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高崎裕子 参議院議員
「質問主意書」(全期間)

高崎裕子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧 | 質問主意書

このページでは、高崎裕子参議院議員が提出した質問主意書に関する情報をまとめています。質問主意書の提出数、質問主意書の件名、質問と政府からの答弁の冒頭部分を一覧にしています。質問と答弁については参議院ウェブサイトの本文に飛ぶことができます。


質問主意書提出本数(参議院)

在籍期提出数


15期(1989/07/23〜)4本
16期(1992/07/26〜)2本


参議院在籍時通算6本



質問主意書・政府答弁書一覧(参議院)

15期(1989/07/23〜)

アイヌの人々の生活と権利の保障等に関する質問(共同提出)

第118回国会 衆議院 質問主意書 第3号(1990/05/25提出、15期)
質問内容
今日、北海道内に住むアイヌの人々の数は北海道庁の調査によれば二万数千人となっている。その多くは、明治以来の、民族的権利を無視した強制同化政策により、今なお過酷な生活を強いられ、筆舌に尽くし難い様々な差別を受けている。
私達は、アイヌの人々の権利の保障と、一切の差別の一掃及び生活安定のための特別の対策を政府の責任において、とるべきであると主張してきた。その立場から、一九八〇年、一九八三年、一九八六…
答弁内容
一について
北海道ウタリ対策関係省庁連絡会議の下に設置された検討委員会は、アイヌ新法問題に対する政府としての考え方をまとめることを目的とするものであり、これまで、アイヌ新法問題に係る論点の整理など所要の検討を行ってきているところである。
今後は、当面、北海道からアイヌ新法問題に対する要望の趣旨、内容等について、説明を聴取していく予定である。その後の日程等は未定であり、説明聴取の結果等をも踏まえ…

消防業務並びに消防職員の労働条件改善に関する質問(共同提出)

第122回国会 衆議院 質問主意書 第7号(1991/12/10提出、15期)
質問内容
国民の生命と安全・身体及び財産を守る消防防災業務は極めて重要な役割を担っている。消防業務の遂行に当たり消防施設の整備の拡充や消防職員の労働条件の改善等を図ることは消防機能の強化の上で特別重視すべき課題である。そのためには、消防財政の強化と補助制度の見直し改善が求められている。そこで、以下具体的に質問する。
一、「消防力の基準」について
1 消防力整備の基本となる「消防力の基準」(昭和三十六年八…
答弁内容
一の1について
消防力の基準に対する充足率の状況は、次表のとおりである。
図 表
一の2及び3について
消防力の充実については、今後とも、地域の実情に即し、計画的な推進を図るよう市町村を指導するとともに、引き続き国庫補助金を始め所要財源の確保に努めてまいりたい。
二の1について
救急業務については、救急隊の編成基準等を踏まえ、適切な運用が図られるよう引き続き指導に努めてまいりたい。

閣僚の単一民族発言についての見解と「国際先住民年」を迎えるにふさわしいアイヌの人々の生活と権利保障を求める質問(共同提出)

第122回国会 衆議院 質問主意書 第8号(1991/12/10提出、15期)
質問内容
今日、北海道を中心に居住しているアイヌの人々は、明治以来の絶対主義的天皇制政府による民族的権利を無視した強制同化政策の下で、また戦後の自民党政府の放置政策の下で、今なお過酷な生活を余儀なくされ、様々な差別を受けている。
私たちは、憲法の精神に立ってアイヌの人々の権利の保障、一切の差別の一掃、さらに生活安定のための特別対策をとるべきであると主張してきた。
その立場から、一九八六年の第百七回国会で…
答弁内容
一について
政府は、我が国が単一民族国家である旨主張するものではなく、渡辺外務大臣の当該発言も、民族関係がより複雑な状況にある外国と比較して述べたものであり、日本が単一民族国家であるとの趣旨ではない。
二について
検討委員会は、現在、北海道からアイヌ新法問題に対する要望の趣旨、内容等について説明を聴取しているところである。その後の日程は未定であり、説明聴取の結果等をも踏まえ検討することとして…

釧路湿原及び阿寒国立公園の保全対策に関する質問(共同提出)

第122回国会 衆議院 質問主意書 第16号(1991/12/21提出、15期)
質問内容
一、釧路湿原は全国湿原の約六〇%を占め、わが国最大規模の原生的自然状態を呈する湿原である。湿原はヨシを中心とする草原が大きな特徴と言われ、同時にタンチョウやキタサンショウウオなどが特別天然記念物に指定され、貴重な野性動植物が生息している。
八〇年にはわが国最初のラムサール条約の登録湿原に指定され、国際的にもその保全対策が強く要請されている。しかし、最近のリゾートブームによるゴルフ場建設計画等湿原…
答弁内容
一の1について
現在のところ、国立公園区域外におけるゴルフ場開発により釧路湿原の植物の生態系やタンチョウが影響を受けているという事実は確認されていない。
今後とも、北海道等関係地方公共団体とも連携を図りつつ、ゴルフ場等の開発による湿原生態系への影響の有無について、その把握に努めてまいりたい。
一の2について
環境庁と農林水産省が実施している「湿原生態系保全のためのモニタリング手法及び農用地…

16期(1992/07/26〜)

「国際先住民年」にあたりアイヌの人々の生活と権利の保障等を求める質問

第126回国会 衆議院 質問主意書 第18号(1993/06/18提出、16期)
質問内容
国連が一九九〇年の第四五回総会で今年の一九九三年を「世界の先住民の国際年」と決定した。
この「国際先住民年」を迎え、北海道に古くから居住しているアイヌの人々についての関心が高まっている。
我が党は、早くからアイヌの人々の生活と権利の保障、民族的文化の保存・継承のため国の責任を明確にした新しい法律の制定を求めてきた。
国際先住民年を迎えた今年こそ政府として、アイヌの生活と権利の保障、民族的文化…
答弁内容
一の(1)について
世界の先住民の国際年(以下「国際先住民年」という。)に当たり、政府としては、これまで国際先住民年の意義等に関する国内広報を、政府広報誌「時の動き」及び「フォト」を活用して行ってきたところである。
一の(2)について
「世界の先住民の国際年のための国連自発的基金」への拠出として五万米ドルを計上している。
一の(3)について
一の(1)についてにおいて述べたとおり、既に政…

中国残留婦人の永住帰国の実現に関する質問(共同提出)

第128回国会 衆議院 質問主意書 第1号(1993/10/04提出、16期)
質問内容
去る九月八日、中国残留婦人一二人が受け入れ先のないまま帰国し、成田空港で一夜を明かし翌朝駆けつけた厚生省の担当者によってとりあえず所沢市にある中国帰国孤児定着促進センターに身を寄せるとの措置がとられた。
彼女達は日本人であり、日本のパスポートを持っており、日本に永住帰国したいとの強い希望を持っている。しかし、政府は永住帰国については、身元引受人あるいは特別身元引受人のない場合は帰国旅費の支給や、…
答弁内容
一の1について
満蒙開拓団の派遣は、平成三年三月二十六日の参議院内閣委員会で坂本内閣官房長官が答弁しているとおり、当時の国策の一環として行われたものであると認識している。
政府としては、累次の機会に述べているとおり、先の大戦において我が国の行為が多くの人々に耐え難い苦しみと悲しみをもたらしたことにおわびと反省の気持ちを抱きつつ、今後一層世界平和のために寄与することによって我々の決意を示していき…

※このページのデータは参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/13

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