このページでは則武真一衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○則武真一君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、厚生年金保険法等の一部改正案について、総理及び関係大臣に質問いたします。 いま、国民は、老後の暮らしに大きな不安を持っております。年金だけでは暮らしていけない、まとまったお金がなければ入院もできない、病気で動けなくなったら一体だれがめんどうを見てくれるのだろうか、働ける仕事がない、安心して住める家がないなど、深刻な状態に置かれているのであります。 現在、こうしたお年寄りは、戦争と敗戦後の混乱を乗り越え、血みどろになって働き、子供を育て、世界でも有数の経済大国と言われる今日の日本を築き上げた方々であります。 戦後三十余年にわたり政権の座に……
○則武委員 私は、公害関係で特に最近問題になっております例の健康被害補償法の問題を中心に最近の環境庁の基本姿勢をただしたいというふうに思います。 初めに新しい長官にお伺いいたしたいのですが、先ほどからのお話を聞いていてもどうも運輸省や通産省に何か押し込まれているような気がしてならないのであります。去年のNO2の基準緩和の問題、また四年越しのアセスメント法案の流産の問題、また最近のいわゆる公害健康被害補償法の地域指定解除の動き等々を見るときに、環境行政というものがもう一度公害基本法等の原点に立ち戻っていく必要があるのではないかというふうに思いますので、そういう点で、世間では経済界や大企業の圧力……
○則武委員 大分他の委員の方も質問なさいましたけれども、私は、環境影響評価法案について、長官の決意のほどをさらにお伺いをしたい、こういうふうに思っております。 いろいろな障害があったということが再三出ておるのですけれども、環境庁が公式にアセスメント法案に言及して八年、さらに法案として議論され出して五年、こういうことであります。歴代長官の名前を挙げますと小沢さんや石原さん、山田さん、上村さんと代々にわたってこの問題が出て、四度にわたって流産をしておるということ。しかもその問題点は、経済界の総本山である経団連がこれに一貫して反対をしてこられた。いわば過去四回にわたるアセスメント法案の流産の経過は……
○則武委員 私は、法案の公害健康被害補償法問題について質問をする前に、先ほどから問題になっておりますアセスメント法案につきましての環境庁の基本姿勢について再度お尋ねをいたしたいと思います。 前回の委員会のちょうど直後でございましたが、私の部屋へ二月二十日に届けられた手紙でありますが、経団連からの手紙で、土光会長名で「衆議院議員則武真一殿環境影響評価制度の立法化問題についての意見御送付」結論は、要するにこの法律をつくらないようにしてほしいというような、非常に積極的に国会へ経団連として、この法律をつくらないようにしろというような働きかけのようにお見受けするわけです。全国会議員にお配りになったのか……
○則武委員 私は、日本共産党・革新共同を代表しまして、公害健康補害補償法の一部を改正する法律案に対する日本共産党・革新共同の修正案の提案理由を申し述べさしていただきます。 原案は、自動車重量税の税収見込み額の一部に相当する金額を公害被害者への補償費等の一部に充てるという、昭和四十九年以来とられてきた臨時措置を昭和五十一年、同五十三年に引き続き三たび延長しようとするものであります。さらに、延長期間は、これまで二年ずつの延長でしたけれども、今回は三年間の延長ということになっております。 私たちは、この臨時措置を決めた昭和四十九年、さらにその延長を決めた五十一年、五十三年と、過去三回の審議のたび……
○則武委員 私は、鹿児島県の新大隅総合開発計画、いわゆる志布志開発問題について若干お伺いをいたしたいというふうに思います。 この問題については、すでにわが党の東中委員の方から二回ほど質問をしていただいております心繰り返しませんが、この質問の中心は、いま出されておる志布志港港湾改訂計画、これが事実上新大隅総合開発計画の一号地に当たる部分に埋め立てをしていくという計画でありますが、なし崩しの新大隅総合開発計画の着工だ、こういうことを指摘をしたわけであります。もしそうであるならば、新大隅総合開発計画全体のアセスメントを行うべきではないのか。また同時に、いま提出されておるこの港湾計画改定にかかわるア……
○則武委員 私は、瀬戸内海環境保全特別措置法の実施後の問題点を中心に若干の質問をさせていただきたいと思います。特にこれから赤潮の発生の時期を迎えますので、赤潮発生対策などを中心にお伺いをいたしたいというふうに思います。 まず第一に、瀬戸内海環境保全についての環境庁の基本的な姿勢についてお伺いをいたしたいのです。 御存じのように、五十三年六月に法律が改正されて、去年の六月から施行になって、約一年近くが経過をしたわけであります。瀬戸内海環境保全特別措置法、その法律の第三条には、基本計画の項で瀬戸内海についての大変重大な評価が述べられております。「わが国のみならず世界においても比類のない美しさを……
○則武委員 私の方はアセスメント法案についてお伺いをいたしたいと思います。 五十一年以来四回流産をしたわけですけれども、今国会では総理も環境庁長官も何度か今度こそアセスメント法案を提案したいという決意を表明されました。しかし、いまの情勢では、いよいよ連休ということで、そうなると今国会も会期はあとわずかということになってくるわけであります。そういう意味では、果たしてアセスメント法なる幻の法案は実際に出るのかどうかということがいろいろ世間で取りざたをされているわけであります。 私、きょう質問するのにずっと議事録を見ていましたら、ちょうど一年前の四月二十五日に自民党の政務調査会で森下環境部会長が……
○則武委員 アセスメント法案の問題について質問をさせていただきます。 今回の政府の案につきまして、私は前回の質問でいろいろお尋ねしましたところ、私どもが考えているような、また多くの国民が期待しているようなアセスメント法案になっていないのじゃないかというほぼ内容が明らかになったわけであります。そういう意味で、私は開発の免罪符になるようなアセスメント法ならば出さない方がいい、もう一度ゼロから考え直して本当に環境を積極的に守るに足るアセスメント法案を出せ、こういう趣旨の質問をしたわけでありますが、今回新聞報道によりますと、いよいよアセスメント法案が流産をする、こういう報道が出ております。先ほど来長……
○則武委員 私は、いま大きな問題になっておりますKDD事件について質問をさせていただきたいというふうに思います。 御案内のように、この事件は貴金属密輸事件に端を発して、いまや与党や一部野党議員、さらに高級官僚を巻き込む一大事件に発展をしておるというふうに伝えられております。国民はこのような金権腐敗政治に対して大変な怒りを持って国会を注目しているわけであります。 今回の不正事件にKDDの首脳が巨額の交際費の一部分を私物化していたということが明るみに出てきましたけれども、この事件は、単にこういった業務上の横領というようなものじゃないというふうに思います。社命で、しかも半ば公然と、しかも継続的に……
○則武委員 私も、引き続いてNHKの予算について質問をさしていただきますけれども、今回の提出されておる予算は、受信料の値上げ問題を絡めてNHKの経営の姿勢について国民がかなりの批判を持っておるというようなことを中心に、相当突っ込んで議論をしていく必要があるのじゃないかというふうに思います。特に、最近政府が受信料の支払い義務化を内容とした放送法改正案を国会へ出しているという問題、さらにもう一つは、新聞報道等によりますと、自民党が三月十一日の総務会で、この法案の国会提出を了承する条件として、党内にNHKの公共放送のあり方に関する調査委員会なるものを設けて、いろいろとNHKへ注文をつけていくというよ……
○則武委員 私も、引き続いてKDDの事件に触れながら、法案の審議に参加をしてまいりたいと思います。 KDDにまずお聞きしたいのですけれども、昨年から非常に問題になっている事件であります。私はきょうも先ほどから注意深くずっと御答弁を聞いておりますと「こういう事態」とか「ああいうこと」とか「今回のこと」とか、全部代名詞で言われておるのですが、「ああいう事件」とか「こういう事件」とか、一体KDDでどんなことが起こったのか、ここのところをひとつまず明確にしていただきたい。 それから、郵政大臣にも関連して聞いておきますが、御提案の国際電信電話株式会社法の一部を改正する法案の提案理由説明書の全文を注意……
○則武分科員 私は、生活保護者の問題についてお伺いをいたしたいというふうに思います。 最近この生活保護の窓口の申請がなかなかスムーズにいかないという声をよく聞くのであります。そういう方々の声は、就労指導という名前で現行の受給者が保護をやめさせられたとか、また生活保護の切り捨てとも言えるような、いろいろな窓口でのいわゆる切り捨てのようなものが出てきておるというのが多くの声であります。 あと具体的な事実は若干申し上げますけれども、まず五十五年度の予算案を見ますと、生活保護基準が八・六%アップしたのに対して、生活保護費の総額の伸びというのは一〇三・五%でありますから、三・五%しか伸びていない、こ……
○則武分科員 私は二つのことをお聞きしたいと思います。一つは、高等学校の寄宿舎への教員の加配であります。もう一つは、幼稚園における障害児教育をもっと力を入れていただきたい、こういう二つのことをお聞きしたいと思います。 まず第一に、高等学校の寄宿舎へ舎監といいますか、先生を加配をしていただきたいということであります。 私の地元は岡山県なんですが、昨年の秋、十月二十五日のことですけれども、高等学校の寄宿舎で就寝中の女子高校生が侵入した賊によってナイフで刺殺されたという事件が起こりました。これは当時の事件を報道した新聞であります。これは幾ら舎監の方がいらっしゃっても、こういう暴漢が闖入するという……
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