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飯田忠雄 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

飯田忠雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは飯田忠雄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。飯田忠雄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

13期(1983/06/26〜)

第99回国会 法務委員会 閉会後第1号(1983/08/11、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 私は、免田事件に関連をいたしまして御質問を申し上げたいと思います。  私のこの質問は、免田さんが無罪になられたということ、そのことについては心から喜びとするものでありますが、そのことと別に、この事件を通しましていろいろな法律上の問題点があるのではないかと思いますので、二、三それを申し上げまして御見解を承りたいと思います。  まず最初の問題は、証言の証拠能力の問題でございます。証言の証拠能力につきまして現行法にどのような規定がございましょうか、お尋ねいたします。
【次の発言】 そういたしますと、裁判官の前で述べたことが、宣誓をして述べれば全部それは証拠能力があるということでございま……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第2号(1983/11/21、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 総理にお尋ね申し上げますが、行政改革という問題に大変熱心に取り組んでおいでになりますことについて敬意を表するものでありますが、行政改革は大変妨害が多いと聞いております。その一番大きな妨害は、やはり陳情だとか、それから精神的あるいは物質的な賄賂の提供というものがあるためにむずかしいということを聞いております。  こういう事実があるかどうかは知りませんが、実はここに一つの黄色い表紙の本があります。この本は国会議員全部に印刷されて配布されたと思われますし、また一般にも配布されておるようでございますが、この本の中には大変遺憾なことが書いてあります。簡単に、他党の党の名誉を損することをでき……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第5号(1983/11/25、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 行政改革につきましては、公明党は積極的に推進することに賛成するものでございますけれども、具体的に出てまいりました法案につきまして、いろいろ疑問に思う点もございますのでお尋ねをいたしたいと思います。 きょうは、行政事務の簡素合理化及び整理に関する法律案、これと、それから総務庁設置法案、それから国家行政組織法の一部を改正する法律案、この三つにつきましてお尋ねを申し上げます。  まず最初に、重要な問題からお尋ねします。 私の立場からは行政事務の簡素化、整理、これは非常に重要ですので、お尋ねいたします。  総理及び関係各大臣にお尋ねするわけですが、わが国の憲法は人権保障ということを一番強……

第100回国会 法務委員会 第2号(1983/11/24、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 ただいま同僚議員から政治倫理の問題につきましては御質問がございましたし、また先般の行革委員会でもお尋ねいたしましたので、ここで重ねてお尋ねは遠慮したいと思いますが、ただ一つだけ補充的にお尋ねをいたしたいと思います。  それは、ちょうど田中議員の裁判が行われました直後の時期を選びまして法務大臣がいろいろのことを御発言になったということで、世間では騒いでおるわけなんですが、これが大臣の御意図に反する内容であったかどうかは別といたしまして、大変に世間を騒がせたということにつきましてはもう否定できないことでございます。こういう問題につきましては、法律的な問題だとか道義的な問題だということ……

第100回国会 法務委員会 第3号(1983/11/26、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 法務大臣と、最高裁の方おいででしたらお尋ねをいたしますが、憲法で裁判官の報酬は、定期に相当額を支払うようにということになっております。そこで、これは憲法事項ですから、やはり憲法を守ってもらわなきゃならぬわけですが、この「定期に相当額」というのは、一体どういう意味に御理解になっておりましょうか。
【次の発言】 裁判官にふさわしい報酬ということでございまするならば、別に人事院勧告によってつくられた俸給表に従う必要はないわけですね。
【次の発言】 ただいまのような御趣旨でありまするならば、その法律をもう少し訂正されまして、たとえば国家公務員の俸給を人事院勧告でおやりになったときに変動が……

第101回国会 環境特別委員会 閉会後第1号(1984/11/07、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 公明党・国民会議所属の飯田忠雄でございます。  本日は、大臣がかわられまして、前任の大臣の非常に誠実な御態度に私どもは感謝をしておるわけでございますが、にもかかわらず、先ほど来問題になりましたアセス法案は日の目を見ることができなかったわけでございます。これは大臣の罪ではなくて、いわゆる政治的環境がしからしめたということで私どもは理解をいたしておるわけでございますが、その反対理由が、もしアセス法ができますと住民の運動が盛んになる、だから困るという御意見のようでございます。住民運動は、アセス法に対する住民運動ではなくて、むしろそこで環境を侵害するであろうと思われる事業をなさるその事業……

第101回国会 環境特別委員会 第5号(1984/04/20、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 水俣病につきましての国の責任についてお伺いをいたしたいわけですが、チッソの会社が排水を海中に流し出したのは昭和七年ごろからだと判決書に書いてあります。そして昭和四十一年六月ごろまで排出を続けてきたと、こう書いてあります。ところが、同じく熊本水俣病損害賠償請求事件の判決を見ますと、昭和三十四年の十一月三日に衆議院の委員の方が向こうへ行かれまして、当時会社の幹部を呼んで、熊本大学がこの水俣病の原因についていろいろ研究をしておるのを妨害するようなことをするのはいけないではないか、熊本大学と一緒になって原因究明に当たるようにという一つの警告を発しておられるわけです。これは昭和三十四年十一……

第101回国会 環境特別委員会 第6号(1984/04/25、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 最初に、水俣湾とか八代海における漁業の実情についてお伺いをいたします。  新聞記事によりますと、現在水俣湾は禁漁区になっておって、網を湾の外に張っておる、だから漁師は漁場を失って、そこで汚染された魚をとってこれを県に買い取ってもらっておるということが書いてございます。ところがその一方、水俣市で市販されておる魚を調べてみたところが水銀汚染の実情が明らかになっておる、こういう記事もあるわけでございます。  そこで実態はどういうことになっておるのかということをお尋ねをするわけでございますが、水俣湾とか八代海において漁業行為または漁獲行為は禁止されておるのかいないのか、このことについてお……

第101回国会 環境特別委員会 第7号(1984/06/20、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 私は、現在、関西空港株式会社法案が審議されておりますが、これに伴いますところの環境問題について御質問を申し上げたいと思います。  まず最初に、今度の関西空港設置に当たりましての工法の問題ですが、新聞によりますと埋立工法をとる、浮体工法の方はとらないというように伝えられております。衆議院におきますところの合同審査の際にも、運輸省の方ではそのように答えておられまして、浮体工法をとらない理由としては、不安があるからだと、こういう御答弁が見られるわけでございます。環境という点から申しますならば、埋立工法よりは浮体工法の方がいいんだということを述べておられる中でそういうことになっておるわけ……

第101回国会 環境特別委員会 第9号(1984/06/29、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 両法案を拝見いたしまして、大変よくできておりますけれども、一カ所だけどうしても私理解できない条文がありますので御質問を申し上げます。  それは、政府案の三十条、それから社会党案の三十八条、経過措置の規定でございますが、この経過措置の規定の中で、括弧しまして「(罰則に関する経過措置及び経過措置に関する罰則を含む。)」こういう文言があるのでございますが、この意味がどうにも理解しがたいのですが、いかなる意味でしょうか、お尋ねいたします。
【次の発言】 ただいまの御説明、まだちょっと理解しがたいんですが、例えば、今おっしゃった罰則に関する経過措置というのは、罰則を緩める場合のことだ、その……

第101回国会 環境特別委員会 第10号(1984/07/04、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 ただいまいろいろのお方から御質問がございまして、ほとんど問題が出尽くしたように思いますけれども、これから少しく細かい問題をお尋ねするのでお許しを願いたいと思います。  まず、吉良先生にお尋ねいたしますが、従来、水質汚染の問題で窒素とか燐ということで絞っていろいろ論議をされておるわけでございますが、富栄養化ということだけで論議をされておりますが、私ども知識がない者から見ますと、毒物だとか染料だとかいろいろの生活排水が出るのですが、こういうものは全部窒素、燐に還元されてしまうのかどうかということでございます。こういうもの以外に、もっと水質を別の意味で人類にとって害のあるものにしていは……

第101回国会 環境特別委員会 第11号(1984/07/13、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 この湖沼水質保全特別措置法案の第三十条に「所要の経過措置」ということがありまして、その下で「経過措置に関する罰則を含む。」こうなっております。そこで疑問になりますのは、「所要の経過措置」というその「所要」とは一体どういうことでしょうか。  これは、この文章をこのまま読みますと、行政を行いになるお方がこれが必要だと思えば、その思ったことを経過措置として決めるのだという、そういう意味の「所要」ということのように読めるのです。そういうふうに読みますと、一つの行為を特定したのではなしに、いろいろこれから必要なことが起こるであろうが、その起こると思うことということになってしまいまして、これ……

第101回国会 環境特別委員会 第12号(1984/07/18、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 湖沼水質保全特別措置法案に対しまする修正案の提案理由を説明を申し上げます。  この法案第三十条は、経過措置に関する罰則を命令に委任しておりますが、このような表現では、経過措置一般について罰則規定を定めることを一括して命令に委任すること、すなわち、罰則の包括的委任に当たると思料されます。このように法律が命令に罰則の制定を包括委任するときには、これにより定められた命令による罰則は、法律による罰則とは言い得ないものであります。このことは、最高裁判所の判例にもこの趣旨を明らかにしたものがあります。  したがいまして、法案第三十条中「及び経過措置に関する罰則」は、表現形式として適切ではあり……

第101回国会 法務委員会 第2号(1984/03/27、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本日、大臣の所信表明を承りまして、いろいろたくさんの問題がございまして、まだ理解しがたい点もございますので、お尋ねを申し上げます。  この問題に入ります前に、午前中に同僚議員から御質問ございました件で、犯罪を犯した方が立候補される点についての問題がございました。大臣、個々にたくさんの犯罪を挙げておられまして、こういう一般犯罪たくさんあるわけですが、こういう犯罪を犯しまして裁判所が有罪の判決を下した場合に、その人が公職の選挙で出る、公務員になるということは、一般の国民の人にいろいろ聞いてみますと、これは好ましくないと、こうおっしゃる人が大部分なんでございますが、大臣の御見解はいかが……

第101回国会 法務委員会 第3号(1984/03/31、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 御質問申し上げます。  裁判所職員定員法の一部改正に関する法律案、このものにつきましては、九名増員ということにつきましては私は反対するものではありません。賛成です。ただ、その根拠については、どうもこれ読んでみますと、民事の方がふえただけだから九名でいい、こう書いてありますが、最高裁の方でいただきましたこの資料によりますと、必ずしも民事だけがふえたことにはなっていないようでして、民事と刑事を比べますと、刑事の方が大変事件が多いところもあるわけですね、少ないところもありますが。増員をいたします場合に、民事の方だけ考えての増員というのでは不公平ではないかというふう。に私は考えざるを得な……

第101回国会 法務委員会 第4号(1984/04/06、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本日、大臣の御説明を受けました中に、検察庁の経費のことがございまして、検察運営に必要な経費という事項で、検察業務庁費という目の中で「国際犯罪処理体制確立経費」といたしまして若干の経費が上げられております。国際犯罪処理体制といいますのはどういうものでございましょうか。
【次の発言】 それでは、「検察情報管理経費」とございますが、検察情報というのはどういうような情報でございますか。
【次の発言】 そうしますと、検察情報といいますと検察官の身分の問題だとかいうものもございましょうし、行動の問題もございましょうし犯罪に関する情報もございましょうし、いろいろございますが、それを類別して管理……

第101回国会 法務委員会 第5号(1984/04/07、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 最初に、一般会計歳出予算各目明細書につきまして少しくお尋ねを申し上げます。  まず、二ページのところに、超過勤務手当として要求額が掲げられておりますが、これは時間外手当だ、こうなっております。これは時間外手当といいますことは、公務員の決められておる勤務時間以外の時間を勤務したという意味でしょうか。それとも裁判所の職員には八時間というものがノルマとして課せられるとすると、それ以上の勤務をしたということでございますか。
【次の発言】 結局、私はなぜこれをお尋ねするかといいますと、裁判所職員の定員が実は仕事の分量に比して少な過ぎるのではないか、したがって、こういう超過勤務をしなければな……

第101回国会 法務委員会 第6号(1984/05/10、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 ただいま議題となりました集団代表訴訟に関する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  現行の民事訴訟制度では、原則的には一対一の対等な当事者間の紛争を解決することを念頭に置く手続を定めておるのにすぎません。このため、現行制度のもとでは一対多数、すなわち企業対多数の被害を受けた消費者の民事訴訟は極めて困難な状況に置かれております。法制度が社会の進展に即応していないのが実情であります。  例えば、欠陥商品によりまして被害を受けた国民の利益保護を考えてみましても、被害者各人の損害額は少額であることが多いのでありますが、集団としての損害額は巨額に上ることが多いのが常でござ……

第101回国会 法務委員会 第7号(1984/05/15、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 私、公明党・国民会議に属しております飯田忠雄でございます。最初に、池原先生にお尋ねを申したいと思います。  法例というのがございますが、この法例という規定はこのたびは改正になっておりませんけれども、例えば一番問題になるのは十七条ですが、十四条婚姻の効力の問題、十六条の離婚の問題、十七条の嫡出子の問題、それから二十条の親子の間の法律関係、こういうような規定を見ますと、これはやはり父系主義によっておるように思われます。それで国籍法は改正されたのですが、法例の改正は行われないのですが、こういう点につきましては国籍法の御審議の際に問題にならなかったのでしょうか。いかがでございますか。

第101回国会 法務委員会 第8号(1984/05/17、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本日は四つの問題でお尋ねをいたそうと思いますが、整理をいたしますのに苦労しました。  第一の問題は現行国籍法が父系主義をとってきておりますので、この問題が憲法違反ではないかという論議が起こっております。そこで、この父系主義が憲法違反であるかどうかという問題につきまして、従来は子供の男女を差別はしていないという点で憲法違反ではないという御見解を政府ではおとりになってきております。ところが、この問題は国籍を定めるに当たって、母方か父方か、どちらの方の者に従うかという問題でありますので、子供が男女であるということを基準として考えるよりも、両親が男であるか女であるかという問題で、親が男で……

第101回国会 法務委員会 第9号(1984/07/26、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本日は二つの問題を論題にいたしたいと思いますが、まず第一は、罰則を命令に委任することについての憲法上の限界の問題でございます。それが第一の論題でございます。それから第二の論題は、先ほど同僚議員からもお話がございましたロッキード疑獄事件における第一審判決の中にあらわれました法律上の疑問点の問題でございます。  この二つについてお尋ねをするわけですが、その前に私の立場を少しお話をしておきませんと混乱いたしますのでお話をいたしますが、私は公明党・国民会議に属しておりますが、本日質問をいたします立場は国民会議の所属員としての立場で質問をするわけでございます。つまり学者グループの議員として……

第101回国会 法務委員会 第10号(1984/08/02、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本日は三つの点でお尋ねをいたしたいと思います。第一の問題は命令につけられた罰則の法的効果の問題でございます。第二の問題は二重国籍者の公民権についてでございます。第三の問題は公職選挙法を刑事訴訟法理論で制約することは正しいか、こういう問題でございます。  時間の関係で簡単なものから御質問申しますが、総理府令とかあるいは省令に罰則がつけられておることがございます。これは行政組織法の十二条四項に法律の委任がなければ罰則を設けることができない、こういう規定がございますが、逆に言えば法律の委任があれば命令で罰則を決めてもいいと、こうあります。ところが、憲法三十一条でございますが、これにより……

第101回国会 予算委員会 第15号(1984/04/02、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 各大臣に御質問を申し上げますが、法律の解釈につきまして、恩赦令は恩赦令特有の性質があると思いますので、その恩赦令に特有の立場から解釈をし、公職選挙法は公職選挙法の目的がございますので、その立場から解釈をするのが正しいのではないかと思いますが、所管の大臣及び関係の大臣の御答弁を求めます。
【次の発言】 私の質問は、どこの所管でやるというのじゃなしに、どういう立場で、どういう趣旨で、どういう方法で解釈をなさるのかと、こう聞いたんです。
【次の発言】 それでは、公職選挙法をお尋ねする前に、先般質問主意書を私、国会法七十四条によって提出いたしました。この御答弁をいただいたわけでございます……

第102回国会 環境特別委員会 第3号(1985/03/27、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 それではお尋ねを申しますが、これは最近、町で私が入手したビラですが、それによりますと、「公害指定地域の解除に反対する」ということが書いてあるんですがね。こういう公害の指定地域を解除する御計画が現在政府の方であるのでしょうか。 ないのにこういうビラがまかれたのか、あるいはそういう空気が見られるのでこういうビラが出たのか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 私お尋ねしたのは、政府の方で指定地域を解除するというつもりでいろいろ政策を研究しておられるのかということをお聞きしたんですよ。そうでないならないで別にいいんです。ただ、いろいろのことをおやりになっているのを聞いて、聞いた人……

第102回国会 環境特別委員会 第6号(1985/04/04、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 いろいろお尋ねいたします前に、私の方へいただきました一般会計歳出予算各目明細書というのがございますが、これの百六十七ページをちょっとごらんになっていただきたいのですが、この百六十七ページの金額がどうも私納得がいかぬのです。私の勘定間違いかもしれませんのでお尋ねいたしますが、公害防止等調査研究費というのが八億八千四百十一万と、こう組んでございますね。これは項ですが、事項のところへ行きますと公害防止等調査研究に必要な経費としまして七億七千五十万ですか、こう書いていますね。そしてその下の目の区分というところに諸謝金とか職員旅費とか委員等旅費とか公害調査費とか、公害調査等委託費と、こうい……

第102回国会 環境特別委員会 第7号(1985/05/22、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 まず最初に、先般の委員会のときに諏訪湖の下水道につきまして経費その他について文書の回答をお願いいたしたわけですが、いろいろの御都合もおありということを承知いたしましたので、この際その文書回答という点は撤回いたしまして、口頭でいろいろお話を承りたいと思うものであります。  参議院の常任委員会の調査の結果によりますと、一般論として流域下水道と公共下水道を比較した場合に経費は必ずしも流域下水道が安いとは言えないという結果が出ておりまして、それで御質問申し上げたわけです。この点、諏訪湖ということだけに限りますと諏訪湖周辺の特殊事情があろうかと思いますので、一般論以外に、特殊な事情でやはり……

第102回国会 環境特別委員会 第10号(1985/06/24、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○理事(飯田忠雄君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  粕谷委員長から委員長辞任の申し出がございましたので、私が暫時委員長の職務を代行させていただきます。  まず、委員の異動について御報告申し上げます。  去る二十二日、丸谷金保君が委員を辞任され、その補欠として菅野久光君が選任されました。
【次の発言】 委員長の辞任の件についてお諮りいたします。  粕谷委員長から、文書をもって、都合により委員長を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。

第102回国会 法務委員会 第2号(1984/12/20、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 法案の審議につきましては大臣がおいでになってからということにいたしたいと思いますので、その前に一般の国政調査について御質問を申し上げます。  最初に、国際条約の国内法的効力について御質問申し上げますが、最近全抑協という運動がなされておりますね。抑留者の人たちの運動でございますが、それがいろいろパンフレットを出してやっておられます。それで、この件は裁判の件なので直接裁判内容に解れるということは差し支えがあると思いますので、できるだけ一般化した一般的な問題として御質問をいたしたいと思います。  まず最初に、いろいろ国際条約を締結されるわけですが、国際条約というものは国内法的に直ちに効……

第102回国会 法務委員会 第3号(1985/03/26、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 まず最初に、本日の議題でありまする法律の問題につきましてお尋ねを申し上げます。  供託法の問題でございますが、今般利息を支払わないという制度を延長する、こういうことで法律改正をしていこうと、こうなったのですが、供託というその法律行為の本質を考えますと、このようなこそくな手段で推移すべきものではないのではないかと思われますので、二、三御質問を申し上げます。供託と申しますのは、多くの場合には私人間の取引に関しまして発生をしてくるものでございまして、その供託の結果、利息を払わねばならないというような事態に立ち至りました場合は、その利息というものは私人当事者間において処理すべき問題ではな……

第102回国会 法務委員会 第5号(1985/04/02、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本日は犯罪捜査の予算に関連をいたしましてお尋ねをいたしたいと思います。  これは昭和五十四年七月十日の最高裁第三小法廷の判決でございますが、都道府県警察の警察官が交通犯罪の捜査を行うに当たりまして適法に他人に加えた損害賠償はこれは都道府県が負うべきだ、こういう趣旨の判決でございますが、この中で、犯罪捜査というものは都道府県の警察官が行っておるし、また都道府県の費用で賄われておるのだから、だからこれは都道府県の事務なんだ、こういう論旨が展開をされております。そこで本日はそういう考え方が一般的な考え方として通用するかどうかという問題についてお尋ねをするわけです。  交通犯罪につきまし……

第102回国会 法務委員会 第6号(1985/04/03、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本日の私の質問時間は三十分でございますので、昨日文部省のお方にもお尋ねすると申しましたが、とても時間がございませんので、文部省のお方はせっかくおいでくださったけれども、お引き取りくださって結構でございます。  まず、最初に法務大臣にお尋ねをいたしたいわけでございますが、現在死刑囚として平沢という人が拘留されておりますが、この人に対しまして今再審請求がなされておりますけれども、法務大臣といたしまして、法務大臣の御在任中、あるいはことしじゅうでもいいですが、この平沢に対して死刑の執行命令をお出しになる御所存でございましょうか。あるいは従来出さなかったんだから今回は出さないということで……

第102回国会 法務委員会 第7号(1985/04/11、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本日の質問の前提として事実関係を少しくお尋ねをいたしますが、先ほど寺田委員からの御質問によって御答弁がございました。大体それでわかったんではないかということになるかと思いますが、ひとつもう一度簡単にお教えを願いたいと思います。  それは、まず第一が国選弁護人とかその近親者が国選弁護人の職務の遂行に関しまして被害を受けた事例というものがどのぐらいあるのかということと、それからもし複数あるようなことであればその年度別の件数をお伺いをいたしたいのですが、これにつきましては先ほどの御答弁では余りないようなことでございましたが、もう一度お教えを願います。  それから、ついでにそれに関連しま……

第102回国会 法務委員会 第8号(1985/04/16、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 法案審議に当たりまして、三つの部面から御質問を申し上げたいと思います。第一が登記の特別会計の問題でございます。それから第二が事務取扱の問題、第三が職員の問題、この三つに分けて御質問を申し上げたいと思います。  まず最初に、登記の特別会計の問題でございますが、登記関係手数料の改正を行いまして増収を図る、こういうふうに説明されておりますが、そこでその基礎になるデータについてお伺いいたしたいわけでございます。まず最初は、登記関係手数料の年度別の金額、これは従来どのようになっておりましたでしょうか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 つまり私のお尋ね申しましたのは、一件ごとの手数料じゃな……

第102回国会 法務委員会 第9号(1985/04/18、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 森先生と山本先生に主となると思いますが、もし穂鷹先生も御関係ありましたらお答え願いたいと思います。  まず、技術開発をなさいましてそれを法務省の方で御利用になっておるというのですが、これは東芝の特許権のある技術でございますか。こういう点です。  それから次に、登記ファイルの安全性の問題ですが、先般いろいろ見せていただいたときに磁気ファイル、登録されたものを格納器の中に入れておられますが、あの茶色の格納器は外からの磁気の影響排除力があるかどうかということです。この問題、内からのものは余り関係ないと思いますが、磁気の影響排除力ですね。これについてお伺いします。  それから次に、テープ……

第102回国会 法務委員会 第11号(1985/05/21、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 ただいま議題となりました人事訴訟手続法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  人事訴訟手続法は、身分関係に関する訴訟法として実体的真実の発見、確定を前提に、当時者の各種身分関係上の権利の保護を図るとともに、判決の効力を第三者にも及ぼして、当時者及び第三者の身分関係における法的安定性を図る制度となっております。  ところが、最近、人事訴訟の再審の訴訟において高裁判決があり、他人の人事訴訟に不可抗力的に参加し得なかった第三者がその判決の効力を受け、権利侵害を受けたとすれば、それは憲法第三十二条が保障する国民の裁判を受ける権利の趣旨に照らして不合理を免れないと判……

第102回国会 法務委員会 第12号(1985/05/23、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 両参考人の方にお尋ねを申し上げます。  公共嘱託登記についてでございますが、協会をこのたびつくるに当たりましての真意を明らかにしたいと思うての質問でございます。従来官公署が不動産の権利に関する登記をいたします場合に、考え方としましては官公署ですから登記事務そのものは登記所が行うのであって、ただどういう内容の登記をしてもらうかということを申し出る手続を司法書士でおやりになったり、あるいはその基礎になる調査を調査士でおやりになったりすることではなかったかと思うわけでございますが、ところが実態はどうもはっきりいたしませんのは、実は司法書士と調査士の事務を取り扱われた量につきまして法務省……

第102回国会 法務委員会 第13号(1985/05/28、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 私が以前申し上げておきました質問事項につきましてもう既に論ぜられたことが多うございますので、そうしたものを省きまして質問をさしていただきます。それで、追加をした部分が少しあるわけですが、これは司法書士の方が心配しておられる点を私のところへ申し出ておられますので、その問題について御質問を申し上げたいと思います。  まず最初に、これは法律の規定の内容のことに関するものですが、処罰のところに業務の禁止についての規定がございます。この業務を禁止するという処罰ですが、これについて期間が定められていないわけですが、期間を定めないで一定の業務につくことを禁止するということは、憲法の二十二条一項……

第102回国会 法務委員会 第14号(1985/05/30、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 最近数年間にわたりまして、死刑が確定した人について再審が行われ無罪となる、こういう事件が起こりました。しかも無罪となるに当たりましては長年の死刑執行猶予の果てであるということであります。  例えば本日、平沢につきまして裁判所の御判断が下ったわけですが、監獄に拘置中は時効は完成しない、こういう決定の内容のものであるということをお伺いしたわけですが、刑法の解釈につきまして、どうも憲法の精神によってないのじゃないか、こう思われるわけであります。憲法の十三条は、これはすべての国家公務員が守らねばならぬものでございますが、政治を行う上におきまして公共の福祉に反しない限り人権尊重という問題に……

第102回国会 法務委員会 第15号(1985/06/11、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 このたびの法改正につきましては、時代の要求によってこのような改正がなされるということ自体におきましては私は反対するものではないし、賛成をするものでありますが、ただ、書かれておること自体はそれほどの問題はないように思いますが、工場抵当法の改正だということになりますと、工場抵当法全体を見てみる必要が生ずるわけであります。このたびは有線放送施設を工場とみなす、こういうことで工場となったわけです。ところが、従来の工場法では、そういうものは工場ではなくて全然別個の管理のものであるわけですね。それが新しい形のものを工場として取り入れたために、旧来の工場法の条文そのものの内容をかえて読みません……

第102回国会 法務委員会 第17号(1985/06/20、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本日は、指紋押捺が非常に問題になっておりますので、日ごろから疑問に思っている点につきまして御質問を申し上げたいと思います。  まず最初に、警察庁の方の御都合で一番初め警察庁の方にお尋ねをいたしますが、外国人登録証に指紋が押してあれば警察で調べられた場合によくわかるから非常に便利だ、こういうふうに言われております。ところで、警察では密入国者であるかそうでないかということを確認するために現実にはどのような方法をとっておいででしょうか、お尋ねいたします。
【次の発言】 外国人登録証の写真を巧妙に張りかえまして、そして持っておった、こういう場合には常時不携帯の罪で引っ張ることは最初は困難……

第103回国会 環境特別委員会 第1号(1985/10/14、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの吉川君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に矢田部理君を指名いたします。(拍手)

第103回国会 環境特別委員会 第2号(1985/11/20、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本日は人間環境という問題につきまして取り上げてお尋ねをいたしたいと思います。  人間環境につきましては、人間環境宣言というのが出ておりますが、この問題に入ります前に、私はどのように人間環境を理解しておるかということにつきまして見解を述べたいと思います。  例えば、週刊新潮のこれは十月の十七日号がございますが、これの中にいろいろの記事がございまして、精神異常者が突然に子供を殺したり、あるいは通りがかりの人を刺して殺すといういろいろ事件が今までに十四件も起こっておる、ことしになってからですね。ことしだけで十四件も起こっておる、こういうように書いておりまして、その中で、このような事態と……

第103回国会 環境特別委員会 第3号(1985/12/11、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本日は、前回に引き続きまして人間環境の問題で少しくお伺いをし、それから自然環境の問題に入ろうと思います。  まず最初に、これは労働者間における差別、法規の不備からくる差別の問題をお伺いをいたしたいと思いますが、ここに「単純な労務に雇用される一般職に属する地方公務員の範囲を定める政令」というのがございまして、これは昭和二十六年に出されたんですけれども、その後、地方公営企業労働関係法という、これが昭和二十七年に出まして、これで地方公務員法の附則の二十一項が削除をされてしまいました。したがって、それに伴ってこの政令は失効したんですね。効力がなくなった。ところが、効力がなくなったのにこれ……

第103回国会 法務委員会 第2号(1985/11/26、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 午前中に同僚委員から御質問ございました飲料製品毒物混入事件につきまして、法的な方面から御質問を申し上げたいと思います。  まず最初に、飲料の毒物混入に関する事件でございますが、この事態をどうとらえているかという問題につきましては、先ほどの御質問の御答弁がございました。  そこで、飲料に毒物を混入するというこの行為、この行為は我が刑罰法規上との犯罪に該当しておりますかという問題と、それからその行為をするに当たりましても、いたずらで行う場合とかあるいは故意で行う場合とかでいろいろ事態が違うであろうと思います。  そこで、こういう問題について警察庁では各県で捜査体制をしいておられると思……

第103回国会 法務委員会 第3号(1985/12/13、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 まず私は、このたびの給料表の改定に当たりまして基本的に従来疑問に思っておりました点を少しく述べまして、お尋ねをいたしたいと思います。  それは、まず第一は裁判官に対する報酬は憲法七十九条及び八十条に明確に保障しておりまして、定期に相当額の報酬を受けることができると、こう書いてあります。この受けることができるということは、相手方が支給するといかんにかかわらず受けることができる権利でありまして、国は当然これに対しては支払いをしなければならぬということではないかと思うわけであります。そこで、定期に相当額の報酬を受けるというわけですが、定期にとは一体いつのことだろうかと、これは非常に大き……

第103回国会 法務委員会 第4号(1985/12/19、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本日は、北朝鮮に帰られました日本人の妻の自由往来の問題について質問をいたしたいと思います。  これは私最近承ったところですが、昭和三十四年、日本と北朝鮮の両国赤十字社間の帰還に関する協定というのを基礎にしまして、その年の十二月十四日から北朝鮮帰還事業が開始された。それで今日までに九万人余りの人々が向こうに渡りまして、その中には朝鮮人と結婚した日本の女性が千八百三十一名、日本国籍保有者が六千六百七十九人含まれていると、こう伝えられているわけでございます。ところが、そうした人たちが出発されるときには二、三年たったら里帰りもできるという話で、またいろいろ交際もできるということで行かれた……

第104回国会 環境特別委員会 第1号(1985/12/24、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山東君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に矢田部理君を指名いたします。(拍手)

第104回国会 環境特別委員会 第5号(1986/05/14、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 ちょうど三年前に参議院議員になりまして、この三年間、この委員会におきまして大変皆様のお世話になりましたことを厚く御礼を申し上げます。これで改選になりますと、果たして環境委員会に来るやら来ぬやらわかりませんので、よろしくお願い申し上げます。  さて、ただいま隣の菅野さんから詳しく御質問がございました。私の秘書がつくってくれた質問の内容は、ほとんど全部質問されてしまったようなものですが、せっかく与えられた時間ですので、重複することがありましたらお許しを願うことにして質問をさしていただきます。  まず最初に、使用済みの乾電池の広域回収・処理体制というものができたということが本年四月十九……

第104回国会 法務委員会 第4号(1986/03/27、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 数日前に、乗用車を盗みましてその乗用車から皇居、それからアメリカ大使館にロケット弾まがいの、焼夷弾まがいのものを撃ち込んだ事件がございました。こういう事件は、現在の刑罰法規でいきますとどういうことになるのでしょうか、お尋ねいたします。
【次の発言】 法務大臣の所信表明を拝聴いたしまして、大変立派な御所信でございますが、実はいろいろその実体がどうも明確でない点がございます。そこで、いろいろこれに関連をいたしましてお尋ねをいたします。  まず、刑法の全面改正という問題が取り上げられておりますし、それから最近における犯罪情勢の問題が取り上げられておりますので、それに関連をいたしまして、……

第104回国会 法務委員会 第5号(1986/04/02、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 最初に、先ほど大臣及び最高裁から御説明願いました予算の点について二、三お伺いいたします。  御説明によりますと、増員が四百七十六名で減員が四百六十二名、純増十四と、こういう御説明でございました。そして、増員の方を見ますと新規が四百二十三で配置転換が五十三だと、こういうことでございましたが、こういう御説明、数字の上だけのことはそうなりますが、実態はどういうことかということが気になるわけでございます。新規採用分が四百二十三、それから仕事の御説明もございましたが、その仕事の説明を見ますと、必要な増員すべき仕事が随分並べてございました。それでいきますと結局、増員ということは新しい仕事ので……

第104回国会 法務委員会 第6号(1986/04/10、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 このたびの扶養義務の準拠法は国際私法を焼き直したものだというふうに言われておりますが、国際私法というのは、結局は私法の国際的統一をするための準拠法でありまして、その性質はむしろ公法ではないか、私法と言うけれども、結局、裁判所を拘束する民事訴訟法の特則ではないかというふうに思われる節があるのでございますが、このことについて御見解を承りたいのです。  といいますのは、民事訴訟法の特則であれば、日本の民事訴訟法というものを改正しなくとも措置ができるけれども、もし訴訟法とは関係がないものだということになると、また別の方途を考えなければならぬということも生ずるかもしれませんので、国際私法な……

第104回国会 法務委員会 第7号(1986/04/22、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 ただいまいろいろお話を承りまして大変ありがとうございました。  二、三お伺いいたしたいのは、今度の法案の三条と四条に関しましてこれの背景となるもの、つまり必要性はどういうところからこういう条文が出てきたのだろうかという点につきまして、もしお差し支えなければお教え願いたいと思います。と言いますのは、第四条で見ますと、「離婚をした当事者間の扶養義務」と、こうございますが、離婚をしてしまえば赤の他人なのにどうして扶養義務が問題になるのだろうかということが常識的に考えられます。ところが、国を異にすればこういうこともあるのだろうかということもまた思われますのでお尋ねをするわけでございます。……

第104回国会 法務委員会 第8号(1986/04/24、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 最初に、最近たくさんの警察官がお集まりになって警備体制をしいておいでですが、こういうことについての立法措置が十分でないのではないかという気もするのですが、その点について警察当局はどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 最近革マル活動家の事件が無罪になった件がございますが、この無罪になりました理由は結局、証拠収集が違法であったということのようです。無線機押収をしたのだけれども、無線機押収の仕方が違法なので、したがってそれを証拠にすることができないので無罪だ、こういうわけでございます。実際には革マル派の活動家だということは証明されており、ほかのもので見ればはっきりしているのだが、……

第104回国会 法務委員会 第9号(1986/05/08、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 まず最初に、大臣の提案理由の御説明がございましたので、その中で少しくわからないところがありますのでお尋ねをいたしますが、「我が国の現行制度は、外国法について専門的知識を有する外国の弁護士が我が国において事務所を開設して法律事務を行う道を閉ざしており、」と、こういうふうに御説明になっていたわけですが、弁護士法を見ますと、どうもこういうことが弁護士法には書いてないのではないかというふうに思われるわけです。弁護士法の七十二条に「非弁護士の法律事務の取扱等の禁止」の規定がございますが、この規定は今問題にしておるところの外国法事務弁護士の事務所開設を禁止した規定であるかどうか、大変疑問なん……

第104回国会 法務委員会 第10号(1986/05/13、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 お三方の先生に御質問を申し上げますが、本日は四つの点でお尋ねをいたしたいと思います。第一は、外国法サービスの自由化の問題であります。それから、第二が先ほど問題になりました相互主義の問題。第三が共同経営禁止の問題。第四が、これは全部のお方ではないと思いますが、弁護士会でどういうことが実際には問題となったか。この四つの問題で順次お尋ねを申し上げます。  まず最初の、外国法サービスの自由化の問題につきまして、先ほど小島先生とかそれから糠澤先生からお話がございました。現在、世界各地で各種の法律問題を取り上げる必要が生じておる、異種サービスの共存の時代になった、企業の国際化という問題、これ……

第104回国会 法務委員会 第11号(1986/05/15、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本法案から受けます感じは、どうも現在の憲法の前文において言っておる国際主義、それから経済の自由化の方向というものに逆行するような性格があるような気がしてならないのであります。そういう問題について少しくお尋ねをいたしますが、その前にこの法案自体についてわからない点がありますので御説明を願いたいんです。  それは、第三条の第一項の三号、四号でございますが、なぜこれを職務から外さねばならぬのかという点で、どうもその理由づけがはっきりわからないんですが、どういうことでしょうか。  例えば三号では「原資格国法以外の法の解釈又は適用についての鑑定その他の法的意見の表明」ですから、これは原資格……

第104回国会 予算委員会 第16号(1986/03/28、13期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 質問を申し上げます前に一言お断りを申し上げますが、本日、本院の予算委員会の一般質問があるということを衆議院では承知になっておるかどうか知りませんが、文部大臣に対して出席を求めておられますので、私の予定した質問時間ではそれができませんので、先にやらしてもらいたい、こういうことでございますので、まことに遺憾なことでございますが、そういたしたいと思います。  最初に、まず大蔵大臣と自治大臣にお尋ねをいたしたいんですが、いろいろのテレビとかラジオとか新聞で解散風が吹いておるということが言われておりまして、数日前にもテレビでは代議士さんが現地で、解散は必ずあるということをおっしゃっておるわ……


14期(1986/07/06〜)

第106回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1986/08/28、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 昨日まで内閣委員会で北海道方面を見せていただいたわけですが、そこでいろいろの問題を感じたわけであります。  二、三例を挙げて申しますと、第一は、兵器の勤務に対する労務補償がどこまで考えられておるだろうかという問題であります。例えば戦闘機、非常に狭いところで一人乗って機械の多いところで働いておられるわけなんですが、こういう勤務とか、あるいは戦車の勤務、大変な御苦労な勤務であると私は思います。そういう人に対する労務補償は考えられておるかどうかということを一つ思いました。  その次に、こうした戦車とか飛行機で守るという構想は大変いいし、自衛隊の方は一生懸命やっておられるけれども、一体戦……

第107回国会 内閣委員会 第1号(1986/10/28、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 このたびの法改正に当たりまして、法文の内容について大変素人には理解しがたいところが相当ございますので、その点についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初の問題は、このたびの公務員災害補償法の改正でありますが、災害補償というのは、一体法律上どういう性質を持つかということが問題であろうと思います。例えば会社の業務上の災害に対して補償をいたしておる場合に、それは当然会社がやるべきことであるという論理からいきますと、公務員の場合、公務員が公務上の災害によって療養を受ける、また、仕事ができなくなる、そういうような場合に、その責任は当然その公務の性質に応じて国が負うべきものではないかと……

第107回国会 内閣委員会 第2号(1986/10/30、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 飯田でございます。  先日の質問のときに時間のかげんでうまくできなかった点をきょう御質問申し上げますが、まず最初に、二重年金の問題についてお尋ねいたしたいと思います。  若年者の災害年金でございますが、若年者の場合は当然その後ほかの職業におつきになるということもあると思います。そこで、厚生年金とか共済年金とか、国民年金とか、あるいはまた老齢年金、こういうものとの関係はどのようになるのでしょうか、お尋ねいたします。
【次の発言】 そういう関係はそれぞれの法令で明確に規定されておるんでしょうか。
【次の発言】 それでは次の問題に入りますが、先般もお話し申しましたが、通勤災害の範囲の問……

第107回国会 内閣委員会 第3号(1986/11/27、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本年の九月十日ごろの人民日報、国際版であったと思います。国際版の人民日報に中国の空軍が建設されたいきさつがわざわざ報ぜられました。これはちょうど終戦の年に日本軍の航空隊で林部隊というのが満州におりました。満州の遼陽の近辺の飛行場におりましたその飛行隊がソ連に屈服することを拒否しまして鳳城県上湯、これは奉天と安東との鉄道とそれから満鉄線との間の三角地帯ですが、そこを南へ下がってきたところです。そして、たまたま私がその方面の県の協和会の事務長をしておりまして接触をすることができたんですが、最初国民党から依頼され、後で中国共産党から依頼されまして、その林部隊を八路軍の方へ入るように勧め……

第107回国会 内閣委員会 第6号(1986/12/11、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 まず最初に、小さい政府という考え方につきましてお伺いをいたします。  このたびの法案を見ますと、団体事務化のものが三十三、それから市町村委譲のものが五件、知事委譲が十一件、それから整理合理化二件、廃止が十件と、こうなっております。これは結局は国の仕事を地方に移すことによって、小さい政府を実現しようというお考えなのかどうかという点が一点。それから次に、団体事務化と自治体の長への委譲というこの両者の間の区別、どうしてこういう区別が生じたのかという点。この二つの点につきまして、これは所管官庁どこでしたか。所管官庁の方でお願いいたします。

第107回国会 内閣委員会 第7号(1986/12/16、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 御質問申し上げます。  このたびの法律の内容を見てみますと、旧法と違うところがほとんどないように見えます。事務局の点だけが違いますかな、そうではありませんか。
【次の発言】 そうしますと、この旧法と新法というものがほとんど内容は同じで事務局の点だけだということになりますと、法律を制定する形式としましてわざわざ新法をつくる必要がないので、附則の改正をすれば済むことではなかったかと思うのですが、これはそういう従来からやられた方式をとらないで特に新法を立法する方式をとられた、その意味はどこにあるんでしょうか。
【次の発言】 それはわかりました。失効したから新しく出したということですね。……

第107回国会 内閣委員会 第8号(1986/12/18、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 二、三御質問申し上げますのは、臨調の答申によりますと、増税なき行政改革と申しておりますが、この増税なき行政改革ということの中身を率直に考えてみますと、結局政策的な金を出すなということですから、政策的な支出金の縮小を行い、それから官庁機構を縮小をして行政改革の実を上げようということであろうと思われるわけですが、そうすれば、国債は発行しなくて、税金も上げないで片がつくわけでございます。  そこで、最近いろいろ取りざたされておりますことを見てみますと、これは結局減税をして購買力を増す、それは当然のことでしょうけれども、減税をすれば、その反対側である程度それを埋める間接税が必要だという理……

第107回国会 文教委員会 第2号(1986/11/25、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 大臣の御所信につきまして、二、三御質問を申し上げます。  まず、道徳教育の充実を図るということが重要だというふうにおっしゃっているわけですが、道徳教育、この道徳というものの考え方でございますが、道徳の根拠は一体どういうところに置かれるべきか、こういう問題についてお尋ねをいたします。  ちょっと質問の仕方が漫然としておるようですからつけ加えますと、私個人の見解としては、道徳の根本は憲法だというふうに理解をいたしております。憲法の思想がこれが道徳の、今日の現代道徳の根本になければならぬのではないかと、このように考えておりますが、こういう点についてどのようにお考えでしょうか。

第108回国会 内閣委員会 第1号(1987/03/26、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 今般の法案につきましては、このこと自体については別に反対すべき理由はないわけですが、これに関連しましてはんの少し御質問を申し上げたいのは、私が住んでおりました兵庫県、いろいろ回ってみますと、以前は大変貧弱であった村が立派になっておるし、道路も立派になっております。これは大変いいことでありますが、そのあたりを通りますと、一緒に行った人が、ああ、あれは部落だよと、こう言うんです。これはぶち壊したと思うんです。立派になったら、それが部落だと言われたんではこれはおかしな話で、形づくって魂入れず、とんでもない話だと思います。  憲法ができましてから今日まで四十年もうたつんです。ここら辺でも……

第108回国会 内閣委員会 第3号(1987/05/21、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 まず最初に大臣にお尋ねを申し上げますが、恩給制度の意義を大臣はどのように御理解されておられますか、その御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 先般の大臣の御説明によりますと、恩給は国家補償的な性格を持っておる、このような御発言がございましたが、この国家補償的な性格ということは一体どういうことを意味するのでございますか、お尋ねいたします。
【次の発言】 どうも私は非常に鈍な性格でございまして、御説明をお聞きしましてもはっきりいたしませんので、こちらから、御説明に合っているかどうかわかりませんがお尋ね申し上げますが、国家補償といいますのは公務員とかあるいはその遺族の方々の生活保障……

第108回国会 内閣委員会 第4号(1987/05/25、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本日は、私の勘違いから時間におくれまして済みません。  早速質問に入らせていただきますが、本年三月二十四日の国鉄共済年金問題に関する閣僚懇談会の決定によりまして、六十四年度までは旧国鉄共済、すなわち日本鉄道共済に対する年金財政上の手当てはなされておるのでありますが、六十五年度以降年間約三千億の不足が見込まれる旧国鉄共済に関する救済の対応についてどのようになっておりましょうか、政府のお考えをお伺いするわけでございます。
【次の発言】 今までの手順につきましては承りましたが、六十五年度まではこれからあと二、三年しかございません。国の共済以外のその他の共済とか厚生年金まで含めて支援を求……

第109回国会 科学技術特別委員会 第1号(1987/07/06、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(飯田忠雄君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして本特別委員会の委員長に選任されました。委員各位の御指導、御協力を賜りまして、円満な委員会の運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。(拍手)  伏見前委員長から発言を求められております。伏見康治君。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は四名であります。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に後藤正夫君、出口廣光君……

第109回国会 科学技術特別委員会 第2号(1987/08/26、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(飯田忠雄君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る七月九日、稲村稔夫君が委員を辞任され、その補欠として鈴木和美君が選任されました。  また、七月十日、鈴木和美君が委員を辞任され、その補欠として稲村稔夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査のうち、超電導に関する件について、本日、科学技術庁金属材料技術研究所所長中川龍一君、東京大学教授笛木和雄君、新日本製鐵株式会社中央研究本部参与南雲道産君及び松下電器産業株式会社専務取締役早川茂君……

第109回国会 科学技術特別委員会 第3号(1987/09/02、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(飯田忠雄君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午前十一時四十五分休憩
【次の発言】 ただいまから科学技術特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、科学技術振興対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ただいまの問題につきましては、後刻理事会で協議いたします。

第109回国会 科学技術特別委員会 第4号(1987/09/16、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(飯田忠雄君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る九月八日、伏見康治君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君が選任されました。
【次の発言】 次に、継続審査要求に関する件についてお諮りいたします。  宇宙開発基本法案につきましては、閉会中もなお審査を継続することとし、本案の継続審査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第109回国会 内閣委員会 第3号(1987/09/01、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本日、審議をいたします防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案につきまして、拝見をいたしますと人員の増だけでありまして、そのほか改正すべき点が多々あると思われますが、一つも触れられておりません。そこで、そうしたことを中心として、また現在自衛隊に課せられておるところのいろいろの仕事の問題点について質問をいたしたいと思います。  まず最初に、最近全会一致で成立いたしました国際緊急援助隊の派遣に関する法律というのがございます。この法律を見ますというと、その三条に「外務大臣は、被災国政府等より国際緊急援助隊の派遣の要請があった場合において、」「別表に掲げる行政機関の長及び国家公安委……

第109回国会 内閣委員会 第5号(1987/09/10、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本日は、私の質問は、シーレーン、洋上防空、それからシビリアンコントロール、この三つの問題につきまして、主として法律的な根拠を中心に御質問を申し上げます。  まず最初、シーレーンの問題でございますが、このシーレーンというものの法律上の意義及び限界についてお尋ねをいたします。このシーレーンという言葉は、これは現在日本語として用いられておりますが、どうもその内容が明確ではございません。それで、幾つかの問題点を提起してお尋ねをいたしたいと思います。まず、シーレーンという言葉は何を意味するのか、またどこの言葉を持ってきて日本語としたのかという点について、御説明をお願いします。

第110回国会 科学技術特別委員会 第1号(1987/11/06、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(飯田忠雄君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。  委員各位の御指導、御協力を賜り円満な委員会の運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に後藤正夫君、出口廣光君、高杉廸忠君及び伏見康治君を指名いたします。

第111回国会 科学技術特別委員会 第1号(1987/11/27、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(飯田忠雄君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。  委員各位の御指導、御協力を賜り、円満な委員会の運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に後藤正夫君、出口廣光君、高杉廸忠君及び伏見康治君を指名いたします。

第111回国会 科学技術特別委員会 第2号(1987/12/09、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(飯田忠雄君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  まず、科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  第百十回国会閉会中、本委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。後藤正夫君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。
【次の発言】 次に、継続審査要求に関する件についてお諮りいたします。  宇宙開発基本法案につきましては、閉会中もなお審査を継続することとし、本案の継続審査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成に……

第111回国会 内閣委員会 第2号(1987/12/10、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 私は、本日は三つの点についてお伺いをいたします。  まず第一は、国家公務員法二十八条のいわゆる五%条項に関連しまして、人事院勧告のあり方について伺います。第二は、週休二日制と職種との関係及び定員についてであります。第三は、一般職と特別職を区別した理由と特別職の給与原則。この三つについて、時間のある限りお伺いをいたします。  まず、国家公務員。法の第二十八条によりますと、官民給与較差が五%以上のときは人事院は勧告を義務づけられるが、それ以下のときは人事院の判断に任せる、こうなっております。しかし、人事院は昨年の二・三一%に続きまして本年も一・四七%と、五%以下の状況において勧告をさ……

第112回国会 科学技術特別委員会 第1号(1987/12/28、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(飯田忠雄君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。  委員各位の御指導、御協力を賜り、円満な委員会の運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に後藤正夫君、出口廣光君、高杉廸忠君及び伏見康治君を指名いたします。

第112回国会 科学技術特別委員会 第2号(1988/03/02、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(飯田忠雄君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、伊藤科学技術庁長官から、科学技術振興のための基本施策についてその所信を聴取いたします。伊藤科学技術庁長官。
【次の発言】 以上で所信の表明は終了いたしました。  本件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、先般本委員会が行いました委員派遣につきまして派遣委員の報告を聴取いたします。後藤正夫君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十五分散会

第112回国会 科学技術特別委員会 第3号(1988/03/30、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(飯田忠雄君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る三月二十四日、佐藤昭夫君が委員を辞任され、その補欠として吉井英勝君が選任されました。
【次の発言】 去る三月二十五日、予算委員会から、本日一日間、昭和六十三年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち科学技術庁について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  伊藤科学技術庁長官から説明を求めます。伊藤科学技術庁長官。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  昭和六十三年度科学技術庁予算についての見学官房長の説明は、こ……

第112回国会 科学技術特別委員会 第4号(1988/04/20、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(飯田忠雄君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る四月十八日、伏見康治君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君が選任されました。  また、昨十九日、松前達郎君が委員を辞任され、その補欠として菅野久光君が選任されました。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査のうち、科学技術振興のための基本施策に関する件を議題といたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査のうち、科学技術振興のための基本施策に関する件について、本日、動力炉・核燃料開発事業団理事……

第112回国会 科学技術特別委員会 第5号(1988/04/27、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(飯田忠雄君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る四月二十日、菅野久光君が委員を辞任され、その補欠として松前達郎君が選任されました。  また、昨二十六日、塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として伏見康治君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第112回国会 科学技術特別委員会 第6号(1988/05/11、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(飯田忠雄君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 配ってください。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 本案に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。
【次の発言】 この際、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案の審議のため、来る十八日の委員会に参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか……

第112回国会 科学技術特別委員会 第7号(1988/05/13、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(飯田忠雄君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本案に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時四十六分散会

第112回国会 科学技術特別委員会 第8号(1988/05/18、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(飯田忠雄君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、林寛子君が委員を辞任され、その補欠として本村和喜君が選任されました。
【次の発言】 核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより本案について参考人の方々から御意見を承ることといたします。  本日は、参考人として日本原子力発電株式会社技術開発本部副本部長取締役板倉哲郎君、日本弁護士連合会公害対策環境保全委員会副委員長石橋忠雄君、東京大学教授鈴木篤之君及び大阪大学理学部講師久米三四郎君に御出席をいただいております……

第112回国会 科学技術特別委員会 第9号(1988/05/24、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(飯田忠雄君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る五月十九日、野沢太三君、二木秀夫君及び本村和喜君が委員を辞任され、その補欠として最上進君、前島英三郎君及び林寛子君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。  第一九〇号放射線被曝線量基準緩和反対等に関する請願外三件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。  以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第112回国会 内閣委員会 第3号(1988/03/28、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 質問の順序は御出席をいただく方の御都合によりまして少し変更いたしましたので、御不便なところもあるかもしれませんが御了承願います。  まず、実はこのことは総務庁の所管であるとは思いますが、人事院にも関連をいたしますのでお尋ねをいたします。  総務庁は全政府的な観点に立った人事政策を行うために、民間との交流による効率的な行政運営能力の向上を図るということを目的としまして、政府間及び民間と政府の間の人事交流を計画しておられるということを聞いております。これに関係しまして、公務員制度全般の企画とか立案をなされますのが人事院でございまして、だから総務庁の御計画につきまして官民交流施策の研究……

第112回国会 内閣委員会 第6号(1988/04/19、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本日の恩給法改正法案の第四条というのがございますが、これを見てみますと、結局これは昭和四十一年の法律第百二十一号の附則第八条の表の中の金額の改定であるというふうに読み取れます。そこで、先ほど申しました附則の第八条を見てみますと、大変この規定はわかりにくい規定でございまして、何が書いてあるのか普通の常識を持った人では判断しがたいような条文であります。  読んでみますと、   普通恩給又は扶助料で、次の表の上欄の区分に対応する同表の中欄に掲げる区分のいずれかに該当するものの昭和六十二年四月分以降の年額がそれぞれ同表の上欄及び中欄に掲げる区分に対応する同表の下欄に掲げる額に満たないとき……

第112回国会 内閣委員会 第9号(1988/05/17、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 ただいまいろいろ参考人の皆様から御意見を伺いました。私の内容の受け取り方が間違っているかどうかわかりませんが、まず赤間参考人からは、年金の通算問題を公平化しろと、こういうことが強く述べられたと思います。次に富永勝参考人からは、軍人と軍属とは性質が違うのだから、これを区別して軍人だけについて個人給付の立法をするようにと、こういう御意見であったと思います。それから青木泰三参考人は、抑留者に支給する範囲について恩給受給者を除いておるが、これは除くべきでなしに同じく支給してもらいたいと、こういう御意見であったと聞きました。それから斎藤六郎参考人の御意見は、捕虜の労賃の支払いに対する問題な……

第113回国会 内閣委員会 第4号(1988/10/11、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 私は、防衛庁長官にこのたびの防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案の説明書を読みまして疑問に思いました点を御質問申し上げます。  まず、先般の本会議におきまして同僚議員の御質問に対しまして国務大臣の方から御答弁がございました中に、自衛官の定数増につきましては   具体的には、艦艇、航空機の就役等に伴い新たに二千三百二十四人を配置し、その他の要員として新たに三百七十七人を配置するとともに、艦艇、航空機の除籍等に伴い要員二千百七十八人を減じ、その差し引きの五百二十三人の定員増をお願いしているのでございます。 とございます。  そこでお尋ねをいたしたいんですが、増員から減員を引……

第113回国会 内閣委員会 第7号(1988/10/20、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 まず最初に、統帥権の問題についてお尋ねをいたします。  自衛隊法の第七条では、自衛隊の最高指揮監督権は内閣総理大臣にあるというふうに規定されております。防衛庁長官の指揮権の上に内閣総理大臣が最高指揮権をお持ちになっておるという構造でございますが、ここで自衛隊の本質は一体何であるかをお尋ねいたしたいと思います。  まず、自衛隊は行政機関であるのか、自衛権の行使機関であるのかという問題が出てまいると思います。これは後ほどに主権の問題について関連が出てまいりますので、まずこの問題についてお尋ねをいたします。これは防衛庁ですか。

第113回国会 内閣委員会 第9号(1988/11/22、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 このたびの法案を拝見いたしまして、根本的には三つの部門で疑問があるように思いますのでお尋ねを申し上げます。  この法律案は衆議院で公明党・国民会議は賛成をしている法律案でございますので、私としましては反対の方向で質問をするというわけではないわけでありますが、しかし、疑問は疑問でございますので率直に御質問を申し上げたい、こう思うものであります。  まず、この法律案は三点について疑問があるわけでございます。まず第一は、OECDの理事会勧告とこの法律案との関係はどういうことであろうかという問題でございます。それから第二は、行政組織の原則とこの法律案との関係に疑問があるのではないかという……

第113回国会 内閣委員会 第12号(1988/12/08、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 林参考人にお尋ねをいたします。  このたびの法律は、結局はその背景に政府機関相互の情報オンライン化が存在するということであろうと思います。そのために生ずる不安を解消するための法案であろうと思いますが、これと行政組織の所掌の分割の問題がございます。  情報のオンライン化と行政組織の所掌分割とは相矛盾するものではないか、こう思いますが、その点についての御所見をお願いいたします。
【次の発言】 私は行政機関の休日に関する法律案から質疑を始めます。  まず、この法律の言葉の使い方が極めて疑問の多い使い方をしておりますので、意味がわからない点がございますのでお尋ねをいたします。  行政機関……

第113回国会 内閣委員会 第13号(1988/12/20、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 私は、昭和六十三年十月二十五日に閣議決定がございましたが、この内容につきまして少しく質問をいたしたいと思います。  給与改定をするに当たりまして、その措置が閣議決定なされております。その第一が、行政の合理化、能率化を積極的に推進する、こういう問題が説かれております。  そこで、この問題につきましてお尋ねをいたしたいのでございますが、この閣議決定を御立案なさって閣議に提出なさったのは総務庁でございますか。――この御起案をなさったのは総務庁でございますので、総務庁の方では一応この内容が十分おわかりだという前提のもとにお尋ねをいたしたいと思います。  「行政事務・事業の整理、民間委託、……

第114回国会 環境特別委員会 第1号(1988/12/30、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの渡辺君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に林健太郎君を指名いたします。

第114回国会 環境特別委員会 第2号(1989/06/19、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 まず最初に、先ほど長官の所信表明を承りましたが、その中で二、三理解しがたい点がございますのでお尋ねをいたします。  長官の所信表明が印刷されております印刷物の五ページのところのオゾン層保護対策といたしまして「人工衛星を活用した観測研究の充実強化」、こういうことがございます。そこで、私はどうもこの点がわからないのですが、「人工衛星を活用した観測研究の充実強化」、これがオゾン層の保護対策になるというのはどういう意味でございましょうか。
【次の発言】 その問題に関連しまして、フロンの削減ということが述べられておりますが、フロンガスを現在どのように規制しておいでになりますか、お尋ねいたし……

第114回国会 内閣委員会 第3号(1989/02/14、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 まず、本日の法令の名前につきましてお教えを願いたいと思います。  といいますのは、「昭和天皇の大喪の礼の行われる日」とこうありますが、これはタイソウと呼ぶのが正しいのかあるいはタイモと呼ぶのが正しいのかという疑問が生ずるのであります。  といいますのは、字引を引いてみますと、大喪という言葉にタイソウと仮名がつけてありまして、それは天皇、皇后、皇太后の崩御を言うと書いてあります。お亡くなりになることを大喪と言うとこう書いてあるんですね。そうして、これはどういうところから出たかわかりませんが、喪服という言葉の場合はモと読みますし、喪主という言葉の場合はモと読むんですが、この場合の喪と……

第114回国会 内閣委員会 第4号(1989/06/20、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本日、私が質問いたします内容は、最初に恩給法の周辺の問題をお尋ねしまして、その次に防衛問題を質問いたします。それからその後で、憲法の第七条に言う内閣の助言と承認の法的性質について。この三つの問題で質問を申し上げます。  まず最初の問題ですが、恩給法の点は、実は今まで同僚議員が相当御質問になりましたのでその分はやめまして、まず、このたびの措置で恩給の受給者というものが一体どういうふうに把握されておるのか、これが明確でないのでお尋ねをするわけです。  恩給の受給者は年々減少してまいりますことが確実であります。本年の一月二十四日に閣議決定されました行革大綱中にも、恩給受給者の減少傾向に……



各種会議発言一覧(参議院)

14期(1986/07/06〜)

第107回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第4号(1986/12/17、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 それでは、先生のお話の中で産業構造の転換の三条件、まず輸出入の変化、それから海外直接投資の問題、それから成長率の問題、この三つがございましたが、この中で、海外投資は経済摩擦をなくする直接の原因にはどうもなりそうもないということと、それから成長率は我が国の場合は四%でいかざるを得ない、先進国は三%なんだがと、こういうお話でございました。  そこで、輸出入の変化というものは、結局海外投資とは別に考えられておられると思いますが、その内容。それから、海外投資はだめになるということで、結局成長率が四%でいかざるを得ないというその根拠でございますね、先進国が三%で当方は四%。その理論的根拠は……

第108回国会 国民生活に関する調査会 閉会後第3号(1987/06/17、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 本日の資料及びお話を承りまして、政府の御努力に大変敬意を表します。  ただ、ここで一つ非常に私、奇異に感じますことは、どうもかゆいところに手が届かないということでございます。例えば内需の振興ということが言われますが、きょうお話を承りますとこれをほとんど土木事業で賄おうというふうに見えます、すべてのことが。ところがこの土木事業で賄う場合に、今内需、内需と言っているのは、自動車産業とかあるいは家電とか、そういう輸出向けのものを日本で売らんかと、こういうことでございます。そうでなければ話が合わぬわけです。ところがそういうことは実際上困難でございましょう。政府の方でいろいろ御検討なさると……

第108回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 閉会後第1号(1987/06/16、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 私は、本日は次のことで御質問申し上げたいと思います。  まず第一が円高と石炭問題でございます。それから第二が国内炭の長期的なあり方の問題。三番目が国内炭政策というものはどのように考えるべきかという問題。それに関連しまして離職者救援の問題でございます。第四番目が炭鉱閉山対策の予算規模はどのようになるのかという問題。それから第五番目が高島炭鉱閉山後の状況について、特に教育施設の問題についてお尋ねをいたします。それから第六番目が三井砂川炭鉱閉山問題で、これは目の先の問題としてどう処理をされるのかということでございますが、これらの問題につきまして、本日私に許されました時間の範囲内で御質問……

第113回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号(1988/09/21、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 公明党・国民会議の飯田忠雄でございます。  ただいままでの御質問で私がお尋ねしようとしたことはほとんど尽きておるようでございますが、なお少しく抜けたといいますか、私が特にお尋ねしたい点が二、三ございますので、お願いをいたします。  企業の海外移転ということは、結局、従来我が国が持っておった事業の海外部門は切り捨てる、つまり国内産業としては切り捨てるということにならざるを得ないと思いますが、これによって国内生産の縮小が生じますし、それから生じますところの労働需要の縮小、つまり余った労働力をどうするかという問題が生ずると思います。これは下請企業の処理の問題も含めてでございますが、この……

第113回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第5号(1988/12/09、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 それぞれの参考人の先生方にお伺いをいたします。  まず最初は、白根参考人に対する質問でございますが、先端技術産業の活動を支えております研究開発機構とか情報機能というものにつきまして、これは東京に置いて工場だけを地方へ移した方がいいという考え方と、それからこうしたものを一カ所に集中しておくということは、戦災その他でこれが滅びるおそれがあるので、それは危険だから、こうした研究開発機構とか情報機能はやはり地方に分散をして、工場とともに分散した方がいいと、こういう考え方とございますが、こういう問題につきまして、掘り下げた先生の御見解をお願いいたします。  それから次は、吉田参考人に対する……

第114回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1989/04/05、14期、公明党・国民会議)

○飯田忠雄君 まず最初に、産業空洞化という問題につきまして考え方を少しくお聞き願いたいと思います。  通常、産業空洞化といいますと、我が国にあるところの産業を外国に移すということを意味しておるように思われますが、そういう空洞化もございますが、もう一つは、一番重要な問題は、例えば部品の生産を外国に依存をするという形をもしとったとするならば、その産業はまさに部品生産において空洞化しておると言わざるを得ないわけであります。そういうような形態をもしとりますならば、我が国の産業は決して内需中心の産業とはなり得ないと私は考えます。我が国の産業の場合に一番大切なのは、いわゆる部品生産、これを我が国の地方産業……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

飯田忠雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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