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天野公義 衆議院議員
「質問主意書」(全期間)

天野公義[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧議員立法 | 質問主意書

24期TOP25
14位
26期TOP5
2位

このページでは、天野公義衆議院議員が提出した質問主意書に関する情報をまとめています。質問主意書の提出数、質問主意書の件名、質問と政府からの答弁の冒頭部分を一覧にしています。質問と答弁については衆議院ウェブサイトの本文に飛ぶことができます。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2024/01/18

質問主意書提出本数(衆議院)

在籍期
提出数
順位



24期(1949/01/23〜)
9本
14位
TOP25

26期(1953/04/19〜)
11本
2位
TOP5

28期(1958/05/22〜)
0本
-

29期(1960/11/20〜)
0本
-

30期(1963/11/21〜)
0本
-

31期(1967/01/29〜)
0本
-

32期(1969/12/27〜)
0本
-

33期(1972/12/10〜)
0本
-

35期(1979/10/07〜)
0本
-

36期(1980/06/22〜)
0本
-

38期(1986/07/06〜)
0本
-



衆議院在籍時通算
20本
101位


質問主意書・政府答弁書一覧(衆議院)

24期(1949/01/23〜)

利根川改修並びに総合開発計画に関する質問主意書

第10回国会 衆議院 質問主意書 第67号(1951/02/20提出、24期、会派情報無し)
質問内容
利根川の改修及び総合開発問題は、関東平野のみの問題でなく、日本再建に欠くべからざるものである。この際政府は、利根本流並びにその支流を一貫した総合的治水開発計画を樹立し、一日も早くその実行に移るべきであるが、この点に関する政府の見解、財政的措置、並びに砂防計画を伺いたい。
右質問する。
答弁内容
利根川改修については、その公共の利害に関するところきわめて重大なるものあるにかんがみ、利根本流並びにその支派川を一環とした総合的根本治水計画を樹立し、財政の許す限り最大限の予算を充当してその促進に努力しつつある。すなわち昭和二十五年度においては六億余万円を投じて本流筋の河道拡張と堤防の強化並びに河床堆積土砂の浚渫等の改修工事を施行すると共に別途見返資金五億円を導入して派川江戸川の河積拡張工事を施行…

食糧輸送計画に関する質問主意書

第10回国会 衆議院 質問主意書 第68号(1951/02/20提出、24期、会派情報無し)
質問内容
食糧配給公団廃止後の配給方法について、主食運賃プール問題が十四日の持廻り閣議で決定したと報ぜられるが、その輸送計画、売却方法について疑点があるので質問する。
一 政府指定倉庫は、都道府県に何個所あるか。また今後は卸業者の数だけ倉庫を認めてゆく方針か。
二 食糧管理特別会計中日本通運株式会社に拂つている運賃総額及び全体に対するパーセンテーヂ如何。
三 政府輸送を担当する業者は、單数か、複数か。…
答弁内容
一 政府指定倉庫は約二万個所程度であり特にこの際指定倉庫数を増減する方針はない。

年    度
日 通 え 支 拂 金 額
運 搬 費 総 支 拂 金 額

昭和二十四年度
五、三七二、一九四、二六五・二八
二、三八九、〇八九、一二四・〇四
四七・一%
昭和二十五年度
四、六九三、六〇六、三一六・二九
八、六一二、四七六、四五〇・四二
五四・五〃
昭和二十五年度は…

東京都内江東方面の水防計画並びに荒川放水路上の橋の建設計画に関する質問主意書

第10回国会 衆議院 質問主意書 第69号(1951/02/20提出、24期、会派情報無し)
質問内容
一 東京都で江東方面といわれる隅田川附近より以東の地域は、河川に囲れている土地が多いばかりでなく、低濕地帶も多く、更に地盤沈下の傾向すらある場所がある。しかもこの地域は人口の密度極めて高いのに反し衛生施設の見るべきものなく、常に濕気と汚水と水の脅威にさらされているのである。政府はこの地域の住民が安心して生活できるよう、中川の改修、荒川筋の堤防強化、排水機の増設、江東区、江戸川区の水防等の諸問題解決…
答弁内容
一 江東方面の水害を防止するため、その根本対策として昭和二十四年度より国庫助成の下に東京都をして中川の改修工事を施行せしめ又国直轄工事として荒川筋の堤防強化を施行する等水防に鋭意努力しつつあつて明年度においても引続きこれが推進を期する考えである。
なお昭和二十四年度キテイ台風により同方面の防潮堤は著しい被害をうけ、災害復旧費のみでは将来防潮の万全を期し難いので政府はこれに助成費を加え改良工事を施…

足立局電話を市内電話に編入することに関する質問主意書

第10回国会 衆議院 質問主意書 第74号(1951/03/20提出、24期、会派情報無し)
質問内容
東京都足立区は、人口二十数万を数え、生産力も都内一、二を競うといわれる如く、多くの工場を有し、一方農村においては米及び野菜の生産も高く、足立青果市場、東京北魚市場、專売公社煙草工場、日立龜有工場、その他の公的、半公共的施設もある。しかるに地理的には東京の東北部にあり、隅田川によつて都心部と隔離されているばかりでなく、区内を荒川放水路が通つているため、交通上きわめて惠まれぬ地域となつているのである。…
答弁内容
足立電話局を市内電話に編入する計画は、その実現方に鋭意努力してきましたが、昭和二十五年度におきましては、予算に制約されまして実現は不可能となりました。又昭和二十六年度におきましても、同様理由で、全面的な編入は不可能となりましたので、編入計画の第一次段階としまして、足立電話局と、浅草電話局との間に中継ケーブル一條(四百対)を新設しまして、回線不足を救済し、即時通話の接続状況を改善することにしまして、…

食糧輸送計画に関する再質問主意書

第10回国会 衆議院 質問主意書 第75号(1951/03/20提出、24期、会派情報無し)
質問内容
昭和二十六年二月二十日提出質問第六八号食糧輸送計画に関する質問主意書に対し、内閣衆質第六八号の答弁書に対し、なお疑問があるので再質問する。
一 質問の第三点は政府輸送を担当する業者は單数か、複数か。すなわち日本通運株式会社一本として契約するか、あるいは各府県に従来食糧配給公団の指定として食糧運送に專念していた食糧輸送(特免会社)会社も政府輸送機関として指定するか否かということである。
答弁書に…
答弁内容
一 卸業者へ売却する場所が、政府指定倉庫であれば貨車荷卸後引続き倉庫までの輸送が、又オン・レールであれば、その着駅までの貨車輸送が政府輸送となる。機構改革に伴う新たな政府輸送の増加部分は貨車輸送のものであり、これは従来の公団輸送の場合でもほとんど全部日通扱であつたから、これが政府輸送に切り替えられても従来と変化はなく、業務圧迫の恐れはない。
又例え、食糧運送会社が取扱つていた分野の中で、政府輸送…

荒川放水路上の橋の建設計画に関する質問主意書

第13回国会 衆議院 質問主意書 第12号(1952/02/12提出、24期、会派情報無し)
質問内容
現在荒川放水路上にかかつている橋は江北、西新井、千住新橋、堀切、四ッ木、小松川、葛西の諸橋であるが、このうち小松川と千住新橋、葛西及び建設中の四ッ木橋を除いた江北、西新井、堀切の三橋はまつたく壽命が来ているものと考えられる。千住新橋においても相当の狂いが出ているのである。これらの橋は建設当時と異り、附近に数十万の人口を擁し、交通量の多いこと驚異的なものがある。しかも重量物を積んだトラツク及び大型バ…
答弁内容
荒川放水路にかかつている橋は葛西橋、小松川橋、千住新橋及び本年度完成予定の四ッ木橋を除き、江北、西新井、堀切及び船堀の四橋は、いずれも五百米を超える長大木橋であるため、これが建設にはばく大な工事費を要し早急にこれ等のかけかえを実施することは困難であるが、昭和二十七年度特別会計をもつて江北橋かけかえについて予算を要求中であり、国家財政並びに東京都財政の許す範囲で逐次建設を行いたいと考えている。
な…

東京都内江東方面の地盤沈下対策及び水防計画に関する質問主意書

第13回国会 衆議院 質問主意書 第13号(1952/02/12提出、24期、会派情報無し)
質問内容
東京都内江東方面は至る処河川に囲れているばかりでなく、東京湾にも面している低濕地帶である。しかも近年地盤沈下の傾向すらあり、同地方は常に高潮と河水との恐怖にさらされている。最近人口の密度極めて高く、諸工場、倉庫等も多く、特にその南部は東京港の一部として発展を見つつあるのである。政府は、常に濕気と水と汚水の脅威にさらされていることから同地方を救い、この地域の住民が安心して生活でき、同地方が益々発展す…
答弁内容
東京都江東地区に関する地盤沈下の対策については、葛西地区をも含めて、総事業費三十六億余万円をもつて昭和二十四年度以降災害復旧、災害復旧助成並びに高潮対策事業の名称の下に、国庫の助成により、堤防護岸の強化並びに築造、水門、排水施設の改良強化等を計画し本年度までに約九億円を施行したが、明年度以降においても引き続きでき得る限り工事を進める予定である。
なお、完成までの応急対策として、東京都においても水…

不良住宅改良に関する質問主意書

第13回国会 衆議院 質問主意書 第14号(1952/02/12提出、24期、会派情報無し)
質問内容
戰前不良住宅改良法によりいわゆる不良住宅の改良が行われ、多大の成果を收めていたが、戰後住宅不足のためこの事業は停止状態にあつた。近時住宅の復活、人心の安定を得て来るとこの種の不良住宅は單に住宅のみの問題でなく、社会、衛生、教育等々あらゆる場面において惡影響をもたらすものであることが認められるに至つた。特に東京都荒川区三河島八丁目に存する不良住宅地区などは人間の住む住宅の標準には到底及ばぬものでもあ…
答弁内容
不良住宅地区改良事業は、昭和二年不良住宅地区改良法制定以来昭和十七年までにおよそ四千戸の地区改良を行つてきましたが、以後戰争のぼつ発により中止されていた。しかし、不良住宅地区が都市の盲点として社会惡の温床となり、又都市の防災、衛生等の点からも都市全体に著しい影響を與えていることは、御質問の通りであり、不良住宅地区改良の問題を等閑に附すことはできないと考える。
政府においては、昭和二十六年度に東京…

東京都内足立電話局市内電話編入に関する質問主意書

第13回国会 衆議院 質問主意書 第15号(1952/02/12提出、24期、会派情報無し)
質問内容
東京都足立区は、東京都の東北部に位し、人口既に二十六万を起える都内有数の区である。本区は、荒川放水路及び隅田川によつて都心と離れ、区内より都心に出るには必ず両河の橋を渡らねばならぬ地理的惡條件を有している。しかるに足立区は戰災の影響も少なかつたため大工場、中小工場が多く、青果市場、北魚市場、足立專売工場、その他の公共的施設も存在する。これらの諸工場及び公共的施設はいずれも本社を都心に有するものが多…
答弁内容
足立局の市内電話編入は、昭和二十七年度予算に計上し、次の通り実施する予定である。
一 足立局編入経費は、自動交換機、電力施設及び線路等約一億一千七百万円である。
二 右実施計画については、昭和二十八年五月竣工を目標として実施する予定であるが、足立局は四数字自動單局地でありますので東京交換区域に編入するため、現東京交換区域への中継ケーブル(足立 ― 浅草間五、六粁)を施設し、四数字局を六数字局(…

26期(1953/04/19〜)

西新井橋、江北橋、堀切橋の建設に関する質問主意書

第16回国会 衆議院 質問主意書 第10号(1953/06/10提出、26期、会派情報無し)
質問内容
現在荒川放水路上にかかつている西新井橋、江北橋、堀切橋は木橋であり、全く橋の寿命はつきているといわざるを得ない。特にこれらの橋を建設した当時とは異なり、各橋とも附近に数十万の人口を擁し、交通量の多いこと驚異的なものがある。しかも重量物を積んだトラツクの交さする場合、橋に余裕はほとんどなく、非常に危険であり、しばしば事故も生じている有様である。たとえば西新井橋の例をとれば、大正十一年四月築造の長木橋…
答弁内容
西新井、江北、堀切の三橋はいずれも五百米をこえる長大木橋であり、幅員についても拡幅を要するため、これが建設にはばく大な工事費を要し早急にこれらの架換を実施することは困難であるが、国家財政並びに東京都財政の許す範囲において逐次建設を行いたいと考えている。
なお、三橋についてはそのつど補修工事を実施し、堀切橋については交通量を勘案して歩道を築造する等交通の確保に鋭意努力しつつある。
右答弁する。

東京都内江東方面の水防計画に関する質問主意書

第16回国会 衆議院 質問主意書 第11号(1953/06/10提出、26期、会派情報無し)
質問内容
東京都で江東方面といわれる隅田川沿岸より以東の地域は、河川に囲まれている土地が多いばかりでなく、その土地自身が非常に低く、低湿地帯もあり、更に地盤沈下の傾向すらあるところがある。しかもこの地域は人口の密度きわめて高く、大工場はもとより、中小商工業の多いところであるのに、衛生施設の見るべきもの少なく(たとえば下水だけを取り上げても明りようである。)、住民は常に湿気と汚水と水の脅威にさらされているので…
答弁内容
一 東京都内江東、葛西地区に関する災害の防止計画については、総事業費約五十一億円をもつて、昭和二十四年度以降災害復旧事業、災害土木助成事業及び高潮対策事業の名称の下に、国庫の助成により、堤防護岸の強化、築造及び水門、排水施設の改良強化等を計画し、昭和二十七年度までに約十七億円の事業を施行済であり、昭和二十八年度においては、とりあえず、暫定予算をもつて二億一千万円を充当し、工事の進捗を図つていきたい…

北千住駅改築に関する質問主意書

第16回国会 衆議院 質問主意書 第12号(1953/06/10提出、26期、会派情報無し)
質問内容
足立区の表玄関である北千住駅は、明治二十九年当時東京府南足立郡千住町時代の遺物で、その後大正十三年現在の駅に改築されたものである。本区は昭和十八年都制施行以来発展し、本駅の乗降客も激増して来たのであるが、ことに省線の開通と戦災によつて家を失つた人々が都心より東武沿線に住居を求めるに及んで同線の利用者も急激に増加し、現在においては東武北千住駅から国鉄に乗り換えるもの八万を数え、これに北千住駅の乗降客…
答弁内容
日本国有鉄道の駅舎は、戦時中及び戦後を通じての保守不充分に起因して老朽のものがはなはだ多いのであるが、ばく大な戦災建物の復旧に全力を注いできた関係上、古い駅舎の改築は遅れがちとなつている。戦災建物の復旧は一応営業に支障のない程度に復旧したので昨年度から老朽建物の復旧充実に努力をしているが財源の関係でいまだ戦前の水準に達するには程遠い状況である。
北千住駅については、混雑緩和のため国鉄と東武鉄道と…

荒川電話局舎設置に関する質問主意書

第16回国会 衆議院 質問主意書 第13号(1953/06/10提出、26期、会派情報無し)
質問内容
東京都荒川区は東京都の東北部に位し、人口二十三万五千名、面積千五十七平方キロである。本区は昭和十八年三十五万の人口を有していたが、戦災のため昭和二十年十月には八万四千名に激減するという大戦災を受けたが、じ来復興の一途をたどり今日に至つている。
本区の特徴は大工場はもとよりであるが、中小商工業者が非常に多いということであつて、一例をあげれば、荒川区及び東京都内工場数は左のごとくなつている。(三月三…
答弁内容
荒川電話局舎の建設については、御質問の御趣旨のように計画を進めており、現在提出中の昭和二十八年度予算によつて年度内に建設に着手する予定である。
荒川電話局局舎計画坪数      一、二九六坪
右答弁する。

西新井橋、江北橋、堀切橋の建設に関する再質問主意書

第16回国会 衆議院 質問主意書 第27号(1953/07/10提出、26期、会派情報無し)
質問内容
内閣衆質第一一号の政府答弁によれば、西新井橋、江北橋、堀切橋の三橋は、いずれも五百メートルをこえる長大橋ゆえ、財政的に架橋は困難であるとのことであるが、これら三橋はいずれも寿命のきた木橋である上に幅員も狭く、現下の大型トラツク、大型バスの交さする状況においてはきわめて危険である。増水をみる場合には、なお一層の危険が伴うことは当然予想されるところである。しかも三橋を一橋ずつ三年がかりで永久橋とするも…
答弁内容
西新井、江北、堀切の三橋については、それぞれ巨額の建設費を要するため本年度国庫補助による架換は予算の関係で困難であるが、今般道路整備費の財源等に関する臨時措置法が成立したので、この法律に基き昭和二十九年度以降昭和三十三年度に至る「道路整備五箇年計画」を樹立して実施することにしたから、本計画に基き逐次実施するよう努力したい。すなわち道路整備五箇年計画の樹立に当つては、各都道府県から計画要望書を徴する…

不良住宅改良に関する質問主意書

第16回国会 衆議院 質問主意書 第28号(1953/07/10提出、26期、会派情報無し)
質問内容
東京都内足立区千住柳原、千住旭町、千住五丁目、本木町及び荒川三河島千軒長屋、同丸六長屋等東京都内には不良住宅が多い。これらはスラム地区といわれ、住宅条件、衛生条件その他きわめて恵まれない状態におかれている。政府は、これらの不良住宅地区改良に関し如何なる見解を有するか。もし具体的改良の意志があるならばその実行計画及びその予算的措置如何。
右質問する。
答弁内容
不良住宅改良については、昭和二十七年度において予算二千九百六十一万円をもつて、東京・京都・神戸の不良住宅地区について、公営住宅法に基く第二種公営住宅七十二戸を建設し、改良事業を行いましたが、昭和二十八年度においては、引き続き全国の主要不良住宅地区について、約二百戸の改良事業を行うべく本予算案に八千百四万円を計上いたしております。
なお、御指摘の不良住宅地区の住宅改良についても目下検討中であります…

向島電話局設置に関する質問主意書

第16回国会 衆議院 質問主意書 第29号(1953/07/10提出、26期、会派情報無し)
質問内容
東京都墨田区内旧向島地区は電話加入申込者がきわめて多いが、いずれも電話局舎より遠く、その需要を満たすことが困難な状況にある。同地区は、主として中小商工業者の多い土地であり、電話設備の有無はその土地の発展に重大な関係を有しているので、地元有志間にも電話局設置の要望強く、局舎用敷地を捜す運動も起りつつある。政府としては向島電話局を設置し、向島地区の発展に寄与せねばならないと考えるが、この点に関し政府の…
答弁内容
旧向島地区は現在本所、城東両電話局の収容区域となつておりますが、両局共相当需要がありますので、昭和二十八年度において本所局に、二、〇〇〇端子、城東局に一、一〇〇端子、昭和二十九年度において城東局に二、〇〇〇端子、計五、一〇〇端子を増設する計画であります。
これが完成の暁には、約四、六〇〇箇の加入電話を増設することができることとなり、このうち二、五〇〇箇程度は旧向島地域に振り向けうる予定であります…

江東地区治水根本対策に関する質問主意書

第16回国会 衆議院 質問主意書 第30号(1953/07/10提出、26期、会派情報無し)
質問内容
ここにいう江東地区というのは、隅田川以東荒川放水路に至る間に包まれた江東区、墨田区と江戸川区の一部約千五百万坪の地区を総称する。
同地区は、地層は三十ないし四十五メートルが粘土質であるため軟弱であり、明治以来地盤沈下の傾向がいちじるしく、そのため隅田川沿いの比較的高いところでも毎日の満潮時と同じくらい、荒川放水路沿いでは最干潮面と同じ高さで満潮時と比較すれば二メートルも低い地帯である。しかも今日…
答弁内容
東京都江東地区が地盤低位のため、毎年潮水害をこうむつていることは、政府においてもつとに認めるところであつて、同地区が重要な工業生産地帯であるにかんがみ、昭和二十四年度に災害防止計画を樹立し、この計画に基き、総事業費約五十一億円をもつて、同年度より災害復旧事業、災害土木助成事業及び高潮防ぎよ対策事業の名称の下に、堤防及び護岸の強化築造(外郭堤防高さ四メートル、内堤高さ三、六メートル)、水門及び排水施…

金町駅、新小岩駅間客車運行に関する質問主意書

第16回国会 衆議院 質問主意書 第31号(1953/07/10提出、26期、会派情報無し)
質問内容
常磐線金町駅、総武線新小岩駅間は現在貨物線であるが、この貨物線に客車を入れ、旅客の輸送をしてほしいとの熱烈な要求が地元民間にある。現在は単線であり、貨物多くして客車を運転する余力がないので地元の希望が実現しないが、この単線を複線化して輸送力の増強を計り、もつて客車を運転すべきものであると考える。この貨物線の用地は複線化するに十分な土地の広さをもつている。これに対する政府の見解如何。
右質問する。
答弁内容
金町、新小岩間に旅客営業を開始するためには多額の設備費を要するので、目下の国鉄予算事情では、早急実施は困難である。
右答弁する。

利根川の治水対策に関する質問主意書

第16回国会 衆議院 質問主意書 第32号(1953/07/10提出、26期、会派情報無し)
質問内容
利根川の治水問題はわが国にとつては大きな問題であるが、今回の九州水害の実態にかんがみ、その重要性は急激に増大したと考える。特に水害に苦しむ江東地区にとつては利根川の治水は直接生死を左右する問題である。これに対し当局は江戸川に毎秒五千立方メートルの水を流して利根川のこう水を調節する計画を樹てているが、昭和二十二年のカスリーン台風の時は二千八百立方メートルの水を流したのみで、ついに栗橋附近の堤防の決壊…
答弁内容
利根川治水対策については、政府も最も意を用いているところであつて、明治三十三年以来改修工事あるいは増補工事を施行してきたのである。昭和二十二年九月のカスリン台風により増補工事未着手の東村地区先の堤防が欠壊し大なる被害をこうむつたことは誠に遺憾であつてその容積量を対照とし種々検討し改訂計画を樹立して昭和二十四年度より目下極力実施中である。しかし利根川の改修に要する費用は、河道改修のみでも今後なお六百…

東京都名幹線放射第十四号線に関する質問主意書

第16回国会 衆議院 質問主意書 第33号(1953/07/10提出、26期、会派情報無し)
質問内容
都内蔵前橋から市川橋まで通ずる幹線放射十四号線は計画されて、工事は中途で放棄されている。この道路は都内と千葉県を結ぶ重大な幹線であるのみならず、江東地区特に墨田区、葛飾区の南部及び江東区、江戸川区の北部の発展に寄与するところ大であるので、かかる道路を一日も早く完成する必要があると思うが、その計画はいまどうなつているか。また今後はどうするつもりか、政府の見解如何。
右質問する。
答弁内容
本路線については、首都建設計画の街路及び道路に関する計画路線として指定勧告されておる。
なお、東京都においては本事業を、昭和二十八年度から昭和三十一年度に至る四箇年計画事業として執行する予定の下に、本年度において、一千万円をもつて江戸川区上一色町地内を実施する予定である。
右答弁する。

※このページのデータは衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2024/01/18

天野公義[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧議員立法 | 質問主意書



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