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萩原幽香子 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

萩原幽香子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは萩原幽香子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。萩原幽香子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

8期(1968/07/07〜)

第59回国会 文教委員会 閉会後第1号(1968/08/27、8期、民主社会党)

○萩原幽香子君 たいへん時間がおそくなって皆さんお疲れでございます。具体的な身の上相談を紹介しながら、身体障害者の問題について御質問申しあげたいと存じます。  去る八月の二十日、私は一人のお母さんから次のような手紙を受け取りました。「夫を五年前になくして現在は二人の子どもと貧しい生活をつヾけています。姉は二十三才でこれまでたびたび縁談がありましたが、その都度先方からことわられました。理由は弟が脳性マヒだからです。最近では娘は私に話をしなくなり弟につらくあたるようになりました。歩くことも不自由な弟は姉からどんなに云われても黙っています。そんなようすをみていて私はかなしくてたまりません。もっと早く……

第59回国会 文教委員会 閉会後第2号(1968/09/11、8期、民主社会党)

○萩原幽香子君 人事院勧告をめぐりまして、私のところへもいろいろな先生たちからいろいろな手紙が参っております。そこで、私は教育、教員というものは一体どういう役割りがあるのかということから、まことにまあ、ほんとうにこれはこんなことを今ごろ申し上げるのは不勉強はなはだしいということになるわけでございますが、私は教育基本法というものをもう一回勉強し直したわけでございます。ところが、教育基本法の第六条に、「教員は、全体の奉仕者であって、自己の使命を自覚し、その職責の遂行に努めなければならない。このためには、教員の身分は尊重され、その待遇の適正が、期せられなければならない。」こう明記されておるのでござい……

第60回国会 文教委員会 第2号(1968/12/17、8期、民主社会党)

○萩原幽香子君 お尋ね申し上げたいと思っておりましたことは、大体川村、安永両委員から出たわけでございますので、重複を避けさせていただきたい、こういうふうに考えるわけでございます。  ところで、去る十月八日のストの犠牲者が実は四万三千九十七名の多きにわたっているということ、それがただ四県一市だけの調査でそれだけの犠牲者が出ておりますということ、このことにつきましては、教育を守り教育の前進をひたすら願っております私にとりましては、まことに胸の痛む思いでございます。そこできょうは、特に文教行政に御造詣の深い、しかも教職員をこよなく愛してくださっております坂田文相をお迎えいたしまして、人事院勧告に対し……

第61回国会 文教委員会 第3号(1969/03/18、8期、民主社会党)

○萩原幽香子君 非常に熱心に、どこへ参りましてもただいま大学問題が審議されておるわけでございます。この大学の紛争がなかったらこれほど皆さんが真剣にこの大学問題について考えたでしょうか、ここに私は非常に問題があるのではなかろうか、こういう感じがするわけでございます。そういった点につきましても、大臣のお考えもお聞かせいただきとうございますし、また中教審の案と著しく違ったような運営の大学が出てまいりましたときに、どのように指導、助言をなさるおつもりでございましょうか、こうしたこともお聞かせいただきとうございますし、先ほど大学について国民参加、非常に大事なことだと思いますが、その具体的な案はいかがでご……

第61回国会 文教委員会 第4号(1969/03/20、8期、民社党)

○萩原幽香子君 それではまず最初に、明年度の地方財政でまかなう社会教育予算額をお聞かせいただきたいと存じます。私はきょう社会教育のことについて御質問する予定だったのでございますが、社会教育局からはどなたか……。
【次の発言】 それでは予算関係、非常に大事だと思いましたのでお尋ねいたしたいと思ったわけでございますが、それではきょうはもう具体的な常識的な問題について二、三承りたいと存じます。  本年度計画されております一万二千学級はどこに重点を置いておられますのか、文部大臣にお尋ねいたします。
【次の発言】 私がお尋ねしておりますのはそういう意味ではございません。その家庭婦人学級のどういうところ、……

第61回国会 文教委員会 第6号(1969/04/03、8期、民主社会党)

○萩原幽香子君 たいへん時間が少のうございますので、大急ぎで質問させていただきます。ぜひお聞きしたいと考えておりました教育専門放送については内田委員のほうから御質問がございましたので、この問題は省きます。  この三月の二十九日の私の予算委員会での質問に対しまして、文部大臣は、昨年七月前文部大臣から諮問された事柄についての答申がこの秋ごろにあるというお話でございました。そのときに私は、秋ごろのような答申でございますとまた再来年ぐらいにならないと実施に移していただけないのではなかろうか、こういうことを申しましたところ、大臣は、いや答申が出る前に必要だと思うことは文部大臣として考えたい、こういうよう……

第61回国会 文教委員会 第8号(1969/04/10、8期、民主社会党)

○萩原幽香子君 連続射殺犯人が半年ぶりで逮捕されました。十九歳の少年でございました。新聞もテレビも一斉にとの問題を大きく報じ、世人はあ然としたようでございます。そこでマスコミ報道のあとを受け継いでこういう問題を考えるのは一体だれ左のか、こういうことを私はしみじみと感じたわけでございます。初めからこの少年について取材をしておりました記者は、人を殺したことに対する罪の意識が感じられなかったという話でございました。盗みがばれたから殺すという何とも単純でほんとうに命のとうとさを知らないまことにおそろしいことだと思うわけでございます。  そこで私は文部大臣にお尋ねいたしますが、こうした問題はなぜ起きたの……

第61回国会 文教委員会 第10号(1969/04/17、8期、民主社会党)

○萩原幽香子君 学級編制を教職員定数の標準について昭和三十四年度以来二回にわたって改善五カ年計画が実施され、大幅な改善をみたという御説明がございました。そして四十四年からさらに第三次の五カ年計画によって改善を進めるというお話でございます。しかし私は、すし詰め学級の解消や学級規模縮小の成果は、就学児童生徒の減少がおもな原因であって、率直に申し上げて政府施策の効果が大きく貢献したとは判断できないわけでございます。その証拠に、人口急増の地域では依然としてすし詰め学級があり、二部教授も行なわれているといわれます。今後の教育は、進みゆく姿、変わりゆく様想を予測して進められるべきものだと考えるわけでござい……

第61回国会 文教委員会 第11号(1969/04/22、8期、民主社会党)

○萩原幽香子君 ここらあたりでちょっとレクリエーションでもしたい感じですが、そうもまいりませんので質問を続けさせていただきます。  現場の立場と行政の立場というものが違うということはけさほどから私も非常に考えさせられてきたわけでございます。行政の立場でございますと、ここらでひとつしんぼうができそうだというふうにお考えになるような状態でございましても……。 現場に持ってくるといろいろな問題があってどうにもならないということも出てくるということでございます。私はおそらくこの改正案にいたしましても決して文部省は行政の立場からも御満足ではなかった、こう考えるわけでございます。と申しますのは、文部省が当……

第61回国会 文教委員会 第16号(1969/06/05、8期、民主社会党)

○萩原幽香子君 きょうも私時間がたいへん短こうございますので、かいつまんで申し上げたいと思います。  三重大学では、全国から六千五百件にのぼる工学部入試についての問い合わせが殺到しており、そのつど断わりの返事に大わらわだと聞いております。それはいかにも当然の話で、すでに新入生を迎えて授業が始められなければならないはずのいまごろ、まだ募集すらできていないというのですから、その困惑は当然と察しられるわけでございます。しかし、それにもまして、受験生や両親たちの不安はたいへんだと思います。こんな急を要する問題を、いままで放って置かれたことに、私はやり切れないふんまんを感じるものでございます。いまさらお……

第61回国会 文教委員会 第18号(1969/06/24、8期、民主社会党)

○萩原幽香子君 三つ子の魂は百までとか、性格形成期は満六歳までとか言われまして、幼児教育の重要性は各人がひとしく認めているかのごとくでございますけれども、はたしてそれほど幼児教育は大切にされ、理解されているのでございましょうか。私はたいへん疑問でございます。  そこでまず、戦後の幼児教育はどのように展開されてきましたでしょうか。そうして今後はどのような方向をとるのでございましょうか。そういうことにつきまして、まず大臣の基本的なお考えを承りたいと存じます。
【次の発言】 まことにありがとうございます。大臣のそのお答えを承りまして、私はもう十分あれしたわけでございますけれども、しかしながら、ほんと……

第61回国会 文教委員会 第20号(1969/07/01、8期、民主社会党)

○萩原幽香子君 午前中大臣の高通な教育理想を承り、国民の生活未来像をお聞きいたしまして私はまことに心あたたまる思いでございましたが、さてそこへ到達できますまでの状態を考えますとなかなかに苦しいものがあるわけでございます。前回私は保育に欠ける幼児の生活実態についてお尋ねをいたしましたが、本日もまた引き続き幼児教育振興について質問を続けさしていただきたいと思います。  まず最初に、幼児教育の公的な場としての幼保の設置状況についてお尋ねをするわけでございますが、全国三千三百二十五市町村の中で幼稚園を持たない市町村は幾らあるわけでございましょうか、そしてそれは大体何%ぐらいになるわけでございますか、お……

第61回国会 文教委員会 第22号(1969/07/08、8期、民主社会党)

○萩原幽香子君 私学共済の重要な問題につきましては、先日来熱心に質疑が行なわれておりますので、私は幼児教育振興の立場から問題点を取り上げてみたいと存じます。  私はさきに二回にわたりまして、わが国の幼児教育の実態とその振興策についてお尋ねをいたしました。そうして私自身の意見も申し上げてまいりましたが、わが国では幼児教育において私立幼稚園が果たしている役割りはまことに大きなものがあると存じます。つまり、私立幼稚園は全幼稚園の六三・八%の園数を持ち、園児数も七五%を占めているわけでございます。しかも、私立幼稚園の教職員が私学共済の組合員の中で占める比率はきわめて高いと聞いております。このことは私学……

第61回国会 予算委員会 第20号(1969/03/29、8期、民主社会党)

○萩原幽香子君 まず最初に、社会教育につきまして若干御質問を申し上げたいと存じます。  大学紛争に端を発しまして、いまや教育正常化の声は全国にほうはいとして広がってまいりました。しかし、その声は、残念ながら社会教育抜き、学校教育一辺倒のようでございます。それでは基本的な正常化はなし得ないと考えます。学校以前に家庭の問題があり、家庭以前に社会の問題がございます。社会教育を通して学校教育の改善をはかっていく、この姿勢こそ大切なのではないでしょうか。私は教育の正常化は社会教育からと考える一人でございます。その点につきまして、まず大蔵大臣の御見解を承りたいと存じます。

第62回国会 文教委員会 第1号(1969/12/02、8期、民社党)

○萩原幽香子君 本案につきましては、さきの国会の委員会の中で各方面から詳しい審議がなされましたことでもございますし、またそのつど大臣から非常な決意のほどもお示しをいただきましたので、私はきょうは内容には触れませずに、若干の要望を付して賛成の意見を申し述べたいと存じます。  私学共済組合の長年の懸案事項でございました既裁定年金の引き上げ等の措置がおそきに過ぎたとはいえ、また引き上げ額も十分とは申せませんけれども、ここに実現を見ましたことは、私学振興のためにまことに喜ばしいことと存じます。  私は、さきの国会で本法律案の審議の際に、幼児教育振興の立場から申し述べてまいりましたが、わが国におきまして……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1970/04/03、8期、民社党)

○萩原幽香子君 往復で、いただきました時間が二十一分ございます。何がお尋ねできるかと思って、先ほどから実は私は胸をわくわくさせております。教育問題に、もうそれこそ、それもまた二つ三つにしぼってお尋ねをいたしたいと存じます。  まず戦後の沖繩教育は、その目標をいわゆる日本国憲法にのっとって日本人の育成ということに努力をされてきた。したがいまして、教科書におきましても本土のものを使用することを守り続けてこられた。この点につきましては私は非常にありがたいことだと考えておるわけでございます。復帰をいたしましても、教育界だけはいささかの混乱もなく、というお話をこの間承ってまいりました。これまたありがたい……

第63回国会 文教委員会 閉会後第1号(1970/07/10、8期、民社党)

○萩原幽香子君 四十分でございますので、私もかけ足で申しますけれども、どうぞひとつ御答弁のほうも簡単明瞭にお願いいたしたいと存じます。  中教審の第二十五特別委員会の中間報告の基本構想案の中で、幼稚園教育について幾つか指摘をされております。そうした諸点につきましては、文部省としてはすでに御検討を進めておられることと存じます。  まずお尋ねいたしたいことは五歳児の問題でございますけれども、五歳児の心身発育の状態から就学年齢を引き下げるべきだという声が漸次高まっております。中教審におきましてもいろいろ御検討をなさったと承っておりますが、この点につきまして政務次官のお考えをまずお伺いいたしたいと存じ……

第63回国会 文教委員会 閉会後第2号(1970/08/28、8期、民社党)

○萩原幽香子君 時間がたいへん短こうございますので、前の先生方と少し角度を変えながら、教科書検定制度にからんで私の意見を加えて、三点御質問をいたしたいと存じます。時間の都合もございますので、お答えは質問を全部終えましてから一括お願いを申し上げたいと存じます。そしてまた、いただきましたお答えにつきましての再質問は後日に譲らしていただきたいと存じます。  まず質問の第一点は、未来社会と教育行政のあり方についてでございます。これからの社会は、天然資源よりも人間の持つ知識こそが人類の、民族の発展の有力な資源として注目され、そのため情報社会への促進が進められるべきだと思います。また一方情報社会の渦の中に……

第63回国会 文教委員会 閉会後第3号(1970/09/22、8期、民社党)

○萩原幽香子君 さきの委員会で私は指導要領それから教科書、教師の性格、役割り、その関係についてお尋ねをいたしましたときに、文部大臣からその四つの点についてお答えをいただいたと思います。一つは日本において教科書は非常に大切である、大切であればこそ教科書問題が憲法違反などをめぐって問題とされているのだ。したがって、教科書は間違いのないものでなければならない。教師は教科書だけに、教科書に書いてあることだけを伝達しておればよいというものではなくして、自主性と創造性を持って教育方法、教育内容、あらゆる地域性を考慮してやるべきだ、自主性と創造性を持つためには日々の研さんと反省が前提となる、こういうお答えを……

第63回国会 文教委員会 第5号(1970/03/17、8期、民社党)

○萩原幽香子君 質問に入りますに先立ちまして、私はまず坂田文部大臣の御再任を心から喜びたいと思うものでございます。今日まで、大臣御就任以来、本委員会で種々審議を重ねてまいりました問題につきまして、ぜひ大臣の御在任中に実を結んでいただきますよう、あわせまして、沖繩復帰問題を含む非常にむずかしい段階にきておりますわが国の教育を真に前進させていただきますよう大臣に大きく期待を申し上げまして、質問に入りたいと思います。  近年に入りまして、いわゆる教育投資論なるものが、学者のみならず、国連でも、OECDでも採用されてまいりましたことはすでに御案内のとおりでございます。つまり一国が繁栄をなし得るかいなか……

第63回国会 文教委員会 第8号(1970/04/07、8期、民社党)

○萩原幽香子君 時間に制約がございますので、中村先生が御質問になりましたこととなるべくダブらないように質問をさしていただきたいと思います。  秋田大学の医学部の創設について、まず秋田大学に医学部を設置される理由並びに経過について承わりたいと存じます。
【次の発言】 まあ医師が絶対員数が不足だというお考えと、それから東北地方に非常に医師が少ないという地域の要望と、こういうことのようでございますが、それではこの医学部の卒業生の当該地域に定着する率はどのようになっておりますか、大学別にお示しをいただきたいと思います。
【次の発言】 地方大学の医学部へ入学する学生の中で、大体そういう事情をお聞かせいた……

第63回国会 文教委員会 第13号(1970/04/28、8期、民社党)

○萩原幽香子君 私は、民社党を代表いたしまして、本法案に賛成の討論を行ないます。  二十一日の本委員会で、松下委員から、わが党の問題点とするところについては質疑を行なったわけでございますが、その後引き続き、本法案をめぐってわが党文教部会で審議を重ねてまいりました。その際、この法案は多くの問題点を内包しておりますけれども、法案の性格からいたしまして、これらの問題点を徹底的に究明するならば、法案自体のバランスをくずし法案作成を振り出しの段階に引き戻してしまうというおそれも出てくる。こうした見地に立って、本法案はベストではないけれどもベターなものと評価を下しまして、本法案の趣旨に賛成すべきだという態……

第63回国会 文教委員会 第15号(1970/05/07、8期、民社党)

○萩原幽香子君 非常な時間の制約を受けておりますので、重複を避けたいと存じます。  まず第一にお尋ねしたいことは、大学生の急増期におきましての大学の新増設の申請の状況並びに設置認可の状況についてお伺いいたしたいと存じます。
【次の発言】 この国民の進学意欲の高まりをもっぱら私学の拡大で対処したというような感じがするわけでございますけれども、そういうことになりましたのはなぜでございましょうか、その点についてお伺いいたしたいと存じます。
【次の発言】 その質的な向上はまことにけっこうですけれども、非常に私学がたくさんできたということにつきまして、新増設の認可に当たっては設置基準を厳格に守っていただ……

第63回国会 文教委員会 第16号(1970/05/12、8期、民社党)

○萩原幽香子君 昨年の第六十一国会の本委員会におきまして、私は、幼稚園に奉職いたします先生たちの待遇改善についてお尋ねをいたしました際に、大臣は、幼稚園に奉職しておられる先生方が安心して子供たちの教育に専念できるよう改善の道を開くことについて抜本的な検討を始めたい、こうお答えをくださったわけでございますが、その後、どのような検討がなされておりますか。その御検討の経過並びに改善されました点について、具体的にお聞かせをいただきたいと存じます。
【次の発言】 同じ日の質問で、私は、下限の引き上げがそれに満たない給与を受けている先生たちにとって掛け金が負担にならないかという質問をいたしました。それに対……

第63回国会 予算委員会 第19号(1970/04/11、8期、民社党)

○萩原幽香子君 きのう東京大学の学内の機関である大学改革に関する専門委員会から「新しい総合大学を求めて」という最終報告書を発表されましたが、大臣はその内容を御検討になりましたでございましょうか。
【次の発言】 いまの大臣の御答弁によりますと、大体は文部省の考え方、中教審の考え方と近いものが出ていると、こういうことでございますね。そこで、三月二十六日に発表された国立大学協会の「大学問題に関する中間報告」もございますし、また今後各大学からそうしたものが出されてくると思います。そうしてまた私立大学関係も自主的にそうしたものが出されてくるでございましょうし、また出されることは望ましいと、こう考えるわけ……

第64回国会 文教委員会 第2号(1970/12/08、8期、民社党)

○萩原幽香子君 午前中、杉原委員からいろいろ学校公害について御質問があったわけでございますけれども、私も環境悪化、環境破壊の問題について、二点から質問をいたしたいと存じます。  まず第一点は、環境問題を長期的にとらえて、根本的に解決するための研究及び教育上の施策について伺いたいんです。第二点は、現在直面している学校環境の悪化、つまり学校公害の防止対策についてお伺いをいたしたいと存じます。しかし、先ほどからもお話がございましたように、非常にきびしい時間の制限がございますので、この二つを同時にきょうお聞きするということができませんから、問題を二回に分けまして、きょうは第二点のほうから具体的にお尋ね……

第64回国会 文教委員会 第3号(1970/12/10、8期、民社党)

○萩原幽香子君 前回私は、環境悪化、環境破壊の問題の中で、直面している問題として、姫路の船場小学校の例をとりまして騒音に関して具体的にお尋ねをしたわけでございますけれども、その際、照度について触れませんでしたので、前回の追加としてお尋ねをいたしたいと考えるわけでございますけれども、本日の質問が非常に時間もございませんので、時間とにらみ合わせながら後ほどこの問題についてお尋ねをしてまいりたいと存じます。  きょうは、環境問題を根本的に解決するための学術研究及び教育上の施策についてお尋ねをいたしたいと存じます。  先日、私の手元に届きました本の中に、公害に関する国際シンポジウムが開かれた際、外国委……

第64回国会 文教委員会 第4号(1970/12/17、8期、民社党)

○萩原幽香子君 きょう私は四十分の時間をいただいておりますので、社会教育局の予算の一部についてお尋ねをいたしたいと存じます。  六十一国会の予算委員会で社会教育関係予算で私が質問いたしました際に、文部大臣に二つの点からお答えをいただいているわけでございます。その第一点は、昨年七月社会教育審議会に対して  「急激な社会構造の変化に対処する社会教育のあり方」ということでただいま諮問をしている、その答申を踏まえて今後の政策を考える、第二点は、答申が出なくても必要があるならば予算を計上して、その方向の予算をつけられるようにする、こういう二つの御答弁でございました。その答申案の中間発表が九月二十二日に出……

第65回国会 文教委員会 第5号(1971/02/25、8期、民社党)

○萩原幽香子君 大臣は御所信の中で、新しい時代の教育目標について、豊かな人間性と創造的英知を備える人間の育成だとお述べになりました。私も全く同感でございます。  ところで、その豊かな人間性も創造的英知も、その基礎はやはり幼児期につちかわれるものであるということを考えるわけでございますが、こういう考え方については、最近何びとも異論のないところだと考えるわけでございます。同時にまた、わが国の幼児教育の現状でいろいろな意味で多くの問題点を持っていることも、また周知のとおりでございます。  先日も私は一人のおかあさんから、子供を二年保育の幼稚園にやろうと思っていたんだけれども、友だちから二年やっても内……

第65回国会 文教委員会 第13号(1971/05/11、8期、民社党)

○萩原幽香子君 午前中安永委員から、また内田委員から定時制高校あるいは通信制高校の実態の上に立っていろいろな御質問があり、また御提案があったわけでございますが、私も全く同感でございます。教育の機会均等の立場からのいろいろな問題、あるいはまた弱い者や貧しい者に冷たいという状態が非常に浮きぼりにされたようでございます。いまさらのように遺憾にたえないと私はしみじみと考えたわけでございますが、時間のつごうもございますので、重複を避けながら質問をしてまいりたいと存じます。  定時制高校の在学者数が激減をしておるのに対し、通信制高校の在学者数は増加の傾向にあると聞いておりますにもかかわりませず、通信制高校……

第65回国会 文教委員会 第16号(1971/05/18、8期、民社党)

○萩原幽香子君 超勤手当の問題をお話し合いしながら、どうやら超勤手当出さんならんような事態になったようでございますので、簡単に質問をさせていただきたいと思います。  まず、大黒参考人にお尋ねをしたいと思うのでございますが、あなたのお話の中に、女性が非常に多くなった現状だ、こういうお話がございました。ということは、男子にとっては引き合わない職場になったと、こういうお話がございました。それでは女性ならこれは引き合っておりますのかどうか、この点をお聞きしたいと思うのです。大体、教員の質について男女差をあなたは認めていらっしゃるのかどうか、それが私の質問の第一点でございます。  それから、国家公務員が……

第65回国会 文教委員会 第18号(1971/05/21、8期、民社党)

○萩原幽香子君 教員の特殊性、無定量、無制限の勤務の歯どめの問題につきましてるる皆さんのほうから御意見が出ましたので、重複を避けながらお尋ねしてまいりたいと思います。まず人事院総裁並びに文部大臣にお尋ねをいたします。  昭和四十二年十一月にILO、ユネスコが共同で教員の地位に関する勧告が出されたわけであります。この勧告については十分御検討をいただいたわけでございますね。そうしますと、この勧告につきまして政府はどのようにこの趣旨をお考えになっておりますのか。まずその点からお尋ねをしてみたいと存じます。
【次の発言】 教員の地位に関する勧告について、政府は、その実施に関してはわが国の実情に照らして……

第65回国会 予算委員会 第4号(1971/02/12、8期、民社党)

○萩原幽香子君 私は、民社党を代表して、昭和四十五年度補正予算三案に対し、三点の理由から反対の意見を申し上げたいと存じます。  まず第一点は、米の買い入れ高に対する把握が不十分であったことを指摘いたします。この歳出補正に七百三十億の食管会計への繰り入れが計上されております。私は、米の買い入れ追加そのものを云々しようとは思いませんが、当初予算よりも五十万トンもの大幅な追加をしなければならないということ、つまり、初めの買い入れ高の押え方があまりにも大ざっぱ過ぎたという点に問題があると思うわけでございます。それを、あたかも当然のごとく平然と行なわれる態度に許しがたいものを感じます。  次いで第二点は……

第65回国会 予算委員会 第10号(1971/03/08、8期、民社党)

○萩原幽香子君 関連。僻地医療に対してお尋ねがあってお答えがあったわけでございますけれども、それに関連して復帰を来年に控えました沖繩の医療問題についてお尋ねをいたしたいと存じます。  沖繩の医療施設は一九六八年末で病院がわずかに十九、全国平均の八分の一、類似県平均の四分の一にも満たない状況でございます。先ほど厚生大臣は日本の医師の数も少ないというお話でございましたけれども、それにも増してそのうちのまだ八分の一とか四分の一とか、医師の数にしましても全国平均の五分の一とかあるいは類似県平均の半数を割るといったような状況でございます。しかもこの大半が那覇とかコザとかいったような市に偏在をしているとい……

第65回国会 予算委員会 第12号(1971/03/12、8期、民社党)

○萩原幽香子君 関連。ただいま中沢委員の御質問の中に、非常に、十一万円になったといってもサラリーマンの生活はあまり楽ではない。楽ではない中から貯蓄をしていく。その貯蓄の理由の中で、子供の教育費というその理由が非常に高いパーセンテージを占めている、こういう実態があるわけでございますけれども、こういう状態はどこに原因があるとお考えでございましょうか。たとえばPTA会費、その他寄付金などで考えてみましても、昭和四十三年度公立小学校においての父兄負担というものは約千二百五十億に達しているわけでございます。そのうちのPTAの会費、いわゆる小中学校の徴収金というものが一千億余りあるということでございます。……

第65回国会 予算委員会 第19号(1971/03/20、8期、民社党)

○萩原幽香子君 先ほど委員長のほうからごあいさつを申し上げましたが、私も、たいへんお忙しいところをお差し繰りいただきまして、御出席いただきました我妻先生に厚くお礼を申し上げる次第でございます。あわせまして、この件につきまして、あたたかい御配慮をいただきました委員長はじめ諸先生方にも厚くお礼を申し上げる次第でございます。ありがとうございました。  質問に入ります。本年一月四日付の朝日、毎日、読売の各紙が筆をそろえて妻の座の強化を掲載されました中に、法制審議会身分法小委員会が夫婦財産制について検討されることになったと報じておりました。このことは、同小委員会が積極的に問題をお取り上げになりましたのか……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 文教委員会 閉会後第1号(1971/08/19、9期、民社党)

○萩原幽香子君 時間の都合で、きょうは中教審答申の中の幼児学校の構想と幼児教育の本質並びにその普及充実について、ごく概略の点をお尋ねしてまいりたいと思います。  本論に入ります前に、八月九日の朝日新聞に「中教審構想へ反対運動」と題して、私立幼稚園と保育園が幼児教育制度の確立を目ざして国民運動を展開しようとしてすでに動き始めたということが報じられておりました。それはもうすでに御承知のとおりだと存じます。  そこでお伺いしますが、中教審のメンバーの中に直接幼児教育に関係のある方、特に私立幼稚園関係者にどんな方がおられますか、承りたいと存じます。

第66回国会 文教委員会 閉会後第2号(1971/09/09、9期、民社党)

○萩原幽香子君 前に引き続きまして、幼児教育についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  初めに、幼児教育の内容についてお伺いをするわけでございますけれども、昭和四十六年度予算では、幼稚園の教育内容の改善等に関する調査研究費として三百三十三万六千円が計上されておりますけれども、その調査研究の具体的な内容について、まずお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、現在、その調査研究はどのあたりまで進められておりますでしょうか。中間的な発表ができるものがあれば、お示しをいただきたいと思います。
【次の発言】 その御調査になっております段階で、これは問題だといったようなことがあれば……

第67回国会 決算委員会 第3号(1971/12/22、9期、民社党)

○萩原幽香子君 じゃ、法務省関係はあとでおい出くださるようでございますから、まず大蔵関係のことから質問を始めてまいります。具体的な問題があるわけでございますけれども、それは大蔵、法務両省にお聞きしたいと思いますので、その問題はあとに回したいと思います。  まず、大蔵省にお尋ねをいたしますけれども、さきの三月二十日の予算委員会で私が妻の評価を税制上に求めるために二分二乗について検討するつもりはあるかということをお尋ねいたしましたときに、さきの福田大蔵大臣から税調にはかるという御答弁があったわけでございます。このたびこの問題が日の目を見ることにならなかったわけでございますけれども、その理由について……

第68回国会 決算委員会 第5号(1972/03/17、9期、民社党)

○萩原幽香子君 時間が四十分くらいずれているようでございますね。よろしゅうございますか
【次の発言】 やはり弱い女性のほうにしわ寄せがくるようでございますので、これはいたしかたございませんが、厚生大臣にお尋ねをいたします。  二十一世紀を背負って立つ者、こういう観点から、児童福祉対策について政府の基本的なお考えを承りたいと存じます。
【次の発言】 ことしは児童福祉法が制定されて二十五周年ということでございますけれども、児童福祉というものがはたしてほんとうに守られていると大臣はお考えでございましょうか。
【次の発言】 ことしは、その意味で、特に児童福祉に関して何か特別計画をされておりますでござい……

第68回国会 決算委員会 第10号(1972/05/12、9期、民社党)

○萩原幽香子君 教育に愛情と信頼は不可欠のものであり、それはまた実態を知ることによって生ずるものだと信じております。  現在、公立小学校の全国平均五一・七%を占め、わが初等教育に大きな役割りを果たしております婦人教師の実態、特に苦しみと悩みを十分御理解いただき、文部省と婦人教師の間に信頼と愛情を深めていただくために、きょうは質問を展開してまいりたいと思います。  そこで、まずお伺いをいたしますが、文部省はこれまでに婦人教員の二十四時間について調査をされたことがございますでしょうか。特に、乳幼児をかかえた母親教師の生活実態というものをどのように把握をしておられますか、お伺いをいたしたいと存じます……

第68回国会 決算委員会 第12号(1972/05/24、9期、民社党)

○萩原幽香子君 私の好きなことばに、「一期一会」というのがございます。いま会っていることが最後と心得て最善を尽くせということでございます。私は決して佐藤総理がいますぐ私たちとお別れするということを考えて申し上げているのではございません。一期一会の精神で、どうぞきょうはひとつ最善のお答えをちょうだいしたいと、こう考える次第でございます。  総理は、昭和三十九年、池田内閣のあとを受けて政権の座にお着きになりましたときの所信表明の中で、社会開発と人間尊重を政治の目標にすることを明らかにされておりますが、現在までの七年有余を顧みて、どれだけその所信を実現されたとお考えになりますか。特に人間尊重という面……

第68回国会 文教委員会 第3号(1972/04/27、9期、民社党)

○萩原幽香子君 医療問題で少し基本的なことをお尋ねしたいと思ったのでございますけれども、時間がございませんので、きょうは、三重大学の医学部の国立移管をどういう形で行なわれましたのか、それからまた現在の学生や教職員はどうなりますのか、それから新一年生はどうしておりますのか、それからこの三重大学の医学部の出身県別と申しますか、何人くらいどの県から入っておりますか、そういうことについて御調査になったことがございますか、それをちょっと承りたいと存じます。
【次の発言】 できるだけそういうようなことになりませんような御配慮を今後ぜひお願いをしたいと思います。それから沖繩の医療の事情は、本土の僻地にも増し……

第68回国会 文教委員会 第6号(1972/05/25、9期、民社党)

○萩原幽香子君 この新聞は、横浜市の浜小学校東分校の写真でございます。ごらんになりましたでしょうか。「ちょっぴり青空の下、金網の下、そこが校庭」「物干ザオが降った!」「日照時間まるっきりナイ」という学校でございます。ここは、もともと、教室のつもりでつくったのではありません。日本住宅公団が住宅用につくったもので、マーケット、集会所に充てるつもりのものを、急遽教室にしたというものなのでございます。こんな学校がなぜできたとお考えでございましょうか。こんな学校で学ぶ子供たちに対して文部大臣はどうお考えになりますでしょうか。
【次の発言】 私、好ましくないことは、もう皆さんがよくお認めのことだと思います……

第68回国会 文教委員会 第8号(1972/06/06、9期、民社党)

○萩原幽香子君 時間が非常に限られておりますので、きょうは、私立大学の別科、特に国学院大学問題についてアウトラインだけお尋ねをしてまいりたいと思います。  学校教育法の第五十七条に、「大学には、専攻科及び別科を置くことができる。」とうたわれております。 そこで、まずお伺いいたしますが、現在、別科を置いている大学名をお示しいただきたいと存じます。
【次の発言】 五十七条の三項では、別科について、「簡易な程度において、特別の技能教育を施すことを目的とし、」云々と、こう規定しておりますけれども、先ほどお示しになりました大学の特に私立の大学では、どのような教育内容を持っておりますのか、承りたいと存じま……

第68回国会 文教委員会 第9号(1972/06/08、9期、民社党)

○萩原幽香子君 関連して一つお伺いいたします。  先ほど備品の管理の問題が出たわけでございますね。それにつきまして、理科教室の準備室というようなものがどのように整備されておりますか、承りたいと思います。
【次の発言】 それがもう少し実態を調査していただきたいと思うわけなんですね。実は、そういったような非常にルーズないろいろなやり方でございますので、こういった毒物が盗まれたりするという事情もございます。ですから、これはちゃんと準備室というものが完備されておりますと、こういうことも非常に少ないのではないだろうかということを考えられるわけでございますね。特にこういったような理振法が出たわけでございま……

第68回国会 文教委員会 第10号(1972/06/12、9期、民社党)

○萩原幽香子君 大蔵省が、私学共済に対して社会保障上のバランスということを強調されておるようでございますし、私学振興の立場というものをあまり大蔵省のほうではお考え願っていないような感じを私は受けたわけでございますけれども、そういうことにつきましてはどのようにお考えでございましょうか。
【次の発言】 私は、この大蔵省の考え方の中に、私学のことは私学人でというものがまだいまだに強く根を張っているのではないかと、こういうことを考えるわけでございます。そういうことを私が申しますのは、このいただきました「私学共済」をいろいろ読んでみますというと、「「四十六年度の、国家公務員上級甲種採用試験の合格者は、東……

第68回国会 予算委員会 第14号(1972/04/18、9期、民社党)

○萩原幽香子君 まず冒頭に外務大臣に二点お伺いをいたします。  最近の外務省は、沖繩関係の秘密文書漏洩問題、また米国側よりの秘密電報問題など、国会審議上ゆゆしい事件を連発し、そのために、国会審議もこれらの事件に追われて、他の大切な国民生活上の諸問題についての審議がはなはだ不十分のまま推移しております。このことにつきましての国民の批判はまことにきびしく、国会議員の一人として、私もまことに申しわけなく考えているところでございます。しかし、この責任の一端は、まさに外務省にあると考えますが、いかがでございましょう。  しかも、今回の秘密文書の漏洩事件におきまして、一番みじめな立場に追い込まれたのが、か……

第69回国会 決算委員会 閉会後第2号(1972/08/10、9期、民社党)

○萩原幽香子君 六十分という時間でございますが、たいへん安心をいたしました。各委員ともに十分ないし二十分は延長されたようでございますから、そのつもりで私も時間をちょうだいいたしたいと思います。  最近、審議会のあり方についての批判が非常に大きくクローズアップされておりますことは、御案内のとおりでございます。大学設置審議会、私立大学審議会などをめぐってのいろいろな不祥事件、あるいは国鉄運賃値上げでの運輸審議会への批判、さらには社会保険審議会あるいは社会保障制度審議会の答申についての政府の無視の問題、こういったことが相次いで起きております。そこで、こうしたことから、一部には審議会無用論の声さえ起き……

第71回国会 決算委員会 閉会後第1号(1973/10/11、9期、民社党)

○萩原幽香子君 最近、姫路城跡の特別史跡指定と商工会議所立ちのきをめぐって文化庁不信の声が非常に強く、地元の国会議員として、また文教委員会の末席を汚す者として黙視することができず、私は私なりに今日までいろいろ調査を進めてまいりましたが、文化庁の取り扱いには納得しがたい重要な点がございますので、お尋ねをしてまいりたいと存じます。  最初に、奥野文部大臣にお伺いをいたしますが、大臣の文化財保護と当該地域の中におきます住民の生活権との調整をどのようにお考えになりますか、承りたいと存じます。
【次の発言】 私も文化財保護につきましては人後に落ちぬ熱意を持っておるわけでございますけれども、個人や団体の生……

第71回国会 決算委員会 第4号(1973/03/29、9期、民社党)

○萩原幽香子君 関連をお願いします。  先ほど、看護婦さんが韓国から来ている、すでに来ているという問題でございましたが、私はこの前の予算委員会のときに、五月に予定されている韓国からの研修生としての問題を取り上げました。そのときに大臣は知らないというお答えだったわけでございますが、その後お調べになりましたでしょうか、いかがでございましょうか。
【次の発言】 実はこれは福祉新聞にもはっきり出たことでございますから、もうこれは既定の事実とお考えいただくのが当然じゃございませんか。それで研修生というのであれば、必然的に研修基準というものがあるはずでございますね、そういうものについて厚生省はおきめになっ……

第71回国会 決算委員会 第9号(1973/06/01、9期、民社党)

○萩原幽香子君 いただいた時間が三十分でございますので、学校教育費に対する父兄負担にしぼってお伺いをいたしたいと存じます。  先日私のもとへ幼稚園、小学校四年、中学二年の三児を持つ母親から手紙が寄せられてまいりました。内容は、「夫が昨年交通事故にあい、今日でもまともに働けない状態で、自分は少しばかりの農業をしながら近くの工場で働いている、家の総収入は五万円そこそこだが、三人の子供たちが幼稚園と小・中学校に持っていく金が毎月一万円近い、せめて義務教育だけでももう少し費用を少なくしてもらえないだろうか。」、こういうものでございます。この物価高の中で全収入の五分の一ぐらいを園と学校に納めるという母親……

第71回国会 決算委員会 第10号(1973/06/06、9期、民社党)

○萩原幽香子君 週休二日制の実施が時間の問題になってきたと先ほど労働大臣もおっしゃったわけでございますが、週休二日制になった場合は週何時間まで働くことを許されるおつもりでございますか、お伺いいたします。
【次の発言】 私は当然労基法の第三十二条というものは改めなければならない、そういうふうに考えております。  そこで伺いますが、昨年の二月三日付けで京都の労働基準局長から労基法第六十条第三項に関する疑義について労働省労働基準局長についての指示を求めてまいりましたが、その内容についてお伺いをしたいと存じます。
【次の発言】 それでは前に進みませんので、質問が。だから私のほうでお読みいたします。それ……

第71回国会 決算委員会 第13号(1973/06/18、9期、民社党)

○萩原幽香子君 質問に先立ち総理に御了解を得ておきたいと存じます。時間の都合でお尋ねは一括していたしますので、御答弁は後ほどまとめて漏れなく総理からお願いをいたします。  私は、憲法二十四条の「婚姻は、」――「夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」というたてまえが、現実では税制上からも、法制上からもかなり差のあることを考え、この条文が生かされることを主張し続けてまいりました。ここで、まず初めに具体例を二点申し上げ、総理の御所見を承りたいと存じます。  その一点は、お手元に配付いたしました民法学者我妻先生の夫婦財産関係の抜粋を御紹介いたします。 ……

第71回国会 文教委員会 第3号(1973/04/05、9期、民社党)

○萩原幽香子君 たいへんおそくなりましたので、いろいろお聞かせいただきたいと思っておりましたが、ほとんど割愛いたします。  まず一つ、お伺いしておきたいのは、国民の祝日というのは現在十二あるわけでございますね。それに対して政府はどのように周知徹底をはかっていらっしゃいますか。その点ちょっとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 実は憲法記念日につきましては、初めのほうはかなりいろいろおやりになったわけでございますね。ところが最近はどうもそれがなされていないように思います。しかし、憲法ということにつきまして、憲法の内容につきまして、いまひとつ私は皆さんがほんとうはよく御存じないというふうな面もあ……

第71回国会 文教委員会 第4号(1973/04/17、9期、民社党)

○萩原幽香子君 昨年は浅間山荘事件、連合赤軍による大量リンチ殺人事件、あるいはテルアビブ空港事件など肝の冷えるような事件が次々に起きたわけでございます。そのたびに、教育の責任が問われたわけでございますけれども、私は、ひとり教育だけの問題だとはもちろん考えておりません。しかし、教育の負わぬばならない責任も決して小さいとは言えないと存じます。ところで、教育の成果は一朝一夕にあらわれるものでもございませんし、現在をつくり上げた教育の功罪もまた戦前戦後を通じての長期のものといわなければならないと存じます。  大臣は、御所信の中で、「学制百年の歴史を通じて目ざましい発展を遂げ、わが国の繁栄の基礎をつちか……

第71回国会 文教委員会 第9号(1973/06/05、9期、民社党)

○萩原幽香子君 前質問者との重複をできるだけ避けてお尋ねをいたしたいと存じます。  まず最初に、危険校舎に関連してお伺いをするわけですが、現在、小中学校の全保有面積のうち、木造面積はどのくらいございますか。
【次の発言】 その中で、危険面積というのはどれほどでございますか。
【次の発言】 昭和四十八年度予算では、事業対象としてどれほど組まれておりますか。そして、それは現在その危険面積といわれる中の何%ぐらいに当たりますか。
【次の発言】 そうしますと、残りの、事業対象にならなかったところは一体どういうことになるんでしょうか。危険面積だということがはっきりしておりますのに、その事業対象にならなか……

第71回国会 文教委員会 第13号(1973/06/21、9期、民社党)

○萩原幽香子君 先ほど参考人は、思想の自由ということを非常に強調なさいましたですね。それから憲法についての違反というようなことはないのだと、そういう御発言でございましたね。ところが、先ほどお話のありました感想文を書かせる、そして、そのあとの処理が私はどうもおかしいように思うのです。つまり、その内容が学生監の意に満たないと何べんでも書き直しをさせる。そうして中には、模範論文を見せて、それをまねをさせるという学生監さえもある、こういうことでございますと、これが事実であるとしたら、私はこれたいへんなことだと思うのです。と申しますのは、これは憲法十九条では「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない……

第71回国会 文教委員会 第14号(1973/06/26、9期、民社党)

○萩原幽香子君 義務教育段階で、学習指導要領が要求する学習内容を子供たちが最低限度どこまで理解すれば進級させるべきだとお考えになりますのか、承りたいと存じます。
【次の発言】 そのときそのときによって子供の伸び方も違いますでしょうし、それはいろいろあると思います。しかし、ここまでぐらいは持っとってもらわないとどうもむずかしいというようなものがあるのではございませんでしょうか。たとえば三分の一ぐらいしかもう全然何にもわからないというのを次々進級させるということになりますと、これは必然的に問題が起きてくる、こういうふうに思うんですね。そうしますと、大体これぐらいは限度だというところがございませんで……

第71回国会 文教委員会 第17号(1973/07/05、9期、民社党)

○萩原幽香子君 どなたのお顔を拝見してもみんなお疲れのようで、不快指数一〇〇%みたいでございますから、できるだけ重複を避けながらお尋ねをしてまいりたいと存じます。  質問に先立ちまして、私は、去る六月の二十九日の本会議におきましての質問の際に、国会冒頭における施政演説の中に文部省を入れないのは、政府の姿勢がやはり物と人についてのウエートの置き方が物にかかり過ぎていることのあらわれでまことに残念だと、なぜ人づくりの基本ともなるべき文教行政について国民に信を問うような機会を持たせていただけないのかというようなことを、私は、残念に思って申し上げたところでございます。で、そのときに、大臣は、御答弁を私……

第71回国会 文教委員会 第18号(1973/07/10、9期、民社党)

○萩原幽香子君 質問に先立ち、参考人に一言お礼申し上げます。  本日は、まことにお忙しいところお運びいただき、ほんとうにありがとうございました。どうぞよろしく御指導のほどお願いいたします。  きょうは、大臣をはじめ委員の皆様方にろう学校の幼稚部の生徒さんになっていただいて私は授業をさせていただくつもりでたくさんの資料を集めたわけでございますが、時間がございませんのでそれはまたの機会にいたします。けれども、せっかくベテランの参考人においでを願っておりますので、大臣にちょっと生徒になっていただいて、参考人、先生でちょっとひとつ授業をしていただきたいと存じます。

第71回国会 文教委員会 第22号(1973/08/28、9期、民社党)

○萩原幽香子君 やっぱり、私は、信頼ということの上に立たなければどうしようもないんじゃないかという感じがいま非常に強いわけなんです。で、五月三十日の申し合わせ事項ですと強行採決はやらないと、こういうことだったようですが、それが七月十七日に行なわれた。こういうことは――私は、これまで、先生をはじめ皆さんをほんとに信頼しながらこの委員会に参加し続けた一人でございます。そういったようなことで今度信頼感が薄れるということでは、どんな話し合いをしてみてもほんとうに実のあるものにはならないんじゃないかというおそれを非常に持つものです。  そこで、先生が、いま、読み方によってはどのようにもとれるんだけれども……

第71回国会 文教委員会 第28号(1973/09/19、9期、民社党)

○萩原幽香子君 井上参考人と浜林参考人に、この問題についてお尋ねいたします。  大学紛争が続き、各大学ではもちろんでございますが、小中高の現場におきましても、あるいはPTAを含めたあらゆる場で、大学とは何か、大学とはどうあるべきか、それぞれ検討がなされたと聞いております。そこでお伺いをいたしますが、そうした場で、大学改革で一番望まれたことは何であったでしょうか、特に学生の位置づけ及び学生の参加についてどうあるべきとお話し合いができましたのか、承りたいと存じます。  その次に、先ほどから関連をいたしましてお尋ねをするわけでございますけれども、副学長の問題でございますが、筑波のように専門的に分担を……

第71回国会 文教委員会 第29号(1973/09/20、9期、民社党)

○萩原幽香子君 去る九月の十日の本会議の緊急質問の中で、社会党の田議員が朴政権の政策に関しての一例として北大の助手金風C氏のことを取り上げられました。聞くところによりますと、金氏は韓国の会社の依頼で帰国され、その後逮捕されたそうでございますが、その間の事情を文部大臣御承知でございましょうか。
【次の発言】 金氏の給与が九月から打ち切られたということは御存じでございますか。
【次の発言】 本人の意思でなく、そして、しかもそのことについては大学は御存じのはずでございますね。そういう場合にも、なおかつこういうふうに給与を打ち切られる、こういうことについてどのようにお考えでございましょうか。

第71回国会 予算委員会 第9号(1973/03/23、9期、民社党)

○萩原幽香子君 先日、私はあるPTAの座談会に出席いたしました。その席上まことにショッキングな話を聞いたわけでございます。それは、小学校の一年生の子供たちが家族の話をしておりました際に一人の男の子が、ぼくにはにいちゃんも弟もあったんだよ、でもママがほしくなかったのでこうしちゃったんだよと、こう言って、小さな両手でまるでぞうきんをしぼるようなそういう手つきをして言ったというのです。聞いていた子供はもちろんそばにいた先生たちも、初めは何のことかさっぱりわからなかった。しかし、そのうちにくだんの坊やが、ぼくもほんとはほしくなかったんだけども、失敗してできたんだって、と言ったそうでございます。これには……

第72回国会 社会労働委員会 第3号(1973/12/20、9期、民社党)

○萩原幽香子君 私は、先日、都内の病院につとめているある看護婦さんからこんなお手紙をいただきましたので、ちょっと聞いていただきたいと思います。   私は三人の子供をもつ看護婦です。学童保育所を作っていただきたくてこの手紙を書きました。   看護婦というのは、今でも「独身で、寄宿舎に住んでいる者」でないと仕事が続かないような労働条件が沢山残っています。三交代制・一ケ月の内半月近くもある夜勤日数、慢性的な看護婦不足による日々の労働強化は言葉に表せないほど、きびしいものです。まして、子持ちの看護婦にとっては一層きびしく、何もかもすててしまいたくなるような日も少くありません。それでも私達はお互いにはげ……

第72回国会 法務委員会 第15号(1974/05/30、9期、民社党)

○委員以外の議員(萩原幽香子君) 民法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  戦後、民法が改正されて、家庭における婦人の地位は次第に向上してまいりましたが、憲法第二十四条が婚姻における夫婦の平等を規定し、財産権に関する法律の制定は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚すべき旨を述べているのに、これを受ける民法の夫婦財産制に関する規定は別産制をたてまえとするにとどまるため、夫の財産取得についての妻の寄与が正当に評価されず、婚姻の破綻や相続に際して妻に不当な結果をもたらす場合がきわめて多いのであります。  ことに、家族構成が以前とは変わってきて、核家族化されているのが現状であ……

第72回国会 予算委員会 第11号(1974/03/18、9期、民社党)

○萩原幽香子君 「老耄れて歩みかねたる人の世を 如何にせよとやインフレの風」、これは一人の老人から私に寄せられた年賀はがきでございます。老人にとっては一生懸命の訴えですが、この答えは私にはできません。総理、大蔵大臣、どうぞ私にかわってこの老人に納得のいく御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 非常にどちらさまも抽象論だと思うんです。ですから、もう少し具体的にお答えいただかないと、この老人は納得できないんじゃないか、こういうふうに思います。いかがでございましょう。
【次の発言】 大臣、たいへん私の答えをうまくお逃げになりました。  私は、ここで、それじゃひとつこういう中で、冷たい世相の中で最近……



各種会議発言一覧(参議院)

8期(1968/07/07〜)

第63回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1970/04/13、8期、民社党)

○萩原幽香子君 皆さんの生理的要求を無視してまことに恐縮でございますけれども、そのまま続けます。  特に文部大臣と初等中等局長におかれましては、二時にはもうこの場をお出になるそうでございますので、私は非常に残念でございます。しかし、これもいたしかたございません。文部大臣にまずお尋ねをいたしますが、きょうは、前の六十一国会の二回の質問に続きまして、幼児教育振興について、大体幼稚園に勤務する人たちの待遇と勤務条件を中心にお尋ねをしてまいります。まず文部大臣、あの幼稚園の教員の給与はどうあるべきかという基本的なお考えをまず承りたいと思います。

第63回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1970/04/14、8期、民社党)

○萩原幽香子君 予算委員会で質問するつもりでおりましたが、時間の関係でできませんでしたので、きょうはその予算委員会の続きのような形で、妻の座の一環として働く婦人の問題についてお尋ねをいたしたいと存じます。  最近の物価高と労働力の不足などの理由で、働く婦人たちが非常に多くなってまいりました。そこで、最近五ヵ年の婦人の就業の動向と将来の見通しについてお伺いをいたしたいと存じます。
【次の発言】 それが今後どういうふうに婦人の労働というものが変わってまいりますでしょうか。将来の見通しについてお伺いいたします。
【次の発言】 中高年層がふえる、こういうことについての原因でございますね、この中高年層に……

第63回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1970/04/15、8期、民社党)

○萩原幽香子君 いただきました時間が往復で三十分でございますので、できるだけ要領よく質問をいたしたいと思いますが、お答えのほうもできるだけ明確に簡明にお答えをいただきたいと存じます。  去る十一日の一般質問の際に時間の都合で残しました点にしぼってお尋ねをいたしたいと存じます。  まず、住民税の減免措置について適用されました具体例を承りたいと存じます。
【次の発言】 それではさらに具体的にお尋ねをいたしますが、私は兵庫でございますが、兵庫、それから現在住まっております東京、それから東北の秋田、この三府県について、昭和四十年以降その減免措置を受けた件数、あるいは各府県の条例で定められた減免基準、そ……

第64回国会 地方行政委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1970/12/15、8期、民社党)

○萩原幽香子君 いただきました時間がわずか二十分でございますので、交通公害の被害者としての子供の問題を、学校騒音と交通遺児の二点からお尋ねをいたします。私の質問時間が約八分ありますので、御答弁は十二一分で、ひとつ明瞭にお願いを申し上げたいと存じます。  まず、自動車の騒音による学校の被害についてお伺いをいたします。騒音規制法第十六条で、「運輸大臣は、自動車が一定の条件で運行する場合に発生する自動車騒音の大きさの許容限度を定めなければならない。」とありますが、現在の許容限度の状況を、学校周辺にしぼって承りたいと存じます。
【次の発言】 厚生省のほうとしてはいかがでございますか。

第65回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1971/03/24、8期、民社党)

○萩原幽香子君 きょうは、非常にきめこまかくいろいろのことをお伺いしょうと思って、たいへん楽しんでおったわけでありますが、いただきました時間がまことにわずかでございますので、簡単にお尋ねしてまいりたいと思います。  昨年でございましたか、私、東京のあるところに行ったときに、幼児のギャング集団ができておるということでございますね。五歳が親分で、三、四歳が子分である。そうして、いろいろとお店なんかに行って悪いことをしたり、るす宅に入っていたずらをしたりしておる。こういう子供たちをいろいろ調べてみますというと、幼稚園に行くにも幼稚園では受けつけてもらえない。とても入れてもらえない。保育所も近くにはな……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1971/03/25、8期、民社党)

○萩原幽香子君 時間がたいへんおそくなりましたし、もう皆さんのお顔色を見ておりますと、何か申しわけないような感じさえするわけでございますので、私は、ですから、いろいろ質問の計画をいたしておりましたが、とてもそういう時間もないようでございますから、PTAの問題にしぼって質問を申し上げたいと存じます。  学校教育振興のための協力団体であるはずのPTAが、いまやいろいろと世間からの非難の的になり、PTA不要論の声さえ耳にするようになりました。そこで大臣にお伺いをいたしますが、一体PTAとは何か、この原点に立ち返ってお尋ねをいたしたいと存じます。

第65回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1971/03/26、8期、民社党)

○萩原幽香子君 本年は婦人参政権を得ました二十五周年記念の非常に記念すべき年でありますが、三月二十日の予算委員会で私が質問いたしましたように、妻の座は民法上からも税法上からも確立しているとは申せないわけであります。働く婦人の場合もまたしかりでございます。そこで、ことしの婦人週間を契機に、働く婦人の地位の向上をはかっていただきたいわけでございますが、それに対しまして大臣の基本的なお考えを承りたいと存じます。
【次の発言】 たいへんあたたかいお考えをお聞かせいただきましてありがとうございます。  先ほど小柳委員からILO批准の問題についての質問があったわけでございますけれども、、私は特に、この婦人……


9期(1971/06/27〜)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会、内閣委員会、法務委員会、文教委員会連合審査会 第1号(1971/12/20、9期、民社党)

○萩原幽香子君 いただきました時間が私はたいへん少のうございますので、御回答はできるだけ明確に、要領よくお願いを申し上げたいと存じます。  まず、円の大幅切り上げによる沖繩措置の問題についてお尋ねをするわけでございますが、政府は、通貨交換は沖繩復帰後に実施すると言っておられますが、現地におきましては、即時切りかえを強く要求されておるわけでございます。この問題につきましては、午前中にも質疑があったようでございますし、政府からの御答弁もあったようでございますので、私は、この問題についての御答弁はいただかないことにいたしますけれども、この現地の要望には一日も早くこたえていただきますように、私も強く要……

第68回国会 文教委員会女子教育職員育児休暇制度に関する小委員会 第3号(1972/04/11、9期、民社党)

○萩原幽香子君 いまのに関連になるわけでございますが、いま無給ということで委員長の御意見を承ったわけでございます。しかし、現実の問題ということをおっしゃいますと、実は、共済組合の掛け金とか、あるいは前年度所得に基づく地方税とか、さらに育児に要する費用、そういったようなものを考えてみますと、一体、先生たちがこの制度をいただいて、はたして暮らせるのだろうかといった問題が現実の問題として出てくると思うんです。ですから、休暇中の女の先生たちの社会保障というようなことについてどういうふうにお考えになっていらっしゃるか。そして、これは豊かな先生なら無給でけっこうということになるでございましょうけれども、貧……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1972/04/22、9期、民社党)

○萩原幽香子君 きのうの「朝日新聞」に報道された韓国人少女の高校入学問題について、文部大臣はどのようにお考えでございましょうか。
【次の発言】 在日韓国人の子弟の教育に対しては、日韓地位協定第四条及び合意議事録に定めがございますけれども、政府としては、その具体的な実施に関していかなる配慮をお持ちでございましょうか、承りたいと思います。これは私立のことでございますし、直接の問題ではございませんと、そういうことをおっしゃっておりますけれども、やはり私はその問題についてはそれで片づけられない問題があるのではないかというふうに考えますので、もう一度大臣のお考えを承りたいと存じます。

第68回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1972/04/24、9期、民社党)

○萩原幽香子君 私は四月十八日の予算委員会で、老人の福祉について問題を展開してまいりました。そうしてその答弁を通して国民と政府、特に老人と政治の間には全くスキンシップが欠けているということを感じたわけでございます。スキンシップの大切なことは、赤ちゃんと母親だけの問題ではないと考えます。何かそこにワンクッション置いて対しているということではどうしようもないということを感じました。たとえば、私は老人の願い三条件、つまり医療と年金と生きがいについての現状をお尋ねしたわけでございましたが、どの省からもほのぼのとしたあたたかい太陽を肌で感じるようなお答えはいただけませんでした。金がないからむずかしいとい……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1972/04/25、9期、民社党)

○萩原幽香子君 最近、国会の内外では、知る権利ということが非常に論議されたわけでございます。ところで、私はきょうは、僻地の人々の生きる権利ということについて少し承ってまいりたいと思います。まあ保険あって医療なしといわれます僻地、過疎の人々は、死ぬときでも医者にかかれないという状態でございますね。そういう地域に対して医療供給体制というものは、一体どうなっておりますのか。また、その対策はどうなっておりますのか。これは厚生省のほうにまず承りたいと存じます。
【次の発言】 そういうふうにいまからしでいくということでございますね。現在の供給体制はなかなかそこまでいっていない。したがいまして、私はやっぱり……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1973/04/06、9期、民社党)

○萩原幽香子君 初めに、保育所問題について二、三お尋ねしてまいりたいと思います。  まずことしの三月に、ある民間保育園で一度に六人の保母が退職をいたしました。三人は補充ができたんですけれども、あと三人はいまだに補充ができなくてさがしながら困っているという現状がございます。で、民間保育園の保母の確保はまことに困難であるということは、もう御存じのとおりでございます。そこで、この困難な理由がどこにあるとお考えでしょうか、お伺いをいたしたいと存じます。
【次の発言】 いまの困難な理由は待遇の問題とおっしゃったわけでございますね。ところが、待遇ということだけではございませんで、非常に保母が確保できにくい……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1973/04/09、9期、民社党)

○萩原幽香子君 四十八年度予算案によりますと、「幼稚園教育内容の改善等に関する調査研究費」、これが八百万円計上されてございますね。それは四十六年度から引き続き二百万円ずつ計上されておったわけでございますが、今日までその調査、研究の実情はいかがでございますか、承りたいと存じます。
【次の発言】 そこでですね、これまでの調査あるいはその懇談会の中で、どういう点が問題になりましたでしょうか。
【次の発言】 この懇談会の中に、厚生省関係の方も加わっていてくださるわけでございますか。
【次の発言】 直接保育所を運営していらっしゃる方とか、保母さんとか、そういう方の代表はいかがでございますか。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

萩原幽香子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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