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瓜生清 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

瓜生清[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは瓜生清参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。瓜生清参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
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■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

7期(1965/07/04〜)

第49回国会 運輸委員会 第2号(1965/08/05、7期、民主社会党)

○瓜生清君 関連。私は、先ほどの質疑の過程を通じまして、責任の所在について簡単に御質問したいと思うのです。それは、いまの副知事の答弁では、設計図を作成する過程において測量その他に不注意の点があったということを率直に認めておられるわけでありますが、そういうずさんな書類をもって申請をし、運輸省の航空局がそれに対して承認を与え、しかも工事が終了して検査をする段階になって、小高い丘があるから認められない、こういう過程でこの問題は暗礁に乗り上げておるわけでありますが、東京都の責任はもちろんでありますけれども、そういうような、何といいますか、不十分な申請書に対して、十分な審査もせずして許可を与えた運輸省側……

第49回国会 大蔵委員会 第4号(1965/08/11、7期、民主社会党)

○瓜生清君 私は、この法律案に対しまして、民主社会党を代表して反対の討論を行ないます。  この法律案は、いわゆるIMF及び世界銀行に対し、政府はそれぞれ二億二千五百万ドルと一億六百六十万ドルの追加出資をすることができるようにしようとするものであります。世界経済及び国際貿易の発展と、これに基づく国際流動性増強につきましては、わが国も協力することは必要でありますので、この大筋について異論はございません。ただ、問題はこの払い込み財源についてであります。  提案によりますと、その一部は前回の昭和三十四年のときと同様に、日本銀行保有の金の再評価による益金と、残りの部分は外国為替資金特別会計のインベントリ……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1966/02/25、7期、民主社会党)

○瓜生清君 私、ごく簡単なことを二つだけ質問したいんですが、一つは、公害対策の融資というのは、大ざっぱに言って、現在どの程度のものが出ておるのかということです。  もう一つは、皆さんが行政指導をなさっておって、いわゆる企業者の態度といいますかね、それがなかなかむずかしいと思いますけれども、少しは社会的責任において前向きにそういう問題と取り組まなければならないというような方向に――皆さんが見られて、どういうふうにお感じになっておるのか、その二つだけお答え願いたいと思います。

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1966/03/18、7期、民主社会党)

○瓜生清君 関連。先ほどの安井総務長官の御答弁のことでちょっとお伺いしたいのですが、私、衆議院の産業公害対策特別委員会に出されたこの資料を、いまちょっと見たのですけれども、予算面で、たとえば水だけをとりましても、水質調査は総理府の予算の中に入っている。それから水質の汚濁対策というのは厚生省、農林省、運輸省、建設省、これだけ項目がある。それから工場排水処理対策については通産省の所管になっている。こういう、水一つ考えてみましても、予算がいろいろなところに出ているので、われわれしろうとが考えましても、先ほどの公害対策の機構というものは、何とか、やはり、いまの近藤委員のお話のように、一本にまとめるほう……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第8号(1966/04/15、7期、民主社会党)

○瓜生清君 ちょっと一点だけお伺いしますけれども、いま厚生省の諮問機関である公害審議会でいろいろ案を練っている。それから通産省のほうは、産業公害部会ですか、そこでいろいろなことを検討しているということなんですが、そこで政府のねらいは、公害基本法というようなものが出てくる場合に、厚生省なり通産省なり、いろいろ各省に分かれておりますね。そういったものが集約された形で、一つの法律として制定されようとしているのか、それとも、通産省は通産省の立場から見た法律というものをつくる、厚生省は厚生省という、そういう限界の中で、公害審議会の答申に基づいて法律をつくる、そういうふうな形になるのか、一本にまとまって出……

第51回国会 大蔵委員会 第3号(1966/01/17、7期、民主社会党)

○瓜生清君 ちょっとそれに関連して。須藤委員の質問に若干関連するんですが、岩佐さんにお伺いしたいと思いますのは、先ほどのお話の中で、健全な公社債市場というものを育成をして、そして公債の市中消化をはかるということを原則にして、それを歯どめにすると、こういうお話があったんですが、確かに財特法による二千五百九十億円何がしの公債に限っては、ただいまお答えになりましたように、健全な形で消化がされるかもわかりませんけれども、これから先、昭和四十一年、四十二年というふうに、政府が相当多額の公債を出していくわけですけれども、その場合、私どもの受ける印象では、いわゆる公社債市場というものを育成していくというその……

第51回国会 大蔵委員会 第4号(1966/01/18、7期、民主社会党)

○瓜生清君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十年度における財政処理の特別措置に関する法律案に対し、反対の意思を表明をいたします。  反対の第一の理由は、今回政府が租税収入の減少に見合う赤字公債の発行を行ない、わが国の健全均衡財政方針を変更しようとしている点にあります。そもそも、四十年度の税収の伸びが大きく期待できなかったことは、当初予算編成のときから明らかであります。しかも、政府のたびたびの景気回復の言明にもかかわらず、逆に不況はますます悪化してまいっております。これは政府の経済政策が朝令暮改を繰り返し、その場その場を糊塗する政策に終始していたからであります。……

第51回国会 大蔵委員会 第8号(1966/03/01、7期、民主社会党)

○瓜生清君 ちょっと、いまの戸田委員の質問に対する次官のお答えについてお伺いしたいのですが、通行税法がかりに通過するにしても、いまの予算の収入面から見ると、二月十五日から値上がりするということを前提にして歳入が見積もってあるわけですね。そこで、これが予定どおり政府原案のようにパスして、そのあとで減収という事態が起こったならば、全体的な観点から調整がとれると思うのですが、いまははっきり運賃値上げというものが三月以降になるということは明確になって、これは減収になるかならないか実はそのときになってみなければわかりませんけれども、とにかく二月十五日から値上げを実施するということを前提にして歳入が見込ん……

第51回国会 大蔵委員会 第11号(1966/03/22、7期、民主社会党)

○瓜生清君 簡単なことを二つだけお伺いしたいが、一つは、開発銀行が融資をされる場合に、非常にきびしく条件をおつけになると思うのですが、逆に償還計画ですね、こういうものに対しても同様だと思うんですが、万が一それにそごを来たすというような企業があった場合、どういうふうな措置をとっておられるのか。おおまかでいいから、御説明を願いたいというのが第一点。  第二点は、総裁がこの間の委員会で、いわゆる企業倒産がいままでにあった数字を二十一社、十七億六千五百万円ですか、そういうお話をされましたが、その中に海運と石炭の企業があるのかないのか。  その二つだけひとつお伺いします。以上で私の質問は終わります。

第51回国会 大蔵委員会 第22号(1966/05/10、7期、民主社会党)

○瓜生清君 ごく簡単なことを二、三質問しますが、まず一点は、さっき保険部長が全損についての判定基準、こういうことをいま策定しつつある、こういうお話でした。それは政令によらないということですけれども、どういう形で出てくるか、たとえば大蔵省の内規というような姿になるのか、その点をひとつ伺います。
【次の発言】 それから、もう一つは、法案の第二条第一項の一番あとのほうに、「他の法律に基づき火災に係る共済事業を行なう法人で大蔵大臣の指定するものをいう。」、こうあります。これはどういう範囲のことを考えているのですか。
【次の発言】 具体的に損保二十社以外に、そういう大蔵大臣の指定するものというのは、いま……

第52回国会 決算委員会 閉会後第11号(1966/11/18、7期、民主社会党)

○瓜生清君 議事進行について発言をいたします。  実は、昨日の本委員会におきまして、黒柳委員のほうから、政治献金の問題についていろいろおっしゃったわけですけれども、その中に、わが民社党の内海代議士の後援会に献金があったかのように受け取れるような個所がございますが、これは調べましたところ、前芦屋市長の内海清さんでありまして、国対委員長を通じまして、きょう電話で確認をしておりますので、不適当な個所は取り消しをお願いしたいと思います。委員長に御一任します。
【次の発言】 まず、松野農林大臣にお伺いいたします。  昨日、共和製糖問題に関する農林、大蔵両省の調査報告書が提出されたわけでありますが、政府関……

第52回国会 災害対策特別委員会 閉会後第5号(1966/11/08、7期、民主社会党)

○瓜生清君 北海道の冷害の問題につきまして、一点だけ文部省に質問します。  きょうの午前中のこの委員会の始まります前に、北海道の冷害対策について陳情を受けたのですが、その中に生活対策の一つとして、冷害によって今後給食費の支払いが困難となる児童生徒については、学校給食法による準要保護の適用を可能ならしめるよう配分額の増額をはかってほしい、こういう要望があったわけでありますけれども、それに対しまして、文部省としてすでに具体的な措置をとられておるのか。おるとすればその大まかな内容について御説明願いたい。もしとられておらぬとするならば、今後どのような対策を講ぜられるのか。その二つの問題について御答弁を……

第52回国会 産業公害対策特別委員会 閉会後第1号(1966/11/18、7期、民主社会党)

○瓜生清君 関連。その問題ですがね、大臣。実は私、安井総務長官の時代にも、いまのような問題について質問したことがあるのですけれども、最近次々に発表されました自治省の案、公害審議会の案、あるいは経団連の考え方、厚生省の案、通産省の案、いろいろあるわけです。それがみなそれぞれ内容的に、ニュアンスが違う面もあれば、あるいは対立するような考え方の面もあるわけです。したがって、公害問題というのは非常に国民生活に対して重大な影響を与えている、言うならば時の課題と言ってもいいような問題ですが、それが行政的に各個ばらばらの行き方をしておる。確かに総理府の連絡会議で調整をとっておるというけれども、それでは十分で……

第52回国会 大蔵委員会 第2号(1966/07/15、7期、民主社会党)

○瓜生清君 インドネシアの経済援助について質問したいと思うのですが、この間、インドネシアの第四副首相ですか、あれが来ましたときに、結局最終的に三千万ドルの援助をするということが総理の裁断によってきまったわけですね。その過程において、大蔵省と外務省と通産省との間に援助する金額で相当大きな食い違いがあったということを聞いているのですが、そういう事実があったのかどうか。あったとすれば、その内容をひとつ教えてもらいたいと思うのです。
【次の発言】 そこで、その三千万ドルの経済援助の内容というものはもうきまったわけですか。
【次の発言】 ちょっと、事務局でもけっこうですから、大まかなやつを教えてもらいた……

第52回国会 大蔵委員会 第3号(1966/07/19、7期、民主社会党)

○瓜生清君 時間がございませんので、二つの問題について御質問いたしたい。  一つは、きのうも大蔵大臣にちょっとお尋ねしたのですけれども、五月の終わりにインドネシアのハマンク・ブオノ副首相が来まして、緊急経済援助の要請があったと思うのですが、事務レベルで調整がつかずに、最終的には総理大臣の裁断によって三千万ドルという数字が決定したわけでありますが、どういうふうな政治的判断に基づいてそういうふうな金額がきまったのか、できれば教えていただきたいと思います。  もう一点は、政府は今後日本が先進国の一員として後進国に対して国民所得の一%を経済開発のために使うという意図を明らかにされたわけでありますけれど……

第52回国会 予算委員会 第3号(1966/07/21、7期、民主社会党)

○瓜生清君 私は、質問に入る前に政府側に若干の要請をしたいと思います。  それは、わが党に与えられました質問の時間がわずか十分でありますから、一つの問題について残念ながら深く突っ込んだ質疑を展開できませんので、ごく簡単に数項目にわたって質問いたしますから、詳しくお答えを願いたいということをお頼み申し上げておきます。  まず、大蔵委員会との関連がございますから、大蔵大臣に御質問をいたします。  御承知のように新潟県を中心とした豪雨による災害、それから本年八月には恒例の人事院勧告が出されると思うわけでありますが、これに対する補正予算を組まれる時期はいつごろになるのか、それをお尋ねいたします。

第55回国会 決算委員会 第3号(1967/03/23、7期、民主社会党)

○瓜生清君 私のお聞きしたいことは、三分の二くらいすでに大森委員が御質問になりましたので、きょうは深く論議することを避けまして、ごく平面的に、二、三の問題をお聞きしまして終わりたいと思います。  まず第一に、経済局長にお伺いしますが、たしか去年の十一月の二十日前後に、この委員会で経済局長と私と、共和製糖問題は農業政策の失敗ではないか、また、農林省の指導の面で大きな欠陥があったのじゃなかろうかということを追及しましたところ、まあ私にとってはそうでないという意味の消極的な答弁がございましたが、いまでも、この砂糖業界の再編成の問題で業界は紛糾しております。それは、私が申し上げるまでもなしに、経済局長……

第55回国会 決算委員会 第4号(1967/03/24、7期、民主社会党)

○瓜生清君 私は、産業公害対策問題に焦点をしぼりまして、若干通産省にお伺いしたいと思います。  御承知のように、ここ数年来、産業公害対策ということが国民の大きな関心の的になっております。しかも産業公害対策の推進機関といたしましては、いま総理府であるとか、あるいはまた建設省であるとか、あるいはまた厚生省であるとか、通産省であるとか、多くの省庁にまたがっておりますが、したがって、そういう観点からしますと、通産省だけを責めるわけにはいかないと思いますけれども、この昭和三十九年度の決算関係の審議の資料その他を見ますと、この問題についてほとんど一言半句も触れていないというような気がするわけです。そこで、……

第55回国会 決算委員会 第6号(1967/05/12、7期、民主社会党)

○瓜生清君 私は、四十年の八月に国鉄の監査報告書というのが出ております。これに関連しまして、主として第三次長期計画に関する問題を質問したいと思います。  まずお聞きしたいのは、第三次長期計画というものは、資金的に見れば二兆九千億円ですか、約三兆近いものを予定しておるわけですが、それの調達の内訳というものは一体どう考えられるか。それをまず聞きたいと思います。
【次の発言】 先ほどの話にありましたけれども、結局これだけの膨大な計画を遂行するのに、内部資金のほうが少なくて借入金のほうが多い。したがって、それに要する利子というものが非常にばく大な額になるわけですね。こういうところの何といいますか、資金……

第55回国会 決算委員会 第9号(1967/05/18、7期、民主社会党)

○瓜生清君 時間もおそいですから、ごく簡単に道路公団と住宅金融公庫に質問をしたいと思います。  まず、道路公団に聞きますが、先ほど総裁が大橋委員の質問に答えられまして、いままでの道路公団で使った資金の構成についてお述べになりましたが、その中で、営業収入を除いたほかの資金の割合でございますが、政府からの分が大体一一・一%、補助金が一%、道路債券が六四・九%、資金運用部の金が四・八%、それから産業投資特別会計が三・五%、世銀が一四・七、合計一〇〇%、こういうふうな数字の開陳があったと思うのですが、この中で、世銀の比率が相当大きいわけですね。そこで、借り入れ金の利息をいま聞いておりますと、大体七分か……

第55回国会 決算委員会 第11号(1967/06/14、7期、民主社会党)

○瓜生清君 私も時間の関係で、総理に一点にしぼってお伺いいたします。  昭和三十九年九月に、臨時行政調査会の答申が出ておりまして、その中に公務員の定年制の問題があります。定年制は公務員の地位の安定とかあるいは定員、昇進等の計画的運用、公務員の中立性の確保等を目的として実施をしなさい、しかし、現在のような退職金あるいは手当のような現状では、早急に実施することが困難であるから、そういうものを整備しつつ、六十歳を基準にしてやったほうがよかろうと、こういうことが具申されておるわけです。ところが、翌年の四月に、政府の見解として、それには賛成であるという意見が表示されたわけでありますけれども、今日に至るも……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第3号(1967/05/17、7期、民主社会党)

○瓜生清君 総務長官に伺いますが、時間の制限があるようですから、一問に限定してお答え願いたいと思います。  実は、私は同じような質問をこの委員会でこれで三回するわけですけれども、交通安全の連絡会議にしろ、産業公害の対策会議にしろ、政府の中で持たれるそういう各省庁にまたがる事項に関しましては、先ほども大倉委員から指摘されましたとおり、非常になわ張り争いが多いのじゃないかというふうにわれわれも見ておるわけです。で、長官は、先ほど漸次そういう傾向がなくなって、スムーズにいっておるというお話でございますが、私は必ずしもそうじゃないというふうに考えておるわけです。その証拠に、昨日たまたまテレビを見ており……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第4号(1967/05/26、7期、民主社会党)

○瓜生清君 まず、厚生省に伺ますが、例の新潟県の阿賀野川流域で起こりました、いわゆる第二水俣病と言われる問題について、この間厚生省の研究班が結論を出されたようですが、政府の最終的なことに対する統一見解といいますか、そういうようなものがいつごろ出るのかわかっておったら知らしてもらいたいと思います。あわせて現在のこの問題に対する調査の状況、それもお願いします。
【次の発言】 そうしますと、この間新聞によりますと、何といいますか、被害者が厚生省の研究班の報告をもとにして昭和電工に対して損害賠償の請求訴訟を起こすと、こういうようなことを言っておりますが、そういうことが起こった場合、被害者といたしまして……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第17号(1967/07/19、7期、民主社会党)

○瓜生清君 時間がございませんから、私、簡単に、少し角度を変えて交通安全の問題をお伺いしたいと思います。  それは、最近非常に乗用車の事故というものがふえておるわけです。これは運輸省が所管だろうと思います。けれども、お尋ねしたいのですが、日本シートベルト工業会というのですか、そこの発行しておりますものを見ますと、自動車の運転者、あるいはうしろに乗っておる同乗者が、そのJIS規格の安全ベルトをつけると、少なくともいままでの死亡なり、けがなりというものが五〇%くらいに減るだろうと、こういうことを言っておるのですが、運輸省当局としては、この安全ベルトの、何といいますか、科学的効果というようなものにつ……

第55回国会 大蔵委員会 第9号(1967/05/18、7期、民主社会党)

○瓜生清君 まず、私、通関業法の点につきまして、一、二御質問したいと思います。  その一つは、いわゆる現行の税関貨物取扱人法というものは、明治三十四年から今日まで改正が行なわれていない。ずいぶんその間に多くの年数があるわけですが、どういう理由で、貿易量の増大その他いろいろの問題が拡大されておるのに、今日までこういうような状態でこられたのか、その内容についてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 実際、私、横浜税関を見てきたばかりなんですけれども、結局、そうしますと、従来は法をどちらかといえば拡大解釈というような、そういう運用によってどうにかうまくやってきた。ところが、最近の輸出構造あるいは輸……

第55回国会 大蔵委員会 第14号(1967/05/30、7期、民主社会党)

○瓜生清君 まず、大臣に二、三お尋ねをしたいと思います。  第一は、最近といいますか、現在資本自由化という問題が非常に日本経済にとって重要な課題となっておるわけですけれども、外資審議会というのがございますが、そこでその問題についていろいろ論議をされておるようでありますけれども、大臣として、この資本自由化という問題について、どういうようなお考え方でいわゆる日本の企業を守るのか、基本的な考え方をひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 どうもちょっと抽象的で、あんまりよくわからないのですが、現実に資本自由化によって起こるマイナス面というのはどういうものか。大臣はどういうふうにお考えになって……

第55回国会 大蔵委員会 第15号(1967/05/31、7期、民主社会党)

○瓜生清君 私は、民主社会党を代表して、所得税並びに租税特別措置法の一部を改正する法律案に対し、反対の意を表明するものであります。  まず、所得税については、給与所得者の場合、課税最低限を標準家族で年間百万円に引き上げるべきであると考えます。  次に、租税特別措置については、まだ税の負担公平の原則及び税の中立性が阻害されている面があります。たとえば利子や配当所得の取り扱いなどはそのよい例です。特別措置のあり方としては、もっと新しい地域開発や社会開発に効果を与えるような方向に重点を置くことが必要だと思います。この観点から再検討をされることを要望してやみません。  以上、簡単ですが、理由の一端を申……

第55回国会 大蔵委員会 第26号(1967/07/11、7期、民主社会党)

○瓜生清君 ごく簡単なことを二、三お伺いしたいと思います。  実は私はしばらく社労委員会のほうに行っておりまして、本案の審議の状況をつまびらかに知らないわけでありますが、まず、たなおろし資産を見ますると、年々四百億円ぐらいふえていっているわけですが、その原因がどこにあるのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 この間の衆議院の大蔵委員会でわが党の竹本委員の質問に答えられまして、現在の葉たばこの作付面積を据え置いて、無理をしない方法で減反をしようと考えておる、こういうような御答弁がたしかあったように聞いておるんです。それは具体的にどういうような方法でおやりになるのか、案があれば、お考えになっ……

第55回国会 大蔵委員会 第30号(1967/07/20、7期、民主社会党)

○瓜生清君 関連。いま戸田委員がおっしゃいましたけれども、この政策的にということはわからぬわけじゃないのです。しかし、実際にそれが効果をあらわした案になっておるかというと、私ちょっと疑問があるのです。たとえば五十歳以上で八年以上おった人で十六万円プラス一万円ですね、合計十七万円になるのですよ。これを無利子の国債で記名で交付をして、そうして十年以内に償還していくというわけですね。そうすると、十七万円と設定した場合には一年に一万七千円です。そうすると、現在の貨幣価値の趨勢からいたしますと、五年ないし六年たてば一万七千円が一万円くらいになるかもわからないのですよ。そうすると、確かにこの答申の一番最後……

第56回国会 決算委員会 第1号(1967/08/01、7期、民主社会党)

○瓜生清君 時間もだいぶおそいようですから、私、ごく簡単に大臣に二、三の問題について質問したいと思います。  昭和四十年度の決算書を見ますと、たしか、千二百数億の金がいわゆる食糧管理費として出されておると思います。そこで私、大臣にまずお尋ねしたいのは、ここ数年、米の価格がほぼ一〇%程度ずつ毎年上がっている。 おそらく、日本以外の先進国の間で、これは自由主義国あるいは社会主義国を問わず、国民の生活に一番重要な影響を持っておる食糧品というものが、一〇%も上昇し続けておるという国はほとんどないと思います。こういうような事態について、これはいろいろ農業政策の面もありますけれども、それは農林省のほうへお……

第56回国会 決算委員会 第2号(1967/08/03、7期、民主社会党)

○瓜生清君 関連。黒川さんお伺いしますが、人の名前も言わなくてよろしい、金額も言わなくてもよろしいということにして、五千何件もある中で、こういう調査を依頼されたというぐらいなことは言えるでしょう。五千幾つもあるんですよ。その中にはこういう公開の席上で言っても差しつかえないような例があるんじゃございませんか。何もかも秘密でやっているわけですか。その点をお伺いします。

第56回国会 決算委員会 閉会後第7号(1967/11/15、7期、民主社会党)

○瓜生清君 穀物取引所のことについて二、三お伺いしたいのです。  商品取引所法に基づいて穀物取引所というのがいまあるのですが、これに対して農林省としての行政指導の範囲というのは一体どこまでであるのか、そういう点について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 大和田さんね、特に穀物取引の中でアズキというのが非常に何といいますか、投機的な色彩が濃い売買がなされているわけです。現物取引もあれば清算、取引もあるわけですけれども、そういう投機的なものに対して、かりに取引所法違反というような業者が出てきた場合、どういう、何というのですか、措置がとられるのか、お伺いしたいと思うのです。

第56回国会 決算委員会 閉会後第9号(1967/11/17、7期、民主社会党)

○瓜生清君 私は郵政大臣と電波局長にカラーテレビ、通信衛星の問題について二、三お聞きしたいと思うのです。  まず、小林郵政大臣にお伺いしますが、最近、NHKでカラーテレビのいわゆる料金を特別に取ろうとしておる話があるわけですが、たしかいま白黒のテレビは月額三百三十円だと思いますけれども、それにいわゆる受信付加料百五十円徴収したいというようなことを大臣、一体御存じかどうか。そういう動きがあることをお知りになっているかいないか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 そういうあれが正式に出てきました場合に、郵政大臣としてどういうようなお考えをお持ちになっておるのか、お聞きしたいと思います。

第57回国会 決算委員会 第3号(1967/12/21、7期、民主社会党)

○瓜生清君 私は、民主社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十年度決算を是認するとともに、委員長提案の審査の結果に基づく警告決議に賛成するものであります。政府に対する将来の財政運営上改善を望みたい事項は、警告決議に列記のごとくでありますが、これを機会に所信の一端を申し述べたいと存じます。  第一は、中小企業問題であります。最近中小企業の倒産件数が激増しております。先般政府は、事態の重大性にかんがみ、政府関係中小企業三機関の年末の金融手当てを、昨年に比べ倍増の努力を払われたのでありますが、結果から見ると、まさに焼石に水の感があります。中小企業の側からは、政府は、ことばの上ではともかく、……

第58回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第4号(1968/02/28、7期、民主社会党)

○瓜生清君 私の党も、御承知のように、沖縄問題につきまして重大な関心を寄せております。したがいまして、西村委員長みずから沖縄を訪問しましてその対策に腐心しておりますが、今後も皆さんの御要望をすみやかに実現するために努力したいと思います。  そこで、きょうは時間がございませんので、一点だけきわめて素朴な質問をしたいと思います。それは、先ほど参考人のどなたか申されましたが、施政権返還の問題につきましてはある程度の調整の時間というものが必要だと考えますが、B52爆撃機の基地化と、それから即時撤収の問題につきましては急を要する事項ではないかと考えるわけですが、いままでの日本とアメリカのいわゆる日米関係……

第58回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第6号(1968/03/15、7期、民主社会党)

○瓜生清君 大臣に一つだけ、たいへんしつこいようですが、B52の問題についてお伺いしたいと思います。  当初からの政府側の答弁を聞いておりますと、B52が沖縄にやってきて、これは常駐化するものではない、したがって、わずかな期間、当時のあれから言えば、朝鮮半島のいわゆる緊張とか、そういう背景があったので、そう長引かないだろうという想定のもとに、まあアメリカに対して強硬な、困るじゃないかという申し入れをしなくても、大事に至らずして再びアメリカのほうから自発的に撤去するのじゃないかというような、そういうふうに受け取れるようなお答えがあったのです。ところが、いま黒柳委員も指摘されましたように、どうも、……

第58回国会 決算委員会 第16号(1968/05/08、7期、民主社会党)

○瓜生清君 私、委員長の議事進行に協力いたしまして、実はきょう行政改革と、それから決算制度についての質問をする予定であったのですが、他の委員がされましたので、意見だけ申し上げて、御答弁は要りません。  まず行政改革の問題ですが、一局削限という問題は、総理はたいへんむごいことをしたとおっしゃいましたが、私どもはそう効果があったとは考えておりません。したがって、少なくともこれから先の行政改革の推進にあたりましては、先般の、本年三月二十二日、今後における行政改革についての閣議決定が三項目ございますが、これを確実に実行する決意を持って当たっていただきたい。それを第一点として要望します。  それから第二……

第58回国会 決算委員会 第18号(1968/05/15、7期、民主社会党)

○瓜生清君 私は、民主社会党を代表し、ただいま議題の昭和四十一年度決算外二件を是認するとともに、委員長が朗読された警告決議案に賛成するものであります。  政府に対し、将来の財政運営上改善を望みたい事項は、決議案に列記のとおりでありますが、これを機会に一言申し述べたいと存じます。  本委員会の審議は、国の決算の批判を通じて、わが国経済の均衡ある発展に資せんとするものであります。したがって政府は、本委員会の審査の締めくくりである警告決議のみでなく、平生の質疑に対しても真剣に耳を傾け、これらを国民の指摘する声として聞き取り、国政の運営にあやまちなきを期していただきたいと思います。  私どもは、国民の……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第8号(1968/04/17、7期、民主社会党)

○瓜生清君 私、きょうは、シートベルトの問題一本にしぼって若干お伺いしたいと思います。  たしか、ことしの四月一日ですか、来年か、シートベルトをつけるような、そういうふうになったということを聞いておるのですが、一体どういう状態にあるのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 そこで、そのシートベルトについて、何か、どういう車につけるのかというようなことについて、まだ最終的な結論が出ていないというように聞いておるのですが、その点はいかがですか。
【次の発言】 そうしますと、大体いつごろまでに省令を出して、対象の車に取りつける期間というものがどの程度かかるのか、その点お答え願います。

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第10号(1968/05/15、7期、民主社会党)

○瓜生清君 私はまず、園田厚生大臣がたいへん公害問題について積極的な姿勢で対処されておることにつきまして、敬意を表したいと思います。どうか勇断をもって今後も公害対策についていろいろ努力されることを、この席をかりで要望しておきたいと思います。  そこで、議事進行に協力する意味から、私、五つの問題を一括して質問いたしますので、大臣並びに関係者から御答弁をいただきたいと思います。  まず、質問の第一点は、今回の二つの公害法案は公害対策基本法の実施法として提案されておるわけでありますが、これによって国民の健康保護という基本法が生かされておるとお考えになっておるのかどうか。すなわち大気汚染がなくなる、騒……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第12号(1968/05/22、7期、民主社会党)

○瓜生清君 私、一まとめに質問いたしますから、簡単に、かつ率直な御答弁を願いたいと思います。  まず、大気汚染防止法案について伺います。  その第一は、第一条の目的の中に、生活環境の保全がうたわれております。農林水産、とりわけ農業関係に対する保護がこれで十分できるのかどうか。たとえば水島のイグサであるとか、千葉県市原市のナシなど、農業関係のばい煙公害がいま問題になっておりますので、政府の見解を尋ねたいと思います。  第二点は、十七条に緊急時における都道府県知事の措置について規定してあります。すなわち大気汚染が著しく人の健康をそこなうおそれがある場合、ばい煙排出者に対しばい煙排出量の減少について……

第58回国会 商工委員会 第7号(1968/03/19、7期、民主社会党)

○瓜生清君 私も本決議案に対し全面的に賛成をいたします。  その理由につきましては、提案者も申し述べられたとおり、いまさら質問する必要のないほど緊急な問題でございまして、現在三井銀行の会長さんの佐藤さんを団長とする訪米使節団が現地へ参っておられるやに聞いておりますけれども、どうぞ政府、民間を通じて、あらゆるルートを縫ってこの課徴金制度というものが阻止されるように御努力を願いたいということを申し添えまして賛成討論にいたします。

第58回国会 大蔵委員会 第9号(1968/03/28、7期、民主社会党)

○瓜生清君 局長に一問だけ質問いたしますが、さっき柴谷委員に答弁された中で、生糸の輸入関税ですね、中共の。目下農林省で検討中であって、昭和四十三年度中に結論を出したい、しかも、前向きの姿勢でやりたい、こういうことの御答弁があったわけですね。そこで、それは下げるということだと思うのですが、何か大蔵省ではほぼどのくらいまで下げたらどうだろうというような、そういう、何といいますか、原案といいますか目安といいますか、そういうものはありますか。それだけです。

第58回国会 大蔵委員会 第13号(1968/04/09、7期、民主社会党)

○瓜生清君 まず最初に、これから一連の増税法案、減税法案がこの委員会にかかってきますが、大体大まかに、税制調査会なり大蔵省当局の今年度の税に対する考え方について、わかりやすくひとつ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 いま一般の巷間では、いわゆる片一方では増税がある、片一方では減税がある、数字的にいうとプラスマイナスゼロだと、こういうきびしいことが言われておるわけです。そこで、今回のいわゆる税制改正について、政府は公約違反ではないかという声があるのですが、それに対する大蔵当局のお考えはどうですか。
【次の発言】 そこで、まあ端的に言えば、増税というのは、いろいろな理屈はつけても、財源調達……

第58回国会 大蔵委員会 第15号(1968/04/16、7期、民主社会党)

○瓜生清君 この間も質問したのですけれども、今度の増税、減税について、どうも私ども納得のいかない面があるわけです。ということは、片一方では所得税を約一千五十億円減税する。一方じゃ酒など四百五十億円、たばこが五百五十億円、物品税等で五十億円取るというならば、両方プラスマイナスゼロになる。そこで、私の聞きたいのは、こういう声があるのです。これだったら減税も増税もないほうが、かえって物価政策の面から見るとプラスになるのじゃないか、こういう批判があるわけです。そこで、大蔵省のほんとうのねらいは一体どこにあるのか、そういう面からお考えを聞きたいのです。

第58回国会 大蔵委員会 第18号(1968/04/23、7期、民主社会党)

○瓜生清君 大蔵大臣にお尋ねしますが、今後一千億円の国債を減額するという措置をとられたわけですが、その問題については、われわれ野党側としては、前々から国債を発行すべきではないという立場をとっておった観点からすればいいことだと思うのですが、福田さんが大蔵大臣の当時の質疑を振り返ってみますと、国債は減額になるどころか、年々歳々多少でもふえていく、そういうふうなことをおっしゃられたのですが、それが今度財政硬直化という理由によるのでしょうが、政府の財政政策が国債をめぐって転換したような感じを受けるのですが、その点どういうふうなお考えを持っておられるか、お聞きさしたいと思います。

第58回国会 大蔵委員会 第19号(1968/04/25、7期、民主社会党)

○瓜生清君 いま四つの税務署を閉鎖するとおっしゃいましたが、どことどこですか、予定地は。

第58回国会 大蔵委員会 第22号(1968/05/09、7期、民主社会党)

○瓜生清君 大臣お忙しいようですから、一つだけ質問しますが、さっき中小企業の育成強化ということについてそこそこの配慮を加えてあるというお話でしたが、実はきょう私がもらいました資料によりますと、政府の中小企業金融三機関、これで昭和四十三年の三月末現在で一兆三千八百二十五億円の貸し出し残がある。ところが、日本開発銀行等から中小企業に出ておる金は、一兆七千八百二十一億円の貸し出し残の中から二百七十二億円しかないのです。これをひっくり返していいますと、大体日本の産業の生産量においても輸出実績においても、五〇%程度を占めておる中小企業全体に対して、政府のほうからわずか一兆三千八百二十五億円しか出ておらな……

第58回国会 大蔵委員会 第27号(1968/05/21、7期、民主社会党)

○瓜生清君 その買いオペレーションですが、百億なら百億という金額を設定する際のいろいろな要件というものがあるでしょう。それはどういうものから成り立っているのでしょうか、その点をひとつ御説明願いたいと思います。

第58回国会 予算委員会 第10号(1968/03/30、7期、民主社会党)

○瓜生清君 くどいようですが、総理にお伺いしたいと思いますのは、輸入制限問題に関して参議院の商工あるいは大蔵委員会等で附帯決議がついておりますが、それを実現するにあたってどういう決意で臨まれるのか、承りたいと思います。
【次の発言】 新聞の報ずるところによれば、政府としてはここまできびしい制限措置をアメリカがとらないのではないか、そういう甘い分析をしておったのじゃなかろうかという、こういう憶測があるわけです。それの背景をなすのが、先般参りましたロストウ国務次官と佐藤総理との会談の中でそういうふうな話し合いが行なわれたというふうに聞いておるのですが、その辺の事情について総理からお答え願いたい。


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 予算委員会 第2号(1968/08/10、8期、民主社会党)

○瓜生清君 私はけさからの質問を聞いておりまして、時間の関係もございますから重複を避けまして、主として財政と経済問題に集中をして総理並びに関係大臣にお伺いしたいと思います。  しばしば指摘されましたが、本年とりましたいわゆる総合予算主義、こういういき方を来年度の予算編成でも引き続いておとりになる意思があるのかどうか、総理の見解をお伺いします。
【次の発言】 大蔵大臣いかがです。
【次の発言】 そこでお尋ねするわけですが、確かに本来それが正しい姿であるということは理解できないことはありませんけれども、財政の基本については憲法が定めておる。それを受けて財政法がこまかいことを規定しておるわけですが、……

第61回国会 商工委員会 第11号(1969/04/22、8期、民主社会党)

○瓜生清君 特繊法に関連しまして若干お尋ねしたいと思います。  けさの新聞を見ますと、アメリカの商務長官がEEC諸国を回って輸入制限の問題についていろいろな動きをしております。日本にも五月十日過ぎに来るということが明らかに書いてございましたが、アメリカの繊維品の輸入制限の動きについて、政府の得ておられる情報をできるだけ詳しくお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この繊維製品の輸入制限の問題については、私昭和三十九年に岩佐ミッションについてアメリカに行ったことがございますが、その後、昨年の臨時国会で予算委員会の総括質問でお尋ねしたことがあるのですけれども、一体そういうような問題がここ数年間続い……

第61回国会 商工委員会 第13号(1969/05/15、8期、民主社会党)

○瓜生清君 中小企業庁乙竹長官に若干お尋ねしたいと思います。その一つは、中小企業基本法が制定されてからことしで五年になると思いますが、この間、その施策の概略と成果と反省といいますか、どういう面でよくて、どのような面で至らない点があったかということについて、どういうふうに認識されておるのか。その点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いま長官がいろいろ申されましたけれども、私はまだ日本の中小企業政策が非常に弱いと思うんです。その原因はいろいろありましょうけれども、一言で言えば、国家の財政すなわち国の予算が少な過ぎることに大きなもとがあるような感じがするわけです。本年度の中小企業策を見ま……

第62回国会 商工委員会 第1号(1969/12/02、8期、民社党)

○瓜生清君 私、観点を変えて三点お伺いしたいと思います。時間の関係で一括して申し上げますから御答弁願います。  その一つは、数カ月前にスタンズ商務長官が日本へやってきて非常に強硬な態度で繊維の自主規制を、むしろ押しつけるかのごとき印象をわれわれに与えて帰国したわけですが、その後、佐藤・ニクソン会談、ないしはジュネーブにおける協議等々を通じて具体的なものはまだないと思いますけれども、スタンズが来日したときと今日とでは、アメリカの輸入制限に対する考え方というものに柔軟性が出てきたと政府は判断しておるのかどうか。確かに二国間協定というものを主張しておったのが、多数国との討議というガットの場に移そうと……

第63回国会 商工委員会 第8号(1970/03/26、8期、民社党)

○瓜生清君 さっきから大臣の答弁を聞いておりますと、現段階では、業者同士の話し合いであって、政府がほとんどそれにタッチしてないような印象を受けるお答えですが、実際そうなのかどうかお答え願いたいと思います。
【次の発言】 それからもう一つは、この問題を日米間の互譲の精神で解決しなければならないということをしきりにおっしゃるわけですが、そもそも発端はこれはアメリカが悪いんです。それの被害をこうむるのは日本であって、なぜ譲らなければならないのか。またそうすることによってどういう事態が――かりに決裂するというようなことがあった場合に……。その点ひとつお聞かせ願いたいんです。

第63回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1970/08/12、8期、民社党)

○瓜生清君 ちょっと関連して。大臣に一つだけお伺いしますが、実は、二年くらい前だったと思いますが、水田さんが大蔵大臣のときに、いわゆる総合予算主義ということを言われたわけであります。私は、そういうことで一体補正というものを組まずにやっていけるのかと言いましたら、いける自信があると、こう言明されたわけです。ところが、大臣が福田さんにかわると、その方針というものがくるっと変化してきた。今後、いわゆる予算編成の行き方について、現在のような行き方をされるのか、あるいはまた、総合予算主義的なにおいというものが復活してくるのか、そこの点をひとつお聞かせを願いたいと思います。

第63回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1970/09/10、8期、民社党)

○瓜生清君 私は、政府委員の方々に、ごく簡単に数点をお伺いしたいと思います。  まず、一つは、先般来から例の富士銀行の問題が起こっておりますが、衆議院におきまして堀さん、参議院では和田さんという社会党の方々が御質問をなさっておられますけれども、新聞の報道する範囲内で見てみますと、あれを深く追及していった場合に、いろいろな銀行法上の手続によって岩佐頭取の改任というようなところまで発展するんじゃないかというようなことを聞くわけでありますが、そういうふうなことがはたしてできるのかどうか。  それからまた、過去におきまして類似の事件が多少ございましたけれども、そういう場合に、銀行の責任者なりあるいは担……

第63回国会 大蔵委員会 第4号(1970/03/03、8期、民社党)

○瓜生清君 関連してちょっとお伺いしますが、いま信用組合の話が出ましたけれども、大蔵省として、ごちゃごちゃした小さな信用組合たくさんあるわけですが、それを集中的に一つの大きな金融機関に統合するというような意思があるのかないのか、その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 吉田さんね、まだそこまでのことはきまっていないと思うけれども、いま金融再編成ということばがよく新聞紙上に出ておりますね。大蔵省はそれに対してどういう考え方なのか、ふわふわとしたものでもいいから、あなたのお考え方を聞かせてもらいたいと思います。

第63回国会 大蔵委員会 第10号(1970/03/24、8期、民社党)

○瓜生清君 私は、主として長官に税務関係の職員の人事問題について若干質問したいと思います。  少し報道が古いのですが、去年の十二月九日の「サンケイ」に、「税金Gメンに大卒」という記事が載っております。それを見ますと、「大型景気を反映して税務署の仕事はふえる一方なのに、肝心の税金Gメンが収入のよい税理士などに転向するケースが目立つため、人手不足に悩む国税庁は来年度から、初めて大学卒の第一線税務職員を採用、戦力低下の穴を埋めることになった。これまで、第一線の税金Gメンは高校卒に限られていたが「もはや、若い人が成長するのを待ってはいられない。大学卒の人材を国税専門官として採用して即戦力に使いたい」と……

第63回国会 大蔵委員会 第11号(1970/03/26、8期、民社党)

○瓜生清君 関連して一つだけお聞きしますが、そうすると、結局、基地を貸与して、滑走路を長くしたり、あるいはいろいろな施設をつくるというのは、向こうが自分の金で勝手にやっているということですか、そういうふうに理解していいでしょうか。

第63回国会 大蔵委員会 第21号(1970/04/28、8期、民社党)

○瓜生清君 大臣に二、三御質問いたします。  四十六年度以降の税制について、国民の税負担感を緩和するため、所得税減税を今後とも続け、その反面、間接税を増徴するという方向を政府は打ち出しておりますが、納税者にとっては、心理的な負担感より、むしろ実質的な負担を軽くして、所得構造に応じた累進性を取り入れることが財政民主主義の建前上不可欠のことと思われますが、これに対して大臣の見解を問いたいと思います。
【次の発言】 次の点は、わが国の間接税は個別消費税体系をとっておりますが、各種物品を別々の基準で課税されているので、同一税目では、高級品にいくほど高税率となっており、一応のバランスはとられておりますが……



各種会議発言一覧(参議院)

7期(1965/07/04〜)

第55回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1967/05/22、7期、民主社会党)

○瓜生清君 だいぶ時間もたちましたから、簡単に二、三の点を質問したいと思います。  まず、大臣に海運政策についてお伺いをしたいと思います。  昭和四十四年以降、外航海運に対する助成措置がなくなるというふうに私聞いておるのですけれども、御承知のように、海運業界は、ここ一、二年、多少はよくなりましたけれども、従来、長い間非常に、何といいますか、いわば不況産業としてきたわけでありますけれども、しかも、これからどんどん貿易の拡大というような問題も起きてまいりますと、必然的に船の形も大型化していくというような、そういう事情の中にありまして、いま申し上げましたような外航海運の助成措置というものがなくなった……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1967/05/24、7期、民主社会党)

○瓜生清君 前田会長、ほかに日程があるようでございますから、一点だけ私お聞きしたいと思います。それはたしかことしの三月二十五日だったと思いますが、衆議院の逓信委員会でおたくの理事をしておられる佐野さんが、いわゆるラジオの聴取料の問題について意見を述べておられますけれども、その中で、ラジオの聴取料を支払うべき車が現在二百八十万台あり、その中で本年度中には八十万台程度そういう利用者との契約行為というものを進めていきたい、こういうお話があったんですけれども、その後の進行状況、それから自動車の中にタクシーが入るのか入らないのか、そういった問題についてひとつ御意見をお伺いしたいと思います。その一点だけで……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1968/04/11、7期、民主社会党)

○瓜生清君 大臣に一点だけ質問いたします。きょう農林関係予算の大臣説明書の中に、農政の当面する課題についていろいろ幾つかの項目をあげて述べておられますけれども、大臣としては、この中でどこに一番重点を置いた施策をやろうとされておるのか、その点をひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私はもう大臣にはありませんから、中座されてもけっこうです。  そこで、食糧庁にお伺いしますが、いま例の日本通運の問題が相当世論の批判を浴びておりますが、その中で、いわゆる米の独占輸送という問題がございますが、その問題についてはいまどういうような話し合いなり措置がとられようとしておるか、その点を。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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