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このページではコロムビア・トップ参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院16期)

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第129回国会(1994/01/31〜1994/06/29)

第129回国会 参議院本会議 第8号(1994/03/09、16期、二院クラブ)

○下村泰君 私は、二院クラブ所属議員の了承を得まして、障害を持つ人々、難病の人々にかかわる諸施策について、総理以下関係大臣にお尋ねいたします。  私の伺いますことは、国政全般にかかわるものではありませんが、障害を持った方々、難病の方々には極めて重大なことでございますので、どうか誠意ある御答弁をお願いいたします。余りおざなりのお答えはいただきたくございません。  昨年、二十三年ぶりに心身障害者対策基本法が改正され、名称も新たに障害者基本法となりました。まず、この件についてお尋ねいたします。  第一点は、対象として本則には精神障害者が明記され、また参議院厚生委員会では、難病、自閉症、てんかんの人々……

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委員会発言一覧(参議院16期)

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第124回国会(1992/08/07〜1992/08/11)

第124回国会 決算委員会 第閉会後1号(1992/09/08、16期、二院クラブ)

○下村泰君 やっと出番が来たという感じでございますけれども、午前中から承っておりますと、よくもまあこんなことが次から次へと出てくるものだなと。ついせんだって、国会が始まってから百年というお祝いをした経過がありますけれども、そんなお祝いの百年の中に一体こういう事件が何十回、何百回繰り返されてきたのだろうかな、そんな気がします。  大体、この国会へおいでになるような方は酸いも甘いもかみ分けた年齢の方々だと思うんですがね。いいも悪いもわかっているはずなんだ。そういう方々が悪いとわかっているようなことをなぜ平気でやるのか。出す方も出す方だけれども、受け取る方も受け取る方。カエルに小便という言葉がありま……

第124回国会 決算委員会 第閉会後2号(1992/09/09、16期、二院クラブ)

○下村泰君 まず、骨髄移植のことについてお伺いしたいと思います。  白血病、これは血液のがんと言われております。それから、再生不良性貧血症。きょうも私は大宮の方へ行ってまいりまして先天性免疫不全症の方々ともお会いしてきたんですが、この先天性免疫不全症あるいは再生不良性貧血症、こういう方々あるいは白血病の人たちにとっては、骨髄移植というのが最良の治療法であるというふうに最近になって言われてきたわけです。  それで、先般できました骨髄移植推進財団のことなんですけれども、この骨髄バンク事業の現状についてひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 財団の方に届け出ているドナーの方々の数も大分ふえて……

第124回国会 決算委員会 第閉会後3号(1992/09/17、16期、二院クラブ)

○下村泰君 法務省にせっかく来ていただいておりますけれども、実は今ヨーロッパなどで見られる成年貢献制度ということについてどういう検討状況なのかお伺いしようと思いましたが、とてもここまでいけそうもございませんので、法務省の方々、まことに申しわけございません、結構でございます。  まず、防衛庁に伺います。  私は、自衛隊が行くということには余り賛成はできない、できるならばほかの者に行ってほしかった。殊に、警察機動隊なんというのが余っているんですから、ああいう機動隊の組織を使ってほしかったと思っています。ただ、行く以上これはもうしようがない、今さらとめるわけにはいきません。  そこで、防衛庁に伺いま……

第124回国会 決算委員会 第閉会後4号(1992/09/18、16期、二院クラブ)

○下村泰君 厚生大臣、最後まで御苦労さんです。もう少しですから御辛抱願いたいと思います。  まず、難病対策についてお伺いします。  現在、難病あるいは慢性疾患に対する施策として医療費の助成、調査研究、心身障害研究、そして医療施設の整備などが行われているわけですが、そもそもこの難病対策要綱及び小児慢性特定疾患治療研究事業の基本的な理念といいますか考え方について、また法的根拠について、まず教えてください。
【次の発言】 去る五月二十二日に厚生省の「これからの母子医療に関する検討会最終報告」が出されましたけれども、そこで四つの大きな柱がありますというふうに報告されておりますが、その中の「慢性疾患をも……


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第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 決算委員会 第閉会後1号(1993/01/21、16期、二院クラブ)

○下村泰君 大臣、もう少しですので我慢してください。  まず、てんかんの方の運転免許についてお伺いしたいんですが、てんかんの人の自動車運転免許の取得は、現在道路交通法八十八条一項の二号によって禁じられています。一九八四年の日本てんかん協会のてんかんの人を対象とした免許取得状況の調べによりますと、二二・九%の人が免許を現有しています。現実に一五・三%の人が運転しています。そして、将来免許証を取りたいという希望を持っている人は合わせると大体五二・六%、この中には免許を必要としている人もいるわけです。  というのは理由を申し上げなくてもおわかりだろうと思いますけれども、その方の住んでいる場所によって……

第125回国会 予算委員会 第4号(1992/12/07、16期、二院クラブ)

○下村泰君 私はきょう非常にやるせない悲しい気持ちなんです。恐らく竹下さん自身も情けないお気持ちじゃないかなと思うんです。本来ならばこういうお話をこういうところでやるべきような内容じゃないことをやらなきゃならないということに関しまして、大変私は寂しくも悲しい思いをしております。  例えば、暴力団新法というのができまして、「ミンボーの女」という映画をつくった伊丹十三さんが暴漢に襲われて、しかも負傷した。警察の方はこれは法に対する挑戦状だというので必死になって捜索の結果、五人の被疑者が逮捕されました。それと、国民全部が何とかしてこの暴力団に対抗しなければならないというときにこういう事件が起きて、し……

第125回国会 予算委員会 第6号(1992/12/09、16期、二院クラブ)

○下村泰君 二院クラブの下村です。  渡邊さんと私は初めてじゃないんです。覚えていらっしゃいますか。
【次の発言】 実は、あゆみの箱という運動をしておりまして、そしておたくの会社まで行って御浄財をいただいた覚えがあるんです。これは、逆に私の方からあのときのお礼は申し上げなくちゃいけませんけれども、しかしそのあなたがこんなことになろうとは夢にも思いませんでした。  で、私の準備してきた質問の内容はほとんど皆さんがお尋ねになったし、またそれ以上のことをお尋ねしても、そこにいらっしゃる補佐人という方に一々伺わなきゃならない。時間が短くて、とてもじゃございませんが、また同じようなことを聞いてもむだです……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 運輸委員会 第3号(1993/04/08、16期、二院クラブ)

○下村泰君 まず、大臣にお伺いしたいんですけれども、とにかく乗り物というのは大勢の方が利用いたします。あらゆる形の方が利用なさいます。したがいまして、健常者ばかりではございません。障害者の方もいらっしゃいましょうし、難病の方もいらっしゃいましょうし、高齢者の方もいらっしゃる。あるいは妊産婦の方もいらっしゃる。そういったお客さんに対する、殊に福祉という面から見て大臣はどういうふうにまずお考えでございますか、それをひとつ聞かしてください。
【次の発言】 これは大臣の今のお答えを聞いていると、もう本当にすばらしいなと思うんです、JRは、国鉄は。ところが、全然違うんです、大臣の言っていることと。ここの……

第126回国会 運輸委員会 第4号(1993/04/20、16期、二院クラブ)

○下村泰君 お二人とも御苦労さんです。二院クラブの下村です。  お二人のお話を聞いていますと、わかったようでいて途中でわからなくなってきて、わかりかけるとまたわからなくなるというような、先ほどからずっとそういう繰り返しなんです。  私は本当に素朴に伺いますけれども、例えばこの予報士というものの受験する試験の内容、気象業務に携わって大体何年間ぐらいやれば現在これからやろうとしている予報士の試験に合格することができるんでしょうか。
【次の発言】 大体の予想で結構です。
【次の発言】 なるほど。気象庁でも答えが出ていないんですか、これは。あきれたもんだな、これは。  ところで、もし許認可が成り立ちま……

第126回国会 運輸委員会 第5号(1993/05/13、16期、二院クラブ)

○下村泰君 本日のこの法案に対して、私は反対はいたしません。戸田局長の顔を見ているだけで、これ反対したらえらいことになりそうですので、何か不動明王を見ているみたいで、これは賛成でございます。  実は、大臣、聞いていただきたいんですが、おととしなんですが、平成三年、九一年四月のことなんですが、船舶安全法改正案について私がたった一人反対したんです。衆参両院ともにこれは全会一致で上がってきた。私はそのとき運輸委員じゃございませんでした。本会議場でだった一人だけ反対したんです。私の後ろが自民党さんのお席で、何だ何だなんて言っていましたけれども、それはそうでしょう、一人だけ反対ですから、見えませんからね……

第126回国会 運輸委員会 第6号(1993/06/03、16期、二院クラブ)

○下村泰君 まず、骨髄空輸についてちょっとお尋ねしたいと思います。  再生不良性貧血症、よく白血病と言われますけれども、これは血液のがんでございます。患者にとって最良の治療法と言われているのが、今、骨髄の移植でございます。しかし、ドナーから骨髄を採取いたしましても、二十四時間以内に移植しませんと効果が薄いと言われています。  日本もやっと骨髄移植推進財団ができまして、始まったわけですけれども、これは今や世界的に広まっています。そうしますると、日本からドナーが出てきて欧米各国の方々と合う、あるいは向こうの方々の骨髄をこちらがいただくというようなことになります。そうなりますると、今も申し上げました……

第126回国会 決算委員会 第3号(1993/04/12、16期、二院クラブ)

○下村泰君 文部省に伺います。  最近は、日本人が海外に大いに飛躍して一生懸命お勤めをしてくれているおかげで、日本は大変裕福なように言われております。その海外で働いてくださる方々のお子さんたちに障害が非常にふえているというのが現状のようでございます。  五年前でございますか、ニューヨークにお住みになっていらっしゃるカニングハム・久子さんという方がおりまして、この方が五年前にこちらに参りました。この人は、ニューヨークで特殊教育実践研究をされている方なんですけれども、この方に学習障害児、LD児というのを初めて私は聞いたんです、五年前に。そのときに文部省に伺いましたら文部省でもよくわからなかったんで……

第126回国会 決算委員会 第5号(1993/05/12、16期、二院クラブ)

○下村泰君 まず、参議院における点字受験の実施ということについてお伺いしたいと思います。  既に人事院も点字受験にはもう踏み切っておるわけです。参議院が何で点字受験の実施ができないのかその理由、それから現在点字受験が実施されていない理由、この二つをまず聞かせてください。
【次の発言】 何かそういった視覚障害者の方々に参議院においてやれるような仕事というようなものをお考えになったことはございますでしょうか。
【次の発言】 例えば、私どもがこういったことができると思うんだけれどもどうだろうかというような知恵を出した場合、考えていただけますでしょうか。

第126回国会 決算委員会 第6号(1993/06/14、16期、二院クラブ)

○下村泰君 障害者の人権擁護について、まずお伺いいたします。  私の手元に「ある障害者施設の人権侵害の実態」と題しまして、いろんな訴えが出ております。例えば夜、尿を漏らしたとき朝まで裸にされ放置されたとか、理由もないのにおまえなんか死んでしまえとか、あるいは知的障害を持つ居住者にしつけと称してうるさいからと園の外やふろ場の脱衣所に閉じ込めるとか、こんなのがあるかと思いますと、これは秋田県の方でございますけれども県立の精神薄弱児施設で、一部の児童に手の自由を奪う抑制着を着せたりひもで体を縛って固定していたことが、これは昨年の二月二十七日の新聞なんですが二十六日までにわかったと、こういうような児童……

第126回国会 大蔵委員会 第3号(1993/03/26、16期、二院クラブ)

○下村泰君 ちょっと大臣にお尋ねする前に、大臣は中曽根内閣の第一次のときにたしか厚生大臣をやっていらっしゃって、あら、あのときにどうして大臣と相まみえなかったのかなと思って、記憶をたどってみたら、残念ながら私は休んでここにいなかった、こういうわけでございます。  かつて厚生大臣のとき、そして今大蔵大臣であっても、障害を抱えていらっしゃる方々に対する福祉問題、それから難病で悩んでいらっしゃる方々、こういう方々に対して、厚生大臣をなさったことのある大臣はどういうふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。そのお言葉を聞いて安心しました。  それじゃ、ひとつ視覚障害者の方々のお悩み……

第126回国会 地方行政委員会 第9号(1993/05/20、16期、二院クラブ)

○下村泰君 私は先ほどこの委員会に来て大変うれしいことがございました。と申しますのは、大抵私はもう一番最後でございますので一番最後のいすに座ったところが、委員部の方が一つこっちへ繰り上がってくださいと。何でと言ったら、日本新党の方がまだ後にいるんだと。格が一つ上がったような優越感。喜んでいいのか悲しんでいいのかこんな感じがありました。一言私は何か思いつくとしゃべらないと気の済まないたちでございます。  さて、道路交通法の改正に伴いまして、ちょっと疑問点がございますのでそれをお尋ねしたいと思います。  昨年の道交法の改正に伴いまして、電動車いすに二つの制度、型式認定制度と警察署長の確認制度の二つ……

第126回国会 地方行政委員会 第10号(1993/05/31、16期、二院クラブ)

○下村泰君 両大臣、朝早くから長い時間御苦労さんです。残業手当も出ないのに大変だろうと思います。もうあと十分ですから我慢していただきたいと思います、何か動物愛護精神に外れているような感じがしますが。  私は、障害者、難病医療についてまず伺いたいと思います。  私は、医療、特に障害や難病の人々の医療はそうでない一般の医療や老人医療とは違うと思うんですね。それは医学的な面だけでなく社会的にそうした人々が置かれている状況を考えますと、これはやっぱり国がきちんとすべきことじゃないかと思うんです。ところが、現状は自治体の努力によって相当カバーされているわけです。  一昨年、実は私の部屋を総動員しまして四……

第126回国会 地方行政委員会 第11号(1993/06/01、16期、二院クラブ)

○下村泰君 障害者の利用する自動車の駐車禁止除外指定についてちょっとお尋ねします。  現在、障害者が御自分で持っている車、これは駐車禁止除外指定が行われています。これは当事者にとっては大変喜ばしい制度でございまして、これこそ心優しい行政のあり方だというふうに思っています。中には車いすで車を運転していらっしゃる方もいます。そうしますと、仕事先でまず駐車場を探さなきゃいかぬ、そこからまた車いすで仕事場へ行かなきゃならないというようなことになりますと、これは大変な労働でございますし時間のロスです。この駐車禁止除外指定によりましてその方の活動が大変しやすくなっている。これは大変結構で私の方からもむしろ……

第126回国会 逓信委員会 第8号(1993/05/18、16期、二院クラブ)

○下村泰君 私は、この三年間、きょう取り上げておりますこの法案、字幕放送問題を集中して、関谷、深谷、渡辺、そして小泉大臣と四代にわたって十数回取り上げさせていただきました。  当初の郵政省のお考えからこのような法律案ができるとは正直思っていませんでした、あのころのお話の内容では。ただ、もともと郵政省というところは驚いたことに厚生省よりもいいことをやっていることが多々ありました。これにはびっくりしました。おかげさまで、この委員会に出ることによりまして、決算委員会では点字絵本の郵送無料化でありますとか、あるいは点字の内容証明、これも採用いただきました。まことにありがとうございました。一応お礼は申し……

第126回国会 予算委員会 第13号(1993/04/01、16期、二院クラブ)

○下村泰君 二院クラブの下村です。  参考人にお尋ねします。  銀行として当たり前の商売をしていて、普通の営業をしていて、何でこんなことになっちゃったんでしょうね。
【次の発言】 わからないことはないだろうとは思いますけれども。  例えば、金丸さんという方がいろいろと献金をいただいてその献金を、それをそれなりに正当に処理さえしておれば別にどうということはなかったんでしょうけれども、武田信玄の埋蔵金みたいにしたことがもともとの誤りで、そこからおかしなことになって、脱税ということになってこういうことになった。でも、こういったことが公にされた場合に、やはり銀行側としては多少の責任というのはお感じでし……

第126回国会 予算委員会 第17号(1993/05/28、16期、二院クラブ)

○下村泰君 最初に、武藤外務大臣にお礼を申し上げます。  オーストラリアのブリスベーンにあります王立子供病院、改築費が五億円日本の負担でございましたけれども、たしか大臣にお願いしていろいろの方策を教えていただいて、経団連の方にもいただきました。やっと九千五百万ぐらい集まりました。お礼を申し上げます。ありがとうございました。  それから、文部大臣にも一言お礼を申し上げておきます。  官房長官時代に無理にお願いしました骨髄バンクがやっとできて、本格的に動き始めました。ありがとうございました。  さて、まず小児を含む難病対策について伺います。  小児慢性疾患対策、私は小児難病と言わせていただきますが……


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第128回国会(1993/09/17〜1994/01/29)

第128回国会 運輸委員会 第1号(1993/10/26、16期、二院クラブ)

○下村泰君 大臣がおかわりになりましたので、まず大臣に伺いたいんですが、私はもう障害者専門でございます。  まず、障害者の交通アクセスというものへの対応について大臣の御決意のほどを伺いたいと思います。
【次の発言】 この交通アクセスの問題は、数年前までは障害者の施策の中で最もおくれていたんです。殊に、運輸省の取り組みも極めて消極的に見えたんです、私には。ただ、この三、四年、担当者の話を伺っていても、やる気といいますか、問題意識を持って取り組んでいるのが伝わってくるようにはなりました。といっても、具体的な成果はまだまだ出てきておりません。出てきていないところか、まだいらいらしております、私は。不……

第128回国会 決算委員会 第3号(1993/11/08、16期、二院クラブ)

○下村泰君 厚生省にピアカウンセリングについて伺います。  去年から知的障害者を対象に精神薄弱者ピアカウンセリング支援事業というのを始められましたけれども、その内容と目的、さらに現実に実施されているところ、また予定しているところがあれば御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今あなたがおっしゃったとおり、ピアカウンセリングというタイトルと中身が大分違ってきている。今あなたもくしくもおっしゃいましたけれども、親の会がほとんど面倒を見ているんですね。そうしますと、親のエゴが先に立って本当のピアカウンセリングというのができなくなる。  ピアというのはお友達という意味なんだそうで、つまりこれは障害者……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第5号(1993/12/27、16期、二院クラブ)

○下村泰君 与党の皆さん、野党の皆さんの御協力によりまして、私の質問がやっと放送時間に入るようです。ただし、それでも二十二分与えられましたが二分はなくなっております。常に国会の中では、外に向かっては公平公平と言いますけれども、実際、中に向かっては小会派はいつも冷たい目に遭っている、こういうところからまず政治改革をしてほしい、こういうふうに思います。  今回のこの政治改革というのを承っておりますると、どちらかというともう選挙制度のことばっかりに集中しているようなんですね。それならばそれなりに私は伺いたいと思うんですが、つまり選挙制度の中で、私は十年来言っているんですけれども、障害者の方に向かって……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第6号(1994/01/05、16期、二院クラブ)

○下村泰君 先般の私の質問に総理から大変御理解のあるお答えをいただきましたので、たまたまテレビ中継がございまして関係者の方々がごらんになっていて、十年間遅々として進まなかった問題が担当者がかわるとこうも違うものかということで、いろいろお電話あるいはお便りをいただきました。  ここで一つ確認をさせていただきたいんです。こういうことははっきりしておきませんと、後になって知りませんと言われたんじゃかないませんから。  特にどうも日本の政治形態の中じゃそういうことが多うございますから、前任者はどうですか私は知りませんと言われるのが特徴でございますし、殊に役所の方に伺いますと、必ず先生の意思を尊重し検討……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第8号(1994/01/07、16期、二院クラブ)

○下村泰君 私が出てくると、恐らく皆さんはほっとするでしょう。私は余り大臣方をいびるのは好きじゃないから、できるだけお褒めして、ついでに何かいろいろといただこうかとも考えておりますけれども。  私の立場からいきますと、今度の政治改革のいろいろなものが出されております、それからこの選挙の制度の話も出ておりますが、ただ、こういう制度は結構なんですけれども、ところがこの制度ができてもこの制度から外される障害者の方々がいることを忘れてもらっちゃ困るわけですね。ですから、今度のこの法案ができるときに、あるいはこの法案を考え出すときに、障害を持った方々に対する対応の仕方というのは考えたことがあるんでしょう……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第9号(1994/01/10、16期、二院クラブ)

○下村泰君 先週の七日にもいろいろとお話をしたんですけれども、障害者の問題で取り残されていることがたくさんありますので、障害者の参政権のことについてまたいろいろお伺いさせていただきたいと思います。  この間も申し上げましたけれども、アンケートをとりますと、とにかく三割以上の方が行きたくても行けない。なぜ行けないかというと、その人の障害の状態によって、それぞれ歩行が困難である、移送に非常に問題がある、それからボランティアの数も知れておる、余り手助けをしてくださる方々も少ないというようなことで行かない方が三割ぐらいいる。  じゃ、この問題を解決するのはどうしたらいいかということになるわけですけれど……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第10号(1994/01/11、16期、二院クラブ)

○下村泰君 どうも三人の参考人の方、御苦労さまでございます。  二院クラブの下村でございます。ついこの間までは漫才をやっておりました。  私は、こちらの席に並んでいらっしゃる諸先生方と違いまして、御幼少のみぎりより政治家を志してここへ来たわけじゃないんです。たまたまあゆみの箱という社会奉仕の運動をやっておりまして、そのさなかに重度障害児者の方々とお会いをしまして、またその保護者の方々とお会いしまして、私たちの目の黒いうちはいいが、この子たちは一体将来どうなるんだろう、少なくともこのあゆみの箱の運動をしている人たちの中から国会へ行って私たちの悩みを直接伝えてほしいというようなおことばをたくさんい……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第14号(1994/01/19、16期、二院クラブ)

○下村泰君 二院クラブの下村です。  先ほどから、顔が見えない、声が聞こえないと言われるたびにどきんどきんとしておりました。  滝澤公述人に伺いたいと思いますけれども、現在の日本では、有権者というのはもう女性が半数以上いらっしゃるわけですが、今度の選挙制度の改革によると女性が出にくくなっているという声が非常に多いんですが、その点どういうふうに受けとめていらっしゃいましょうか。
【次の発言】 今、国会の女性議員の間では、ますます出にくくなるというのが全体の言葉なんですね。
【次の発言】 そういうふうな受けとめ方をしていらっしゃる方がいるということもあるわけですね。

第128回国会 予算委員会 第7号(1993/12/13、16期、二院クラブ)

○下村泰君 外務大臣、大分お疲れのようで。
【次の発言】 目が痛い。じゃ、もうだめですね。お疲れさんでした。  私、今回のこういう問題で一つ思い出したのが、かつて河野一郎さんがモスクワへ行って漁業交渉をなさっているときに、余り向こうが横暴で話がわからないというので、お前さんと口きいている暇がないとけつをまくって帰ってきたという話があるんですけれども。もし日本の言い分が今度のウルグアイ・ラウンドで通らなかった場合、向こう様から寄ってたかって押さえられて、どうしてもこういうぐあいにしてくれという今回のような措置になったときに、もし外務大臣が、余り上品な言葉じゃありませんが、しりをまくって帰ってきた……

第128回国会 予算委員会 第9号(1993/12/15、16期、二院クラブ)

○下村泰君 けさ十時よりこの委員会が開かれまして、こんな時間まで来ました。大変だなと思います。殊にNHKの場合は、きょう私の放送は四時から。係の人は気の毒にもうお昼からずっと今まで待って、やっと今カメラに取りついた次第です。  政権が変わるとこうも中身が変わってくるか、連立政権も大変だと思いますが、与党から野党になった自民党さんも大変だと思います。かつて私がおりましたときにはおとなしくこの委員会を見ておりましたけれども、現在の連立与党の方が当時の野党の方がやっていたことと同じことをやっていらっしゃる。どちらかに著作権があればどうなるかなというような感じで見ております。何のことはない、私などはル……


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第129回国会(1994/01/31〜1994/06/29)

第129回国会 運輸委員会 第4号(1994/06/06、16期、二院クラブ)

○下村泰君 きょうはまた障害者の方々のことが取り上げられまして、これは大変結構なことだと思うんです。  先ほど堀委員の方から交通アメニティ推進機構のことについて御質問がありました。私もこれ質問するつもりでおったんですけれども、ほとんどおやりくださったので再度は避けますけれども、ただ、お話を聞いていて実にどうも役所というのはいいところだなと思ったんですが、いきなり、おまえのところ、経済界から二十億出せと言うとどんと来るところなんぞは実にすごいと思いますね。  と申しますのは、日経新聞にも記事になって、活字になって出ておりますけれども、私が先年進めてまいりました厚生省所管の骨髄移植推進財団、八億円……

第129回国会 運輸委員会 第5号(1994/06/07、16期、二院クラブ)

○下村泰君 それでは、まず船員の健康問題について伺いたいと思います。  まず労働省に伺いますが、現在、船員は障害者雇用促進法の雇用率算定に当たっては一〇〇%の除外率ということになっておりますが、イギリスなどでは通常三%のものが船員は〇・一%というようなことも聞いております。身体障害者雇用促進法から障害者雇用促進法へと変わり、知的障害の方やさまざまな障害の方も対象となります。そうしますと、この一〇〇%除外率を見直してもいいのではないかというふうに考えられるんですが、いかがでしょうか。これは船員のみならず全体に言えることなんですが、労働省はどういうふうに考えていますか。

第129回国会 運輸委員会 第6号(1994/06/10、16期、二院クラブ)

○下村泰君 この法案に対しましては、多少のあれはありますけれども、別に反対というわけではございませんので、私はあくまでも障害者のことに関してのみお尋ねいたします。  昨年の十月十七日の日経新聞に出た報道だったんですけれども、「運輸省は高齢者や体の不自由な人が利用しやすい駅を整備するため、JRや地下鉄事業者が新たに建設する駅などにエレベーターや障害者用トイレなどの設置を義務づける法律を制定する方針」という書き出しで、これは大変結構なことだなと思ったんです。高齢者、障害者のための公共交通施設整備促進法と、これは仮になっておりますけれども、こういう法律をつくるというお話が出ておりました。  そのとき……

第129回国会 運輸委員会 第9号(1994/06/22、16期、二院クラブ)

○下村泰君 きょうは、まず自動改札口からお尋ねをしたいと思うんですけれども、最近改札がどんどん自動化されて健常者の方々にはまことに便利になったようなんですけれども、相変わらず障害者にとっては大変ネックになっておるわけです。  実はこういうことがありました。  JR東日本の私鉄連絡口で初めて自動改札になった国分寺駅があるんです。東京都国分寺市です。「自動化に伴い目の不自由な人たちが締め出されている。」という書き出しなんです。  誘導点字ブロックが撤去され、いったん駅から外へ出なければならない。同社によると、連絡口は双方からの出入りが頻繁なため、「目の不自由な人は他の利用者と衝突する危険がある」と……

第129回国会 決算委員会 第2号(1994/05/30、16期、二院クラブ)

○下村泰君 まず厚生省に学習障害児のことについてちょっと伺います。  この学習障害のLDの方々なんですけれども、厚生省では現在LDに関する施策としてどういうことをおやりになっていらっしゃいますか、ちょっと聞かせてください。
【次の発言】 私も初めてこのLDという言葉を聞いたのが八年前なんです。ニューヨークでこういうお子さんたちの教育をしていらっしゃるカニングハム久子さんという方が日本へ参りまして、たまたま向こうへ行っていらっしゃる商社のお子さんたちがニューヨークの方であちらの検査を受けたりしたときに、おたくのお子さんはこういうお子さんですよと言われて、学習障害児だと言われて親が驚いた。ところが……

第129回国会 決算委員会 第3号(1994/06/01、16期、二院クラブ)

○下村泰君 早速ですが、政見放送についてお伺いしたいと思います。  私は、これまで障害を持った人々の参政権がいかに制約されているかということを当選以来ずっと申し上げてきたんですが、なかなか変わりません。  さきの政治改革の審議の中でも、細川前総理あるいは佐藤前自治大臣にも申し上げたんですが、中でも政見放送に手話通訳をつけてほしい。とにかく手帳を持っている方だけで四十万、持たない方、あるいは難聴者、途中難聴、それから老人難聴、こういう方々の数を入れるともう百万や二百万じゃない数になってきているわけですね。そういう方々にしてみれば、政見放送に手話通訳がつくかつかないかというのは大変な問題だと思うん……

第129回国会 政治改革に関する特別委員会 第2号(1994/03/02、16期、二院クラブ)

○下村泰君 私は、もう皆さん方と同じような能力を持ちませんので、やれ、どれが改正だ、どれがどうだという条項を読んでも余りぴんとこないんです。ましてやなかなか納得がいきません。納得いかないから余計いろんなことをお聞きしたいんですけれども、大変初歩的なことを伺うかもわかりませんけれども、どうぞひとつ我慢強くお答え願いたいと思います。  この案の中に収入の認定というのがございます。これのお尋ねをしますけれども、収入実績の認定の方法というのはどんなふうなやり方なんでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、その収入というのは何ですか。どんなものなんですか。どういう項目が収入なんですか。それがわからないん……

第129回国会 政治改革に関する特別委員会 第3号(1994/03/03、16期、二院クラブ)

○下村泰君 きのうここで、ひょっとしたらおひな様のように首のすげかえなんてという失礼なことを申し上げましたけれども、首のすげかえ作業がなくてほっといたしております。  その割には、総理大臣は一晩たつといろんなことを言われます。求心力がなくなったとか、統率力がなくなったとか、やっぱり殿様はだめだったとか。ごそごそごそごそ、よくまああれだけ活字を並べられるものだと思って、私はもうつくづく総理大臣なんていうものは絶対になるものじゃないと思いましたね。  いつも申し上げますように、私はもう障害者の福祉問題しかここでやらせていただいておりません。ほかのことは何にもできません。それで、いつも心配するんです……

第129回国会 逓信委員会 第5号(1994/06/20、16期、二院クラブ)

○下村泰君 現在審議されております法案に対して私は何にも異議はございません。賛成の方の立場です。ついでと言っては何ですけれども、アマチュア無線のことについてちょっとお伺いしたいと思います。  アマチュア無線の技士免許について伺いたいんですが、現在、電波法四十二条の三号、無線従事者規則の四十五条の第一項の二号、三号、そして第二項において障害を持った方の免許取得を制限していますが、その内容と科学的根拠と理由をお示し願いたいと思います。
【次の発言】 ところが、こういったことに関しまして障害者の方々はそれぞれに御自分で工夫をなさっていらっしゃるんです。  この方はお名前を伏せてくれというので特に申し……


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第130回国会(1994/07/18〜1994/07/22)

第130回国会 決算委員会 第閉会後5号(1994/09/16、16期、二院クラブ)

○下村泰君 総理大臣、御就任おめでとうございます。  去る八月二十五日から一週間、私はベトナムに行ってまいりました。ちょうどそのときに総理がハノイの方に行っていらして、村山さんの方は総理外交、私はおしん外交で行ってまいりました。(資料を手渡す)  私の行きましたのは、ホーチミン市から約三時間ぐらい車に乗って、それからカーフェリーに乗って約三十分、それからまた車で三十分、約三時間半ぐらいかかるようなところのベンチェ省というところへ行ったんですけれども一そのベンチェ省のベンチェというその省都は、東京で言えば副都心みたいなところなんです。  私の行きました目的というのは、京都の障害児学級の女性教師で……


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第131回国会(1994/09/30〜1994/12/09)

第131回国会 運輸委員会 第2号(1994/11/17、16期、二院クラブ)

○下村泰君 今、私がこれから御質問申し上げようといたしましたところ、高崎委員の方から質問されたことがほとんど重複しております。したがいまして重ならないようにしていきたいと思います。  今も点字ブロックのお話が出ましたけれども、実際に大臣が東京駅なんかへ今度お出かけになりましたら、何番線何番線と各ホームの上がり口がある、その上がり口を御自分で目をおつぶりになって歩いてみると、どこがどこだかさっぱりわからない。下の方の手すりやなんかに何番線何番線と点字がついているんですね。そこまで来て初めてわかるわけです。しかも、東京駅の場合には非常に通路が広うございますね。そうしますと端がわからないんですよ、ど……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第2号(1994/11/24、16期、二院クラブ)

○下村泰君 二院クラブの下村と申します。  私が国会へ来た理由というのは、重度障害者でありますとか難病でありますとかこういった方々の声が国会に届いていない、何とかして直接届けてくれというような後援をいただいてここへ来たものですから、こういう問題は余りよく理解していないんです、私自身が。ほかの委員の方とダブるかもわかりませんけれども、黒田、溝口、信田各参考人に一つずつ伺わせていただきます。  まず黒田参考人には、農村における高齢化対策として今後どういうことをすべきかということを伺いたいと思いますけれども、今後、経済の成長はかつての高度成長していたときのようなぐあいにはいかないと思います。二度とあ……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第5号(1994/12/06、16期、二院クラブ)

○下村泰君 ただいま審議中の法案に沿いまして、外れませんように障害者問題を幾つか引かせていただきたいと思います。  本題に入ります前に、私、せっかく外務大臣、何かベトナムからお客様が来ているんだそうで、退席せねばならないんだそうですけれども、引きとめさせていただきました。と申しますのは、こんなことを伺いたいなと思いましてね。  けさの新聞を拝見しましても、何ですか、全欧安保協力会議、CSCEというのが名称を今度は全欧安保協力機構、OSCEというふうに変更しながら、今まで敵対をしていたような国々が集まって一つにまとまりかけている。アジアの方ではアジアの方で、ASEANというのでまとまりかけている……

第131回国会 政治改革に関する特別委員会 第3号(1994/11/14、16期、二院クラブ)

○下村泰君 自治省にお伺いします。  実は御通知申し上げておりませんでしたので、これは御意見だけ承るという形にして承りたいんですけれども、まず、私が当選させていただいてこの参議院に来てから私の悲願でございました選挙に手話通訳を入れてくれと、これはもう十七年間申し上げてきたんです。やっと念願がかないましてどうやらその形になるようなお話を承っておるんですけれども、今度予算が計上されたというふうに承っておりますが、どういうふうにどんな形にその予算が組まれたのかそれをひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 次は、郵政省電気通信局長の私的研究会の電子情報とネットワーク利用に関する調査研究会という……

第131回国会 政治改革に関する特別委員会 第4号(1994/11/16、16期、二院クラブ)

○下村泰君 私の場合は、やはり政治改革に絡めて障害者の方々について伺わせていただきたいと思います。  今、記事にもちょっとありましたけれども、住民基本台帳の個人番号を利用して、租税、年金、医療、自動車登録、免許などの主要行政事務を国、自治体が一元管理する構想を固める、こういうことが出ておりましたけれども、実際に自治省としてはこういう動きがあるんでしょうか。構想といったものが実際にあるのかどうか。もしあればその検討の状況をひとつ説明していただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、電子投票システムということも当然されてくるんだろうと思うんですけれども、このことについての自治省の見解はどう……

第131回国会 政治改革に関する特別委員会 第5号(1994/11/18、16期、二院クラブ)

○下村泰君 いよいよ、政治改革と言われた、日本じゅうの課題と申し上げていいのか、あるいは永田町だけだったのかもしれませんけれども、大変長きにわたった課題が今、一つの区切りをつけようとしています。私は、この小選挙区制に強い不安と危惧を持つ者の一人なんですけれども、こうした形で終わろうとしていることに大変つらい思いをしております。しかし、ここまで来ればあとは国民の判断を待つほかはないと思います。  さて、私は、一貫して参政権を大きく制限されている障害あるいは難病、寝たきりの方々の問題を指摘させていただきました。例えば政見放送に手話通訳をとにかくつけてくれと申し上げてから二十年たっているんですよ、総……


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第132回国会(1995/01/20〜1995/06/18)

第132回国会 運輸委員会 第3号(1995/02/21、16期、二院クラブ)

○下村泰君 まず、今回の大震災でお亡くなりになりました方にお悔やみを、そして被災されました方々にお見舞いを申し上げます。  別に高崎委員の肩を持つわけじゃないんですけれども、今の問題はもう既に私も何年も前からやっておるんです、これ。たしか前の大臣、細川内閣のときの大臣だと思いますが、そのときもこの問題を持ち出したことがあるんですが、これはそれからちっとも変わっていないということになるんです。今、大臣がおっしゃったように、前向きに御検討という言葉なんですけれども、前向きというのはどっち向きなんですかね。それから全然進んでいない。何とかしていただけますか、これ。

第132回国会 運輸委員会 第5号(1995/03/10、16期、二院クラブ)

○下村泰君 今たまたま、私もちょっとお尋ねしようかなと思っておったんですが、視覚障害者が盲導犬を連れてホテルに入るということが今出ました。もう国会へ参りましてからどのぐらいこれは申し上げたかわからないんですが、この間も、下田のホテルヘ行ったら犬を連れていってから断られたというんですね。それまで盲導犬を連れていくよと言ったときに、はい、結構ですと言われて、実際に犬を連れてホテルヘ行ったら困ると。盲導犬と夫とどう勘違いしたんですかね、何か間違えたんじゃないかと思うんですけれども。  実際にこの盲導犬の訓練で、犬そのものは物すごい訓練をされるわけですよ。ですから、その訓練の過程でついていけない犬はも……

第132回国会 運輸委員会 第6号(1995/03/17、16期、二院クラブ)

○下村泰君 国際シンポのことについてちょっと伺います。  運輸関連高齢者・障害者対策に関する国際シンポジウムというのが一月十九日に開かれたようです。運輸省も後援されて担当の方も御出席なされたようですが、ひとつその中身を御紹介いただいて、日本にとってどういうことが参考になったのか、ちょっとお教え願いたいと思います。
【次の発言】 今おっしゃった中間的などうのこうのというところは、例えば具体的に言えばどういうことですか。
【次の発言】 そうしますと、そういうシステムに近づこうとする努力というのはこれからなされるわけですか。ただ、話は話としてそれでおしまいなんですか。どちらでしょうか。

第132回国会 運輸委員会 第8号(1995/04/25、16期、二院クラブ)

○下村泰君 私はこの法案に対して別に反対をする気持ちは一つもございません。そこで、私はこの議会用語というんでしょうか議員用語というのは本当にどうもまだ身につかないで、難しい言葉を言うのは面倒くさくてしょうがないんで、私のつまり気持ちをお話しして、ひとつ私の気持ちはこうなんだけれども大臣はどういうふうにお考えなんですかということをちょっと伺ってみたいと思うんです。  この規制とか許認可というのは一体だれのためにあるのかしらということなんですけれども、当然どういう規制か許認可なのかによって、だれが影響を受けるのかによって違ってくると思うんです。ここで私が伺いたいのは、そのもっと根本的なところで許可……

第132回国会 運輸委員会 第9号(1995/04/27、16期、二院クラブ)

○下村泰君 質問させていただく前に、一言お礼を申し上げます。  一昨日二十五日に、障害者の方々の自動車の改造手続についてお伺いしましたところが、局長が勉強してみる、いろいろ検討してみるというようなお答えでした。ところが、その日のうちに技術企画課というんですか、そこの担当の方から私の方のスタッフに電話がありまして、直接手続を今とっているその方のお話を伺いたいと。それで、その方を御紹介しました。その結果がどうなっているかまだそれは私のところに入ってきてはいないんですけれども、あの二十五日に質問をしたその日のうちにこういうふうな措置をとってくださいました。この手続をとっていた障害者の方も大変驚いてお……

第132回国会 科学技術特別委員会 第3号(1995/03/10、16期、二院クラブ)

○下村泰君 科学技術委員会では初めてでございますが、まあ本当に弱ったと思っているんです。私は、科学なんというのはまるっきり縁のない人間ですから、理数系なんというのは大嫌いなんです。計算なんというのは足し算と引き算と掛け算だけができりゃいいと思っていたんですけれども、こういう羽目になってえらい悩んでおります。  大体、私が国会へ来た原因というのは、今は亡くなった伴淳三郎と一緒に、森繁さんと一緒にあゆみの箱という運動を昭和三十七年から始めまして、毎年毎年北海道から沖縄までチャリティーショーというのを行いまして、その都度障害者の方々を御招待申し上げていろいろとお慰め申し上げてきたんですけれども、その……

第132回国会 科学技術特別委員会 第4号(1995/03/20、16期、二院クラブ)

○下村泰君 前回に続きまして、ライフサイエンスに関してお伺いしたいと思います。  まず、ヒトゲノム解析事業の概要と現状について御説明をいただきたいんですが、私が知りたいのは、こうした遺伝子に関する研究が私たち人間にとってどういう意味、目的があるのかということなんですが、まずここから伺わせてください。
【次の発言】 厚生省来ていらっしゃいますか。  難病の治療への期待は大きいわけなんですが、そこで厚生省に伺いますけれども、先般、北海道大学でADA欠損症の患者さんへの遺伝子治療が承認されましたけれども、そのことも踏まえまして、世界及び日本における遺伝子治療の現状についてちょっと御説明してください。

第132回国会 科学技術特別委員会 第5号(1995/03/24、16期、二院クラブ)

○下村泰君 この法案の御説明を科学技術庁の方からお話を受けたときにはわかったような気がしたんですけれども、どうも目に見えないものほどわからないものはないので、余り例にしてはあれですけれども、おならでもそうで、音のするのは余り臭くない。しないやつほどえげつなく臭い。見えないものほど不安。放射線といったって、どこに線があるのからっともわからない。こういうふうになりますと、放射線の人間の体に及ぼす影響なんというのは一体どういうふうになるのか。安全基準というのがあるんでしょうけれども、それは決められているんでしょうけれども、一体どういうふうになるのか。その内容と根拠についてちょっとお話ししてください。

第132回国会 決算委員会 第2号(1995/04/10、16期、二院クラブ)

○下村泰君 都知事選にあらしを起こした二院クラブの下村でございます。  本質に入る前に、厚生大臣、この間はどうもありがとうございました。まだ現地の方から小規模作業所のどうなったこうなったという報告は来ておりませんけれども、大変速やかに処置していただきまして本当にありがとうございました。お礼申し上げておきます。  本日はひとつエイズについて伺いたいんですが、まず、熊本大学の遺伝子治療臨床研究審査委員会がエイズ感染者に対する遺伝子治療の臨床応用計画というものを承認したようなんですが、これは効果についてはまだよくわからないようなんです。その経緯と安全性についてどうなのか。このまま進めるのかどうか。厚……

第132回国会 決算委員会 第3号(1995/04/11、16期、二院クラブ)

○下村泰君 まず、障害者雇用についてお伺いを申し上げます。  東京の障害児学校卒業生の進路実態が毎年報告されておりますけれども、就業率が大分下がっているように見受けられるんです。しかし、昨年の雇用率は若干よくなっているというような報告もあるんですが、どういうふうになっておりましょうか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 前はたしか身体障害者雇用促進法でしたが、今は障害者の雇用の促進等に関する法律というふうに名称が変わっております。ことしはこの制度が制定されてから三十五周年になるんだそうですが、ただいまの大臣、本当はもう浜本大臣とは余りこういうことで言い合いはしたくないのでございますけれど……

第132回国会 地方行政委員会 第4号(1995/02/28、16期、二院クラブ)

○下村泰君 私はボランティア活動についてちょっとお伺いしたいと思います。  一九九〇年八月に出された警視庁の警備心理学研究会の「大震災対策のための心理学研究」というのではボランティアには期待はできないというような意見も出ていたようなんですけれども、しかし災害時のボランティア活動というのはまことに必要なことで、今回はその有効性が立証されたと言われています。  これまでも災害ボランティアについてはいろんな検討がされてきたんですが、それが生かされていないということも立証されたわけです。実際にボランティア活動に行った方が、わけもわからなくてボランティア活動に出かけたために、ボランティアにボランティアが……

第132回国会 予算委員会 第3号(1995/02/09、16期、二院クラブ)

○下村泰君 質問に入ります前に、阪神大地震、それから三陸はるか沖地震でお亡くなりになりました方々に弔意の言葉を申し上げます。そして、被災されました方々、一日も早く立ち直られることをお祈り申し上げます。  さて、今回の大震災で、難病の方々やあるいはお子さん、障害を持つ方々、こういうお子さんあるいは高齢、とりわけ要介護状態の方々の避難状況、安否確認の状況などをどういうふうに把握していらっしゃいますかということをまずお伺いするんですが、実は私のところに現地の幾つもの障害者団体からも逐一連絡がございまして、率直なところ行政の対応に多くの人が不信と怒りを持っていらっしゃいます。  それは人手不足で多忙と……

第132回国会 予算委員会 第4号(1995/02/28、16期、二院クラブ)

○下村泰君 総理、この間私が、これから少し落ちついてくるといろんな問題が出てきますよ、その都度いろいろとお願い申し上げますと申し上げました。そのとおりになってきました。例えば仮設住宅について伺いますけれども、仮設住宅へ入れる方々、こういう方々は、例えば障害者、高齢者が優先されるのか、あるいは難病の方々が優先されるのか。その入るための資格、優元順序、こういうことをまず厚生省の方から御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、そういった対象者は一体何人ぐらいで、今のところどのぐらい収容できるおつもりですか。
【次の発言】 私も活字の上でしか詳細はわかりません、毎日向こうへ行っているわけ……

第132回国会 予算委員会 第6号(1995/03/02、16期、二院クラブ)

○下村泰君 先般、神戸の方に私、行きましたときに、福祉の関係の方々とお会いしていろいろお話ししておりましたところ、一番対応の早かったのが通産省と労働省、こんなようなことを言っていました。別に労働省と通産省を持ち上げるわけじゃございませんけれども、もちろんほかの省庁も一生懸命おやりになったんでしょうけれども、大変対応の仕方が早かったというようなお話を承ってきました。  さあそこで、それはそれとして、この間通産大臣にもお願いしておきましたけれども、耳の不自由な方、聴覚障害者の方とかあるいはお年寄りで難聴の方々、そういう方たちのために文字放送とかあるいは字幕放送の受像できるアダプターの入ったテレビを……

第132回国会 予算委員会 第11号(1995/03/09、16期、二院クラブ)

○下村泰君 この間、三月の二日でございましたか、予算委員会の私の十分間の前段でいろいろお願いをいたしまして、被災地の皆さん、殊に難病の方々を何とか高齢者あるいは母子家庭と同じように仮設住宅に入る順序を上の方に上げていただけないかというお願いを申し上げました。  そこで、総理がこういうふうにお答えくださいました。胸の痛む思いです、難病患者の状況は多くの問題を抱えており、早急に検討していく必要がある、こういうふうにお答えくださいました。テレビ中継されておりましたので、大変向こうの方々喜んでおりました。  ところが、残念なことに現地の方では全然そういう動きがございませんで、殊に兵庫県の都市住宅部長と……

第132回国会 予算委員会 第12号(1995/03/13、16期、二院クラブ)

○下村泰君 質問の順序をちょっと変えさせていただきまして、一番最後にNPOをやろうと思ったんですけれども、せっかく官房長官がお越してございますし、お忙しいでしょうから、またいろいろと記者会地とかその他もろもろの御用件があると思いますから、順序を変えて一番最初にやらせていただきたいと思います。  先般、私もベトナムヘ、口唇口蓋裂という現地のお子さん方の状態を見にいくために口腔外科の先生方と一緒に調査にまいりました。そのときもつくづく思ったことなんですけれども、今回の関西の大震災で、民間のいわゆる営利を目的としないグループが法律上の寄附を受ける場合の税制の扱いも本当に厳しい中で頑張っている姿を見る……

第132回国会 予算委員会 第18号(1995/04/03、16期、二院クラブ)

○下村泰君 まず質問をする前に、お亡くなりになりました方々、今まだ入院して療養していらっしゃる方々にお見舞いとお悔やみを申し上げます。  労働大臣にまずお伺いしますが、今度の通勤災害で救われる方は雇用関係のある方ですけれども、雇用関係のない方でお亡くなりになった方々、この方たちはどういうふうになりましょうか。
【次の発言】 そうしますとどこになりますか、これは。厚生省ですか。
【次の発言】 総理にこれは聞いていただきたいんですけれども、この地下鉄サリン事件で高校生で大久保健一君という、これは障害を持った方なんですけれども、この方からこういう意見が寄せられているんです。たくさん文章がありますが、……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1993/04/16、16期、二院クラブ)

○下村泰君 質問をするに当たっていきなり横文字を言わなくちゃならないんです。先ほど鈴木委員から、余り横文字が多過ぎる、横文字を使わない方がいいだろうというお話を聞いた途端に私もしゃべりにくくなった。最初から横文字で質問しなくちゃならない。なるほどできるだけ横文字は少ない方がいいと思いますけれども。  先ほど局長がおっしゃった、若いつもりでいても年をとっている人はいつどこでどうなるかわからない。私もその一人なんです。いまだに若い者に負けずに、お休みの日には朝起きて十キロの競歩をやっていますから、体には万々の自信があります。しかし、いつ倒れるか、これはわかりませんわな。私みたいにまだ運動している人……

第126回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1993/04/23、16期、二院クラブ)

○下村泰君 文部省にまず伺いますが、ボランティア活動という言葉それからボランティアという言葉がだんだんとこれもう庶民的になって、一般に使われるようになったんですが、文部省がボランティア活動というものを評価するという何かその方の研究をしているというようなお話なんですが、そのボランティア活動を評価する研究というのは、何の意図でどういう背景でそういうことになったんですか。
【次の発言】 ボランティアというのは、本当に心の中から、その人のためにやるとか、あるいはそのことのためにやるとかという心の動きがなきゃできないことであって、これこれこうだからやれというものでやるものじゃないんだ、ボランティアという……

第126回国会 国民生活に関する調査会 第5号(1993/05/21、16期、二院クラブ)

○下村泰君 きょうは本当に御苦労さんでございます。  島田先生のお話を伺っておりますると、私はもう子育ての時期は終わったんですけれども、まさに女性賛歌、男性エレジーということで、これからの男はえらいこっちゃと、しみじみ感じながらお話を伺っておりました。  先ほど、先生のおっしゃいました労働力の質的向上、これからの日本はどうすべきか。一体じゃ、どんなふうに日本がこれから、アメリカとかかってのイギリスのような物を輸出ができるのか、国外に出せるのか。簡単に私は漫画チックに考えるんですが、もともと商売が漫才だったものですから、簡単に考えますと、例えばエイズが一発で治る薬だとか、昔からよくはげと水虫が治……

第126回国会 国民生活に関する調査会 第6号(1993/05/31、16期、二院クラブ)

○下村泰君 高齢社会について考えるときに、私たちにまず求められることは、これまでの生産性、健常者、男性中心の発想を転換することだと思う。  これまで私たちは障害者、高齢者、女性を排除した社会をひたすら築いてきた。今そうした社会のあり方が問われているわけで、高齢者の人口比が急激にふえることによる社会的問題は、問われている問題に対して誠実に対応する中で考えるべきことと思う。すべての人々を受け入れる社会づくりのための議論こそ今始めなくてはならないと思う。北欧に始まったノーマライゼーションの考えは、当初に比べその概念は大きく発展し、日本においてはまさにこれからの社会のあり方を示唆するものと言える。  ……


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第128回国会(1993/09/17〜1994/01/29)

第128回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1993/11/12、16期、二院クラブ)

○下村泰君 まず、建設省の方から伺いたいと思います。  町づくりからちょっとお伺いしたいんですけれども、大阪府、兵庫県、こういうところで福祉の町づくり条例というのが施行されています。この条例制定の過程及びこの条例そのものにもいろいろ問題点や疑問点があるわけなんですが、それを差し引いても画期的なことだと思います。神奈川県もいち早くこれに近い条例を策定しました。そのときに私も、神奈川の方に来ていただいていろいろ御説明を受けたことがあるんですが、いずれにしてもここ数年の動きはますます加速的になっております。また加速していくだろうと思います。現に東京都も含めて三十近い自治体にもその検討あるいは策定の動……


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第129回国会(1994/01/31〜1994/06/29)

第129回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1994/02/24、16期、二院クラブ)

○下村泰君 二院クラブの下村と申します。  私が聞きたいなと思ったことは前の方々が全部お尋ねになりましたので、何にも聞くことはございません。  ただ、先生に大変貴重な御意見をいただきまして、むしろ私が気になりましたのは、いろいろなセンターがあってもそれを利用する側がわかっていない、これは統一しなきゃならぬという御意見がございました。これは大変拝聴すべきことで、どうも日本の行政機構というのは、縦割りだけはしっかりしていますが横の連絡が全然ございませんから、利用する方がどういうふうに利用していいのかわからないのではないかなというふうに私は気づきました。これからは、国会の中で、それを皆様方に知ってい……

第129回国会 国民生活に関する調査会 第9号(1994/06/03、16期、二院クラブ)

○下村泰君 厚生、文部、労働、運輸、建設のそれぞれの方々からお話を伺いまして、いやこれは立派なお題目だなと思ったんです。お題目は立派なんだけれども、何かぴんとこないんですな、心臓に。どうして心臓にぴんとこないかというと、結局は現実と余りにも落差が大き過ぎる。運輸省のお話にしても建設省のお話にしても、エレベーター云々エスカレーター云々とおっしゃっているけれども、実際にはまるっきりついていないところが多い。それで果たしてこのとおりにいくのかいなと思った途端に、何かレインボープランみたいな、にしかぱっと出てばっと消えた、そんなような感じしか受けない。  そこで、質問というよりはちょっとお教え願いたい……

第129回国会 国民生活に関する調査会 第10号(1994/06/08、16期、二院クラブ)

○下村泰君 高齢化社会をどういう社会として位置づけ、また目指すのかというとき その前提としてどのような経済構造、経済社会が存在するかが問われます。当然、高齢社会の成熟度が増すに従い高齢者は増大し、そのニーズも変化し、産業構造も変化せざるを得ません。  すなわち、この産業構造の転換の進め方、方向性を見誤ることなく一定の政治 経済上のコントロールを行うことが重要と考えます。    それは、本格的超高齢社会を迎える前に十分な社会資本の整備と、所得と分配のあり方についての結論を得ることなしには望めません。よって、活力ある高齢社会を構築するには、整備された社会資本と安定した実質所得の保障―年金、就労です……

第129回国会 国民生活に関する調査会公聴会 第1号(1994/05/18、16期、二院クラブ)

○下村泰君 四人の方、それぞれどうも大変貴重な御意見ありがとうございました。  村松さんのお話を伺っておりまして、夫婦のきずなとかあるいは親子の情とか、私ら夫婦が果たしてこういう状態になったらあなたのお話の内容のようなことができるのかいななんてことを考えながらお話を承っておりました。  ここで一つお尋ねしたいんですが、私らが子供のころにはお医者さんというのはすぐ飛んできてくれた。夜中でも飛んできてくれた、かばんを持って。ところが、最近はおうちで亡くなる方よりも病院で亡くなる方の方が多いという先ほどからのお話でございます。今お話を伺っていると、大変お医者さんとの連携がうまくいっているように承りま……


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第131回国会(1994/09/30〜1994/12/09)

第131回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1994/10/28、16期、二院クラブ)

○下村泰君 一番最後ですので、ほかの委員の方でほとんど意見が出尽くしました。できるだけダブらないようにダブらないようにお話をしなきゃなりませんのでえらい苦労をするんですが、まあもうちょっとですから勘弁してください。  先般、当調査会で建設省からも住宅対策についての御説明をいただきました。厚生省、建設省、そして自治体などでも行っている事業を見ますとほぼ基本的な施策は出そろったと思うんですね。ですから、競馬じゃないけれどもゲートにほとんど入っている。何やるよかにやるよという目標をぶら下げてすっぽり入っておる。あとは質と量の充実、基本から応用の施策ということになると思うんです。  もう一つつけ加えさ……

第131回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1994/11/09、16期、二院クラブ)

○下村泰君 二院クラブの下村です。  大熊さんにはこの席をかりてお礼を申し上げます。先般、仙台のありのまま舎の方に行っていただいて、福祉講座を持っていただいてまことにどうもありがとうございました。みんな大変喜んでおりました。山田富也からもよろしくという伝言でございます。  以前、私この調査会でも取り上げさせていただいたんですけれども、デンマークのオーフス方式、これに大変私は強い関心を持っておるんです。これを取り上げるときに、朝日新聞の論説委員の大熊さんというからよっぽど怖い方かと思ったんですが、見ると聞くとはえらい違いで、まるでお人形さんみたいな感じで、心安らかになりましたけれども。大熊さんが……

第131回国会 国民生活に関する調査会 第5号(1994/11/18、16期、二院クラブ)

○下村泰君 二院クラブの下村と申します。よろしくお願いします。  実は私は、障害を持った方々の無年金問題についてここ二年ほど集中的に勉強させていただきまして、政府へも再三質問したりあるいは要望しました。けれども、議論がかみ合いません。ところが、実は堀先生もかつてこの問題で書かれていらっしゃるということを知りまして、先般来お会いさせていただこうと思ったのですが、なかなか連絡がうまくいかないで、本日こういう形でお会いできて大変うれしく思っておるのです。  何しろ時間が短いものですから、そう詳しく伺うことはできませんが、端的にひとつ伺いたいんですけれども、無年金を出さないための方策、現在無年金となっ……



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