このページでは小川泰衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。
○小川泰君 私は、民社党・国民連合を代表しまして、ただいま議題となっております健康保険法等の一部を改正する法律案について、反対の討論を行うものであります。(拍手) その第一の理由は、今回の改正案が、財政調整のつじつま合わせのため一番弱い立場にある患者に大幅な負担を強いることになるからであります。 なぜ六千二百億円余の国庫負担を削減しなければならないのか。それはマイナス一〇%シーリング設定下に予算の無理な編成をしようとしたためでありましょう。国民の命と健やかな健康を守る国民医療と健保財政自体からの要請によるものとは決して言えるものではありません。かつて国鉄、米とともに三K赤字の一つとして問題……
○小川(泰)委員 きょうは少し総論的になるかもしれませんが、二、三お伺いしたいと思います。 一つの問題は、エネルギーという立場から見た原子力開発問題についてであります。この原子力開発のプロセスをずっと見てみますと、大方三つぐらいのゾーンに分けて見るのがいいのかな、こう思っております。一つは、原子炉そのものの体系的な開発、こういう流れが一つあると思います。もう一つは、それに伴って燃料サイクルというサイドからこれとリンクさせて見るサイドがあると思います。それからもう一つ、エネルギーの問題の中で特有なものでありますが、放射性物質というものが出てくるものですから廃棄物というものの処理、それからもう一……
○小川(泰)委員 ちょっと最初に、今法律の一部を改正するという問題が出ておりますこの部分が一つと、「むつ」という船自体の問題にできるだけ触れないでと思っておりますが、どうしても関連がありますので、その部分に関連をして二つのサイドから御質問申し上げたいと思います。 まず第一には、今出されておる改正法案、いろいろと改正の趣旨、質問におけるやりとりの内容、こういった点を伺っておりますと、端的に私の認識するこの改正の動機といいますか、主なる要因というものは、この言葉どおりとらせていただきますと、五十五年にみんなで決めた一つの取り決めで六十年三月三十一日までに他の機関に移行するんだ、これが唯一の主因に……
○小川(泰)委員 お三人の先生方、大変お忙しいところありがとうございます。午前に引き続きまして、ちょっと私から質問をさせていただきますが、失礼の段はお許しをいただくことを前提にお願い申し上げたいと思います。 最初に、お三方に同一の質問で一言だけ御見解を賜れればと思っております。専門外のことで大変恐縮なのでありますが、造詣の深い皆様でありますから、午前中質問の焦点になっております原子力船「むつ」、この問題をめぐりまして今、既に問題提起から十数年たっております。その間、舶用炉のちょっとしたトラブルで問題がとまっておるというふうな雰囲気を今全体的に受けていらっしゃるのだろうと思うのです。その後、こ……
○小川(泰)委員 ちょっと済みませんが、一つだけ。 中身は我々素人でよくわからないのですが、先生はずっとこういう大変な御研究をなさっていらっしゃって、先生の方から何かもっと研究を進めたいとか、いろいろなものをやる場合にこうしてほしいなというような要望がありますか。それをひとつ聞かせてくれませんか。
○小川(泰)委員 きょうは、長官の所信表明ということを主体にして若干お尋ねをさせていただきたいと思います。 今までの質問の中でしばしば出てまいります、ついせんだって十一月の科学技術会議の答申、これもいただきましてずっと一読をさせていただきました。なかなか広範多岐にわたりまして、長期的なことも踏まえて、あの答申というものはこれからの方角を占うのになかなかいいなという印象を実は私は持っております。それだけに、ああいう答申をこれからある程度時間をかけて実施に移していくということに恐らくなってまいると思います。そこからが大事なところでございまして、基本的にこの科学技術、国際的にも大変大事だ、とりわけ……
○小川(泰)委員 きょうは極めて絞って御質問をさせていただきます。 実は、前回の質問のときに長官の方から、科学技術の研究が前向きにいろいろ各般にわたってなされる、その結果が、技術的に見ましても先があれば必ず陰がある、そろそろその陰の部分を十分踏まえて進めていかなければいけないのじゃないか、こういう私の質問に対して、そのとおりだ、こういう御答弁もいただきましたので、さらにそれをもう少し掘り下げて御質問をさせていただきたいと思います。 確かに宇宙開発からバイオテクノロジーまで各般にわたって、それぞれの技術分野の進歩発展は行われていくと思います。それにはテンポの速いものあるいは非常に長期性のもの……
○小川(泰)委員 一つ二つなんですけれども、科学とか技術とかというそのものではないのですが、どんどん科学技術も進んでいきますね。そうすると、いいものが便利なものが次々できてくるという反面に、行き過ぎちゃいますと光と陰みたいなもので、逆にさっきの公害じゃないですけれども、そういうものが起きてくる。こういうものに対して、よその国はどんな配慮をしていらっしゃるか。それは物でもいいですし、システムでもいいですし、いろいろな社会の仕組みに対する効果のマイナス面でもいいのですが、そんなことをお感じになったことがあるかどうか。ここで、何でもいいですから例えで教えていただきたいなということが一つ。 それから……
○小川(泰)分科員 私は、きょうは三つぐらい問題を絞ってお伺いしたいと思います。 一つ目の問題はコンピューターのソフトウエアの保護の問題についてでございますが、これはもう御承知のとおりで、最近大変情報化社会を迎えまして、この問題が各所で検討されておるようでございます。そういう観点からこのコンピューターのソフトウエアの保護という問題について、単純な権利の保護という立場もおありでしょうが、産業界の発展とかあるいは利用の促進、こういった見地からももうひときわ検討すべきだと思いますけれども、通産省当局のこれに関する考え方を冒頭にお聞かせいただきたいと思います。
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