このページでは久保田藤麿衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○久保田(藤)委員 時間の関係を考えますので、ごく簡単に要点だけを伺っておきたいと思いますが、第一の問題は、大学入試にからんで、急増対策として、四十一年でしたがピークであって、一時的な関係にこれを見ておられるのか。ことしはむしろ逆に、高等学校の場合とこれは違いますので、大学の場合は単なる一時的な現象として押える考え方は間違いだ、こう思っておるのでありますが、これについて文部省としてどんなふうにお考えになり、御処理をしておられるのか、端的にひとつ御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 大臣も高等学校と違ったふくらみ方だということについて十分御配慮のようでありますが、私は、もう一つ強くお願い……
○久保田委員 先般行ないました国政調査について御報告申し上げます。 本委員会の国政調査派遣委員は、河野洋平君、床次徳二君、中村庸一郎君、広川シズエ君、三ツ林弥太郎君、唐橋東君、斉藤正男君、長谷川正三君、平等文成君、鈴木一君、山田太郎君及び私の十二名であります。 われわれは九月十一日から十四日までの四日間、一、文化財保護状況に関する調査、二、国立大学の研究施設に関する調査を目的として、奈良県では藤原宮跡、平城宮跡及び法隆寺、大阪府では難波宮跡及び大阪城、京都府では京都大学付置霊長類研究所、愛知県では京都大学付置霊長類研究所建設予定地及び犬山城をそれぞれ調査してまいりました。 調査結果の詳細……
○久保田(藤)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長には所用のため出席できませんので、委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。斉藤正男君。
【次の発言】 この際、午後二時まで休憩いたします。
午後一時十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
文化財保護に関する件について調査を進めます。
本日御出席をお願いいたしております参考人は、岡山県教育長篠井孝夫君、明治大学教授杉原荘介君、岡山大学教授和島誠一君、以上三名の方々でございます。
この際、委……
○久保田政府委員 このたび、ほんとうにはからずも文部政務次官を拝命いたしました。 私、教育のことは生涯の仕事と心得てはおりますが、皆さんと格別のお親しみをいただいておることをたよりに、一生懸命やらしていただこうと思います。どうかよろしく御鞭撻をお願いいたします。よろしくお願いいたします。(拍手)
○久保田政府委員 このたび政府から提出いたしました国立学校設置法の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、昭和四十四年度における国立大学の学部、大学院及び国立養護教諭養成所の新設並びに国立工業教員養成所の廃止等について規定しているものであります。 まず第一は、国立大学の学部の新設についてでありまして、三重大学に工学部を設置しようとするものであります。これは科学技術の進展に即応して工学系の教育研究及び技術者の養成をはかろうとするものであります。 第二は、国立大学の大学院の新設についてであります。 これまで大学院を置かなかった……
○久保田政府委員 お説のとおりで、私も実は五とか三とか数字の理解の点が足らぬのかと思っておりましたが、通信簿と学籍簿と俗にいえばその区分が非常に不徹底だということのほうが大きいんだなということを後ほど知りましたようなことで、この間うち問題になっていますのは、それがどの程度不徹底なのか、あるいはまた先生方の指導が悪いのか、あるいは制度そのものが悪いのか、そうした問題がはっきりしてきたと思っております。したがって、私はいわば通信簿と学籍簿との区別から始めて、ことに子供さんが小さいところにいけばいくほど親切、愛情がより必要なわけですから、そうした意味合いから、私どもそれを受けてできるだけ親切にひとつ……
○久保田政府委員 都立大学の自衛官入学問題は御指摘のとおりでありまして、私どもまことに遺憾だと思っております。私の聞きましたところでは、たまたまその入学の手続あるいはその事務処理といったようなことに学生が直接参加しておったような事情がございましたために、学校側が必要以上に心配をしたといったことが、この問題をこんなふうに向けていった大きな原因であったかのように伺っておりますが、学校自体も、御指摘のとおりに、たいへんよくなかったと考えておるようでありますし、そういった事態が今後起こりませんように――また、つけたりになりますが、都立大学でなくて、ほかの高等学校の夜間部あたりに大ぜい現に就学しておる人……
○久保田政府委員 お尋ねの私学の位置づけといいましょうか、教育における立場というようなことをお尋ねのことかと思いますが、私学が持っております教育界における重要な役割り、ことにいままで果たしてきました功績とでもいいましょうか、特に最近の学童の急増時における私学の高等学校分野における活動、功績といったようなものは格別のものであったことを私も十分心得ております。また、今後とも引き続き私学の重要な役割りというものについては十分心得ておるつもりでございます。したがいまして、いま学生が減ってきておるとか、いろんな悩みがございますのでたいへん御心配であろうかと思っておりますが、これらについても十分責任を持っ……
○久保田政府委員 お尋ねの国庫補助の百分の二十、この比率の問題、これと、短期の関係では五億ほどの赤字がございますから、この赤字をどう始末つけるか、この二点がおもな問題であろうかと考えております。
○久保田政府委員 ただいまの問答で十分になったと思っておりますが、まことに遺憾なことでございます。憲法違反間違いなし、こう思っておりますので、ただいまのところは人権擁護局のほうのお調べを待っておりますが、大学のほうに対しては、厳重に調査をいたしまして、いまおっしゃったとおりに確認いたしておりますから、今後こうしたことの起こらないように、また擁護局の結果をいただいてからのつもりでありますが、厳重に始末をつけたいと思っております。
【次の発言】 お説のとおりでございまして、私もそのとおりと思っておりますが、要は、いまここに起こったことだけが全部ではございませんで、もっとこうした問題の本質を究明する……
○久保田政府委員 山田委員の御指摘のとおり、学内のたいへんな苦心にもかかわらず、一方にそうした反警察的な風潮もございます。また一面、だんだんと、暴徒学生の理不尽な動きに対する抵抗からでありましょうけれども、警察アレルギーといったようなものがかなり解消してきてもおると私ども承知いたしております。岡山の場合、御指摘のとおりたいへんな不幸な事件を越こしておりますだけに、学長も非常にきつく指示をしておられるようです。犯人とおぼしき人もわりあいに早く、しかも本人のほうから自首しておられるような事情にあるように承知いたしております。今度のこの事件を契機に、もう一そう強く警察アレルギーから……。
○久保田政府委員 鍛冶先生の御指摘のとおりと心得ております。ただいま局長の申しましたように、法律論は法律論でありますが、むしろ政治的な意味合いも十分理解しておるつもりであります。できるだけの努力をいたしまして、今後起こらないということでなしに、この事案自体についての、何かうまい解決、あるいは御本人の御満足を得られるような、国民の理解を得られるような善処をいたしたいと思います。
【次の発言】 私どもも、いま法制局がおっしゃったように、十分法律関係を考慮はいたしておりますが、先ほど申しましたように、法律関係以上に、政治的な責任という意味合いからこの問題に立ち向かいたいと思っておりますので、御期待に……
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