このページでは野見山清造衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○野見山委員 きょうは私は小林次官の出席を求めておったのでございますが、押谷政務次官が御多忙のところおいでくださいまして、たいへんありがとうございました。いま私が申し上げようとするのは、これは非常に深刻な問題でございまして、次官におかれても十分御理解をいただきまして、いま私が申し上げます飯塚市を中心にした約三十万の住民の非常な熱望、要望を持っております問題でございますので、何とかひとつこれから申し上げますことについて御理解をいただきたいと思うのであります。 筑豊というのは御承知のとおり、石炭が非常に盛んな時代は、一口に人口が大体百万といわれておったところでございますが、昭和三十四、五年ころか……
○野見山委員 ちょっと一分間だけ。実は炭価の問題が出ましたので……。 現在、中小炭鉱は大手と比較いたしましてたしか二百円から二百五十円、多いところは三百円くらい炭価が違うわけです。特に電力会社に出しておる炭価は違うわけです。これをずっとながめるとそういうふうになっておりますが、中小炭鉱というのは、御承知のように鉱区も大手の払い下げみたいな鉱区を使っておるし、資金の面も非常に脆弱でありますし、事実あらゆる面で中小炭鉱というのは非常な圧迫を受けておるのです。しかも、その販売炭価が二百円ないし最大三百円も違うということでは、現在の炭鉱経営はやっていけないと思うのです。どんどん倒産していく、閉山にな……
○野見山委員 総理たいへん御多忙なところ御出席いただきまして、たいへん恐縮しておりますけれども、たまたま私の郷里に思わざる大災害が起こりました。全く夢のようなことでございますけれども、意外にこの災害が非常に大きいので私びっくりしたのでございます。 まず第一に総理にお尋ねしたいことは、むろん総理は政策の基本というものを人命尊重に置いておられます。何にも優先して人間の生命が大事だ、これは総理が事あるごとに述べられておるところで、私たち非常に感銘を受けておるのでございます。しかしながら、石炭政策、炭鉱事故に対しては、先月の十八日でございますか、本会議においてこの保安に対する決議案をやったのでござい……
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