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古川太三郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

古川太三郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは古川太三郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。古川太三郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

15期(1989/07/23〜)

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第6号(1989/11/17、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 関連質問をします。  私、不思議に思うのですが、昔から政府というのは税収について、その目のつけどころは同じだな、こう思うんです。  二千年前の話で恐縮でございますけれども、ローマ帝国初代の皇帝も消費税をつくっていた。税率は一%でございますけれども、非常に軽いんですが、今の日本の消費税と同じく、食料品は無論のこと、やはり生活必需品まですべてに課税されていたということであります。当然、市民の不満は募る一方でございます。そこで、ローマ政府は国家財政の窮迫を訴えて市民をなだめる。今、日本の大蔵大臣が深刻な顔をして財政の窮迫を訴えておられますけれども、二千年前のローマ皇帝とどこか似ている……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第14号(1989/12/06、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 連合参議院の古川でございます。  参考人の皆さん、御苦労さまでございます。  まず初めに、今井参考人からお聞きしたいと思います。  消費税導入の前提として国民所得の平準化、あるいはまた格差の減少、こういったものが基本でなければならない。そういったものについては今近藤さんも質問されましたけれども、資産性所得については、現在はむしろその平準化じゃなくてその格差の増大が大きく叫ばれております。こういう利子配当あるいはキャピタルゲイン、土地税制、こういったものをなおざりにして消費税を導入したところに国民の大きな怒りがあったと、こう考えております。それなのに、竹下税制では今までは利子配当……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第17号(1989/12/11、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 連合参議院を代表し、総括質問に入りたいと思います。  我が国のこれまでの政策は、企業の産業基盤整備に重点を置き過ぎ、国民の生活基盤整備については非常におくれてきました。我が国は、先進工業国への仲間入りを急ぐ余り、これまで一貫して産業保護、生産者優先の政策をとってまいりました。生産者の側には政治家もつき、行政の対応も十二分に行われてきました。反面、消費者はそのパイプも持たず、消費税の実施に当たっても負担をする肝心かなめの消費者の意向を全く無視する形で行われたのが実情でございます。  現在、我が国は世界に誇れる企業を数多くまで持つほどになりました。しかし、それは消費者を踏み台にして……

第116回国会 大蔵委員会 第1号(1989/11/07、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 この法案に関しては基本的には賛成でありますのでパスしようかなと思っておったところですけれども、先ほどの御議論を聞いておりますと、まず一つは、個人は税額を公示する、法人では所得額のみしか公示しない、公表しないということでございました。それは、個人は累進であるということの説明がありましたけれども、なぜ累進ならば公表して累進でなければ公表しなくてもいいのか、そのあたりが明確にわからなかった点でございます。いま一つはっきりとお答えいただきたい。  私の考えでは、法人については税額を公表しないという意味は、先ほども少し出ましたけれども、外国税額控除制度というものがございます。そういう意味……

第116回国会 大蔵委員会 第2号(1989/12/14、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 大体論点は出尽くされたので、私の聞くところは余りないんですけれども、この法律では、商品券とか今までの法律で捕捉できるものと、第三者型の汎用カードではやはり相当の性質の違いがあるように思われてならない。  この法律ができますと、今までならそんなに信用されない、あるいはまたこれくらいなら便利性があるからそのカードを買っておこうという程度のものでありましたけれども、ひとつ法律で制度化されますと、それが何かこれは大丈夫だというように感ずる人がたくさん出てくるのではないか。そういう意味で、第三者型の汎用カードについては、また今までの商品券とかそういったものの規制よりもいま一度厳しくしなけ……

第118回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1990/05/31、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 十二時も過ぎましたので、なるべく簡潔に伺います。  まず、沖縄の問題についてお聞きしたい。二次振計の目標がどこら辺まで達成されたか。また、今まで累計としては三兆円ほどの公共予算をつぎ込んできておりますけれども、未達成の原因というのはどういったところにあるのか。また、見込み違いがあったとすればそれはどういうものなのか。そういった点についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 沖縄のいろいろの特殊事情もございますが、特にやっぱり目につくのは第三次産業が非常に目標以上になっている。それはそれでいいことなんですが、しかし、今おっしゃったように、幾ら観光の形を強力に進めるとしても、水の……

第118回国会 大蔵委員会 第1号(1990/03/26、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 これは資金というお話でしたけれども、資金といえば、その目的によってその資金需要が多くなった場合にこの一兆五千億で足りるんですか、それともその足らない部分についてはまた一般予算からそれを要求なさるおつもりですか。そのあたりはいかがですか。
【次の発言】 七百五十億で十分だとすれば、補正予算で七百五十億を組めば足ることじゃないんですか。わざわざ基金までつくる必要はないと思うんですけれども、その点はいかがですか。
【次の発言】 そのお話はもう前から何回も聞いてよくわかっておるのですが、とにかく補正予算でそれを組まなけりゃならないということについてのお伺いをしているわけなので、本来なら……

第118回国会 大蔵委員会 第2号(1990/03/29、15期、連合参議院)

○古川太大三郎君 もう大分時間も遅くなってきましたので、皆さんお疲れだと思います。できるだけ簡単にやっていきたいと思います。  まず、この租税特別措置法の問題ですが、その中の製品輸入の促進税制、これの目的とかそういったものはよくわかりました。しかし、本当にその目的が達せられるのか、効果があるんだろうかという点については、多くの疑問があるわけです。通産省からいただきました過去五年間の製品輸入及びその増加率というものを見てみますと、昭和六十年度はマイナス一・一、六十一年度はプラスの三一%、六十二年度は二五%増、そして六十三年度は三九%増と、毎年増加しております。元年度の増加率は確かに今までの増加率……

第118回国会 大蔵委員会 第4号(1990/04/24、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 現物との比較ですけれども、これは有価証券に限ってのお尋ねですが、先物は万分の〇・一となっていますけれども、現物の場合はどのぐらいになっているんでしょうか。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 今の近藤委員のお話ですけれども、先物と現物との税の比率が随分違う。もう百倍も違ってくるというような区別をするのは、先ほどからもお話はありましたけれども、なぜそれほどまでに区別しなければならないのか。むしろ近藤委員がおっしゃったように、これは投機的なものも相当に含まれる。ヘッジの部分はよくわかりますけれども、それにしても十倍じゃなくて百倍以上と税率が違ってくるというのは一体どういう意味なのか……

第118回国会 大蔵委員会 第5号(1990/06/01、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 日本の通貨制度というものについてお伺いしたいと思います。  貨幣というのは現金通貨と預金通貨に分かれる。現金通貨は大別して金属貨幣と紙幣とに分けられる。現在、紙幣は日本銀行法によって日銀に発行の権限が与えられている。  そこでお伺いするんですが、紙幣は具体的には日本銀行券でありますが、これが偽造等された場合、その発見、防止などについての責任は日銀が負っているのかどうか。また、金属貨幣でありますけれども、これはいわゆる通貨法によって発行の権限は政府に属するとなっております。そのために偽造の発見、防止の責任は政府にあるのかどうか、この点をお伺いしたいと思います。

第118回国会 大蔵委員会 第6号(1990/06/14、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 この法律はとにかく公正な取引を促進するという意味でのルールづくりだと思うんですけれども、それだけに大蔵省に届け出るというだけのことで本当にそれが実効が上がるのかどうかという懸念を大きく持っているわけなんです。そういう意味から、先ほどからも聞かれておりますけれども、アメリカのSECなんかと比べまして、調査のスタッフ並びに権限、そして罰則、それから一般の株主からの損害賠償の請求とかということの難易度、こういったものの比較を御説明いただきたい、こう思うんです。
【次の発言】 時間がないので私の方から意見を申し上げますけれども、先ほど大臣が、金融行政と別の検査体制をつくるのはいかがなも……

第120回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1991/08/02、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 証人喚問とかあるいは資料の提出を待って損失補てんについての議論をもっと深めたいという気持ちでおることをまず最初に申し添えておきます。  私も時間が限られておりますので、きょうは株式の損失補てんでなくて別の角度から証券会社の不祥事件を問題として提起してみたいと思います。  これは七月十一日の読売新聞に出た記事でございますけれども、証券会社の野村証券、そして大和証券、この二つの証券会社が自分の本社ビルの管理会社、不動産会社、その会社の株を保有していた。しかも、それは五十二年に独禁法の十一条の改正がありまして、一〇%から五%に下げるようにと、金融会社としての支配を弱めるための法改正だ……

第120回国会 大蔵委員会 第5号(1991/03/06、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 九十億ドルが戦費かどうか、あるいは憲法に違反するんではないかとか、あるいはこのお金がGCCに行けば憲法違反のにおいがなくなってきれいなものになるんだとか、いろいろ議論は尽くされております。私の持ち時間は三十分でございますので、その議論をしたいところでございますけれども、あえて割愛をさせていただきます。  今までの議論を見ておりますと、政府の答弁に若干無理があるんじゃないか、そういう疑いの感覚を持っております。きょう私が質問させていただくのは、この一兆千七百億円に限って、これを増税でするのがいいのかあるいは歳出の修正をしてそのお金を賄うのがいいのか、財政法上大臣はどうお考えになっ……

第120回国会 大蔵委員会 第7号(1991/03/26、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 先ほども峯山委員からの御指摘がありましたように、賃貸の方に向かっての税制上の優遇措置も余りないし、また財政的な方策も余り講じられていないというような中で、住宅取得促進税制は余りにも優遇をし過ぎているんじゃないかという気持ちがありますので、その点についてお聞きしたいと思うんです。  先ほど大臣は、日本は持ち家志向だ、そういう政策から来たんだというようなこともおっしゃっておりましたけれども、日本は土地政策がございませんでしたから、それだけに土地の値上がりとかそういった不動産の値上がりを見込んで持ち家志向になるのは当然なことなんですね。そうだからといって、日本人の勤労者がほとんどが持……

第120回国会 大蔵委員会 第8号(1991/04/09、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 二つのことについてお聞きしたいと思うんですが、まずその一つは、あした、四月十日になりますので、天皇御即位記念金貨の発行があるということです。昭和天皇御在位六十年記念のときには一千百万枚発行しましたが、今度は、当初は三百五十万枚という予定でしたけれども、実際は二百万枚の発行になっております。昭和天皇のときに比べれば五分の一以下に減っているんですけれども、その理由はどういうことかと いうことです。
【次の発言】 時間がないので簡単に答えていただければ結構です。  二百万枚の鋳造益はどのぐらいになるのか、益と言っては何ですけれども、これが一般会計に組み入れられる金額はどのぐらいになる……

第120回国会 大蔵委員会 第9号(1991/04/18、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 国民金融公庫法の一部改正案について若干お聞きします。  先ほども和田委員からお聞きになったところでございますけれども、国民金融公庫が教育を受ける人にお金を貸すという発想は、本当に教育を受ける人のためを思ってこういった制度をつくられたのか、あるいはまたこの事業を大きくしておられるのか、若干疑問な点があるわけなんです。パーキンソンの法則ではございませんけれども、国民金融公庫というものが市中銀行までの仕事をとりながら自己増殖していく、ただそれだけの目的ではないのか。本当に教育を受ける人のためにこういう発想をされるならば、本来ならば奨学資金にもっとつぎ込んでいかなきゃならぬのじゃないか……

第120回国会 大蔵委員会 第10号(1991/04/23、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 大体この問題については、重複を避けたいと思いますけれども、この地価税ができましても地価の安定ということについてはなかなか難しいというのが今までの議論のようでございました。  最初に、国民が期待した税率から非常に低くなり、思わぬ税率になってしまったが、地価税法をつくる中で、非常におもしろいと言っては語弊がありますけれども、今まで固定資産税が公示価格と非常にかけ離れていたのに、地価税ができるようになってから七〇%の評価に持っていくというような話が出てきたんです。むしろこの方が地価抑制につながるんじゃないかというような形で私は期待を持っているんですけれども、その辺のことについてお伺い……

第120回国会 大蔵委員会 第11号(1991/04/24、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 掃海艇の海外派遣ばかりで相当頭もお疲れだろうと思いますから、本論に戻って、地価税のことについてお聞きします。  この五月の二十日ごろから日米構造協議のフォローアップ協議会が恐らくあると思いますが、そういうところからも、この〇・三%という税率は非常に低いという声も聞こえているようです。きょうの新聞にもそれが出ております。こういったところで総理はどのように応答なさるのか、その点をまずお聞きしたいと思います。  いま一つは、このように政府税調の考え方から相当落ち込んだというような形で出されておりますけれども、これ、実行するに当たって骨抜きにされるおそれがあるから、総理から直接聞かして……

第120回国会 大蔵委員会 第12号(1991/05/08、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 銀行局に対しては大変失礼な質問かもしれませんけれども、最近、銀行の不祥事が相当発覚しておりますね。先ほど峯山委員の指摘されたとおりの事実もたくさん私たちは見てきてもおるわけなんです。そういう中で、なおノンバンクについて銀行局がその調査までする能力があるんですか。能力と言っては大変失礼ですけれども、人が足りるんですか、どうですか。それが必要だからもっと人員が必要になってくるというふうなことはないんですか。
【次の発言】 先ほどからの議論にもありますけれども、権限だけはあるけれどもなかなかそれを実行しないというようなことになりますと、それは余り意味がないどころか、非常に悪い結果にな……

第121回国会 商工委員会 第2号(1991/09/26、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 我が国は、世界の人口で二%、GNPは一三%もある。特にアジアの中で見れば、非常にGNPがダントツである。韓国、中国、台湾、ベトナム、そういったアジア地域を含めても日本のGNPの方が大きい。こういうことでありますと、いろいろの問題が出てくるだろう。現に出てきております。大きな問題、これは経済難民もこれから多くなるだろう。  そういうようなことで、こういうダントツのGNPを維持していくことが本当に世界の平和のためになるんだろうか、あるいはまた日本の経済もそのような形で発展していけると思っていられるのかどうか、こういったところから産業を掌握しておられる通産省のお考えをまず聞きたいと思……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第4号(1991/09/04、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 損失補てん一点に絞ってお聞きします。  平成元年十二月二十六日に出された大蔵証券局通達には、証券会社にとっては二つの大きな問題があったと思います。  一つは、証券取引法五十条に言う法律上の禁止行為である損失保証による勧誘は無論のこと、事後的な損失の補てんも厳に慎むこと。いま一つは、取引一任勘定を中身とした、いわゆる営業特金の禁止であったと思うんです。  そこで野村証券は、損失補てんは法には触れないが、後者の一任勘定を常とする営業特金については罰金も科せられる。そのほか証取法三十五条によって免許の取り消しとかあるいは業務停止、そういった処分もあり得ると考えられ、平成二年三月の専務……

第122回国会 商工委員会 第2号(1991/12/17、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 古川ですが、今までのお話を聞いておりますと、この改正法案が通ったとしても、先ほどの大阪大学の事故が本当になくならないんじゃないかというような疑問もないではないんです。この法案が通れば、大阪大学のような事故が本当になくなってしまうんだろうかという疑問にもう一度答えていただきたいと思うんです。
【次の発言】 保安検査を指定保安検査機関に委託するような部分がございますけれども、これは一種の規制の緩和なんですか。それと、こういった第三者に委託することによって行政機関としての役目が間違って行われないか。具体的に申しますと、その検査機関の中立性とかあるいは公正、こういったものに不安がないの……

第123回国会 商工委員会 第2号(1992/03/12、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 これからは公取委員長に主にお尋ねしたいと思うんですが、きょう「独占禁止法の刑事罰規定の見直しについて」というぺーパーをいただきました。これは、去年の秋に宮澤内閣ができたときに、私は、この刑事罰の五百万というのは何とも抑止力にならないじゃないかということを代表質問で申し上げました。宮澤総理からは、それはとにかく研究して早く出すようにしましょうという回答をいただきました。  十二月の終わりごろでしたか、公取委のこの研究報告が出ました。そのときには、アメリカ並みのやはり十億円ぐらいのアップかというようなことも新聞に出たことは事実です。それから何か声が非常にダウンしまして、その報告書す……

第123回国会 商工委員会 第3号(1992/03/25、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 そんなには聞くところはございませんが、今の話を受け取って聞かせていただくんですが、先ほどから参考人の皆さん、答申に沿って努力するというようなお話がございますけれども、本当に答申でいいのかどうか。今同僚議員が質問したようなところもあると思うんですが、本当に日本の石炭というのは、もう価格的に競争は無理なんだということははっきりしているだろうと思うんです。この今度の法案が、これは日本の石炭を本当に活性化するためにもっと増産していくんだとか、そういう方向でないことだけはもう確かなんで、むしろ段階的縮小というような方向に向かっていることも事実だと思うんです。  それで、本当に十年後にこれ……

第123回国会 商工委員会 第4号(1992/03/26、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 きょう一日聞いておりますと、本当に有意義な質問ばかりで私があえてもう質問する必要はないような思うんですけれども、残念ながら、お答えを聞いていると、そのいい質問がまたわからなくなる。本当に政府の石炭政策があるのか、本当に政策と言えるのかどうかということになりますと非常にもうわからなくなりまして、そういう意味から、私にわからせていただくためにも二、三質問せざるを得なくなったわけなんですが、一つは、日本の国内炭をどのように考えていられるかどうか。  これは大ざっぱな言い方で大変恐縮なんですけれども、市場原理、これだけをやっていくつもりはないと政府はおっしゃっております。確かに、市場原……

第123回国会 商工委員会 第5号(1992/03/27、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 このような法律ですから、もうほとんどの質問の点は問題になったと思うんですが、先ほどからの問題点で、これはやっぱりおかしいというのが、看板倒れではないかと。輸入促進という大きな看板がありますけれども、先ほどからの質問のとおり、それに対する輸入がどれだけふえていくんだろうかと。そういう数値の設定もできない。これはなるほどできないものだと思うんですが、これを読んでいきますと、確かに地域での輸入促進の事業が活性化していく、また運輸利用も活性化するという意味はわかるんです。それは、必ずしも輸入だけに限らないんで、こういうインフラができれば輸出に必ずはね返ってくるだろう。これはもう三年か四……

第123回国会 商工委員会 第6号(1992/04/07、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 今の続きで、製造物責任法を聞きたいと思いましたけれども、もうそれは別に初めから言っていませんでしたから。このPL法については、私自身も代表質問させていただきました。その中で、本当に一日でも早く成案が得られることを望むことを申し上げたんです。いま一度、同僚議員がおっしゃいましたけれども、本当にこれはもう早くやらなければ日本の恥だと思うぐらいにしていただきたいと思うわけです。また、日本はこれはもうそういう製造物輸出国、また生産国であることは世界一だと言われているぐらいですから、こういう長いことかかった信用を崩さないようにやっぱりしていかなきゃならぬと思います。一日も早く成案になるこ……

第123回国会 商工委員会 第7号(1992/04/16、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 二、三の質問をさせていただきます。  規制対象になる特定計量器ですけれども、これは現在あるものがもうその必要性がなくなる、あるいはこれからまた新しいそういう規制対象の特定計量器が必要になってくるというようなことが恐らく起こってくるだろうと思うんですが、そういう判定の基準がどのようになされているか、いま一度お聞きしたいと思います。
【次の発言】 私は、その選定する基準をどのようなといいますか、変えていく場合に、民主的にだれが見てもこれは納得するんだというような 形で変えていけるものかどうか。  これは例としては非常に適切でないかもしれませんけれども、今の印鑑証明のことですけれども……

第123回国会 商工委員会 第8号(1992/04/23、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 今も同僚議員が法律が重なる部分についてお聞きされたし、それについてはわかったんですが、いま一つだけ、この特定中小企業の集積化の法律と、伝統工芸の部分ですけれども、伝統工芸の法律の適用があって、なおかつ集積化の適用はあるのかどうか、このことをちょっと聞かせてください。
【次の発言】 その指導を行うというのは、重なることによって重複の適用はあるんですか、ないんですか。  先ほどは、それは確かに目的とか政策が違うという部分はありますよ、あるけれども、これはまた重なって適用があるというお話でしょう。
【次の発言】 この集積法というのは、確かに後ろ向きじゃなくて前向きの政策だと、対策だと……

第123回国会 商工委員会 第9号(1992/05/12、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 先ほども同僚議員が聞かれたかと思いますけれども、金属鉱業事業団の上に、上にというのか別に指定鉱害防止事業機関というのを設置される。その意味はわかることはわかるんですけれども、本来ならば事業団のところでこの事業も遂行していいんじゃないかというのが一般的にはそう考えられるんですが、特になぜ別にするか。これは鉱害について、本当にこれからその事業についてはもっともっと発展的に考えていきたいんだというような趣旨がやっぱり含まれているものなんでしょうか。そのことをちょっとお聞きしたいんです。
【次の発言】 金属鉱業事業団の鉱害対策というのもあることはあるのだろうと思うんです。それにまた、指……

第123回国会 商工委員会 第10号(1992/05/21、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 重複を避けたいと思いますけれども、この法律案そのものは確かに物流業の効率化を目指したもので、それ自体は、私たちは何も異議を唱えるものではございません。今まで、日本の国の経済が効率化効率化ということで進んできたことも事実なんです。その間にどうなったかと。新幹線ができたから便利になって、非常に効率もよくなった。しかし、そこで出張する人たちは、この新幹線ができたおかげで、今まで二泊三日で大阪へ行けたのに、一日で日帰りしてこいとか、こういうやっぱり労働条件の強化につながっている部分が大いにあると思うのです。効率化というのも、日本では今そろそろもう方向転換しなきゃならぬという時代であるこ……

第123回国会 商工委員会 第11号(1992/05/26、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 青柳参考人にちょっとお聞きしたいんですが、クレジットの一件当たりの一番小さい債権というのは幾らぐらいで、大体また平均はどのぐらいあるか。あるいはまた、一件当たりの期間ですね、割賦販売信用の期間、一番最短はいついつか、何回ぐらいか。また最高は何回ぐらいか、ちょっとお聞きしたいのです。
【次の発言】 金額だけ聞かせてください。余りたくさん言われると時間がないものですから。
【次の発言】 最大でそうすると三年ぐらいということと理解していいですね。  クレジットの場合は、リースと違って一つの債権も小型ですし、また期間も短いように思うんですが、こういうことから債権譲渡に適していると。むし……

第123回国会 商工委員会 第12号(1992/05/28、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 わずか三十分の質問時間ですので、細かいことはお聞きできないと思いますが、この法律全体を見てみますと、確かに投資者保護という目標が大きく掲げられてはおりますけれども、その内容を子細に検討しますと本当かなというような部分も多くあるように思うんです。いま一つは、なぜ今この時期にこの法律を出されるのかということも問題になろうかと思います。そしていま一つは、そういうノンバンク業界の資金が必要だという認識はあるにしても、その経営の健全化のためにこの法律はむしろこれを弱めるんではないかという考えもあろうかと思えるんです。  最初の投資者保護ということで、保証という面から見てみましても、譲受会……


16期(1992/07/26〜)

第125回国会 決算委員会 閉会後第1号(1993/01/21、16期、連合参議院)

○古川太三郎君 改革連合の古川です。きょうは井上議員が質問だったんですが、外国に出張しておりますので私がかわって質問させていただきます。  最近は、役所と一般の企業との契約関係で競争入札をしなければならないというのが大きな世論でございます。そういう中で、今まで一番不思議だなと思うような結果が大きくあらわれていたのが郵政省ではないかと思うんです。小さい金額である場合には随意契約とかあるいは指名競争入札でいいんですけれども、金額にしまして大体〇・〇一%ですか、千分の一ぐらいの金額しか本当に競争入札をしていない。こういう実態があったから、去年の一月に総務庁からの監査を受けて勧告があったんだろうと私は……

第125回国会 商工委員会 第1号(1992/12/07、16期、連合参議院)

○古川太三郎君 時間もないということで、十分ぐらいですから本当に大ざっぱのことしかお聞きできないと思いますけれども、今までの議論を聞いておりますと、どうしても環境の問題であるにもかかわらず環境庁が一歩下がったような感じに受け取られる。しかも、一番私この法律で非常に何といいますか、問題が多いなと思うのは、やっぱり条約と法律の乖離が相当あるな、条約の精神をそのまま法律に映していないという面が今までの議論の中でわかってきました。  しかもその中で、本来ならば法律できちっと明確に書かなければならないような要件だとか手続、こういったものが本当にすっぽりと抜けている。政令だとかあるいは省令に委任されている……

第125回国会 商工委員会 第2号(1992/12/08、16期、連合参議院)

○古川太三郎君 連合の古川でございます。まず、金子参考人からお聞きしたいと思いますが、金子参考人の先ほど出ました論文、「刑事罰の強化」という論文でございますが、これはことしお書きになったもののように考えますので、既に課徴金の改善が行われた後のことであろうと思うんですが、そういう中で五億というのが正しいんだというように理解していいでしょうか。  それといま一つは、政治的にはどうのこうの別としまして、学者としてのお考えをお聞きしたい、こう思っております。
【次の発言】 先ほどから罰金は行政罰ではないんだということでのお話もありましたが、確かに罰金は公取が告発権を行使して、後に裁判所で決めることなん……

第125回国会 商工委員会 第3号(1992/12/09、16期、連合参議院)

○古川太三郎君 せっかく官房長官がおいでのようですから官房長官にちょっとお聞きしたいんですが、きのうからの参考人の御意見も、一億円ならば大体満足できるというようなお話もございました。しかし、書かれている論文なんかには五億円が妥当だという参考人もいらっしゃいました。また、数億という結論が出たものですから、それが一億になってしまったということには、学者としては確かに両罰規定が入ったからそれでいいんだと満足されたんだろうというような印象も受けたんですけれども、そしてまた委員に対する公取の答弁はとにかく今までから見て課徴金が四倍に修正されたんだし、また罰金も二十倍に上がったんだと、要するに過去を基準と……

第126回国会 商工委員会 第2号(1993/03/25、16期、民主改革連合)

○古川太三郎君 まず、公取委員長にお聞きしたいと思います。  先ほどからの質問で山梨建設業協会のお話もありました。そういうことで独禁法に違反しないかするかとかいうような議論もございました。ここでは大学の講座ではございませんから、そういう法律の解釈をしても意味がないことなんで、新聞に出ておりますような情報交換をすればコーヒー代をどうしても出さなければならぬ、あるいは入札そして落札すれば今度はまんじゅうを持っていかなければならぬ。そういう構造について独禁法の違反になる事実があるんではないか、そういうにおいがするじゃないかだから公取委員会としてはもうその捜査を本当にやる気があるというよりも、その段階……

第126回国会 商工委員会 第3号(1993/03/26、16期、民主改革連合)

○古川太三郎君 民主改革連合の古川です。  最初に、先ほど藁科議員からも質問があったと思いますが、創業関係の問題です、開業、廃業の問題です。  開業が非常に少なくなってきたと、それだけに経済の活性化が危ぶまれるということはもう御承知のとおりだと思うんです。その開業の率ですが、これは最近の例で申し上げますと、本当に独立開業する率というのは非常に少なくなっている。二十年前では八五%以上の独立開業がありまして、会社が分社化していくというような形での開業というのは八%ぐらいしかなかった。この平成二、三年ではどちらも四七%ずつある。  会社が分社化していくということについても、ほっといても大きな会社がリ……

第126回国会 商工委員会 第4号(1993/03/29、16期、民主改革連合)

○古川太三郎君 民主改革連合の古川です。  先ほどのマクロでどれだけ省エネができるかというような話はよくわかったんですが、この法案で建物というような表現もございます。この建物の部分で申しますと、二千平方メートル以上の大きな建物についてはこの法律が適用されるということなんですけれども、例えば今普通に建てれば一〇〇要るところを、この法律によるとそういう助成とかそういったことができるような基準というのは、どのぐらいまで下がったときにその助成とかそういったものをなさるおつもりなんですか。
【次の発言】 指導、助言とかあるいは助成をする部分がございますね。その建物というのは二千平方メートル以上のことを言……

第126回国会 商工委員会 第5号(1993/04/08、16期、民主改革連合)

○古川太三郎君 朝からの論議で、この不正競争防止法の目的に関しては同僚議員が質問しております。そして、またそれについてのお答えもいただいておりますが、事業者間だけを規定するということについては局長の先ほどからの答弁だけでは非常に不十分だ。もし事業者間だけだというならば被害者の大多数が一般消費者であること、この認識が足らないんではないか、こう思うわけなんです。  二条の一項一号あるいは二号なんというのは、大体被害者という件数をとれば、百人のうち九十八人ぐらいまでは一般の消費者だと私は見ています。そして、本当に事業者間だけを規定する法律だと言われるのならば、これまたおかしな規定で、二条の一項七号と……

第126回国会 商工委員会 第6号(1993/04/15、16期、民主改革連合)

○古川太三郎君 大体もう質問の部分は終わったんじゃないかなと思うんですけれども、ただ私自身ちょっと聞き違えたのかなと思ったりするところで二、三お話を聞かせていただきたいと思います。  一つは、先ほどからよく言われているんですが、出願と審査請求の比率なんです。これは日本では出願が大変多い、そして審査請求までにほとんどと言ってはあれですが、四割ぐらいは脱落してしまう。審査請求しない。しかし、出願すればそのときから権利の形成ができていくものですから、法律関係は非常にふくそうしてくることは事実なんですね。  それだけの権利保護のためにこの出願料というのは非常に安いんではないか。これは一つの物権的な効果……

第126回国会 商工委員会 第7号(1993/04/22、16期、民主改革連合)

○古川太三郎君 この法律の大義名分は、資金の還流だということが言われております。確かに、途上国に対しての資金の還流というのは非常に大事なことではございます。しかし、お金というのは利益があるところに回っていくもので、わざわざ国が大きなリスクを背負いながらお金を強制的に、強制的にと言ったら語弊がありますけれども回さなきゃならぬ、その意味がいま一つわからない。  私は森大臣にお聞きしたいんですけれども、今までの五年間で六百五十億ドルの資金還流、これを達成された。今度はまた新たに一千億ドル以上の資金還流をなされていく。その一環としてこの保険があるんだろうと思いますけれども、その中身といいますと民間の資……

第126回国会 商工委員会 第8号(1993/04/27、16期、民主改革連合)

○古川太三郎君 けさ方から貿易黒字、円高、こういった問題が議論されております。一番今日本が考えていかなきゃならないのは、円高をどう切り抜けるかという問題ではなくて、むしろ黒字をどう減らすべきかということだろう、私はそう思うんです。そのことを真剣に今考えなきゃならないときだと思うんですね。  もともと、日本の黒字体質というのは、もう二十年か三十年前にそういう経済構想ができ上がっていたと私は見ているんです。あの中東戦争で石油がぼっと上がった。石油が上がったために輸入が相当ふえた。だから均衡して黒字の目立ちが少なかった。そのときに本当は気づくべきなのを、いまだにそれを気づかずに黒字体質でそのまま来た……

第126回国会 商工委員会 第9号(1993/05/11、16期、民主改革連合)

○古川太三郎君 先ほどから聞いていますと、集団化とかあるいは共同化あるいは高度化というような言葉がたくさん出てくるんです。これはもう日本が高度成長時代に嫌というほど使った言葉で、現在それが本当に小規模の企業に必要なのかどうか、そのことをまずお聞かせ願いたい。確かに必要な部分もあるだろうと思いますけれども、ほとんどの人がそれを望んでいるのかどうか、そういう実態調査をされたことがあるのかどうか、お聞かせ願いたい。
【次の発言】 確かに、流通とか生産の面ではそういう基盤整備というのも必要だろうと思いますけれども、まあ三人とかあるいは五人だからその企業が生きられるんで、それ以上になったらそれはもう無理……

第126回国会 商工委員会 第10号(1993/05/13、16期、民主改革連合)

○古川太三郎君 この前からの経過を見ますと、この法案が成立しますと小規模事業者に対する支援、これが非常に公共的なものとして地方活性と言われるんでしょうけれども、基盤施設事業、こういった事業までされていく、それだけに行政が大きくコミットされるということが言えると思うんです。それだけに、大きな役割を持つ商工会あるいは商工会議所の中立性というものが必要だということは、今までの議論の中でたくさん出てきました。  そこで、ちょっと調べてみたんですけれども、商工会並びに商工会議所の会頭、副会頭、それから常議員及び監事、こういう役員をやっている方で国会議員、都議会議員、それから市町村の議員、こういう政治的な……

第128回国会 規制緩和に関する特別委員会 第4号(1993/12/03、16期、日本・新生・改革連合)

○古川太三郎君 日本・新生・改革連合の古川でございます。  何といいますか、規制緩和は非常にいい面もありますが、またそのために非常に弊害もあるだろうと、こう思うんです。例えば、今規制緩和が本当に流行語のように叫ばれてはおりますけれども、これを行って経済がよくなるというものでも決してないと思います。また、やらなきゃ経済はよくならないという場面もあろうかと思うんです。  例えば、電気自動車を今生産するとか、あるいはソーラー自動車を生産するとか、例えば百万人なら百万人の都市の中ではそれしか使えないとか、あるいはそういうソーラー自動車を買う人に国家が補助するとか、そういうガイドラインのようなものをむし……

第129回国会 建設委員会 第4号(1994/06/02、16期、新緑風会)【政府役職】

○政府委員(古川太三郎君) 国土政務次官の古川太三郎でございます。よろしくお願い申し上げます。  微力ではございますが、左藤国土庁長官をお助けしながら、国土行政の推進のため全力で取り組んでまいる所存でございます。委員長を初め委員各位の御指導、御協力を心よりお願い申し上げまして、私のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

第129回国会 災害対策特別委員会 第2号(1994/05/13、16期、新緑風会)【政府役職】

○政府委員(古川太三郎君) 一言ごあいさつを申し上げます。  このたび国土政務次官を拝命いたしました古川太三郎でございます。  災害を受けやすい我が国において、国土を保全し、国民並びに日本国内で生活している方々の生命、財産を守ることは国政の基本であります。左藤国土庁長官を補佐し、災害対策に全力を尽くしてまいる所存でございます。  委員長を初め委員各位の御指導、御協力をお願い申し上げまして、就任のごあいさつといたします。(拍手)

第132回国会 中小企業対策特別委員会 第3号(1995/03/10、16期、新緑風会)

○古川太三郎君 けさから、円高あるいはドル安、こういった問題と不況ということも重なって中小企業が大変だという議論もございました。その中で、既成の中小企業の保護育成ということも大変大事なことでございますけれども、やはり何といっても新しく企業が出てくるということが非常に大切なことではないか。そういう意味から、日本ではなかなかベンチャー企業が育っていかない、これはどういう原因があるのかどうか。  本来ならば、不況のときこそこういうベンチャー企業が育成される、また出てくるというのが常識でございますし、この総務庁の事業所統計、平成二年七月の統計ですけれども、いずれにしても四十年から四十五年の不況、そして……

第132回国会 中小企業対策特別委員会 第4号(1995/03/16、16期、新緑風会)

○古川太三郎君 新緑風会の古川です。  きょうの議論を聞いていてちょっと一つだけ疑問に思ったのでお聞かせ願いたいんですが、したがってこれは予告も何もしてないことなんです。  それは、先ほど対外投資の件で日本の対外投資が多いのに外国からは少ないと。その理由はいろいろ大臣がお話しいただいて、そのとおりだと思うんですが、いま一つつけ加えるかあるいは考えなきゃならない視点というのがあるんではないかなと。それは、規制緩和も一つなんですが、問題は内外価格差なんですね。  だから、円高になれば、これは中小企業あるいは大企業も同じですけれども、一生懸命これはもう大変だということでその値段よりもむしろ安く輸出す……

第132回国会 中小企業対策特別委員会 第5号(1995/03/20、16期、新緑風会)

○古川太三郎君 円高と地場産業の関連についてお聞きしたいと思いますが、地場産業といっても各地方にいろいろあると思います。具体的には、私の選挙区であります福井県の鯖江市の眼鏡フレームについて具体的なお話をすればよいかなと思っております。  眼鏡フレームの国内生産は鯖江市で九〇%になるわけですね。その中で一一五%が輸出されている。そういうことですが、これは大手がなかなか入ってこられない。これはなぜかといえば、工程が二百以上あるということからなかなか大手が入り切れない。そうしますと、中小の企業ばかりでこの地場産業を支えてきたわけなんですけれども、円高が進みますと、もうそれはとてもじゃないけれどもなか……

第132回国会 中小企業対策特別委員会 第6号(1995/05/19、16期、新緑風会)

○古川太三郎君 最近の円高ということについてはもういろいろ議論があるんでしょうけれども、本当は何が原因がということを突き詰めていかないと、これはやっぱりいつまでも円高になっていくような気がするわけなんです。突き詰めても、それが実行できるかどうかという問題も大いにあると思うんです。  この法律ですけれども、確かに円高で大変御苦労なさっている中小企業に救済の手を差し伸べるというこの趣旨は非常にいいことだと私は思っております。  決してそれについて反対をするつもりはございませんけれども、ここで製造業に限って苦しいところならやはり救済するよと、こういうことでやると、確かに製造業ならば今までよりも生産額……

第132回国会 労働委員会 第2号(1995/02/14、16期、新緑風会)

○古川太三郎君 今度の阪神の大震災の折に大変ボランティア活動が活発に行われて、非常に被災者も恩恵を受け、また感謝もしておられるという状況でございます。そういうボランティア活動、これは今までは福祉面において特に考えられていたようですけれども、こういう震災のときについてもやはり非常に大事な活動だということは日本の国民一般が認識したわけです。  そういう意味から、ボランティア休暇というものについての普及、これは労働省としてどのように考えていられるのか、介護休暇あるいは育児休暇というように、そういう意味での考え方を普及していく気持ちがあるのかどうか、またあるとすればどういうようなことを考えられているの……

第132回国会 労働委員会 第4号(1995/03/10、16期、新緑風会)

○古川太三郎君 私も労働委員会はまだ浅いので、過去のことは余り知りませんけれども、いろいろある中で今また雇用対策基本計画というのを労働省で作成されているように聞きますが、その計画の基本的なテーマというのは一体何ですか。それをまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 少子化、高齢化というのはわかるんですけれども、経済構造は、産業構造はどう変化するというような見通しを立てて考えられているんだと思うんですが、産業構造の変化はどのような形のものとして描かれているんですか。
【次の発言】 今審議されているこの法案ですけれども、このことについて私は別に反対だと言うつもりはございませんが、これはこれなりの……

第132回国会 労働委員会 第5号(1995/03/14、16期、新緑風会)

○古川太三郎君 新緑風会の古川です。  労災保険の財政についてちょっと伺いたいんですが、平成元年には積立金累計というのが一兆一千五百億円、平成五年では三兆八千九百八十億円、非常に多くなっているんですが、そういう意味で、随分予算的には余るというようにも考えられるんです。聞くところによりますと、これは充足賦課方式ですか、その年の労災認定、これが二十年ほどお金がかかるという分では、その年の保険料で支払うんだという趣旨のことはわかります。わかるんですけれども、しかし、いかにも予算額からすれば累積の繰り越しが多過ぎると私は思うんです。それならば今まで議論されました労災をもっと厚く、手厚く保護してもいいん……

第132回国会 労働委員会 第6号(1995/03/16、16期、新緑風会)

○古川太三郎君 新緑風会の古川です。  規模別事業主体数ですけれども、百一人以上のところが平成六年では五つぐらいあるというようなデータが出ているんですけれども、それは大体どの地方になるのか。そして、事業主体というのは市とか印とか村とか、そういったところでやっているんだろうと思うんですけれども、一番小さいところでどのぐらいの人数がいらっしゃるのか、それが一番大きいのかどうかちょっとそこら辺をお知らせいただけませんか。
【次の発言】 町あるいは村ですけれども、そういった人口の少ないところで比較的多いというような例はどこにありますか。
【次の発言】 今の川崎町は大体人口は何人ぐらいのところですか。

第132回国会 労働委員会 第7号(1995/03/17、16期、新緑風会)

○古川太三郎君 新緑風会の古川でございます。  きょうの読売新聞を見ましたんですが、ブラザー販売で千十八人もの希望退職があったと。本来ならば七百人を希望退職で応募をしてもらいたいという会社の意向だったんですが、それが千十八人も応募者がいたと。私、非常に驚きなんですけれども、これは本来ならば会社が幾ら希望退職を募ってもなかなかそれに満たないというのが今までの労働界の現状でなかったか、こう思うんです。それがその人数を超えて希望退職に応じだということは、労働者も非常に自覚を持って能力をつけてきたなという感じは一方ではいたしますけれども、しかしこの現実を見ますと、今までのような終身雇用というものが必ず……

第132回国会 労働委員会 第8号(1995/03/28、16期、新緑風会)

○古川太三郎君 新緑風会の古川です。  この制度ですけれども、よく考えていらっしゃって今までならばある意味での意味があったと思うんですけれども、これは労働省からいただいた「退職金カーブ」という新旧比較の表ですけれども、これをじっと見ていますと、一体これで本当に労働者のためになっているのかどうかということをまず考えるんです。  こんな四・五%で回しても本当に魅力があるのかどうか。例えば五年間勤めたとします。掛金を丸々もらって、あと五千二百円しかもらえないんです。三年までは旧制度であってもゼロなんです。一年目はむろんゼロ。むしろ千円ずつ預金すれば一年で一万二千円になるんですけれども、一年目でやめた……

第132回国会 労働委員会 第10号(1995/05/25、16期、新緑風会)

○古川太三郎君 新緑風会の古川でございます。  午前中から随分と議論してまいりましたけれども、この法律は本当に一体どういう柱なのかというのがいま一つわかりにくくなってきました。一つは、確かに福祉をカバーするような形で労働者の権利を引き上げてくる、そうなのか、それとももともと労働者の権利として確立していくそういう法律なのか。福祉の補完か労働者の権利かというのを、ちょっとそのあたりの柱を聞かせていただければありがたいと思います。
【次の発言】 そうなれば、社会保障の補完というよりも労働政策の問題として考えていいわけですね。  そういうことであれば、企業にお願いするとか、企業の理屈で押してこられるよ……

第132回国会 労働委員会 第11号(1995/05/30、16期、新緑風会)

○古川太三郎君 新緑風会の古川でございます。  きょうは貴重な御意見、大変ありがとうございます。都築議員の最後の質問に関連するかと思うんですけれども、佐々木参考人、保原参考人に若干お聞きしたいと思います。  佐々木参考人は、中小企業のコスト負担の問題が大きいということを述べられました。保原参考人も、法律は利益の制限は最小限にしなきゃならぬと。その言葉の裏には、中小企業の利益あるいは雇い主の利益ということが前提にあるんではないかなと、こう思うんです。いずれにしても中小企業の利益の均衡からこの法律はそのあたりで仕方がないんだというような印象を私自身は受けたわけなんですが、中小企業のコストあるいは雇……

第132回国会 労働委員会 第12号(1995/06/01、16期、新緑風会)

○古川太三郎君 きのう、おとついと参考人あるいは公述人からのお話を伺ってまいりました。このことで一番強く感じたことなんですけれども、中小企業が一番抵抗感を持っているのは代替要員の確保だということがはっきりとわかってきました。それについて中小企業にいま少し明確なる指針を提示すれば、中小企業自身も四年も待つ必要がなくてもっと早くしてもいいんじゃないかというようなことが起きてくるんじゃないかな、こう思っているんですが、代替要員というのを確保する、これはパートなんかであれば非常に楽だという話も聞きました。  ただ、専門職の人、きのうなんかでは例に挙がったのは野菜の競りをする人ですね、こういった人は非常……



各種会議発言一覧(参議院)

15期(1989/07/23〜)

第116回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第1号(1989/10/31、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 日本では独禁法があるから、下請いじめがないとか系列化の締めつけがないとかいうようなお話が今ございましたけれども、法律というのは、存在してもそれが実際に実行あるいは運用する面においてなかなか思うようにならないという部分がたくさんあろうかと思うんです、それは選挙法一つとってみてももうおわかりのことだと思いますけれども。いま少し日本の公取委員会が消費者あるいは生活者といいますか、そういった方々の面に目を向けて下請企業なんかの保護を厚くするようなことを、経団連でももっと弱い者に対して目を向けるという謙虚な気持ちがあってほしい、こう希望するものでございます。  そう申し上げるのは、この系……

第116回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1989/12/13、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 連合の古川でございます。  この貿易不均衡の問題は、貯蓄と投資の均衡の問題だ、それが八割を占めているんだというような形で御提言もありました。そこで二割のSIIの問題ですが、これは確かに二割とおっしゃいますけれども、この日本の国民の中では構造協議は非常に興味を持って見ているというところがございます。今までは確かに商品の価格が下がりにくい、まあ大変な流通の問題がございました。また独禁法なんかも日本は世界に比べて非常に緩やかである、それだけにその適用が軽んじられたというような経過もあろうかと思います。  そういうことで先にミスター・シーグさんにお尋ねしますが、通産省といろいろと交渉な……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会公聴会 第1号(1989/12/05、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 公述人の皆さん、御苦労さまでございます。  富岡先生にお聞きします。先ほど消費税は放漫財政を助長するという質問がありまして、その後発言をとめられたような経過がございますので、私もその考え方には一緒でございますので、ぜひ先生の御意見をお伺いしたい、このように思います。
【次の発言】 当委員会では、直間比率の問題について大きな議論がありました。とにかく日本では直接税だ、こういった土壌があります。直接税のそういう環境がございました。ヨーロッパに比べて非常に直接税になじみやすい国民性もございます。それは日本の国に対する信頼度が大きいからだと思うところもございます。ヨーロッパのようにまた……

第118回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1990/04/18、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 連合参議院の古川でございます。  今までのお話を伺っておりますと、大店法の問題については、一つの規制でございますから、本来ならば自由であるべきものが規制されている。なぜ規制するかという問題なんですけれども、これが社会的な規制ならば、先ほどから言われております都市計画とかいうような観点からの規制ならばわかるとしても、経済的な形での規制、これはどこからどこまでが経済的な規制かというのが本当にわかりにくくなっているわけなんです。今までの話を聞いていても、また各地方での商店街の大店法に対する、要するに大きな店が来ることについての反発は、ある点では経済問題を言いながら、鶴田先生が今おっし……

第118回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号(1990/04/20、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 連合参議院の古川でございます。  先ほど商調協の意見公開のことが若干問題になりました。確かに意見を公表するということについては今の日本の段階ではなかなか難しいようには思いますけれども、でもこれも経済問題だけに絞って考えていられるからなかなかおかしいのじゃないか。例えば、その商店が出てくるとシェアがそれに引っ張られるとか引っ張られないとか、そういう利害関係が絡むから意見が言いにくい場合が多いのではないかという気がするのですけれども、その点はいかがですか。加藤参考人にお願いします。
【次の発言】 山本参考人はいかがですか。

第118回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第4号(1990/04/25、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 連合参議院の古川でございます。  もうほとんど出尽くしたわけですけれども、ただ私ちょっと理解がまだ足らないのかもしれませんが、先ほど唯是参考人、今村参考人のお話ですと、規模の拡大をしていくというようなこともお話しになったようですけれども、規模の拡大といってもこれは工業製品でございませんし、やはり私は大体のところの限界というのがあるんではないか。現に八ヘクタールまでが大体の今までのメリットだというようなことも出ました。アメリカでも、大規模の形でやっている農業が今は家族規模ですか、小規模に変えなきゃならぬというような時代でもございます。やはり大規模でやればやるだけにこれは借金という……

第118回国会 予算委員会公聴会 第1号(1990/05/24、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 連合参議院の古川でございます。  岩田先生にまずお伺いしたいと思います。  確かに、土地問題は今緊急を必要とする大きな問題だと思います。ただ、今まで所有についてあるいはその利用についての税がどうあるべきかというようなことばかりが話題になってきたように思いますが、土地というのは利用価値ばかりじゃございませんで担保価値もございます。そういう意味でその担保価値に関して税法をどのように入れるべきかどうか、またこれは入れてはいけないものかどうか。  私が申しますのは、先ほど先生もおっしゃいましたように、今までの政府の対策としては大蔵省は銀行に対し融資の自粛を求める。しかし、これからそうい……

第119回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第1号(1990/10/29、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 石油もどんどん上がってきました。そして原子力発電も恐らくこれからつくっていこうと思うと相当単価が高くなるんではないか、こう思うわけなんですが、こういうった化石燃料とかあるいは原子力への抵抗といいますか、そういうもので単価が上がっていきますと、新エネルギーといいますかクリーンエネルギーに向かう力が強まる、私はそう思っているんですけれども、経済的効率から見てどのぐらいまで石油が上がればそういう力が働くものかどうか。あるいはまた、原子力発電ではなかなか今のところコストは、ほかの風力とか温度差発電とか地熱とかというように見れば高い。だけれども、それが原子力でなくてほかのエネルギーにやっ……

第119回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 閉会後第1号(1990/12/04、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 わずか十分しか質問時間はございませんけれども、ことし、来年の問題じゃなくて、十年、二十年先の話で大変恐縮なんですが、今地球的な規模で環境問題が叫ばれておる。そういう中で新しいエネルギーというのはどういった程度に開発される形になるんだろうか。レジュメでは大体二十年後には五・三%ぐらいのものを供給するというような形になっておりますけれども、本当にそのようなことができるのかどうか。原子力よりも新エネルギーと言われるものの比重がふえることについては私どもは大賛成なんですけれども、ふえ方としては大体原子力と同じような規模でふえていく。また、その容量も同じぐらいだ。今までは、確かに経済の発……

第120回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1991/02/25、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 バランスのとれたエネルギー政策という言葉をよく聞くんですけれども、石炭の比率はどのぐらいになっているのか、長官にまずお伺いします。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 どのぐらいの比率を維持されているんですか、考えられているんですか、他のエネルギーとの比較で。
【次の発言】 石炭の使用量が二八%の比率を占めているということであれば、相当エネルギーの問題としては大きな問題だ。その中で確かにコストの問題はあるとしても、日本産の石炭は非常に少ないものになってしまう。こういったことは、確かに今まではエネルギーが安かったということだから産業は伸びてきたということも言われますけれども、高い……

第120回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号(1991/02/27、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 きょう各参考人の方々の御意見を聞いておりますと、エネルギーというのは限りなく無限定性なものがたくさんある、あるいはまた限りなく低コストに近づく、また無公害、安全性、こういったものが本当に達成されれば、これは夢のような話なんですけれども、経済はおろか政治まで変わってしまう、戦争もなくなるでしょうし、そういうような非常に大事な問題であることはよくわかったわけなんで、それにはどうして近づこうかということだろうと思うんです。  よくベストミックスという言葉がありますけれども、これは電源の多様性のときにお使いになっているような言葉ですが、先ほど白浜委員も質問されましたことですけれども、季……

第121回国会 厚生委員会,地方行政委員会,商工委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号(1991/09/27、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 連合参議院の古川でございます。  このもとになる法律は七〇年に制定されました。その制定された基本は、自区内で処理するというのが私は大きな原則だった、こう思っております。今度の改正案では、広域で処分ができるという形で、それをむしろ推進するような方向になっている、これが非常に大きな疑問だと思うんです。ことしの四月にリサイクル法ができました。それは、生産、流通、消費、処分というような形を逆にしてきました。処分だけの責任じゃなくて、消費者にも責任がある、そして流通にも責任がある、それよりももっと大きい責任が生産者にあるんだというのが基本になっております。  先ほどこの法律と今度の改正案……

第121回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1991/09/25、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 我が国のエネルギー供給構造、こういった中での国内炭の役割について、まず通産大臣に御意見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今まで国内炭が非常に減少してきた。そして需要の十分の一以下になっている。これからもなおまた今までの話を聞いておりますと下がっていくような感じがする。その十分の一以下の形で、今おっしゃったようになおかつ段階的に縮小するというようなことであるならば、先ほど大臣が国内炭をまだ生産する意義があるんだとおっしゃっているところと矛盾しないかと思うんですけれども、いかがですか。
【次の発言】 その意味はよくおかるんですけれども、先ほどからの話を聞いておりますと、国内……

第122回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第1号(1991/11/20、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 日本的商慣行の改善についての先ほどのお話ですので、それについてちょっとお聞きしたいんです。特にリベートの問題ですが、五業種において検討されているということでございますけれども、業種はわかりますけれども、具体的にどのような形でリベートを検討されているのかどうか。  リベートについては、日本的には確かにたくさんの種類があると思うんですけれども、中には忠誠リベートとかいうようなものまであるように聞いております。こういったことが行われておりますと、やはりどうしてもメーカーが流通段階でコントロールする力が出てくる、こういうことが恐らく日米構造協議でも指摘されたんではないかと思うんですが、……

第123回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1992/02/12、15期、連合参議院)

○古川太三郎君 日本人の食生活というのが今非常に変わってきました。これは夫婦共稼ぎとかそういったこともございますし、また冷蔵庫とかそういったものの普及もございます。そういう意味から買いだめするような形にもなってきた。毎日近所で買うというようなことも非常に少なくなってくることも事実です。統計的に二日に一回は主婦が生鮮食料品を買いにいくというような統計もございますけれども、それもだんだん少なくなるんではないか。そういう意味から大型店が出てくるのはもうやむを得ない部分もあろうかと思います。しかし、今のお話にもありましたように、食料品についての何といいますか、長期保存の薬品の投与については、これはしっ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

古川太三郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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