山田節男 参議院議員
5期国会発言一覧

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山田節男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山田節男参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院5期)

山田節男[参]本会議発言(全期間)
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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 参議院本会議 第11号(1960/03/11、5期、民主社会党)

○山田節男君 この際、私は、カラーテレビジョン放送標準方式に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、民主社会党を代表いたしまして、カラーテレビジョン放送標準方式に関しまして、岸内閣総理大臣並びに所管大臣である植竹郵政大臣、池田通産大臣に、その所信をただしたいと存ずるものであります。総理は御欠席でありますから、その質問に対しては後刻答弁をしていただくことを要求しておきます。  まず第一に、このカラーテレビジョンの問題は、岸内閣が成立いたしまして後、昭和三十二年の十二月に、NHKと日本テレビ放送株式会社に実験放送を許可いたしたのでありまするが、自来、このカラーテレビジョンに対し……

第34回国会 参議院本会議 第13号(1960/03/28、5期、民主社会党)

○山田節男君 ただいま上程されておりまする中国地方総合開発促進に関する決議案に対しまして私は民主社会党を代表いたしまして賛意を表するものであります。  以下、若干理由を申し述べたいと存じます。提案者並びに社会党の木下君から、中国地方の後進性につきましては、るる数字をあげて御説明になりました。私の申し上げんとする点は十分尽きておるわけでありますから、重複する点は避けたいと存じます。  ただいま提案者からも御説明がございましたように、中国地方は人口並びに面積にいたしましても全国の約八%、これらの約七百万の住民が農業、中小工業、漁業等に従事しておりまするが、農地に関しましては、ただいま数字で示されま……

山田節男[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院5期)

山田節男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 逓信委員会 第閉会後3号(1959/09/10、5期、日本社会党)

○山田節男君 本日は郵政大臣の出席を求めてカラーテレビの問題について質疑いたしたいと思いましたが、大臣が午後にならぬとお見えにならぬそうでありますから、とりあえずカラーテレビの技術面について若干質問して、大臣がお見えになったその上であわせてこの問題について質問いたしたいと思います。そういうことを一応御了承願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま政府としては電波監理局長がお見えになっておるわけでありますが、これは電波監理局長まだ御就任の前のことでありましたけれども、技術面について十分御存じのことと思いますが、去る三十二年の十二月にカラー・テレビジョンの実験放送の許可があったのです。それは対象……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 逓信委員会 第9号(1959/12/10、5期、日本社会党)

○山田節男君 関連質問。今アラブ連合のテレビ放送の落札の問題が出ましたけれども、実は私は先月の二十三日にベネズエラのカラカスで日本の経済コミッション、それからブラジルの移民三十周年に業者代表というか、日本電気会社貿易部長の増島君とたまたま一緒になって、ベネズエラの政府は今電話施設の全国的な改装をやろうとしておる。そのときにたまたまこのRCAと日本の業者がアラブのテレビ放送網の落札の問題について、価格では第一の入札だったけれども、RCAに取られた。これは相当厳密に調査しておったし、私も調査しましたが、これは今政務次官の言われたように延べ払いとか、あるいは借款とか、こういう問題がもちろんあります。……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 逓信委員会 第4号(1960/03/08、5期、民主社会党)

○山田節男君 関連質問。さっきの質問の中で、全国にある特定局と、それから普通局とのいわゆる私有といいますか、賃借しているものが、特定局とそれから普通局で、何件くらいあるのですか。
【次の発言】 特定局の場合も、そうですけれども、この普通局の場合、特に大きな町あるいは市等にも、私有の家屋を局舎に変えて、しかも長く使っているのですね。これは賃貸借権の価額が非常に低いということを至るところで聞くのですね。  これは全国的にあるいは地域的に分けて、その地域々々の妥当な家賃、これを評価する何か特別の委員会か、あるいはそれは尺度があるのですか。
【次の発言】 特定局の場合は、家賃というのは、どういうように……

第34回国会 逓信委員会 第7号(1960/03/17、5期、民主社会党)

○山田節男君 今、鈴木君の質問に対しての古野さんのいろいろ八年間の御経験からの御意見ですが、これは私この公社法を作った一人であり、並びに公社法のためにアメリカの実際のこういう大きなものの一つの経営機構の問題について相当実地に見まして、当時GHQの方もこれはよかろう、GHQがサゼッションして作った国鉄公社、それから専売公社――実はこの法律の大体眼目ができたときに国鉄はどうもうまくいかぬ、それで専売公社の秋山総裁にここへ来てもらいまして、一体この公社経営の一番隘路はどこにあるか、いわゆる国営じゃいけない、しかし民営でもいけない、そこでいわゆるパブリック・コーポレーションという一つの公社経営組織をこ……

第34回国会 逓信委員会 第8号(1960/03/22、5期、民主社会党)

○山田節男君 前回の逓信委員会で植竹郵政大臣にカラーテレビジョンの問題についていろいろ御質問申し上げたのですが、実は過日の委員会で、たしか十七日だったと思いますが、私は大臣にこの委員会で、これは私が当日主として質問を申し上げたのですが、おそらく、他の委員もそうだろうと思うのです。カラーテレビジョンを本放送するかどうか、それの予備行動として、電波監理審議会に諮問するかどうか、これはまことに重大なることであるから、私はまだ質問も完了しておりませんので、この質問が済んでから、郵政大臣並びに岸内閣は十分一つお考え願って慎重にやってもらいたい。それに対して植竹郵政大臣も、慎重を期してやる、こういう御発露……

第34回国会 逓信委員会 第9号(1960/03/25、5期、民主社会党)

○山田節男君 議事進行。今、電信電話の話ですが、この間NHKの予算をやって、カラーテレビの問題に関して、何かたださわればいいということだけでは審議できないと思う。どういう経過でそういうことになるのか、順序として……。
【次の発言】 この間、委員長なり理事の皆さんも、御承知の通りの経過で、一体カラーテレビジョンの問題について、こういう根本的な問題を片づけないでおいて、そしてこの法案をとにかく毎日々々、ただ一部分だけずつやって進行するということは、これは私ちょっと審議の方法としておかしいと思うのですね。そういうことなら、なぜ大臣がもっとこの委員会の審議を正常化するような答弁をしないかということです……

第34回国会 逓信委員会 第10号(1960/03/29、5期、民主社会党)

○山田節男君 ただいま植竹郵政大臣のお話は、過日の私の質問に対する、すなわち三月十七日の質疑に対する大臣の御答弁としては、ポイントがはずれていると思うのです。なるほど、それは電波監理審議会に諮問し、従って、同時にそれは聴聞会にもかける、これは当然の手続であって、いわゆる慎重にやるという、これは法規上の手続であって、私の質問した点は、そこに重点があるのじゃないのです。今の大臣のおっしゃったことは、当然手続上しなくちゃならぬ問題です。その前の時点においての本委員会における質疑応答あるいは大臣の御答弁等によって、こういう非常に不可解な大臣の行政的な行動に対しわれわれは疑念を持っているわけです。ですか……

第34回国会 逓信委員会 第11号(1960/03/30、5期、民主社会党)

○山田節男君 前回に引き続いて若干三十五年度のNHK予算について質問いたしたいと思います。  その第一は、予算総則に関する問題でありますが、予算総則の第四条の問題でありますが、これは御承知のように、従来このNHKの放送におきまして、ラジオ経済と、それからテレビジョンの経済は収支別個にすると、当時本委員会において――ラジオ経済とテレビジョン経済を別個にするという建前は今日もなおその意義が残っておると思うのです。しかるに三十五年度の予算総則におきましては、いわゆる「ラジオとテレビジョンとの間においては、彼此流用することができない。」、この条項を特に削除した理由について、これは特に郵政大臣がこれに対……

第34回国会 逓信委員会 第16号(1960/04/13、5期、民主社会党)

○山田節男君 今の鈴木君の質問のあった伝送方式の問題ですが、第二次五カ年計画でいわゆる有線、無線、無線でいえば昔のマイクロウエーブ、これは少なくとも市外通話ですね、ただし、今あなたのおっしゃったように、たとえば東京―大阪間というような中間に大都市のたくさんあるところは、これは中間都市はもちろんこれは同軸ケーブルでやるべきだと思います。しかし今一番問題になっているのは、合併町村の問題ですね、これはなぜなかなか険路が打開されないかというと、結局ケーブルであるがゆえにそうなってくる。ですから、これをむしろ僕は、伝送方式としたならば無線方式にした方がいいのじゃないか、いわゆる中近距離のマイクロウエーブ……

第34回国会 逓信委員会 第17号(1960/04/14、5期、民主社会党)

○山田節男君 私はきょうは、この問題になっております、電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律案と、これに関連しまする今回、電電公社が発表しておりまする第二次の五カ年計画の拡大修正計画、これについて若干質問いたしたいと思います。  これはまず、総裁それから並びに郵政大臣にお伺いするのですが、この公社ができまして、昭和二十八年の八月に第一次の五カ年計画を立てたときと、さらに三十三年度から第二次五カ年計画を立て、さらに第二次計画の第三年度の、すなわち昭和三十五年度からの拡大修正計画、この三つを比較してみた場合に、もちろん昭和二十八年の八月の第一次五カ年計画当時、独立国――平和条約が締結された……

第34回国会 逓信委員会 第18号(1960/04/19、5期、民主社会党)

○山田節男君 今回出されたこの法案に関連する、裏づけをする電電公社の第二次五カ年計画の三十五年度以降三カ年の計画の修正拡大計画について、資金計画について、外資三カ年三百億円予定しているわけであります。初年度、三十五年度において百億円の外資を予定しているのですが、外債あるいは借款等によって、これを融通し得る目安があるのかどうか。  昨年の秋、一応お話を聞きますと、あなたもニューヨークへ行かれて、電電公社の外債、借款が、とにかく見込みがないというようなことを聞いたのですが、こうして三カ年間三百億円、約九千万ドル外資の導入ということを資金計画としてもっている。この見通しは、どうですか、少なくとも今年……

第34回国会 逓信委員会 第20号(1960/05/17、5期、民主社会党)

○山田節男君 今回この電電公社法の一部改正によってこの外貨の電信電話債券の発行をする、これについて郵政大臣の許可なくしてやりたい、こういう建前の法律改正と了解するのですが、まず私お伺いしたいのは、第一次五カ年計画、その場合も外資を導入することはうたわれておったわけです。そのために前梶井総裁は、数回にわたって外国に行かれた。たとえばワシントンにおいてあるシンジケート団等とも話をされたということを、私も現地に行って聞いております。で、かなり見込みのある――私はシンジケートの人に会ったときに、この日本の電信電話公社は非常に経営状態がいい、将来の見込みも非常にブライトだ、こういう意味から、投資について……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 逓信委員会 第閉会後2号(1960/08/31、5期、民主社会党)

○山田節男君 今の鈴木君の発言に関連してですけれども、カラーテレビの問題ですが、先ほど来、るる鈴木郵政大臣からも御答弁がありますが、これはもとより自民党の岸内閣が倒れて池田内閣が成立したわけですけれども、昨今、ずっと新聞を見ていると、池田内閣の方針というものは、前岸内閣の方策を見れば、むしろ裏をいくのじゃないか、裏をいくというと語弊がありますが、とにかく岸内閣のすべての方針に対して再検討を加える、そのことはおそらく閣議においても、いろいろ議論があったと思う。  そこで、鈴木大臣が前植竹郵政大臣から事務を引き継ぎなされて、ことにこのカラーテレビの問題は、これは単なる一参議院の常任委員会の問題じゃ……


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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 逓信委員会 第2号(1960/12/15、5期、民主社会党)

○山田節男君 これは電電公社に質問いたしますが、もう昭和三十六年度の予算編成について、一応作業をしておられると思うのですが、三十三年度から始まった第二次五カ年計画、それを三十五年度以降二カ年間のまた拡大計画というものを作ったわけです。これが私は進捗状況については、先ほど総裁から御説明、御報告があったので了解しますが、御承知の通り経済成長率が昨年はピークで、予想外の一五%以上の成長率を示した。今年度も少なくとも一一%は下らないだろうという見通しができています。不幸にして日本はそういう計画経済というものがありませんから、電話は電信市話の建前で公社だけでやる、こういうまちまちのやり方で国策が行なわれ……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 決算委員会 第2号(1961/02/06、5期、民主社会党)

○山田節男君 私も関連質問したいと思いますが、先ほど運転局長あるいは施設局長の答弁、それから武内委員、大倉委員の質問に対する報告を受けまして、今回の未曾有の豪雪による数万人に及ぶ乗客の迷惑並びに数億の国鉄の損失を来たしたこの事実について、いろいろ答弁を伺ってみると、これは未曾有の豪雪であった。これは間違いないことです。しかし、雪は地震とか洪水とは違うのです。たとえば洪水による損害だったら建設省の責任もあるでしょう。しかし、雪というものは、一時間で数メートルも積もるものではない、なだれ以外においては、そういう異常な積雪になることはないと思うのです。先ほど武内委員の質問によると、正月の元日に新潟市……

第38回国会 決算委員会 第3号(1961/02/08、5期、民主社会党)

○山田節男君 私、幸い西村長官がお見えになっておりますから、総括的な質問を二、三いたしたいと思います。  実はこの平和条約ができまして、警察予備隊が自衛隊に変わって早々、まあ昭和二十七、八年の間は、自衛隊の創設といいますか、拡張のために会計が非常にずさんであった。当時参議院の決算委員会におきましても、各省のうちで、防衛庁が一番会計検査院の批難事項、不当事項が多かった。この事実から見まして、私は三十三年度の決算を見まして、防衛庁のいゆわる業務監査というものが相当改善されているということは、これは認めます。  ただしかし、三十三年度の決算においても、報告を見ましても、なお億に余る金額の不当な支出と……

第38回国会 決算委員会 第5号(1961/02/15、5期、民主社会党)

○山田節男君 先ほど来大倉委員と木下委員の質問に対する防衛庁の御答弁を拝聴しまして、国民のだれしも今日非常に不安に思っていることは、いわゆる近代戦、これは局地的戦争あるいは全面的戦争の場合に、日米安保条約のもとにおいて日本がどういう役目をやるのか、これは戦略的に考えまして、いわゆる直接侵略でわが国土に敵が侵略した場合にどうするか、こういう今の両委員の不安はこれは国民ひとしく持っておることだと思うのです。そこで先ほど来飛行機の問題あるいは特車の問題についての防衛庁側の御説明を聞きますと、やはり私ども一番感じることは、日米安保条約のもとにおける自衛隊の役目、それから、自主的に日本国内における直接、……

第38回国会 決算委員会 第6号(1961/02/20、5期、民主社会党)

○山田節男君 本件に関して、会計検査院の方にちょっと質問したいのですが、先ほどこの三十三年度の農林省関係の会計検査の要綱を調べると、各特別会計を合わせて実際の調査件数というものがいずれも一〇%、一割以下になっている。  御承知のように農林、建設省は、現場といいますか、所管の会計が、一般会計、特別会計にわたる非常に多額な金額を要するものとして、会計検査院としても、少なくともこの建設、農林の両省に対しては会計検査の現場といいますか、検査個所をできるだけふやすということは、従来きびしく会計検査院に要求している。それがために要員を可能な限りにおいて最大限度にふやせ、これも、われわれの希望した通じゃない……

第38回国会 決算委員会 第9号(1961/03/01、5期、民主社会党)

○山田節男君 ただいまの阿部委員の質問に関連して私も若干質問いたしたいと思いますが、まず第一に、通産省は通商貿易の調査あるいはその振興のために、これは主として情報収集ということになるかもしれませんが、在外公館――大公使館、領事館等に通産省の事務官あるいは技官等が何名合計出ておるか、これをまずお伺いしたい。たとえばリオデジャネイロのブラジル大使館には通商関係の参事官が何名おるのですか、配置の国だけでもよろしゅうございます。
【次の発言】 この従来あった海外貿易振興会を解消して、一昨々年ですか、日本貿易振興会ができたわけですけれども、先ほど来阿部委員からの質問並びに政府当局の答弁を見ますと、どうも……

第38回国会 決算委員会 第11号(1961/03/20、5期、民主社会党)

○山田節男君 先ほどこれは相澤君からも若干触れられた問題ですが、毎年この会計検査院の決算報告の中で、特に郵政省関係の決算報告でやはり一番特徴的なのは、何といっても特定郵便局の不正行為が非常に多いということ、先ほど会計検査院からも説明があり、また郵政省当局からお話がありましたが、特定郵便局制度というものに対するこれは私は官房長は長く監察局長をやられているし、並びに荘局長にしても現在の特定郵便局制度と会計監査、業務監査という点について、これは白書くらい作るべきだと思う。一体特定郵便局制度で、いろいろな従来の封建的というか、そういうりっぱな人を人選されているにもかかわらず、依然として不正行為が絶えな……

第38回国会 決算委員会 第14号(1961/03/29、5期、民主社会党)

○山田節男君 失業保険の特別会計について一つ質問いたしたいと思う。この失業保険法を作るときに、われわれ立法者の立場で一番おそれたことは、失業ということ自体の定義と、それから第二は失業保険の給付の問題これによって幾多の不正な事件が起こりやすい、いわくがあり、また諸外国のそういう方面に対して失業保険の実施にあたって一番困ってるところなので、そこに法的措置をどういうふうにするかということに、この法律を作る場合に非常に実はわれわれ苦労しまして、諸外国の立法例等調査して、当時占領軍政下にありましたので、占領軍政、GHQの方面と、実はこの案をまとめてこういう法律になったのですが、これが実施以来、毎年会計検……

第38回国会 決算委員会 第15号(1961/04/03、5期、民主社会党)

○山田節男君 ちょっと関連して。まあ私フランス、イタリーそれからオーストリア、私の知る限りにおいてはこういう国はたばこは専売なのですが、一体たばこを政府が専売しているところで、そういうふうに民間のところが包装を解いて、自分の広告のために包装する例がありますか。これを一つちょっと。
【次の発言】 これはたばこは民間経営のところでも、そういうたばこを、たとえば日本におけるように、ある会社の創立記念日であるとかあるいは待合、料理店等で勝手な包装をしてやるということは、これは私の知る限りにおいては民営のたばこの国においてもありませんよ。というのは、少なくともあれほど大量生産して、そうしてことに政府の専……

第38回国会 決算委員会 第16号(1961/04/05、5期、民主社会党)

○山田節男君 この不正事項として指摘されている三百五十五号、この電話料金の不収納となっていますね。この電話の場合は加入者――電話の使用者について月末に請求書が来て、何番へかけた、あるいは市内ならば何回かけたというのが来るでしょうが、この電話料金の場合どうでしょう。たとえば問題になっている筑後電話局で電話を何回、たとえば大阪へかけたり下関へかけたりという、そういったようなものは、たとえば下関あるいは大阪で、筑後電報局で扱ったものは、そういうところにやはり筑後からの何通話であるかというようなそれは記録があるのじゃないですか。ですから今私のお伺いしたいのは、かりにこの筑後の郵便局でそういう不正な吏員……

第38回国会 決算委員会 第25号(1961/05/15、5期、民主社会党)

○山田節男君 三十四年度の会計検査院長の報告についてちょっと質問があります。項目じゃありません、内容について。
【次の発言】 いや、この報告について……。
【次の発言】 この報告の内容について……。
【次の発言】 きょうの総括的な説明内容の一部に対する質問です。今やった方が適切だと思うのです。一点だけです。
【次の発言】 ただいまの昭和三十四年度の会計検査院の決算総括的報告に対しまして、院長にちょっと質問いたしたいことがあるのです。国会、特にこの参議院の決算委員会におきましてイニシアチブをとって補助金の適正化に関する法律を作ったわけです。これはもとよりこの補助金の、今会計検査院長の説明されたよ……

第38回国会 決算委員会 第28号(1961/05/22、5期、民主社会党)

○山田節男君 今相澤委員の御発言は、横須賀の追浜地区の問題です。過日、この旧軍港平和産業都市転換法の成果がどうなっているか、国が協力して産業都市にしなくちゃならぬというこの法律が満十二年をたって参りまして、今の相澤委員の言われるのは、これは大臣、御存じかどうか知りませんが、追浜地区の元海軍飛行場を含めまして、約五十万坪ございます。そして今のお話のように、その中で三万七千坪、とっ先のところを、今アメリカ軍がそれだけを基地として保有している。あとは、日産自動車が大建築をしている、その他数十社が、すでにそこに入っている。ちょうどその一角の五十万坪の中の三万七千坪というものを、米軍が今日では陸揚げに利……

第38回国会 決算委員会 第32号(1961/06/07、5期、民主社会党)

○山田節男君 私は民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和三十三年度一般会計歳入歳出決算、昭和三十三年度特別会計歳入歳出決算、昭和三十三年度国税収納金整理資金受払計算書並びに昭和三十三年度政府関係機関決算書、以上の審査に関しましての本院の決算委員会といたしまして、この事案に、以下述べまする希望を付しまして賛成をいたすものであります。  元来、この検査院の毎年度政府並びに特別会計機関の決算を私どもが審査するにあたりまして、まず感じますることは、今日日本の公務員のいわゆる公金、パブリック・マネーというものに対する観念がきわめて希薄であるということであります。たとえば英国のごと……

第38回国会 逓信委員会 第2号(1961/02/07、5期、民主社会党)

○山田節男君 いずれ詳しいことは委員会で逐次御質問申し上げますが、きょうの大臣からの御説明の中で、特に私承りたいと思うのは、中共と日本との郵便問題、池田内閣は、日中貿易もやはり積み上げ式に漸次これを発展せしめたい。気象並びに郵便につきましては、これを実行する場面として、なるべく早く始めたい。ことに、近来貿易問題で民間の団体等も郵便に非常に困っているわけです。これはたとえ正規の国交回復をしなくても、事実上日中貿易の促進ということは、これはわが国としても重大な問題ですから、これに付随する郵便電信だけは、向こうの相手がどうあろうと、こちらの方でも困っているのですから、日本政府としても、向こうに正式に……

第38回国会 逓信委員会 第5号(1961/02/21、5期、民主社会党)

○山田節男君 今の台湾政府、蒋介石に対する、カラーテレビジョンの放送についての正力読売新聞社主の申し入れですね、これはなるほど川島代議士一行が台湾に行かれて、そうしてそれに託して川島君から、日本の政府なり外務省を通じて正式に申し入れがあれば、技術援助、場合によっては一億ないし二億の資金を出してもいい、こういう申し入れをしているわけですね。そこで今、先ほど鈴木君の発言の中にもありましたが、これは台湾と中共、今日まあ二つの中国になっているのですから、それでカラーテレビも、ただ単に一つのコマーシャルなビジネスとして、これは台湾国営にするかどうかはいざ知らず、正力さんとしては単なる好意をもって、台湾に……

第38回国会 逓信委員会 第10号(1961/03/16、5期、民主社会党)

○山田節男君 きょう午後、本委員会で、郵政省の要員が、電電公社の方の要員に配置転換されるということについての、各委員からの質問並びに政府当局の応答等を見まして、私痛感しますことは、根本的な問題に対する把握がない、これはむしろ政府当局がないのではないか。御承知のように近代産業、ことに今度の第二次大戦以後における技術革新の著しい進歩というものが、産業の合理化並びにオートメーション化、これはもう必然です。  ことに今日日本も、おそまきながら、民間産業におきましては、オートメーション化並びに合理化というものが非常に急速に普及しつつある。従って、政府の関係する三公社五現業というものも、これは当然、この合……

第38回国会 逓信委員会 第11号(1961/03/22、5期、民主社会党)

○山田節男君 この案件につきまして、ただいま私の質問いたしたいという点につきましては、前回、森中委員からも若干触れておりましたが、なお私から重ねて大臣並びに関係政府委員に質問を申し上げたいと思います。  その第一は、御承知のように簡易生命保険制度が大正五年にできまして、もうすでに四十五年、約半世紀経過しているわけですが、大体この簡易生命保険ができました当時の状況から見ましても、そのころにおきましては、やはり社会政策といいますか、今日でいういわゆる社会福祉的の事業がきわめて欧米諸国に比べると幼稚であった。この時代においてこの簡易生命保険制度が設けられたということは、これはその法律の第一条にもあり……

第38回国会 逓信委員会 第12号(1961/03/23、5期、民主社会党)

○山田節男君 ちょっと資料のことについて。これはNHKの予算の編成が非常におくれたからという理由もありましょうけれども、この予算に対する資料が例年になく非常に簡単なんですね。もう少し収支事業計画を詳しく書いたものの資料を一つお願いしたいと思います。  それからもう一つは、毎年この予算に関して難聴地区の解消ということが言われておるわけです。これを見ても第一放送は九九・七%、それから第二放送でも今度九六%になっている。毎年この難聴地区の解消が予算に出るわけですね、金額は出ておりませんが。これは一つにはNHKの根本的な早期の難聴地区の解消、これはすでに七、八年以来毎年難聴地区解消、難聴地区解消と言わ……

第38回国会 逓信委員会 第13号(1961/03/24、5期、民主社会党)

○山田節男君 ただいま議題になっておるNHKの三十六年度の収支予算、事業計画及び資金計画につきまして、私は大臣がお見えになりませんから、阿部会長に主として御質問申し上げたいのであります。  過日NHKの三十六周年記念が盛大に行なわれたわけでありますけれども、私この議案を見まして、かつ三十六年のNHKの歴史の中において、何と申しますか、一面においてはNHKの一つの転換期を示しておる、それは転換期と申しますのも、見ようによってはこのままでいけばNHKがもう財政的に行き詰まるのじゃないか、従って五カ年計画の第四年度に入りまして、はたして所期の目的を達せるかどうか、これは私は非常にこの議案を見、またこ……

第38回国会 逓信委員会 第14号(1961/03/28、5期、民主社会党)

○山田節男君 これは委員長にお願いするのですが、郵政大臣がお見えになって、NHKの代表の方とあわせて詳しい御質問を申し上げる部分を省きまして、以外の質問をしたいと思うのです。  実は三十三年から第一次五カ年計画をお立てになって、三十六年度で第四年度になるわけですが、それに関していろいろ御質問申し上げたいのですが、まず第一に、FMの放送計画ですね。第一次五カ年計画から少なくとも三十五年度の三年間、第一次計画のプランでお示しになった程度でどのくらい今進捗しているのか、これを一つ承りたいのです。
【次の発言】 これは計画によりますと、少なくとも三十五年度ではFM放送の受信者が十万世帯ある。三十六年度……

第38回国会 逓信委員会 第15号(1961/03/29、5期、民主社会党)

○山田節男君 ただいま議題となっております放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件につきまして、私は民主社会党を代表し、以下簡単に述べまする希望を、NHK並びに郵政省協力のもとに、確実に実現されることを条件として、賛成の意を表するものであります。  このNHKの三十六年度の収支予算、事業計画並びに資金計画を拝見して、まず第一に感じますることは、昭和三十三年度、明日のNHKとして、はなばなしくスタートいたしました第一次五カ年計画と、この三十六年度の収支予算、事業計画、資金計画を見まするというと、まことに私は憂えざるを得ない状態であることを率直に申し上げなくてはなりません。と申……

第38回国会 逓信委員会 第17号(1961/04/11、5期、民主社会党)

○山田節男君 この郵便為替法の一部改正法律案が出たわけですが、まず第一にお伺いしたいのは、今回定額小為替という制度を設けられて、三千円以下の金額を扱う。これは普通為替、電信為替――これはスピードの問題ですが、普通為替以外に定額小為替制度を設けられた根本的な御趣旨はどこにあるかを伺いしたい。
【次の発言】 まあ改正案によりますと、普通為替の場合は、千円以下の場合四十円。それから千円から三千円の間――三千円以下が五十円。定額小為替の場合は、千円から三段階に小きざみにされて十円、二十円、三十円となっている。  今の大塚局長のおっしゃったことはわかるのですけれども、実際、片一方においては普通為替の千円……

第38回国会 逓信委員会 第18号(1961/04/13、5期、民主社会党)

○山田節男君 この今回の郵便振替貯金法の改正の中で、NHKの受信料の取り扱い問題ですが、ただいまの野上君の質問に対して、現在NHKの受信料を年間四万件ぐらい扱っている。総額の金がどのくらいになるか、それからNHKの受信料を特定郵便局で取り扱っていると思うのですが、特定郵便局で、NHKのテレビ、ラジオの受信料として取り扱っておる、件数はいいのですが、総額は、どのくらいの金額に上っているか、最近の集計があれば、お示し願いたいと思います。
【次の発言】 NHKの報告によりますと、大体三十四年度は、ラジオとテレビとの受信料の総収入が三百八十億円くらいで、その六割は郵政省関係で集納しておることになってお……

第38回国会 逓信委員会 第21号(1961/04/28、5期、民主社会党)

○山田節男君 昨日手島委員から、本問題に対するきわめて示唆に富む御質問があったのですが、私の質問も、若干手島委員の御質問に重複するかもしれませんけれども、別個の角度から見た質問として御答弁願いたいと思います。  実は、ちょうどこの国会で郵便法の一部を改正する法律案、ことに郵便業務に関する料金の改正問題が議せられているさなかにおきまして、これと時を同じくいたしましてアメリカの下院においても、郵便料金の引き上げ問題が目下討論中であるという、きわめて偶然なことでありますが、アメリカにおける問題になっている郵便料金の引き上げ問題の論議をも実は中心にしまして、大臣の御所見を伺いたいと思うのでございます。……

第38回国会 逓信委員会 第23号(1961/05/11、5期、民主社会党)

○山田節男君 私は田島教授にちょっと伺いたいのですが、これはちょうど、本国会で郵便料金の値上げをわれわれが審議しておると同時に、ワシントンでも郵便料金の値上げをやっておるわけです。アメリカでも、過去三回、第一種、第二種を含めて、郵便料金の値上げは、いつも下院の反対によってその法案が通らない。ところが、今回出しておる内容を見ますと、やはり第一種、第二種、第三種、それから第五種――日本で言えばそれに相当するもの、並びに直接国会の承認を得ないで――向こうは御承知のように国営でありますから、国会の承認を得ないで値上げできる部分を値上げすることを含めて今やっておるわけです。  さっきあなたの言われた、郵……

第38回国会 逓信委員会 第24号(1961/05/12、5期、民主社会党)

○山田節男君 昨日私らの手元に届きました「郵政事業長期計画」、この内容を見まして、実は私意外に思いましたことは、大体今回の郵政事業の諸般の、たとえば郵便料金、それから為替貯金の手数料、それから簡易保険、郵便貯金の保険額の増加、こういったようなかなり郵政興業としての画期的な今回の措置をとられるのですから、この長期計画はむしろ初めからわれわれに示されるべき問題で、非常に末期になってこういうものが出たということは、どうも私、よくわからない。この間の事情はどういう事情があったのか、これはこれからの私の質問に関連がございますので、その事情を大臣から承りたいと思います。

第38回国会 逓信委員会 第28号(1961/06/01、5期、民主社会党)

○山田節男君 私は、この質問をする資料、質問の資料として一つ電電公社の方へお願いしたい。  それは、第一には、この法律改正によって、電話の料金体系を変えることによって年間大体三十億円の減収になるという根拠ですね、これに対する資料。  それから、この料金体系の改正とこの全国の自勤即時通話にする改正のこの法案が通って、明年から、三十七年度から始まって、大体百パーセント近くの日勤即時通話方式になるのはどのくらいなめどを持っておるのか。  それから次には、この料金の算定基準の問題ですが、これについて二つあるわけですが、この従来の市外通話料金の算定基準になる距離のはかり方、これは今までは各電話局間の距離……

第38回国会 逓信委員会 第31号(1961/06/06、5期、民主社会党)

○山田節男君 今回の公衆電気通信法の一部改正によりまして、電電公社の電話料金の、料金体系の一種の革命的な合理化を行なうというこの法案でありますが、まず総括的な質問を総裁と、それから郵政大臣にお伺いしたいと思うのです。  まず第一に、今回の料金体系の合理化と申しますか、これにつきましては、過般電信電話料金調査会の答申に基づいて、この法案を作られたように了解するのでありますが、従来、電電公社が扱っておる電話並びに電信――電話はこれは幸いにしてと申しますか、当局の非常に熱心な合理的な計画が着々進められまして、収入の点においても相当増大しておる。しかし他方、電信は年々赤字を重ねておるという状況である。……

第38回国会 予算委員会 第9号(1961/03/07、5期、民主社会党)

○山田節男君 最初に、私ちょっと政府閣僚の皆さまにお願い申し上げたいと思いますことは、わが党に割り当てられております質問時間が非常に制約されておりますので、質問者はしかも二名でございますので、短時間の間に、かなり多岐にわたった質問を申し上げますので、関係諸大臣の御列席が十分でないと時間をとりますので、能率上この点を特に申し上げておきます。  まず最初に、私は昨日の羽生並びに杉原両委員から御質問がありました国連中心主義の外交について、若干質問いたしたいと思います。  池田内閣が第一次内閣ができまして以来、外交方針は、自由国家群の一員として、あくまでこの国連中心の平和外交を推進していく、こういうこ……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 決算委員会 第閉会後1号(1961/12/01、5期、民主社会党)

○山田節男君 ちょっと関連質問。  最後の大森君の質問に関して、公序良俗に反するといいますか、残虐であるとかわいせつであるとか、こういった通念は、いわば時代によって非常に違ってくるんですね。これが、何といいますか、裸体写真であるとか、あるいは接吻をカットする、これは一昔前にあったわけです。そういうふうに時代によって、趣味といいますか、そういうものになれっこになってしまって、そう今心配されるほどの、公序良俗に反するというようなことは、これは妥当であるかどうか。それからもう一つは、私も「夜と霧」を見ましたし、現地にも行って見ましたが、あのドキュメンタリーなフィルムの編成というものは、いわば独裁政治……

第39回国会 逓信委員会 第2号(1961/10/03、5期、民主社会党)

○山田節男君 私は、鈴木委員長並びに鈴木強委員とともに、去る七月十七日から六日間、中国及び四国地方における逓信関係業務の運営状況を視察して参りましたが、その詳細は、委員長のお許しを得て、速記録にとどめたいと存じますので、御了承をお願いいたします。  右簡単ながら御報告をいたします。

第39回国会 逓信委員会 第7号(1961/10/19、5期、民主社会党)

○山田節男君 過日迫水郵政大臣から所管事項の一般説明があったのでございますが、その中で、あるいはその所管事項に触れておられませんけれども、今日の時点並びに将来、ことに電波行政、公衆通信の立場から重要と思われる二、三の点について御質問申し上げたいと思います。  まず第一に、御承知のように、放送法を改正いたしました際に、放送の番組の問題についてある程度の規制を加えるという必要を認めましたけれども、表現の自由という立場を守るために、あくまで自主的に番組の編成については自粛しよう、そのための法律を作ったわけです。自来、民間放送の番組の趨勢を見ますというと、間々放送番組に対しての、ことに道徳的方面から見……

第39回国会 逓信委員会 第10号(1961/10/31、5期、民主社会党)

○山田節男君 六月から、これはことにお盆前に繰り上げて実施したわけですね。このダイレクトメール、それから書箱・雑誌ですね、こういったものが、郵務局として全国的に収入といいますか、取り扱い量というのですか、それの増減ですね、ふえているのか減っいるのか、この料金値上げの結果。これがわかればちょっとお示し願いたいのですが。
【次の発言】 今の郵務局長の答弁によると、第一種はふえた。これはもちろん書留、速達を含めての意味じゃないかと思うのです。ダイレクトメールの場合は、いわゆる消費ブームで、かなりPRするための大型の重量の重いものがたくさん出された。これは私は、一方においては郵便の遅配の原因にもなるし……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 決算委員会 第4号(1962/03/16、5期、民主社会党)

○山田節男君 小柳委員の御発言、私はもっともだと思いますが、今委員長から委員長理事打合会の報告がありました。少なくとも、昭和三十五年度の決算報告に対する総括質問だということになっているのですから、総理が四月にならなければ出られない――しかしきょうがいわゆる総括質問の第一日に来たるわけですね。ですから、総理がきょう出られないということは、これはやむを得ません。しかしながら、ことに参議院の決算委員会の従来の伝統として、少なくとも、総括質問と、それから締めくくりの場合は、これは総理は出席すべし。吉田内閣の時代でも、鳩山内閣の時代でも、ちゃんと総理大臣以下現われてやっているわけです。ことに、第二院の参……

第40回国会 逓信委員会 第3号(1962/02/08、5期、民主社会党)

○山田節男君 前回の委員会で郵政大臣から所管事項についての説明がありましたことに関して、特に電波行政に関する二、三の御質問をいたしたいと存じます。  第一は、今年の六月が、テレビ放送並びに標準放送の免許の更新する時期になっておるというふうに私了承するのでありますが、日本の放送法の中には、もちろん放送の表現の自由、それから番組編成の自由ということ、これははっきり明記してあるのでございますけれども、ことに民間放送のテレビ、それからラジオ放送等を見ますと、過般放送法の一部改正によって、番組の粛正、番組編成の自粛ということにつきまして、ある程度の規制を加えたのでありますが、今日まで政府が取り上げた、た……

第40回国会 逓信委員会 第12号(1962/03/13、5期、民主社会党)

○山田節男君 今の町上委員に対する宇宙通信の周波数の問題ですが、先ほどNHKの溝上副会長の答弁されたことが実態だと思うのです。しかし一九六〇年の五月にエコー第一号を打ち上げて、実際私見たのですが、アメリカ、カナダ、イギリス、それから西ドイツ、これは協定でもってテストをやっておるのですね。ところが一九六二年の五月以降にエコー第二号を打ち上げる。そうなると、今度エコー第二号はもっと遠方へ打ち上げるから、そうすると、東京でも当然今度は地球全面にくるリレーというのは、中継の実験ができるわけですね。だから、テストに参加する国の協定によって、この周波数はあくまで実験のものであるということでやるように了解し……

第40回国会 逓信委員会 第13号(1962/03/15、5期、民主社会党)

○山田節男君 関連質問にもなりますし、あわせてNHKの三十七年度の会計予算に盛られた計画について若干の質問をしたいと思います。  今ちょうどカラー・テレビジョンの問題が提起されておりましたが、今田辺さんの言われたこと、また委員諸君の質問されたこと、もう一つ前の次元において特にNHKはカラー・テレビジョンにおいて考える必要があるのじゃないか。と申しますのは、田辺さんいろいろ言われたが、カラー・テレビジョンは御承知のようにCBS方式でやっておる。それから今度、今やっているRCA式がいわゆるコンパティブルだということで、これがいわゆるRCA、FCCがCBSのかわりに今度はRCA式をオーソライズしたわ……

第40回国会 逓信委員会 第15号(1962/03/22、5期、民主社会党)

○山田節男君 ちょっと一、二……。これはもし他の委員の諸君からの御質問で答弁済みでしたら御答弁していただかなくてもよろしゅうございますから、そのおつもりでひとつ御答弁願います。で、第一に、今回こうして簡易生命保険並びに郵便年金の加入者の福祉施設である保険診療所、加入者ホーム、保養センター、これをもっと効率を上げて運営するために事業団をお作りになる、この趣旨は非常に私いいと思うのです。いいと思いますが、まず第一にお伺いしたいことは、御承知のように厚生省はもとよりのこと、その他の各省団体におきましても、従来福祉施設としてもかなり施設を持っているわけです。この場合におきましては、この簡易生命保険並び……

第40回国会 逓信委員会 第18号(1962/04/03、5期、民主社会党)

○山田節男君 気象庁の長官が見えておるので、ちょっと関連質問的にお伺いしたいと思うんですが、海洋気象、それから航空気象、それから人工衛生による気象観測、現在の気象庁として、たとえば今問題になっておる海上の海難の予防という意味から、あなたのほうからデータを送られて通報される作業において、この海洋と、それから航空気象と、それから宇宙といいますか、たとえばアメリカがタイロスを発射して現にかなり詳細な宇宙圏における気象観測データを集めておるわけです。  気象庁としては、そういったような国際の協定もありましょうし、そういう宇宙とそれから航空と海洋と総合した結果、一つの判断といいますか、気象の警報を出すべ……

第40回国会 逓信委員会 第21号(1962/04/12、5期、民主社会党)

○山田節男君 きょう質問しまするについては、運輸大臣、郵政大臣それから気象庁の長官、その他政府委員の御出席をお願いしたのでありますが、順序としては運輸大臣の出席を待ってしたほうがいいと思いますけれども、時間の都合上、郵政大臣並びに気象庁の長官も御都合があるそうでございますので、多少質問が前後しまするけれども、郵政大臣並びに気象庁の長官の御便宜のために、順序を変更いたしまして質問いたしたいと思います。なお、質問の前にちょっとお断わり申し上げたいことは、私やはり個人的事情で近来委員会にとかく欠席がちでありまして、ただいま上程になっておる電波法の一部改正案についての各委員の質問もすでに十分尽くされて……

第40回国会 逓信委員会 第23号(1962/04/24、5期、民主社会党)

○山田節男君 ただいま議題となっております電波法の一部を改正する法律案に対しまして、私は民主社会党を代表し、以下述べます理由によりまして反対の意を表明するものであります。  本法案は、海運企業の現状及び最近における無線機器の性能の向上にかんがみて、一定の船舶の船舶無線電信局の運用義務時間を短縮する等の必要があるとの理由より提案されておりますが、これがはなはだしく現状と背反したものであることをまず申し上げたい。  定員を削減して運用業務時間を短縮させるとすれば、船舶局の執務時間が全部一定の時間になり、その時間に通信が集中することになりますので、混信が増大、通信不可能な場合が頻発することは明らかで……

第40回国会 予算委員会 第5号(1962/03/05、5期、民主社会党)

○山田節男君 私は民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和三十七年度の一般会計予算につきまして総括質問をいたしたいと思いまするが、自民、社会党の諸君におきましては、問題を局限して深く掘り下げられましたが、私は各大臣お見えになっておりまするし、なるべくトピックを多くいたしまして、この議題になっている三十七年度の一般会計予算の問題点というものをただしたいと思うのであります。  まず第一に、これは総理にお伺い申し上げたいのでありまするが、御承知のように昨年の上半期におきまして、池田総理が積極的ないわゆる経済政策と申しますか、とってこられましたのが、やや足踏みになったのであります……


山田節男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院5期)

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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 決算委員会決算の提出手続及び審査方針に関する小委員会 第閉会後1号(1961/09/05、5期、民主社会党)

○山田節男君 この会計検査院と、それから国会との関係は、ことに新しい憲法のもとでは、従来の天皇の直属機関であった会計検査院が、今度は、主権在民のいわゆる議会政治ということになれば、国会が最高の、いわゆる何といいますか、行政、司法、立法と三権分立であるから、国権の最高の府として権威を持つという立場できますると、勢い従来の会計検査院の天皇の直属機関ということは、これはもう意義がなくなってきた。そこで新しく制定されたこの会計検査院法によれば、これはあくまで国民のための血税が、いかに行政上使われたか、またこれを正しく使用されることを財政監督するという新しい使命を持つということははっきりしておることなん……

第38回国会 決算委員会虎の門公園地に関する小委員会 第1号(1961/05/29、5期、民主社会党)

○山田節男君 前回、この虎の門の公園の国有財産に関する参議院の決算委員会の決議を体して、訴訟を行なって いると、これは事実でございます。これはすでに三年か四年経過しておる。これは大蔵省の国有財産の問題ですけれども、訴訟上は法務省が原告に立って、国として訴訟を起こしているのですから。法務省が原告となって訴訟しているわけですね。ですからその後の経過を、むしろ僕は、これはもちろん大蔵省も関係ありますけれども、法務省が原告となっております、それで原告の経過を聞けば……。一応大蔵省の管理ですが、その後の経過をまず聴取する必要があるのじゃないですか、原告から。同時にこれは原告、被告と、被告はすなわちニュー……

第38回国会 決算委員会虎の門公園地に関する小委員会 第閉会後1号(1961/09/04、5期、民主社会党)

○山田節男君 さっきの相澤委員との質問と重複する点がありますけれども、なお私もう一度再確認をしておきたいと思うのですが、本件が、大蔵省のかわりに法務省がその代理として原告になって訴訟を提起したわけですが、その間、中間的に本委員会がこの訴訟の案件が国が勝つかあるいは被告が勝つか、どういうような見通しが立つかということを確かめたことがあるのですが、そのときに訟務局長としては勝てる自信がある、これは訴訟を提起してたしか三年くらいたってからのちだったと思うのですが、しかし、それからまあ五年もたって裁判所が証人あるいは参考人等を呼んで詳細に審理した結果、いわゆるこの職権による和解を提案したわけですが、先……

第38回国会 決算委員会虎の門公園地に関する小委員会 第2号(1961/05/30、5期、民主社会党)

○山田節男君 今の濱本訟務局長の御答弁ですけれども、国、すなわち大蔵省の代理として原告になっているのです、原告と。そうすると、こういう職権による和解の勧告があった場合に、これまでも何回かこうして裁判でいろいろ証人あるいは証拠があって判断されて、訟務局長としてはこういう裁判所の和解勧告に対して、その今までの審理の経過からして応ずべきものだというようにお考えになるのかどうか。その判断はやはり原告としてあなたの方でやはり判断されるでしょう。
【次の発言】 そのことはやはりまあ訴訟代理人という地位ではあるが、今までのあなたの、裁判でのいわゆる審理の経過から見て、これはもう強制職権による和解に応ずべきも……

第38回国会 決算委員会虎の門公園地に関する小委員会 第3号(1961/06/01、5期、民主社会党)

○山田節男君 会社側として、被告としての今の虎の門の公園の使用地に対する、いわゆる借地法による土地借地権が成立しているということですね。先ほども吉岡参考人から答弁があったように、通算五百万円の金を東京都に払っておる。しかも受け取りがある。しかしそのことは、表面上はこれはこの宅地を使用するための借地権利といいますか、敷金とか、そういうような性質のことは明記してあるのですか、ないのでしょうか。その当時の金を授受する際に、これは借地権ですぞというように明瞭に意思表示をして、また東京都もそのつもりで金を受け取ったのか……。
【次の発言】 これは本議案が当決算委員会で審査されたときに、吉岡参考人も来ても……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 決算委員会決算の提出手続及び審査方針に関する小委員会 第1号(1962/03/13、5期、民主社会党)

○山田節男君 私は実は、この決算審査方針に対する試案を提出するべくお約束申し上げたのでありますが、非常に繁忙をきわめておりますので、出す余裕がございませんでした。で、ただいま佐藤並びに大森両委員の決算審査に対する問題点の御説明があったのでありますが、私は、第一に、従来の経験から見まして、これは一つの憲法上の問題なり、あるいは国会法の問題なり、根本的の問題になるかもしらぬけれども、予算が衆議院において先議権を持つということに対比して、決算は第二院である参議院が先権を持つべきである。これは従来かなり問題になったこともありますけれども、私は、そういう意味から、決算並びに外交問題は参議院において第二院……

第40回国会 決算委員会決算の提出手続及び審査方針に関する小委員会 第3号(1962/04/24、5期、民主社会党)

○山田節男君 ただいま出されている決算の審査方針の案ですが、内容は私大体賛成です。ただ、こういう審査の方針を、当小委員会で回を重ねていろいろ審議された結果、こういう方針ができましたからには、将来、この参議院の決算委員会は、この審査方針をあくまで土台として、基本方針としてやるんだということを、決算の審査はこの方針によるんだということを、何と申しますか、将来の決算委員会の審議をこの方針が拘束するという、ある程度の申し合わせといいますか、これを本委員会において――本親委員会においてこの方針を議決と申しますか、承認された以上は、今後はこの方針にのっとってやるということを強く本委員会で承認されるような手……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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