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海野義孝 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

海野義孝[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは海野義孝参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。海野義孝参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

17期(1995/07/23〜)

第134回国会 大蔵委員会 第2号(1995/11/09、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野義孝でございます。よろしくお願いしたいと思います。  これから大臣初め関係の政府委員の方々に御質問申し上げるわけでありますけれども、冒頭に、その前提となる幾つかの点につきましてお聞かせいただきたい、このように思います。  最初に、景気の現状ということについてお尋ねしたいと思います。  これは今回の国会でも諸所の会議におきまして質問あるいは回答をいただいているわけでございますけれども、既に国会が始まりまして約一カ月半近くになるわけでございます。こういった中で、先般の九月二十日の経済対策、これはまさに未曾有の規模のものであると、大蔵大臣も財源困難の折からまさに清水の舞台か……

第136回国会 金融問題等に関する特別委員会 第5号(1996/06/13、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野義孝であります。よろしくお願いいたします。  質問に入る前に、午前中の自民党の保坂議員のお話に対して一言私から申し上げたいと思います。これは売られたから買うとかそういう、私はそんなに気は強くありませんから。  二つのことを実は午前中に議員はおっしゃいました。結論的に言うと、おまえの党は、おまえとは言いませんでしたけれども、言うこととやることが違うじゃないか、二枚舌を使うじゃないかというような(「二枚舌とも言いませんよ」と呼ぶ者あり)いやいや、そういうふうに言ったでしょう。要するに、一つは今回の中国の核実験の問題、それからもう一つは先般の桃源社佐佐木社長のここでの証言偽……

第136回国会 決算委員会 閉会後第4号(1996/09/03、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野義孝であります。  つい先月、決算委員に任命になりまして、きょうは決算委員会としては初めての登板ということになりました。きょうは、大きく三つのことにつきまして御質問申し上げ、関係の方々の御答弁をお願いしたいと、かように存ずる次第でございます。  最初に、科学技術庁並びに動力炉・核燃料開発事業団の皆様方に御質問申し上げたいと思います。  もう既に御案内のとおりで、現橋本政権の最重要政策の一つとしまして、いわゆる行政改革について大変重要視され、つい最近も大変大胆な行革の構想につきまして、例えば十四省庁に統合されるというような、かなり思い切ったといいますか、大変な意気込みを……

第136回国会 大蔵委員会 第3号(1996/02/22、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野でございます。よろしくお願いします。  先日、十六日の日に久保大蔵大臣から所信表明のお話がございましたけれども、私はきょうは、かねてから自分としましていろいろお聞きしたいと思っておりました住専問題に絞りまして少し御説明をお聞きしたい、かように存ずる次第でございます。  今回の住専の損失の処理問題におきましては、この損失の負担につきまして、いわゆるぎりぎりという言葉が盛んに出てくるわけでございまして、まさにキーワードになっているような感があります。これは、昨年の十二月十九日の深夜に政府の処理案が決定したということでありますけれども、翌十二月二十日は平成八年度の国家予算の……

第136回国会 大蔵委員会 第8号(1996/04/11、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野でございます。  本日は、塩工業会さん、それからたばこ産業さんからも御多忙のところをおいでいただいておりまして、大変ありがとうございます。後ほど一、二お伺いさせていただきたいと思います。  これまで、一昨日の楢崎先生、それから今の牛嶋先生から塩産業につきましてはぼ全般にわたりましての御質問、また、それに対する政府初め皆様方からの御回答をいただきましたので大体理解できるわけでありますけれども、私の持ち時間の範囲で、若干重複するかもしれませんけれども御質問をさせていただきたいと思います。  これまでこの塩専売法というのは大変長い歴史があったわけでございますけれども、今般、……

第136回国会 予算委員会 第10号(1996/04/19、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野でございます。  ただいま同僚の益田委員から、主として日住金の丹羽参考人に経営者の立場から経営の実態、あるいはまたこれまで携わってこられたことにつきましていろいろとお聞きしたわけでございますけれども、私はお二人の参考人に対しまして、半ば共通する面があろうかと思いますけれども、種々お聞かせいただきたい、このように思います。  まず、丹羽参考人にお聞きしたいのでありますが、先ほども出ておりましたけれども、三和銀行から日住金にお移りになりました。平成二年専務でお入りになり、そして平成四年社長に就任されたということでありますので、一九九〇年から今年まで約六年間、これはまさにバ……

第136回国会 予算委員会 第14号(1996/04/25、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野でございます。  ただいま猪熊委員から住専につきまして種々御質問申し上げ、総理を初め皆様から御回答をいただきましたけれども、私は、今回の政府のおつくりになったスキーム、この処理策につきまして今日までこの法案がまだ審議もされない、こういう状況にまでなってきたということにつきまして、まず大蔵大臣、その辺についてどのようにお考えになっていらっしゃるか、御意見をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 恐らく今回のスキームをおつくりになった事務当局は、西村さんの銀行局の方で御苦労されたと思いますけれども、当初、このスキームを策定する準備に入られ、そのときに具体的に今回のスキーム……

第138回国会 決算委員会 閉会後第1号(1996/11/19、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野義孝でございます。きょうは通産省と経済企画庁の方に御質問をさせていただきたいと思います。  最初に、佐藤通産大臣に御質問させていただきます。  先般の第二次橋本内閣の発足によりまして、佐藤大臣には通商産業の最高行政責任者として大臣に就任されたわけでございますけれども、お聞きするところでは、過去におきましても通産政務次官を御経験されているし、大変通商行政を熟知されているということでございます。  現下の我が国の抱えている、例えば経済あるいは財政、税制等、大きな構造改革の問題に直面しているわけでありますけれども、そのような中で、当面の通商行政につきましての最重点の課題、一……

第139回国会 決算委員会 閉会後第1号(1996/12/26、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野義孝でございます。  本日は、大蔵省の改革の問題、それからもう一つは財政構造改革の問題について関係の方々に御質問をさせていただこう、こういうことでございますが、午前中に自民党の松村議員から財政構造問題についてるる御質問がございましたので、私の限られた時間の関係でこの問題の方を後にさせていただきまして、最初に大蔵大臣及び松下日銀総裁に、きょうはお忙しいところどうもありがとうございます、御質問させていただきたいと思います。  年初来、いわゆる大蔵省の改革問題というのがいろいろと、国会内におきましても、あるいはまた大蔵省におきましてもプロジェクトチームをつくり、この改革問題……

第140回国会 決算委員会 第2号(1997/05/01、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野義孝でございます。与えられた時間の範囲で関係の各大臣皆様に御質問させていただきたいと思います。  最初に、いわゆる金融制度改革、日本版ビッグバンの問題につきまして大蔵大臣に御質問させていただきたいと思います。  昨年の十一月十一日に橋本総理から金融制度の改革につきまして御発表がありました。それから約半年経過するわけでございますけれども、どうもこの間、我が国の経済情勢等あるいは金融、為替の状況等を見ておりますのに、いわゆるビッグバンが実施された以降における我が国の金融システム、こういったものの姿、そういったことよりも、どうもいろいろな問題がむしろこのところ噴出してきてい……

第140回国会 決算委員会 閉会後第3号(1997/07/31、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野義孝でございます。よろしくお願いいたします。  きょうは、時間も限られておりますので、大きく二つの御質問を申し上げ、いろいろと御教示をいただきたい、このように思うわけでございます。  まず最初に、公共事業と財政の再建問題につきまして御質問させていただきたいと思います。  御案内のように、昨年来、我が国の財政状況が大変厳しい状況にあるわけでございまして、そうした中で現在のそうした国民的な負担というものを後世代に先渡しすることは極力避けたいということで、現在、内閣を初めとしまして大変な御努力をされているということでございます。  年初来、財政構造改革会議あるいは行革会議等……

第140回国会 決算委員会 閉会後第5号(1997/09/04、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野義孝であります。  きょうは、我が国の民有林業の問題を中心にしまして、その税制等のことも含めた御質問をしたいと思います。  きょうは、林野庁長官初め、また大蔵大臣には御出席いただきまして大変ありがとうございます。  昨日、この場におきまして、決算委員会で国有林野事業の問題につきましてお二人の方から御質問がありました。私の横にいらっしゃる猪熊先生からも国有林野の特別会計について大変厳しい御質問がありましたけれども、私は実はその話を聞いておりまして、国有林野の問題だけに限ることではないんではないか。我が国のいわゆる森林業といいますか、農業もそうでありますけれども、我が国の……

第140回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号(1997/06/09、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野義孝であります。本日は金融監督庁の設置法案等に関しましての審議でございまして、私の方から主要な点につきましてお聞きしたいと思います。  まず、本論に入る前に、昨年来、こうしたいわゆる金融行政改革といった問題等を含めて諸改革ということがクローズアップされてきたわけでありますけれども、これは大変遅きに失したと、このように私は思うわけでございます。今回のいわゆる大蔵省の改革問題、こういったことに手がつけられてきたということはそれなりにいろいろな問題が近年多かったと。そういうことが今回の一連の改革に結びつくというか、こういった作業を始めるぞということになったわけでありまして、……

第140回国会 大蔵委員会 第2号(1997/02/20、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野でございます。  本日は、三塚蔵相を初め御多忙のところを早朝からお出ましいただきまして、大変ありがとうございます。  今、河本議員の方からほとんど網羅的にお話がありまして、私が言うことがなくなりましたので甚だ困っているわけでありますけれども、一応ふだん自分がやっている範囲内で御質問をさせていただこうと思います。  二壕蔵相は大変熱意のおありになる方でありまして、一御質問すれば三ぐらいお答えになるので大変、片道計算ならいいんですけれども、私は二十五分しかありませんので、私が五分で蔵相が二十分おやりになったんでは私の存在価値もなくなりますので、その点ひとつ、ふだんからも重……

第140回国会 大蔵委員会 第5号(1997/03/21、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野でございます。  三塚大蔵大臣を初め、大蔵省の関係各位の皆様方には御多忙のところをおいでいただきまして、大変ありがとうございます。  私は、益田議員に続きまして、今回審議中の租税特別措置法案を中心に御質問させていただきたいど思います。  大蔵委員会では、この常会で二回目の質問に立たせていただいておりますけれども、午前中に金田、楢崎両先生、さらにただいま益田議員と三名の方から質問がありまして、大体後から質問に立っぽど貧乏くじはないわけでありまして、ほとほと私も困っているわけであります。どうやって五十八分間の時間を、税金の浪費ではなくして前向きに御質問できるかということで……

第140回国会 大蔵委員会 第6号(1997/03/27、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野でございます。  大蔵大臣を初めとしまして大蔵省の関係の各局の皆様方、大変ありがとうございます。  清水先生専門家でいらっしゃいまして、その後私が出るというのはいささか場違いな感じがしますけれども、私がお聞きしたいということにつきまして清水先生の方からもかなり突っ込んだ御質問がありましたので、その辺は一応省きましてお話をさせていただこうと思います。  まず第一点は、平成九年度の一般会計予算につきまして、これまでも大蔵大臣にも何度か御質問させていただく機会がありましたけれども、全体的な締めというような感じで私としましてはお聞きしたい、このように思います。九年度の一般予算……

第140回国会 大蔵委員会 第12号(1997/05/13、17期、平成会)

○海野義孝君 おはようございます。平成会の海野でございます。  本日は、大蔵大臣を初め大蔵省の各局の最高幹部の方また日本銀行の山口理事には、御多忙のところをお運びいただきまして、大変ありがとうございます。  私は、生まれて初めて一時間五十分、百十分間という大変な長時間をきょうばいただきまして、皆様を飽きさせないように、また前向きの御答弁を政府御当局からいただけるように、また同僚議員の方々にも大いに元気を出していただけるような、そういった質問をさせていただこうど思っております。  先ほど十二チャンネルを見てまいりましたら、これは毎朝九時四十分から兜町のニュースをやっておりまして、ダウは二万二百七……

第140回国会 大蔵委員会 第17号(1997/06/05、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野でございます。  本日本銀行法案に関する審議も日にちを重ねてまいりまして、もう終盤に近いかと、このように思います。私も、五十五分間という限られた時間でありますし、本日も午前中に自民党の先生方からも大分踏み込んだ、大変聞きごたえのある御論議もありまして、私から改めて重ねて申し上げるようなことはほとんどなくなっておりますけれども、今般の日本銀行法案が五十六年ぶりに全面的に改正されるという意味合いというのは大変重いものがあると思いますし、同時に、今日のいわゆる国際化時代の中で、我が国の中央銀行の役割というものを世界に問うという意味合いからも大変重要な意義がある、このように思……

第140回国会 予算委員会 第14号(1997/03/24、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野でございます。  本日は、松田、原田のお二人の参考人には、御多用中のところを早朝からお出ましいただきまして、私どものためにいろいろと御意見をいただくということは大変ありがたいことだと思っております。  時間が限られておりますので、お二人に順次お尋ねさせていただきますけれども、時間の関係から、ひとつ簡潔にポイントの御返事をいただければありがたいと思います。  順序が逆かと思いますけれども、最初に原田参考人にお聞きしたいと思います。  先ほどの二十分弱のスピーチの中で、最後の結びの段階で申されたこと、日本の金融の再生ということに対して大変厳しい見方というか、国に対しまして……

第141回国会 決算委員会 閉会後第1号(1997/12/16、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野義孝であります。  本日は大蔵大臣、経済企画庁長官、御多忙のところをお出ましいただきまして、大変ありがとうございます。  きょうの私の質問する問題意識は、しばらくまたお二人には来年の常会までお会いする機会がありませんので、最近の状況についてまたいろいろと御意見をお聞きして、今後の対応について考えさせていただこう、こういうことでございます。  昨日の新聞にも報道されましたけれども、日銀の短観が発表になりました。これは長官の御所管ではございませんけれども、当然経済関係ですから把握なさっていらっしゃると思いますので、そのことも踏まえながら御答弁いただければありがたいと思うん……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号(1997/11/14、17期、平成会)

○海野義孝君 皆さんおはようございます。  ただいまから一時間時間をいただきまして、大蔵大臣、経済企画庁長官を初めとして関係の方々に御質問をいたします。  最初に大蔵大臣に、スタートですから御所見を伺って、最後にまたまとめで御所見を伺うということで、途中においては必要に応じて大蔵大臣には御質問をさせていただく、こういうことでございます。  先週の金曜日でしたか、今回のこの法案につきまして、参議院の本会議におきまして大蔵大臣から趣旨の御説明があり、それに対して各会派から代表質問がございました。我が平成会からは広中議員から、この法案の提出については時期を間違っているんではないかという点が第一点、内……

第141回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1998/01/08、17期、公明)

○海野義孝君 二年前の六月に金融三法が制定されたときに早期是正措置の問題なんかありましたけれども、あれと今日までで抜本的に何ら変わっていない点は不良債権の問題なんですよ、これが全部引きずってきているということで。  もう一つの問題は、去年の十一月にばたばたと金融機関がバンザイした。あの問題は、一つはやっぱり私は東南アジアの問題だと思いますね。東南アジアで七月にタイのバーツがパンクした、その後十月に香港の株が暴落した、そういった問題が世界を駆けめぐって日本が大変円安の方向へ動き始めた。これは日本とアジアとの関係が大変強いですから、例えば輸出の四割強は対アジアですから、もうアメリカじゃないですから……

第141回国会 大蔵委員会 第6号(1997/12/02、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野義孝でございます。  本日は、住宅金融債権管理機構の中坊社長には御多忙のところをわざわざおいでをいただきまして、最初にいろいろと御質問させていただきます。よろしくお願いします。  ただいま金融、証券等の不祥事問題が頻発しておりまして、そうした中で金融システムの安定の問題、あるいはまた預金者保護の問題等々いろいろな問題を抱えて終盤国会におきまして日夜大変な審議が続いているわけでございますけれども、顧みますれば、昨年の六月に成立いたしました住専関係の法案以降、やはりそのときが遠因となっていろいろな問題が今日に至っているというように私は思うわけでございます。  そこで、きょ……

第142回国会 経済・産業委員会 第6号(1998/04/02、17期、公明)

○海野義孝君 公明の海野義孝でございます。  最初に堀内大臣に御所見をお伺いしたいと思います。  昨日、外為法が改正になりまして、実質的にフリーになったということで、報道等においても大変大きく取り上げられました。我が国の一千二百兆円と言われている個人の金融資産の争奪戦も内外で大変活発になってきたということでございます。  先ほど平田委員の冒頭の御質問に対して大臣から御所見がありましたけれども、今回の商品取引所法改正につきまして、これは九〇年、平成二年に前回の商品取引所法の改正がありまして、それから既に八年近くたっている。この間の我が国を取り巻く諸情勢はかなりのピッチで変化してきているということ……

第142回国会 経済・産業委員会 第7号(1998/04/07、17期、公明)

○海野義孝君 公明の海野でございます。よろしくお願いいたします。  最初に尾身長官に御質問差し上げたいと思うんですけれども、もう御案内のとおりで、最近の新聞報道、マスコミ等におきましては経済の状況が大変厳しいということでございまして、国民各位においてもそういう面では大変不安が募っておりますし、また先行きにつきまして大変心配しているという状況にあるわけでございます。長官の御所管の業務につきましては、経済の見通しあるいは経済政策等についての総合調整的なそういった統括をされているお立場にあるということでございます。最近ですと、内外から特に景気の問題に対するいろいろな声というのは大変厳しさが募っている……

第142回国会 経済・産業委員会 第9号(1998/04/16、17期、公明)

○海野義孝君 公明の海野でございます。  昨日、三月の金融機関の貸し出し及び資金回収状況についてのデータが出ましたので、先ほど来、中小企業の問題についていろいろ委員の方からも御質問があり、御答弁もあったわけでありますけれども、大変大きな問題ですので、大臣に直接御感想というか御所見をお聞きしたいと思うんです。  つまり、都銀、長信銀、それから信託、第一・第二地銀、この五機関の本年三月の貸し出し、資金回収状況が前年同月比マイナス一・六%、三カ月連続して前年同月比マイナス、しかも五カ月連続して前月比マイナス、こういう状況にあるということでございます。三月末に貸し渋り対策ということで十三兆円の公的資金……

第142回国会 経済・産業委員会 第11号(1998/05/12、17期、公明)

○海野義孝君 公明の海野でございます。  今回の大店立地法または中心市街地活性化等の法律、さらには都市計画法の一部改正、こういった法案につきましては、現下の我が国における消費者あるいは生活者さらには小売業者、こういった現在抱えている総合的な問題にまさに挑戦する大変壮大なドラマであると私は思っております。これが単なるドラマに終わらないように、御当局の公正かつ慎重なる運用によりまして、一日も早くこの成果が随所にあらわれることを私は期待するものであります。  そこで最初に、実は私、昨日の本会議におきまして十六項目にわたって御質問申し上げましたので、もう既に質問することは言い尽くしておりますけれども、……

第142回国会 経済・産業委員会 第13号(1998/05/19、17期、公明)

○海野義孝君 公明の海野でございます。  時間が限られておりますので、簡潔に御答弁いただきたいと思います。  最初に、ガイドラインの問題につきましてお聞きしたいと思います。  言うまでもなく、ガイドラインにつきましては、公正取引委員会におきまして独禁法の効果的な運用を図り、違反行為を未然に防止するために独禁法の目的、規制内容及び法運用の方針につき各種ガイドラインを作成、公表されているということであります。  今回の一連の法改正に絡んでのガイドラインにつきましては、昭和五十六年に会社の株式所有の審査に関する事務処理基準、それから昭和五十五年七月の会社の合併等の審査に関する事務処理基準、こういった……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号(1998/05/27、17期、公明)

○海野義孝君 公明の海野でございます。  昨年十一月の財軍法の審議のときに、私も一時間ほど時間をいただきまして、ここで前大蔵大臣にいろいろと御答弁いただきました。それからわずか半年足らずというところでございますけれども、再びまた財草問題についていろいろと審議をするということについて、そう言っては何ですけれども、国会というところは大変能率の悪いことをやっているなと。もっともっといろいろとやるべきことが山積しているけれども、この問題をまたここで時間をかけてやるということについては、これはだれも得をしているわけじゃないのでありまして、我々議員もそうですし、政府、官僚の方々もそうでありますし、それ以上……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第6号(1998/05/28、17期、公明)

○海野義孝君 公明の海野でございます。  本日は、三人の参考人の方々には御多忙のところを大変ありがとうございます。  それでは、三人の参考人の方に御質問させていただきます。  最初に、現在国会で審議中の財政構造改革法の改正問題につきましての御意見を承りたいと思うのでございます。  先ほど芹生参考人からは、少なくとも財革法につきましては二年ぐらいの凍結が必要ではないか、こういうお話がございましたけれども、この理由につきまして簡潔に、もう一度まとめてお願いしたいと思います。
【次の発言】 次に、高木参考人にお聞きしたいと思います。  先ほどからお話がありましたように、財政再建とそれから経済の再建、……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号(1998/05/29、17期、公明)

○海野義孝君 私は、公明を代表して、政府提出の財政構造改革法一部改正案及び平成十年分特別減税関連三法案に反対する立場から討論を行います。  政府は桜の咲くころには景気回復の兆候があらわれるであろうとの発言を続けてきましたが、皮肉にも経済企画庁は来月早々にも景気後退宣言を行うと報道されております。  この景況感に対する判断と実態との対照的な相違は、平成九年度の景気判断の誤りと、それに基づく財政、金融など諸施策の強行により国民を不安と混乱に陥れているのであります。  そして、象徴的なことは、景気後退のさなか、昨年十一月末に財政構造改革法の成立を強行したことであり、平成十年度当初予算の審議が進められ……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第10号(1998/06/03、17期、公明)

○海野義孝君 公明の海野でございます。  昨日、事前に申し上げる御質問を差し上げてありますけれども、きょうもう既におやりになった議員の方の中からも大分そういった問題も御質問されていますから、そういったものを除いて、多少新たな御質問をすることをお許しいただきたいと思います。  最初に、総理にお聞きしたいと思います。  総理に御質問するということは久しく機会がなかったんですけれども、今行政改革は大変重要な政治課題でありますけれども、これに絡みまして中央省庁等改革に絡んでの基本法、これが審議中であります。  総理は一昨年、九六年秋の臨時国会におきまして、本会議場で、現在審議中の中央省庁改革に絡む行政……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第11号(1998/06/04、17期、公明)

○海野義孝君 公明の海野でございます。  本日は、参考人の皆様方には御多忙のところ大変ありがとうございます。  これまでの各委員からの御質問で大分話は進んでいる一このように思うわけでありますけれども、今回のこの行政改革というのは、一昨年の秋の臨時国会におきまして橋本総理が、当時は五つの改革でありましたけれども、その後教育を含めて六つの大きな改革、これが当内閣の最重要課題である、なかんずくその中でもこの行政改革というのがそのトップに来るんだという、そういった決意を披瀝されまして、それから今日までもう一年半近くなっていると、こういうことでございます。  そういった中で、今回の行革という問題について……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第13号(1998/06/08、17期、公明)

○海野義孝君 公明の海野でございます。  せっかく総理がおいでですから、最初にお願いしたいと思います。  今回の中央省庁再編に絡んでの基本法案の審議も大分進んでまいりまして、各委員の方々からの御質問もかなり集約されてきているというように思います。  私は先般の総括の際にも御質問申し上げたと記憶しておりますが、今回の法案というのは省庁再編具体化に向かっての言うなればプログラム法案である、このように理解をしているわけでございます。  そもそもは行政改革という問題が一昨年の暮れ、総理の方からお話がありまして、当面の内閣及び政治の最重要課題である、私もそのように認識をしているわけでありますけれども、そ……

第142回国会 財政・金融委員会 第17号(1998/05/26、17期、公明)

○海野義孝君 公明の海野でございます。  きょうは三人の参考人の方々、御多忙のところ大変ありがとうございます。今まで十五分ずつにわたって御意見をお述べになり、それに対して二人の同僚委員から御質問させていただいておりますので、かなりこの法案について理解できました。  最初に私がお聞きしたいのは、先ほど久保委員からかなりの部分、私の思っていることをお聞きになりましたのでありますけれども、今回の金融システムの改革という問題、つまり金融制度の大改革に絡んでの今回は四つの関連法案ということでありますけれども、既に四月にいわゆる外為法が完全にフリーになったということから、前大蔵大臣はこれを称してまさにビッ……


18期(1998/07/12〜)

第143回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第6号(1998/10/07、18期、公明党)

○海野義孝君 公明の海野でございます。  今回は、金融再生関連の法案の審議が一昨日から参議院の方では始まっているわけでございますけれども、長い間衆議院の方におきましては発議者の方々初め各会派共同でこの法案の作成について大変な御努力をされたということに対して、まずもって敬意を表したい、こう思う次第でございます。  先ほどから、午前中来、委員の方々の質問の中でもございましたけれども、今回の法案につきましては、さらに現在自民党さんがお出しになっているというふうに伺っていますけれども、いわゆる破綻前の金融早期健全化の枠組みといいますかスキーム、こういったこととの絡みでお話を伺っていると、大変複雑なとい……

第143回国会 経済・産業委員会 第3号(1998/09/17、18期、公明)

○海野義孝君 公明の海野義孝でございます。  不正競争防止法の一部を改正する法案というのが現在審議中ということでありますけれども、この法律の改正の目的というのが、国際的な商取引のための外国の公務員への不正利益供与を防止する、そういうことで、八〇年代以降の国際的な議論の高まりという中から、その後OECD諸国二十九カ国、さらにはその他五カ国、そういったところで条約交渉を実施して今日に至っている、これに関係して国内法を改正する、こういうようなことのように理解しているわけであります。  一九八九年にOECDにおいて国際商取引における不正利益供与を防止するための検討が開始されて今日に至っているというわけ……

第143回国会 経済・産業委員会 第6号(1998/09/30、18期、公明)

○海野義孝君 公明の海野でございます。  総理には大変御苦労さまでございます。時間が限られておりますので、早速御質問させていただきます。  まず、総理は八月七日の所信表明演説におきまして、対人地雷禁止条約についてはできるだけ早い発効に向けて我が国としても可能な限り早期の締結に努力すると、このように述べられました。重要なことは、日本がどれだけ積極的な役割を演じるかということが問題だろう、こう思うんです。  先ほど前川委員からも御質問ありましたけれども、それに対して総理からもお触れになりましたが、条約にまだ署名されていない国、例えばアメリカ、中国、ロシアそれからインドなどに働きかけて、これらの国は……

第143回国会 災害対策特別委員会 第1号(1998/08/31、18期、公明)【議会役職】

○委員長(海野義孝君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、当委員会の委員長に選任されました海野義孝でございます。  我が国はその自然条件から災害が大変多く、国土及び国民の生命、身体や財産を守るための本委員会の役割は極めて重大であります。  御承知のとおり、今夏は今月上旬に新潟を中心とした豪雨災害があったばかりか、現在まさに関東北部、東北南部を中心として記録的な大雨による被害が進行中であります。  これらの災害に対し迅速かつ適切に対処し、また委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な運営に努めてまいる所存ですので、皆様の御支援、御協力を何とぞよろしくお願い……

第143回国会 災害対策特別委員会 第2号(1998/09/02、18期、公明)【議会役職】

○委員長(海野義孝君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日、平野貞夫君が委員を辞任され、その補欠として鶴保庸介君が選任されました。  また、本日、和田洋子君が委員を辞任され、その補欠として小川敏夫君が選任されました。
【次の発言】 この際、柳沢国土庁長官及び谷川国土政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。柳沢国土庁長官。
【次の発言】 続いて、谷川国土政務次官。
【次の発言】 この際、平成十年八月豪雨による災害により亡くなられた方々に対して、御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。  どうぞ御……

第143回国会 災害対策特別委員会 第3号(1998/09/11、18期、公明)【議会役職】

○委員長(海野義孝君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二日、鶴保庸介君及び但馬久美君が委員を辞任され、その補欠として戸田邦司君及び渡辺孝男君が選任されました。  また、去る三日、小川敏夫君が委員を辞任され、その補欠として和田洋子君が選任されました。  また、去る四日、戸田邦司君が委員を辞任され、その補欠として阿曽田清君が選任されました。  また、去る九日、阿曽田清君が委員を辞任され、その補欠として鶴保庸介君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっ……

第143回国会 災害対策特別委員会 第4号(1998/10/16、18期、公明)【議会役職】

○委員長(海野義孝君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る九月十六日、渡辺孝男君が委員を辞任され、その補欠として但馬久美君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に但馬久美君を指名いたします。

第144回国会 経済・産業委員会 第2号(1998/12/10、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  今、前川委員の方から大分突っ込んだ話が進んでおりますので、私の方からは新事業創出促進法、それからもう一つの小規模企業共済法等の一部改正の二法案について少し御質問申し上げたいと思います。  今もお話がありましたとおりで、大変環境は厳しいわけでございます。そういった中で、今回の法案の目的、新しい事業に挑戦する人を支援していこう、あるいは深刻化する雇用問題に対応しよう、あるいは市場経済の主体をふやしていこう、こういうようなことで雇用問題と、今後の創業者、そういった方たちをふやしていこう、両面を求めた法案であるというような感じがするわけです。  大変ここ長期……

第144回国会 災害対策特別委員会 第1号(1998/11/27、18期、公明)【議会役職】

○委員長(海野義孝君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、前国会に引き続きまして当委員会の委員長に選任されました海野義孝でございます。  委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な運営に努めてまいる所存ですので、皆様の御支援、御協力を何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に長谷川道郎君、松谷蒼一郎君、……

第144回国会 災害対策特別委員会 第2号(1998/12/14、18期、公明党)【議会役職】

○委員長(海野義孝君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に但馬久美君を指名いたします。
【次の発言】 この際、井上国土庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。井上国土庁長官。
【次の発言】 次に、請願の審査を行います。  第三三七号災害復旧制度の拡充に関する請願を議題……

第145回国会 経済・産業委員会 第4号(1999/03/23、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  きょうは、堺屋長官、今商工委員会の休憩時間ということで、御無理を申し上げましておいでいただいたわけでございます。私から長官に御質問させていただいて、終わり次第御退席していただいて結構でございますので、よろしくお願いします。  きょうは、委員長、どうもありがとうございました。  それでは、堺屋長官に御質問申し上げたいと思います。  先般、もうかれこれ二週間近くになりますけれども、平成十年度の第三・四半期、昨年の十―十二月の実質GDPが発表になりましたけれども、これも残念ながら大方の予想を上回るような深い落ち込みということでございました。  したがいまし……

第145回国会 経済・産業委員会 第6号(1999/04/13、18期、公明党)

○海野義孝君 海野でございます。  きょうは、三人の参考人の方々には御多用のところおいでいただきまして大変ありがとうございます。明後日、私どもの経産委員会ではこの法案についての本格審議を行いますけれども、それに先立って大変貴重な御意見を賜ったということで、大変ありがたく思っております。  総論的に申し上げれば、都の行政に携わっている立場、それから業界の方、それから消費者を守るというかあるいは業界を守るというか、日弁連の先生ということで、それぞれのお立場でニュアンスの違う部分もありましたけれども、大変参考になりました。大いにこれを生かして明後日の討論をしていきたい、このように思っております。たく……

第145回国会 経済・産業委員会 第7号(1999/04/15、18期、公明党)

○海野義孝君 昨日、関係の当局の方々には通告してございますけれども、予想したとおりでございまして、私あたりになると大体貧乏くじを引いて、前の方々でほとんど話は尽くされているということなので、どうしても私は嫌がらせみたいなそういう話になるのをひとつ御勘弁いただきたいということです。  冒頭に通産大臣にお聞きしたいんですが、これは御感想というか御所見です。  私は、経済至上主義の時代は我が国では終わったと思います。と同時に、現在GDP五百兆の中で、五百兆は一向にふえもしない、多少減っているんです。その中で六〇%ぐらいが消費ということでありますが、消費も財から最近は役務といいますかサービス、こういっ……

第145回国会 経済・産業委員会 第8号(1999/04/20、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。時間が大変少ないものですから、できるだけ多くの御質問をしたいと思っておりますから、簡潔にひとつ御答弁をお願いしたいと思います。  今回の法改正につきましては、これ自身は総論的に見て時代に即した、一つ前進する改正であろうと思います。運用の問題等が効果的かどうかということは別問題でございまして、その辺は当局の今後の努力をお願いしたい、こう思います。  まず御質問でございますけれども、今回、合理化カルテル制度の適用除外を全廃するということがこの改正でうたわれておりますけれども、私が勉強している範囲では、適用除外を合理化カルテルについて全廃するのは日本だけである……

第145回国会 経済・産業委員会 第18号(1999/07/29、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。限られた時間でいろいろと御質問させていただきたいと思います。  これまでお二人の同僚委員の方から多岐にわたって御質問がありましたので、私の意図している部分も御答弁をいただいた部分が相当ございますが、多少は重なり合う部分もあるかと思いますが、その点は御了承いただきたいと思います。  まず最初に、今回、通産省関係の基準・認証制度を言うなれば整理及び合理化するということで十一本の法律案を審議しているわけでございますけれども、この背景といいますか、先ほどのお話にもありましたように、昨年来の規制緩和推進三カ年計画を今年三月のたしか閣議で改定されて、実質的には今年、……

第145回国会 経済・産業委員会 第19号(1999/08/03、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  限られた時間で本法案につきまして御質問したいと思います。  我が国の経済再生、産業の再生ということが急務でございまして、これまでも八次、九次にわたるいわゆる需要サイドでの経済対策、景気対策、こういったものが打たれてまいりましたけれども、なかなかその効果がただいま現在まだ十分には顕在化していない、こういう状況であります。このデマンドサイドと供給サイド、サプライサイドのこの両面から経済・産業の再生、活性化を図るということはまさに車の両輪であろう、このように思うわけでございます。  これまでアメリカにおきましても、七〇年代の後半のカーター政権における規制緩……

第145回国会 経済・産業委員会 第20号(1999/08/05、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  参考人の皆様方には、きょうは早朝からお出ましいただきまして、今回の産業活力再生特別措置法案に関しての審議に際し、多大なる高邁なる御議論を展開していただきまして大変参考になりました。ありがとうございました。  そこで、最初に樋口参考人にお教えいただきたいと思いますけれども、先般来、経済戦略会議の議長あるいはまた産業競争力会議の委員等を通じて、バブルの始まる前からバブル後に至る我が国の動乱の日本経済・産業界にあって、御自分のまさに確たる経営者としての力を示された。これは私は、今回の経済戦略会議、この会議というものが、具体的に言うと民間から多くの方が出られ……

第145回国会 災害対策特別委員会 第1号(1999/01/19、18期、公明党)【議会役職】

○委員長(海野義孝君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、前国会に引き続きまして当委員会の委員長に選任されました海野義孝でございます。  委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な運営に努めてまいる所存ですので、皆様の御支援、御協力を何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に長谷川道郎君、松谷蒼一郎君、……

第145回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1999/10/20、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  これまで各委員の方から大分詳細にわたって御質問がありましたから、時間の関係もありますので直ちに質問に入りたいと思います。  まず第一点は、こういった災害が発生した場合の情報伝達とそれに対する対応の問題でありますけれども、私は今回の問題、特に自治体の対応という点に問題があるんではないか、このように思うわけでございます。  これまで建設省とか国土庁とか消防庁とか、いろいろな災害、台風とかあるいは豪雨であるとかが発生した場合にはできるだけ早く詳細にわたって伝達される努力をしているということは十分に私は理解しているわけでありますけれども、問題は、例えばそうい……

第145回国会 災害対策特別委員会 第2号(1999/03/05、18期、公明党)【議会役職】

○委員長(海野義孝君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  災害対策の基本施策について国土庁長官から所信を聴取いたします。関谷国土庁長官。
【次の発言】 次に、平成十一年度防災関係予算に関し、概要の説明を聴取いたします。谷川国土政務次官。
【次の発言】 以上で、災害対策の基本施策について国土庁長官の所信及び平成十一年度防災関係予算に関する概要の説明聴取は終わりました。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時五分散会

第145回国会 災害対策特別委員会 第3号(1999/03/24、18期、公明党)【議会役職】

○委員長(海野義孝君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る九日、松谷蒼一郎君が委員を辞任され、その補欠として鹿熊安正君が選任されました。  また、昨日、高嶋良充君が委員を辞任され、その補欠として谷林正昭君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第145回国会 災害対策特別委員会 第4号(1999/07/02、18期、公明党)【議会役職】

○委員長(海野義孝君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日、景山俊太郎君が委員を辞任され、その補欠として亀井郁夫君が選任されました。  また、本日、田村公平君が委員を辞任され、その補欠として溝手顕正君が選任されました。
【次の発言】 この際、平成十一年梅雨前線豪雨による災害により亡くなられた方々に対して、御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。  どうぞ御起立をお願い申し上げます。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。着席してください。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  平成十一年梅雨……

第145回国会 災害対策特別委員会 第5号(1999/07/30、18期、公明党)【議会役職】

○委員長(海野義孝君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る七日、鹿熊安正君及び岩本荘太君が委員を辞任され、その補欠として田村公平君及び菅川健二君が選任されました。  また、昨日、溝手顕正君及び江本孟紀君が委員を辞任され、その補欠として鹿熊安正君及び柳田稔君が選任されました。  また、本日、山下芳生君が委員を辞任され、その補欠として宮本岳志君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  去る十四日に行いました平成十一年梅雨前線豪雨による被害の実情調査のための委員派遣につきまして、派遣委員の報告……

第145回国会 災害対策特別委員会 第6号(1999/08/13、18期、公明党)

○海野義孝君 前委員長といたしまして、一言御礼の言葉を申し述べさせていただきたいと思います。  昨年の八月に委員長に選任されまして以来、委員各位の皆様方の御支援、御協力をいただきまして、その職責を大過なく全うすることができました。この場をおかりいたしまして、委員各位の皆様方に心から厚く御礼申し上げる次第でございます。  大変ありがとうございました。(拍手)

第145回国会 予算委員会 第12号(1999/03/09、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  本日は、四人の参考人の方々、御苦労さまでございます。  今までお二人の方からるる御質問があり、それに対して答弁があったわけでございますけれども、私は、大蔵省の銀行局、それから当時の中川金融検査部長、それからまた東郷前日債銀頭取のお話を聞いておりまして、どうも大変あいまいな部分がいろいろあるのではないか、このように思いました。  まず第一点、先ほどから確認書の問題が出ております。これは日生さん、それから大和銀行さん等と大蔵省の間で確認書が交わされたということを伺っておりますけれども、この際、日本生命さんとの確認書でございますが、これの疑問点について幾つ……

第146回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号(1999/12/03、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  続長官には連日大変御苦労さまでございます。私、長官等に質問するというようなことは初めてでございますのでやりにくい面があるんですが、まず今回のこの省庁改革といいますか省庁再編、前橋本内閣のときに六つの改革ということを御提唱になりましてようやく現内閣においてこの問題が今進んでいるわけでございます。長官は、この省庁の再編といいますか改革ということは、一番のゴールである行政改革ということの中ではどのようにこれをとらえていらっしゃるかということを含めて、今回何代目ですか、総務庁長官になられて行政改革を担当なさるというお立場になったわけでございますけれども、そう……

第146回国会 財政・金融委員会 第2号(1999/11/11、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  限られた時間でございますので、商工ローン問題等に限定して二、三の御質問を申し上げたいと思います。  最初に、越智金融再生担当大臣にお聞きしたいと思いますけれども、今巷間大変問題になっております商工ローン問題につきましては、日増しにその実態といいますか状況がマスコミ等で報道されているわけでございます。同時に、政府側としましてもかなり踏み込んだ御答弁が最近はあるように承知しております。これらのことはいろいろと実態の調査が進むに従って次第に掌握されてきているのではないか、かように存ずるわけでございますが、先般、九月に金融監督庁としましては立て続けに三回の指……

第146回国会 財政・金融委員会 第4号(1999/12/10、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  事前に御連絡してありませんけれども、今回提案をされていらっしゃる方々ですので、熟知されているということを前提に、ひとつ谷口議員に御質問申し上げたいと思います。  私は、十一月十一日の例の日栄と商工ファンドの参考人招致の際も申し上げましたけれども、一つは、五十八年に貸金業規制法等が行われましたけれども、もうそれから既に十六年経過している。この十六年というのは、我が国金融史上にとっても画期的というか、史上かつてないような経験をしたわけでございまして、そういった中で一番取り残された問題がまさに中小企業の問題であります。その中小企業のいわゆる経営上のお米であ……

第146回国会 財政・金融委員会 第5号(1999/12/14、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野義孝でございます。  今まで三人のお方から御質問がありまして、証人からるる答弁がございました。基本的には十一月十一日の参考人の際の答弁とほとんど変わりはないということでございまして、私としては大変不満であるということでございます。  そこで、まず第一点でございますが、先ほども御質問がありましたけれども、昨年の四月から六月にかけまして逮捕されました二人の元社員から目ん玉を売れとか腎臓を売れと、こういうような供述というか、があったということでございますが、これは事実だと思います。本人が言ったということは事実だと思います。そのようなおどしをかけて脅迫的、暴力的な取り立てをし……

第146回国会 中小企業対策特別委員会 第5号(1999/11/22、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  本日は、大西、和田御両人、大変遠いところから、また朝早くから大変御苦労さまでございます。  お二人ともに、今、中小企業基本法審議中でありますけれども、それぞれ現場といいますか、取りまとめていらっしゃる団体の最高幹部の方として大変いろいろな思いがおありと思いますし、また先般の中小企業関係の審議会の答申の中にもそういった御意見等が多々織り込まれている、このように思うわけでございます。  先ほどお二人の方から御質問がありまして、私の申し上げるような質問が言い尽くされている感はありますけれども、若干視点を変えましてお聞きしたいと思います。  まず、大西参考人……

第147回国会 経済・産業委員会 第11号(2000/04/20、18期、公明党・改革クラブ)

○海野義孝君 おはようございます。  公明党の海野でございます。公明党・改革クラブを代表して御質問させていただきます。  最初に、私ごとで本日のスケジュールの関係で最初に御質問させていただくことを成瀬委員長にお許しいただいたことを心から感謝申し上げます。  御案内のとおり、北海道有珠山におきましては、先月三十一日以来約三週間にわたりまして噴火が続いております。そうした関係で、ピークよりは減少したとはいえ、なお七千名余の方々が仮宿舎におきまして大変御不自由な、また不安等におびえながらの生活を送っていらっしゃることに対し、お見舞いを申し上げると同時に、有珠山の噴火が一日でも早く平穏におさまることを……

第147回国会 経済・産業委員会 第12号(2000/04/25、18期、公明党・改革クラブ)

○海野義孝君 公明党・改革クラブの海野でございます。本日は、四人の参考人の方々、大変御多忙のところをお差し繰りいただきまして、私どもの討論のために貴重なる御意見を賜ったことを心から感謝申し上げます。  きょうお集まりの四人の方々は、今回の消費者契約法立案に当たって、それぞれの立場から大変御努力をなさったということでございますけれども、冒頭に松本先生もベストではないけれどもベターであるというような御発言がありましたが、四人の方々に点数評価をされた段階では、かなり厳しいことを松本先生もおっしゃっていたわけで、その辺が消費者契約法の検討委員会の委員長代理をなすって、いろいろと吐露できない苦衷を評点に……

第147回国会 経済・産業委員会 第13号(2000/04/27、18期、公明党・改革クラブ)

○海野義孝君 公明党・改革クラブの海野でございます。  三日ほど前に、本委員会におきまして今回の消費者契約法の条文に沿いながらいろいろ細かなことをお聞きしてまいりましたけれども、その残されている部分を含めていろいろと御質問したい、このように思います。  一昨日ですか、参考人の方々がお見えになりましていろいろお話をお聞きしましたけれども、今回の消費者契約法立案に向かっては大変多くの方々の御苦労があったということが改めてわかりました。  民主党さんからもあらかじめ法案をお出しになって、私も拝見しましたけれども、消費者の現在の業者とのトラブルの問題等について真剣に取り組んでいらっしゃるということに対……

第147回国会 財政・金融委員会 第2号(2000/03/09、18期、公明党・改革クラブ)

○海野義孝君 委員派遣について、その概要を御報告申し上げます。  今回の委員派遣は、去る一月十七日、十八日の二日間、沖縄県に参りました。派遣委員は、平田委員長、伊藤理事、池田理事、三重野委員、星野委員及び私、海野の六名であります。派遣地におきましては、沖縄開発庁沖縄総合事務局、沖縄国税事務所、国税不服審判所沖縄事務所、沖縄地区税関、日本銀行那覇支店、沖縄振興開発金融公庫、沖縄郵政管理事務所からそれぞれ管内の概況説明を聴取するとともに、地元金融機関との意見交換を行ったほか、地場産業等を視察してまいりました。  以下、調査の概要について申し上げます。  沖縄県は、面積が約二千二百六十八平方キロメー……

第147回国会 財政・金融委員会 第4号(2000/03/15、18期、公明党・改革クラブ)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  宮澤大臣初め皆様方、大変御苦労さまでございます。  予算の委嘱審査ということでございますが、最初に経済につきまして、まず大蔵大臣に御意見といいますか御所見をお聞きしたいと思うんです。  つい数日前に昨年の十―十二月期の実質GDPが発表になりました。これにつきましては、かねてより二期連続で落ち込むんだというような予想が新聞等でも発表されておりまして、昨年暦年で見ますと、前半二四半期はプラスでありましたけれども後半は落ち込むと、こういう状況だったんですが、これは過去三回目の落ち込み幅ということで、たしか第一回目は第一次オイルショックのとき、第二回目は平成……

第147回国会 財政・金融委員会 第5号(2000/03/16、18期、公明党・改革クラブ)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。公明党・改革クラブを代表して御質問させていただきます。  昨日から本日にかけまして、予算の問題を初めとしまして、あるいは財政問題等についていろいろ質疑がございました。  昨日も出ておりましたけれども、宮澤大蔵大臣は、昨年の予算編成に当たりまして、ハマの大魔神が最後の締めの登板でなくて最初から登板をするというようなまさに背水の陣での予算の編成であったと、こういうようにおっしゃいました。きょうのお話ですと、平成十二年度の予算につきましてもまさに言語道断のそういった財政的な措置を講じなくてはならない、こういうことに相なったとおっしゃっておりまして、今の国の置か……

第147回国会 財政・金融委員会 第8号(2000/03/28、18期、公明党・改革クラブ)

○海野義孝君 海野でございます。  いよいよ沖縄のサミットも四カ月足らずになりました。先週末のお休みを利用されて総理も沖縄に行かれてつぶさに視察をされ、またいろいろな御発言もあったわけでございますけれども、私も一月に沖縄県へ委員派遣で視察に参りまして、経済界、産業界あるいは財界、金融界等々からもいろいろなお話をお聞きしました。  沖縄県の経済の振興という問題は私は大変重要な問題だと思うわけでございますが、そういったことで、沖縄経済振興に関連しまして、いわゆる沖縄型特定免税店制度につきまして、わずかな時間でございますのでこの点に絞ってお伺いしたいと思います。  平成十年度に創設されました沖縄県か……

第147回国会 財政・金融委員会 第11号(2000/04/20、18期、公明党・改革クラブ)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  公明党・改革クラブを代表して質問いたします。  その前に、去る三月三十一日に噴火いたしました北海道の有珠山につきましては、約三週間経過しましたけれども、まだ噴火の兆候が続いております。地元住民の約七千余の方々につきましては、まだ仮住まいにおいて日夜不安な日々を送っていらっしゃることに対しまして、心からお見舞いを申し上げると同時に、ほぼ同時期におきまして病に倒れられました前総理小渕先生につきましては、目的の半ばにおいて倒れられたということで、喫緊の多くの国家の諸課題について大変気になさりながら後事を託されて、今闘病されている最中でございます。一日も早く……

第147回国会 財政・金融委員会 第12号(2000/04/21、18期、公明党・改革クラブ)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  本日は、四人の参考人の方々には大変御多忙のところをお差し繰りして御出席いただき、大変ありがとうございます。  最初に、神田参考人にお聞きしたいと思いますけれども、先ほど詳細にわたって今回のインフラに絡む金融三法の成立に至る御苦心、いろいろなことについてお話を承ったわけでございますけれども、私は欧米のいわゆる金融サービス法といったものと我が国の場合では大分違うんじゃないかと。  その理由は、まず世界の諸国においてはビッグバンと同時に金融サービス法なるもの等を整備された。ところが、我が国の場合はまずビッグバンありきということで、既にビッグバンは一昨年の春……

第147回国会 財政・金融委員会 第13号(2000/04/27、18期、公明党・改革クラブ)

○海野義孝君 おはようございます。  公明党・改革クラブの海野でございます。  二十日に引き続き、またきょうもいろいろと御質問させていただきます。大臣初め皆様には朝早くから大変御苦労さまでございます。よろしくお願いいたします。  前回は金融三法、いわゆるビッグバンに伴うインフラ整備に関連した三法案の中で、特に集団投資スキーム関係、それから金融商品販売法案関係を中心に御質問いたしましたので、きょうは証券取引所の株式会社化の問題を最初にまず御質問させていただこうと思います。  御案内のとおり、この金融インフラの三法案の成立を目指して今審議中でありますけれども、証券取引所の株式会社化という問題につき……

第147回国会 財政・金融委員会 第15号(2000/05/09、18期、公明党・改革クラブ)

○海野義孝君 公明党・改革クラブの海野でございます。大臣初め皆様、御苦労さまでございます。  今、寺崎委員の方から大分詳細にわたっての御質問があり、御答弁がありましたので、やや重複する部分もあろうかと思いますけれども、お聞きしたいと思います。  なお、これは私の率直な考えですけれども、この法案が立案されて審議に入っているこれまでの経緯につきましては、先ほどからいろいろお話がありましたが、大蔵省、郵政省あるいは損保協会、損保代理業協会等々いろいろなところでのいきさつがこれまであったように思いますけれども、行革になりまして、いわゆる官民の問題等が言われるようになってからこの問題が出てきたということ……

第147回国会 財政・金融委員会 第18号(2000/05/18、18期、公明党・改革クラブ)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  公明党・改革クラブを代表しまして、大蔵省並びに郵政省の大臣及び関係各位の方々に御質問させていただきます。  一昨日と本日午前中にかけまして大変御熱心な討議が重ねられてまいりました。それぞれの問題とするところあるいは論議の内容等につきましてはいろいろございましたけれども、まさに戦後最大と言われる財投の大改革という大きな問題につきまして、何とかこれを成功させたいという点で、これまでの財政投融資等についての問題とか、あるいはこういうふうにすべきではないかとか、あるいは今回の法案についての問題とか、いろんなことで質疑がございました。  私としましても、本日い……

第147回国会 財政・金融委員会 第19号(2000/05/23、18期、公明党・改革クラブ)

○海野義孝君 私は、ただいま可決されました資金運用部資金法等の一部を改正する法律案及び郵便貯金法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、公明党・改革クラブ、社会民主党・護憲連合及び参議院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     資金運用部資金法等の一部を改正する法律案及び郵便貯金法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 財政投融資の対象分野・事業については、民業補完及び償還確実性の徹底、政策コスト分析の活用等を図り、不断の見直しを行うこと。また、これを担う特殊法人等に……

第149回国会 決算委員会 閉会後第2号(2000/08/30、18期、公明党・改革クラブ)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  本日は、青年海外協力隊の問題につきまして、ただ一点だけで外務省に対して御質問をしたいと思います。  この問題認識につきましては、一つは本年が海外経済協力隊創設三十五周年であるということ、それからもう一点は、先般国際会議で海外出張した際に青年海外協力隊の方々と懇談する機会があって、いろいろな問題をお聞きしましたので、この機会に政府当局にいろいろとお伺いしたいということでございます。  時間がごく限られておりますので早速本論に入りたいと思いますが、ただいま外務大臣はたしか中国へ出張されている。きょうは答弁に立っていただくのは総括政務次官の荒木先生と思いま……

第149回国会 決算委員会 閉会後第3号(2000/09/05、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  ただいま専門家の委員の方から大変高邁な議論の展開がございました。私は、きょうのこの関係の厚生省、労働省につきましては直接専門的な分野でございませんが、素人の立場でふだん思っていること等について少し御質問したい、こういうふうに思うわけでございます。  期せずして、今、松崎委員からも大変突っ込んだお話がありました問題に絡むんですけれども、医療費が大変年々膨大になっている、大変なスピードでふえていると。特に、近年のバブル崩壊後の我が国の経済が大変低迷してきたということもありまして、そうした中で医療費の伸び方というのは大変なテンポで、もう既に年間三十兆円余と……

第149回国会 決算委員会 閉会後第5号(2000/09/19、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  最初に、いわゆる公共事業の見直しにかかわる国と地方の負担のあり方という問題につきましてお聞きしたいと思います。  先般、八月二十八日でございましたか、与党三党におきまして公共事業につきましての見直しを行った与党としての結論が出たようでございます。二百三十三事業について中止ないしは見直しを行うというように承知しておりますけれども、本来であればこの事業を継続することによって必要である費用が兆単位で一応軽減されると、こういうようなことでございましたけれども、ここで具体的な問題としてお聞きしたいのは例の中海の国営の土地改良事業の問題でございます。  この事業……

第149回国会 財政・金融委員会 第1号(2000/08/09、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  本日は、速水総裁にお出ましいただきまして、限られた時間ですので総裁に絞って御質問させていただきたい、こういうことでございますので、よろしくお願いいたします。  今国会は十三日間ということでございますけれども、総裁には衆参予算委員会等におきましてもお出ましいただいて、御多忙をきわめている中でとどめの御質問ということで大変恐縮でございますけれども、財政・金融委員会の一員として直接お聞きしておきたいということでございましたので御了承いただきたい、こう思います。  昨日は、八月の月例経済報告関係閣僚会議において、総裁もお出ましになって関係閣僚の方々といろいろ……

第150回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号(2000/11/15、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  本日は、相沢大臣を初め関係省庁の皆様方、大変御苦労さまでございます。  午前中も質問にありましたけれども、私は、金融問題の中でとりわけ今問題になっております生命保険業界の問題につきまして関係各位の皆様方に御質問をしたい、このように思います。  この生保問題につきましては、既にほかの委員会等におきましても種々質問等がありましたので多少ダブる点があろうかと思いますけれども、その点は御容赦いただきたいと思うわけでございます。  まず、第一点でございますけれども、大変不幸なことでありますが、先月は中堅の業者二社が相次いで破綻するというような事態が起こりまして……

第150回国会 決算委員会 閉会後第1号(2001/01/24、18期、公明党)

○海野義孝君 まず、宮澤大臣に少しお聞きしたいと思いますけれども、時間が限られておりますからいろいろなことは申しませんが、率直なところ、大臣は現下の経済動向につきましてどのような御所見といいますかお考えをお持ちか、やや先まで含めて、十三年度まで含めてどのような経済動向についての御所見をお持ちか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 午前中からの御答弁などを聞いておりましても、大臣は大変財政問題等につきましても慎重なお話をなさっていたように思うんです。決して現下の状況について楽観してない、厳しいんだというお考え、これ、私もそのように受けとめます。  最近のアメリカの経済、かなり減速の兆しが……

第150回国会 財政・金融委員会 第2号(2000/11/27、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  先週末に、平成十二年度の補正予算、四兆七千八百億円が成立しまして、きょうはその関連法案の審議ということでございまして、これまでの議論の中でもいろいろありましたけれども、私は率直にいろいろと大蔵大臣にお聞きしたいと、こう思うんです。  まず第一点は、景気の現状及び今年度の見通しについての御認識と、そして今回の補正予算の効果といった点について教えていただきたいと、こう思うんです。  ということは、このところ景気の問題につきましては、先般、経済企画庁で今年度の実質GDP一%を一・五%というように政府見通しを変えられたわけでございますけれども、一方では、十一……

第151回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号(2001/04/02、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  時間が限られておりますので簡潔に御答弁をお願いしたいと思います。  最初に、金融担当大臣にお聞きしたいと思いますけれども、先般、三月十九日に、日銀が思い切ったというか、金融緩和政策をとったわけでございますけれども、問題は、これまでも日銀の場合は昨年の八月にゼロ金利を解除するというような問題がありまして、今となって振り返ってみますと、あれから約半年強の間というのは、アメリカの経済の急速な減速等の問題もさることながら、いろいろ問題があったと思いますけれども、私は、大臣が年初来、不良債権の処理については大変なお気持ちで取り組んでいらっしゃると。特に、それも……

第151回国会 経済産業委員会 第3号(2001/03/22、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  最初に、平沼大臣にお伺いしたいと思いますけれども、このところ、去る十九日に日銀が思い切った金融緩和政策を打ち出しまして、それに相前後しまして総理が渡米されて日米首脳会談が行われたと。大臣所管の経済産業関係につきましても大変重要な内容のお話があったのではないかと思います。これは新聞等の報道しか私どもはただいま現在では知るすべもございませんけれども、そうした中でやはり経済構造の改革を推進するということ、同時に不良債権の処理を迅速に進めていくと、こういうような問題がお話にあったように聞いております。  私、二十一世紀に入りまして、特に今我が国の抱えている問……

第151回国会 経済産業委員会 第4号(2001/03/27、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  大臣初め皆様、大変御苦労さまでございます。きょうは細々とした問題を経済産業省とそれから公取委員会の方に七、八問ぐらいお聞きしたいと思っております。時間は多少早く終わるんじゃないかという感じでございます。  最初に、先週のいわゆる委嘱審査のとき、あるいはきょうの午前中の討論の中にもいろいろ出ておりましたし、大臣からも御答弁がありましたけれども、景気の問題についていろいろ言われているわけでございますけれども、そうした中で、産業界どうなんだということでございまして、新聞報道等によりますれば、この三月の決算は経常利益ベースで二五・五%ぐらいということでありま……

第151回国会 経済産業委員会 第6号(2001/04/10、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  今までお二人の委員の方から御質問があり、それに対して大変多角的な御答弁がありましたので、私が十数問あらかじめお届けした質問の過半については私も大体理解できたわけでございますので、大変困っておりますけれども、少し時間の範囲内で、お届けしていない質問も入るかと思いますけれども、その点は御容赦いただいてよろしくお願いしたいと思います。  まず冒頭ですので、平沼大臣にひとつ大所高所からの御所見を伺いたいと思います。  一昨年の臨時国会で中小企業基本法が抜本的に改正になりました。大変、二十一世紀の中小企業の方向といいますか、我が国の経済産業の中における中小企業……

第151回国会 経済産業委員会 第8号(2001/05/24、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  限られた時間でございますので、御答弁につきましても簡潔にひとつお願い申し上げたいと思います。  最初に、今回の計量法の改正法案におきましてはいわゆる認定制度を計量証明事業者に課すということでございますけれども、地方自治体、都道府県の行う計量証明事業の登録の要件ということでこれが前置きされるということになったわけでございます。  これは、極微量物質に関する高度な評価の能力とかあるいは計量士等の人的な体制、こういった面がまだまだ地方自治体においてはこういう高度の分野については十分に整っていないという事情であろうかと、こういうふうに理解するわけでございます……

第151回国会 経済産業委員会 第9号(2001/05/29、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  これまでの各委員の方からの御質問で私が申し上げようという質問が二つほど出ましたけれども、多少ちょっと角度を変えましてその関係の御質問をまずさせていただこうと思います。  まず、大臣にお聞きしたいんですが、先ほども足立委員から出ておりましたけれども、アメリカの経済スパイ法に抵触するというか、そういった日本人研究者による遺伝子スパイ事件というのが起きているわけでございます。経済スパイ法の違反に問われているというわけでございますけれども、これは具体的には七月二十三日に初公判を開くというような予定になっているようでございますけれども、大分先の長い裁判になろう……

第151回国会 経済産業委員会 第10号(2001/05/31、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  ちょっと欲張って多くの質問を用意したものですから、私も簡単に申し上げますので簡潔に御答弁を賜りたい、このように思います。  まず第一点でございますけれども、IT社会ということで、これは政府も民間も消費者も大変熱の入れようが高いわけでございますけれども、当然のことながら、IT社会ということで新たな雇用の創造とか消費の拡大、さらに本格的な景気回復の牽引車というようなこと、また豊かで活力のある国民生活というものへの変貌というものが期待されるわけでございます。  そこで、大臣に御所見をまず最初にお願いしたいんですが、大変、今申し上げたようにはかり知れないプラ……

第151回国会 経済産業委員会 第12号(2001/06/07、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  きょうは三人の参考人の方々、御多忙のところを私どもの法案の審議に資するために、大変有益な御意見、示唆に富んだお話をいただきまして、大変感謝を申し上げます。  最初に関岡参考人にお聞きしたいと思いますけれども、いただいた資料を読ませていただきましたけれども、今回のこの私どもが今審議中の法案の改正の中でもいわゆる上流の問題、原油の開発の問題につきまして、またさらに石油公団のあり方も少し変わってくるような感じがするわけなんですけれども、先生もこの中で、石油開発政策のあり方ということにつきまして、近年の石油の高騰等におきましては、従来OPECは生産制限をやり……

第151回国会 経済産業委員会 第13号(2001/06/12、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  きょうは、平沼大臣、先週APECでまたお疲れだったと思いますけれども、新聞紙上等でこれから十一月にかけてのいろいろな構想等についても御発表ありましたけれども、きょうは石油問題でございますので、これまで参考人を含めて三日間にわたって審議が進んでまいりまして、ほぼ大詰めに来たということで、質問につきましてはそれぞれの立場でかなり突っ込んだ御質問がありまして、ほぼ出尽くしたかなという感じがいたしますけれども、私の立場として一応これまでの状況も踏まえまして少しお聞きしたいと思います。  まず、大臣に最初に総括的なことでお聞きしたいと思いますけれども、今回の石……

第151回国会 経済産業委員会 第14号(2001/06/14、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  まず、平沼大臣に冒頭御所見をお聞きしたいと思います。  一九八〇年代の日米の貿易摩擦を背景にしまして、我が国は基礎研究、基礎技術ただ乗り論というような批判を浴びたことは記憶にあります。応用分野においては我が国は大変すぐれたものがありますけれども、いわゆる基本的な、基礎的な部分においては大変劣勢にあるということが当時の貿易摩擦の背景の中で大変批判を浴びたわけですが、昭和五十九年十一月の産業構造審議会の企画小委員会におきましては、国は民間企業が基礎研究、応用研究に着手しやすくするために必要な支援を行うことが必要との報告を出しているわけでございまして、それ……

第151回国会 経済産業委員会 第15号(2001/06/19、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  限られたわずかの時間ですので、簡潔に質問いたし、簡潔な御答弁をよろしくお願いいたします。  四点ほどお願いいたします。  まず第一点は、中村長官にお聞きしたいと思いますけれども、いろいろなデータを拝見しておりますと、商工会のバランスシートあるいは損益計算というようなものでいきますれば、六〇%が収入の中では補助金。これは国、県の補助金が四八%、そして市町村で約一六%、大ざっぱに言って約六五%。そして、残りの三五%強が会費、手数料等である、こういうことになっているわけでございます。  商工会というのは中小企業政策の実施主体としての役割を担っていらっしゃる……

第151回国会 決算委員会 第3号(2001/06/04、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  最初に竹中大臣に一、二お聞きしたいと思います。  差し上げてあるきょうの通告表によりますと、何か私が最初お願いしたのと逆になっていますので、物事の順序でこれを改めて、二番を最初にやらせていただこうということでございます。一兎論とデフレスパイラルについての御認識ということで、竹中大臣にまずお聞きしたいと思います。  五月の半ばごろに衆議院の予算委員会で、この一兎、一匹のウサギというのがたしか御答弁の中で出てきたと思いますが、大変私はこの言葉は深みがあるというか、大臣の基本的な考え方、この当面の景気と改革という問題に対する重責を担われて、いかにこれを成就……

第151回国会 決算委員会 第4号(2001/06/18、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。  まず最初に、第三セクターの問題につきまして御質問したいと思います。  現在、我が国の新生、そうした中で産業の再生と不良債権の処理といった問題が大きくクローズアップされているわけでございますけれども、民間の企業につきましてはいろいろな面で大変厳しい環境下にあるということは報道されておりますけれども、この第三セクターの問題につきましては、たしかことしの二月ごろでしたか、宮崎の例のフェニックスリゾートが経営しておりますシーガイア、これが実質的に倒産したというような報道がなされまして、改めて第三セクターもかというような話が出てきているわけでございます。  第……

第151回国会 決算委員会 第5号(2001/06/25、18期、公明党)

○海野義孝君 公明党の海野でございます。田中外務大臣に御質問させていただきたいと思います。  近年、我が国の財政状況が大変タイトでございまして、そうした中でODAの問題につきましても大変大きな問題としてクローズアップされているわけでございますけれども、そうした中でも特に中国に対しましては、これまでも最近五年間で見ますと毎年約二千億円ぐらいずつ供与しているということでございまして、これまでに一九八〇年以降、約二兆四千五百億円ぐらいのODAを行っているわけでございますけれども、特に中国に対するODAの問題が大変大きな問題になっているわけでございます。これからの我が国のODAについての取り組みを考え……



各種会議発言一覧(参議院)

17期(1995/07/23〜)

第136回国会 予算委員会公聴会 第1号(1996/04/30、17期、平成会)

○海野義孝君 平成会の海野でございます。  本日は、奥村、宗田お二人の公述人には御多忙のところをおいでいただきまして、かつ貴重なる御陳述を賜りましたことを心から御礼申し上げる次第でございます。お聞きしたいことは多々ありますけれども、時間も限られておりますので、幾つかの点につきまして御回答をいただきたい、このように存ずる次第でございます。  最初に、奥村先生に御質問申し上げたいと思います。  大変有益なるお話をいただきまして、もっとお話をお聞きしたいところでございますけれども、時間に限りがありましたのでポイントだけを述べられたと、このように思うんです。そういった中で、経済学者として大変示唆に富ん……

第140回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(1997/02/12、17期、平成会)

○海野義孝君 時間が限られておりますので一点だけですが、自治省にお聞きしたいと思います。  先ほどいただいた資料の四ページ、そこのところの右の方にいわゆる地方単独事業二十・一兆円というふうに出ておるわけでございます、投資的経費の中で。この問題とそれから地方財政、国と同様に大変財政的にも厳しい状況になってきているということでありまして、その点につきましては、六ページの真ん中あたりのところに収支不足額ということで、平成六年から九年度にかけていわゆる収支不足額がふえてきている、かなり高水準な状況になってきている、こういうことであります。  そういったことを踏まえてお聞きしたいわけですが、一つは、いわ……

第140回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(1997/02/25、17期、平成会)

○海野義孝君 経企庁にちょっとお聞きしたいと存じます。  今の公共投資の基本計画というのは九五年度からスタートしていますから、三年目に今入っている。二年目が終わるというところでありますけれども、その前の計画というのは、九一年度からのやつが四百三十兆、今六百三十兆ですか、二百兆ぽんとふえたわけで、これについては先ほどの御説明では、いわゆる外圧によって公共投資というか内需拡大というためにこれをふやさざるを得なかったわけではないというお話であったんではありますけれども、これはもう一般的にはやはり外圧といいますか、かなり日本の貿易経常収支が大幅な黒字を続けていたということに対して内需主導型のそういった……

第140回国会 国民生活・経済に関する調査会 第4号(1997/03/19、17期、平成会)

○海野義孝君 石先生に教えていただきたいと思うんです。  昨日の財政構造改革会議で、さっきおっしゃったような五つのルールを決めたというかなり踏み込んだ、橋本総理もまさに退路を断った思い切った財政再建を目指していらっしゃるということで、大変な御努力だと思いますけれども、実は私は、平成九年度の予算編成におきましてもやはり踏み込みがいま一つ足らなかったとか、そういったことを感じます。  つまり、平成十年度においては一般歳出をゼロにするということでございますね。そういうようになっていきますと、今の公共投資基本計画、これ従来の四百三十兆から六百兆円になった。これの見直しの問題とかいろいろと考えた場合に、……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

海野義孝[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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