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野末陳平 参議院議員
「質問主意書」(全期間)

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このページでは、野末陳平参議院議員が提出した質問主意書に関する情報をまとめています。質問主意書の提出数、質問主意書の件名、質問と政府からの答弁の冒頭部分を一覧にしています。質問と答弁については参議院ウェブサイトの本文に飛ぶことができます。


質問主意書提出本数(参議院)




質問主意書・政府答弁書一覧(参議院)

9期(1971/06/27〜)

昭和48年度税制改正に関する質問主意書

第70回国会 衆議院 質問主意書 第2号(1972/11/10提出、9期)
質問内容
植木大蔵大臣は財政演説の中で「国民は経済の量的拡大よりも、真に人間性豊かな福祉社会の建設を待ち望んでいる」と表明した。当然税制もまた、これまでの生産第一、企業・法人中心、金持優遇のそれから、生活第一、個人・家庭中心、庶民優遇の税制へと、そのありかたを改めるべき時期にきている。いまの税制は不公平すぎはしないか。税金は本来国民だれもが公平に負担すべきものである。所得や財産の多い人はそれだけ税金を多くお…
答弁内容
一、(一)(二)(三)について
就職、結婚、出産等の場合について、そのための費用を考慮し、あるいは祝福するという趣旨から、その年の所得税につき減免税を行なうということは、次の理由から適当でない。
(1) 所得税は、税負担公平の原則のもとに、応能負担の見地から、一定の所得がある場合にはその所得に応じた負担を求めることを基本的建前としており、このような所得税制において個別の事情をしん酌することには…

民俗芸術「浮世絵」保存、「浮世絵美術館」建設に関する質問

第72回国会 衆議院 質問主意書 第15号(1974/05/20提出、9期)
質問内容
「浮世絵」は、たんに江戸時代の庶民の風俗描写画であるにとどまらず、庶民の手によつて長年にわたつてつちかわれてきた民俗芸術の華、庶民文化の極致として、日本が世界に誇れる唯一の芸術作品であるといつても過言ではなかろう。しかし、この「浮世絵」は、我が国において未だに正当な評価が与えられていない。憂慮すべき現実すらも多々ある。
そこで、政府は、
一、国内・国外を問わず、「浮世絵」(肉筆・版画)の所在を…
答弁内容
一、について
現在我が国の国・公・私立施設における浮世絵の所蔵の状況は、東京国立博物館、神奈川県立博物館のほか、財団法人平木浮世絵財団(リッカー美術館)、熱海美術館等にまとまつて保存されており、そのうち、代表的な作品十三件、六十三点については、既に重要文化財に指定されている。
東京国立博物館では、所蔵品のうち、主なものを収録した図版目録(浮世絵版画篇)三巻を刊行しているほか、浮世絵を含む全所蔵…

10期(1974/07/07〜)

マツクイムシの被害に関する質問

第76回国会 衆議院 質問主意書 第9号(1975/10/06提出、10期)
質問内容
最近、関西地方を中心に西日本各地でマツクイムシによる樹木の被害が甚大である。マツクイムシによる被害の激増は、わが国の貴重な森林資源の保護ならびに環境保全の立場からも看過できない問題であると思われる。よつて、ここに政府のこの問題に関する施策の有無を明らかにするよう求めるものである。
一、政府はマツクイムシによる被害の実情をどの程度、把握しているものか。各都道府県ごとの被害の実態を明らかにされたい。…
答弁内容
一、について
最近における松くい虫による被害は、昭和四十八年度の高温寡雨等の異常気象のため急激に増加し、同年度以降九州及び瀬戸内地方を中心に年間百万立方メートルを超す被害量となつている。
また、ここ数年の年度別都道府県別被害量は、別表のとおりである。
二、について
松くい虫による被害については、森林病害虫等防除法に基づく駆除命令、立入検査等の措置を講ずることにより積極的にその防除に努めてい…

松くい虫の被害に関する再質問

第76回国会 衆議院 質問主意書 第10号(1975/10/15提出、10期)
質問内容
昭和五十年十月六日付にて同件に関する質問主意書を提出し、同年十月十四日付にて答弁書を送付されたが、右答弁書には不充分な点があるのでここに再質問する。
一、松くい虫の被害が四十九年全国で一、〇〇九、〇〇〇立方メートルとあるが、この被害量を山元の立木価格で計算した場合の被害金額はいかほどになるか。
二、松くい虫の被害防除のための政府の予算は毎年どれほど支出しているのか。今年度予算分も含め、最近五ケ…
答弁内容
一、について
昭和四十九年度の松くい虫による被害額は、各都道府県の被害量に、日本不動産研究所の調査による山元立木価格を乗じて得た額、約八十四億円である。
二、について
松くい虫被害防除に関する最近五箇年の予算は、別表一のとおりである。
三、について
松くい虫被害防除に関する昭和四十九年度都道府県等予算額は、別表二のとおりである。
四、について
松くい虫が異常にまん延して森林資源に重大…

昭和51年お年玉つき年賀はがきの措置に関する質問

第76回国会 衆議院 質問主意書 第11号(1975/10/15提出、10期)
質問内容
現在、国会において郵便料金の値上げが微妙な段階を迎えているが、他方、国民の間で定着した人気をもつお年玉つき年賀はがきの発売日が迫つている。政府は、この年賀はがきの発売に関して、どのような措置を講じているのか。以下の諸点について質問する。
一、発売日について、例年は十一月五日となつているが、今年の発売日の予定はいつか。
二、現在の準備について、値上げ後の新料金のはがきを印刷しているのか、現行料金…
答弁内容
一、について
昭和五十一年用お年玉つき年賀はがきの発売日については、現在慎重に検討中であり、決定していない。
二、について
昭和五十一年用お年玉つき年賀はがきは、現行郵便法に規定する郵便料金の料額印面で、印刷調製中である。
三、について
(イ) 昭和五十一年用お年玉つき年賀はがきの発売日以前に、郵便法の一部を改正する法律案(第七十六回国会閣法第三号)が可決され、改正法律が施行される場合は…

特別職の職員の給与改定に関する質問

第76回国会 衆議院 質問主意書 第12号(1975/10/20提出、10期)
質問内容
一、今回の公務員給与の改定にあたり、特別職の職員給与のうち内閣総理大臣および国務大臣等の給与が据え置かれているが、この措置はどのような政治的判断によつてとられたものであるのか明らかにされたい。
二、このような据え置きの措置は過去にも例があり、その翌年には前年の据え置き分も含めて大幅な引き上げ改定がなされている。それ故、このような据え置きの措置は小手先の細工であり、なんら政策的、財政的に寄与するも…
答弁内容
一、について
我が国経済社会の置かれている厳しい現下の諸情勢にかんがみ、内閣総理大臣及び国務大臣等の給与をすえ置くこととしたものである。
二、について
内閣総理大臣及び国務大臣等の給与については、従来からその職責その他諸般の事情を考慮して決定しているところであるが、我が国経済社会の置かれている厳しい現下の諸情勢にかんがみ、本年はこれをすえ置くこととしたものである。
三、について
最近にお…

昭和51年お年玉つき年賀はがきの措置に関する再質問

第76回国会 衆議院 質問主意書 第17号(1975/10/29提出、10期)
質問内容
昭和五十年十月十五日付で同件に関する質問主意書を提出し、同年十月二十四日付で政府より答弁書を送付されたが、右答弁書には不満の点があるので、ここに再質問する。
一、答弁書では、昭和五十一年用お年玉つき年賀はがきの発売日については「現在慎重に検討中であり、決定していない」となつているが、例年の発売日を直前に控えて、なお未定であるとして発売日のめどを明らかにしないことは国民に多大の迷惑をおよぼすことに…
答弁内容
一、について
昭和五十一年用お年玉つき年賀はがきについては、十一月五日には売りさばきを開始しないこととしたが、発売日については、諸般の情勢を勘案しながら慎重に検討しているところである。
二、について
郵便切手類売りさばき所にあつては、売れ残つた年賀はがきを、郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所規則(昭和二十四年逓信省令第十六号)の定めるところにより、他の郵便切手類と交換することができる。 …

特別職の職員の給与改定に関する再質問

第76回国会 衆議院 質問主意書 第18号(1975/10/29提出、10期)
質問内容
昭和五十年十月二十日付で同件に関する質問主意書を提出し、同年十月二十八日付で政府より答弁書を送付されたが、右答弁書は当方の質問の趣旨を理解せず、おざなりな後向きの回答が記されているだけである。よつてここに再質問し、重ねてこの問題に対する政府の誠意ある前向きの答弁を望むものである。
一、今回の公務員給与の改定にあたり内閣総理大臣および国務大臣等の給与の据えおきの理由は何か。先の答弁書では「厳しい現…
答弁内容
一、について
前答弁書において述べたごとく、厳しい現下の諸情勢にかんがみ、内閣総理大臣及び国務大臣等の給与をすえ置いたものであつて、御指摘のような趣旨の下に執つた措置ではない。
二、について
最近における経済の停滞と財政面における困難な状況を克服すべく、内閣総理大臣及び国務大臣は全力を挙げてこれに取り組んでいるところである。
内閣総理大臣及び国務大臣の給与は、その職責その他諸般の事情を考慮…

デノミネーションに関する質問

第76回国会 衆議院 質問主意書 第19号(1975/11/04提出、10期)
質問内容
新聞報道によると「大蔵省はデノミネーションを五年以内に実施すべく、すでに基礎準備を終えている」そうであるが、先の通常国会の大蔵委員会での私のデノミネーションに関する質問にたいして、大蔵大臣、経済企画庁長官は口をそろえて「現在の段階ではデノミは考えていないし、勉強もしていない」と言明した。ここに私は、現時点で、政府、大蔵当局がデノミネーションにたいする統一的な見解を明らかにされんことをのぞむ。
一…
答弁内容
一、二、四、及び五、について
政府としては、現在のところデノミネーションの実施について具体的な検討は行つておらず、実施の準備を進めている事実はない。
三、について
政府の考え方は、次のとおりである。
(1) 我が国の通貨の呼称単位である円のように米ドルに対する換算レートが三けたになつているものは、主要国通貨の中では現在ほとんど見られなくなつた状態であり、適当な機会にデノミネーションを行うこ…

消費者物価指数に関する質問

第76回国会 衆議院 質問主意書 第21号(1975/11/10提出、10期)
質問内容
総理府が毎月発表する消費者物価指数について、生活実感との乖離を指摘する声が大であると思われるが、幸いに、今年は、現行消費者物価指数算出の基礎となる調査品目、ウェイト等の五年毎の改訂年にあたつている。以下に指摘し、政府の回答を求める各項目は、いずれも消費者の毎日の生活実感に根ざした提言であり、政府はこの要望をとりいれることにより、指数がより多くの消費者にとつて身近で日々の生活に役立つものとなるよう努…
答弁内容
一、について
現行の消費者物価指数は、消費者が購入する商品及びサービスの物価変動の測定を目的としており、そのためには消費者世帯全体を対象として作成するのが最も適している。
しかし、物価変動の影響は、世帯の階層によつて異なることも考えられるので、昭和四十年以降参考系列として勤労者世帯を対象に、年間収入五分位階級別及び標準世帯(夫婦と子供二人からなる世帯で、世帯主のみが有業者の世帯)の年平均指数を…

国鉄再建問題に関する質問主意書

第77回国会 衆議院 質問主意書 第2号(1976/02/06提出、10期)
質問内容
一、国鉄が発行している無料パス、割引証などの優待措置は、いかなる法律的な根拠に基づいて行われているのか、明らかにされたい。
二、国鉄職員の無料パスについて、どんな種類があるのか、また、その資格を得る条件、それぞれの配布枚数を各々明らかにされたい。
三、国鉄職員の家族の割引きについて、どんな内容か、また、ここ二、三年のこの特典の利用者数はどれほどか、明らかにされたい。
四、国鉄職員、家族以外の…
答弁内容
一、について
国鉄は、部内の定めにより乗車証及び割引証を発行している。
なお、国会議員については、国会法第三十七条及びこれに基づく国会議員日本国有鉄道無賃乗車令により、乗車証の発行が必要とされている。
二、について
国鉄職員に対する乗車証は、職務定期乗車証と臨時乗車証の二種類がある。
職務定期乗車証は、職員の勤続年数、給与体系上の号俸等によつて乗車区間等を限定し、全職員に交付している。 …

ロッキード事件に関する質問主意書

第77回国会 衆議院 質問主意書 第9号(1976/04/19提出、10期)
質問内容
米国上院多国籍企業小委員会でコーチャン証言がおこなわれ、日本がロッキード・ショックにみまわれてから、すでに二ケ月余が経過している。この間、国会や報道で取り上げられたわが国の民主政治の根本にかかわる重大な疑惑は、なにひとつ解明されることなく国民の政治にたいする不信感はつのるばかりである。
一 いまや政府は、検察・捜査当局が現在までの捜査によつて知り得た真実を中間報告として明らかにすることによつて、…
答弁内容
一及び二について
ロッキード問題については、目下、検察・警察両当局において、その真相を解明すべく鋭意捜査を続行中である。
すなわち、検察当局は、児玉誉士夫に対し、去る三月十三日昭和四十七年分の所得税法違反により公訴を提起し、引き続き昭和四十八年及び四十九年分の同法違反事件について国税当局と協力して捜査を行つており、また、検察・警察両当局は、関係被疑者の外国為替及び外国貿易管理法違反事件について…

定期預金の解約利率に関する質問

第78回国会 衆議院 質問主意書 第1号(1976/09/28提出、10期)
質問内容
一 銀行で二年もの定期預金を一年経過、一年半未満で中途解約すると、それまでの預入期間についての金利が年五・五〇パーセントとなる。これは一年もの定期預金利率(年六・七五パーセント)よりも一・二五パーセントも低い。半年もの定期預金利率(年五・七五パーセント)と比べても〇・二五パーセント低い。この場合、銀行はすでに一年定期満期の場合と同じ利益を受けているのだから中途解約利率が一年定期より低いのは不合理で…
答弁内容
一について
定期預金の利率は、定められた預入期間中は預金者からの払い戻しの請求が行われず、これを受け入れた金融機関もその預入期間中は払い戻しの請求が行われないということでその期間に即した資金運用を行うという前提で定められるものであるから、預金者が契約に反して期間満了前に解約した場合に解約までの期間について付される利率は、その期間と同一の預入期間を定められている定期預金の利率よりも低く定められてい…

住宅ローン返済方式に関する質問

第78回国会 衆議院 質問主意書 第3号(1976/10/08提出、10期)
質問内容
一 現在、銀行は住宅ローンの返済方式に元利均等方式を採用している。住宅金融公庫も昭和四十九年度から、それまでの元金均等方式をとりやめ元利均等方式に変更している。元利均等方式は毎月一定の額を返済するため元金均等方式に比べてスタート時の返済額が少ないが、返済総額が借り入れ額の二倍以上と、金利ぶんの負担が過重になる。現在、銀行などの金融機関が住宅ローンの融資に際して元金均等方式を採らずに元利均等方式を採…
答弁内容
一について
我が国において、現在住宅ローンの償還方式として元利均等方式が一般化しているのは、元金均等方式に比べて、元利均等方式の方が、利用者にとつて返済しやすく、かつ、多額の借入れが可能となるなど、利用者のニーズにより適合していることによるものと考えられる。
二について
住宅ローンの償還方式については、それぞれの金融機関が利用者のニーズの動向を参しやくしつつ決定しているところであり、政府がこ…

国鉄の優待乗車証に関する質問

第78回国会 衆議院 質問主意書 第5号(1976/10/19提出、10期)
質問内容
一 史上空前の赤字をかかえた国鉄が、各種の優待乗車証を大量に発行している事実は、私のこれまでの質問主意書によつても確認ずみである。運賃の大幅値上げを目前にした今こそ、この種の優待措置を整理、縮小、廃止して、国鉄の自省の姿勢を国民の前に明らかにすべきである。本年二月の私の同じ趣旨の提案に対して、当局は「慎重に検討したい」との回答をよせているが、いまや事態は「検討」から「実行」の秋に入つたと思う。当局…
答弁内容
一について
乗車証等の制度は古い歴史もあり、諸外国の鉄道でも定着しているものであつて、輸送業務を円滑にするため、また、職員の福利厚生の観点からも行つているものであり、種々検討した結果、存続させるのもやむを得ないと考えている。
ただし、その運用に当たつては、できるだけ限定的に行うよう指導していく所存である。
二について
国会議員に対し、日本国有鉄道が発行する鉄道無賃乗車証の取扱いについては、…

※このページのデータは参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/13

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