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大矢半次郎 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

大矢半次郎[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧質問主意書

大矢半次郎参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

在籍期
発言
文字数
議会役職
政府役職



13回
22577文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

30回
103337文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字



参議院在籍時通算
43回
125914文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 参議院本会議 第12号(1950/07/31、2期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました請願第四十八号外百二件についての大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  請願第四十八号は、勧業銀行法を改正して農村金融機関としての機能を発揮できるよう整備すること、請願第四十九号は、大蔵省預金部資金を地方に還元融通すること、請願第八十号は、福島県白河市に常陽銀行支店を設置すること、請願第九十八号、同じく第四百三十六号の二件は、いずれも国民金融公庫に関するもので、前者は、事業資金を大幅に増額し、又出先機関を増設すること、後者は、貸付資金を増額させるため、公庫法の一部を改正することを要請しております。請願第九十六号は、課税の適正、徴税の民主……

第9回国会 参議院本会議 第7号(1950/12/06、2期、自由党)

○大矢半次郎君 只今上程せられました国民金融公庫法の一部を改正する法律案の委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。最近の金融事情におきましては、国民大衆が生業資金として一般金融機関から融通を受けることは極めて困難な状態でありまして、従つて国民金融公庫に対する資金需要は甚だ多く、本年十月末までに普通小口貸付三十三億一千万円、更正資金九億五千万円の貸付を行い、本年度増資分十二億円も八月末までに貸付を終り、九月以降は僅かに回收金を貸付けているに過ぎない状態でありますので、昭和二十五年度一般会計補正予算に国民金融公庫に対する政府出資金十億円を計上し、公庫の現資本金三十億円を四十億円に増加……

第9回国会 参議院本会議 第9号(1950/12/08、2期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました請願十八件及び陳情三件について、大蔵委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。  先ず税制に関するものについて申上げます。日程第三十三外五件は物品税に関するものでありまして、碁、将棋用具、喫煙用具について免税点を設定すること、又時計部分品、釣魚用具、鏡台、ラジオ受信機等について、物品税を減免することをそれぞれ要請いたしております。日程第三十九は揮発油税を軽減すること、日程第四十は酒税を引下げること、日程第四十一は農家に対する課税が個々の実情を顧みない等の不十分の点が多いので、これを是正し、合理的な課税を行うこと、日程第四十二は、織物消費税の……

第9回国会 参議院本会議 第10号(1950/12/09、2期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました郵政事業特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律案ほか四件の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  本案は、郵政事業特別会計における給與ベースの改訂、臨時年末手当の支給等に必要な経費として、四十八億四千一百六十万八千円を要するのでありますが、その財源としましては、既定経費の節約による歳出減及び今後の増收対策による牧人増を見込みましても荷十二億八千三百八十六万八千円の歳入不足を生ずることとなりますので、その不足額を一般会計からの繰入金を以て補填いたそうとするものであります。尚この会計の財政状況が健全な状……

第10回国会 参議院本会議 第35号(1951/03/31、2期、自由党)

○大矢半次郎君 只今上程せられました農林漁業資金融通特別会計法案の委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  本案は、今国会において成立いたしました農林漁業資金融通法に基き、農林漁業者に対し資金の貸付を実施いたすことになります場合、新たに農林漁業資金融通特別会計を設置いたしまして、一般会計と区分してその経理状況を明確にいたそうとするものであります。次にこの法案の要点を申上げますと、本特別会計は農林大臣が管理し、その資本は一般会計及び米国対日援助見返資金特別会計からの繰入金に相当する金額を以てし、その歳入は、貸付金の償還金及び利子、一般会計及び米国対日援助見返資金特別会計から……

第10回国会 参議院本会議 第39号(1951/05/10、2期、自由党)

○大矢半次郎君 只今上程せられました相互銀行法案の委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  御承知のごとく、我が国における中小企業の占める重要なる地位に鑑みまして、従来より中小金融対策として政府資金の導入、商工組合中央金庫の活用等の諸方策が講ぜられて参つたのでありますが、この際中小金融機関の体系を整備し、中小金融の専門機関の制度を確立する見地より、普通銀行の制度とは別に、中小企業者のための金融機関として、且つ国民大衆のための貯蓄機関として相互銀行制度を確立せんとするものであります。  本案の内容の概要について申上げますと、相互銀行は地方的に国民大衆の相互金融を主たる業務と……

第10回国会 参議院本会議 第45号(1951/05/23、2期、自由党)

○大矢半次郎君 只今上程せられました保險業法の一部を改正する法律案、外国保險事業者に関する法律の一部を改正する法律案、船主相互保險組合法の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告いたします。  先ず保險業法の一部を改正する法律案について改正の要点を申上げます。第一点は、いわゆる保証保險事業を保險業法上の保險事業として認めようとするものであります。即ち保証保險事業は、保險会社が物品納入者、被用者又は工事請負人等の一般契約上の債務者から保險料を受入れ、物品注文者、使用者又は工事発注者等の債権者が契約の履行に関してこうむる損害を補填する事業でありまして、厳密には保險……

第10回国会 参議院本会議 第46号(1951/05/25、2期、自由党)

○大矢半次郎君 只今上程せられました証券投資信託法案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  本案は、資本蓄積促進の要請に応ずる一方策としまして、証券投資信託制度を確立し証券投資信託の受益者の保護を図ることにより、一般投資者による証券投資を容易にし、証券市場の安定、長期産業資金の調達を容易ならしめようとするものであります。  次に本案の主なる内容を申上げます。第一に、証券投資信託は、信託財産を委託者の指図に基いて特定の有価証券に対する投資として運用することを目的とする信託であつて、且つその受益権を分割して、これを不特定多数の者に取得させることを目的とするものであるこ……

第10回国会 参議院本会議 第47号(1951/05/26、2期、自由党)

○大矢半次郎君 只今上程せられました租税債権及び貸付金債権以外の国の債権の整理に関する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  租税債権及び貸付金債権を除く国の債権で、債務者が無資力のために、その債権にかかる收入金を納付することが著しく困難であると認められるものにつきましては、明治四十四年に制定せられました租税外語收入金整理に関する法律の規定によりまして、これを分賦弁済の方法による定期貸債権又は資力回復のときを弁済の期限とする据置貸債権として整理して参つたのであります。併しこの法律の規定によりましては、これら債権の処理に万全を期しがたい憾みがありますので、今回新たに……

第10回国会 参議院本会議 第48号(1951/05/28、2期、自由党)

○大矢半次郎君 只今上程せられました信用金庫法案及び信用金庫法施行法案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  最近中小企業金融はその重要性を増加しつつあり、信用協同組合は中小企業者に対する金融機関として相当の活動を示しておるのでありますが、現在の信用協同組合は、その根拠法である中小企業等協同組合法によつて一般の事業協同組合と同様に自由放任的色彩を以て律されており、金融機関としての組織監督等に関して深く配慮せられていない憾みがあるのであります。よつてこの際、信用協同組合のほかに、同じく協同組織による信用金庫の制度を設けて、中小企業金融機関としての体系を確立し、その活……

第12回国会 参議院本会議 第18号(1951/11/16、2期、自由党)

○大矢半次郎君 只今上程せられました保險業法の一部を改正する法律案ほか四件の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず保險業法の一部を改正する法律案についてその内容を申上げます。御承知のごとく、我が国損害保險会社は、外貨建、積荷保險において極めて大きな損害率をこうむつており、海上保險事業を行う上に著るしく不利な立場に置かれておる実績に鑑みまして、今回損害保險の円滑な引受を確保するため、海上保險事業及びその他の損害保險事業について、必要な範囲内において損害保險会社相互間の共同行為を認め、私的独占禁止法及び事業者団体法の適用を排除いたそうとするものであります。又これに伴いま……

第13回国会 参議院本会議 第17号(1952/02/28、2期、自由党)

○大矢半次郎君 只今上程せられました国民金融公庫法の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  御承知のごとく、国民金融公庫は昭和二十四年資本金十三億円を以て発足いたし、爾来五回に亘つて増資を行い、昨年十二月末までに普通貸付約百二十一億円の貸付を行い、国民大衆の生活安定に多大の寄與をなして参つたのでありますが、明年度におきましても公庫に対する資金需要は依然相当の額に上ることが予想されますので、昭和二十七年度予算におきまして、公庫に対する出資金として三十億円を計上いたし、これに伴い公庫の現在の資本金七十億円を百億円に変更増額しようとするものであります。なお……

第15回国会 参議院本会議 第15号(1952/12/23、2期、自由党)

○大矢半次郎君 只今上程せられました大蔵委員会付託の請願並びに陳情につきまして、本委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。  大蔵委員会におきましては、特に小委員会を設け、紹介議員からの趣旨の説明、各委員の意見及び政府の見解を十分に聴取いたしましてその上質疑応答を重ね、慎重に審議をいたしたのでありますが、その結果は次の通りであります。  請願第五百五十九号、第千二十四号は、元海軍文官の退職賞与中連合軍最高司令官の指令により支払を停止された未払額を独立の今日支払を促進せられたいとの趣旨であり、請願第七百十三号は、医療法人の相続税が新たに課せられることのないよう措置せられたいとの……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 参議院本会議 第8号(1953/05/30、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました大蔵省関係法律のうち、期限等の定のあるものにつき当該期限等を変更するための法律案ほか二法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず大蔵省関係法律のうち、期限等の定のあるものにつき当該期限等を変更するための法律案について申上げます。有効期限、免税期限等の定のある大蔵省関係の法律につきましては、先に暫定的に期限等を二カ月間延長する措置が講ぜられたのでありますが、諸般状況から見て、この際なお暫らく現状を存続するのが適当と考えられます。この趣旨に基き、本案は取りあえず、これらの法律の定める期限等を更に二カ月間延長しようとするものでありま……

第16回国会 参議院本会議 第13号(1953/06/19、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました二法律案につきまして、大蔵委員会の審議の経過並びに結果を申上げます。  先ず国の所有に属する物品の売払代金の納付に関する法律の一部を改正する法律案について申上げます。  本案は三浦辰雄君ほか十一名の発議にかかるものであります。国有林野のいわゆる立木の売払におきましては、それが大量である場合又は搬出設備のない奥地林のものである場合には、立木の買受人が搬出設備を設け、伐採し、搬出し、売払いまして、その代金を回収いたしますまでには、相当の長期間を必要とする実情にあります。現行の国。所有に属する物品の売払代金の納付に関する法律が施行せられます以前は、この実情を考慮せ……

第16回国会 参議院本会議 第14号(1953/06/26、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となつております金管理法案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果につき御報告申上げます。  先ず法案の提案理由並びに内容について申上げます。これまで、政府は、金については全面的に価格及び需給の統制を行なつておつたのでありますが、最近における金の生産及び金に対する需要の状況に即応して、新産金の一部のみを政府が買上げ、それ以外の金については一切の統制を廃止いたしまして、金の価格及び取引を自由にし、金に対する需要の増加に応じようとすると共に、金鉱業の育成に資せしめようとするものであります。  次にその内容を申上げますと、政府が強制買上げをする金は、新産金のうち政令で定める割……

第16回国会 参議院本会議 第16号(1953/06/30、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました国際復興開発銀行等からの外資の受入に関する特別措置に関する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  最近、外貨資金の導入につきましては、電力設備合理化のための資金の借入が期待せられるに至りましたので、本案は、国際復興開発銀行等からの外資の受入を促進するために関係諸法律の特例規定を設けようとするものであります。  次に、その内容を申上げますと、第一に、国際復興開発銀行又は外国政府金融機関から外資を受入れようとする場合に、当該貸付を受けようとする者が主務大臣の認可を受けたときは、その認可を以て外資に関する法律の規定による認可を受けたも……

第16回国会 参議院本会議 第17号(1953/07/04、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました二法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  先ず、社寺等に無償で貸し付けてある国有財産の処分に関する法律の一部を改正する法律案について申上げます。  神社、寺院及び教会に対し、国有財産法によつて無償で貸し付けてあつた国有財産、又は国有林野法によつて保管させてあつた国有財産のうち、宗教活動を行うに必要なものは、昭和二十二年以来、それぞれ主務大臣がこれを譲与し、又は時価の半額で随意契約によつて売り払つて参つたのでありますが、この譲与、売払をいたします場合、又はその処分に対する訴願の裁定をいたします場合は、社寺境内地処分審査会又……

第16回国会 参議院本会議 第20号(1953/07/10、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました四つの法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず一般会計の歳出の財源に充てるための緊要物資輸入基金からする一般会計への繰入金に関する法律案について申上げます。御承知のごとく、緊要物資輸入基金特別会計は、一般会計から繰入れました二十五億円の緊要物資輸入基金を以て、国際的取きめによつて我が国に割当てられた稀少物資の取得及び売払を行なつて参つたのでありますが、本案は、その最近の運用の実情に鑑みまして、昭和二十八年度において一般会計の歳出の財源に充てるために、この基金から十五億円を限り一般会計に繰入れることとすると共に、将来情……

第16回国会 参議院本会議 第23号(1953/07/17、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました四つの法案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず地方公共団体の負担金の納付の特例に関する法律案について申上げます。  本案は、最近の地方の状況に鑑みまして、国の行う直轄事業につき、道路法、河川法、土地改良法及び港湾法等の規定による地方公共団体の負担する負担金につきまして、昭和二十八年度以降の国の行う事業分から、当分の間、当該地方公共団体の発行する地方債の証券を以て納付させることができる特例を設けることとし、利率、償還方法、収納価格等については政令で定めようとするものであります。なお納付期日までに納付されなかつた昭和二十七……

第16回国会 参議院本会議 第24号(1953/07/20、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました七法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず公認会計士法の一部を改正する法律案について申上げます。  本案は衆議院議員苫米地英俊君ほか二十四名の提出にかかわるものであります。昭和二十三年に公認会計士法が制定せられましたとき、計理士その他会計監査の専門家で公認会計士にふさわしい品位と能力を有する者に対しまして、公認会計士となる特別の途を開きますため、暫定的に二カ年を限つて特別試験制度が施行せられたのであります。そののち、この期間の満了いたします昭和二十六年になりますと、公認会計士の資格試験でありますところの第三次試験の受……

第16回国会 参議院本会議 第25号(1953/07/22、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました二法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず登録税法の一部を改正する法律案について申上げます。  本案は、最近における不正印紙の使用状況に鑑み、登記所等において登録税の納付に使用された印紙が偽造等不正のものであることを発見したときは、税務署に通報することとし、これによつて国税徴収の例にならい登録税を追徴することができることといたし、このほか、外国公認会計士及び計理士が更新登録をした場合にも、開業登録の場合と同様に登録税を課することなどの改正を行おうとするものであります。本案の審議の詳細は速記録によつて御承知願います。 ……

第16回国会 参議院本会議 第26号(1953/07/24、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今、議題となりました五つの法律案並びに二つの議決を求めるの件について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  まず国有財産法等の一部を改正する法律案について申上げます。  本案は、国有財産法及び国有財産特別措置法に若干の改正を加えて、国有財産制度を整備し、関係事務の適正な運営を期しようとするものであります。まず国有財産法の改正について、その主要点を申上げますと、第一に、国有財産の分類及び種類に変更を加えたことであります。現行法によりますと、等しく公共の用に供せられる財産でありなから、公共福祉用財産は行政財産に、道路その他の公共物は普通財産に、それぞれ分類……

第16回国会 参議院本会議 第28号(1953/07/29、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました七つの法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず砂糖消費税法の一部を改正する法律案について申上げます。  本案は、砂糖消費税の負担の実情等に鑑み、分蜜白糖等につき、その税率を二割程度引上げると共に、含蜜糖については種別に応じて負担の調整を図り、又、課税済の砂糖等を原料として製造した第三種の砂糖以外の砂糖等を製造場から引取る場合には課税しないこととするほか、利子税を徴収する規定を新たに設けようとするものであります。  本案審議におきましては、国内産甘味料である水飴、葡萄糖との関連、砂糖消費税を引上げる理由等について慎重な……

第16回国会 参議院本会議 第29号(1953/07/30、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました六つの法律案二つきまして、大蔵委員会における審議の経過及びその結果について御報告いたします。  先ず、昭和二十八年産米穀についての超過供出奨励金等に対する所得税の臨時特例に関する法律案について申上げます。  本案は衆議院議員内藤友明君外二十四名から提案されたものでありまして、その内容を簡単に申上げますと、昭和二十八年産米につきまして、前年同様、早期供出奨励金、超過供出奨励金等に対する所得税を免除すると共に、特別指定業者による特別集荷米に対しましても、奨励金に相当する金額については、昭和二十八年分又は同二十九年分の所得の計算上、所得税法の総収入金額に算入しない……

第16回国会 参議院本会議 第35号(1953/08/06、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました三法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず法人税法の一部を改正する法律案について申上げます。  租税政策を通じて法人の資本蓄積を促進するため、価格変動準備金制度の改善、貸倒準備金の限度引上げ等の諸措置は、別途審議いたしております租税特別措置法の一部を改正する法律案並びに関係政令の改正によつて実施されることになつておりますので、その機会に御報告いたすこととし、本案の改正点を申上げますと、  第一は、個人の有価証券に対する譲渡所得税の廃止に伴い、法人の清算所得に対して新たに法人税を課税することとし、その税率は、普通法人の……

第16回国会 参議院本会議 第36号(1953/08/07、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました三つの法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。先ず日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴う国有財産の管理に関する法律の一部を改正する法律案について申上げます。  本案は、衆議院議員岡良一君外二十六名の提出にかかるものでありまして、国が、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴う国有の財産の管理に関する法律の規定により、合衆国の軍隊の用に供するため、国有の財産の使用を許そうとするときは、内閣総理大臣は、あらかじめ関係行政機関の長、関係ある都道府県及び市町村の長並……

第17回国会 参議院本会議 第6号(1953/11/07、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました二法案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず農業共済再保険特別会計の歳入不足を補てんするための財源措置等に関する法律案について申上げます。  御承知のごとく、昭和二十八年度におきまして、風水害、冷害等が異常に発生したのでありますが、このために、農業共済再保険特別会計の農業勘定においては、再保険金の支払が著しく増加し、昭和二十八年度において多額の歳入不足を生ずることと相成りますので、本案は、この補填のため昭和二十八年度において八十五億円を農業勘定に繰入れることができることとし、且つ農業勘定の積立金についても、昭和二十八年度……

第18回国会 参議院本会議 第4号(1953/12/04、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  本案は、小林政夫君外十七名の発議により、本年八月六日第十六国会に提出され、今日まで継続審議をして参つた法律案であります。  先ず本案の提案の理由及び内容について申上げます。第十六国会において租税特別措置法の一部が改正されまして、輸出業者、輸出品の製造又は加工業者に対し、特別な減税措置が講ぜられたのであります。併しながら、この法律改正によりますと、加工業者が輸出のための加工といたします場合に、受注先が輸出業者であれば減税の特典を受けるのでありますが、輸出……

第18回国会 参議院本会議 第6号(1953/12/08、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(印刷事業)外二件について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(印刷事業)について申上げます。  本件は、第十七回国会の十一月四日、本委員会に予備付託となり、継続審査中のものであります。  本年四月十日、全印刷局労働組合は、本年四月以降の賃金改訂に関する要求を印刷局に対して提出し、両当事者間で団体交渉を重ねましたが、妥結に至らず、調停段階に入り、六月二十六日公共企業体等中央調停委員会は……

第19回国会 参議院本会議 第13号(1954/02/26、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました法律案二件及び議決を求めるの件一件について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず日本銀行券預入令等を廃止する法律案について申上げます。  本案は、先に終戦直後の経済緊急事態に対処するため制定されました日本銀行券預入令を関係法令と共に廃止し、併せて所要の経過措置を規定いたそうとするものであります。日本銀行券預入令は、昭和二十一年三月二日以前に流通していた旧日本銀行券の強制通用力を失わせると共に、これをすベて金融機関等に対する預貯金等とし、一定の制限の下に新日本銀行券によつて引き出させることを目的としておるのでありますが、企業及び金……

第19回国会 参議院本会議 第16号(1954/03/10、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました四法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず昭和二十八年度における国債整理基金に充てるべき資金の繰入の特例に関する法律の一部を改正する法律案について申上げます。  昭和二十八年度におきましては、国債の償還に充てるための資金の特例といたしまして、国債の元金償還に充てるため一般会計から繰入れるべき金額は、財政法第六条の規定による前々年度歳入歳出決算上の剰余金の二分の一相当額にとどめ、国債整理基金特別会計法第二条第二項の規定による前年度初め国債総額の一万分の百十六の三分の一相当額の繰入は、これを要しないこととすると共に、日本……

第19回国会 参議院本会議 第22号(1954/03/24、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました三法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず関税法案について申上げます。  現行関税法は明治三十二年に制定され、終戦時までに五回、終戦後は十五回に亘り改正されたのでありますが、古い立法でありますので、これを近代的な行政法規として全文を書き改め、内外の諸情勢に即応せしめて関税の賦課徴収に関する規定を整備し、税関手続を簡素化し、保税制度の活用を便ならしめる等の改正を図ろうとするものであります。以下現行法と照応しながら、本案の主なる内容を申上げます。  第一点は、関税関係法規の統合及び整備を図ろうとすることであります。即ち諸……

第19回国会 参議院本会議 第24号(1954/03/29、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました所得税法の一部を改正する法律案ほか十四法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  先ず最初に、今次の税法改正の基本方針について申上げます。御承知のごとく、昭和二十九年度税制改正の方針といたしましては、租税負担の調整と資本蓄積の促進を図り、併せて奢侈的消費の抑制、国際収支の改善等に資するために、所得税、法人税等の直接税の負担を軽減合理化すると共に、他方奢侈高級品を中心とする間接税の増徴、新設を行い、その他課税の適正、簡素化及び地方財源の偏在是正を図ろうとするものであります。以下、上程順序に従いまして、各法案について御報告申上げま……

第19回国会 参議院本会議 第25号(1954/03/30、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました四法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず骨牌税法の一部を改正する法律案について申上げます。  御承知のごとく麻雀に対する現行課税率は、一律に千五百円となつておりますが、今回骨牌の使用状況に鑑みまして、素材の種類に応じて税率に段階を設けることとし、麻雀一組につき象牙製のものは六千円、牛骨製のものは四千円、その他のものは二千円にそれぞれ税率を引上げると共に、トランプ、花札等についても現行五十円を六十円に引上げようとするものであります。  本案は衆議院において修正議決されたものでありましてその要旨を申上げますと、牛骨等を……

第19回国会 参議院本会議 第26号(1954/03/31、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  本案は、資本蓄積の促進、資本構成の是正、輸出振興等の見地より、今次税制改正の一環として所得税、法人税について所要の軽減措置を講じようとするものであります。  以下、本案の主な改正点を申上げますと、第一点は、個人が昭和三十一年三月末日までになした預入期間一年以上の長期の定期性預金等について支払を受ける利子所得については、他の所得と分離して五彩の税率で課税することとし、又配当所得についても、その源泉徴収税率を、今後一年間は一五%に引下げることとするほか、証……

第19回国会 参議院本会議 第42号(1954/05/07、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました二法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず、当せん金附証票法の一部を改正する法律案について申上げます。  本案は、衆議院議員淺香忠雄君外十八名の提出にかかるものであります。当せん金附証票法の現行規定によりますと、当せん金品の支払い又は交付は、証票の購入者又はその相続人その他の一般承継人に限られております。従いまして、最近岸和田市に起つた事例のごとく、当せんした当せん金附証票を拾得し、警察に届出た場合に、落し主が判明しないときは、それにがかる債権は一年間の時効によつて消滅することとなり、後日において拾得者が民法の規定に……

第19回国会 参議院本会議 第43号(1954/05/08、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました三法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず、日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の実施に伴う関税法等の臨時特例に関する法律案について申上げます。  本案は、先に今国会において承認せられました日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定が実施されます場合、同協定第六条の関税、物品税等の免税条項に基きまして、関税法等の関係税法に所要の特例を設けようとするものであります、  以下、本案の主要点を申上げますと、第一点は、本邦政府、合衆国政府及び他の被援助国政府以外の者が、協定に基いて関税、物品税、揮発油税の免除を……

第19回国会 参議院本会議 第46号(1954/05/14、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました六法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず、交付税及び譲与税配付金特別会計法案について申上げます。  本案は、地方交付税及び地方譲与税の配付に関する政府の経理を明確にするために特別会計を設置しようとするものであります。大要について申上げますと、この会計は、内閣総理大臣及び大蔵大臣が共同管理し、地方交付税相当額の一般会計からの繰入金、入場税収入及び附属雑収入を歳入とし、地方交付税交付金、入場譲与税譲与金、入場税収入の一割相当額の一般会計への繰入額及び附属諸費を歳出とし、毎会計年度の決算上の剰余金は翌年度の歳入に繰入れ、……

第19回国会 参議院本会議 第49号(1954/05/21、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今上程せられました三法律案につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず、公認会計士法の一部を改正する法律案について申上げます。  本案は、公認会計士試験の第三次試験及び特別公認会計士試験の実施状況から考え、又公認会計士試験制度の確立を図るために、この際公認会計士となるには、何人も第三次試験に合格しなければならないという原則を確立する一方、特別公認会計士試験制度が本年七月三十一日で廃止されますので、暫定措置として、特別公認会計士試験の受験資格者に対し、第三次試験を受けるため必要な専門的学識を有するかどうかを判定するための検定を行うこととし、こ……

第19回国会 参議院本会議 第54号(1954/05/30、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今上程せられました企業資本充実のための資産司評価等の特別措置法案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  本案は、資産再評価の実施の状況並びに企業の資本構成、経理等の実情に鑑み、一定規模以上の会社について資産の再評価を強制すると共に、一定限度以上の再評価を行なつた者に対して、再評価税及び固定資産税を軽減する等の措置を講ずることにより、企業資本の充実を促進し、その経営の安定と経理の健全化を図ろうとするものであります。  以下その大要を申上げますと、  第一に、一定規模以上の株式会社は、原則としてこの法律施行日後、昭和一十九年中に開始する事業年度開始の……

第19回国会 参議院本会議 第56号(1954/06/01、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました協同組合による金融事業に関する法律等の一部を改正する法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  本案は衆議院議員千葉三郎君ほか十一名の提出にかかるものであります。  御承知のごとく昭和二十六年六月に信用金庫法が施行され、信用協同組合の大半は信用金庫に転換したのでありまして、残存信用協同組合は、同法施行後二年間は、従前通り組合員以外のものの預金又は定期積立金の受入れができることとなつていたのであります。然るところ、二年間を経過いたしました今日においては、残存信用協同組合及び新たに都道府県知事の認可を受けて設立された信用協同組合……

第19回国会 参議院本会議 第58号(1954/06/03、3期、自由党)

○大矢半次郎君 只今議題となりました二法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず国有財産特別措置法の一部を改正する法律案について申上げます。  本案は、衆議院議員苫米地英俊君外二十五名の提出に係るものでありまして、地方公共団体が更生保護事業施設若しくは協同農業普及事業を遂行するため設置する経営伝習農場等の施設の用に供するとき、又は更生保護会が更生保護事業施設の用に供するときは、旧軍関係財産等の普通財産を減額譲渡又は貸付することができることとすると共に、更生保護会に対し、その代金の支払についても十年以内の延納の特約等ができることとしようとするものであります……


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データ更新日:2022/12/09

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