北条雋八 参議院議員
6期国会発言一覧

北条雋八[参]在籍期 : 4期- 5期-| 6期|- 7期
北条雋八[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは北条雋八参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院6期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
北条雋八[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院6期)

北条雋八[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 農林水産委員会 第3号(1962/08/23、6期、公明会)

○北條雋八君 私は時間がございませんので簡単に伺いますが、御答弁はなるべく御丁寧にお願いしたいと思います。  農業基本法の精神は、自立経営農家を育成しまして、自立経営が困難なものは協業によって生産性を向上さしていく、また、農業所得の増大をはかって他産業との所得格差を均衡のとれるようにしていくというのが目的であります。これらに対して、最近における農地の拡大による自立性、あるいは協業経営の実態はどうなっておるのかということをお伺いしたいと思うのです。農林省の統計調査部の協業に関する農業情報によりますと、全面協業経営、部分協業経営と分けてあります。全面協業経営は一一%、部分協業は八九%、部分協業の経……

第41回国会 農林水産委員会 第閉会後3号(1962/11/16、6期、公明会)

○北條雋八君 私は今までお話がありましたが、この間も視察に行きまして、どこに行きましても基盤整備には非常に金がかかる。しかもその金の半分は負担しなければならないということで、何とかこの長期低利の金融をもっと拡大してもらいたいということは今お話しのあったとおりでございます。まあそれはそれといたしまして、この農業構造の改善の目的というものは、農業基本法によりまして、農家の所得を増大するというのが根本であります。それにつきましてはこの農産物の長期の見通しというものは、一応は全国的に作られておるようでございますが、これを地方的に、短期でもいい、三年間なりあるいは五年間なりの見通しと農産物の需給の見通し……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 農林水産委員会 第5号(1963/02/08、6期、公明会)

○北條雋八君 私は皆さんから、いろいろ伺いたいことを伺いましたから、ごく簡単に伺いたいと思いますが、農業基本法の目的で、農業の所得と他産業の所得の格差をなくすということが、年次報告で見ますと、むしろ差が開いてきておる。この格差というものど完全になくすということができるのかどうかということを伺いたい。もしできるとすれば、一体いつごろになったら格差がなくなるのか、その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 わかりました。その点はわかりましたが、しかし格差をなくすなくすということを、言葉にも使われているんです。また文章にもそれがあるんです。それは私は、絶対できないことだと思う。それから、産業が違いま……

第43回国会 農林水産委員会 第19号(1963/03/14、6期、公明会)

○北條雋八君 私は、この間から病気しておりまして、欠席しておりましたので、あるいは同僚委員からの質問と重複する点があるかもしれません。そういうときには御注意を願いたいと思います。今まで安田委員、それから矢山委員、北村委員からお話がございましたが、この林業の基本問題につきましてはもう答申案が出てしばらくになりますので、未だになお、基本法ができないということは、実に私も合点がいかない一人でございますが、今度の組合の合併助成法案にいたしましても、まずもって、その基本法がきまらないうちには、その方針がはっきりわかりませんから、どういうふうに、またどういう程度に合併するかということもわからないはずだと思……

第43回国会 農林水産委員会 第22号(1963/03/22、6期、公明会)

○北條雋八君 それでは、私近代化資金につきまして一点だけ伺っておきます。このいろいろ近代化資金については問題は出尽くしましたが、一点だけ伺いたいことは、農業近代化資金助成法と、それから農業信用基金協会法のこの目的規定であります。第一条なんでありますけれども、これを比較してみますと表現が違っておるわけです。で、近代化資金法の第一条では「農業関係の融資をその業務とするもの」となっておりますし、信用基金協会法の第一条では「農業協同組合その他の融資を行なう機関」、こうなって、その表現が違うのです。その表現の違う理由を伺いたいと思います。これは同じときにできた法律でございます。どういう意味なのか、その点……

第43回国会 農林水産委員会 第25号(1963/03/29、6期、公明会)

○北條雋八君 今のに関連しましてちょっと伺いたいのですが、ただいま伺いますと、新薬ができたというお話でございますが、そうすると新薬を使わせるわけでございますか。PCPは禁止するわけですか。
【次の発言】 手持のPCPは、そうするとどういうことになりましようか。それん使わせないということになると、補償をしてやるというふうに……。
【次の発言】 そういうものを今度は規制をして、できるだけ新薬に切りかえていく、こういう方針をとられるわけですね。
【次の発言】 別に登録なんぞは取り消さないで、そのままにしておくわけですね。
【次の発言】 私は、伺いたいことは大体皆さんから出ましたので、二、三伺いたいと……

第43回国会 農林水産委員会 第29号(1963/05/31、6期、公明会)

○北條雋八君 私は仲原委員提出の修正案に賛成の討論をするものでございます。  この法案につきましては、当委員会におきまして、最終的に利率を三分六厘五毛に引き下げるという大体の空気であったにかかわらず、先ほどもお話しのとおり、長い間それが決定しませんでした。  その理由といたしましては、党内の意見不統一ということにあるかと思うのであります。はなはだその点は遺憾にたえない次第でございます。それがために、多くの農民に少しでも不利益を与えるというようなことは、まことに遺憾千万だと思います。  しかしながら、この法案を一刻も早く実現をさせる必要もありますし、またあとに附帯決議としまして、特にこの金利は一……

第43回国会 農林水産委員会 第37号(1963/06/21、6期、公明会)

○北條雋八君 私は公明会を代表いたしまして、政府提出の農業災害補償法の一部を改正する法律案に対し、賛成の討論をするものでございます。  農業災害補償法は、昭和二十二年に制定せられまして、その後たびたび改正が行なわれておりますけれども、いつも当座しのぎの現状維持的な消極的な改正にとどまっておりまして、農民が安心と満足できる改正が行なわれずに今日に至っておるのであります。御承知のとおり、今や日本農業は国民経済の成長と科学技術の進歩によりまして本補償法が制定せられました当時の水稲中心の農業より、近代化農業に移行しつつあるのであります。特に一昨年農業基本法が制定せられまして、農業構造の改善あるいは選択……

第43回国会 農林水産委員会 第39号(1963/06/27、6期、公明会)

○北條雋八君 私は、漁業の振興をはかる上に最も大事なことは、資力に弾力性のない漁民が豊漁貧乏にならないように魚価の安定と流通対策の発展を期するということが根本であると思います。時間がだいぶたちましたので簡単に伺います。御答弁は要領よく、なるべく丁寧にお願いしたいと思います。  魚価の安定基金の政府出資額は、現在どのくらいになっておるのでありましょうか。また実際運用ができる金額はどのくらいになっておるのでしょうか。この点と、もう一つは、魚価安定基金の発足以来現在まであげてきた実績について御説明を願います。
【次の発言】 そうしますと、政府としても、現在の実績から見てこれで十分だというふうには考え……

第43回国会 農林水産委員会 第40号(1963/07/06、6期、公明会)

○北條雋八君 私は公明会を代表いたしまして、本案に対しまして賛成の討論を簡単に申し述べます。  賛成の理由の第一点は、本法案が昭和三十七年第四十国会で審議未了になって以来、引き続いて第四十一回、第四十二回の国会に提出されましたけれども、いずれも実質的の審議が行なわれないで、ようやく今回この国会におきまして審議が行なわれたものでありまして、漁民が非常に期待をかけている法案でございます。この法案に盛られました振興対策によりまして、第一次産業の中でも最も所得の少ない大ぜいの零細中小漁家の生活安定と福祉の向上が期待できるからであります。  第二点は、衆議院におきまして慎重審議の上、自民、社会、民社三党……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 農林水産委員会 第4号(1964/02/07、6期、公明会)

○北條雋八君 昨年のこの委員会で、藤野委員が農業の将来のビジョンに対して質問をされましたのですが、大臣はこれに対しまして、健康で重労働のない明朗な農村にするということが理想であるというお答えでありました。たいへん含蓄のあるお答えだと承ったのでございます。ところで、その所得倍増計画は、農林大臣のこのようなビジョンの具体的な形といたしまして、経営規模平均二町五反、農業労働力二、三人の自立経営を考えているわけでありますが、昨日の論議では、渡辺委員からいろいろお話が出まして、かような農家はまだ九万戸しかない、倍増計画の所期する二百万戸ということはまだほど遠いということであります。およそこういうことは不……

第46回国会 農林水産委員会 第閉会後4号(1964/10/01、6期、公明会)

○北條雋八君 第一班の報告を申し上げます。第一班の派遣委員は、温水委員長、渡辺委員と私北條の三名でありまして、八月三十一日から九月五日まで六日間にわたりまして、岩手県及び青森県の農林漁業の実情、特に農業構造改善事業、沿岸漁業構造改善事業及び山村農林業の実態を調査してまいりました。  岩手県におきましては、まず釜石市におきまして沿岸漁業構造改善事業等の実情を聴取した後、釜石市漁業協同組合連合会の漁船漁具保全施設及び冷凍工場を視察してまいりました。次いで、山田町及び宮古市において沿岸漁業の実態等について、さらに岩泉町で山村酪農の実情等を調査してまいりました。全体といたしまして岩手県は通路網、鉄通網……

第46回国会 農林水産委員会 第9号(1964/02/28、6期、公明会)

○北條雋八君 この前の委員会のときに森委員から質問がありました、この漁業協同組合の組合員が基金協会に出資をしてなくても、組合員であるということが証明されれば基金協会が保証をするということでありますが、そのときに、全然、組合が、組合でなしに他の信漁連とか、あるいは一般金融機関から借りたのを組合員を通さずに保証するということは、非常に組合として本来の使命を全うできないというきらいがあるんじゃないかという質問をされましたのに対しまして、きのう新しく参考資料を配られ、この説明をまだ聞いておりませんですが、そのきのう配られた七ページに「法律改正による保証ルートの変化」ということでプリントがありますが、こ……

第46回国会 農林水産委員会 第12号(1964/03/06、6期、公明会)

○北條雋八君 ただいま山崎委員から、いろいろ質問がありまして、私の伺いたいこともわかりましたけれども、この表の三ページの信用基金の債務保証状況、これで組合と会社と個人を見ますと、ほとんど組合が六五%、会社が三〇%、個人がわずかの四%ぐらいになっておる。この制度が、どういう役割りをするのが政府として目的であったか、はたして、こういう程度でいいかどうか、政府のお考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 この組合のうちでも、大部分が木材関係の組合であります。またこの会社も、結局製材関係が多いと思うのであります。この初めの提案理由の説明にもありましたとおりに、林業生産の増大――生産性の向上ということが……

第46回国会 農林水産委員会 第16号(1964/03/19、6期、公明会)

○北條雋八君 このたびの法案の立案にあたりましては、過去三年間のいろいろの実績あるいは経験によりまして、前の計画とはだいぶ違ってこなきゃならぬはずだと思うのです。政府案では第三条で、需要と生産の長期見通しを立てているだけでありまして、自給率をどの程度まで引き上げるとか、また将来の構想がだいぶ変わってきておるのでありますが、積極的な意欲というものがちっとも見られない。この際、今後の長期生産計画を示して、そして施策の目標を、この際はっきりと明らかにすべきであると考えるのでありますが、そういう点に対しまして、政府の御所信をまずもって伺いたいと思います。

第46回国会 農林水産委員会 第28号(1964/04/23、6期、公明会)

○北條雋八君 私は二、三質問をいたしますが、時間があまりないので簡単に質問いたします。お答えはなるべく要領よくお願いいたします。  まず、保安林を初めて設定したのはいつでありますか。またその当初、保安林を設けた目的は、土砂の流出防止、あるいは崩壊防止保安林といったような、国土保全に重きを置いた、また水源涵養保安林ということは当時はずいぶんな重みを持って、むしろ国土保安に力を注いで設定したのではないかというふうに思います。その点を伺います。また当時の保安林の種顔別の面積がどのくらいでありましたか。それが今日までどのように変わってきたのか、保安林の沿革と、現在に至る推移の概要をまず伺いたいと思いま……

第46回国会 農林水産委員会 第31号(1964/05/07、6期、公明会)

○北條雋八君 私は、「土地改良長期計画」について伺いたいと思います。今度の改正案によりまして、第四条の二で長期計画の規定が新規に織り込まれたことは、土地改良事業を推進する上に一歩の前進でありまするけれども、前回のこの本委員会で野知委員がこのことについて質問をされたのに対しまして、政府の説明によりますと、事業の種類別に十カ年間ぐらいの計画を立ててそうして金額で表示したい、という構想であるとのことでございました。またそして、この、長期計画の基礎資料としては、三十七年、三十八年の両年度に要土地改良区について調査して、現在集計中であるということでございましたが、そこでまず伺いますが、この第四条の二の二……

第46回国会 農林水産委員会 第40号(1964/06/02、6期、公明会)

○北條雋八君 中座をしましたので、私の質問があるいはダブるようなことがありましたら、おっしゃっていただきますが、この小売り市場で取り扱う商品は食料品、なかずく生鮮食料品に重点を置いておると思うのでありますが、食料に関係のある台所用品とか、そのほか日用雑貨みたいなものも陳列といいますか、そういうことができるのでありましょうか。
【次の発言】 それははっきり法文にうたわれているわけですか。
【次の発言】 そうすると食料品以外のものは一切売ることができないということでありますか。
【次の発言】 それで特に生鮮食料品は非常に鮮度が変わるものでありますが、また非常に売りにくいものであります。この生鮮食料……

第46回国会 農林水産委員会 第41号(1964/06/04、6期、公明会)

○北條雋八君 この前の委員会のときに一応伺いましたけれども、さらに伺いたいことは、今度の小売市場ができますと、この入居する業者は必ず組合なり、あるいは会社の組織をつくりまして、それでスーパー・マーケット式に営業するということになるのでありましょうか。各個人の紀伊ということは全然考えない、仕入れその他も、一本にまとめて仕入れをするというお話でありますが、そういう形をとるわけ本化してまいりたいと考えているのでございます。その理由といたしましては、何と申しましても、いろいろ新しい施設――従来からございます施設もありますが、施設をできるだけ効率的に使う、冷蔵庫にいたしましても、またできるだけ効率的に使……

第46回国会 農林水産委員会 第48号(1964/06/25、6期、公明会)

○北條雋八君 私は、いままでいろいろ質疑がありまして、二重になるようなきらいもあるかもしれませんか、この際一応確かめておきたいのは、現行二法がいままで肥料の内需優先、また低位価格の形成に非常に役に立ちまして、そうして直接これを使う農民にも非常に安心感を与えておりますし、しかも、肥料の合理化によるコスト・ダウンがこれからようやく実施してこようというそういう際に、特にこの二法をやめて、新しい新法をつくるということに対しましては、製造業者、また需要者お互いに利益が相反しておるのであります。どのようにそれぞれ利益を与えるのか、一方が利益になれば、必ず一方は不利益になるのじゃないか、こういうふうに思うわ……

第46回国会 農林水産委員会 第49号(1964/06/26、6期、公明会)

○北條雋八君 時間がございませんので、簡単に二、三点伺いたいと思います。  この今度の政府案を見ますと、政府案の構造政策というものは、法案によりますと、林業経営の規模等による経営形態の差異を考慮して、林業構造の改善をはかるというばく然とした表現に終わっているわけであります。御承知のように、わが国の林業は国有、公有、私有の三つが、それぞれ相当の比重で存在しまして、私有林においても、きわめて零細なものから何万町歩という大私有林に至るまで、種々雑多な形をとっております。また経営のしかたとか所有のあり方も、集約経営から天然のままに放置された粗放な経営のものまで、はなはだ複雑になっております。この政府案……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 農林水産委員会 第4号(1964/12/16、6期、公明党)

○北條雋八君 私は、このたび、かわって佐藤総理が新内閣をつくられましたので、まず冒頭に、農林大臣にお尋ねしたい二、三の点をこれから質問をいたします。時間が制約されておりまして、三十分ということでございますから、いずれあらためてまたその機会を得たいと思います。  まず最初に、佐藤新政権の経済政策の最も重大な課題というのは、申すまでもなく、このひずみの是正であるということは申すまでもないと思うのであります。これに対しましては、前総理、非常に責任を感ぜられまして、そうして農業と中小企業には画期的な施策を施して、これに全力を尽くして是正をはかると言われておることは、皆さん御承知のとおりでございます。し……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第7号(1965/05/12、6期、公明党)

○北條雋八君 私も、いまの柳岡委員の質問の点、伺おうと思っておったのですが、一体これを整備するのに、廃液の処理施設にどの程度の予算が必要なのか。
【次の発言】 この国際条約は、いまから十年前にロンドンで制定されたわけでありまして、四十カ国がすでに調印しておる。批准をしておるのは二十三カ国ですか、だいぶ前から問題になっておるし、一方また、油の廃液の漁業に対する被害というものは非常に大きい問題でありまして、他の公害の防止については、今後この法律案によってだんだん手当ができますが、この廃油の被害というものは、そのままにしておけば、ますますひどくなる一方であります。かつて運輸省で一度計画を立って、出し……

第48回国会 農林水産委員会 第4号(1965/02/18、6期、公明党)

○北條雋八君 私は、自立経営育成のため、また、農地管理事業団という構想を打ち出されたことは、一応趣旨としてけっこうと思うのでありますが、はたして予期どおりに農地が流動化するかどうかということについては、多少疑問をもっているのであります。さしあたり、今年度はパイロット地区を百カ町村で指定しまして、それでその売買のあっせんをするということのようであります。一番問題になるのは、何といっても農地の地価でありまして、価格は何を基準としてどのくらいの価格で交渉をさせるのかということであります。もちろん売り手のほうは少しでも高く、買い手はそれと反対でありますから、なかなかまとまらないのじゃないか、現に全国の……

第48回国会 農林水産委員会 第8号(1965/03/09、6期、公明党)

○北條雋八君 今日石田委員が質問のところでありますが、病気をしたので、私がかわって二、三質問をしたいと思いますが、委員の出席も非常に少ないし、特に大臣も御出席ありませんから、事務的に事務当局に二、三私は質問したいと思います。  第一に伺いたいのは、食料品の総合小売市場管理法案、これは申すまでもなく、適正な小売り価格の形成、安定、また流通の合理化を目的としておることは言うまでもありませんが、要は、低所得の消費者、零細な小売業者、ひいては生産農家を対象として、いずれも歓迎されるものでなければならないと思うのでありますが、ところが、この法案に対する世論というものは、すこぶる評判が悪いので、この法案に……

第48回国会 農林水産委員会 第9号(1965/03/11、6期、公明党)

○北條雋八君 先ほども中根さんは、入居者が自主独立して営業ができるようにしたいという御希望でありますけれども、いろいろ聞いてみますと、かりに入居する資格があって選ばれても、五軒なり六軒なり行業種別に入居します。それがいろいろの業種がありますが、こういう人が全部一企業体としてスーパーマーケットを経営するというのが政府の理想なんですが、そうはいかないだろうか。場合によったら、業種別に、三人なり四人なり店が共同経営するんだということなんでございますが、そういうふうに共同経営をするのに入居の希望をする者があるか。その点、われわれはわからない。おのおのの店が共同経営をやるということなんですが、その点はど……

第48回国会 農林水産委員会 第10号(1965/03/16、6期、公明党)

○北條雋八君 私は時間がございませんので、要点だけ大臣に伺いたいと思います。  この国会が始まってからこのかた、この食料品の小売市場管理会法案、これに対しましてぜひこれを成立さしてもらいたいという請願は一つもないのであります。数多くの請願が、ぜひ廃案にしてくれという反対請願ばかりが提出されております。しかも法案の審議が進みまして、その内容がはっきりしてくればくるほど反対が多くなるような傾向であります。最近、三月の請願一覧表を見ましても、反対請願の中には与党の議員の紹介で提出されたものが三通もありまして、これを見てもいかにこの法案が大衆福祉に逆行しておる法案であるかということが考えられるのでござ……

第48回国会 農林水産委員会 第14号(1965/03/30、6期、公明党)

○北條雋八君 私が質問したい点は、渡辺委員から大部分ございましたのでありますが、なお、ちょっと重複しますけれども、先ほどもお話がありましたとおり、この改正法案を急に上程されたことについて、その理由としては、昨年から財政が非常に苦境におちいったということが一つの理由になっているようでありますけれども、そうすると、昨年までは、この三ヵ年間のうちに、何とか前の法案どおり地方競馬は廃止ができるというふうに思っておられたのかどうか、その点があまりはっきりわからなかったのですが、その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、法律改正を必要とする理由に、現在、競馬の施行の指定を受けている市町村が……

第48回国会 農林水産委員会 第18号(1965/04/22、6期、公明党)

○北條雋八君 この第一章の二に、農林大臣は、高性能の農業機械の導入の基本方針を定めるということになっております。先ほどもお話がありましたが、これいつごろできるお見込みでございましょうか。
【次の発言】 この機械の導入ということにつきましては、先ほども話がありましたが、これは基盤の整備ということが先決問題だと思うのです。ですから、この基盤の整備に見合った方針を立てなければならぬ、それには、土地改良法も先般改正になりましたし、土地改良の長期計画その他もやはり関連してくることでありますし、いろいろこれに関連する資料というものがあるわけでありますが、そういうような準備はもう大体はできておられるのかどう……

第48回国会 農林水産委員会 第19号(1965/04/27、6期、公明党)

○北條雋八君 提案理由の説明でもありましたが、沿岸漁業の構造改善事業が行なわれている都府県の第一種漁港または第二種漁港について、沿岸漁業の構造改善に資すると認められるときには、その基本施設の修築に要する費用についての国の補助制令を「当分の間」という、「当分の間」ということについて一体どのくらいのことを考えておられるのか、まずお伺いします。
【次の発言】 御承知のとおり、構造改善の目的とする沿岸漁業の振興ということは、これは非常に重要な公共性を持っておるものでありますので、特に沿岸漁業の湾内の養殖漁場の改良事業というようなものは、非常に完成までに長年月を要するものであります。こういう事業が完了し……

第48回国会 農林水産委員会 第20号(1965/05/11、6期、公明党)

○北條雋八君 私は、公明党を代表して、本法案に反対の討論をいたさんとするものでございます。  反対理由の第一は、この法案は、生鮮食料品の小売市場法案ではなくて、官製管理会設置法案であるからであります。  小売り価格の適正と安定をはかる根本対策は、生産地から卸売り市場に至る現在の複雑な流通機構を抜本的に改善合理化することが先決でなければなりません。しかるに政府は、本来を転倒しまして、流通の最末端であります小売り業界に管理会を介入させて、その管理会の役員に、主として高級官僚を横すべりさせまして組織しようとするからであります。  言うまでもなく、多年の経験によりまして得た勘と、熟練と、そつのないサー……


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各種会議発言一覧(参議院6期)

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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1963/03/25、6期、公明会)

○北條雋八君 私は、時間もあまりありませんから、二、三伺いたいと思いますが、一般の加入電話と公衆電話の数を三十五年度に修正しました。その目標に対して、なおそれを上回っておるということは非常にけっこうなことと思いますけれども、一方、収入の面につきましては、せんだっても当参議院の逓信委員会で公社の総裁より伺いますと、収入見込みが百三十億ぐらい減少になるというようなことを伺っております。低下をしたということについては、半年ではございますが、いろいろ考える面があると思います。技術的にいいますならば、料金の徴収の改定が実情に即していないとか、景気の変動によって左右されるとか、また電話の通話時間を短縮した……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1963/03/26、6期、公明会)

○北條雋八君 私は、最近農業構造改善事業の進展に伴いまして、特に飼料の自給度の向上をはかる要請からいたしまして、国有林の開放を初め、林地を農用地に転換するという問題が起こっておりますので、この問題について二、三伺いたいと思います。まず、昨年報告されたと伝えられております土地利用区分に関する基準についての調査、いつ提出されたのでございましょうか。また政府とされまして、これをどう取り扱う方針であるのかを伺いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、まだほんとうの報告というものは出てないのでございましょうか。何か三十七年三月ごろに中間報告をされた、そしてその実現化については目下検討中であるという……



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データ更新日:2022/12/18

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