このページでは四宮久吉衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○四宮委員 これより会議を開きます。
私が年長者のゆえをもちまして、衆議院規則第百一条第四項の規定によって、委員長が選任されまするまで委員長の職務を行ないます。
これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 上村君の動議に御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さよう決定いたします。島村一郎君が委員長に御当選になりました。(拍手)
よって、本席を島村一郎君にお譲りいたします。
○四宮委員 私もちょっと希望意見を述べておきたいと思うのですが、オリンピックの問題は、単に線香花火で終わってはならぬし、それだけにひとつこれを契機に――私は都議会の議長当時にも、外遊して、観光という問題に非常に関心を持っていろいろやって、各地の観光に対する考え方や何かを、ローマその他アメリカでも見てきましたが、この間も首相の演説の中で、これから観光に対して力を入れるという話も私は耳にしたのですが、やはりこれを契機として恒久的な観光対策を相当研究されてはどうか、ただこれでおしまいになって、あと終わりだということでなく、もう少し恒久的な、これを契機にあともお客さんを引くような対策も同時に考えて、ひ……
○四宮委員 関連して。私、少し時間がおくれて、参考人の方の御意見に接しないで残念でございました。 聞くところによると、このオリンピックを機会に、ひとりオリンピックだけではなく、かりに神奈川県方面における農業であるとか、漁業に対するいろいろな施設の生産状況であるとか、文化に関する日本の実情、その他産業の面、いろいろな製造工場の点等について、それぞれ視察する場所、あるいは場所によっては宿泊所までも準備されるような話もかつて聞いたことがあるのですが、こういう問題に対して当局者は、ひとりオリンピックだけにとどまらずというお話の中に――私たちもその問題について少し考えておるものですが、こういう問題につ……
○四宮委員 いまの質問にちょっと関連して伺いますが、新聞紙等の報ずるところによると、参加国が非常にふえた、したがって選手が非常にふえた、これがために選手の宿舎その他がたいへん支障を来たしたような報道を受けたことがあるのですが、この問題は解決されたのですか、どうですか。
【次の発言】 そういう設備でも一般に国際慣例において支障は来たさないのですか。
○四宮委員 今回の自治法の一部改正に関する件につきまして、私は東京都と深い関係があるので、将来この都区の問題並びにそのあり方につきましては非常な関心を持っておる一人であります。この機会に、本法において特に明確にしておきたいと思いまする点を二、三質問をいたしてみたいと思うのです。 もちろん本法改正の目的は、すでに提案理由にも述べられておりまするが、大体東京都の人口というのは六百万くらいを限度として考えて進んできたのですが、もう十年ほど前に、もし東京都が一千万をこえるような人口になった日には、とうていこの事務事業の処理には困るし、住民に対しても非常な不便を与えるであろうということは述べられておっ……
○四宮委員 今回の自治法の一部改正案につきましては、私も長い間都政に関係しておった者の一人として、いままで都と区との閥に各党派を超越していろいろ事務事業の分配その他について論議があり、いつもこれが根源になって紛争を続けてきた。今度自治省が自治法の一部改正の法案を提出してくださることは、おそらく各党派を通じて非常に歓迎しているところだと思います。しかしこの機会に、特に大臣がきょうはお見えでございますから、一応この間質問しました部面の中で、特に大臣からお聞きしておきたいと思うことも二、三ありますので、それをひとつお聞き取りを願いたいと思います。 それはほかでもありませんが、都政調査会でもいろいろ……
○四宮委員 もう時間もたいへんおそいので簡潔に関係当局並びに大臣に承っておきたいと思います。 それは徳島の刑務所の移転の件です。御承知のように徳島の刑務所というのは全国でも珍しいように、駅の南側は徳島市では最も中心の目抜きの場所で、北側は刑務所であります。こういう場所は、私も弁護士をやって方々刑務所を回っておりますが、おそらくかつてない場所であります。戦前からもう相当長い間、この移転問題は県並びに市当局から運動をやって、ぜひひとつあれを換地してもらいたい、それには市当局もこれに大いに協力するといって盛んに運動が続けられておる。私もやはり郷里があちらにありましたので、昭和三十二年のころに、ちょ……
○四宮委員 私が伺いたいことは、大臣にも伺いたいような問題もあるのですが、お見えになりませんから、一応局長からでもけっこうでございますから御意見を承っておきたいと思います。 この民事訴訟法の手続に対する簡素化のために本法が提出されたということは、言うまでもなく、最近におきまする商取引の上に非常に手形の不渡りが増加しておるということであります。もちろん手形の不渡りの原因についてはその内容はいろいろ千差万別であります。要するに、施策の上に及ばざるものがある結果、手形不渡りしなければならぬというような状況になる場合もあろうと思いますが、最近特に目立って社会の問題化しておることは、いわゆる親請業者と……
○四宮委員 私は法務大臣並びに刑事局長、関係者方面から御答弁をもらいたいと思うのですが、それは悪質な流言に対する問題であります。しかもその流言が検察庁並びに検事等の名をかりて、一般社会の人たちにいろいろな流言を流布しているという状況についての質問であります。 それは、私の聞いた範囲では河野国務大臣に対する内容であります。これはひとり河野国務大臣の問題だけでは済まされない。ことに政治を担当する者、その他国民の重要な地位にある人、ことに政治家等は、こういう問題は一身上の社会的な地位にも影響を及ぼすところであろうと思う。この点に対しての検察庁側の考え方あるいは法務省で考えられていることについて承っ……
○四宮小委員 二、三点お聞きしたいのです。坂本委員からもいろいろ出たし、小島委員からも聞かれたのですが、こういうふうにずいぶん取り締まりがやかましく論議され、社会からも非常に暴力団に対する批判を受けるような形になっている。新聞論調あたりも、最近は非常に暴力団に対するものが多いので、社会的に見ても、相当各方面から批判を受けながら、だんだんこれが組織化され大きくなり、全国に広がっていく。しかも、一体彼らは将来どうしてもこれのみで生きていくという態勢にあるのか、また何とか彼ら自身の生きる道が他に講ぜられないのか、こういう点について御研究なされたことがありましょうか。
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