工藤鉄男 衆議院議員
23期国会発言一覧

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このページでは工藤鉄男衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
工藤鉄男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

工藤鉄男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 議院運営委員会 第10号(1947/08/02、23期、民主党)

○工藤委員 この第二十六條は要らないということですけれども、これは一人でも反対があつたらいかぬので、全会一致ということが條件になつておるから、從つてその内容は十分檢討されるわけです。十目の見るところ、十指の指さすところがこれだということになれば一向差支えないと思う。憲法論を眞向からふりかざしてくれば、そういう理論的なことは多少あるけれども、われわれはもう少し社会の実情に應じた彈力性のある立法をすべきであるから、私はこの案はこのままでよかろうと思う。

第1回国会 議院運営委員会 第11号(1947/08/04、23期、民主党)

○工藤委員 都内は相当高くなるのじやないですか。
【次の発言】 宿泊は。
【次の発言】 政府官吏の増給あるいは手当の増加というものと、これとはどういう関係になつておりますか。これは政府のやるつもりになつておるものとは別ですか。政府の官吏の方がきまつてからの方がいいと思いますが……。
【次の発言】 事務局に関する職員は総長がそういう御意見をもつてやられることでありますから、われわれもできるだけそういたしたいと思います。もの一つ営繕費の欠乏ですが、この五千坪にわたる大なる建物を、実際的に使えなくて氣の毒だ。二箇年一部の利用もできないことも困る話だから、できるだけ早く使えるようにすればいいと思う。こ……

第1回国会 議院運営委員会 第12号(1947/08/07、23期、民主党)

○工藤委員 同じ党派できめたものでも、党議で決定していないものは反対のことも起り得る。しかし自由討論もむろん差支えないものとしてやらなければいけない。
【次の発言】 こういう場合は、どう考えますか。反対賛成と出てくれば、討論だからそうするのがほんとうだが、そこである党派では賛成するなり、反対する。議論が徹底する。ある党派では人間が違つて、たつた十分か十五分で四人でやつてくれということになると、非常に不均衡が出てくる。つまり時間がないために趣旨が徹底しない。必ず賛否がわかれてくる。そこはどういうふうにやるか。
【次の発言】 時間の問題だろうと思う。十分、十五分でいけなければ二十分にして、四人のと……

第1回国会 議院運営委員会 第13号(1947/08/14、23期、民主党)

○工藤委員 運営委員会におけるその程度の意見はわれわれも考えておつたのですが、司法連合会における意見は、われわれは相当研究し盡したものであり、われわれがここで審議した考えをかえる程度の意見はないように思う、ゆえに多少これを修正する余地はその後に至つて出てくるかもしれませんけれども、大体私は原案でよかろうと思います。
【次の発言】 私自分の意見を申し上げる前に、何がためにこれを削らなければならぬかということを、関係方面の意見を伺つてきた方に私は伺つておきたいと思う。
【次の発言】 前にも伺つたことですが、多くの人のこの点に関する議論は、第二條はいわゆる原告としての彈劾権を規定したものであつて、第……

第1回国会 議院運営委員会 第14号(1947/08/15、23期、民主党)

○工藤委員 僕は原案賛成で、公の秩序醇良の風俗というものを存置することは今日の日本の状態においては絶対に必要です。ところが、一般はこういう工合に考えるかもしれませんが、とにかくこれは害があるという場合に全会一致できめることですから、よくよくの場合でなければ起り得ぬことです。全然取つてしまうと、無軌道に、われわれとして好ましからざることが公開裁判において現われるということは忍びないと思う。いわゆる醇良なる風俗、公の秩序に非常に害がある。だから私は存置論だ。もつともこれは相当やかましい問題になるけれども、今日と日本の現状においてはどうしても守つていくベきものである。十人のみるところ、これはいかぬと……

第1回国会 議院運営委員会 第15号(1947/08/19、23期、民主党)

○工藤委員 特別委員会の話が出ましたが、実は水害の問題、これは内務省へ行つて予算をとつてくれと言つても、内務省はこういう状態であるし、これを農林省の関係にしても、各省にまたがつており、かつはつきりした所属の常任委員会がないので、やむをえず特別委員会をつくることにしたのであるが、そういう問題の起る一つの理由としては、常任委員会の分け方というものが妙なことになつているからで、選挙法にしても政党法をつくるにしても、常任委員会にかければよいかもしれぬが、さてどこに持つていくかということになると、内務省はあんな状態であるし、はなはだ困るのです。これは議長の方でもひとつお考えを願いたい。

第1回国会 議院運営委員会 第16号(1947/08/21、23期、民主党)

○工藤委員 やはり大体は農地改革から発生してきたものと思うから、私は農林の方に力を入れて、農林委員会でやるのがほんとうじやないかと思う。民法の関係ではあるが、農業資産を分割するということは農業のためによくないという趣旨ですから、農林の方でやつて、これに関連して司法の委員会でもやるのがほんとうじやないか。
【次の発言】 これはやはり所属が不明になるものですから、議長がここできめるのがほんとうだと思う。これは予算と決算の両方に跨る問題だ、今これについては所属が明瞭でないからこの委員会できめなければならぬと思う。
【次の発言】 憲法九十一條によつても、あるいは九十條によつても、報告を受けるに過ぎない……

第1回国会 議院運営委員会 第18号(1947/08/23、23期、民主党)

○工藤委員 それは僕も考えた方がいいと思う。

第1回国会 議院運営委員会 第20号(1947/08/28、23期、民主党)

○工藤委員 これは各派とも贊成論をやる必要があるのかね。そうすれば各派の考えによつて意見の違つたものも出てくると思うな。從來の例は贊成論も反對論もなく、同意するとか同意しないとかをきめたものだ。そうしたらどうでしよう。僕はあえて異議を言うのじやないが、何かそこに根據があれば……。
【次の発言】 簡單でいい。
【次の発言】 昨日來の議論を聽いてみても、事務的の問題としては爭う餘地はない。あとは政治問題として政黨竝びに政治家はこれに對してどういうぐあいに將來のために政治問題として取扱うかというだけの問題ではないか。

第1回国会 議院運営委員会 第21号(1947/08/30、23期、民主党)

○工藤委員 國政に關する調査の範圍はどういうようになつておりますか。たとえば水害の調査についても、新潟縣にも山形縣にも秋田縣にも岩手縣にも多々あると思います。そうするとその一つところだけやつて、ほかの方は放つておく。それはいけないし、また無制限にやることはできない。だから豫算の上に心配ないとしても、これは認めてしまうと非常に大きい問題になりはしないか。厚生委員會ではどうなつておるか、これも見ておかなければいかぬ。國土委員會、水産委員會、農林委員會、運輸通信、みな關係があるのです。ないものはこの運營委員會だけだ。だからこれは豫算を扱う方で相當責任をもつているようだから當てにしているけれども、國政……

第1回国会 議院運営委員会 第23号(1947/09/15、23期、民主党)

○工藤委員 それは小委員會で出張調査するわけですか。
【次の発言】 これは常任委員會に權限があるのでしよう。どう片づけるかについては意見はおのずからきまつてくると思う。ことさらに國政調査を要求する價値があるかどうか。
【次の発言】 もう一つ摘發された物資は、おそらくは全般にわたつているものであるから、その分界を明らかにやる必要がある。
【次の発言】 二十幾つもの委員會があれも調査、これも調査と全部が出張して歩いた日には、たいへん弊害が起つたり、世間の非難が起つても困るから、そういうことがないように、一面においては摘發委員會もできているのだからそれらとダブつてもむだな話だという意味で言つたんだが……

第1回国会 議院運営委員会 第26号(1947/09/23、23期、民主党)

○工藤委員 しかし私はこれは例にしない方がいいと思う。

第1回国会 議院運営委員会 第30号(1947/10/08、23期、民主党)

○工藤委員 いろいろ御發言もありましすが、私も小島君も民主黨から委員として出ておるが、別に黨議できめた問題ではない。そこで私の考えではやはり動議によつて趣旨辯明を求めた方がよいと思う。なぜならばやはり全體が法案の趣旨を知ることが必要であり、さらに傍聽人にもこれを知り得る機會を與える。そういう意味でも、公開的な大衆的方法をとることがいいと思います。私はこの動議でいくことも一つの方法だと考えますので、これを御採用になつてはどうかと思います。

第1回国会 議院運営委員会 第31号(1947/10/09、23期、民主党)

○工藤委員 前囘の委員會において、議長からの諮問に應じて、排除法案を審議するために特別委員會を設けよといふことになつたわけですが、なお愼重考慮の結果、財政金融委員會に付託して、關係委員會と連合審査することが必要と思われますから、この際、前の答申を改めて、ただいまのごとく決定していただきたいと思います。
【次の発言】 これは、私の考えでは、やはり法案について一應説明を求めて、動議の形で常任委員會へ移す、その反面には特別委員會というものは消滅する。それを動議できめていただきたい。
【次の発言】 どうしても行かなければ自分の意見を決定することのできないようなもの、中には急を要するものもあるので、それ……

第1回国会 議院運営委員会 第32号(1947/10/13、23期、民主党)

○工藤委員 僕はこういうぐあいにきめたいと思う。會期切迫して延長するかどうかというこの際、これから政府案がどんどん出てくると思う。そのときに家を見に歩いたり、倉を見に歩いたりする必要があるかどうか。それともう一つは、この方針が確立しないうちには、この人事問題でいやな氣持がしますから、これは當分方針が立つまで全部延期するというような方法でやつたらどうですか。
【次の発言】 これは刑事訴訟法には關係はないのですか。
【次の発言】 これはあまり明確に區別するほどの理由は、私には發見されないが、ただ參議院との關係において、參議院の方としても、これにいろいろの注文があろうし、國會法を改正するというのは重……

第1回国会 議院運営委員会 第34号(1947/10/16、23期、民主党)

○工藤委員 提案見込みの話をしてくれなければ、いつ出すのか、それによつてきめなければ意味をなさない。重要性があるとしても緊急を要する重要性か、たとえば今會期中にやるとか、その區別をはつきり言わなければ、審議の材料にならないと思います。
【次の発言】 大體責任をもつてやるには、相當見込みをもつて、これだけの日取りで出すからという政府の責任においての提出でなければならぬ。これはよほどこの問題に關係がある。
【次の発言】 それはいつやつたのですか。
【次の発言】 それはいつごろ出せる見込みですか。
【次の発言】 豫算は大概二十一日とすれば見當はつくのだ、大藏大臣の問題よりもほかの重要法案にひつかかつ……

第1回国会 議院運営委員会 第37号(1947/10/22、23期、民主党)

○工藤委員 出頭を拒む場合がある……。

第1回国会 議院運営委員会 第43号(1947/11/14、23期、民主党)

○工藤委員 私は先決問題としてこういうことを考えておりますが、これは記録に止めておきたい。この會においては、しばしばこの問題をめぐつて、千差萬別の問題に關していろいろなものが出てきた。しかし四百六十六名ことごとく出張する責任も權利ももつているものを、甲の委員會だけが多く行つて、乙の委員會は立法上の知識及び材料を得ることができないような状態であることは、きわめて不公平である。殊に近來總長の話によると、大藏省では一割近く國會の豫算を減らしてくれといつてきておる。それはわれわれむろんやむを得ないものと思うけれども、この經費の點にもよほど關係がある。自分のふところから出すのでないからかれこれ言うのでな……

第1回国会 議院運営委員会 第49号(1947/12/05、23期、同志クラブ)

○工藤委員 常任委員長には恆久性をもたせることが必要で、政黨の分野が變つても、黨派が變つても、かえないようにすべきである。按分比できめることはいいでしようが、本人の意思に反してこれをかえることは、運營委員會の權限にないということが言える。また常任委員制度には相當重きが置かれてあつて、國務について大いに慣熱させようというところにある點から考えても、本人の意見に反し、もしくは反對がある以上は、打合せで納得もさせずに強制すべきものではない。

第1回国会 議院運営委員会 第50号(1947/12/08、23期、同志クラブ)

○工藤委員 これからつくろうというのですか。
【次の発言】 これは檢事にも研究費をやつた方がいい。
【次の発言】 この請願は政黨性に關係ある問題として、そこで審議することにしてはいかがであろうか。

第1回国会 水害地対策特別委員会 第1号(1947/08/15、23期、民主党)

○工藤委員 水害地の諸般の事情から考えまして、六名の理事でも足りるでありましようが各般の情報をとる必要もありますから、十名ぐらいに今後の機會に増員してもらうことをここに提案いたします。

第1回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第2号(1947/08/01、23期、民主党)

○工藤委員 私は資料というほどでもないが、圖書館でもつている政黨及び選擧法に關する著作、これがどれだけあるか、一つ書記の人に調べてもらいたいと思う。選擧法に關する資料は相當廣汎なものをわれわれももつているけれども、ずいぶん古くなつているようだから、そういう參考書があるかどうか。この圖書館だけでもよいからお調べを願いたい。目録だけでよいのでありますから……。

第1回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第3号(1947/08/02、23期、民主党)

○工藤委員 今各派からもち寄るということになると、相當時間を要すると思いますからやはり今出ておるだけの案の程度で、あるいは總論的に、あるいは各論的に問題もありましようから、各派からのもち寄りはもちろんもち寄るわけですが、今あるだけでもある時間お進め願うことを私は希望いたします。
【次の発言】 政黨法は必要がないという前提のもとの御議論を伺いましても、すでにその内容にはいつて議論をしておるところからみますと、問題は内容問題だらうと思うのです。われわれは維新以來日本に現存しておるところの政治團體としてのいわゆる政黨は、いろいろな罪惡もありましようけれども、少くとも日本の政治の進歩の上には相當貢獻し……

第1回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第5号(1947/08/06、23期、民主党)

○工藤委員 意見よりも質問は相當ある。質問というと失禮ですけれども……。私らも調べる暇がないので、せつかく御專門に調べたんだから、あなた方の知識を私らは拜借したいと思つているし、これを讀んだばかりで、なるほどと思い當ることもありますけれども、いろいろ伺つてみたいと思います。しかしこれはとうてい今日中にどうということは、ほかの方もおそらくはそうだろうと思います。われわれが今政黨法でもつくろうかというその趣旨は、要するにこの間申し上げました千有餘の群小政黨――候補者を送るがための政黨でもあり、送らざるための政治團體でもある。これをどうしたつてやつていかなければならぬけれども、ただここに困ることには……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 議院運営委員会 第2号(1948/01/21、23期、同志クラブ)

○工藤委員 二、三日うちにしましよう。
【次の発言】 これは実はわれわれの方は國民協同党の方へ人選をお願いして、それに賛成してきたけれども、不幸にして一人は受けないし、一人は辞職した。今日ぼくの所に岡田君がきて、せつかくやつてもらつたけれども、本人が辞職したために、何らの仕事もせずに終つたのであるから、いま一遍國協の方へ任してもらえぬかと言つてきた。それについてぼくは党内で相談してみたが、まだ結論を得ないし、要するにいい人を欲しいのだから、これはお互いに考えようじやないか。大体國協の方もそういう事情で、だれかまた新たに欲しいということであれば、ぼくの方の同志の相談した上で御返事しようということ……

第2回国会 議院運営委員会 第4号(1948/01/26、23期、同志クラブ)

○工藤委員 この問題は、檢察廳で着手したのは、いつでありますか。捜査に着手したというと漠然としたものでございますが、第一回のこの容疑者をお調べになつたのは、いつでありますか。
【次の発言】 そうすると昨年の八月以来、容疑者の尋問は何回にわたつてやつたのですか。
【次の発言】 司法大臣はこの立法府における身分の保障ある議員に対して捜査を開始するにあたつて、これを監督指導するところの権能をもつているはずであります。従つてこれがいつ発生したかということは、司法大臣は知つておらなければならぬはずであります。一々官憲を呼ばなければわからぬということは、私どもは信ずることができません。しかしてこの八月とい……

第2回国会 議院運営委員会 第5号(1948/01/27、23期、同志クラブ)

○工藤委員 それは私も賛成だ。三十何名もあるという大きな放送をする者もあるのだから……。
【次の発言】 告訴したのですか。

第2回国会 議院運営委員会 第7号(1948/01/29、23期、同志クラブ)

○工藤委員 まことにりつぱな討論を拝聽いたしました。石田君の立場のまことに苦しいことをお察しいたしますとともに、與党はまたこれを守るがために急にして、國会を忘れておるということを遺憾といたします。今日私は何がためにこれを拒否したいというのであるか。新憲法の最も特色ある点は何があるか、いろいろあります中に、われわれの自由の権利を擁護することにおいては、百三箇條の憲法の中に、ほとんど四十箇條にわたつておる。從つて明治憲法以來、藩政時代とは違いまして、國民の権利は保障せられたと申しながら、天皇の大権のもとに隱れて、ややもすれば第一には藩閥の勢力、第二には官僚の勢力、第三には軍閥の勢力、後には軍閥と官……

第2回国会 議院運営委員会 第8号(1948/01/31、23期、同志クラブ)

○工藤委員 これは原則的な考えであるが、立法府と行政府とがお互いに相混じていくことは、將來の國会の権威にも関係があることであるし、弊害も多いというので、ある筋では、なるべくそういうものはつくらぬようにということをしばしば聞いております。しかし國会で可決すればこの限りにあらずという、そういう点についてこの委員会は、過去においてもいろいろな行政機関の委員を兼ねることについて異議があつたようですが、新たに門戸を開放していくという方針になるのか、從來通りやるというのか、從來通りといえば範囲が非常に狭いものになりますが、委員長はどう考えておりますか。

第2回国会 議院運営委員会 第9号(1948/02/02、23期、同志クラブ)

○工藤委員 これは長官だけできめられぬだろうけれども、今月の二、三日中に出るのは、どんなものがありますか。
【次の発言】 ここの調査部はどうなる。

第2回国会 議院運営委員会 第11号(1948/02/04、23期、同志クラブ)

○工藤委員 それは妥当な希望だろうが、こつちには政府のやることについて、私どもの希望がある。だから、これは、両方見合つて、議会の機能を発揮するために、相当審査を盡して一つの方法を考えなければいかぬとぼくは思う。われわれみずから反省すべき点もたくさんあるだろうと思うから行政部、立法府互いに相見合つて、努めてこれを能率の上るような方法にもつていくために、この問題は相当権威のある、また実行性のある結果を得たいと思う。ぼくはその希望は当然だと思う。從つてまたこつちからも向うに言うこともたくさんあるだろうと思うのです。
【次の発言】 そうだと思います。両方見合つて、そうして実行的なものをつくることにして……

第2回国会 議院運営委員会 第12号(1948/02/07、23期、同志クラブ)

○工藤委員 委員派遣の件は、みな自分の選挙区だね。
【次の発言】 〇・八との関係はどうですか。

第2回国会 議院運営委員会 第13号(1948/02/13、23期、同志クラブ)

○工藤委員 あそこは非常に濕氣が多くて、東宮殿下のお住居としてこしらえたのだけれども、その点が非常に欠陷で、東宮殿下がおはいりにならなかつた。その点も御研究願いたい。
【次の発言】 ちよつと伺いたい、この前の片山君の票のわかれ方はどうだつたのですか。議長の今心配する散票ということは、非常につまらぬ話だが、よく田舎の縣会では自分の名前を書いたりしてやるが……。

第2回国会 議院運営委員会 第14号(1948/02/16、23期、同志クラブ)

○工藤委員 議長は御迷惑でも、こうしたらどうだという案をひとつ。
【次の発言】 各派代表の会議では、いつまでやつても決論がきまらない。四党連立でいこうという與党三派の主張に対して、自由党は四党ではいかぬという線がきまつているのだから、在野第一党にイニシアテイヴをとらした方がいいと、三派を除き全会一致をもつて要望した。これに対して対案があつたら示してくれとわれわれは民主党にも要求したが、はつきりした返事がなくわかれている。それに対してはきよう交渉会でも開いたら示してもらいたい。それがあれば日にちはおのずからきまつてくる。
【次の発言】 党内の事情もあるから、はつきり言えぬが、政策を持ち出して投票……

第2回国会 議院運営委員会 第16号(1948/03/16、23期、民主自由党)

○工藤委員 これは留保をしておいてもらいたい。

第2回国会 議院運営委員会 第19号(1948/03/24、23期、民主自由党)

○工藤委員 この間新聞で、政府が嘱託を全部廃止するということだが、こちらはどうか。
【次の発言】 憲法第三十三條には「何人も、現行犯として逮捕される場合を除いては、権限を有する司法官憲が発し、且つ理由となつている犯罪を明示する令状によらなければ、逮捕されない。」と書いてある。これからいくと、逮捕状をもつていくことによつてのみ、議会の許諾を求むるという解釈にならなければならぬ。だから私はこれを改正するのは当然だと思つておる。憲法第三十三條と、これも同じ三十三條だからよく間違うけれども、憲法第三十三條から見れば絶対的だ。せんだつて議論が起つたときに、司法大臣は司法当局の解釈は、逮捕状をもたなくても……

第2回国会 議院運営委員会 第20号(1948/03/26、23期、民主自由党)

○工藤委員 この問題はあなたも司法の関係上御承知でしようが、この前の原侑君の問題で、これは相当論議を盡されておるけれども、せんだつて鈴木君が來ての話だと、われわれの議論は逮捕令が出て、しかる後に逮捕状によつてやるべきものではないか。それから憲法の第三十三條に、何人も、現行犯以外は令状によらなければ逮捕されないとあつて、もしこれに例外があるとすれば、どういう場合に例外とするかということを考えておかなければならぬ問題で、從つてこの許諾ということと、逮捕状の発行ということは非常に関連をもつておりますから、それで、あのときには司法省だつたか法務廳の意見は逮捕状なしといえども要求ができるという解釈をとつ……

第2回国会 議院運営委員会 第23号(1948/04/01、23期、民主自由党)

○工藤委員 交渉会に代る小委員ができるとすれば、われわれ取扱う範囲をきめておかぬと、重大な問題が起ると、思うが、その筋なり当局者の方はいかに考えますか。
【次の発言】 もとは交渉会規程というものがあつて、交渉会にはいるには党の勢力までも加算してやつた。そうすると運営委員会から出る交渉委員も交渉委員だが、法的根拠が必要なりとすれば、規定を設けるというと衆議院規則かなんかに根拠をもつでしよう。それでやつてもいいかどうか。
【次の発言】 五名に限るど、それぞれ円があつたりして小委員会が成立しない場合が多いと思います。もし五人とすれば予備として代つて出せるだけの余地をつくらなければ小委員会は成立しない……

第2回国会 議院運営委員会 第34号(1948/05/06、23期、民主自由党)

○工藤委員 大体立法府が行政府の仕事にあまりおはいりになることは、行政府がおのずから責任をもたぬようになつてしまう。政府がどうしても監督の任を盡さないということならば、われわれも大いにこれを鞭韃して、政府が喜んで責任を盡すような途を與えなければならぬが、あまりこういうことをやることは私は賛成できない。殊に委員長を初め二十五人も出かけていくことは、前代未聞、例のないことです。こういう種類のものは議員体が愼しまないと行政官の物笑いになる。殊に政府が專門家といての財務官をどんどんやつても手が届かないで成績が上らないのに、議員が一度か二度行つて向うの役人と会つたぐらいで根本問題を片づけることは無理じや……

第2回国会 議院運営委員会 第35号(1948/05/07、23期、民主自由党)

○工藤委員 昨日も四十人の委員のうち二十二人が税金完納運動で地方に出かけようという申請が出ましたが、それは保留というよりも否決したのです。この件もさように取計らつていただきたい。こういうことをやつたら際限がない。調査する所はいくらもある。
【次の発言】 それは事実あるのですか。
【次の発言】 総長の仕事は、要するに議長の監督指揮のもとにやるので、議長の諮問機関として運営委員会があるのだから、いやしくも任地を離れて仕事をしようというときには、やはり運営委員会あたりに、何かの方法で一応わかるような措置をとることが必要じやないかと思う。
【次の発言】 各自が行つてくれるのは有難いが、いやしくも費用を……

第2回国会 議院運営委員会 第53号(1948/06/18、23期、民主自由党)

○工藤委員 われわれも疑義があるのは、立法府の自分をもつておる者と、初めから行政官の身分をもつておる者と混淆した制度が、はたして憲法の精神にはまるかどうか考えざるを得ない問題です。けれども、今各官廳における状態から見ると、かんじんな政務次官というものは、ぼくの貧しい経験から見ると、まるででくのぼうだ。そこである政務次官がある役所に行つて、おれは副大臣であるからこれこれの書類をもつてこいと言つても、それは事務次官の仕事であるからといつてなかなか仕事をもつていかない。それで今度は政務次官が怒る。おれは副大臣なのに何で言うことをきかないかと言う。ますます空気が悪くなる。そういう点では立法府と行政府と……

第2回国会 議院運営委員会 第54号(1948/06/19、23期、民主自由党)

○工藤委員 私は委員というものは、いかなる場合においても、編対自由の立場において職責を行うのだから、これは問題はないと思う。ただ困ることには、われわれが政治團体をこしらえていると、その党則の規律に従わなければならない。党則というものがここにあつて、党議を決定する。その党議が絶対無限にわれわれを拘束する。その党にいる限りは、われわれ議員が党の拘束を受けないということは、言う方が間違いであつて、党自身は拘束していいということは、われわれとして考えるべきことでないと私は考える。だから、もしつけるならば、両方つけるのはいいけれども、われわれいやしくも委員となつで委員会に出ている者が、党の拘束を受けない……

第2回国会 議院運営委員会 第58号(1948/06/24、23期、民主自由党)

○工藤委員 私は司法にもつていきたい。

第2回国会 議院運営委員会 第60号(1948/06/26、23期、民主自由党)

○工藤委員 私は両院協議会を開いて協議してみたらどうかと思う。
【次の発言】 ぼくはいずれにしても機構を拡大することは反対です。

第2回国会 議院運営委員会 第61号(1948/06/28、23期、民主自由党)

○工藤委員 両院協議会を開いた方がいい。

第2回国会 議院運営委員会 第68号(1948/07/05、23期、民主自由党)

○工藤委員 すでに閉会となつた以上は、特別重要な問題以外は継続することなく、議会閉会の形で進んだ方がよかろうと思う。もしきめるとすれば、法律案として、あるいはその他の議案として必要なものだけをやるという大体の標準を立てていかなければ、閉会も意味をなさぬことになる。憲法上の開会、閉会の原則を守つて、継続委員会を置くならば法律案の審議未了のものを継続審議する必要上残すということ以外には、普通の調査は入らないだろうと思う。閉会中は普通の調査は一時中止して、重要法案のみをやることを原則として、よかろうと思う。
【次の発言】 それは私の考えと違つていない。原則としては継続される法律案、その他必要なものが……

第2回国会 議院運営委員会 第69号(1948/07/06、23期、民主自由党)

○工藤委員 これは将来に弊害を残すことをおそれるし、行政廳の仕事に立ち入ることは、立法府としてよくない。従つて私は従来の主張通り、全面的に反対します。

第2回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第1号(1947/12/10、23期、同志クラブ)

○工藤委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますから、委員長が互選されるまで私が委員長の職務を行います。
【次の発言】 ただいまの森君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて淺沼稻次郎君が委員長に御当選になりました。委員長淺沼稻次郎君に本席をお讓りいたします。

第2回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第2号(1948/01/31、23期、同志クラブ)

○工藤委員 委員会の審査の範囲は、これを單一法として審査するに止まるか、あるいは政党法と一緒にやつてもいいというくらいのお考えであるか。どうですか。
【次の発言】 それはここできめたらどうですか。

第2回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第7号(1948/06/28、23期、民主自由党)

○工藤委員 二十四條の汽車、電車、乘合自動車、船舶その他の公共の乘物の中において、選挙運動のために演説をすることというのを削つてあるように思いますが、これを必要ないのですか。
【次の発言】 それでは船舶警察、汽車警察などは、これは違反にならぬわけですか。
【次の発言】 林君の考えていることも私は正当だと思いますけれども、從來の選挙界の状態を見ると、あるいは在郷軍人会、青年團、労組などという名においていろいろな集会を開いて、その実は必ずある候補者を目標としてやつたということは、過去の歴史が証明している。だからこれを今回法律案にする場合には、なるべくはそういう弊害の起らざるんがために、このような規……

第2回国会 予算委員会 第2号(1948/01/31、23期、同志クラブ)

○工藤委員 G・H・Qの関係ですが、あなたが呼ばれて、拒否してということは私ども聞きませんけれども、実際遺憾ながら國会におけるわれわれの考えというものが、正しくある方面に傳えられておらぬということだけは、幾多の話を私どもは聞いております。われわれがこの國会において審議しなければならぬすべては、國民の考えはこうであろうという全体の世論を頭の上において進退を決するつもりでおるのです。ややもすればゆがんでG・H・Qあたりに傳えられておることがありまするから、私は予算委員会の態度としては、委員長を通じてわれわれのほんとうの意のあるところ、すなわち國会議員としてどういうことを考えておるかということを、正……

第2回国会 予算委員会 第6号(1948/02/05、23期、同志クラブ)

○工藤委員 動議は成立いたしましたが、私はこの動議に賛成するものであります。その理由は、歳出については、私どもはこれを背定せざるを得ない。しかしながら、その歳入の点につきましては、常に大衆に負担を加重するような方法は、この際断じて避けなければならぬということを考えておるのでおります。しからばこの歳入を否定したる以上は、何かこれに代るところの財源がなければ無責任ではないかという設を聽くのであります。われわれは政府の責任をみずから負う必要はありません。また與党の徳義上負うベき立場には立つておりません。從つて政府がこの案に対して速やかにこれを組替えて、さらに提出するということについては、私は賛成する……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 議院運営委員会 第1号(1948/10/11、23期、民主自由党)

○工藤委員 新聞社の車に標示がしてあればいいでしよう。過去の経驗から言うと、正門は議員の出入りするものだというので、國会が解散になれば、われわれ裏口から出たことがあつた。

第3回国会 議院運営委員会 第3号(1948/10/13、23期、民主自由党)

○工藤委員 私らもこの席を円満にしたいために、諸君に御迷惑をかけて相談してもらいました。議員五、六十名集まつて、今日中にやれ、明日でなければいかぬという説は実は一つも出ない。そこでわれわれは大勢に從うよりしかたがない。各派の方もいろいろ都合があるようですから、われわれとしてはやはり各会派の方々の意思を発表していただいて、どうしてもいかぬということであれば、最後に私らも考慮します。
【次の発言】 御参考までに、参議院の方の状況を御報告申し上げます。参議院の方はどうしても今夜中にやろうということに大勢はなつておりまして、それについての多少の異論もあるようだけれども、議長もこの点を心配して、何とか衆……

第3回国会 議院運営委員会 第5号(1948/10/16、23期、民主自由党)

○工藤委員 これは前にきまつたんじやないか。

第3回国会 議院運営委員会 第6号(1948/10/21、23期、民主自由党)

○工藤委員 これは党の方で選考しておるようだし、政務官のこともあるから、今決定はできないでしよう。

第3回国会 議院運営委員会 第7号(1948/10/22、23期、民主自由党)

○工藤委員 それはふやすことはいいでしようね。
【次の発言】 この委員会で方針がきまつたならば、皆の了解を得る。その数だけ與えたいけれども、こういうわけで、できないから発言だけは認めるということに、この委員会においてちやんと決定しておけば、ただ表決権に入る、入らぬだけで、これは一票でも違うことがあるかしらぬが、実際問題としては解決ができるんじやないかと思う。
【次の発言】 そんな都合のいいわけにはいかぬ。
【次の発言】 そんなことはできない。
【次の発言】 オブザーバーは完全に権能を保留したいというならば、法律上完全にということであれば、やはり法の定めるところによつて按分比例で出していつて決着……

第3回国会 議院運営委員会 第8号(1948/10/23、23期、民主自由党)

○工藤委員 これは今まであまりそういうことはなかつたけれども、將來の例になりますから、更迭を必要とするものは、更迭してもらつたらいいでしよう。
【次の発言】 社会党は昨日ここで発表した通りの意見ですね。そうすると各派の意思表示は、社会党だけが保留しておつたのだから、これで終つたわけですね。
【次の発言】 私は長い間議院運営に関する事項に当つておりまして、大正十三年以來浅沼君などと古い間柄で、常に交渉会に出ておつたのであります。從つて今度も返り咲きをしてからは勉強をして、ほかの政策委員会を捨てて、議院運営に対して盡力いたしておつた次第でありますが、このたび党の都合その他いろいろな事情から、他の委……

第3回国会 内閣委員会 第1号(1948/11/09、23期、民主自由党)【議会役職】

○工藤委員長 ただいまより会議を開きます。  ちよつとごあいさつ申し上げますが、この委員会は國会法の改正に伴つて新たにできました常任委員会であります。その関係するところは内閣官房に関する事項もあります。それから行政官廳に関する事項もあります。宮内府に関する事項もあります。その他各省に属せざる内閣に関するもの一切をこの委員会で審議するのであつて、從つてこの委員会の常任委員は、総理大臣その他の大臣の経歴をもつておる方もありまするから、相当重要視しなければならぬことは申すまでもないのであります。ゆえに私はこの重大なる責任をもつて委員長になりましたが、どうぞ委員諸君も、この委員会の性格にかんがみて、精……


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各種会議発言一覧(衆議院23期)

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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 図書館運営委員会議院運営委員会連合審査会 第1号(1948/02/03、23期、同志クラブ)

○工藤委員 外來語だけは何とかしなければならぬ。体裁が悪い。適当な言葉があるかどうかわからないが、言葉はだんだん内容を具えてくるものですから……。
【次の発言】 今ちよつと氣がついたが、第二十八條に「委員会はこの予算を審査して勧告を附し、又は勧告を附さないで、両議院の議長に送付する」とあるが、そうすると勧告を附しても、附さないでもいいのですか。これはちよつと日本人の頭にぴつたりこない。
【次の発言】 研究すればもつと適切な法律用語があるはずだと思う。
【次の発言】 この案については今の用語の点と施行期日の点で、公布の日からこれを実施するとあるが、一年なり何なりの一定年限を附してやつたらという以……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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