寺沢芳男 参議院議員
16期国会発言一覧

寺沢芳男[参]在籍期 : |16期|-17期
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このページでは寺沢芳男参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院16期)

寺沢芳男[参]本会議発言(全期間)
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第129回国会(1994/01/31〜1994/06/29)

第129回国会 参議院本会議 第17号(1994/05/16、16期、新緑風会)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(寺澤芳男君) 吉川議員より、今後の景気回復の見通しにつき御質問がありましたので、お答えいたします。  景気の現状は、明るい面としては公共投資が堅調であること、住宅の建設が高い水準で進んでいるということ、個人消費にやや持ち直しの動きが見られますが、一方、設備投資は減り続けておりますし、企業の収益や雇用情勢も依然厳しい状況にあります。一口で言えば、我が国経済は一部に明るい動きが見られるものの、総じて低迷が続いているというふうに言えると思います。  政府は、何回かに分けた経済対策の実施によってこの景気低迷に対処してまいりました。ことしの二月には十五兆円を上回る総合的な経済対策を決定いたし……

第129回国会 参議院本会議 第22号(1994/06/17、16期、会派情報なし)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(寺澤芳男君) 製造物責任法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  製品に起因する事故から消費者を保護するためには、事業者、消費者双方の自己責任をも踏まえつつ、事故の防止及び被害の救済から成る総合的な施策を講じる必要があります。  製品の欠陥に起因する事故が発生した際の被害救済については、民法第七百九条に基づいて紛争解決が図られることとなっておりますが、同条は過失責任の原則に立っており、被害者は製造業者の過失の存在を立証しなければなりません。  しかしながら、大量生産、大量消費の現代社会においては、製品の安全性確保は製造業者に依存する度合いが高まってきており、被害者の円滑か……

寺沢芳男[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院16期)

寺沢芳男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第124回国会(1992/08/07〜1992/08/11)

第124回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1992/09/03、16期、日本新党)

○寺澤芳男君 日本新党の寺澤芳男です。初当選ですし、内閣委員会の出席も今回が初めてであります。よろしくお願いします。  人事院勧告に基づく公務員の待遇がきょうの主なテーマなんですが、私の場合、今御議論が随分出ております外交政策、これを直接担当しております日本政府の外務省の職員の業務の実態について二、三御質問をさせていただきたいと思います。  冷戦終結後、皆さんもちろん御存じのように、世界は新しい秩序の構築に向けて各国が大変な努力をして模索をしております。我が国もその例外ではない。皆さんの御議論に出てくるほとんどの部分は、日中問題にせよあるいは日ロ問題にせよ外交問題にかかわる議論が相当きょうも出……


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第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 内閣委員会 第1号(1992/12/08、16期、日本新党)

○寺澤芳男君 ことしは非常に景気が悪いもので、民間のボーナスの支給も非常に厳しい状態であります。特に、NECとか三洋電機などは管理職に対しては現物支給であるということで大変話題を呼んでおります。公務員のボーナスは民間より一年おくれて反映されると聞いておりますが、ことしのこの民間の問題について人事院ではどのように受けとめておられるのか、また次年どのように対応されるおつもりなのか、御見解をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 次に、最近官民を問わず大都市への異動あるいは転勤を避けたがる傾向があります。地方から東京への転勤に困惑している人が多く出ている現状から考えて、一部の民間企業で実施してい……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 災害対策特別委員会 第3号(1993/02/22、16期、日本新党)

○寺澤芳男君 日本新党の寺澤です。  地震が発生した場合の原子力発電所の操作上及び設計上の安全性についてお聞かせください。
【次の発言】 そうしますと、釧路沖地震あるいは関東大震災ぐらいの地震があっても原子力発電等で国民が心配する必要はない、国民はまくらを高くして寝ることができるというふうに考えてよろしいですね。
【次の発言】 先ほど国土庁長官の所信表明の中で長官は、国連が一九九〇年代を国際防災の十年として、ことしはその四年目に入っている、日本としてはこの事業の主要提案国として、この十年の活動に積極的に取り組んでいきたい、日本としては今後とも幾多の自然災害の経験や防災対策についての知見を有する……

第126回国会 災害対策特別委員会 第4号(1993/04/16、16期、日本新党)

○寺澤芳男君 今から約千三百年前の話ですが、藤原京とかあるいは平城京造営のために大量の木を切り出された山がありました。江戸時代以来の砂防事業にもかかわらず、このはげ山はもとの姿に戻るまであと半世紀の時間が必要であると言われております。一度失われた緑を回復することは本当に難しいと思います。  この山は田上山と言いまして、滋賀県の大津市にあります。この山の砂は真砂と呼ばれる花崗岩が風化してさらさらになった砂であります。これでは植物は育たず、雨が降れば土砂崩れなどの災害を引き起こしてしまいます。実際、昭和二十八年八月、田上地区に一夜のうちに三百ミリを超す豪雨がありまして、山津波が各所で発生、全村の四……

第126回国会 災害対策特別委員会 第6号(1993/06/02、16期、日本新党)

○寺澤芳男君 私はちょっと視点を変えまして、日ごろ非常に関心のある原子力の発電所についてまずお伺いいたします。  現在、原子力発電所は日本に幾つありますか。
【次の発言】 火山の影響を受ける危険地域に原子力発電がありますか。
【次の発言】 環境破壊と災害について二、三政府の御意見をお伺いしたいと思うんですが、一昨年に発生した死者十万人とも言われるバングラデシュにおけるサイクロンあるいは死者、行方不明者を合わせて六千人とも言われるフィリピン台風の災害など世界における水害の悲惨な例は後を絶たないわけですが、いずれの災害にも共通することがあります。  それは、その災害を大きくした背景の一つに森林破壊……

第126回国会 内閣委員会 第2号(1993/03/26、16期、日本新党)

○寺澤芳男君 平成五年度の国家公務員の定員についてお伺いいたしたいと思います。  平成五年度の国家公務員の定員の増減審査結果を見ますと、削減数、減った数は平成元年までは一万人台で推移していましたが、平成二年度には九千人台、四年度、五年度には八千人台へとだんだん低下してきております。一方、増員は削減とは逆に増加傾向にあります。五年度は七千五十八人と、二年度よりも四百九十六人、平成四年度より三百四十六人増加しております。この結果、平成二年度まで三千人台を確保していた純減数は、平成五年度には三年度の二千四百九十九人の約二分の一である千二百十五人にまで低下しております。削減数の低下並びに増員数が増加し……

第126回国会 内閣委員会 第3号(1993/03/29、16期、日本新党)

○寺澤芳男君 先ほど、前自民党副総裁金丸さんが釈放されたというニュースを聞きました。この金丸さんの問題は非常に国民の中での政治不信を深めてまいりまして、今やはり大変我が国の政治全体が危機の状態に接しているというふうに私は非常に厳しく思っております。  鹿野長官にもぜひ御意見をお伺いしたいんですが、政治の腐敗の根源は行政の不透明性にあると思います。すなわち、官僚が行政情報を私物化して、これに一部の政治家が寄生することによって利権政治がはびこっていると思われます。  日本では、行政情報を入手することに対する強い制約があって、これは皆さん御存じのように日米構造協議の俎上にも上げられております。少なく……

第126回国会 内閣委員会 第5号(1993/06/10、16期、日本新党)

○寺澤芳男君 私が理解しているところによりますと、今政府専用機ボーイング747、これは二機あって、この二機は要人の輸送のためにあるわけですから、内装は百五十人ぐらいしか乗れないような内装になっているんですか。
【次の発言】 この飛行機をいきなり邦人救出のために使うとしたら、同じ飛行機の中に三百六十人ぐらいの邦人を乗っけなきゃならないと思うんですが、その内装を変えるのにどのぐらいの時間がかかるんですか。
【次の発言】 その政府専用機の二機は普通は要人輸送のために百五十人程度の内装にしておいて、そして緊急の場合は三日ぐらいかけてその内装を変えて三百六十人ぐらい乗れるようにする、こういうことですか。

第126回国会 予算委員会 第11号(1993/03/30、16期、日本新党)

○寺澤芳男君 日本新党の寺澤です。  金丸問題と、それから日本の民主主義という問題について宮澤総理の御見解を聞きたいと思うんです。  まず、私のアメリカ人の友達で、彼は大変親日家なんですが、ニューヨークのかなり大きな新聞社に寄稿をいたしました。日本の民主主義制度はという言葉を使って文章を書き始めたんですが、その新聞社がどうしても日本の民主主義、デモクラシーということを削除しないとおまえの原稿は新聞に載せないと。すったもんだしたあげく、日本の政治制度、ポリティカルシステムということにデモクラシーという言葉を直して妥協して載っけたという話を聞いて私は本当に慄然といたしました。  金丸問題は、日本の……

第126回国会 予算委員会 第13号(1993/04/01、16期、日本新党)

○寺澤芳男君 日本新党の寺澤です。  きょうは参考人、本当に御苦労さまでございます。  参考人にお伺いしますが、上様販売という言葉を御存じですか。
【次の発言】 上様販売というのは、レストランなんかに行って勘定を払おうと思ったら、領収書は上様にしましょうか、それともあなたの名前にしましょうかと。ああ、きょうは上様でいいよというときの上様販売なんですが、日本債券銀行はワリシンの発行をしております発券銀行であります。発券銀行にワリシンを買いに行くのと証券会社にワリシンを買いに行くのとでは、日本航空の航空券をいきなり日本航空に買いに行くのと航空代理店に買いに行くような違いがあるわけです。すなわち、証……

第126回国会 予算委員会 第19号(1993/06/07、16期、日本新党)

○寺澤芳男君 まず、最近の円高の問題について、総理並びに大蔵大臣のお考えをお伺いしたいんですが、非常に複雑な心境であります。  すなわち、日本の産業全部が国際競争力があるわけじゃないわけで、国際競争力のない産業は、農業にしろ建設業にしろ、ざんごうの中で政府に手厚く保護されている。国際競争力のあるハイテクとか自動車はざんごうの中から首を出している。そこへ急速な円高という機銃掃射がやってきて、その日本で世界に誇るべきいわゆるインターナショナルコンペティティブネス、国際的な競争力のある産業が今撃たれている。余りにもこれが急速に来たものだから、非常にまたこれは厄介なんですが、また考え方によっては、やは……


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第128回国会(1993/09/17〜1994/01/29)

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第8号(1994/01/07、16期、日本・新生・改革連合)

○寺澤芳男君 民主改革連合、新生党、日本新党を代表いたしまして質問をさせていただきます。  私は、外国の特派員を七、八人集めまして、毎週一度、朝食会をずっとこの一年間続けております。アメリカのニューヨーク・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナル、あるいは英国のロンドン・タイムズ、BBC、こういうところからの特派員がだれでも出られるような朝食会をやっているわけですが、そのジャーナリストたちの日本の政治に対する深い関心、そして我々の想像以上の深い知識、これに正直言って毎回立ち往生をいたしております。  私の友人がアメリカやロンドンから電話をかけてまいりますが、まず今の日本の政治改革は一体どうなっ……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第14号(1994/01/19、16期、日本・新生・改革連合)

○寺澤芳男君 本日は、大変お忙しいところを六人の公述人の方にわざわざお越し願いまして本当にありがとうございます。  私は、参議院で民主改革連合、新生党、日本新党が統一会派をつくって二十三人の参議院議員がこの統一会派に属しておりまして、その中で日本新党に直接は所属しております寺澤芳男であります。  まず、質問をする前に、私のこの政治改革関連法案に対する考え方をごく簡単に披瀝いたしたいと思います。  先ほどからこちらの滝沢公述人や金子公述人が再三強調されておりますように、私も一日も早くこの政治関連法案を通したい。いろんな立場でいろんな理由があったにせよ、六十二日間これがまだ成立していなかったという……


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第129回国会(1994/01/31〜1994/06/29)

第129回国会 商工委員会 第2号(1994/05/31、16期、会派情報なし)【政府役職】

○国務大臣(寺澤芳男君) 経済企画庁長官に就任いたしました寺澤芳男でございます。本委員会の皆様方の御指導、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  本委員会が開催されるに当たりまして、我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方についての所信の一端を申し述べたいと思います。  我が国経済を見ますと、これまで講じてきた経済対策の効果もあって公共投資は堅調に、また住宅投資は高い水準で推移しており、個人消費にもやや持ち直しの動きが見られるものの、設備投資は減少が続き、企業収益や雇用情勢も依然厳しい状況にあります。このように景気は、一部に明るい動きが見られるものの、総じて低迷が続いてお……

第129回国会 商工委員会 第4号(1994/06/07、16期、会派情報なし)【政府役職】

○国務大臣(寺澤芳男君) 委員御指摘のように、五月十八日のお昼ごろ羽田総理から電話がありまして、実はその前の日の五月十七日と記憶しておりますけれども、やはり羽田総理から同じような御意向が漏らされました。それで、その電話でもってはっきり公共料金の年内の値上げの凍結を考えている、そういう御意向が漏らされたわけであります。
【次の発言】 今国民生活で一番大事なことは物価を引き下げることであって、民間も一生懸命になって物価を引き下げるように努力しておりますし、円高とも相まって何とかして内外価格差も是正したいと私は思っておりましたので、もしそれが適法に行われるものであれば、大変結構なことではないかと思い……

第129回国会 商工委員会 第7号(1994/06/20、16期、会派情報なし)【政府役職】

○国務大臣(寺澤芳男君) 製造物責任法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  製品に起因する事故から消費者を保護するためには、事業者、消費者双方の自己責任をも踏まえつつ、事故の防止及び被害の救済から成る総合的な施策を講じる必要があります。製品の欠陥に起因する事故が発生し北隣の被害救済については、民法第七百九条に基づいて紛争解決が図られることとなっておりますが、同条は過失責任の原則に立っており、被害者は製造業者の過失の存在を立証しなければなりません。  しかしながら、大量生産、大量消費の現代社会においては、製品の安全性確保は製造業者に依存する度合いが高まってきており、被害者……

第129回国会 商工委員会 第9号(1994/06/22、16期、会派情報なし)【政府役職】

○国務大臣(寺澤芳男君) 平成六年度の経済企画庁関係の予算及び財政投融資計画につきまして、その概要を御説明申し上げます。  総理府所管一般会計歳出予算のうち経済企画庁の予算額は五百五十七億円余であります。また、財政投融資計画につきましては、海外経済協力基金に係る分として六千四百十三億円を予定しております。  以下、重点事項につきまして、その内容を御説明申し上げます。  第一に、適切かつ機動的な経済運営の推進に必要な経費として十三億九千万円余を計上しております。  この内訳の主なものは、足元の経済状況を的確に把握するため早期政策判断システムの開発運用、公共料金関連事業における効率性指標の開発調査……

第129回国会 予算委員会 第8号(1994/05/20、16期、会派情報なし)【政府役職】

○国務大臣(寺澤芳男君) 景気の現状を見ますと、公共投資は堅調であり、住宅建設は高い水準で推移しておりますし、一部の家電製品の出荷が前年を上回るなど個人消費にもやや持ち直しの動きが見られます。しかしながら、設備投資は減り続けておりますし、企業の収益も引き続き減り続けております。雇用の情勢については、製造業を中心に非常に厳しい状況にあります。  このように、我が国経済は一部に明るい動きが見られるものの総じて低迷が続いているというふうに思います。
【次の発言】 お答え申し上げます。  本年度の経済見通しなんですが、政府は数次にわたる経済対策の実施によりましてこの景気低迷に鋭意対処してまいりました。……

第129回国会 予算委員会 第11号(1994/06/09、16期、会派情報なし)【政府役職】

○国務大臣(寺澤芳男君) お答えします。  最近の景気状況なんですが、設備投資がやはり減り続けております。それから、企業の収益も減り続けております。円高がまたこれに追い打ちをかけている。雇用面におきましても非常に厳しい状況にあります。  ただ、明るい面も最近あらわれてまいりまして、まず個人消費の一部に明るい動きが出てきたこと、あるいは産業面におきましても在庫調整が若干進んできたこと、あるいは生産そのものも今までの停滞から一進一退ということになってまいりましたので、総じて景気はまだ低迷しているけれども一部に明るい動きが見られるというふうに認識しております。

第129回国会 予算委員会 第12号(1994/06/10、16期、会派情報なし)【政府役職】

○国務大臣(寺澤芳男君) 委員御指摘のように、今景気の面につきましては明るい面と暗い面と交錯しておりまして、特に我々が考えておりますのは、なかなか企業の設備投資、これが下げ続けておりますということ。それから、やはり企業収益が下げ続けておる。それに伴う雇用の問題がやはり非常に大きな問題としてはだかっているわけであります。  ただ、それ以外に、結局、住宅の建設、これが百五十万戸台をずっと続けておりますし、それからやはり政府の投資すなわち公共投資の堅調な伸びが確実に見られますし、また先ほど発表されました日銀の五月の短観の結果を見ますと、既に前回の二月調査で下げどまりを示していた主要企業・製造業の業況……

第129回国会 予算委員会 第13号(1994/06/13、16期、会派情報なし)【政府役職】

○国務大臣(寺澤芳男君) 足立委員が御指摘のように、最近の消費者の消費パターンというのはかなり変わってきております。特に海外旅行が最近非常にふえておる。これはむしろ内外物価の価格差というのが非常にありまして、国内で旅行するよりも海外へ行った方が安いと、みんながそう考えているんじゃないかと思います。  結局、今後我々としては、やはり物価安定、安定というよりかむしろ物価を下げていくという方向でまず考えたい。これは国民生活の基盤であります。大変大事なことだと思います。けさも各界の代表者に官邸に集まっていただきまして物価安定政策会議をやってまいったところなのでありますが、なるべく内外価格の差を縮めるこ……

第129回国会 予算委員会 第14号(1994/06/14、16期、会派情報なし)【政府役職】

○国務大臣(寺澤芳男君) まず景気の現状でありますが、設備投資はずっと減り続けておりますし、それから企業収益も減少を続けております。したがいまして、雇用情勢が非常に厳しい状態にあるのが現実であります。しかしながら、他方、公共投資が堅調に伸びておること、それから住宅の建設が年間百五十万戸以上という高いレベルで持ち直していること、それから個人消費にもやや持ち直しの動きが見られ、さらに最近産業面でも在庫調整が進展して、これまで停滞傾向にありました生産に一進一退の動きが見られます。このように、我が国の経済は、総じて低迷が続くものの一部に明るさが見えてきたということが言えるのではないかと思います。  そ……

第129回国会 予算委員会 第15号(1994/06/15、16期、会派情報なし)【政府役職】

○国務大臣(寺澤芳男君) 閣議の後の記者会見で、私は、閣議懇談会でこういう発言が、私自身は発言しなかったんですが、発言があったというような事情を経済企画庁のクラブの記者の方に申し上げました。

第129回国会 予算委員会 第17号(1994/06/17、16期、会派情報なし)【政府役職】

○国務大臣(寺澤芳男君) やはり設備投資はずっと減少しておりまして、企業収益も減少しております。したがって、雇用の実態については非常に厳しい局面を迎えております。  ただ、一方、公共投資が非常に堅調であり、なおかつ住宅の建設が年百五十万戸というペースで非常に確実に伸びておりますのと、それから個人消費にもやや持ち直しの動きが見られ、さらに産業面でも在庫調整が進展してまいりまして、これまで停滞傾向にありました生産面に一進一退の動きが見られるということから、我が国の経済は、総じて低迷が続いているものの一部に明るい動きが出てきたというふうに判断しております。

第129回国会 予算委員会 第18号(1994/06/21、16期、会派情報なし)【政府役職】

○国務大臣(寺澤芳男君) 現在、経済企画庁の中に社会資本整備研究会がありまして、有識者から具体的に御意見を拝聴いたしまして近々答申を出そうという段階にありますが、委員御指摘のような新しい情報化社会の到来、これはその計画の中にどういうふうに組み込まれていくのか。それによって再配分とかにもかなり影響を及ぼすと思いますので、真剣に勉強させていただきたいと思います。

第129回国会 予算委員会 第19号(1994/06/23、16期、会派情報なし)【政府役職】

○国務大臣(寺澤芳男君) 公共料金につきましては、四月に物価問題に関する閣僚会議において公共料金の取り扱いに関する基本方針を取りまとめ、公共料金の厳正な取り扱いの趣旨を一層徹底いたしました。  しかしながら、公共料金についてはさまざまな御批判が寄せられている現在の情勢を考慮いたしまして、総理の決断に基づきまして、既に政府において決定または認可が行われたものを除き、本年じゅうの公共料金の引き上げの実施を見送ることが五月二十日の閣議で了解されたわけであります。  また、今回の公共料金引き上げ実施見送り措置の対象となる公共料金に係る事業について、関係省庁において現在総点検を行っているところであります……


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第131回国会(1994/09/30〜1994/12/09)

第131回国会 政治改革に関する特別委員会 第3号(1994/11/14、16期、新緑風会)

○寺澤芳男君 午前中、下村委員から御質問がありました海外に住んでいる日本人の選挙権につきまして、私は違ったアングルからまた御質問をしたいと思います。  私自身、おととし一九九二年の七月に参議院議員の初当選をいたす直前までアメリカにおりました。二十一年間アメリカにおりまして、さっき計算してみましたら、衆議院の選挙を六回、参議院の選挙を六回、東京都知事の選挙を四回、私が日本人であるにもかかわらず、アメリカにいたということで選挙ができなかった。この問題は、今、海外に約七十万人、二十歳以上が約四十六万人と言われております。同じ日本人です。しかも、憲法第十五条で保障された参政権を当然持っているわけであり……

第131回国会 内閣委員会 第7号(1994/11/24、16期、新緑風会)

○寺澤芳男君 皆さんよく御承知のように、今非常に激しい勢いで円高が進行しております。きょうは九十八円四十五銭で上げ一服ということでありますが、九十六円台から短期間のうちに激しい円高が続いております。このままでいきますと、日本経済は輸出産業を中心として大変厳しい状態が続くと私は思います。これ以上の円高は産業を空洞化させますし、雇用にも深刻な影響を及ぼしてくるだろうと懸念しております。円高が続く一方で、安くなるはずの輸入品が安くならない、これが内外価格差の問題でありまして、そこにはどうも構造的な問題が横たわっているのではないかと思うわけであります。  十一月二十一日、総務庁がこのような内外価格差の……


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第132回国会(1995/01/20〜1995/06/18)

第132回国会 内閣委員会 第4号(1995/03/17、16期、平成会)

○寺澤芳男君 規制緩和につきまして、総務庁長官に二、三お伺いしたいと思います。  今、御案内のように急速に円高が進行しております。一時十分の東京の為替で八十九円、二週間足らずの間に一二%という円高が進行しておりまして、三月六日、私も予算委員会で武村大蔵大臣に、このままでいいのか、果たしてG7がもう一度何らかの方法で緊密な連絡を特にトップの通貨当局者がしなくていいのかということを申し上げたわけです。  トヨタクラスの会社で一円で一千億円、もちろん輸出関連の中小企業は今大変な打撃をこうむっております。この急速な円高と政府が今取り組んでおられます規制緩和とどういうかかわり合いがあるのか、つながりがあ……

第132回国会 予算委員会 第8号(1995/03/06、16期、平成会)

○寺澤芳男君 皆さん大変お疲れのことと思いますが、私は最初に申し上げたかったのは大震災、その大震災の中で日本国民があるいは外国人で日本に住んでおられた方が大変な災害に遭った。それについて、やはり日本国の政府の本当に適切な対応があったから日本人としてあるいは日本に住んでいてよかったといういわゆる誇りが持てるような対策を、我々としても行政そして国会全体としてもやっていかなきゃならないと思っておりますことをまず申し上げておきます。  まず総理にお伺いしたいのですが、きょうお話しするのが初めてなので、ひとつよろしくお願いします。  十、十一日とサミットでコペンハーゲンに参られますか、このコペンハーゲン……

第132回国会 予算委員会 第16号(1995/03/22、16期、平成会)

○寺澤芳男君 私は、平成会を代表して、ただいま議論となりました政府提案の平成七年度予算三案に対して反対の討論を行います。  まず、この際、村山内閣の危機管理、政治姿勢について一言触れておきたいと思います。  去る一月十七日未明、阪神・淡路地域をマグニチュード七・二の地震が襲い、五千四百九十三名のとうとい命が奪われました。この地震に対し、政府はその初動において大きな失態を演じ、その後も避難所での生活、町づくり、さらには今後の防災体制構築において国民の期待に沿うことができず、全国的な政治不信を蔓延させました。この点において村山内閣の責任は重大であります。  さらに、一ドルが九十円を割るという今後の……

第132回国会 予算委員会 第19号(1995/04/20、16期、平成会)

○寺澤芳男君 私は、去る三月六日に当委員会におきまして閣僚の皆様に、あのときちょうどやはり急速に円高が進んでおりまして九十二円をつけておりまして、その急速な円高が日本経済全体にもたらすマイナスの影響、特に輸出産業、その関連の中小企業あるいは下請業者、これに対して大変大きな打撃がある、そういうことに対してぜひ速やかないろんな施策を行政としてはあるいは政府としてはとっていただきたいということを強く要請いたしました。大変失礼だったんですが、武村大蔵大臣に対しても、G7の協調介入あるいはいろいろな話し合いを電話だけでやっていて果たしていいものかということまで申し上げたわけであります。  円高はその後さ……


寺沢芳男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院16期)

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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1993/02/03、16期、日本新党)

○寺澤芳男君 きょうはお三方の大変貴重な御意見をいただきまして勉強になりました。どうもありがとうございました。  今、日本は、ひとり歩きの日本ではもうないわけでありまして、当然のことながらアメリカあるいはECとの競合関係にある。連中が今考えているのは、同じ土俵で日本が競争してほしいという、さもなければアンフェアだという声が今非常に高まっております。同じ土俵でという場合に、一番わかりやすい目安というのは労働時間であろうと僕は思います。  したがいまして、いろんな問題があることは重々わかっておりますが、今の日本の労働時間は先進国としては余りにも長過ぎる。これは、ただ先進国のECとかあるいはアメリカ……


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第128回国会(1993/09/17〜1994/01/29)

第128回国会 政治改革に関する特別委員会公聴会 第1号(1994/01/17、16期、日本・新生・改革連合)

○寺澤芳男君 民主改革連合、新生党、日本新党の統一会派を代表いたしましてお尋ねをさせていただきます。  本日は本当にお忙しいところわざわざおいでいただきまして、心から感謝をいたしております。  宮城県の浅野知事は、去年十一月の選挙で選出されました。そのときに河北新報で個人としての浅野を応援してくれとお願いしております。一人千円程度のカンパを募り、最終的には二千万円を集めたい。企業・団体からの献金は一切受けずに、広く浄財を集めますし、集めた金はすべて公開します。河北新報でこのように述べられております。  宮城県の特殊な事情があったにせよ、御自身の見識がなければこれはなかなか言えることではないと思……


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第132回国会(1995/01/20〜1995/06/18)

第132回国会 予算委員会公聴会 第1号(1995/03/10、16期、平成会)

○寺澤芳男君 きょうは中川公述人、そして井上公述人、大変お忙しいところありがとうございます。そして大変貴重な御意見を開陳していただきまして、本当にありがとうございます。  私は、日本が好むと好まざるとにかかわらず、これから発展途上国型の経済から先進国型の経済に移っていくんじゃなかろうか。当然のことながら市場経済の中で、特に先ほどからいろんな方々がお話しになっておられますように厳しい円高、そして起こり得るかもしれない急速な産業の空洞化というあらしの中でますます日本国有の労働慣行、あるいは制度というのが見直されてくるような時期になっているのではないかと思います。  中川公述人に御意見をお伺いしたい……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

寺沢芳男[参]在籍期 : |16期|-17期
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