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立木洋 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

立木洋[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧質問主意書

立木洋参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

在籍期
発言
文字数
議会役職
政府役職



5回
17978文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

3回
8945文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

3回
8336文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

3回
12925文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

1回
3120文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

5回
26104文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

5回
27764文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

13回
47861文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

4回
20403文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字



参議院在籍時通算
42回
173436文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

10期(1974/07/07〜)

第74回国会 参議院本会議 第5号(1974/12/23、10期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、昭和四十九年度補正予算三案に対し、反対討論を行ないます。  反対の第一の理由は、本補正予算が、金脈政治で世論の糾弾を浴び、退陣を余儀なくされた田中内閣のもとで編成された経費の支出に限られ、今日の物価高、インフレと不況に悩む国民の切実な声にこたえる新施策が全くない点であります。  第二の理由は、軍国主義復活強化をはかる軍事費、陸上自衛隊の運営費四十四億円、さらに四次防に含まれる艦船の建造費の継続費総額で百七十億円以上もふやしているものとなっている点であります。  第三の理由は、前田中内閣の列島改造を依然として継続し、大企業奉仕の公共投資を改めていないことで……

第75回国会 参議院本会議 第9号(1975/03/31、10期、日本共産党)

○立木洋君 私は日本共産党を代表して、沖繩県における米軍の県道を封鎖しての不当な実弾射撃演習について、三木総理並びに関係閣僚に対して緊急質問をいたします。  米軍は、沖繩県恩納村喜瀬武原地域において、同村住民にとって必要不可欠の生活道路である県道百四号線を封鎖し、復帰以来本年三月十一日までに、十回にわたり百五ミリ、百五十五ミリりゅう弾砲の実弾射撃演習を強行し、あるいは強行せんとしてまいりました。また、現在いつ強行されるかわからない事態にあります。  総理、いやしくも独立国において、自国国民の生活道路であり、公共の用に供されている県道も封鎮し、その頭越しにりゅう弾砲の実弾演習を行うことを外国の軍……

第75回国会 参議院本会議 第21号(1975/07/03、10期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました選挙二法の中間報告を求める動議を議題とする動議に対し、質問を行うものであります。  まず、次のことをお尋ねしたい。  言うまでもなく、国会法五十六条の三に定める中間報告は、特別に必要な場合に限ってのみ許されることとされているのであります。そうでなければ、本会議から付託された委員会の審議権、審査権と自主性を奪い、議会制民主主義のルールをじゅうりんすることになることは明白であります。したがって、中間報告は、これを必要とする明確かつ具体的な理由が認められる場合でなければなりません。今国会で言うならば、国民の生活を守るために、五党一致の独禁……

第77回国会 参議院本会議 第9号(1976/05/10、10期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、核兵器不拡散に関する条約の批准承認案件について総理並びに外務大臣に質問いたします。  日本共産党は、当初から核防条約の重大な問題点を指摘し、批准反対の態度をとってまいりました。この条約の発効から六年間の内外情勢の経過は、わが党の指摘と批判の正しさを立証していると考えています。  第一に、核防条約の基本的な性格は、新しい核兵器国はつくり出さないというだけであって、 すでに核兵器を持っている国については全く手を触れず、核独占の維持、強化をねらうものであります。本条約で述べている核軍拡競争の早期の停止及び核軍備の縮小に関する効果的な措置についても、この六年間全……

第78回国会 参議院本会議 第6号(1976/09/29、10期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、総理の所信表明に対し、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  言うまでもなく、今国会の重要な任務は、ロッキード問題の徹底解明であり、同時に、国民生活の防衛であります。しかるに、一昨日、昨日の衆議院本会議で、また本日のこの会議においてでも、国会の演壇を党利党略の反共宣伝と個人攻撃の場にかえ、すでに決着済みの四十年前の治安維持法下の裁判事件を蒸し返し、わが党に不当な攻撃を加えてきた発言に対し、私は強く抗議し、断固として反論するものであります。(拍手)  先ほど、この席から公明党の多田議員が、昨日の衆議院本会議におけるわが党の不規則発言に対して非難をする発言……


11期(1977/07/10〜)

第85回国会 参議院本会議 第6号(1978/10/18、11期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、日中平和友好条約批准案件に対し、賛成の討論を行うものであります。  日中両国間に平和五原則に基づく友好関係を正しく確立することが、両国関係の今後にとってだけでなく、両国がそれぞれ重要な地位を占めるアジアの将来にとってもきわめて重要な課題であることは言うまでもありません。  その点で、まず初めに、日中両国の関係を不正常なものにしてきた過去及び現在の事情について明らかにする必要があります。  第一に、戦前、日本軍国主義が中国に対して侵略戦争を行い、中国人民に甚大な被害を与え、また戦後も、日本政府はアメリカと共同して、台湾政権を中国を代表する正統な政府とみなす……

第87回国会 参議院本会議 第16号(1979/06/01、11期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、農業、林業、漁業三日書について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  農業白書では、農業が安定的に発展しつつあるかのように描き出していますが、それは、今日の農業、農民の実態から全くかけ離れているのであります。米ばかりか、牛乳もミカンも野菜も過剰で、畜産物価格は二年連続の据え置き、都市に出て働くにも兼業の機会も狭められている、これが農民の声であります。しかも、米以外の穀物の自給率はわずか四%にまで落ち込んでいるのであります。このように、わが国の農業、食糧危機はむしろ深刻になっているのであります。総理、あなたは、この深刻な日本農業の現状を危機的な状況とし……

第91回国会 参議院本会議 第13号(1980/05/14、11期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、ただいまの大平総理の帰国報告について質問いたします。  イラン、アフガニスタン問題など緊迫する国際情勢のもとで開かれた日米首脳会談で、総理がカーター戦略への全面協力と軍事分担を増大する努力を約束したことは、八〇年代の日本の進路と国民生活にとってきわめて重大な選択を行ったと言わなければなりません。この選択は、日本の平和と安全のみならず、国民生活にも重大な事態をもたらすものであります。  質問の第一の点は、アメリカが、昨年十一月、第七艦隊のアラビア海出動という軍事脅迫に続いて、今度は直接イランの主権を乱暴にじゅうりんした人質奪還作戦と称する軍事行動を展開した……


12期(1980/06/22〜)

第94回国会 参議院本会議 第18号(1981/05/15、12期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、原子爆弾被爆者に対する特別措置法改正案に関し質問いたします。  一九四五年八月、広島、長崎に投下された原爆によって一瞬のうちに両市を廃墟と化し、人間の想像を絶した地獄を現出し、数十万の非戦闘国民を殺傷したのであります。「両手とも指先から肘まで肉がついたまま、くるっとはがれている。両方の膝坊主も黒い皮がめくれている。このまま死ぬのだろうかしら……」、これは当時十九歳の女子挺身隊員の記録であります。このような無数の惨状、地獄図は、いまだに被爆者四十万人とその家族に大きな傷跡を残しております。  原爆が人間の命、暮らし、心の全面にわたって大きな被害を与えたこと……

第98回国会 参議院本会議 第10号(1983/04/04、12期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、昭和五十八年度政府予算三案に対し反対の討論を行うものであります。  現在、国民が求めている切実な予算は、平和と軍縮、国民生活防衛と景気回復、そして民主的財政再建のための予算であります。しかるに、本予算はどうでしょうか。わが国の平和と安全を脅かす際立って危険な道を歩むものであり、同時に国民生活を犠牲にし、果てしない財政破綻の道を進むものであります。  中曽根内閣の軍事・外交路線は、アメリカ国内でさえ厳しい批判と反対にさらされ、支持をなくしつつあるレーガン米大統領の核戦略構想に積極的に加担するものであります。この路線は、わが党の官本議長が代表質問で指摘したよ……

第98回国会 参議院本会議 第11号(1983/04/20、12期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、日本国有鉄道の経営する事業の再建の推進に関する臨時措置法案について、総理並びに運輸大臣に質問いたします。  言うまでもなく、深刻な危機に陥っている国鉄の経営を再建し、国鉄を真に国民に奉仕する公共交通機関の根幹として位置づけ、さらに発展させることは、国民のすべてが願い、また関心を寄せているところであります。  ところが、今回政府が提案したこの法案は、このような国民の期待にこたえ得るものにはなっていないのであります。本法案は、長年にわたって自民党政府がつくり出し、拡大させてきた現在の国鉄危機の責任を真剣に反省することなく、したがって危機の根源にまでメスを入れ……


13期(1983/06/26〜)

第102回国会 参議院本会議 第6号(1985/01/30、13期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、総理に質問をいたします。  今年は広島、長崎の被爆四十周年であります。この四十年間、日本国民の強い願いにもかかわらず核兵器は増大の一途をたどり、核戦争による人類絶滅の危険すら強まってまいったのであります。一たん核戦争が起これば、人類の生活と文明そのものが崩壊するのであります。核戦争の阻止と核兵器の脅威から人類を解放する核兵器の完全廃絶は、今日、すべての政治家にとって最重要の課題であります。  私は、今日の核兵器問題の重要性にかんがみ、ほかの重要問題は今後予算委員会その他での同僚議員の質問に譲ることといたしまして、この問題に絞って質問をすることといたします……

第104回国会 参議院本会議 第9号(1986/04/04、13期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、一九八六年度予算三案に反対の討論を行うものであります。  この予算案は、世界に例を見ない国家財政の破綻にもかかわらず、レーガンの世界戦略を補完する軍拡や市場開放、さらに民間活力の名による財界奉仕の犠牲と負担をすべて国民に押しつける最悪の予算であります。  今日、既に明らかなように、核戦争阻止、核兵器完全廃絶は人類の死活的緊急課題として国際政治の日程に登場し、我が国でも既に九百四十を超える自治体で「非核・平和宣言」が行われ、その住民は六千二百万人を超えて我が国人口の過半数を占めるに至っています。これこそ核兵器の完全な一掃を求める国民の意思の確固としたあらわ……

第104回国会 参議院本会議 第19号(1986/05/22、13期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、昭和五十九年度決算に関連し、総理並びに関係閣僚に質問します。  冒頭にただしたいことは、総理は円高対策を講ずるために臨時国会を早期に召集する意向だと伝えられていることであります。  これは口実にすぎず、実は臨時国会で衆議院を解散し、総理自身の党利党略に基づく衆参同時選挙を強行するためであることは衆目の一致するところであります。自民党政府自身が、国民の苦しみのもとになっている円高をつくり出し、しかもそれをみずからの党利党略に利用するなどということは断じて許されないことであります。総理は、この演壇で、憲法の二院制度の精神に反する衆参同時愚挙は行わないと明言す……


14期(1986/07/06〜)

第112回国会 参議院本会議 第15号(1988/04/27、14期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、米軍地位協定に関する特別協定を改正する議定書について質問します。  まず初めに、奥野国土庁長官の重大な違憲発言についてお聞きをいたします。  かつての日本の侵略戦争は、アジア諸国民が二千万人も殺され、筆舌に尽くせない大きな惨禍をもたらしたにもかかわらず、日本が侵略国なのかなどと日本の責任を否認し、侵略戦争を合理化するに等しい発言は重大であります。総理、あなた御自身はかつての十五年戦争を侵略であったとお認めになるのかどうか、明確にしていただきたい。また皇国史観に立って憲法違反の靖国神社公式参拝を当然視するなど、たび重なる暴言は許されるべきではなく、厳正に対……


15期(1989/07/23〜)

第119回国会 参議院本会議 第3号(1990/10/18、15期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、まず、今日の緊急問題であるイラク問題への対応について総理に質問をいたします。  質問に先立ちまして、昨日の我が党の不破委員長の質問に対する総理の答弁は、まともに答えるものではなく、極めて遺憾であります。答弁は誠意を持って、質問に対し正確に答えるように最初に要求しておきます。  では、まず第一に、政府がこのイラク問題を利用して、国の最高法規である日本国憲法の解釈を変え、自衛隊の海外派兵を図ろうとすることは絶対に許せないことです。  総理は、国連の集団安全保障機能発動のための国連軍がつくられるとき、集団自衛権と集団安全保障は区別されるとして、現憲法下でのそれ……

第120回国会 参議院本会議 第5号(1991/01/18、15期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表し、湾岸地域での開戦という重大な事態とそれに対する日本政府の態度について質問をいたすものであります。  湾岸地域の平和的解決を願う国際世論と国際社会の努力の中で、十七日午前、アメリカ軍などの大規模な空爆によって湾岸戦争が開始されるに至ったことは極めて遺憾なことであります。  言うまでもなく、今日の問題の根源が昨年の八月二日イラクの野蛮なクウェート侵略と不法な併合にあることは明らかであります。国際的な厳しい糾弾にもかかわらず、イラク大統領フセインはあくまで侵略主義の立場をとり、その合理化を図り続けてきました。これは絶対に容認されるものではありません。この日本共産……

第122回国会 参議院本会議 第4号(1991/11/13、15期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表し、首相の所信に対して質問をいたします。  まず、昨日の衆議院本会議における日本共産党の不破委員長の質問に対するあなたの答弁は、全く不誠実、不公正きわまりないものと言わなければなりません。国会は言論の府であります。誠意を持って答弁すべきことを、まず最初に強く要求しておきます。  さて、今回の自民党と内閣の人事は、国民の厳しい批判を呼び起こしています。それは、ロッキード、リクルート、明電工事件に関する黒色及び灰色と言われる議員が相次いで復権し、とりわけ、大臣二十一人中十人もがリクルートに関係があること、これはまさに政治の浄化を願う国民に対する挑戦とを言うべきもの……

第123回国会 参議院本会議 第3号(1992/01/30、15期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、首相の施政方針に対し質問をいたします。  激動する世界情勢の中で、軍拡に走り国民生活をないがしろにした大国の政治が国民の厳しい批判にさらされている深刻な事態は、日本の進路にとっても極めて教訓的であります。世界的にも経済大国と言われる日本の国民生活の実態は、真の豊かさが感じられないところか、さまざまな貧しさが指摘されているように、長時間過密労働などの過酷な労働条件、都市におけるマイホームの夢の崩壊、社会保障、福祉の貧困、さらに国民の食糧を供給する農業の危機、環境破壊など、国民生活は新たな重大問題に直面しているのであります。これらの事態が、大企業優遇、アメリ……

第123回国会 参議院本会議 第22号(1992/06/08、15期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表し、PKO協力法案等についての反対の討論を行うものであります。  政府・自民党及び公明、民社の各党が、質疑継続についての特別委員会における一切の約束を踏みにじって審議中断を強行したのみならず、不当にも本会議での採決を求めていることに対し、満身の怒りを込めて抗議をするものであります。どのような策を弄したとしても、「法案を採決するという意味の起立は行われていません」と述べたNHKのテレビ中継によっても明らかなように、いかなる採決も存在しなかったということは冷厳な事実であります。採決は、質疑の打ち切り動議。及びPKO協力法案を初め五法案など六回にわたって行わなければ……


16期(1992/07/26〜)

第126回国会 参議院本会議 第3号(1993/01/27、16期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、政府の施政方針に対し質問をいたします。  一九九三年は、国民の政治に対する厳しい批判と大きな不信に示されているように、これまでの自民党政治の行き詰まりをだれの目にもはっきり見える形で迎えました。このため、宮澤首相自身、いわゆる「変革と実行」を掲げざるを得ませんでした。しかし、問題は、何をどのように変革すべきなのか、その変革が国民の真の利益にかなうのか、平和と民主主義と社会進歩の進路にかなうのか、まさにその内容と方向こそが最大の問題であります。  まず、速やかに変革すべきことは、汚れた金によって動かされ、反社会的な暴力団が介在する政治であります。  佐川急……

第128回国会 参議院本会議 第3号(1993/09/24、16期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、首相に質問をいたします。  首相は、みずからの政権を政治改革政権と名づけて政治改革の断行を最優先課題と明言しました。ところで、今回政府が提出した政治改革法案を見れば、金権腐敗の元凶とも言うべき企業・団体献金の廃止の保証は全くなく、結局は民主政治に根本的に反する小選挙区比例代表並立制を最優先させるものであることは明らかであります。  憲法前文には、「国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動しこと述べ、さらに「国政は、国民の厳粛な信託によるもの」と明記されているように、主権在民と議会制民主主義の憲法の原則にふさわしく「正当に選挙された国会」とは……

第129回国会 参議院本会議 第8号(1994/03/09、16期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表し、細川首相の施政方針に対し質問をします。  まず最初に、細川政権の基本的政治姿勢についてであります。  さきの政治改革四法の成立について、首相は政府の第一の使命を果たしたと自賛しましたが、これは参議院で否決され当然廃案となるべき法律を議会制民主主義と国会のルールを無視して、主に特定政党の総裁と首相の政治談合によって生き返らせた上、改悪したものであります。  内容は、民意の正確な反映という選挙の民主主義的原則の根底からのゆがみを一層著しくさせ、いわゆる改革の魂とまで主張してきた政治家個人への政治献金の禁止を一転して容認し、その上、国民の税金から公費助成まで配分……

第132回国会 参議院本会議 第3号(1995/01/25、16期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、首相の施政方針並びに地震災害の報告に対し質問をいたします。  最初に、兵庫県南部地震についてであります。  私は、兵庫県南部地震で亡くなられた方に深く哀悼の意をささげ、御遺族の方々にお悔やみ申し上げるとともに、負傷された方や被災者の皆さんに心からお見舞いを申し上げます。  また、多くの困難を乗り越え奮闘されている被災者の方とともに、各地で義援募金をなされ、さらに救援・救助活動に取り組んでおられる皆さんに敬意を表し、速やかな救援・復旧活動の前進のために日本共産党もともに全力を挙げて奮闘するものであります。  今回の地震は、亡くなられた方は五千名にも上り、二……

第132回国会 参議院本会議 第29号(1995/06/14、16期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました村山総理大臣問責決議案に対し賛成の討論を行います。  昨年十月の臨時国会で、我が党の不破委員長は、村山総理は自民党単独政権時代よりももっと乱暴な国民無視の極端なやり方で悪政を横行させていると、退陣を強く要求しました。村山政権誕生から今日に至る約一年の軌跡は、まさにこの内閣が問責に値するものであることを白日のもとにさらけ出しました。  村山総理を問責する第一の理由は、戦後五十年決議の問題で、我が国憲法の平和原則のよりどころとなっている侵略戦争への根本的反省を覆すところにまで突き進んでいるからであります。  旧憲法下、当時の日本政府が、……


17期(1995/07/23〜)

第134回国会 参議院本会議 第9号(1995/11/08、17期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、日米地位協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する協定について、首相に質問をいたします。  日米安保条約第六条に基づく在日米軍の地位に関しては、米軍の強い要求によって金丸信防衛庁長官の時代に受け入れた、地位協定に反する思いやり予算の数次にわたる拡大、さらに三回の特別措置の協定によって、米軍の負担が義務づけられている米軍雇用労働者の費用の全額と米軍の水光熱燃料費を日本国民の税金によって負担させるという世界的にも極めて異常な追随的協定を締結してきました。その上、この重大な本協定の国会審議入りでも、モンデール米大使の今国会でぜひという強い要求に従い審議時……

第136回国会 参議院本会議 第3号(1996/01/26、17期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、橋本首相並びに関係閣僚に対して質問をいたします。  戦後五十年を経、二十一世紀を目指して日本が選択すべき進路は、かつての侵略戦争への厳しい反省に立脚し、国民こそ主権者としての民主政治の徹底を図る道であることがいよいよ鮮明になっています。  侵略戦争と植民地支配について日本がどのような認識と態度を示すかは、戦後五十年を経た今日、新しい首相の歴史的認識の表明に国民の重大な関心があったのであります。ところが、橋本首相の施政方針演説は歴史認識を欠いたもので、内外から強い懸念と批判が出ているのは当然であります。  そこで、お聞きしたい。太平洋戦争とは一体どんな目的……

第136回国会 参議院本会議 第12号(1996/04/22、17期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表し、日米首脳会談に関し、橋本首相に質問をいたします。  今回の日米首脳会談及び日米安保共同宣言は、日米安保条約の重大な改悪であります。日米首脳会談で署名した日米安保共同宣言が「二十一世紀に向けての同盟」との副題を持っております。過去五十年間にわたって日本国民と国土を縛りつけてきた日米安保体制をクリントン米大統領は去る十八日の国会演説で、次の五十年の日米パートナーシップを展望したいと言い、何と百年も続く軍事同盟という一方的な意思表示まで行ったのであります。それは日本におけるほぼ現在の水準、つまり四万七千人の水準を含め、この地域において約十万の前方展開要員から成る……

第140回国会 参議院本会議 第3号(1997/01/24、17期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、橋本首相並びに関係閣僚に質問いたします。  まず初めに、国民に対する不当きわまりない過重な負担を押しつける予算の問題についてです。  政府は、九七年度予算で消費税率の五%への引き上げと特別減税二兆円の打ち切りを計上しています。それは合わせて七兆円、乳幼児から高齢者まで国民一人当たり年間五万八千円にも上り、消費税導入以来最大規模の負担増であつく年金生活者や低所得者にとって死活の問題であります。  また、中小企業向けの特別措置であった限界控除制度が廃止されると大幅な増税になるケースも続出しますし、特に大手との販売競争で消費税を商品・サービス価格に転嫁できない……

第140回国会 参議院本会議 第18号(1997/04/11、17期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、米軍用地特別措置法の一部改正案について橋本首相に質問をいたします。  今回の法案の内容は改悪であり、二十一世紀にわたって沖縄県民の土地を強奪し続け、米軍基地を固定化するために憲法をじゅうりんするものとなっており、断じて容認できません。  沖縄における米軍基地の成り立ちは、アメリカの占領下において、戦争で生き延びた沖縄の人々を有刺鉄線で囲まれた十二の収容所に押し込め、一万八千ヘクタールの民有地を米軍基地化したのを出発点としたのでした。さらに、講和条約によって日本が沖縄を放棄した以降、米軍は沖縄の基地の拡大強化のために、銃剣とブルドーザーによって住民を再度強……

第140回国会 参議院本会議 第23号(1997/05/09、17期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、首相の日米首脳会談等の報告について質問をいたします。  今回の日米首脳会談について、沖縄タイムスの社説が「沖縄切り捨ての首脳会談」と述べているように、日本外交の対米追随の深さと危険性を一層あらわにするものでありました。  首相は、訪米を前にして、憲法に反して土地を強制的に米軍に提供する米軍用地特措法の改悪を行っただけでなく、米海兵隊の実弾演習の全国への拡散を、これまでの地元の合意なくしては実施しないとの前言を翻して、国の責任でやらせてもらうと最後通告まで突きつけて強行したのです。その上、日米首脳会談では、アジア太平洋全域での米軍への軍事協力を目指す日米安……

第141回国会 参議院本会議 第4号(1997/11/07、17期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表し、財政構造改革法案について総理に質問をいたします。  本法案は、医療、社会保障、教育など国民生活のあらゆる分野の予算削減を二十一世紀まで国民に強要する前代未聞の悪法であります。  本法案は、総則で「将来に向けて更に効率的で信頼できる行政を確立し、安心で豊かな福祉社会及び健全で活力ある経済を実現することが緊要な課題である」と述べていますが、問題の基本は、日本の財政構造の最大のゆがみがどこにあるのか、どうして危機的と言われる財政状態になったのか、その原因と責任を明らかにすることであります。この根本問題を究明して初めてゆがみを正し、財政を国民の立場から改革していく……

第141回国会 参議院本会議 第8号(1997/12/03、17期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表し、新ガイドラインの報告について、総理並びに関係閣僚に質問をいたします。  この指針は、いわゆる周辺事態が発生し、アメリカが軍事介入したら、日本が何ら武力攻撃を受けていないにもかかわらず日本も自動的に参戦することを重要な柱とし、日米共同の軍事対処の内容を取り決めたもので、日米安保体制を拡大強化し、アジア太平洋地域での軍事的同盟とする大改悪にほかなりません。  このガイドラインでは、国際法の基本原則並びに国連憲章など国際約束に合致するものと述べていますが、国連憲章では、自衛権は武力攻撃が発生した場合にのみ発動し得るものである、そのおそれや予防などでは発動すること……

第141回国会 参議院本会議 第11号(1997/12/12、17期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました斎藤議長不信任案に対して賛成の討論を行うものであります。  賛成する理由は、斎藤議長が、重要法案については十分な審議日程を確保し、審議充実を図るという職責を果たさない点において、議長としてふさわしくないからであります。  以下、その理由を申し述べます。  問題となっている預金保険法は、そもそも日本版ビッグバンを推進するもとで、預金保険機構による資金援助の手法を一層拡大し、合併して新銀行をつくる場合、債務超過に至る以前の段階においても、機構がその不良債権を買い取ることができるようにするというものであります。これは預金者保護という預金……

第142回国会 参議院本会議 第2号(1998/01/14、17期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表し、今日の深刻な不況と金融問題について橋本総理に質問をいたします。  まず第一にただしたいのは、不況対策の基本方向についてであります。  景気回復の二大主役が、個人消費と中小企業の設備投資の拡大にあることは政府自身が認めてきたことであります。ところが橋本内閣は、経済白書ですらこの二大主役の回復が低迷していると指摘せざるを得ないときに、消費税率の五%への引き上げ、特別減税の廃止、医療保険の改悪による九兆円もの負担増を国民に押しつけるという全く逆方向の政策を強行いたしました。これでは景気が底割れするのは当然であり、現に消費は急速に冷え込み、最悪の失業率の増大、倒産……

第142回国会 参議院本会議 第18号(1998/04/08、17期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、一九九八年度政府予算案に対し、反対討論を行います。  今、日本経済は出口の見えない未曾有の大不況の真っただ中にあります。先日発表された日銀の短観では、企業の景気判断が昨年十二月よりさらに大幅に悪化、総務庁家計調査では、勤労者世帯の消費支出が昨年十月以降五カ月連続減少、完全失業者も、統計をとり始めた一九五三年以降最悪となるなど、国民生活は一層深刻な事態に見舞われています。  政治に問われるのは、国民の暮らしを守る予算を国民に示し、一刻も早く不況の打開策を講じることにあります。  ところが、橋本内閣が予算案は最善のものと繰り返している中、自民党は減税なしの専……

第142回国会 参議院本会議 第28号(1998/05/20、17期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表し、PKO協力法の改正案について質問をいたします。  本題に入る前に、まずインドネシア在留邦人に対する政府の対応についてお尋ねします。  インドネシアから邦人家族等、退避勧告が十七日に出されましたが、他の諸外国によるインドネシアからの自国民の脱出措置は早く決められ、しかも、各国とも民間機を出しているときに、日本だけ自衛隊機を出すことは本末転倒で、邦人の安全退避に反し危険を誘発することになりかねないのではないですか。  インドネシア政府は、外国人滞在者の安全確保のためにも措置を講じて、国内情勢は正常化に向かっており、現段階では軍用機を派遣する必要はないと不快感さ……

第142回国会 参議院本会議 第35号(1998/06/17、17期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表し、橋本内閣総理大臣問責決議案に対して、賛成の討論を行います。  最近の世論調査によれば、橋本内閣の支持率は歴代内閣最低の水準で、支持しない率は五割から六割にも上っています。失政と悪政を続け、これほどまでに国民の支持を失った内閣が政権に居座り続けることは、主権在民と議会制民主主義の根本理念に反します。  総理府の世論調査でも、実に七割以上の国民が日本は悪い方向に向かっていると答えています。既に国民は、橋本総理に政治のかじ取りも経済のかじ取りも任すことはできない、退陣せよとの結論を突きつけているのであります。この大不況をもたらした上、何ら有効な対策を講じることが……


18期(1998/07/12〜)

第143回国会 参議院本会議 第4号(1998/08/12、18期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、小渕総理の所信に対して質問をいたします。  まず、さきの参議院選挙で国民が示した自民党の大敗という結果に対する総理の認識と今後の基本姿勢の問題についてであります。  今回の参院選挙は、消費税減税など国民の消費拡大の景気対策か、銀行支援に税金をつぎ込む政策か、これが重大な対立軸として争われました。そして自民党が惨敗したのは、国民に負担増を強いる一方、銀行の応援に狂奔する橋本内閣の大失政に対する国民の厳しい審判にほかなりません。  ところが、総理、あなたは橋本内閣の主要閣僚の一人としてその失政に重大な共同の責任を負っていたにもかかわらず、それに対する反省の弁……

第145回国会 参議院本会議 第4号(1999/02/10、18期、日本共産党)

○立木洋君 お許しをいただきまして、一言お礼を申し上げます。  ただいま、在職二十五年のゆえをもちまして、院議をもって表彰を受けました。この議決をしていただいた議員各位の皆様並びにさらに井上裕先生より過分の御祝辞をちょうだいし、心からお礼を申し上げるものであります。  特に、日本共産党への御支援をいただき、私を国会に送り出してくださった国民の皆様に改めて深い感謝の念を表明いたします。  私は、幼年、青少年時代を中国の地で育ち、中学生のとき軍事訓練を受け、また、旧北満の開拓団に学徒動員を経験した直後に終戦を迎えました。それまでの教育と百八十度転換した日本の敗戦は大きな衝撃でした。そのとき私は、一……

第146回国会 参議院本会議 第2号(1999/11/04、18期、日本共産党)

○立木洋君 私は、日本共産党を代表して、小渕首相に質問をいたします。  自自公政権の成立で、だれもが最大の危惧を抱いたのが数の暴走を繰り広げることでした。成立から約一カ月、早くもその危惧は最悪の形であらわになりつつあります。  国会で、専守防衛の否定、徴兵制復活や自衛隊は天皇の軍隊等々、憲法などお構いなしの特異とも言える軍事強化一辺倒の主張を行ってきた西村氏を防衛政務次官に任命するなどということは、自自公三党の絶対多数という数の背景がなければでき得なかったことでしょう。そして非核三原則を公然と覆す核兵器保有発言であります。  そこで、伺いたい。  首相は、今回の組閣について、見識と経験を重視し……

第147回国会 参議院本会議 第23号(2000/05/12、18期、日本共産党)

○立木洋君 ただいま議題となりました法律案につきまして、沖縄及び北方問題に関する特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、去る四月二十四日に当委員会に付託され、その内容は、沖縄における産業の振興開発に寄与する事業に対する資金供給の円滑化を図るため、沖縄振興開発金融公庫の業務の範囲に当該事業の資金調達のために発行される社債の取得等の業務を追加するとともに、設備資金以外の非設備事業資金等にも資金供給ができるよう対象資金の範囲を拡大することとし、あわせて、沖縄振興開発金融公庫の業務に要する資金の調達手段を多様化し、資金の安定的な確保を図るため、沖縄振興開発金融公庫債券を……


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データ更新日:2022/12/09

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