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森勝治 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

森勝治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは森勝治参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。森勝治参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

7期(1965/07/04〜)

第49回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1965/08/12、7期、日本社会党)

○森勝治君 昨日私が御質問申し上げている点がありますので、その点について御回答いただいてから、同じ水の問題について他の問題を質問したいと思います。
【次の発言】 ただいまのお答えが私は合点がまいりません。その合点がまいらない第一点は、あなたはこうおっしゃっている、直ちに飲めないということではありません、飲んでもかまいませんと言っているんです。さらに、そのあとことばを続けましてあなたのおっしゃるのは、本来、水のあるべき姿からはずれているだけですと、こういうのです。もしあなたのおっしゃったように、そういう軽度にものを考えたとするならば、もっとも――私のほうから見ますとですよ、あなたの答弁から私が推……

第49回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1965/09/30、7期、日本社会党)

○森勝治君 第二班の報告をいたします。  当委員会の決定に基づきまして、黒木さん、私の二名が参加をいたし、九月二十日から二十三日まで山形、秋田の両県下を視察してまいりました。調査項目は、主といたしまして、国民健康保険の実施状況に関する事項、農村における出かせぎ労働者問題に関する事項を中心といたしまして、厚生及び労働行政に関する当面の問題もあわせて調査をしたところであります。  以下、調査項目に従いまして、その結果の概要を申し上げてみたいと存じます。  まず、国民健康保険の事項について申し上げますが、御承知のとおり、国民皆保険が達成されましたのは昭和三十六年四月一日で、山形県はこれに先がけまして……

第49回国会 社会労働委員会 第3号(1965/08/10、7期、日本社会党)

○森勝治君 宮川さんにちょっとお伺いしたいのですが、いまあなたのお話の中に、会社側は保安を無視して生産を強行していると、こういうことばがあったのですよ。したがって、会社側の保安の不備の点に言及されておりますので、この点について、当該組合として、会社側に対して何かその善処方の要望をされておったかどうかという点をちょっと聞いてみたいのですが。
【次の発言】 宮川参考人が言われたように、従業員側からしばしば本件については善処方を要望したにもかかわらず、会社側がその措置をはからなかったためにああいう悲惨事を起こしたということは、皆さんお聞きのとおりであります。したがって、この点は明らかに会社側の責任が……

第49回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1965/10/01、7期、日本社会党)

○森勝治君 いろいろ御説明があったわけですが、廃液、それから騒音、ばい煙、そういう問題については、これは各県とも頭を悩ましているわけでありますね。これは総称して公害という名で呼ばれておりますが、さて各県で条例などを設けようとするときに、公害とは何ぞやということで基準がさだかでないわけです。過去においては、私どもも若干そういうもののアウトラインのようなものをつくってこれこれだと出したけれども、それはざる法にひとしくて、静岡県でも、あそこの富士川ですか、河川の汚染についての条例を設けようとして国に問い合わせをしたら、ざる法で参考になりませんという、そういう県議会の関係の方々の私どもまいりましたとき……

第49回国会 社会労働委員会 第4号(1965/08/11、7期、日本社会党)

○森勝治君 ただいま大谷先生の御質問の、いま質疑と答弁を聞いておりますと、大衆収奪の醜さをまざまざと私は見せつけられたような気がするものです。で、いま国立療養所の問題と、それをめぐる身障者の問題が中心になっておりますので、関連して二、三質問をしてみたいと思うのです。  まず、身障者の採用の問題ですが、身障者の採用の問題は各官庁がこぞって行なうというのがかねてからの国の方針だと私は聞いております。したがって、最近における各官庁のこの雇用状態はどうなってるか、なかんずく、この本家本元である厚生省で、最近ここ数年間身障者をどのくらい採用しておられるか、これからこういう問題とどら積極的に取り組んでいか……

第50回国会 社会労働委員会 第2号(1965/10/19、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連ですが、先ほどのお答えの中で、医務局長は、健康診断的な診察をもってしたほうがいいというようなことを前段で述べておられたのです。ところが、私もなるほどそうかなと思って考えておったところが、後段において、しかしながら、数多くやるということが必ずしも好ましいということではありませんと、こうおっしゃっておられるのです。健康診断的ということになりますと、たとえばあらゆる職場では定期検診をやっておりますね、こういうときに活用されたならば早期発見が数多く発見されるというふうに、私は素朴にしろうと考えで理解しておったのですが、あとのほうで限定されておりますので、それじゃ一体厚生省の考え方はどう……

第50回国会 社会労働委員会 第3号(1965/10/26、7期、日本社会党)

○森勝治君 笠さんにちょっとお伺いしたいのですが、笠さんの後段ですね、一番最後に述べられた点、たとえばこの種の運動というものは国民の自覚にまつのが最善だ、こうおっしゃっておるわけですね。そこで、政府に何もあまり金の負担かけないでやりたいというような御意見を承ったわけです。ところが、先般のこの席でわれわれが政府にも質問したのは、もっと国が率先して力を尽くすべきではないかということを終始一貫われわれが主張したわけですが、何かあなたのお話ですと、対ガン協会が独自で国民運動を起こされるような、政府があまり頼りにならぬ、こういうような後段の御説明のように承ったのですが、その点をちょっと。

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1966/02/24、7期、日本社会党)

○森勝治君 だいぶ時間がたっているようでありますから、一点だけ、かいつまんで質問をしてみたいと思うのですが、それは、いまの話にもありました東海村の原子力研究所に隣接する米軍の射爆場返還問題について質問してみたいと思うのです。  このことは、すでに近藤長官以来の懸案事項でありまして、御承知のように、もう茨城県議会でも、あるいはまた衆参の科学特別委員会においても、この返還の要求の決議をされたというふうに私は仄聞しておるところでありますけれども、その後の米軍との折衝がどうなっておられるのか、ひとつ大臣からお伺いをしてみたいと思います。
【次の発言】 当時、もうすでに誤爆による被害者が出ておったわけで……

第51回国会 災害対策特別委員会 第9号(1966/06/22、7期、日本社会党)

○森勝治君 御承知のように、六月七日東京都をはじめとして茨城、栃木、群馬、千葉、埼玉というふうに関東一部五県にわたって激しい降ひょうがあったわけであります。なかんずく埼玉県北部が激じんの地でございまして、埼玉県におきましては、同日汽車はとまり、電車は脱線するというような騒ぎが起こりました。本席取り上げられている問題は、農村地帯における農作物の被害の問題についておもに取り上げられておりますが、県南の地区におきまして、市街地におきまして、この降ひょうによる出水のために、床下あるいは床上の浸水等のおびただしい被害もまた出ておるということを見のがすわけにはまいらぬわけであります。特にこの埼玉県の北部地……

第51回国会 社会労働委員会 第2号(1965/12/28、7期、日本社会党)

○森勝治君 私は、埼玉県下に起こりました不当労働行為の問題について大臣に御質問をしたいと思うのでありますが、その前に、一点だけ聞いておきたいことがあります。それは、初めて私は議員となったものでありますが、かねてから本件につきましては担当大臣の御出席方をわずらわしておりましたが、再三再四にわたる出席要請にもかかわらず、御出席が願えなかった。押し詰まったきょうやっとおいで願ったようなわけでありますが、総理は、口を開けば慎重審議、国民のための政治、人間尊重、経済安定等、お題目はたくさん並べますが、さて、われわれが具体的な問題についての審議に移ろうとすると、所管の大臣がなかなかおいで願えない。もちろん……

第51回国会 社会労働委員会 第4号(1966/02/03、7期、日本社会党)

○森勝治君 時間がございませんから、簡単に質問をいたしますが、これは会社側に対する質問ですが、ピケが合法か非合法かという裁判の続行中に、会社側が一方的にピケ破りをやったということは、どういう趣旨に基づいてやられたのか、その点をひとつ会社側からお伺いしたい。
【次の発言】 提訴はしておらんでも、裁判続行中であるくらい御承知でしょう。
【次の発言】 どうであろうとも、裁判続行中であることは御承知でしょう。
【次の発言】 裁判続行中であるならば、その是非が明らかに下された後でもおそくはないのじゃないですか。
【次の発言】 それでは、会社は何でも自分の思うことを、どういう裁判にかかろうとも、第三者の手……

第51回国会 社会労働委員会 第8号(1966/03/24、7期、日本社会党)

○森勝治君 基準局長がいませんので、両省に関係する問題ですが、ちょっと通産省に聞いてみたいのですが、基準法の五十五条の二で、安全衛生は労働省の監督行政の範囲外だという、すなわち、鉱山保安法によって取り締まれということがありますね。このようなことは、本来労働省の所管にあるべきだと、私は私のささやかな頭脳で理解をするのだけれども、この問題については、関連法の手前、労働省の権限が及ばない。私は、こういうところに両省の監督行政の手が届かない、その届かないその先にこういう事件が続発するのではないかという憂いを持つものです。したがって、本来ならば、やはりこれは他の事業と同じように、こうした監督、いま言った……

第51回国会 社会労働委員会 第9号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○森勝治君 毎度のことだけれども、時間がないということでありますので、私もかいつまんで二、三大臣に質問してみたいと思うのです。  まず、第一点は雇用の趨勢について伺ってみたいと思います。この点については、先ほど藤田委員も触れられたようでありますが、大臣は、先般私どもに所信の一端を開陳するにあたりまして、こういうことをその中で言及をされております。前段、後段を省きまして、要点のみ若干言いますと、「最近の雇用情勢は、景気の停滞を反映し、依然として増勢の鈍化が続いております。一方、長期的に見れば、」云々とありますが、「依然として増勢の鈍化」という語義は、ことばの意味はどういうものか。先ほどの話ですと……

第51回国会 社会労働委員会 第10号(1966/04/12、7期、日本社会党)

○森勝治君 ただいま大臣からこどもの国協会法案の説明を受けたわけでありますが、この協会法案なるものは、本来、厚生省所管というか、直営であるべきが私は最も至当な施策かと考えておりましたが、今度提案になりましたのは、団体をつくり、公共法人をつくる、そこで運営の衝に当たらせるということでありますが、なぜこれをこうした民営に移されようとしたのか、新宿御苑のように国営で行なおうとしておらないのか、この点ひとつ聞いてみたいと思うのです。東京都におきましても、これはもう上野動物園、多摩動物園、その他井之頭公園、あるいは、また、民間におきましても谷津その他にこういう施設がありますけれども、本来なら、厚生省がこ……

第51回国会 社会労働委員会 第12号(1966/04/21、7期、日本社会党)

○森勝治君 いま佐野委員が質問しました後段の、他の委員会との報酬の格差の問題ですが、まあ大臣は何か他の委員会と勘案されてきめられるものと思うがという答弁を言われて、いまのお答えで局長の話だと、教育委員とか人事委員等の関係の資料は持ち合わせないと言われているが、これはしばしばの会議でこのことは労働省が十分御承知のはずです。いずれといえども、いずこの県も、特に各種委員会がたくさんありますが、一つだけ申し上げますと、教育委員会との報酬の差は各県とも著しいわけです。いま佐野委員も、深夜にわたる取り扱いの問題も言及されましたが、そういうこともさることながら、こういう重要なポストに携わっておられる方々が、……

第51回国会 社会労働委員会 第15号(1966/05/12、7期、日本社会党)

○森勝治君 労働大臣にお伺いしてみたいと思いますが、ただいま本件の改正提案理由の説明がなされたわけでありますが、私は、まず大臣に基本的な問題について御意見をただしてみたいと考えます。  私は、かねてから、まじめに働く者はだれでも安心して生活ができるようなそういう世の中をつくるべきではないかというふうに考えてまいってきたわけでありまするが、したがって、金持ちはますます金持ちになり、貧乏人は幾ら働きましても楽にならないような現在の仕組みには私は反対をするものであります。憲法二十五条によりましても、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」さらに、また、二項には、「国は、すべ……

第51回国会 社会労働委員会 第16号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○森勝治君 先日私の質問の途中でありましたが、労働省側の答弁をめぐりまして、先輩の皆さんと労働省側でやりとりがあったわけでありますが、そういう関係上、お約束の時間がきまして、私の質疑を途中で先般はやめたわけでありますが、きょう残りの問題について質問をしたいと思うのであります。  この前も申し上げたわけでありますが、今度の改正案というものは、一般失業保険金の改正があったので、それにならって改正をするということで出されてきたわけでありますが、私は、先般は全般論としての質問をしたわけであります。したがって、きょうも全般論の問題から具体的なこの提案の問題に入っていきたいと思うのであります。たとえばこの……

第51回国会 社会労働委員会 第17号(1966/05/31、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連で申し上げたいのは、いまのやりとりを聞いていると、薬の効果があるかないかという質問と答弁がなされているのですが、薬の効果が全然ないようなちぐはぐな答弁をされておるので、私ちょっと奇異な感じに打たれたのですが、しろうとだからおかしいと思っただけで、いずれ山本先生ととっくり御相談していただいて、局長もひとつ十分質問の趣旨を了解していただいて、ひとつ私どもの要請にこたえていただきたいと思うのです。  私は関連として一点だけ質問してみたいのですが、昨年アンプル事件が巻き起こされました直後に、このアンプル事件に関連して、厚生大臣は各製薬業界にどのような文書を何種数ぐらい出されたか。ひとつ……

第51回国会 社会労働委員会 第18号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○森勝治君 ちょっと関連ですが、いまの局長のお話だと、内職補導所では両者の間にあってあっせんをするだけで、一切手数料その他取らぬという話だけれども、そのとおりですか。事務費ということで三%ないし五%程度はよろしいというような内面指導はなされておりませんか。その点ひとつお伺いしたい。
【次の発言】 再質問で恐縮ですが、それは私は事務費という表現を用いました、いいですか、事務費という名のもとに取られるようなことはないかと、こう申し上げておるのです。実際ありませんね。

第51回国会 社会労働委員会 第19号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連して一点だけ質問したいと思うのですが、ただいまも大橋委員からるる専門的な立場から質問がなされたわけでありますが、私は監督行政という厚生省の立場について質問をしてみたいと思うのであります。いまも正規な医師、正規な看護婦の公開の席における失態という問題がいま論議されたわけでありますが、私は、医療行政の高度な指導というものが、ややもすれば厚生省当局においてなおざりにされてる傾向がありはせぬかと思うのであります。そこで、関連質問でありまするから、具体的な問題を一つだけ取り上げて、大臣の見解、局長の今後の善処をただしたいと思うのでありますが、これからエックス線技師法の審議が後日されること……

第51回国会 社会労働委員会 第20号(1966/06/09、7期、日本社会党)

○森勝治君 どうもそう言われてしまうと、私どもは会社側にお伺いする勇気を失うのでありますけれども、私は、あえて、この際でありますので、会社側に質問をしてみたいと思うのです。  皆さん御承知のように、この事件は三十八年の十一月九日、死者四百五十八名ですね、たしかそうですね、死者四百五十八名ですね。その当時入院された者が二百八十三名、通院の者が四百名で、合計一千一百四十一名というのが三井三池の炭鉱における死傷者の数であります。ところが、この事件が起こる以前に、すでに当該組合から、会社側の保安設備について不安を感ずる不備の点を指摘し、しばしばこのことについては改善方を会社側に申し入れされたそうであり……

第51回国会 社会労働委員会 第21号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○森勝治君 大臣にお伺いしたいのですが、児童福祉法にも明らかに定めてありますように、「すべて国民は、児童が心身ともに健やかに生まれ、且つ、育成されるよう努めなければならない。」とありますね。さらに第二項では、「すべて児童は、ひとしくその生活を保障され、愛護されなければならない。」と、こうあるわけでありますが、ことしの社会保障費の予算は六千二百十七億、福祉費が五百十一億ですね。ということになりますと、この児童手当という小なる部分をとってみますと、これは非常にいま言った児童福祉法第一条のこの心というものが行政の面で具体的に必ずしも万全を期しておらない。ここに社会保障が全きを期し得ない日本の政治情勢……

第51回国会 社会労働委員会 第22号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○森勝治君 藤田委員から基本的な問題について質問がなされたわけでありますが、この法案をべっ見しただけでもわかりますように、なるほど、この法案では労働者の雇用の安定などという、完全雇用云々などというきれいな文字が並べられてあります。このことばだけをとらまえてみますと、諸外国の例にも見られるように、完全雇用を目的とする法律、このような錯覚を思わず覚えるような気がするのでありますけれども、さて、具体的に一条ずつわれわれがこの内容をつまびらかにいたしました場合には、必ずしもそういう断定を下すわけにはまいりません。むしろそれよりも、労働者側にとってはもろもろの危険な側面がひそんでいるような気がしてならぬ……

第51回国会 社会労働委員会 第23号(1966/06/25、7期、日本社会党)

○森勝治君 ちょっとお伺いしたいのですが、もしこの法案が実施の暁には、この製菓衛生師という資格の保持者でなければ製菓関係の事業に従事することができない、いわゆる製菓を業とする職業に携わることができないのかどうか、この点を聞いておきたいと思います。
【次の発言】 重ねて質問しますが、私どもが聞いた範囲ですと、同じ衛生のこういう食品関係で調理士という称号もございますね。調理士の場合には、調理士試験に合格をした者でなければ従事してはならぬ、こういうことが現在できておりますね。業界の陳情書などを見ますと、この調理士もそうだから、われわれにもそういう資格を与えてほしい、もちろんその中には技術向上、衛生知……

第51回国会 社会労働委員会 第24号(1966/06/27、7期、日本社会党)

○森勝治君 この前の会議で、総体的な基本的な問題について労働省の見解をただしましたが、きょうは細目、なかんずく、各条の問題点について項目別の質問をしてみたいと思うのであります。まず、この本案の第一条、本法制定の目的という段の中に、第一条の第二項には「事業主の雇用の管理についての自主性」などということばが見受けられるわけでありまするが、この雇用主の管理という中には、たくさんあるわけでありますか、この雇用主の管理という中には、いわゆる解雇、首切りという問題も含まれているのかどうか、ひとつ伺いたい。
【次の発言】 そうなりますと事業主の雇用の管理についての自主性を尊重するということは、雇用主の解雇の……

第52回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1966/08/29、7期、日本社会党)

○森勝治君 私もその点質問をしてみたいと思ったのですが、藤田委員の質問は、来年度に関する新大臣の構想、所見ということで質問でございました。ところが、大臣は、いまはしなくもおっしゃったように四十二年度に五人未満の工場事業場にも適用したい。四十二年ということばはそのときは使わなかったが、質問の設定期限というものは、四十二年度の予算編成に対する心がまえということでした。それを受けて立った大臣の答弁は、明らかにこれは四十二年度の予算構想の範囲内に含まれておる、私はそう思う。ところが、どうも他の局長の御答弁を聞いていると、たとえば基準局長は、兼本線はきまっているんだから基本の線に沿ってやる。これはもう前……

第52回国会 社会労働委員会 第2号(1966/07/26、7期、日本社会党)

○森勝治君 ただいま黒磯事件について御説明があったわけでありますが、この事件はまことにお気の毒と申し上げるよりほか言いようがないわけであります。  大臣も現地をつぶさに視察されたそうでありますから、もうすでに当該事件については熟知されておるだろうと思うのであります。私も現地に参り関係者から事情をお伺いし、さらにはこれらなくなられた方々の自宅へ参りまして御焼香をしてきたものの一人でございますが、いまの説明にもありましたように、これは明らかに私は労働災害ではなかろうかと思うのであります。もちろん、雇用形態についてもろもろの論議がかもし出されるところであろうと思うのであります。それは雇用形態において……

第52回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1966/10/14、7期、日本社会党)

○森勝治君 時間がだいぶたちまして、これから質問するのは私も先輩に対して恐縮なんでありますが、来たる十七日に本件に関しての何か中央最低賃金審議会の会合がおありだそうでありますので、私もぜひこの際当局の見解をただしておきたいと思いますので、まげて御協力をいただきたいと思います。  昨日でしたか、朝日新聞の報道によりますと、労働大臣は、十七日に開かれます中央最低賃金審議会におきまして労働省の公的見解を発表するというふうに報道がなされておるわけでありますが、もしこの朝日報道が真なりとするならば、私はちょっとこの問題について労働省に、特に新しい大臣に一言なかるべからずということでありますが、時間がおそ……

第52回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1966/10/24、7期、日本社会党)

○森勝治君 先般も最低賃金の問題については質問をいたしたところでありますが、まだ大臣の真意を私のほうが把握するには認識不足でございますので、きょうは、再びお許しをいただいて、これからお伺いをしてみたいと考えます。  先日の私の質問は、時間がございませんでしたから、大臣が十七日の中央賃金審議会に行かれる問題に限って質問をいたしたところでありますが、きょうは大臣が、この中央賃金審議会におきまして発言されましたその内容をめぐって大臣の御意見を承りたいということで、これから具体的な質問に移りたいと思うのですが、この中央賃金審議会におきまして、大臣は、最賃制の基本的検討の諮問の趣旨に関する発言を行なった……

第52回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1966/11/08、7期、日本社会党)

○森勝治君 時間がございませんから、簡単に若干質問をしてみたいと思います。  最初に、県の医師会長さんにお伺いしてみたいのですが、県医師会が、教育というものは国師会一本でなければ実現できないという、この真意は那辺にあるのか、私どもは理解に苦しむのであります。なぜかと申しますならば、他県に例を見るごとく、これはもう何カ所もすでに学校ができておる、しかも、分派活動などという御発言があるけれども、医師会の皆さんが、執行部の方がお考えなさる前に、すでに保険医協会では活動を開始されておるのだから、むしろ医師会の執行部の案が出されるよりも以前にこの保険医協会の皆さん方の進歩的な考え方で実践段階に移されてお……

第52回国会 社会労働委員会 閉会後第6号(1966/11/25、7期、日本社会党)

○森勝治君 労働省に一点だけ質問をしてみたいのですが、この事件の遺家族の生活が非常に困窮の度を加えておるという話であります。たとえば夫を失ったご婦人は、稼働日数に応じて一日三百円ずつ会社から支給というのが話し合いになっておりますけれども、たとえばある工場では大体三百五十円程度しか日給が支給されないということであります。そうなりますと、会社側から三百円出ますから、合計六百五十円、月間平均の稼働日数が二十二日ということになりますと一万三千円程度であります。そうなりますと、当該地方における生活扶助の額からいっても、労働者の責めに期すべからざるところの事故によって生活の支柱を失ったこれら未亡人、遺家族……

第55回国会 議院運営委員会 第21号(1967/06/22、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連。――しかし、あれでしょう、退職願を出して退職をして、他の団体と雇用契約を結ぶわけですから、当然それは所定の手続に従って退職金を支給し、あらためて今度また復帰した場合には、再雇用という形をとるのでしょう。これが普通の各官庁のあり方でしょう。そうじゃないですか。
【次の発言】 それなら当然、いま退職手当を出さないと言われたが、退職手当支給の対象になるでしょう。そうすると、あなた方の言われるのは、あちらの職員になって帰ってきたら、在職中の勤務年限その他、他の同僚と同じように積算をして再雇用するのですか。そうなると、官庁の再雇用の規定をちょっと逸脱するのではないですか。

第55回国会 逓信委員会 第4号(1967/03/30、7期、日本社会党)

○森勝治君 私は日本社会党を代表しまして、ただいま議題となっておりまする放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件につきまして、次の附帯決議を付して承認を与えることに賛成の意を表するものであります。以下案文を朗読いたします。     放送法第三十七条第二項の規定に基づ     き、承認を求めるの件に対する附帯決     議(案)   政府並びに日本放送協会は、次の各項の実施  につとむべきである。  一、難視聴地域の解消並びに受信障害防止対策   を積極的に推進すること。  一、協会は第二次六ケ年計画の完遂を期すると   ともに、新放送体制の確立を促進すること。  一、協会は経営の……

第55回国会 逓信委員会 第8号(1967/05/25、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連。ただいまの会長と浅沼さんの問題について、関連で質問したいのですが、今後話し合いを進めてまいるということは、私どもの解釈からいいますと、正規の団体交渉を推し進めていく、両輪が食い違う、両方の歯車の食い違いを話し合うという、おたくのほうでは団交でない、話し合いと言うかもしれませんが、そういう場で解決をしていく、こういうふうに理解するならば、NHKの態度は、この席上であらたまって、労働組合としての存在だけを認める、その意味を発見したから、労使相互対等の立場で話し合いを進めていく、こういう理解の上に立っての会長の御答弁とわれわれは承るのですが、それでいいですか。

第55回国会 逓信委員会 第9号(1967/05/30、7期、日本社会党)

○森勝治君 きょうは電電公社に対しまして、工事関係、なかんずく下請、元請関係を中心とする質問をしてみたいと思うのであります。  その前に、公社の私どもに対する基本的な態度について、ただしてみたいことが一点あります。率直に申し上げますと、一昨年、私が公社の事業に関する資料の提出方要請を政府委員室から行ない、しばしば督促をもっていたしましたけれども、今日依然として文書は私の手元に到達しておりません。これはどういうことなのか、ひとつこの点からお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 どうも要領を得ないのですが、私はそちらのためを思って、私が要求せんとする資料の名前は申し上げておらぬのです。そちら……

第55回国会 逓信委員会 第17号(1967/07/11、7期、日本社会党)

○森勝治君 今回の台風七号による西日本の集中豪雨、これはもうすでに二百名をこす死者を出し、さらにまた、災害の現在調査中の分を合わせれば、物の場合においても非常に損害をこうむったと各紙は報道をしておるところであります。いまそれぞれの所管から御報告があったわけでありますので、若干、業務関係について聞いてみたいのです。  まず、郵政関係についてお伺いしてみたいのですが、職員関係の家族が若干何か被害をこうむられたということでありますが、業務の面について聞きたいのですが、いまのお話の中身を見ますと、災害救助法などということになりますと、天災地変、公安、人命に著しい影響を与えるというような法律用語が思い出……

第55回国会 逓信委員会 第18号(1967/07/13、7期、日本社会党)

○森勝治君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和二十二年以前の郵便年金契約に関する特別措置法案に対し、反対の意を表明するものであります。  反対の理由は、今回の措置が、全く年金加入者の一方的犠牲のもとに行なわれるということであります。  今回の措置は、すでにその存続意義を著しく減少した小額契約を何らかの形で整理をし、幾らかでも古い契約者の不満を緩和しようとするものであって、趣旨そのものには、私ども必ずしも反対するものではありませんが、しかしながら、このきわめてささいな解決策が郵便年金事業のうちにのみしわ寄せをされて、結局、加入者団体のみの犠牲のもとにおいて講ぜられると……

第56回国会 社会労働委員会 第2号(1967/08/08、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連。佐藤総理は人間尊重のたてまえをとっておられることは大臣も御承知のとおり。それから、各種の政府機関の答申その他の問題についての意見具申についてはつまびらかにこれを承知して、行政の場で具体的に実施するということをしばしば言われておった。しかし、たとえば公務員の給与改定等はなかなかやらない、趣旨ごもっともです、しかし、やりませんということであった。某方面の話じゃありません。坊さんですから間違えられますから。そんなしゃれはさておきまして、あなたのお話を聞いていると、たださえ暑いこの席上が非常に暑くてうんざりいたします。なぜか、担当大臣としての熱意の一片だにない。なぜないか。前大臣の意……

第56回国会 社会労働委員会 第3号(1967/08/09、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連。ただいま大臣からそういう御答弁をいただいたのだが、私はあなたの答弁がどうもそらぞらしいお答えとしかどうしても受け取れない。ただいま藤田委員からも申し上げたように、国民の意思として前国会で廃案になったものですから、それを再検討もせずに一週間そこそこでずうずうしくもまたこれを提案するというその心臓は一体那辺にあるか、われわれはまことに理解に苦しむ。佐藤総理はかねてから、口を開けば人間尊重などということばをうたい文句にしております。これは大臣、御承知のとおりですね。ところが、やっていることはどうですか。ベトナム問題にいたしましても、アメリカ一辺倒ではないでしょうか。防衛二法の問題は……

第56回国会 社会労働委員会 第4号(1967/08/11、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連。大蔵大臣に質問してみたいと思うのであります。あなたのただいまの一番最後のことばで、金を惜しんでいないということは、確かにこの二つの耳で聞きました。そこで、私は質問をしてみたいのでありますが、あなたは、政管のこの健保は、本来政府が干渉すべきものではないという意味のことを言われました。保険というたてまえ、あなたの言われるのはおそらく民間の保険会社なぞを頭に想定されながらのお答えだろうと、乏しい私の知識でいま邪推をしてみたところでありますが、いいですか、あなたはそうおっしゃるが、ここにおられる現在の坊厚生大臣、前任者の鈴木厚生大臣は、しばしば佐藤内閣を代表してどう言っておられますか……

第56回国会 社会労働委員会 第5号(1967/08/14、7期、日本社会党)

○森勝治君 柳岡君の質問は、そういう規定があるのだから、皆さんは、たとえば大臣は所管の長とし、局長は所管の局長として、本件の推進にあたっては積極的たるべきというのがこの法文の裏の解釈ではないか、こういう質問であったわけであります。ところが、予算が取れればやりますという消極的な発言のみしか皆さんからいただいておらぬから、それならば、出先において、国民の福祉行政のためにといって、いつもそういうことを言っておられるあなた方にしては、あるいは、また、大蔵省との予算折衝で一銭でも多く取りましょう、取りたい、かくあらねばならぬと、あなた方は過去幾たびかこの種の問題については声を大にして発言をされているわけ……

第56回国会 社会労働委員会 第6号(1967/08/15、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連で質問しておきたいと思うのですが、ただいまそういう答弁がありましたが、先ほどの答弁の中でエックス線技師の問題が出されましたね、養成が急ピッチに上がっているというお話がありましたが、いま厚生省所管の技師の養成関係、文部省関係の所管の技師の養成関係が違っているのはどういうわけですか。昭和四十年エックス線技師法の法改正を議会に出したけれども、御承知のように、現在継続審議中であります。ところが、片や文部省においては、昭和四十一年度ですか、新学生から、すでに養成期間三年制という法改正の実施を見越して、厚生省に先がけて、文部省の所管の全国の大学病院の付属養成所においては三年制課程の養成がな……

第56回国会 社会労働委員会 第7号(1967/08/16、7期、日本社会党)

○森勝治君 吉田さんに二点お伺いしたいのです。  厚生省は、口を開けば七百四十五億の赤字、まさに政管保険の問題は累卵の危うきなどという大げさな表現を用いているのは先生御承知のとおりです。私も、この七百四十五億などというのは、どうもこの数日間にわたる質疑、討論の内容を聞いてみてもすぐわかりますように、赤字にどうも水増しをしているような気配を私は感ぜざるを得ないのです。ところが、医療給付の伸びというものが最近著しく鈍化してきたと、こういわれているわけですが、それはどういう理由で鈍化してきたのか、御存じでしたらひとつお聞かせ願いたいと思うのです。  それから、もう一つ、医療費の増大というものが、患者……

第56回国会 逓信委員会 閉会後第1号(1967/09/09、7期、日本社会党)

○森勝治君 いま鈴木さんからそういうお話がありまして、これは重々もっともなことであります。理事会で検討というお話がありましたが、私はその以前に、理事会で検討するなどというものではなくして、大臣あるいはまた電電公社総裁がこういう委員会で、国会における審議というものをどう考えておるのか、私は理解に苦しむのであります。と申しますのは、御承知のように、先般の臨時国会で郵政大臣は、しばしば当委員会を欠席されました。もちろん理由はあるのでありましょう。しかし、その最後のときに、最後というのは、しばしば欠席された最後で、それから当委員会から注意いたしましたから、大臣は欠席しなくなってまいりましたが、そのとき……

第57回国会 社会労働委員会 第3号(1967/12/14、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連して、次官に――大臣がおれば大臣に質問したいのですが、次官に質問してみたいと思います。  ただいま質疑応答がこもごもかわされておりますけれども、これはもう経営者の不当労働行為は明らかであります。これは、次官も労政局長も、藤田委員のただいまの質問の内容については盛んにうなずいておられるから、労働省当局としても、いかにこの福島交通の経営者が逸脱行為不当労働行為が数限りなくあるからということをお認め願ってのうなずいた姿だろうと私は印象を深く持ったわけでありますけれども、経営者というものはもちろん低賃金で苛斂誅求をもって旨としたい本能的な性格を持っておるでしょう。それはそうだと思います……

第57回国会 逓信委員会 第2号(1967/12/19、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連でちょっとお伺いしたいのですけれども、いま村田さんの話だと、工事契約は、島キヨ名儀で、建設業者としたということでしょう。そうなれば、これは建築主は明らかに島キヨでありますから、来たる二十三日の登記は、税局長の名儀で登記するというけれども、これは明らかに島キヨから金銭の貸借ではなくして、逆に局舎を借用という形になりませんか。局長、この点どうです。
【次の発言】 あなたの答弁は、通り一ぺんの答弁をされるが、いま村田さんがいみじくも具体的に指摘したように、金銭貸借ではないでしょう。建築主が島キヨでありますことは厳たる事実でしょう。調査が行き届かなければ、これは可及的すみやかにこの問題……

第58回国会 社会労働委員会 第7号(1968/04/02、7期、日本社会党)

○森勝治君 懸田先生にお伺いしたいのでありますが、先ほど、日野原先生のお話を――先生はお帰りになりましたが、日野原先生のお話を承っておりますと、医療、医学教育制度に何か欠陥があるかのごとき印象を私はぬぐい切れなかったわけであります。さらに、先生のお話にありましたように、大学は出たけれども、国家試験は通ったけれども、これを一人前の医師として認定することはできないという印象をしろうとの私どもは受け取ったわけであります。こうなりますと、国家試験というこの立場の信用の度合いの問題や大学教育における医療制度の全きを期し得ない。だから、大学の外でも勉強しなければいわゆる聴診器を持つ医師が誕生できないのだ、……

第58回国会 逓信委員会 第3号(1968/03/07、7期、日本社会党)【議会役職】

○理事(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  初めに、理事会の協議の結果について御報告いたします。今期国会における当委員会の定例日は、従来どおり火曜及び木曜日を一応の定例日とし、午前十時開会とすることになりましたので御承知願います。  本日の委員会においては、参考人の出席要求について御決定願った後、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査について質疑を行なうこととなりましたので、御了承願います。
【次の発言】 まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一月三十一日、谷村貞治君が委員を辞任され、その補欠として松平勇雄君が選任されました。

第58回国会 逓信委員会 第7号(1968/03/29、7期、日本社会党)

○森勝治君 先般も出ておったようでありますが、どうも昨年もそうでありましたし、今年も三月三十一日という年度押し詰まっていつもこの問題が毎年のように蒸し返されております。一体、大臣は、口を開けば慎重審議などということで、十分審議をしてやってくれというようなことを、あらゆる会合で言っておるけれども、これが三月三十一日でもし結論を出さなければならぬと仮定するならば、これは時間的空間が非常に少ないのであります。御承知のとおり昨年度も、こういうことはないようにするというような意見を私は漏れ承ったような気がするが、ことしもまたこのように――先人はかつて「前轍を踏むなかれ」とわれわれに教えてくれたが、一体、……

第58回国会 逓信委員会 第9号(1968/04/04、7期、日本社会党)

○森勝治君 ちょっと関連して労働大臣にお伺いするのでありますが、暴力行為というものは労組法上の免責事項外である、私はこう考えております。したがって、刑法上の責任を問われるものでありますから、行政処分というものは裁判所の判決を待って、しかる後に行なわれるものだと思うのであります。よろしいですか。そういうふうに解釈してよろしいかどうか、労働大臣にお伺いしたい。
【次の発言】 再質問でありますが、それならば、裁判所において無罪の判決が出た場合の、首を切った当事者側の法的責任というものはどうなるんですか。かってに首を切れるのですか。
【次の発言】 再々関連で恐縮でありますが、いま基準局長はそういう御答……

第58回国会 逓信委員会 第10号(1968/04/09、7期、日本社会党)

○森勝治君 大船渡の不当首切りの問題について、続いて質問をしたいと考えております。  そこで、まず大臣にお伺いしたいのでありますが、この大船渡郵便局の不当処分は、その理由はいかなる根拠に基づかれたのか、ひとつお答えいただきたい。
【次の発言】 私は、そんな抽象的なことを聞いているのじゃないのです。もうすでに具体的な質疑の内容に前回に引き続き入っておるわけですから、どういう理由で首切ったかということを聞いているのです。そんな法律準拠の問題は、もう先刻お互いに承知なはずです。具体的な事例をひとつ――たとえば支部長の佐藤君なら佐藤君の例になぞらえてひとつ御説明いただきたい。あまりにも――ここに写しが……

第58回国会 逓信委員会 第13号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○森勝治君 質問をする前に、若干当局にお伺いしてみたいことがあるのであります。  それは資料の問題でありますが、どうもわれわれが国会審議の必要があって資料をお願いすると、だいぶ最近はきびしくなられたようでありまして、これは先般の、この前の議会ですか、でも、先輩の皆さんの資料の問題では、いろいろ委員会で提出要求をしてもらわなければ出せないとか、何とかいうことで、相当にぎやかにやったことを私は記憶をするんでありますけれども、最近どうしてそういうふうに、資料を公開するものすらもなかなか提出をいさぎよしとしない、提供をいさぎよしとしない、こういうことは一体どういうことなのか、私にはさっぱり合点がいかな……

第58回国会 逓信委員会 第16号(1968/05/09、7期、日本社会党)

○森勝治君 私はまず第一点、最近における公社のいわゆる企業性と公共性の谷間の公社の方々がたいへん御苦労を願っておることとは思うのでありますが、私は具体的な一つの事例をもって公社が最近は非常に住民サービスと申しましょうか、利潤追求を急ぐあまり、公共性の点に対する配慮が非常に、――まあ公社は非常にということばは使いなさらぬで、ただやや程度でかんべんせよというようなことになりはせぬかと思うのでありますけれども、私は非常に公共性が薄れてきた、こういうことを指摘せざるを得ないのであります。はたせるかな、つい先日の日刊紙の投書欄を見ますと、公社の広報課長が、最近は住宅電話がふえたので公社の収益が下がったと……

第58回国会 逓信委員会 第17号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○森勝治君 まず、大臣にお尋ねしたいのでありますが、この提案を見ますと、募金会を廃止して郵政省がその業務を引き継ぐということになりますと、いまも若干質疑応答が繰り返されましたが、実質的には、従来の業務そのままを――従来は募金会という名称で当たっておったものを郵政省が直接これを取りまとめをするということで、中身は何ら変わりはないのじゃないですか。何か局長の先ほどの御説明では、役員の給料、報酬その他によって多少経済的なあれはあるかもしらぬが、業務そのもは寸毫たりといえども隔たりはないものと私は見るのでありますが、どうですか。
【次の発言】 業務内容が少しも変わらなければ、別にことあげをして募金会を……

第58回国会 逓信委員会 第18号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○森勝治君 いま電電公社の一番最後の説明で、電電公社は職員の被害状況の報告がありましたが、郵政のほうは職員関係は何も被害はありませんか。
【次の発言】 何かけさの新聞の報道によりますと、電電公社の施設の問題が取り上げられて、当時事件が発生した直後、いまの総裁の報告にもありましたように、本土と北海道間、約二時間通信が途絶したという報告がありましたが、これは何か、新聞でありますと、マイクロ波を発信するための電源エンジン五基全部が地震の振動でずり落ち使用不能になったもので、しかも耐震装置の不備ということであるというのですが、けさの新聞報道どおり、そういうことで通信が途絶したのですか、総裁にお答えいた……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 逓信委員会 第2号(1968/08/10、8期、日本社会党)

○森勝治君 関連。いまの問題で関連した質問をしたいのですが、「私の発言」という命題でしょう、そうですね。そうなれば、その中でその発言する人の持てる思想、あるいはまたその中には雑言もあるでしょう、あるいは今度はその人の発言の見方が皮相な見解、たとえば相反する考え方を、私が視聴者として聞いて、何だあんなことを言っていると思う場合があり得るでしょう、しかしいやしくもNHKが「私の発言」ということで、それぞれの方の発言ですから当然その思想がその根底をなすものだと思うのです。それが平面的な表現を用いられようと理論的な用語を用いられようと、それはいずれを問わず当然そこには何かの考え方がある。それをいまいっ……

第59回国会 逓信委員会 閉会後第2号(1968/11/13、8期、日本社会党)

○森勝治君 私が、まず最初にお伺いしてみたいことは、電電公社の機構についてであります。  御承知のように、電電公社は昭和二十四年ですか、電気通信省となり、二十六年に日本電信電話公社となったわけでありますが、その以降の過程において抜本的な改革をし、たとえば当時電力再編成というようなことも起こって、電力は全国的に九分割ということになりましたが、あのシステムを採用するというような話もあり、かつ、また現在出先の通信局あるいは通信部等のこの呼称につきましては、支店あるいはまた営業所あるいはまた支社等の論議が当時かもされましたことは御承知のとおりでありますが、最近、副総裁が先般の記者会見で、来たる定例国会……

第60回国会 逓信委員会 第3号(1968/12/19、8期、日本社会党)

○森勝治君 時間がなさそうでありますから、私は、ごくかいつまんで二、三質問をしてみたいと思うのであります。  まず、郵政大臣にお伺いをしたいのでありますが、一昨日の当委員会におきまして、鈴木委員から大臣としての抱負ということで、あなたに御質問申し上げた際、あなたは、ただ抽象的に精一ぱいやるというような、こういう平面的なお答えをされたようでありますが、御承知のように、放送関係は前大臣のころからたくさんの懸案事項を持っております。たとえば、放送法の改正の意図を前大臣は明らかにしているわけであります。そういう観点からいたしまして、新たに就任されました郵政大臣も当然この問題について深い関心がおありだと……

第61回国会 議院運営委員会 第4号(1969/02/14、8期、日本社会党)

○森勝治君 議長にお伺いしたいのですが、定刻十時ということで予鈴を鳴らした――これはもう準備万端全く完了して、開議の見通しをつけて、しかる後に、かねてからおやりになっているわけだが、今回は予告のベルが五分前に鳴って、定刻になっても開けない。三十分も四十分もそのまま。参議院の院の構成における、いわゆる議長の権威、参議院の権威というものはいずこに消滅したのか、いずこへ雲散霧消したのか、まことにもってわれわれは解せない。議長みずからその点については、ひとつここで明快に釈明してほしい。
【次の発言】 長官にお伺いしますが、いまのお話ですと、九時四十分に衆議院の予算委員会、十時に参議院の本会議ということ……

第61回国会 逓信委員会 第6号(1969/03/20、8期、日本社会党)

○森勝治君 きょう、私が時間をいただいたわけでありますが、予定しております質問外に緊急問題を一点、大臣に御質問をしたいのであります。それはすでにもう新聞紙上で御承知でありましょうが、昨夜九時三十七分から約九十分間にわたって十二チャンネルの電波が切断された、放送が中断されて影響されたのは約五十万世帯というふうに出されておりますけれども、日本のこうしたテレビ関係というものは、そういうある日突然というか、瞬間的にそういうことが今後しばしば起こってはならぬし、これが五分か十分かということならばやむを得ませんが、約一時間半になんなんとする時間ということになりますと、何かそういう技術面でのもちろんそれは障……

第61回国会 逓信委員会 第12号(1969/04/22、8期、日本社会党)

○森勝治君 私は、まず第一点として、労働災害の問題を若干質問をしてみたいと思うのであります。  御承知のように、佐藤総理はかねてから人間尊重をたてまえとするということで、常日ごろから特にその点について心を用いておられる、こういうことをしばしば内外に言明せられておるところでありますが、私も、またしかりと考えるわけでありますが、さてしからば、電電公社の職場の内外において、たとえば関連する工事あるいは産業等について、この人間尊重というたてまえがはたして真剣に守られておるかどうか、人命が尊重されておるかどうか、労働者の身分というものが死の恐怖からのがれることができるように完全に安全衛生等の場において心……

第61回国会 逓信委員会 第17号(1969/06/05、8期、日本社会党)

○森勝治君 関連でちょっと御質問したいのですが、局長のいまの答弁はどうも合点がいかないのです。せっかく保険事業に挺身している職員がかわいそうなような気がする。いま鈴木委員の質問に答えて、あなたは一年以内の契約解除等の場合については、職員の説明が不十分だから解約する例が多い、返される例が多いと言われる。最近簡易保険も、保険思想も周知徹底しておりますから、簡易保険の何たるものか、民間の生命保険の何たるものか、国民は十分熟知されていると思うのです。したがって職員の、あなたの部下の説明が不十分だから気が変わったというそういう答弁は私は非常に残念なのです。あなたの善良な部下の名誉のためにもう少し温情のあ……

第61回国会 逓信委員会 第18号(1969/06/10、8期、日本社会党)

○森勝治君 竹田君がもう二、三回繰り返して質問したから私もやめようかと思ったのですが、これは非常に大切なことでありますから、くどいようでありますが、私のほうからも一点関連の質問をしてみたいのですが、剰余金が過小の場合には問題はないが、巨額にわたるときには問題があるということならば、その剰余金の運用に対する思想が統一されていないのだと思うのです。ですから、少額であろうとも多額であろうとも、小銭なら使ってかまわない、ポケットから出し入れしてかってに使ってかまわない、額が高いからこれは目立つからかってに手がつけられないとか、そうだとすればあまりにもずさんなやり方ではないか。たとい一銭の剰金金といえど……

第61回国会 逓信委員会 第19号(1969/06/12、8期、日本社会党)

○森勝治君 関連して、一つNHKに聞きたいんですが、先ほど幾つかの問題点をあげられましたが、その中で、財政上の見地からという一項がありますね。これは初めてお伺いするので、NHKともあろうものが、基地周辺の電波障害を起こしている皆さんのために当然行なわなければならぬ問題を、私どもに言わせれば放置しておく、これはもちろんそれぞれの機関の責任もあるでありましょうが、ただ、それ、NHKが財政的見地で免除区域を拡大することは困るんだと、こう言われると、これは従来われわれがしばしば当委員会で指摘した点と変わってきて、これは将来問題になるような気がしてならぬわけであります。たとえば境界線の設定をどこにするか……

第61回国会 逓信委員会 第21号(1969/06/19、8期、日本社会党)

○森勝治君 まず、大臣に御質問を申し上げたいのでありますが、いま特に、問題になっております沖繩返還のめどですね、郵政大臣として、これをどう考えておられるのか。その点からひとつお伺いをして自後の質問に入りたいと思います。
【次の発言】 それでは、いま見通しについて、御答弁になったわけでありますが、そういう展望に立って今回の措置も提案された、やはり相対的な関係がある、こういうふうに受け取ってよろしいでしょうか。
【次の発言】 それでは、くどいようでありますが、こういうふうに理解してよろしゅうございましょうか。このたび提案されたこの法案というものは、沖繩返還を前提として提案されたものだというふうに理……

第61回国会 逓信委員会 第23号(1969/06/26、8期、日本社会党)

○森勝治君 先ほども番組の編成について、低俗か、高尚かというような問題が質疑応答の中でかわされておったわけでありますが、私は、そこでひとつ私がテレビを見て受けた感想を、この機会を若干お借りしてお話をしてみたいと思うのであります。  それは先週の月曜日でありました、すなわち今月の十六日の午後八時から「おたのしみグランドホール」というNHKの第一放送でありましたが、歌を中心とするものでありましたが、この中で、有名な作曲家の古賀政男さんが出演されておりますが、ちょうどこの出しものの中で、朝鮮の歌が出たわけであります。朝鮮の民謡だと思いましたが、演奏過程に、そのそばで聞いておりました古賀さんがぼうだた……

第61回国会 逓信委員会 第25号(1969/07/03、8期、日本社会党)

○森勝治君 関連して一点質問したいのでありますが、先ほどの、前段のお答えですと、鈴木委員も指摘しておりますように、局側のほうが事をかまえておるという鈴木さんの御指摘のとおり、あなたの御答弁から私はそういうふうにお伺いしておったわけでありますが、いま後段のお答えですと、そうじゃない、むしろ本訴の提起は組合側にあるのだ、そういう表現を用いられますと、局側ではそういう裁判上の争いはあたかも好まないような表現を用いられたような気がしてならぬわけであります。ところがあなたの説明の過程では、本訴において私どものほうが勝訴になるならばというような表現を用いておられる、そうなると戦うごとく、指摘されると戦わざ……

第61回国会 逓信委員会 第27号(1969/07/15、8期、日本社会党)

○森勝治君 この法律案は、御承知のように、先般衆議院において一部修正されておりますが、政府原案の骨子は、いわゆる高層ビルなどによるテレビの受信障害が大都市において著しく増加をしておるものですから、これを解決するために有線方式によらざるを得ない。そこに、有線テレビ業者の乱立を防止をしながら 視聴者の利益の保護をすることをもって目的とする、こういうことを言われておるわけでありますが、私は、衆議院の質疑、討論等を見てもわかりますように、この改正案がはたして視聴者の利益の保護に大いなる寄与をし得るかどうかという点については、少しく疑問を持たざるを得ないのであります。当然これは従来の形態からいたしまして……

第61回国会 逓信委員会 第28号(1969/07/17、8期、日本社会党)

○森勝治君 関連。どうも詭弁じゃないですか、それは。基本的な考え方が同じなら、初めからそういう規制の姿で出せばいい。あなた方は当面は規制する必要ないから、そういう線で出してきたんでしょう。今度は向こうで修正されたからといって、あたかも修正を予見して、予想して、修正を期待して出したような、そういうすりかえたような答弁は困りますよ。提案と違うじゃないですか、修正の中身は。それを修正の中身も同じですなんという、そんなべらぼうな答弁はあるか。
【次の発言】 関連して。  昨日私が地域独占になるのではないかという質問をしたときに、そうですと言っておりながら、いま他の業者が出る可能性があるなどということに……

第62回国会 議院運営委員会 第1号(1969/11/29、8期、日本社会党)

○森勝治君 いま北村さんが言われたとおりですね。私どもは、過ぐる国会における議長のあの横暴なやり方については、まことに残念で、ついていけません。したがって、当然この臨時国会で、正副議長問題、事務総長問題については、われわれは決着をつけるのが正しいあり方だと思うのです。議会を正常化するためには、当然かかるべき姿が正しいと思うのですが、この臨時国会は、何と申しましても、国民の特に希求しております生活法案等の懸案事項の処理が緊要な問題だということでありますので、われわれはこの国民の立場に立って、国民の福祉を増進する、こういう立場に立って、議会の中におけるトラブルの問題については、しばらくがまんをしよ……

第63回国会 逓信委員会 閉会後第3号(1970/10/09、8期、日本社会党)

○森勝治君 関連で一点だけ質問したいのですが、いま近藤委員長が言われましたように、逓信委員長でもなかなか出先の郵政の管理者の諸君は会おうとしないのです。この前私は、いま逓信委員長の選挙区の話を委員長がされましたが、大臣の選挙区にも同じようなことが起こったことを私はつぶさに御指摘申し上げたことをいま思い起こしたわけです。上田郵便局ですが、人事局長、官房長も来ておりますが、そういう担当の方のお話を聞きますと絶対ありません、事実無根でございますと異口同音に答えられるわけであります。ところがいま名古屋にあったように、長野にあったように、さらにかつて大船渡事件で私どもが部内関係者打ちそろえまして仙台郵政……

第63回国会 逓信委員会 第4号(1970/03/05、8期、日本社会党)

○森勝治君 きょうは新大臣を迎えましての最初の逓信委員会でありますので、新大臣の抱負をぜひともお聞かせ願いたいのであります。実は、大臣就任早々の記者会見等を見ますと、さっそうたる発言などと、新しい郵政大臣として、期待される大臣としての談話、構想等がたくさん載っておりまして、私もそういう面では新大臣に期待するところ多いのでありますので、私も心を込めて、新しい大臣に乏しい私の質問をし、私ども同じくこの逓信の道にいそしむ者が国勢の進展に寄与することができるよう、そういう立場で、私は、以下大臣に御質問を申し上げてみたいと思うのであります。  御承知のように、第二次産業革命といわれますように、世界的に技……

第63回国会 逓信委員会 閉会後第4号(1970/11/11、8期、日本社会党)

○森勝治君 きょうは、郵政大臣が再任されたと言われるのか、無事息災で健康を保持されておると言われるのか、その辺は私もつまびらかにいたしませんが、いずれにいたしましても、再び井出さんにお目にかかることのできますことを非常にうれしく思います。したがいまして、元気な井出さんに対しまして、私も元気な質問を申し上げてみたいと思うのでありますので、あらかじめ御了承をいただきたいと思うのであります。  そこで、最近、郵政大臣がしばしば国民のための郵政事業ということで積極的な御意見等を開陳されておるやに承っております。特に、テレビ番組等が低俗化を来たしておる、こういう観点にお立ちなのかどうか知る由もありません……

第63回国会 逓信委員会 第5号(1970/03/10、8期、日本社会党)

○森勝治君 ちょっと私、関連で。  現業の局長、たとえば〇〇郵便局長というふうに任命権の一部を、一部と言わない、任命権を委譲したとおっしゃっておられましたね。そうなると、任命権を各局長が持つということになって、おっしゃるとおりならば、郵便局長が組合から団体交渉を申し入れられた場合に断わるすべはないはずなんですね。ところが、どうも上司と下部の断絶のせいか、話し合いに応じようとしないでしょう。特にちょっとでも問題があれば、郵政局から何々連絡官、郵政省の昔の検非違使みたいなのが行ってですね、局長の上に位して、これが事労務に関することをやってしまって、一般労組法に基づく団体交渉その他というのは全然たな……

第63回国会 逓信委員会 第6号(1970/03/12、8期、日本社会党)

○森勝治君 これから四十二年度のNHKの決算について、若干質問をしてみたいと思います。  まず、会計検査院に質問したいのでありますが、ここに出ております決算書は、当該年度の末期における財政使用の羅列にすぎないような気がしてならぬわけであります。収支予算等が適切かつ効率的に執行されているかどうかということはもとよりでありますが、この中身だけでは、どうも全貌を把握することが至って困難なような気がしてならぬわけであります。そこで、私はその点について担当の方から、きょうは部長ですか、おいでになっておられまするので、検査院当局が検査をされ、文書あるいは口頭等によって、そちら側の所見というものをNHKにお……

第63回国会 逓信委員会 第9号(1970/03/24、8期、日本社会党)

○森勝治君 これからNHKの予算について質問をしたいと思っております。  ところで従来の例にならって、本件につきましても所管大臣からつぶさに御所見を拝聴したい、かようについ先刻まで考えておりましたが、大臣は人気者だそうでありますので、他の委員会でどうしてもということでありますので、私も残念でありますが、十分大臣の高邁な識見を拝聴できないことを残念に思うわけでありますが、議事をすみやかに進めるということで、その点はできるだけ――何か時間ができて後ほどおいでくださるやに風のたよりで承っておりますので、そのとき折あらば質問をし、政務次官等もおそらくおいででありましょうから、大臣に御質問のしたい向きは……

第63回国会 逓信委員会 第14号(1970/04/14、8期、日本社会党)

○森勝治君 引き続いて簡易郵便局の問題について質問をしてみたいと思うのでありますが、そもそも簡易郵便局法の改正案が提案されてから、今度で、御承知のとおり四度目でありますね。五十五国会、五十八国会さらに五十九国会ですね、さらに六十一国会では、ということでありますが、本来ならば、こう累次にわたる廃案等の場合は、いわゆる審議未了の場合は、常識的な判断をもっていたしますならば――これは私の言う常識です、私側から言う常識的な判断でありますが、常識的な判断をもっていたしますならば、これは改正提案というものは断念してしかるべきものというふうに私は素朴に考えておったところが、さらにまた今次提案をした。まさにそ……

第63回国会 逓信委員会 第20号(1970/05/08、8期、日本社会党)

○森勝治君 きょうは、スタートをおくらして早くやめろということらしいのでありますが――まあ、そういうことを言っておりますと時間がかかりますから、さっそく始めますが、まずNHKにお伺いしたいのですが、予算総則に基づいて予算の調整をよくおやりになっているようでありますが、その概要をひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 いま当初に御説明のあった中で、十勝沖地震の復旧費として四千五百九十六万円支出をされたという説明がありましたが、このときの主たる被害というものは何をさされておられるのか、それからまた、このときには放送というのはつつがなく継続されたものなのか、あるいはまた寸断ということばはちょっと語弊……

第63回国会 逓信委員会 第21号(1970/05/12、8期、日本社会党)

○森勝治君 まず、郵政大臣に若干基本的な問題についてお伺いをしてみたいと思います。  先月の二十七日だと思いましたが、主婦代表が佐藤総理に陳情を行ないました。これは相次ぐ物価高で台所を預かる主婦としては悲鳴を上げておるので、物価上昇政策はとらないように、国民の生活の安定のために最善の努力をしてほしいという趣旨の陳情を行ないました。佐藤総理も、そのことについては最善の努力をいたします、すなわち政府といたしましても物価抑制に全力を尽くす、こういうふうに明快に答えられたわけでありますが、ところが、この舌の根もかわかぬその翌日には、郵政大臣のあなたは郵便料値上げを発表されました。そうなりますと、失礼で……

第64回国会 逓信委員会 第2号(1970/12/03、8期、日本社会党)

○森勝治君 きょうは、先般の残りを引き続き質問をしたいと思うのであります。実は前との関連がありますので、CAテレビを先にやろうと思いましたが、何か文部省から放送大学を早く設置したいという趣旨でありましょう、早く質問をしてほしいというたっての御要求がありますので、私も質問の序列を変えまして、まず放送大学から質問を行ないたいと思うのであります。  まず、文部大臣にお伺いをしてみたいのですが、文部省は先般総理府とタイアップいたしまして、放送大学についての世論調査を行なった模様でありますが、さらにまた、教育モニターにつきましてもアンケート調査を行なったやに聞いております。したがいまして、その調査をされ……

第64回国会 逓信委員会 第5号(1970/12/17、8期、日本社会党)

○森勝治君 関連して恐縮なんですが、いま質問のあった数項目につきまして、基本的な問題でありますので、私は職場に起こった現象面をとらまえて郵政当局の考え方を若干ただしてみたいと思いますので、しばらく時間をいただきたいと思うのであります。  第一点は、いまも指摘がありましたように、四十一年と四十三年にいわゆる当局側の不当労働行為というものを根絶するという大臣通達がなされたわけでございます。さらに現大臣になりましてから、井出さんになりましてから、四月の九日に同様の趣旨のことが重ねて下部に通達をされたわけです。しかし、その後、御承知のように、この種の当局側から惹起した不当労働行為というものはあとを断た……

第65回国会 内閣委員会 第16号(1971/05/11、8期、日本社会党)

○森勝治君 臨調答申が三十九年に出されたわけでありますが、この許認可の整理を勧告し、しかもこの勧告が完全実施に移されないうちに行革第一次、あるいはまた第二次計画等で異なった観点で許認可の整理方針を立てなければならなかったという、そのおもなる理由はどういうことなのか、いきさつをひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 いま黒木さんからそういうお答えですが、そうなると答申などというものは単なる参考でかまわないということですね。
【次の発言】 先ほどのお答えの中で、何か社会情勢の変化に伴って答申案を全く尊重、まあ全くということばよりもむしろ十分ということばに置きかえたほうがよいと思うのだが、十分尊重で……

第65回国会 内閣委員会 第22号(1971/05/24、8期、日本社会党)

○森勝治君 大臣のお名ざしでありますから、これから若干時間をかりて御質問をしてみたいと思うのであります。  御承知のように、最近は公害を語らずして政治を語るなかれ、こんなことばがはやり出しました。けだしまた、公害問題が物価問題などとともに、国民にとりまして最も重大な問題となっておりますですから、この環境庁設置法案の審議を国民は注意深く見守っておることでありましょう。われわれは、さきに野党共同提案をもちまして、環境保全基本法案を提案いたしまして、政府案のあいまいな点等を対比させながら、政府の意見をただしてきたところであります。  そこで、私は第一点としてお伺いしたいんでありますけれども、この法案……


9期(1971/06/27〜)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1971/12/17、9期、日本社会党)

○森勝治君 議事進行。  ただいまの質問者の冒頭発言中に、選挙区、氏名、経歴等をるる述べられた模様であります。かかることは過去になかったと、私は記憶いたしております。すなわち、先例にないことだと考えられますから、すみやかに理事会等を開きまして処置をしていただきたい。

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1971/12/18、9期、日本社会党)

○森勝治君 私は、これからVOAを中心とする質問を行ないたいと思います。  先ほどのハイジャックの問題は、幸い誤報でお互いにほっと胸をなでおろしたところでございますが、私はこの誤報ほど当委員会にとりましても、また一般にとりましても電波の持つ威力をいやというほど知らされた問題はなかろうと思うのであります。したがって、私はそういう観点から以下諸問題について、真剣に総理以下関係大臣に御質問をしたいと考えます。  政府は沖繩の復帰が核抜き、本土並みで実現したと、こう強調しているところでありますが、私をもって言わしむるならば、これは全くの欺瞞はないかと思うのです。この協定の内容は、われわれが多年沖繩を返……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1971/12/23、9期、日本社会党)

○森勝治君 時間が来たようでありますから、かいつまんで一点だけ小田さんに御質問をしたいと思うんですが、小田さんは、先ほど御紹介になりましたように、地方行政の第一線に立たれて、まことに御苦労さまだと思います。そういう立場で、それに関して質問をしたいと思います。あなたが後段で言われたことばの中に、私だけが先頭に立とうと思っても、町の人がついてきてくれなければ何にもならないというおことばがありました。そこで、私はそういう点から御質問させていただきますが、先ほど安江さんがはるかふるさとの沖繩に対する望郷の念にからみながら、切々たる沖繩の声を述べられました。私は感銘深く聞いておったのであります。この沖繩……

第67回国会 逓信委員会 第2号(1971/12/07、9期、日本社会党)

○森勝治君 最近、特に郵便局等がねらわれ、すなわち盗難等が最近頻発している模様で、はなはだしいのは現職の警官すらも、関西ですか、局を襲ったというような忌まわしい問題等があります。したがって、きょうはその件について質問をしたいのでありますが、いま申し上げましたように、私どもが知る範囲でも、もう幾つか指を折ることができる事故が派生しておりますので、これらの状況と、最近における傾向ですね。郵政の盗難の傾向についてひとつ担当者からお伺いをしたい。
【次の発言】 大臣にお伺いしますが、職場における防犯というものの基本的考え方はどうなのか、この点お聞かせ願いたい。

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1972/05/10、9期、日本社会党)

○森勝治君 ただいまから、工業品検査所及び繊維製品検査所の出張所の設置に関する問題について、若干質疑をしてみたいと思うんでありますが、大臣がよんどころのない用事で御出席を願えませんものですから、もし私から、次官おいでになっていますが、質問の過程で納得いかない問題が出ました場合は、後日大臣に質問をさせていただくということで委員長にお願いいたしまして、質問をしたいと思うのです。  御承知のように、沖繩は戦後長期にわたって基地経済に依存をしてきたところでありますが、そういう関係もあったんでしょう、産業基盤というものがきわめて脆弱であると指摘をされておるわけであります。したがって、今後経済の自立等を進……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1972/05/12、9期、日本社会党)

○森勝治君 先般の私の質問に際しましては、大臣所用のため欠席されましたものですから、当時、当該政務次官にお伺いしたんでありますが、なお若干明快なお答えをいただけない趣きがありましたものですから、きょうあらためて通産大臣に二、三お伺いをしてみたいと思います。  まず第一点は、沖繩における産業振興の基本的な政策であります。特に、こんなことを申し上げてまことに失敬でございますが、通産大臣は時の人であり、やがてこの国をになわんとする意気込みが非常に強いと承っておりますので、そういう観点からも、やっと祖国に返ってまいります沖繩の振興策こそ、民生安定の一つの当面の急務だろうと思いますので、そういう点につい……

第68回国会 逓信委員会 第3号(1972/03/14、9期、日本社会党)

○森勝治君 関連。  大臣の前段の答弁に関連して質問をしたいんだけれども、大臣がお答えになったような状態で進んでおれば鈴木質問というのは行なわれないわけです。鈴木さんも具体的な事例をあげて質問したわけでありますが、大臣は、いやそういうことしてないと前段で明確にされておりますから、私は、また実態論で申し上げてみたいんですが、たとえば、一例で申し上げますが、四十七年度のNHK予算の提案、この予算の問題につきましてもNHKからもうすでにいち早く郵政省にこの案が出されておる。われわれもこれを知りたいから説明せいと再度にわたって郵政省に説明を求めたが、郵政省の態度いまだ決定するに至らずのゆえをもって、わ……

第68回国会 逓信委員会 第5号(1972/03/21、9期、日本社会党)

○森勝治君 先般、郵政大臣に、私どもが現場の局を視察した際のトラブルの問題について御質問をしたわけでありますが、それらの問題を中心としていま郵政がかかえておりますもろもろの問題について、当面する問題について質問をしてみたいと思います。  先般の質問の際に、大臣はその不明をいさぎよく釈明されまして、今後さようなことのないように万全を期すというお約束をしていただきました。それはことばの上の約束でございましたが、さて、それを具体的にどう実行されるのか。この点から伺っておきたいと思います。
【次の発言】 それは文書をもって下部に大臣の考え方を伝えて、そうして下部で大臣のその趣旨にのっとって対処する段階……

第68回国会 逓信委員会 第6号(1972/03/23、9期、日本社会党)

○森勝治君 関連で一点質問したいのですが、先ほどの電波監理局長の御答弁だと、適当な傍受施設の場所が見つからない、こういうお答えであります。ところが、過ぐる沖繩特別委員会でこの点について私からただしました問題についての大臣答弁によりますと、幸いにして、近くに傍受施設の適当な土地があるからということを大臣は明言されておるわけです。よもやお忘れになったわけではなかろうと思うのです。忘れたら思い出していただきたい。もう今度沖特が終わってしまったから、今度は逓信委員会になったら、もっとも、いま三月ですから、ただでさえぽかぽか頭です、失敬でありますが。だから、もの忘れする時候に来たから忘れたと、こうすなお……

第68回国会 逓信委員会 第7号(1972/03/28、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(森勝治君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。

第68回国会 逓信委員会 第8号(1972/03/30、9期、日本社会党)

○森勝治君 江村先生に二問、高田先生に三問お伺いしたいと思うのでありますが、一問、御質問申し上げてお答えをいただくという一問一答方式と申しましょうか、そういう形で質問させていただきますことをお許しいただきたいと思うんです。  先ほどのお話の中にありました四十七年度のNHKの予算は必ずしも赤字という表現は適切でない、こういう意味のおことばがありましたが、しかし通説で赤字という話であるから、私も赤字予算という表現を用いるという御説明もございました。いま私どもの中で問題になっておりますのは、従来こういう予算の赤字と俗説に言われるような形ではNHKまだいままで全然出しておらなかったのです。そういう問題……

第68回国会 逓信委員会 第9号(1972/04/13、9期、日本社会党)

○森勝治君 関連。郵務局長は一体どうしたんですか。大臣は向こうに出ておられた……。
【次の発言】 大臣に以下数項目、いま鈴木さんが質問したと同一内容で御質問申し上げたいのでありますが、仄聞いたしますと、大臣まだ今朝来、不休だそうでありますから、大臣が食事に行ってお帰りになるまであなたに対する質問を保留して、大臣がおらなくても、そうそうたるメンバー局長連中ですから、私の質問にお答えいただけるものとして、大臣、これは何といっても体が大事ですから、職員の体のことにつきましても、これから若干緊急質問したいのですから、まず大臣の体を休めていただかなければなりませんから、食事だけしてください。  先ほどの……

第68回国会 逓信委員会 第10号(1972/04/18、9期、日本社会党)

○森勝治君 私は先般の委員会で、岡山県下における郵便車の火災事件について、質問をしたところでありますが、あの当時は、何か、私のしろうと考えだと、直ちに被害額、数等が概算でも、つかめるかという質問をしたんでありますが、その点が明快でありません。新聞なんかで見ますと――だいぶ、テレビ、ラジオニュース、新聞等と、当局の発表なんというのが、格段の開きがありますね。だから、一体どれが真相なのか。もちろん焼けてしまったわけですから、書留等のようなものは、これはその足跡をたどればいいんでありますが、通常郵便物等は、これはなかなか、痕跡をとどめぬまでに焼かれてしまったものは、しかたないんでありますが、あまりに……

第68回国会 逓信委員会 第11号(1972/04/25、9期、日本社会党)

○森勝治君 これから簡易保険の質問をしたいと思うのでありますが、その前に、ちょっと大臣に、緊急の問題について、一言だけ所見をただしにおきたいと思うのです。  それは御承知のように、三公社五現業の給与の改善と申しましょうか、職員側が、給与の、いわゆる賃上げ要求の種々の行動に入っておりますが、このことについて、電電、郵政の現場をお持ちの所管の大臣として、今日のように、物価高のおりから、当然これは、職員がおのれの生活、そしてまた、家族の生活をささえるために、さらにまた、広い見地から立ちますならば、自分たちが、職を奉じております逓信事業に献身するためにも、為政者としては、当然、彼らの生計を維持するに足……

第68回国会 逓信委員会 第16号(1972/05/23、9期、日本社会党)

○森勝治君 郵政大臣に冒頭お伺いしておきたいことがあります。  それはすでに多くの委員の皆さんから指摘をされましたように、この法制定の時期も異なる、それぞれ性格の異なった三つの法律を一括提案をするということ、これは、単に便宜主義のなせるしわざということで、われわれは片づけるわけにはいかぬような気がするわけであります。したがって、そこには、問題をはらんでおるような気がするわけです。昨年の沖繩関係の法案の審議の際等につきましても、この点が見られたのでありますか、今回のように、こうした異なったものを、無理やりに、重ねてあわせて、抱かせて審議させるということは、なるほど、それは、もう遠い源をたずねるな……

第68回国会 逓信委員会 第17号(1972/05/25、9期、日本社会党)

○森勝治君 質問を始める前にお伺いしたいのですが、これはあれですか、この手元に来たのは、この切手類は何ですか、これは。原品原寸はだめ、見本と書いてありますが、何ですかこれは。本物の見本ですか、偽造の見本ですか。こういうことの提示のしかたですからね。これでは、この前、委員長ですか、松本さんですか、もっと親切にということを申し上げたようなことになるのですよ。これは本物があるわけですから、本物と同じものを、見本を――模造と本物を持ってきて、こうですと言わなければわからない。たとえば、これは偽造だという、じゃどこが違うのか、私ども、このものが、こっちが偽造か何か――本物とすでに見分けのつく者はいいです……

第68回国会 逓信委員会 第19号(1972/06/06、9期、日本社会党)

○森勝治君 時間の関係がありまして、私の質問は、衆議院の皆さんが修正された点について先ず質問をさせていただきます。  ただいま修正案についての提案の趣旨説明がありましたが、この点について約五点御質問をしてみたいと思うのです。  まず第一点は、有線テレビジョン放送事業者に対しまして役務提供を義務づけておるわけですが、この役務提供を義務づけた理由は何かということです。
【次の発言】 この役務提供ということを業者に義務づけましたが、片や受像者側に対しては選択は自由なんでしょう。
【次の発言】 それでは、その役務提供の義務づけということでありますが、その義務の確保、義務づけの確保については、どういう規……

第68回国会 逓信委員会 第22号(1972/06/16、9期、日本社会党)

○森勝治君 どうも、どろぼうをつかまえてなわをなうということわざがありますが、それのたぐいに似たような質問で恐縮でありますが、二、三質問をしたいと思うのです。  この寄付金つきの切手によって調達を期待している額ですか、それは一体どのくらいなのでしょうか。
【次の発言】 郵政省に聞きたいのでありますが、この種の記念切手等、いままでいわゆる寄付金つき切手ですか、これは何種類ぐらい発行してきましたか、種類と総額がわかりましたらひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 寄付金をつけた切手の売れ行きと、つけなかった切手の売りさばきの状況ですね。売れ行きがいいか、悪いか比較した場合は、どちらがいいかという点……

第69回国会 逓信委員会 閉会後第1号(1972/08/10、9期、日本社会党)

○森勝治君 新しい大臣を迎えて、当委員会も、これからお互いに職責を全うしたいと、私も考えているところでありますが、そこで、まあただいま大臣から、微力ながら一生懸命職責を全うしたい、こういう真摯なごあいさつがあったわけでありますが、私も大臣の素朴な、正直な心情の吐露だろうと名実ともに、そのことばをいただきたいと思うのであります。  ただ、私は、この際でありますから、若干失敬でございますが、大臣に御質問したいところがあるのです。  人相学から私なりに見ますと、非常にまじめな正直な方だというふうに拝見をいたすわけでございまして、いまのごあいさつからみても正真正銘、夢疑うことなき真情の吐露だろうと、こ……

第70回国会 逓信委員会 第2号(1972/11/13、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(森勝治君) それでは本日の調査はこの程度にとどめます。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についておはかりをいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査につきましては、閉会の場合においてもなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成及び提出の時期につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。  本日は、これにて散会いたします。  ……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1973/06/29、9期、日本社会党)

○森勝治君 ちょっと関連で。  いまの資料ですがね、わからぬとおっしゃるがね、年次の会議を開いているでしょう。あなた役員等わかりますと言うけれども、野々山委員の聞きたいのは、全国の安全協会がいかに活動しているか、どういう活動をしているかというのが、その資料提供方の要求の趣旨だろうと思うんです。役員が何のたれ兵衛であるかということが、資料要求の趣旨でないですからね。各県、それはそれぞれ独自性を発揮しているから、県によっては運用のしかたが多少は違うでしょう。しかし、この安全協会は、皆さん方の御指導の方針のもとに運営されているわけですから、総体的なことはわかるはずですね。わかるでしょう。だから、どう……

第71回国会 逓信委員会 第3号(1973/03/08、9期、日本社会党)

○森勝治君 私のは質問でないんですが、これは特に郵政大臣に、いま鈴木さんが質問された土地払い下げ問題をめぐる問題についての関係資料を出していただきたいのです。たくさんありますが、きょうは一点だけ。これは会長でないのです、郵政大臣のほうへのお願いです。  先ほども塚田さんとの質疑応答の中に若干触れられておりましたが、何か十五社をすぐって入札に参加させたそうでありますが、これの入札に参加した社名と入札の金額、一覧表を次の委員会までに御提出いただきたい。
【次の発言】 そういうお答えをいただいたわけですけれども、あなたはNHKに対して指導監督する資格をお持ちの方ですよ、いいですか。  いま、あなた並……

第71回国会 逓信委員会 第4号(1973/03/27、9期、日本社会党)

○森勝治君 まず郵政大臣にお伺いをしたいのです。新大臣をお迎えしましてから私は最初の質問でありますので、過去のもろもろのできごとなどを思い起こしながら、これからの郵政事業のあり方について、大臣の基本的な考え方をお伺いしておきたいと思うのです。  その第一点は、社会は急テンポに変革がなされつつありますが、郵政の事業は、げすなことばで表現いたしますと、旧態依然たるものがあります。すなわち、機械化文明についていけないという事業の一つの悲しむべき姿があるわけです。したがって、そこには何としてもそこに働く労働者の協力なくしてはこの郵政事業というものは伸展ができない。これは私がいまさらちょうちょうするまで……

第71回国会 逓信委員会 第5号(1973/03/28、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(森勝治君) 郵政省、相談をするなら時間をあげるから、何分あればいいかな、十分間……。
【次の発言】 暫時このままで休憩をします。    午後二時四十二分休憩
【次の発言】 再開します。
【次の発言】 本件に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。  本日は、これにて散会をいたします。    午後五時四十七分散会

第71回国会 逓信委員会 第6号(1973/03/29、9期、日本社会党)

○森勝治君 質問のしんがりを承りましたものですから、できるだけ要点をよくして冗漫に流れることを防いでいきたいと心して質問したいと思います。  特に一昨日、きのう、きょうと三日間にわたって当逓信委員会が開かれておるわけであります。NHK関係の皆さん方には、連日御繁多中たいへん御苦労さまでございますが、いましばらくひとつおつき合いをいただきたいと思うのです。  私は、一昨日の一般質問の際にも指摘いたしましたように、坪当たり一千百万という超高値のこの取引というものは、よしんばそれが違法でないといたしましても、NHKという公共機関のたてまえからするならば、特に言論機関としては信頼を博しているNHKのこ……

第71回国会 逓信委員会 第7号(1973/04/17、9期、日本社会党)

○森勝治君 きょうはKDDに質問を申し上げるわけでありますが、その前に、郵政大臣に、大臣おいでですから、一点だけ他の部門について緊急的な質問をしたいと思うのです。  内容は、御承知のように、国民を震憾させたと言っても過言でない郵政職員の天然痘発生の問題であります。最近新聞報道も、当時は詳細に大々的な報道でありましたが、その後の経過というものが新聞にはあまり載っておりません。しかし、まだ十四、十五というこの日等は、きのうきょうあたりは潜伏の可能性の期間だというふうなこともいわれているわけであります。したがってそういう観点からいたしまして、国民の脳裏からまだこの問題についての危惧は去っておりません……

第71回国会 逓信委員会 第8号(1973/04/24、9期、日本社会党)

○森勝治君 きょうは、郵政の労使問題について、大臣から御見識の御披露と御決意のほどをとくとお伺いをしたいということで質問に立ったわけでありますが、実は、過ぐる委員会におきまして、大臣の郵政大臣としての新たなる決意のほどについての見解をただしたところであります。  私の質問に答えて、大臣は、労使の正常な運営はもとより望むところである、こう明確にお答えをいただいたのであります。私は、衆議院議員としてのあなた、選ばれて大臣としてのあなたに非常に敬意を表するものの一人といたしまして、この労使問題に対するあなたのお答えというものを真摯に拝聴をしたわけであります。私は、あなたに質問した中におきましても、小……

第71回国会 逓信委員会 第10号(1973/06/14、9期、日本社会党)

○森勝治君 簡保の法案審議に入るに先立ちまして、大臣の真意を一つお伺いしておきたいんです。  すでにもう御承知のように、本日は、午前の部は衆議院、午後の部は参議院ということに当委員会は定まっております。このことは厳たるものであります。にもかかわらず、定刻を過ぎても大臣が来ないということはいかなる理由なのか。  かつて小林武治という有名な郵政大臣がおりましたが、定刻に大臣の出席せざるゆえをもって開けなかったというのは小林さんだけでした。当時は開かずに散会をした例があるんです。それ以後ずっとないんです。あなたで二番目であります。これはあまり芳しくない記録でありまして、こういうことをしばしば踏襲され……

第71回国会 逓信委員会 第11号(1973/06/19、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(森勝治君) 暫時休憩をします。    午後零時二分休憩

第71回国会 逓信委員会 第13号(1973/07/03、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(森勝治君) 静粛に。

第71回国会 逓信委員会 第14号(1973/07/10、9期、日本社会党)

○森勝治君 郵務局長にお伺いしたいのでありますが、記念切手の今後の発行の見通し、これをお伺いしておきたい。
【次の発言】 一般の切手で売れ残りの切手の一番古い年代は、いつ発行したやつですか。
【次の発言】 それはいまどこに眠っていますか。
【次の発言】 各局に従前の例にならって配賦しておけば、自然と売れるものを、このものだけはなぜ中郵に集中してしまったのですか。
【次の発言】 これは金額は何円の種類のものですか。
【次の発言】 それならば全国に分散しておけば、またたく間に売れるのじゃないですか。
【次の発言】 売れないとおっしゃるけれども、記念切手ならいざ知らず、通常切手はわれわれが十円切手、……

第71回国会 逓信委員会 第15号(1973/07/12、9期、日本社会党)

○森勝治君 私は、日中海底ケーブルの問題について、若干お伺いをしたいと思うのであります。このことについては、先般のKDDの参考人招致のときにもお伺いをしたところでありますけれども、その後の事態の推移に伴うもろもろの問題がありますので、この点について御意見を聞かせていただきたいと思うのであります。  御承知のように、去る五月四日、郵政大臣と中国の鍾夫翔電信総局長との間で、北京におきまして、日中海底ケーブル建設に関する取りきめが締結をされました。この取りきめは、私がいまさらに申し上げるまでもありませんが、日中国交正常化後のいわゆる実務協定第一号として高く評価ができるものでありまして、久野郵政大臣の……

第71回国会 逓信委員会 第16号(1973/07/17、9期、日本社会党)

○森勝治君 関連。  NHKに申し上げておきたいのですが、いま個人の問題云々と、従来、ややもするとそこに逃避を求めておられるのです。われわれは皆さんのおやりになった四十五年度の決算についての内容をつまびらかにして、一つ一つの個々の問題で議論をするわけですから、そう去年もそうであった、ことしもそうであった、また来年もそうであろうというそしりを受けぬように、芸能人の社会的名誉だとかそういうことに逃げ道をさがされないでもうそろそろ公開すべき時期が来たと、そしてNHKが薄謝協会という汚名をそそげるかどうかということも、そういう点の秘密主義というのも排除していかなきゃならぬ。  これは皆さんがないしょに……

第71回国会 逓信委員会 第18号(1973/09/18、9期、日本社会党)

○森勝治君 私の質問が最後になったわけでございます。そこで私の質問が終了後採決ということに相なります。時間がもう二時半でございますから、私は十分御意見をお聞かせいただきたいと思って立ったわけでありますが、時間がありませんから、はしょって質問をしたいと思うのです。  その冒頭の第一点は、昭和四十五年度にNHKが採用された職員の数はどのくらいか、ひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 じゃその数はあとでお聞かせ願うことにして、採用基準というものがありましたなら――これは学歴その他じゃなくて、私は限定して質問いたしますが、五体満足でなければNHKは採用しないのかどうか、この点をお伺いしたい。たとえば……

第72回国会 逓信委員会 第3号(1973/12/13、9期、日本社会党)

○森勝治君 まず、郵政大臣に、郵便貯金法の一部を改正する法律案の内容の質疑を行なう前に、大臣の所見を二、三ただしておきたいと思うのです。  実は、先般の御就任のごあいさつがありました際、郵政事業を掌握しその頂点に立たれる大臣から抱負をお伺いできるものと御期待を申し上げておったわけでありますが、まことに日本的な御発想のもとによろしくということでありますので、よろしくということばはどういうことなのかとこう私がここでたたみかけますと、おつにからんだ、酒飲まなくてもからんだと言われますから、そういうからみ方じゃなくして、もう少し中身のある御見解をいただきたいと思いまして冒頭に御質問することをひとつお許……

第72回国会 逓信委員会 第7号(1974/03/28、9期、日本社会党)

○森勝治君 これから約三時間、NHKの予算案について質問をしてみたいと思うのです。  一つだけ、予算案の内容とかけ離れた問題をお伺いしてみたいと思うのです。  毎日、午後六時になりますと「こどもニュース」ということで、七色のにじのアーチのもとにずっと画面が展開されるものがありますが、その際、アナウンサーが「こんにちは皆さん」と、こうやるんですね。はて、こんにちは皆さんという表現とするならば、太陽の光がまだ地上から没せざるうちの表現がこんにちはではないかと素朴な私の頭で推理をしたのでありますが、一、二回は私はこれは間違いではないか、こう思ったんでありますが、連日お続けになっておる模様であります。……

第72回国会 逓信委員会 第8号(1974/04/04、9期、日本社会党)

○森勝治君 私は最初に、貸し付け限度の引き上げの問題について質問をしてみたいと思うんです。  御承知のように先般の法案が実施のときには、当初十万円、こういうことでありました。これは何といっても国民生活の実態論からいたしまして低額過ぎる、こういうことがありまして、このことにつきましては、この法案創設の際にも私はもちろん申し上げたし、私どもの立場に立つ者はみなすべて低きに失する、こういうことで主張をしたのであります。したがって、そういう意味では今回二十万ということですから、そのことについてはまあ歓迎ということでありますが、当時から比べますと、さらに狂乱物価でありますから、貨幣価値が下落してきた現今……

第72回国会 逓信委員会 第9号(1974/04/25、9期、日本社会党)

○森勝治君 まずKDDにお伺いしたいのでありますが、基本的な問題について若干触れてみたいと思うのであります。  御承知のように国際通信という使命からいたしましても、KDDの果たすべき役割りというものは従来よりさらに倍加されてきたような気がするわけであります。したがってこの国際通信を円滑に行なうためには、世界の至るところの場所あるいはまたあらゆる国との直接回線が設定されているということが一番好ましいと思うのでありますが、現状はどうなっておりますか、お伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 もちろん事情はあれやこれやとおありでしょうけれども、少なくともアジア地域の各国とは直接回線を設定する、……

第72回国会 逓信委員会 第10号(1974/05/14、9期、日本社会党)

○森勝治君 四十六年度の日本放送協会の決算について若干質問をしてみたいと思います。  郵政大臣には所管事項を全般にわたり、会計検査院につきましては四十六年度の会計検査に対しまして、外務省に対しましてはVOAの問題を主として、さらに協会に対しましては四十六年度決算全般にわたって質問をしてみたいと思います。  大臣に、第一点、所管事項としてお伺いしたいのでありますが、いま全国各地にいわゆる県域放送の免許を郵政大臣がされておりますけれども、現在まで免許を許可したところは何県あるかお答えいただきたい。さらに現在申請中のもの、あるいはまた近く許可が想定されるもの等、あるいはまた競合する立場のものが数件あ……

第72回国会 逓信委員会 第11号(1974/05/16、9期、日本社会党)

○森勝治君 簡易保険の問題について若干質問をしたいと思います。  きょうは簡易保険の資金運用の範囲拡大の問題と、それからもう一つは余裕金の運用問題について、二点に重点をしぼって質問をしたいと思います。  簡易生命保険が制定されましてからもう長きにわたりますが、この生命保険という制度がインフレに対して全く弱い性格であるということは、終戦後のインフレ時代にも生命保険事業が崩壊に瀕したという過去の苦い経験をいまさら思い起こすまでもないところでありまして、したがって最近におけるいわゆる物価狂乱のもとにおきましては、生命保険の制度は戦後のそれよりも増して重大な危機に直面しておるのではなかろうか、こう思わ……

第72回国会 逓信委員会 第12号(1974/06/03、9期、日本社会党)

○森勝治君 請願の一一一六号に関し若干質問をしたいんです。  きょうは、所管の大臣はどうなされました。
【次の発言】 外国ですか、国内ですか。
【次の発言】 国内――きょう本会期の最終日になぜ来ないんですか。他の用務なんというのは、国会の用務より右に出ずるものはないんです、重要な要素を持っているのは。どこへ行かれたんです。近くおやめになる予定で、もうおいでにならぬのですか。――まあいいでしょう、次官お困りですから、質問をいたします。  この三一一六号というのは、郵便物の滞貨が著しいという指摘と同時に、郵政省の人事配置について新潟県議会で批判をしているんです。県議会の決議ですね、この文書は。地方……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 議院運営委員会 第2号(1974/07/30、10期、日本社会党)

○森勝治君 いま竹田委員から社会党の立場をるる開陳をいたしました。私は違った角度から、いま自民党さんが私どもの提案に賛成をしないという問題をとらまえまして、一、二の点について反論を試みたいと思うのであります。  まず第一点は、いまお話にありました、この臨時国会を院の構成を定めるだけにとどめるという理由だけでありまして、そういうことで、これは官房長官談話もそういうふうになっておりますし、いま自民党さんもそうおっしゃいましたが、一体この改選された、いわゆる戦い終わった新しい議会に対する国民の眼は何だろうか、国民がこの新しい議会に何を期待しておるだろうかと考えますと、申すまでもなく、物価を初めとする……

第74回国会 逓信委員会 第1号(1974/12/24、10期、日本社会党)

○森勝治君 関連。  まことに失礼な質問をして恐縮だが、いまの後段の閣僚会議か何かですか、そういうところでは私の考え方を述べることができるが、この委員会ではだめだとおっしゃるのですね。ちょっとそれは何かお考え違いではないでしょうか。他の部門では発言を慎むということはあっても、失敬でありますが、当委員会は逓信事業に関する国政の最高をつかさどる所管委員会でございますよ。所管委員会で郵政大臣は逓信事業に対するもろもろの質問について口を緘して、他の責任のない部門で発言する、閣僚会議は責任ないとは言わぬけれども、こういう場でこそあなたのかねてから抱懐する逓信事業に対する高邁なる知識、抱負、経綸というもの……

第75回国会 逓信委員会 第4号(1975/03/18、10期、日本社会党)

○森勝治君 大臣は二度目の輝ける郵政所管の大臣になられたわけであります。しかし、私があなたに本格的に――本格的という言葉はちょっと大上段に振りかぶったきらいがなきにしもあらずでありますが、御質問をするのは大臣が就任されて初めてでございます。したがいまして、先日、所信表明がなされましたので、この所信表明をめぐる諸点について、主として基本的な問題について大臣の考え方を聞かせていただきたいと思うのであります。  第三次鳩山内閣に名を連ねられたあなたでありますから、すでに行政の手腕というものはもう私がいまさらここで言挙げするまでもなく、三木内閣においてもまさに重きをなすお方だろうと私はこう考えておるわ……

第75回国会 逓信委員会 第5号(1975/03/25、10期、日本社会党)

○森勝治君 まず、小野会長にお伺いをしてみたいと思うのであります。  NHKの第四次長期経営構想は、発足後、すでに一年にして事実上無意味になってきたような気がするのであります。ところが、昨今の激動する社会情勢の中で公共放送の果たすべき役割りまた使命というものは、ますます広範に、さらにまたその重きを加えてきたわけであります。しかも視聴者も当然これを期待しておるところであります。したがってNHKは長期的な経営計画、ビジョンというものを国民に示す必要があるんではないか、私はこう考えております。また事業計画などもこの関連におきまして策定をされてよいのではないか、こういうふうな見方からいたしまして、私は……

第75回国会 逓信委員会 第6号(1975/03/27、10期、日本社会党)

○森勝治君 関連で質問をしたいのです。  失敬でありますが、私をもって言わしめるならば、この「総理と語る」というのは何かおもねるがごとき気配があると視聴者は残念ながら考えております。私も視聴者の一人であります。この問題につきましては、すでに先般つぶさに私は指摘をいたしました。二十五日でありません。前の委員会で田中総理の出演問題についてつぶさに指摘をいたしましたから、ここで繰り返そうとはいたしませんが、いま質疑応答の中で繰り返されている問題でどうしても見過ごすことができませんから、私は関連質問に立ったのであります。  公共性、中立性、不偏不党、これはNHK草創の歴史の中で明らかに示されておるわけ……

第75回国会 逓信委員会 第8号(1975/06/03、10期、日本社会党)

○森勝治君 去る五月三十日、株主総会で新しい会社の機構、役員等の人事が決定された模様でありますが、ひとつお聞かせをいただきたい。
【次の発言】 いまのお話で会長制が復活された模様ですね。  会長制は、かつて昭和三十一年の九月十五日の株主総会で澁沢さんが初代の会長となられ、その後しばらくそれは空席というか廃止をされておりましたが、三十九年に再び浜口さんが二代目の会長としてポストを占められたわけであります。浜口さんおやめになった後しばらく空席でございましたが、今回、会長制を復活された理由というものはどういうものなのか。  さらにまた、かつて会社創業当時は専務取締役という役職を置いておった例がありま……

第76回国会 議院運営委員会 第8号(1975/12/12、10期、日本社会党)

○森勝治君 私は、きょうの本会議に、しかも、この中にわれわれがこぞって反対いたしております酒税法の一部を改正する法律案、製造たばこ定価法の一部を改正する法律案を本会議において扱うということでありますが、この問題が出されておりますので、きょうはこれを日程に組むことに反対いたします。  実は、この件につきましては、反対理由に相当長時間、時間を費やさなきゃなりません。しかし、このことは私ども議運におきましても数日を費やし、与野党の霞会対策委員長会議でも三田間、議員会長等でも両日を費やすということでありまして、それぞれ各党の考え方というものはもう顕著に浮き彫りされております。ですから、私は本来ならば、……

第76回国会 議院運営委員会 第10号(1975/12/24、10期、日本社会党)

○森勝治君 わが党は、日本電信電話公社経営委員会委員小佐野賢治君を除き、他の提案はいずれも同意をいたします。

第76回国会 逓信委員会 第2号(1975/11/18、10期、日本社会党)

○森勝治君 まず大臣にお伺いをしたいのです。  放送法第二条第一号によりますと、いわゆるここに「放送」の定義が明記されております。「「放送」とは、公衆によつて直接受信されることを目的とする無線通信の送信をいう。」こうあります。そこでお伺いしたいんでありますが、この「公衆によつて直接受信される」というこの「直接」という語、これはどういうことか、「直接」というのは何を意味するのか、これをお伺いしたい。
【次の発言】 それではまあそういうことに仮に承っておきますが、それでは第七条に放送協会の使命がありますね、目的が。「公共の福祉のために、あまねく日本全国において受信できるように放送を行うことを目的と……

第76回国会 逓信委員会 第6号(1975/12/16、10期、日本社会党)

○森勝治君 郵便法の一部改正に関する質疑は私が一番終わりであります。時間もすでにもう六時になんなんといたしておりますから、努めて要点についてのみ質問をしたいと考えておるわけです。  御承知のように、今回この提案されております郵便料金の引き上げというものは、第一、二極が二倍ないし二・五倍、さらに新聞、雑誌等の第三に至りましては五倍というかつて見ないところの大幅な値上げであります。郵便事業は国家の独占事業として経営されているところでありますけれども、このいわゆる国営事業というものが国民生活に非常に支障を来すような大幅値上げということでありますならば、一昨年来に続く、このインフレや物価高、さらにはま……

第76回国会 逓信委員会 第7号(1975/12/18、10期、日本社会党)

○森勝治君 一昨日は、私の質問に対しまして直ちにお答えをいただけなかったのであります。したがいまして残念ながら委員長の取り計らいで本日に持ち越しとなりました。  そこで、私は、実はこのお答えのない点から、もう二日かかりましたからお答えいただきたいと、こう考えておったわけでありますが、当日すらすらとお答えがなされないものを、きょうまたお答えいただいて、そのことのみに時間をいたずらに費やすことは本意でございませんから、したがって、この前の私の発言、同僚案納君の発言について後日文書の分と合わせて、先夜お答えなき分については後日文書で回答を煩わしたいと思います。  そこで、私は、次の問題に移りたいので……

第77回国会 逓信委員会 第2号(1976/01/29、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  一言ごあいさつを申し上げます。(拍手)  今回、はからずも逓信委員長を務めることに相なりました。もとより浅学これにすぐるものなしというほどの浅学でございますので、運営等につきましても皆様方に御迷惑をかけるかしれませんが、どうぞひとつ御協力をお願いいたします。皆さんすでにもう顔見知り、ベテランの皆さんばかりでございますから、何と申しましても皆さん方の御協力がなければ円満なる運営ができませんことは当然でありますから、私、ふつつかでありますが、この点ひとつよろしく御協力のほどをお願い申し上げます。  特に、当委員会におきましては、世俗……

第77回国会 逓信委員会 第3号(1976/05/11、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。まず、郵政行政の基本施策について所信を聴取いたします。村上郵政大臣。
【次の発言】 次に、日本電信電話公社の事業概況について説明を聴取いたします。公社総裁。
【次の発言】 以上で所信及び説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 ちょっと速記とめてください。
【次の発言】 速記起こしてください。  午前の質疑はこの程度にとどめます。午後は一時から再開することにし、休憩をします。    午前……

第77回国会 逓信委員会 第4号(1976/05/13、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  川村清一君及び細川護煕君が委員を辞任され、その補欠として青木薪次君及び矢野登君が選任されました。
【次の発言】 郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 暫時休憩をします。    午後四時二十五分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  まず、政府側から趣旨説明を聴取いたします。村上郵政大臣。

第77回国会 逓信委員会 第5号(1976/05/18、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  矢野登君及び青木薪次君が委員を辞任され、その補欠として細川護煕君及び川村清一君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件の審査のため、本日の委員会に、東京大学法学部教授伊藤正己君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたし……

第77回国会 逓信委員会 第6号(1976/05/19、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  本日は、本案件につきまして参考人から意見を聴取し、質疑を行います。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  皆様には御多忙中のところを御出席をいただき、まことにありがとうございました。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件について皆様方の忌憚のない御意見を拝聴し、本件の審査の参考にしたいと存じます。  つきましては、議事の進行上、甘利参考人、稲葉参考人、ばば参考人及び石坂参考人の順でお一人十五分程度御意見をお述べい……

第77回国会 逓信委員会 第7号(1976/05/20、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  安田隆明君が委員を辞任され、その補欠として細川護煕君が選任されました。
【次の発言】 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の審査は、この程度にとどめまして、午後一時再開することにし、休憩いたします。    午後零時九分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  質疑のある方は……

第77回国会 逓信委員会 第8号(1976/05/24、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の審査は、この程度にとどめます。午後一時十分再開することとし、休憩をいたします。    午後零時十分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。

第78回国会 逓信委員会 第1号(1976/10/07、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  細川護煕君、西村尚治君、迫水久常君及び藤原房雄君が委員を辞任され、その補欠として原文兵衛君、土屋義彦君、岡田広君及び塩出啓典君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在、理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それでは、理事に原文兵……

第78回国会 逓信委員会 第2号(1976/10/12、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  塩出啓典君及び志苫裕君が委員を辞任され、その補欠として藤原房雄君及び川村清一君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求についてお諮りいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のうち、放送に関する事項の調査のため、本日の委員会に日本放送協会の役職員を参考人として出席を求めたい存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。  坂本日本放送協会会長から発言を求められておりますので、この際、これを許します。坂……

第78回国会 逓信委員会 第3号(1976/10/14、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  遠藤要君及び川村清一君が委員を辞任され、その補欠として稲嶺一郎君及び片山甚市君が選任されました。
【次の発言】 公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。福田郵政大臣。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。

第78回国会 逓信委員会 第4号(1976/10/19、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  稲嶺一郎君が委員を辞任され、その補欠として川野辺静君が選任されました。
【次の発言】 公聴会の開会承認要求に関する件についてお諮りいたします。  公衆電気通信法の一部を改正する法律案の審査のため、公聴会を開会したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  つきましては、公聴会開会の日時及び公述人の選定等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。

第78回国会 逓信委員会 第5号(1976/10/21、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  棚辺四郎君が委員を辞任され、その補欠として戸塚進也君が選任されました。
【次の発言】 公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の審査は、この程度にとどめます。午後二時再開することとし、休憩いたします。    午後零時五十五分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第78回国会 逓信委員会 第6号(1976/10/26、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  塩出啓典君、片山甚市君及び中村利次君が委員を辞任され、その補欠として山田徹一君、川村清一君及び木島則夫君が選任されました。
【次の発言】 公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。

第78回国会 逓信委員会 第7号(1976/10/28、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案審査のため、去る二十二日、福岡市に委員を派遣し地方公聴会を行いましたので、委員長から御報告をいたします。  私は、最上理事、高橋委員、案納委員、森中委員、藤原委員、山中委員及び木島委員とともに、目下当委員会に付託されている公衆電気通信法の一部を改正する法律案の審査に資するため、去る十月二十二日、福岡市西日本新聞会館で開催されたいわゆる地方公聴会に出席し、学識経験者など六名からそれぞれ本案に対する意見を聴取してまいりましたので、その概要を御報告申し上げます。  まず、……

第78回国会 逓信委員会 第8号(1976/11/02、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  福岡日出麿君が委員を辞任され、その補欠として川野辺静君が選任されました。
【次の発言】 公衆電気逓信法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の審査は、この程度にとどめます。  午後一時三十分再開することにし、休憩いたします。    午後零時二十八分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。  公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより三木内閣総理大臣に対する質疑を行います。質疑の……

第78回国会 逓信委員会 第9号(1976/11/04、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  郵便貯金法の一部を改正する法律案及び郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。福田郵政大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  まず、郵便貯金法の一部を改正する法律案について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記ちょっととめて。
【次の発言】 速記起こしてください。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。

第80回国会 逓信委員会 第1号(1976/12/30、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  塩出啓典君及び土屋義彦君が委員を辞任され、その補欠として山田徹一君及び西村尚治君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出したいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、私に御一任を願いたいと存じますが、御異議ござ……

第80回国会 逓信委員会 第2号(1977/02/22、10期、日本社会党)

○森勝治君 委員長のお許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げます。  この一年間、皆様方の御理解と御協力を賜りまして、委員長の重責を果たし得ましたことを心より厚く御礼を申し上げる次第でございます。  私は、就任以来、その職責にかんがみて、厳正公正、参議院改革の趣旨に沿って審議の充実に努め、自由濶達なる委員会の運営を期したいと考えて努力をしてまいりました。この一年間は、NHKの料金改定や公衆電気通信法の改正等、いわゆる注目の法案に取り組みましただけに、私といたしましても心して対処してきたつもりでございます。  いまごあいさつをいただきました神沢新委員長は温厚篤実、まれに見る清潔の士でござ……

第80回国会 逓信委員会 第4号(1977/03/24、10期、日本社会党)

○森勝治君 小宮山郵政大臣が就任されましてから、私は初めて大臣に質問をいたします。そういう関係で申し上げるわけではないのでありますが、この際でありますものですから、電波行政についての大臣の基本的な所見を、この際、お伺いしておきたいと思うのです。  御承知のように、社会経済の転換期を迎えている今日におきまして、国民の放送に対するニーズはますます増大してきておりますことは御承知のとおりであります。省資源、省エネルギー対策という面からも電波の有効活用というものがますます重要になってまいりました。したがいまして今後の電波利用というものをどのように推し進めていかれるのか、また放送の持つ社会的機能というも……



各種会議発言一覧(参議院)

7期(1965/07/04〜)

第58回国会 大蔵、社会労働委員会連合審査会 第1号(1968/04/26、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連。  大臣からいまそういう答弁をいただいたのですが、厚生省が何とこれを陳弁これつとめようとも、怠慢であることはもうはっきりしているわけですね。しかも、あなたは、就任早々、厚生行政は私にまかしてくださいと、議会の内外を通じて広く国民の皆さん方にお約束をされておるはずであります。これは大臣、ごく最近のことですから御記憶が新たでありましょう。ところが、いまの答弁は何です。努力する、ただそれだけで済みますか。あなたが就任のときの国民の期待にこたえるという、厚生行政の全きを期すという初心があるならば、三年かかってもなおかつこれができないという、具体化されない問題は、直ちに私の責任において……


9期(1971/06/27〜)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会、逓信委員会、建設委員会連合審査会 第2号(1971/12/25、9期、日本社会党)

○森勝治君 関連。  関連でお伺いをしてみたいのでありますが、外務大臣は、非常に評判がよいとおっしゃる。佐藤総理やあなたの頭の中で、われわれと違ったアンテナをお立てですから、あなた方のアンテナがこわれていない限り、キャッチされたのは評判がいいんでしょう。この前私が指摘いたしましたが、沖繩の声が届かなくても、アメリカの声はどんどん入るのですから、協定してどんどん判をおつきになったのでしょう。しかし、あなたは、いま評判がよいとおっしゃるが、沖繩ではこれは完全拒否ですね。五月十七日の琉球立法院は、まさに全会一致で、特殊部隊と同様に、VOAや極東放送施設の完全撤去ということを決議しております。これは屋……

第71回国会 運輸委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、建設委員会、公害対策及び環境保全特別委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1973/09/12、9期、日本社会党)

○森勝治君 国鉄の計画によりますと、今後十年間に四兆八千億を投じて新幹線の建設を積極的に推進するということでありますが、これは利用者の立場から見ますと、まことにけっこうなことでありますが、しかしながら新幹線は騒音や振動をはじめ、テレビの受信障害や日照を阻害するなど、沿線住民の生活環境を破壊するという事例が非常に多いようであります。  そこで私は、つい先般、営業を開始いたしました東海道、山陽両新幹線における公害の実情と、しかもその公害を起こしたあとの事後措置、まあこれは救済措置という表現はどうかと思うんでありますが、可及的すみやかにそれらの防護策、事後の処置等はおやりだろうと思うのですが、この点……


10期(1974/07/07〜)

第78回国会 逓信委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1976/10/27、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会、物価等対策特別委員会連合審査会を開会いたします。  まず、逓信委員の異動について御報告いたします。  川村清一君及び山田徹一君が委員を辞任され、その補欠として片山甚市君及び塩出啓典君が選任されました。
【次の発言】 先例によりまして、私が連合審査会の会議を主宰いたします。  公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。

第78回国会 逓信委員会公聴会 第1号(1976/10/25、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森勝治君) ただいまから逓信委員会公聴会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  戸塚進也君、山田徹一君及び木島則夫君が委員を辞任され、その補欠として棚辺四郎君、塩出啓典君及び中村利次君が選任されました。
【次の発言】 本日は、公衆電気通信法の一部を改正する法律案につきまして、六人の公述人の方から御意見を伺います。  この際、公述人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  皆様には御多忙中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。  御案内のように、電報電話料金値上げに関する公衆電気通信法の一部を改正する法律案は、目下、参議院……


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データ更新日:2022/12/09

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