国会議員白書トップ参議院議員太田敏兄>質問主意書(全期間)

太田敏兄 参議院議員
「質問主意書」(全期間)

太田敏兄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧 | 質問主意書

このページでは、太田敏兄参議院議員が提出した質問主意書に関する情報をまとめています。質問主意書の提出数、質問主意書の件名、質問と政府からの答弁の冒頭部分を一覧にしています。質問と答弁については参議院ウェブサイトの本文に飛ぶことができます。


質問主意書提出本数(参議院)

在籍期提出数


1期(1947/04/20〜)3本


参議院在籍時通算3本



質問主意書・政府答弁書一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

米価のパリティ方式に関する質問主意書

第5回国会 衆議院 質問主意書 第34号(1949/03/19提出、1期)
質問内容
昭和二二年度以来、公定米価の決定に関して、パリテイ方式が採用されている。このパリテイ方式の適用について、或いは採用品目の選定、価格指数及びそのウエイトの取り方等に、実際上幾多の欠陥や問題点があると思うが、その中で私は特に次の事項について、質問をしたい。
一、基準年度におけるセーレの問題
大雑把にいつて、独占資本の発達以後、工業生産物の価格と、農産物価の間に、セーレ(鋏状価格差)のあることを、一…
答弁内容
工業生産物の価格と農産物価との間にシエーレが存すると論ぜられることが多いが、しからば何時を基準として論じているのかは必ずしも明瞭ではない。
今日パリテイ計算の基準年次として採用せられている昭和九年乃至十一年は昭和初年の経済恐慌も一応おさまつて景気は恢復期にあり、又日本が戦争状態に入る前の年次でもあり、我々が過去において日本経済或は日本の農家経済が比較的安定していた年を求めるとすれば、この時期が最…

米価のパリティ方式に関する質問主意書

第5回国会 衆議院 質問主意書 第85号(1949/05/07提出、1期)
質問内容
曩にわたくしは、米価のパリテイー方式による計算について、主としてシエーレーの問題を取上げて質問(昭和二十四年三月十九日質問第三十四号)した。
すなわちまず、基準年度においてシエーレーが、存在していたか否かを問うたのであつたが、政府の答弁は、「昭和九年乃至昭和十一年は昭和初年の経済恐慌も一応おさまつて景気は恢復期にあり、又日本が戦争状態に入る前の年次でもあり、我々が過去において日本経済或は日本の農…
答弁内容
御指摘の資料にもある通り、昭和元年と昭和九年とを比較した場合の農産物価格と農村必需品(工業品)価格との関係については、所謂米価率だけから考えて見ても殆んど同様の結論になると考える。
然しながら、この昭和元年の事情を再考してみると、一般物価は大正末期以降下落の傾向を辿つていた反面、米価については大正十二年産米以降の概して不作つづきの影響を受けて上昇の傾向を示していた年であるので、この観点から現在の…

1948年(昭和23年)産米の匿名超過供出報奨金に対する課税方法に関する質問主意書

第7回国会 衆議院 質問主意書 第51号(1950/03/23提出、1期)
質問内容
一、政府はさきに、昭和二十三年産米の超過供出を強く要請し、その促進策として「匿名供出及び能率的集荷制度」を設けたが、これにつき岡山県吉備郡大和村では、政府の施策を諒とし、供出割当数量を完納し、更により以上の超過供出をせんがため、政府の定めた匿名供出制度により、村長大月哲一氏は村内から極力多くの超過供出をするよう督励し、農家もよくこれに協力し、相当数量の超過供出をなしたのであるが、最近に至り、この匿…
答弁内容
匿名供出の場合、供出成績を公表しないこととしたのは、部落別、町村別、郡別の供出成績であつて、その目的は主として供出割当制の運用上における農家の不安を尠からしめ(例えば翌年度割当に前年度の実績を加味するが如き)、自主的な超過供出を促進するためである。課税については所得がある限り所得税を払うのは当然であるから、税務署から個人別の超過供出数量について照会があつた場合は回答しなければならない。なお超過供出…

※このページのデータは参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/13

太田敏兄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧 | 質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。