このページでは原侑衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○原侑君 私は、日本自由党を代表いたしまして、本日上程になりました労働省設置法案に対しましては、若干の希望を申し述べるとともに、賛意を表したいと思うのであります。 本労働省の設置に対しましては、二十一年五月吉田内閣が成立いたしますと同時に、労働省設置に対する研究に着手いたしましたが、当時勤労者階級にいたしましても、この労働省設置問題に対し、いわゆる労働問題に対する脚光を浴びるごとき欲求をいたしたのであります。その後、御存知の通りに片山内閣が成立いたしまして、この法案の踏襲をいたしたと私は思うのであります。本労働省設置に対するところの希望は、御存知の通りに八十九議会において社会党より提案せられ……
○原侑君 私は、第二回國会初頭、開会日にあたりまして、片山首相から逮捕の許諾を求められております。事件の結果を申し上げれば、不徳不明でありまして、議員皆さんに対しましては、まことに相済まぬと考えております。しかし六日間にわたりまして、運営委員会において、朝は十時から夜は十時まで慎重審議いたされまして、席上にも列なりましたが、身の不徳から皆さんに御迷惑をかけたことにつきましては、まことに相済まぬ次第であると考えておるのであります。(「その通り」「今に見ておれ」と呼ぶ者あり) 事情をはつきり申し上げれば、市井のブローカー小川平之助からだまされたということが、はつきりいたしておるのであります。すで……
○原(侑)委員 一昨年以來全國から引揚げました各團體が約百十六あります。これを一つにまとめて引揚者團體全國連合會をつくり、各府縣にその支部を全部一つにまとめてつくり上げたのであります。これが大體民間における一つの推進機關として進んでおる。政府及び民間團體の間の連絡機關、査察機關、厚生機關として同胞救援議員連盟をまた組織いたしたのであります。當時御存じの通りに外務省には引揚者團體の一つの會がありますし、今日においては財團法人として、恩賜財團同胞援護會がございます。これは高松宮樣の御主宰になつておられる財團法人であります。また厚生省においては援護院ができまして、引揚者その他に對する施策については十……
○原(侑)委員長代理 それでは前會に引續き委員會を開會いたします。加藤君が用事がございまして、理事の原が代つて委員長の代理を勤めます。これから勞働省設置法案に對する各自の質疑に移ります。河野金昇君。
【次の発言】 それは希望條件としてですか。――ほかに御質問ありませんか。
【次の発言】 荒畑勝三君。
【次の発言】 石田博英君。
【次の発言】 次會は公報をもつてお知らせいたします。本日はこれにて散會いたします。
午前十一時四十七分散會
○原(侑)委員 本會議の討論者はその員數を三名にいたしまして、委員長において指名せられんことを望みます。
○原(侑)委員 職業安定法案がえらいところへ發展したようであります。先刻の米窪國務相の答辯はまつたく勞働運動に對する御理解があるという點におきまして、まことに共鳴をするところであります。組合は組合の費用をもつてこれを負擔するということは、これは當然なことだと思うのであります。しかるにいろいろな問題がありまするが、國鐵のごときも各組合運興に對して、國費を費していること、まことに大なるものがあるということを私は認識するのであります。一囘電話をかけてもいくらとるかということははつきりわかる。おそらくあの爭議に多大の國費を費したことについては、まことに遺憾千萬だと私ははつきり申し上げます。この點につき……
○原(侑)委員 ちよつと議事進行について、……。今大臣から勞働省設置に關する重要なる御發言があつたのでありまするが、この民主政治の上におきまして、畫期的な勞働省が確立せられるにつきまして、特にわれわれはむろん愼重審議いたさなければならぬのであります。これにつきまして、質問順序その他について私の考えますることを、希望として申し述べたいと思うのでありますが、質問順序につきましては、各黨は、御存じの通り、勞働委員もおりまして、われわれの方では政務調査會と言つて勞働委員長も出ておるのであります。各黨におきまして質問順位をきめまして、同時に質問の内容につきましても、各黨が相重なることのないように、できる……
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