島村軍次 参議院議員
3期国会発言一覧

島村軍次[参]在籍期 : 1期- 2期-| 3期|- 4期
島村軍次[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは島村軍次参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

島村軍次[参]本会議発言(全期間)
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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 参議院本会議 第19号(1954/03/17、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は只今提案されました地方税法の一部改正案その他三案について若干の質問をいたさんとするものであります。  先ず第一は、基本となるべき地方自治の本質に関する問題であります。独立後の我が国地方自治は、申上げるまでもなく自立態勢の見地よりいたしましても、又憲法の条章にありまする主権在民の理念によりましても、民主的体制を地方行政に取入れると共に、これによつて国の民主的政治体制の基礎を培養すべきであることは何人も異存のないところと思うのであります。先に設立されました地方行政調査委員会議の設立に当りまして吉田首相みずからは次のごとく述べておるのであります。即ちこの調査会議によつて新憲法の意図……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 参議院本会議 第6号(1954/12/07、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は緑風会を代表いたしまして、只今議題となりました本決議案に賛成するものでございます。  我が国の決算審査制度は、遠く明治時代の立憲制度の確立から引続き行われて参つておるのでありまして、すでに六十余年の歴史と伝統を持つておることは御承知の通りであります。予算制度と共に極めて重要な意義を持つておることも申すまでもないところであります。然るに多年に亘る国家財政を取扱う慣習は、それぞれ予算獲得に対しましては、極めて真剣にして、勢いの赴くところ、いわゆる分取り主義に堕し、常に国力と均衡を失するまでの弊害をかもした実例も少くないのでありまするが、一たび決算の審査に至りましては、国民の膏血を……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 参議院本会議 第5号(1955/12/09、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は緑風会を代表いたしまして、ただいま提案の法律案に関連して若干の質問をいたしたいと存じます。  現内閣成立の一つの試金石とも称すべき今回の臨時国会は、地方財政再建の問題がその唯一の目標であったことは御承知の通りであります。ここに保守合同ができ、これと同時にその気魄と努力がこの法案の中に現われることを大いに期待いたしておったのであります。しかるにこの措置はきわめて微温的でありまして、われわれの期待に反しましたことはまことに遺憾とするところでございます。大よそ、地方公共団体の運営は、現在の財政規模から申しますると、実質的には国家財政一〇〇に対して一五六を占めるという、まことに重大な……

島村軍次[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

島村軍次[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 決算委員会 第5号(1953/06/25、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今の問題に関連して二、三お尋ねいたします。国有財産法第二十二条によつて公園用地として東京都に無償で貸付けた。そこで目的外の使用ということになると思いますが、大蔵省はそれを引継がれた場合に、目的外の使用についての処置をどういうふうにお考えになつていますか。それからなお土地の使用料を目的外に使用して相当おとりになつておる。現在の額から言えば実情に合わんと思いますが、とにかく使用料をとつている。貸付以来数年に亘つて毎月受取つて、而もなお且つ寄附金を受入れておる。これは国有財産の管理の点から言えば当然東京都から国庫に納付すべき筋合いのものでありますが、或いは納付の手続きがなければどうい……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後1号(1953/09/14、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は矢嶋委員長と二人で第班五名による島根、鳥取、山口、福岡、佐賀、長崎の各県の視察の概要を御報告申上げたいと存じます。  詳細なる点については別途報告書を御覧を願うことにいたしまして本委員会として特に研究を要する事項及び特殊事情等、ついでなお本委員会が先に審議されました事情に鑑みまして、特に災害県に対して、先の諸点に関してのあらかじめの調査をお願いを申上げましたので、その諸点について御報告を申上げたいと思います。  第は、繋ぎ融資の支出状況、及び各府県の災害後における財政運用の情勢、これが第二点であります。第三には、各府県の金融、特に商工中金、農林中金、国民金融公庫等の融資状況、……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後2号(1953/09/15、3期、緑風会)

○島村軍次君 ちよつとそれに関連して。本日の経過から見ますると、政府側の出席のなかつたことは、我々委員としても誠に遺憾に存ずるところでありまする地方の情勢を見まするというと、只今決議もありました通りに、応急措置は講じておりましても、なお、あとの始末について各地共非常な悩みを持つておるということであります。これに対する早急な措置が直ちに講ぜらるべきであると考えるのでありますが、明日は副総理の御出席と共に、関係大臣の出席につきましても、是非本部長たる副総理のほうから改めてお話を願つて、順次責任ある答弁なり或いはその後の情勢を、一般国民に本委員会を通じて説明されるように、特に希望いたしましておきたい……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後3号(1953/09/16、3期、緑風会)

○島村軍次君 一番最後の点は第二台風の際に七億五千万円の予算措置を講ぜられて、農作物に対し或いはその他の対策に対する予算措置を講ぜられた。併し今度の特別立法の場合に属するものは多く施設が主体になつている。それでそれらと切離して第二台風にとられた農作物等に関する災害についても同様に考えてもらいたい、こういうことが地元の要求でありました。昨日の決定の最後の線でした。最後の、意向はその意味でありますので、その点に対してのお答えを願いたい。
【次の発言】 第二台風でとられたと同様に、九州及び近畿或いは今回の水害についても、施設以外の農作物に対する予算措置を講じてもらいたい。こういう意味になつております……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第4号(1953/07/06、3期、緑風会)

○島村軍次君 ちよつとその前に。先般の理事懇談会で御決定になつた問題についての対策本部は、いわゆる第二台風の結末についてはお扱いになるのかならないのか。同時にその問題に関して現在までどういう態度をおとりになつているか、その問題を先に……。
【次の発言】 その扱いに関するその責任者はそうすると誰になつて来るわけですか。委員長のほうでおわかりでしたら……。
【次の発言】 そこで委員会の進行上第二台風についての一応の何といいますか、結論を出して、それから順序上さようにされることが適当ではないかと思うのでありますが、総合本部のほうのお話はそれとして、第二台風の結論をどう扱いますか、問題は理事懇談会の御……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第5号(1953/07/07、3期、緑風会)

○島村軍次君 昨日の委員会で問題になりましたのはその点が一つと、それから繋ぎ融資の使途についての問題であります。それは従来の考え方から言えば、いわゆる公共の応急施設に対する融資であります。ところが今回の災害が非常に広汎に亘つておる。従つてこの繋ぎ融資については従来の公共施設だけでなくして、例えば市町村の財政の問題とか、或いは単独県費に要する費用とか、或いは町村における単独工事に対しても、必要に応じて出し得るという説明が或る政府委員からあり、而して或る政府委員からは、繋ぎ融資はどこまでもいわゆる応急施設だ、こういう二つの答弁があつたわけで、そこで委員会において問題になつたわけですが、この点は現地……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第6号(1953/07/08、3期、緑風会)

○島村軍次君 先般の本委員会において、第二台風に関する農林省その他の災害対策についての結論を成るべく早く出して頂きたいということを希望申上げたのでありますが、その後の経過を農林省のほうから一応御報告願いたい。その後の経過については、予算上の折衝及び今日までの経過、それを主体にお話を願いたいと思います。
【次の発言】 そこで具体的な被害総額は、そうすると農林省の見積りでは麦の石数二百四十万石ということですが、全般を通じて被害総額なんぼと御推定になつておりますか。
【次の発言】 そうすると、先に農林省で大蔵省へ折衝するのに、約十九億ということであつたのですが、当時に比して、施設のほうでは同じ額、そ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第7号(1953/07/09、3期、緑風会)

○島村軍次君 そこで只今の松浦さんのお話のように、本委員会でポイントになるところは、要するに応急資金の総額が一体政府の考えておる通りでいいのか。或いは地元のほうはそれで足らんのかということが問題の中心だと思う。そこで長崎県で今配付されましたのが三千万円、それから所要額は三億、こういう話であります。政府の答弁によりますと、応急措置はいわゆる繋ぎ資金で土木、農地その他に要する金だ。それが三千万円だと思いますが、そのほかに或いは銀行を通じ、或いは国民金融公庫を通じ、或いは農林中央金庫を通じてそれぞれ手配しておる。その額を合せてみますと現在長崎県で、さような政府でとられた措置による金額は知事は全部数字……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第8号(1953/07/10、3期、緑風会)

○島村軍次君 昨日も申上げました通り、農林省の目下大蔵省との予算折衝の金額は、六党並びに府県の要求額に比しては相当距たりのあるものでありまして、これを以てしては、例えば災害地の利子補給であるとか、或いは被害地の種苗の輸送或いは種子の購入、苗の仕立て、その他緊急に処置すべき事項が相当あるのでありますが、これらに関する措置がいわゆる六党議員連盟の線に従つて本委員会としても措置すべきものと私は考えまして、この際政府に対して大覚議員連盟において決定をされました趣旨に従つて速かに予算措置を講ずべきの必要を認めますので、本委員会においても、さような意味における決定をいたしたいと考えまするので、各委員にお諮……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第9号(1953/07/11、3期、緑風会)

○島村軍次君 二、三お尋ねと資料の御提出をお願い申上げたいと思います。それは只今問題になつておりますのは、要するに繋ぎ資金の問題と、それから営農資金その他に関する問題だと思うのであります。そこで繋ぎ資金も二通りに分れておるのであります。これは県が一括しておやりになるのでしようが、県の要するものとそれから市町村の要するものとでき得るならば、分けて御算出願えればいいのじやないかと思います。それはやはり考え方が御承知の通りに補助その他で裏付のあるもの、起債であるとか、或いは補助金で裏付のあるものについての繋ぎ融資と、それから然らざるいわゆる府県単独の負担分或いは市町村単独の負担分、こういうように分れ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第12号(1953/07/20、3期、緑風会)

○島村軍次君 小松さんおいでにならんから経過は御存じないですが、委員長に代つて申上げれば、一応ここでは先に九州と山口を切離して結論を早く出してしまおう、あとの問題はあとで取上げようということになつております。資料なんかについてもこんがらかりますから、御賛成もあるようでありますからその意味で先に取上げて、和歌山の問題は第二に移つて、結論を出して頂きたい。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後16号(1953/10/24、3期、緑風会)

○島村軍次君 ちよつと議事進行について申上げますが、今の問題は重要な問題ですから後廻しにして、小委員長報告のほかの問題を取上げてもらい、先に委員会の意思を決定するようにして、最後に今の問題を取扱つてもらいたいと思います。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第17号(1953/07/25、3期、緑風会)

○島村軍次君 話が出たかも知れませんが、資金の中で営農資金の関係で、そこに地元福岡、佐賀等の特産品の叺の生産、これの原料がない。災害農家の副業で、叺の製造をやつておつたが、こういうものについても、営農資金として農協等でやる場合には、営農資金の対象の中に入れるべきだと思うのですが、どうですか。
【次の発言】 それに関連して、凍霜害等の場合に例があろうと思うのですが、藁の運賃です。これは考の中に当然入れて補助の対象にしてやるべきじやないかと思いますが、その点はどうですか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第19号(1953/07/28、3期、緑風会)

○島村軍次君 簡単に御報告を申上げたいと存じます。  同県の災害の特色から先ず申上げたいと思いますが、百九十六ヵ町村のうち今回の災害を受けましたのは約百ヵ町村でありまして、和歌山県には未だ曾つてなかつたということであります。従いまして第一回の報告の中には当初に四百四十億の被害額と称せられているのが、奥地の被害が判明するに従つて、而も奥地は全く潰滅状態になつたという町村や未だにわからないというような町村も相当あるようでありまして、恐らく十数ヵ町村以上にも及んでいるのじやなかろうか。殊に熊野川の上流等はまだ不十分のようでございますが、現在までにわかつておりまする被害総額は、二十五日現在において六百……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第20号(1953/07/29、3期、緑風会)

○島村軍次君 先ず第一に、第二台風の問題につきましては先般当委員会において御決定になりました線に従つて、七億五千万円の予備費の支出が決定いたしたようでありますから、御報告を申上げます。同時にそれに伴う資金融通に関する法律案が当委員会に付託になり決定をいたしましたので、これを御審議を願いたいと思います。内容はこの前の凍霜害の場合と同一の規定でありまして、今回皆さんのお手許で御立案になつておりまする資金融通の特別措置の利率が違うというだけでありまして、さようの内容でありますから、この取扱いについて至急に御決定を願うようにお願いをいたしたいと思います。  それから次に農林関係の小委員会における衆議院……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第21号(1953/07/30、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は本案は、すでに懇談会並びに両院の打合会等におきまして、十分審議を尽して参つた案件でありますので、この際、質疑、討論を省略して直ちに採決に入られんことの動議を提出いたします。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第23号(1953/08/03、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今の綱島衆議院委員長のほうからの説明は、大体了承いたしたのでありますが、米麦の売渡等の特例に関する法律案では、当初この法律第五条の、本法の実施に伴う食糧管理特別会計から生ずる損失額は一般会計から繰り入れるものとする。こういうのが正誤表で削除になつておりますが、その理由と、その間の事情を一つお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 只今の御説明に対しては、私は別途に意見を持つておりますが、本日は保留をいたしておきます。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第25号(1953/08/06、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今上程になりました四つの議案については、すでに相当な検討を加え且つ又衆議院との間に折衝をいたしました結果、大体の意見の一致を見ておりまするので、私は一括して本日この席で御決定を願うように計らつて頂きたいという前提の下に、二、三お尋ねを申上げたいと思うのであります。  第一は農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案中、第四項の農舎、畜舎とありまするのは、この字句は開拓地における農舎、畜舎及び農業者の共同利用に関する施設、こういうことに正誤が衆議院のほうから廻つておるはずですが、さように了解をいたしてよろしいか、その点を第一点にお伺いいたしま……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第27号(1953/08/08、3期、緑風会)

○島村軍次君 先に御説明の罹災学生に対する援護費三千円乃至六千円を七カ月分出すことは、資金ですか、補助費ですか。
【次の発言】 この説明はわかりましたが、現行法による場合とそれからこの法律による場合との差額を掻摘んで説明を願いたい。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第28号(1953/08/10、3期、緑風会)

○島村軍次君 この表を見ますと諸対策地方負担見込額の中に救助費、防疫対策、その他対策は含んでおりますが、今度の法律改正によつて例えば土木に対する補助金が、いろいろ補助率が殖えましたけれども、補助率が殖えてもやはり地方負担が相当に出ると思います。その建設省関係が幾ら、或いは農林省関係が幾ら、こういうことがこの表に載つておりませんが、その点はどうですか。
【次の発言】 この対策費の中には第二台風も含んでおるかどうかということ、第二台風……。
【次の発言】 そこで要求をいたしておきたいと思いまする点は、第二台風は農林省関係が主体ですから、恐らく地方財源を起債に求めるということは少いじやないかと思いま……

第16回国会 地方行政委員会 第1号(1953/05/22、3期、緑風会)

○島村軍次君 理事の数は三名として、理事互選の方法は、従来の慣例もありまするので、委員長の指名に一任することにいたしたいと存じます。右動議を提出いたします。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第16回国会 地方行政委員会 第閉会後1号(1953/08/17、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今のお話によりますと、六月十八日の通牒は、管理委員会としてはかねて希望しておつたことであるから、この解釈をはつきりしたものとして全国の管理委員会の関係者は納得しておるとこう解釈していいんですか。
【次の発言】 そうしますと、あの通牒によつて解釈ははつきりした、従つて疑義が従来あつたのが取去られた問題で、例えば本月の週刊朝日等に出ている論議は御覧になつたかどうか知りませんけれども、これらに対するあなたの御意見は、別に或いは反対論とか或いは各選挙の取扱上かくあるべしだというような積極的な御意見はないとこう解釈してよろしいですか。

第16回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1953/08/18、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今の地方制度との関連の問題は、大体アウト・ラインをお話になりましたが、まだ具体的の問題については御検討中であるとは考えまするが、例えば地方の経済調査庁というので、民主党内閣でできておるものが、今監察局という形になつております。それから財務局の仕事が非常に漸次拡大しまして、現に例えば建設省の仕事或いは農林省の仕事なんかでも、査定をする時分に財務局が立会うというような制度が現にやられておるのです。これらの問題は、長官もよく御存じであろうと思いますが、これは地方の者も迷惑しておるし、監察制度との関連、つまり費用の効率使用、或いはあとの工事執行に関する監査とかいうような問題ならばともか……

第16回国会 地方行政委員会 第閉会後11号(1953/10/23、3期、緑風会)

○島村軍次君 災害特例法によつて災害起債をやる場合には、利子補給をやるということは、このうちに入つているのですか、どうですか。
【次の発言】 そうすると、ちよつと法律を見ねばわからんのですが、今度の特別立法の中には平衡交付金の法律の中に、あれに該当するような事項があるので、つまりこういうことです、平衡交付金の特例法の法律は、別枠と言われますけれども、形は平衡交付金と言つて交付するのかどうか。
【次の発言】 そうすると、この起債のうちには無論入つて来るが、平衡交付金交付の際には、特別交付金として普通計上すべきもの以外に、プラスとして予算要求をし、そうしてそれは別途に交付する予定でおられるのかどう……

第16回国会 農林委員会 第3号(1953/06/17、3期、緑風会)

○委員外議員(島村軍次君) 只今の問題に関連して二、三伺つて見たいと思います。この検査規格は大体きまつておるわけでありますが、そこでこれを広い解釈で、救済の意味になれば規格がおのずから変つて来るということにはなりませんか。
【次の発言】 そこで河野委員の意見と多少異つているのですが、被害の程度によりましては五等麦にどうしてもかからないというようなものについても、併し色合とか、成熟の程度は非常にいい、これは飯用としては確かに価値のあるものだ、こういう場合に普通の規格としてはかからないものでも、只今説明に上れば、そういうものは加えるのだと、こういう解釈をしてよろしうございますか。

第16回国会 農林委員会 第7号(1953/06/30、3期、緑風会)

○委員外議員(島村軍次君) 大臣折角お出でですから、麦価の問題に関連して二、三お伺いいたしますが、第一は、今度の災害につきまして、買上価格や検査の等級を拡大して五等の甲、乙ということをお作りになる予定だと、更に等外までも食糧になるものは買上げようという御予定があるということでございますが、その点に関してはつきりしたお話を願うと同時に、これらの価格は大体規格の上でどういう価格を建前にお考えになつておりますか。
【次の発言】 然らばその議員提案によることを前提として、規格の決定はその発案を待つて近く決定する、その場合においては五等の乙以外に更に災害地についての規格が別途に定められるかということを念……

第16回国会 農林委員会 第25号(1953/07/29、3期、緑風会)

○委員外議員(島村軍次君) 農林関係の法案、その他今回の水害に伴う対策につきましては、参議院の本会議において特別委員会が第二台風及び九州地方の災害、和歌山地方の災害を扱うことになつておりましたので、特別委員会を開催いたし、小委員会の設置を見まして、ここに衆議院との間の連絡をとりました結果、大よそ成案を得ましたので、特に本委員会におきましても御了承を得て御賛成を頂きたい。中間の報告を申上げると同時にお願い申上げる次第であります。時間の関係もありまするので、現在まとまらんとしておりまする案について御報告を申上げたいと存じます。  去る七月二十一日に水害特別委員会におきまして特殊災害復旧のための臨時……

第16回国会 農林委員会 第29号(1953/08/04、3期、緑風会)

○委員外議員(島村軍次君) 先般の当委員会におきまして、目下特別委員会において審議中の法律案については大要の説明を申上げておつたのでありますが、衆議院におきまして、法案立案の上昨日予備審査に付せられまして対策委員会において審議をいたしておるのであります。恐らく本日の本会議において決定の上本付託になると思います。内容については先般申上げましたのと大要同じでありますが、森田委員からの御要求もあり、その概要について極めて簡単な資料でありますが、お手許に配付いたしておりまする印刷物について御覧の上逐次御説明を申上げ、御了解を得たいと存じます。  第一が、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 決算委員会 第閉会後1号(1953/11/09、3期、緑風会)

○島村軍次君 昨日視察いたしましたいわゆる民衆駅の中で、秋葉原の関係について貸借の内容及びその使用料金等について、今まで提出されておる以外に書類の提出希望いたしておきましたが、鉄道のほうでその書類はできましたでしようか。先ずその点から伺つて見たいと思います。
【次の発言】 あそこの駅の二番決算の審査上重要な問題は、我々が昨日要求いたしました資産の区分の関係が結局問題の中心になると思うのでありますが、なおそれに関連して実際を拝見いたしますると、出店者というものが、資料を提出された関係書類によつて契約を見ますると、契約と言いますか、指令書を見ますると、いわゆる会館の使用者と、指令書の出ている条項以……

第17回国会 地方行政委員会 第2号(1953/11/02、3期、緑風会)

○島村軍次君 関連して。外務大臣がお出でになることは是非お願いしたいと思うのですが、丁度法律案の提案は、この自治庁の関係だと思いますが、どうでしよう。
【次の発言】 塚田長官は法律案の提案者としての責任上、その復帰の時期についての政府側の御意見は塚田長官から聞かれれば非常に幸いだと思いますが……。
【次の発言】 先に折角塚田長官が発言を求めておられるようですから一応聞いたらどうですか。

第17回国会 地方行政委員会 第4号(1953/11/05、3期、緑風会)

○島村軍次君 第四条の当分の間、政令で定めるものを除く外という、その政令の範囲についてどういう事務を予定しておられるか、具体的に一つ御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、政令で定むる範囲については、司法関係以外は全部鹿児島県知事の出先に任す、こういうことに解していいですか。
【次の発言】 そうしますと、現に直轄でやつておる事務等については、各法令中、国が直接やつておる仕事が相当あると思うのでありますが、そういう問題についてもやはり一部分は、他の地方は直轄でやり、奄美群島に限つて出先でやらせるということになりますと、島政の問題について矛盾が出て来るのじやないかということが……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 決算委員会 第1号(1953/12/02、3期、緑風会)

○島村軍次君 第二班は菊田、堀両氏と共に沼津、豊橋、一ノ宮及び京都についての調査をいたしたのでありますが、以上簡単に説明を申上げます。  沼津駅は工費総額四千六百二十九万五千円、坪約七万円を要しております。二十八年三の竣功、鉄筋コンクリート二階建の駅舎、民衆駅の申請者は市でありまして、半額を商工会議所の別動隊である株式会社沼津駅デパートの負担であり、他の半額は市の負担ということに相成つております。建物の使用料、土地使用料等については附近地の評価を基準として定めたのでありまして、おおむね適当であると考えられました。その売店の殆んどが二階で、二十二人のいわゆる観光株式会社のメンバーが同地の観光並び……

第18回国会 決算委員会 第3号(1953/12/07、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今の御質問に関連して弘済会は財団法人ですか、社団になつておりますか。それから国鉄が監督されるということは、一体法律上から言えば公社の法規の上にあるのかどうか。  それからもう一つは民衆駅委員会というものは、これは法律上できめらるべきものですかどうか、或いは現在ないんだろうと思うのですがその点も併せて国鉄のほうから。

第18回国会 地方行政委員会 第4号(1953/12/08、3期、緑風会)

○島村軍次君 真接の関係ではありませんが、来年度の予算編成に関して地方財政平衡交付金の算定は、大体今回の補正に考えられたことを基準にしてお考えになつておるかどうかということが一つ。  それからもう一つは、中央では行政整理の問題が相当論議の中心になつて、本日の新聞によりますと、内閣委員会で塚田長官が御発言になつて、或る程度まで具体的な方法を御発表になつておるようでありますが、地方の自治団体に対しての考え方についてアウト・ラインがわかつておりますか。
【次の発言】 地方の行政整理……。
【次の発言】 今御説明になつたうちで、今回のベース・アツプによつて来来度においては二百五十億を増額すると、それか……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 決算委員会 第閉会後1号(1954/08/30、3期、緑風会)

○島村軍次君 第一に伺いたいと思いますのは、実験の結果によるということが、二カ月以内、場合によれば九月の末までに中間報告あるべしという只今の説明でありますが、先般の或る新聞紙上で拝見したところによりますと、学者と言いますか、これを扱う研究者仲間では二、三年の時日をかしてくれとか、或いは少くとも一年の時日をかしてくれというような開陳があつて、なかなか結論が出ないらしいというようなことが新聞紙上に伝つておつたのですが、その点は如何ですか。
【次の発言】 今八木委員のお話のように、現在の段階ではともかくも消費者が安心するかせないかという段階になつておるのです。従いましてなかなかむずかしいことかも知れ……

第19回国会 決算委員会 第2号(1954/02/01、3期、緑風会)

○島村軍次君 検査報告に関する説明書によりますというと、只今の案件は各項目別に減少する見込みであるとか、求償手続中であるとかということで国税庁が報告になつているようでありますが、これらの結末はどういうふうになつておりますか。一々各件ごとに承つてもこれは意味のないことでありまするけれども、ここに挙げられている件で、二千九百万円のうち弁償額が大体ここに出ておりますようですが、その後の経過を一つ一応承つておきたい。
【次の発言】 非行が改められ、監査制度が厳格になつて、そうして順次この件数が未然に防がれておるということに対しては只今御報告頂きまして、大いにこれは多とする点だろうと思うのでありますが、……

第19回国会 決算委員会 第閉会後3号(1954/09/01、3期、緑風会)

○島村軍次君 形式の問題が主体になりますが、全文を読んでみますと、前段に語つてあることが又書いてあつて、二回になつている。従つて前段を活かすなら、あとは要らない。併し昨日の御意見のようにするなら、前段をもう少し簡略にして、後段でその要点だけを上げる、こういうのが決議案の体裁と言いますか、同じことを語つているようですから、二回上げる必要はないのではないか。これが大体の意見です。具体的に申しますれば、八木さんのお話の点又奥さんの御意見の点、農林、厚生、外務、各省間に緊密な連絡というのを取つて直す。それから具体問題としては、後段の第三項にある「買付契約」というよりは、問題は、「買付方式、品質検査、輸……

第19回国会 決算委員会 第閉会後4号(1954/09/02、3期、緑風会)

○島村軍次君 説明があつたのかも知れませんが、谷川外六名というのはこれはどういう人なのですか。
【次の発言】 大分時間も経過したようですから、二、三希望を込めてお伺いいたしたいと思いますが、会計検査院の報告は、例えば現在審議中のものが二十七年度、二十六年度をやつと終つた。一年経過後にやるというのが従来の例になつておるようであります。これは我々としては、決算委員会としては、むしろもつと早く、未然に防止するということと是正するものは速かに是正する、これが目的でなければならんと思うのでありまして、そういう点から言いますと、全体をとりまとめてやられることには相当時間も要することであろうが、これは法律的……

第19回国会 決算委員会 第6号(1954/02/15、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(島村軍次君) 承知しました。  ちよつと大分時間が経過しましたけれども、私から、七百七十二号は全部が済んだというような先に説明があつたようでしたが、会計検査院の説明によりますと、一億一千二百万円のうち納入告知を発したものは六千五百万円で、その後千四百万円のまだ未収がある、こういうことのように聞いたと思うのですが、その点はどちらからでもいいのですが、ちよつと簡単に……。
【次の発言】 それではその点は次回までに一つはつきりした数字をお調べを願います。両方から……。  それからなお、七百七十五号と七百七十八号の「食糧の管理当を得ないもの」のうち、弁償額についての説明があつたのですが、その後……

第19回国会 決算委員会 第閉会後6号(1954/09/04、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は採決の前にもう少し審議を加えて頂きたい、こういう考え方で発言を求めたのですが、委員長のお許しがなかつたので、あとからでありますが一言申上げておきたいと思います。それは本日の出席がいかねば、明後日継続して出席を要求するというのが順序であろう、若しそれ口頭だけでいけねば、順序上書類の要求というのがあるわけですから、その措置をとつて而してその結果によつて審議を進めて行くというのが順序であろうと思います。総理大臣の問題は今委員長がとつさにお出しになつたので、或いは総理大臣の出席も必要であつたかも知れませんが、併し副総理の出席を求めた上でやるというのが順序じやなかつたかと私は考えまして……

第19回国会 決算委員会 第閉会後9号(1954/10/05、3期、緑風会)

○島村軍次君 二十七年度の会計検査院の検査報告に対する各省のいわゆる説明書というものが出ておりますが、これは二十六年度にも指摘した大きな事項ですが、極めて抽象的であつて、当時の責任者に対して十分な注意を与えたという結論のほうが千何百件の中では多数である。勿論重点的に考えますというと、そういうようなことで済むものもあろうと思うのですが、要するに会計検査院の検査というものはその実効がどういうふうになつたか、それから措置についてはつきり措置を講ずべきだというのが、参議院の決算委員会の数年来の意見であつたと思うのです。そういう点から考えまして、今丁度各省のこれに対する、指摘に対する回答を求めたというこ……

第19回国会 決算委員会 第閉会後10号(1954/10/06、3期、緑風会)

○島村軍次君 第一班は私と平林委員と両森委員と三名でありまして、大阪府並に福井県における裁判所並に農林省関係の現地調査を行なつたのでありますが、農林省関係は別の機会に譲りまして、裁別所関係に関して極めて簡単に御報告申上げまして、あとは報告書で御覧を願いたいと存じます。  会計検査院の指摘は、要約いたしますと裁判所庁舎が多数の戦災を受けて、全国に亘つていわゆるこれの再建の計画をお立てになつておるのでありますが、ところが非常に数が多くてなかなかできない。而も予算は極めて少くて、効率的使用がやられてないというのが会計検査院の指摘の要点であつたのであります。  そこでそういう見地から具体的にこの、三カ……

第19回国会 決算委員会 第閉会後11号(1954/10/07、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(島村軍次君) 私から総括的に一つ希望を申上げておきたいと思いますが、二十七年度の批難事項に関する処分の調書を別途調べたところによりますと、監督者及び決定者及び実行者に関する措置が、いずれも訓戒となつておつて返還金等の措置はないようでありますが、訓戒の程度はいわゆる何と言いますか、どういう程度のものか。非常に実質的には不注意によつて例えば数字の誤認というような問題は、これは非常な過失ではないかというような気もするのですが、そういう問題に対しての処分上の限界というか、そういう点について不十分だと思いますが、この点に対する……。
【次の発言】 十九以下は、処分については訓戒いずれもなし、検査……

第19回国会 決算委員会 第閉会後12号(1954/10/08、3期、緑風会)

○島村軍次君 全体的の問題について二、三簡単に伺つてみたいと思いますが、現在調達庁の二十九年度の予算はいくらになつているか。それから終戦処理費の繰越がずつと続いて来ておりますのがありますかどうか。それから現在の調達庁関係の直接の人員はどのくらいおられるか。附加えて申上げておきますが、業務の縮小の過程におきまして会計検査院の批難事項を見ますというと、関係職員の執務上の緊張を欠いた結果、こういうことになつたということが二十七年度の結果から窺えると思うのです。事業が縮小して参つたのでありますから、そういう点については十分な御注意ができていると思うのでありますが、あとの始末の問題、或いは今後の調達庁の……

第19回国会 決算委員会 第閉会後13号(1954/11/01、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(島村軍次君) それではこれから決算委員会を開会いたします。  本日は、小林委員長が病気静養中のため、私が代つて委員長の職をけがさせて頂きます。五日まで風邪引きだそうですから御了承願います。  初めに理事の互選についてお諮りを申上げます。理事平林太一君が八月三十日に委員を辞任されましたので、理事が一名欠員となつておりますが、再び同君が決算委員となられましたので、この際、先例によつて委員長から再び同君を理事に指名選任することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めましてさように決しました。

第19回国会 決算委員会 第閉会後14号(1954/11/02、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(島村軍次君) 只今より第十四回決算委員会を開会いたします。  本日は昭和三十七年度決算三件、農林省所管国有林野事業特別会計を議題といたします。検査報告第千五百七号から第千五百九号、千五百十号、千五百十一号から千五百十二号、六件を問題に供します。  先ず検査院の説明を願います。
【次の発言】 御質疑のおありのかたは御発言を願います。……ちよつと私から、質疑があるまで全体的な計画についてお伺いいたしますが、国有林野整備法の今の進行はどういう程度になつておりますか。
【次の発言】 ほかに。
【次の発言】 私からちよつと千五百八号、会計検査院の指摘によりますと売渡価格が約七百五十万円高価にいた……

第19回国会 決算委員会 第閉会後15号(1954/11/04、3期、緑風会)

○島村軍次君 六百一号は、そうすると高くなつているという、この検査報告によると二百九十六万円の高価に当つていると言いますが、これは何か適当な措置をとつたことになつておるのですか。この農林省の説明書によると、甚だ遺憾であるが今後注意するということだけで、このものそれ自身には何も措置をとつていないということですか。これは検査院のほうヘお聞きしたい。
【次の発言】 この機会に、金融公庫の総体についての問題で検査に関係のある事項を伺つてみたいと思うのですが、資料はどなたか御要求があつたようですから、この貸付をした現在までの二十六年からの全体に対する貸付及び償還期限の来ておるものの情勢はどうなつておるか……

第19回国会 決算委員会 第閉会後16号(1954/11/05、3期、緑風会)

○島村軍次君 ついでに今説明されました各項について、総括して会計検査院の調査の通りであるとするならば、総額何ぼということがトータルで出ておりますか。
【次の発言】 この中には転売したものも相当あるようですが、恐らく転売は売却の条件に反しているのじやないかと思いますが、六千六百六十五万円の金額は、端的に言えば、転売をしたために非常に高価に売つた、そういう金額の差も含んでおるかどうか。
【次の発言】 ちよつと私から伺いますが、検査院の報告に対してその説明書が出ていますが、六十何号に関する問題の説明は大体わかりましたが、あとの転売等に関しては、契約違反に対する処置については慎重に検討中であるというこ……

第19回国会 決算委員会 第17号(1954/04/01、3期、緑風会)

○島村軍次君 予備費の承認の問題はそれで結構だと思うのですが、幸い官房長官がお見えになつておりますが、決算の審査に当りましては、従来の慣例から言うと、各省ごとに主として局長がお出になるのがせいぜいだという程度です。勿論問題によつてはそれで、会計検査院の説明とそれから局長の説明によつて了承し得るものもあるわけであります。ところが只今どなたかが御発言になつたように、引続きの決算を審査いたしておりますというと、不当不正の支出が累年激増しておる。これに関しては、承認の場合に委員会は勿論本会議において相当の警告を発して来たのでありますが、どうも昭和二十四年度の警告を発し、二十五年度の警告を発したにかかわ……

第19回国会 決算委員会 第閉会後21号(1954/11/11、3期、緑風会)

○島村軍次君 鉄道会計は、他の公社と比較しまして相当厖大な内容を持つて、一つの独占企業としてはなかなか経理も困難だということはおおよそ想像がつくのでありますが、先ず第一に事業の損益計算の大要を拝見いたしますと、予算にも関係のあることなんですが、前年度の損失に比較してもまだ十三億八千五百万円損失になつている。そこで二十八年度の決算についてすでに会計検査院のほうでもお調べになつておりましようし、国有鉄道として御説明を願つてもいいわけですが、どちらからでも結構ですが、事業損益の概算がどうなつているか。それから二十九年度の今日までの情勢がどういう状況にありますか、先ずその点から一つ伺いたいと思います。

第19回国会 決算委員会 第閉会後22号(1954/11/26、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は検査院の御指摘のうちで保留しておるということの断定が下されておることがちよつとおかしいのじやないかと思うのです。これは今弁解するわけでもありませんが、取連の立場に立つわけではありませんが、一定のこういう要綱を定めて、それによつて、そこでどの程度を全販連においてお調べになつたのか、その点は伺つてみたいと思うのでありますが、私の見解を以ていたしますれば、協同組合の組織、殊にこの共同販売体制をやつておる場合には、農協事業全部について扱つたわけでございまして、直接支出した経費以外に、つまりその他の総体の人員というものは、これは支出を分析して見れば、必ずしも保留というような結論にはなら……

第19回国会 決算委員会 第24号(1954/04/21、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は緑風会を代表いたしまして、只今議題になつておりまする昭和二十六年度一般会計歳入歳出決算ほか二件に関して、これを承認し、併せて次の点を申上げまして特に政府の反省を促したいと存ずる次第であります。  大よそ我が国の予算制度が確立され、而うして国の行政事務が執行されまして以来、決算に関するいわゆる会計検査の調査或いは又これをそれぞれの機関に諮つて承認をするの制度は、もはや何十年の歴史を持つておるものと思われるのであります。遠くは余り論じませんが、終戦後における予算の執行が極めてルーズであつて、只今二者のお話の通り非常な件数の増加して参つたことは、誠に遺憾であると思うのであります。殊……

第19回国会 決算委員会 第閉会後24号(1954/11/29、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は緑風会を代表いたしまして、上程されました二十七年度決算三件に関しましては、次に申上げる希望を付してこれを承認いたしたいと考える次第であります。  我が国の新憲法によりますと、決算はこれを国会に提出して、これを承認を受けるという形に相成つておるのでありますが、おおよそ明治以来、官庁行政のうちで、予算の執行に関しては毎年々々決算に関して報告があると同時に、これの審査をした結果は、どうも極めてその執行の情勢が不十分であり、現に我が国の国会の制度或いは予算執行の制度等についても相当の議論のあるところは御承知の通りであります。特に終戦後における予算の執行が極めてルーズであつたということ……

第19回国会 決算委員会 第28号(1954/05/14、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今御説明を受けましたので、大体のアウト・ラインはわかつたのですが、構内旅客営業及び構内公衆衛生については、固定資産、固定財産管理規程による財産の使用料に、売上げ額に一定料金を乗じた額ということになつておりますが、固定財産管理規程はこの際改正されるのかどうか。
【次の発言】 そうなりますと、例えば池袋のようなところでありますと、なかなか構内営業の総収入額の料金の算定と、それから財産管理規程による財産の使用との区別がつきにくいと思いますが、そういう点については、どういうふうに考えておられるか。
【次の発言】 固定財産管理規程によつてこの額をきめる場合には、何という委員会でしたか、委……

第19回国会 決算委員会 第30号(1954/05/21、3期、緑風会)

○島村軍次君 簡単に……。これは途中から来ましたのですが、予算の上では補償費というものは一体どういうふうになつておるんですか。それに対する検査院のお考え方はどうですか。  それからもう一つは、こういう場合に対する会計上というか、財政法上の考え方に対する規則とか何か規定でもあるのか、或いはそれに対して検査院はどういうふうにお考えになつておりますか。

第19回国会 水産委員会 第閉会後1号(1954/07/07、3期、緑風会)

○委員外議員(島村軍次君) 海流関係についてどなたからでも結構ですから……。只今承わりますと、赤道以北についての被害というか、放射能の被害がよく現われている。以南については少い。そこであそこに出ております図は、あれは海流関係か何か知りませんが、一体海流の流れというものは我々素人ですからよくわかりませんが、四つの流れがあるとかいうお話だつたのですが、それは日本の沿岸及び魚族にどういう関係を持つものかということを一つと、それからもう一つは、素人で考えますというと、地球の自転によつて放射能の流れる道というか、方向がおよそきまつて来るのじやないか、それが例えば雨に乗つてそうして新潟へ落ちるとかいうよう……

第19回国会 水産委員会 第閉会後6号(1954/07/31、3期、緑風会)

○島村軍次君 大体只今の農林大臣の御発言で、責任を以て早急に片付けるというお話がありましたので、その点了承いたしたのでありますが、この融資の問題になりますと、お言葉にもあつたようでありますが、どうも府県に任し、或いは府県を通ずるという従来の融資の方法は他の農林資金の融通等の場合にも、玉手箱はあつてもなかなかそれは食付きができんというのが今までの例であつたのです。いわんや業者の人の御意見を聞いて見ると、そこにごろがつておる一億五千万円はまだ食付きができんのだという現在の状況であります。そこでしつこいようでありますが、これに担保をとるとか条件を、非常な条件をつける従来の型でやるということに対して、……

第19回国会 水産委員会 第閉会後7号(1954/08/09、3期、緑風会)

○島村軍次君 大体楠見委員の質問で尽きたのでありまするが、一点だけ一つ伺つておきたいことがございます。それは非常にお骨折頂いておることは有難いことであります。心から感謝をする次第でありますが、先ほどお話になつた生産者と流通関係にも出すということは結局回復するまでの繋ぎ融資、こういうふうな考え方でいらつしやるのか、つまり市場の値下りという問題についてはどういうふうな計算、三大臣でお話合いになつておる問題であるか、その点をちよつとはつきりしかねるのでその点一点伺つておきたい。
【次の発言】 そうしますと、端的に伺いますというと市場業者にも資金を出そうということであるかということと、それから生産者の……

第19回国会 水産委員会 第閉会後9号(1954/09/04、3期、緑風会)

○島村軍次君 ちよつと一つだけ伺つておきたいのですが、安藤国務大臣が非常にこの問題については進んでおやりになつておられることには敬意を表します。同時に最近の情勢から、前回の委員会の経過から見まして、我々は一日千秋の思いでこの解決を待つておつたのであります。然るにまあ今日までまだその段階に至らん、その事情も大体わかりました。一つ伺いたいと思いますのは、国民が最近特に不安に思つておる点は勿論福龍丸事件の問題もさることながら、最近の新聞紙上等にはその後入つて来る魚にも相当の被害があるということが出ております。そこでこれらに関しては勿論科学的にはなかなか困難点がありましようが、こういう問題に対して新被……

第19回国会 水産委員会 第閉会後11号(1954/09/07、3期、緑風会)

○島村軍次君 昨年の水害の例にならつて今年起りました北海道の暴風雨による漁業者の損害は莫大なものがあつたに鑑みて、内閣提出で資金融通に関する特別措置法が提出され、今年の五一月三十一日に、本院における本会議において議決になつているのでありますが、当時水産委員会においては、この融通に関して、速かにその措置を講ぜられるように、政府の資金の融通に関して、速かにそれぞれの手配をして頂くことを要望いたしたのでありますが、その後承わるところによりますると、その資金融通に関する十分な手当ができていないのみならず、漁業者に対しては中金から繋ぎ融資を、高い利子でやつているというようなことさえあるようでありますが、……

第19回国会 水産委員会 第閉会後14号(1954/09/27、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は最近の新聞紙上で、御承知の通りその後ビキニの水域の損害、放射能が相変らず全国各地で被害がある、而も新聞紙上ではソ連の水爆実験の結果でないかというようなことが報道せられ、而も大学の教授がこれを裏付して、そう思うというような新聞記事があつたのですが、こういう問題に対しては政府のほうでは十分な御調査ができておりますか。或いは又事実そういうようなことが考えられるかどうか。この問題に対して一つ御意見を伺いたい。
【次の発言】 ソ連の水爆実験があつた事実というのは肯定できるのですか、或いはできないのですか。つまり政府としてはそういう事実があつたことを認められるのかどうかということですね。

第19回国会 水産委員会 第閉会後16号(1954/10/11、3期、緑風会)

○島村軍次君 公共事業費の最後の漁港整備以外に、私よく内容を知りませんが、ほかに公共事業費として水産関係で計上しておるものがあるかどうか。それからもう一つ、今青山委員のお話にかつた農林漁業金融公庫の本年度の、たしか金融額のほうで承わると六百億くらい要求されておるようですが、その内訳を、水産関係で前年度に比してどういう内訳になつておるか、ちよつと簡単に伺いたい。
【次の発言】 内訳を一つ前年度に対して出して頂きたい。要求額で結構です。それから前回に災害関係をおやりになつたようでしたが、私は丁度欠席をいたしましたので……、資料をまだおまとめ中かも知れませんが、災害の被害状況ということでなくて、施設……

第19回国会 水産委員会 第閉会後20号(1954/11/27、3期、緑風会)

○島村軍次君 この問題は頗る業者にとつては切実な問題だと思うのですが、各委員から御質疑になりましたので、大体尽きたようですが、長官のお話を聞きますと……。
【次の発言】 そこで水産庁長官の御答弁によりますと、相当陳情もあり、水産庁としても深い御検討をされているようであります。併し検討々々ということでは、いつまで続けても、これはもうすでに御検討は十分尽きておるのではないかと思います。早く御決定になることが私はこの問題の解決に重要なポイントになるのではないかと思いますが、結論はいつ頃出るのか、大体のお見通しを承わりたいと思います。
【次の発言】 そこで業者のかたがたの陳情もたび重なつて、水産庁もよ……

第19回国会 大蔵委員会 第16号(1954/03/11、3期、緑風会)

○委員外議員(島村軍次君) さつきお話の配分標準の問題ですが、そこで端的に、今度のたばこの消費税について、これは売上高ということになりますと、課税の客体からいうとそのほうがいいと思うのですが、むしろ田舎では、つまりバツトや刻みというか、そういうものを主体にしておる。中央ではピースが主体だ。こういうことになつた場合には、売上金額ということになると、やはり折角一つの独立財源を与えんとする場合にどうかということが一つと、それから配分方法について、これはなかなかむずかしい問題なんですが、やはり人口割ということだけでいいのかどうかということに対して、私はまだ疑問を持つているのですが、何かいいお考えなり或……

第19回国会 地方行政委員会 第1号(1953/12/10、3期、緑風会)

○島村軍次君 我々みたいな遠方の者は、その場合、決定されますれば、事前に成るべく早く通知して頂きたいと思います。

第19回国会 地方行政委員会 第3号(1954/02/18、3期、緑風会)

○島村軍次君 私はこの間の参考人として呼ばれた際のは、全部が全部聞いたわけじやありませんが、その席上に出た感じから言いますと、まあ事件後間もないことであつて、いろいろ表現の仕方はあつたと思うのでありますが、或いは書面で出ていることがどういうことか知りませんが、とにかくももう一度お呼びになるというような問題については、一応一つ理事会をお開きになつて、そうして理事会でどういう方法をとるかということを御相談の上で、全員に諮つて頂くというふうにして頂くことを希望いたします。

第19回国会 地方行政委員会 第6号(1954/03/04、3期、緑風会)

○島村軍次君 四億一千二百万円の増加分に対する地方財政計画はどういうふうになりますか。
【次の発言】 それはわかりますが、地方負担の増加分についての財源関係をどういうふうに……。

第19回国会 地方行政委員会 第7号(1954/03/08、3期、緑風会)

○島村軍次君 自治庁長官にこの問題についてはつきり御認識を願つておかなければいかんのは、税法と自治法と財政法を一括して本会議へ上程してそうしてその結果によつて審議する、こういうふうになつておるのです。だから審議は進みませんよ、要綱ぐらいのことでは……。だからはつきりいつ頃出るということを早くお見通しをつけて頂かんと、審議が参議院のほうは見通しはつかんことになる。そこで自治法はおよそいつ頃の予定でございますか。
【次の発言】 そうすると、委員長にも併せて希望なり意見を申上げておきたいのですが、自治法の改正は議運できまつたようですし、一括するとして、非常に延びれば、あとのものをそのまま放置しておい……

第19回国会 地方行政委員会 第9号(1954/03/12、3期、緑風会)

○島村軍次君 今回の補助金整理に伴つて大体国の負担額は約三十億ばかり、そのうちに先ほどお尋ねになつた競輪関係が入つておる。そうすると、実質的に国として負担の減になるのは約十億程度だ、こういう計算になると思いますが、それらの計算ですが、今回お配りになつた書類のうちにあるのかもわかりませんが、どこか内訳を計算されたものが出ておりますか、どうですか。
【次の発言】 これによると、最初の国庫補助負担金としてある額から行くと九億の減、こういうことになるのですか。
【次の発言】 それから地方負担額二十億八十三百万円の増、こういうことですか。
【次の発言】 そうして地方歳出合計、これはどういうわけですか、十……

第19回国会 地方行政委員会 第12号(1954/03/22、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は前回からこの委員会に対しては非常な不満を持つておる。何となれば一時半にやろうといつても政府委員が一遍も来ておつたことはない。我々は両方かけ持ちだ、今日は地方行政委員会ですませようというお話だが、恐らく塚田長官は来ておらんと思つた。案の定説明だけで帰つておられる。財政に関する問題はすまそうと思つておる。この間堀さんも言われたように、我々も兼務でやつておる。時間を守つたことはないのですよ。当局のほうが時間を守つて審議せよと言うことはできませんよ。その責任は我々負いませんよ。そのつもりでもう少し真劍に考えて下さい。地方税というものは住民に対して非常に大きな問題が残つておる大問題です……

第19回国会 地方行政委員会 第13号(1954/03/25、3期、緑風会)

○島村軍次君 財政計画の中で、結局最後に歳入を予定され、その不足分については地方財政の平衝交付金即ち今度の地方交付税に求めることにした。それが千二百十六億こういう計算になつております。その間に調整をされましたことが各項目ごとに出ておるのでありますが、交付税との関係は、交付税の交付の方法は所得税、法人税、酒税の何%ということで、大体額がきまつて来るわけでありますが、そこで従来の平衝交付金と違つて先に交付税の総額というものが見込まれて、そして逆にそれに従つてほかの財源関係を考慮して行くということではないかと思うのでありますが、併しこの説明書を見ますというと、私が申上げたのと逆になつておる。歳入全部……

第19回国会 地方行政委員会 第15号(1954/03/27、3期、緑風会)

○島村軍次君 小幡福井県知事に簡単にお伺いいたしたいと思います。入場税を地方に存置したいというこれの理由ですね。それからそれの存置の場合の各団体間の不均衡を是正するために、たばこ消費税をもつと引上げさすというような御意見であつたと思いますが、具体的な方法について何かお考えになつておりますか。
【次の発言】 参考に委員の我々に一つ具体的の問題について資料の御提出をお願いいたしたい。
【次の発言】 さつきお尋ねいたしました入場税存置の理由ですね、これは税制調査会は遊興飲食税というものを国税に移して配付を適正にやれということであつたものですから、これは片手落だからという理由以外に、何か重要な大きな根……

第19回国会 地方行政委員会 第29号(1954/04/27、3期、緑風会)

○島村軍次君 ちよつとその点で、修正案の最後は、本年度は財源の関係があるからその後にしておくというのじやないのですか。
【次の発言】 そうすると将来を見越してという今小林さんの意見の点と関連を持つのですが、今年度は原案通りで、将来の電気料金の関係があるから上げんようにしてくれ、こういうふうに簡単に考えていいわけですか。
【次の発言】 ちよつと研究してみなければわからないのですけれども、本年度は予算の関係もあるから上げない、そういうことでございましようか。

第19回国会 地方行政委員会 第30号(1954/04/28、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今お話のように、委員長の御提案のように、今日牛後建設委員会のほうの申入れを聞かれることになるのですから、それに併せて新らしい申込みも御発言を願つて、そこで承わつた結果、進行して行くという、従つてまあ審査の都合もありますから、午後の発言の結果によつてということに、成るべくなら合同審査をやるということはこちらの審議の都合もあるのですから、そういうふうに建設委員会のほうもお諮りを願えれば結構だと思います。そういうことを希望します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第19回国会 地方行政委員会 第31号(1954/04/30、3期、緑風会)

○島村軍次君 不動産取得税は今回創設に当りまして従前のこの不動産収得税との間に先ずどういう考え方に相違を持たれて立案されたのですか。
【次の発言】 従来の不動産取得税におきましては、不動産をいわゆる取得した時日から課税の時期が非常にずれまして、例えば三年後とか五年後に不動産取得税を取るという実例が多くあつたと思うのであります。今回の不動産取得税には、その点に対して何か特別な規定が設けられておりますかどうか。
【次の発言】 先般この建設委員会からの希望のありましたいわゆる家屋の買入に対しての問題に対して、自治庁の意見はどういう考えでありますか。

第19回国会 地方行政委員会 第46号(1954/05/28、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今の問題につきましては、このまま休息をして、そうしてあと秘密会にするかどうかという問題は理事会で御決定を願うということで、保留のまま休憩をされんことをお願いいたします。

第19回国会 地方行政委員会 第49号(1954/06/02、3期、緑風会)

○島村軍次君 総理大臣の出席もありますので、総理大臣の質問は継続されるほうがいいのですが……。

第19回国会 地方行政委員会 第51号(1954/06/09、3期、緑風会)

○島村軍次君 第八条の「「三万」を「五万」と改める。」、これに関して地方制度調査会の答申があつたという理由が提案理由に説明されておりますが、これを三万を五万にするという、もつと大きな根本的な理由があるかどうか、これに関して説明を求めたいと思います。
【次の発言】 六月の初め現在で、市がいよいよ幾らになつたのか。それから現に申請中又は市町村の、府県の経過規定にあり、この府県の審議会に乗つておらんもので、そういう希望のあるもの、この三つに分けて、その数を一つお示しを願いたい。
【次の発言】 現に申請中、又は申請せんとするものを合せて二十くらいということでありましたが、今後まあ約半年くらいすれば、実……

第19回国会 地方行政委員会 第52号(1954/06/10、3期、緑風会)

○島村軍次君 この法案の中で復興計画は鹿児島県知事が定めて内閣総理大臣の承認を得る、こういうようなことになつておるようですが、あの計画で大体の予算はどういうような予定でおられるか、又この今回の法案に伴う経費は現に計上済みのものであるが、或いは今後の問題になるのか、それらの点を明らかにして頂きたい。
【次の発言】 これに伴う鹿児島県の負担がどのくらいになるのですか。
【次の発言】 この審議会の構成メンバーは大体説明を受けたのでありますが、二十人のうち国会関係の人が五人と、それから鹿児島県知事、議長が入つて、あと学識経験者となつておるのがどの程度入れるかということと、それから只今お話の関係行政庁の……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第1号(1954/03/02、3期、緑風会)

○島村軍次君 委員長互選の方法は成規の手続を省略して、松永義雄君を委員長に推薦することの動議を提出いたします。
【次の発言】 理事互選の方法は成規の手続を省略して、その指名を委員長に一任することの動議を提出いたします。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第2号(1954/03/09、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今の説明に対して各項目別の予算の増減の一覧表を出して頂きたい。
【次の発言】 各項目別ですか。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第8号(1954/03/24、3期、緑風会)

○島村軍次君 大変時間も経過いたしましたし、この法案について先ほど来小笠原委員を中心としてお話になつたことは、どうも抜本的整理については別途考えるべきである、而も重要度については再検討を要する、或いは軽重の問題等についてもおのずから必ずしも他の補助金との間に均衡がとれておるかどうかということにはなお検討を要する、こういうふうなお話だと解せざるを得んと私はさように思うのであります。只今大蔵当局のお話によつてみますれば如何にも尤もらしくありまするが、大臣の御答弁と大蔵事務当局とのお考えの中には相当逕庭がある。そこで僅かに二十三件で而も三十億円ということであり財源的には僅かに十億円の補助にしか過ぎな……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第10号(1954/03/29、3期、緑風会)

○島村軍次君 そうしますと、厚生省の御意見としては、第七条乃至第十一条の予算関係は三党修正で修正されたので、もはやこの条文は予算執行上必要ないという御見解と解釈してよろしうございますか。
【次の発言】 そうしますと、第七条は削除しても差支えないということに了解してよろしうございますか。
【次の発言】 そこで、先の単位計算の大蔵省の数字と、それから三党修正の数字との御留意はわかりましたが、そうしますると、今回の増額によつて保健所の増設及び拡充が満たされるということであつて、大蔵省御提出の財源関係から見ますと相異がある、こういうことになると思うのでありますが、大蔵省の先に御提出になつた資料とは金額……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第16号(1954/04/09、3期、緑風会)

○島村軍次君 農林大臣が折角御出席になつておりますから、或いはお答えになつたことであつたかとも考えますが、一応大臣の御所見を承わつておきたいと思います。  第一に、農業改良助長法は当時占領下におきまして、アメリカの進駐軍の指示によつてでき上つた施設であることは御承知の通りでございますが、この助長法の仕事は大臣は他の農業諸般の補助金、奨励金等との比重、ウエイトの問題についてどうお考えになつておりますかということが一つ。それから、この法律による助成は十二条でありましたか、協同農業普及事業ということでありますが、これは国の食糧増産の一環としての大きな一翼として考えられておる仕事であるかどうか。同時に……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 水産委員会 第3号(1954/12/20、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は前回の委員会に欠席をいたしておりましたので、又本日も遅れて参つたので、或いは考え方なりお尋ねすることが二重になるかとも考えますが、結局戦時時分にやつておつた実情から考えまして、やはり需要者団体というものを一枚加えても、今、千田委員のお話のように、そう大した影響はないのじやないか。局長は今船舶とかいろいろなお話をしておつたようでありますが、まあ実際問題になりますと、ここに協同組合連合会のほうから陳情が出ておるのをみましても、餅は餅屋に任せるという結論に平たく言えばなるのじやないかと思いますが、これも一つの考え方でしよう。併し今、政務次官のお話になつたような、まあこれは協同組合論……

第21回国会 水産委員会 第6号(1955/01/24、3期、緑風会)

○島村軍次君 結果的にそういうことになったことに対して、次長はどう考えますか。
【次の発言】 私はこの問題を次長にかれこれ申し上げることはこの程度にしておきますが、水産庁長官がおかわりになって、こんどの長官は御出席がないようですが、何か理由があるのですか。
【次の発言】 一言希望を申し上げておきます。水産庁長官がかわられてからは、私の出席している間にほとんどこの席においでになったことはない。先の清井長官はずっと続けて万障繰り合せて出ておられる。こんどの水産庁長官は水産委員会には全く――少くとも私が出席したときには出て来られない。こんどは委員会が農林委員会と合わさるということになるだろうと思いま……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 決算委員会 第閉会後1号(1955/10/10、3期、緑風会)

○島村軍次君 近畿、中部班は、九月十一日より十八日にわたりまして、京都、大阪、愛知の各地方における補助団体及び日本国有鉄道、日本電信電話公社について現地調査を行なったのであります。派遣委員は大谷、高村、久保の三委員でありまして、調査の項目は、まず第一に、検査報告にあります災害復旧工事に関するその善後措置の問題、第二に農業共済組合に関する問題、それから海運局のモーター・ボートに関する問題及び国有鉄道の石炭術揚げ状況及び後払い等に関する問題等であります。  災害復旧に関する問題については各県とも大よそ最近は、前段報告がありましたように、すべて会計検査院の指摘に従って、あるいはまた県の監督、その他地……

第22回国会 決算委員会 第3号(1955/05/10、3期、緑風会)

○島村軍次君 会計検査院の報告によりますと、歳入に関しての予算に対する実際の収入の増額は幾らになっているのですか。歳入の予算に対する増額。会計検査院の報告の第一ページに歳入に対する超過が二千十八億五千五百万円、こういうことになっているわけです。予算に対して歳入の増はどういうふうになっているのですか。予算に対する歳入増。
【次の発言】 繰り越しの点はそれでわかりましたが、たとえば歳入の一兆二千百九十億ですか、これは予算に対してはどれだけの増加になっていますか。
【次の発言】 会計検査院の報告にはその点が明らかになっていないようですが、どこかへ出ておりますか。会計検査院のほうに。

第22回国会 決算委員会 第閉会後3号(1955/10/12、3期、緑風会)

○島村軍次君 その問題について、一昨日の委員会で会計検査院のその後の検査の状況及び機構改正に伴う問題を本委員会開会中に取り上げるということになっておりましたが、その問題いかがですか。

第22回国会 決算委員会 第4号(1955/05/16、3期、緑風会)

○島村軍次君 せっかく大臣御列席ですから、予算に関係のあることを伺いたいのでありますが、法務省の予算で、われわれ決算委員会で前年来調査をいたしました裁判所の施設、すなわち各裁判所の全国にわたる復旧費について、本年度は相当従来の既定計画を延ばすか、あるいはまた工事を中止せねばならん問題が相当あるやに承わるのでありますが、その点について一つ大臣の御所見を承わりたいと思います。
【次の発言】 予算の内容についての問題になりますが、地方検察庁の経費は法務省所管でしょう。
【次の発言】 そこで大臣は、一々各検察庁あるいは裁判所等の建築費の内容については御存じないと思うのでありますが、全国では検察庁及び裁……

第22回国会 決算委員会 第6号(1955/05/20、3期、緑風会)

○島村軍次君 ただいま会計検査院の報告によりますと、過大に計上された財源不足額、過少に計上された財源不足額の差し引きの問題、ここに出ておるので、それをグラフにとってみると総計二億三千万円というのは、これはこの府県、御指摘になった府県についての数字ですか、あるいはそうでないのですか、その点をちょっと聞かせて下さい。
【次の発言】 会計検査院は調査をされる場合には、ただいまお話しになったように全体のうちの、府県においては二十五府県、それから町村においては七市二町の調査だけのようであります。従ってこれを全国の市町村にみますると相当の数字じゃないかと思うわけです。ただいま自治庁の御答弁によりますと、二……

第22回国会 決算委員会 第閉会後6号(1955/11/19、3期、緑風会)

○島村軍次君 大体事情はわかりましたが、現在までにいろいろ交渉された結果、商談ができて配給した数量が少しはあるんですか、どうですか。
【次の発言】 先ほどの説明によりますと、その後の輸入にほとんど病変米がない、こういうまあ御説明であったのですが、多少あるのですか。
【次の発言】 そこで、このいわゆる白色病変米のイスランジアに対する結論は、厚生省では、この報告によって見ましても、まだ研究中だということで、そのままで今日に至っておるようですが、いわゆる黄変米の問題については大体結論が出たが、白色病変米の方は結論が出ない。これに関する研究の進行状態はどうですか。

第22回国会 決算委員会 第7号(1955/05/23、3期、緑風会)

○島村軍次君 防衛庁の物資調達の問題が、予算の全体からみまして最も大きなウェートを持っておると思うのでありますが、そこでただいまの長官のお話によりますと、調達実施本部で同意したということでありますが、この批難事項を見まするというと、第一幕僚監部に属しておった事項が多いようであります。主としてその方で扱ったという御説明でありますが、実際の事務の執行に当って、調達実施本部というものは、どういうふうな仕事なるのか、現物を扱うということになるのでありますか、計画というむのはどうなるのか、実際の組織の問題について、簡単にその系統と言いますか、内容を承わってみたいと思います。

第22回国会 決算委員会 第8号(1955/05/25、3期、緑風会)

○島村軍次君 簡単に二つほどお伺いをしたいと思います。保安庁の今後の編成に当ってやはり人事の問題が一番重要だと思う。幹部の問題は別といたしまして、いわゆる隊員の募集について特に自衛隊になって特別な措置を講じられておりますかどうか。あるいはまた具体的にいえば、従前ありました連隊区司令部というような意味のものを作るとかいうような話がありましたが、そういう問題についてどういうふうな措置が講じられておりますか。そこで自衛隊になった場合の充実に対する一般方針というものを承わりたい。
【次の発言】 地方連絡部の組織は予算に関係のあることですが、簡略に、どういう組織と権限といいますか、どのくらいの人員を一カ……

第22回国会 決算委員会 第11号(1955/06/01、3期、緑風会)

○島村軍次君 今の受け取るのが遅れたという問題はお答えなかったようですが、事実問題として裁定があったら、裁定のしっぱなしなんですか。そして受領証でも持っていって受け取りにいかなければ受け取れぬのですか。私の聞いている範囲では、裁定の通知はあったけれども、半年ぐらい金がこない。県の世話課にいきますと、そうすると、裁定はあったが、本省の方に話してあるが金がこないと、こういうふうなことを言っているようですが、その間の手続きはどうなるんですか、その点をはっきりしておいて下さい。受け取りにくるのが遅れたというようなことははなはだどうもおかしいのではないかと思うのですが。

第22回国会 決算委員会 第12号(1955/06/06、3期、緑風会)

○島村軍次君 農林行政のあり方について大臣の御意見がありましたが、私は大臣のお考えそのものについてはある程度まで共鳴をいたしますが、また一面から申しますると、日本の農業は、私が申し上げるまでもなく、非常に広範であって、その経営規模も非常に違っておる。従って重点的にどれを取り上げるかという問題に関しましては、たとえば輸出振興のための施策をここでうんとやりたいというような場合におきましては、それに伴う予算は、ある程度まで零細なものまでやはり取り上げるという施策が行われなければならんと思う。従いましてこれはお言葉もありましたが、一律にさように論ずるわけには参らんということを一言申し上げておきます。こ……

第22回国会 決算委員会 第18号(1955/06/20、3期、緑風会)

○島村軍次君 最後に一つ希望を申し上げておきたいと思います。それは大体最近の情勢が、消費の情勢が変って参ったので、三十一年度の生産計画をお立てになるのに、ただいまお話のように相当いろいろな御調査をされていることだと思うのです。しかし特に私、お願い申し上げたいと思いますることは、要するに、たばこは御案内の通りに貯蔵をいたしますと相当品質がよくなる、その割合がどの程度であるかは別に承わるといたしまして、それらとにらみ合わして、たとえば総裁がお話しになったような東北地方ではまあ増反の希望もある、しかしまた砂丘あるいは砂地の土地、開拓地等における希望も黄色種の産地が相当あると思う。そこで農業経営の立場……

第22回国会 決算委員会 第19号(1955/06/23、3期、緑風会)

○島村軍次君 今のに関連して、御努力になっていることに対しては御説明でわかりましたが、これは一体具体的に会社の整理という段階になる前に、いわゆるこの償還計画というものを会社別にお話しになって、会社別に、この会社は計画通りにいくかいかぬかということは刑としても、あるいは五カ年間にどうするとか、あるいは最初の三カ年にどれだけ、そういうふうに各社別に償還計画が立てられて、話し合いされるべき筋合いのものだと思うのでありますが、そういうことをおやりになっておりますかどうか。
【次の発言】 ただいまのお話は、連絡未収入金の説明でありますが、それと同時にここに内訳が出ております貨物の後納運賃未収額というもの……

第22回国会 決算委員会 第21号(1955/06/27、3期、緑風会)

○島村軍次君 この問題は要約いたしますと、これは結局工事完了したものとして雑部金に入れたというところに問題があるのです。そこでまあせんさくすればあるいは詐欺というようなことも考えられると思うのでありますが、究極するところ、今申し上げたようなことから考えますと、これは私の意見になるかもしれませんが、県の取扱いというものがルーズであるということは言えると思います。工事が続いてやるというようなことは、農地の状態としては考えられない。しかしもうこの件は州出の期間を経過しておるから、会計検査院の指摘されたように、これは当然返すべきものであって、問題は完了として扱ったというそれ自身が第一点と、それから次に……

第22回国会 決算委員会 第23号(1955/06/30、3期、緑風会)

○島村軍次君 ただいまの、被害の程度の御説明をわれわれ委員会でお聞きしているのではないので、排土の問題について設計なりあるいはどういう方法でやって、そして設計とどういう点で食い違った、こういうことを聞きたかったのですが、今のは当時の被害状況だけです。それではわかりませんから、その点を一つ農地部長からはっきり御説明願いたいのです。
【次の発言】 私は当時、参議院の方からお見舞いに参りましたので、町長さんにもお目にかかっておるのであります。当時の惨状は私はよく存じております。そういう前提から考えまして、被害の当時の皆様のあの惨状に対しましては、今でもまことにお気の毒であり、かつ当局の非常なお骨折り……

第22回国会 決算委員会 第25号(1955/07/07、3期、緑風会)

○島村軍次君 ちょっと簡単に承わりますが、今の二千二百三十二号の(1)、(2)は大体総裁の説明でわかりましたが、結末についてははっきりしておらんようですが、ちょっと結末を述べていただきたいと思います。あるいは償還計画をお立てになってどの程度に……。たとえば千葉県の分は処分建物はあるがそのままだというお話があったのですが、それに対して処置をどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 ただいまの会計検査院のお話に預託を全額を出されるために、二十六億ということになりますると、しかもそれは残つておる残額だと思いますが、金利の計算をきれましたか、およそどのぐらいが金融機関として……。

第22回国会 決算委員会 第26号(1955/07/08、3期、緑風会)

○島村軍次君 それでは私は別の角度から一応お聞きしたいと思うんですが、会計検査院の補助金に関する調査によりますというと、むしろ現在の弊害は、最も一番大きい問題は、受ける方の側が主体であるようであります。ところがこの受ける方は市町村が主体であって、まことに事務が煩瑣で、一々その収入役も自分の方の補助金がどういうものが来たかわからんというくらい数が多いというようなことになっておる。だからといってこれは私は不当不正の事項の原因がそこにあるとは申すわけでありませんが、要するに国の助成金、補助金を効率的に使用するということが一番の問題だと思うんです。これは予算編成の問題にも関係を持つ問題でありますが、そ……

第22回国会 決算委員会 第29号(1955/07/15、3期、緑風会)

○島村軍次君 きょうまで二十九回にわたって熱心に審査を進めてきて大体相当終了したと考えられますので、一体決算の審査が従前から非常に遅れて参ったということは、われわれ非常に遺憾に思っておったのでありますが、今回は委員長ほか皆さんの御熱心によってスピードに進みまして、大体本会期中に終了することが得られれば、本会期中に審査の報告を進めるのが筋だと考えられますので、ぜひ会期中に本会議にかけて、報告するようなことに運んでいただきたいことを提議いたします。
【次の発言】 今度、大蔵省とも関係ある事項ですが、例の砂糖の安定法律が出て、それが産業投資特別会計資金に回って、それが開発銀行でおそらく利用されるとい……

第22回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1955/09/21、3期、緑風会)

○島村軍次君 名古屋の合併につきまして、先般私は決算委員会で本件をほかの問題に関して視察をしたのですが、現にまだ今回裁定された町村内において多少の問題が残っておるやに承わりますが、この点はどうですか。

第22回国会 地方行政委員会 第3号(1955/05/17、3期、緑風会)

○島村軍次君 取締りの問題に関連しまして、いわゆる買収及び利害誘導という選挙法の二百二十一条の規定の解釈が、なかなかむずかしい問題だと思うのでありますが、率直に申し上げて、こういうことについてはどうお考えになっておりますか。たとえば労務者を頼んで、日当を二百円、選挙法できめられた範囲で前渡しという形で千円なら千円渡した、こういう場合に、それが実際に二百二十四条の買収犯として取り上げられたという例があるようですが、そういう問題の扱いについてはどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 たとえば、労務の労務費としてか、あるいは車代としてという物的の領収証等があれば、それはいわゆる二百二……

第22回国会 地方行政委員会 第閉会後6号(1955/10/12、3期、緑風会)

○島村軍次君 農林省所管のうちで、この表の入植施設の被害が相当多額に上っておるようでありますが、特に鹿児島県におきましては、全壊五百二十、半壊その他も合せて千三百戸というのであります。連年の災害でいつも目こぼしになり勝ちなのは、この入植地帯の特に家屋が悪いために非常な災害を受けてあとの復旧に困るということが、問題によくなるのでありますが、本年のこの災害については、現在の農林省予算のうち、あるいはまた地方予算のうちで、あるいは今後の災害復旧の予算措置で、十分の措置ができ得るかどうかという点が一点。  それからもう一つは、やはり同様に、漁港施設については、災害が個所は多くて、しかも被害は相当激甚で……

第22回国会 地方行政委員会 第閉会後7号(1955/10/13、3期、緑風会)

○島村軍次君 先ほど主計局長のお話によりますと、二十八年度の赤字は四百六十二億、しかし実質的には三百二十億となるというようなお話があったのですが、これはまあ見方の問題だと思うのでありますが、その計算の仕方をどういうふうにお考えになっておりますか。そういう意味であったとすれば、一つ資料をあとからでも出していただきたいと思います。  それから先般来地方の財政を、ほかの用事で参っていろいろ承わってみまするというと、まあ通論的に申し上げれば、やはり財政需要の見方についての議論はどこでもあったようでありますが、そこで来年度の予算をお考えになる場合に一番問題になるのはやはり人件費の問題、これは給与の関係が……

第22回国会 地方行政委員会 第13号(1955/06/23、3期、緑風会)

○島村軍次君 資料の中の一番おしまいの表のところに、赤字団体黒字団体の調べが業種別に出ておるようですが、できましたらその内訳ですね、別表で御説明願うような資料で御提出願いたいと思います。  それからこの資料を見まするというと、各業種別にすでに貸借対照表なり損益計算というものが出ておるようですが、現実にはこういうことはやっておるのかどうか、それが第二点。  それから団体別には、都道府県も市町村もいわゆる一括して表に出ておりますが、これは財政経理表であるのかもしれませんけれども、一体この各業種別に府県の経営と市町村の経営との場合の内訳の指数がわかれば、これも資料で御提出願いたいと思います。  それ……

第22回国会 地方行政委員会 第14号(1955/06/30、3期、緑風会)

○島村軍次君 入場譲与税につきましては、何も資料が出ていないようですが、何かお配りになる資料はないですか。
【次の発言】 まず、七月一日から必ず施行せにゃならぬということは、入場譲与税というものはすでに徴収されつつあるのですから、これは施行期日がおくれてもいいんじゃないかと思いますが、その点はどうですか。
【次の発言】 絶対的なものでないので、結局審議は十分尽されて、そうしてあるいは遡及にするか、あるいは七月分の徴収分から譲与するのだと、こういうことを明らかにすればそれでけっこうだと思いますが、その点はいかがでしょうか。
【次の発言】 本日御提案になって、直ちに本日やれというまあ御意向かどうか……

第22回国会 地方行政委員会 第25号(1955/07/26、3期、緑風会)

○島村軍次君 全国の料理業組合の方にお伺いしたいと思いますが、遊興飲食税の問題はこれは法律ができましてからの問題ですが、そこで財源の関係があって、自治庁としても、あるいはまた府県の当局者としても、徴税上にもあるいはまた実際の課税の上にも私は悩みの種だと思う。そこでいろいろ業界としてもこうあるべきだというようなところを、むろん税がうんと安くなればそれにこしたことはないでしょうが、現在の財源を確保しつつ、どういう方法をとったら一番公平にしてかつ、いわゆる遊興飲食税の本来の目的を達成するのに、きわめて簡易にしてスムースに納税もできるし、また課税側の方からいえば徴収ができるとお考えになりますか。何か具……

第22回国会 地方行政委員会 第29号(1955/07/30、3期、緑風会)

○島村軍次君 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由ならびにその内容の概要を御説明申し上げます。  政局の安定、政界の粛正のため、また金のかからぬ選挙を行うために公職選挙法は一大改正を加うべしとの声はすでに天下の定論と申しても差しつかえないまでに高まって参りました。すなわち、さきに第二十国会において、いわゆる自粛立法の一環として、衆議院提出にかかる改正法案の成立を見、また政府側では新しい陣容の選挙制度調査会が再発足いたしまして、国会の各派からも委員をこれに送って、目下政府の諮問案を中心として鋭意検討討議を重ねられておりますけれども、われわれをして言わし……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 決算委員会 第2号(1955/12/09、3期、緑風会)

○島村軍次君 先般来新聞紙上で詳細発表され、かつ国鉄のそれに対する回答があり、かつまたその一部分の業務についてはすでに国鉄においてある程度の改善をされたということも承わっておりますが、この点に対しまして管理庁の御調査に対して敬意を表する次第でございます。私は左の諸点について伺ってみたいと思います。本年の五月から、十一月十七月までの調査を勧告をされるまでの間に、この調査に要された人員が延べ幾らであるか、それから調査の方法はどうであったか、主として国鉄全部について、たとえば局とか駅とかまでお調べになったと思うのですが、そういうような調査方法はどういうふうにやったかということを、それをまず伺いたいの……

第23回国会 内閣委員会 第2号(1955/12/08、3期、緑風会)

○島村軍次君 ただいまの御説明で、閣議決定のことはよくわかりましたが、所要額の調べが出ておりますが、事務的に幾ら要って、ちょっと新聞に出ているのと違っているようですが、その点を一つ明らかにしていただきたい。
【次の発言】 ちょっとこの表に出されたのと数字が違っているようですが……。まあ続けてください。
【次の発言】 ちょっと伺いますが、そうしますと、政府機関が二十七億二千万円、それから一般職が十九億四千五百万円、特別職が十三億一千万円、これが政府関係のトータルと、こういうことになりますか。
【次の発言】 今私申し上げた。三つ合わせたのが……。

第23回国会 内閣委員会 第6号(1955/12/14、3期、緑風会)

○島村軍次君 それに関連して、差しあたりということなんですが、政府のお出しになった資料によりますと、きのう質疑があったか知りませんが、差しあたり二つということでありますが、その他にもちろん日本銀行以下、各金庫、会社等については当分の間やらないというお考えであるか、二つに限定するかどうかということを、もう少しはっきりお伺いします。
【次の発言】 そこで行政管理庁設置法によりますと、管理庁の業務は第二条によって相当広汎なものになっておりますが、これを本庁及び管区監察局並びに地方監察局ごとの内訳の人員を今説明ができますればしていただくし、なお、今内訳の説明ができなければ、あとで資料で御提出を願いたい……

第23回国会 内閣委員会 第7号(1955/12/15、3期、緑風会)

○島村軍次君 ただいま御審議になっておりまする行政管理庁設置法の一部を改正する法律案につきまして、私は左の修正をいたし、修正案を除いた原案については賛成を表明いたしたいと存じます。  まず修正案を朗読いたします。   第二条第十二号の改正規定中「、法令の規定により国が資本金の二分の一以上を出資する義務がある法人で政令で指定するものの業務」を削る。  今回の改正案によりますというと、主として公団並びに各種の公庫についての監査を行うことが改正の第一点であるようでありますが、私の修正いたさんとするところは、すなわち政令によって指定する業務については、あるいは日本開発銀行であるとか、あるいは輸出入銀行……

第23回国会 内閣委員会 第8号(1955/12/16、3期、緑風会)

○島村軍次君 簡単にお伺いいたしたいと思います。それは昨日来本委員会の性格について質疑応答が行われて参ったのでありますが、どうもはっきりせぬところがあるということと、行政組織法の第三条と第八条との解釈の問題になって参って、究極するところこの第八条の行政機関だと、しかもそれは第八条中の諮問的または調査的なもの等と、こういうことによって解釈するというようなきわめて不明確な行政委員会であるやに受け取れるのでありまして、この点は相当論議の余地はあると思うのでありますが、しかし全般にわたってこの原子力の問題等は今回初めてでありまして、委員会の性格を将来はっきりし、かつ行政組織法中のこれらの点を将来これを……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 決算委員会 第5号(1956/02/23、3期、緑風会)

○島村軍次君 大臣が御出席でございますから、この機会に北海道開発計画及びその遂行に対するその後の概要を一つ……。今後の見通しについて大臣の御抱負を一つこの際御披瀝をしていただきたい。
【次の発言】 正力国務大臣は原子力関係には非常に御熱心なようであるし、また非常に知識も御豊富のようでありますが、北海道開発の問題に関してもさぞかし御熱心なことと拝察いたします。そこでただいまお話しになった開発に関して本年度の予算を増額した結果により、どういう点に重点を置いて計画されておるか。また、従来の北海道開発五カ年計画の遂行率はあまりよくなかったと思いますが、それを促進するという意味であるかどうか。それから別……

第24回国会 決算委員会 第6号(1956/03/01、3期、緑風会)

○島村軍次君 関連して、大蔵省は御出席になっておりますか。
【次の発言】 ただいまの問題は、この間内閣委員会でも質疑が出まして、大体今お話のような会計検査院からの御答弁があったのですが、財政法上、あるいはまた大蔵省がいずれこれに関しては承認されたと思うのですが、台所をお持ちになっている大蔵省の見解を一つ率直なところを承わりたいと思います。
【次の発言】 だいぶ論議が各方面からあるようでありますから、こういう機会にはっきりしておく方が国民に納得してもらうのに都合がいい、こう私は思います。そこで労働大臣のただいまの担当大臣としての御答弁はわかりましたけれども、なお大蔵大臣かあるいは関係の方から、大……

第24回国会 決算委員会 第7号(1956/03/06、3期、緑風会)

○島村軍次君 会計検査院に伺いますが、この事件を調査されたのはいつごろでございますか。
【次の発言】 そうしますると、先ほどの人事局長のお話によりますと、発覚は二十九年の十一月ということのようでしたが、この二件の発覚の動機というものはどういうところにあったのですか。
【次の発言】 この調書によりますと、神戸の事件は、いずれも大阪の方も本人は免職になり、刑罰を受けて一人は確定し、一人は控訴されておるようでありますが、神戸の伊丹の簡易裁判所の説明によりますと、行政上の処分として監督者のうちの一人を配置がえとしてありますが、どなたが配置がえになったか。

第24回国会 決算委員会 第11号(1956/03/29、3期、緑風会)

○島村軍次君 ちょっと念のために確かめておきたいと思いますが、そうすると四月五日の予定を繰り上げて三日にする、四月の五日はやめる。それからあとは従来の申し合せの通り今度は四月十二日に開くという予定で進む、こういうことですか。

第24回国会 決算委員会 第18号(1956/05/24、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は大倉さんの御意見はわかりますが、やはり委員会としては国鉄の資料を十分整えた上で、そうしてその結果あるいは必要があればということで、まあ正式でいいのかどうか……、いずれお呼びになれば参考人でしょうね、参考人ということになれば、まず次回で資料をお調べになった上で、それから必要があれば……これはまあ私の会派だから言うわけじゃありませんが、議員の立場から次回には呼ばない、それからその必要が備わったときにはさらにもう一ぺん御相談願って、そうして懇談の形式で呼んでいただけばその内容がよくわかるのじゃないか、そういう順序を踏んでいただきたいと、こう思います。

第24回国会 内閣委員会 第2号(1956/01/31、3期、緑風会)

○島村軍次君 今聞き漏らしたかもしれませんが、山形の大高根の方はどうなっておりますか。
【次の発言】 防衛庁全体についての簡単な印刷物がありますか。

第24回国会 内閣委員会 第4号(1956/02/06、3期、緑風会)

○島村軍次君 ちょっと御説明のうちで、調達庁の一部改正ですね、これは経理事務をどうとかというお話だったのですが。
【次の発言】 はっきりしませんけれども、まあ法案の出たときにいたします。  それから順次に承わります。その次はずっと国土調査法の一部を改正する法律案五つお話しになりましたが、そのうちの一番初めは何でしたか、重要なものは……。
【次の発言】 それから農林省の設置法の一部を改正する法律案、それから気象庁設置法案、これについて御説明を願いますが、所要の改正を行うというその前段がよくわからないのですが、どういうことですか、農林省設置法の一部改正法律案。

第24回国会 内閣委員会 第5号(1956/02/14、3期、緑風会)

○島村軍次君 資料を、恩相法等との比較を表にして……出ているのかもしれませんが。

第24回国会 内閣委員会 第10号(1956/03/01、3期、緑風会)

○島村軍次君 二、三簡単に伺いたいのですが、この審議会の設置は国会通過とともにすみやかに公布されまして、委員の任命ができるであろうと思う。そこで形態は恒久機関になっているようでありますが、この売春問題を検討を加えてくると、相当広範にわたってなかなか結論が出ないのじゃないかと思うのですが、ここで政府の方では、一昨日承わったところによりますと、すでに対策協議会で甲案、乙案も出ておるようでありますが、いわゆる売春と言いますか、売淫禁止法というものは、いつごろお出しになる御予定でありますか、包まず承わりたいと思います。
【次の発言】 そうすると、本国会中に御提案になる御予定ですか。

第24回国会 内閣委員会 第12号(1956/03/08、3期、緑風会)

○島村軍次君 防衛庁予算は本年度よりは百三十三億余円の増額のようでありますが、陸上、海上、航空その他の経費を合せて、一体一人当りどのくらいの経費を要するものか、国民に十分知らせる必要があると思うのですが、これに対する防衛庁の御見解を承わりたい。
【次の発言】 海上の自衛官の方はどうなりますか、これはどういう計算になるのですか、艦艇がふえるようですが、こういう場合の計算は……。
【次の発言】 そうしますと、陸上自衛官については、人件費、施設費等を合せて二十八万九千、それに初度調弁費が五十万五千余円、こういうことになりますから、両方合せるというと約八一万円、しかしこれは次年度においてはどうなります……

第24回国会 内閣委員会 第15号(1956/03/16、3期、緑風会)

○島村軍次君 ただいま参考人の御意見があった問題に関連を持つのでありますが、各省にある科学技術研究所との調整については、具体的にどういうふうにこれはお考えですか。
【次の発言】 お考えはある程度わかりましたが、ところがこれはまだ法案には出てないようですが、農林省の設置法の中で現在あるいろいろな試験研究の機関の統合をやるために、農林省内に会議を作って、これは新聞にも出ているようですが、会議ばかりでなしに、統合したような考え方の下に、農林省設置法の一部の改正案が出るようでありますが、こういう問題についてはどうお考えになりますか。
【次の発言】 先ほど学術会議との関係についてはいろいろお話が出たよう……

第24回国会 内閣委員会 第16号(1956/03/20、3期、緑風会)

○島村軍次君 この間の問題は国家行政組織法との矛盾の問題だと思うのですから、私最後に質問申し上げて、政府の方の一致した見解を表明してもらいたいということを申し上げておいたのですから、千葉さんから改めて質疑されぬでも、政府の方からみずから進んでこの問題に対する御答弁があってしかるべきだと思うのです。
【次の発言】 法制局の解釈を一つ。なお参議院の法制局の方の解釈をあわせて。
【次の発言】 法制局は法律の番人で、ずいぶん行政的に見ると逆に非常に細かい問題も、法律でこね廻して細かいところまで注意を与え、しかも法律の解決を厳格に解するという立場におられるので、ただいまの答弁を聞いてみますると、どうも千……

第24回国会 内閣委員会 第18号(1956/03/23、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました科学技術庁設置法案について、衆議院送付の原案に賛成をいたし、なお別途の付帯決議を付して賛成いたしたいと存じます。  わが国の科学技術の振興は、その重要度がますます加わり、かつまた戦後一そうその必要が認められまして、現にわが国の科学技術は他の先進諸国に比して非常な遜色のあることは、すでに一般の認めておるところであると同時に、ことに原子力の平和利用等については格段の相違のあることも、国民のひとしく認めるところでありまして、この振興をはかり、かつその研究を進めて参ることは、今回の科学技術庁設置法の提案理由でも明らかな通りでありますが……

第24回国会 内閣委員会 第20号(1956/03/29、3期、緑風会)

○島村軍次君 今度の定員法の改正、直接の関係ではないのでありますが、目下政府においては各省の課の整理を計画されて、新聞紙の伝うるところによりますれば御決定になったようでありますが、その経過なりその内容について、なお定員法との関係はどうなりますか、その点を一つ明らかにしていただきたい。
【次の発言】 減員をした課長の処遇についてはどういうふうに……。
【次の発言】 前回のときに承わったんですが、行政機構改承に関する政府提案がいつごろ出されますか、また最近新聞紙等の伝えるところによりますと、最初予定されましたよりは相当の縮小になるような党内の意見があって、それに政府はやむを得ず最初の提案を、考え方……

第24回国会 内閣委員会 第22号(1956/04/03、3期、緑風会)

○島村軍次君 参考人の御予定は……。
【次の発言】 大臣の御出席の前に、労働省の人がお出でになりますから、事務当局に二、三伺ってみたいと思います。
【次の発言】 まず、今回の改正は部の設置が主要のもののようでありますが、この設置の理由については、法案並びに参考資料等でおおよそ了解せられると思うのでありますが、実際の官庁の内部の仕事は、行政の簡素化の意味から、特別の場合を除いてむしろ部は整理する段階ではないかと思うのであります、事務の増加の点はよくわかりますが。そこで今回政府の方針として課の整理までおやりになっておる場合に、特にこの労働省において部の設置をする理由と、それから行政管理庁はこれに対……

第24回国会 内閣委員会 第23号(1956/04/05、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は緑風会を代表いたしまして本案に賛成をいたします。ただ先に千葉委員からお話になりました点、すなわち今回の設置法一部改正のうちで、労災補償部という部の設置についてはなお、行政組織法との間に法律的にも行き過ぎがあるのじゃないかということがうかがわれ、且つ厳格に解釈すれば違法の問題も起きるのじゃないかとさえ疑われるのでありまして、その点に対しましては、近い将来において行政組織法をはっきり現在の制度に合わすような組織の改正を行う必要があるということ、ないし労働省内部の事務の執行に当って、私は先般質疑で申し上げましたように、どうもこれは部の設置は必らずしも国民一般が望んでおるかどうかとい……

第24回国会 内閣委員会 第25号(1956/04/10、3期、緑風会)

○島村軍次君 旅費の規定の改正によって日当、宿泊が三割上った。鉄道運賃等は二等を三等にされた。それらによって総額を通じて大よそどのくらいの額が増額されたか、それから全体の公務員の、今回改正をされて適用する公務員の旅費総額は予算の上でどのくらいになっておりますか。なかなかむずかしいかもしれませんが、給与課ではお調べになっておるだろうと思いますから……。つまり全体の旅費の予算総額はどうか。それに対して増額が差し引きして何割になって、そうして増額分がどのくらいか。それからこれはもちろん予算は前年と大した増額は……予算の上では増額されたかどうか、前回でお聞きになったかもしれませんが、その点を承わってお……

第24回国会 内閣委員会 第27号(1956/04/13、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は緑風会を代表いたしまして、ただいま上程になっております防衛二法案に関しまして、(「反対」と呼ぶ者あり)左の希望を付して賛成をいたすものでございます。  わが国が、独立国家としてここに整備の体制に入っておる際におきましては、自衛力を持つことは必要であるばかりでなく、またこれを現在の世界情勢、さらに国内情勢から考えますというと、国力並びに経済力に応じた、いわゆる防衛力を整備するの体制を備うべきであることは当然であると信ずる次第であります。いわんやわが国は、多年の希望でありまする国際連合に加入して、そうして集団安全保障体制に参加することは、国民のひとしく望むところであるのみならず、……

第24回国会 内閣委員会 第28号(1956/04/17、3期、緑風会)

○島村軍次君 前回で大体私の承わりたいことは質疑を行なったのでありますが、特にこの際、簡単に伺いたいのは、この改正案で鉄道運賃を六級と七級とに分けて、それで一は二等旅費を支給し、一は三等に下げる、そういうことに対してはっきりした御答弁がなかったようでありますので、その点に対して政務次官かあるいは原主計同次上長の御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 この引き下げによってどのくらいの金額が節約といいますか、予算の上で影響を持つかということに対する御見解を一つお願いいたします。
【次の発言】 なお、この前承わったときには、日額の引き上げについて考慮しておるということでありますが、実際の出先官庁で……

第24回国会 内閣委員会 第29号(1956/04/19、3期、緑風会)

○島村軍次君 これは三公社の事務当局の方に格別にお伺いいたしたいと思います。途中で中座をいたしましたから説明があったかとも思いますけれども、端的に一般公務員の恩給法とそれから今回の改正案との間の違っておる点を簡明に一つ項目に分かって御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それで納付金は国鉄が四・三%、他の公社の各別にちょっと……。
【次の発言】 そこで今岡共済組合法案として出ておるわけであります。それにいわゆる恩給制度が加わっておる、こういうことだと思うのですが、そこで掛金の、今お話になった点は、たとえば傷病の手当であるとか、埋葬料、哺育手当、こういうものを含めての掛金、こういうふうな意味で……

第24回国会 内閣委員会 第30号(1956/04/20、3期、緑風会)

○島村軍次君 昨日承りましたほかに、提案者の提案理由によりますと、経過措置としての第二に、「引き続き新制度の下における組合員として期間を通算される者については、この法律が施行される日の前日に恩給法上の退職をしたものとみなし、」云々のことがありますが、この取扱いは提案の法律の方では何条で、しかもその内容についての説明を一つ求めたいと思います。
【次の発言】 退職したものとみなすということになりますと、年限は通算する、そのときの恩給法上の権利義務はどうなりますか、具体的に言えば、退職したものとみなすということになれば、年限は通算するが、そのときに一時金でも支給するか、あるいはまた十七年以上経過した……

第24回国会 内閣委員会 第31号(1956/04/23、3期、緑風会)

○島村軍次君 今回の調査会法案につきましては、提案理由にその要領が記載されておりますが、その要点は、二十一年占領初期における司令官の要請に基く短期間の立案であるということが第一の理由、そうしてさらにその後九カ年の実績に徴してさらに検討を加うべきであるというのが第二の理由であるようでありますが、今回この調査会法案を提案されました趣旨は、この二つの柱の点から考えまして、もっと具体的に、この提案者は現在の憲法中で大よそかくのごときところが改正の要があると、こういう各条ごとでなくてもいいと思いますが、この二大柱の点をもっと国民に納得のいくような具体的な項目にわかって、こういう点を改正したいんだ――この……

第24回国会 内閣委員会 第32号(1956/04/24、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は緑風会を代表いたしまして、ただいま審議になっておりまする国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、政府原案、衆議院の修正案に賛成をいたすものであります。その簡単な理由を申し上げますれば、今回の改正は、先に数回改正されました旅費規則に対しまして、実費弁償主義をとり、最近の経済情勢あるいはその他公務員の職務執行に関する実情に沿うように、今までの規定に比して一塁前進の規定であり、しかも別表に示される鉄道運賃、日当、宿泊料等につきましては、総括的に観察いたしますと、おおむね妥当の措置であると考えられるのであります。以上の理由によって原案に賛成をいたしたと思うの……

第24回国会 内閣委員会 第33号(1956/04/26、3期、緑風会)

○島村軍次君 関連して。ただいまの問題はきわめて重要な問題だと思うのでありますが、現在の恩給総額が予算に出ておるのですが、総額が幾らで、そして今回の改正によって――総額分はわかりますが、年額、このまま推移するとすれば、たとえば五年先にはどういうふうになるかという見通し、あるいは今後現状のままで行ったら増額がどの程度になる、こういうことに対する将来の見通し、同時に先ほど吉田さんもお話しになったように、必ずしも現在の恩給額は、ベースにおいてもあるいはまた旧軍人の恩給額においても、理論的には恩給の観念からいっても必ずしも適正であるとは認められないと思うわけです。そこで私は先般審議しました三公社の共済……

第24回国会 内閣委員会 第43号(1956/05/15、3期、緑風会)

○島村軍次君 私はこの際、憲法調査会法案の重要性にかんがみまして、将来の憲法調査会が慎重審議を行われ、円満なる、一党一派に偏せざる審議を行われまして、わが国の独立国家としての体制を整える上に慎重なる考慮を政府に要望いたしたいために、左の付帯決議案を提案いたしたいと思います。  右決議する。  以上を本委員会においての付帯決議案として提案いたし、皆さんの御賛成をいただきたいと存じます。

第24回国会 内閣委員会 第44号(1956/05/16、3期、緑風会)

○島村軍次君 簡単に。この法案のうちで「自ら営利企業を営み」ということがありますが、問題はたとえば弁護士とか、お医者さんとか、あるいは農業とかというようなものも、あるいはまた寺院の住職とかというようなものまでも含むものなのかどうかということをはっきりしておきたいと思うのですがね。この点を簡単に御答弁願います。

第24回国会 内閣委員会 第45号(1956/05/17、3期、緑風会)

○島村軍次君 私はまずこの法律案につきまして、人事院の見解を伺いたいと思います。それは寒冷地手当というものの定義は一体どういうものですか。どういう範囲を含んでおるのですか。
【次の発言】 そうしますと、寒冷地手当というものは積雪地帯に関する住宅の補強、あるいはそれに対する設備を行う、同町にただいまの説明によりますというと、薪炭を要する、従って寒冷地手当というものは新炭をも含んだ意味のものが寒冷地手当と、こういうふうに解釈していいのですか。
【次の発言】 そこで現在の法律では寒冷地手当及び石炭手当――石炭手当は北海道だけに支給されておるということになっておるのであります。従って寒冷地手当というも……

第24回国会 内閣委員会 第47号(1956/05/19、3期、緑風会)

○島村軍次君 だいぶ時間も経過したようですから、簡単にお伺いいたします。今度の改正のうちで、皇宮警察については、「警察庁長官に対して所要の措置を求めることができる」ということがあるのでありますが、どういう点からこの改正を考えられたのか。アウトラインの考え方についてはわからぬでもないんですが、この点に対する具体的な考え方を一つ承わりたい。
【次の発言】 命令系統は警察庁長官でございますが、現在どのくらいの、皇宮警察の人員がおありでしょうか。
【次の発言】 それから今度の衆議院の修正で、この京都事務所というものについては、支分部局として京都事務所を置く、こうなったわけですね。そこでもとの第七条に付……

第24回国会 内閣委員会 第49号(1956/05/22、3期、緑風会)

○島村軍次君 吉野大臣は気象台に対して非常に御熱意があるようでありますが、実際現在の気象台は、就任日なお浅いにしても、ごらんになりましたか。
【次の発言】 ただいま承わりますと、老朽施設に対する設備の取りかえといいますか、それから新時代に設備すべき新しい機械設備をしなければならぬ、こういう問題についてお話がありましたが、その前にわれわれ気象台を拝見いたしますと、元の厚生省のおった古い、もはや廊下が穴があくような建物におって、建物の古いのはこらえるにしても、あの設備は戦災のままですよ。戦災を受けたそのままですよ。つぎはぎしてやっているのです。一体、防衛庁は立派なものが建ちましたが、気象台のような……

第24回国会 内閣委員会 第50号(1956/05/23、3期、緑風会)

○島村軍次君 まあ三十分ということだから、あとは限定してきょうは散会されたらどうでしょう。

第24回国会 内閣委員会 第53号(1956/05/26、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は、ただいま議題になっております宮内庁法の一部を改正する法律案につきまして、質疑も相当進行いたしましたし、この際、質疑を打ち切って、直ちに討論採決に……、討論の御希望があればともかくも、この際直ちに採決に入られんことの動議を提出いたします。

第24回国会 内閣委員会 第56号(1956/05/30、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は緑風会を代表いたしまして、ただいま議題になっておりまする国防会議法案に関し、賛成をいたします。  本案は、十九国会において設定されました防衛庁設置法の四十二条にすでに明らかに明記されておるところでありまして、前国会におきましても、慎重審議され、すでにその全貌は明らかになっておったのでありますが、さらに今国会におきましても、政府の提案以来きわめて慎重に本委員会において審議、討議されましたことは、従来多分の問題点の多いと称せられた国防会議法案も、現在のわが国の自衛体制強化の点から考えまして、あらゆる角度からその内容が明らかになって参ったのであります。  問題の主要な点は、先ほど松……

第24回国会 内閣委員会 第57号(1956/05/31、3期、緑風会)

○島村軍次君 現在の改良局にある普及員制度は、今回の改正によりまして、本省内においても、あるいはまた府県の段階においても、名称の変更があるかないか、及び今回の改正によってその業務の内容が変更があるかどうか、つまり提案理由を拝見いたしますると、「農山漁村の総合的な振興をはかるための対策を」ということになっておるようでありますので、末端までの概要についての農林省の考え方を一応承わっておきたいと思うのです。
【次の発言】 農林省の御方針の大要はわかりましたが、そこで農業経営の改善、農業生産の増進、改善の事務ということも、この理由のうちにあげられ、さらに農業移民及び農業用小水力発電の助成の事務をも振興……


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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 公職選挙法の一部を改正する法律案両院協議委員正副議長互選会 第1号(1953/07/30、3期、緑風会)

○島村軍次君 両院協議委員正副議長の互選は成規の手続を省略いたしまして、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 大蔵・地方行政連合委員会 第1号(1954/04/15、3期、緑風会)

○島村軍次君 従来地方で入場税を徴収した場合の徴収費というものは、平均どのくらいでございますかということ。入場税の徴収の場合の徴収費です。
【次の発言】 今回の国税移管に伴つての徴税費の計算は、そうすると、その程度のものは地方財政計画からオミツトしてあるということですか。
【次の発言】 大蔵省の先ほどの御説明によりますと、入場税の移管に伴つて人件費が二億三千万円、その他の経費を合わして二%……。
【次の発言】 入場税についてはどういう考え方でおられますか。
【次の発言】 これは府県によつても違つたと思うのでありますが、入場税の徴収費というものは、他の税目に比しては比較的多額の経費を要しておつた……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 内閣・決算委員会連合審査会 第1号(1955/06/09、3期、緑風会)

○島村軍次君 昨年参議院の総意をもちまして、検査院の拡充に関する全会一致の決議が出ましたことは御承知の通りでありますが、私はその際に決算委員会において審議されましたその経過からかんがみまして、今回もこの拡充の点はもっともだと思うのでありますが、これはむしろただいま岡委員のお話になったように、国全体としては、むしろ行政監察の方法をもっと強くするべきであるという考え方からいたしまして、現在の決算委員会におけると言いますか、権限は御案内の通り大体検査院の報告を元としてやるという大筋がきめられておるのでありますが、国の行政の刷新をはかるという点から考えますというと、むしろ行政監察というものの強化をはか……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 第1号(1956/05/02、3期、緑風会)

○島村軍次君 先ほど梶原氏からお話しになった有価証券の問題等も審議の対象にするということをこの委員会で御確認を願い、それに関する資料もできるだけととのえてもらいたい。
【次の発言】 大体次回の予定をおおよそおきめになっておいた方がいいんじゃないかと思いますが……。



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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