引直したのでありまするが、  その差額二百円につきまして先般本会議におきまして議決に相成りまして、すでに法律になつております本年の法律第百十九号によりまして、七、八、九の三ケ月分の六百円は支給されているのでありまするが、その後の十月以降のものにつきましても、今日の状態におきまして、新給與体系の確立に至りまするのに尚時日を要しまするので、それまでの應急的の措置といたしましてこれ……

第1回国会 参議院本会議 第57号(1947/11/26、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました金融機関再建整理法の一部を改正する法律案につきまして、委員会の審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  この法律案は、金融機関の再建整備に伴いまして、未拂込株金の徴収に関すること、並びに再建整備中に解散いたしました金融機関の措置に関しまして新らたに規定を設けたものであるのであります。  金融機関の最終処理に当りまして、株主に確定損を負担させます場合におきまして資本の未拂込があります場合には、これを徴収することになつておるのであります。その徴収につきまして、再建整備の趣旨に則りまして、且つ株主の事情を考慮いたしまして、商法の一般原則によらないで、別の手続……

第1回国会 参議院本会議 第58号(1947/11/28、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今上程に相成りました失業保険特別会計法案、所得税法の一部を改正する等の法律案、非戦災者特別税法案、この三案につきまして、委員会の審議の経過並びに結果について御報告を申上げます。  先ず失業保険特別会計法案について御報告申上げます。本法案は先に本院において議決されました失業保険法並びに失業手当法、この両法案に関係をいたしておるのでありまして、その失業保険事業の経理につきましては、各種の保険事業におきますると同様に、失業保険に関しまする歳入歳出はこれを特別に経理して、その収支を明確にすることは適当であるというので、特別会計を設けるのであります。  尚、失業手当法に基ずきまする失業手……

第1回国会 参議院本会議 第60号(1947/12/01、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今議題に相成りました企業再建整備法等の一部を改正する法律案につきまして、委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告申上げます。この法案は企業再建整備法と、その他二つの法律の改正を含んでおるのであります。  先ず提案の理由を申上げまするが、昨年十月戰時補償の打切りが行われまして、これに伴つて企業の被る損失を適正に処理しまして、企業の健全なる再建と復興とを図ることを目的として、企業再建整備法が制定施行されたのであります。その後止むを得ない事情で、各企業体の最終的な損失の計算、再建計画等の策定が遅れておつたのでありまするが、先般特別損失の概算も終つたので、いよいよ再建整備の……

第1回国会 参議院本会議 第62号(1947/12/05、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今上程に相成りました北海道に在勤する政府職員に対する越冬燃料購入費補給のための一時手当の支給に関する法律案につきまして、委員会の審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  先ず提案の趣旨を申上げますると、北海道におきましては、越冬用の家庭暖房石炭は生活の必需品であるのでありまして、北海道在勤の政府職員に対しましては、賞與の制度が廃止せられますまでは、賞與の支給率を考慮しておつたのであります。然るに本年七月の新物價体系によりまして、石炭も約十倍にその價格が引上げられたのであります。從つて北海道在勤の政府職員の石炭購入費は甚だしく増加したために、毎月の収入では支出することが……

第1回国会 参議院本会議 第63号(1947/12/06、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました昭和十四年法律第三十九号災害被害者に対する租税の減免、徴收猶予等に関する法律を改正する法律案につきまして、委員会の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本案は、災害による被害を受けた者に対しまする租税の減免、徴収猶予等につきまして、現行法では、災害が発生した都度、減免の内容に関する政令を公布いたしておつたのでありまするが、今回全面的にこの法律を改正いたしまして、災害被害者に対する租税の軽減、免除、又は徴收猶予、課税標準の計算、又は申告申請の特例に関する具体的な規定を整備しようというのであります。即ち本法案は、従来の法律におきましては内容的には勅令で定めておつた……

第1回国会 参議院本会議 第64号(1947/12/07、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今上程せられました食糧管理特別会計法等の一部を改正する法律案につきまして委員会の経過並びに結果を御報告いたします。  この法案は、食糧管理特別会計法の一部の改正と國有林野事業特別会計法の一部を改正する点の二点に相成つておるのであります。  先ず食糧管理特別会計法の一部の改正は、先に決定いたしました昭和二十二度産米及び甘藷の生産價格の引上げに伴うところの措置でありまして、即ち米及び甘藷の買上價格を大巾な引上げによりまして、現行の食糧証券発行の限度額二百億円では食糧買入れの円滑な操作が不可能なのでありまして、今回その限度額を四百億円に引上げようとするものであります。尚この機会に、食……

第1回国会 参議院本会議 第65号(1947/12/08、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今上程せられました三案につきまして、委員会の審議の経過並びに結果について御報告申します。  先ず酒類配給公團法案につきまして御報告いたします。本法案は、去る七月三日、本委員会に付託せられましたのでありまするが、それ以來、委員会を開きますること十回、農林、商工と財政及び金融との連合懇談会を開きますること三回に及びまして、八月二十六日に小委員会を拵えまして、これに審議を付託いたしたものであります。小委員会におきまして審議しましたる回数は十一回に及び、その間、農林委員会の公團法案の取扱に関しまする小委員会との連合打合会も開いたのであります。非常に慎重に審議をいたしたのであります。その……

第1回国会 参議院本会議 第66号(1947/12/09、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今上程せられました各案につきまして、委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告をいたします。非常に沢山の法案であるのでありまして、これを十分に説明いたしまするには非常な時間を要するのでありまするが、会期の終了も近ずいておりますので、極く簡單に報告をいたしたいと思います。  先ず政府に対する不正手段による支拂請求の防止等に関する法律案について申上げます。本年九月十二日附連合軍最高司令官から日本國政府に宛てられました政府支出の制減に関する指令は、政府をして闇値格と不当な高賃金による支沸をなすことから免れしめ、当面しておりまする財政の危機を打開せしめようとする厚意に出たもの……

第2回国会 参議院本会議 第2号(1947/12/11、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今上程せられました政府職員に対する一時手当の支給に関する法律案並びに大蔵省預金部特別会計、國有鉄道事業特別会計、通信事業特別会計並びに簡易生命保險及郵便年金特別会計の保險勘定及び年金勘定の昭和二十二年度における歳入不足補填のための一般会計からする繰入金に関する法律の一部を改正する法律案、この両案につきまして委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告をいたしたいと思います。  先ず政府職員に対する一時手当の支給に関する法御案につきまして申上げます。本案は全逓その他の官公職員、労働組合からの提訴に係ります生活補給金即時支給の要求に対しまする中央労働委員会の調停案は、この際……

第2回国会 参議院本会議 第12号(1948/02/06、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました復興金融金庫法の一部を改正する法律案につきまして、委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告いたします。本法案は極めて簡単な法案でありまして、復興金融金庫の資本金を五百五十億円から百五十億円を増額して七百億円とするという法案であります。  法案提出の理由は、御承知の通り復興金融金庫は昨年の四月二百五十億円の資本でありましたものを、第一回國会におきまして昨年九月三百億円を増額いたしまして、五百五十億円に相成つておるのであります。これは大体本年の一月末までを見込んでの増資であつたのであります。その後市中金融機関におきまする資金の増加も、とかく不円滑であり、……

第2回国会 参議院本会議 第15号(1948/02/24、1期、日本自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました二つの法律案につきまして、委員会の経過並びに結果について御報告をいたします。  先に第一國会の終り並びに第二國会の初めにおきまして、本院において議決されました政府職員に対しまする生活補給金といたしまして、中央労働委員会の調停案に基いて、政府は二ヶ月八分の内二ヶ月分を昨年議決を経まして支出いたしておるのでありまするが、今回その残りにつきまして政府職員に対してこれを支給しようというのが、この政府職員に対する一時手当の支給に関する法律案であるのであります。即ちこの法案の内容は、政府の職員に対しまして、その給與の一ヶ月分の八割以内を臨時に支給したいというのであるのであり……

第2回国会 参議院本会議 第19号(1948/03/20、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました二つの法律案につきまして、委員会におきます審議の経過並びに結果について御報告いたします。  先ず政府職員の俸給等に関する法律案でありまするが、これの提案の理由並びに内容の概要を御説明申上げます。  昨年末中央労働委員会の調停案を政府は受諾いたしまして、その調停案に基きまして新給與案を審議するために設けられました臨時給與委員会から、二回に亘つて報告書が提出せられたのであります。政府は、この報告書の内容は、現在といたしましては最も公正妥当なものであるといたしまして、これに從うことといたしたのでありまするが、この報告書に基きまする新給與を実施いたしますれば、今日の國家……

第2回国会 参議院本会議 第25号(1948/03/29、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上程に相成りました昭和二十三年の所得税の四月予定申告書の提出及び第一期の納期の特例に関する法律案につきまして、委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  政府は、最近の経済状況に鑑みまして、又租税の課税の実況等からいたしまして、所得税等につきまして、相当軽減を図る目的を以ちまして、基礎控除或いは扶養家族控除又は勤労所得の税率等につきまして、改正案を近く國会に提出する予定であるのであります。つきましては、昭和二十三年の所得税の四月予定申告書が、四月一日の現況によりまして、四月末日までに出すことに相成つておるのでありまするが、これをそれらと関連いたしまし……

第2回国会 参議院本会議 第26号(1948/03/31、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上程に相成りました煙草專賣法の一部を改正する等の法律案につきまして、委員会の審議の経過並びに結果を御報告をいたします。  この法案は、煙草專賣法の一部と塩專賣法の一部並びに粗製しよう脳、しよう脳油專賣法の一部の改正というものを含んでおるのであります。最近の経済の状況によりまして、專賣法の違反事件が非常に多数に上つて参つておるのであります。殊に煙草の値上げ等に伴いまして、その取締りを強化いたしませんというと、專賣の事業の運営の円滑を期することもできず、又專賣益金の所期の効果を挙げることができないような状況であるのでありまして、從いましてこの取締を強化いたしますることは勿論、一面……

第2回国会 参議院本会議 第27号(1948/04/01、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました四法律案につきまして、委員会の審議の経過並びに結果についてご報告をいたします。先ず法律案を一應御説明申上げ、次に審議の経過を申上げたいと思います。  先ず臨時資金調整法を廃止する法律案でありまするが、この臨時資金調整法は昭和十二年九月公布されまして以來、物資と資金との需給の適合を図りまして、経済秩序を確立することを目的として運用され來つておつたのでありまするが、最近の経済情勢は、同法が制定されました当時とその様相を異にするに至つたのでありまして、同法をここに廃止しようという法律案であるのであります。そうしてこの法律案は公布の日からこれを施行するということに相成つ……

第2回国会 参議院本会議 第29号(1948/04/05、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今議題となりました政府が発行する福引券の当せん金に対する所得税の課税の特例に関する法律案に対しまする委員会の審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  政府は專賣煙草の「新生」の賣行がその定價の関係からいたしまして誠に思わしくないのでありまして(「煙草が悪いからだ」と呼ぶ者あり)そのままにして置きますと、専賣収入に非常な欠陥を生ずる虞れがあるのでありまして、従いまして本年の二月から四十億本を賣ることを目標といたしまして福引券を附けまして、福引券は特賞百万円以下いろいろな奨金を附けてこれを賣出したのであります。その結果その賣行が相当に改善されて参つたのでありまするが、併し……

第2回国会 参議院本会議 第30号(1948/04/06、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上程せられました証券取引法を改正する法律案につきまして、委員会の審議の経過並びに結果についてご報告をいたします。現行の証券取引法は昨年三月公布せられたのでありますが、その後同法中の証券取引委員会に関しまする規定が施行されまして、すでに委員の任命を見ておるのでありますが、その他の部分はまだ施行されておらないのであります。今、回アメリカの取引所法等に範を採りまして、全般に亘つて改正を行なつて提案されたのが本改正案であるのであります。この法案は、附則を除きましても、二百十條に及ぶ廣汎なものでありまして、改正されました点も僅かに十数條を除く殆んど全部に亘つておるのでありまするから、詳……

第2回国会 参議院本会議 第31号(1948/04/07、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今議題となりました復興金融金庫法の一部を改正する法律案並びに財政法第三條の特例に関する法律案につきまして、委員会の審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  先ず復興金融金庫法の一部を改正する法律案でありまするが、復興金融金庫は昨年開設いたしましてから今回で五回目の増資となるのであります。本年の二月に三月までの所要の資金といたしまして百五十億の増資をしたのでありまするが、今日すでにその貸出高は資本金の限度一ぱいにならんといたしておるのでありますので、更に本年度の第一四事期末までに必要といたしまする所要資金の最小限度を見込んで、二百億円を増加して、七百億円とありまするのを……

第2回国会 参議院本会議 第36号(1948/05/01、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上糧されました各案につきまして、委員会の審議の経過並びに結果についてご報告をいたします。  先ず小額紙幣整理法案につきまして、ご説明を申上げます。この法案は臨時通貨法によりまして発行されました五十銭の小額紙幣の中で、富士山と靖国神社を配しました模様のあります小額紙幣は、その図柄が適当でありませんので、本年八月三十一日を限つてその適用を禁止いたしまして、又その外大正六年勅令第二百二号及び大正九年法律第六号によつて発行いたしました、五十銭、二十銭及び十銭の小額紙幣の発行残高は、現在極めて少額になつておるのでありまして、その回収実績も極めて近年少額であるのであります。これをこの際併……

第2回国会 参議院本会議 第42号(1948/05/31、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今議題と相成りました昭和二十三年の所得税の予定申告書の提出及び納期の特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  この法律案は前に、本年に限りまして所得税の四月予定申告書の提出期間を延ばすことにつきまして、すでに二回御報告申上げておるのと、それは全く同じ理由に基いておるのであります。第一回は四月のを五月にし、更に又五月のを六月にいたしたのでありますが、今回はやはり税法の改正がまだ國会の承認を得ませんので、更にこれを七月に延期しました。從いまして七月の予定申告はこれは取止めることにして、そうして本年に限つ……

第2回国会 参議院本会議 第50号(1948/06/14、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました両案につきまして、委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告いたします。  先ず臨時通貨法の一部を改正する法律案でありまするが、その政府が提案をいたしました理由、並びに内容について申上げますが、臨時通貨法は臨時補助貨幣として五十銭、十銭、五銭、一銭の四種を只今規定しておるのであります。その中で現在は只五十銭の黄銅貨だけを製造しておるのでありますが、最近の物價の高騰によりまする取引の状況から見まして、尚高額面の補助貨、即ち五円及び一円の補助貨幣を加えて製造しようというのでありまして、つまり四種を六種に改めるというのが内容であります。又五十銭の黄銅貨は、近……

第2回国会 参議院本会議 第52号(1948/06/23、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました三法律案につきまして委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  先ず未復員者給與法の一部を改正する法律案について申上すます。未復員者給與法は晦年制定せられましてそれぞれ支給をしておるのでありまするが、昨年七月以降そのままに相成つておるのであります。今日の物價事情に鑑みまして適当でないという点があるのでありまして、これを増額しようというのであります。即ち扶養手当と帰郷旅費を五割増、遺骨引取経費と遺骨埋葬費を約三倍に増額するのであります。そして昭和二十三年四月一日以後給與事情の生じた給與に適用しようというのであります。これに要しまする経費は……

第2回国会 参議院本会議 第53号(1948/06/25、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました減額社債に対する措置等に関する法律案につきまして、委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  この法律案は、企業整備法の特別経理会社が整備計画の認可を受けまして、特別損失の一部を債権者に負担せしめまして、債券の打切りを行いまする場合に、その結果といたしまして、社債券の全部若しくはその一部が消滅いたします。即ち社債券の券面が減額される、又は社債の償還とか、利息支拂等の條件を変更されることになりましたとき、又過度経済力集中排除法の指定会社の発行いたしました社債につきましても、同様に決定指令に從いまして、権利の変更があるのでありまするが、この……

第2回国会 参議院本会議 第54号(1948/06/28、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上程せられました國有財産法案並びに旧軍用財産の貸付及び譲渡の特例等に関する法律案につきまして、委員会の経過並びに結果について御報告をいたします。  先ず國有財産法案についてでありますが、現行の國有財産法につきましては、新憲法施行に伴いまして、先に所要の部分的改正が行われたのでありまするが、全面的に改正を要することが規定されておつたのでありまして、政府はこれが調査審議のために國有財産法制調査会を設けまして、審議の結果、この國有財産法案が作成せられまして提出されたというのであります。  この法案は現行の國有財産法を廃止しまして、全面的に改正しまする外に、この改正に伴いまして、國有……

第2回国会 参議院本会議 第55号(1948/06/29、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上程せられました法律案並びに議決案につきまして、委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  先ず保險業法の取締に関する法律案について御説明をいたします。保險会社が現下のインフレの下におきまして、健全運営を維持しまするためには、新しい契約を大量に獲得いたしまして、保險料の收入を多くしなければならないのでありまするが、その半面何でも契約を取りさえすればよいという氣持から、とかく募集が紊乱いたしまして、保險契約者の保護の見地からも又保險の信用維持の見地からも、このまま放置し得ない状態に立至つておるのであります。又損害保險事業におきましても、自己代理店その他……

第2回国会 参議院本会議 第56号(1948/06/30、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上程せられました両案につきまして委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  先ず会計法の一部を改正する法律案について御説明をいたします。この法案の内容及び提出の理由は、現在都道府縣の吏員は、会計法第四十八條の規定によりまして、國の歳入歳出及び契約等に関しまする事務を取扱うことになつておるのでありまするが、会計事務取扱の実情からいたしましてその範囲を拡張して、歳入歳出外の現金、物品等に関する事務をも併せ取扱わしめることができることにし、尚地方自治法に基きまして將來設けられますところの特別市の吏員に対しましても、同様にするため改正をしようというのでありま……

第2回国会 参議院本会議 第57号(1948/07/01、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上程せられました製造たばこの定價の決定又は改正に関する法律案につきまして、委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  この法案は財政第三條の規定によつて提案されたものであります。自由販賣たばこといたしまして新たに紙巻たばこ十本四十円の「いこい」と、三十円の「ハツピー」、刻みたばこ十グラム二十円の「ききよう」を発賣いたし、又は自由販賣たばこでありまする五十円の「ピース」を六十円に、朝日を七円五十銭から二十円に値上げをし、配給たばこでありまする六円の「きんし」を十一円に、五円の「みのり」を十円に、「のぞみ」の五円を九円に、それぞれ値上げをしまして、これに……

第2回国会 参議院本会議 第58号(1948/07/03、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上程せられました三法律案につきまして、委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告をいたします。先ず食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案について御説明をいたします。この法案の提案の理由とその内容の大要を御説明申上げますが、食糧管理特別会計の運営の円滑を期しまするために、食糧証券及び一時借入金の限度額を引上げる必要があるのと、その外買入代金の支拂方法、食糧配給公團との関係につきまして、必要な改正をするために提案をしたというのであります。  その内容は、食糧監理特別会計の食糧証券及び一時借入金の限度を四百億円から七百億円にするのであります。本年度の食糧費買計画に基きま……

第2回国会 参議院本会議 第59号(1948/07/04、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました損害保險料率算出團体に関する法律案外一件につきまして、委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告いたします。  先ず損害保險料率算出團体に関する法律案でありますが、現在の保險業では、保險料率は大藏大臣の認可を要しまするし、その第十一條におきまして、保險料率の統制協定を認めまして、大藏大臣は保險会社に対して統制協定を命ずることができることになつておるのであります。独占禁止法制定後におきましても、独占禁止法の適用除外に関する法律によりまして、昨年十月三十日までは、この十條の規定は独占禁止法の適用から除外されておつたのであります。併しこの規定は明らかに独占禁……

第2回国会 参議院本会議 第60号(1948/07/05、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上程せられました三案につきまして、委員会の経過並びに結果について御報告をいたします。  先ず國有鉄道事業特別会計及び通信事業特別会計における事業運営以外の行政に要する経費の財源に充てるための一般会計からする繰入金に関する法案についてご説明をいたします。この法案は、鉄道特別会計、通信特別会計、両特別会計におきまして、企業の運営に充てまする以外に行政に要する経費があるのでありまして、それらの財源に充てるために一般会計から繰入金をしようというのが、この法律案の提案の理由であります。即ち鉄道におきましては、陸運の用に供する器具機械の製造とかいうようなものの監督、助成、統制に関する経費……

第6回国会 参議院本会議 第21号(1949/11/29、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今議題となりました大蔵委員会における請願陳情十二件について御報告いたします。  請願第三十二号刻たばこ製造工場設置に関する請願、本請願は刻たばこの主産地である鹿兒島県に刻たばこ工場を設置されたいというのであります。戰前、工場も存在しておりましたし、需要も多い点等を考慮いたしまして採択いたしました。  請願第五百号、綿、スフ織機復元のための復金借入金返済期限延長等に関する請願、本請願は、経済情勢の変化によりまして、復金借入條件が苛酷に感ぜられ、復興を妨げておりますので、金利の引下げ、返済期限の延長を図られたいというのであります。経済情勢の変化に適応するために適切な趣旨と認めて採択……

第6回国会 参議院本会議 第23号(1949/12/01、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今議題となりました大蔵委員会における請願及び陳情の審査の経過並びに結果を御報告いたします。  請願第二百五十九号、機帆船積貨物の海上保險料率引下げに関する請願、本請願は機帆船積貨物の海上保險料率は高過ぎるので引下げられたいという趣旨であります。未だ海上の危險が多く、早急に引下げることは困難でありますが、将来は下げらるべき性質のものでありますので、採択しました。  請願第三百四十九号、超過供出に対する課税および桑園の二重課税撤廃の請願、この請願は超過供出に対する課税を撤廃して生産意欲を向上させると共に、桑園所得と繭の生産所得に課税する二重課税を撤廃されたいという趣旨であります。食……

第6回国会 参議院本会議 第25号(1949/12/03、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今議題となりました大蔵委員会における請願陳情の審査の経過並びに結果を御報告いたします。  先ず税制に関するものは、徴税目標割当制廃止に関する請願、この請願は、申告納税制度の趣旨を実現させるために適当なものであると認めまして採択いたしました。  日本赤十字社事業に対する免税等の請願、社会事業振興のため、免税等の措置を講ずる必要があると認めて採択しました。  雪害地方の税軽減および課税方法改善に関する請願、雪害地方は他地方よりも経費が多くかかるので、税制上適切なる措置を講ずることが必要であると認めまして採択しました。  山林関係税制に関する請願、山林所得の特質上、経費の再評価額を適……

第7回国会 参議院本会議 第17号(1950/02/10、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました臨時通貨法の一部を改正する法律案の審議の経過並びに結果について御報告いたします。  この法案は極めて簡單な法案でありまして、現行の臨時通貨法によりますと、御承知の通り当分のうち所行することのできる臨時補助貨幣といたしまして、五円以下一銭までの六種を規定しておるのでありまして、このうち現在製造いたしておりまするのは五円と一円の二種のみであるのであります。然るに最近におきまする経済事情の安定に伴いまして、先に千円券を発行することになりましたが、補助貨幣の系列をも整備することによりまして、その機能を十分に発揮せしめることが必要でありますので、今回臨時通貨法の一部を改正……

第7回国会 参議院本会議 第19号(1950/02/17、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました連合国庫の需要に応じ連合国軍のために労務に服する者等に支拂うべき給料その他の給與の支拂事務の処理の特例に関する法律案につきまして、大蔵委員会におきまする審議の経過並びに結果を御報告いたします。  本案は連合国庫の需要に応じまして連合国庫のために労務に服する者及び公共事業に使用せられておりまする労務者に対する給與金は、労働基準法によりまして通貨で直接労務者に支拂わなければならないことになつておるのであります。然るに現在の支拂の状況を見ますというと。地区によりましては賃金の支拂額が月額数千万円にも達する所もあるのでありまして、支拂機関の位置、設備又は人員等の関係で、……

第7回国会 参議院本会議 第21号(1950/02/28、1期、民主自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました昭和二十一年度における一般会計、帝国鉄道会計及び通信事業特別会計の借入金の償還期限の延期に関する法律案の審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  先ず本案の提案の理由並びに内容について申上げます。政府は昭和二十一年度におきまして、一般会計終戰処理費の財源に充てるために同会計の負担で百億円、帝国鉄道会計收益勘定におきまする経費支弁及び歳入不足補填のために同特別会計の負担で四十二億四百六十万円、通信事業特別会計業務勘定におきまする経費支弁のために同特別会計の負担で十五億三千万円の借入金をいたしたのでありますが、その後、帝国鉄道会計の借入金は、国有鉄道法施行……

第7回国会 参議院本会議 第22号(1950/03/01、1期、自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました国有林野事業特別会計法の一部を改正する法律案の審議の経過並びに結果について御報告いたします。  先ず本案の内容について申上げます。林業に関しまする試験研究及び調査に関する事項は、現在国有林野事業特別会計の所管になつておるのでありますが、これらの事項は單に国有林のみならず民有林にも関連しておりまするし、又企業的な運営をいたしております特別会計の所管といたしまするよりも、むしろ一般会計の所管にした方が適当と思われますので、昭和二十五年度から一般会計に移管いたしますと共に、これに関連いたしまする財産の移管について経過規定を設けんとするものであります。  委員会におきま……

第7回国会 参議院本会議 第24号(1950/03/06、1期、自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました両法案につきまして、大蔵委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告いたします。  先ず失業保險特別会計法の一部を改正する法律案につきまして御報告をいたします。先ず、本案の提案の理由並びに内容について申上げます。失業保險特別会計は、昭和二十五年度予算におきまして、毎月日雇労働者を除きまして失業保險金受給者が常時三十万人あると見込んで、これに対する失業保險金月額十億円、年間百二十億円を予算に計上してありますが、昭和二十四年度におきまする経験に鑑みまして、更に年間十万人分四十億円の予備費を計上する必要があるのであります。然るにこの四十億円の予備費を計上します……

第7回国会 参議院本会議 第27号(1950/03/13、1期、自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました四法律案につきまして、大蔵委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  先ず大蔵省預金部特別会計の昭和二十五年度における歳入不足補てんのための一般会計からする繰入金に関する法律案について御報告をいたします。大蔵省預金部特別会計の昭和二十五年度における收支の状況を見ますると、事務費、預金利子等、合計百二十四億一千三十万七千円の歳出に対しまして、歳入は利子收入、有価証券の償還益金等、合計百二十億八千七百四万円でありまして、差引三億二千三百二十六万七千円の歳入不足を生ずることになりますので、これを補てんするため一般会計から繰入をなし、本特別会計……

第7回国会 参議院本会議 第30号(1950/03/17、1期、自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました二つの法律案につきまして、大蔵委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  先ず、農業共済再保險特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律案について御報告いたします。  農業共済再保險特別会計の農業勘定におきましては、昭和二十五年度における歳出といたしまして、再保險料等二十九億七千二百四十三万二千円の外、異常災害の発生した場合に備えまして、予備費十二億五千四百五十四万一千円を加えまして、合計四十二億二千六百九十七万三千円を計上いたしておりますが、その歳入は再保險料、食糧管理特別会計からの受入金等三十三億一千百七……

第7回国会 参議院本会議 第31号(1950/03/20、1期、自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました二つの法律案につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  先ず公団等の予算及び決算の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案について御報告いたします。  今回改正しようといたしまする点は三点でありまして、その第一点は、新たに設置を予想されている住宅金融公庫及び商船管理委員会に対し、これらが政府関係機関であるという建前からいたしまして、他の政府関係機関と同様にこの法律を適用しようとする点であります。第二の点は、公団等の予算が成立したときは、内閣が公団等にこれを通知するのが適当と認められますので、この点を明確にしようとする点で……

第7回国会 参議院本会議 第34号(1950/03/29、1期、自由党)

○黒田英雄君 只今上程されました五つの法律案につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告をいたします。  先ず造幣庁特別会計法案に件につきまして御報告をいたします。従来の造幣庁特別会計の経理方法は造幣庁の事業の企業的運営に副わない点がありましたので、従前の特別会計を廃止し、次の趣旨によりまして新たに特別会計を設けんとするものであります。即ち従来の特別会計におきましては、補助貨幣の製造に必要なる経費は歳出を以て整理し、又補助貨幣の発行高に相当する金額は歳入として整理しておつたのでありますが、今回これを改めて、補助貨幣の製造に必要なる経費は予算の定むるところによりまして一般会……

第7回国会 参議院本会議 第35号(1950/03/31、1期、自由党)【議会役職:】

○仮議長(黒田英雄君) これにて討論の通告者の発言は終了いたしました。討論は終局したものと認めます。これより本案の採決をいたします。本案全部を問題に供します。委員長の報告は修正議決報告でございます。委員長報告の通り修正議決することに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 総員起立と認めます。よつて本案は全会一致を以て委員会修正通り議決せられました。
【次の発言】 日程第三、社会保險審議会、社会保險医療協議会、社会保險審査官及び社会保險審査会の設置に関する法律案(内閣提出)を議題といたします。先ず委員長の報告を求めます。厚生委員長 君。

第7回国会 参議院本会議 第50号(1950/05/02、1期、自由党)

○黒田英雄君 只今議題となりました配炭鉱団の損失金補てんのための交付金等に関する法律案の委員会におきまする審議の経過並びに結果を御報告いたします。  本案は、配炭公団の損失補填財源として同公団が昭和二十三年以降国庫に納付すべき剰余金七十五億八千八百万円を充て、尚、損失金が生じますので、同公団に対し一般会計から四十三億五千七百万円を限り交付金を以てその損失を補填いたそうとするものであります。又食料品配給公団、飼料配給公団の損失補填財源には、昭和二十四年度以降の剰余金、即ち食料品配給公団にありましては六億三千五百五十二万円を、それぞれ当該公団の損失補填財源に充当して、清算終了後におきまして剰余金が……


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データ更新日:2022/12/09

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