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成田知巳 衆議院議員
「本会議発言」(全期間)

成田知巳[衆]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言歴代TOP50(衆)
39位

本会議発言(非役職)歴代TOP10(衆)
3位
24期TOP25
25位
25期TOP10
7位
26期TOP50
41位
28期TOP50
34位
29期TOP10
10位
30期TOP25
21位
31期TOP25
19位
32期TOP10
7位
33期TOP10
9位
24期(非役職)TOP25
20位
25期(非役職)TOP5
2位
28期(非役職)TOP25
23位
29期(非役職)TOP5
3位
30期(非役職)TOP10
8位
31期(非役職)TOP5
5位
32期(非役職)TOP5
2位
33期(非役職)TOP5
1位

成田知巳衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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ページ更新日:2024/02/08
データ入手日:2023/12/26

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(衆議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

23期
(1947/04/25〜)
発言数
2回
186位
発言文字数
6649文字
186位

24期
(1949/01/23〜)
発言数
15回
37位
発言文字数
50014文字
25位
TOP25

25期
(1952/10/01〜)
発言数
3回
20位
発言文字数
15156文字
7位
TOP10

26期
(1953/04/19〜)
発言数
3回
75位
発言文字数
16277文字
41位
TOP50

27期
(1955/02/27〜)
発言数
2回
180位
発言文字数
17875文字
65位

28期
(1958/05/22〜)
発言数
2回
83位
発言文字数
14031文字
34位
TOP50

29期
(1960/11/20〜)
発言数
3回
116位
発言文字数
28396文字
10位
TOP10

30期
(1963/11/21〜)
発言数
2回
151位
発言文字数
26446文字
21位
TOP25

31期
(1967/01/29〜)
発言数
2回
172位
発言文字数
24845文字
19位
TOP25

32期
(1969/12/27〜)
発言数
5回
44位
発言文字数
52607文字
7位
TOP10

33期
(1972/12/10〜)
発言数
6回
53位
発言文字数
52657文字
9位
TOP10

34期
(1976/12/05〜)
発言数
1回
176位
発言文字数
9889文字
63位


衆議院在籍時通算
発言数
46回
136位
発言文字数
314842文字
39位
TOP50

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

23期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
2回
6649文字
170位

24期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
15回
50014文字
20位
TOP25

25期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
3回
15156文字
2位
TOP5

26期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
3回
16277文字
31位

27期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
2回
17875文字
52位

28期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
2回
14031文字
23位
TOP25

29期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
3回
28396文字
3位
TOP5

30期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
2回
26446文字
8位
TOP10

31期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
2回
24845文字
5位
TOP5

32期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
5回
52607文字
2位
TOP5

33期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
6回
52657文字
1位
TOP5

34期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
1回
9889文字
43位


通算
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
46回
314842文字
3位
TOP10

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(衆議院)

 在職時に衆議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言記録なし。

本会議発言一覧(衆議院)

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 衆議院本会議 第35号(1948/03/30、23期、日本社会党)

○成田知巳君 昭和二十二年度所得税徴収に関しまして容易ならざる事態が発生いたしおり、これがために、去る二十七日本議場におきまして租税調整に関する緊急質問が行われまして、徴税の合理化に関するところの本院の意向が表明されたのでありますが、私は、今全國的に問題になつております徴税問題をめぐつての税務当局と納税者との間に発生いたしておりまする多くの紛爭事件の一つといたしまして、不幸最近香川縣において惹起されましたところの税務官吏に対する公務執行妨害事件を中心といたしまして、税務官吏の職権行使の行過ぎと、税務機構のあり方につきまして、大藏大臣に緊急質問をいたしたく存ずるものであります。  まず、本事件の……

第3回国会 衆議院本会議 第22号(1948/11/27、23期、日本社会党)

○成田知巳君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました国家公務員法の改正と新給與追加予算は不可分たるべしとの決議案に対しまして、全面的に賛成の意見を表するものでございます。(拍手)  國家公務員法の改正と新給與ベースの確立が一体不可分のものであることは、少しでも政治常識を有する者にとつては一点の疑いもいれる余地のない明々白々の事実でありまして、かかる当然のことが、國民代表の府たる本國会において、事新しく決議案として上程され、再確認されなければならないということは、國会の権威のために、まことに残念に存ずるものであります。(拍手)いわんや本決議案に対しまして、民主自由党の代表とし……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 衆議院本会議 第30号(1949/05/16、24期、日本社会党)

○成田知巳君 日本社会党を代表いたしまして、ただいま一括上程になりました法務庁設置法等の一部を改正する法律案ほか六件に対しまして反対の意見を開陳いたしたいと存じます。  各省設置法と政府機関職員定員法とは、今回政府の企図しております行政整理の法的裏づけをなすものでありまして、この両者はうらはらの関係にあり、両者不可分の関係にございます。從つて、定員法と各省設置法は並行して審議採決されるべきのものでありまして、定員法がいまだ委員会において審議中なるにもかかわらず、各省設置法のみを切り離して採決することは、その手続き上許さるべきではありません。これ反対の理由の第一であります。  政府は、各省設置法……

第5回国会 衆議院本会議 第35号(1949/05/21、24期、日本社会党)

○成田知巳君 先ほど委員長の報告がありました政府機関職員定員法に関連いたしまして、日本社会党を代表して二、三質問を試みたいと存じます。  吉田民自党内閣は、選挙の際に公約した諸政策をほとんど何一つ履行することができなかつた。この公約不履行の責任回避のために、面子保持のために定員法をしやにむに通されんとする民自党諸君の眞意は了とするものであります。しかしながら、十二日にこの定員法が提出されてから、内閣委員会における各種の質問に対して、政府は何ら誠意ある明快な答弁をなさつていないのであります。たとえば退職手当の問題、あるいは行政整理によるところの経費節減は幾らになるかという問題、あるいは整理基準の……

第5回国会 衆議院本会議 第37号(1949/05/23、24期、日本社会党)

○成田知巳君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました会期延長に関する政府申入れに対しまして反対の意見を開陳するものであります。私があえてるる反対の意見を開陳するまでもなく、與党たる民自党の諸君といえども、一度ならず、二度、三度に至る会期延長に対し、内心穏かならざるものがあると同時に、政府の不手ぎわ、無能ぶりを痛感しておられることと思うのであります。(拍手)從つて、ごく簡單に反対意見を開陳してみたいと存じます。  さきに会期は四月二十一日までときまつておりましたが、政府は、議案審議の状況よりして、二十日間の会期延長の申入れをしたのであります。國会側は特に愼重を期しまして、政……

第6回国会 衆議院本会議 第18号(1949/11/27、24期、日本社会党)

○成田知巳君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程になりました外国為替及び外国貿易管理法案、外国為替管理委員会設置法案並びに外国為替特別会計法案の三條案に対して反対の意見を開陳するものでございます。  吉田内閣及び民主自由党の諸君は、口を開けば、わが国国民経済は安定したと言つておられるのであります。本法案の提案理由の説明におきまして、青木安本長官は、国民経済は安定したとの前提に立ちまして、本立法措置の必要なる旨を述べられておるのでありますが、わが国経済の実態は、はたしてそのように安定しておるかどうかが問題でございます。  吉田内閣の極端なるデフレ政策によりまして、国内産業は萎靡沈滞……

第7回国会 衆議院本会議 第1号(1949/12/04、24期、日本社会党)

○成田知巳君 日本社会党を代表いたしまして、ただいま議長の言われた通り、今日人事院から勧告されましたところの国家公務員給與ベース改訂に関する勧告と、国鉄仲裁委員会の裁定案について緊急質問をいたしたいと存じます。  第一にお尋ねしたいことは、現在の国家公務員の六千三百七円ベースは、昨年七月の物価を基準といたしまして、昨年十二月一日より実施されておるものでありますが、国家公務員法第二十八條によりますと、給與に百分の五以上増減を必要とするという場合には、人事院は政府並びに国会に勧告をすることになつております。とすれば、当然人事院は十二月一日以前に勧告をなしまして、十二月一日より新給與の実施が行われる……

第7回国会 衆議院本会議 第7号(1949/12/21、24期、日本社会党)

○成田知巳君 ただいま上程されました国家公務員対する臨時年末手当の支給に関する法律案に対しまして社会党を代表して絶対反対の意思を表明するものであります。  申すまでもなく、年末を前にして生活苦に悩む国家公務員に対し年末賞與を出すことそれ自体に対しては反対するものではありませんが、後に申しますごとく、実は年末賞與の名にも値しない、すずめの涙ほどの少額の金を出して、これを年末賞與であると称し、しかも、人事院が内閣及び政府に対し人事院の権威にかけて勧告いたしました賃金ペース改訂とすりかえんとするところの、この政府の政略的な意図に対しては、断固反対するものでございます。(拍手)  ペース改訂を拒否し、……

第7回国会 衆議院本会議 第30号(1950/03/25、24期、日本社会党)

○成田知巳君 日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました国家公務員の職階制に関する法律案並びにその修正案に対して、一括反対の理由を申し述べるものであります。  まず最初に申し上げたいことは、ただいまの委員長報告にもありました通り、この法案はわが国の人事行政の根本を決定する重要なる法案であります。しかるに、ただいまの委員長報告に対して、開くところによりますと、與党からは賛成の討論がないそうでございますし、一昨日の委員会におきましても、與党の費成討論を拝聴いたしますと、単に数箇月にわたつて愼重審議したから賛成するという賛成意見であります。何ら積極的に、どこにこの法案の合理性があるかとい……

第7回国会 衆議院本会議 第34号(1950/04/01、24期、日本社会党)

○成田知巳君 問題の新給與実施に関する法律の一部改正案は、昨日、本議場におきまして廃案失効となつたのでありますが、これが善後措置につきまして政府はいかなる対策を有しておるか、政府の所信をただしたいと存するもりであります。もちろん私は日本社会党を代表して質問いたすのでありますが、本件に関しまして政府がいかなる措置をとられるかにつきましては、従来政府が衆議院における與党の多数の圧力をもつて、ややもすれば議会政治のルールを無視し、民主議会を否認するがごとき傾向を示しておる事実にかんがみまして、國民ひとしくその成行きに重大なる関心を寄せておるのであります。(拍手)よつて、私の質問は、單に社会党の聞かん……

第7回国会 衆議院本会議 第44号(1950/04/29、24期、日本社会党)

○成田知巳君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました外資に関する法律案及び外資委員会設置法案に対し一括反対の意見を申し述べるものであります。  本法案は、いわゆる後進地開発計画、未開発地開発計画が実施に移されます場合、投資條約におきまして規定さるべき外国投資の保証方法を法律で定めんとするものてありまして、当講和会議により自主権を獲得したあかつき、対等の立場で條約をもつて規定すべき事項を、占領下において日本の法律をもつて規定せんとするものであるところに重大な意味を有するのであります。何を急いでかかる措置に出ずるか、政府の意向はまつたく理解するに苦しむのであります。しかも、かく……

第9回国会 衆議院本会議 第9号(1950/12/05、24期、日本社会党)

○成田知巳君 ただいま議題になりました二法案に対しまして、社会党を代表して一括反対の討論をいたすものであります。  特別職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、さきに本議場におきまして、一般職の給與改正法律案に対して同僚松澤議員から詳細に反対理由を述べておりまして、これとほぼ同様でございますので、年末手当の法律案についてのみ反対の要旨を申し上げたいと存じます。  さきに人事院は、私たちから見ますとまことに謙虚に過ぎるとさえ思われますところの八千五十八円べースと、一年十三箇月分の支給の勧告を政府になしたのでありますが、この控え目の勧告さえも政府並びに與党は無視、蹂躪いたし……

第10回国会 衆議院本会議 第39号(1951/05/24、24期、日本社会党)

○成田知巳君 ただいま上程になりました国家公務員災害補償法案に対しまして、日本社会党を代表して反対の意見を申すものでございます。  法案を一読いたしまして、だれしもただちに気のつくことは、本法案は、従来の関係法令であります労働基準法あるいは労働者災害補償保險法等の、実に機械的な、モザイツク的な寄せ集めにすぎずして、そこに何らの創意くふうの跡を見出すことができないという点であります。政府みずからの説明によりましても、本法案はかのマイヤース勧告に基く新恩給法制定までの、過渡的な、暫定的な措置にすぎないと言つております。もし、しかりといたしますならば、何ら新機軸なく、実質的に少しの進歩の跡も見出すこ……

第12回国会 衆議院本会議 第13号(1951/11/08、24期、日本社会党(第二十三控室))

○成田知巳君 私は、日本社会党を代表いたしまして、三補正予算案に対して全面的にこれが組みかえを要求し、一括反対の討論を試みんとするものであります。  まず第一に私の指摘したいことは、政府がいかに強弁されましようとも、吉田内閣の公約である主食の統制撤廃は、世論の反撃のもとに、遂にたな上げ、御破算となつたのでありまして本予算案編成の一つの大きな前提條件がくずれ去つたのであります。先ほど松澤議員の指摘したように、予算編成の前提條件に大きな変化が生じた以上、当然予算案の組みかえを行い、しかる後国会に承認を求めるべきであります。にもかかわらず、依然として原予算案を提案し、これが通過をはからんとする政府並……

第13回国会 衆議院本会議 第17号(1952/02/29、24期、日本社会党(第二十三控室))

○成田知巳君 以下私の質問いたしますことは、単に日本社会党第二十三控室代表としての質問ではなくして、今回の行政協定締結によりまして、いかんなく暴露されました、吉田内閣の独善秘密外交、売国的、買弁的外交政策の犠牲となりまして、その基本的人権を侵され、その独立さえも危うくされんとしおります日本全国民が、憲法と国の独立を守り抜かんとする悲願のもとに、ひとしく政府に問いたださんとするところのものであります。政府の率直なる答弁を冒頭に要求いたします。  昭和二十七年度予算案の中心問題は、行政協定に基く、防衛分担金、安全保障諸費の審議にあつたことは申すまでもありません。しかるに、政府は、一昨日、本議場にお……

第13回国会 衆議院本会議 第27号(1952/03/29、24期、日本社会党(第二十三控室))

○成田知巳君 私は、日本社会党第二十三控室及び労働者農民党を代表いたしまして、ただいま上程になつております二法案に対して反対の意思を表明するものであります。  本法律案は、形式的には、昨年十一月一日より施行されておりますポ政令に基く出入国管理令を一部改正し、法律として存続させんとするものでありますが、本法律案の内容はいわが国へ、またはわが国よりの外国人の出入を管理するものとの名のもとに、実は吉田内閣が、かの一地方政権の名にも値しないところの台湾の蒋介石亡命政権と、朝鮮の李承晩亡国政権と――いたしまして、日本に居留する朝鮮人、中国人を、強制送還という武器をもつて、これらの腐敗堕落の政権の支配下に……

第13回国会 衆議院本会議 第47号(1952/05/29、24期、日本社会党(第二十三控室))

○成田知巳君 私は、日本社会党第二十三控室及び労働者農民党を代表いたしまして、通産省設置法案につきまして竹山祐太郎氏外五名提出にかかります修正案に賛成し、爾余の修正案並びに政府原案に対して一括反対するものであります。  私たちは、現在の行政機構をそのまま是認するものではありません。これが根本的改革につきましては、すでに党独自の成案を得ておるのでありますが、行政機構の改革は、総合的見地からする科学的、合理的改革によつて行政の民主化、能率化をはかるものでなければなりません。しかるに、今回提案された各法案は、行政の民主化、能率化という観点からすれば、まつたく思いつきの、場当りの法案であります。また、……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 衆議院本会議 第14号(1952/12/16、25期、日本社会党(左))

○成田知巳君 私は、改進党及び両派社会党を代表いたしまして、昭和二十七年度特別会計予算補正(特第1号)及び昭和二十七年度政府関係機関予算補正(機第1号)について、政府は撤回し、これを組みかえ再提出すべしとの動議を提出し、その趣旨弁明を試みんとするものであります。(拍手)なお、組みかえ要求の内容の詳細については、すでに配付された議案について御承知願いたいと存じます。  本動議を貫く基本方針は、これを端的に申しますと、日本経済復興のにない手であります労働者、農民、漁民、中小企業者の生活の安定をはかつて、これら勤労者の発刺たる生産意欲のもとに、日本経済の再建を一日も早からしめんとするところにあるので……

第15回国会 衆議院本会議 第32号(1953/02/25、25期、日本社会党(左))

○成田知巳君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提出されました予算委員長の中間報告を求めるの動議に対して賛成の意見を申し述べるものであります。(拍手)  太田委員長は、学識ゆたかで、人格円満、日ごろ私たちの尊敬おくあたわざる人であります。また委員長は、自分は一個の常識人であると常日ごろ口にされておりますが、このことも私たちに認めるに決してやぶさかではございません。この常識人である太田委員長が、昨日の予算委員会において、いまだ一般質問の通告者が多数残つているにかかわらず、突如質疑打切りの動議を採択し、強引に採決を行つたことは、まことに意外であり、太田氏の学識と人格のために心から惜しむも……

第15回国会 衆議院本会議 第35号(1953/03/02、25期、日本社会党(左))

○成田知巳君 私は、日本社会党を代表いたしまして、政府提出の昭和二十八年度三予算案並びに改進党、右派社会党提案の組みかえ動議にそれぞれ反対し、わが党提出にかかる独自の修正案及び動議に対し養成の意見を述べるものであります。(拍手)  一般会計九千六百五億円に上る昭和二十八年度一般会計予算の特徴的性格の一つは独立予算たる点にありと、政府並びに自由党の諸君は宣伝これ努めておられます。先ほどの太田委員長の報告においても、同様な意味のことを述べておられる。しかしながら、講和条約により総司令部がなくなり、予算編成にアメリカ側からの直接干渉がなくなつたというような表面的な現象にのみとらわれることなく、本予算……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 衆議院本会議 第25号(1953/07/21、26期、日本社会党(左))

○成田知巳君 ただいま一括議題となりました公衆電気通信法案、右線電気通信法案、並びに有線電気通信法及び公衆電気通信法施行法案に関し、電気通信委員会における審議の経過と結果の概要につき御報告申し上げます。  提案理由として政府の説明するところによると、有線電気通信に関する現行法令は、明治中期の制定に属し、今日の実情に適合しない点が多いので、新たに有線電気通信設備の設置に関する監督法規として有線電気通信法を、日本電信電話公社及び国際電信電話株式会社の電信電話サービス、料金、土地の使用等に関する基本的事項を規定するため公衆電気通信法を制定する意図のもとに、これら三法案を提出するというのであります。 ……

第19回国会 衆議院本会議 第8号(1954/01/30、26期、日本社会党(左))

○成田知巳君 日本社会党を代表いたしまして、政府の施政方針中主として外交及び防衛政策について、総理並びに関係大臣に若干の質疑を展開いたしたいと存じます。  総理は、去る十六日、静岡市における自由党の演説会におきまして、わが国の独立は政治的独立であつて、経済的には独立に達していない、経済自立を伴わない独立は意味がないと言つておられます。また、去る二十七日の財政演説で、小笠原大蔵大臣も、御自慢の一兆円予算で経済自立を完遂し、民族の独立を達成しなければならぬと、総理と同様の発言をしておられます。学者の説明をまつまでもなく、政治的には独立したが経済的に独立していない国を称して従属国と称することが常識だ……

第19回国会 衆議院本会議 第24号(1954/03/23、26期、日本社会党(左))

○成田知巳君 放送法第三十七条第二項の規定に基き、国会の承認を求めるの件に関し、電気通信委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本議案は、日本放送協会の昭和二十九年度収支予算、事業計画及び資金計画につきまして国会の承認を求めるものであります。  議案の内容につき大要を御説明申し上げますと、日本放送協会の昭和二十九年度予算総額は収入支出おのおの前年度の約二六%増しの百十二億四千五百万円余でありまして、そのうち事業収入、事業支出を対照いたしますと、ラジオ関係では六億三千七百万円余の収入超過となり、その大部分が建設費等の資本支出にまわされ、テレビジヨン関係では五億五千万円の支出超……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 衆議院本会議 第14号(1955/04/28、27期、日本社会党(左))

○成田知巳君 日本社会党を代表いたしまして、政府の施政方針演説につき若干の質問をいたしたいと存じます。  その前に一言申し上げておきたいことは、去る二十五日の鳩山総理ほか各閣僚の施政方針演説は、これを承わっておりますと、事務官僚の作成した一片の原稿朗読にすぎず、国政を担当する者としての熱意と気をごうも看取することはできなかったということであります。(拍手)     〔議長退席、副議長着席]しかも、鳩山総理が相も変らず古色蒼然たる自由主義精神と小学校社会科程度の友愛精神を説いた以外には、かの吉田内閣の末期時代と比較して、その基本政策において少しの進歩性も少しの新鮮味をも発見することができたかった……

第23回国会 衆議院本会議 第4号(1955/12/05、27期、日本社会党)

○成田知巳君 日本社会党を代表して若干の質疑を行いたいと存じますが、質疑に入る前に、一言総理に申し上げたいことがございます。  われわれが憲法の規定によりまして臨時国会の早期召集を要求したにもかかわらず、国会の召集を遅滞いたしまして、国政を空白にしてきた政府の責任については、すでに鈴木委員長の指摘した通りでございます。われわれの要求に対し、総理は、臨時国会召集の目的は地方財政窮乏打開の抜本的措置を講ずるにあり、従って、これが準備の整うのを待って国会を召集したいと言明され、あたかも臨時国会で根本施策を樹立するかのごとき印象を国民に与えてきたのでありますが、ようやくにして開かれた本国会に臨む態度と……


28期(1958/05/22〜)

第30回国会 衆議院本会議 第9号(1958/10/16、28期、日本社会党)

○成田知巳君 私は、日本社会党を代表いたしまして、今全国民に異常な衝撃を与えておる岸総理とNBCブラウン記者との会談内容、すなわち、憲法改正、海外派兵、核武装、中国不承認に関する総理のただいまの発言について質問いたしたいと存じます。(拍手)  質問に入る前に、総理に申し上げたいことがございます。以下、私の問わんとするところは、単に私たち社会党がただしたいというだけではございません。全国民が総理の口から事実を率直に聞きたいと深刻な関心を払っている問題でございますから、従来の総理答弁のごとく、言葉のあやで問題の所在をそらすことなく、率直かつ真摯な答弁をされて、国民の前に事実を明らかにしていただきた……

第34回国会 衆議院本会議 第5号(1960/02/03、28期、日本社会党)

○成田知巳君 日本社会党を代表いたしまして、施政方針演説について、特に財政経済に問題を集約して質疑をいたしたいと存じますが、その前に、昨日の鈴木委員長、水谷議員の質問に関連いたしまして、内政、外交の問題について二、三お尋ねしてみたいと思います。なお、当初は、本日行なわれます船田議員の質問にも注目いたしまして、この質問に関連して御質問申し上げたいと思っておりましたが、ただいま拝聴いたしますと、あまりにも八百長質問でありまして、このような問題にかかわることは時間の浪費だと考えますので、失礼ではございますが、省略さしていただきます。(拍手)  総理の施政方針演説を拝聴いたしまして、まことに遺憾に感じ……


29期(1960/11/20〜)

第39回国会 衆議院本会議 第4号(1961/09/29、29期、日本社会党)

○成田知巳君 日本社会党を代表いたしまして、総理の施政方針演説に対し、主として外交、経済問題を中心に質疑を試みたいと存じますが、私は、以下できるだけ抽象論議は避けまして、具体的に問題を取り上げたいと存じますから、政府の答弁も簡明かつ率直にお願いしたいと存じます。  まず、今臨時国会の重要案件である災害対策の基本についてお尋ねいたします。  さきの集中豪雨に引き続き、第二室戸台風が全土を襲い、またまた多くのなまなましいつめ跡を残して去っていきました。私は、罹災者の方々に心からお見舞の言葉を申し上げるものであります。(拍手)  総理も御承知のように、戦後になって風水害はむしろ戦前より増大の傾向を示……

第43回国会 衆議院本会議 第3号(1963/01/25、29期、日本社会党)

○成田知巳君 私は、日本社会党を代表して、総理大臣の施政方針演説に対し、質問を申し上げ、政府の所信をただしたいと思うのでありますが、この機会に未曾有の豪雪禍を受けておられる北陸、東北地方の方々に心からお見舞の言葉を申し上げるとともに、政府がこの対策に緊急の処置をとられんことを強く要望するものでございます。(拍手)  質問に入る前に、総理の施政演説に対する率直な感想を述べてみたいと思います。  総理が今回の施政方針演説で、新味を出そうとして努力をなされたことは認めるにやぶさかではございませんが、歴代の保守首相がおしなべてそうであったように、一体、総理は、日本の将来をどう考え、国民をどのような方向……

第44回国会 衆議院本会議 第1号(1963/10/15、29期、日本社会党)

○成田知巳君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員藤本捨助君は、去る九月十一日、高松市の自宅において急逝されました。まことに哀惜の情にたえません。  私は、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、とこにつつしんで哀悼のことばを申し述べたいと存じます。  藤本君は、明治二十七年十二月、香川県大川郡引田町に生まれられました。長じて、大正六年、君は、香川師範学校を卒業し、小学校訓導として児童教育に当たられました。しかし、君は、向学の念やみがたく、翌年上京して東京高等師範学校に学ばれ、大正十一年卒業、同校助教授として教鞭をとられました。しかるに、君は、なおも知識を求めてやまず、東北大学に進……


30期(1963/11/21〜)

第47回国会 衆議院本会議 第4号(1964/11/24、30期、日本社会党)

○成田知巳君 池田内閣退陣のあとを受けて発足した佐藤新内閣が、激しく流動する内外情勢の中でどのような政治路線をとらえんとするかは、国民のひとしく重大関心を寄せているところであります。  私は、日本社会党を代表し、佐藤内閣の政治姿勢と内外政策の基本について、率直かつ具体的な質問をいたしますから、総理におかれても明快な御答弁を願いたいと存じます。(拍手)  質問に入る前に、まことに遺憾なことではありますが、歴代内閣のうちで、佐藤内閣ほど、その施政の方向に国民からある種の不安とぬぐい切れない疑惑を抱かれた内閣はないと指摘せざるを得ないのであります。(拍手)私は組閣直後の政府声明を拝見いたしました。ま……

第51回国会 衆議院本会議 第11号(1966/01/31、30期、日本社会党)

○成田知巳君 私は、日本社会党を代表して、佐藤内閣の過去一年有余にわたる施政のあとを追いながら、施政方針演説に対し若干の質疑を展開するとともに、われわれの考え方を明らかにしたいと存じます。(拍手)  佐藤内閣成立当時、私は、本議場で、佐藤総理の政治路線に国民は多くの不安と疑惑を抱いておることを指摘したのでありますが、その後の施政のあり方は、残念ながら私の杞憂を事実をもって裏づけいたしております。(拍手)  総理は、かつて「国民が求め、時代が真に要求しているものを勇気をもって実行する」という名文句を吐かれたのでありますが、施政のあとは、国民が求めず、時代に逆行したものを、総理は権力主義的やり方で……


31期(1967/01/29〜)

第61回国会 衆議院本会議 第4号(1969/01/30、31期、日本社会党)

○成田知巳君 施政方針演説に対する私たちの代表質問が、われわれの反対にもかかわらず、深夜国会で行なわれるというこの異常な事態こそ、一九七〇年を前にしての政界の今後の動向、特に、私たちと政府・自民党とのきびしい対立を浮き彫りにしたものであり、私たちは、ますます安保廃棄の不退転の決意を強めた次第であります。(拍手)  一九七〇年を明年に控え、以下、私はすべての国民が重大な関心を寄せています内外政治の基本について、日本社会党を代表し質問をいたしたいと存じます。  質問に入る前に、総理にお願いしておきたいことがあります。  総理の施政方針演説が国民の期待に反し、説得力のない、顧みて他を言う、まことに内……

第62回国会 衆議院本会議 第3号(1969/12/02、31期、日本社会党)

○成田知巳君 この第六十二臨時国会は、おそらく後世の歴史家から、日本の運命の大きな曲がりかどであったと評価される国会になると思いますが、私は日本社会党を代表し、日米共同声明を中心に、内外政治のあり方について、総理にお尋ねしたいと存じます。(拍手)  今国会が解散国会であることは、すでに既定の事実となっております。だとすれば、当面の重大案件を処理した上で解散するのが、政府と国会の、国民に対する共通の義務だと思います。(拍手)  案件の第一は、日米共同声明の内容を徹底審議して、問題の所在を国民の前に明らかにすることであります。(拍手)  その第二は、沖繩県民の願いである国政参加の法案と生活関係法案……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 衆議院本会議 第4号(1970/02/17、32期、日本社会党)

○成田知巳君 一九七〇年代の幕明けの国会に臨むにあたりまして、今後の日本の政治、経済、外交はどうあるべきかについて、党の考え方を国民に訴え、国民の批判を求めることは、われわれ政党に課せられた責務だと考えるものであります。(拍手)  いま日本国民は、七〇年代の日本が進むべき道として、憲法秩序を守る道か、それとも、これとは原理的に相いれない安保体制強化の道を選ぶかの選択の前に立たされておるのであります。  私は、憲法を守り、平和と民主主義、国民生活の向上をはかる道こそ、総理がいわれる、日本という国の存在が人類を豊かにするゆえんであると世界の人々からひとしく認められる道であると確信するものであります……

第65回国会 衆議院本会議 第3号(1971/01/25、32期、日本社会党)

○成田知巳君 私は、日本社会党を代表して、総理の施政方針演説に対し、わが党の立場と考え方を明らかにしながら、内外の諸問題について総理の見解をお尋ねしたいと存じます。(拍手)総理の率直、明快な責任ある御答弁をお願いするものであります。  佐藤内閣は、憲政史上一番長続きした内閣となりましたが、山高きがゆえにとうとからずのたとえのとおり、内閣も長続きしたからといっても決してとうといとは言えないと思います。(拍手)総理が真剣に取り組むと何度も公約されました政界の浄化、政治資金の規制は、ついに今日まで実行に移されず、国民の期待を大きく裏切っております。総理は、池田内閣の高度経済成長政策を人間不在の政治と……

第67回国会 衆議院本会議 第27号(1971/12/24、32期、日本社会党)

○成田知巳君 私は、日本社会党、公明党並びに民社党を代表し、ただいま議題となりました佐藤内閣不信任決議案について、提案の趣旨を説明し、同僚各位の全面的な御賛同を得たいと存じます。(拍手)  まず、決議文を朗読いたします。     佐藤内閣不信任決議案   本院は、佐藤内閣を信任せず。    右決議する。  佐藤総理は、本臨時国会での所信表明演説の中で、国際秩序は戦後体制のワクの中では処理しきれなくなったと告白されておりますが、国際秩序はもちろんのこと、国内秩序、国内政治も、戦後体制、すなわち佐藤体制のワク内でもはや処理できなくなっていることは、国民多数のひとしく認めるところであります。(拍手)……

第68回国会 衆議院本会議 第4号(1972/01/31、32期、日本社会党)

○成田知巳君 私は、日本社会党を代表いたしまして、総理の施政方針演説について、わが党の立場を明らかにしながら、総理並びに関係閣僚に、内外政策の基本について質問いたしたいと存じます。(拍手)  総理の施政方針演説には、日中国交回復、物価対策など、国民がいま一番知りたい問題について、具体的方針は何一つ上示されておりません。国民の心に訴える何ものもなく、またまた平板な作文の朗読に終始したと印象づけられたのは私一人ではないと思います。(拍手)  もっとも、近く退陣される佐藤総理に多くのものを期待すること自体無理だともいえるでしょう。私自身、総理に一体何をお尋ねし何をただすべきかについて、一種の戸惑いを……

第70回国会 衆議院本会議 第3号(1972/10/30、32期、日本社会党)

○成田知巳君 一昨日の総理の所信表明演説は、田中内閣の国民に対する、いわば最初の公式の訴えでありました。それだけに、国民の中には期待を寄せた方も多かったと思いますが、結果は、残念ながら平板なことばの羅列に終始したのであります。(拍手)  国民が総理演説から感じ取ったものは、田中内閣の政治姿勢は佐藤政治の惰性の政治から一歩も出ていない、およそ自主独立の外交とか、庶民の政治とは無縁のものであったということだと思います。(拍手)  以下、私は、日本社会党を代表して、総理に内外の重要問題につき質疑を行なうとともに、政治の流れを変えるための日本社会党の基本的態度を明らかにしていきたいと存じます。(拍手)……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 衆議院本会議 第62号(1973/09/22、33期、日本社会党)

○成田知巳君 私は、日本社会党、日本共産党・革新共同及び公明党を代表し、ただいま議題となりました田中内閣不信任決議案について、提案の趣旨を説明し、同僚各位の全面的御賛成をいただきたいと存じます。(拍手)  まず、決議案文を朗読いたします。   本院は、田中内閣を信任せず。    右決議する。  田中内閣誕生以来、今日まで一年有半を経過いたしましたが、各種の世論調査の示すように、田中内閣ほど国民の支持が短期間のうちに急激に低下した内閣はございません。(拍手)おそらく日本の政治史上空前であるだけでなく、絶後となるでありましょう。(拍手)この世論調査の示すものは、民意はすでに田中内閣から去っておると……

第72回国会 衆議院本会議 第9号(1974/01/23、33期、日本社会党)

○成田知巳君 激しく動く内外の情勢、狂乱状態の物価高のもとで、国民の皆さん方は、再開国会の審議を、不安と期待の入りまじった複雑な気持ちで見守っておられると思います。  私は、日本社会党を代表し、政府の内外政策について具体的に問題の所在をただし、その対応策を明らかにしていきたいと存じますので、総理も、多弁と饒舌で問題の核心をそらされることなく、簡明率直に見解を明らかにされ、国民の期待にこたえていただきたいと存じます。(拍手)  質問に入る前に指摘しておきたいことは、総理は、三月には物価を鎮静させる、また、大蔵大臣は、短期決戦だと呼号されてきましたが、一昨日の演説には、全くこれらのことばが影をひそ……

第75回国会 衆議院本会議 第3号(1975/01/27、33期、日本社会党)

○成田知巳君 私は、日本社会党を代表し、三木内閣の外交、内政の基本についてお尋ねいたしたいと存じます。  総理の率直な答弁をお願いしたいと存じます。  日本の最近の政治経済の激動は、六〇年代後半を境として、一つの時代が終わりを告げ新しい時代の幕あけが始まりつつあることを示していると思います。  戦後の長い間の保守支配を支えてきたものの一つは、日米安保体制であり、他の一つは、いわゆる高度経済成長路線でありまして、自由民主党の諸君の好んで言う安保繁栄論でありました。  しかし、アジアにおける冷戦構造が、日中国交の回復、ベトナムにおけるアメリカ軍の敗退により、次第に崩壊していくにつれて、日本の安全の……

第75回国会 衆議院本会議 第27号(1975/06/13、33期、日本社会党)

○成田知巳君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員佐藤榮作君は、去る六月三日慈恵医大病院において逝去されました。まことに痛惜の念にたえません。  ここに、私は、皆さんの御同意を得、議員一同を代表して、謹んで哀悼の言葉を申し述べたいと存じます。(拍手)  日ごろ頑健そのものであられた佐藤さんの思いがけない逝去の報に接しまして、保守政界の巨星ついに落つの感を深くしたのは、私一人ではなかったと思います。いまここに立って、かつて論戦を交えたありし日の佐藤さんの総理大臣席でのお姿をまざまざと思い浮かべ、まことに感慨無量のものがあるのでございます。  佐藤さんは、明治三十四年三月山口県熊毛郡……

第76回国会 衆議院本会議 第20号(1975/12/19、33期、日本社会党)

○成田知巳君 私は、日本社会党、日本共産党・革新共同及び公明党を代表し、ただいま議題となりました三木内閣不信任決議案の趣旨説明をいたします。(拍手)  まず、決議案文を朗読いたします。   本院は、三木内閣を信任せず。   右決議する。  私は、昭和四十八年九月、本議場で、田中内閣不信任案の提案理由説明の際、冒頭、「内閣誕生以来、今日まで一年有半を経過いたしましたが、各種の世論調査の示すように、田中内閣ほど国民の支持が短期間のうちに急激に低下した内閣はございません。」と述べましたが、三木内閣は、その成立以来わずか一年で、各種世論調査の結果は、田中内閣同様、国民の支持が短期間に、かつ急激に低下し……

第77回国会 衆議院本会議 第3号(1976/01/26、33期、日本社会党)

○成田知巳君 私は、日本社会党を代表いたしまして、総理の施政方針演説に対し、変革の時代と言われている今日、日本の内外政策はどうあるべきかにつき、われわれの立場を明らかにしながら質問いたしたいと存じます。(拍手)  三木内閣誕生以来、われわれは一貫して早期解散を主張してまいりましたし、総理自身も何回か解散に踏み切ろうとなされたはずですが、自民党内派閥の思惑に縛られ、解散できず今日に至っております。果たして、三木総理の意志で、総理の手で解散ができるのかどうか疑わしいとさえ言われておることは、総理御承知だと思います。  五十一年度予算案に見られる三木内閣の諸政策は、経済危機の克服どころか、これを激化……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 衆議院本会議 第3号(1977/02/03、34期、日本社会党)

○成田知巳君 私は、日本社会党を代表し、施政方針演説について質疑を行うに当たりまして、社会党は、政府・自民党の個々の政策に対し具体的対案を用意し、さらに進んで、政府の政策体系全体についても、これにかわる国民的革新的政策路線を提起しながら、国会での積極かつ徹底した審議を行う方針であることをまず明らかにし、以下、内外の重要政策につき質問いたすものであります。(拍手)  昨年の総選挙で歴史的敗北を喫した自民党・三木内閣は、国民の審判に服し責任をとって総辞職したのであります。その自民党が、無所属当選者を入党させ、過半数を一票超すだけで福田赳夫氏を首班に選びました。福田氏は自民党のいわゆる首脳の一人であ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/02/08
データ入手日:2023/12/26

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