団伊能 参議院議員
2期国会発言一覧

団伊能[参]在籍期 : 1期-| 2期|- 3期
団伊能[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは団伊能参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

団伊能[参]本会議発言(全期間)
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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第63号(1952/07/05、2期、自由党)

○團伊能君 私は自由党を代表して、只今上程されました日華條約承認の件につきまして賛成いたします。  講和独立後の日本といたしまして国交を断絶していた国々に対しまして平和を回復し、再び友好関係を結んで行くことは、今日我が国、外交の当面している、最も重要な問題であることは、今更餐言を要しないと存じます。併しながら、昨年サンフランシスコの講和会議におきまして、ダレス提案に賛成して調印した国々も、その国々の持つ特殊な事情、又その調印條項の実施細目については、相当異論があり、すでに両国間におきましては、條約締結の意思が一致しておりましても、まだ條約の実現に至つていない国のあることは皆様御承知の通りであり……

団伊能[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

団伊能[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 外務委員会 第1号(1950/07/18、2期、自由党)

○團伊能君 この阿波丸事件のことに関しては、すでに法律が通つておりますと思いますが、この見舞金に関する特別な法律をお出しになるのは、従前の阿波丸に関する法律の中、見舞金のことはまだなかつたために、これがお加えになつたのでございますか。
【次の発言】 只今の時期の問題は、同時に日本国内のことでございますから、その通知が徹底すれば一応補えると思いますが、その点において外務省においてお考え頂いて、先程ラジオ、新聞その他のこともございましたが、そういう通知が非常に形式的に通知される場合が多いのでございますが、その点を注意して行届いた通知をして頂くということにしておいて、やはり六ケ月で私はいいと思います……

第8回国会 外務委員会 第閉会後1号(1950/09/04、2期、自由党)

○團伊能君 追つて詳しい報告は文書を以ちまして御報告いたすつもりで、今用意をいたしておりますが、本日のところ取敢えずこのたび調査いたして参りました北海道における外務委員会として関連を持つ問題に関しまして御報告申上げて置きます。  この出張の目的は、すでに明示されております。通りでございまして、只今曾祢委員から御報告になりました点と殆んど同様の問題でございますが、ただ入出国の問題は、ここにおきましては余り大きな問題でなく、九州、中国方面と違いまして、極めて僅かにこれを見るたけでございまして、取上げるだけのことはございませんが、北海道といたしまして、只今の問題は、第一が海上における漁区の問題であり……

第8回国会 外務委員会 第3号(1950/07/27、2期、自由党)

○團伊能君 只今極めて暫定的ではございましようが、外務省で只今出張員はどういうステータスにおいてお考えになつていられるのでありましようか。これは正規の外交官でございますか、いずれ決定いたすことでございましようけれども、只今の身分をちよつと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ああ、そうですか。そうするとこれは将来は領事官というようなものに大体置き換えられるお見込みのものでございましようか。只今そういうことは分りませんか。

第8回国会 外務委員会 第閉会後3号(1950/11/17、2期、自由党)

○團伊能君 只今曾彌君の御質疑にありました連関の最も深いものと存じますが、例えば第三次大戰へこのまま転入しようとするのではないかという一つの仮説的な意見のよつて起つて参りますところは、要するに北朝鮮におきます中共軍の行動の意図というものにいろいろな想像が加えられるところに存在するかと思います。北朝鮮の中共軍につきましてすでにこの度でなく、北鮮軍における協力が従来どの程度のものでございましたか。又今日甚だ沓として掴み難いのでございますが、これらの情報につきまして幾らか私共にその意図を察知せしめるような情報が若しもお教え頂けましたならば、非常に我々の判断として、又国民の判断として役立つと思いますが……

第8回国会 外務委員会 第4号(1950/07/29、2期、自由党)

○團伊能君 私二、三の点につきまして外務大臣のお考えを承わりたいと思います。  只今までの講和條約の法理的な立場、或いは考え方と少し違いまして、或いは杉原君の言われる講和会議の実体というものに少し触れるかも知れませんが、尚同時に今日の日本の生活としてどうしても無視できない問題でございます点におきまして、外務委員会として、又外務大臣としての御関係にあることを伺いたいと思います。  その第一は、終戰以来日本人の生活に今まで余りありませんでしたが、非常に関係をして来る少数民族というような問題とまあ呼ばれるべき問題がありまして、我々国内の生活におきまして、その中に殊に東洋方面の他民族と共に暮さなければ……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 外務委員会 第1号(1950/12/01、2期、自由党)

○團伊能君 只今曾祢君からも御質問がありましたが、二、三伺いたいと思います。第一は、これが今日フランスにおきまして文化活動ができるということは大変結構なことでありますが、外務省といたしまして、只今曾祢君の御質問と重複いたしますが、在外事務所のできたところ全部にこれを同じような条件で司令部の許可の下にお始めになり、許可をおとりになるという、御意思がありますかどうか、ちよつとお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 次に従来の外務省で、文化事業部その他が御指導になります在外文化事業におきまして、一番困つた問題は、外務省在外公館それ自身がそういうことにタツチなさることによりまして、ことごとくそれは……

第9回国会 外務委員会 第2号(1950/12/06、2期、自由党)

○團伊能君 もう時間もございませんので私の質問は次回に御遠慮いたします。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 外務委員会 第2号(1951/02/05、2期、自由党)

○團伊能君 極めて重大な深刻なる千島列島の問題を、この委員会で取上げるに当りまして、私はその前に二、三、伺つて置き、又この委員会といたしまして、決定して置かねばならん極めて小さい字句の問題でございますが、字句の問題の御協議を一遍願いたいと思います。それは現在の條約面に現われております問題に千島という文字はございません。千島は従来蝦夷千島と申しまして、極めて北方諸島という意味で、松前藩その他が幕政間に使つておつた文字でございまして、これは世界に共通性のない文字であります。そのために一の千島という文字を使うことによりまして、本問題が非常に誤解をされ、或いは不明瞭になつているところがあると存じますの……

第10回国会 外務委員会 第3号(1951/02/06、2期、自由党)

○團伊能君 今日我が国民といたしまして、今日までともに一つの国民として参りました沖繩、琉球その他のかたがたと或いは袂をわかたなければならないような、極めて国民として考えて悲劇であるこの問題につきましての御陳情を伺い、皆様の御趣意、我々全く肝に銘ずる次第でございます。  ここに私一、二お伺いしたいのは、只今伊江先生その他からの御説明に対して、もう少しよく伺つておきたいという問題がございます。只今奄美大島についてお話になりました、いわゆる今日日本の統治から離れている事情、一九四六年の一月二十九日総司令部覚書で日本のとにかく統治から離れているということは、必ずしもこれは講和会議におきまして日本の所属……

第10回国会 外務委員会 第4号(1951/02/07、2期、自由党)

○團伊能君 只今の問題でちよつとお伺いしたいのは、最初の十九年の八月になつて、どういう事情で、日本軍によつて本土に移されたときの御事情を承わりたい。  それから次は、終戰後はお帰りになる機会があつたかどうか。そして例の占領法規といたしまして小笠原諸島が行政上分離されました司令官の覚書が出るまでの間、終戰後ですね、その間はどういう関係にございましたか、ちよつとお聞きしたい。
【次の発言】 終戰になりまして、軍の管理を離れたとき、終戰後任意にお帰りになつたかたがありますか。
【次の発言】 帰されなかつたのですか。
【次の発言】 もう一つ、これはほかのことでございますが、小笠原を考えます上に我々の知……

第10回国会 外務委員会 第5号(1951/02/15、2期、自由党)

○團伊能君 先ほどからたびたびお話に出ましたのですが、ここに少しく繰返し総理にお伺いしたいと思いますのは、領土の問題でございますが、これはポツダム宣言を受諾した以上、これにつきまして、我々の言うべき筋合いもなく、又権利もない。又現に甚だデリケートな問題でございますために、ダレスさんも大体この点は言わぬほうがいいだろうというような御忠告もあつたように承わつておりますが、これは国民といたして、非常に切実な問題でございまして、殊に非常に狭隘な領土に多くの人口を持つておる日本といたしましては、例えば非常に小さな島一つでも非常に我々には貴重なものでございますので、国民の関心はこの点につきまして、非常に切……

第10回国会 外務委員会 第6号(1951/02/22、2期、自由党)

○團伊能君 只今曾杯君の御提案に私ども賛成でございます。講和会議開催の問題につきましては多々研究すべき点があり、只今までも総理その他の本院における応答の形において、断片的なる総理の構想も承わりましたが、併しそれを総合的に一つの講和会議の提案の形が、講和会議の条約に盛込まれると思われるすべてのものを、相当突込んだ系統的な研究をこの委員会としては出すべきだと思うのであります。その点におきまして只今曾杯君が集団保障の問題及び領土の帰属の問題等を中心としてというお話でございましたが、誠にそれが一番重要な点だと存じますが、なお若しも講和条約が締結されましたとき、これは非常に大きな立法でございまして、又国……

第10回国会 外務委員会 第7号(1951/02/27、2期、自由党)

○團伊能君 先日、ダレス特使と吉田総理の間に、アメリカ、カナダ及びコスタリカ間にある五つの條約につきまして、その條約に語われた範囲に対して、大体日本の漁船を入れないというような、御両所の書簡が取交されておりますことは、この書簡が取交されたことは我々も開いておりますが、これは将来漁業條約というものに無論参加するのでございましようが、又新らしく條約が作られるでございましようが、これらのことは首相とダレス特使との間に取交された私的の書簡とは考えますが、健際上におきまして将来の條約に対しまして相当重いコミットが行われたものと考えましてこれらを又改変することができず、又将来の條約の一つの見本が提供した約……

第10回国会 外務委員会 第8号(1951/03/14、2期、自由党)

○團伊能君 このたびこの條約にあります漁区と只今のマッカーサー・ラインとの関係はどうなりますか、ちよつと御説明承わりたいと思います。勿論この漁区としては東支那海、日本海すべて入つておりますが、やはりマッカーサー・ラインのほうが優先してこの條約の範囲でもマッカーサー・ラインは出られないということに思いますが、その点は如何ですか。
【次の発言】 次にお尋ねしますが、これはその何でしようか、母船漁業ですね、母船式の捕鯨以外の極めて小さい沿岸的なものも含まれておるのでございますか。
【次の発言】 ではまつこう鯨もその中に……。
【次の発言】 先ほど伺いましたマッカーサー・ラインとの関係でございますが、……

第10回国会 外務委員会 第9号(1951/03/28、2期、自由党)

○團伊能君 第二條の任務のところによりますと、この管掌事務は大体におきまして今曾祢君が言われたような厚生省の問題でありますけれども、これは非常な大きな点でもあり、又調査報告のようなのは相当国家的にやらなければできないようなものがありますが、これに加盟することによつてこれを実施する何かの機関をこちらでお作りになるお考えがありますか。
【次の発言】 わかりました。

第10回国会 外務委員会 第11号(1951/05/16、2期、自由党)

○團伊能君 この前の文部、外務連合委員会におきまして、文部委員会を中心とする御意見もいろいろ伺い、又それに対する御答弁として文部省及び外務省の御意見も伺いましたが、二、三なお質疑して、御説明頂きたいと思う点もございますので、それをお伺いしたいと思います。  第一に、この承認になりまして参加いたしますにつきまして、これにはそれ相当なる分担金が要求されているように思いますが、この分担金は曾つてユネスコ代表の李代表と話したことがございまして、これは中華代表ですか……、李代表も分担金がなかなか高いので非常に困つているというようなお話がありましたが、この点御説明頂けませんでしようか。

第10回国会 外務委員会 第12号(1951/05/18、2期、自由党)

○團伊能君 極めて簡単なことを二つほど伺いたいと思います。先ほどから総理に御質問のありました問題で、直接侵略を受けた場合、国民は一致団結してこれに当るということの総理のお考え、よくわかつております。実はこの前もこの問題につきまして少し質問いたしまして、甚だ繰返すようでございまするが、この点につきましては、もう少し詳しく総理のお考えを承わりたいと思います。直接侵略を受けたる場合、米国がこの日本の防衞に当り、日本が駐屯軍に対して便宜を供与するという形の條約が結ばれつつあることは御承知の通りでございますが、この点につきまして、国民としてはまだどうもはつきりいたさないところがありますので、その点もう少……

第10回国会 外務委員会 第14号(1951/06/01、2期、自由党)

○團伊能君 只今伊達君の質問の中にある條約取きめは、條約草案の、條約の條件の取きめから批准まで全部政府がやるという御説明を承わりましたが、その條約取きめの中に国会承認も條約取きめの一つの條件として入つておると思いますが、その点如何ですか。
【次の発言】 只今次官の御説明でとつて行くべきものというお話がありましたが、又憲法にもそうございますが、併し七十三條によりますると、時宜に、そのときの事情によつてに取きめ後の承認を、取きめ後に、場合によつては取きめたのちに承認を経ることもあると書いてあります。そういたしますと、取きめ前、締結前又は締結後に国会の承認を経ることはいずれにしてもその必要條件と考え……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 外務委員会 第3号(1951/08/18、2期、自由党)

○團伊能君 先ほど曾祢君がすでに御質問になりました第三条でございますが、これにおきまして琉球その他の二十九度線以南の土地の帰属、民族の帰属問題は、そこに残して参りました日本人の私有財産というようなものを含めまして、全部は施政権者である合衆国の立法によつて決定されるものと承知してよろしうございますか。
【次の発言】 御説明を承わりますと、この第三条に含まれた地域にあります日本人の資産というものは、他の土地にあるものと異なりまして、将来の取扱によつてはそれがなお日本人の手に存在し得る可能性があるものと承知してよろしうございますか。
【次の発言】 次に曾祢君が御質問になつた外国軍隊の日本駐在に関する……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 外務委員会 第5号(1951/11/26、2期、自由党)

○團伊能君 只今政務次官の御説明で、これらの奄美大島及び千島問題につきまして、この請願を決定いたしまして、内閣に送付することは賛成でございますが、この際に政務局長からも御説明を承わりたいと思いますが、只今政府次官のお話で、吉田首席全権からもこの問題は講和会議において表明せられたということを承わりました。外務省においては、この問題につきましてはすでに米国その他各国にその從來の経緯につき御説明になつておるというお話は承わりましたが、事実只今政務次官の、この請願にありますように從來の千島列島、殊に千島列島の帰属の歴史的根拠、条約の関係等は甚だしく説明されていない状態にあると思います。各国の議会におき……

第12回国会 人事委員会 第15号(1951/11/28、2期、自由党)

○團伊能君 只今上程いたされております一般職の職員の給与に関する法律の一部改正法律案、又同様に特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び昭和二十六年度における国家公務員に対する年末手当の額の特例に関する法律案、最後に国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案、この四つの法案に対しまして、私は自由党を代表いたしまして賛成するものであります。これらの四つの法案に重大な関係を持つております人事院の政府及び国会になされました勧告につきましては、極めて重要なものであり、又これを尊重すべき理由を有するものであると考えております。今日、先ほどからいろいろ御意見もご……

第12回国会 人事委員会 第16号(1951/11/30、2期、自由党)

○團伊能君 只今の所得税の全廃或いは廃止ということについての法律的な手続きにつきまして、政府から御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 先ほど加藤君の御説明もあり、千葉君からも御説明がありましたが、私千葉君の説明にありましたように、ここに二つの請願の種類がありまして、現に法律自体で許可したものを又禁止したというような、法律の発動によつて禁止したり許可したりするもので、ここで現に法律が禁止しているものを許可しろという請願は、これは法律的な結論が矛盾いたしますので、これを採択しないということはあり得ると思います。他の請願、これはむしろ参考的な意見になるという意味の請願におきましては、いわゆる民……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 外務委員会 第2号(1952/02/12、2期、自由党)

○團伊能君 只今委員長からお諮りになりました理事互選の件につきましては、成規の手続を省略いたしまして委員長一任という動議を提出いたします。
【次の発言】 只今のまぐろ問題につきまして、もう少し政府のお考えをお伺いしたいと思います。米国の今度のまぐろ関税問題につきましては、米国で非常に重大な問題になつておりますけれども、実際は東部は余り関係がなく、専らカリフオルニアの業者の利害問題が中心となつておりまして、別に、私ども観察して、これがアメリカの朝野の国論として大問題になつておるわけではないと考えまするので、又このまぐろ自身は日本の食糧問題と関係ない、日本ではこれを食糧としない。フイリピン近海その……

第13回国会 外務委員会 第3号(1952/02/14、2期、自由党)

○團伊能君 本日の委員会の議題以外に離れるかも知れませんが、幸い外務政務次官もいられますので、少し議題を離れますが、五分ばかり質問をお許し願いたいと思います。政務次官にちよつとお伺いいたしますが、最近に南方水域三十度線に限定されておりました日本の水域が、二十九度線まで延びまして、そうして従来の鹿児島県十島村と申しておりました十の島からできております群島でありますが、その三つはすでに三十度線以北にありまして日本の領土になつておりましたが、新たに七島がこれに加わりまして、我が国に帰属いたしましたことは非常に御同慶に堪えない次第であります。ここにつきまして一、二外務省としておとりになるべき問題を離れ……

第13回国会 外務委員会 第4号(1952/02/21、2期、自由党)

○團伊能君 只今御説明を承わりまして非常にあれですが、その中におきまして一、二点こういう考え方ではないかという、私質問をさして頂きたいと思うのであります。  このフイリピンが最初にフイリピン政府の提案にあります協定前といえども、又は批准以前といえども、一割に該当するものを日本が賠償を支拂う誠意の表現としてあらかじめ支拂うという條項でございますが、これはまあ後には変つておりますが、やはり一割ということが出ております。これはフイリピン側においてこの賠償を拂うことが、即ち批准をする前提傑作であるというような工合に考えているのではないかという、私ちよつと疑いを持ちますが、その辺の御説明を頂きたいと思い……

第13回国会 外務委員会 第6号(1952/02/26、2期、自由党)

○團伊能君 この佐世保の問題は一地方の問題でございますが、勿論これは行政協定に関係のある問題であり、その決定によりまして、なおこの陳情の取扱も変つて来ることであると思いますが、只今伺つておると、岡田委員と次官とのお話は少し私どもの理解できないところがございまして、やはりこの合同委員会なるものも従来の占領政策におけるアメリカの立場という意味にこの合同委員会をおとりになつておるようなところがございます。又次官のお答えもそういう取扱かと存じますが、私ども考えますに、合同委員会は日本を防衛するという共通の目的のために行われる合同委員会でございまして、これはアメリカのためでもなく、又占領目的のためでもご……

第13回国会 外務委員会 第7号(1952/02/28、2期、自由党)

○團伊能君 只今の吉川君の御質問に関連して承わりますが、そうするとこれは分配事務がまだできないから、分配事務の完了するまでポツダム政令と同一の方法によつてこれを続行するということでございますか。
【次の発言】 この条約は従来の国際連盟のものが国際連合に移るのでございますから、これは直接関係がございませんから、丁度条約が出ました際に、厚生技官にちよつとお伺いいたしたいのですが、極めて概括的なことでございますけれども、戦前、戦争中及び戦後において日本ではこの麻薬使用の許可のない使用が行われておるということは、これは状態をちよつと伺いたいと存じます。それでこれに加盟いたしますにつきましては、国内にお……

第13回国会 外務委員会 第9号(1952/03/06、2期、自由党)

○團伊能君 理事の互選の方法につきましては、成規の手続を省略して委員長の指名に一任するの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今の次官の御説明でよくわかりましたが、一、二参考に承わりたいと存じますが、これは民間の賠償指定工場或いは機械でございますが、この指定になりました場合、どういう理由で指定になりましたかよく存じませんが、日本の過剩生産と考えられる工場、これを賠償に指定して、賠償として外国へ出す、賠償物資に当てるというような意見であつたと思いますが、それにつきまして、同一事業をしていた工場で、一つは賠償指定を受け、成るものは受けないというような、甚だどういう理由がわからないことが多少その間……

第13回国会 外務委員会 第13号(1952/03/20、2期、自由党)

○團伊能君 私は存じませんでして、今お伺いいたしましたばかりなんですが、ユネスコ関係のことは何か外務省とお話合い或いはその他の事情で、文部省関係に行き……文部委員会にかかつておりますのでございますか。従来これは外務省が非常に深い関係を持つておるのでございますが、その点はちよつと次官からでも説明を頂きたい。
【次の発言】 只今の御説明でございますと、結局こういうことに承知いたしてよろしうございましようか。結局ユネスコ活動の主体、殊に予算に関してはそうなりますと、文部省予算の中でユネスコ活動をする、それで外務省はそれが対外関係なり、通信なりに関する範囲において取継ぎをする。併しながらそれは文部省の……

第13回国会 外務委員会 第14号(1952/03/24、2期、自由党)

○團伊能君 只今参考人の御説明を承わる前に吉川さんの御発言がございましたので私も少し、吉川さんのお話につきまして伺つておりまして、大体において非常に参考になる点がございますが、ちよつと私が聞きそこなつたのかと思いますので、なお吉川さんからちよつと御説明も承わりたいと思いますが、只今参議院の意見は大体条約であるということに決定していると伺いましたが、それは政府も説明しておりますところで、これがその内容といたしまして、当然条約として扱わるべきものであるけれども、安全保障条約第三条において、すでに包括的な承認を得ているものであるから、ここに改めて再び国会の承認を得る必要はないという政府の説明でござい……

第13回国会 外務委員会 第22号(1952/04/16、2期、自由党)

○團伊能君 只今上程されております在外公館に勤務する外務公務員の給與に関する法律案に関しまして、私は賛成の意を表明いたします。  この法案につきまして細かい部分につきましては、先日来いろいろ委員会におきまして審議が加えられたところもあります。その点におきまして、なお多少私どもも了解しがたいところもございますけれども、講和発効に当りまして、ここに新らしく外交を再開するときに、できるだけこの外交の成果を挙げて頂くためのこの外務公務員の給與は重大なことでございますので、一日も早くこの法案の通過を願つていたのでございます。実はその中で一、二私も希望として申しますならば、この給與の割り振りの表にございま……

第13回国会 外務委員会 第23号(1952/04/23、2期、自由党)

○團伊能君 私は舞鶴地区を視察いたしました御報告をいたします。舞鶴軍港は呉、佐世保、横須賀に比較いたしまして、旧軍当時におきましてやや地位の低い小さい軍港でございましたが、日本海に面しておる特殊な地形によつて、軍縮的には或る意味の非常に有効なものがあつたと思います。この地形を見ますると、非常に深い湾の周囲は全部高い山に囲まれておりまして、非常に避難港として完全な要素を持つております。舞鶴の場合は丁度横須賀と長浦のように西港と東港に分れておりまして、東港は、あそこは二又になつておりますが、東港は全部海岸は海軍が使用しておりまして、西港は古い城下町でありまして、そこには漁港その他の港が今日も存在い……

第13回国会 外務委員会 第24号(1952/04/25、2期、自由党)

○團伊能君 只今長官からの御説明もございましたが、この問題は中国及び朝鮮に関するわけでありまして、これは今日だけの問題でなく、従来からいろいろ日本に在留されている中国や朝鮮の諸君の日本国内における生活問題はいろいろ歴史がございますので、この管理令自身が十分納得されれば決して非常に特別なものでない、大体において現在の形が保たれることがわかるでありましようけれども、従来から日本に在留されていた朝鮮人等の日本政府の取扱等が相当いろいろな適当でなかつた点もありますので、この管理令というものが実際以上に神経的な問題になつて不安焦慮をいたしているのではないかと思います。只今実は非常な末梢の生活において、日……

第13回国会 外務委員会 第25号(1952/04/26、2期、自由党)

○團伊能君 先ほで曾祢君から御発言がありましたように、二十八日に講和発効するという特殊な事情によりまして、月曜日の討論におきましては、理事会とお諮り頂きまして、討論時間等の御按配を願いたいという希望を申述べておきます。

第13回国会 外務委員会 第29号(1952/05/15、2期、自由党)

○團伊能君 先日国際計数センターの問題につきまして外務省から説明を承りましたが、そのときにちよつと質問することを忘れておりましたが、これに加入することにつきまして、日本国内において相当の施設をするとか、或いは機械を使う関係で多少の予算を伴うものでございましようか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 これに参加いたすにつきまして、直接要らなくても分担金のようなものが要つるのじやないかと思いますが、この機関を利用さしてもらうことにつきまして……。
【次の発言】 了承しました。

第13回国会 外務委員会 第31号(1952/05/20、2期、自由党)

○團伊能君 まだ国連に加盟を許されておりませんイタリーの例に見ましても、信託統治委員会の中には單にオブザーバーでなく、すでに十分発言もする委員としてイタリー国は加わつておりますが、それのイタリーの国連信託統治委員会に入つておりますステータス、どういう資格になつておりますか。伺いたいと思います。
【次の発言】 その委員の資格は、やはり正規の委員として出ているわけですか。
【次の発言】 只今のイタリーの非常に特殊な場合がありますけれども、先ほど杉原委員からもお話がありましたように、講和條約を受諾したそのときにおきまして、すでに国際連合に加盟する我が国の立場を声明し、又その義務を受諾することを声明し……

第13回国会 外務委員会 第38号(1952/06/06、2期、自由党)

○團伊能君 只今の九つの請願陳情につきましては、いずれも行政協定に伴いまして新しく米軍供与地区に関するものでございますが、それらの各請願の中に明らかに講和条約或いは安全保障条約、或いは行政協定にすでに条約として決定いたしておりますものを含んでおります場合には別といたしまして、これらの問題につきまして、各地方民の実情というものを政府においても十分調査して頂く必要もあろうかと存じまして、各地区についての実情はこの委員会も出張いたして調査いたしたわけでありますが、大体それがこの請願陳情に反映して来ておると思いますので、これを採択いたすことが適当かと思いますが、なお質問といたしまして、明らかに他の条約……

第13回国会 外務委員会 第39号(1952/06/10、2期、自由党)

○團伊能君 一つだけ。この前いろいろこれは御質問になりましたので重ねてお尋ねいたす必要もないかと思いますが、国際連合加盟国の代表者というのは、この特権を受けることになつておりますが、ここに併せて伺つておきたいのは、加盟国の代表者と国際連合軍の代表者との関係はどういうことになりますでしようか。
【次の発言】 国連軍の関係は、サンフランシスコで調印されましたアチソン吉田交換公文の中に国連軍に関する文字がございますのは御承知の通りでございますが、只今におきましては国連軍は一般の国連憲章にある場合以外に、日本国としては特別な取りきめというものはまだ行われていないのでありますか。

第13回国会 外務委員会 第41号(1952/06/17、2期、自由党)

○團伊能君 この條約によりまして現在の海上保安に関して船舶に関して細かい規定がございますが、これと並行して只今航空機に関しまして同一のような條約がございますかどうか。お伺いしたいと思います。
【次の発言】 さようでございます。
【次の発言】 航空條約はございますが、国際航空機の設備その他この條約にございますようないろいろな安全設備に対する規約というものが国際的にこれと並行して存在しておるものでございますか。
【次の発言】 そういたしますと、その條約はいずれ時機を以てこちらは審議することになるのでございましようか。
【次の発言】 了承いたしました。

第13回国会 外務委員会 第43号(1952/06/26、2期、自由党)

○團伊能君 曾祢さんの今の質問に連関して伺つておきたいと思いますが、只今の外務大臣の御説明はよくわかりましたが、実際問題として入国管理令のお話に触れましたが、これから将来の日本にいる中国人というものの国籍と申しますか、或いは日本にいる中国人を管理する本国政府との間のそういうものの取扱いについて、少し加えて御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、従来の台湾人が、この場合に台湾の中華民国の国民になるということはわかつておりますが、今度は従来中国人として日本で取扱つていた大陸の人で、大陸におるものの帰属する本国政府と称するものとの関係はどうなりますか。

第13回国会 外務委員会 第45号(1952/06/28、2期、自由党)

○團伊能君 私は自由党を代表いたしましてこの日華条約の承認に賛成いたすものであります。  日本といたしましては善隣友好の関係を再現いたしますことは独立後の日本といたしましての大方針であります。この線に沿いまして日本は只今東洋諸国の中で可能なる者とこの条約の締結を進めているわけであります。而してこの現在の国際情勢下におきまして、この日華条約はこの方針を実現いたして行きます方法として最も適切なるものであると思います。これは今日あります中華民国が曾つて中国全体にその統治を行なつていた時代とはそのあり方におきまして異なつてはおりますが、なお曾つて日本が戦争の相手国といたしましたのも中華民国でありまして……

第13回国会 議院運営委員会 第23号(1952/03/10、2期、自由党)

○團伊能君 これは、吉田さんの自衛戰力について、政府の憲法違反ということははつきり書いてございますか。自衛戰力について、今朝総理からもいろいろ詳しく説明ですか、辯明ですか、何かあり、その形がはつきりいたすと思うのですが、自衛戰力について、政府の憲法違反というのは、これから問題になつて御討議になるのでしようが、ここにこの表題をはつきりこうお書き頂くのを、もう少し彈力的にどうかお考え願えんでしようか。
【次の発言】 自衛戰力なるものがどういうものか、また我々も総理の真意がよくわかりません。それを果して自衛戰力が、この間のは失言ですか、どうですか、まだ決定的に総理がお考えになつて、それが正しいという……

第13回国会 議院運営委員会 第28号(1952/03/19、2期、自由党)

○團伊能君 只今岩木君のお説がありましたが、現に外務委員会その他予算委員会でも答弁なり御質疑がございましたが、問題のこれをどう取扱うかという問題よりも、むしろ内容に関する御質問があり、参考人のお説を聞きましたけれども、憲法学者に聞いたわけではなく外交関係のいろいろな学者或いは経験者に聞いているわけです。この内容に関しましては外務委員会で相当微細な質問をいたしております。併し最後のこれの憲法上の取扱いということになれば、これは外務委員会といたしましては外務委員会の範囲をいささか逸脱するものであり、そこにはつきりとした結論が出ておりませんし、先ほどから伺えば世論は全部そうであるというようなお話もご……

第13回国会 議院運営委員会 第29号(1952/03/20、2期、自由党)

○團伊能君 念のために伺つておきますが、これは只今決議通り認められましたが、昨日の岩木君の動議、これは当然解消されるようなお話ですが、再び岩木君の御動議に立返るということはしたくないということに了解してよろしうございますか。
【次の発言】 そういうふうに了解します。

第13回国会 決算委員会 第9号(1952/02/22、2期、自由党)

○團伊能君 只今の小酒井君の動議に賛成いたします。


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 外務委員会 第4号(1952/12/04、2期、自由党)

○團伊能君 今の岡田君の御要求に関連してこれは文書か表で一つ頂きたい。それからできましたら写真を入れて頂きたい。

第15回国会 外務委員会 第7号(1952/12/16、2期、自由党)

○團伊能君 只今岡田君からお話がありましたが、木村長官の受入れについての御説明は非常に細かいことがあつて、兼岩委員の御質問のいちいち具体的なことについて、長官も詳しく数字的の御説明の内容をお持ちになつていると思いますが、引揚の問題は他日に譲るか、或いは今岡田君の御提案のように、我々も参考資料として資料も頂いて、明日にでもやることにいたしまして、本日は他の議題の御審議に入られるようにお計らい願いたいと思います。

第15回国会 外務委員会 第10号(1952/12/22、2期、自由党)

○團伊能君 甚だ実際にわかり切つたことかも知れませんが、杜撰なことを伺いますが、曾称君の御質問に連関いたしまして、講和条約第三条のお話もありましたので、現在信託統治下にある琉球と米国との関係につきましてどういう法的根拠になつておるか、我々はつきりわからないところがあります。日本が占領下にありまして、戦後独立した後でも、これは直ちに琉球が入れるとも思わないのですが、ちよつとその大綱のところを伺いたいと思います。
【次の発言】 それから次に最近この大島郡を返すということを外務省から発表がございました。その発表のまあ正確性といいますか、信憑性はまだ我々もはつきりいたしませんが、その交渉もまあ多少現実……

第15回国会 外務委員会 第12号(1952/12/24、2期、自由党)

○團伊能君 私は、この法案に自由党を代表して賛成するものであります。先ほど伊達君から縷々お話もございましたが、本委員会は従来三年に亘りまして、千島、北海道、或いは南海の島までつぶさに辺境の研究をいたし、そうして密入国、密輸入、或いは漁船拿捕、或いは海上に横行しておりました海賊、或いは漁船の出漁区域等につきまして研究を続けて来たのであります。それからいたしましても、海上における治安というものが四面環海の日本におきまして非常に忘れられておりまして、今日治安問題は陸上に集中し、非常に広い海面というものが忘れられておりまして、従来の海上保安庁の監視船のごときも、その行動半径を繋いでも日本の周囲をカバー……

第15回国会 外務委員会 第13号(1953/02/20、2期、自由党)

○團伊能君 この問題は一応議運にかけて頂きましてどうでしようか。私らは水産委員会の問題じやないと思いますけれども、私は本質的な性質は外務或いは法務と思います。
【次の発言】 異議ございませんが、只今の曾祢君のお申入になつた問題につきましては、委員長とされまして然るべく善処して頂きたい。御研究頂いて成るべく水産委員会に御交渉を頂きたいと思います。なお理事その他とも御相談を願いたい。
【次の発言】 只今お話がありましたように、今朝発表されましたこの問題につきましては、二十三日の合同委員会におきまして合同審査をいたすことになりましたことは皆様御承知と思いますので、その際におきまして十分なる説明も頂き……

第15回国会 外務委員会 第14号(1953/02/23、2期、自由党)

○團伊能君 質問に先立ちまして須藤君の御発言の中にありましたこのたびの不幸なる大邦丸事件が、自由党の中にこれを以て再軍備のためにせんとするような議論があり、又それが自由党の中にもそういう空気があるという御発言がございました。我々これは全く見逃せないことでございますが、これらの発言が相当国際的にも重大性があるかと思いますので、委員長において然るべく須藤君と御相談頂きまして速記の改変なり或いは取消しなりをお願いしておきます。
【次の発言】 そういう意見が多数の国民の中に絶対ないとは考えられませんが、自由党の中の考えとしてはございませんのです。その点又須藤君に御相談頂きたいと思います。

第15回国会 図書館運営委員会 第3号(1952/12/24、2期、自由党)

○團伊能君 私今日初めてこの委員会に出まして、従来のいろいろな御努力非常に大きかつたものがあると思いますが、よく承知しております。建築につきまして、先日図面を拝見いたしました。この国会図書館の新らしく建設せられることは、日本の新らしい政治の上に又国として慶賀すべき大なる事業と考えまして、館長その他の御努力に私敬意を表している次第でございます。実際問題といたしては、この図書館の設計は館長もよく御承知の通り一般の建築と非常に違うところがございますので、その特徴がどこまでも発揮されている形に実現されたいということを私も希望いたします。実は日本の官庁建築において、使うほうの目的が徹底しないために形は立……


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 外務委員打合会 第閉会後2号(1951/07/16、2期、自由党)

○團伊能君 私逐条的には、多少部分的には関係ございますけれども、もう少しのちの機会に質問いたしたいと思いますが概括的なところ二、三、条約草案それ自身の性質について伺いたいと思うのですが、この草案は日本以外……、これらの連合国に渡されまして、只今御審議中のことと存じますが、この草案自身はまだ何らの効力を持つていないものでございまして、一つの全く草案でありますけれども、これについての修正は日本は特殊事情にありますが、他の連合国の主張があれば修正され得るものでございますかどうか。
【次の発言】 その場合に若しも非常に妥当と認められる問題につきまして、日本が一つの修正を提案することは、日本という特殊国……

第10回国会 水産・外務連合委員会 第1号(1951/03/06、2期、自由党)

○團伊能君 これも各個の場合でございますが、四人の証人のかたに伺います。この拿捕に来た船のどこかにその国の旗が揚げてありましたか、或いは何らか船の舷側その他に国、或いはそれに類するものを現わす記号をお認めになりましたか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 ほかの三君の場合をお伺いいたします。
【次の発言】 先ほどのちよつと質問の連続でありますが、その船の記号の、或いは旗のことはわかりましたが、この、船は何に属していた船であるか、会社に属腐していた船と思われますか、或いは政府に属していたと思いますか。要するに私船であるか、公船であるか、その点を伺いたいと思います。


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 外務・労働連合委員会 第1号(1951/11/10、2期、自由党)

○團伊能君 これを見ますると、滞納になつておる分担金云々のことがございますが、この最後の場合に、これは脱退したのでありますか、或いはその権利をただ中止されていたような状態でございますか。分担金と申しますと、再加盟ということは少しおかしいように思いますが、そ辺のいきさつを伺いたい。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 外務・人事連合委員会 第3号(1952/03/28、2期、自由党)

○團伊能君 ちよつと十條に連関して質問したいと思いますが、今の千葉君の御質問にちよつと附言して私伺いたいと思いますが、千葉君の御質問にあるように、この財務、商務その他に関する外交領事事務ということの言葉が少し明瞭じやないように思いますが、臆測いたしますのに、従来海外にありました領事館或いは公使館以外に財務官、商務官、農商務省の出張員及び陸海軍武官というようなものは常住的に大体各省から向うに出ていられたかたでありまして、いわゆる各省を代表する出先機関というものが非常に複雑な形でございましたが、これを読みますと、一応臆測されるところは、全部それをやめて外務省の外務外交領事事務官といたすのでごいざま……

第13回国会 外務・水産連合委員会 第2号(1952/06/12、2期、自由党)

○團伊能君 外務大臣にお伺いします。米国及びカナダの委員その他の意向としてこういうことがありましたかどうかお伺いいたしたいのでございますが、 日本の立場に立つて考えますと、御承知のように北米沿岸というようなことよりもむしろ日本に近い島、沿岸、或いは世界の三大漁場の一つと言われているオホーツク海その他日本の北方漁区というものが非常に重大なものであると考えますが、これらは御承知のようにソ連の最も近い海でありまして、これらに対する漁業の状態は非常に今日におきましても閉鎖されております形であります。ソ連が十二海里の領海を主張するために北海道に近い南千島方面でも十二海里の線を引いて参りますと殆んど公海と……

第13回国会 文部・外務連合委員会 第1号(1952/03/26、2期、自由党)

○團伊能君 この参考資料ですが、ちよつとできましたならばこれを配付して頂きたいものがありますが、委員長において適宜お取計らいを頂きたいと思います。一つは、主要なものの全部とは申しませんが、各国の国内委員会はどこの省の所管になつているかということの表でよろしうございますから承わりたいと思います。それから次は国際連合の私的協力国際委員会ですが、只今いろいろなお話を伺いましたが、多少違つておるところもあると思いますから……その国際的協力の形におきましては非常に似たものがあると思いますが、その私的協力委員会の規約或いは対外的協力関係の形態とかにつきまして、資料がございましたら頂戴いたしたいと思います。

第13回国会 文部・外務連合委員会 第2号(1952/04/18、2期、自由党)

○團伊能君 本日の連合委員会におきまして、政府委員がおいでになりますけれども、こと非常にこれは国際的にも国内的にも重要な問題と思いますので、でき得べくんば文部大臣の御出席を委員長から御要請頂くように御提案いたします。
【次の発言】 議事進行につきましてちよつと発言いたします。実はこの先日の連合委員会におきまして提案理由も一応紙に書いたものは承わりました。今日は私大臣から直接大臣のこれについてお考えも伺えるものとして出席いたしましたが、今日も大臣の御出席はありませんでした。実はユネスコ活動は今日国際連合の一面といたしまして非常に重要性を持つて参りまして、国際的に、世界的に活動を開始しております。……

第13回国会 文部・外務連合委員会 第3号(1952/05/06、2期、自由党)

○團伊能君 ちよつと二、三伺いたいと思いますが、このユネスコ活動に関します法案を審議いたしますに当りまして、世話人会等で長く御検討になりました御意見がこの基礎になつておると考えますが、参考のために世話人会におきましてお考えになつたお考えを多少伺つておきたいと思う点が一つありますので、勝本さんからでも一つお話をして頂きたいと思います。只今澤田君がちよつとおつしやいましたが、文部省にこれをつけるその際に、いわば外局というようなものを作るというような御意見のように承わりましたが、まあそれは機構に関してそういうようなお考えがやはりございましたでしようか。文部省として、文部省には属するけれども、普通の内……

第13回国会 文部・外務連合委員会 第4号(1952/05/15、2期、自由党)

○團伊能君 只今徳川委員から、海外の駐在員につきまして御質疑が、ございましたが、なおそれに附加えて二、三伺いたいと存じます。これが常駐の政府代表或いはユネスコの国内委員会の代表を置くことは絶対に必要なことと考えまして、それなくしては殆んど日本がユネスコに参加した意義はないものと思います。このユネスコの代表者は、バリの本部及びその活動に照し合せましても、決してパリのみに駐在しているのではなく、ときどき各地において行われます小委員会或いは委員会その他に常時出席して、連続的にこの仕事を引受けて頂くかたがなければ、到底成り立たないと考えますが、そういう点におきまして一つ伺いたいのは、国内における国内委……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 外務・法務連合委員会 第1号(1953/03/05、2期、自由党)

○團伊能君 李承晩ラインは、韓国側の一方的な宣言でございまして、日本といたしては、これを認めていない状態はよく我々共承知いたしておりますけれども、李承晩ラインの中側における漁業は、これに制限を加え、旦つ日本の漁船がここに入ることを許さないということを声明いたしておりますし、現に拿捕せられました日本の漁船について、韓国側の言い分といたしては、李承晩ラインの中に侵入したことによつて拿捕したというようなことを声明しておりまして、李承晩ラインというものは一方的宣言でございますが、そのうちにおきまして、韓国はすでに一つの行動を実施しておるのであります。そういたしまして、この島根県に属しておりました古い名……

第15回国会 水産・法務・外務連合委員会 第1号(1953/02/23、2期、自由党)

○團伊能君 それは第一大邦丸、第二大邦丸のかたに一つ伺いたいのですが、両船ともその前夜は日本から出た航行中でありましたか。つまり夜を明かした回数は日本から出て何回になりますか。
【次の発言】 そうするとその間、夜間或いは潮流風速その他の関係に流していて、済州島でなくとも、附近の島嶼の附近に近付いたという記憶はありますか。
【次の発言】 諸君の測定によつても島に近付いたと後に考えられることもありませんか。
【次の発言】 次に伺いますが、接近して来て発砲し、且つその船を停止命令した船につきまして先ほど御説明がありましたが、少しはつきりしませんでしたが、その船の船種と言いますか、その船は漁船に近いと……



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データ更新日:2022/12/18

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