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吉田法晴 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

吉田法晴[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧質問主意書

吉田法晴参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

在籍期
発言
文字数
議会役職
政府役職



4回
12413文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

18回
79086文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

8回
39719文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

6回
27128文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

2回
9326文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

1回
8688文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字



参議院在籍時通算
39回
176360文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第7回国会 参議院本会議 第41号(1950/04/10、1期、日本社会党)

○吉田法晴君 私はこの際、炭鉱争議の強制調停及び労使休戰の提議に関して緊急質問をすることの動機を提出いたします。
【次の発言】 去る三月二十八日以来ストが中同され、労働大臣の請求により調停手続の進められている炭鉱労働者の賃金問題に関する争議については、今週中に調停案が提出せられる情勢にありますので、私はこの際、第一に、いわゆる強制調停の法的根拠について、第二に、スト中止、強制調停の政治的責任及びその結果としての保障について、第三に、低賃金政策と炭鉱生産力の復興方策について、第四に、現政府による労使休戰提唱の危險性等について政府の責任を追及し、言明を得て置きたいと考えるのであります。  今度の調……

第7回国会 参議院本会議 第47号(1950/04/28、1期、日本社会党)

○吉田法晴君 私は社会党という勤労者を代表する党の立場もありますが、鉱害の大半を占めておりまする福岡県、而も福岡県の鉱害の中心地帶であります筑豊に育つております者といたしまして、この特別鉱害復旧臨時措置法の上程に当り、簡單に賛成討論をすることをお許し頂きたいと思います。  先ず、現地を視察し、鉱害の惨状を目のあたりに見、鉱害の一日も速かに復旧せられんことを希い、本案よりも、もつといいものを作つてやりたいという親心から、本案以上の案を用意しながら、法案成立のためには是非今国会で通過させてやらなければならぬ、今国会での成立のためには、不満足であるが道をあけて準備して待つてやろうという態度をとられま……

第7回国会 参議院本会議 第48号(1950/04/29、1期、日本社会党)

○吉田法晴君 私は日本社会党を代表して、只今上程中の国家公務員の職階制に関する法律案に反対討論をいたすものであります。  反対の理由の第一は、民主主義的傾向がむしろ後退せしめられようとしております現在の吉田自由重内閣の下において、今日この不完全な法律を実施いたしますことは、官僚制度の温存にしか役立たない、身分的階級制度を作るにしか役立たない、こういう理由で以て反対するものであります。職階制はアメリカから学ばれたようでありますけれども、アメリカにおきますこの職階制は、民主主義の発達、これは建国以来の長い民主主義確立のための戰いを通じて、非常な犠牲を拂われて、而もその後長きに亘つて築かれたものであ……

第7回国会 参議院本会議 第50号(1950/05/02、1期、日本社会党)

○吉田法晴君 私は日本社会党を代表して臨時石炭鉱業管理法の廃止その他関連法の改廃に反対の討論をなすものであります。  反対の第一の理由は、自由党の廃止理由が理由としてなつておらぬという点であります。自由党の廃止の理由は、臨時石炭鉱業管理法提出の際に、初めから自由党は反対であつたということが一つ、それから行政整理、人員整理をなして経費の削減をするという、いわば選挙対策としてこの廃止が取上げられておるという点であります。  第二の理由は、炭鉱石炭行政における民主的な要素、民主的な機構を廃止してしまうという点であります。言い換えますならば、臨時石炭鉱業管理法にありました生産協議会、或いは全国地方に跨……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 参議院本会議 第7号(1950/07/19、2期、日本社会党)

○吉田法晴君 私はこの際、公務員の給與ベース改訂に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私はここに一般公務員の給與ベース改訂の問題について緊急質問をなさんとするものでありますが、先ず第一に、七月十五日参衆両院の本会議において吉田首相の施政方針演説に対して、我が党代表の質問に答えた淺井人事院総裁の答弁中において明白に言明せられ約束せられました給與ベース改訂の勧告を、昨十八日に至りまして急にこれをなさざる旨の言明をなされたのでありますが、その理由について、経緯について、政府及び淺井人事院総裁にお尋ねするものであります。  七月十五日、衆議院の本会議席上における我が党の鈴木茂二郎氏の……

第10回国会 参議院本会議 第31号(1951/03/27、2期、日本社会党)

○吉田法晴君 私は、只今議題となりました外国為替資金特別会計法案につきまして、日本社会党を代表して反対討論をなすものであります。  反対の主要点は、この法案による外国為替資金が一般会計から繰込まれる繰入金を以て充てられる点に関連し、具体的には、この法律によつて昭和二十六年度五百億を繰入れることについてであります。  その第一の理由は、外国為替資金として五百億を繰入れることはインフレ対策としては的を外れたものであるという点であります。この外為特別会計へのインベントリー・フアイナンス五百億の繰入は、昭和二十六年度予算の中で最も彈力性のあるものの一つとして、貿易インフレを財政面から抑圧する手段として……

第10回国会 参議院本会議 第50号(1951/05/31、2期、日本社会党)

○吉田法晴君 只今議題となりました退職金並びに退職積立金に対する課税減免に関する決議案について簡單に提案理由の説明を申上げます。  先ず決議案文を朗読いたします。    退職金並びに退職積立金に対する課税減免に関する決議   現在退職金と退職積立金とは、低賃金と不安定な雇傭関係とに悩む勤労大衆にとつては、激浪の中の唯一つの救いの舟に等しい重要な意義を持つている。それは單に企業内での労働政策としてのみならず、勤労大衆の生活の支えとなる社会政策の問題でもある。しかるに現在では、退職金は給與所得に上積みされて課税されるために、高率の所得税が課せられ、退職者の生活の前途に、非常な圧迫を及ぼしている。又……

第10回国会 参議院本会議 第52号(1951/06/04、2期、日本社会党)

○吉田法晴君 只今上程せられました北海道開発法の一部を改正する法律案に対する日本社会党提案にかかる修正案について趣旨弁明をいたします。先ず修正案を朗読いたします。  北海道開発法の一部を改正する法律案に対する修正案  北海道開発法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。  附則第一項中「昭和二十六年七月一日」を「昭和二十七年四月一日」に改める。  附則第二項を附則第三項とし、附則第三項を附則第四項とし、附則第一項の次に附則第二項として次の一項を加える。 2 この法律は、日本国憲法第九十五條の規定により、北海道の住民の投票に付するものとする。  先月二十六日、一たび延長せられた今第十国……

第12回国会 参議院本会議 第14号(1951/11/07、2期、日本社会党)

○吉田法晴君 只今議題となりました地域給に関する請願百六十四件及び新恩給法制定に関する請願十三件並びに陳情一件に関しまして、人事委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず地域給に関する請願百六十四件についてでありますが、これらの請願は、それぞれの府県及び市町村における物価の実情その他の特殊事情から、現行支給割合を引上げ又は維持し、又は新たに指定されたいとの要望をその主なる内容とするものでありますが、全国的に広範囲に亘り非常に熱心に提出せられている実情であります。本委員会におきましては、支給地域区分に関してはでき得る限り正確な結論を導くためにも、当該地方の要望を愼重審議いたし……

第12回国会 参議院本会議 第24号(1951/11/28、2期、日本社会党第二控室(左))

○吉田法晴君 只今議題となりました一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、人事委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。  先ず本法律案に関する政府の提案理由についてその要点を御説明申上げますと、現在一般職の職員の給與改訂は一日の遷延をも許さぬ状態に立ち至つている実情に鑑み、政府としては、生計費、民間賃金その他諸般の事情を彼此勘案した上、財政の許す限度において努めて人事院勧告を尊重したいという建前の下に、給與改善を図ることとしたものであり、その要点といたしましては、第一に、一般政府職員に対し、本年十月以降における職員総平均の給與額を月額約千五百円程度、……

第12回国会 参議院本会議 第26号(1951/11/30、2期、日本社会党第二控室(左))

○吉田法晴君 只今議題となりました人事委員会付託の請願百二十件及び陳情二件に関しまして、人事委員会における審議の結果を御報告申上げます。  先ず請願第四百九十六号ほか百七件並びに陳情第百四十四号は公務員の勤務地手当に関するものでありまして、この種の請願陳情は今回までに全国の各市町村より非常に熱心に数多く提出せられて参つておるのでありまして、本委員会として、その各号について審議を行い、検討を加えましたところ、いずれもその趣旨はおおむね妥当と認められるものであり、又先に本委員会の席上において人事院より、勤務地手当の支給地域区分に関しては近く修正勧告を行う旨の言明もありましたので、この際これらの請願……

第13回国会 参議院本会議 第23号(1952/03/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○吉田法晴君 私はこの際、自衛戰力に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 予算委員会は、総理の失言と前言取消に関連しまして、戰力論議をいたしましたので、本会議においてこの緊急質問をなすべきか否かについて反省をしたのでありますが、総理の取消と政府の強弁とにもかかわらず、再軍備はなしくずし的に進められており、本年度予算が通過いたしますと、予備隊、保安隊は、人員、装備共に強化せられ、海上保安隊の中から生れる海上警備隊のごとき、フリゲート艦という駆逐艦を持つに至るものと信ぜられておりますし、近く政府は警察予備隊と海上保安隊の法的基礎をポ政令から国内法に切替える措置なり、両者を統合所管し……

第13回国会 参議院本会議 第35号(1952/05/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○吉田法晴君 私は日本社会党第四控室を代表し、只今議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定に伴う刑事特別法原案に反対、伊藤議員等野党側提出修正案賛成の討論をなすものであります。  先ずこの刑事特別法案は、行政協定、なかんずくその第十七條、第二十三條の條項に基きまして制定せられるものであることは明らかであります。然るに行政協定の法的性格については明らかでございません。法務委員会において佐藤法制意見局長官は、「行政協定は條約であり、安保條約第三條により包括承認を受けているから、国会の承認、批准を受けている。従つて行政協定たる條約は憲法第九十八條によつて国内法た……

第13回国会 参議院本会議 第37号(1952/05/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○吉田法晴君 私はこの際治安維持に名を藉る政府の諸政策に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党第四控室を代表して、政府が七日の閣議で決定したと報ぜられる治安維持に名を藉る反動諸政策に閉し、総理、法務総裁、労働大臣に質問をするのであります。  五月一日のメーデーのデモ行進後、官城前広場において勃発した騒乱事件を好機として、政府はかねて提案の機会を狙つておつた警察法の改正、ゼネスト禁止法、集会デモ行進取締法等、治安立法の制定、労働関係法の改悪を一挙に国会に提出することを決定、その後戒厳令に代る立法まで考慮しつつあるようであります。昨夜又早大の学内における警官の暴行事件……

第13回国会 参議院本会議 第56号(1952/06/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○吉田法晴君 議題となりました国会法十三條の改正に関しまして、提案者赤木君の説明を求めます件につきましては、御承知のように、参議院規則第二十四條には、「議案を発議する議員は、その案を具え、理由を附して、これを議長に提出しなければならない。議長は、発議案を印刷させ、各議員に配付する。」と明記してございます。なお、私ども議事課長を呼んでこの点について質疑をいたしましたが、議事謀長も、この参議院規則第二十四條に一昨日の手続が合つておらなかつたということは、はつきり認められております。或いは日程にございません議題を緊急上程せられます場合に、従来参事をして朗読せしめられました。これはこの参議院における一……

第13回国会 参議院本会議 第60号(1952/07/02、2期、日本社会党(第四控室・左))

○吉田法晴君 提案者に御質問を申上げるのでありますが、質問に入ります前に一言尋ねておきたいと思うのでありますが、それは、この破壊活動防止法が、民主主義、特にその基本的原則であります言論、集会、出版、結社の自由に対して大きな制限をなす法律の濫用の危險性があるのではなくして、(「元気がないぞ」と呼ぶ者あり)必然性があるのだとして、世論が国家に対して大きな意思表示をいたしました。特にいわゆる学者或いは文化人の中から曾つてない陳情なり或いは法務委員会に対する異例の懇談会等もございました。(「誰が扇動したのか、やらしたのは誰だ」と呼ぶ者あり)その出席者或いは表意者の中に、單に或いは文筆に従事するとか或い……

第13回国会 参議院本会議 第61号(1952/07/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○吉田法晴君 私は日本社会党第四控室を代表して只今上程せられております破壊活動防止法案外二件の原案に対する反対、緑風会中山、岡部修正案に反対の討論をなす者であります。  原案反対の第一の理由は、それが治案警察、思想警察を復活するからであります。(「その通りだ」と呼ぶ者あり)現在警察なり特審局が如何なる活動を行なつておるかは、おおむね国民の知るところであります。本院におけるいわゆる東大事件の調査を通じても、警察官が学生、教授の身元調査と称して、警察法において許されない特高的な活動をなしておることが明らかになりました。警察手帳によれば、身元調査というのは経歴、思想動向、或いは背後関係、交友状況その……

第13回国会 参議院本会議 第62号(1952/07/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○吉田法晴君 懲罰動議に対しまして一身上の弁明の機会を與えられたのでありますが、私は一個の参議院議員として若しも私が懲罰に附されることが妥当であり、合理的であり、合法的であり、参議院の権威を保持するためにそれがなされなければならないということであるならば私は黙して語りません、(「それなら止めたほうがいい」と呼ぶ者あり)併しながらこの問われました事案或いは懲罰の動議に対しましては黙つておるわけには参りません。これは今まで同僚議員から、同じような事案でありますので、それぞれ弁明がなされましたが、私自身この懲罰動議が今日こういう形で出されることに極めて遺憾の意を表するものであります。なお弁明の機会に……

第13回国会 参議院本会議 第69号(1952/07/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○吉田法晴君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、只今議題となりました臨時石炭鉱害復旧法案に対する反対討論をなすものであります。反対の第一の理由は、本法が立案の趣旨精神に反しておるという点であります。委員長の報告にもございましたけれども、この臨時石炭鉱害復旧法案は、第九臨時国会における鉱業法審議の際に、当院における強い要望、この石炭鉱害の復旧の制度を確立しなければ鉱業法を審議しないという強い態度によりまして、この法案の基礎が閣議においてきめられたのであります。第九臨時国会におけるこの法案の基礎付けの場合には、これは国家が中心となり、国庫が負担をして鉱害を復旧するということであつたのであり……

第15回国会 参議院本会議 第12号(1952/12/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○吉田法晴君 只今議題となりました労働金庫法案に関しまして、法律案の概要並びに委員会における審議の経過及び結果を報告いたします。  労働金庫は、労働組合、消費生活協同組合等、労働者の団体が行う福利共済活動の発展を促進すると共に、労働者に対する生活金融を図り、その経済的地位の向上に寄与することを目的として設立されたのでありますが、本法律案は、労働金庫の設立、組織、事業及び合併や事業譲渡等に関する規定を定め、労働金庫制度の基礎を確立して、その健全なる発達を図り、只今申上げました目的を達成いたさんといたした次第であります。現在各地に設立されております労働金庫と称せられるものは、中小企業等労働組合法の……

第15回国会 参議院本会議 第13号(1952/12/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○吉田法晴君 只今議題となりました名古屋市に労災病院設置の請願外請願五件、陳情七件につきまして、労働委員会におきまする審議の経過並びに結果を御報告いたします。  請願第百四十三号、第六百七十二号、名古屋市に労災病院設置の請願、第二百四十八号、福島県に労災病院設置の請願、第四百八十二号、北海道美唄市に労災病院設置の請願、第五百八十五号、広島県呉市に中国四国労災病院設置の請願は、いずれも名古屋市、福島県、北海道美唄市、広島県呉市にそれぞれ災害労働者保護の万全を期するため労災病院を設置されんことを要請しておるのであります。次に、請願第七百四十九号、失業対策日雇労務者の最低生活確保に関する請願は、大阪……

第15回国会 参議院本会議 第27号(1953/02/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○吉田法晴君 私は日本社会党第四控室を代表して、憲法が保障しておる勤労者の団体行動権、争議権を奪わんとするこの電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案につき、吉田総理、小笠原通産大臣及び戸塚労働大臣等関係大臣に質問するものであります。  先ず第一に、政府を代表する吉田総理の憲法に対する根本的な考え方を伺いたいのであります。憲法第九十九条によれば、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」と謳われて、国務大臣及び国会議員の憲法を尊重し擁護する義務を規定しております。然るにこの憲法公布に副署し、尊重擁護すべき者の筆頭に……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 参議院本会議 第22号(1953/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○吉田法晴君 私は社会党第四控室を代表して、今次、九州、山口等の水害対策に対する国務大臣の報告に対する質問を行うものであります。これは大野国務大臣だけでなしに、むしろ吉田総理を初め政府関係大臣に質問いたしますので、関係各大臣から御答弁せられたいのでありますが、第一に吉田総理にお尋ねをしたいことでありますが、今次、九州、山口等の未曾有の災害、惨害の原因と責任を政府はどう考えておるかという点であります。政府は、梅雨前線の四日間に亘る停滞のため、六百ミリ、甚だしきに至つては九百ミリも一時に降つたのであるから、あの未曾有の災害、惨害もいたし方のない天災であると、責任を専ら天に帰せられております。併し今……

第16回国会 参議院本会議 第33号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○吉田法晴君 私は、日本社会党第四控室を代表して、只今の電気事業及び石炭鉱業における争議行為の規制に関する法律案を国会法第五十六条の三の二項後段によつて議院の会議で審議するという動議の提案者の代表小林英三君に質問をするものであります。  質問の第一点は、同条第二項後段に言う「特に緊急と認める」という事態がどこにあるかということであります。(「どこにもないよ」と呼ぶ者あり)国会法五十六条の三、この二項を適用いたしまして、議院の会議において審議するという事例は、曾つて法律案については前例がございません。調査案件について三件あつたということでございますが、それは委員長みずからの発意によつて中間報告が……

第16回国会 参議院本会議 第34号(1953/08/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○吉田法晴君 通産大臣の出席を願います。
【次の発言】 それでは通産大臣はいつ出席になりますか。両大臣の出席があるまでその質問は留保しなければなりませんが。(「労働委員会に一回も総理大臣が出ないで審議ができるか」「議会の延びた責任者じやないか」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 それでは、委員会において、労働大臣、通産省との意見の食い違い等もあつて、今日に至つておりますが、通産大臣の答弁が今日得られないとするならば、これはその点に関する質疑は続けることはできませんが、如何ようにお取計らいになりますか。伺いたいと思います。(「答弁者がいないと質問はできません」「もう少し筋のある態勢を整えてもらいたい」……

第20回国会 参議院本会議 第3号(1954/12/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○吉田法晴君 私は、この際、労働行政に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、日本社会党を代表いたしまして、労働行政に関する緊急質問をいたさんとするものであります。  昨年まで補正予算を審議する年末臨時国会の重要な議題の一つは、翌年の給与水準をどうするかということでありました。今回政府は物価は横這いであるとして、給与の問題を全く考慮いたしておりません。民間給与は上つたにかかわらず、人事院をして給与改訂の検討さえさせなかつたのであります。併し公務員の争議権を奪つて、その代替的の役割を果さすべき人事院をして、その機能も果さしめず、地域給についてすら何の財政的考慮も払わなかつた吉……

第22回国会 参議院本会議 第34号(1955/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○吉田法晴君 私はこの際、福岡市における軍事基地拡張に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表して、今、日本の国民が、全国各地でその拡張に反対し、撤去を求めておる数多くの基地問題の一つとして、福岡市内板付基地の拡張強化に関連して、鳩山総理及び関係大臣に緊急質問を左さんとするものであります。  六月五日、小西福岡市長は、米極東空軍副司令官K・P・マックノートン少将から、次のごとき六月二十七日付文書を受け取りました。「板付空軍基地の対空防備施設を検討すると、この重要な施設は空からの攻撃からもっと大きく保護さるべきことを示している。新型ジェット機は、板付とともに小牧……

第22回国会 参議院本会議 第42号(1955/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○吉田法晴君 私はこの際、原子兵器に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表し、日本が原爆基地にされるのではないかという不安を持っております八千五百万の国民の心配を代表して、ここに政府に対して原子兵器の問題について質問をいたしたいと思います。  本日の新聞によりますと、AP電報として、在日米軍に原爆用ロケット弾あるいは日本に原子砲をもたらすという記事が掲載せられております。もう少し正確に申しますと、ワシントン二十八日発日APとして、二十八日明らかにせられたところによると、沖繩駐在の米軍に原子砲が追加せられることになった。口径二百八十ミリ、二、三日中に陸揚げされ……

第24回国会 参議院本会議 第17号(1956/03/05、3期、日本社会党)

○吉田法晴君 私は提案者を代表して、鳩山内閣総理大臣に対する戒告決議案の趣旨説明をいたします。(拍手)  まず決議案文を朗読いたします。    主文   本院は、内閣総理大臣鳩山一郎君を戒告する。    理由   内閣総理大臣鳩山一郎君は、去る二月二十九日、本院予算委員会において憲法第九条の精神をじゅうりんし、且つ本院の自衛隊海外出動禁止決議に違反する極めて不謹慎な発言を行い、内外に重大な不安と衝動を与えた。   しかして鳩山総理大臣が、さきに憲法に反対であるとの失言をし、取り消し釈明を行った記憶新らたなこの際、再びかかる事態をひき起した責任は特に重い。   よって本院は院議をもって、内閣総理……

第24回国会 参議院本会議 第59号(1956/06/02、3期、日本社会党)

○吉田法晴君 私は、ただいま議題となっておりまする参議院事務総長芥川治君不信任の動議に対して賛成の討論をするものであります。  ところがこの討論を、院の中にまで入ってきて参議院の審議を威圧しようとする情勢の中で、しかもこの討論自身が、あすこに立っております衛視、その背後にある警察力によって、その衛視は今不信任案が提出せられておりまする芥川君の下にあります職員でありますが、こうした実力によって、本来自由であるべき議員の言論が抑圧せられるという姿の中で討論をしなければならぬということを、きわめて遺憾に思うものであります。(拍手)  芥川君の不信任の動議に賛成をいたします理由の第一は、芥川治君が自民……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 参議院本会議 第13号(1956/12/08、4期、日本社会党)

○吉田法晴君 いわゆるスト規制法といわれるこの法律の存続議決に関連をいたしまして、私は社会党を代表して、総理及び関係大臣に質問をせんとするものであります。ただ、この質疑の時間が大へん残っておるにもかかわりませず、この本会議で質問をしなければならぬということを大へん残念に思います。しかも与えられております質問の時間は、二十分にしかすぎません。十分この法案の憲法の違反性、あいまいさ、問題の多い点等にかんがみて、委員会で質疑をいたしたいと考えましたが、院議によって、制限せられた時間に質問をいたしますので、総理及び関係大臣から、丁寧な、はっきりした答弁を願いたいと思います。  まず、総理にお尋ねをいた……

第26回国会 参議院本会議 第17号(1957/03/22、4期、日本社会党)

○吉田法晴君 私は日本社会党を代表し、ただいま議題となりました昭和三十一年度予算補正五案に対する反対論をなさんとするものであります。  反対理由の第一は、今回の補正は、財政法の精神を根本的に踏みにじっておることであります。すなわち、第一次の補正予算に計上された産業投資特別会計への繰り入れ及び地方交付税特別会計への繰り入れは、いずれも三十二年度またはそれ以降において使われるものであり、会計年度の独立という財政法の根本原則を踏みにじっております。特に今回提案されております産業投資特別会計への資金三百億円は、三十二年度、三十三年度に使用しようとして、無理に財政法第四十四条の資金の形にでっち上げて、合……

第27回国会 参議院本会議 第5号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○吉田法晴君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました昭和三十二年度一般会計予算補正第1号、特別会計予算補正特第3号及び政府関係機関予算補正機第2号、以上、三案に対して、一括して反対の討論をなさんとするものであります。  わが党は、八月、成規の手続をとって臨時国会の召集を要求し、日米共同声明により、対米従属をさらに強め、原子兵器を中心とするアメリカの戦略体制の中に強く組み入れられようとしていると想像されます外交方針を糾弾し、党が警告した国際収支の悪化に対して真の総合対策を討議し、中小企業や労働者に対して犠牲をしわ寄せしない対策を立て西部九州及び長野、岐阜地方を襲った風水害、冷害並びに……

第29回国会 参議院本会議 第10号(1958/07/04、4期、日本社会党)

○吉田法晴君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となっております内閣提出の市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案原案に対して、断固反対するとともに、第一条の改正規定中、管理職手当を削る社会党提出の修正案に賛成をいたすものであります。(拍手)  本法律案は、前国会にも提出せられましたが、審議未了となり、今国会に再び重要法案として提出されたわけでありますが、報道機関も伝えておる通り、多くの疑惑を持たれているのでありまして、かかる法案が、本院の文教委員会においては、事実上何ら審議もせられないままに、委員長の中間報告が多数をもって議決され、ここに非常に制限された法案審議の反対討論をしなけ……

第31回国会 参議院本会議 第20号(1959/03/27、4期、日本社会党)

○吉田法晴君 この際、私は、治安対策に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、日本社会党を代表して、去る三月二十四日、新橋駅裏のステージにおける社会党の訪中使節団の報告演説会の際の右翼諸団体の演説妨害及び暴力を初め、最近特に顕著になって参りましたいわゆる右翼の動向、これに対する政府の治安対策について、公安委員会委員長及び法務大臣、官房長官等、政府代表に、その所信をたださんとするものであります。  去る二十四日、新橋ステージの社会党訪中報告会での右翼の妨害は、ビラまき、のぼり等にとどまらず、太鼓をたたき、ヤジを組織し、のみならず、広告塔の上に上った男が、発煙筒を四本、五本と聴……

第31回国会 参議院本会議 第23号(1959/04/03、4期、日本社会党)

○吉田法晴君 私は日本社会党を代表して、松野議長不信任案に対する賛成の討論をなさんとするものでありますが、改選を前にして、同じ改選の直前であります議長の不信任動議に賛成討論をしなければならぬことを、はなはだ残念に思うものであります。  松野氏個人については、先ほど来、椿議員から、提案理由の中で、尊敬する議長であるけれどもというお話でございました。私にとっては九州出身という点で先輩であって、あるいは政党政治家として、官僚出身の、今ほんとうにサギをカラスと言いくるめるような理由にならぬ理由をあげられましたようなのと違って、(笑声)私は、政党政治家としての民主政治家の性質を持っておられると信じており……


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 参議院本会議 第16号(1959/12/16、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 私は、ただいま議題となりました日米安全保障条約改定交渉の即時打ち切り要求決議案に対して、日本社会党を代表して賛成の討論をなさんとするものであります。  賛成の第一の理由は、何よりも、この安全保障条約の改定は、名は安保条約の改定でありますが、実はバンデンバーク決議の内容を取り入れ、日米の軍事共同行動を可能にする新しい軍事同盟条約を作らんとするものであって、緊張緩和、雪解けの世界の大勢に全く逆行して、緊張をアジアにおいて激化せんとするものであるからであります。(拍手)原水爆の大量生産を背景に、巻き返し政策を推進せんとするアメリカを中心とする力の政策は、ソ連をして、これに対抗し、原水爆……

第40回国会 参議院本会議 第8号(1962/02/09、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました新産業都市建設促進法案について、総理及び関係大臣に質問をなさんとするものであります。  まず、所得倍増計画そのものが、地域格差、階層格差等を増大しており、本法案こそは、この格差を解消すべきであるのに、実際はその逆ではないかという点を、お尋ねしたいのであります。  本法案は、第一条の目的に述べられておるように、人口及び産業の過度集中の防止並びに地域格差の是正を目標としております。人口及び産業の過度集中も、地域格差も、実は同じ現象のうらはらでありますが、これらを是正することはきわめて緊要のことであります。しかし、これらの是正策を講ず……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 参議院本会議 第5号(1962/08/13、6期、日本社会党)

○吉田法晴君 私は、日本社会党を代表して、先日の池田総理の所信表明に対して、引き続いて質問をなさんとするものであります。  池田総理は、その所信表明で、今回の内閣改造により、新たな決意と勇断をもって内外の要務に当たりたいと申しました。 しかし、演説全体としては、手前みそと抽象的な表現に終始して、内外政策いずれも具体策がなく、官僚式美文調ではあっても、政治家としての抱負識見というものは感ぜられませんでした。外交の上で見るべきものがなく、池田内閣の一枚看板であった高度成長政策自体が、いろいろのひずみと不況様相をもたらして、失敗を自認せざるを得なかったのであります。すなわち、総理の所信表明と同じ日、……


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データ更新日:2022/12/09

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