このページでは井上敦衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○井上(敦)委員 井上敦でございます。問題になっている住宅公団の会議費の問題とタクシーチケットの問題について質問したいと思います。 まず、監督官庁である建設省のどのクラスを公団は一体接待しているのか。また、新聞に言われるようなバーとか料亭とかは一体どこを使用しているのか。また建設省に対しては何回こういう接待をしているのか。また、一回当たり、一人当たり幾らになっているのか。先ほどの大塩理事の答弁では、会議費は事業執行に必要なもの、かつそれは料率でなく、できるだけ内部の施設を使う、こういうように言われたのでありますが、この接待的会議費というのは、何のために接待しなければならないのか、そこらあたり……
○井上(敦)委員 建設大臣はその所信表明の演説の中で、建設業の振興について、「建設工事施工体制の合理化、経営基盤の強化、労働環境の改善等の建設業振興施策を一層総合的に推進するとともに、中小建設業者の受注機会の確保にも十分配慮してまいりたい」というように述べておられます。私はこの中で、「労働環境の改善等の建設業振興施策を一層総合的に推進する」課題に関連して、その対策を具体的にお聞きしたいというふうに思います。 過日も、この二月の一日ですか、三重県熊野市二木島において七人の殺害事件がありました。テレビで伝えられているところでは、石材にかかわる振動病の認定患者であったということも伝えられております……
○井上(敦)委員 国土の科学的、総合的把握のために必要な国土調査が、昭和二十六年に国土調査法が制定されていながらなかなか進まない。昭和三十七年当時担当大臣であった藤山経済企画庁長官は、「地味ではありながら大事な仕事というものがおくれがちでありますことは、私どもまことに残念だと思います」、こう表明して、促進法によって進めていきたい、こういうように決意を述べられました。昭和二十六年度から現在までの進捗を見てみますと、私の計算では、地籍調査では全国土面積のわずか一七・五%、人工植栽林限界以下の面積を二十八万平方キロとしてこの二三・五%、土地分類調査では全国土面積の三七・四%、人工植栽林限界以下のは五……
○井上(敦)委員 幹線道路の沿道整備に関する法案に関連してでございますが、さきの十二月五日の建設委員会におきまして、私は渡辺大臣にその所信をお伺いいたしました。その際「昭和五十二年十一月に閣議決定を見ました第三次全国総合開発計画におきまして、全国的な幹線交通体系の長期構想としまして、一万キロメートル余りで形成されます高規格の幹線道路網を提唱いたしておるわけでございます。建設省といたしましても、この基本的な考え方を踏まえまして、昭和五十四年度より近畿自動車道の紀南延伸を含めまして、高規格幹線道路網に関します調査に着手をいたしておるところでありまして、この調査の結果を待ちまして今後の方針を考えてま……
○井上(敦)委員 飛鳥の文化財は、歴史的風土、景観あるいは建造物の保存も重要でありますが、より重要なのは、地下に埋もれた文化財、埋蔵文化財の確保が最大の課題の一つであるというふうに思うわけであります。 昭和四十五年九月十一日付の歴風審の答申の中でも、「前書き」の「保存の方法」の中でも「遺跡の発掘調査を進め、史跡の指定を行うとともに、その活用を配慮すること。」あるいは五十四年七月五日の歴風審答申の中でも、その「基本方針」の中に「埋蔵文化財等の歴史的文化遺産が数多く存在し、これが周囲の自然的・人文的環境と一体となって我が国の律令国家体制がはじめて形成された地域である」云々とあります。 建設省自……
○井上(敦)委員 私は、浜田幸一元代議士にかかわる土地転がしの問題について建設省の見解をお尋ねしたいというように思います。 千葉県富津市の金谷、通称砲台山についてですが、ここで昭和三十九年三月三十一日、国有地を東産業に払い下げております。八年後の昭和四十七年十一月二十日、これが東産業に渡り、引き続き富洋物産、ここから輝伸興産には昭和四十八年四月十一日、新星企業の宅建業法及び商法違反事件における検事調書では昭和四十八年四月十一日、輝伸興産に十二億二千三百万円で渡る。その日のうち田中元総理大臣の企業と言われた新星企業に十五億七千三百万円で渡っております。四カ月後刎頸の関係と言われた小佐野賢治氏の……
○井上(敦)委員 この三月十四日に私は和歌山県の方に行ってまいりました。御存じのように、果樹共済における和歌山の引き受け率は五十四年度で五〇・五%であります。全国で一番高い引き受け率となっているのであります。ミカンの中心、有田郡市などで直接意見を聞いてきたのでありますが、樹園地ごとの引き受けをぜひ実施するように改正してほしい。これが一番切実な要望でした。これは被害の実態に即した支払いになるという点でも、それから園地を持つ農家も入りやすくなる。全国二〇・五%という加入率を今度の制度改正でうんと広げようというのが趣旨でもあると思うのですが、こういう点で、ぜひ前向きに検討していただきたいというように……
○井上(敦)分科員 私は和歌山選出の者ですが、大臣は隣の三重県選出の方だそうであります。和歌山二区でも新しい大臣が生まれました。三重県でも生まれました。非常に心強く思っております。紀伊半島はこれでよみがえる、そういう期待が大きいのであります。 この一月三十一日に三重県熊野市の二木島で身内を殺害するという悲惨な事件がありました。ニュースによりますと、石材労働者であって振動病の患者でもあったというようなことも伝えられております。昨年九月に労働省あるいは厚生省等に、和歌山の山に働く皆さんと一緒に私自身陳情に来たことがあります。そのときに、和歌山の振動病をなくす会の会長の丹田さんは、ことしになってす……
○井上(敦)分科員 私は、昨年就任早々の大臣に同僚の野間議員と一緒に米の生産調整と畜産事業の安定対策について陳情いたしました。また、暮れには和歌山県知事を初め県議会の代表、さらに和歌山県農協中央会や紀南農協組合の代表などと一緒に大臣に、たしか十二月の二十五日であったかと思いますが、暴落を続けるミカンの窮状を訴えて四項目にわたる陳情を申し上げた次第であります。 私も昨年十二月の一日、二日、有田郡市の十二の共同選果場また若干の個選を見てまいりました。さらに田辺市の紀南農協や隣の上富田町の農協にも行ってまいりましたし、御坊市にある民間の加工工場である南海加工も見てまいりました。従来ですといい値段で……
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