内田善利 参議院議員
9期国会発言一覧

内田善利[参]在籍期 : 8期-| 9期|-10期-11期
内田善利[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは内田善利参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院9期)

内田善利[参]本会議発言(全期間)
8期-| 9期|-10期-11期
第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 参議院本会議 第13号(1971/12/15、9期、公明党)

○内田善利君 私は、公明党を代表して、先般趣旨説明のありました沖繩関係法案について、総理並びに関係大臣に対し若干の質問を行なうものであります。  言うまでもなく、沖繩返還は七〇年代の重要課題であり、二十数年間異民族支配下にあった沖繩百万県民はもちろん、本土一億国民にとって長い間の悲願でありました。しかるにその間、沖繩県民の生活は苦闘と忍従そのものであったと言っても過言ではありません。  そこで、まずお伺いいたしたいことは、総理の言う豊かで平和な沖繩とは、基地の存在を含めて言っているのか、将来は基地もなく戦争の危機を払拭した上でのものなのかということであります。  御承知のとおり、現代世界の核の……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 参議院本会議 第24号(1973/06/29、9期、公明党)

○内田善利君 私は、公明党を代表して、ただいま提案されました国立学校設置法等の一部を改正する法律案に対し、強く反対の意を表する立場より、総理並びに関係大臣に対し若干の質疑を行なうものであります。  教育は国家百年の大計であり、全国民の合意により行なわれるべきものであります。全国民のコンセンサス形成のための環境づくりこそが政府の役割りであると思うのであります。しかるに、本法案に関しては、当事者である国立大学の先生方さえ強い反対を表明しているのであります。私の手元にも、国立大学の教授会等による数十に及ぶ本法案に対する反対声明が届いております。その中の一つを、ここで結論の部分を読ませていただきます。……

第71回国会 参議院本会議 第38号(1973/09/24、9期、公明党)

○内田善利君 私は、ただいま議題になっております国立学校設置法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。  本法律案を、このような国会終盤の本会議において提出しなければならなくなった理由は、国民の強い要望を盛り込んだ国立学校設置法と、憲法にうたわれた学問の自由を否定し、大学の自治を否定するおそれが十分に考えられる筑波新大学とをあえて混合させ、いたずらに国会審議を不必要に混乱させ、ひいては、国民の政治不信をますます強め、国民生活に大きな悪影響を及ぼすに至ったからであります。  ことに、衆議院において行なわれました、国立大学医学部、医科大学等を残し、筑波新……

内田善利[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院9期)

内田善利[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 議院運営委員会 第4号(1971/07/23、9期、公明党)

○内田善利君 その前に、三点だけ関連質問したいのですが。
【次の発言】 私も先ほどから聞いておりまして、三点だけその話し合いに入る前に聞いておきたいと、こう思うのですけれども、その一つは、非常にかみ合わない質疑でこういう問題になったわけですけれども、国家公安委員長は、この問題について刑事上の問題が解決しなければと、あるいは捜査がはっきりしなければということですけれども、道義上はどのように国家公安委員長は感じられておるのか。自治大臣もどのように感じておられるか。道義的な責任についてちょっとお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 高級公務員の立候補制限については審議会の答申を得た上でと、こう……

第66回国会 公害対策特別委員会 第閉会後1号(1971/08/26、9期、公明党)

○内田善利君 先日の本委員会で隠れ水俣病のことについていろいろお聞きしたわけですが、長官の前向きの答弁もあり、また今回の裁決もありまして、たいへん現地では評価しているわけですが、今回の裁決で公害病患者をできるだけ広くとらえて救済しようという長官の姿勢、これは非常に高く評価するわけですが、私も、その後また水俣に行ってまいりまして、いろいろそういった観点から調査をしてまいりました。裁判も進行中でありまして、微妙な関係もあると思いますが、まだたくさん未認定患者が残されておる。特に天草方面に例の毛髪中の水銀量が多かった方がたくさんいるということと、現在の認定患者の家族の中の調査をしたところ、その九〇%……

第66回国会 公害対策特別委員会 第2号(1971/07/24、9期、公明党)

○内田善利君 時間が限られておりますので、端的に質問しておきたいと思いますが、その前に、先ほどの答弁の中で、大石長官は、次期通常国会で無過失賠償責任制度を必ず提出すると、こうおっしゃったのですが、いままで公害の大多数は複合汚染であります。特に大気汚染では亜硫酸ガスの汚染、これは十年計画で川崎とか、四日市等は対策が講じられておるわけですが、これに対して救済あるいは公害対策として無過失賠償責任制度はどういうように考えられておるのか、あるいはまた光化学スモッグに対しても無過失賠償責任制度をどのように組み入れていかれるつもりであるか。また、この複合汚染をはずしては公害防止はできないのじゃないか。抜本的……

第66回国会 公害対策特別委員会 第閉会後2号(1971/09/17、9期、公明党)

○内田善利君 私、局地的なことではなはだ恐縮でございますが、福岡県の大牟田、それから北九州の大気汚染について、ぜんそく様の疾患あるいは肺気腫等で悩みながらいま治療されている、そういった方々の立場から質問したいと思いますが、ひとつこういった方々を何とかして救済するという立場から当然お願いしたいと思います。  まず第一は、大牟田地区から質問したいと思いますが、厚生省が五カ年計画で昭和四十五年から大牟田市の疫学調査をやっていらっしゃるわけですけれども、最初の一年の調査結果はどのような調査結果になっているか、まずこの点からお伺いいたしたいと思うのです。

第66回国会 文教委員会 第閉会後1号(1971/08/19、9期、公明党)

○内田善利君 時間も来たようですから、そして人事院給与勧告についてはるるいま質疑がかわされましたので、一問だけ総裁に念を押す意味でお聞きしたいと思いますが、先ほどの人事院総裁の御答弁は、四月一日実施について、実施するお考えがないということのようでありましたが、その理由が、聞いておりまして、非常に薄い。これでは国民が納得しないのじゃないかと、そのように思ったわけですが、五月一日実施が間違っているとは思わないとか、民間の実態の調査が、四月一日からが夏から冬にかけてもやる企業があると、こういったことだけでは、四月一日実施できないという理由にはならないのじゃないか、国民はこれでは納得しないのじゃないか……

第66回国会 文教委員会 第閉会後2号(1971/09/09、9期、公明党)

○内田善利君 私は文化財の保護について質問したいと思いますが、高度経済成長が人間の生命をむしばむほどの公害をもたらしましたが、いまはわれわれ祖先の国民遺産である文化財が開発によって破壊されつつあるということを強く感ずるわけですが、この文化財の中で特にきょうは埋蔵文化財についてお聞きしておきたいと、このように思うわけですが、最初に文化財の予算関係について聞きたいと思います。この開発関係の予算と文化財の発掘、保護関係の予算との比率は大体二百対一と、このように聞いておりますが、そうですが。
【次の発言】 二百対一よりもまだ大きいということですが、来年度の史跡等の買い上げ補助金についてですけれども、昨……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第8号(1971/12/22、9期、公明党)

○内田善利君 いま小野委員から質問がありましたので、私は二点だけお聞きしたいと思いますが、その一つは、西井先生と新川先生にお尋ねしますけれども、あのようにして衆議院で強行採決されまして、二十三日にはもう、この協定は成立するわけですが、そこで、衆議院で非核決議と基地縮小決議がなされたわけですが、これをどのように評価されておるか、一点お聞きしたいと思います。  それから、沖繩の経済開発について、先ほどから公害企業である石油がたくさん進出しているということでございますが、沖繩開発公庫にいたしましても一本化してしまって、大企業が優先するのではないかと、中小企業はどうなるのかということで憂慮されておるわ……

第67回国会 公害対策特別委員会 第2号(1971/11/12、9期、公明党)

○内田善利君 一言お聞きいたします。  いまの製紙関係と同じでしょうけれども、この表を先ほど見せていただいたのですが、CODに関する瀬戸内海の汚染の状況なんですけれども、この表で見る限り、CODに関する限りまだ清らかな瀬戸内海だと私は思うのです。ほとんど基準以下のCODで、これだけだったらりっぱな瀬戸内海じゃないか。ところが、先ほどの答弁を聞いておりますと、水質が二二五〇PPMだ、そしてそういう大王製紙の場合は、昭和四十七年の四月から二〇〇PPM以下にするんだ、二〇〇PPM以下にしても、環境基準はすでにこのように非常にきれいなCODの状態で、ほかにも岩国の山陽パルプなども同じサルファィトパルプ……

第67回国会 公害対策特別委員会 第3号(1971/12/17、9期、公明党)

○内田善利君 関連。このPCBのことについて一言お聞きしておきますが、コンデンサーとかトランスの場合は密閉されておるから大丈夫だと、そしてそれはメーカーで焼却させるようにするという御答弁があったんですが、実際はテレビの中、ラジオの中等にもコンデンサーがあり、トランスがあるわけです。あの中にもPCBがある。こういったものはメーカーに返ることなしに廃品として、廃棄物として海に出ていく、そういう危険性が非常に強いわけですが、こういったものに対する何といいますか、処理方法、対策も考えておかないと、ただ発生源のメーカーだけで処理するということでなしに、もういまは全世界じゅうにPCBは充満――充満と言うと……

第67回国会 予算委員会 第3号(1971/11/02、9期、公明党)

○内田善利君 委員長、関連。  いまの答弁ですけどね、通産省が調査をしてそれが発表できないという法的根拠はどこにあるのか。いまの重要法案の中にあるのかどうか。  それから環境庁長官もこの措置については通産省にけしからぬということを言っておられるようですけれども、この点を環境庁長官は了解をなさっておるのかどうか。この二点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いまの答弁ですけれど、あの内容は非常に重要法案が通過したあとの重金属の排水状況のデータで、非常に国民にとっては悪いデータが多かったわけですね。発表後の状況を見ますと、非常にひどい汚染なんです。こういった汚染の状況を通産省が調査しておきなが……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1971/12/29、9期、公明党)

○内田善利君 私は、沖繩の公害を予防するという立場から、いまも質疑の中にありましたような、山紫水明な沖繩を日本本土のようによごしたくないという立場から、若干質問したいと思います。  沖繩の公害問題についてお聞きする最初に、沖繩の公害について、どのような公害予防ということについてのビジョンを持っておられるか、まず、総理にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 環境庁長官にお聞きしますが、それと農林省にもお聞きしたいと思いますが、本年の三月ですね、那覇と糸満の間の瀬長海岸で魚が数万匹上がった、斃死した、打ち上げられたという事件があったわけですが、この事件の経過を、まずお聞きしたいと思います。

第68回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1972/03/22、9期、公明党)

○内田善利君 先日も亜砒酸公害が議題になったわけですが、私、あちこち亜砒酸鉱山を見てまいりまして、どうしても疑問に感ずる点がまだありますので、この点についてお伺いしたいと思うわけですが、環境庁長官、午後はいらっしゃらないという話なので、環境庁関係に焦点をしぼりながら質問していきたいと思います。  先日の委員会だったと思いますが、どうしてこういう亜砒酸公害がいままでわからなかったのかという質問があったと思いますけれども、これも私は強く感ずるわけです。どういったことでこのような亜砒酸鉱山による公害がわからなかったのか、こういう被害の状況がわからなかったのかと非常に疑問を感ずるわけですが、先日、大分……

第68回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1972/04/26、9期、公明党)

○内田善利君 私は最初、予算委員会で質問いたしましたことについて、もう少しお聞きしたいと思う点をこの委員会でお聞きしたいと思いますが、まず瀬戸内海沿岸の日東化学のアクリロニトリルの廃棄物の問題ですが、この問題をお聞きしたときに、海上保安庁長官が、三月の十一、十二、十三の三日間、操業停止したということなんですが、これについて万全の処置がなされたかどうかということについてお聞きしたいと思いますが、この操業停止をした理由は何でしょうか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 このアクリロニトリルは、御承知のとおり劇物であり、毒劇物取締法の対象になっているわけですが、そういう操業停止をするときが私……

第68回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1972/05/12、9期、公明党)

○内田善利君 本委員会においてももう一回、PCBについて政府当局の見解をお聞きしたいと思いますが、一番国民がいま不安に思っておることは、このように環境が汚染されてきて、一体どのような食生活をしたらいいのか、生まれてくる赤ん坊は、健康な子供が生まれてくるのかどうか、非常に国民はその点を不安に思っているわけですが、このままじわじわいって汚染されてしまうのではないか、カネミ油症患者のような悲惨な状態がやってくるのではないかという不安が、一番いま国民の最大関心事であり、また心配であると思うのですけれども、長官といたしましては、いまのこのPCBによる汚染状況を、非常に差し迫った心配な状態にあると判断され……

第68回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第7号(1972/05/24、9期、公明党)

○内田善利君 関連。終わります前に一言お聞きしておきたいと思いますが、長官、先ほどの答弁の中で、渡り鳥条約についてモスクワで何とか早く処置をきめてきたい、またカナダともそうしたいという御意向でしたが、これは地球全体の問題として、せっかく開かれる人間環境会議に、こういった鳥類の保護について提案される気持ちがないかどうか。  それともう一つは、鯨が問題になっているわけですが、十年禁止協定についてどのように考えておられるのか。修正案を出されるということも聞いておりますけれども、お差しつかえない範囲でお願いしたいと思います。  それから森林伐採の問題、東南アジア地域ですね。  それと、海洋汚染防止法が……

第68回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第8号(1972/06/07、9期、公明党)

○内田善利君 私は初めに、もう一度PCB汚染問題を取り上げたいと思うのです。  その中で母乳、それと牛乳、こういった私たちの健康に直接関係のある問題が一番いま国民が心配している点じゃないかと、このように思うわけですが、厚生省の見解では、母乳は〇・七PPMでもだいじょうぶだという見解のようでありますが、最初にお聞きしたいのは、人体に入ったPCBが一番蓄積され、そして排出されるところは、胎児――胎児はまあ出産してくるわけですが、胎児と母乳だと、このように聞いております。母乳と胎児にPCBは出てくると。そうしますと、カネミの油症患者の場合も胎児性油症患者が相当数おったわけですが、生まれたときは健康で……

第68回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第9号(1972/06/09、9期、公明党)

○内田善利君 それでは、私も関連して一言聞きたいと思いますが、非常に御苦労さまでございました。あの中で、戦争こそ最大の環境破壊であるということが新聞に出ておりましたが、このような問題はどのように扱われたのか、お聞きしたいと思います。  それと、環境基金一〇%というのは、金額にしますと日本円で幾らになりますか。
【次の発言】 無過失賠償責任制度と光化学スモッグの関係がどうなるか、まずお聞きしたいのですが、光化学スモッグは、昨年でしたか、環境庁長官にお聞きしたときには、公害であると思うということだったのですが、いまだに公害としては認められていない。原因が何であるかはっきりしない、分析方法もいまだに……

第68回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第10号(1972/06/16、9期、公明党)

○内田善利君 先日の委員会で、私はこの法律案の審議に基づいて、長崎県の対馬のカドミウム汚染のことについてお聞きしたわけですが、その実情をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 先ほど答弁いただいたわけですけれども、これはどういう調査をやったかという答弁であって、私の質問しているのは、なぜ本人たちに、一・〇PPM以上の米ですよ、食べてはいけませんよという知らせをしなかったのかということを質問しているわけであって、どういう調査がなされたかということを質問しているわけじゃないのですね。農地局による特殊調査を県までは公表したということですけれども、そのあとはどうなっても農林省はノータッチであるとい……

第68回国会 公害対策特別委員会 第2号(1972/02/02、9期、公明党)

○内田善利君 時間がありませんので、端的に土呂久の問題についてお聞きしていきたいと思います。  まず、通産省にお聞きしたいと思います。  私、二十一日に現地を調査して参りましたが、まず行って驚いたことには、亜砒焼きがまがブルドーザーでつぶされて姿、形もない。それこそブルドーザーのわだちの跡があるだけでありましたが、これをだれが命じて、どういう理由でつぶしたか、お聞きしたいと思います。土呂久の亜砒焼きがまです。
【次の発言】 私が聞いたのは、だれが命じて、どういう理由でやったかということを聞いているのだ。県が立ち会ったとか、だれが立ち会ったとかということは知っているわけですから。

第68回国会 公害対策特別委員会 第3号(1972/03/11、9期、公明党)

○内田善利君 私は、いろいろ開発に伴って自然破壊が非常に多くなってきているわけですが、自然保護ということと開発ということについて、その調和の原点といいますか、そういったことを中心にして質問していきたいと思いますが、その実例として、いま問題になっております鹿児島県の志布志の開発問題を中心にして問題を取り上げてまいりたいと、このように思います。  その前に、先ほどの関連質問として久良知局長にお聞きしたいと思うんですが、亜砒酸鉱害があのようにして問題になりまして全国の総点検が行なわれるという先ほどの答弁があったわけですが、私は、これに金山を加えていただきたいと、こう提案するわけです。と申しますのは、……

第68回国会 文教委員会 第3号(1972/04/27、9期、公明党)

○内田善利君 私も安永理事の一番最後の質問をしたいと思っていたわけですが、毎年、国立大学設置法の一部改正法案は十分審議をしないで、きょうのような状態でいつも通過しているわけですが、大学の学部の設置、大学の新設ということは、非常に重要な問題であると思うのです。こういった大事な法案は、毎年あることですが、ひとつ慎重に審議して早く間に合うようにしていただきたい、このように要望いたします。  私も一問質問しますが、人間科学部というのが大阪大学に新設されますが、この人間科学部というのは、どういう趣旨で、どういう内容のものか、お願いしたいと思います。  もう一点は、大分大学の工学部が地域産業の振興等の観点……

第68回国会 文教委員会 第6号(1972/05/25、9期、公明党)

○内田善利君 私は、当委員会で前回にも質問したことがございますが、中学校に行けない生徒についてまず最初にお伺いしたいと思います。  現在、全国で中学校の未修了者はどれくらいおりますか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 前回質問しましたときに、前宮地初中局長は、中学校未修了者については関係官庁と連絡をして未修了者が絶無になるように持っていくよう血の通った施策を講じたい、そういった意味のことを言われまして、本来の義務教育、これを一そう充実して、夜間中学は廃止する方向に持っていくのがやはり本筋だと。まあそのとおりだと思います。そして、高齢の未修了者に対しては生涯教育の観点からも今後の研究課題と……

第68回国会 文教委員会 第8号(1972/06/06、9期、公明党)

○内田善利君 私も、同じく文化財で質問したいと思いますが、いま文部大臣並びに文化庁の次長の答弁をお聞きしましてその方向がわかるわけですが、私の場合は佐賀県の中原町の栗崎かめ棺遺跡についてお伺いしたいと思うのですけれども、私も最近見てまいったのですが、文化庁としてはこの遺跡をどのように評価されておるのか、まずお聞きしたいと思いま。
【次の発言】 私は文化庁の評価をお聞きしたわけですが、現在わかっているところでは、かめ棺が約二百基、人骨が八十体発掘されたようです。そういうことで、西日本あるいは全国でも有数な古墳群であろうと、このように佐賀大学の先生も言っておられるわけですが、そういった重要な評価す……

第68回国会 文教委員会 第9号(1972/06/08、9期、公明党)

○内田善利君 私も若干質問したいと思います。  一番最初に、いま話題になりましたように、どういうわけで理科に関する教育の振興だけを充実振興することをはかっていくのか。提案理由によりますと、「今日の社会の著しい発展に対応するためには従来の理科に関する教育の振興のみでは十分でなく、これにあわせて算数及び数学に関する教育の充実振興を図ることが緊要であると痛感するのであります。」ということですが、いまもお話がありましたように、今日の社会の著しい発展に対応するためには、全般的なバランスのとれた教育振興が考えられなければならない、このように考えるわけですが、この点をもう一度お尋ねしたいと思います。

第68回国会 予算委員会 第16号(1972/04/20、9期、公明党)

○内田善利君 私は、いま問題になっておりますPCBについてお聞きしたいと思いますが、私は主として今後の対策についてお聞きしたいと思うんですけれども、今日まで通産省、環境庁、厚生省がPCB対策についてとられた処置、結果そして今後の対策についてまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 通産大臣にお聞きしますが、このPCBを含んだ感圧紙がまだだいぶ残っているということですが、これの処分方法はどのように考えておられますか。
【次の発言】 閉鎖系のコンデンサー、トランス、これの回収方法、処分方法はどのように考えておられますか。
【次の発言】 まあ全部回収されるのかどうか、国鉄等はまだ使用したいというこ……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後1号(1972/07/25、9期、公明党)

○内田善利君 私も四日市のことをいままでお聞きしておりまして、環境庁長官の答弁を聞いておりまして、ほんとうに国民の健康を守る立場の環境庁なのか、政府側の環境庁なのか、非常に不審に思いながら聞いておったわけですが、きのうの判決でも、工業立地ですね、これが不適正であったと、こう言っているわけですね。災害対策も十分でなかった、また公害対策も十分でなかった、このように言っているわけですけれども、これをどのように企業が受けとめておるのか。きのうの状態、あるいはきょうの企業の状況をお聞きしまして、私は、ぜひ次の本公害対策委員会に、委員長にお願いしまして企業の責任者を呼んでいただきたい、どういう考えでおられ……

第69回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後2号(1972/09/22、9期、公明党)

○内田善利君 私は一昨年、また昨年、北九州と大牟田の大気汚染について、健康にかかわる被害の救済措置法の適用をすべきじゃないかということで、いろいろな調査データをあげ、また地元の医師会が調査いたしました児童の調査、そういうものを例をあげて、既指定の、いま指定されておる四日市あるいは川崎あるいは尼崎等と比較しながら、早急に救済措置法を適用すべきじゃないか、指定地域にすべきじゃないかということで、一昨年、昨年、いろいろ質問したわけですが、回答は、資料不足であるということが中心であったように思うのです。  しかし、現にぜんそく病患者、気管支炎あるいは肺気腫、そういった方々が、他地域、対象地域よりも多数……

第69回国会 文教委員会 第閉会後1号(1972/09/29、9期、公明党)

○内田善利君 私たち、永野委員長、二木、内田の三名は、九月十八日から二十二日まで四泊五日の日程で、広島及び山口両県の教育、学術及び文化財の実情について、現地調査を行ないました。以下、その概況を事項別に御報告いたしたいと存じます。  第一初等中等教育の実情についてであります。  まず、広島県は、人口密集の瀬戸内海沿岸部に比べ、山間部が広く、過疎地域対策緊急措置法により一市、四十六町が過疎市町村に公示され、全国でも北海道に次ぐ過疎地域であります。  これらの地域は、過疎現象に伴う諸種の障害に悩むとともに、不幸にもことし七月の集中豪雨により大水害を受けたのであります。  私たちは、被害の最もひどかっ……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1973/03/02、9期、公明党)

○内田善利君 最初に、先ほど所信表明のありました中から、長官に一言お聞きしたいと思いますが、冒頭に、「わが国は、従来久しく経済成長を促進することを軸に内政の展開をはかり、その結果、所得水準も大幅な向上を示してまいりました。しかしながら、その反面、大気汚染、水質汚濁等の公害の発生と自然環境の破壊が急速に激化し、国民の健康と生活環境が脅かされるという深刻な事態が発生しました。」と、このようにお認めになっておるわけです。  公害国会でもあのように法律がたくさんできました。にもかかわらず、環境庁も発足し今日に至っておりますが、いまだに公害がなくならない。このような、公害発生政策と私は言いたいのですけれ……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1973/03/28、9期、公明党)

○内田善利君 ただいま三木長官は、水俣に堆積している有機水銀のヘドロの処理を四十八年度から着手する、このように述べられたわけですが、運輸省としてはこれに対して直ちにその対策に移ると思いますが、 どの程度ヘドロがどうなったらしゅんせつをやめるのか。現在水銀の環境基準は、水質汚濁防止法の排水基準と公害対策基本法による環境基準しかきまっていないわけです。ヘドロの環境基準はきまってないわけですが、このヘドロの中の環境基準はどうされるのか。これがきまらなければ、しゅんせつなどはできないと思うのですけれども、この点はどうなさるのか。
【次の発言】 これは水俣ばかりじゃなくて、田子の浦とか洞海湾とか、全国の……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1973/06/06、9期、公明党)

○内田善利君 私もPCB問題、水銀問題について質問したいと思います。  いま三木長官からお話を伺ったわけですけれども、私は水銀問題、また四大裁判、さらにPCB問題と、ここで環境庁長官が三木副総理であるときに、私たち日本国民がほんとうに日本列島の周辺を、いままで祖先以来ずっとたん白資源として漁業にその食糧を求めてきた、ここでほんとうに漁業を失わないでいくか、日本の近海にまだまだ工業をつくっていくのか、これをはっきりしないととんでもないことになるのじゃないか。先ごろ予算委員会では石油たん白が問題になりましたけれども、石油たん白どころじゃない、日本周辺の大事なたん白資源が失われつつある。こういうとき……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1973/06/20、9期、公明党)

○内田善利君 いまの質問にさらに私も関連質問したいと思うのですけれども、私は、藤田委員のおっしゃったことが全国民の声じゃないかと思うのです。一体、公害問題は最近問題になってきたわけですけれども、やはりその間の対策というものを反省すべきじゃなかったか、このように思うわけですね。  一番私がいま深刻に思うのは社会問題じゃないかと思うのですが、社会問題と申しますのは、結局、日本の今日までの豊富なたん白資源であった魚介類、そういったたん白資源、いままで有史以来われわれ日本国民のたん白資源であったものをとってきた漁業が非常に窮迫しつつある、こういったことで非常に不安に思っているわけですけれども、国民の側……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第8号(1973/06/27、9期、公明党)

○内田善利君 私も引き続き同じような質問いたしますが、一番最後の質問と関係あるかと思いますけれども、二十二日の閣議の模様が新聞等にも不確定のまま出ております。私も読ましていただいたわけですが、きょうの本会議で田中総理が、わが党の小平委員の質問に答えて、二回にわたって、公害などに目を奪われてというような発言があったわけです。私はあの二十二日の新聞報道と、きょうの本会議での質問を聞いておりまして、その関連性があることを感じたわけですけれども、これが政府の公害に対する基本姿勢なのかということで、きょうはあ然としたわけですが、こういうことでほんとうに人間の生命を奪った公害がなくなるのだろうかと、このよ……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第10号(1973/07/06、9期、公明党)

○内田善利君 私は三点だけ質問したいと思いますが、まず吉田参考人にお尋ねしたいと思います。将来の公害による汚染を電算機でどの程度予測できるのかどうか。それともう一つは、このように総量規制、環境容量がいま問題になっておりますが、四日市ではいまなお新しい工場の増設計画などをやっておるわけですけれども、こういったことについてはどのようにお考えなのか。この二点についてお伺いしたいと思います。  それから加藤参考人に、悪臭の測定機器についてはいまお話しいただいたわけですが、これを防止する機器の開発ですね、これはどのようになっているのか。測定もそうですが、悪臭を出さない、悪臭をなくする機器の開発、これはど……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第11号(1973/07/11、9期、公明党)

○内田善利君 質問に入る前に、本日の本会議で、三木長官、開発か環境破壊か、いずれをとるかという場合には環境保全をとると、このように御答弁いただいて非常に心強く思ったのですが、私は、現段階に立ち至って、いろいろ開発と破壊というものを見ておりまして、環境破壊のない開発というものがあるのだろうかと、このように思うのです。まあ少しぐらいは破壊しなければ開発はできないと思いますけれども、広い意味の開発か環境破壊かということであったろうと思うのですが、この環境の破壊ということを、この自然環境保全法の前回における成立のときの審議の場合にも、これは問題になったわけですが、私は、環境破壊か開発かという、どのよう……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第13号(1973/08/29、9期、公明党)

○内田善利君 関連。私は別名でもいいから、医学関係でつけられなくても、別名でもいいから別の名前をつけたほうがいいと思います。  それともう一つは、これだけ五月二十二日以降、政府も行きますし、政府の各省庁も行きますし、また各政党、また各委員会、水俣に行ったわけですが、その後の国の施策、国の対策、そういうものが全然私は感じられないんです。県は総合予算で本年度は水俣病関係予算として十六億三千八百万円、そして六月の補正予算で七億と使っておるわけですが、国は五百万円しか使っていない。この事実からも、私はもう少し国としても対策を講ずべきじゃないか、このように思うわけです。それと、政府はもう少し水俣病に対し……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第15号(1973/09/12、9期、公明党)

○内田善利君 藤野参考人にまずお願いしたいと思いますが、先ほど指定地域で線引きするのは非常にむずかしいということでございましたが、私も、北九州市が大気汚染によって指定地域になりまして、いろいろその線引きの結果ごたごたを聞いておるわけですが、どうして一体北九州市全域を指定地域にしなかったのかなと思うのですけれども、先ほどは、非特異性疾患なのでやっぱりこういうところに線を引かなければいけないのかなということも考えたわけですが、やはりああいう四日市とかあるいは川崎とか、あるいは北九州市みたいなところは、先ほどおっしゃられましたようにNOxの影響もあろうし、また重金属による、浮遊物質による影響もあろう……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第16号(1973/09/14、9期、公明党)

○内田善利君 私は、直接公害問題ではないかもしれませんが、別の委員会で質問すべきかと思いますけれども、やはりこういう工場災害というようなものは二度と起こってはならない、そういう立場から、きょうはこの点について質問したいと思います。  それは八月十二日午後十一時十分、大分市の住友化学の大分製造所の製品倉庫から出火した事件でございますが、その前にはこの住友化学では毒ガスが流出した事件がありまして、周辺の住民が千数百人被害を受けたということで、大分県からは公害罪法で告発されておるわけですけれども、約二カ月間全面操業停止処分を受けて、七月九日操業開始したばかりのところに、こういった火災事故が起こってお……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第18号(1973/09/20、9期、公明党)

○内田善利君 初めに、十八日にパリでOECDが理事会を開いて、水銀の規制を勧告しているわけです。特にこの中で、紙・パルプ産業におけるすべての水銀化合物の使用の禁止という項目がありますが、この項目について、日本では水銀法を隔膜法にかえるということでございますが、私は特に岩国地域が汚染されているその原因の一つに、やはり紙・パルプ産業において水銀を使用してきたということが原因であると思うのです。あそこは山陽パルプですか、もうすでに隔膜法に切りかえたのか、まだ水銀法でやっているのか。その切りかえはどのようになっているのか。この点をまずお伺いしたいと思います。

第71回国会 地方行政委員会 第6号(1973/04/25、9期、公明党)

○内田善利君 私は公明党を代表して、ただいま議題となっております内閣提出の地方税法の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行ないます。  反対理由の第一は、健全な地方自治の育成をはかるためには、その裏付けとなる財源の確保をはかる必要があることは、従来から指摘されているところであります。それにもかかわらず、四十八年度地方財政計画に占める地方自治体の自主財源である地方税の構成比率は、わずか三八・一%と、依然として低迷を続けており、三割自治の汚名を返上することができておりません。特に、本年の地方財政白書によっても、東京、大阪の大都市は赤字となっております。これは都市財源の不足を如実に物語っている……

第71回国会 文教委員会 第3号(1973/04/05、9期、公明党)

○内田善利君 まず、提案者の三原衆議院内閣委員長にお尋ねいたしますが、この法案は、日曜日が祝日になった場合には、月曜日と限定しておりますが、この月曜日の限定については、いま話題になりました週休二日制も考慮に入れた上でおきめになったのか。先ほどの答弁の中には土、日が非常に多かったようですけれども、週休二日制ですね。その場合に土、日、月と、こういう休みも出てくることになりますが、こういったことも踏まえて月曜日になすったのか、この点をちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私は、最初労働省にちょっとお伺いして、それから総理府、文部省とお伺いしたいと思います。  質問がダブらないようにしたいと……

第71回国会 文教委員会 第5号(1973/04/19、9期、公明党)

○内田善利君 私は、高等学校の教育について若干お聞きしたいと思いますが、生徒の適性、能力、進路に対応した教育をという目的で、現在、高等学校教育は非常に多様化が進められておるわけですけれども、生徒に真に人間らしい教育を保証するということは非常に重要な問題だと思うわけですが、特に高等学校の職業教育、この中にいま言いました問題が端的にあらわれておると、このように思いますので、何かまず、職業教育、高等学校の職業教育の現状と問題点についてお伺いしたいと思います。  まず第一点は、職業教育が袋小路になっておるということですね。高等学校の教育が事実上複線化しておるということについてお伺いしたいと思いますが、……

第71回国会 文教委員会 第9号(1973/06/05、9期、公明党)

○内田善利君 いま騒音防止、防音ということが話題になったわけですが、その予算の中で、「公害対策、学校保健、学校安全の改善充実」という項がございますが、この中で「公害対策等」というところで六項目にわたっておりますのですけれども、この「公害対策等」、その中で(3)が「公立学校施設公害防止工事費等」、約四十八年度は十七億計上されておりますが、この公立学校施設公害防止工事費の中のこの公害というのは何をさすのか。
【次の発言】 どういうわけで、その公害対策基本法の六つの典型公害の中で、大気汚染と騒音だけが入ってあとは入らないのはどういうわけですか。

第71回国会 文教委員会 第13号(1973/06/21、9期、公明党)

○内田善利君 ただいま議題となりました図書館法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。  近年目ざましい経済成長と技術革新の進展により社会構造は急激に変化し、複雑高度化してきております。その結果、一面では物質的生活はある程度豊かになり、余暇時間が増大し、学習、レジャー等物心両面での行動選択の範囲が拡大しつつあります。しかし、その反面、いわゆる人間疎外、世代間の断絶、交通災害、自然環境の破壊等人間の存在自体にとってきわめて深刻な問題が発生しているところであります。過去百年間の目ざましい物質的繁栄は人類史上未曽有ではありましたが、今日では、従来の経済優先……

第71回国会 文教委員会 第14号(1973/06/26、9期、公明党)

○内田善利君 いまの問題で一言関連質問して本論に入りたいと思いますが、職員会議と組合の分会会議といいますか、組合会議と一緒にした考え方で警察庁は臨んでおられるんじゃないかということをいまの質疑を通して感じたわけですが、私の知っている限りでは、職員会議は職員会議としてはっきり、まあその学校によって違いますけれども、司会を立ててきちっとしてこれは校長が出席してやっておりますし、また、組合の分会会議になりましたら、分会長を中心にしてこれから分会会議を行ないますとか、組合会議を行ないますとか、はっきりして組合会議を行なっている。そういう現場の姿を知っていての先ほどのことであったのだろうかと非常に不審に……

第71回国会 文教委員会 第17号(1973/07/05、9期、公明党)

○内田善利君 関連。  付属高校とか付属中学が付置研究所と同じだとおっしゃっているわけですか。
【次の発言】 それは付属高校の、たとえば付属高校に農芸高校があるとすればその農芸高校の研究所であって、大学そのものの研究所ということは言えないと思うんですが、この点をはっきり伺いたい。

第71回国会 文教委員会 第19号(1973/07/12、9期、公明党)

○内田善利君 私は、きょうは、幼稚園教育から小・中・高と、その免許状を中心にして質問していきたいと思います。  まず、幼稚園教員の免許の状況ですけれども、この現状についてお聞きしたいと思いますが、昭和四十五年度は、一級免の大学卒が千百九十四名、短大卒が二級免が二万三千八百十三名と、このように聞いておりますが、昭和四十七年度においてこれがどのようになっておるのか。それと、臨時免許状を持っている免許取得者がどうなのか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いま伺いますと、四十五年度もそうですけれども、四十七年度も二級免許取得者が非常に多いわけですけれども、大学卒の一級免が非常に少ない。昭和四……

第71回国会 文教委員会 第27号(1973/09/13、9期、公明党)

○内田善利君 私は、筑波大学の問題と関連しますが、七月十七日当時、福岡で起こっておりました福岡歯科大学の問題、これを質問する予定でございましたけれども、強行採決のために質問できませんでしたので、それときのう、おとといの文部省の医科大学、歯科大学に対するやみ寄付金の問題、あるいは今後の歯科大学、私立大学に対する助成、予算の関係、そういったことを、まず、質問していきたいと思います。特に、福岡歯科大学の現在の理事会のあり方、これがやはり筑波大学の評議会、あるいは参与会等の基本的なあり方と関連があると思いますので、そういったことなどから質問を始めていきたいと思います。  まず、第一に、今日までの――警……

第71回国会 文教委員会 第28号(1973/09/19、9期、公明党)

○内田善利君 それでは北沢参考人にお伺いします。  この新大学構想は、非常に旧式化するおそれがある、長期的でないということでございますが、これは東京教育大が移転するということと新構想大学が打ち立てられておるということと非常にあいまいといいますか、先ほど井上参考人でしたか、洗い直すべきであるというような、このようなお話がございましたが、こういったこともあわせて長期的でない、まあ背後にありますいろいろな近代主義その他経済構想等もあると思いますけれども、もう少し、その辺をお伺いしたいと思います。  それから、産学協同構想であると、私も、そのように思います。この点も具体的な例があればお教え願いたいと思……

第71回国会 文教委員会 第29号(1973/09/20、9期、公明党)

○内田善利君 この間、管理のところから質問を保留しておきましたけれども、公聴会並びに昨日の参考人のお話の中から二、三質問を最初にさしていただきたいと思います。  まず、カリキュラムについてですけれども、昨日の御意見の中に、まだ講義題目もできてないし、担当教官もきまってない。そういうことで、たしか大江参考人のお話では、少なくとも、初年度分はもう決定していなければならないと、そういうお話がありました。そうして山形大学の医学部についてももうすでに、昨年の十月大学審議会の決定を経ておると、そういうようなことも聞いておりますが、また旭川医科大学のほうももうできておると、そういうことですが、まだ筑波大学に……

第71回国会 予算委員会 第11号(1973/03/26、9期、公明党)

○内田善利君 開発と保存ということで質問したいと思うのですが、三木環境庁長官お見えになっておりますが、開発と保護、特に文化財、埋蔵文化財の保護ということについてどのようにお考えか、聞きたいと思います。
【次の発言】 文部大臣にお聞きしたいのですが、大体文化財を保護するためにどれだけの予算が必要なのか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 文部大臣にもう一回お聞きしますけれども、日本列島改造論にも国土総合開発庁設置法案にも、文化財の保護ということは何も触れてないのですが、この点についてどのようにお考えですか。
【次の発言】 文部大臣、そんなにおっしゃるけれども、そういうふうにならざるを得ない状……

第71回国会 予算委員会 第12号(1973/03/27、9期、公明党)

○内田善利君 理事会で結論が出ておりますけれども、その問題には触れないで、一言、二階堂官房長官にお聞きしたいと思いますが、政府見解として、現在南ベトナム政府と臨時革命政府などの間で話し合いが続けられている最中であり、その一方だけが、復興のためにとして来日申請しても、これは事実上困難であり、立場を変えて南ベトナム政府代表が申請してきても原則は同じだと、こういうふうに言っておられますが、その真意をお伺いしたいんですが。
【次の発言】 それでは昨日の問題に触れますが、興人はグルタチオン並びにCDPコリンを医薬品としてつくっておるわけですね。


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 法務委員会 第10号(1974/03/28、9期、公明党)【議会役職】

○理事(内田善利君) 速記とめてください。
【次の発言】 速記起こして。  委員の異動について御報告いたします。  小枝一雄君が委員を辞任され、その補欠として稲嶺一郎君が選任されました。
【次の発言】 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き、質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  野坂参三君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君が選任されました。

第72回国会 予算委員会 第16号(1974/03/25、9期、公明党)

○内田善利君 まず私は、高度経済成長下で起こったひずみである物価高騰の問題、それと公害問題について質問したいと思いますが、まず、公害問題について最初質問したいと思います。  その前に、東邦亜鉛の対州鉱業所で社会的正義を踏みにじった隠蔽工作が行なわれたわけですが、通産大臣に、これに対する対策がどのようにされたか、まず、この点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 通産大臣は、どのようにお考えになっておられますか。
【次の発言】 通産大臣、私は、企業のモラルの問題もですけれども、やはり政府に責任があると思うんです。というのは、水質汚濁防止法ですけれども、これと大気汚染防止法、これがPPMだけ、濃……

第72回国会 予算委員会 第17号(1974/03/26、9期、公明党)

○内田善利君 物価問題についてお伺いしたいと思いますが、インスタントラーメンですけれども、これは私も大好きだし、国民に非常に定着しておる食品の一つでございますが、また前回は公取委の勧告もあっておりますけれども、私は、まだまだこの業界に対して非常に問題が多いので、この点についてお伺いしたいと思います。  まず最初に、インスタントラーメンの生産量、それから売り上げ高についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 売り上げ高。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 合計。
【次の発言】 四社の合計。
【次の発言】 昨年の十一月ですね、即席ラーメンの販売価格指導について食糧通達が出されておるわけです……


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各種会議発言一覧(参議院9期)

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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第1号(1971/12/22、9期、公明党)

○内田善利君 私は、田中公述人と一泉公述人に一点ずつお伺いしたいと思いますが、田中公述人のほうに質問いたしますが、ただいまのお話をお聞きいたしましても、先ほどのお話も、沖繩、台湾の戦略的な位置づけということを、るるお話しになったわけですが、それに反して沖繩の県民の心――太平洋戦争で第一線に立ち、しかも二十六年間苦悩の生活を続けてきた沖繩の県民の心を、どのように把握しておられるのか。県民の心というものについて、先生の御意見をお伺いしたいと思います。  それと、あの戦略体制というお話をお聞きしまして、本土並みに基地も少なくなるんだと、二千八百二十四の基地が百十二の基地になったじゃないかと、沖繩もそ……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 文教委員会女子教育職員育児休暇制度に関する小委員会 第2号(1972/04/06、9期、公明党)

○内田善利君 第五項の「(育児休暇の終了)」ですが、あとのほうはわかりますけれども、「本人が再出産したとき、……休暇は終了するものとする」という意味ですね、それから第六項の「身分を保有するが、職務に従事しない」、この「職務」は何を言っているのか、この二点をお願いしたいと思います。
【次の発言】 その場合は……。
【次の発言】 次の休暇申請ができるわけですね。

第68回国会 文教委員会女子教育職員育児休暇制度に関する小委員会 第4号(1972/04/13、9期、公明党)

○内田善利君 この問題はもうだいぶ煮詰められて、いまも話がありましたように、無給と、いろいろな取得しておる共済組合その他年金、退職金等の継続の問題、この二つに焦点はしぼられると思うのですが、無給ということについて財政上の問題点はないのかあるのか、この点をちょっといま私は明白にしないわけですが、財政上有給にしたら困るのか、無給にしなければならない財政上の理由があるのかどうか、この点ですね。  それと、もう一つは、無給にした場合に、休む先生を大体どれぐらい推定しているのか、やめられる先生をどれぐらい推定されておるのか、この点ですね。せっかく育児休暇制度ができるわけですから、いままでのやめるか継続す……

第68回国会 文教委員会女子教育職員育児休暇制度に関する小委員会 第5号(1972/04/18、9期、公明党)

○内田善利君 今回まで小委員会が発足してから数回この委員会を持たれているわけですけれども、各野党は有給の線であるということは小委員長も認識されておるところでありますし、大体結論を出すべき時が来ているのじゃないかと、そのように思うのですが、いま安永委員のお話で努力をされるように承ったわけですが、あとは自民党のほうをどのように小委員長が説得して結論を出されるか、ここに来ているのじゃないかと、このように思うのですね。文教委員会もことしの初めあたりから全然持たれていないような状況であるし、文教関係の調査案件もたくさんの問題を控えておるわけですから、委員長も見えていますけれども、文教委員会もなかなか開か……

第68回国会 文教委員会女子教育職員育児休暇制度に関する小委員会 第6号(1972/05/09、9期、公明党)

○内田善利君 無給ですけれども、紋切り型にただ無給だというのじゃなくて、無給の場合に考えられることはこういうことが考えられるというような具体的な考えはないのかあるのか。いままあ検討中だということだったんですが、無給にするならこういったことが考えられるというものがあれば、お聞きしたいと思います。


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 商工委員会、公害対策及び環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/19、9期、公明党)

○内田善利君 関連。  いまの答弁聞いておりますと、結局電化製品は回収困難である、そういう意味の答弁だったと思うんですけれども、私は、このPCBが問題になりまして、一番この環境を汚染し、また、いまPCB問題が起こっておりますが、その汚染源といいますか、汚染の実態は、この家庭電化製品が問題ではなかろうか、このように思うわけです。したがって、いまあちこちでPCB汚染が問題になっておりますけれども、その汚染源を断ち切るためには、この家庭電化製品の中のルームエアコンとか、あるいはテレビ、電子レンジの中のコンデンサー、あるいはトランス、こういったものを何とか回収しなければ汚染はまだまだ続くんじゃないか、……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1973/04/07、9期、公明党)

○内田善利君 私は、住宅積み立て郵便貯金制度について、まず質問したいと思うんですが、一昨年の通常国会で立法化され、昨年の一月一日から積み立てが開始されたわけですが、庶民にとっては、低利であり長期の住宅資金を融資しようとする制度ですから、非常に深刻化しつつある庶民の住宅取得難の時代で、この制度の活用が大いに期待されておるわけですけれども、この現状をお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 これ、いただいた書類ですけれども、この一万二千件ですけれども、発足の四十七年の一月は三千七百九十三件ですね。そして二月が千七百八十三件。ずうっともう減ってきておりますね。ふえたことは一ぺんもなくて、四月が千百……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1973/04/07、9期、公明党)

○分科担当委員外委員(内田善利君) 志布志が住民の反対によりまして、鹿児島県の大隅開発試案が一とんざしているわけですが、今度は奄美大島の宇検村ですね、今度は五十万バーレルという石油プラントをつくるということが打ち出されておるようですけれども、このことについては、どのように奄美大島を管轄しておられる自治省ではお考えになっているのか、掌握しておられるのか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 自治大臣も閣僚の一人として石油精製のプラントをまだ日本のどこかでやる必要があると、こうお考えか、石油コンビナートはもうこれ以上つくるべきでないとお考えか、この辺端的にお聞きしたい。


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1974/04/04、9期、公明党)

○内田善利君 ただいま鈴木委員から、電力料金値上げの問題がいろいろ御指摘されておりましたが、私も、電力料金の値上げに経企庁としては踏み切られたということで、この問題について、石油ショックを受けた国民としては、さらに電力料金の値上げによって大きな不安をまた持つんじゃないかと、このように思うんですけれども、大体、物価安定とか、物価鎮静とかいわれますけれども、国民の一人として、鎮静ということばと、現実に国民として一体何が鎮静なのかという疑問が非常に大きいわけですけれども、この点についてどのように経企庁長官はお考えか、まずお聞きしたい。
【次の発言】 いまも鈴木委員から話がありましたが、電力料金が上が……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1974/04/08、9期、公明党)

○内田善利君 一番最初に通産大臣にお聞きしますが、四月九日から国連の資源特別総会が始まるわけですが、これに対する政府の基本的な態度、これをお聞きしたいと思うのですけれども、日本は資源小国ということで、先ほどは石油戦略によってたいへんなショックを受けたわけですけれども、今度の総会でもそういった資源ナショナリズムの色彩の濃い会議が持たれると思うんですけれども、これに対する基本的な姿勢、そしてなおそのあとを受けて六月には海洋関係、八月には人口関係、十一月には食糧問題と、このように国際会議が控えているわけですが、こういったことに対処する政府の長期的なお考えをお聞きしたいと思います。



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

内田善利[参]在籍期 : 8期-| 9期|-10期-11期
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