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菊川孝夫 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

菊川孝夫[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧質問主意書

菊川孝夫参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクから各項目に飛ぶことができます。

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

在籍期
発言
文字数
議会役職
政府役職



29回
52749文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

17回
47814文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字



参議院在籍時通算
46回
100563文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 参議院本会議 第11号(1950/07/30、2期、日本社会党)

○菊川孝夫君 この只今の委員長報告に対し少数意見を申述べまして、より愼重なる本会議の御審議を煩わしたいと存ずるものであります。  日本国有鉄道は来る八月一日を期して、本州及び九州における地方組織の改正を行うこととして只今鋭意その準備を進めております。この改正は国鉄創設以来の画期的な大改正でありまして、我が国の産業経済、一般社会に及ぼす影響は極めて大きいものがあります。国鉄が昨年六月一日運輸省の所管を離れて公共企業体として運営されることになりましたゆえんのものは、国鉄は国民大衆のものであつて、その利益と幸福のために運営されなければならないという高邁な理想を追求するためであることは申すまでもありま……

第9回国会 参議院本会議 第7号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○菊川孝夫君 私は日本社会党を代表して、只今議題となりました公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件につきまして、條件を附して賛成する意見を申述べます。と申しますのは、本件の主体をなすものは、今更申上げるまでもなく、昭和二十五年三月十五日仲裁裁定第三号でありまして、その骨子は二つの項目から成つております。一つは、昭和二十五年四月以降は、基準賃金を平均八千二百円に達せしめることであり、その二は、昭和二十五年度において、基準外賃金、現物給與、福利施設その他の給與等の切下げられたものを回復して、実質賃金の充実を図ることであります。  この裁定を受けた日本国有鉄道総裁は、……

第12回国会 参議院本会議 第1号(1951/10/10、2期、日本社会党)

○菊川孝夫君 只今の常任委員長の補欠選挙は、成規の手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今の両院法規委員の補欠選挙は、成規の手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。

第12回国会 参議院本会議 第15号(1951/11/09、2期、日本社会党)

○菊川孝夫君 私は只今の木村君の動議に賛成いたします。

第12回国会 参議院本会議 第17号(1951/11/14、2期、日本社会党)

○菊川孝夫君 私は只今の河崎ナツ君の動議に賛成いたします。

第12回国会 参議院本会議 第20号(1951/11/18、2期、日本社会党第二控室(左))

○菊川孝夫君 私は社会党の第二控室を代表しまして、連合国財産補償法案に反対の意見を申述べます。  この法案は平和條約の第十五條の規定に基いて制定されんとするものであり、我々は條約を承認することに反対でありますので、必然的に本法案にも反対する次第であります。(拍手)條約に反対する反対理由は、先刻岡田宗司君が開陳いたしましたので、省略いたしますが、條約の第十五條に、「條約発効後九カ月以内に申請があつたときは、六カ月以内に、戰前日本にあつた連合国及びその国民の財産及び権利利益を返還する」とあり、但書で以て、「強迫又は詐欺によることなく自由に処分した場合はこの限りでない」とあります。従いまして、返還さ……

第12回国会 参議院本会議 第24号(1951/11/28、2期、日本社会党第二控室(左))

○菊川孝夫君 私は社会党の第二控室を代表いたしまして法人税法の一部を改正する法律案に対して極めて不満でありますが賛成するものであります。  と申しますのは、最近の新聞紙上に掲載されておりまする法人の本年九月決算の報告を見ても明らかなごとく、各企業は本年上期におきまして非常な好調を示し、業績を挙げたのであります。本法案はこの一番いいところを見逃してしまつて、明年の一月一日から税率の引上げを実施せんとすることを第一に不満とするものであります。第二に不満とする点は、現在の個人と法人の税負担の均衡から考えまして、引上率は過少であると考えるのであります。我我は百分の五十とするのが妥当であると信じまして、……

第12回国会 参議院本会議 第26号(1951/11/30、2期、日本社会党第二控室(左))

○菊川孝夫君 只今の常任委員長の補欠選挙は、成規の手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。

第13回国会 参議院本会議 第3号(1951/12/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 発議者を代表いたしまして、只今議題となりました中小企業に対する年末金融対策に関する決議案の提案理由を御説明申上げます。  先ず案文を朗読いたします。    中小企業に対する年末金融対策に関する決議   最近中小企業は金融こうそくのため経営難に陷るものが多いが、この傾向は特に年末を控えて甚しくなつている。   この実情にかんがみ、政府はとりあえずすみやかに中小企業に対する適切な年末金融措置を講ずべきである。   右決議する。  以上の通り案文は極めて簡潔でありまするけれども、問題は極めて重要であることは、すでに各位の十分御承知のところであろうと思います。我が国の中小企業の問題は、一……

第13回国会 参議院本会議 第11号(1952/02/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 只今の両院法規委員の補欠選挙は、成規の手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。

第13回国会 参議院本会議 第14号(1952/02/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 議事進行について。私はこの際、本法案は先国会から引続いて当院において相当問題になつた法案であります。将来運営に当りましても大蔵大臣に十分愼重な取扱をしてもらわなければならんと思います。従いまして、この討論には大蔵大臣の出席を求める次第であります。それで、大蔵大臣が出席せられるまで暫らく本会議を休憩されんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は社会党の第四控室を代表しまして、財政法、会計法等の財政関係法律の一部を改正する等の法律案の修正案並びに修正部分を除く原案に賛成の意見を申述べます。  この法案は、継続費の制度を新たに設けることと、繰越に関する制度を整備すること、歳出予……

第13回国会 参議院本会議 第15号(1952/02/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は只今の波多野鼎君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第21号(1952/03/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は只今の松浦清一君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 只今上程せられました大蔵委員会付託の請願並びに陳情につきまして、本委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。  大蔵委員会におきましては、特に小委員会を設け、紹介議員からの趣旨の説明、各委員の意見及び政府の見解を十分に聴取いたしまして、その上、質疑応答を重ね、愼重に審議をいたしたのでありますが、その結果は次の通りであります。  請願第十二号、第三百九十三号は、相当量の輸出が期待されまする福島県産葉たばこの生産資金調達のため収納代金の前渡しができるよう適切な処置を講ぜられたいとの趣旨であり、請願第三百二十五……

第13回国会 参議院本会議 第22号(1952/03/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は只今の安井謙君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は只今の安井謙君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は只今の安井謙君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は只今の安井謙君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 只今の安井謙君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は只今の安井君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第23号(1952/03/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は只今の羽仁五郎君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第24号(1952/03/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は社会党の第四控室を代表いたしまして、只今議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の行政協定の国会承認に関する決議案に賛成の意見を申述べます。  今日まで政府は、行政協定を安全保障條約の單なる実施細則であり、安全保障條約の第三條に「両政府間の行政協定で決定する。」とあつて、安全保障條約はすでに国会の承認を経てあるから、行政協定は国会の承認を経る必要がないと言明し続けて参りました。(「その通り」と呼ぶ者あり)ところが、本院の各委員会における追及に会いまして、行政協定は国家間の合意であるから條約であると岡崎君も言明せざるを得なくなつたのであります。(「初めからそうだよ」と呼ぶ者……

第13回国会 参議院本会議 第25号(1952/03/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は社会党第四控室を代表いたしまして、只今議題となりました所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改する法律案、相続税法の一部を改正する法律案、以上三案につきまして反対の意見を申述べます。  第一に、税はすべて公平であつて、成るべく簡單でなければならないということを、先般十二国会におきまして所得税の臨時措置に関する法律案が上程されました際に我々は強調いたしたところであります。政府は速かに講和條約の発効があるのだからその際に是非とも根本的な改正を用意すべきであるという点を主張いたしたのでありますが、政府の内部に私設的な税制懇談会を設けて懇談をしておられるようでありまするが、……

第13回国会 参議院本会議 第32号(1952/04/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は社会党第四控室を代表いたしまして、只今議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う関税法等の臨時特例に関する法律案ほか五法案に反対の意見を申述べます。  これらの法律案は、その名が示すように、安全保障條約と行政協定の締結に伴つて立法を余儀なくさせられた法律案であります。我々は平和條約と安全保障條約の批准に当つて国会の承認を求められた際に、これはアメリカが講和條約という餌を見せて安全保障條約の締結を要求しているものであつて、不用意に飛びついたなら、日本の独立を達成し、その安全を保障するどころか、戰争の渦中に巻き込まれ、再度原爆の洗礼……

第13回国会 参議院本会議 第37号(1952/05/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 只今上程せられました大蔵委員会付託の請願並びに陳情につきまして、本委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。  大蔵委員会におきましては、特に小委員会を設けまして審議に当つたのでありますが、小委員会におきましては、政府の説明も十分に聽取し、且つ種々の角度から質疑応答を重ね、愼重に審議をいたしたのでありますが、その結果は次の通りであります。  請願第二百四十号、第二百七十四号、第二百七土五号、第二百七十六号、第二百七十七号、第三百四十五号、第三百七十二号、第四百十五号、第四百二十九号、第五百六十九号、第五百七十号、第六百四十号、第六百七十九号、第九百十一号、第千二百……

第13回国会 参議院本会議 第38号(1952/05/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は只今の岩間君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第46号(1952/06/02、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は只今の大野幸一君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私はこの際、日本政府の労働政策に対する国際自由労連からの書簡に関しまして緊急質問するの動議を提出いたします。
【次の発言】 今のときにやかましう言わずに……議員の発言を制限する必要はない。  私は社会党第四控室を代表しまして、国際自由労連からの日本政府に対する書簡について、政府に質問いたしたいと存じます。  国際自由労連の書記長オーデン・ブロック氏は、五月の十七日附を以て吉田総理に抗議的な書簡を発したとことは、すでに内外の新聞の報道によつて明らかにされており、且つその写しは、日本の労働組合にも送達されて来ているのでありま……

第13回国会 参議院本会議 第51号(1952/06/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は只今の木村守江君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第56号(1952/06/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は只今の動議の趣旨弁明をいたすに当りまして、最も遺憾の意を表したいと思います。趣旨弁明に五分の制限時間を附するがごとき、参議院においてそういう議決を行うがごときことが今までにあつたでしようか。(「そうだ」と呼ぶ者あり、拍手)こういう不見識な議決を行なつて、五分以内で以て趣旨弁明を行わせるがごときことは、誠に言語道断でありまして、言論の抑圧と言つても過言ではないと思うのであります。併しながら、私も民主主義のルールに従いまして、與えられた時間の範囲内におきまして、でき得る限り皆さんに徹底するように只今の動議の趣旨を弁明いたします。(「大いによろしい」と呼ぶ者あり)  只今議題になり……

第13回国会 参議院本会議 第62号(1952/07/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 この議員の懲罰動議の審議は、一身上の弁明は、非常に重大な問題だと思います。(「そうだ」と呼ぶ者あり)にもかかわりませず、議場を見渡しましたところ、定足数を欠いておるようでありますので、(「その通り」と呼ぶ者あり)どうかお調べの上、欠いているようであつたら暫時休憩を願いたいと思います。(拍手「そうだ」「賛成いたします」「何だ、自由党はいないじやないか」「人を懲罰するのに弁明を聞かない奴があるか」「怪しからんじやないか」「定足数なし」「退場々々」「議長の判断はどうです」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 やはり議場の定足数を数えてみますると、定足数を欠いておりますから、又時間も丁度夕食時間……

第13回国会 参議院本会議 第64号(1952/07/07、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は只今の大野幸一君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第67号(1952/07/21、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は只今の曾祢益君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は只今の波多野鼎君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第72号(1952/07/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は社会党第四控室を代表いたしまして、只今議題となりました会期一日延長について反対の意見を申述べます。普通は会期延長等について討論を行わないのが大体慣例になつておつたのであります。併し、あえて本日これが討論に立たなければならないということは、私は最も遺憾とするものであります。と申しますのは、(「慣例通りにやればいいじやないか」と呼ぶ者あり)三十日間会期延長を衆議院におきまして一方的に議決いたしまして、参議院におきましては十日間の延長を議決したのにもかかわらず、これが協議も調わなかつた。而も衆議院におきましては一方的に三十日間の延期をきめておきながら、二十五日まで自然休会に入りまし……

第14回国会 参議院本会議 第閉会後1号(1952/08/31、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は只今の木村守江君の動議に賛成いたします。

第15回国会 参議院本会議 第9号(1952/12/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 只今の積雪寒冷単作地帯振興対策審議会委員の選挙は、成規の手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 参議院本会議 第13号(1953/06/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 湿田単作地域農業敬畏促進対策審議会委員の選挙は、成規の手続を省略いたしまして議長において指名せられんことの動議を提出いたします。

第16回国会 参議院本会議 第16号(1953/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は只今の石村幸作君の動議に賛成いたします。

第16回国会 参議院本会議 第25号(1953/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は、只今の石村幸作君の動議に賛成いたします。

第16回国会 参議院本会議 第26号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は、只今の松澤兼人君の動議に賛成いたします。

第16回国会 参議院本会議 第33号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は只今……(発言する者多し)議場を整理して下さい。  私は、只今労働委員長栗山良夫君から報告されました電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案の審議の中間報告に対しまして、二、三質問をいたしたいと存じます。  先ず第一点は、四日間の会期を残しながら、昨日、院議を以て中間報告を要求されたことに対しまして、委員長から縷々心境を披瀝されましたが、これは、国会法の五十六条の三の第一項によつて、中間報告を求めることができるというので求めたのでございまするけれども、その裏には、単に中間報告を求めてそれから態度を決定しようという中間報告の求め方ではなくして、もろ労働委員……

第18回国会 参議院本会議 第2号(1953/12/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、昨日行われました吉田首相の政府の所信に関する演説及び小笠原蔵相の財政演説を中心として、最近における政府の施政について、首相以下関係閣僚諸君に質問いたします。  このたびの臨時国会は、人事院勧告に基く給与改訂と仲裁裁定実施等の労働問題が当面の緊急議題になつておりますので、この問題から伺いますが、人事院勧告は国家公務員法の定むるところにより、仲裁裁定は公共企業体等労働関係法の規定に従つて、それぞれ出されたものであるが、政府の取扱い方を見ておりますると、この二つの法律の立法精神を曲げて解釈しているようでありますから、首相はこの二つの法律の立法精……

第19回国会 参議院本会議 第8号(1954/02/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私はこの際、労働組合不当弾圧に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は社会党第四控室を代表いたしまして、去る一月三十日、国鉄の本庁前で総評傘下の組合員の陳情団に加えられました警官隊の暴圧、傷害事件に関し質問すると共に、最近ますます弾圧的な傾向が甚だしくなつて参りました政府の労働政策について質したいと存じます。事件は昨年の末に発生した仲裁裁定をめぐる紛争に関して、一月の二十二日に突如国鉄当局が組合幹部十八名を公労法違反として解雇処分に付したことに端を発しているのであります。この処分は法律論といたしましても、又常識的に考えましても、労働問題として考えましても、多くの……

第19回国会 参議院本会議 第10号(1954/02/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私はこの際、疑獄事件政界波及に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は社会党第四控室を代表いたしまして、造船疑獄の政界波及について、緒方副総理以下関係大臣に質問いたしたいと存じます。  政界が今日のごとく国民の不信を買つたことは、日本の政治史上未曾有であると思うのであります。事態を一体ここまで落し込んでしまつたのは、五カ年間に亘つて政権を担当して来た吉田内閣の政治が、そういうことを発生するような政治をやつて来たのであつて、政治的な責任が極めて重大であろうと思うのであります。そして、今、かねてから、とかくの風評があり、良識ある自由党員の諸君でさえも顰蹙しておつたと……

第19回国会 参議院本会議 第24号(1954/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は社会党第四控室を代表いたしまして、財政法第四十二条の特例に関する法律案に反対の意見を申述べます。  この法案は安全保障諸費及び連合国財産補償費で、昭和二十八年度に繰越してあつたもののうち、年度内に支出を終らないものについて、更に二十九年度に繰越して使用することができるようにするものであつて、財政法上の建前からいたしましても、全く異例の処置であります。元来これらの費目は二十七年度予算審議に当つて最も議論のあつた費目でありまして、当時政府が占領軍から高圧的に編成を命ぜられた費目であつて、その使途も明確にされていないし、且つ国の財政力から見ましても過重な負担であるといろ意見が多かつ……

第19回国会 参議院本会議 第38号(1954/04/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は社会党第四控室を代表いたしまして、只今提案せられました法務大臣の検事総長に対する指揮権発動に関し内閣に警告するの決議案に対しまして全面的に賛成するの意見を申述べます。(拍手)  犬養前法務大臣が検察庁法第十四条を発動して、自由党幹事長佐藤榮作氏の逮捕許諾要求を抑えまして、造船疑獄捜査に重大なる支障を与え、外、国民には重大なる疑惑を高めましたことにつきましては、行政権の不当干渉であつて、日本の司法史上に大汚点を印したものと言わなければなりません。(拍手)而もこの不当干渉は、犬養前法務大臣の心から出たものではなくて、吉田総理とその側近及び緒方副総理らが、犬養前法相に圧力をかけて強……

第19回国会 参議院本会議 第54号(1954/05/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は社会党第四控室を代表いたしまして、企業資本充実のための資産再評価等の特別措置法案の衆議院送付案及び委員会修正案に反対するものであります。  資産再評価については、一次、二次、三次と法的な処置が行われまして、インフレの最終的の跡始末としての資産再評価というものが一応決定いたしております。併しながら法律の意図しております通りには行われないために、いよいよこれが資産再評価の最終的なものであるといつた特別な措置をとる必要があるというのが本案の趣旨であります。企業の自己資本を充実するために、資産の再評価を強制し、その再評価した帳簿価額に応ずる償却を推進し、更に再評価の結果できた積立金を……

第22回国会 参議院本会議 第21号(1955/06/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は、山下君の動議に養成いたします。

第22回国会 参議院本会議 第26号(1955/06/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は、棚橋小虎君の動議に賛成いたします。

第22回国会 参議院本会議 第29号(1955/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○菊川孝夫君 私は、ただいま議題となりました在外財産処理促進に関する決議案に対しまして、社会党第四控室を代表して賛成いたします。  在外財産問題については、久しい間、関係者より繰り返しその処理促進について要望されて参ったところでありまして、戦後十年を経過いたしました今日、すみやかに解決しなければならぬ問題であることは申し上げるまでもございません。先に預貯金及び送金小切手等返還に関する問題は、一部解決せられたのでありますが、いまだ関係者の納得できる財産問題の解決ができておらないのであります。これら関係者は、当時政府の奨励、あるいは半ば強制的に大陸の各地、あるいは朝鮮、台湾等に、国の政策に寄与する……

第23回国会 参議院本会議 第7号(1955/12/15、3期、日本社会党)

○菊川孝夫君 私は社会党を代表し、行政管理庁設置法の一部を改正する法律案について、政府原案に賛成、委員長報告の修正議決に反対します。  この修正案は、内閣委員会で緑風会の島村軍次君よりの提出されたものでありますが、意外にも政府与党たる品由民主党の委員も、この修正案に賛成をされまして、実はあぜんとしたのであります。そこで野党たるわれわれ社会党委員のみが政府原案に賛成し、緑風会と与党自由民主党の委員によって、政府原案が実質的に骨抜きにされたのであります。政党内閣制の、しかも二大政党対立の出発に当りまして、与党たると野党たるとを問わず、相戒めまして、この制度運営について民主的な慣行を打ち立てるように……

第24回国会 参議院本会議 第56号(1956/05/30、3期、日本社会党)

○菊川孝夫君 私は、ただいま議題となりました河野国務大臣に対する戒告決議案に対しまして、政治的な立場から、政治的見地から、一つ賛成の意見を述べたいと存じます。  二大政党時代を迎えまして初めてのこの国会に当りまして、国民が二大政党の成長と、国政の円満なる運営を期待しておったと思います。しかし、いよいよ会期末になりまして、この姿、多数党は、何も多数であるから自己の主張をそのまま押し切るというのであったならば、選挙の終ったときに、すでに勝負はきまっておるのでありまして、もう国会を開く必要がないと思います。従って、少数党の意見にも十分耳を傾け、かつは院外の世論にも耳を傾けまして政治をするところに意義……

第24回国会 参議院本会議 第60号(1956/06/03、3期、日本社会党)

○菊川孝夫君 私は社会党を代表いたしまして、国防会議の構成等に関する法律案につき、反対の意見を申し述べます。  反対の第一の理由は、本法律案が憲法に違反するからであります。憲法は前文において、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し」、その第九条によって、非武装と戦争の放棄を世界に宣言し、約束したのであります。この宣言、約束こそは、百兆億の賠償にまさる民族的謝罪であり、原水爆の惨禍から人類を守ろうとする積極的意欲のほとばしりであったのであります。憲法の前文と第九条をすなおに読んで、本法律案が立法精神に違反し、その条章に抵触することは明々白々であり、一点疑問の余地……


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データ更新日:2022/12/09

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