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赤松常子 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

赤松常子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは赤松常子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。赤松常子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 文化委員会 第6号(1947/10/14、1期、日本社会党)

○赤松常子君 私今日これが取上げられたことは本当に意味があることだと思つております。今の私共の家の台所の問題でもちよつと手を入れればそれが立派に生きる品物が随分ころがつておるのでありますけれども、なかなかそれが直しにやれば……例えばこの間も私の家で大変お金を掛けて損をしたことがございます。下駄の歯入れをして頂いたのでありますれども、三日目に歯が取れてしまつた。あれを密着させる糊が不足しているらしくて、随分高いお金を掛けて何もならないことになつてしまいますし、又染物屋に物を出せば、それがぼろぼろになつてしましますし、いろいろ染料の関係からうまく染らないということもありますけれども、そういうことに……

第1回国会 文化委員会 第7号(1947/11/11、1期、日本社会党)

○赤松常子君 先程久松委員からの御質問に關連した問題でございますけれども、私もこの間ちよつと京都へ參りまして、或る國賓を拜見いたしたのでございますが、それは大名の參勤交代時代の宿屋でございまして、非常に建築が功妙にできておるために、國賓に指定されております。ところがこれは個人の所有であるし、今住宅が拂底いたしておりますから、そういう國賓の建物の中に數家族の方が住まつておられて、日常生活をしていらつしやいまして、煮炊きしていらつしやる状態でございます。非常に私は萬一の場合を豫想いたしまして、國賓がこういうふうな危險にさらされていいものかと感じたわけでございますが、そういう個人の道具ではなくて、住……

第1回国会 労働委員会 第4号(1947/09/17、1期、日本社会党)

○赤松常子君 ちよつと簡單に上山局長にお尋ねいたします。先程の御説明の中で勞務供給事業は、進駐軍の關係の方は現在はどうなつているのですか。
【次の発言】 この點は私いろいろ進駐軍關係の勞働者から聞いておりますが、いろいろ組が入つておりまして、それが健全な勞働組合の發達を阻害しているような状況を進駐軍關係の勞働組合から聞いております。そういう實情を勞働組合でも調査してくれるように聞いておりまするけれども、そちらからもそういう實情を御存じでいらつしやいましようか、どうでしようか。東京附近では澤山聞いておりますから地方でも随分多いのじやないかと思いますが。

第1回国会 労働委員会 第5号(1947/09/18、1期、日本社会党)

○赤松常子君 第三條で誰も差別を受けることができない、差別を受けることはないことになつておりますけれども、實際窓口事務は婦人の係りがおりません場合がまだ地方に行くと多うございますので、婦人が就職に參りましても非常に、何と申しましようか、事實上差別を受けることが非常に多うございます。吏員を御採用の場合も今から細目をお決めになるそうでございますが、できるだけ婦人の吏員の採用をお考え置き下さいますように、この上全體の運營につきましても男女平等とはいえ、まだなかなか婦人を差別をされる場合が多うございます。實際運營されるときに今のことをお考え下さいますようにお願いいたします。

第1回国会 労働委員会 第6号(1947/09/20、1期、日本社会党)

○赤松常子君 昨日御質問したことと關連しておりますが、三十七條の委託募集のところは、紡績などの募集人制度の復活を申請して參りましたならば、大臣の許可さへあればその古い形態というものも認められるのでございましようか、それともう一つは「報償金を與えようとするときは」云々とございますけれども、一體こういうような條文を作つても實際にこれを行われないと私は考えておりますが、その邊のところはどういうふうにお考えになつてこういう案をお作りになつたのでありましようか。
【次の発言】 ちよつと一つ第三章で、私たびたび繰り返して申し上げるようでありますが、從來の生絲や石炭、紡績の募集制度がどんな悲劇を釀したかとい……

第1回国会 労働委員会 第7号(1947/09/22、1期、日本社会党)

○赤松常子君 ちよつと字句のことでございますが、二十九ページの第五十四條の最初の一行に、半ば以降に「及び勞働力を事業に定着させることによつて」とございますが、非常に勞働者というものを物的に見ての「勞働力を事業に定着させる」というような表現を改めて、「勞働者を事業に安定させる」と言つてよろしいのではないでしようか、ちよつと字句の訂正でございます。
【次の発言】 それもよく存じておりますが、できるだけなんと申しましようか、そういう表現が餘り無理でないというところはそれでも宜しうございますけれども、なにか「定着」というようなことが非常に物と見るような觀念が強いものですから、特に申したのでございます。……

第1回国会 労働委員会 第13号(1947/10/15、1期、日本社会党)

○赤松常子君 この第二十四條でございますけれども、支給方法及び支給期日のことは政令で定めることになつておりますが、從來健康保險の例で見ましても非常に支給方法や何かが煩雜で、そうして手続がむつかしいので当然受ける権利がありながら面倒くさがつて貰つていない場合が随分多いのでございますね。健康保險の積立金も仄聞するところによりますと、当然労働者がとるべき金が数億円溜つておるということを聞いておりますが、それが又何らかの形で労働者に歓迎されるならばいいけれども、少しも歓迎されていないということを聞いておるのであります。こういうふうなことに対しまして、この失業保險の内容は健康保險の内容とは少しは違います……

第2回国会 厚生委員会 第3号(1948/05/06、1期、日本社会党)【政府役職】

○政府委員(赤松常子君) ちよつと今のことにつきまして申上げたいのですが、只今高良委員の御発言に対しましてちよつとお答え申上げ、又私の考えておりますこともちよつと申上げたいと思います。  今度兒童福祉法が実施いたされまして、日本といたしましては画期的に母と子供の問題が一應取上げられましたことはお互い喜びに堪えないことでございまするが、この法を本当に活かして参りますところに重点を置いて、これを運用いたします委員の選定をいたさなければならないと、私は固く信じている者でございます。申すまでもございませんが、婦人とか男子とかという考えを捨てまして、この法律を本当に活かして血を通わせて行く、そのことに重……

第2回国会 厚生委員会 第5号(1948/05/25、1期、日本社会党)【政府役職】

○政府委員(赤松常子君) 只今議題となりました墓地埋葬等に關する法律案につきまして提案理由の説明を申上げます。  從來墓地、納骨堂又は火葬場の管理及び埋葬、火葬等に關しましては、墓地及び埋葬取締規則が明治十七年太政官布達第二十五號、墓地及び埋葬取締規則に違反する者の處分方、これは明治十七年太政官達第八十二號でございますが、又埋火葬の認許等に關する件、これは昭和二十二年厚生省令第九號でございますが、などによつて規整されて來たのでございますが、これらの規則は、昭和二十二年法律第七十二號、日本國憲法施行の際現に効力を有する命令の規定の効力等に關する法律第一條の四の規定によりまして法律に改められたもの……

第2回国会 厚生委員会 第16号(1948/06/25、1期、日本社会党)【政府役職】

○政府委員(赤松常子君) 只今議題となりました理容師法特例案の提出理由を申上げます。  理容師法が制定せられました結果、同法第二條及び第三條の規定により、学校教育法第四十七條の資格を有しない者、即ち國民学校高等科卒業以上の者は、都道府縣知事の行う理髪試驗及び美容師試驗の受驗資格がないことになつたのでありますが、從來から理容師になる目的で徒弟見習中の者には、特例を設けて、二年間を限り、受驗資格を認める必要があり、且つ都道府縣知事の指定した理容師養成施設に現に在学しているものに対しては、卒業後の免許資格を附與する必要がございます。これがこの法律案を提出する次第でございます。どうぞ御審議の上速かに可……

第2回国会 厚生委員会 第17号(1948/06/26、1期、日本社会党)【政府役職】

○政府委員(赤松常子君) 只今議題になりました「へい獸処理場等に関する法律案」につきまして提案の理由を御説明申上げます。  從來へい獸処理場等の衞生取締は各都道府縣令によつて行われて來たのでありますが、昭和二十二年法律第七十二号日本國憲法施行の際現の効力を有する命令の規定の効力に関する法律の規定によりまして、これらの都道府縣令はその効力を失うに至り、且つ各都道府縣令による取締を以てしては取締の対照、方法等が一定していなかつたため、取締の徹底と指導の適正等を十分行うことが困難で公衆衞生上遺憾の点がありましたので、この際統一的な基準を定めて、これらの衞生取締を徹底化するためこの法律案を提案した次第……

第2回国会 文化委員会 第3号(1948/02/09、1期、日本社会党)

○赤松常子君 先程お話の中に、法律とはするけれども、その中の内容の形式をどういう形式にするかということを仰つしやつておりますのでございますけれども、なんでございましようか。こういう權利義務を含まない問題に對しては、法律という形をむしろ取らない方がいいのではないかと思うのでございます。その後の御説明でやはり法律は形式化する、勢い單純化されてその意味が十分に盛り込まれない虞れがあると仰つしやつておりますし、そういうようなところから、法律の形を取るということを私はむしろ避けた方がいいのではないかと思いますが、そういうふうなことは考えられるものでございましようか。

第2回国会 文化委員会 第6号(1948/06/14、1期、日本社会党)【政府役職】

○赤松常子君 私この試案を拜見いたしまして、豫ねて婦人の日を強く主張いたして參りましたものでございますから、これが決定かと思つて實は喜んだのでございますけれども、これはまだまだ試案であるというので、ちよつとがつかりいたしましたが、私、婦人の日を特に主張いたしますことを今更繰返して申上げる必要はないくらいこの前申上げたと存じますが、何も婦人の權利のみを主張して云々というふうにしたくないのでむしろこれを婦人の啓蒙教育を強く意味する日ということにして、そうして婦人が男子の方々と同じような實力を持ち得るように、そのために婦人の問題を國民全體に關心を持つて考えて頂く。又その中には母を讚えるというような民……

第3回国会 人事委員会 第3号(1948/11/22、1期、日本社会党)

○赤松常子君 私は田中先生にお聞きしたいのですが、先程の九十八條について、私共も非常に不満でございますが、そういう爭議権や團体交渉権を廃止いたしました後の生活保障や、そういう権利の保障について具体的に何かお考えをお持ちになつていらつしやいますか、如何でございましようか。

第3回国会 人事委員会 第4号(1948/11/26、1期、日本社会党)

○赤松常子君 私ちよつと希望的な意見を申上げて、御考慮願いたいことがあるのでございますが、これからの行政機構の中に婦人が進出いたします面が随分あると存じます。例えば厚生行政や文部行政、労働行政あたりに、婦人の有能な職員が、そういう行政機構の中に入つて行くことが必要だと思うのでございますが、從來そういう面に対する婦人の教育的措置が少しもとられておりませんので、この間局長に聽いたことでありますが、沢山應募者があつても、それにパスする率が非常に少い、これは基礎的なそういう教育がなされていないからなのございまして、こういうことに関しまして、一面そういう機関を作り、或いはそういう男女共学の下に実らせると……

第3回国会 人事委員会 第8号(1948/11/30、1期、日本社会党)

○赤松常子君 この改正案には遺憾なながら反対をいたしたいと思います。(「苦しいよ」と呼ぶ者あり)ここで申上付けていいかどうか分りませんけれども、との公務員法の制定の根本の態度が非常に私共解せないことがあることを聞いております。というのはアメリカにおける役人、公務員の在り方と日本の公務員の在り方とが全然根本的に違つているというその実情を私共は聞きまして、そういうアメリカの役人、選挙された役人のそれを規制する公務員法というものができている。それをそのまま日本に当てはめようという、そういう根本的の態度に私に非常に腑に落ちないものを感じている点が、一点であります。  それからもう一つはアメリカの國内に……

第4回国会 人事委員会 第1号(1948/12/03、1期、日本社会党)

○赤松常子君 私は率直に申上げまして、実は御経歴など今これを拜見したばかりでございます。今おつしやいますお言葉を聞きますと、今明日のうちにでもというようなお言葉でございますけれども、良心的に考えて見まして、今これを拜見して直ぐにいいか惡いかということを決めますことは、良心的に考えてどうも私でき難い氣がいたすのでございますが、もつと取扱いを外に何か方法はなかつたものでございましようか。

第5回国会 人事委員会 第3号(1949/04/04、1期、日本社会党)

○赤松常子君 今おつしやいましたその行政機構刷新委員会というものは、その権限なり、機能なりというものはいろいろと答申をなさるために作られて、そうして今はどうなつているのでございますか。
【次の発言】 先程あなたがおつしやいましたようにまだいろいろ答申に基いて御協議なすつていらつしやいますが、いろいろとまだ解決点に達していない諮問題があるとおつしやるのですが、それはどこで今審議するのですか。
【次の発言】 どこが今やつておりますか。
【次の発言】 行政整理の本部は今内閣の中にあるわけですね。
【次の発言】 それは関係各省の人がお寄りになつて構成されておるのですか。

第5回国会 人事委員会 第4号(1949/05/10、1期、日本社会党)

○赤松常子君 私ちよつと本多大臣にお尋ねしたいのでございますが、今度の定員法とそれに附随いたします行政整理に対しましては、今羽仁委員のおつしやいました根拠に私も賛成いたしまして、実は非常に腑に落ちないかずかずの点を感じているわけでございます。私政府のおつしやいますことは財政的な面からということを主として御主張なさつていらつしやるようでございますが、仮にそれを國会が承認いたすといたしましても、私その次に質しておきたいことは、すでに法律が古く制定されておるますようなものは軌道に乘つておりますけれども、新らしく制定されました諸法律、殊に労働関係の諸法律などはまだその軌道にも乘つておらない状態でござい……

第6回国会 人事委員会 第3号(1949/11/18、1期、日本社会党)

○赤松常子君 私この法律案の作成にあたりまして、一応のモデルと申しましようか。基本的なものは大体想像はつくのでございますが、それと日本の実情というものを、或いは官僚機構の実情というものとどういうふうに睨合せをなさつたのでございましようか。つまりこれをお作りになるまでにどういうふうな…ただ向うのそのままをお取入れになるということは勿論なさらなかつたと存じますけれども、この何と申しましようか、日本の今まで国民性とか、或いは今までの習慣とかいうものがいろいろあると思いますので、これを日本に本当に実現化できるかの目安はどういうふうなところからお編出しになつたでしようか。殊に私この現業関係のいろいろな実……

第6回国会 人事委員会 第4号(1949/11/21、1期、日本社会党)

○赤松常子君 只今議題になりました理事の互選の件につきましては、成規の手続を省略いたしまして、委員長一任の動議を提出いたします。
【次の発言】 私もちよつと昨日の新聞に出ておりましたことで……。
【次の発言】 その外に中で……。
【次の発言】 第四條の一号に「職階制を実施し、その責に任ずること。」とございますが、その責任という範囲、いろいろあると思うのでございますが、ちよつとその責任の範囲の御説明を願いたいと思います。例えばいろいろ不平や又は自分に納得の行かないことなどは人事院に申出てよろしいのでございましようが、それの扱い方、どこでその責を果して頂けるのでございましようか。

第6回国会 人事委員会 第5号(1949/11/22、1期、日本社会党)

○赤松常子君 私足立先生にお伺いしたいのでありますが、先程の皆さんの御意見の中に一貫してございます御意見は、人事院に過大なる権限を與えるために独善官僚の出現ということを言われておりますが、私も同意見でございます。それではこの法案を実施いたします場合に、人事院といたしましては、最小限どの程度の権力を與えたらよいのか、皆さんの先程の御意見では、調査研究の程度でよろしいような御意見もございますが、その辺はどういうふうに先生はお考えになつていらつしやいますか、お尋ねいたします。
【次の発言】 両方含めてお尋ねしたのでございます。
【次の発言】 今桑原さんの御意見では、あれはあなた個人の御意見でございま……

第6回国会 人事委員会 第6号(1949/11/24、1期、日本社会党)

○赤松常子君 この法案の附則の第四項の條文でございますが、これは「職員の給與は、この法律によつて行われる官職の格付によつては、国家公務員法第六十三條に規定する給與準則の実施に際して減額されることはない。」と書いてございますのですけれども、国家公務員法の八十一條の第三号には「職階制による官職の格付の改正の結果、降給又は降任と同一の結果となつた職員」という文句がございまして、降給という予想された言葉がございますのですが、この減額されないということと、この降給という予想された言葉の挿入それている点の矛盾についてどうお考えでいらつしやいましようか。


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 労働委員会 第1号(1950/07/19、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) それでは只今より委員会を開会いたします。参議院規則第三十條の二によつて理事の互選を行います。委員会の理事の数は五名でございます。互選の方法は如何取計らいましようか。
【次の発言】 波多野委員の御動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは私から一松政二君、原虎一君、波多野林一君を理事に指名いたします。以上で理事の互選を終ります。
【次の発言】 次に公共企業体労働関係法の改正に関する調査につきましてお諮りいたします。  本委員会は、すでに第七回国会の会期末より休会中も、議院の議決によつて本調査を継続して行なつて参りましたが、御承知のように本調……

第8回国会 労働委員会 閉会後第1号(1950/10/11、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) それではお待たせいたしました。今から開会いたします。  先ず地方の視察報告をして頂きたうございますが、御準備の都合もあるようでございますので、後に廻しまして、先にちよつと御相談いたしたいことが二三ございますので、今日いたしたいと存じます。先ず第一に、公労法の改正案に対して、この前の委員会で一応証人といたしましてのいろいろ人選の問題が協議されたのでございますか、もう一度皆さんの御意見を伺いたいと存じております。専門員の方から詳しく御説明申上げます。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 それではどうぞ速記を始めて下さい。  では、この休会中に地方の視察……

第8回国会 労働委員会 第2号(1950/07/22、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) 随分お待たせいたしました。これより委員会を開きます。  本日は、先ず本委員会の運営に関する件につきまして、昨日の委員長及び理事打合会における打合事項を御報告いたしたいと存じます。磯部專門員からお願いします。
【次の発言】 只今の御説明で何か御質問ございましたらどうぞお質し下さいませ。
【次の発言】 それでは如何でございましようか。運輸委員会と連合してこの問題をもつと研究いたしますことについて御異議ございませんでしようか。全体で一応の御了承を頂けますでございましようか。御異議ございませんでしようか。
【次の発言】 それでは他に御発言もございませんから一応昨日の打合事項に基……

第8回国会 労働委員会 閉会後第2号(1950/10/12、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) では大変お待たせいたしました。只今から委員会を開催いたします。本日は先ず来年度の労働関係の予算における特殊の点について、又次の国会に提出したされます労働関係のいろいろな法案が準備されていると思いますからそういう問題について、又現在の失業対策の現状などにつきまして、一応政府当局の御説明をお願いいたしたいと存じます。
【次の発言】 それでは只今の御説明に対する御質問の方御発言願います。
【次の発言】 外に御質問ございませんでしようか。
【次の発言】 ちよつと皆様に申上げますが、この間の視察につきましてのいろいろな御要望なり、御質問に入りたいと思つておりまするのですが……。

第8回国会 労働委員会 第3号(1950/07/26、2期、日本社会党)【議会役職】

○赤松委員長 只今から委員会を開会いたします。  本日は失業保險法の一部を改正する法律案に対しまして、労働委員の参考に資しますために、各專門家の方々の御証言を頂きたいと存じております。それで本日の参考人には五名の方々においでを頂いたのでございますが、皆様方暑い最中に定刻においで頂きましたことを厚く感謝いたします。大変お待たせ申上げましたが、参考人の方々にちよつと御注意申上げたいのでございますが、発言の時間は、大体二十分以内にいたしたいと存じております。そして発言の内容は議題の範囲を越えないようにお願い申し上げたいと存じます。それから尚参考人の方々及び委員の方にお諮りいたしたいのでございますが、……

第8回国会 労働委員会 閉会後第3号(1950/10/20、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) では大変お待たせ申上げました。只今から本日の委員会を開会いたしますが、本日は公共企業体労働関係法の改正に関します問題につきまして、それぞれ各專門の立場においでになります方々の御意見を伺いまして、それを参考にいたすわけでございます。只今から各証人のかたの御意見を順次お伺いすることにいたしますが、ちよつと証人の方々に申上げますが、証言をなされる前に、参議院規則の第百八十五條により一応御宣誓をお願いいたしたいと思います。     宣誓書   良心に従つて真実を述べ、何事もかくさず、又、何事もつけ加えないことを誓います。         証人 荒井誠一郎         証人 ……

第8回国会 労働委員会 第4号(1950/07/27、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) これより委員会を開きます。本日は前回に引続きまして、失業保険法の一部を改正する法律案に対する一般的な質疑を行なつた後、本改正案の逐次審議に移りたいと思います。御質疑のおありになります方どうぞお述べを願います。
【次の発言】 ちよつと皆様にお諮りいたしたいのでございますが、実は今日大橋法務総裁に対する緊急質問の御要求が出ておりますので、幸い只今大橋法務総裁及び高橋検務局長が見えておりますので、先に緊急質問に入りたいと存じますが、御異議ございませんでしようか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。
【次の発言】 この問題に関して御質問ありませんですか。  それでは御質問……

第8回国会 労働委員会 閉会後第4号(1950/10/21、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) では只今から開会いたしますが、公労法改正に関連いたしまして、それに資するために各専門家の方々の御意見を拝聴することにいたしましたので、先生方お忙しいところおいで頂きまして有難うございました。それでは先ず早稲田大学教授の戒能通孝先生にお願いいたします。  では各証人の方々に申上げますが、証書をなされる前に、参議院規則第百八十五條によりまして宣誓をして頂かなくてはなりませんので、お手許にお配りした宣誓書の御朗読をお願いいたします。    宣誓書  良心に従つて真実を述べ、何事もかくさず、又、何事もつけ加えないことを誓います。    証     人 藤林 敬三    証   ……

第8回国会 労働委員会 第5号(1950/07/28、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) これより労働委員会を開きます。   先ず衆議院より去る二十七日送付された失業保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。本改正案に関する一般的質疑は一応済んでおりますので、続いて逐条審議に移りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、只今から逐条審議に入ります。それでは職業安定局長斎藤政府委員から一応御説明をお願いいたします。
【次の発言】 只今の説明について何か御質疑がおありの方はどうぞお述べ下さいませ‥‥。別に御質疑がないようでございますから質疑は終局いたしたものと認め、これより‥‥。

第9回国会 厚生委員会 第7号(1950/12/09、2期、日本社会党)

○委員外議員(赤松常子君) 私ちよつと先ずお聞きいたしたいことがございますが、健康保險法の一部改正、特に料率の引上げなどに関しまして、最も影響の深いのは労働者階級なのでございますが、かける側の者の意見をも徴するような処置、例えば公聴会をお開き頂いたのでございましようか。ちよつとその点をお確かめいたして置きたいと思います。
【次の発言】 この船員保險法の改正につきましては、そういう公聴会などの処置をおとりになつたと聞いておりますし、両者の意見もよく愼重に御調査なさいました上で御決定と伺つておりますが、それよりももつと多くの人数を持つております、又関係筋のほうの人数も多い健康保險法の料率の額などに……

第9回国会 労働委員会 第1号(1950/11/21、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) では只今から労働委員会を開きます。先ず公共企業体労働関係法の改正に関する調査並びに経済安定計画の進展に伴う労働問題に関する調査の取扱いにつきまして、お諮りいたしたいと存じます。参議院規則第五十五條によりまして、委員会が閉会中その審議又は調査を終らなかつた事件につきましては、次の会期の初めにその旨の報告書を議長に提出しなければならない旨定められておりますので、以上二件の調査の未了報告をいたしたいと思います。そのあとで第九国会における本委員会の運営に関しまして、皆さんの御意見を伺いたいと思います。それでは閉会中における本調査の経過概要を專門員から報告をして頂きます。

第9回国会 労働委員会 第2号(1950/11/27、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) 只今より労働委員会を開会いたします。  公労法改正案を如何に取扱うかということを皆様に御相談いたしたいのでございますが、この前皆様がたに御研究願うつもりで案をお渡しいたしましたが、それに附け加えて追加の案が出ておりまし、いろいろと字句の表現上不備な点もあるように考えておりますので、もつと完璧にいたしたいと考えて、もう一度皆様にこの改正案の取扱についての御相談をいたしておるわけでございます。
【次の発言】 小委員会は先ほどもおつしやつたように一応使命を終つて解散いたしておりますので。
【次の発言】 改めて申上げます。この間お手許に配付いたしました改正案に、今日の追加された……

第9回国会 労働委員会 第3号(1950/12/01、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) 大変お待たせいたしました。只今より労働委員会を開会いたしますが、先ず最初に專門員補充の件についてお諮りいたします。臨時国会が開かれ引續いて通常国会も間近に迫り、忙しくなつて参りましたので、至急欠員中の專門員を補充をいたしたいと思いまして、理事のかたがたと相談いたして参つたのでございますが、先日の委員長理事打合会におきまして、次のかたを推薦いたすことに決定いたしましたので御賛同をお願いいたしたいと存じます。そこで推薦いたしますかたは高戸義太郎氏と申しまして、履歴は長野県松本市出身のかたで、松本高等学校卒業後、東京大学社会学科を卒業され、その後、鈴木文治氏経営の内外社会問題……

第9回国会 労働委員会 第4号(1950/12/05、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) では只今から労働委員会を開催いたします。速記を止めて。    午後二時一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。この前の委員会から持越しになつておりました公労法改正案に対しまする皆様の御意見を、もう会期も切迫いたしておりますので、如何ように計るをいうことに対する皆様のいろいろな御意見を伺いまして、明後日の委員会にこの公労法改正に関する経過及びその取扱の内容を全部付し。そして小委員会を設けて得ましたこの結論も附しました報告書を作成いたしますことに大体皆様の御意見が一致いたしたと存じますが、さよう取計らつてよろしうございましようか。

第9回国会 労働委員会 第5号(1950/12/07、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) では只今から労働委員会を開会いたします。  本日は先ず前回に引續きまして、公共企業体労働関係法の改正に関する調査より始めたいと思いますが、先日の委員会におきましては、本調査に関する報告書提出の件が論議されまして、その結果一応草案を作成し、それに基いて御審議願うことにきまつたのでございます。公共企業体労働関係法の改正に関する調査の報告書の草案は、すでに本日午前中各会派のお手許まで配付してございますので、これについて御意見を伺いたいと思いますが、若干ミスプリントもございますので全部朗読しましようか、それとも訂正個所だけでも申上げることにいたしましようか。

第10回国会 厚生委員会 第6号(1951/02/15、2期、日本社会党)

○委員外議員(赤松常子君) 私厚生委員じやありませんが、質問をしてよろしうございますか。
【次の発言】 私は警視庁のかたにお尋ねしたいのでありますけれども、お取扱いになりました事件の中で家庭の経済状況はどういうところの人が多いのか、それが一つと、それからこういう注射などを打つというその動機は大人から教わつたものであろうか、同じ仲間から教わつたものであろうかということが一つ。それからお取扱いになつた件数のうちで、先ほどから藤原委員もおつしやつておるように、特需関係の中小企業あたりで生産を上げるために、特にそれを注射して働かせたというような事例がおありでございましたでしようか、如何でしようか。この……

第10回国会 労働委員会 第1号(1950/12/15、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) 只今から労働委員会を開会いたします。  先ず厚生委員会との連合委員会の件についてお諮りいたします。去る十二日厚生委員会におきまして健康保険法の一部を改正する法律案に関し本委員会と連合して審査を行う旨決定されたのでありますが、この法律案は保険料率の引上など重要な事項が含まれており、労働問題とも非常に関連が深いのでありまして、連合委員会を開くのがよいと思うのでありますが、如何いたしましようか……、皆様如何でございましようか。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さいませ。
【次の発言】 速記を始めて下さい。それでは厚生委員会と連合委員会を開くことについて御異議ないものと認め……

第10回国会 労働委員会 第2号(1950/12/16、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) これより労働委員会を開会いたします。  本日は調査承認要求書提出に関する件につきましてお諮り申上げたいと思います。事案は二件ございまして、公共企業体労働関係法の改正に関する調査と、労働行政の実情に関する調査とであります。では最初に承認要求書の内容を調査員から朗読いたします。
【次の発言】 只今朗読いたしました要求書二件は、前国会において調査した事案とその趣旨を同じくするものでありますが、多少内容に違う点もありますのでその点に関し申上げます。  公労法の改正に関する調は従来公労法第十六条、第三十五条に関してのみ調査して参つたのでありますが、今回の調査は前国会における委員会……

第10回国会 労働委員会 第4号(1951/02/08、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) 大変お待たせいたしました。只今から労働委員会を開会いたします。前回の労働委員会におきましては今後の委員会の運営に関し御協議をお願いいたしまして、その方針をきめて頂いたのでございまして、その際の計画につきましては予定表を各委員のかたがたに配付いたしてございます。それをどうぞ御覧下さいませ。念のために申上げて置きますが、この予定表は一応のプランでございまして、法案の付託その他事情によつては別の期日に委員会を開会いたすこともございますし、議題もこれに記載されておるものに限つておりませんから、特に御要望があれば前以て御連絡願いたいと存じます。何か予定表について皆様の御意見があれ……

第10回国会 労働委員会 第5号(1951/02/19、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) それでは只今から労働委員会を開会いたします。  前回の委員会におきましては、二十六年度の労働省所管の予算に関し、労働大臣の説明を求め、これについて各委員から質疑があつたのでございますが、各局に亘る詳細の説明は、時間の関係上延期いたし、別に取計らうことになつておつたのでございます。労働省関係の予算で特に重要性を持つておりますのは、職業安定局並びに労働基準局の予算でありまして、只今申上げました予算説明の取扱につきましてはの安定行政並びに基準行政を議題とする次回以後の委員会におきまして取上げるのが運営上便宜ではないかと思います。さよういたしますことに御了承願いたいと存じます。……

第10回国会 労働委員会 第6号(1951/02/22、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) 只今より労働委員会を開会いたします。  最初に本日の日程に関し皆様にお諮りいたします。炭鉱ストの問題につきましては、すでにしばしば政府委員より経過の説明を聴取して参り、一応政府に対する質疑は打切つておつたのでございますが、この際炭鉱労務者の賃金その他の労働條件に関する実情を調査して置きますことは、将来のこの種の企業の労働関係を考える上に貴重なる資料となるのではないかと思います。この点につきましては、すでに理事のかたがたに御相談申上げ、御承認も頂いてあるのでございますが、更に皆様の御賛成を得まして、本日並びに明日労使双方の参考人を別々にお呼びいたしまして、御意見を承わりた……

第10回国会 労働委員会 第7号(1951/02/23、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) 大変お待たせいたしました。只今から労働委員会を開会いたします。  本日は昨日に引続き、炭鉱労務者の賃金、その他の労働條件に関し経営者側のかたがたより参考意見を伺いたいと存じます。参考人の人選につきましては、昨日の委員会におきまして委員長に御一任願つておりますので、それに基きまして次のかたがたに願うことにいたしましたから、何卒御了承下さいませ。本日おいで下さいましたかたがたは、日本石炭鉱業連盟專務理事早川勝氏、三井鉱山株式会社労働部長山本淺吾氏、北海道炭鉱汽船株式会社労働部長深谷二郎氏、以上のかたがたでございます。なお公報には三菱鉱業株式会社大槻文平氏がおいで下さることに……

第10回国会 労働委員会 第8号(1951/03/01、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) それでは開会いたします。  本日は労働行政の実情に関する調査として、かねてから労働基準局関係の問題を取上げることになつておつたりでございますが、すでに公報によつて御承知のように昨二十八日労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案(閣法第五十二号)が参議院に予備審査のために送付せられ本委員会に付託となりましたので、先ずこの法案の取扱に関し皆さまにお諮りいたしたいと存じます。法案の審議方法については、いろいろ御意見もあろうことと思いますが、参考までに私の考えを申上げますと、労災保険法の一部改正案の審議に関連のあります議員派遣などの都合を考慮し、本日は労働大臣並びに政府委員よ……

第10回国会 労働委員会 第9号(1951/03/13、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) 大変お待たせいたしました。只今より労働委員会を開会いたしますが、本日は労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案より審議を進めたいと思います。前回は法案の審議に関連のある実情調査等の都合もありまして、労働大臣から提案理由の説明だけを伺つてあつたのでありますが、派遣議員のかたがたも皆お帰りになりましたので、更に審議を続行いたしたい、かように考えているわけであります。そこで審議の順序でございますが、本日は先ず政府委員より法案の内容並びに提案に至るまでの経過、審議会や経営者等におきまして問題となりました論点等に関しまして、一応御説明を願うこととし、そのあとで質疑に移ることとい……

第10回国会 労働委員会 第10号(1951/03/15、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) 只今から労働委員会を開会いたします。ちよつと速記をとめて下さい。    午後二時四十四分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 お答え願えますか。
【次の発言】 それでは如何でございましようか。ちよつと陳情の第五十八号、先ほど朗読いたします場合にちよつと落しましたので、内容は余り違いませんが、ちよつと朗読を附加えていたしたいと思つております。一覧表の十一番目でございます。   陳情文書表第五八号   労務用物資対策に関する陳情   陳情者 群馬県労務用物資協議会       橋本一太郎  要旨  諸統制の逐次撤廃に伴い労務者用生活必需品も主食を除き逐……

第10回国会 労働委員会 第11号(1951/03/22、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) 大変お待たせいたしました。これより労働委員会を開会いたします。  先ず労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案を議題といたしますが、本法案は去る十七日、衆議院より参議院に送付せられ、即日本委員会に付託せられております。法案に対する質疑に関しましては、すでに前回を以ちまして一応終局いたしたような形にはなつておりますが、なお御質疑があるかたは、政府委員も出席されておりますので、御発言をお願いいたします。別に御発言ございませんか。それではこれにて質疑は終局いたしたものといたし、討論に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。

第10回国会 労働委員会 第12号(1951/05/18、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) 只今から労働委員会を開きます。  先般地方公営企業関係の労働事情を調査のため大阪府下へ視察に参りました片岡委員及び私ども一行を代表いたしまして、その視察報告を片岡委員にお願いいたします。
【次の発言】 一寸速記をやめて下さい。    午後二時速記中止
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。本日はこれにて散会いたします。    午後三時二十八分散会  出席者は左の通り。    委員長     赤松 常子君    理事            一松 政二君            原  虎一君            波多野林一君    委員            中村 正雄……

第10回国会 労働委員会 第13号(1951/05/24、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) 大変お待たせいたしましたが、只今から労働委員会を開会いたします。  本日は労働行政の実情に関する調査といたしまして労働関係法規改廃の問題について関係当局の御意見なり、御説明をお願いいたしたいと存じます。  終戦後労組法、労調法、労働基準法等、労働関係の諸立法が相次いで制定実施されまして、労使双方の立場から種々なる問題もありましたが、ともかくも立遅れた労働運動の興隆、劣悪な労働条件の改善等に多大な貢献をいたし、又日本の民主的再建に絶大な寄与をいたしたのでございます。すでにこれらの労働関係法規が施行されてから相当の期間が経過いたしまして、その間社会情勢は急激に変化し、最近は……

第10回国会 労働委員会 第14号(1951/05/25、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) 只今から労働委員会を開きます。本日は速記が不足のため、前半は他の委員会に速記をお譲りすることにしてありますので、先ず調査承認要求に関する件を議題としまして、後刻関係大臣等がお見えになつてから又速記をつけて頂くことにしたいと思います。それでは速記を外して下さい。    午前十一時二分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 只今周東安本長官も間もなく見えるそうでありますから……。
【次の発言】 ではこの請願については安本長官も間もなく御出席のようでございますから、その御意見を伺つて採否を決定することにいたしまして、次にこの前の労働委員会で保留になつておりました……

第11回国会 労働委員会 閉会後第1号(1951/08/20、2期、日本社会党)

○赤松常子君 時間がありませんから簡単に大臣にお尋ねしたいのですが、それは前の婦人少年局長でございました山川さんの辞任をめぐりまして、いろいろ不明朗なことが聞かされているのでございます。私今その山川さんの適格不適格を論じようと思つておりませんけれども、いやしくも局長のポストにおありになりますかたの辞任に関しまして、承わるような、その猶予期間のぎりぎりの日まで放つておいてそうしてそのぎりぎりの日にやめてもらいたいというようなお取扱をなさつたということを聞いているのでございますが、いろいろと労働三法の問題も取上げられております今日この頃、山川さんの辞任に対しましてもそういう暗い影、山川さんがこの労……

第11回国会 労働委員会 閉会後第2号(1951/09/25、2期、日本社会党)

○赤松常子君 吾孫子さんにお尋ねいたしますが、先ほど御説明の中に千円ずつ七月か八月に渡しましたというのは、それはどういう性質の金ですか。それはそのときだけなんでございますか、それともずつとのものでございますか。
【次の発言】 その二月だけでございますか。

第11回国会 労働委員会 閉会後第3号(1951/09/26、2期、日本社会党)

○赤松常子君 私初め参りませんので、ちよつと聞き落したかも知れませんけれども、政令諮問委員会、特に中山先生が御担当なさいました委員会の構成はどういう構成でお話をお進めになりましたんでございますか。
【次の発言】 例えばいろいろな労働者側とか、或いは経営者側とか、どういう分野から委員をお選びになつたのですか。
【次の発言】 それは存じ上げておりますけれども、こういう労働関係の問題についてはどういう方の御意見を中心に……。
【次の発言】 それから先ほど私ちよつと伺いましたのでありますが、政令諮問委員会でいろいろ御意見が出ました側のお話は聞いたのでございますけれども、労働者側の御意見を諮問委員会とし……

第11回国会 労働委員会 閉会後第4号(1951/09/27、2期、日本社会党)

○赤松常子君 最後に一つお尋ねしたいのですけれども、いろいろ運賃の値上げが計画されておるようでございますが、いつ頃からどの程度に上がるのか。その準備をどの程度になされておりましようか。お伺いいたします。
【次の発言】 ちよつとその前に行政管理庁の当局は何時頃にここへ見えるのでしようか。
【次の発言】 そのかたに参考人の意見を聞いて頂きたいと思いますのでちよつと御出席を待つて頂きたいと思います。それから早く催促して頂きたいと思います。
【次の発言】 昨日中山先生から伺いましたことでございますが、今度政令諮問委員会の答申の中における労働三法に関するいろいろな審議をなさつて、それをおまとめになつたそ……

第11回国会 労働委員会 閉会後第5号(1951/10/08、2期、日本社会党)

○赤松常子君 只今の御説明で、この前も伺いましたことで、政府のお考えは大体わかつたのでございますが、国民経済なり国民生活を破壊に陷れるというようなそういう認定、或いは個々の場合におけるそういう法の発動なりをきめますということが、非常に重大な一線だと思うのでございますが、只今伺うところによりますると、特別の機関を設けるという御意思のようですが、少しそれの御構想を詳しくお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 只今禁止命令は裁判所によつてというお話でございますけれども、今の裁判所でそういう専門的な罷業などに関する公正なる裁判ができるかどうか。家庭問題については家事裁判所がございますように、特にこ……

第12回国会 労働委員会 第1号(1951/10/26、2期、日本社会党)

○赤松常子君 この間私の関係いたしております組合の者が申しておりましたのですが、電力不足によつて休業いたしました場合の賃金補償に関して、これは天災であるからというような解釈のできるような意味の御通牒が労働省から出ていて、賃金補償が如何ようにも解釈できるような、或いは又経営者側では賃金補償をする必要がないというふうに解釈いたしまして、今まで規定による六〇%の賃金補償を得ております所もそれを打切るような所も出ておるのであります。これに関しまして、一応労働省にお尋ねしたようでございます。それに対しての御回答も頂いておりますのですが、まだ徹底いたしておりませんようでありますので、その辺の事情を詳しくお……

第12回国会 労働委員会 第2号(1951/11/02、2期、日本社会党)

○赤松常子君 七月十五日より一週間にわたつて、滋賀県、福井県の労働事情を調査して参りましたので、其の経過を簡単に御報告いたします。  議員派遣の調査目的は他の二班と同様、労働関係法規改廃問題と労働行政の実情に関するものでありますが、本班は、特に近江絹糸株式会社彦根工場に関する労働問題について調査いたして参りました。  調査の方法といたしましては、工場事業場の視察、労使懇談会、県庁・地方労働基準局よりの事情説明等、それぞれの目的に適応した方法をもちまして調査して参つたのでありますが、所期の目的を十分に果し得ましたことは、ひとえに調査にあたつて便宜や御援助を与えて下さつた関係各位の御協力のおかげで……

第12回国会 労働委員会 第4号(1951/11/16、2期、日本社会党第三控室(右))

○赤松常子君 資材費の補助のこのパーセントでございますけれども、実はこの間私西多摩郡の檜原村に行きまして、そこで東京都も表彰されました失対事業の実情をちよつと見せて頂いたのでございます。御承知のように山の田舎で川の護岸工事をしておいでになる。ところがこの資材費が足りないから要求いたしますと、資材をいろいろ使つてすると事業が早く解決し過ぎるから、そうするとそこに職をもらつた人が失業を又するから、できるだけまあ原始的な労力でやつていると、こういうわけなんです。大きな岩を退けるのにいろいろやぐらを立てたりしてやれば早くその岩が片付くのだけれども、そうするとそこの仕事が早く片付き過ぎるからというので、……

第13回国会 厚生委員会 第27号(1952/06/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(赤松常子君) 委員外でございますけれども質問をお許し願えますか。
【次の発言】 それに関連いたしまして局長にお尋ねいたすのでございますけれども、私ども今度参りまして深く痛感いたしましたことは、法の盲点をうまくすり抜けてやつているということなんでございます。それでいろいろこれに関係がございますことも御承知のようでございますけれども、なかなかうまく死角をついて、その総合されたものがこの大須賀町に吹き出ているという姿なんでございますが、今あなたのおつしやるただこの文字上の法律面だけでこれをお取扱う以外にはないというお答えでございまして、現実にこれは広島の一つの問題でございますけれども、……

第13回国会 厚生委員会 第30号(1952/06/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(赤松常子君) ちよつと村上さんにお聞きしたいのでございますけれども、この間広島のほうに私ども参りまして、皆さん方にいろいろ御意見を聞く会に出席いたしましたときに、或る婦人代表からおつしやいました言葉の中に、箱根会談があつて、業者の会合を箱根で開きまして、いろいろ将来全国的に業者のかたが連繋をとつて、こういう集団公娼街というものを殖やして行こう、そうしてその第一の試みとして広島に一つやつて見ようというふうなお話があつたということをおつしやつたのですが、この箱根の会談というものがあつたのですか。
【次の発言】 たしか未亡人の会長さんであつたと存じますが、そういう発言をなさつたのでござ……

第13回国会 厚生委員会 第32号(1952/07/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私は少し遅れて参りましたので、もう御質疑が済んだことかと存じますので、そうであつたらお許し願うといたしまして、ちよつとお尋ねしたいのでございます。   私は先ほどから赤十字当局者のお話の中に、非常に財政的に苦しいお話が出まして、実は意外に思つた次第でございます。と申しますのは、非常に赤十字は古い歴史がございますし、昔から特別社員であるとか或いは普通社員の門標が村々町々に参りましても、大抵の資産家の家にはかかつている姿を見たものでございますし、非常に私はそういう面は充実してやつていらつしやるのだと思つたのでございます。毎年全国大会は盛大に行なつていらつしやいますし、皇后陛下も御臨席……

第13回国会 厚生委員会 第35号(1952/07/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私、この際公衆衛生局長が見えておりますから、ちよつとお尋ねしたいのでございますが、これは広島のことについてちよつと一点お伺いしたいのでございますが、私が参りましたときよりも大分時期が過ぎておりますし、業者の態度なり、市の態度なり、あなたお会いになつて、どういうふうに変化を示しておりましたか。簡単にお答え願いたいと思います。  それからもう一つは、これはお願いでございますけれども、最近百駐留軍が農村へ移住いたしております。所によつては、いろいろの売淫問題のまあ事実が非常に殖えて、田舎の地方に参りますたびに私ども聞くのでございます。殊に埼玉県あたり、朝霞を中心といたしまして、数十区に……

第13回国会 内閣委員会 第3号(1952/02/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

第13回国会 内閣委員会 第5号(1952/02/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 こういう皇族の方の税金関係というものは、どうなつているのでございましようか。私どうもよくわからないのでございますが。例えばこういう一時金をお貰いになる場合はそうでないといたしましても、まああの御自分で農地を開墾しておいでになるとか、秩父の宮家、御自分で生業を営んでおいでになる場合、どういうやはり税金をお納めになつてらつしやるのでございましようか。
【次の発言】 あの親王と内親王のお貰いになる額がですね、同一でない場合がございましたですね。ちよつとこの間拜見いたしまして、今あの一時額をお貰いになる場合、内親王は親王の半額のように決定いたしておりますがどういうわけでしようか。もう内親……

第13回国会 内閣委員会 第13号(1952/04/02、2期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつとお尋ねいたしますが、栃木県に今度宇都宮少年院が設置されるわけですが、先だつて私栃木の女子刑務所を拜見いたしましたときに、成人の人と、それから児童とが一緒になつておりまして、非常に運営上困ると言つておられたのですが、そういうところの子供が新設のここへ連れられて行くのでございましようか。新設されて、どういうところの子供が今取りあえず收容されるわけですか。
【次の発言】 その問題は解決されるわけでございますか。
【次の発言】 新らしく女子学園や少年院が新設されましたことは誠に喜ばしいことでございますけれども、まあこういう施設が十分今までございませんでした現状から見ると嬉しいわけ……

第13回国会 内閣委員会 第20号(1952/05/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつとお尋ねいたしますが、ここに統計事務、それから統計活動が各省にもそれぞれあるようでございますようでして、直接私聞いたことなんですが、労働省で労働統計調査部というのがございまして、それが今度縮小されることになるのでございますが、各省にございますそういう機関というものが縮小される傾向にあるというようなそういう問題とこれとはどういう関連性がございますのでしようか。いよいよこういう統計を重重視して行く、正確化して行くということがこの法の狙いだと思うのでございますが、そういう各省にございますそのことが非常に軽視されるという関係にだんだんなつておりますが、それとの関係はどうなるのですか……

第13回国会 内閣委員会 第33号(1952/05/30、2期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 さつき統計の重要性をおつしやいまして、大変力強く思つたのでありますが、それに関連いたしまして一、二御質問申上げたいのでありますが、統計調査監の身分関係はどういうふうにお考えになつていらつしやるのでしようか、又法制上の立場と申しましようか、そういうふうなもの、それから予算関係をどういうふうにお考えでございましようか。
【次の発言】 その人事権はどういうふうにお考えでいらつしやいますか。
【次の発言】 それで公平妥当な調査が行えるようにしたいというお気持だと思いますけれども、それは完全に期せられるようなお見通しでございましようか。歪められない統計を出して行くということでございましよう……

第13回国会 内閣委員会 第34号(1952/05/31、2期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 只今楠見委員が御質問なさいましたことの御返事がちよつと聞きたいのでありますが、呉調達局の仕事の見通しでございますね。さつきおつしやつたように、朝鮮戦乱との関連性もございまして、仕事が殖えるとお思いになるのか、或いは残務整理の性格だとお考えになつていらつしやいますか。その点はどうですか。

第13回国会 内閣委員会 第41号(1952/06/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつとお尋ねいたしますが、今度は鉱山保安監督部ということになつておるのでございますが、従来鉱山保安局であつたのでございますが、末端の鉱山或いは石炭山に行つてみますと、非常に保安問題であるとか、労働衛生の問題であるとか、末端の労働省の管轄と非常に繩張り争いがございまして、摩擦があつたり、両方が睨み合つてうまく行つておりませんで、結局働く人が非常にその被害をこうむつている実情があるのでございますが、そういうことをますます充実して行くべきだと思うのでありますが、どうして部になつたのでございましようか。
【次の発言】 労働省ではまだ労働基準監督局というものがございまして非常にそういう面……

第13回国会 内閣委員会 第42号(1952/06/14、2期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 簡單にちよつとお尋ねしたいのでありますが、只今の政府の御説明を聞いておりますと、直接調達になると大変日本に利益だからというような楽観的な意見でございますが、私ちよつと心配なことがあるのでございます。それより前に先ずお尋ねしたいのでございますけれども、間接調達自体には、業者と発注先との交渉なり、或いは価格の決定なりにどの程度調達庁は関考なされていたのございましようか。
【次の発言】 実は私心配な点と申しますのは、一昨年私アメリカに参りまして、ワシントンに参つたのでございます。そういたしますと、日本に進駐しておられた人々が相当数帰つておられました。ところがその人々は、相当日本に進駐し……

第13回国会 労働委員会 第1号(1951/12/14、2期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつと労政局長にお尋ねいたします。先ほど問題点になつているのが九つあるとおつしやつたのでありますが、最初は何でございますか。一番最初の問題点は……
【次の発言】 わかりました。その次に八番目はなんでございましようか。

第13回国会 労働委員会 第2号(1952/02/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(赤松常子君) ちよつと一点だけ極く簡単に。私も蕨綿業工場に起きました悪質な労基法違反事件について御質問申したいのでございますけれども、時間が過ぎましたので私の発言は、次回に保留いたしたいと思つておりますが、ただ一点、時期の問題がございますので御注意申しておきたいと思うのでございます。それは埼玉県の戸田町にございます蕨綿業工場に起きた違反事件でございますが、最近に起きましたのが十二月でございまして、一月九日に浦和の山田監督官が調査に行つておられます。前後三回行つておられますようでした。私が参りましたのは一月の下旬に参つたのでございますが、たまたま違反事件がございましたけれども、この……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 法務委員会 第3号(1953/06/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 最初の増額の中の家庭裁判所の十二億七千百余万円の増額は、主にどういうものでございましようか。事件のための増加でしようか。
【次の発言】 前年度と比較してどのくらい増しておりますのですか。
【次の発言】 その次の二番目の裁判官司法修習生その他とございますが、最近、婦人の採用がだんだん殖えて来ておりますことは、私非常に嬉しいことに思つておりますが、ちよつとこれと関連して、今どのくらい婦人がこういうところに出ておられるか、採用されているか、それをちよつと伺いたいのでございます。
【次の発言】 後に又よくお調べ下さいまして……そして婦人がこういう職場に適しているかどうかということも、若し……

第16回国会 法務委員会 第6号(1953/07/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつとお尋ねいたしますが、この法律の適用を受けるかたが現在どのくらいあるのでございましようか。
【次の発言】 この二頁の初めの新らしく附加える四の項目についてちよつとお尋ねしたいのでございますが、これはいろいろの角度から見て大変いいことであると思うのでありますけれども、これがよく使われればいいのですけれども、又反対にこれが悪用されると問題が起きると思うのでございます。この四の項目をお加えにならなければならないような事例というものが今までございましたのでしようか。……法律案の二頁の四の項目、法務大臣がその推薦した人が不適当と認める場合に、他の候補者を推薦させることができるというふ……

第16回国会 法務委員会 第8号(1953/07/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 最近アメリカからいろいろの飛行機を買入れておるようでございますけれども、この間のもく星号みたいに非常にボロ飛行機を買わされる場合がございますですね。ところがそういうボロ飛行機をこういうふうに抵当にするというふうな場合に、うつかりそんなのに当つたら大変だと思うのですが、そういう場合にこの飛行機の性能とか何とかいうことはどこで証明されますですか。

第16回国会 法務委員会 第10号(1953/07/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私は本案には賛成いたしたいと思つておりますが、折角こういう金融の据置を講ずる便宜が与えられる法律ができて参つたのでございますから、どうぞ民間会社においても民間航空の発達のために考えてもらいたいし、又当局に、これを所管なさいまする当局におきましても、昨日ちよつと拝見しただけではございますけれども、まだ技術の面で国際的水準に達しないからあちらの技師が必要だというようなこと、それからパイロットもまだまだ日本の飛行士が養成されていないから向うの人をやむなく使つている関係から、サラリーの面でも非常に高額を払つているというようなアンバランスがございますようですから、まあ早くそういう点の無駄を……

第16回国会 法務委員会 第12号(1953/07/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私問題が違いますけれども、たしか三、四回前の法務委員会にお願いしておいたことでございますが、最近新らしい職業分野といたしまして、こういう司法関係に婦人のかたがだんだん出て参りました。そのかたがたの御成績や或いは適否というようなものを一応お願いしたいと思つておりましたが、これをお示し下さい。  それからもう一つは、司法試験法の一部改正に関連いたしまして受験料の割合と試験をなさいますときの費用の割合をお示し願えたらということをお願いいたしておきましたが、その資料をどうぞお願いいたします。

第16回国会 法務委員会 第13号(1953/07/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 只今の宮城委員の御質題に関連いたしましてでございますが、保護司に対する国家の手当というものは、一体何を基準に割出しておいでになるのでございましようか。
【次の発言】 ここで再び繰返す必要もございませんが、最近の青少年不良化の増大ということは大きな社会問題にもなりつつあるわけでございます。殊に保護司の方々がそういう刑余の青少年及び底に落込もうとしている青少年の保護にお当りになつていらつしやるかたで、ここにも多く予算を組んで頂いて、そのかたがたの活動を十分に能率化せしめることが、この不良化防止に役立つ大きな要件だと思うのでございますが、私お聞きしたいことは、そういう問題に対しまして、……

第16回国会 法務委員会 第14号(1953/07/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 今度期間が七年から五年に縮められますと、どのくらいのかたがそれに属されますでしようか。
【次の発言】 これが毎年実施されましてもその程度の数字、予想と見てよろしうございましようか。
【次の発言】 殖えるわけですか。
【次の発言】 だんだん植えて参りますわけで、それが大変うまく行けば非常に喜ばしいことであるが、宮城委員もおつしやつたように、これほどの大きな改革が行われて、それを受入れる態勢というものが非常に、先ほどから伺いましたところ貧弱だと感ずるわけでございます。それで私ちよつと素人でよくわからないので伺いますが、今現在全国には保護観察所が幾らで、保護観察官は幾らで、その養成とい……

第16回国会 法務委員会 第16号(1953/07/18、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私大変素人なんでございまして、ちよつとお尋ねしたいのでございますが、多衆共同ということの、その多衆の意味はどういうふうに解釈されるのでございましようか。二人以上も多衆だと思うのですが、どういうふうにここでは解釈されておるのでしようか。
【次の発言】 その多衆共同ということは、犯罪の性格や犯罪の種類によつて、時には多く、時には少なくなるわけでございますね。
【次の発言】 では、それに関係した者は全部除外されることになるのでございますか。そのうちでも主謀者及び巻き添えを食つた者、いろいろ種類があると思うのでございますが、そういうところはどんなことになつておるのでしようか。

第16回国会 法務委員会 第23号(1953/07/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私は法務大臣に一、二ちよつとお尋ねいたしたいのでございます。昨日の予算委員会におきまして同僚議員が売春問題に関しいろいろ質問いたしましたことに対しまして誠に熱意ある御答弁を頂いて心から感謝申上げます。それに関連いたしましてでございますけれども、先般刑法の一部改正に関する質疑をいろいろいたしております間に疑問も出て参りましたし、又心配な点が出て参つたのでございます。それは言うまでもございませんが、執行猶予を七年を五年にいたしますと、相当のかたが保護観察に廻されるわけですが、それを受取る側の保護観察官或いは保護司の網の目というものが誠に荒くて、折角法律ができても、その成果を挙げるとい……

第16回国会 法務委員会 第24号(1953/07/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつとお伺いしますが、百九十八条でございますね、あの供述拒否権を知らせる場合でございますが、これでちよつと私心配なんですが、それは調べる人が直接調べられる人に不利益なことを供述する必要がないと告知するわけですね。警察であれ、検察官であれ、或いは裁判官であれ、そういう場合の空気なり或いはその調べられる人の心理状態までを考えて、これで果してこの目的とするところが達せられるだろうということが心配なんでございますが、例えば原案と修正案がそう変らないと思うのでございますが、結局はその調べられる人の権利が守られればいいのであつて、不利益な誘導訊問にひつかからないようにするということが目的だ……

第16回国会 法務委員会 第26号(1953/07/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつと条文でお伺いしたいのでございますが、私、七年が五年になりましたのですが、この五年というのが適当でございましようか。それはいろいろと御経験の結果だ思うのですが、もう少し短かくして上げるというようなことを考えられないのですか。
【次の発言】 それからこれの現行法と改正条文の対象表の中でお尋ねしたいのでございますが、第二十六条ノ二でございますね。その二項に「保護観察ニ付セラレタル者遵守ス可キ事項」というのがございますが、現在はどういうふうになつておるのでございましようか。私昔のことより知らないのでございますが、これは非常に手続きがやかましかつたり、却つてうるさかつたりというよう……

第16回国会 法務委員会 第27号(1953/07/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私、今度の予算の節約で、今まで一年に五百円であつた保護司に対する謝金だけでもびつくりいたしましたのですが、又それが五十円削られて四百五十円ということになつたという点で、いよいよ私どもはびつくりいたしまして、やり切れない気持です。もつとこれを多くしてあげたいとこそ思つておりますのに……。でございますが、こういう予算の技術的な措置が何とか削らないで済むようなことが、法務省の中でやりくりができないものでございますか。
【次の発言】 本当に私法務大臣を信用申上げないというわけではないのでございますけれども、このくらいのことが何かどこからか捻り出せないかと、再度お願いしてみたい気持なんです……

第16回国会 法務委員会 第29号(1953/08/04、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私は只今宮城委員の述べられた衆議院の修正部分を除いた政府の原案並びに衆議院の修正案並びにこの附帯決議案全部に賛成いたす者でございます。我々の終局の目的は、言うまでもございません、泥棒のいない国、犯罪者のない社会の建設でございます。それに向つて一歩これは前進したと私考えますわけで、非常に喜ばしいことだと思いますが、折角こういうふうに画期的な改正をなさいましても、その実が結ぶか結ばないかということは、ひとえにこの保護観察制度の充実が図られるかどうかということにかかつていると存じます。私は審議の過程におきましてさまざまはつきりいたしましたことの一つは、この保護観察制度の従来のあり方につ……

第17回国会 農林委員会 閉会後第3号(1953/11/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつと私人造米のことで一点お聞きしたいのでございますが、食糧庁長官は人造米の生産を積極的にお進めになるつもりですか、なお又しようがないからという程度でしようか、これが一点。それから現在までの人造米の生産に政府の補助金をお出しになつているのでございましようか、今度予算をお組みになるのが初めてでございましようか、その二つをお伺いしたい。
【次の発言】 斡旋していらつしやる例があるんでございますか、どのくらいそのお世話を焼いていらつしやいますんですか。

第17回国会 法務委員会 閉会後第1号(1953/11/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私最初に與謝野課長にお伺いいたしますが、先ほどいろいろ御説明がございまして、今の十一条の取締はどうしても手ぬるいということを言われましたのですが、特に私どもいろいろな場合につきましてそうだと存じております。こういうことに対しましては、今散娼が街でつかまるのでございますけれども、集娼地区に対しましては絶対に手が届かないという実情でございましようか、その辺をもう少しお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 だんだんよくわかつて参りましたけれども、いつも言われますことは、末端で働くほうの人数が少い、予算が不足しているということでございますが、それのみと解釈し……

第17回国会 法務委員会 第2号(1953/10/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 これ以外のことで……、私栃木の女囚の刑務所に参りましたのですが、引つ張られておりますパンパンさんに会つたのでありますが、引張られて裁判で調べられたそうですが、自分の言い分はまあ言うけれども、弁護士みたいな人がなく、ただ向うの人がこうだろう、ああだろうと言われて自分はそうでないと言うけれども、別に擁護し弁護する人もなくて、向うの言いなりに罪がきまつてしまうというようなことを聞きましたのですけれども、そういう場合は今どうなつておるのでございましようか。それは去年の話です。
【次の発言】 私伺いたいのは、そういう場合に女の立場、それから調べられる人にかかわらず、第三者的な人がその場に立……

第17回国会 法務委員会 閉会後第2号(1953/11/20、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつと伺いたいのでございますが、ベリヤの追放事件と日本共産党との関係、伊藤律氏の追放と関係がございましようか。
【次の発言】 今の共産党の新指導部の構成ですね、それはどういうふうになつておりますか。それと地下に潜行している人々もやはりそこから指令が連絡されているのでございましようか、如何がですか。
【次の発言】 私ちよつとお伺いしたいのでございますが、私よくわからないのでございますが、少し遅く来たからでもございますが、事件がこんなにたくさんたまつた理由は、事件が多かつたからでございましようか。それとも下級審の、何と申しますか不信から起きているのでございましようか。最高裁のこの事……

第17回国会 法務委員会 第5号(1953/11/05、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 これはちよつと別の問題でございますけれども、実は昨日新聞に出たと思うのでございますが、農民組合の凶作対策の示威運動がございました。丁度私もそこに参加したのでございますが、もと大蔵省の傍にベースがございますが、あすこの傍を通りましたときに三階の窓からちよつと汚物、汚水を入れたようなものを投げた事件がございまして、それがデモに参加いたしておりました七、八人の人にかかつたわけです。すぐに麹町署でございますので問題を持ち込み、MPもそこに参りまして、そして一応犯人というのですか、投げた人或いは投げたその窓の確証はしてもらつたのでございますけれども、その問題につきまして、一種の暴行事件でご……

第18回国会 法務委員会 第2号(1953/12/03、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私ちよつとお尋ねしたいのでございますが、先ほど中山委員もおつしやいましたように、とても忙しくオーバーの仕事で疲れていらつしやるのがどうも裁判官の実情のように考えます。それで今度の新らしい改正に当りまして、そういう非常に忙しいところのかたに対して、特に何か改正に温かい考慮が払われているかどうかということを先ずお聞きしたいのでございます。
【次の発言】 この号俸の中で一番人数の多い号俸はどこぐらいのかたでございますか。具体的に……。
【次の発言】 それから最近婦人のかたで、検事及び判事に任用されていらつしやるかたがだんだん殖えておりまして大変嬉しいことだと思いますが、先だつても私名古……

第18回国会 法務委員会 第4号(1953/12/05、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 大変私積極的な御意見伺いまして非常に私希望的でございます。特に審議会の性格につきまして非常に心配な点を私ども感じていたのでございますけれども、はつきりと法務省がイニシアテイプをおとり下さいまして、その審議会の運営をなさるということも伺いまして、非常に私は希望を持つたわけでございます。どうぞ是非通常国会には御提出をお願いいたしたい、併せてお願いを申上げます。
【次の発言】 この前お願いいたしておきましたが、十一月四日に農民組合の凶作対策のデモがございました。丁度デモ隊がファイナンス・ビルにさしかかつたときに、駐留軍から汚物を投げかけた事件がございました。その取扱やその処置がどうなつ……

第18回国会 法務委員会 第6号(1953/12/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 文部大臣にひとことお伺いいたします。只今売春問題がいろいろな角度から社会の輿論に上つております。賛成あり反対あり、さまざまでございますが、それにつけましても私ども婦人議員が中心となりまして、こういう問題を取上げまして、一つの処罪法というものを作り上げようという動きをいたしております。それに相呼応されまして、今藤田局長の御報告のように各省の連絡協議会をお持もちになつておりますが、文部当局として、売春問題に関しこれが起りましてから何か御相談なさつて文部省の態度というものを根本的におきめになつたのでしようか、伺いたいのでございます。

第19回国会 法務委員会 第4号(1954/02/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 一、二ちよつとお伺いいたしますが、昨年来大変問題になつております保護司の方の手当はどこに入つておりますのですか。どのくらい増額なさつたのでございましようか。伺いたいと存じます。
【次の発言】 今実費弁償とおつしやつておりますが、昨年来ここでいろいろ話題になりましたときには、一年手当金としてという説明であつて五百円くらいのことをおつしやつておりましたのですが、いつ実費弁償になつたのでしようか。
【次の発言】 この三千幾ら増額になつたことはややいいと思いますけれども、これは実際の場合と比較いたしましてまだまだこれだけでは本当に足りないと思うのでございまして、大変不満足なのでございます……

第19回国会 労働委員会 閉会後第1号(1954/07/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 近江絹糸の問題は、私は労働大臣が御出席になつて頂きたいと存じます。
【次の発言】 特に今度労使の斡旋をして頂いておるような関係もございますので、是非大臣の御出席を願いたいと思います。
【次の発言】 私労働大臣に簡単にお伺いいたしたいのでございますが、今しばしばおつしやいますように、今度の問題は労働争議以前の問題でございますし、人権闘争と言われておるくらい誠にささやかな可憐な要求を出して争議が起つた次第でございます。こういう問題が中小企業にございます場合にはいろんな事情がございますから許す点もございますけれども、近江絹糸は御承知のように一流中の一流の紡織会社にのし上つている会社の職……

第19回国会 労働委員会 第3号(1954/02/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(赤松常子君) 簡単にちよつと労働大臣にお聞きしたいのでございますが、私前回に大臣が御説明なさいましたこれを拝見いたしました。この中で労働基準法に関係いたしておりまする諸規則の改正に対する政府の態度をお聞きしたいのでございますが、この中に改正すべきであるという意見が各方面にあると書いてございます。政府は各方面という、この各方面の頭の向け方はどちらに向けておりますか
【次の発言】 私はそういう御返事に対しましても決して納得いたしません。その事実は、すでに示されております、諸規則の改正要綱が出ております。これは中央審議会にかけられる問題でございますから、そこで論議されるわけでございます……

第19回国会 労働委員会 第4号(1954/02/11、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 大変この問題は重要でございまするし、もう二、三年来懸案の問題でございますので、やつとここまで漕ぎ付けた次第でございますが、できればこの国会中に何とかの目鼻を付けるという一応の期日の目標をそこに置いて審議を進めて頂きたいと思います。

第19回国会 労働委員会 第5号(1954/02/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私は労働大臣の先ほどからの御態度についてちよつと疑問を持つのですが、というのは、先ほどから労働大臣は今起きております争議の実態をまだ知らない、把握していないとおつしやつておるのでございます。そういう段階において先ほどからの労働大臣の御発言は、この渦中にある労使双方のいずれの側に利益するかということを考えますと、非常に私は今重大だと思うのであります。それで先ほどから大臣は争議に介入はしないとおつしやつております。又これは単なる法規解釈だとおつしやつております。けれどもその意図はそうあろうと、結果的に見まして、結論的には、大臣がこういう段階において発言をなさつたことがどちらに大きな影……

第19回国会 労働委員会 閉会後第5号(1954/09/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 簡単に伺いますが、難航を極めております近江絹糸の争議に対して大臣初め労働当局の方々がその対策のために大変御努力を頂いておりますことは深く感謝いたします。二度あることは三度あるということは今度は御免こうむりたいと思いまして、二度の心配をいたしましたのですが、今度はどうにか解決に持つて行きたいと私どもは考えておる次第でございます。  そこでこれと別に労働基準法違反の摘発を随分各労働基準監督署では監督してなすつたようでございますが、その後の経過、それから措置の進行状態を簡単にお聞きしたいのと、それから夏川社長を喚問なさつたようでございますが、召喚の結果はどういうふうに答えられたか、その……

第19回国会 労働委員会 第6号(1954/02/18、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 江下局長にちよつと……。先だつて私調査をお願いしておりました田園調布看護婦、派出婦労働組合の労務供給事業許可申請の問題でございますが、御報告願うように申上げておきましたが、どういうふうになつておりますでしようか。
【次の発言】 明確なお答えを頂いたんでございますけれども、その間いろいろと私のほうも申上げたい点もあるのでございますが、どうぞそういう場合に書類を成るだけ机の上におとどめおきにならないで、是は是、非は非としてはつきり問題点を明らかにして、今後そういう場合の指導を本当に公明にして頂きたいと附加えてちよつと要望して申上げておきます。それでは二、三日うちに許可は下りるのでござ……

第19回国会 労働委員会 閉会後第6号(1954/09/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 退職金制度がございますとおつしやいましたが、その割合はどれくらいになりますか。それと八前とはそう開きがあるんでございますか、どうでございますか。
【次の発言】 今御説明を伺いましたのですが、それの適用者の数が問題になると思うのでございますが、トータルはどうなるのでございますか。
【次の発言】 ちよつと一、二私お尋ねしたいのでございますが、今これについて御説明頂いたのでございますけれども、大変いい政策がたくさん列べてございますけれども、これは一応何年か続けてなされるおつもりなんでしようか。
【次の発言】 今の御説明でわかつたのでございますけれども、これにはやはり序列が必要だと思うの……

第19回国会 労働委員会 第7号(1954/02/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(赤松常子君) 今日はこのあとけい肺法案に対する重要な参考人の御意見を伺うことになつておりますので、私の質問は端折りまして極く簡単に申上げたいと存じます。  中西労政局長にお尋ねいたしたいのでございますが、今まで安井政務次官がおいでになつて、安井政務次官にもお聞きしたいと思つていたのでございますが、御退座なさつて残念ですが、私今日近江絹糸の不当労働行為について労働委員会で問題にいたしますことを非常に悲しむものでございます。と申しますのは、もう数々の不当労働行為、労働基準法違反があちこちの近江絹関係の工合に挙げられておりますことは枚挙に遑のないくらいでございます。これに対しまして、昨……

第19回国会 労働委員会 第11号(1954/03/11、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私は途中から参りまして失礼いたしました。一つ細川さんにお尋ねいたします。伺つておりますと認定期間が非常に長過ぎますが、それはあなたのほうではどういうところに隘路があるとお思いでしようか。
【次の発言】 もう一つ細川さんに伺います。入院患者が五名で、自宅で治療しておいでになる方が二十六名とおつしやいました。これはベット数が足りないのでございましようか、経費の面から自宅でなさるのでございましようか。
【次の発言】 もう一つ三井の佐伯さんにちよつとお尋ねいたします。マスクの使用者の割合を伺いたいのでございますが、一万幾らとおつしやいましたが、それは全労働者はどのくらいなんでございますか……

第19回国会 労働委員会 閉会後第11号(1954/11/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつと簡単な質問でございますが、今の交渉の経堀を伺つておりますと、大変もどかしいような思いをするわけです。というのは、向うでは失業手当の性格だとか、退職金の性格すらわわらない人を相手にいろいろ交渉をしておられるようですが、駐留軍がもう駐留いたしまして十年になろうというのに、向うの軍ではこういう労働問題に専門の人がいないのではしようか、そういう交渉に当る人は一体どういうふうに向うが選出しておるのでしようか。困つておいでになるように思うのですが、その辺の事情をちよつと伺いたいのです。

第19回国会 労働委員会 閉会後第12号(1954/11/17、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 近江絹糸の調停をして頂いていることも存じておりますし、いろいろよく御承知の上での御発言としてさつきのお話を伺つて非常に残念に思うことは、この通牒が出方が遅い、又生ぬるいとおつしやるためのいろいろな例の中に、近江絹糸の問題をお引きになりまして、御飯を食べさせなかつたとか或いは非常に拘束したとかとおつしやつておりました。ところがその前に各一工場で昼食を拒否されまして二千人、三千人の女子工員、男子工員の食糧を絶たれたという事実があるということは御承知だと思います。そういうことがあるからそれに反撥してこちらで少し行き過ぎの点があつて、丁度あなたが本店にいらつしやつて御注意頂いたのでやめた……

第19回国会 労働委員会 第13号(1954/03/18、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私誠に知らないわけでございますが、吾孫子さんの位置はどういう方でいらつしやいますか、現在の……。
【次の発言】 こういう事務の責任者でいらつしやつた方でございますか。
【次の発言】 最後に一つ、ちよつと時間が迫つておりますので……、私先ほど瀬谷さんの御説明を伺いましてちよつと驚いたのでございますが、遵法闘争をなさいまして、その内容が荷物の愛護運動という姿で現われ、そういうことをなさつて荷物を傷付けないように守つておいでになつたということを伺つて、その半面普段は今お話のように荷物の上を歩いて、又天井すれずれに積み上げてあるものですから、従業員が非常に御苦労なすつていらつしやるという……

第19回国会 労働委員会 第14号(1954/03/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 今日は労政局長はおいでにならないのでございましようか。この前私が質問申上げておきましたことに対しまして御回答頂きたいと思うのでありますが……。
【次の発言】 では基準局長にちよつとお尋ねいたします。  最近近江絹糸の各工場における労働基準法の違反は、かずかず枚挙にいとまがないことなのでございますが、岸和田工場におきまして、いわゆるふくろう労働なるものが実施されている。この実情について御承知でいらつしやいましようか。
【次の発言】 ふくろう労働と申しますのは、深夜業専門の労働者なのであつて、夜分だけ働かしている恰好なんですね、それに対しまして交替制というものはして上げなくちやいけな……

第19回国会 労働委員会 第17号(1954/04/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 毎度近江絹糸のことを取上げることは本当に私は悲しく思うのでございますが、今かずかず基準法違反の実例を挙げられたのに見ましてもわかるように、近江絹糸の各工場でも次々とこういう違反事件が挙げられたという実情なんでございますが、これらは監督なさつていらつしやるようでもございますが、その実効が一向に挙らないということになつておるのでございますが、こういうことはどういうふうにすればよろしいのでございましようか。もつと監督行政を厳重にして頂くとか、或いは近江絹糸の労務管理、労務政策というものはもう天下に名立たる封建制であることも言うまでもないことでございますけれども、もつとこの監督行政の百面……

第19回国会 労働委員会 第25号(1954/05/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 さつき船舶局長でございますか、将来の対策をちよつとお話なさいましたが、そのとき懇話会を開いて船舶建造費を下げたり或いはお互いが不当の出血競争をしないようにする、その懇話会の構成はどういう構成なのでございますか、どういう経緯がございますですか。
【次の発言】 一つ安井政務次官にお伺いします。今の問題になつております基幹産業ですら失業者がどんどん殖えておりますし、未払賃金が数億に上るという状態でございます。すでに中小企業は非常に倒産、破産を関西方面でも見ておりますが、デフレ政策がだんだん深刻な様相を呈して来ている。又これからも深刻になると思うのでございます。労働対策の面で非常に労働省……

第19回国会 労働委員会 第26号(1954/05/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつとお尋ねしたいのでございますが、私大変詳しく御報告を伺いまして非常に嬉しく思いましたことは、自由党の政調会も相当これに対して関心を持つておられ、持永委員のあれほどの御発言を伺つたということは私は非常に希望的に考えられた次第でございます。それで又持永委員の御発言のあと、それは政調会としては正式な決定でないということでございますが、その点はどうなつているんでございましようか。正式にまだ持永委員の御発言の内容が政調会としてきまつていないのでございましようか、その後如何なんでございましようか。
【次の発言】 では大体そういうお考えで自由党の政調会もお進みになると承認してよろしゆうご……

第19回国会 労働委員会 第27号(1954/05/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私労働基準局長に二、三お尋ねいたしたいと思うのでございます。  かねて労働基準法の施行規則及び年少労働者の関係法規を改正する手続が行われておりまして、中央労働基準審議会の結論が出ておるわけでございます。私大体の報告がこの労働委員会であつたことは聞いておりますが、あいにく私健康を害しておりまして、欠席して伺うことができなかつたのでございますが、それを繰返して今お尋ねするということは失礼と存じますので……、大体その結論は最終的なものでございましようか。それを政府は今どういう扱いをなさるおつもりなのでございましようか。
【次の発言】 その結論の中で三者の意見の不一致の点がかなりあるよう……

第21回国会 労働委員会 第3号(1955/01/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 昨日の新聞でもそういう問題が出ておりまして、解雇の問題が取り上げられておりながら、最近それがまた引っ込められたという事情の一つに、やはり選挙に際しまして、労働者を刺激してはならないというような意向から、急にそれが変更されたというようなことで、ちょっと不明朗と申しましょろか、そういう政策に利用されているような印象を受けるわけであります。ここ最近の保安に関する解雇問題もさることながら、整理による解雇問題についても事情を少し話してもらいたいと思います。
【次の発言】 ちょっと中西局長に伺いたいのでございますが、事件が発生いたしまして解決いたします期間が、日本の労務者に問題が起きた場合の……

第22回国会 地方行政委員会 第10号(1955/06/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちょっとお尋ねいたしますが、飛び出しナイフというものが作られたのはどういう原因が主なのでしょうか。たとえば軍事的に必要だったとか、何か利便はどういう点であったのでございましょうか。
【次の発言】 そういたしますと、駐留軍や何かにどのくらい買われて、どのくらい外貨の獲得になっているのでございましょうか。
【次の発言】 さっき、関市の代表者がおっしゃいまして、刃渡り五・五センチは許してもらいたいとおっしゃっているんですが、その程度のものは犯罪面から見て有害でしょうか、いかがでしょうか。
【次の発言】 空気銃のことでちょっと伺いたいのでございますけれども、おもちゃの空気銃はどの程度の規……

第22回国会 地方行政委員会 第12号(1955/06/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 警察庁長官にお伺いいたします。二、三年前から売春取締法が非常に要望されておりまして、そういう機運にだんだん動いておることも事実ですし、また目にあまる人権じゅうりんが数々起っておりますことに刺激されまして、最近取締法の制定が非常に要望されております。ところが従来の傾向を見て参りますと、どうも取締り当局が非常に消極的でございます、この売春法の制定に関しまして。その理由はせっかく法律ができても、第一線に働く側といたしまして十分な取締りができないということで、この法律の成立に対して非常に消極的でいらっしゃるのでございます。この前の法務委員会でも警視庁当局の忌憚ない御意見を伺ったときも、そ……

第22回国会 地方行政委員会 第13号(1955/06/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちょっとお尋ねいたします。今度内閣総理大臣は、助言、勧告をすることができると規定されたと伺いましたが、今までそういう例はしばしばございましたのですか、どうでございますか。
【次の発言】 今までにしばしばそういう例はございましたでしょうか。
【次の発言】 事実がございますか。
【次の発言】 それで、今度さらに報告を提出しなければいけないということにお変えになりますのでございまが、どういう利便のためでございましょうか、よく言えば監督をなさるという意味でしょうか、統制をきつくするという意味なのでございましょうか。よりよく勧告、助言をするための報告を提出するという意味に考えられるのでござ……

第22回国会 地方行政委員会 第14号(1955/06/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 この改正によりまして、実際地方財政はどのくらい潤うことになるのでございましょうか。数学的に大体でよろしゅうございますが、二、三の点ちょっと例をおっしゃってみて下さい。
【次の発言】 今度……。
【次の発言】 地方に潤うことになるのですか。
【次の発言】 これは三十年度及び三十一年度における特別措置としてございますが、それはそういう意味なのでしょうか。この年度だけでよろしいのでしょうか。もっと先になると徴収額がふえるというわけで、三十一年度までになっているんでしょうか。
【次の発言】 そうすると、その三十二年度以降そういうことをしなくてもよろしいということはどういうわけなんでござい……

第22回国会 地方行政委員会 第18号(1955/07/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 きょう出ておりますこれの資料について、一、二聞いてみたいと思いますが、五十八ページの奄美群島の復興事業費の内容でございますけれども、私たまたま昨年ちょっと奄美大島を見る機会を持ったのでございまして、この復興事業が大変なことだと思うのでございます。中央政府から相当力を貸してあげないと復興するまでには大変なことだと思うのでございますが、これは三十年度は六億七千万円でございますのですが、十億と聞いておったのでございますが、数字の関係はどうなのでございましょう。
【次の発言】 私たまたまこういうことを聞いたのでございますが、国の補助金が正しく地方の要請にこたえて生きているかどうかというこ……

第22回国会 法務委員会 閉会後第1号(1955/10/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私、簡単に人権擁護局長にお尋ねと要望を申し上げておきたいと思います。このドライ・ミルク事件で、今さまざま被害者及び死亡者がたくさん出ておりなすが、その被害者の親たちが、自分たちのかわいい子供を思いがけなく死なしたというその悲嘆の中に、いろいろとまた今後もこういうことがあってはならないという気持もございまして、被害者の方々が一つ団体をお作りになった次第です。それはまことに私どもは、こういう現象が起きるということが悲しいことなのでございまして、今度の問題は権利とか義務以前の問題だと思うのです。人権を守り人命を尊重するためには、あらゆるものに先立ってやられなくてはならない、こういう考え……

第22回国会 法務委員会 第15号(1955/07/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(赤松常子君) 私委員外でございますが、一つちょっと質問してよろしゅうございますか。
【次の発言】 今あなた様のお話しの中で上告件数の百件に一件あればいい方だとおっしゃったのですが……。
【次の発言】 それを聞きましてしろうとでございますもので、ちょっと驚いたのでございますが、どこに隘路がございますのでしょうか。
【次の発言】 それだけのことでございますか。
【次の発言】 私それを伺いまして、しろうとでございますので、実はちょっと驚いたのでございますが、それで正しい判決というものができるものでございましょうか。
【次の発言】 そこに一つ不備がある。

第22回国会 法務委員会 第16号(1955/07/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 関連して。私は非常に本質的な問題だと思うのでございます。少年院のあり方につきまして、またその補導の仕方についての御苦労はよくお察しいたしおりますが、突然こういう手錠が飛び出たり、逮捕状が出たりする改正が出ますと、私はほんとうに将来の少年院の方向というものに大きな不安とそれから疑惑を持たざるを得ないのでございます。今局長もおっしゃいましたように、いろいろ御困難がございますならば、もっと施設を増設するなり、職員の質をよくするためのいろいろなことをなさったり、また職員を増員したり、そういうもっと別の観点から少年院のあり方を明るく希望的に運営していけるような御構想があってしかるべきだと思……

第22回国会 法務委員会 第17号(1955/07/18、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私、局長にお尋ねしたいのでございますが、前回の委員会で非常に論議になりました問題点でございます。手錠をはめるということをどうして法律に書かなくちゃならないのか。行政措置と申しましょうか、省令で現在行われておるのでよろしいのじゃないかと思うのですが、なぜそういうことを法律に書かなければならないのかという、その根拠を詳しくおっしゃっていただきたいのでございます。私どもしろうとでございますものですから、わざわざ法律に書く必要はないような気もいたしますわけですから、その点、おっしゃっていただきます。
【次の発言】 私、それは人権を守る建前に立つということも、いろんな、場合によりけりでござ……

第22回国会 法務委員会 第18号(1955/07/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私も松尾先生にちょっと伺いたいと思います。さっき先生のお言葉の中に、日本の今の社会状態において、この現実において犯春処罰法を作るということは、木に竹を継いだようなこっけいさが感じられるとおっしゃったが、私どももちろんこの法律を作る前に、農村の貧困に十分なる対策をいたしまして、そうしてそこから流れ出る女子を救う道、これも一応は考えてそうしてそこに一時資金の貸付制度を考えてから考えるべきでございましよう。それからまた保護対策の不備がしきりに言われておりまして、十分国の施設において、そういう更生していきたいという女子に対して技術の補遺をし、生活できる技術を身につけさせるということのそう……

第22回国会 法務委員会 第19号(1955/07/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私はこの宮城委員の提案なさいました修正案に、涙をのんで賛成をいたします。  年端のいかない不幸な子供たち、それはみんな社会国家の愛情の足りないところに、その犠牲者として発生いたしております。そういう子供たちのことを考えまして、いろいろ教育をし直し、国家の責任においてそういう子供たちをよりよく育てていかなければならない少年院に、手錠や何かというものをことさらまた持ち出さなくてはいけないということの責任を深く政府は考えなければならないものだと思います。法務当局の方々にくれぐれもお願いいたしますが、早くこういう手錠などを法律の表面から抹殺できるような、充実した施設、それから職員の増員等……

第22回国会 法務委員会 第20号(1955/07/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちょっと私一、二質問いたしたいと思います。今までは船舶だけに限定されていたのでございますけれども、今度艦艇までも秘密保護法の中に加えるということになりまして、またこれからだんだんと他のいろんな産業などにこれが拡大するということは考えられないのでございましょうか。すでに御質問済みかと思うのですけれども、ちょっと退席いたしておりまして失礼いたしました。これがだんだん他のいろんな技術や産業にどんどん拡げられるということはあるかないか、秘密の分野がどんどん拡げられていくということを不安に思うのでありますが、それを伺います。
【次の発言】 もう一つ、秘密を要するものというようなことは、アメ……

第22回国会 法務委員会 第21号(1955/07/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちょっと今御説明の中で雷が鳴りましてよく聞き取れなかったのですが、諸外国の例をお知らせ下さいませ。イギリス、フランスのその幼児の年令を何才でございますか。
【次の発言】 もう一つその刑量、二、三外国の例を教えて下さいませ。
【次の発言】 誘拐罪のその人々で男性、女性はどのくらいの比率でございますか。刑の成立したその従来の成績というのですか、男性、女性どのくらいの割合でこういう罪悪を犯しているのでしょうか。
【次の発言】 文部大臣、大へんお忙がしい中御出席いただきまして、ありがとうございました。大へんお待ち申し上げていた次第です。それで実は売春等処罰法案が否決されましたことは、ほん……

第22回国会 法務委員会 第22号(1955/07/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私聞き間違いだったでしょうか、さっきこの法案に対する法務省当局の御意見の中で反対の理由の一つに、この法律ができてもこれを適用する場合が少いからというような理由がちょっとあったと思うのですが、私の聞き間違いでございましょうか、その反対の理由にそういうことをあげておいでになって、そうして今伺うと六千件以上というようなことで、そこが私少し腑に落ちないのでございますが、反対の理由のところをもう少し詳しくおっしゃって下さい。
【次の発言】 私ほんとうにしろうとで、あまりよくわからないのでございますけれども、この法律ができますればそういう問題が続々起きるわけでございますね。この法律の適用がそ……

第22回国会 法務委員会 第23号(1955/07/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 今全国に執行吏がどのくらいおいでになるのでしょうか。それからこの手数料の改正によって予算はどのくらい要るのでございましょうか、その二点を伺いたいと思います。

第24回国会 社会労働委員会 第37号(1956/05/21、3期、日本社会党)

○赤松常子君 一、二ちょっと政府にお尋ねしたいのでございますが、三十年度が特異の年であったという理由に、特別のいろいろな行政措置をお講じになった、このことにつきまして一、二ちょっと私お尋ねしたいのでございますが、それは三十年度だけで打ち切られるものであったのでしょうか、その点をちょっと伺いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、これは三十一年度も続いてずっと継続されているということなんですか。
【次の発言】 私は今、相馬委員の御発言でちょっと疑惑が生じた次第でありますが、先ほど須藤委員が政府のお立てになりました見込み違いの点につきまして、政府の御答弁では、医師会の見込みと、それから政府側の……

第24回国会 法務委員会 第1号(1955/12/20、3期、日本社会党)

○赤松常子君 私もそれを申し上げたいと思っていましたが、ちょうど予算編成期に入っておりますので、相当に私もいろいろ質問をしたい点もありますので、そういう機会をぜひお作り願いたいということ、重ねて要望しておきます。

第24回国会 法務委員会 第3号(1956/02/16、3期、日本社会党)

○赤松常子君 時間も一時過ぎましたので簡単に二、三点法務大臣にお聞きしておきたいことがございます。  それは昨年の暮でございましたが、私ども同僚議員とそれから数人の熱心な売春問題に関心をもっております婦人代表が、法務大臣が初めて御就任なさいまして、この売春禁止法に対しどういう御所見をお持ちであろうかということを聞きに参ったことがございまして、法務大臣も覚えていらっしゃることと存じます。この席上さまざま議論が出た次第でございますけれども、私どもは御意見を拝聴に行った建前から、法務大臣のお言葉を主としてお聞きした次第でございまして、その中で非常に私ども意を解せない大臣のお言葉がございました。それは……

第24回国会 法務委員会 第4号(1956/02/21、3期、日本社会党)

○赤松常子君 たびたび質問がございまして重複している点は避けるつもりでございますが、もう一度その提案者に伺いたいのでありますが、今まで家事審判法があっても泣き寝入の人がなきにしもあらずで、むしろ泣き寝入りの人が多いからこそこの改正案が必要であったと思いますが、その点一つ。
【次の発言】 それであれば先ほどからしばしば指摘されておりますように、勧告することができるというようなことは非常にあいまいだと思うのであって、この改正案の必要性を貫徹するならば、必ず勧告しなければならないと改めたいと思うのでございますが、ただこういう程度で今おっしゃったような改正案を必要とする目的が遂行されるかどうか、その点……

第24回国会 法務委員会 第8号(1956/03/12、3期、日本社会党)

○赤松常子君 ちょっと一つ……、衆議院の最後の採決の日の改正に対する趣旨の説明は、ほんとうに法律論に終始いたしているわけでございました。それでその後いろいろまあ私どもが衆議院に参りまして、法務委員の方にお聞きいたしますと、その弊害の点をつけ加えて、その点をおもにおっしゃるように、何か変って来ておる次第です。それで私非常にこの改正案に対しての修正案の趣旨というものが、その当時なされたのと、その後私どもがいろいろ申し出ました時期のズレでございますね、ずいぶん御説明が変っていると思うのでございますが、もう一度、単なる法律論に終始していらっしゃる意思というものが変らないのかどうか、もう少しその辺のこと……

第24回国会 法務委員会 第11号(1956/04/03、3期、日本社会党)

○赤松常子君 ちょっと朝日の方にお尋ねしたいのでございますが、それは本問題とちょっとずれますのですが、親探しの運動をなすっていることは、私非常に嬉しく思う次第です。これは朝日が中心でなすっておられますが、私、せんだってちょっと地方でいろいろ、各新聞社の意識と申しますか、対立的な立場などで、せっかく朝日新聞がこういうお仕事をなさいますのに、それ以外の新聞社で少しけちをつけるといいますか、そういう投書も載せていたのを見た次第であります。それは、せっかく不幸な小供たちの、自分の身の上を上手に、世間に知られないように、温く保護されていた人々が写真に出ますと、ああ、あの子はみなしごであったのだ、捨て子で……

第24回国会 法務委員会 第12号(1956/04/06、3期、日本社会党)

○赤松常子君 私も新聞の記事を拝見いたしまして実は驚いた者の一人でございます。しかもその警官の方が一人二人というのではなくて、集団的に、今お話を伺いますと十五、六人の人がそういう渦に巻き込まれたといいましょうか、そういう渦中の人になっておられるということに、私は非常に何かこうふだんの訓練に見のがされているものがありはしないか、また警官の、何と申しましょうか、秩序あるいはその内部に、何か私ども察知することのできない空気というものが、ふだんもやもやしていたのではないかという気持も判明されるわけでございます。それは今おっしゃいますように、調査の結果判明することでございましょうが、私ちょっと伺いたいの……

第24回国会 法務委員会 第13号(1956/04/10、3期、日本社会党)

○赤松常子君 私はしろうとでございますが、ちょっとお伺いいたします。こういう場合にそれを取り調べた人、関係当局というものが非常にミスをした次第でございますが、それに対する従来の例といたしまして、どの程度責任をとらしていらっしゃるのか、あるいは減俸というのですか、譴責というのでございましょうか、どういう程度にこういう場合の責任をとらしていらっしゃいますか、それをちょっと従来の例から聞かしていただきたいと存じます。
【次の発言】 ではどうぞそういう御調査なりをまた御報告願いたいと思います。  それからもう一つ、四人の少年が長い間、四月から六月まででございますけれども、一応自由を拘束されたり、いろい……

第24回国会 法務委員会 第18号(1956/04/26、3期、日本社会党)

○赤松常子君 お医者様においでになるのに申しわけございませんけれども、一言御要望だけ申し上げます。  それはやはり売春禁止法に関する最近の動きでございますけれども、ちょっと漏れ伺うところによりますと、実は二十日前後に衆議院に御提出に相なるようなお話を伺ったのでございますが、まだこの審議会の答申案と与党とのいろいろ意見の調整中だというお話を承わり、今日すでに二十六日でございますけれども、それがなかなかはかどらないということをちょっと伺っておりますのですが、どうぞこの際一日も早く御提出いただきたいということが一つ。折柄赤線地帯の業者の人々が集団で自民党に御人党なさるというような新聞記事もちらほら見……

第24回国会 法務委員会 第19号(1956/05/15、3期、日本社会党)

○赤松常子君 この問題については賛成でございますが、この前も、たしか新潟の場合も、この問題に関連して法律を問題にしたときに、火災の予防について当局の処置がどうなっているかというようなことに対しての御報告と申しましょうか、そういう点の御報告をいただくということが、一応各委員から御発言があったと思うのですけれども、それはその後どういうような機会にここで御報告されたのでしょうか、まだでございましょうか。そういうことはどういうふうにお取り計らいいただけるものでしょうか。

第24回国会 法務委員会 第20号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○赤松常子君 ちょっと亀田さんにお尋ねいたしますが、ただいま報告書を伺いますと、ほんとうに私どもりつ然とした次第でございます。いろいろの問題がございますわけですが、御調査に行かれましたときに、これを拝見いたしますと、ずいぶん目撃した大衆が出ているということでございますが、この大衆に対する警察の調べというようなものは、どの程度いたしておりましたでしょうか。またあなた方おいでになったときに、そういう人々にはお会いにならなかったのでございますか。
【次の発言】 ほんとうにそういう点に問題があると思うのでございまして、何か警察が取り調べる態度に、非常に威嚇的な態度があるものですから、市民はさわらぬ神に……

第24回国会 法務委員会 第21号(1956/05/18、3期、日本社会党)

○赤松常子君 私この法案にちょっと二、三はっきりしておきたい点がございますので、お伺いしたいと思うのでございますが、第十一条の二項でございますね。「売春を行う場所を提供することを業とした者は、」云々の箇条でございますけれども、これはアパートなどで、そのアパート全体がそういう業とする人が住んでいるわけでなくて、その一室、あるいは数室がそういうようなことに供せられた場合に、その部屋の人はもちろんこの罰則に当ると思うのですが、そのアパートを持っている人、管理している人、そういう人々が――非常に私ここは微妙だと思うのですが、情を知って貸しているような場合はもちろんこれに当ると思うのですが、そういう点は……

第24回国会 法務委員会 第22号(1956/05/22、3期、日本社会党)

○赤松常子君 一、二ちょっと石井さんにお聞きをしたいのでございますけれども、私どもこういう懲戒とかいうような程度がよくわからないのでございますが、今伺いましたら、中隊長の方が百分の二の減給とおっしゃっております。これはただ一カ月分が引かれるだけなのですか。
【次の発言】 これはあれでしょうか、何か成績表にちゃんと書き入れられて残って、将来昇給とか昇格に影響するようになっているのですか。
【次の発言】 最後に、今横浜の検察庁に送付していらっしゃる五名の方及び会社側の六名の方、今審理中でございましょうが、いつごろ結果がわかるのでございますか。

第24回国会 法務委員会 第23号(1956/05/29、3期、日本社会党)

○赤松常子君 私も非常に人権擁護問題は重要だと思うのでございますが、いつも行政機構改革案が出ますときに、法務省の中ではいつも人権擁護局が整理のやり玉にあがっております例がしばしばでございます。今も伺いますと、二十六人もいらしったのが、その半数に減っているということは、非常に私遺憾だと思うのでございます。ことに私どももそういう行政機構改革のときにこれが抹殺されないようにということから、あとからバック・アップしなければいけないと思うのでございますが、どうぞその点十分お考えいただきたいと思うのですが、私地方に参りましていつも思いますことは、地方民の方の中に人権擁護委員会というものがあるということが非……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 決算委員会 第8号(1957/02/15、4期、日本社会党)

○赤松常子君 関連してちょっとお尋ねしたいのでございますが、どなたにお尋ねしていいのでございましょうか、実は国有財産の管理のことにつきまして、土地の評価問題が非常にまちまちであるという……最近ちょっと法務省関係で、拘置所の移転問題がございまして、それで土地の評価を算定しておりますわけですけれども、その土地を民間の算定――あれは何というのでしょうか、評価をする人につけてもらった値段と、それから国が評価して出しました値段と非常に違いまして、国が評価した場合に非常に安いのです。で、今申します民間の算定した数字と非常に違いますので、それで今ちょっと問題が起きているところがございます。これは国有財産を管……

第26回国会 決算委員会 第19号(1957/03/16、4期、日本社会党)

○赤松常子君 簡単に申し上げたいのでございますが、二点だけちょっとお尋ねいたします。今の食管会計につきましてでございます。今まで消費米価の値上げ、これが強く打ち出されておりまして、家庭におります主婦たちは大へん驚いた次第です。一体どこからそういうことが出るのかということが、もっと政府から親切な説明も何もございませんようでした。それで私たちは、従来政府が厚生白書だとか労働白書だとか、そういう政府の立場に立ってことこまかに国民に訴えておられる報告書が出ております。それにならって、非常に複雑であり、一年間八千億円の金を操作なさると言われている膨大な食管会計でありますからなおさらのこと、食管会計の白書……

第26回国会 法務委員会 閉会後第1号(1957/10/15、4期、日本社会党)

○赤松常子君 私もただいまの問題につきまして重ねて政府当局に御要望申し上げ、さらに決意を伺いたいと思うのでございます。  昨年この売春防止法の通過の前後をめぐりまして、私自身もこの廊下で業者らしき人の会話を耳にいたしたのであります。あの議員には二十万円渡してある、あの議員には三十万円渡してあるのだということをひそひそと話しているところを私が通りかかって聞いたのでございます。私はまことにこの証拠があがればと思ったのですけれども、そういうことまで調べる手だてを持っておりません。ほんとうに切歯扼腕いたしまして、こういう金が流れているということは、当時世論も言っておりましたし世間周知の事実であるのでご……

第26回国会 法務委員会 第5号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○赤松常子君 私はお時間もございませんので一点だけお尋ねしたいのでございます。  それは昨年二十四国会で売春防止法がようやく成立いたしましたので、この四月一日からいよいよ売春婦の人々が足を洗う、こういうことになっております。きょうは二月の終りでございますし、三月一カ月ほか用意をする期間がないのであります。これに対しましていろいろの点から、非常に政府がこの法律を誠意をもって推し進めていこうというお気持を私どもはどうもくみ取ることができないのであります。  まず第一に、更生婦人に対する予算は非常に少い。厚生省が要求されました六億数千万円の中で半分を削られてしまったわけでありまして、更生保護いたすた……

第26回国会 法務委員会 第6号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○赤松常子君 私は厚生省の安田局長にちょっとお尋ねいたします。婦人相談員の任命がだいぶ進捗しておるようでございますが、どういう状況でございましょうか。
【次の発言】 それは、今年の四月一日から売春婦の保護が行われる予定でございますが、三月の、きょうは七日でございますのに、まだ三分の二の程度で十分できるのでございましょうか。いかがでございますか。
【次の発言】 私それはいかがかと思うのでございます。相談員御自身の方も、法律の内容をよく御存じない方も実はございまして、私ども方々歩いておりまして、まことに意外な相談員にもお目にかかっているわけでございます。ある県では、さっそく十月一ぱいに任命いたしま……

第26回国会 法務委員会 第9号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○赤松常子君 ちょっと婦人相談員について、先ほどの安田局長のお話、少し相違するところがございますので訂正いたします。  いわゆる長野県の例であります。今あなたがおっしゃいましたように、長野県はほんとうに男ばかりでございます。一週間ばかり前に私長野市に別の用事で参りまして、県庁に参りまして、その事情をよく聞いてみたのです。そういたしますと、今、安田さんのおっしゃったように、かけ込みが多いから男にしたという意味ではございませんでして、県知事は婦人も交えたいと思っていたけれども、社会部長がいろいろ操作をなされた結果、男だけになったという御説明でした。そこで社会部長をお呼びいたしまして、どういうわけで……

第26回国会 法務委員会 第18号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○赤松常子君 私、しろうとでよくわからないのですけれども、この説明書に、同一の俸給を受けながらも昇進の道のない力が多数あるように書いてございますが、一面、またいろいろ未決の件数がずいぶんございますね。何かそこに私は矛盾があるように思うのでございますけれども、なぜ昇進がふさがれておるのか、そういうことをちょっと具体的に教えていただきたいと思います。
【次の発言】 それでわかったのですが、ポストが詰まって、それで上に上れないという問題があるのか、やはり定年制の問題があるのか、ちょっとこれだけでわからなかったものですから伺ったのですが、それでわかりました。

第26回国会 法務委員会 第21号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○赤松常子君 簡単なことですけれども、最近飼い犬が子供たちに非常に危害を加える、そういう問題がひんぴんと起きましたので、きょう取り上げられたと思うわけでございますが、ほんとうに私は犬こそ迷惑だと思います。私も犬が好きでございますが、飼い主のこれは非常に責任だと思うのでございますから、さっそくこういう抜け道のないような法令をお作りいただきたいと思うわけでございます。で、問題は、飼い主もそろでございますけれども、もっとこれが行き過ぎますと、何かもう犬さえ見ればこわがるというような、犬――動物と人間とが非常に何か対立して、けんかでもすぐおっ始めるという関係も、これは社会的不幸だと思うのでございまして……

第26回国会 予算委員会 第9号(1957/03/13、4期、日本社会党)

○委員外議員(赤松常子君) 私、貴重な時間を十分間ちょうだいいたしましたので、要領よく大久保大臣、それから厚生大臣、最後に岸総理にもちょっとお尋ね申し上げたいと思います。  先ほど湯山議員のお尋ねの中に、昨日大久保大臣がお答えの言葉の中に歴史という言葉があって非常に紛糾いたしました。この速記録を見ますと、確かに大久保大臣がこうおっしゃっております。「大体この業というものは数百年の歴史をもっておるものでありまするによって、一朝にしてこれをつぶすということは一つの革命的行為のように考えられるのであります。」と、はっきり申しておられます。それをきょう今伺いますと、法案のできる経過というようにすりかえ……

第27回国会 法務委員会 閉会後第2号(1957/12/19、4期、日本社会党)

○赤松常子君 ちょっと簡単に棚橋先生にお聞きしたいのでございますが、大阪の方においでになりましたときにいろいろ御調査いただきましてそのときに、この婦人相談員の数でございますけれども、また、最近の報告を聞いておりますと、定員に満たないということを聞いております。まだ八名も定員に満たない数であるということを最近聞いておりますが、そういうことを御調査なさいましたでしょうか。この婦人相談員のなみなみならぬ苦労も私どもいろいろ存じておりまして、やはりこの数が足りないから一人に多くの仕事がかかってくる。で、もちろん交通費、あるいは手当の不足、これはいずれの相談員でもそれを訴えていらっしゃいますが、その数の……

第27回国会 法務委員会 第3号(1957/11/08、4期、日本社会党)

○赤松常子君 関連質問。今の亀田委員のおっしゃられたことは非常に私大事なポイントだと思うのでございます。この前の二十二国会のときに、これは売春防止法が延期になりましたその当日の国会の状況はよく御承知かと思うのでございますが、私どもも非常に緊張いたしまして、衆議院の傍聴に出かけた際、衆議院の廊下で業者らしき人がささやいているのを私は確かに開いたのでございます。私もう少し近寄ってはっきり聞けばよかったと思うのでございますけれども、あの先生には三十万円渡してある。あの先生には三十万円渡してるとささやいているのを、廊下で私は一確かにはっきりいておるのですから、この国会方面及び当時これを扱うその委員の方……

第27回国会 法務委員会 第4号(1957/11/11、4期、日本社会党)

○赤松常子君 私もこの少年犯罪の最近の資料を拝見いたしまして、ほんとうに身の毛のよだつような感じがいたしましたと同時に、これまた私どもの責任でもあると、ほんとうに反省させられた次第でございます。それで、この抜本的な方策を講ずることはもう申すまでもございませんけれども、こういう非行少年の保護育成、この方法なり、対策というものがほんとうに大事だと思うのでございますが、私もたまたまこういうことにも折があれば接するようにいたしております。たとえば最近は三重県の宮川医療少年院にも近所に参りましたから訪問いたしまして、実情をよく伺って、ほんとうに皆様の御苦労はよく拝察いたしております。たまたま私最近の新聞……

第27回国会 法務委員会 第5号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○赤松常子君 もう時間もありませんから、要約してちょっと質問をいたしたいし、また、今後の法務当局の対策を十分にお願いしたいと思う次第でございます。  私のところに投書が参りましたのでございますが、これはもちろんちゃんと名前を明記して、勤務先もはっきり書いてございますから、決して無責任な投書ではございません。もちろんこの仕事をみずから選んでこういう仕事についていて、誇りを持ってやっている。だから非常に建設的な立場で書かれたものでございます。もちろん悪意のあるものではございません。ですから、よりよき勤務状態にしてもらいたいし、自分もほんとうに気持を明るく働きたいということがこまごまと書いてあっての……

第28回国会 商工委員会 第22号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○赤松常子君 当委員会で、重要な法案が山積いたしておるにもかかわらず、今の繊維の不況対策に関しまして、若干の私の質問時間をお許しいただきましたことを、委員長初め理事の皆様に心から感謝申し上げます。  時間もございませんから、私簡潔に要領よく御質問いたしたいと思いますので、どうぞ答弁も要領よくお願い申したいと思っております。  繊維産業が、戦後、及びずっと戦前から日本の経済発展のために尽して参りました。その功績を今さら私ここで申し上げる必要はないと存じます。ほんとに、製糸を含めまして、過去一世紀の間、日本の貿易の王座を占めて参りまして、外貨の獲得のために非常に織維産業が尽して参りましたことは御承……

第28回国会 法務委員会 閉会後第1号(1958/06/07、4期、日本社会党)

○赤松常子君 私一、二渡部さんにお尋ねしたいのでございますが、先ほどの御説明の中で、福岡の補導院の問題でございます。で、この前の婦人補導院の設置法の審議のときに、もう私ども繰り返し繰リ返しこの補導院の性格というものは、教育的な意味を多分に持って、明るく、刑務所的なそういう暗い性格がないようにということをしばしば要望したわけでございます。  ところが、せんだって――二月の末でございましたが、私たまたま佐賀県の麓に参りまして、あそこの女子刑務所を、たまたま少し時間がございましたから、寄って見たわけでございます。そうすると、驚いたことには、そこの所長さんが、福岡の補導院のできるまでは私の方のこの女子……

第28回国会 法務委員会 第2号(1957/12/21、4期、日本社会党)

○赤松常子君 厚生大臣も大へんお忙しいようでございますから、要領よく一、二お尋ね申し上げたいと思います。申し上げるまでもございませんが、厚生大臣は大へん売春婦の更生問題に御熱意を示していらっしゃるようでございますけれども、私もここ一、ニヵ月の間、五つの県の実情を調べて参ったわけでございます。その結論を申しますと、まだまだ私の目では不十分だというふうに考えているわけでございます。あと、ことしもわずかでございます。来年一月から勘定いたしましても三月しかございませんので、この期間に、これほどの風俗史の大革命を行うという問題をかかえて、もっともっと本気でこの対策をしなければいけないと思っております。た……

第28回国会 法務委員会 第7号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○赤松常子君 私、今日法務行政一般及び基本的人権擁護に関しまして、一般公衆に関係のございます事柄を具体的な実例に即して、少しお尋ねしてみたいと思うわけでございます。  その前に、私、法務大臣にちょっとお尋ねいたしたいのでございますが、臨時国会に婦人団体からお酒を飲んだ人々に対して――まあいろいろ最近犯罪が起きておりますが、これをなくするために立法してもらいたい、こういう請願が、臨時国会に提出されまして、本委員会でもそれが採択されて、内閣に送付している請願がございますが、これは申すまでもございませんが、非常に最近酒を飲んだということでいろいろな犯罪が軽く扱われている、見過ごされている、これが非常……

第28回国会 法務委員会 第9号(1958/02/25、4期、日本社会党)

○赤松常子君 きょうは、大へん皆さんのなまなましい御経験を拝聴いたしましてずいぶん勉強いたしました。私、二、三簡単にちょっとお尋ねいたしたいと思います。  まず、菅原先生にお尋ねいたしますが、先ほどからいろいろお話が出まして、今度、売春対策審議会も、もう一期延長されたようでございまして、私、大へんいいことだと思うのですが、いろいろ将来ですね、気長にこの問題は考えていかなくてはいけないことだと思うのでございますが、名前はなんと変えられるか、それは適当に変えていくべきだと思いますが、もうどのくらいこういう対策審議会が持続されるのがいいか、おおよその見通しを……。

第28回国会 法務委員会 第10号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○赤松常子君 私も一点だけちょっと、法務大臣の御意見並びに私どもの要望をちょっと申し上げたいと思います。それはいよいよ四月一日から社会の大改革とも言える売春防止法が実現されるわけでございます。先ほど宮城委員の御発言の中にございましたように、周知徹底させる、そういう方法ももちろん大事でございますが、それに対しまして竹内刑事局長のお話では、三月の中ごろにラジオを通じて一般に周知する方法をとる、こういうふうな御意見でございましたけれども、私どはもっともっとこの大きな網を張って、そうしてこれを周知徹底せしめることはもちろんでございますけれども、予想される犯罪の未然の防止であるとか、あるいは性病の予防で……

第28回国会 法務委員会 第12号(1958/03/03、4期、日本社会党)

○赤松常子君 私、どうもしろうとでございまして、こういう会社経営のことなどよくわからないのでお尋ねしたいのでございますが、今あなた様のおっしゃられた総財産に強制執行をかけるということは現実としてはあり得ない、こうおっしゃっていらっしゃる。しかし、大川先生のお考えは、あり得るとおっしゃっているんでございまして、私もあり得るような、その考えになるのでありまして、たとえば、中小企業などが閉鎖して、何もかもすっかり、ありとあらゆるものを強制執行されて取り上げられたということが、現実はございます。これがそのワクと、今論議されているワクとは別個に考えられるべきものなのでしょうか。そういう意味から実はお尋ね……

第28回国会 法務委員会 第14号(1958/03/07、4期、日本社会党)

○赤松常子君 関連、この前の法務委員会でも、この点は私はお尋ねしたと思うのでございますけれども、今大臣のおっしゃいましたように、ほんとうにこれは大きな社会の大改革でございますから、一省々々でこれを単に対処していくということでは足りないのでございます。今法務大臣おっしゃいましたように、内閣に売春対策審議会がございますが、これを何らかの改正を加えて、もっと幅広くですね。各省に呼びかけてそうしていろいろな角度から総合的にこの売春防止法をより実効あらしめるようにしていく、そういう機関の必要ということをこの前に私、竹内刑事局長かにお尋ねしたと思うのでございますけれども、今、売春対策審議会のその改組、これ……

第28回国会 法務委員会 第17号(1958/03/17、4期、日本社会党)

○赤松常子君 法務大臣にちょっとお伺いいたします。  先ほど保護観察の制度がまだ十分でないから、これから非常に研究して進めたいとおっしゃっていらっしゃいます。私、非常にその言葉を聞きまして、この婦人補導院ができますのをチャンスとして、十分御研究願いたいと思うのです。それが婦人補導院に収容されております期間がたった六カ月、非常に中途半端でございます。その六カ月の間に非常に改心して、よき社会人に成長されて、そうして出所されれば非常にいいことでございますけれども、また、中途半端で六カ月たったから出さなければならない、ところが、あと引き受ける場所がないということは、せっかく費用を使い、いろいろ心を砕い……

第28回国会 法務委員会 第21号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○赤松常子君 今この大川委員の御質問の中にございましたように、まだ未開庁が八つございますということですけれども、この簡易裁判所を作る基準というのは、人口の比例、あるいは地域的な交通関係、そういうものを考慮されていると思うのでございますけれども、大体のその基準というものはどういうところに置いていらっしゃるのでございましょうか。
【次の発言】 年間一二件くらいしか取り扱わない簡易裁判所もあるように聞いているのですけれども、もちろん民衆の利便ということも考慮に入れなくちゃならないということが第一だと思うのでございますけれども、そういうこの一、二件くらいしかないというところなどは、そのままにしておいて……

第28回国会 法務委員会 第27号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○赤松常子君 簡単に植松教授にちょっとお教え願いたいと思うのでございますが、先ほど、進んだ国の中にはこういうあっせん収賄罪を作る必要のない状態の国もあるとおっしゃっておりました。でも進んだ国の中にも、公務員の腐敗堕落している国もあるように私も聞いておりますのですが、その辺のもうちょっと詳しい御解明がいただきたいと思うのです。こういうことを作る必要のないほど社会の良識が発達しているのか、しかし、今申しますように、進んだ国でも腐敗堕落している官吏のある国もある、そういう国はどうなっているのか。  それからもう一つ、日本が今こういうことを作らにゃならぬということはほんとうに悲しいことなんですが、こう……

第28回国会 法務委員会 第28号(1958/04/16、4期、日本社会党)

○赤松常子君 ちょっと私お尋ねしたいのでございますが、あなたが翌日御出勤なさいまして、昨夜のいろいろな御報告をお聞きになったのは、当夜の責任者である巡査の方だけから事情をお聞きになっただけでございますか。
【次の発言】 その当時ほかの房に入っていられた同房者というのでしょうか、前に入っていられるそういう人々の意見はお聞きにならなかったのでしょうか。
【次の発言】 あなたが御報告を夜中にお受けになったときに、これは少し変だとお思いにならなかったのでしょうか。いつもの例のあることと軽くお思いになったのでございましょうか。
【次の発言】 それでは、あなたは直接、監督者側からお聞きになっただけで、その……

第29回国会 法務委員会 第2号(1958/06/18、4期、日本社会党)

○赤松常子君 今度のこの事件は、東京に近いところでこれほどの問題が起きたということを、私非常に遺憾に思うのでございますが、ちょっと私聞き漏らしたかもしれませんが、これだけの警官の動員は、警察当局みずからの自主的判断でなすったのでしょうか、会社側の要請でなすったのでございましょうか、まずちょっと、その点を伺わせていただきます。
【次の発言】 私どもの方の調査も一応いたしておる資料がございますのですが、それをずっと逐次見て参りますと、非常に会社側に誠意がございませんでしたこと、それから東京都などもその間に入っていながら、この問題の解決に熱意を示さなかったこと、それから川島幹事長などの口入れで、一応……

第29回国会 法務委員会 閉会後第2号(1958/08/01、4期、日本社会党)

○赤松常子君 私は実は愛知大臣に御質問申し上げて確約をいただきたいと思ったのですけれども、時間がございませんのでほんとうに残念でございます。刑事局長からこのことをよくお伝えいただきたいと思います。それはこの前の唐沢大臣のときに問題になりました泥酔者に対する厳罰の法規の改正を約束したはずでございまして、その当時の御返答では、今刑法の改正に着手していて、この泥酔者の厳罰にも意を用いるという唐沢前法務大臣の御回答でございました。けさの新聞でも酔っぱらいの無免許の運転手が運転した車で普連土学園の園長と先生がはね飛ばされ、一人がなくなっております。この前江戸川でございましたか、バタヤ街で起りました娘が酔……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 法務委員会 閉会後第2号(1959/08/31、5期、日本社会党)

○赤松常子君 私、やはり青少年問題でちょっとお尋ねしたいのでございますが、最近少年法の改正を法務省は取り組んでいらっしゃるように何っております。この問題は、すでに二、三年来、いろいろ法務委員会でも問題になった事柄でございますが、今どういう経過で、どういう段階でいらっしゃるのでございましょうか。これは、非常に法務省のねらっていらっしゃる、法務省というよりも、検察当局のねらっていらっしゃるところがおもに改正されるように聞いているのでございますけれども、裁判関係の方、あるいは第三者も、その検察当局の意見にはまだまだ反対がある問題でございます。つまり年令を十八才に引き上げる問題でございますが、この点、……

第32回国会 法務委員会 閉会後第3号(1959/09/02、5期、日本社会党)

○赤松常子君 私、もう時間もございませんから、要約して竹内局長に一、二御質問したいのでございますけれども、その前に、私、ただいまの田原製作所のこの労働争議が大へん、不祥事が起きましたことを伺って、はしなくも昨年本州製紙の汚水が東京湾に流出しまして、浦安付近の漁民の方々との非常に乱闘事件が起きた際の警察官の方方の行動、これを思い出しましたわけですが、そのとき二十数人の傷害を受けた方の傷が、背中から多くこずかれたりなぐられたり、逃げていくその争議団員をうしろから警察官が襲うて傷を負わされたということで、当時やはり当委員会でこれを取り上げたことがございましたのですが、そのときも、警察官の少し行き過ぎ……

第32回国会 法務委員会 閉会後第4号(1959/09/22、5期、日本社会党)

○赤松常子君 この前の法務委員会で、ちょっとこのことについてお尋ねしたのでございますけれども、時間もございませんでしたし、また、関係当局の方が見えなかったものですから、きょうに持ちこされたわけでございます。  最近の少年犯罪にからみまして必ずと言っていいくらい、飛び出しナイフが用いられている。これは、かつて、三十国会でございましたが、当時「暴力教室」という映画がアメリカから入りまして、この影響が非常に日本の青少年に、悪く波紋を描いて急に飛び出しナイフが社会の話題になったわけでございましたことは、御承知の通りだと思います。そのとき、これはやはり国会で取り上げまして、これは地方行政委員会の問題でも……

第32回国会 法務委員会 閉会後第5号(1959/10/09、5期、日本社会党)

○赤松常子君 私は神崎先生に御意見を伺いたいのですけれども、最近あのマスコミの被害というものは、相当社会の世論に上っておるわけですけれども、今、出版倫理協議会ですか、できておりましてその人的構成、その委員ですね。それが今のでよろしいとお思いでございましょうか。出版社の代表とそれからその売りさばくルートの代表とでできておる。それでよろしいのでございましょうか。もっと社会の要望あるいは社会の声を代表する人々が入っていく必要があるのではございませんでしょうか。新聞をちょっと拝見したのでは、私はまだ不満のように思うのですが……。
【次の発言】 同じく映倫も私そうだと思うのですけれども、今まで映画製作に……

第33回国会 法務委員会 第2号(1959/11/05、5期、社会クラブ)

○赤松常子君 ちょっと簡単に……。非常に青少年対策が最近強く要望されておりまして、法務省関係及び裁判所関係の予算を拝見いたしまして、私もまだ研究いたしておりませんけれども、これで果たしていいのがどうか、十分仕事ができるかどうかということに実は不安を持っておるわけでございます。その中で特に裁判所関係の、家庭裁判所の整備充実、青少年対策の強化という第三項ですが、「再犯予測研究および非行少年の実態調査」これを百万円内外でございますけれども、こういう非常に大事な仕事に、これが基礎になると思うのです。この項目はほんとうに基礎になる。こういうお仕事に対して、百万円内外ということは、私非常に不可解に思うので……

第33回国会 法務委員会 第3号(1959/11/12、5期、社会クラブ)

○赤松常子君 時間がございませんから、簡単にちょっと一、二点お尋ねをしたいのですが、大竹先生に。いろいろ問題をお取り扱いになりまして、側面的にごらんになる立場でいらっしゃいますが、こういう少年問題、それから、特に不良少年が相手の仕事の中で、婦人が相当受け持っていい部面があると思う次第でございますが、母性的な愛情を持って接していくことが、いろいろな場合に、男子の方がなさるよりは、婦人が受け持って、よりよい効果を上げる面がありはしないか、こういう点について御意見をちょっと伺いたいと存じます。
【次の発言】 私ども、仲間の人に、そういう機会にいろいろお話も申しておりますし、いろいろむずかしい試験もご……

第33回国会 法務委員会 第6号(1959/12/17、5期、社会クラブ)

○赤松常子君 この間、久里浜の少年院を視察いたしまして、非常に私ども、今、高田議員のおっしゃられましたように、予算の不足をしみじみ痛感いたしました。  この間、時間もございませんでしたけど、少年だけの意見を聞く座談会を持ちまして、そのときには院の職員の方全部に退席していただいて、ほんとうに子供たちの気持々聞いてみたわけです。ところが、時間もございませんでしたし、何か初めて会うわけですから、少しぎこちない空気もあったようですけれども、だんだん口をほぐして、ほんとうの気持を語ってくれた次第です。そのとき、一番強く申しましたことは、やはり予算の不足から食事のまずさ、たとえば、けさは何でしたかと聞いた……

第34回国会 法務委員会 第4号(1960/03/03、5期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっと一、二お尋ねしたいのですけれども、五十名今度増員になりましたのですが、これであれでしょうか、事務量は相当さばけるのでしょうか、また十分の仕事を消化していくにはどういう、まだ欠員が相当あるのではございませんでしょうか。その辺のところをちょっとお聞かせ下さいませんか。
【次の発言】 十分いえばどの程度増員の必要があるのですか。足りないのはどのくらいですか。
【次の発言】 ちょっと伺いますと、何か計画性が足りないように私感じましたのでございますよ。まだどれくらい処理するのに人が足りないかということは、相当資料があっていいのではないかと思ったのですが、今度その辺のところをお聞かせ……

第34回国会 法務委員会 第8号(1960/03/22、5期、民主社会党)

○赤松常子君 関連質問。今のその十坪作ってそれから五坪増築した、それは任意の登記でありますから、してもしなくてもいいのでござましょうか。
【次の発言】 そうすると、さっきあなたさまは、あまり職権に変わりはないとおっしゃったのですが、そうすると、今のは、出せば、そういう場合は職権……。
【次の発言】 十坪のものに保存登記をしていたからですね。
【次の発言】 ちょっと私簡単に加藤先生にお伺いしたいのでございます。加藤先生は、先ほど私法と公法を一つにするのだけれども、これは単なる手続法だからというようなお話をなさいました。ところが伊藤先生のお話を伺いますと、非常にこの二つが、つまり台帳と登記簿の性格……

第34回国会 法務委員会 第9号(1960/03/25、5期、民主社会党)

○赤松常子君 小さなことでございますけれども、この間、参考人の方で、たしか銀行関係の取引をやっておいでになる方に対する御質問で、台帳と登記簿との食い違いというか、相違というか、それについて御質問があって、あまりないというようなお話でございましたが、政府側からごらんになって、そういう点の大へんな違いとか相違とかいうものが相当あるんじゃないかと思うのでございますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 それは、こちらの帳面になくて、台帳の方にあるという相違である、そういう御答弁ですが、私の申したいのは、両方にあるけれども、その広さがこちらは百坪といい、こちらは八十坪といい、その数字の開きといおうか、書……

第34回国会 法務委員会 第10号(1960/03/29、5期、民主社会党)

○赤松常子君 今、私この表を拝見いたしまして、下から三番目あたり、ちょつと今見たのですけれども、裁判官俸給月額の表と一般職のそれとの比較におきまして、下から三番目でございますね、改正案は一万八千三百円になるわけです。そうして増加額が、九百七十円、ところが一般職は、増加額が九百九十円で、そうして改正案は一万八千三百円になるわけでございますが、こういうふうに見てきますと、決して一般職よりも高くないのですね。増加額も、一般職は九百九十円上がるのに、こちらは九百七十円というので、何か今までいろいろ論議されておりますこととは、逆行しているといいましょうか、追いつけないといいましょうか、はっきりした数字が……

第34回国会 法務委員会 第11号(1960/03/30、5期、民主社会党)

○赤松常子君 二、三ちょっと簡単にお尋ねしたいのでございますけれども、私きょうこういう委員会で、こういう問題を取り上げてお尋ねせんならぬということは、ほんとうに私は恥ずかしい気持で一ぱいなんでございますけれども、たまたま女中さんが怒って、そして意見を言い出したから、われわれの目に入ったと、こういうのでして、もしもこれを泣き寝入りしていたら、こういうことが問題にもされなかったでしょうしと思うと、こういうことはまだまだたくさん行なわれているような気がしてならないわけです。そういうことをほんとうに恥ずかしく、また当委員会でこういうことを取り上げてやらなければならぬということ自体、いろいろ原因もあると……

第34回国会 法務委員会 第12号(1960/04/05、5期、民主社会党)

○赤松常子君 関連して。こういう変更は、そこの住民の方々に周知徹底させる方法を親切になされるのでしょうと思いますけれども、そういう点の御配慮は、何かしていらっしゃいますか。
【次の発言】 住民の方々にはもう迷惑をかけないように、不便のないようにということは、万全になっておると考えてよろしゅうございますね。

第34回国会 法務委員会 第14号(1960/04/12、5期、民主社会党)

○赤松常子君 二、三ちょつとお尋ねしてみたいと思うのでございますけれども、この表で見ましても、呼吸器病の人もありますし、伝染性の病気を持っている人もあるのですが、私補導院をまだ一度も拝見いたしておりません。普通の一時収容所は時々拝見いたしておりまして、少年の例の江戸川にございます江戸川寮、あそこにちょっと行ってみたのでございますけれども、まだああいうところは設備は不十分でございましたね。伝染性の人を別に分類しておりませんのですが、補導院の場合はこの呼吸器病あるいは伝染性――異常関係の分数はちゃんとしておいででございましょうか。
【次の発言】 それと同時に、窃盗の人だとか、ここにもございます精神……

第34回国会 法務委員会 第15号(1960/04/19、5期、民主社会党)

○赤松常子君 今のお尋ねに対するお答えの中に、調査委員会ですか、その内容ですね、事務量の問題であるとか、権限、それから待遇問題、大へん広範にいろいろおきめになる委員会の性格なり、あるいはその構成ですね、どういう方々でこの委員会をお作りになっていらっしゃるか、大へん重要だと思いますから……。
【次の発言】 もう一点。構成メンバーの中に書記官の方も入っていらっしゃるのですね。それ、どれくらいの割合でおいでになるのですか。私の心配いたしますのは、そういう書記官の声が正当に強力に発言されているかどうかということが心配なのです。
【次の発言】 ちょっと伺いまして、裁判所判事さんだとか検事さん、ちょっと上……

第34回国会 法務委員会 第18号(1960/05/10、5期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっと二、三お尋ねいたしたいと思うのでございますが、まず最初、さっき井川委員おっしゃいました裁判関係の方々の俸給というものが、他の一般職の方たと比べて非常に低いということは、いつも言われているわけでございまして、ここでもしょつちゆうそのことは取り上げられて、そういう待遇の向上についていろいろ論議がかわされております。ところが、先ほど人事局長の御答弁では、そう低くないとおっしゃっていますが、私が調べて参りました資料では、これは非常に低い数字が出ているわけでございますが、一般職員の方々は三十八万五千人の平均賃金が三万四百四十円、ところが裁判所職員の一万九千七百人の方を調べてみますと……

第34回国会 法務委員会 第19号(1960/05/12、5期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっと二、三お尋ねしたいと思うのでございますけれども、この改正の第二の境界の毀損の関係についてでございますけれども、これはあれでございましょうか、善意の場合もこれは含まれているように、この間からいろいろの質疑で解釈いたすのでございますけれども、善意の場合も、これにくるまってこういう結果になるという改正でございましょうか。たとえば最近善意じゃない、故意でもないけれども、そうせざるを得ない場合が都会地にはたくさんあると思います。たとえば建築の場合でございますね、ビルの建築が行なわれるとします。非常に境界線が接近しておりまして、ぎりぎりの場所に余儀なく建てるということになっておる場合……

第34回国会 法務委員会 第21号(1960/05/19、5期、民主社会党)

○赤松常子君 きょういただきましたこの資料の第一でございますけれどもね、前々回の委員会で私ちょっと質問いたしましたのと比較いたしまして私の質問のときに、町長さん、少しそれは筋が違うのじゃないかという御答弁であったようでした。それは政府の一般職員の平均と裁判所の皆さんの平均の割合を尋ねたときに、非常に私の方の言い方が、違う資料のように御答弁があったんでございますね。そのとき、私政府の一般職員の平均が二万四百四十円と申しまして、きょうこれを拝見いたしますと、まあこれは三十四年の一月一日現在でございますので、少し日にちがずれているからちょっと金額が違うのだと私思うのですが、これでは一万九千九百十四円……

第35回国会 法務委員会 閉会後第4号(1960/10/10、5期、民主社会党)

○赤松常子君 私もちょっと二、三お尋ねしたいと思っております。この前の委員会に私欠席して失礼いたしまして、話題が出たかとも存じますが、この間私どもは四国班に入りまして高松管区の刑務所、少年院を少し見せていただいたわけですが、いろいろ感ずるところがたくさんございました。先ほど、今度少年院を四国、東北、北海道に新設する御計画のようでございましたが、普通の少年院なんでございましょうか、四国においてはいかがなんでございましょうか。
【次の発言】 それを伺って安心いたしました。この間、高松管区をちょっと拝見したのでございますけれども、四国には特別少年院も医療少年院も独立していない実情でございまして、大へ……

第36回国会 法務委員会 閉会後第2号(1960/12/01、5期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっと私簡単に鑑別所長さんにお尋ねしたいのでございますが、あの山口少年事件のあと、たしかあなた様でしたか、新聞に御発表の意見の中に、今度の事件で、教官の不足を非常に言っておられたのですが、教官の数の不足ですね、これはその後どういうふうになっているのでございましょうか、今あなたのおっしゃった中にもやはりずっと山口少年を見張りしておけばよかったとおっしゃるのですが、それは教官が不足だからそういうことができなかったのでございましょうとも思いますが、その以前に、こういう不幸な事件が起きるどいう予測がなかったというお言葉もあるのですが、事実教官不足であったということをおっしゃっておるので……

第38回国会 地方行政委員会 第19号(1961/04/27、5期、民主社会党)

○赤松常子君 私も、本法案及びただいま提出されました修正案及び御提出なさいました附帯決議を込めまして、全部に心から賛意を表したいと思っております。  諸外国のこういう問題と比較いたしますと、日本の酔っぱらいに対する法律の制定というものが非常におくれておりますことは、ほんとうに残念なことでございましたが、今、これが制定されようといたしておりますことは、ほんとうに喜ばしいことだと思っております。この過程におきまして、一人の反対者もなかった、つまり社会の世論もほとんどこれを支持している。前の売春防止法の制定のときと比べますと、一人の反対陳情もございませんであったということは、社会のまたこれの要望が強……

第38回国会 法務委員会 閉会後第1号(1961/07/31、5期、民主社会党)

○赤松常子君 売春防止法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  売春防止法が制定されましてから五年を経過いたしましたが、関係機関団体の御努力により、法施行による成果が実を結びつつありますにもかかわらず、最近においては売春がとみに潜在化し、また、悪質化して行なわれる傾向が見られることは、すでに御承知のことと存じます。  もちろん、このような事態は、売春を根絶するために必要な諸施策や、思い切った社会改善を伴わないからでもありますが、いま一つは現行の売春防止法の不備にも大きな原因があると考えられますので、ここに売春防止法の一部を改正する法律案を提案する次第でございま……

第38回国会 法務委員会 第4号(1961/02/21、5期、民主社会党)

○赤松常子君 関連いたしまして。  ただいまの市川議員の御質問にちょっと関連いたしまして、社会教育局長さんの御意見を伺いたいと思うのでございます。今いみじくも局長さんがおっしゃいました、文部当局の社会教育を担当する場面は対症療法ではない、売春問題に対しては対症療法をするのではないと、いみじくもおっしゃったのです。ほんとうにその通りなんで、売春防止法は現象的な問題をとらえて、これに対する対症療法的な行政なのでございますが、もっともっと根本的な大事な点は教育にあると思うのでございます。一番大事な社会教育を担当していらっしゃいます局長さんの先ほどからの答弁を伺ってみますと、一体どうでございましょうか……

第38回国会 法務委員会 第7号(1961/03/16、5期、民主社会党)

○赤松常子君 二、三お尋ねいたしたいと思います。私は、かねてこういう矯正医官及びこういう所に入っていられる方へ対処していく、お世話をしていく人には、特に少年院とか少年鑑別所または婦人補導院などには、婦人の職員を多く使ってほしいということをしばしば申しているわけなんです。ですから、この採用法ももちろん男女平等で、女医さんの採用、登用も考えていらっしゃるわけでしょうね、区別なく。
【次の発言】 先ほど井川委員が繰り返しおっしゃったのでございますけれども、この矯正医官の資格と申しますか、もちろん医術の面も十分身につけていただくということも大事でございますけれども、相手が特殊の人でございますから、どう……

第38回国会 法務委員会 第10号(1961/04/06、5期、民主社会党)

○赤松常子君 ただいま高田委員及び大川委員からおっしゃいました内容の問題につきましても、どうぞ国民のみんなが治安維持のために要望していることが切だと思うのでございます。幸い大川委員から三党が話し合いの共通の場を持って、おのおのその今出しておりますものはニュアンスが違うわけでございますけれど、最善のものを作ることに私ども心がけますから、どうぞ政府もその意をおくみ下さいまして、この機会に御協力、御理解のほどをお願いいたしますよう御要望申し上げておきます。

第38回国会 法務委員会 第14号(1961/05/16、5期、民主社会党)

○赤松常子君 この参考賃料を拝見いたしまして、今さらのように証人の人々の日当の低いのにちょっと驚いたわけでございますが、今度増額されまして後、総額はどのくらいになるのでございますか。一人にはこの増額でございますが、総額はどのくらいの予算のワクをとってあるのでございますか。
【次の発言】 それで一人二百三十円のが三百円ということになるのですね。  それから、この前、あまり日当が少ないから証人の出頭がずいぶん少ないと伺いましたが、全事件の中で、そういう故障から事件が進まないというような割合はどのくらいあるのでございますか。
【次の発言】 そういう事例もあることはあるわけでございますね。

第39回国会 地方行政委員会 第9号(1961/10/30、5期、民主社会党)

○赤松常子君 たいへん時間もおそくなってあれですが、私しろうとでございますので、教えていただきながらお答え願いたいと思うのです。先ほどからいろいろ御質疑を伺ってみまして、私たいへん心配になっている次第でございまして、いろいろ今これを見て参りますと、この中央防災会議を総理府にお置きになるということが、非常に弱い、弱体の一点だと私は思うのです。それは各省と肩を並べているという、そういう建前になるのじゃないかと思うので、これは私のしろうと考えでございますが、そういう横の同じ権限を持っているとの会議から各省にいろいろ諮問したり、あるいは調査をしたり、協力を求めるという場合に、私は弱い拘束力しか持てない……

第39回国会 内閣委員会 第9号(1961/10/26、5期、民主社会党)

○赤松常子君 大臣、もうお急ぎでいらっしゃいますから、政府の考えをちょっと伺っておきたいと思うんです。それは最近男女同一賃金問題を労働省がお取り上げ下さいまして、婦人少年局主催でいろいろな集会や行事をお持ちいただきましたことについて、私たちたいへん感謝いたしております。幸い労働省には、国家公務員の中で、たった一人の婦人局長さんをかかえていらっしゃいますし、そうしてまた婦人課長もいらっしゃいまして、私たちたいへん期待をいたしている次第でございます。それで私あとで人事院の方にもお伺いしたいのでございますけれども、同じ能力を持って同じ生産を上げていて、男女の賃金の差というものは、諸外国と比較いたしま……

第39回国会 内閣委員会 第10号(1961/10/28、5期、民主社会党)

○赤松常子君 私、内閣委員にはまだしろうとでございますので、めくらヘビにおじずの御質問をするかもしれません。どうぞその辺お含みでお答え願いたいと思います。  この法案が提出されましたいきさつはいろいろ伺いました。で、ごく最近に、行審の第五次の答申によってこの案が組まれたということはよくわかっております。ところが、先ほど長官もおっしゃいましたように、過去幾たびかこの行審から政府に対して、行政の簡素化、能率化について意見が出されていたけれども、それは何か数十次に及んでと聞いておりますが、それが実現をしないで、ようやっと今日この案が提出されるということになった。その間に、今、長官もおっしゃいましたよ……

第40回国会 運輸委員会 第14号(1962/03/15、5期、民主社会党)

○赤松常子君 関連で。私も単なるしろうとでございますから、教えていただきたいと思っております。  今の南波佐間参考人、米田参考人のその審議会に対する御発言のところに何か食い違いがあるように思うのでございますが、米田さんにお尋ねいたします。政府の意見として委員長が御発表なすったのですか。私がちょっと皆様のお話を伺っていますと、郵政省と運輸省と、全然意見が統一されていないまま、その審議会に御出席なすったように受け取れるのです。にもかかわらず、委員長が、政府の意見として発表されたというところに、私ども了解に苦しむ点がございますのです。
【次の発言】 そうですが。運輸省の諮問が中心で出されたのですね。

第40回国会 法務委員会 第5号(1962/02/08、5期、民主社会党)

○赤松常子君 私、二、三ちょっと予算に関してお尋ねしたいと存じます。  まず第一に、刑務所作業の賞与金制度ですね、これについて私少し疑問がございますので、これに関してどういう方途をお持ちでございましょうか、お尋ねしたいのです。よく新聞を見ますと、罪を犯す――強盗をしたり殺人をした人が、出所後二、三日目にそういうまた罪を犯しておるという記事をたくさん見るわけです。もちろんこれは今大谷先生の御質疑のように、保護会がしっかりと出所者を抱きとめて、そうしてそこであたたかく社会へ復帰する道の指導が行なわれなければならないと思うのですが、きょうは予算の面で、一体この賞与金制度というものがここに書いてござい……

第40回国会 法務委員会 第8号(1962/03/01、5期、民主社会党)

○赤松常子君 矯正局長さんに二、三お尋ねしたいと思うのでございます。  それは、この問題はだいぶ前にこの法務委員会でも取り上げられた問題だと思うのでございますが、少年院とか刑務所に働いていらっしゃる職員の処遇あるいは待遇の問題でございますが、最近私のところへわざわざ婦人職責が陳情に来られたのであります。その内容につきまして、私矯正局長にただし、将来こういう問題に対する法務省矯正局の御方針、これをはっきり伺っておきたいと思うのです。  そのまず第一は、苦情処理の問題でございますけれども、刑務所、少年院、そういうところの職員の人々に労働組合を作る権利を認められておりません。これは警察庁、消防庁もそ……

第40回国会 法務委員会 第10号(1962/03/08、5期、民主社会党)

○赤松常子君 関連して。昨年の暮れでございましたけれども、婦人調査官の方々、それから相当国家公務員の上級クラスにいらっしゃる婦人の方々との懇談会がございまして、ほんとうに私ども皆様のごりっぱなお姿を拝見して力強く思ったのです。今お話伺ってみますと、この供給源に非常な隘路があるとおっしゃっていますが、婦人がそういう志願をする、そうして試験にパスするその割合というものは一体最近どのようになっておるでしょうか。たいへんりっぱな方がいらっしゃることはうれしく思うのでございますが、この供給源の培養と申しましょうか、養成と申しましょうか、その辺のところを。

第40回国会 法務委員会 第14号(1962/03/22、5期、民主社会党)

○赤松常子君 関連して。これは申し出の三カ月の期間中に、たとえば内縁の妻あるいは遠くに子供がいた。それが知って請求した場合に、その三カ月間は待つわけですね。三カ月間中に二人、三人申し出るかもしれませんね。そうすると、その三カ月間は待ってもらえるわけですね。待つわけですね。あるいは二人申し出る。三人申し出る。子供が二人も三人も方々にいた。内縁の妻もいた。それを知って、続々申し出たという場合に、一番先申し出たというので、それに全部行くわけじゃないのでございますね。
【次の発言】 その場合、子供のことはもちろんはっきりわかっておりまするが、財産の分配は、妻が半分、子供は均等にするという財産の分け方が……

第40回国会 法務委員会 第16号(1962/03/29、5期、民主社会党)

○赤松常子君 関連して。私今ちょっと思い出したのでございますけれど、二、三年前に参議院会館で火事が起こりました。ぼやが起きたことがございまして、それが二階と下との間の押し入れ部分から火が出たんですね。それはぼやでございましたから、大事には至りませんでしたけれども、それが上の人は、いや下の空間の下のほうから出たと言い、下の人は、いや上のほうから出たと言い、ちょっとうるさいことがあったのでございます。そういう故障が起きたということだけでなくて、今言うように非常に不幸な火災が起きたというような場合に、火元になった人は非常に責任を感じ、周囲の人からあそこから出たということで指をさされるわけです。そうい……

第40回国会 法務委員会 第17号(1962/04/03、5期、民主社会党)

○赤松常子君 委員長、二つ簡単に……。
【次の発言】 私しろうとでございますもんですから、まことに、教えていただくという立場からちょっとお尋ねしたいのでございますが、この法案がまあだんだん前進して参ったということは三人の御参考人お認めでございますが、まだまだ不備な点があるようでございます。それで、諸外国の例と比較しまして、この法案程度では非常に整備しているものか、不備な点がどのくらい残っているものか、どういう段階か、諸外国の進んでおる例と比較をしての御感想を雄川参考人からでけっこうでございますので、どうぞ教えて下さいませ。
【次の発言】 もう一つ平峯参考人にお尋ねします。  内閣総理大臣の異議……

第40回国会 法務委員会 第18号(1962/04/04、5期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっと簡単に一、二点教えていただきたいと思います。私ほんとにしろうとでございますから、なかなか、こういう会社の経理、あるいはこういう問題に対して、まことに知らないことばかりでございまして、一番私どもがこういう問題について関心を持ちますのは、非常に一般が、会社の発表する経理内容と申しましょうか、そういうものに不信を抱いているんじゃないかと、こう思うのです。たとえば、私どもがそういう問題に関連いたしますのは、従業員の賃金値上げの問題が起きた場合に、会社はあまり出したがらない。純益がないんだ、最初口でそう申しておりますが、証拠を見せてほしいと言うと、帳簿を見せられる。けれども、しろう……

第40回国会 法務委員会 第24号(1962/04/26、5期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっとこの問題に関連してでございますが、今、憲法に違反しないとおっしゃっていらっしゃいますが、いろいろこの解釈があると思うのです。一応外国には、こういう最高元首が司法裁判にこういう場合に執行停止をお命じになるということがございますか、いかがでしょう。外国の例をお知らせ下さい。
【次の発言】 どうも私、その点が納得いかないのでございますが、たとえば、従来ともこういう内閣総理大臣が執行停止をお命じにならねばならぬというような事態、それがあったのかどうか、たとえば、今予定されているそういう事態というものは、一体どういう事態でございましょうか。その予想があって、この二十七条ができたと思……

第40回国会 法務委員会 第27号(1962/05/07、5期、民主社会党)

○赤松常子君 私、今亀田委員のお話を聞いておりまして、ちょうど三十条のところで、この前参考人の方から、いろいろ個々の内容について御意見が出たわけでございまして、単なる「裁量権の範囲をこえ又はその濫用があった場合に限り」ということでは、言われたように、何と申しましょうか、受ける国民からいえば、非常に幅が狭い。ですから、ここにもっと、公平でない取り扱いがされたときとか、あるいは正確でない処分をされたときとかいう言葉をもっと入れたらいいんじゃないか、これだけでは、少し受ける側からいえば狭過ぎる、こういうふうな御意見があったのでございますが、ここにそういう言葉で表現するお考えはございませんでしょうか。


6期(1962/07/01〜)

第43回国会 逓信委員会 第6号(1963/02/15、6期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっと関連して。  私、逓信関係はまだしろうとでございまして、いろいろ皆様から教えていただきたいと思っております。先ほど御説明の中に、最近の合理化で、大阪で四百人、それから関東方面で約百五十人、こういう方々が配置転換されるという予定でございますが、その男女の比率はどうなっておりますか。
【次の発言】 多分私……。
【次の発言】 さようでございます。
【次の発言】 はい、ごく最近の……。
【次の発言】 私も多分そうだと思うのでございます。今までもちらちらと耳にすることでございますけれども、こういう配置転換の際、職場々々でトラブルが起きないところもあるが、起きているということも聞い……

第43回国会 逓信委員会 第19号(1963/03/28、6期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっと関連して。  もう質疑はあったかと存じますけれども、オート・アラームになっておる外国船の場合は―大体そのように伺っておりますが、その場合の海難の救助率と、そうでなく、今の日本の現状における場合の海難の救助率というものがわかっておるのでございましょうか。オート・アラームの場合、海難が非常に早く発見されて救助されたという比較を伺いたいのでございますが。
【次の発言】 私も、これは聞いたことでございますけれども、先進海運国の沿岸地方には、非常に通信網のネットが緻密に張りめぐらされておるから、その点オート・アラームでも比較的キャッチしやすいということらしいのですね。日本の場合と比……

第43回国会 逓信委員会 第30号(1963/06/27、6期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっと、簡単に並太参考人にお伺いいたします。  先ほど東京都下の例をおっしゃいました。有線放送に入っている人は六百何十人、で、公社の電話に入っている人はそのうちの三戸か四戸か六戸かと言いましたが、ごらんになりまして、どうでしょうか、併用していらっしゃるのでしょうか。有線放送に入っていたけれども、公社の電話が通ったら、もう有線放送はお断わりという状況でしょうか、両方とっていらっしゃるのでしょうか、いかがでございましょうか。
【次の発言】 もう一つ、ちょっと進藤参考人にお尋ねしたいと思います。  二重の通信網がある場合の弊害、非常に悪い例が日本の国内に起きているその御経験があったら……

第43回国会 逓信委員会 第31号(1963/07/06、6期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっと、三三四一号が採託されない理由をおっしゃっていただきたいと思います。
【次の発言】 ちょっとお尋ねいたします。そういう技術的な面だけでございますか。実はもう、一応請願の趣旨は郵政大臣にもこの間申し上げておきましたのですが、消費者を守るという、そういう面に対しては、どういろお考えでございましょうか。せっかく五円出して買ったものが、ほかの封緘はがきは、それは切ってよろしいということになっておるのですね。この官製はがきだけが、請願にもございますように、年間一千万枚ぐらいむだになっている。これも消費者が負担している。その問題は、郵政当局としてどういうふうに考えていらっしゃいますか……

第46回国会 商工委員会 第31号(1964/05/28、6期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっとこれに関連して。いまの御回答に対しましてもう一度ちょっとお尋ねしたいのでございますが、御両者とも、やみ紡機の存続、これが非常に問題のネックになるような御発言でございました。これは根本的に言えば、日本の政府自体が繊維産業の遠い将来を見通しての産業政策、繊維政策ができていない、これに私どもは欠陥があると思っている次第でございます。また、今度この新法ができましても、また五、六年先には同じことを繰り返すような懸念を私は持っている次第です。八年前も繊維関係の法律ができて、そしていままたこういうことをしなければならぬ。また五、六年たったらどういう状態になって、また同じことを繰り返す杞……

第46回国会 地方行政委員会 第12号(1964/03/05、6期、民主社会党)

○赤松常子君 私は、民社党の態度を表明したいと思います。  まず第一に、提出されております原案に反対、修正案に賛成の態度をとりたいと思います。いま政府のいろいろ申されております人つくり、その一番大事なことは若い青少年時代の人間の養成、形成にあると思っております。この点から青少年をどういうふうにしていくか。こういういろいろな風俗営業関係の取り締まりを単なる条例にまかしておいていいものか。今秋にはオリンピックも開かれますが、そういう国際的な場面が日本に持ち込まれるときに、ちょうどこれはいいチャンスであって、従来の条例にまかしているという慣行にとらわるべきではないと存じます。思い切ってこれを国の法律……

第46回国会 予算委員会 第17号(1964/03/23、6期、民主社会党)

○赤松常子君 さっそくでございますけれども、私質問の通告の順を変更いたしまして、法務大臣が公的な会合の御都合がおありになって、たいへん急ぐようでございますから、まず法務大臣に一、二簡単にお尋ね申し上げます。  それは、もうすでに御承知のように、売春関係の更生女子のアフターケアの施設といたしまして、婦人補導院が東京、大阪、福岡に施設がございますことは御承知のとおりでございます。本年二月のその収容者の数を調べてみますと、この数カ所の婦人補導院で百十二名でございます。定員は二百七十三名となっておりまして、その半分にも満たない。もちろん私は罪人の増加、多く罪人ができることを決して望んでいるものじゃござ……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 決算・労働連合委員会 第2号(1947/08/13、1期、日本社会党)

○赤松常子君 ちよつと局長にお尋ねいたしますが、今の勞働基準監督官の任命をお急ぎになつていると伺つておりますが、その内、女子はどのくらいお決まりになつているのでしようか。その御豫定、それから決まつていらつしやいます數など、ちよつとお知らせ願います。  その次に、部局の第五に勞働統計調査局が出ておりますが、從來政府の發表は、内閣統計局で發表されたもの、或いは厚生省で發表されたもの、いろいろまちまちでありまして、勞働者の生計費などにつきましても、數字の差異が往々に見受けられたのでございますが、これから一切の勞働者に關するものはこの局一本になさるおつもりなのでありましようか。

第2回国会 厚生・労働・商業連合委員会 第1号(1948/07/05、1期、日本社会党)【政府役職】

○政府委員(赤松常子君) 消費生活協同組合法案提出の理由について説明申上げます。日本再建のため、歴史上嘗てないこの経済危機を乗切り、國民生活の安定を図ると共に、文化を日常生活に滲透せしめ、教養豊かな文化国家を築くことが要請せられております。この時にあたり、近時國民の自主的、自発的な運動によつて、消費者の協同組織として消費生活組合が各方面に結成せられつつあります。消費生活協同組合は、一方において國民経済に於ける流通秩序の確立に費すると共に、個人の消費経済を合理化して民生の安定を図り、他方において各種の共同施設を設けると共に常に協同的な生活を行うことによつて、國民の教養を高め、日常生活の文化的向上……

第3回国会 人事・労働連合委員会 第7号(1948/11/20、1期、日本社会党)

○赤松常子君 先程吉田首相の御答弁のお言葉の中で、大変遺憾に存ずる点がございましたので、その点をお尋ねしたいと思つたのでございますけれども、機を逃したのでございますが、それについては又後からお尋ねしたいと思いますけれども、それについて今淺井委員長にお伺いしたいと思つておるのです。それは先程羽仁委員が、この公務委員の必要性をどこに求めるかというお尋ねがあつたと存じますが、それに対して、この法律は労働運動一般に影響を及ぼすようなお考えもあるやに伺つたのでありますけれども、この公務員法は言うまでもありません。この公務員の対象は國民であると言われましたし、その関係は上下の関係であるとおつしやつておられ……

第3回国会 人事・労働連合委員会 第9号(1948/11/25、1期、日本社会党)

○赤松常子君 私簡單に吉田総理にちよつとお尋ね申上げたいと思いますが、この前委員会で羽仁委員の御質問の中に、この公務員法の適用及び將來についての見通しというような意味の御質問がございましたが、そのお答えの中のお言葉に、この公務員法は殊に一般の労働運動及び労働組合にも影響せしめるような意味のお答えがございまして、私はさように解釈いたしましたが、申すまでもございませんが、この公務員法は終戰後労働組合が獲得いたしましたもろもろの権利をも剥奪いたそうといたしておりますし、少しも福祉及び利益などの保護に関する條文等もございません。こういう片手落ちな法律を以ちまして、公務員以外の一般労働運動、及び労働組合……

第5回国会 内閣・人事連合委員会 第1号(1949/05/13、1期、日本社会党)

○赤松常子君 私本多大臣にお尋ねしたいのですが、勿論私共も行政機構の改革を科学的な、合理的な基礎に上に断行するということに反対いたしておりますものではないことは、しばしば申しているわけでございます。その方法について納得しかねるものがあるから、私共その理由を十分に納得したいし努力しているわけでございますが、先程本多大臣の提案理由の説明を伺いましても、実に納得し難い言葉を数々承わりまして、私共は実は唖然としている次第でございます。というのは、今カニエ委員もおつしやいましたように、非常に一方的に強行しようというその意図が、或いは絶好のチヤンスという言葉を用い、或いは確平たる決意の下にという言葉をお用……

第5回国会 内閣・人事連合委員会 第2号(1949/05/15、1期、日本社会党)

○赤松常子君 只今御説明を伺つておりますと、実は農林関係の資料が十分出ておりませんものですから、私共科学的な根拠で質問を申す段階に至つておりません。併し今政務次官の御説明の中にこういう言葉がございましたのですが、この農林行政の中に食糧供出に関係のある方々が少ないので、大藏省当局に増員を願つているというお言葉がございましたのですが、それとこの減員なさつた問題とは非常に矛盾があると思うのでございますが、ただ單に上から天引き二割の整理をしろということに從つて、こう形式的になさつたように伺えるのでありますが、本当の農林行政に熱意がおありになるならば、そういう点をよくお考えになつてなさつたのか、そういう……

第5回国会 内閣・人事連合委員会 第3号(1949/05/16、1期、日本社会党)

○赤松常子君 私労働大臣に二つお尋ねをいたしたいのでございますが、先ず第一に、今おつしやられましたその精鋭を揃えてやればやれるとおつしやつておられますけれども、今までの基準監督官のいろいろ業績を拝見いたしておりますと、実に労働者側から申しますならば忿懣に堪えないことも沢山ございます。その一例を申上げますならば、監督官が現場を親しく見る、そうして労働者に本当に実情を直接お聞きになるということは非常に稀なのでございまして、会社側にいらしつて、酒を一杯飲まされると、そのまま帰つておしまいになるという例がたまたまあり、非常に多いのでございます。これは私共労働者側の声を始終聞いておりまして、非常に遺憾に……


2期(1950/06/04〜)

第10回国会 厚生・労働連合委員会 第1号(1950/12/15、2期、日本社会党)

○赤松常子君 私も実はこの問題につきましては、経営者側の意見も聞くべきだという考えを持つておりまして、この証人の御決定がきまりまする前後に、ちよつと非公式にではございましたけれども、厚生委員のお部屋に参りまして、私の意見だけを申しておつたのでございますが、そのときもうすでに証人の人選が決つたようで、甚だ私残念に思つた次第でございます。そこで私事業主の人々の御意見もちよつと参考に聞きたいのでございますが、それは社会保險審議会で先ほどの市川証人のお話の中に、これに関する反対が、期せずして労資の代表が反対したということでございますが、その場合の事業主の反対理由の主な点を、一、二わかつていらつしやるな……

第10回国会 労働・地方行政連合委員会 第1号(1951/05/14、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤松常子君) 只今から労働委員会並に地方行政委員会の連合委員会を開会いたします。  先般の憲法記念日における皇居前広場の事件並にメーデーに皇居前広場を使用することの禁止の問題につきまして関係大臣、政府委員が出席いたしておられますから、どうぞ御発言のあるかたは、順次御発言願います。
【次の発言】 ちよつと皆様に申上げたいのでございますが、岡崎官房長官はほかに二つの委員会に御出席の御予定だそうでありますから、先に官房長官に御質問のおありになりますかたは御発言を願いたいと思います
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。

第12回国会 外務・労働連合委員会 第1号(1951/11/10、2期、日本社会党)

○赤松常子君 私は労働大臣にちよつとお伺いしたいのであります。今度我が国が国際労働機関に復帰いたしますと、申上げるまでもございませんが、そこで取上げられました、採択されましたいろいろな条約や勧告は誠意を持つて忠実にそれの実現に努力いたさなければならないと思つております。併しながら以前、国際連盟時代に日本が労働機関に加盟いたしておりました時代のことを顧みましても、常に日本の特殊事情という隠れ簔に隠れて、こういう採択されました条約、勧告を忠実に実行し、実現する努力が政府並びに経営者側に全然ないと言つてもいいくらいな状態でございました。例えば今私思い出すのでございますが、幼年労働者及び婦人労働者の深……

第12回国会 内閣・運輸・労働・経済安定連合委員会 第1号(1951/11/14、2期、日本社会党第三控室(右))

○赤松常子君 時間も大変ございませんので簡單に橋本長官に御質問申上げたいと思います。  終戰後日本の社会制度の改革が行われまして、殊に婦人の社会的地位の向上、例えば選挙権の獲得であるとか、教育の機会均等であるとか、或いは男女の同一賃金の原則の確立であるとか、非常に婦人の地位も尊重されて参りましたけれども、それは單なる法制上の点でございまして、内容実質的にはまだまだその美名にほど遠いものがあるのでございまして、今後一層そういう点の向上を考えて行かなくてはいけないと思つております。最近それに逆行する気配がしみじみと感じられるのであります。この行政機構の縮小が考えられますと、御存じのように真先に婦人……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 法務委員会売春対策に関する小委員会 閉会後第1号(1953/09/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつとお尋ねしたいのでございますが、只今この前の国会が終りましてから四回各省の関係の懇談会をお開きになつた……。大体どういう点が問題になつたんでございましようか。もう少し詳しくお聞きしたいと存じます。
【次の発言】 その今おつしやいましたように各省でそれぞれの問題を取上げて、そうして一応縦の意見はまとまるといたしまして、今のそれを横に連絡をとり合い、そうしてそれを主として取扱つて行くところをまあ内閣に置くとおつしやいましたけれども、併しその内閣に置くとしまして、やはりその各省の中でどこかが主導になる必要があると思うのでありますが、そういう点について何かお考えがまとまつておりまし……

第24回国会 法務委員会公聴会 第2号(1956/05/10、3期、日本社会党)

○赤松常子君 関連してちょっと一つ……。  先ほど、いろいろ実例をおっしゃいまして、ことに私ども、身の毛のよだつ残忍さを知らされた次第ですが、いろいろ伺ってみますと、そういうことをする人は、私、一種の病人ではないかと思うのです。そういう病人をただ死刑にしていいものかどうか、もっと別の角度から、あるいは病院に入れるとかということの方法が、もっと広く考えられていいのではないかと思うのです。極悪犯人であるから死刑ということよりも、もっと広く考えられると私は思うのですが、そういう点に思いをいたされたことがございましょうか。  それからもう一つ、いろいろ実務家としてお扱いになった場合に、今申しますように……

第24回国会 法務委員会公聴会 第3号(1956/05/11、3期、日本社会党)

○赤松常子君 ちょっと一、二正木先生とそれから渡辺さんのおっしゃいました中に、聞き違いかもしれませんけれども納得いかない点が一つございました。それは正木先生のいろいろ死刑囚にお会いになって、その殺人の動機をお尋ねになったときに、ほとんど偶発的だということをおっしゃったのです。そうすると、今、渡辺さんのお話の中にいろいろの実例をおっしゃいましで、計画的に殺人をしたパーセンテージを相当多く述べられました。そこはどういうふうに解釈すべきなんでしょうか。
【次の発言】 私森戸先生にちょっと先ほどから非常に贖罪の意味から、宗教的な環境でいろいろ服役するというようことが理想だとおっしゃっておりましたし、人……


4期(1956/07/08〜)

第28回国会 外務・法務委員会連合審査会 第1号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○赤松常子君 私簡単にちょっとお尋ねしておきたいのでございますが、せんだって私神戸に参りまして、福原遊郭が一せいにネオンを消しましたのでございますが、そのあとの従業婦の行方を二、三聞いてみたのでございます。ところが、やはりあそこは外人の多い国際港でありますから、幾分かは海外へ流れて行ったようでございます。もちろんこの条約が批准されておりませんときでありますから、何ともいたし方ございませんです。ところが、やはり横浜とか神戸とか、特に今後こういう出入りが多いと思うのでありますが、この十七条で見ますと、空港だとか停車場では公衆の目に見えるように警告を出すとかいう程度のことしか書いてございませんですけ……


5期(1959/06/02〜)

第40回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1962/03/27、5期、民主社会党)

○赤松常子君 大臣に一、二点……
【次の発言】 終戦後たいへん社会悪が激増して参りまして、私ども売春問題であるとか、いろいろ取っ組んで参りましたけれども、それと非常に結びついているのは麻薬問題ですが、最近アメリカと日本が麻薬天国といわれていること、非常に私は恥ずかしいことだと思うのですが、そのおもな舞台が、密輸のルートが船舶とそれから飛行機なんです。これの対策は、いろいろ考えられまして、それは省くといたしますが、たとえば日本側の駐在官を香港に一人置いているのですね。この間厚生省の方に聞いたのですが、ところが、その駐在官が、きょう出帆した船がどうも怪しい、麻薬の密輸が行なわれている、こういう情報……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1962/03/28、5期、民主社会党)

○赤松常子君 私は、たまたま最近、第一線に働いていられる女の方と多く会う機会を持ちましたので、そのときに訴えられた諸問題を中心に二、三お尋ねしたいと思っております。  それは、私郵政事業全般にはしろうとでございますから、的はずれのこともあるかと思います。その辺はまた御教授願いたいと思っております。全特定の業務に働いていらっしゃる方々が、一番おっしゃったことは、局舎が非常に古いし、狭いし、とても能率的に仕事ができないということを強く訴えていらっしゃいました。今度の予算を拝見いたしますと、郵便局舎の改善、施設拡充経費に去年よりは相当取っていらっしゃいますが、ことしこの費用の中で、いわゆる遠方にある……


6期(1962/07/01〜)

第43回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1963/03/25、6期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっと関連して。今、監察の問題をおっしゃったのでございますが、私、非常に特定局の立場の力の気持もわからないわけではない。けれども、今度のような、まあ女性であったということで私たいへん共同責任と申しますか、恥かしく思っている次第でございますが、特定局が全国に一万五千近くございますが、そういう末端までに監察官がおいでになるその割合と申しましょうか、度数と申しましょうか、最末端までいらっしゃるわけですね。そういうことをちょっと伺いたいのでございします。何回ぐらいおいでになれるのか。特定局ですらこれだけあるのですから、普通郵便局がたくさんあるわけでございますが、その職場と監察局員の人数……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1963/03/26、6期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっと関連して。この問題については、前の河野農林大臣にも非常に御関心をお待ちなさいまして、御自分で市場の視察もなさいましたわけです。われわれ婦人の立場からどういう施策がどういうふうに現われてくるか、実は関心を持ってその行方をながめていたわけであります。これは大臣でなくともけっこうでございます。事務当局の方でいいんですが、その後、河野農林大臣はこの流通機構の改革に対してどういう研究をなされ、どういうようにその具体化にお努めになりましたかを、事務当局の適当な方からちょっと御報告願いたいと思います。
【次の発言】 そういう具体的なお店も私一、二拝見いたしたのでございますけれども、これ……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1964/03/26、6期、民主社会党)

○委員以外の議員(赤松常子君) 私、二、三日前の予算委員会で、郵政大臣に御一問だけお尋ね申しました。そのときの御回答がまだ私には十分納得がいかない点もございます。きょうは、要約いたしまして、二点だけお尋ねいたしたいと思います。  まず第一は、この間のお尋ねの問題でございますけれども、繰り返してそのとき申し上げました、政府の監督下における職場において、なお特定局の女子労働者が二十四時間ぶつ通し労働させられている勤務状態であるということ。これは労働基準法で交換手とそれから看護婦さんは許されておりますけれども、ただ許されているからといって、いまの労働基準法そのものが完全じゃございません。昭和二十二年……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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