このページでは楠山義太郎衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○楠山委員 今の事柄に関連してでありますが、和歌山県の大島村といいますとよく御存じだろうと思うが、あそこに今度二百人ばかりのアメリカ人が電探基地を設けて、村民がこぞつてこれは一人残らず反対しておる。ここは料亭も一つもないのであります。従つて武蔵野地方はどうか知りませんが、ごく一部にはアメリカ人誘致歓迎の論者があるそうですが、この村では村民全部が反対しております。あそこは桃源境のようなところで、戸締りもしないでやつておる所であります。しかしいろいろの点で、経済的にあるいは耕地の点で問題が起つておるのでありますが、最も関心を集めているのは風紀上の問題であります。あんな小さな島に二百人も飛び込んで来……
○楠山委員 移民問題に関しまして私も関連質問をしたがつたのでありますが、時間がだんだん切迫しましたので、行政協定の実施に関連いたしまして、ことに和歌山県大島村の関係について、ちよつと質問したいのでございます。 これは昨年末、多分十二月の二十四日だつたと思いますが、私は簡単ではあつたが、大体どういう経過になつたかということを、お尋ねしておいたのであります。それから大島村では全村こぞつて反対の気勢をあげており、場合によると不祥事件を起す危険すらあるというようなところまで御説明申しておいたのであります。今日、その後の発展はどういうふうになつているか、詳しく御説明願いたいと思うのでありますが、仄聞す……
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