中川源一郎 衆議院議員
26期国会発言一覧

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中川源一郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中川源一郎衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

中川源一郎[衆]本会議発言(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 衆議院本会議 第29号(1953/07/27、26期、自由党)

○中川源一郎君 ただいま議題となりました歯科医師法の一部を改正する法律案につきまして、厚生常任委員会における審査の経過並びに結果の大要につきまして御報告申し上げます。  現行法では、歯科医師は死亡診断書を交付できないのでありまするが、歯科医業の口腔外科においては、その治療中大出血等のため死亡する事実がありますので、かような場合、歯科医師に死亡診断書の交付を認めることといたしたのであります。  本法案は、七月十三日予備審査のため木厚生委員会に付託せられ、七月二十四日本付託となり、提出者、参議院議員林了君より提案理由の説明を聴取いたしました後、審査に入り、同日質疑を終了し、二十五日討論を省略いたし……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 衆議院本会議 第6号(1954/12/06、26期、自由党)

○中川源一郎君 ただいま議題となりました昭和二十九年七月の大雨、同年八月及び九月の台風並びに同年の冷害による被害地域に行われる国民健康保険事業に対する資金の貸付に関する特別措置法案の提案理由について、厚生委員会における審議の経過並びに結果の大要を御報告申し上げます。  本年八月から九月にかけ九州、四国、中国並びに北海道に襲来いたしました台風十三号、十五号、また七月全国各地に発生いたしましたる大雨、さらに八月には北海道における異常の低温等、相次ぐ天災のため人畜並びに農作物に甚大の被害を及ぼしたのでありまするが、これらの被害はただちに国民健康保険事業の運営上多大なる支障をもたらしておるのであります……

中川源一郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

中川源一郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1953/06/17、26期、自由党)

○中川(源)委員 私は参考人の方に少しお尋ね申し上げたいと思うのです。何分、敗戦ということで、戦犯者の裁判が戦勝国の一方的な裁判であつたために、われわれ日本人から見る場合には、すこぶる苛酷な刑を申し渡されたというふうに私どもは聞き及んでおります。私も巣鴨にたびたび戦犯者の慰問に参りましたが、それらの方々も異口同音に、その節を述べられておるのであります。ラバウルとかマヌスあるいはモンテンルパ各島において受刑の方法は異なつておつたかもしれませんが、たとえば死刑というのは、どういう犯罪をした者を死刑にしたのか、また終身刑にはどういう方々をしたか、三十年、二十年、十年といろいろわけられておりますが、こ……

第16回国会 厚生委員会 第5号(1953/06/23、26期、自由党)

○中川(源)委員 屠畜場の法案でございますが、これにつきましては、何分小さな屠場が各地に多数できると見なければならない。もちろんそういう場合には検査の不十分というようなことがあるやもしれないというおそれがありまするので、そういう場合には十分な注意をして、そして検査を十分に行うよう、いやしくも健康上妨げになるような検査を行わないように、十分注意をするという条件をつけて賛成すべきであると存じます。そういう希望条件をつけて、自由党を代表して賛成いたします。

第16回国会 厚生委員会 第9号(1953/06/29、26期、自由党)

○中川(源)委員 ただいまの中野委員の御発言に対して関連して申し上げたいと思います。今回のフイリピンの減刑並びに釈放につきましては、われわれ同胞のひとしく感謝と喜びにたえぬ次第であります。この機会におきましてキリノ大統領に対しまして、われわれ委員会の名をもちまして、あるいはまた国会の決議ならさらにけつこうと存じますが、感謝の意を表することが適当であろうと私は思うのでございますが、そういうようなことを先輩各位の御同意が得られますならば、そういう手続をとつていただいたらどうか、こう思うのであります。それをさらにまた多数の者がまだ釈放になつていない、これらに対しましても一日も早く減刑をされるよう御と……

第16回国会 厚生委員会 第17号(1953/07/10、26期、自由党)

○中川(源)委員 私は戦傷病者戦沒者遺族等援護に関する法律の一部につきまして、若干お尋ね申し上げたいと存じます。大臣がお見えになりませんが、必要な点はまた大臣にお伺いいたしたいと存じます。何分今回の戦争が非常にその範囲も規模も大きかつたのと、長い間かかつた戦争でございましたので、非常に犠牲が多く、複雑多岐にわたつておるのでございます。戦争犠牲者の問題解決にはなかなか困難な点が多いのでございますけれども、先年つくられましたこの援護法につきましては、私ども幾多の修正を要する点を見出すのでございまして、とうていこれは満足なものではありません。それを一々私が列挙するまでもなく、本日までの委員会あるいは……

第16回国会 厚生委員会 第20号(1953/07/17、26期、自由党)

○中川(源)委員 戦傷病者戦没者遺族等援護法に関する問題につきましては、各委員から熱心な御質問がありまして、その答弁は私も拝聴いたしましたが、満足すべきものがなかつたということだけははつきりいたしておるのでございます。今回恩給法の一部改正法律案が出ておりまするが、これが通過いたしますると、大部分援護法というのは恩給法に持つて行かれるのではなかろうか、かように考えるのでございます。その場合にまたこの調査を行うことが非常に複雑でありまして、すでにこの援護法の調査でも、ずいぶん長い間かかつて一々戸籍謄本なんかを取寄せて、なかなかめんどうな手続、一字字が違つておつても、また突きもどす、それにつきまして……

第16回国会 厚生委員会 第28号(1953/07/29、26期、自由党)

○中川(源)委員 ちよつと一言お尋ねしたいのです。助産婦の学校に就学中の者は宿舎に入らなければならないというような規定があるのでございますが、いかがでございますか。
【次の発言】 そういうふうに原則となつておるようでございますが、ごく近くに、五分とか十分以内で帰れる所に自宅を持つておるというような場合、または家の用事も手伝わなければならないような者に対しまして、これもぜひ寄宿舎に入らなければならないということは、かえつて不便なことです。寄宿舎がその学校の中にあればよろしいが、府県によりましては寄宿舎は別に離れたところにある。しかもそこへ帰るまで相当時間がかかる。それよりもつと近いところに住まつ……

第16回国会 文部委員会 第15号(1953/07/21、26期、自由党)

○中川(源)委員 今回中川源一郎外十七名から提出いたしました高等学校の定時制教育及び通信教育振興法案について御説明申し上げます。  昭和二十三年度に旧制中等学校の制度が改革されまして、新制高等学校の制度が生まれました際に、勤労青年のための教育制度といたしまして、高等学校に定時制の課程と通信教育とが設けられました。この定時制の課程と通信教育とは全日制課程の教育と、その内容において、まつたく同等のものを授けるものでありまして、教育基本法にいう教育の機会均等を実現することを目標とするものであります。  この二つの教育は、働きながら学ぶ恵まれない青年たちの向学心を振い起しまして、昭和二十三年度定時制課……

第16回国会 文部委員会 第19号(1953/07/25、26期、自由党)

○中川源一郎君 第五条の設備でございますが、御承知の通り定時制教育は府県立が多うございます。しかしながら町村の経費でもつて施設、設備を行つておるものが多うございます。町村の方では義務教育に非常に今日まで没頭して参りまして、地方財政が枯渇しておりまする折から、設備、施設を十分に施すことができないというような状態でございます。先日も提案の理由で申し上げましたように、はなはだしきものに至りましては、黒板と白墨だけしかない。あるいはミシン一台に家庭科の数十名の女生徒が寄つて実習をしておるというような、設備のできていないというものがたくさんあるわけでございますので、早く最低の高等学校としての設備を整えな……

第16回国会 文部委員会 第20号(1953/07/27、26期、自由党)

○中川源一郎君 定時制の夜間大学並びに通信大学の教育につきましては最も必要なことでございまして、普通科を終えた者で上級の大学に入らなければならないという考えを持つておる者が多うございまして、当然これは必要が起つて参ります。少くとも全府県には一校以上の夜間大学あるいは通信大学を必要とするのでございます。私どもは一日もすみやかにその目的達成をいたしたいと存ずるのでございますが、今回は国家財政のこと等も勘案いたしまして、最小限度の振興法案を提出いたした次第でございますので、遺憾ながら大学の夜間部の設置にまで至らなかつたのでございますが、まつたく必要なことは痛感いたしておる次第でございます。


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1953/10/31、26期、自由党)

○中川(源)委員 先ほど高橋委員からお尋ねになり、希望をお述べになりましたが、それは、すでに下されました援護法による裁定を、そのまま恩給局の方に書類を渡して、そうして裁定されたものはもうすぐに恩給の支給がなされるように、手続を簡便な方法をとりたいということについてお尋ねになりまして、大臣も努力するとお答えになつたのでございますが、これは、法的に見まして、その書類をそのまま引継いで行こうという法律をつくつておく必要があるかないかということを承つておきたいと思います。そのまま引継いで何らさしつかえないということでございましたならば、ひとつすみやかにその書類が利用できるように御処置を願いたいと思いま……

第17回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1953/11/06、26期、自由党)

○中川(源)委員 昨日の新聞に、川崎市の日本鋼管にスクラップとしてアメリカの運送船で運んで参りました鉄くずの中に戦車のこわれたものがあつて、その中に操縦士と機関士であろうと思われる遺骨がそのまま入つておるということでありました。私は、さつそく手紙を出して、丁重に保存しておいてもらいたい、引取り手がなければこちらで引受けさしてもらいたいという書面を出しておいたのでございますけれども、ああいうものに対しましては、これは日本の戦車であり、戦死者の遺骨であるということは明白な事実であるということでございますから、どういうふうなお取扱いになられるものか、そのままにしておかれるものか、あるいはまた先方から……

第17回国会 厚生委員会 第2号(1953/11/02、26期、自由党)

○中川(源)委員 大臣です。
【次の発言】 先ほど大臣から中野君に御答弁になりました中で、公務死亡として該当しない六万人余りの人で、未裁定で保留されておるというようなものにつきましては公務に準ずる待遇をしたい、たとえば三万とか五万とかの弔慰金を出すようにしたいというようなおぼしめしのあることを承つて喜んでおるような次第であります。赤紙一枚で呼び出されて軍務に服して死亡いたしました者は、全部それに該当するようにおとりはからいを願いたいと思います。弔慰金は五万円ということに一律にされたが、五万円というものは今は大金ではない。引揚者の方に対して三万円の支給をなされておるわけでありますので、いやしくも……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1953/12/09、26期、自由党)

○中川(源)委員 私はきわめて簡単に一言お伺いをしたいと思います。  このたび日赤の各位の御努力によりまして多数の方々が帰られたことは非常に国民として感謝をしておるところでございます。今後われわれ国民といたしましてとるべき道でございますが、どうしたらあと残留者の方々が早く帰れるかということにつきまして、日赤におかれましても御心配をいただいておる、いろいろ対策を講じていただく準備を進めていただいておると拝察いたすのでございますが、しかし、日赤だけにおまかせしてよいものかどうか、またわれわれ国費してどういうふうな運動をすべきであるかということにつきまして、御意見がありますならば、私どもこの際承つて……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第6号(1954/03/16、26期、自由党)

○中川(源)委員 一言大臣にお伺いしたいのでありますが、ただいま三橋局長の御答弁の中にもありましたように、他の官庁の職員と同じようにすべきである、そうでなければ好ましからざる結果が生れるのじやないかというような恩給法の考え方でございますが、これは、もしもそういうことをりくつで言うて行くならば、軍人に他の文官恩給と同様の支給がなされておるかどうかということを考えますならば、三分の一程度のものしか支給されていないということと、勤務が特殊勤務であつて、内地で安全地帯で勤務されておる公務員ではなくして、戦地の危険地帯で、公務に従事しておる者であれば、それと同様に支給すべきであるのに、どういう理由でそう……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第10号(1954/05/06、26期、自由党)

○中川(源)委員 ただいま御説明になりましたうちの残留者の名前、たとえば戦犯者として刑務所などに収容されておる人の名前はわかると思うのですが、どの刑務所におられるかということもわからぬものか。あるいはまた、戦犯の刑期が何年であるかということなどもわからぬものかどうか。それから、その他の残留者の現在おられる大よその場所なり名前がわかればけつこうと思います。
【次の発言】 まだその刑に服しておられる方につきまして、減刑運動とか、あるいは刑に服しておる方の事情を聞いて、苛酷な刑に処せられておる者はないかどうかというようなことなどについて、その家族に対しても問い合すというようなことで、できましたならば……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第11号(1954/05/29、26期、自由党)

○中川(源)委員 私はこの機会に援護法による遺族年金、弔慰金等につきましてお尋ねをしたかつたのでありますが、土曜日答弁者がおいでにならぬようでございますから、この引揚げ並びに遺族援護に関する委員会も今期の議会では本日で終りになるのではないかと思いますので、一言、記録にとどめておくだけでもしてもらいたいと考えて、申し上げたいと思います。ただいま援護法による年金、弔慰金の未裁定の方々はおそらく四万あるいは五万あるのではないかと思うのであります。また却下された方がすでに二万あると思います。先般非該当者、非公務といわれる方々に対しましても五万円の弔慰金を支給するということが決定されたわけでございますか……

第19回国会 厚生委員会 第1号(1953/12/11、26期、自由党)

○中川(源)委員 関連して。今堤さんから詳しくお尋ねがございましたが、数字の問題でございます。私は今御発表の数字はいつの数字か承りたいのです。先月の数字では申請の分が百九十一万、裁定は百八十五万、却可の分が一万四百、こういうふうに心得ております。それで未裁定が六万三千というように私は記憶しておるのであります。そういたしますと却可が一万四百からにわかに二万六千に一箇月たたぬうちにふえたのかどうかという問題と、それから私は、この戦争によつて、また大東亜戦争以前から調べますと、二百三万人請求権を持つておると思うのです。恩給にいたしましても、援護法による請求権を持つておると思いますが、十二万人の人が請……

第19回国会 厚生委員会 第18号(1954/03/22、26期、自由党)

○中川(源)委員 私は消費生活協同組のことで一言お尋ねいたしたいのですが、地方における消費生活協同組合には模範的な、たいへんりつぱな組合もあると私は思います。たとえて申し上げたいのでございますが、それは名前をさして言わなければならぬことになりますから言わないことにいたしますが、非常によくやつておられる消費組合がある。そういうものはひとつ政府でも目を開いて育成助長する必要があるということを私どもは痛感するのでございます。しかし私ども地方においてながめておる多くのものには、非常によくないと思われるものが往々にして見受けられるのです。これらについて取締りを今後一層厳重にしてもらう必要があると思うので……

第19回国会 厚生委員会 第19号(1954/03/23、26期、自由党)

○中川(源)委員 母子福祉の資金を利用したいという者が非常に多いようでございますが、その四分の一とか、五分の一しか利用できないというわけでございます。日本育英会の育英資金との関係がどういうつながりになつておるか、たとえば高等学校に入るために母子福祉資金を借り受けたいという者が五倍も六倍もあるわけでありますから、これだけは満たすことができませんので、育英資金に申し込みまして、それを借り受けることもできるのであるかどうかということをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私どものずつと昔からの考え方が英才教育ということになつておりますが、ただいま日本育英会の資金の貸付方針は、第一に家が貧しいかどう……

第19回国会 厚生委員会 第40号(1954/04/22、26期、自由党)

○中川(源)委員 京都の遺族大会のことについての御発言で、私最初から承つておりませんので何でございますけれども、一言誤解のないように申し上げておく必要があると思います。  実は先般の四月十四日、五日は毎年慰霊大祭を行うということになつておりまして、私は京都府の遺族会長でございますから、私の責任において大会を開いた。大会の前に慰霊祭を行つた。慰霊祭も大会も私の方からお招きをしておるわけです。お招きをしてない方に対しましても、慰霊祭にわざわざ御参拝くださいました方にお参りをいただいております。それから先日参議院の方がお見えになつて慰霊祭に御参列になりました。それにつきましてはお招きはしておりません……

第19回国会 厚生委員会 第46号(1954/05/14、26期、自由党)

○中川(源)委員 関連して。さつき遺家族に対して、生活困窮しておる者が多いから援護法による保障をしておるという意味の御意見がありました。遺族の立場といたしましては、援護という言葉だけでも不愉快であり、まことに不都合千万である。援護とは、たすけまもると書いてある。助けてもらう必要は何もないのです、そういう食うのに困るならば食わせてやろうというような意味で支給されるならば、遺族としては辞退いたします。そんなものを受ける筋はないのです。国のために命をささげて尽した者に対しましては当然国が補償しなければならぬ。これは当然です。ドイツでもイタリアでもオーストリアでも、敗戦国はみな国のために尽した者には国……

第19回国会 厚生委員会 第50号(1954/05/26、26期、自由党)

○中川(源)委員 上水道あるいは簡易水道につきましても、技術指導につきまして厚生省あるいは建設省、通産省等におきましてはりつぱな技術家がおいでになると思いますが、はたしてそのりつぱな人がおられるかどうかということをもう一度お尋ねしておきたい。それから先ほど御説明の中の第六か七であつたかと思いますが、水道を設けるのに従来のような厳重なことでなしに、簡易水道その他におきましても地方自治体の方で建設する場合には緩和をさせようというような御説明のように承つたのでありますが、そうでありますかどうか。簡易にやろう、厳重なことを言わないというふうな計画があるのかどうか。

第19回国会 厚生委員会 第75号(1954/11/26、26期、自由党)

○中川(源)委員 私は援護法の改正につきまして若干お尋ね申し上げたいと思います。第一にお伺いいたしたいことは、戦病死されました者の戦病死された地域のいかんを問わず、また病気の種類のいかんを問わず、また発病の原因が何であるか、あるいは死亡の原因が自己の責任に帰するという事実の立証がない限り、公務死亡と認むべきであると私どもは考えておるのでございます。この点についてお伺いしたい。  今度の戦争は何分大規模であり、長期にわたつた戦争でありましたために、地域あるいは病気の種類についても再検討を要したり、また病気の原因、経過につきましても証明することははなはだ困難なものが少くないのであります。こういう点……


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各種会議発言一覧(衆議院26期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 厚生委員会海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会連合審査会 第1号(1953/07/20、26期、自由党)

○中川(源)委員 ちよつと一点お聞きいたします。けさの新聞でしたか、私うつかりしてはつきり覚えていないのですが、朝鮮引揚げについて相当国会に陳情があつたというようなお話があるのですが、先ほど中野委員の御質問に対する御答弁を聞いておりますと、中共、ソ連におる者は大体人数がきまつておる、ほかには引揚げをするような者はないというのですが、朝鮮には、陳情があつたように相当まだ朝鮮に戦犯として収容されておる者が現在おるのでございましようか。どうですか。
【次の発言】 北鮮におる人数は大体どのくらいかわかりませんか。
【次の発言】 田邊次長にお尋ねしたのでございますけれども、どうも私には満足ができませんの……

第16回国会 内閣委員会厚生委員会海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会連合審査会 第1号(1953/07/13、26期、自由党)

○中川(源)委員 恩給法の問題につきまして若干お伺いいたしたいと存じます。私先輩各位が御質問になりましたのを拝聴いたしませんでしたので、重複をしないように二、三伺いたいと思います。恩給局長の御答弁がいただけますなら、たいへんけつこうでございます。未亡人が生活ができないために、やむを得ず正式に結婚する。ところが最初の話と違つていたというので、ただちに結婚を解消した。連れて参りました子供もその養子縁組をただちに解消したというような者も相当あるわけでございます。これらに対しましては恩給法を適用されるのであろうか。パンパンとかで、だれかれなしに浮気をしているような者に対しては恩給がもらえるのであります……

第16回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1953/07/13、26期、自由党)

○中川(源)委員 私は今回提案されておりまする恩給法の一部改正に関する法律案に関しまして、いささかお伺い申し上げたいと存ずる次第でございます。  今回の戦争は、長期にわたり、しかもその範囲並びに規模か非常に広大でありましたために、戦争犠牲者も相当莫大なものでありました。わが国の戦没者は二百万に達しておると思われるのでございますが、長い間放擲されておりました恩給法が改正になりまして、軍人並びにその遺族に対しまして恩給を支給するということになつたわけでございまするが、この恩給があたかも再軍備に関係のあるかのごとく誤解をされておる向きもありまするので、私は遺族の声を代表いたしまして、再軍備とは何ら関……

第16回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1953/07/13、26期、自由党)

○中川(源)委員 私は勤労青少年教育に関しまして、いささか大臣にお伺い申し上げたいと存じます。  申すまでもなく、祖国の再建、日本の興隆は、何と申しましても、文化の普及、徹底にあり、文教ほど大切なものはないと私は固く信ずるのでございます。ただ、今日本の国家財政が不如意な関係から、必要欠くべからざるものでありましても、すべてが予算化されるということはとうてい至難なことでありますけれども、私どもは、義務教育を終えた者が、それで社会に立つて間に合うかどうかということを考えますと、どうしても高専教育を受けなければ、十分な技術家として、あるいはまた実業に従事する、社会に出るということは、無理であると考え……



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データ更新日:2023/02/05

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