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沢田政治 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

沢田政治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは沢田政治参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。沢田政治参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

7期(1965/07/04〜)

第58回国会 決算委員会 第7号(1968/03/15、7期、日本社会党)

○沢田政治君 去る二月二十日に、JISマークの表示許可審査を受けておって、通産省管内に不正、汚職が発生して司直の手が入ったようでありますが、その経過ですね、大体新聞等で承知はしておりますものの、その発端と経過を簡単にここでお述べを願いたいと思うのです。
【次の発言】 私は、こういう不正、汚職が出た、その点についても問題があります。また、その制度のあり方についても問題があります。それにも問題がありますけれども、それ以上に重要なことは、二月の二十日に、この件をめぐってかどうかわかりませんが、新聞記者会見でたまたま綱紀粛正について質問があったようでございます。その際にいろいろなやりとりが、応答があっ……

第58回国会 建設委員会 第4号(1968/03/07、7期、日本社会党)

○沢田政治君 いま砂利の問題が出ましたので関連した質問をいたしますが、私ただいまからお聞きすることは、決算委員会等で聞くことがふさわしいと思いますが、予算の問題、行政の効率をあげる問題と非常に重要な関連がありますので、あえてお聞きしたいと思いますが、特に建設行政、土木には非常に爆薬が使われるわけですね。いま大体、軍事用の爆薬は別としても、土木のための爆薬はおもにダイナマイト、カーリット、これだと思いますが、それ以外の爆薬が考えられませんか。
【次の発言】 ちょっと何といいますか勉強不足だと思うのです。アメリカの土木事業ではほとんどダイナマイト、カーリットはもう過去のものになっているわけです。も……

第58回国会 建設委員会 第8号(1968/04/02、7期、日本社会党)

○沢田政治君 都市再開発法案についてお聞きするわけでありますが、実は、私最初に、建設委員をやっていますが、実はきょう三十分ほど前にこれを出して読んだわけで、内容については非常に詳しくありません。したがって、理解のないままにお聞きするので、非常に珍問、愚問が続出すると思いますが、きょうは質問ということじゃなしに、質かつ問うということでなしに、主として勉強のために問いたいと思います。  法案の内容というよりも、それもそうですが、それより前に、建設省で一つの官庁の機構といいますか、行政の姿勢といいますか、こういうものもやはり熟知する必要があると思いますので、若干私疑問に思っておる点をお尋ねしたいと思……

第58回国会 建設委員会 第11号(1968/04/12、7期、日本社会党)

○沢田政治君 この前に引き続いて都市再開発法案の質問をするわけでありますが、きょうは同僚議員が質問する予定になっておったわけでありまするが、予算委員会の分科会で発言中で、ちょっと出席がおくれておりますので、突然私が質問することになりましたので、この前も申し上げましたように、この分野で全くのしろうとでございますし、不勉強でございますので、この前同様に愚問、珍問の続出に相なるかと思いますが、その点は御了解の上に、明快な御答弁をお願いしておきたいと思うわけです。  そこで都市再開発法案に対する評価といいますと、非常に大げさでありまするが、この法案に対して非常に関心を持っておられる方々が、非常にあいま……

第58回国会 建設委員会 第16号(1968/05/07、7期、日本社会党)

○沢田政治君 実は私、次の定例日に整理して御質問いたしたい、このように考えていたわけでありますが、急に質問することになりましたので整理しておりませんので、非常に質問の内容が重複すると思いますが、その点はひとつそういう事情であることを御了承の上、的確な答弁を願いたいというように考えます。いずれ、本法案は非常に重要な法案でありますので、きょうは項目的にお聞きいたしまして、次の機会に具体的なわれわれの意見を含めた質問をいたしたい、このように考えておるわけでございます。  まず最初に私は大臣にお伺いしたいわけでありますが、一体この法律の、まあ内閣提出でありますし、さらに大臣は責任者でありますので、誠意……

第58回国会 建設委員会 第18号(1968/05/14、7期、日本社会党)

○沢田政治君 今日まで都計法の審議が続行され、内容も相当深みを持ってまいっておるわけでありますが、委員会の審議の内容が深まるにつれ、私はどうも疑問になってならない点が非常にふえてくるのであります。と申しますのは、私なりに理解をいたしまして、この都計法のねらっておる点、目的とする点は、やはり現在の無秩序な都市を健全な秩序化をさせる、健全化をはかる、こういう点が第一点と、第二点は、やはり地価を抑制して、そうして住宅その他都市にそれぞれの人々が住めるような機会を与える、こういう大きな目的が二つあろうと思うわけであります。そこで、私非常に疑問に感じてならないのは、はたして都計法がねらっておる都市の秩序……

第58回国会 建設委員会 第19号(1968/05/15、7期、日本社会党)

○沢田政治君 最初に井上参考人にお聞きしたいわけでありますが、井上参考人は、この法案は決して早きに過ぎるということはない、おそきに失したと、基本的には賛成というお立場で六点ほどの問題点、今後起こり得るであろう問題点を御指摘なさっておるわけでありますが、これに対して私は意見といいますか、その意見ということじゃなく、もう一歩突っ込んでお考えをお聞きしたいと思うわけであります。六点の中に、第一点は、第一点といいますか、その中の一つには、地価の問題に対しても、若干、憂慮されておったやに私は理解をするわけであります。さらに井上参考人は、市街化に地域指定になったとしても、そのために地価がどんどん上がるであ……

第58回国会 建設委員会 第20号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○沢田政治君 昨日、参考人に来ていただきまして、いろいろな御高見をお聞きしたわけでありますが、何らかの都市政策が必要である。いまのように無秩序に都市がどんどん郊外に延び出ておる、しかも都市政策のないまま無制限に延びていっておるものを、健全な都市の秩序に戻すべきである、こういう点については五名の参考人が、それぞれ持ち味を出しながら異口同音に都市政策の必要というものを強調しておったわけであります。私どももその点については、全く同感なわけでありますが、ただその目的がいいとしても、目的に到達する手段というものに対して、これまたほとんどの参考人が若干の不安を訴えておったわけであります。その内容というもの……

第58回国会 建設委員会 第21号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○沢田政治君 最初に、まあ治山治水の法案でありますが、災害防止がこの法案のねらいになっておるわけでございますから、過般十六日に起こった十勝沖の地震、これに対して本会議でも若干の質問をいたしたわけでありますが、全般的な問題は別として、大臣が見えられておりますので、特に建設関係に所属する災害状況と、これに対するとるべき措置、とろうとしておる措置、また現にとっておる措置、これについて大臣から御見解をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 けさの新岡では、官房長官が、きのうの夕方の記者会見だと思いますが、激甚地災害指定には無理だと、こういうようなまあ新聞発表を行なっておるわけでありますが、なるほど法律……

第58回国会 商工委員会 第13号(1968/04/18、7期、日本社会党)

○沢田政治君 金属二法案に対して質問するわけでありますが、特に俗にいわれている事業団法ですね、今度の事業団法の改正は、目的と事業の内容の一部修正でありますが、一部修正じゃない、私考えますと、相当性格も変わってくるのじゃないか、これはもう非常に基本的な柱の変更だ、こういうように私としては受けとめざるを得ないわけであります。特に私は、この昭和三十八年三月、この法の制定当時の背景というものをもう一回思い直してみる必要があるのじゃないかと考えるのであります。当時、この法を制定した背景には、ストレートで自由化をした場合には国際競争力の非常に弱い日本の金属産業が、これはもうショック死するのじゃないか、こう……

第58回国会 商工委員会 第14号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○沢田政治君 ただいま非常に参考になる貴重な御意見を拝聴いたしたわけでありますが、まだ納得できないこともありますので、これからお聞きしたいと思います。  まず、最初に河上参考人からお聞きしたいわけでありますが、河上参考人は金属鉱業等安定臨時措置法がそれぞれの効果をもって五年の歳月を迎えて、今日これの廃止の法案が出ておるわけでありますが、いままでの効果等を考えるならば時宜に適したことであるし、自然の成り行きであるというようなことを言われたわけでありますが、私もその意見も決して間違った意見ではないと思いますが、ただ全般的に鉱業というものを見詰める場合に、安定法がある程度の効果を金属鉱業にもたらした……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 建設委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○沢田政治君 前国会の当委員会において、公団住宅の共益金に関するトラブルですね、この点について大臣並びに関係者に鈴木強さんから質問があったわけですね。ところが、大臣も、住宅に住んでおってそういう共益金の負担をめぐって争いがあるということは、非常に不愉快なことである、だからしかるべくように早く解決をさせるようにする、こういうような意味の答弁があったわけですが、その後私のほうにもいろいろな何と申しますか、苦情が持ち込まれているわけですが、依然としてまだ解決しないように私としては聞いているわけです。時間がありませんのできょうは質問しません。したがって、その後の経過、あるいは将来どういう方向で解決する……

第59回国会 建設委員会 閉会後第3号(1968/11/12、8期、日本社会党)

○沢田政治君 私は高橋委員、藤原委員、春日委員とともに去る十月一日より五日間にわたり、東北地方における建設事業調査のため秋田県及び青森県に行ってまいりましたので、その概要について御報告申し上げます。  両県は東北地方の中でも社会資本の整備がおくれていた地域でありましたが、近時第一次産業の減少と第二、第三次産業の増大という産業構造の変化に伴って公共施設の整備促進が不可欠となり、国費に加えて、県予算の相当部分をこれに投入する努力が重ねられているのであります。すなわち秋田県は四三年度の当初予算五百十九億円中土木関係費は百四億円、青森県は当初予算六百二十三億円中、土木関係費は百二十億円でいずれも約二〇……

第59回国会 災害対策特別委員会 閉会後第3号(1968/09/16、8期、日本社会党)

○沢田政治君 いつの災害の場合でも、人災か天災か、こういうことばを聞くわけでありますが、聞いたり言ったりする側でも、どこまで人災であり天災であるかという判断基準、それを明確に把握して言っている人もまた少ないと思うのです。そういう意味で矢野先生にお聞きしたいわけでありますが、天災と人災というものは、どういう判断基準によって学者の間で判断を下すのか、こういう点をお聞きしたいと思うわけであります。この点は学問的にはそう価値判断とか判断基準を設けても価値があるかどうかは私わかりませんが、しかし、行政の面に対する責任度合いというものについては非常に大きな影響を持ってくるものじゃないか。こういうふうに私考……

第61回国会 建設委員会 第4号(1969/03/18、8期、日本社会党)

○沢田政治君 最近、建設業も非常に技術革新やら機械化によって、かつてほど労働集約型の産業ではなくなったわけでありますが、化学産業等に比較しますと、まだまだ労働集約型の産業だと、こういうように言えるのではないかと思うわけです。しかも最近においては、あらゆる産業にわたって若年労働者なり、あるいはまた中高年労務者でも不足しておる。場合によっては労務倒産をする、こういうような世相に現在なっておるわけであります。ましてや、建設業においては職場環境なり、あるいは福祉環境というものが他の産業から比較するならば非常に劣悪である。こういう観点から考えたならば、建設省が国の予算でいろいろな事業なり将来の計画を持っ……

第61回国会 建設委員会 第7号(1969/04/03、8期、日本社会党)

○沢田政治君 まあこの種の事故の場合ですね、いつでも政府のほうでは、再びこのような事故を繰り返さないように慎重にもう検討しますとか、こういうことを繰り返しておりながらもこういう事故がいつでも起こってくるわけですね。したがって、そういうことばだけではなく、こういう痛ましい事故をどうして防ぐかということですね。やはり工法の問題には相当問題点があるならば、これはやっぱり研究しなくちゃならぬでしょう。ただ単に私は、工法の問題もこれは研究しなくちゃならぬ問題だけれども、やはりそういう危険作業に従事する労働者の安全衛生ですね、こういう点も非常に重要な問題じゃないかと、こういうように思われるわけです。したが……

第61回国会 建設委員会 第8号(1969/04/08、8期、日本社会党)

○沢田政治君 この再開発法案を審議するに、逐条的に何条項はどういうものだと、どういうところに矛盾があると、こういう質問のしかたもあると思うのです。私も若干用意しておりますが、何といってもやはり重大なのはどういう体制をもって都市を再開発するか、どういう手法をもって、どういう実態の把握のもとでやるか。この点は非常に政策的な問題として非常に重要なかなめじゃないかと私はそのように理解するわけです。それで、最近これは日本ばかりじゃないが、特に日本の場合は工業化のテンポが早くて、都市化の現象がかつて予想しないほど急速に進行しているわけですが、そこから交通問題や住宅問題や公害問題が発生してくるわけなんで、し……

第61回国会 建設委員会 第9号(1969/04/10、8期、日本社会党)

○沢田政治君 篠塚参考人にお聞きしたいと思いますが、現在の都市をこのままでいいかと言ったら、これは各参考人が述べられましたように、こういう状態でいいのかということになると、何とかこの都市を正常化しなくちゃならぬということについては、立場は多少異っても、一つの向かう理念に対しては、このままじゃいかぬということになると思うのですね。そこで、昨日まで委員会でたくさんの問題が出されましたが、特に憲法二十九条の財産権との問題、これがどうなるかということが非常に議論にもなったわけです。篠塚先生が合憲かあるいは違憲かということを、こういう場合は違憲だ、こういう場合は合憲だということを断定的には言われなかった……

第61回国会 建設委員会 第10号(1969/04/15、8期、日本社会党)

○沢田政治君 四月九日の朝日新聞だったと思いますが、私もこの記事を見てですね、やはりうわさがほんとうであったのだなあと、こういう印象を深めたわけです。めったに新聞記事を切り抜かないほうですが、思っておったことがついに表面に出たかと、こういう印象を受けたわけです。私も松濤町におりますので、わずか五分の区間でありますがときどき利用するわけです。これは高いなという印象を受けます。五、六分で百五十円、往復で三百円取られるからそう思っておるわけです。高いと思って乗っておって、車の中でタクシーの運転手さんにぼやくと、やはり夜だったらうまい方法があるぞという運転手さんがおるわけですね。くやしい気持ちで。そう……

第61回国会 建設委員会 第11号(1969/04/17、8期、日本社会党)

○沢田政治君 私は当委員会において、今日まで審議してまいりました都市再開発法案に、日本社会党を代表して反対の意見を述べます。  まず基本的にわが党がこの法案に反対する点は、政府当局が、この法案は都市再開発の単なる手続法規であるとしているのでありますが、いやしくも国民の財産権に重大な制限を加えることを内容としておる以上、国民に納得してもらうための基本的な再開発構想が樹立されておることが前提でなければなりません。しかるに、今日までの審議で明らかなごとく、政府に都市全体の機能改善、または整備をはかる総合的な再開発計画や、構想の基本規定が明らかにされていないのであります。さらに加えて、市街地のどの地区……

第61回国会 建設委員会 第12号(1969/04/22、8期、日本社会党)

○沢田政治君 関連して一つ。いま同僚委員がいろいろな資料で新聞の見出しから切り出して質問をしておられるのですが、地方公共団体がまあ補助が実情に合わぬとかいろいろな問題で公営住宅を渋っておる、こういう発言をしたわけですが、その新聞発表が事実無根である、そういう事実はないということを大臣も局長も抗弁されたわけですが、そんなばかなことはないのですよ。私、きのうですね、選挙区から帰ってきたのですが、何げなくNHKのローカル放送を聞いておったわけですが、たしか秋田県に今年度三百何戸だと思うのですがね、公営住宅の割り当て、秋田県にそのとき、ぼくも正確な数字はちょっと記憶薄れておりますが、秋田市ですね、いな……

第61回国会 建設委員会 第14号(1969/05/08、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(沢田政治君) ちょっと待ってください、大臣の答弁があるまで。

第61回国会 建設委員会 第15号(1969/05/15、8期、日本社会党)

○沢田政治君 私がいまの申し込みでは一番最後の質問のようでございますが、与党の議員は別として、野党の議員は、多い方は二度の質問をしているわけでございまして、委員長の希望としては、なるべく重複をしないようにというような御希望があるようでございますが、しかし、この案を見ましても、今度の改正の内容を要約すると三点が問題なわけであります。したがって、全然重複しないということになると、これは質問のしようがございません。したがって、意識的に重複しないように、あるいはまた重複した場合でも視点を変えてお伺いいたしたい、このように考えるわけであります。  午前中の審議の場合でも、たとえば明け渡し基準額ですね、現……

第61回国会 建設委員会 第18号(1969/06/10、8期、日本社会党)

○沢田政治君 資料要求したいと思うのです。地価の抑制ということに非常にみんなが期待をしておるし、関心を持っておるわけです。そこにこの法案の意義もあると思うのですが、非常に自信を持てないということですね。局長は手をかえ品をかえ、表現をかえて答弁していますね。なかなか、神は納得できないけれども、人間であるならばというような高級な表現を使っているのですけれども、その中身がないわけです。どうして評価するか、そこがポイントになっているわけですよ。善意に見れば地価抑制になるだろうと思うし、ある場合には地価高騰の要因になるじゃないか、という心配も反面出てくるわけですね。これはもう私はそういう考えが出てくるの……

第61回国会 建設委員会 第21号(1969/06/19、8期、日本社会党)

○沢田政治君 また今回も謙譲の美徳を発揮して一番最後の質問になるわけでありますが、なるべく重複しないようにやりたいと思っております。  それで、過般参考人から公示法案に対するそれぞれの参考人の意見を聴取したわけですが、異口同音に積極的に賛成ということがなかったわけですね。まあ、ないよりはいいだろうと、ある参考人は、二、三%ぐらいの抑制効果があるいはあるかもわからぬ、こういうことであったと思うのです。非常に長い審議を通じまして、そういう疑問を私どもも非常に感ぜざるを得ないわけです。しかしながら、計画局長は客観的科学的ということばを盛んに評価の基準といいますか評価の基礎に置いておられるようですし、……

第61回国会 建設委員会 第22号(1969/06/24、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  本日、大和委員長が所用のため委員会に出席できませんので、委託を受けました私が委員長の職務を行ないます。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  高速道路における事故防止等に関する調査を行ないます。質疑のある方は、順次お願いします。
【次の発言】 消防庁来ております。
【次の発言】 本件に関する調査は、本日はこの程度といたします。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、村田秀三君が委員を辞任され、その補欠として松本英一君が選任されました。

第61回国会 建設委員会 第23号(1969/06/26、8期、日本社会党)

○沢田政治君 この法律のねらいですね、焦点がちょっとわからんです。というのは、急傾斜地における災害を、人家等があったならば災害を起こさないようにまあ工事をするとか、そういうことをねらいにしておるのか。たとえば、その反面にそういうところにうちとか、建築物を人間が立ち寄るような施設をつくらせないように予防するのか。これはとりようによってはどっちにもとれるので、前者をねらっているのか、後者をねらっているのか。その焦点を明らかにしてもらいたいと思うのです。とりょうによっては、どっちにも用途制限をするような傾向にとれるし、現存する建築物を災害を未然に防止するような一つの作用も考えられるので、その点を明確……

第61回国会 建設委員会 第25号(1969/07/10、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(沢田政治君) これより本案に対する質疑に入ります。  質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 本法案に対する質疑は、本日はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午後零時五分休憩

第61回国会 建設委員会 第26号(1969/07/15、8期、日本社会党)

○沢田政治君 まあいろいろありますけれども、どういう目的でこの法案が出てきたか、こういう背景までいかぬけれども、動機ですね、目的ですね、これが聞けば聞くほどちょっとぴんとこないんですね。理解できないわけですよ。というのは、表現がまずいかもわかりませんが、交通手段として自転車の通行を維持するために、また奨励するためにこういう法案が必要なのか。現に、まああるなしは別としても、自転車で通行しておる者があると、そういうことから、防災上、災害防止、事故防止、こういう観点からこの法律が必要だという強い目的があるのか、あるいはまた青少年、これはおとなを含めてですけれども、やはり車ばかりで、自動車ばかりで歩く……

第61回国会 建設委員会 第27号(1969/07/17、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(沢田政治君) ちょっと速記とめて。   

第61回国会 災害対策特別委員会 第4号(1969/03/14、8期、日本社会党)

○沢田政治君 消防庁にお聞きしたいわけでありますが、ただいまの質問に関連して特にまあ消防庁のいろいろな今後の方針、指導方法等の説明があったわけですが、過密地帯における火災は非常に大きな惨事が想像され、これに対する防御手段は相当まあ精密にやらなくちゃならぬと思うのですが、その反面において過疎地帯における消防活動なり防災活動、これをどのような方向でやっていくのか、これをお聞きしたいわけです。というのはですね、私はまあ架空のことを聞くのじゃなくて、特に東北地帯ですね、非常に労働力が移動しておるといいますか、出かせぎが多いわけですね。平らなことばで言いますと。秋田県でも七万人の何といいますか強健な男の……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第10号(1969/06/06、8期、日本社会党)

○沢田政治君 私は、秋田県の北鹿地帯、ここに金属鉱山の採掘に伴って農業用地あるいは住宅地等の地盤沈下、地表沈下が発生して、非常に地域住民を大きな不安におとしいれておるわけですが、その被害状況を私なりに把握しておりますが、どういう経緯を経て、どういう手続でまあ適法に認可を受け、そうしてどういう被害が起こっておるか、こういう点を簡潔にお答え願いたいと思うのです。
【次の発言】 もうすでに施業案においても、あるいはまた鉱床説明書ですね、これにおいても被害というもの、そういうものが予想されておったわけですね、予想されておるにもかかわらずこれは認可をした、こういうことになると、やはりまあ通産省当局にも相……

第62回国会 建設委員会 第1号(1969/12/02、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  本日、大和委員長が所用のため委員会に出席できませんので、委託を受けました私が、委員長の職務を行ないます。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る十一月二十八日、西村関一君、鍋島直紹君が委員を辞任され、その補欠として田中一君、柳田桃太郎君がそれぞれ選任されました。また同月二十九日、多田省吾君が委員を辞任され、その補欠として二宮文造君が選任されました。また本日、鈴木一弘君が委員を辞任され、その補欠として宮崎正義君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会といたしましては、今期……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 閉会後第2号(1970/10/13、8期、日本社会党)

○沢田政治君 派遣委員は、宮崎委員長、平泉理事、沢田委員の三名で、岩動委員が岩手県だけ現地参加されました。期間は、去る六月一日から五日間であります。  今回の視察は、今日、いわゆるビッグサイエンスと言われております原子力、宇宙開発に関する分野の開発状況を見ることを中心といたしており、視察いたしました個所は、国際電電茨城衛星通信所、東京電力福島原子力発電所、科学技術庁航空宇宙技術研究所角田支所、日本重化学工業松川地熱発電所、日本原子力船開発事業団むつ定係港建設現場等であります。  以下、視察個所の概要について簡単に御報告申し上げます。  宇宙開発時代の到来を迎え、通信衛星が開発され、実用化された……

第63回国会 建設委員会 第2号(1970/02/26、8期、日本社会党)

○沢田政治君 委員の派遣報告をいたします。  第一班は、大和委員長、小山委員、二宮委員と私沢田が参加いたしまして、福岡・熊本両県下の建設事業の実情を調査してまいりました。以下簡単にその概略を御報告いたします。  まず関門地区でありますが、日本道路公団が管理、営業している関門国道トンネルは、一日平均一万七千台と計画量をはるかに上回る交通量となっており、許容交通量の限界とされております二万四千台に接近しております。そこで現在、日本道路公団の手で、関門自動車道建設工事として、総事業費二百八十五億円、昭和四十八年供用開始を目標に、関門架橋工事が進められております。目下、橋台及び塔の基礎工事が行なわれて……

第63回国会 建設委員会 閉会後第5号(1970/11/11、8期、日本社会党)

○沢田政治君 道路局長来ていますね。能代国道七号線の能代バイパス、これはどういう計画でどの段階まできておるのか。いろいろと新聞では非常に、まあ地域住民との摩擦が起こっておる、こういうことを聞いておるわけですけれども、どういう段階になっておりますか。
【次の発言】 最も初歩的な、常識的なことをお伺いするわけですが、一体バイパスというのは、何のためにどういう必要性でつくるのですか。
【次の発言】 要するに市街の交通の渋滞を緩和する、こういうことがいま述べられたとおりですが、もう一つはやはり交通災害、さらには排気、騒音、こういうものから市民の、住民の生活環境を破壊しない、こういう配慮も当然あるのでし……

第63回国会 建設委員会 第9号(1970/04/02、8期、日本社会党)

○沢田政治君 私、法案の内容には触れません。きわめて初歩的な原則的なことをお聞きすると思いますが、前々国会でもかなりこの法案については議論をして、ハプニングがなければ採決まで行なわれた可能性があったわけでありますが、そういう意味で内容にはこれからも同僚議員の質問があると思いますので質問いたしません。問題は、違反建築をどうするかという問題がある程度の比重をこの法案で占めているわけですが、私考えてみて、違反建築物というのはどうして起こるか。むしろ違反建築物の生まれる成因というものは土地政策にあるのじゃないか、土地政策の被害者が違反建築物じゃないか、こういうように考えざるを得ないわけであります。お互……

第63回国会 公害対策特別委員会 閉会後第3号(1970/08/10、8期、日本社会党)

○沢田政治君 午前中に同僚議員から公害についての基本的な事柄が質問されたわけでありますが、私は具体的なことについて質問いたしたいと思うわけです。主として鉱山局、通産省関係の方方にお伺いしたいと思います。つまり、そのことは金へん公害、カドミウムあるいは銅イオンというような金属イオン、この問題についてお伺いしたいと思います。  秋田県というと、非常にまあ鉱山の密集地帯でございます。たとえて言うならば、銅を例にとっても、日本の埋蔵量の半分が秋田県に埋蔵されておる、こういうような特殊な県であるわけであります。それだけまたやはり公害ということも非常に最近問題になってまいりました。たとえば比内地区比内町と……

第65回国会 建設委員会 第9号(1971/03/18、8期、日本社会党)

○沢田政治君 建設業法がいま審議されておりますが、それ以前の問題として、特に政府の行政態度の問題として、たしか一昨年の四月だったと思いますが、東京都の墨田区の荒川放水路の第二新四ツ木橋基礎工事において、シートパイルがはずれて青森県の出かせぎ労務者が死亡した、こういういまわしい事件があったわけですが、その後、新聞等に報じられておるように、建設省まで司直の捜索の手が伸びたこういうことが新聞に報道されておるわけです。非常にいまわしいことだと思うのです。業者とのなれ合いもさることながら、やはり業者と政府の何と申しますか、行政に対する態度、これが非常に国民に対して疑惑を与えておると思うのです。そうして一……


9期(1971/06/27〜)

第67回国会 予算委員会 第3号(1971/11/02、9期、日本社会党)

○沢田政治君 まず、私は、きょうおもに国内問題に限って質問したいと思いますが、繊維、農業、物価、公害に若干触れて質問いたしたいと思います。  まず、最初に繊維の問題でありますが、総理は、過般の衆議院の予算委員会においても、密約説というものを否定しておられるわけであります。もちろん、私もこの場において、密約があった、ない、こういう水かけ論は避けたいと思っています。しかし、私のお聞きしたい点は、密約には、密約するぞということで双方が合意して密約をする場合と、相手に、ほんとうに約束してくれたんだと、こういうように受け取られる場合の両者があると思うのであります。そういう観点でお聞きするわけでありますが……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1972/03/10、9期、日本社会党)

○沢田政治君 先ほど公聴会の件について速記をとめて要求したわけですが、長官のほうは、何回聞かれてもこの前と同じような答弁しかできぬ、こういうようなことを言って、非常に見ようによってはしぶっておられるようですが、しぶっておるかどうかわかりませんが、特に長官が先ほど所信表明の中でも、人権尊重の基本的理念にのっとり科学発展云々と、こう言っておるわけですね。人権を決して阻害しておるとは思いません。しかし、多くの方々が、はたして安全かどうかという心配をしておるわけですね。これに対して、安全ならば安全だと、かくかくの経過のもとにこうやったんだ、こういうことをやっぱり所管の大臣として公聴会を開かして住民を説……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1972/03/24、9期、日本社会党)

○沢田政治君 これ以上大臣とやりとりしても、どうにもならぬと思いますよ。委員会自体が問題ですよ。私は非常に――これは委員会の内容じゃない、辻君と科学技術庁とのやりとりを見て、無力感を感じますよ。情けないと思いますよ。たとえば、いまの公聴会の問題もそうですし、社会環境に与える影響、これを聞いておっても、言いっぱなし、答えっぱなしということで、何らこれは成果がないわけだ。たとえば、社会的な環境に与える影響をどこでやるんだと、これは原子炉安全専門審査会か――ここでもやっておらぬ。環境グループでもやっておらぬ。また、大臣の答弁は、科学技術庁が何でもかんでもやれるか――そんなのは知っちゃいねえと。まあそ……

第68回国会 建設委員会 第6号(1972/03/23、9期、日本社会党)

○沢田政治君 ただいま田中委員から非常に詳細多岐にわたって質問されましたので、あまり重複しないように質問いたしたいと思っています。  今度の法律改正そのものの内容は、治山治水の第四次五カ年計画、これを今年の四十七年度発足するということでありまするから、法案の内容そのものはたいした問題はないと思いますが、行政の内容としては、相当重大な問題を多岐に内蔵していると思っています。そこでまず基本的にお聞きしたいことは、去年まで第三次の計画を行なってきたわけでございますが、これらの進捗状況並びに功罪ですね、どういう影響をしてきたのか、こういういままでの経過をやはり反省なり評価をして、最近のことばで言えば、……

第68回国会 建設委員会 第8号(1972/04/18、9期、日本社会党)

○沢田政治君 都市公園の改正について質問いたしますが、わが国の行政の立ちおくれは先進資本主義国家に比べてたいへんひずみが出ておることも御承知のとおりであります。なかんずく非常に大きなひずみ、立ちおくれが出ておるのはやはり生活環境の整備、自然保護、こういうものは相当著しく顕著に立ちおくれておると思うわけです。で、今回議題になっておる都市公園の問題ですが、都市行政の公園行政の始まりは明治六年ですか、太政官布告一六号ですか、ここが行政の始まりだとされており、しかも来年ですか、百年を迎えるわけですが、百年の歴史というと、非常に長い。それぞれ歴史的な事業をやってきたように考えられるわけですが、実際に都市……

第68回国会 建設委員会 第12号(1972/05/11、9期、日本社会党)

○沢田政治君 私は、日照権の問題について質問をいたしたいと思います。  御案内のこととは思いますが、相当この問題は新聞でも取り上げられておる問題であります。五月九日の新聞に、見出しを読みますと、「〃二時間半〃の日照権」「十四階建て郵便局で論争東京中野」「太陽を奪うな団地住民」「郵政省少しがまんを」、こういう見出しで取り上げられております。また、けさの朝日新聞の見出しを見ましても、「郵政省の七十メートルビル」「住民から太陽を奪う中野」「冬の日差しは半分」「「これが国のすることか」住民が反対運動」、こういう見出しの取り上げ方をされておるわけであります。そこで、郵政省来ていますか。どなたですか。

第68回国会 建設委員会 第13号(1972/05/16、9期、日本社会党)

○沢田政治君 千日デパートの今度の不慮の災害といいますが、不慮の災害ではないんですね。いまも御報告を受けたわけですが、結果的には起こるべくして起こった、これは管理体制のミスといいますか、こういう欠陥があると思うんですね。だから、不慮じゃないと思うんです、結果的に見ましたら。しかも大臣も言っておられるように、もちろん建築物の構造が満点だとは言えないにしても、いま既存の設備が全部作用しておったなら、こういう事故にならなかったということも大体常識的にうかがえると思うんです。だから、やはり維持管理あるいは防火体制というものの欠陥が多くを占めていると思うのです。  そういう意味でございますから、追及する……

第68回国会 建設委員会 第15号(1972/05/23、9期、日本社会党)

○沢田政治君 前回は、田中議員のほうから大所、高所から質問したようでありますから、なるべく初歩的な問題について、何を質問したかわかりませんから、多少ダブる点もあると思いますが、ダブらない程度に質問いたしたいと思います。  まず、河川ということになると、かつてはやはり治水というのが第一義であったわけなんです。しかし、今日においては治水と同時に、利水というものが伴わない河川管理というものはあり得ない、こういうふうに非常に河川の持つ意義、こういうものが変容してきておると思うんです。特に、利水の持っておる意義というものはさらに高くなってくるんじゃないか、こういうふうに考えています。そういう前提に立って……

第68回国会 建設委員会 第16号(1972/05/25、9期、日本社会党)

○沢田政治君 私は、ただいま可決されました河川法の一部を改正する法律案に対し、自民、社会、公明、民社、第二院クラブの各派共同提案にかかる附帯決議案を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。     河川法の一部を改正する法律案に対する     附帯決議案   政府は、本法の施行にあたり、次の諸点に留  意し、その運用に遺憾なきを期すべきである。  一、都市化の進展と小河川災害等の発生に対処   し、準用河川、普通河川及び農業用排水路の   整備を図るため、これに必要な財源を充実さ   せるための措置を講ずること。  二、宅地化の進んでいる市街化区域における慣   行水利権等について、調……

第68回国会 建設委員会 第18号(1972/06/01、9期、日本社会党)

○沢田政治君 しろうとでございますので、とんちんかんな質問になると思いますが、岩井先生、津田先生は、大体、楽観論、悲観論という合け方は適当でないと思いますが、発生源の、汚濁の発生源の対策さえよろしきを得れば、水位低下によって現在以上汚染濃度が高くなるとは考えられない、こういうような要約になると思います。それぞれ御研究の結果だと思いますので、これを否定する何ものもないわけですが、しかし、その前提ですね、たとえばいまのままの湖周周辺の人口分布なりの状態で、水を測定されておると思いますね、いまの状態のまま。ところが開発が進むにつれ、やはり湖畔の生存状況、地域のですね、大きな変化があると思います。たと……

第68回国会 建設委員会 第21号(1972/06/12、9期、日本社会党)

○沢田政治君 今度提案されました新都市基盤整備法が、第三の手法と銘打って提案されておるわけでありますが、手法のよしあしは別としても、こういう法案を新たに提案しなくちゃならぬという背景は一体何なのか。まず、これを明らかにしてほしいと思います。と言いますのは、そこに山があるから登るという登山家のことばがあるように、非常に結果を追っておる現象があるのじゃないかと思います。たとえば大都市に人口が集中する、産業が集中する、そこで収容し切れない、したがって、新しい都市をつくっていかなくちゃならぬ、住宅をつくらなくちゃならぬというように、ただ単に現象を追う結果を法律として制定する、こういう形ではたしていいの……

第69回国会 建設委員会 第1号(1972/07/06、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  六十八国会の最終日におきまして、はからずも委員長に選任されました。何ぶんにも微力なものでございますので、委員長の大任を全うするためには委員の諸先生方の御協力がなくては、これは全うできないと思います。どうか皆さんの今後ともなる御協力をお願いいたしまして一言ごあいさつにかえます。(拍手)
【次の発言】 前委員長のごあいさつをいただきたいと思います。小林武君。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、建設事業並びに建設諸計画に関……

第69回国会 建設委員会 閉会後第1号(1972/08/10、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  七月二十六日、中津井真君が委員を辞任され、その補欠として大森久司君が、また、七月二十八日、丸茂重貞君が委員を辞任され、その補欠として上田稔君が、それぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選挙の件についておはかりいたします。  委員の異動に伴い、理事が二名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないます。  つきましては、選任の方法は先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第69回国会 建設委員会 第2号(1972/07/12、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  七月豪雨による被害状況について政府側より説明を聴取いたします。河川局長。
【次の発言】 本日の調査は、この程度にとどめます。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についておはかりいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたい……

第69回国会 建設委員会 閉会後第2号(1972/09/19、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず最初に、派遣委員の報告に関する件についておはかりいたします。  先般、当委員会が行ないました建設事業の実情調査のための委員派遣については各班からそれぞれ報告書が提出されておりますので、これを本日の会議録の末尾に掲載することに御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認め、さように取り計らいます。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、まず、二十号台風による建設省関係の被害状況について政府から説明を願います。河川局長。
【次の発言】 次に、八ツ場ダムの建設問題について質疑を行ないます。

第69回国会 建設委員会 閉会後第3号(1972/10/09、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず最初に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、本日、日本道路公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 先ほど沼田ダムの件に関して茜ケ久保委員が、公式に政府の立場を代表してやめるのかやるのか明らかにしてほしいと、こういう質問をしてい……

第70回国会 建設委員会 第1号(1972/10/27、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会といたしましては、今期国会開会中も従来どおり建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行なうこととし、その旨の調査承認要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時三十四分散会

第70回国会 建設委員会 第2号(1972/11/13、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  次に、請願の審査を行ないます。  請願第二一号、公共事業等の適期施行に関する請願外十四件を一括して議題といたします。  それでは、先ほど御協議いたしましたとおり、第二一号公共事業等の適期施行に関する請願及び二四四号河川法の抜本改正に関する請願の二件は、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものとし、請願第二二一号、第二横浜新道(計画路線)の路線変更……

第71回国会 建設委員会 第1号(1972/12/22、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  本委員会は、今期国会におきましても建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行なうこととし、その旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。本日は、これにて散会いたします。   午前十時三十五分散会

第71回国会 建設委員会 第2号(1973/03/06、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  最初に委員の異動について御報告いたします。  去る十二月二十二日、村尾重雄君が委員を辞任され、その補欠として高山恒雄君が、一月二十七日、茜ケ久保重光君及び小林武君が委員を辞任され、その補欠として中村英男君及び西村関一君が、同三十日、大竹平八郎君が委員を辞任され、その補欠として中津井真君が、同三十一日、浅井亨君が委員を辞任され、その補欠として田代富士男君がそれぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についておはかりいたします。  上田稔君から文書をもって都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを……

第71回国会 建設委員会 第3号(1973/03/29、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  三月二十七日、竹内藤男君が委員を辞任され、その補欠として柴田栄君が、また、三月二十八日、柴田栄君が委員を辞任され、その補欠として竹内藤男君が、それぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についておはかりいたします。  ただいま報告いたしました委員の異動に伴い理事が一名欠員となっておりますが、その選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、それでは理事に竹内藤男君を指名いたします。

第71回国会 建設委員会 第4号(1973/04/03、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、建設行政の基本施策並びに建設省関係予算について、前回に引き続き質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 来ますと言ったって、十五分ないし二十分間だけれども、もう一時間近く来ない。これじゃ違反だよ。十二時まで待ちましょう。  速記とめて。
【次の発言】 速記をつけて。

第71回国会 建設委員会 第5号(1973/04/12、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、必要に応じて日本道路公団並びに首都高速道路公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、建設行政の基本施策並びに建設省関係の予算について質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 太郎杉の件のほかに田中議員はもっとたくさん質問あると思います。だから、こ……

第71回国会 建設委員会 第6号(1973/04/19、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  田中君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。田中一君。
【次の発言】 田中君が御指摘のとおり、当建設委員会は火・木定例日とすると、こういう決定に相なっておるわけであります。特別な事情のない限り、十時から委員会を開催するということになっているのも御承知のとおりであります。したがって、十七日が定例日であることもこれは事実であります。したがって、委員長としては所定の手続をとりました。十七日十時から委員会を開催する旨を公報をもって招集をいたしておるわけであります。ところが、当日、理事会を開きました九時五十分ごろだろう……

第71回国会 建設委員会 第7号(1973/04/24、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  四月十九日、竹内藤男君が委員を辞任され、その補欠として柴田栄君が、また同二十日、柴田栄君が委員を辞任され、その補欠として竹内藤男君がそれぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 ただいま報告しましたとおり、委員の異動に伴い理事が一名欠員となっておりますので、これより理事の補欠選任を行ないます。  理事の選任につきましては先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、それでは理事に竹内藤男君を指名いたします。

第71回国会 建設委員会 第8号(1973/05/08、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、必要に応じて水資源開発公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案を議題とし、政府から本案の趣旨説明を聴取いたします。建設大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし質疑を行ないます。  質疑のある……

第71回国会 建設委員会 第9号(1973/05/10、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨九日、船田譲君、石本茂君及び初村瀧一郎君が委員を辞任され、その補欠として、上田稔君、熊谷太三郎君及び中村禎二君がそれぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 大臣、松本君が時間が一時間なので非常に簡略にしているわけですけれども、私ども聞くところによると、地方公共団体が発注したもの、建設省が発注したものの中で非常に高騰するでしょう、韓国のセメントを引き合いに出しました……

第71回国会 建設委員会 第10号(1973/06/05、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  水源地域対策特別措置法案及び地価公示法の一部を改正する法律案を便宜上一括して議題とし、両案について政府から趣旨説明を聴取いたします。金丸建設大臣。
【次の発言】 引き続いて、水源地域対策特別措置法案について補足説明を聴取いたします。松村河川局長。
【次の発言】 両案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいまから休憩に入り、二時に再開いたします。    午後一時七分休憩

第71回国会 建設委員会 第11号(1973/06/07、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案の審査のため、必要に応じて本州四国連絡橋公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 一時十五分まで休憩に入ります。    午後零時十五分休憩

第71回国会 建設委員会 第12号(1973/06/14、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいまから休憩に入り、一時に再開いたします。    午後零時二分休憩
【次の発言】 これより委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、上田稔君、古賀雷四郎君及び中津井真君が委員を辞任され、その補欠として玉置猛夫君、高橋邦雄君及び片山正英君がそれぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 休憩前に引き続き道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案の質疑を行ないます。  質……

第71回国会 建設委員会 第13号(1973/06/19、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十五日、片山正英君、高橋邦雄君及び玉置猛夫君が委員を辞任され、その補欠として中津井真君、古賀雷四郎君及び上田稔君がそれぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  水源地域対策特別措置法案の審査のため、必要に応じて水資源開発公団の役職員を参考人として出席を求めたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、都市緑地保全法案を議題とし、政府から趣旨及び補足説明を聴……

第71回国会 建設委員会 第14号(1973/06/21、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  水源地域対策特別措置法案を議題とし、本案の質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 古賀さん、そろそろ終わってください。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  本日、西村関一君が委員を辞任され、その補欠として工藤良平君が委員に選任されました。
【次の発言】 質疑を続行いたします。
【次の発言】 建設大臣。局長じゃない。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 データの公表はどうなんです。

第71回国会 建設委員会 第15号(1973/06/26、9期、日本社会党)

○沢田政治君 どうも長い間お世話になりました(拍手)
【次の発言】 私はただいま可決されました水源地域対策特別措置法案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。    水源地域対策特別措置法案に対する附帯決議案   政府は、本法の施行にあたり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。  一、水源地域対策の万全を期するため、水源地域整備計画の作成及び整備事業の実施にあたつては地元の意向を十分に尊重するよう努めること。  二、ダム等の建設により、水源地域がうける影響をすみやかに緩和する……

第71回国会 建設委員会 第16号(1973/06/28、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十七日、林田悠紀夫君が委員を辞任され、その補欠として上田稔君が、また本日、向井長年君が委員を辞任され、その補欠として高山恒雄君がそれぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 地価公示法の一部を政正する法律案を議題とし、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第71回国会 建設委員会 第17号(1973/07/03、9期、日本社会党)

○沢田政治君 実は私、この質問は道路整備七次計画のその中でお聞きをしたかったわけですが、当時委員長をやっておりましたので、かわっての質問というのもあまりかっこうがつかぬで今日になったわけですが、東北縦貫自動車道の鹿角市地内、正確に言いますと、鹿角郡小坂地内の路線変更について、地方自治体や住民から強い要請が出ていると思います。そのことについてお聞きをしたいわけですが、一体いま十和田インターチェンジのあの以北の整備計画、あるいはまた施工計画はどうなっているのか、最初にその点からお聞きしたいと思います。
【次の発言】 道路公害も、たいへん地域住民の大きな注目と不安をかもしておることもこれは事実です。……

第71回国会 建設委員会 第18号(1973/07/05、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(沢田政治君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 私は、日本社会党を代表いたしまして、地価公示法の一部を改正する法律案に対し反対の討論を行ないます。  昭和四十四年に適正な地価形成に寄与することを目的とするとして、地価公示法が制定されたのであります。しかし四回の地価公示が行なわれてきておりますが、この間、地価は高騰に高騰を続け、特に日本列島改造論にあおられて、昨年から今年にかけて、平均三〇・九%という異常な高騰を招いているのが今日の実態であります。  この法律は、一般の土地取引価格に指標を与えることにしておりますが、地価の抑制に対し、何の機能を持つものでなく、高騰する地価を追認するこ……

第71回国会 建設委員会 第19号(1973/07/10、9期、日本社会党)

○沢田政治君 都市緑地保全法でありますが、率直に考えてみて、これに関連した根拠法といいますか、関連法といいますか、非常に多いことに驚いておるわけです。たとえば、まだこのほかにありますが、都市計画法から始まって、首都圏近郊緑地保全法、近畿圏の保全区域の整備に関する法律、都市公園法、都市公園等整備緊急措置法、都市の美観風致を維持するための樹木の保存に関する法律、これは議員提案の法律であったと思いますが、古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法、文化財保護法、鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律、森林法、自然公園法、自然環境保全というように非常に法律が多いわけですね。何も根拠法が多い、関連法が多いという……

第71回国会 建設委員会 第20号(1973/07/12、9期、日本社会党)

○沢田政治君 さっき鈴木委員が公団のほうに質問したのに対して数字を調べておったけれども、まだ発表ありませんが、あとでもいいけれども、わかったらいま答弁してください。

第71回国会 建設委員会 第21号(1973/07/17、9期、日本社会党)

○沢田政治君 私は、ただいま可決されました都市緑地保全法案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、日本共産党、第二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。    都市緑地保全法案に対する附帯決議案   政府は本法施行にあたり、自然環境の保全が急務であることにかんがみ、次の諸点について留意し、その運用に遺憾なきを期すべきである。  一、緑地保全地区の土地の買入れに係る国庫補助率の大幅な引上げ及び予算枠の拡大を図るとともに、維持管理費に対する国庫補助について検討すること。  二、緑地保全地区の固定資産税の非課税及び譲渡税の特別控除額を引上げる……

第71回国会 建設委員会 第22号(1973/08/28、9期、日本社会党)

○沢田政治君 公有水面埋立法ですが、大正十年に法が成立してから相当時代の背景が大きな変革をしておるわけです。俗にいうかたかな法案で、当時の状況と今日的な状況は全く、これは環境もいろいろな面が違っているわけですね。そういうことで、この法律の内容を見ますと、今日的な要請にこたえるような改正じゃないんですね。たとえば願書とか図面を縦覧するとか、それを三週間以内に異議があったならば意見の提出ができるとか、あるいはまた用途変更に若干の規定を加えるとか、そういう非常に小手先の改正だけで、はたして今日的な国民の要請や――ましてや埋め立て地というのは公害の元凶になっているわけです。しかも、これが公の土地を埋め……

第71回国会 建設委員会 第24号(1973/09/11、9期、日本社会党)

○沢田政治君 この前の委員会で、公有水面、公有物ですね、これを埋め立てて、これを免許して、そして私有権を与えていく、財産権ですね、こういうことは、現下の情勢から言って非常にわれわれは納得できぬと。一方においては公有地取得の法律案なんか出しながら、片一方は公有地を今度は私の権利に属する財産権として与えていくと。全くこれは矛盾しておると、こういうことを指摘したわけでありますが、そういう問題があると同時に、やはり工業のために水が足りない、ダムだ、今度は土地が足りない、埋め立てだ、こういうことが一体自然環境なり生活環境にどういう影響をするのか、こういうことを考えずに、そこに山があるから登るという式に今……

第71回国会 建設委員会 第25号(1973/09/13、9期、日本社会党)

○沢田政治君 私は日本社会党を代表して、公有水面埋立法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行なうものであります。  現行の埋立法は大正十年に制定されて以来今日に至るまで、実質的な改正は一度も行なわれていないのであります。しかるに戦後においては、憲法をはじめ多くの法律が内容や形式の両面において著しく変貌し、改正を行なってきたのであります。したがって埋立法は、現行の法制のもとにおいては、形式的に文語体で書かれているということだけでなく、公有水面の埋め立てが今日まで高度経済成長政策の手段として使われ、大企業優先、生産第一主義による埋め立て地の利用が行なわれてきたのが実態であります。この結果は自……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第17号(1973/09/19、9期、日本社会党)

○沢田政治君 公害健康被害補償法案について質問をするわけでありますが、全くの一年生でございます。したがって、質問ということになるかどうかわかりません。これは質かつ問いでありますが、問いのほうが多くなると思いますが、その点は理解しながら、御答弁をじょうずにしていただきたいと思います。  三木環境庁長官が、この法案ができたことによって企業に対して一種の免罪符を与えるものであってはならぬと、こういうことを強調されておるわけであります。私もその意味においては、その言においておや全く同感であります。が、しかし、私はこの法案とても、長官も述べられておるように完全無欠ではない、非常に穴が多いということを指摘……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第18号(1973/09/20、9期、日本社会党)

○沢田政治君 この法案が議院立法でございますので、恒例と常識によってそれぞれのサイドで英知を集めた法案だと思いますので、私はこの法案に立ち入った質問はこの際控えたいと思いますが、要は、この法案ができて、実際にこれを実効をあげ得るか、あげ得ないかということは、かかって行政官庁の責任だと思います。でありますから、まず環境庁にお伺いしたいわけでありますが、今日、瀬戸内海が死の海になった、こう言われておることのよって来たるほんとうの原点といいますか、ゆえんというのはどこにあるのか、どういう現状認識をされておるのか。まず、その点についてお伺いをいたしたいと思います。

第72回国会 建設委員会 第7号(1974/04/23、9期、日本社会党)

○沢田政治君 先般、亀岡大臣から四十九年度の建設行政における施策の所信表明があったわけでありますが、私は、例年のことでありますから、大臣がこういう所信を表明して、こういう表現を使ったから、その表現がどうとか、意味がどうとか、そういう応酬はしたくないと思います。いずれの年度においても、非常に文章では格調の高いことばを言っておりますので、問題は、具体的な行政が今日的な要請にこたえておるのかどうか、また、今日的な要請と矛盾があるのかどうか、こういう立場からきょうはお聞きしたいと、こういうように考えるわけであります。  まず第一に、私は、本四の三ルートにおけるあの架橋をどうするのかということであります……

第72回国会 建設委員会 第11号(1974/05/16、9期、日本社会党)

○沢田政治君 各党とも、今後こういう重要問題について、修正案を出される機会もあると思うし、出されることはけっこうだと思いますが、きょうの委員会では、あらかじめ議事の進め方が理事会でお話し合いになられておるようですから、私は、その変更は求めませんが、今後の運営について委員長に望みたいことは、他の党の修正案については、やはりある程度の相違点を明らかにしなければ、一方的な宣伝はだれもしておると思いませんが、みずからの所信を修正に託していると思いますが、国民のやはり判断のために、与党と野党だけじゃなく、他の党間の相違というのも明らかにする必要があると思います。そのためには、やはり他の党の、何党でもいい……

第72回国会 建設委員会 第12号(1974/05/21、9期、日本社会党)

○沢田政治君 都市計画法並びに建築基準法の改正案に対する質問をいたします。都市局長、新しい都市計画法ができてから――昭和四十四年六月でありますから、もう五年を迎えようとしておるわけです。いろいろ問題があると思いますが、市街化区域、市街化調整区域、この線引き作業も、まあ全部とは言えないにしても、全体の計画から見ますと、大体ほぼ完了したと、こういうことに相なると思います。したがって、今後の残されておる問題は、この準備段階を終了して、どのようにこの都市計画を行政の面で軌道に乗せていくべきかと、こういう段階が今日的な段階であるし今後の課題だと、こういうように考えるわけです。  そこで、線引きを含めての……

第72回国会 災害対策特別委員会 第4号(1974/03/01、9期、日本社会党)

○沢田政治君 一体この雪というのは災害であるかどうか、これは非常に問題だと思いますが、一般的に雪の降らない地方の方々、そこで生活をした経験のない方々は、非常にロマンチックにとられがちであります。まあ雪は白いからのせいかもわかりませんが、まあ雪見で一ぱいとか非常にロマンチックにとる。川端康成の、トンネルを出たら雪国であった――とかね。ところが、そこに現存して生活をしている人方には、これは大きな災害なわけです。ところが、行政の取り組む姿勢というものも、これは災害とはあまりとっておらぬですね。  ちなみに、先ほど御説明のあった「昭和四十九年度における防災関係予算の概要」、これを見たら一目りょう然だと……

第72回国会 商工委員会 第13号(1974/05/09、9期、日本社会党)

○沢田政治君 政府の資源政策が大ざっぱに言って、国際分業論なるものに立脚しておったと思います。このことは、単なる基礎資材ばかりではなく、農業政策、食糧についても言えると思います。つまり、日本が外国から原料を輸入して加工して、もうかった分を外国からまた原料を買って加工する、こういう一つのたてまえでまいったと思います。私は、そういうことはよりあしは別としても、今日的な状況は、単なる抽象的な国際分業論ではもうすでに壁にぶつかっておると思います。そのことは、金さえあれば何でも買えるんだ、こういう時代ではなくなったと思います。このことは、端的にエネルギーである石油についても言えると思います。つまり、金の……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 建設委員会 閉会後第1号(1974/09/09、10期、日本社会党)

○沢田政治君 きょう私はすでに役所のほうにもこういうことを質問をすると、こういうことを通告しておるわけですが、その前に、多摩川ですね、たいへんなことになりました。おそらく全国民がテレビ等を通じまして建設行政の非力さといいますか、手抜かりというものをあ然として私は見ておったと思うわけであります。もちろん建設省に言わせますと、六十数年に一回の降雨量であったからやむを得ないなんて、こう弁解もあるでしょうが、少なくとも政治や行政というものは、ことし、来年を目がけて政治、行政を行なっているのじゃないと思うんです。やはり相当長期に立った国民の生命や財産を守る、これこそが政治の存在だと私は思うんであります。……

第73回国会 建設委員会 閉会後第2号(1974/10/15、10期、日本社会党)

○沢田政治君 十月十二日付の朝日新聞に掲載されておるわけでありますが、つまり特定政党員である、特定の組合に所属しておる、このゆえをもって建設省が昇進なり、処遇に差別をつけている、こういう点が十二日の朝日新聞に掲載されているわけであります。おそらく建設省としてもこの記事の内容は読んでおられると思います。はたしてこれが事実であるのかどうか、肯定するのか否定するのか、否定するならば否定するだけの根拠をお示し願いたいと思います。
【次の発言】 もしかりにですね、この報道が事実であるとするならば、もちろんこれは憲法の第二十八条違反であるし、国家公務員法百八条の七違反であると思います。まあ想定に立った答弁……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第5号(1974/11/25、10期、日本社会党)

○沢田政治君 私は、カドミ汚染、主として米の汚染、これが非常に深刻な問題になっておるわけです。過般十一月の五日だったと思いますが、鶴園委員長、栗原理事の御足労を願って、比較的全国的にも鉱山県――鉱山が多いといわれる秋田のカドミウムの米穀に及ぼす影響、こういうものを若干調査してみたわけであります。非常な範囲の広さ、しかもまた農民の受けておる打撃を見まして、非常にあ然としてまいったわけであります。もちろん環境庁もこれらの実態把握については努力をなされたと思いますが、しかし、その努力も私どもの見た限りにおいてはまだ万全だと、こういうことは言い切れないわけであります。何も特定の秋田だけではありません。……

第75回国会 建設委員会 第3号(1975/02/27、10期、日本社会党)

○沢田政治君 過般、建設大臣から所信の表明があったわけでありますが、土地政策の問題、さらには住宅、河川、道路、たくさんあるわけでありますが、これに対して質問をいたしたいというように考えておったわけですが、その前に、朝日新聞の一月三十一日の記事ですか、非常に建設省の行政の基本に触れるような記事が出ておりますので、具体的な政策よりも、基本的に建設行政の姿勢というものを国民から疑われるようなこういう記事が出ておる、やはりこれを素通りして具体的な政策を質問するというのもいかがかと私は考えざるを得ないわけです。私なりの資料も持っていますが、きょう一回でこの質問は終わらぬと思いますから、とりあえず新聞記事……

第75回国会 建設委員会 第4号(1975/03/13、10期、日本社会党)【議会役職】

○理事(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  本日、小野委員長が所用のため委員会に出席できませんので、委託を受けました私が委員長の職務を行います。  下水道事業センター法の一部を改正する法律案を議題とし、本案の趣旨説明を聴取いたします。建設大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、今期国会開会中、必要に応じて日本住宅公団の役職員を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。

第75回国会 建設委員会 第5号(1975/03/18、10期、日本社会党)【議会役職】

○理事(沢田政治君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 本件に対する質疑は、本日はこの程度にとどめます。
【次の発言】 下水道事業センター法の一部を改正する法律案を議題とし、本案の質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は、本日はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後二時二十九分散会

第75回国会 建設委員会 第6号(1975/03/20、10期、日本社会党)【議会役職】

○理事(沢田政治君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  本日、小野委員長が所用でおくれますので、その間、委託を受けました私が委員長の職務を行います。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  下水道事業センター法の一部を改正する法律案の審査のため、必要に応じて、日本住宅公団の役職員を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 下水道事業センター法の一部を改正する法律案に対して質問いたすわけでありますが、正直に言って、不勉強のせいもありますが、余り下水道のことについて私知識がないわけで……

第75回国会 建設委員会 第7号(1975/03/25、10期、日本社会党)

○沢田政治君 私は、ただいま可決されました下水道事業センター法の一部を改正する法律案に対して、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党の各派共同提案による附帯決議案の提出をいたします。  まず、案文を朗読いたします。    下水道事業センター法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府は、下水道の整備が、公共用水域の水質保全及び都市環境の整備等のため特に緊急を要することにかんがみ、次の事項について、所要の措置を講ずべきである。  一、水は有限の資源であることを認識して公共用水域の水質保全と水資源の高度利用を図るため、三次処理水を河川等の公共用水域に還元し、環境の改善に努めるとともに、処……

第75回国会 建設委員会 第8号(1975/03/27、10期、日本社会党)

○沢田政治君 奄美群島振興開発特別措置法に対して質問するわけですが、ありていに言って、私まだこの奄美群島なるものに行ったことがないので、非常にまあ質問をすると言っても、自分の脳裏にここはこうだ、ああだというような情景を描けないので、非常に珍問になる面もあると思いますが、そういう意味を踏まえて御答弁願いたいと思います。  そこで、奄美群島もやはり沖繩と同じように、年月の差こそあれ異民族の支配を受けたと、こういう面については同じような境遇と宿命を背負っておったと思うのですね。かつまた歴史的ないろいろな問題もあるわけでありますが、立地条件からいっても日本本土より非常に離れておると、こういう利便の問題……

第75回国会 建設委員会 第9号(1975/05/29、10期、日本社会党)

○沢田政治君 私はまあ人の言葉じりをとらえることはいやでありますが、いま大臣の趣旨説明の中に、やはり住宅問題の解決は土地問題の解決だと、そのためには国としては土地利用の基本計画を立てなくちゃならぬ、こういうことを言われておるわけでありますが、言われておることは私はしごくごもっともだと思うわけです。しかし、土地利用計画法に基づく国としての国土の利用計画をまだ明確にしておらぬわけですね。いわんや都道府県の基本計画も利用計画もまだはっきりしておらない。こういう段階において宅地開発公団だけこれは先行するということじゃちょっと時期的に見てもこれは違うのじゃないか。と同時に、また日本が再びこの高度成長政策……

第75回国会 建設委員会 第11号(1975/06/05、10期、日本社会党)

○沢田政治君 前々回に引き続いて質問をいたしますが、前回の委員会で上田委員の質問に対して政府の見解が違う違わないと、こういう問題が議論になりました。さらにはまた上田委員が、この宅地開発公団がベッドタウンをつくるのか、ニュータウンをつくるのか、独立都市をつくるのか、半独立都市をつくるのか、まあ上田委員の見解によりますと、大都市の過密を三十キロ、四十キロ、五十キロというように拡大していく以外の何ものでもないということで、結論まで結ばれまして、だから反対だと、こういう趣旨を明確にしたわけでありますが、このことについて私は何も異論を唱えるものではありませんが、一体この法律はこういう事業をやるという手法……

第75回国会 建設委員会 第12号(1975/06/12、10期、日本社会党)

○沢田政治君 設楽参考人から非常に貴重な御意見を拝聴いたしまして感謝をいたすものでありますが、設楽参考人は、一部にはこの宅開公団の発足に当たって期待する向きも一、二あったようでありますが、数多くの疑問を提起されておると思います。最近における都市の宅地入手難、住宅困窮者、こういうものは放置できない、何かの手を打たなくちゃならぬということは私もこれは考えておるわけでありますが、果たしてこの手法によって、こういう法律によって庶民が期待するようなマイホームの夢が実現できるかどうかということになりますと、設楽参考人同様に数々の疑問を持っておるわけであります。  まず第一にお聞きしたいのは、住宅基本法をま……

第75回国会 建設委員会 第13号(1975/06/17、10期、日本社会党)

○沢田政治君 まず最初に大臣にお伺いいたしますが、過般の本法案審議の際に、国が少なくとも住宅問題について国の義務というものを明確にするところによって住宅政策の出発点がある、こういう点を私が主張したわけであります。いままでは第一期、第二期の住宅政策は必ずしも達成しない。しないけれども、責任の所在がはっきりしないというのは、国が国民に対して、人間の生活条件の一つである住の問題について何をなすべきか、何に義務を負うべきか、この責任が明確でないところに、私は今日の住宅政策の遅滞というものが出ておるということを主張いたしたわけであります。  まあ新聞に伝えられるところによると、三木さんは住宅基本法をつく……

第75回国会 建設委員会 第14号(1975/06/19、10期、日本社会党)

○沢田政治君 都市再開発と、余り長ったらしい法律ですから、大都市法案という略称で私は発言いたしたいと思いますが、この質問するわけでありますが、その前に、宅地開発公団法がきのうの本会議で通過をして、野党の反対にかかわらず成立をいたしたわけであります。まあそれぞれ新聞が一斉にこれに関する報道を掲載しておるわけでありますが、その際に、やはりわれわれの不安というものが建設省みずからによって裏づけられたと、こういうような記事が出ておるわけですね。といいますのは、当初から私どもは宅地開発公団法ができても、この公団ができても、低廉に庶民の手の届くような価格で果たして宅地が造成されるかどうかというのが論議の焦……

第75回国会 建設委員会 第16号(1975/07/01、10期、日本社会党)

○沢田政治君 前回の委員会でも私は二時間にわたって大都市法並びに都市再開発法の骨格の質問を大体終了しておるわけでありますが、特に審議の過程でそれぞれの委員からも出されましたように、従来の権利変換方式が今度新しくというか、これはかつてもっと古い時代にはあったわけでありますが、一回やめた全面買収方式をまた新たに導入してまいったわけであります。そこで、全面買収方式は、防災地帯等においては非常に何といいますか、促進するという意味で、早期にそれを着手して、早期に深い目的に向かって目的を達するという一つの利点があると同時に、まあ私の感じとしては、どうしても個々の権利者の権利というものを詳細に納得させられな……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1975/02/19、10期、日本社会党)

○沢田政治君 私は、カドミウムとイタイイタイ病の因果関係について質問するわけでありますが、この際、誤解を招くと困りますので、私の立場を明確にしておきたいと思いますが、公害に対しては必ず原因者がある、これはやっぱり原因者がその損失というものを負担をすると、この原則というものは永久に変えるべきじゃないと思います。と同時にまた、少なくとも生命や人体に危険がある、こういう場合においては、完全に詰めができなくとも、その被害者なり人命を守るという立場から遅滞なくやはり行政がこれに対応するということも、結果論として試行錯誤があったとしても、私はその動機としては当然なすべきことであったと、こういうように立場を……

第76回国会 議院運営委員会 第4号(1975/10/17、10期、日本社会党)

○沢田政治君 総理、わが党の安永議員が、仮谷建設大臣を罷免すべきだと理由を挙げてあなたに求めておるわけです。それに対して大臣が、これはずっと前の国会において私と建設大臣のやりとりをとらえて、人となりをほめ上げて、反省でいいんだという材料に使っておるようですが、それとこれは違うと思うんです、これはね。本件の以前の問題です、これはね。いま問題になっておるのは、仮谷建設大臣の過去とか将来のことではなくて、青森で行った言動に対して問題になっておるということを理解してもらはなくちゃ困ると思うのです。その際に、建設大臣が私とのやりとりの際に、私は全力をふるって、いいかげんなことは言いません。もう渾身、全身……

第76回国会 建設委員会 第3号(1975/12/11、10期、日本社会党)

○沢田政治君 まず最初にお聞きしたいことは直轄事業ですね。たとえばバイパスとか直轄事業で建設省が行うことがあるわけですが、直轄事業といっても国が全部持つわけじゃないんですね。四分の一は地方負担だと、こういうことに相なっておるわけであります。ところが、最近地方財政が非常に窮迫しておる関係上、直轄事業の四分の一地方負担、これももう納められないというまことに窮屈な地方財政になっておると思うんです、具体的な数字はあえて挙げませんが。したがって、この直轄事業の地方負担分を納められないという都道府県ですね、しかも額、将来の見通し、これ一体どうなるのか、この点をお聞きしたいと思うんです。

第77回国会 建設委員会 第2号(1976/03/02、10期、日本社会党)

○沢田政治君 第二班は、坂野委員、春日委員と私が参加して、一月十二日から十五日までの四日間にわたり、香川、高知、徳島の三県下における建設事業の実情を調査してまいりました。以下、その主な事項について概略御報告申し上げます。  第一は、道路関係でありますが、三県の道路事情はかなり改善されておりますものの、各県によってばらつきがあり、県道の改良率をとってみても、香川県が四〇%を超えているのに対し、徳島、高知両県はいずれも三〇%台で全国平均をかなり下回っている実情であります。山間部に小集落が散在するという四国地方の特殊事情を考慮して、過疎地帯の道路整備がなお一層促進されることを期待いたします。  国道……

第77回国会 商工委員会 第4号(1976/05/13、10期、日本社会党)

○沢田政治君 金属鉱業事業団法の一部を改正する案件について質問するわけでありますが、私個人の都合で、きのう実は国会に出てきた関係上、質問の内容を整理しておりませんので、あるいは前後するかと思いますが、答弁の際はどうか御了解願いたいと思うわけであります。  まず第一に、大臣にお伺いしますが、日本は非常に資源の乏しい国である、こういうことはだれしも等しく現実の問題でありますから、理解をせざるを得ないわけでありますが、しかし一面において、世界の情勢といいますか、資源という問題は非常に大きく提起されておるわけであります。しかも、資源は有限であります、これは地球上の資源でも。しかも、資源というものはある……

第78回国会 建設委員会 第3号(1976/10/21、10期、日本社会党)

○沢田政治君 前回の当委員会において同僚議員の遠藤君から、なぜ内閣提出の政府原案にあったビル防災の遡及適用が削られたのか、こういう質問があって、それぞれ答弁がなされました。答弁は聞きましたが、なかなかわかりにくいわけです。軽い答弁をしておったようですが、どだい政府提案を与党が削除するなんていうことは、絶無とは言えないが余りこれはあることじゃない、ちょっと希有なことだと思うのですね。たとえば政府原案になるまでは恐らく、これは政党内閣でありますから、党の部会なりそれぞれの機関に諮って最終的には政府提案として、自民党も許容して政府提案、こういうことになってくるのが常態なわけですね。政府提案を審議の場……

第78回国会 建設委員会 第5号(1976/10/28、10期、日本社会党)

○沢田政治君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました建築基準法の一部を改正する法律案について、衆議院送付案及び矢原君提出の修正案に反対の意見を述べるものであります。  御承知のように、今回の改正案は、建築行政上緊要の課題となっております一定規模以上の特殊建築物の防災対策の強化と、都市における日照問題の解決を図ろうとするものでありますが、その主たる柱の一つであります既存の特殊建築物に対する防災規定の遡及適用に関する改正規定が、衆議院においてわが党の反対にもかかわらず与党の意思により削除されたことは、安全より採算を重視する企業経営者側の論理に立ち、建築物の安全対策を著しく軽視するもの……

第78回国会 商工委員会 第3号(1976/10/21、10期、日本社会党)

○沢田政治君 私は非鉄金属と鉱業政策についてお尋ねいたしたいわけでありますが、特に今年の五月に金属鉱業事業団法の改正に当たって審議された際、私もそれに参画をしたわけでありますが、その際に私が指摘したことは、国内鉱山を保護する、こう言っても漠然としたものでは政策的にも効き目がない。特に今日まで通産省、資源エネルギー庁のとってきた鉱業政策は、努力はしたことは私は多とするものでありますが、まあその時世、時世に合わせて後を追うような形の政策であったのではないか、したがって、今後のわが国の資源政策、なかんずく金属鉱業の保護、こういう観点に立つならば、何を保護すべきか、どの範囲を保護すべきか、この焦点を明……



各種会議発言一覧(参議院)

7期(1965/07/04〜)

第58回国会 大蔵、社会労働委員会連合審査会 第1号(1968/04/26、7期、日本社会党)

○沢田政治君 先ほど森中委員もこの問題に触れたわけでありますが、後ほど私はたくさんの質問をする関係上、事実行為だけはここで確認しておきたい、こういうように考えまして質問をいたすわけであります。  国家公務員が正当な労働の対価を借用書と引きかえにお金を受け取るというのは前代未聞のことだと思うのです。これはあり得べきことではないと思うわけであります。しかも、このような変則的なといいますか、常識では考えられない事態が、いい悪いは別としても、惹起したわけですね、すでに。その場合、特に私は大臣にお聞きしたいわけでありますが、大臣は非常に私の責任がありますと、こういうことを言っておりますが、責任があります……


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 建設委員会公聴会 第1号(1969/05/06、8期、日本社会党)

○沢田政治君 尾関さんと後藤さん、和田さんにお伺いしますが、まず尾関さんから初めにお伺いしますが、尾関さんの場合はまあ条件つき賛成と、こういうお立場を表明されたわけでありますが、そういう立場に立っていろいろ貴重な御意見をお伺いしたわけでありますが、特に第一点の用地補助の打ち初りですね、これには若干の疑義を感ずると。だけれども、質より量、まず第一に資金の量を拡大しなければならぬ、そういうことで、釈然とはしないけれどもまあ現状においてはこういう方向もあろうという意味で賛成をすると、こういうことだと思いますが、私どもも疑義を感じておるわけです。特に最近の住宅政策は、特に産業政策と関連があるわけですね……


9期(1971/06/27〜)

第71回国会 運輸委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、建設委員会、公害対策及び環境保全特別委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1973/09/12、9期、日本社会党)

○沢田政治君 私は、主として建設委員会のサイドから御質問いたしたいと思います。  政府は、たしか昭和四十六年に交通総合体系をつくられたと思いますが、この交通総合体系の柱といいますか、主要な点は何であるのか、まず運輸大臣から御見解をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 まあ鉄道、道路、飛行機、船舶、それぞれの特色を生かす。この点については、私も異議がありません。しかし特色を生かすということは、お互いに競合したり、またその設備投資においてもむだを省くという一つの条件がつけられると思うのであります。特色を生かすから、お互いにこれは競合して、そうしてどんどん自分の何といいますか、なわ張りで国費を乱費……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

沢田政治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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