矢田部理 参議院議員
14期国会発言一覧

矢田部理[参]在籍期 : 10期-11期-12期-13期-|14期|-15期-16期-17期
矢田部理[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは矢田部理参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院14期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
矢田部理[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院14期)

矢田部理[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 外務委員会 第2号(1986/11/25、14期、日本社会党)

○矢田部理君 小麦協定に関連してでありますが、ここ一両年の国際的に見た場合の小麦の需給状況、それから中長期的に見て穀物の生産なり需給状況はどういう見通しに立っておられるか、まず説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 アメリカを初めとする先進諸国では一定の生産が確保され、かつ供給が可能なわけでありますが、同時に開発途上国等では依然として飢餓が広がっており、問題の根本的な解決はなされていないという状況下で、食糧援助問題がODAの一つとして重要視されるわけでありますが、この食糧援助をする場合の我が国の方式、援助の基準、優先順位などはどんなふうに考えておられますか。


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第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 外務委員会 第5号(1987/05/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 質問に入る前に、委員長に一言意見を申し上げておきたいと思います。  最終的には理事会で決まったことでありますから結論は従いますが、前回六件、きょう十一案件、これを一括上程して審議をするというのはいかにも異常なのでありまして、率直に申し上げて、案件の名称を覚えることすらなかなか容易でないという審議のありよう、あり方については、これは委員長もいろいろ苦慮された結果の結論だろうとは思いますが、これは特殊異例の事態として余り今後前例としていただきたくないが、いかがなものでしょうか。
【次の発言】 そこで外務省に伺いますが、六月八日からベネチアでサミットが開かれます。今度のサミットのテーマ……

第108回国会 予算委員会 第7号(1987/05/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 時間がおくれましたので、質問の順序を変えたいと思います。  防衛費GNP一%枠突破問題について入ります。  政府は、今年度の予算で、三木内閣以来あるいはそれ以前から長きにわたって続いてきましたGNP一%枠を突破して軍事予算、防衛予算を組みました。その理由をまず説明いただきたいと思います。
【次の発言】 二つの理由を挙げられたのでありますが、第一の経済成長が鈍化をしているということにつきましては、もともと経済成長を前提とした一%論ということでは即なかったと私は理解をしております。事実、大綱ができましたときには、防衛力の整備に当たっては経済財政事情等を勘案し、他の諸施策と調和を図りな……

第108回国会 予算委員会 第10号(1987/05/12、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 ただいまお配りをいたしました「中期防衛力整備計画の所要経費内訳」、これは、私が防衛庁から提出をいただいた資料並びに直接聞いた事実をもとにして作成をしたものでありますが、この程度の内容ですら明らかにするのに相当の骨が折れる。国会が一たんストップしてからしか出ないということ、大変問題だと思うんですが、いかがでしょうか、防衛庁。
【次の発言】 わずか三行か四行追加するのに三日も四日もかかる。とりわけ、十八兆四千億というのはもう六十年のときに既に内容として、あるいは数字的には明らかにしたものでありますが、内容が明らかにならなかったのであります。しかしこの資料によってもまだまだ幾つかの問題……

第108回国会 予算委員会 第15号(1987/05/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 私は、外交、防衛問題に関して締めくくりをします。  きょうはどちらかというと防衛問題の集中審議のような観を呈しますが、まず外交問題でありますが、軍縮についてであります。  総理にまず伺いたいと思うのでありますが、レイキャビクの米ソ首脳会談の後、その前からも核実験の一方的停止などあったわけでありますが、ゴルバチョフ提案は従来になく踏み込んだ提案として注目されております。西側の方にはいまだ足並みの乱れもあるようでありますが、政府としてはこのソビエト側の提案をどのように受けとめ、どう対処しようとしておるのか、まず伺いたいと思います。


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第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 外務委員会 第3号(1987/08/27、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 まず、この政府調達に関する協定を改正する議定書についてでありますが、調達契約の最低価額を下げられましたですね、その経緯と根拠を簡単に御説明ください。
【次の発言】 あわせて、今度の改正では、産品の購入だけではなしに借り入れも含めるということで適用範囲を拡大されたと思われるわけでありますが、これらの諸措置によって貿易の拡大ですね、日本の政府調達がどのぐらいふえるのか、どんな影響が出てくるかということについて概括的にお示しをいただきたい。
【次の発言】 主体となる政府ですが、この政府の中には依然として三公社も入っておるというふうに聞いておるわけですが、国内的には民営化してもう少し自由……

第109回国会 法務委員会 第6号(1987/09/16、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 参考人の方々、貴重な意見をありがとうございました。  先ほどから議論を聞いておりましてちょっと感想めいた話を申しますと、指紋の効用がいろいろ述べられておりますが、指紋の効用を私も一般的に否定するわけではありませんけれども、しかし、ここは指紋の効用が問題なのではありません。外国人であるがゆえに指紋を強制的にとられ、それに応じなければ重い罰則で臨まれる、そういう制度の是非が実は論じられているので、一般の指紋の効用でないということをまず感想的に申し上げておきたいと思うのであります。  それはそれといたしまして、まず高木参考人に伺いたいのでありますが、先ほど日弁連のまとめられた意見書をも……

第109回国会 法務委員会 第7号(1987/09/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 外登法の改正案が議題となっているわけでありますが、私どもといたしましては、依然として指紋押捺制度を残している、あるいは登録証の常時携帯義務が厳しくそのままの姿で残っている、さらには罰則が重いというようなことを含めて、基本的にはこの改正案に反対ということでずっといろんな論議をしてまいりましたが、きょうは少しく各論的な問題を中心に質疑をしていきたいと考えています。  その前提として、まず法務大臣に外国の人々に対する認識を伺いたいのでありますが、法務省筋では、日本人と外国人は基本的に違う、もともと外国人というのは日本に住めない人なんだ、それを住まわせてやっているのであるから、ひどい表現……

第109回国会 法務委員会 第8号(1987/09/18、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 私は、内閣提出に係る外国人登録法の一部を改正する法律案につき、日本社会党を代表して、反対の立場から討論をいたします。  このたびの改正案は、一九八二年の改正以来五年ぶりのものであり、八六年のいわゆる一斉切りかえを機に盛り上がった法改正を求める国内外からの幅広い世論を受けて作成されたものであると考えられます。しかし、遺憾ながらこの改正案は内容的に決して満足できるものではありません。在日外国人はもとより、幅広い日本国民が抜本改正を求めておりますことは、地方議会における改正要求決議の数が実に一千八十二の多きに上っていることからも明らかであります。これらの世論は、一致して最小限在日外国人……


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 外務委員会 第2号(1988/03/31、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 宇野外務大臣にお尋ねをしたいと思いますが、外務大臣の本会議における演説をお聞きしましていろいろ私なりに考えるところがございますが、外務大臣御自身としてこれからの外交をどう展開していくのか、宇野外交の特色は一体何なのかというようなことについて、できれば簡潔にお示しをいただければと思います。
【次の発言】 そこで、時間が制約されておりますので問題点だけ私も端的に伺っていきたいと思いますが、経済的にこれだけ大きくなったということになりますと、前回も議論されておりますが、日本の経済協力のあり方、ODA等がやっぱりもう一度厳しく問い直されなければならないということになろうかと思うんです。確……

第112回国会 外務委員会 第4号(1988/04/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 まず、外務大臣に伺いたいと思いますが、熱帯雨林が乱伐その他によって大変な危機的な状況になっております。二十一世紀を迎えるに当たって四〇%ぐらいが砂漠化してしまうのではないか。アジアの状況はもっと深刻であるというふうにも言われているのですが、これについてどんな御認識をお持ちでしょうか。
【次の発言】 熱帯雨林が危機に瀕しており、その砂漠化が深刻な状況で進んでいる原因についてでありますが、確かに焼き畑農業とか燃料とかということが一面では指摘をされておりますが、これは今に始まったことではありませんで、昔からあったことであります。したがって、今日的にこの熱帯雨林が危機に瀕している大きな問……

第112回国会 外務委員会 第7号(1988/05/10、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 質疑に入る前に二つばかりお願いがございます。  一つは、きょう二時間ということで時間をいただきましたが、私どもとしましては、これは安保条約の根幹にかかわる問題でありますので、今後とも二時間という限定ではなしに時間をつくっていただきたい。  それから二番目には、今協定は外務省だけがかかわっているのではなく、内閣といいますか防衛庁あるいは大蔵が深く絡んだ議論でもありますので、とりわけ防衛庁長官の出席を求めたのですがきょうは実現しなかったようでありますので、引き続き御努力をいただきたい。外務、防衛両省庁合わせて質疑をし、あるいはまた総理も御出席をお願いして全体の議論を深めていきたいとい……

第112回国会 外務委員会 第8号(1988/05/12、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 防衛庁長官が後半においでになるということでありますので、今松前議員から御質問のありました米軍労務費の負担問題については後段にすることにいたしまして、前段少し別の問題を伺っておきたいと思います。  それは先般外務委員会等にも外務省から配付をいただきましたが、「防衛目的のためにする特許権及び技術上の知識の交流を容易にするための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定第三条及び同議定書の関係規定を実施するための手続細目について」という文書がございます。簡単に言えば、昭和三十一年に結ばれましたから三十一年協定と略して申し上げたいと思うのでございますが、これについて数点伺っておきたいと思……

第112回国会 外務委員会 第9号(1988/05/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 先ほどの議論でもございましたが、この原子力協定に対してアメリカ側の批判的な意見、反対意見も含めて幾つか紹介をいただきました。一つは確かに商業用プルトニウムを三十年の長さにわたってケース・バイ・ケースではなく、包括的同意を与えるということについての懸念、それからアラスカを中心とする上空通過の安全性に対する疑問、あわせて先ほどもお話がありましたように、日本にプルトニウムが大量に蓄積をされるということになると核武装の可能性ということも一つ問題としてあったかと思うんです。  もともとCIA報告などを読みますと、日本は近い将来核武装する力はもちろん、現実的可能性があるという指摘などもあるわ……

第112回国会 外務委員会 第10号(1988/05/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました原子力の平和的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件に反対の討論を行います。  本協定は、原発から出る使用済み核燃料の再処理によるプルトニウムの抽出と輸送と利用の本格的で大規模な展開を図り、推進するためのものであります。当面は、再処理を委託したフランスなどからプルトニウムを本格的に空輸し利用するための条件整備であります。したがって、次のような重大な問題を含んでおります。  その第一は、再処理とプルトニウムの商業的大規模利用は、平和利用といえども大きな危険性をもた……


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第113回国会(1988/07/19〜1988/12/28)

第113回国会 外務委員会 第2号(1988/11/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 国際情勢にかかわって、二、三最初に伺っておきたいと思いますが、既にお話がありましたように、アメリカの大統領選挙が投票日を迎えまして、この大統領選挙をめぐる情勢をどう認識しておられるか。これはアメリカ自身が決めるべきことですから余り予想屋的な話をするのはアメリカの立場もありますが、この選挙情勢の認識と選挙後の対日関係、日米関係に与える影響などについてもいろんな角度から分析をしておられると思いますが、この段階で外務大臣からお話を伺いたいと思います。
【次の発言】 大統領選挙の結果を待って、対日政策がどんな変化が出てくるのか、様子を見ながらもう少し個別問題についても議論したいと思います……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第3号(1988/12/01、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 午前中に宮澤大蔵大臣から再々釈明といいますか弁解がございました。  率直に言わせていただくならば、宮澤さんは、この数カ月間、国民と国会を欺き、虚偽の上に虚偽を重ねてきました。これは政治への信頼を根底から失墜させた言動でありまして、政治家としての責任は極めて重大だと言わなければなりません。罪万死に値すると言いますが、まさにそのとおりではないでしょうか。にもかかわらず、この深刻な事態を正確に受けとめず、問題をそらしたり、他に責任を転嫁したりして、今朝の再々釈明でも真に国会と国民にわびるという立場をとっておられません。単なる監督不行き届き、個人のレベルにおける問題処理にすぎなかったので……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第5号(1988/12/06、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 今、証人に示されておりますリストが二つございます。衆議院に出されたものでありまして、五十九年の十二月譲渡分、これがリスト1です。それから六十一年秋、第三者割り当てコースを経た譲渡分、これがリスト2でありますので、便宜そう呼ばせていただきますが、このリスト1及び2で既に出されております政官界関係者は、名義のいかんを問わず、これ以外に絶対にないと断言できますか。
【次の発言】 この前書きによりますと、政治家、官界関係者などの知人も記載をしているというふうになっておりますが、この欄の中で知人とはどなたでしょうか。
【次の発言】 その知人に名をかりた政官界関係者、実質上名義人と異なって所……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第15号(1988/12/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 総理にまずお伺いをしたいと思いますが、リクルート問題、総理は、問題点の一つに証券取引上の問題がありという御指摘でありましたが、中身的にはどんな御認識でしょうか。
【次の発言】 いや、認識だけ。
【次の発言】 問題意識はおありのようですが、中身的にはまだ深めていないようでありますから、私の方からリクルートに関連して幾つかの問題点を指摘しておきたいと思います。  その前提として大蔵省は、コスモス株の今回の流れについて、どの程度把握をしているでしょうか。少なくとも役員の持ち株と有価証券報告書の記載の真実性とのかかわり、あるいはまた証券業協会が中心になって進めているようでありますが、その……

第113回国会 予算委員会 第4号(1988/08/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 私は、社会党を初め野党の要求であります証人喚問問題、資料提出の課題などについて依然として内容のある返答がなされていないことを極めて遺憾に思っております。  また、昨日の総理及び大蔵大臣の久保委員に対する答弁などは、言葉だけが多くて中身は全く進んでいない、どう考えておられるのか、大変不信の気持ちも込めて幾つかの点について質問していきたいと思いますが、リクルートの疑惑解明は、少なくとも第一には、江副氏ないしリクルートコスモス発の株式がどのような流れ、いかなる回路で政治家とその周辺に到達をしたのか、この事実関係を明確にすることが大事だと思っております。そして二番目には、その流れがいかな……

第113回国会 予算委員会 第5号(1988/08/31、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 小倉参考人、大変御苦労さまです。  時間の都合もあるようでありますから小倉参考人に最初に伺いたいと思いますが、今回リクルートコスモスの株譲渡に関する疑惑が政治の大きな課題になっております。政治家を初め特定の人がぬれ手にアワで莫大な利益を得たということになるわけでありますが、これについてどんな感想を持っておられますでしょうか。
【次の発言】 ある新聞社の会見で、「政治家には反省の色がみえない。残念だ」、「政治家がエリを正すことが大切だ」、「このままで押し切れると思っているのだろうか」ということを述べておられるんですが、感想はそのとおりでしょうか。


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 外務委員会 第2号(1989/03/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 法案に即して数点お尋ねをいたします。  法案の一つに、マーシャル及びミクロネシア連邦それぞれに大使館を設置するという中身がありますが、それぞれの大使館の設置とか外交関係を持つということの意味でありますが、これはあれですか、独立国というふうに認定をしてここと持つというのが一般的な考え方でしょうか。つまり、信託統治をされている国とか自治州とか植民地とかという、いわば独立をしていない国と外交関係を持つ、あるいは大使館を置くということは一般的にはないというふうにも考えられているのですが、その点まず一般論から御説明をいただきたいと思います。

第114回国会 外務委員会 第3号(1989/04/11、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 今大臣から御説明ありましたが、この協定が昭和五十五年の第一回日中閣僚会議において交渉の早期開始につき合意をし、その後交渉を行ってきた結果、六十三年八月二十七日、去年の夏に協定の署名が行われたということになりますと、大分時間がかかっているように思われますが、このような時間が経過したのはいかなる理由に基づくものか、何が問題であったのか、その問題点はどんなふうに解決をされたのか、まとめて御説明をいただければと思います。
【次の発言】 法体制の整備に中国内に時間を要したというお話が最後にあったのですが、結局中国側がこれを受け入れるために、あるいは協定を締結するためにどんな法律ができたのか……

第114回国会 外務委員会 第4号(1989/06/16、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 ただいま外務大臣から所信の表明等もいただいたわけでありますが、またそれにかかわる中国問題を含む重要な国際問題もあるわけでありますが、きょうは条約の審議でありますので、所信に対する論議は次週にいたしまして、条約を中心に質疑をしてまいりたいと考えております。  条約は二つありますが、最初に、ニース協定と便宜申し上げますが、について質疑をしたいと思います。  まず、大臣に伺いますが、このニース協定締結の意義、理由について大臣の受けとめておられるところをまずお話しいただきたいと思います。
【次の発言】 特許庁長官にも伺っておきたいのですが、特許庁の歴史としてはかなりの大改革、大きな節目に……

第114回国会 外務委員会 第5号(1989/06/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 両航空協定の締結については歓迎もし賛成も申し上げたいと思っております。したがって、質問は二、三の点にとどめたいと思います。  その一つは、航空協定を結んで路線が開設されることになるわけでありますが、今後の航空運輸の需要見込みがそれぞれどうなっているか。二点目は運賃の決定方法はどんなふうになるのか。さらに運航について取り決めはどのようになっているか。  以上、三点についてお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 航空運賃に関連してでありますが、特にG5以降でしょうか、日本の航空運賃は諸外国のそれに比べて非常に割高になっているという指摘がしばしばなされているわけでありますが、現……

第114回国会 外務委員会 第6号(1989/06/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 参考人の先生方、大変御苦労さまです。  龍澤参考人にまずお尋ねをしたいと思いますが、平和利用に関して非軍事説と非侵略説、大別して二つあるということでありますが、この協定ではそのいずれをとるかは「当該要素を提供している参加主体が決定する」という規定になっておりますから、それぞれの国の判断でいずれの立場をもとり得るということになろうかと思うのですが、そうなると、アメリカの立場と日本の立場は違ったものになってくる。つまり、アメリカは非侵略説をとるということになるわけですが、その問題点とあわせてもう一つ、ヨーロッパ諸国ですね、ESAですか、これはどういう立場、考え方に立っておるのでしょう……

第114回国会 外務委員会 第7号(1989/06/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 休憩を求めます。  この答弁はだめです、私が聞いていても。理事会で少し協議させてください。
【次の発言】 ちょっと速記をとめるように言ってください。これは同じ繰り返しで、だめだ。
【次の発言】 ちょっと休憩を求めます。いずれにしてもだめです。今の答弁では丸谷さんの質問に的確に答えていない。同じことの繰り返しです。ちょっと理事会で協議してください。
【次の発言】 とりあえず十分間休憩。

第114回国会 予算委員会 第3号(1989/03/06、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 本日は補正予算案の審議でありまして、補正予算につきましても、質量ともに補正の概念を超える異常異例の予算でありまして大変問題を感じているところでありますが、とりわけ四月の消費税導入を前提とする予算の下地づくりなども行われているだけに、私たちも論議としてどうしても無視することができないわけでありますが、それは同僚議員に譲ることといたしまして、私は時の政治課題であるリクルート問題を中心にお伺いをしていきたいと思います。  それに先立って、外務大臣、日中戦争、それに引き続く太平洋戦争の性格について、外務大臣は私との外務委員会における討論で、日本軍国主義の侵略戦争であったと明確におっしゃら……

第114回国会 予算委員会 第6号(1989/05/10、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 同僚の対馬議員からリクルートの問題に対する総理の基本姿勢を伺いました。それを前提にしてリクルート各論をやりたいと思います。  総理は先般退陣声明を出されました。これでリクルートは一件落着ということであってはならないのでありまして、やめれば終わりということではなくて、依然として全容解明については総理として重大な責任を持っているという認識を私は問いただしたいのでありますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 そこで、退陣声明の記者会見に関連してでありますが、政治不信は議会制民主主義を危機に陥れているということを述べた後で、特に私の周辺をめぐる問題により政治不信を強めている、こう述べてお……

第114回国会 予算委員会 第9号(1989/05/15、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 今の総理の答弁につき、一、二だけ私の意見を申し上げておきたいと思います。  総理が設立代表者でない、あるいは発起人にもなっておらないということはわかりましたが、例えば世界平和研究所のパンフでは、一番最初に総理がこの研究所に対する大変大きな期待を表明する文章を載せているなど、事実上一定の役割を果たしておられるということ、あるいは総理大臣としてこの財団の認可をされたことなど、さらには各省庁から中心的な負担を依然として省庁でやりながら相当人数の人たちをこの財団に送り込んでいることなど、問題なしとしないのでありますが、総理の説明はそれとして承っておきたいと思います。  もう一つは、株式と……


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各種会議発言一覧(参議院14期)

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第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 予算委員会公聴会 第1号(1987/05/14、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 私は福山先生に最初お話を伺いたいと思いますが、先ほど、世界の大きな流れとして軍拡か軍縮かということで軍縮の流れが動いていることをお話しいただきましたが、米ソの核軍縮の現状についてはいろいろな報道もなされておりますが、今後の見通し、展開などについて第一にお話しをいただきたい。  それから二番目には、中曽根総理がしばしば言っているのでありますが、グローバルゼロを目指したいと。グローバルゼロ、つまり、ヨーロッパのINF等の中距離核戦力の撤廃が進んで、しかしアジアに残ってしまうということでは困るということを盛んに言うのでありますが、アジアでこのグローバルゼロ、核軍縮を求めるための条件とい……


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第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第1号(1987/08/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 各参考人から大変貴重な御意見ありがとうございました。  外務省から最初に伺いますが、他の機会にもお聞きできますので極めて簡単で結構ですが、外務省なり日本政府がODAの予算について倍増計画など立てて年々増額をしてきた、量的拡大をしてきた点は歩といたしますが、同時に問われてきた質の問題、先ほどから幾つか指摘があるわけですが、例えば贈与比率が極めて低い、あるいはLLDC諸国に対する援助比率が非常に低い、こういう質の低さ、悪さについてはどう認識をされ、今後どうこれを打開していくのかというプランなどがありましたら、まず説明をいただきたいと思います。

第109回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第閉会後1号(1987/09/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 私は、社会党として経済協力に関する問題について今後の課題や方向などについて意見を申し上げたいと思います。  お断りをいたしておきますが、社会党として最終的に固まった考えではありません。これまで議論してきたことを土台にし私見をも交えて申し上げてみたいと思います。  今日、我が国は、世界の中において経済的に大きな影響力を持つに至っており、それに伴って人類全体の平和と福祉に寄与すべき責任も期待も大きくなってきております。日本が国際社会において果たすべきこの役割の中で最大かつ緊急な課題の一つが、いわゆる南北問題と呼ばれるものの解決にあることは言うまでもありません。  周知のとおり、この南……


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第111回国会(1987/11/27〜1987/12/12)

第111回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第閉会後1号(1987/12/15、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 二、三問だけ伺います。  最初に一つは、先ほどINF条約が妥結に至った米ソ両国の政治的、軍事的、経済的背景などについて御説明をいただきましたが、国際世論の動向といいますか、ヨーロッパを初め各国の反核運動とか民衆の声とかというものが果たした役割について明石参考人はどんなふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 防衛庁の先ほどの志苫委員に対する答弁にも関連するんですが、防衛白書などを見ますと、極東ソ連軍の潜在的脅威ということを盛んに言われ、少なくとも、それはすべてではないにしても、重要な内容としてSS20の極東配備、ここで百七十基と言っております。少しく過大見積もりでもあるわけですが、……


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1988/04/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 今、渡部参考人からお話がありましたのにちなんでその問題について質問したいと思うのでありますが、先ほど借り手側の問題点が外務省などから中南米を中心にいろいろ指摘をされましたが、貸し方の方にも問題がなかったのか。特に中南米の累積債務問題というのは、主たる問題点はやっぱりアメリカ側にもあったというふうに考えられるわけですので、アメリカを初めとする債権国側の貸し方の問題というようなこと についてはどんなふうにお考えになりますでしょうか。
【次の発言】 私は、国際経済について専門的な知識があるわけでもありませんが、素朴に考えますと、お金を大量に貸した、借り手の側が債務超過に陥って返すことが……

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号(1988/05/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 国際経済・社会小委員会における調査の概要を御報告申し上げます。  本小委員会は、国際経済、国際社会問題について調査するために設置されたのでありますが、小委員長及び世話人は、調査テーマについて協議し、当面、開発途上国に対する経済協力のあり方を取りあげることといたしました。  小委員会におきましては、この調査テーマのもとに二回にわたり政府当局の出席を求め、政府開発援助(ODA)の現状、第三次ODA中期目標の実績、昭和六十三年度ODA予算及びODA執行上の問題点等について、説明を聴取し、質疑を行いました。  また、二回にわたり五人の参考人を招致し、国際協力事業団及びアジア経済研究所の事……

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第1号(1988/02/19、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○小委員長(矢田部理君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会を開会いたします。  最初に一言ごあいさつを申し上げます。  私、このたび国際経済・社会小委員長に選任されました。小委員各位の御支援をいただきまして公正かつ円滑な委員会の運営に努め、責任を全うしたいと存じますので、何とぞよろしく御協力のほどをお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 国際経済・社会問題に関する件を議題とし、昭和六十三年度ODA関係予算及びODA執行上の問題点について、政府から順次説明を聴取いたします。  それでは、まず外務省から説明を聴取いたします。経済協力局久保田審議官、お願いいたし……

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第2号(1988/02/26、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○小委員長(矢田部理君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会を開会いたします。  国際経済・社会問題に関する件を議題といたします。  本日は、経済協力のあり方について各小委員に御発言をいただくことになっております。  なお、お述べいただく意見はあくまで各会派所属の小委員の個人の意見ということでとり行いたいと存じます。  それでは、順次御発言願います。
【次の発言】 ありがとうございました。  それでは志苫裕君。
【次の発言】 ありがとうございました。  続きまして中西珠子君。
【次の発言】 ありがとうございました。  次に、上田耕一郎君。

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第3号(1988/05/24、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○小委員長(矢田部理君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会を開会いたします。  調査報告書についてお諮りいたします。  本小委員会は、これまで経済協力のあり方をテーマとし、参考人からの意見聴取、政府からの説明聴取、小委員の意見の交換を行うなど調査を進めてまいりました。  その調査経過につきまして、お手元に配付いたしました国際経済・社会小委員会報告書(中間報告)(案)を作成いたしました。  つきましては、本案を小委員会の中間報告として会長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて……


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1989/03/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 私は、日本社会党を代表し、私の意見を述べます。  一九八七年末にゴルバチョフ政権とレーガン政権との間で結ばれ、八八年六月に発効したINF全廃条約は、それ自体としては全面核廃絶に直接結びつけられてはおりませんが、条件さえ整えば、戦略核、海洋核、戦術核などについても軍縮、廃絶が可能であることを示したものとして画期的な第一歩でありました。  その条件とは、技術的には検証問題などが挙げられておりますが、むしろ政治的な信頼関係の構築こそが決定的な重要性を持っております。この信頼関係とは、単に軍事面にとどまらず政治的、経済的、社会的、文化的なあらゆる分野にわたるものであり、そのような多面的な……

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1989/06/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 国際経済・社会小委員会における調査の概要を御報告申し上げます。  本小委員会は、国際経済、国際社会問題について調査するために設置されたのでありますが、調査テーマとして、引き続き開発途上国に対する経済協力のあり方を取り上げることといたしました。  三月八日には、この調査テーマのもとに政府当局の出席を求め、最近における政府開発援助の執行状況、経済協力に関する行政監察及び対外経済協力関係閣僚会議の目的等について説明を聴取し、質疑を行いました。次いで三月二十二日の小委員会では、三年目のまとめとして、開発途上国に対する経済協力のあり方について各会派所属委員からそれぞれ最終的な意見開陳が行わ……

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第1号(1989/03/22、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○小委員長(矢田部理君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会を開会いたします。  国際経済・社会問題に関する件を議題とし、本日は経済協力の在り方について小委員の皆様に各会派を代表して御意見をお述べ願います。  それでは、御意見のある方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。  以上で小委員の皆様の御発言は終了いたしました。  なお、志苫小委員より先ほどの資料が小委員長 の手元に提出されております。これを本日の小委員会会議録の末尾に掲載することにしたいと思いますが、御異議ございませんか。

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第2号(1989/04/06、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○小委員長(矢田部理君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会を開会いたします。  調査報告書についてお諮りいたします。  お手元に配付いたしました国際経済・社会小委員会報告書案を小委員会の報告として会長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時五十五分散会

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員打合会 第1号(1989/03/08、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○小委員長(矢田部理君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員打合会を開会いたします。  国際経済・社会問題に関する件を議題とし、最近におけるODAの執行について外務省から、経済協力に関する行政監察結果について総務庁から、対外経済協力関係閣僚会議について内閣外政審議室から説明を聴取いたします。  それでは、まず外務省から説明を聴取いたします。松浦経済協力局長。
【次の発言】 次に、総務庁から説明を聴取いたします。山本行政監察局長。
【次の発言】 次に、内閣外政審議室から説明を聴取いたします。藤田外政審議室長。



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データ更新日:2022/12/18

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