谷口弥三郎 参議院議員
1期国会発言一覧

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谷口弥三郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは谷口弥三郎参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

谷口弥三郎[参]本会議発言(全期間)
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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 参議院本会議 第51号(1948/06/19、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今議題となりました請願並びに陳情に関する厚生委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  厚生委員会に付託になりましたこれらの請願並びに陳情につきましては、五月十九日医療制度調査に関する小委員会に付託いたしまして、小委員会において審議をいしました。尚、更に本委員会にかけ六月八日審議の決定を見た次第でございます。その中、請願文書表第八号國立富山病院拡充に関する請願、請願文書表第百十三号看護服並びに予防衣の特別配給に関する請願、請願文書表第四百九十一号看護課設置に関する請願、請願文書表第四百九十三号國立小浜温泉療養所拡充に関する請願、以上四件につきまして、或いは厚生当……

第2回国会 参議院本会議 第52号(1948/06/23、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今議題となりました優生保護法案に関しまする厚生委員会における審議の経過と結果を御報告申上げます。本法案は本院議員提出法案でありまして、谷口より提案か理由及び内容の説明があつたのでございます。その要旨を簡單に申上げますと、我が國は敗戰によりまして、その領土の四割強を失いました結果、甚だしく狭められました國土の上に、八千万からの國民が生活しておりますために、食糧不足は尚今後も当分持続するのは当然であるのでございます。尤も我が國の天然資源は、貧弱ではありますが、まだ十分開発利用されてはおりませんので、或いはその方面に対して灌漑、発電などの施設をなしますとか、漁業の開発をいたしますと……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 参議院本会議 第11号(1948/11/15、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 私は問題が余程違いますが、人口政策の確立をこの際特に希望したいと存じておるのでございます。(「自由討議はそういうことを言うて貰わねばならん」と呼ぶ者あり)  我が國の人口の状況は、皆さん御承知の通りに、実に飽和状態になつておるのでございます。即ち國土の関係から申しましても、この戰争のために、敗戰の結果、四割三分強の國土をなくしておるのでございます。從つて只今のところでは、國土におきまして耕地面積が僅かに六百万町歩しかないのでありますから、これに生存するのには六千万ぐらいの人口でなければ、なかなか食糧問題その他に困難をいたして來るのでございます。それに拘わらず、昨年度のごときは、……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 参議院本会議 第20号(1949/04/28、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今上程されました医療法の一部を改正する法律案並びに医師法及び歯科医師法の一部を改正する法律案に関する厚生委員会における審議の経過並びにその結果を簡單に御報告申上げます。  先ず医療法の一部を改正する法律案について申上げます。本法案の提出理由を申しますと、医療法は「第二國会におきまして制定され、現在に至つておるのでございますが、医業、歯科医業等に関する廣告につきましては、それが適正に行われる場合は一般國民が診療を受けます場合において有益であることは勿論でありますが、半面に、これらの廣告を自由放任にいたしますと、とかく國民保健上著しい弊害を生ずる虞れがあるのであります。この点に鑑……

第5回国会 参議院本会議 第25号(1949/05/12、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今上程せられました傳染病予防法案の一部を改正する法律案、國立公園法の一部を改正する法律案並びに死体解剖保存法案に関する厚生委員会における審議の経過並びにその結果を報告いたします。  先ず傳染病予防法の一部を改正する法律案についてその提出理由を申上げます。我が國の傳染病対策は明治三十年に制定せられた傳染病予防法を基幹として、コレラ、赤痢、腸チフス等十種の急性傳染病の防遏を規定いたしましたが、その後この法律に準じました、結核、癩等の慢性傳染病にはそれぞれ單行法が制定されているのであります。爾來本法律は部分的改正が行われて、又終戰後においては日本脳炎を新たに指定傳染病として適用して……

第5回国会 参議院本会議 第26号(1949/05/13、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今議題となりました優生保護法の一部を改正する法律案並びに國立身体障害者更生指導所設置法案につきまして御報告申上げます。  先ず優生保護法の一部改正からその提案の理由を簡單に申上げたいと存じます。優生保護法は昨年の第二國会を通過いたして、昨年の九月十一日から施行されているのでございますが、その後の実績と社会情勢の急激なる変化に鑑みまして、或る程度人工妊娠中絶の施行範囲を拡げる必要が起りましたこと、同時に、受胎調節に関する適切な方法の普及指導が必要になつて参りましたので、この法律の一部改正を提案するに至つたのでございます。  その内容を極く簡單に申上げますと、優生保護法の第三條に……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 参議院本会議 第35号(1950/03/31、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今議題に上りました昭和二十二年度の一般会計及び特別会計の歳入歳出決算につきまして、決算委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  右の決算は第五国会に提出されまして、決算委員会におきまして審議を進めたのでありますが、審議半ばで会期が終了しましたために審議未了に終りました。又第六国会におきましても引続き審議をいたしましたが、会期が短かかつたために終了するに至りませんで、今回に至つてその全部の審議を終つた次第でございます。尚、会計検査院の昭和二十二年度決算検査報告に記載されております既往年度の検査未確認額の検査確認、既往年度並びに昭和二十三年度に関する批難事項及び昭……

谷口弥三郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院1期)

谷口弥三郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 厚生委員会 第5号(1947/08/06、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 私はこの際三つばかりのことについてお伺いいたしたいと思います。先づ第一番には、予算の関係でございすまが、これは既にたびたび各委員から申し出でもあつたり、御説明も頂いておるのでありますが、とにかく今囘保健所の機能を拡充強化しようという目的に改正案が出ましたのでありまして、これは我々國民として、而も敗戰國の今の現状からして是非十分にやつて頂かなければならんと思つておる際で、誠に喜んでおるのでございますが、聞くところによりますれば僅か二千八百万そこそこの予算額でやつて行こう、この案を見れば、極めて沢山な項目に亙つた公衆衞生の増進事業があるのにも拘わらず、このくらいの金で実際に、只今中……

第1回国会 厚生委員会 第7号(1947/08/09、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今御説明を聴いておりますと、この法案が出まして施行される場所は、六大都市と福岡だけでありましようか。或いはそれとも全國的に早速行うことができるのでありましようか。そこをはつきりして置いて頂きたいと思います。

第1回国会 厚生委員会 第10号(1947/08/22、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今の質問とよく似た名称のことについて私もお尋ねする次第でありますが、兒童福祉法が今囘できるということにつきましては、我我の多年の希望が実現するという時機が來たと思つて誠に喜んでおる次第であります。尤も只今の御説明で、兒童が主であるから、幼兒が主であるからというお話でございますから、そうすればそれでも結構でありますが、御承知のように子供を立派に育てる、立派な子供を持とうといいます場合には先ず結婚から注意をして行くことが必要であると思いますので、個々の場合では妊産婦、或いは分娩後一年とかいう母性も入つてはおりますけれども、結婚というところまで遡つておりませんために、生れる子供に対……

第1回国会 厚生委員会 第13号(1947/09/18、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今草葉委員並びにこれまで数囘いろいろの有力な御質問がありましたので、私は幸い大臣がお見えになつておりますので、三つの点にのみについて質問いたしたいと存じます。まず第一はこの第一條にありますように「健やかに生まれ、且つ、育成されるように努めなければならない。」という、この全体の趣旨から考えまして、健やかに生まれさせるというのには、どうしても結婚というところまで進まんければならん。無論只今も國民優生法などでいくらか触れているところもありますが、あの國民優生法などにおきましては、唯單に精神病患者の優生手術をやるということになつております。けれども、やはり手術はほんの有名無実でありま……

第1回国会 厚生委員会 第19号(1947/09/27、1期、民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて……。
【次の発言】 お諮りいたしますが、災害救助法案に対する質疑はもうこのところで打ち切ることにしてよろしうございましようか。
【次の発言】 それではこれで質疑を打ち切ります。それでは本日はこれで以て閉会いたします。次回は明後日本会議に引続いて厚生委員会を開くことにいたします。    午後零時十二分散会  出席者は左の通り。    委員長     塚本 重藏君    理事            今泉 政喜君            谷口弥三郎君            宮城タマヨ君    委員            ……

第1回国会 厚生委員会 第24号(1947/11/11、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 お伺いいたしたいと思います。今回できました兒童福祉司と申しますのは、有給の者を主として採用するというお話もありましたが、これには学識経驗などを入れる場合におきまして、有給でなくて無給でも、無給ならば入れて頂きたいというのが可なりあるだろうと思います。又この本質から申しましても、学識経驗者を採るという上においては、有給でなくてもよいのではなかろうかと思いますが、これは嘱託というようなふうにすることができるものでございましようか、どうでございましようか。
【次の発言】 それではもう一度お伺いしたいと思いますが、聞きますところによると、少年保護司などにおきましては、無給で嘱託制が採用……

第1回国会 厚生委員会 第28号(1947/11/25、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今の御説明によつて大分はつきりいたしましたが、もう少し具体的におやりになるようにするお考えがないか。言い換えれば予めそういうふうな機会を考えて、包括的にやりたいという御意見でありますが、これはどうしても災害救助とかいうような方面から申しましても、又以前の災害救助法案の時にも、説明がありました時に、赤十字社は、各地方の團体と平素から緊密な連絡をとらなければならんということになつておるのでありますからして、例えば医師会のごときと、平素こういうような緊急事態の場合には、赤十字社の記章を持つてやつて行く。これは全部を救助して、できる限り早く目的を達したいというような目的で、地方の医師……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 厚生委員会 第1号(1948/01/30、1期、民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) それでは定数に達しておりますから、只今から委員会を開催いたします。先ず第一に厚生常任委員会の小委員会の設置につきまして皆樣の御意見をお伺いいたしたいと思います。第一回の國会におきましては、三つの小委員会を挙げておつたのでありますが、それを又今回の第二回においても、三つ存続することが必要でなかろうかと思うのでありますが、如何でございましようか。
【次の発言】 只今の草葉委員の御提案に別に御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは三つの小委員を置くことにいたします。それではその三つの小委員会を置きますことにいたしまして、これを議長に調査承認を求めることにいたしたいと思い……

第2回国会 厚生委員会 第3号(1948/05/06、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 私共一行は三月の一日から十三日間に亘りまして九州各地の厚生並びに衞生行政を調査視察をいたした次第でございます。一行には今泉、内村、小林、中平、三木委員の方と、私の六名でありまして、それに草間專門調査員、佐藤参議院参事、政安参議院主事の三名と、厚生省から小澤、寺尾両事務官が案内役として同行せられましたので、一行十一名となりまして、先ず福岡を振出しに、佐賀、長崎、熊本、鹿兒島という順序に視察をして参つたのでございます。  視察に当りましては、各縣共に当局の方々がすでにこちらから送つておりましたところの調査事項につきまして印刷をして、而も詳細にいろいろ説明して頂きましたので、その十三……

第2回国会 厚生委員会 第4号(1948/05/19、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 敬愛園のことでちよつと附加えます。只今中平議員から敬愛園のお話がございましたが、私も至極同感でございます。尚もう一つ附加えて序でにお聞きしたいのですが、療養所の患者の希望でございますが、御承知のように癩の治療藥というのは現在ありませんために、まあこれまで大風子油が用いられておつたのでありますが、併し患者用として大風子油は非常に困乏しておる。この大風子油がこれまでの配給量よりか非常に少いのでそれに対する希望が満たされぬために余程大風子油の増額を切望しておつたのであります。併し今の事態ですから大風子油がなかなかむずかしいということも私共存じておりますが、最近御承知のように紅波が癩病……

第2回国会 厚生委員会 第5号(1948/05/25、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 先日お伺いして置きました藥品のことは……。
【次の発言】 それは違います。先日星塚敬愛園へ行きましたときに、會社が頻りに藥品、特に大風子の配給をお願いしたい、今までに比べるというと、最近は大風子の配給が非常に少い、無論原料は得にくいのでしようけれども、何とか大風子を昔通りに頂きたいというようなことを話しておられましたから、先日お伺いいたしましたのは、その大風子が差當り完全に配給ができないのなら、却つて大風子よりももつと效きそうな、特に紅波などを用いれば、結節癩などには可なり效力があるからして、ああいうのをお用いになつたら如何でしようか。それでもやつて頂いたら患者は如何に喜ぶだろ……

第2回国会 厚生委員会 第11号(1948/06/12、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今御質問になつたのと同じようなものですが、第三條、第四條においても、あまり徹底せんような事柄が出ておりますが、併しこれは多分第二條のところの性病の治療及び豫防に關する知識の普及を図らねばいかんということに關係しわせんかと思います。これはどのくらいの程度、どういう方法を以て治療、豫防というような知識を向上させるという方法を、如何にお考えになつておりますか。ちよつとそれを詳しく御説明を願います。
【次の発言】 只今ので大體が分りましたが、尚知識の普及ということは、先日の「肉體と悪魔」などを見せて頂きましたので、ああいう方法もお取りになるということも存じておりますが、その以外に何か……

第2回国会 厚生委員会 第13号(1948/06/19、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 それでは優生保護法案の提案の理由を御説明いたします。  我が國は敗戰によりその領土の四割強を失いました結果、甚だしく狭められたる國土の上に八千万からの國民が生活しておるため、食糧不足が今後も当分持続するのは当然であります。総司令部のアツカーマン氏は「日本の天然資源は必ずしも貧弱ではないが、未だ十分開発利用されていない。併し山岳溪谷に富んでいるから、灌漑と発電の惠沢大きく、漁場にも惠まれているので、科学を発達利用すれば、八千万人口までは自給自足し得るも、それ以上は困難である」と言つております。現在我が國の人口は昨年十月一日調査では七千八百十四万人余、本年の人口自然増加は百二十万人……

第2回国会 厚生委員会 第14号(1948/06/22、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 都道府縣には現在におきまして一個の社團法人である医師会がどこにもできておりまして、これは公的なものでございまして、この方におきましては無論会員は任意加入でありまするから、会員になつておる者とおらん者がございますけれども、その医師会におきまして、その統轄管下におけるところの医師の技術或いは施設などについてはよく分つておりますので、そういうところに指定をして貰う方が特に必要であると考えております。お尋ねの都道府縣における優生保護委員会と申しますのは、これは優生施設の方の審査をいたすのでございまして、ここで申しますのは人工妊娠中絶をする医者を指定する方に用いますから、どうしても医師会……

第2回国会 厚生委員会 第16号(1948/06/25、1期、民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) 只今から委員会を開会いたします。本日は先ず健康保險法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を聽くことにいたします。
【次の発言】 それでは次に恩給法の一部を改正する法律案について提案理由の説明をお願いいたします。
【次の発言】 次に國家公務員共済組合法案について提案理由の説明を願います。政務次官。
【次の発言】 次に理容師法特例案につきまして先ず提案理由の説明をして頂きます。
【次の発言】 理容師法特例案につきまして、その内容の説明をして頂きます。
【次の発言】 これから理容師法特例案につきましての質疑應答を始めたいと思います。

第2回国会 厚生委員会 第17号(1948/06/26、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 大体におきまして、今度の國民健康保險の改正によつて我々がかねがね思つていたところが可なり改善されたと思つて喜んであるのでございますが、只今藤森委員が修正意見を出されたことに対しては、私は全面的に賛成する者でございます。何故かと申しますというと、例えば第八條ノ七のごとき、算定会という、私もその算定会にも出ますし、末端の診療もいたします人間でございますが、今までこの算定におきまして三対一とかいうふうな関係で、どうも医師側の希望が容れられませんで、從つてそれは被保險者も実は喜んでおらんのでございますが、或いは差別待遇とかいうものはやはりここが基点であつて、そのためにいつも診療費が余り……

第2回国会 厚生委員会 第18号(1948/06/28、1期、民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) それでは只今より厚生委員会を開会いたします。前会に引続きまして温泉法案の質疑を始めたいと思います。御質問のある方はどうぞ。
【次の発言】 それでは討論を省略いたしまして、早速採決に移りたいと思います。温泉法案を原案通り可決することに賛成の方は挙手をして頂きたいと思います。
【次の発言】 総員挙手と認めます。全会一致を以て可決いたします。よつて本案を原案通り可決すべきものと決定いたしました。尚本会議における委員長の口頭報告の内容は、本院規則第百四條によつて予め多数意見者の承認を経なければならんことになつておりますが、これは委員長において、本法案の内容、この委員会における質……

第2回国会 厚生委員会 第19号(1948/06/29、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 私は原案に賛成をいたす者でございます。特に衆議院において修正されました案に対して、例えば免状の更新など或いは試驗の科目の配置などは最も結構なことであると思うて賛成するのでありますが、尚この際一つ希望を申上げて置きたいのは、この藥劑師法を見ますと、藥劑師の身分なるものが出ておりませんので、成るべく近い將來に藥劑師の身分法を作つて頂きたいということを、希望を述べて原案に賛成をいたします。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 厚生委員会 第2号(1948/11/11、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今厚生大臣からいろいろと各方面に亘り今後の対策をお話頂きまして、非常に心強くいたしておるのでありますが、ただ一つその中にお話の出ておらんことについて、大臣の御所見を伺いたいと思います。  それは御承知のように只今我が國の人口問題、人口政策について今度は大いに一つやつて頂きたいという考えを持つておるのであります。御承知と思いますが、第二國会におきまして優生保護法というのが通過いたしました。まだ施行細則が出ておりませんけれども、近々出るそうでありまするが、これによつて可成りの国民の素質の低下を防ぎ得るとは思いますけれども、どうもこれでは私は非常に不十分である、不徹底であると存じま……

第3回国会 厚生委員会 第5号(1948/11/25、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今委員長がお示しになりました、大阪の脳神経病院並びに京都におけるジフテリア予防接種の災害問題について、調査をいたしました報告を簡單に申上げたいと思います。この十八日に私ども草葉、中平、谷口の三議員と、それに草間專門員、佐橋調査主事の五名の一行が当地を立ちまして、十九日に大阪に到着いたしまして、先ず府廳に参りまして、府の関係者、或いは市の関係者、市会、府会の議員の方とか、又は続いて地檢の檢事正の方々に、いろいろと状況を調査聽取いたしたのでございます。尚続いては脳神経病院を檢査に参りまして、状況を見ました。翌日は大阪のジフテリア予防血清を作りましたところの、大阪日赤病院にあります……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 厚生委員会 第閉会後1号(1949/02/07、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 ちよつと只今のこの三日間におけるいろいろの説明をお聞きしましたが、その次はいつおやりになる予定でしようか。やはり今度の國会の開会後に、議会では三月の五日頃始めるとかいう予定ですが、その後におやりになるわけなんでしようか。
【次の発言】 このビヴアリツヂの案を見ましても、全体に、例えば引退年金あたりをつけましても、いわゆる社会的恥辱又は経済的恥辱にならないように、言い換えれば、いろいろの議員とかにも出られるとかいうように、全部法律的の恥辱が全然ないようなふうに、英國はなつておるようですが、アメリカの方はどういうようになつておりますか。

第4回国会 厚生委員会 第閉会後3号(1949/02/09、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 ちよつとお尋ねいたしますが、家庭医の方はそういう登録制になつておるようでございまはが、專門医に対しては登録制というものがないようですし、イギリス辺りでは最近どういうふうになつておりますか。

第4回国会 厚生委員会 第4号(1948/12/20、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 私はこの前視察に行く当時でありましたが、その当時の話を聞きますというと、京都における被害者の死亡した方には、國家は一人に対して十万円くらいは出す予定である。大藏省と交渉する予定であるというようなお話を聞いたように思うのですが、只今のお話によると、非常に薄くなるようであります。これはどういうような関係でそう薄くなつたのですか、それを先ず第一にお伺いして置きたいのです。
【次の発言】 先刻のお話を聞きますと、或いは傳染病の場合とか、或いは災害の場合を比較して、或いは一、一、一とか、又はもう少し多くとかいうようなふうのお話を聞いておりますが、今度の事件は、私は災害方面とか、傳染病と非……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 厚生委員会 第閉会後1号(1949/06/25、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 社会保障制度審議会が御承知のように先月の十九日に第一回の審議会が開かれました。そのときには会長、副会長、それに常務委員の選挙をいたしまして、その後の審査方針について討議をいたしました。次いで同月の二十四日に第二回の社会保障制度審議会がありました。その場合にはいろいろと協議の結果特に山下委員、姫井委員などからいろいろと御提案がありました結果、五つの部面に分けて小委員会を作ることになりまして、五つの委員会ができたわけでございます。その中で私は社会医療部の方に入つておりますので、社会医療部の面のみを申上げまして、その他の方面は各部の方面からお話を願いたいと思います。  社会医療部の小……

第5回国会 厚生委員会 第2号(1949/03/24、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 このプリントの衞生関係の第一にある優生保護法の改正という問題に対しての、地方の要望が來ておるようでありますが、この点につきましては、私ども前回に提案をいたしました議員の者が、先日來研究を続けて來ておるのであります。尚明日午後再度の研究をいたそうと思つておりますからして、よろしければこの方は又後に讓つて頂きまして、今日はこれ以外のところで進めて頂きたいと思います。
【次の発言】 國民健康保險についてお伺いしたい。今度の組合が市町村の町村組合になります場合に、今までの小さい組合は非常に弱体であつて、危險分散をさせるために二つ以上、できるならば郡の出張所單位にして、比較的大きい國民健……

第5回国会 厚生委員会 第閉会後5号(1949/09/16、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今中山委員からの御報告で大体盡きております。只今お話になりましたように前回に出しましたところの社会保險の危機突破対策に関する勧告案につきまして、その交渉します先が單に事務的になつておりますために、我々の勧告案が非常に狹い範囲の方面にのみ走つておるので、言い換えれば單に政府管掌の健康保險のみが解決すればそれで十分かのごとく思われておつたのでありますが、この十三日の総会、引続いて十四日の社会医療、社会保險の合同委員会において再び是非そういうような一部分の保險でなしに、全部の疾病保險に及ぶものであるということが強調されまして、只今お話のように國会議員たる委員が林副総理、大藏大臣、増……

第5回国会 厚生委員会 第6号(1949/04/12、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 先ず人口対策に関する調査、人口対策についてからお伺いしたいと思います。実は大臣がお見えになりますというと、大臣に対して人口政策の確立に対するお考を伺いたいと思いますけれども、他の方がお見えになつておりますからして、それに対する点についてお話を伺いたいと思います。その前に尚種々調査の條項をお伺いしたいのですが、これも丁度人口問題の関係の方もお見えになつておられるのですけれども、どなたからそれに対するお話を願いたいと思います。先ず、第一赤に質問をいたしたいと思いますことは、日本の現在の耕地面積からいたしまして、どのくらいの人口が日本には適当であるかというようなことに対しまして御研究……

第5回国会 厚生委員会 第8号(1949/04/15、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 ちよつとこれに関連してお伺いいたします。私がお伺いしたいと思いますのは、人口審議会というようなものができます場合に、とにかく人口問題というのは、單純な或いは政治的とかと言わないで、経済的なものもあれば、いろいろなことが入つて参りますし、殊に学問的に、或いは將來のことを考えなければならんのでありますから、或いは部局といわずにまあ私共の何では、人口問題研究所みたいなところが主としてやつて頂いたら、実際の学問的並びに政治的、いろいろなものを付け加えて一緒にして、是非一つ附属させるような場合には、そういうような方面に持つて行つて頂きたいと思いますけれども、今の山下議員の御質問に私も一つ……

第5回国会 厚生委員会 第12号(1949/04/21、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今の関係でお話にならなかつたと思いますが、最近婦人團体の会合などにに行つてよく聞かれるのでございますが、どうも産兒調節とかいうものには男子の理解が最も必要であるが、どうもやつておることは殆んど女子ばかりを目的にして、或いはいろいろの処置を女子に專門にやるような嫌いがあるから、男子にやる方法を今少し徹底させて貰いたい。(小杉イ子君「同感」と述ぶ)折角ですからそこを少しお話頂きたい。

第5回国会 厚生委員会 第14号(1949/04/23、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 ええどうぞ一案ごとに……
【次の発言】 本日はこの提案につきまして説明を聞くという程度にしておいたら如何ですか。

第5回国会 厚生委員会 第17号(1949/04/27、1期、民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) これより委員会を開会いたします。「医療法の一部を改正する法律案」につきまして、前回政府からいろいろと御説明を頂いたのでございますが、本日すでに多数の質疑應答もございましたが、尚その他に御質疑がありますればお願いいたします。
【次の発言】 只今草葉委員の御動議のように、質疑はすでにもう大体済んでおりまするので、討論を省畧して早速本案についての採決をいたしたいという御動議でございますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 別に御異議ないものと認めまして直ちに採決に入ります。本案に対しまして御異議のない方は御起立を願いたいと思います。

第5回国会 厚生委員会 第18号(1949/05/06、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 優生保護法の一部を改正する法律案に関する提案理由の説明でございますが、優生保護法は昨年の第二國会を通過いたしまして、去年の九月十一日から実施になつているのでございますが、同法が施行せられまして以來の実績と、社会情勢の急激な変化に鑑みまして、人工妊娠中絶の施行範囲を拡げる必要に迫られましたことと、受胎調節に関しまする適正な方法の普及、指導を差当り優生結婚相談所にして貰いたいと思うことと、並びにいろいろの手続きの簡素化を図りますために、その基本法規に改正を加える必要が生じたためでございます。  今その内容を少し詳細に説明申上げますと、本法の第三條の中におきまして、最近精神病並びに遺……

第5回国会 厚生委員会 第19号(1949/05/07、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 午後にまだ沢山あるようでございますからこの辺で休憩を願いたいと思います。
【次の発言】 ちよつとお尋ねしたいのでございますが、今回できます死体解剖保存法案の中、この保存の方につきまして、大学又は総合病院ということになつておるようでありますが、これは單科の病院ではできんことになるのですか、それとも單科の病院は府縣知事の許可を得てやらせるというようなつもりでございましようか、その点を一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 次にお尋ねしたいと思いますのは、胎兒の方の保存でございますが、今回は四ヵ月後の胎兒もやはり同様に保存され、或いは解剖などにも手続をとるようにはつきりとなつて來……

第5回国会 厚生委員会 第20号(1949/05/09、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今証人の四名の方方から順次いろいろの点について御説明を頂きまして誠にありがとうございました。私は提案者の一人といたしまして、只今のお話のあつたうちで一、二申上げておいた方がよかろうと思いますので申上げておきます。岡本檢事さん並びに森山保健部長さんのお話は共に御賛成を得ておりますので申上げることもございませんが、山田悦世さんのお話の中に十三條の四号につきまして、四号は只今のところではあのままに留めおきまして、改正の方では入れておらないのでありますが、第四号につきまして民生委員としては非常にあの点に困つておられるということをお伺いしまして、誠にさようであると私共も思うておるのであ……

第5回国会 厚生委員会 第21号(1949/05/10、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 これはもうすでに大体質疑の済んでおられることが了解されておりますから、この辺で質疑を打切つて頂きたい。
【次の発言】 討論を省略いたしまして、早速採決にして頂きたいと思います。
【次の発言】 それでは続いて傳染病予防法の一部を改正する法律案について説明を求めます。
【次の発言】 それでは先ず先刻御説明を頂きました國立公園法の一部を改正する法法案について御質問がございますならばお願いいたします。
【次の発言】 外に御異議もないようでありますから、それでは質問を終えまして、早速討論に入りたいと思います。
【次の発言】 別に御異議もないようでありますから、それでは早速採決をいたしたい……

第5回国会 厚生委員会 第22号(1949/05/12、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 前回國立身体障害者更生指導所の設置につきまして厚生大臣に属するような部分もありましたりしますので、厚生、労働大臣と協議の上にその更生指導所をして職業補導を委託させるというようなことが必要であるという話もあつたので、それに対しまして修正案を出したいと思うのですが、如何でございませうか。
【次の発言】 只今申しましたように、更生指導所に対しまして労働大臣の委嘱を受けまして職業補導を行わせることが極めて適切であると思いますので、ここに修正動議を出したいと思いますが、如何でございますか。
【次の発言】 第二條のうちの第一項の次に第二項を参考といたしまして、こういう一項を加えたいと思いま……

第5回国会 厚生委員会 第24号(1949/05/17、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 妊婦にはもう皆でるだけ早い時期から妊娠の診断をして貰いまして届出まして、妊婦手帳というものを貰つておるのであります。そうして妊婦手帳があればそれで十分代用はできる、特別に外の証明書とかいう必要は全然ないと思います。
【次の発言】 質疑を終りまして、討論を省略いたしまして、直ちに採決になりますように願います。

第5回国会 厚生委員会 第26号(1949/05/21、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 すでに多数の御質問もありましたししますので、大体盡きたと思います。私から一、二お尋ねして置きたいと思います。  先ず第一番に先刻山下委員、中平委員のお尋ねのお話の中にありましたように、この今回お調べになつた数の中に多数の違反者があつたということを一口に申しまするというと、すべての正直な医者までが疑われるということが、非常に私はその結果はよくないと思います。從つてすべての医者を御面倒ではあつても一度ずつとお調べになつて、それからその中の何名ということを発表されんというと、眞面目にやつておる医者が非常に疑われる。例えば福岡縣の医者は全体におきまして今はつきりは存じませんが、二千五、……

第5回国会 厚生委員会 第27号(1949/05/23、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 私はこの機会に優生保護法の一部改正のその後の経過を御報告し、私の考えを少し申したいと思います。優生保護法の一部改正につきましては、皆さんの努力によつて無事参議院を通過いたしまして、衆議院の方に送られました。ところが衆議院におきましては、その中の第十三條の第二号、第三号を修正いたしたのでございます。その修正は第二号、第三号を一緒にして修正いたしました結果、その文句は「妊娠の継続又は分娩が身体的又は経済的理由により母体の健康を著しく害する虞れのあるもの」という一号にいたしましたため、今後の運用が非常に困難な状況になると存じておるのであります。殊にその中でも妊娠及び分娩が身体的理由に……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 厚生委員会 第1号(1949/10/26、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 理事の選任につきましては、選挙その他もありますけれども選挙の煩を省きまして、委員長にその指名を一任したいと思います。
【次の発言】 事務費の総額は……。
【次の発言】 国民健康保険だけはどのくらいですか。
【次の発言】 去年七億で今年が十億ですか。
【次の発言】 只今二十五年度の予算につきましていろいろ御説明を聞きましたが、二十四年度今年度の補正予算と申しますか、本年度におきまして実は社会保障制度審議会などにおきましても、社会保険の治療費の一部負担だとか事務費の全額負担だとかいうようなことの勧告が出ておるようでありますが、あの状況はどういうようなことになつておりますか御説明を願……

第6回国会 厚生委員会 第2号(1949/10/27、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 実は公衆衛生局の方と医務局の両方に関連した問題でございますから……公衆衛生局も直ぐお見えになりますか。
【次の発言】 それでは関連事項を後にいたしまして医務局の方にお伺いいたしたいと思います。これも保險局の方との関係があるのでございますが併し医務局の問題にもなつておりますのでお尋ねいたしたいと思います。実は国立医療機関、或いは国立病院とか又は国立療養所などにおきまして特殊の診療取扱が始まつておる。詳しく申しますというと、例えば共済組合の組合員、学校職員の組合員とかいうのが国立病院、又は国立の療養所に診察を受けました場合には、それらのものに対してのみいわゆる一部負担と申しまして、……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 決算委員会 第3号(1950/03/24、1期、民主党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から決算委員会を開会いたします。昭和二十二年度一般会計歳入歳出決算及び昭和二十二年度特別会計歳入歳出決算を議題に供します。  先ず、各分科会の主査から御報告をお願いします。第一分科会主査柴田君……。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 第一分科会の御報告がありましたが、続いて第二分科会副主査來馬君から、第二分科会の模様を御報告願います。
【次の発言】 次に、会計検査院から三月十七日付を以ちまして、検査院報告第三百十七号について検査報告を追加したいという申出が、第一分科の柴田主査の方に参つております。柴田主査の方から、この委員会でこれに対する審議をして貰い……

第7回国会 決算委員会 第4号(1950/04/05、1期、民主党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から決算委員会を開催いたします。先ず第一番に、昭和二十三年度国有財産増減及び現在額総計算書並びに昭和二十三年度国有財産無償貸付状況総計算書につきまして、大蔵省からの説明を聽取することにいたします。
【次の発言】 只今の御報告に対して、何か御質問がございますか。
【次の発言】 それでは次に検査院の方から検査報告をお願いします。
【次の発言】 それでは只今質疑を願つておりました国有財産関係の二件は、本日はこの程度にしておきして、昭和二十三年度の一般会計並びに特別会計の歳入歳出決算の審議をいたしておりました場合に、先日千田委員からの申出がありまして、人事院に対す……

第7回国会 厚生委員会 第1号(1949/12/15、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 社会保障制度に関する庁さ承認要求の件でございますが、これは前毎会から、すでに社会保障制度の確立が極めて必要であるという関係上、殊に各国の模様とか、或いは日本にこれまで行われておつた制度などにつきまして種々検討を加えて、社会保障制度を一日も早く確立したいということで調査をやつておつたのでありますが、まだ十分な目的を達成いたしませんので、今国会におきましても、引続きこの調査をいたしたいというので承認要求を提出したわけであります。
【次の発言】 先程御採択を得ました社会保障制度の委員会における小委員会の設置並びにその方法その他につきましては、同様に委員長に一任したいと思います。

第7回国会 厚生委員会 第閉会後1号(1950/06/14、1期、国民民主党)

○委員外議員(谷口弥三郎君) この昭和こ十五年度の社会保険のところでございますが、国民健康保險、とれの吸入の部において、国庫補助というのは十二億四千六百幾らになつておりますが、事務費だけでも支出の方で十五億九千六百万ということになるど、事務費の全機国家負担はできておらんような勘定にはなりはしませんか。
【次の発言】 そうすると、事務費は無論全額負担でございますね。

第7回国会 厚生委員会 第3号(1950/01/26、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今御説明を頂きましたけれども、初めに申上げましたようなふうに、十分材料も持つて来てもおりませず、又そちらからも頂いておりませんので、今日これから直ぐ質問ということは少し無理ではないでしようか、よければそのようにして頂きたいと思います。

第7回国会 厚生委員会 第4号(1950/01/30、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 優生保護法の施行状況についてお伺いいたします。強制優生手術の数が少いので本法の目的が違せられないとの声を聞きますが、二十四年度に実施した数をお伺いいたしたい。又精神病院、刑務所等には是非徹底さして頂きたいが、どういう方法で徹底さしたか御説明を願います。
【次の発言】 ついでに一つお尋ねして置きたいと思います。この強制優生手術は、これは御承知のように精神病者、特に性格の異常者などで、言い換えれば放火犯とか殺人犯とかいうようなことを行なう人間の殆んど五分の四までは性格異常者であると精神病学者が言うくらいの多いのであります。同時に又性格異常者の方には遺伝が多いのでありまするからして、……

第7回国会 厚生委員会 第5号(1950/01/31、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 ちよつと予算とは関係は違いますけれども、最近医薬分業に対しまして薬務局といたしましてどういうようなお考えを持つておられるか。或いは御方針が定まつておればそれを承わりたいと存じます。実はこの問題につきましては、もうすでに七十年からの問題になつているのであります。なかなか簡單にこれを解決することが困難なのです。この問題は、單に医師とが薬剤師のみの問題では絶対なくして、国民全体の大問題であると思うておるのであります。従つてこの問題を解決します場合には、どうしても医療費が高くならんようにしてあげんというと、国民全体が非常に困るだろう、又患者に激しい不便を起させんようにせんければなるまい……

第7回国会 厚生委員会 第27号(1950/04/11、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 ちよつとお尋ねして置きますが、この機関を指定するよりか医師を指定することは、治療上、或いは管理上、或いは申請書を出したりする面から申しまして、指定医を置くということは非常に必要なことと存じますが、この指定医はどういうようなふうにして指定する予定でございましようか。これを都道府県の知事などが勝手に或る人だけに相談して指定するようなことでは、どうもよくないと思いますので、実際に言うたら医師会に指定をするような医者をずつといわば申請させて、そうしてその中から医師会がこの者がよかろうというのを推薦して、都道府県の知事がそれを指定するというようなふうになるのでございましようか。どういうよ……

第7回国会 厚生委員会 第35号(1950/04/28、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 この生活保護法の医療扶助の問題でございますが、これによりますというと、国民健康保險のあるところは国民健康保險を利用させよう。そうして若しないような場合には健康保險を利用するというようなことが出ておりますが、実際におきまして国民健康保險は御承知のようにないところも沢山ございますし、それからありましてもその治療の方法が非常に違いまして、或る場合には国民健康保險組合自身がいろいろまちまちな状況になつておりますので、これはどうしても健康保險によるべきものである。健康保險ならば国家がおやりになつているので全国同一ですからして、これが最もいいのであつて、何のために国民健康保險をここに利用す……

第7回国会 厚生委員会 第36号(1950/05/01、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 委員長に一任したいと思います。
【次の発言】 ここで一つお伺いして置きたいと思いますが、これは第一回の兒童福祉法が出ましたときに、私共も虚弱兒童とか、肢体不自由者の兒童とかいうふうな方面の審査をしたこともございますけれども、今回幸いにこれが分れて出ましたので、この際一つ折角ですから質問して置きたい。  先ず第一番に四十八條のところですが、「虚弱兒施設」と言いますのは、その内容はどういうふうになつておりますでございましようか、それについて御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ツベルクリンの反応というようなことをいたしまして、先ず新たに陽転したというようなものを入れて暫くやつ……

第7回国会 地方行政委員会 第15号(1950/02/24、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今現在でも十五万以上の人口を有する市には保健所は独立さしておるのではなかろうか……。
【次の発言】 只今の入場税がこれまで非常に高過ぎる、従つて何とかしてもつと下げてやることは文化国家をつくる全体の希望を満たす上において極めて必要であるというように考えておりますので、或いは百分の七十ということになることは非常に結構なことであると思いますし、又これは一日も早く実施されることを大いに希望いたしますが、先刻吉川委員の言われましたように、前売券に対しましては、何とかの方法を以てこれを前買うた者に対して余り損害にならんように何かの方法を講ずるということの條件さえあれば私共は結構なんじや……


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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 決算委員会第二分科会 第1号(1947/07/29、1期、民主党)【議会役職】

○假主査(谷口弥三郎君) 第二分科會を開會いたします。私が年長という關係で座長を勤めさせて戴きます。これから主査、副主査の互選をいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは山下さんに主査を、副主査に千田さんをお願いする次第でございます。では散會いたします。    午前十一時五十四分散會  出席者は左の通り。    主査      山下 義信君    副主査     千田  正君    委員            吉川末次郎君            谷口弥三郎君            小野  哲君            新谷寅三郎君

第1回国会 厚生委員会住宅問題に関する小委員会 第3号(1947/10/18、1期、民主党)

○小委員外委員(谷口弥三郎君) ちよつとお伺いして見たいと思いますが、この住宅を建築いたしますのに、非集團的に建築するというようなことは今後共できんものでございましようか、何故かと申しますというと都市におきましては、これは十五坪以内ぐらいの住宅を以て資材の関係上いろいろな関係で大きい家はできんのでございましようが十五坪以内ぐらいの家を建てておつたのでは、都市の今後の兒童などの発育に非常な影響があるだろうということが思われるのであります。それは何故かと申しますと、從來ですらも都市の兒童というものは段々と体質が惡くなりまして、あの徴兵檢査の当時に至りますというと、都市の兒童と田舍に生れた兒童との発……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 厚生委員会医療制度に関する小委員会 第1号(1948/03/26、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今の中山委員の動議に賛成いたします。



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

谷口弥三郎[参]在籍期 : | 1期|- 2期- 3期- 4期- 5期
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