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斉藤正男 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

斉藤正男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
928位
委員会発言歴代TOP500(衆)
461位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
703位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
317位

31期委員会発言TOP100
62位
31期委員会出席(無役)TOP100
88位
31期委員会発言(非役職)TOP50
47位
32期委員会出席TOP100
66位
32期委員会発言TOP100
91位
32期委員会出席(無役)TOP100
83位
32期委員会発言(非役職)TOP100
71位
33期委員会出席TOP100
73位
33期委員会出席(無役)TOP100
78位
35期委員会出席(無役)TOP100
83位

このページでは斉藤正男衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。斉藤正男衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 文教委員会 第4号(1967/04/19、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 面接関係があるわけではないのでありますけれども、冒頭、大臣の所見を伺いたいことがございます。  それは、ことしの東京大学の卒業式に大河内総長が卒業生に対して卒業のことばを贈りましたけれども、その中に、エリートとして権力の座にすわるよりも国民生活の底辺にあえぐ多くの人たちのよき指導者になれというような意味のことを言われました。また、昨年は、御承知のように、肥えた豚になるよりもやせたソクラテスたれというようなことを言いましたけれども、今日の世相の中で、特に教育の問題がいろいろ言われている中で、私は傾聴するに値することばだというように考えるわけでありますけれども、東京大学の大河内さ……

第55回国会 文教委員会 第11号(1967/05/31、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 去る五月二十六日の本委員会におきまして、自民党の葉梨委員から概括的な質問が行なわれました。私のただいまからの質問と重複する面も多少ありますけれども、なるべく重複を避けたいと思いますが、速記録もまだ出ておりませんので、あるいは若干重複するかと思いますけれども、その点はお許しをいただきたい。  まず第一に、学級編制基準について伺いたいと思うわけでありますけれども、学校教育法第三条の学校設置基準、これは御承知のとおりでありますが、「学校を設置しようとする者は、学校の種類に応じ、監督庁の定める設備、編制その他に関する設置基準に従い、これを設置しなければならない。」という条項を受けて、……

第55回国会 文教委員会 第12号(1967/06/02、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 いわゆる高校定数法の審議にあたって、過日教壇外職員の問題についていろいろ伺ったわけでありますけれども、特にそのうちで農、工、水に多くあります実習助手の定数について、これまた触れたところでありますけれども、局長の答弁を伺った中で、現場の実態とそぐわないというふうに思われる点が具体的にありますので、少し触れてこの問題を究明してみたいというように思うわけであります。  静岡県に沼津工業高校という学校がありますけれども、この学校は実は七学科あるわけであります。現行法によりますと、この実習助手の定員は十五名であります。また、改正法によりましても同じ十五名であります。この学校には定時制が……

第55回国会 文教委員会 第15号(1967/06/14、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 いわゆる公立高校定数法の審議の最終段階を迎えて、過日の齊藤初等中等局長の説明並びに答弁、ことに私の質問に関連して、附則の第三項の解釈をめぐってなお私、若干疑問がありますので、解明をいたしたいと思うのですが、きわめて簡単であります。  と申しますのは、政令の内容は、たとえば昭和四十二年度を例にとってみますと、新法による定数と旧法による定数の差の五分の一を充足する、いわゆる五分の一方式をとっていくという説明であったわけです。これはそのとおり解釈して間違いないものかどうか。そのお答えいかんによって次の質問が出てくるわけです。この点、はっきりしていただきたいと思うのです。

第55回国会 文教委員会 第17号(1967/06/28、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 関連して。長谷川委員の質問にお答えになって概略わかったわけでありますけれども、特に埋蔵文化財を発掘して出土したものを、どう利用し、活用していくかという点につき特段の御配慮をいただいておるということも聞いておるわけでありますけれども、私は静岡の出身でありますが、東名の工事にあたって非常に多くの埋蔵文化財を調査をし、発掘をし、なお今後もあることでございますけれども、出土品があるわけです。先ほど長谷川委員の質問に答えて、事後処理の問題として今後十分配慮したいというようなお答えがあったわけでありますけれども、たとえば収蔵庫の新設といったようなものに対し、道路公団側はどこまでの配慮をし……

第55回国会 文教委員会 第19号(1967/07/05、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 先ほどからお三方の説明並びに質問者に対する答弁を伺っておるわけでありますけれども、一点だけ伺いたいと思うわけであります。  ちょうだいいたしました学術会議の関係資料をいろいろ拝見いたしたわけでありますけれども、特殊法人日本学術振興会の法制化にあたって、一番問題になっております先ほどの申し入れ書であります。いろいろ資料がついておりますので、ずっと一読しましたけれども、事こういうような事態で日本学術会議が政府に申し入れをしたというのは、一二ページの要望事項とともに二つあるように思います。したがって、日本学術会議といたしましては、かなり強い総会の総意でもってこの申し入れをした。説明……

第55回国会 文教委員会 第20号(1967/07/12、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、過日来問題にされており、今日なお十分理解がいっておりません二、三の問題について、お尋ねをいたしたいと思います。  そのまず第一は、日本学術会議との関係であります。午前中の石川委員の質問の中にもありましたけれども、過日参考人の意見を徴した際の参考人の陳述、あるいは当局の答弁等と関連をいたしまして、石川委員がお尋ねした内容が私の考えた点とまるきり違いますので、まずこれはどちらがほんとうであるかを伺っておきたいと思うのであります。すなわち、昭和四十二年四月二十四日付で内閣総理大臣あてに、日本学術会議の会長である朝永さんから日本学術振興会法案についての申し入れがありまして、この……

第55回国会 文教委員会 第21号(1967/07/14、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題になっております日本学術振興会法案の採決にあたりまして、反対の討論を行ないたいと思います。  日本学術振興会法は、文部大臣の提案説明によりますと、学術の振興をはかるため、特殊法人日本学術振興会を設立し、学術研究の助成、研究者に対する援助、学術に関する国際協力の実施の促進等の業務を行なわせることを目的としております。政府は、本法案により今後振興会を窓口として学術振興行政を積極的に推進すると説明しておりますが、しさいにこれを検討いたしますと、実はわが国学術研究の将来に重要な問題をかかえ、かつ重大な影響のあることを見のがすわけにはまいらないので……

第55回国会 文教委員会 第24号(1967/07/21、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 関連。答申に出ている基本線あるいは先ほどの討論等々から、私は、過日も申し上げましたけれども、持論としてPTAというものは社会教育団体ではない、学校教育団体だという考え方をますます強くしたのです。学校教育団体というとちょっとおかしいのですけれども、やはり学校教育の外郭団体だというように思うのですが、その点相変わらず、PTAというのはやはり社会教育団体だ、したがって社会教育局が扱うのだという考え方については、これっぱちも微動だもしないですか。多少お考えになっている点はないですか。これは社会教育局長に聞けば返事はわかっているので、初等中等局長に一言……。

第56回国会 文教委員会 第2号(1967/09/11、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 午前中、唐橋委員の質問が行なわれまして、かなり詳細にわたっていわゆる人事院勧告の内容につき質問と答弁がございまいました。私はなるべく重複を避けて伺っていきたいと思います。  初めに、佐藤総裁から、この勧告は内閣並びに国会へ行なったものであり、したがって、国会の立場から、あるいは議員の立場からこれをどういう角度で把握していくか、というような点につきましては全く同感でございまして、いたずらに関係当局を追及するとか、あるいは要望するとかという態度を捨てて、勧告を受けた側の立場も考慮しつつ伺っていきたいというように思うわけでございます。そういう立場から、実は例年行なってまいりましたこ……

第56回国会 文教委員会 第4号(1967/10/23、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 先ほど唐橋委員の質問に答えて、大臣の答弁の中から、どうしても理解できない点がございますので、関連して二、三伺いたい。  人事院勧告の完全実施をめぐって大臣が特に六人委員会へ入っていって努力されたことについては敬意を表するものでありますけれども、私どもが期待していたほど大臣の働きがあったと評価するわけにはまいりません。非常に残念であります。しかも大臣は、スト権が剥奪されている日教組が実力行使などということは違法である、一カ月繰り上げて八月にしたんだから前進ではないかというような言い方をされておりますけれども、基本的な問題を忘れておられるのではなかろうか、このように思いますので伺……

第56回国会 文教委員会 第6号(1967/11/22、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 去る委員会におきまして、私は唐橋委員の質問に関連をし、日本教職員組合のあり方、これに関連をするわが国の文教政策のあり方につき大臣にお尋ねをいたしました。その際特に私が承りたかったことは、WCOTPが大臣に対し要望書を提出している問題、これをごらんになったか、また、ごらんになったとすれば、この要望の事項に関しどのようにお考えになっておられるのかということを聞いたわけでありますけれども、不幸にして当時大臣はこの要望書をまだ見ていないということで、たいへん残念に思ったわけでありますけれども、その後かなりの時日を経過いたしておりますので、初中局長の答弁もこれあり、ごらんになっているこ……

第58回国会 文教委員会 第3号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○斉藤正男君 ただいま議題となりました学校警備員の設置に関する法律案について、提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。  第一に提案のおもな理由について申し上げます。  今日、学校教育法で規定する公立諸学校の用に供する教育財産の管理は地方公共団体の長の総括のもとに教育委員会が管理するものと規定されています。(地方教育行政の組織及び運営に関する法律第二十三条、「教育委員会の職務権限」、第二十八条、「教育財産の管理等」、第三十三条、「学校等の管理」)そしてこの学校等の管理の重要な仕事の一つとして教職員の宿日直勤務が行なわれているのであります。  数職員の宿日宿勤務を課する根拠法規とされているの……

第58回国会 文教委員会 第6号(1968/03/28、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、日本学校安全会の運営につきまして若干の質問をいたしたいと思うのであります。  日本学校安全会法の第十六条によりますと、「安全会に、運営審議会を置く。」「運営審議会は、二十人以内の委員で組織する。」「次に掲げる事項については、理事長において、あらかじめ、運営審議会の意見を聞かなければならない。」というようなことがずっと書いてありますけれども、現状、安全会はこの運営審議会の委員を二十名任命されているのかどうか。そしてまた、審議会は最近一カ年どの程度に招集をされ、どのような審議を続けられてきたか。審議会委員のメンバーまでは必要ありませんけれども、人数と、ここ一年間の審議会の開……

第58回国会 文教委員会 第13号(1968/04/26、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 議題となっております日本学校安全会法の質疑に入るわけでありますけれども、その前に、去る三月二十八日安全会法に関連をして質問をいたしましたが、その内容につきましては、千葉県国府台高校の石井君と柳沢君が浅間山で遭難をされたことに対し、学校安全会法の適用をするわけにはいかないであろうかということでるる伺ったわけでございます。その後明らかになった事実は、柳沢君が学校に対する旅行届けを家庭から承諾を得て捺印をし、これを担任の先生に提出をし、担当の先生また署名をされまして、気をつけて行っていらっしゃいということまでこまかに配慮されている事実も明らかになったわけでございます。過日も申し上げ……

第58回国会 文教委員会 第14号(1968/04/27、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 関連。ちょうど藤繩監督課長さんお見えでございますから伺うのでありますけれども、本法案主管課である文部省初等中等局地方課のれっきとした職員がこういうことを正式に言っておるのでありますけれども、監督課長の見解を伺いたい。「教員について労働基準法の労働時間、休憩、休日に関する規定を適用除外すべきだといっても、二十年にわたって教員に適用されてきた法律の規定を適用除外することは、いうほど簡単なものではない。事務的に考えても、次のようなことを検討する必要があるのである。1労働基準法の労働時間に関する規定を適用除外することにより、教員には二十四時間勤務を命ずることも可能となる。」断定をいた……

第58回国会 文教委員会 第16号(1968/05/09、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 現場がたいへんお忙しいのに、参考人の先生方御苦労さんでございます。私は参考人全員に御指名を申し上げて、二、三具体的な問題を伺いますので、お答えをいただきたいと思うわけであります。  まず、遠藤先生に伺いたいと思うわけでありますけれども、先生は、全国連合小学校長会の会長をおつとめで、一応全国小学校の校長先生を代表して意見を述べたというようにとられます。したがって、きわめて重要な意見になるわけでございますが、まず一点伺いたい点は、先生、現場の校長先生でありますけれども、先生の学校は児童数何人で学級数幾つで、先生は何人で、その男女比はどのようになっておられるでありましょうか。

第58回国会 文教委員会 第20号(1968/05/20、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 今回の日本学校安全会法の一部を改正する法律案、第一には高等専門学校の学生を共済給付の対象とするということが第一点、第二点は、監事に関する規定等を整備をするということで、二項目にわたっていると思うのでありますけれども、高等専門学校の学生をその対象とするということは当然なことであろうと思うわけでありますが、ここで一ぺん総括的に伺いたい点は、日本学校安全会の監事に関する規定というようなことで、文部省関係の特殊法人につきましてはすでにその大部分がこの監事規定等整備をされていると考えるわけでありますけれども、この際、特に高等専門学校の学生を対象とするという法案の一部改正が行なわれること……

第58回国会 文教委員会 第21号(1968/05/22、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 それでは、まず局長に伺いたいと思うわけでありますけれども、日本学校安全会法施行令第二条「法第十八条第一項第二号に掲げる災害共済給付は、同一人に係る同一の負傷又は疾病に関しては、医療費の支給開始後二年を経過した時以後は、行なわないものとする。」ということで、災害給付は期限を切って二年ということになっております。この二年という制限はどういう根拠から出たのか。と申しますのは、いろいろな災害給付がありますけれども、二年という給付よりも三年というような給付のほうが多いように私は承知をしておるわけでありますけれども、たとえばこれを三年とした場合にどういうことになるのか。と申しますのは、予……

第59回国会 災害対策特別委員会 第3号(1968/09/06、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 大臣直接御存じでないかもしれませんので、また国鉄関係者に後ほど聞きますけれども、御承知の国鉄飯田線の被害状況ということについて、寸断をされて今日なお不通であります。復旧のめど等については大臣どのように聞いておられるのか。  特に私が伺いたい点は、あの国鉄飯田線は佐久間ダム並びに秋葉ダムの設置に伴い大幅なつけかえを行なった路線であります。鉄橋とトンネルの多いことについては天下でも有数な路線であります。今回二、三の鉄橋が流失をいたしておるのでありますけれども、この国鉄飯田線の鉄橋の流失とダムとの関係について、国鉄当局なりあるいは運輸省がお考えになったことがあるかどうか。その二点に……

第59回国会 災害対策特別委員会 第4号(1968/09/19、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 過日の本委員会で要請をいたしました資料を調製いたしまして、手元へちょうだいいたしたわけでありますけれども、私は本日も、天龍水系の台風第十号による被害に関連し、特にこれが佐久間、秋葉両ダムとの関連においていろいろ検討した結果、今次災害はどうしても佐久間、秋葉両ダムとの関係を抜きにしては考えられないという立場から、関係大臣あるいは電源開発の皆さん方に伺いたいと思うわけであります。  私は現地へ参りました。現地には――ちょっと大臣や関係者は見てください。これは静岡県と各市町村が、本年の災害の月に際してこういうポスターを出したのです。このポスターがむなしくあの台風によって落っこちてい……

第59回国会 災害対策特別委員会 第5号(1968/10/09、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 前回に引き続いて、台風第十号による天竜水系の災害につき、建設省、電源開発、さらに総理府総務副長官等々にお尋ねをしたいわけでございますけれども、まず最初に、私はきょうの委員会に電源側の総裁の出席を求めたわけでありますけれども、何かお祝いがあって出かけたということでありますが、副総裁も同行されたということで、相変わらず前回から出席をされている桑原理事の出席しか得ないわけでありますけれども、きわめて遺憾であります。桑原理事の参考人としての答弁は総裁の答弁と見てよろしいかどうか、まず桑原さんに伺いたい。
【次の発言】 しからばまず伺いますけれども、過日の私の質問の内容につき電源側の答……

第59回国会 災害対策特別委員会 第6号(1968/11/07、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 たびたびのお尋ねでたいへん恐縮いたしておりますけれども、台風十号の天竜水系に及ぼした災害につきまして、なお釈然としない点が多々ございますので簡単に承りたいと思います。  最初に、天竜川の支川であります問題の大千瀬川の災害復旧につきまして、最近査定を終えられて復旧にかかっていただくということでありますが、この災害復旧は、漏れ承るところによりますと、ほとんどが原形復旧であって改良復旧になっていないというようなことも聞きます。しかし、私が仄聞したところによりますれば、かなり思い切った大千瀬川の改修も計画されているやに聞いたり見たりしているわけでありますけれども、どの程度の災害復旧を……

第59回国会 災害対策特別委員会 第7号(1968/12/05、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 時間がございませんので、簡潔にお尋ねをいたします。  質問の内容は、私どもが今回災害対策特別委員会として国政調査をやった結果は、先ほど永井理事から報告があったわけでございますが、それに関連をして、気象観測について二、三のお尋ねをいたしたいと思うわけであります。  今回私どもは、高松気象台、室戸岬測候所、潮岬測候所等々を調査をいたしたわけでございますけれども、この種の施設に国会が大挙参上したというようなことは初めてだそうでございまして、私どももたいへん勉強をいたしたわけでございます。先ほど報告の中にもありましたけれども、具体的に高松気象台について、室戸岬測候所について、潮岬測候……

第59回国会 文教委員会 第4号(1968/09/04、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 同じ問題で関連。現実は非常にきびしいものがあるんですよ。例の地方財政法の改正が行なわれましたけれども、父兄が出した金で建てたものを県に寄付する。寄付願いを出して寄付して受け取ってもらうというような抜け穴。それもいかぬというのだったら、今度は父兄が金を出し合ってつくった校舎、建物等を県が家賃を払って借りる。長い間に元利を家賃とともに返して県のものにするというようなことが、もう公然と行なわれているわけなんですね。さらにPTAのほかにほとんどの学校に法人組織の後援会があるのです。この後援会が主たる資金の用意をして、公立高校等では県の肩がわりをしてやっているというのが事実です。こうい……

第59回国会 文教委員会 第5号(1968/10/04、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、公務員の給与改定にあたって、去る八月十六日、人事院が例によって勧告を行ないました。政府は八月三十日の閣議で、これが八月実施を決定したわけでございますけれども、この勧告と実施につきましては多くの問題があると考えております。したがって、本日は給与担当の諸大臣の出席を求めて、その経緯を明らかにしていただくつもりでありました。残念なことに、大臣はまだ一人も出席をしていないというようなことで、非常に残念でありますけれども、特に大蔵大臣は病気のために倒れておられるということでございますから、これまた非常に残念なことですが、大蔵省関係の皆さんが所用があるそうでございますので、最初に大……

第60回国会 建設委員会 第2号(1968/12/20、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、時間もございませんので、簡単にダムの対策について大臣その他関係者に伺いたいと思うわけでございますが、数回にわたって災害対策委員会におきましてこの問題につきましてはお尋ねをいたしました。今日なお釈然といたさない問題がございますので、あえて伺いたいと思うわけでありますが、私の調査によりますれば、建設大臣、さらに知事が管理するおもな河川だけで三千七百余のダムが全国にあることを承知いたしておるわけであります。このうち、いわゆる河川法四十四条の規定に該当する堰堤の高さ十五メートル以上のダムが千八百カ所あるといわれておるのであります。一体、この千八百の堰堤十五メートル以上のダムのう……

第61回国会 災害対策特別委員会 第3号(1969/02/19、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 福島県郡山市における火事による被害状況等調査のため、二月七日議長の承認を得て、同月十二日、十三日の両日、福島県に派遣されました派遣委員を代表して調査の概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、自由民主党の古内広雄君及び細田吉藏君、日本社会党の川村継義君及び私、斉藤正男、民主社会党の神田大作君及び公明党の小川新一郎君の六名であり、ほかに地元選出議員多数の御参加を得ました。  われわれ調査団は、二月十三日福島県郡山市の磐梯熱海温泉、磐光ホテル並びに磐光パラダイスの火災現場を克明に調査した後、郡山市熱海支所において、県当局並びに市長及び市消防長から事情を聴取し、各委員の熱心な質疑に……

第61回国会 災害対策特別委員会 第10号(1969/07/31、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、ただいま委員長からおはかりがございました本委員会に対する請願二件のうち、特に自然災害防止のため気象業務の整備拡充に関する請願に関連をし発言をいたし、関係政府当局の見解をたださんとするものであります。  御承知のように、私ども災害対策特別委員会は、去る昭和四十三年九月十九日、「自然災害の防止に資するための気象業務の整備拡充に関する件」ということで特別決議をいたしました。政府当局に、災害対策に対しまして、特に気象業務の整備拡充に対する決議をいたしたわけであります。この決議は、災害による国土の荒廃あるいは人命、財産等々に対する激甚な被害というようなことに対して、いわゆる気象業……

第61回国会 災害対策特別委員会 第11号(1969/08/15、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は台風第七号による天竜水系の水害について、たいへん残念なことでありますけれども、昨年に引き続き主として建設省に伺うわけであります。  昨年も申し上げましたけれども、三十六年、四十年、四十三年と連続災害がございまして、特に昨年の八月二十九日の災害に対しましては建設省としてもその復興に鋭意努力をしていただいて、従来見なかった改良復旧を計画され、一部分については実施をされておるわけでございますが、残念なことに一年たたないうちに同じ場所に同じような災害が発生をいたしました。私どもは、ただ単なる天竜水系の水害ということでなくて、昭和三十二年でき上がりました佐久間ダム並びに秋葉ダムとの……

第61回国会 災害対策特別委員会 第12号(1969/09/02、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 昭和四十四年八月の集中豪雨による被害状況調査のため、議長の承認を得、去る八月十八日から四日間、新潟県及び富山県に派遣されました派遣委員を代表して、調査の概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、自由民主党の湊徹郎君、日本社会党の私、斉藤正男、民主社会党の小沢貞孝君及び公明党の小川新一郎君の四名で、ほかに地元選出議員多数の御参加を得、現地の実情をつぶさに調査してまいりました。詳細は、県及び市町村からの陳情書等、資料を委員長のお手元に提出いたしておりますのでそれらを御参照いただくこととし、以下簡略に御報告申し上げます。  今回の災害の特徴は、ゲリラ豪雨と呼ばれるきわめて局地的な集……

第61回国会 災害対策特別委員会 第13号(1969/09/03、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 各位からかなり広範な質問がございまして、特に激甚災害特別援助法の適用等については、概略的でありますけれども、当局の御答弁もあったわけでございます。幸いきょうは電源開発株式会社、東北電力、関西電力、電力関係のお三方が参考人として御出席でございますので、まず、私は、ダムの問題について基本的な質問をしてみたいと思うわけであります。各位からダムに関連をしたお尋ねもございました。しかし、根本的にわが国の電力開発の中で占める水力発電、この水力発電が特に国土総合開発の名のもとに戦後急速に進められた。総合開発といえば当時は水力発電だというまで言われたわけでありますけれども、私は毎回の災害対策……

第61回国会 文教委員会 第9号(1969/04/02、31期、日本社会党)

○斉藤(正)議員 提案に先立って、お手元に配付いたしておりますプリントにミスがございますので、御訂正をいただきたいと思います。  まず二ページの「第三」の二行目です。「国が負担することがあります。」が、「負担することであります。」同じページの終わりから二行目、下から七、八字目に「金銭の集約事務等」とございますけれども、これは「集金」の誤りであります。四ページへ参りまして、初めから七行目、「まず法律の題名を」云々といきまして、かぎカッコの中の下のほうに「義務教育国庫負担法」とありますが、「義務教育費」としてください。同じページの終わりから二行目でありますけれども、そこが少しややこしくなります。冒……

第61回国会 文教委員会 第12号(1969/04/16、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、ここ一、二年の間に続発をいたしております愛媛県教育界の不祥事件に関通をし、かつ、四国の全体にわたって教育の正常化がそれぞれの立場で提唱されている今日、大臣以下関係者にその事態と今後の対策について伺わんとするものでありますけれども、まず第一に、最近愛媛県におきましては、いわゆる土居町の校舎損壊事件、鴨川中学の暴力事件、教育関係者の参議院選挙の違反事件等々続発をしておるわけでありますけれども、まず伺いたい点は、土居町の校舎損壊事件、これは一体どういう事件であったか、御承知でありましょうか。
【次の発言】 鴨川中学の暴力事件はどのように把握をされておりますか。

第61回国会 文教委員会 第14号(1969/04/25、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 まず大臣にお伺いいたしますけれども、去る東京オリンピックに引き続いて、第十一回冬季大会を札幌に迎えるわけでありますけれども、近々十年足らずのうちに、オリンピックと冬季オリンピックを続けて開催をするという壮挙といいますか快挙といいますか、あまり例のないことだと思うのでありますけれども、大臣の見解として、こうした東京オリンピックに続く冬季オリンピックの招致といったことが、わが国の政治、経済あるいはスポーツ界の現状といったような観点から見て、どういうように位置づけられておるでありましょうか。私は、去る東京大会自体が非常な負担であった、ともすればオリンピックに浮かれて国民の生活を忘れ……

第61回国会 文教委員会 第15号(1969/05/07、31期、日本社会党)

○斉藤(正)議員 このたび社会党から提出いたしました日本学校安全会法の一部を改正する法律姿につきまして、その提案の内容と理由を申し上げます。  まず内容といたしましては、現在義務教育諸出校の児童生徒の学校安全会の共済掛け金は、学齢設置者と父母が折半をして負担をしておりますが、昭和四十五年度から、この共済掛け金の負担率を設置者十分の七、父母十分の三としたいとするものであります。  理由といたしましては、私は児童生徒の安全ということについて現状を憂慮をする立場にあることを申し上げたいと思います。この理由の一つとして、最近の児童生徒の交通災害の多発があげられましょうし、いま一つは、中学校の理科、技術……

第61回国会 文教委員会 第17号(1969/05/14、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 河野委員の質問とダブらないように簡潔に、愛媛から高知へ順次質問をいたしたいと思うわけでございます。  最初に愛媛県教育長毛利さんに伺いたいと思うわけでございますけれども、先ほどの河野委員の質問にもありましたけれども、松山教育事務所長篠原祐一氏が、一方では教員人事をめぐって収賄をし、一方では教科書採択をめぐって収賄をしている。まことに遺憾なことでありますけれども、この篠原祐一氏の辞職に関連をして、愛媛新聞等の記事あるいは愛媛県議会における教育長の答弁あるいは当時の教育委員長でありました竹葉さんの答弁等々から推察をするに、一月十四日の臨時委員会で、篠原が病気のため年度末の人事異動……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 運輸委員会 第8号(1970/03/18、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 大臣がお見えになりませんので、まず局長からお答えをいただきたいと思うのでありますけれども、四十四年七月八日に、自動車損害賠償責任保険審議会に対しまして大蔵大臣が諮問をされて、その答申が四十四年十月七日に行なわれて、今回の改正との関連が生まれてきているというように考えておるわけでございますけれども、この審議会の答申を今度の法改正にあたってどの程度取り上げたのか、この部分とこの部分は取り上げたけれども、この部分は取り上げていないというところがあると思うわけでありますけれども、この点を簡明にお答え願いたい。
【次の発言】 大体わかりましたけれども、この答申の前文の末尾のところに、「……

第63回国会 運輸委員会 第9号(1970/03/20、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、質問に入る前に、委員長にちょっとお尋ねをすることがございます。きょうの新聞を拝見したわけでございますけれども、朝日新聞の記者席、いわゆるコラムでありますが、「十九日朝開いた自民党佐藤派の木曜研究会で、田中幹事長が「九〇〇〇キロ新幹線の計画は議員立法にしたい。たまたま、わが派の福井勇君が衆院運輸委員長なので委員長提案でいくのが望ましい」と佐藤派国会議員にはヨダレの出そうな話。さっそく司会の竹下登氏が福井氏に「時速六〇〇キロで大至急、法案をまとめてもらいたい」と注文すると、塚原国会対策委員長が、これも出席していた橋本運輸相に向って「途中で脱線しないよう頼みます」獲物を山分け……

第63回国会 運輸委員会 第12号(1970/03/27、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 冒頭資料をお願いしたいのですけれども、先ほど加藤委員の質問もあったわけでございますけれども、本法十二条に伴う明治三十五年ですか、ただ一つの判例がある。しかも、それも詳細はわからないというようなお話でございましたけれども、御承知のような状態で、各党一致してこの問題に対処しようというときでございますので、最大限の努力をいただいて、なるべく早い機会にこの一件しかない判例の実態についてお調べをいただいて、戦前の資料でございますので、どの程度のものができるかどうか、私も疑問を持っておりますけれども、少なくも十二条と取り組もうとするわれわれといたしましては、必要な資料でございますので、御……

第63回国会 運輸委員会 第13号(1970/03/31、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 加藤委員からお尋ねがございましたが、一、二不明な点、さらに要望もございますので、伺いたいと思います。  乗客百二十九人は、百二十九席に対する百二十九人で満席だ。子供が二人おったので合計百三十一名、機長以下七名ということでございますが、十時の段階のニュースは、機長らしき人、レシーバーを耳につけておりましたが、おりて滑走路を歩いておられるような写真が出ておりましたけれども、だれか乗り組み員のうち一人が機外へ脱出というか、話し合いで出ることができたのかどうなのか、相変わらず全員閉じ込められているのかどうなのか。
【次の発言】 いまいみじくも御答弁にありましたように、私は、赤軍派と称……

第63回国会 運輸委員会 第14号(1970/04/01、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、海上運送法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたす前に、本委員会の運営について、委員長に一言お伺いと要望を申し上げたい。  ただいま問題になりましたけれども、日航機乗っ取り事件につきましては、少なくも国会においては本運輸委員会がその責任を負うべき国民的な立場に立っている。そこで、私どもは、きょうの冒頭に当局から現状の説明があり、対処の具体策が提示をされ、これに対し各委員から質疑がなされるということを予想し、それが当然だと思ったわけであります。何の都合か知らぬけれども、一度海上運送法の質問に入り、そして臨時大臣の任命が行なわれた時間がどうか知りませんけれども、途中で質……

第63回国会 運輸委員会 第17号(1970/04/08、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、いろいろタクシー法案のお尋ねをする前に、去る六日物価安定政策会議が提言を行なっておりますけれども、その中で、「行政介入と物価について」ということで、政府がいろいろなものの価格をきめる際に深入りし過ぎて、かえって価格の安定より引き上げの方向に働いている場合も多い、タクシー事業の免許制云云ということで、いわゆる政治の過保護が物価安定に逆作用をしているというような意味のことをあげ、タクシー業界もその一つだということをいっているわけでありますけれども、この提言に対しまして運輸省としてどのようにお考えになっているか。次官から見解を伺いたいと思います。

第63回国会 運輸委員会 第19号(1970/04/17、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 時間がありませんので、簡単に伺いますが、経営者側のお二人の意見の陳述を聞いておりまして、若干ニュアンスの違いかと思いますけれども、受け取り方が私は違っておるわけであります。特に須賀参考人のほうに伺いたいのですけれども、今回のタクシー料金の値上げにあたって、実質的には値上げになっていない、それは朝並びに夜の超勤の廃止を労働省から強く要求されたために、実質的には水揚げ等になっていないという川鍋参考人の意見があったわけですけれども、須賀さんも一同じようにお考えですか。
【次の発言】 やはりだいぶ考え方が違うようでありますし、一律的ではない。特に川鍋参考人は、自分の会社を中心にしても……

第63回国会 運輸委員会 第21号(1970/04/27、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 各位からそれぞれ広範な問題について、しかも掘り下げた質問が行なわれておりますので、私も簡単に二、三点さらに深めたいと思いますので、伺いたいと思うわけであります。  その第一は、この全国新幹線網を整備するという法案は、何といいましても、新経済社会発展計画、さらに新全国総合開発計画というものとの関連、さらに国鉄が指向しております輸送体系の強化というような問題から発生していることは間違いないというふうに考えております。したがって、この法律の目的を達成するためには、新全国総合開発計画における交通体系整備の構想に関連をして、この構想によりますれば、大規模開発プロジェクトを立て、そして幾……

第63回国会 運輸委員会 第22号(1970/04/28、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 今回の航空法の一部改正は、過日発生いたしました不法不当な赤軍によるよど号乗っ取りを契機として、急遽提案をされたというように考えておりますけれども、ハイジャックのその後について、二点だけ局長に確認をいたしたい点がございます。これは、その後の参議院運輸委員会の羽田空港における現地調査の結果等々から、次の二点が明らかになったと思うのでありますけれども、局長はどのようにお考えになっているのでありましょうか。  第一点は、金浦空港に着陸をしたよど号は、特に石田機長については、金浦空港着陸前に、これは平壌ではない、金浦であるということに気づいたということがいわれておりますけれども、そのよ……

第63回国会 運輸委員会 第25号(1970/05/12、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、主として船舶局長に、大型専用船の海難事故に関しましてお尋ねをいたしたいと思います。  すなわち、四十四年一月に鉱石運搬船ぼりばあ丸が海難事故にあった。さらに四十五年一月にはリベリアのタンカー、ソフィア・P号が沈んだ。同じ二月に同じくリベリアのアントニオス・デマデス号が沈んだ。続いて本年二月には鉱石運搬船かりふおるにあ丸が沈没した。いずれも野島崎東方の海域であり、北緯三十二度から三十五度の間、東経百八十三度から百五十八度の間ということで、われわれは非常に残念であり、奇異な感じを持つものであります。今日、これらの沈没の原因が、気象あるいは海流等不可避な自然条件のもとであった……

第63回国会 運輸委員会 第26号(1970/05/13、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 今回のシージャックに関しまして、海上保安庁並びに瀬戸内海汽船等がとった態度は、おおむね良好であったというように私は判断をいたしておりますけれども、事件が決着を見た今日、反省するものがあるとするならば――まだ時間がたっておりませんから、省議その他も開かれておりませんので、的確なお答えはできないかと思いますけれども、もし反省するものがあるとするならばどういうものがございましょうか。次官並びに海上保安庁から伺いたいと思います。
【次の発言】 いま次官からも御答弁がございましたけれども、警察庁の関係に伺いたいわけでありますが、この犯人川藤は、山口県において三人組をもって検問の巡査に立……

第63回国会 運輸委員会 第29号(1970/09/10、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 田子の浦港の問題につきましては、先ほど同僚議員からお尋ねがございましたが、なお若干の問題をお尋ねいたしたいと思います。  私のお尋ねはきわめて基本的な問題でございまして、見解の相違だとかあるいは考え方の違いだとかということで論争するような問題ではございませんので、イエスかノーか、あるのかないのか、いいのか悪いのかということを率直にお答えをいただきたいと思うわけでございます。  先ほどのお尋ねにもありましたけれども、緊急措置として、二十日ごろから二千六百立方を積むことのできる運搬船二隻を就航させて、しかも黒潮の軸流の外まで運ぶ、こういうお話がございました。一体、この船は時速何ノ……

第63回国会 運輸委員会 第32号(1970/11/11、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 委員派遣第二班の鹿児島県、宮崎県及び愛知県地方に関する調査について、その結果を御報告申し上げます。  派遣委員は、箕輪登君、井野正揮君、和田春生君及び私の四名でありますが、そのほか福井勇君、宇田國榮君、米田東吾君の御参加をいただいたのであります。  派遣期間は、十月十三日から十六日までの四日間で、鹿児島県においては運輸省出先機関及び国鉄鹿児島鉄道管理局の業務概況について説明を受け、宮崎県において知事から県勢及び観光開発等について説明され、愛知県においては運輸省出先機関及び国鉄名古屋鉄道管理局の業務概況について説明を聴取したのであります。  視察個所は、鹿児島県では、喜入港の原……

第63回国会 災害対策特別委員会 第4号(1970/03/24、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、数点にわたってお尋ねをいたします。  まず川上参事官に伺いたいわけでありますけれども、本日提出をいただきました防災関係の予算案は、すでに衆議院におきましては過日予算案が通過をしておるわけでありますが、私ども委員のところへ配付されたものはやはり去る二十日でございました。きょうの災害対策特別委員会を開催するにあたって、数字は変更あり、二十四日確定資料を提出という添え書きをしてちょうだいいたしましたものであります。ところが、きょう正式なものを拝見いたしました。何かこの災害関係予算案なるものは、各省庁で、これは災害関係だ、出せ、それはほかの項目だ、引っ込めろ、いや、うちにはそん……

第63回国会 災害対策特別委員会 第5号(1970/04/16、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 去る四月八日発生いたしました大阪市におけるガス爆発事故について、本院では同月十日、八田商工委員長を団長として、七つの関係委員会から構成された議員団を派遣いたしましたが、当災害対策特別委員会からは私がこの議員団に参加し、現地の実情をつぶさに調査いたしてまいりましたので、当委員会の調査の御参考までに、以下、被害の実情等について御報告させていただきたいと存じます。  派遣議員団一行は、まず大阪市大淀区国分寺町の事故現場におもむき、大阪市立北市民会館に設置されている現地災害対策本部において、大阪市交通局長、大阪瓦斯株式会社副社長等より、事故の概況について説明を聴取した後、事故現場の状……

第63回国会 災害対策特別委員会 第6号(1970/05/07、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 奥田委員から質問がございましたけれども、さらに深める意味で、まず防衛庁関係に伺うわけでありますけれども、昭和四十五年度の防災関係予算過日の委員会に提案をされたわけでありますが、先ほど奥田委員からもお話がありましたけれども、一千七百万円が計上されております。ところが、四十四年、四十三年、ずっと前を見ますと、全然これが出てきていないわけでございまして、四十五年度に突如として出てきたわけであります。  これは、いまの説明でも明らかなように、年々災害出動をされて、罹災者はもちろん、自衛隊がもし国民から歓迎されるとすれば、ただ一つの仕事だというように私どもは考えてもおって、罹災者は感謝……

第63回国会 災害対策特別委員会 第12号(1970/10/12、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 湊副長官から、台風九号、十号に対する施策につき概略的な説明を伺ったわけでございます。その労を多とするものでありますが、私は、九月三日並びに十一日の当委員会の質問の中から、懸案事項と思われる点について一点だけ伺っておきたいと思うわけであります。  それは、愛媛県今治を中心とした中小企業の激甚法指定の問題であります。御承知のように、災害救助法を適用しなければ激甚法の指定にならぬという法のたてまえから、愛媛県の中小企業の災害についてはむずかしい。しかし、山中長官の答弁によりましても、あるいは湊副長官の答弁によりましても、十分検討したい、こういうことでございました。その後、公共土木な……

第64回国会 運輸委員会 第2号(1970/12/07、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 時間がありませんので単刀直入に伺いますけれども、私は、今回提案された海洋汚染防止に関する法律についてお尋ねするわけですが、同僚議員と分担いたしておりますので、主として一条から九条までのお尋ねをいたします。具体的なお尋ねにつきましては関係者からお答えをいただき、最終的には大臣からお考えを伺いたいと思いますので、そのようにお含みをいただきたいと思うわけであります。  まず第一は、今回の海洋汚染防止法案と現行の船舶の油による海水の汚濁の防止に関する法律、この相違点を伺いたいわけでありますけれども、現行のいわゆる油濁防止法と今回の海洋汚染防止法との相違点を簡単に五点にしぼって、この点……

第64回国会 運輸委員会 第4号(1970/12/09、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 一昨日のお尋ねで、なお不十分な点もありますし、ただいま内藤議員がお尋ねした御答弁の中からも、なおお尋ねしたいことがございますので、続けてお尋ねをいたしたいと思うわけであります。  まず第一は、油による海水汚濁防止のための国際条約との関連を一昨日も伺いました。そしてこの国際条約よりも、今度の海洋汚染防止のための法律のほうがきびしい、上向きだということも、一、二点具体的に例をあげて御説明をいただきました。  しかし、私がなおここでお尋ねしたいことは、この四条あるいは五条等、特にこの四条で、たとえば瞬間排出率一海里当たり六十リットルの問題だとか、あるいは当該船舶の総貨物艙積載容積の……

第65回国会 運輸委員会 第4号(1971/02/16、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、過日行なわれました大臣の施政方針演説に対し、若干の質問を行ないます。すでに予算委員会等におきまして、同僚議員からお尋ねも終わっておりますが、この際確認の意味も含め、かつまた、私どもの党が考えている考え方も述べながら、大臣の見解を伺わんとするものであります。  まず第一に、交通政策に取り組む基本姿勢について八項目ばかりありますので、お尋ねをいたします。大臣のほうから、まとめた御見解の発表があれば幸いであります。  一つは、総合交通政策を樹立する基本骨格に何を置くか。その交通政策がいろいろいわれておりますけれども、重点的な骨格というものはすでにきまっているはずであります。し……

第65回国会 運輸委員会 第5号(1971/02/17、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、踏切道改良促進法の一部を改正する法律案を審議するにあたりまして、私が言ういわゆる巨大踏切連続立体交差化の問題に関連をしてお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。  すなわち、昭和四十四年九月一日付で、時の運輸事務次官堀威夫氏、建設事務次官尾之内由紀夫氏が調印をされて、都市における道路と鉄道との連続立体交差化に関する協定及び細目協定というのか結ばれておるわけであります。都市を縦断あるいは横断する国鉄、私鉄が、その都市の交通にたいへんな障害になっているということは、それぞれ御承知のとおりであります。  そこで、まず第一点として伺いたいのは、この連続立体交差化の協定ができる……

第65回国会 運輸委員会 第7号(1971/02/23、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 まず局長に伺いますけれども、わが国で初めての内陸コンテナ基地が高速道路の沿線につくられていると聞いております。この内陸コンテナ基地は、陸運行政の中に入るのか海運行政に入るのか、承りたい。
【次の発言】 高速道路の沿線に……。
【次の発言】 これはどこへできるということを私は言っておるのではないのです。たまたま日本で初めてのものが、東名高速道路浜松インターチェンジの付近に建設されているわけなんです。いまの御答弁で陸運行政だろうということなんですが、実はこれは港湾の補完施設としてつくられるものであります。したがって、税関等は、すでに大蔵省は昭和四十六年度の予算で措置が済んでいるわ……

第65回国会 運輸委員会 第15号(1971/04/14、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 参考人各位、御苦労さまでございます。  私は、まず中村参考人に伺いたいと思うわけでありますが、昭和三十八年に電波法が改正されまして、船舶通信士につきましても、法規上乗り組み員の数が規制をされ、縮小されてきたわけでありますけれども、これはいろいろな理由があるかと思いますけれども、合理化という点については間違いのない現実であろうというように思うわけであります。この合理化がどういう形で合理化をされているのか、合理化の内容につきまして、一体どう私どもが法案審議の上で解釈をしたらいいのかという点で若干迷うわけでございますので、その合理化が進んできたし、これからも進むであろう、こういうこ……

第65回国会 運輸委員会 第16号(1971/04/16、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 法案審議に入る前に、法案にも関係がございますので、冒頭大臣に伺いたいと思うのです。  船舶職員の職階制と申しますか、名前の呼び方に航海士、機関士、通信士とも甲乙丙というような呼び方があるわけでございますが、たとえば通信士についていうならば、電波法に基づく国家試験を受けて取得した免許は、一級、二級、三級というような呼び方がされております。私は、この甲乙丙という呼称について、最もスマートな船乗りというような感じからいたしますと、何かあまりにも閉鎖的な、封建的な、前近代的な感じを受けるのですけれども、大臣、この甲乙丙というような呼び方について抵抗を感じたことございませんか。  もう……

第65回国会 運輸委員会 第19号(1971/05/18、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、本年二月十六日、当委員会の冒頭にあたりまして運輸大臣の所信表明に関するごあいさつがあったわけでありますけれども、それに関連をして、自動車の貨物の過積みの問題についてお尋ねをいたしたわけであります。その際野村局長からは、ダンプ規制法ができたことを契機にして自重計をつけることが義務づけられた、しかし、この自重計はその精度の点においてあるいは積み荷の状態によって、必ずしも十分な能力を発揮していないというお答えがあったと同時に、自重計の精度の向上のために積極的な努力をいたしますというお答えをいただいたわけであります。そこで、その後自重計の精度の向上のためにどのような努力をされた……

第65回国会 外務委員会 第10号(1971/03/19、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 先輩議員の戸叶議員からお尋ねがありましたので、重複を避けて若干お尋ねをいたしたいと思うわけであります。  コンテナー条約並びに国際道路運送手帳に関する条約の中で、いまそれぞれお尋ねに対してお答えがあったわけでありますけれども、国連経済社会理事会の傘下にある欧州経済委員会、すなわちECEが一九五六年五月十八日にジュネーブにおいて本条約を作成し、最初の五カ国が批准をされて、一九五九年八月四日に発効をして、現在加盟国三十五カ国だということを配布いただきました資料で承知いたしておるわけであります。  そこでまずお尋ねいたしたいのは、ヨーロッパを中心にして、アメリカが加入して三十五カ国……

第65回国会 建設委員会 第17号(1971/05/21、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、天竜水系の上流から、泰阜ダム、平岡ダム、佐久間ダム、秋葉ダム、そしてまた近々着工が予想されております船明ダム、こうした一連のダムの対策につきまして、いろいろな問題が含まれておりますので、若干の質問を行なわんとするものであります。  過日、これまた天竜水系に関係のある新豊根ダムの建設にあたりまして、発電所の施設をつくるために佐久間ダムの水を放水いたしました。その放水の結果明らかになったことでありますけれども、予想に反して佐久間ダムは、推定六千十四万五千立米というばく大な量の土砂の堆積が見られたのであります。一口に六千十四万五千立米といいますけれども、これは当初予定した堆積……

第67回国会 運輸委員会 第5号(1971/12/21、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 三点ほど伺いたいと思いますが、空港問題が続いておりますので、最初に、航空局長の御都合もあるかと思いますから、伺いたいと思うわけであります。  先ほどお尋ねがありましたけれども、防衛庁の航空管制施設を運輸省でも使わせてもらう、防衛庁も非常に好意的で全面協力の態度を表明せられているというお話がございました。悪いことではないというように思いますが、反面、運輸省自体の航空管制施設が不十分であるがために防衛庁の協力を求めるという態度はややうしろ向きだ。しかし、余す六基の管制施設等について年次計画を立て、六カ所を早急に実現をしたいといろお話もございましたので、これを了とするわけであります……

第67回国会 議院運営委員会 第3号(1971/10/19、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 官房長官に伺います。  ジューリックとかケネディとかいう御人がはるばる飛んで来たわけでありますが、一体このアメリカ代表と称する人たちは、どういう資格で繊維交渉に乗り込んできたのか、その点をまず明らかにしていただきたい。
【次の発言】 そうすると、ジューリックにしてもケネディにしても、大統領の特命を持った正式の代表ということを日本政府も明らかにして交渉に応じた、そういうことですか。
【次の発言】 そこで第二問を伺いたいわけでありますけれども、通産大臣は、この協定によって繊維に関する課徴金は撤廃させる、さらに業界の了解を必ず得るというような言い方をされております。  まず第一に、……

第67回国会 社会労働委員会 第1号(1971/11/09、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私はまず最初に、旧法によれば不当労働行為実行行為者に対する処罰の条項が明らかにされておりましたけれども、法律改正に伴ってこれがなくなっておるわけでありますけれども、旧法には不当労働行為実行行為者に対する罰則がどのようになっていたか、労働省の関係者から伺いたい。
【次の発言】 答弁のとおりでございまして、旧法によれば不当労働行為実行行為者に対しましては当時の金で罰金五百円以下、禁錮六カ月以下の刑に処せられるということが明記をされておったわけであります。法律の改正に伴ってこれがなくなっておりますけれども、不当労働行為なるものがいかに不届きなものであるかということについては、法は改……

第68回国会 運輸委員会 第6号(1972/03/28、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 せっかく大臣お見えでございますので、先ほど与党の委員からお尋ねをいたしましたけれども、今朝の国鉄の事故につきまして私も二、三お尋ねをいたしたいと思います。  裏故の概要につきましては、先ほど山田副総裁から御説明がございましたとおりに、負傷者に対しましては心からお見舞いを申し上げるわけでありますが、この種の事故は原因はそうたくさんあるわけではない。電気信号系統の故障か、あるいは過密なダイヤの編成か、あるいは運転のミスか、それ以上のことがもしあったといたしましても、道床、軌道等の整備の不良などというものはまずまずなかったであろうというように思うわけでございますが、専門的なことは国……

第68回国会 運輸委員会 第7号(1972/03/31、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 御苦労さまです。せっかくお出かけをいただいておりますから、鉄建公団法の一部改正に直接関係ございませんけれども、冒頭民鉄協会でなければ答えていただけない問題でお尋ねをいたしますので、失礼をお許し願いたい。間接的には鉄建公団法の改正と重要な関連がございます。  まず第一に、日本民営鉄道協会の法人を若干調べましたところが、正会員数八十九名、賛助会員ゼロ、資産総額四千九百六十八万二千円、年間予算一億二千四十二万二千円というようなことで、正会員八十九名となっておられますが、これは全国の地方鉄道、地方軌道を経営しているすべての事業所を網羅しているものなのかどうなのか、やっているけれども日……

第68回国会 運輸委員会 第9号(1972/04/05、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 過日のお尋ねに引き続いて、特に大臣の御出席をいただきましたので、主として大臣に伺うわけでありますけれども、関連をいたしまして、鉄監局あるいは建設公団側にもお尋ねをいたしたいと思うわけであります。  その第一は、今回の鉄建公団の事業拡張に伴いまして理事一名増員が法改正で出ております。伺いますと、総裁、監事につきましては大臣の任命、副総裁、理事の任命につきましては、大臣の承認を得て総裁が任命をするという手続であることを伺いました。そこで、今度公団も、もし法案が通り、実際仕事をするという段階になれば、機構も改革をして、現在ある幾つかの部に並べて民鉄部といったようなものを設ける予定だ……

第68回国会 運輸委員会 第11号(1972/04/12、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 道路運送車両法の審議にあたりまして、わが党同僚議員それぞれお尋ねをいたしますが、トップを承って、基本的な問題について二、三伺いたいと思います。  この法案は、さきの運輸大臣橋本登美三郎氏が本委員会で軽自動車の車検についても実施をしたいという言明をされたことに端を発し、まことに手ぎわよく、スピーディーに今国会にあらわれてまいりました。私は大臣の施政方針なりあるいは質疑応答の中から数多くのお約束を橋本さん当時からいただいておると思うのですが、事この問題に関してはまことに的確に出てきたわけでございますが、運輸行政すべてがこのようにスムーズにいけば私は今日の総合交通体系などといって交……

第68回国会 運輸委員会 第13号(1972/04/14、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 お許しをいただいて、井岡委員の質問に関連して若干お尋ねをいたしたいと思うわけでありますけれども、この道路運送車両法の改正にあたって、いま問題になっております七十六条の経自動車検査協会の設立の規定でありますけれども、過日河村委員から詳細なお尋ねをいたしまして、どうも解せぬというような態度表明がございました。私もその後井岡委員の質問に関連をして考えていたわけでありますけれども、やはりおかしいと思う点がございますので、この際明らかにしておきたいと思うわけであります。  すなわち、この種の法律、たとえばここでいうならば七十六条の三、「軽自動車検査協会は、法人とする。」とか、七十六条の……

第68回国会 運輸委員会 第17号(1972/05/08、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 最初に、参考人の皆さん御苦労さまですが、岡野参考人に伺いたいと思います。  原則的に先生は、今回の二法案は条件つきであるけれども賛成だということで、その条件について短いことばでありましたけれども、数点触れられております。このうちで最も重点的に最も優先してやらなければならない条件とは一体何か。一つか二つしぼって先生からもう一度御説明を、願いたい。と申しますのは、先生も必ずしも全面的に賛成ではないわけなんで、運賃は安ければ安いほうがいいし、また、こうした再建特別措置は別な形でやればやったほうがいいのだけれども、この際やむを得ないという言い方であったと思います。したがいまして、重点……

第68回国会 運輸委員会 第19号(1972/05/10、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 慎重審議を重ねて本日まで参りましたけれども、私もようやく順番が参りましたのでお尋ねをするわけであります。各位からきわめて適切な質問が出され、また不十分な点もありますけれども、誠心誠意当局側も答弁されている姿は私も評価をいたすわけでありますが、各位から基本的な問題で繰り返しお尋ねがございましたので、私は本日は目先を変えて、あまり重複しない問題からお尋ねをしていきたいというように考えております。ぜひ適切な答弁をいただきたいというように思うわけであります。  まず第一に伺いたいわけでありますけれども、この法案は三月二十一日本会議に上程されまして、各党から代表質問が行なわれて、それぞ……

第68回国会 運輸委員会 第29号(1972/06/09、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は去る五月の十日に国鉄運賃並びに国鉄財質再建特別措置法の審議にあたって、特に新幹線公害について約二時間伺ったわけでありますけれども、その後運輸省並びに国鉄当局がこの問題と良心的に本格的に取り組んでいる姿はかいま見れると思うのであります。しかし突然一昨日、山田副総裁は、「『新幹線公害』に二百億円」「五年計画」「騒音八十五ホン以下に」という形の記者会見による発表をやっております。それでこの内容を読んでみますと、きわめて粗雑であり、不十分だと思いますので、以下私は関係者に数点にわたって伺いたいと思うのであります。  まず第一に、この国鉄の山田明吉副総裁は七日の記者会見で云々という……

第68回国会 社会労働委員会 第34号(1972/06/06、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 お疲れのところ、たいへん恐縮でございますが、しばらくお願いをいたしたいと思います。  私は、労働省並びに郵政大臣に二、三伺いたいわけでありますけれども、最初に、先に大臣に聞きます。  大臣、郵政業務を進めている中で、労働組合の問題がいろいろ取りざたをされております。特に郵政関係では全逓労働組合、全郵政労働組合というような組合がございまして、これらの問題をめぐって、あるいは不当な差別の処遇だとか、あるいは組合加入脱退の自由の束縛だとか、いわゆる不当労働行為といわれるようなものが行なわれているというようなことも聞いておりますし、しかし郵政業務正常化のためには、郵政省はいろいろな施……

第69回国会 運輸委員会 第2号(1972/08/11、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 大臣、初めてお尋ねをいたしますけれども、的確なお答えをちょうだいいたしたいと思います。  私は、新幹線公害についてたびたび運輸省並びに国鉄当局の考え方、そしてまた対策等について伺ってまいりましたけれども、きわめて不十分のお答えしかいただけなくてまことに残念であります。そこで大臣、いま東海道並びに山陽新幹線が走っておりますけれども、いわゆる新幹線公害といわれるものがどういう内容のものであるか、就任早々どの程度お勉強なさっているか存じませんが、御存じでありますか。沿線住民がいわゆる新幹線公害ということで苦しんでいるわけです。どういう種類のものがあるか御承知ですか。お答えください。

第69回国会 運輸委員会 第4号(1972/10/12、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 どういうわけか、きょうは航空質問ばかりだそうでございますから、私も若干伺いたい点があるわけであります。  まず第一に、昭和四十五年十一月二十日、閣議了解事項として「航空企業の運営体制について」という決定がなされ、それぞれこの線で航空企業の運営体制について運輸省は指導をされてきたと思う。ところが四十七年七月一日運輸大臣示達という形で、この事業分野などを大別して、これまた大臣示達が出ている。これは局長でないとわからぬと思うのですけれども、閣議了解事項とこの大臣示達というものはだいぶ内容的に食い違いがある、私はこのようにしかとれないわけでありますが、局長はこの閣議了解事項を受けてこ……

第70回国会 運輸委員会 第1号(1972/11/07、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 不幸にして重大な事故が続発をいたしましたが、私はまず最初に、国鉄北陸線のトンネル内における事故についてお尋ねをいたしたい。  今度の事故は、昭和二十六年四月の桜木町事故、三十年五月の紫雲丸事故、三十七年五月の三河島事故。三十八年十一月の鶴見事故などと匹敵をし、しかもその責任の所在ということになりますと、国鉄当局にとりましてはきわめて重大な事故であるというような認識をいたしておるわけでございますが、一体この責任はだれにあるのか、どこにあるのか。ともすれば、現地でも当然行なわれるでありましょうけれども、たとえば乗務員のミスだ、あるいは食堂車管理責任者の過失だというようなことでその……

第70回国会 運輸委員会 第2号(1972/11/08、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 提案されました臨船調法につきましてはすでに議了をいたしておるわけでございますが、本案の採決に先立ちまして、私は船舶建造に関する国辱的なといっても言い過ぎでない問題が発生をいたしておりますので、この問題につきまして若干お尋ねをし、当局の考え方を伺いたいと思うわけであります。  すなわち、十月十九日の新聞紙は、船舶建造に関連をして、いわゆる欠陥船が大量にあったということを運輸省みずからが発表し、関係当局に対しましても重大な関心を持たせたということでありますけれども、われわれはこのような問題につきましては、船舶建造関係の議案あるいは一般質問等々において強くその点を指摘をし、そのよう……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会 第8号(1973/03/13、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 ただいま与党の委員の各位とやりとりがございました。政府側の答弁を伺っておりますと、いいところまで行きかかってなお核心に触れてないというような感じが多々ございますので、私は率直に、よって来たる遠因、そうしてまた今朝の好ましからざる事件発生等々にかんがみまして、初めに基本的なお尋ねをいたしたいと思うわけであります。  与党委員の皆さん方の質問にもありましたように、今回の一連のいわゆる順法闘争というものの起こりは、お話にもございましたような春闘の一環でもないし、また国鉄運賃値上げ反対闘争の目的でもないし、また処分撤回の戦いでもない。きわめて具体的な問題を取り上げて交渉に入り、交渉が……

第71回国会 運輸委員会 第13号(1973/04/03、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 港湾法の審議が続いているわけでありますけれども、いろいろ論議がかわされました。私は逐条お尋ねしたいことがたくさんあるわけでありますけれども、立法の段階において論議をされ、特に原案めいたものができて、次官会議等でこれの調整が行なわれました。その際、いろいろな議論が出た中で、特に港湾の本来的な使命、そしてまた従来から港湾管理者によって管理されてきたいわゆる自治権の問題あるいは国民生活優先、国民福祉の向上といったような問題について、どうも大幅に後退したではないかと思われてしかたがないわけであります。  重複を避けたいと思いますけれども、概括的な問題として、たとえば第一条の目的で、国……

第71回国会 運輸委員会 第22号(1973/05/08、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 斉藤です。きょうは御苦労さまです。私は公述人として御出席をいただいております六人の方々全員に二点ばかり総括的に考え方を伺いたいと思いますので、すでに意見の陳述で触れている点もありますけれども、もう一度の念のために遠藤さんから順次お答えをいただければ幸いです。  その第一点は、国鉄当局はもっと一生懸命経営姿勢をただして近代化、合理化を進めるべきだ、どうも一般民間企業に比べて、そういう点がおくれている、こういう発言が共通してあったようにも思います。そういう点で、たとえば人員削減、国鉄職員を削減をしていくということで、今度も十年間に十一万人という案が出ておりますけれども、すでに昭和……

第71回国会 運輸委員会 第25号(1973/05/11、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、国鉄二法について若干の質問をいたしますけれども、なるべく重複を避けてお尋ねをいたしますので、率直なお答えをちょうだいいたしたいと思います。  なお、通告したものもあるし、ゆうべ思いついて追加したものもございますので、その点は当局の非を責めるわけではございません。じっくりお考えの上、適当な御答弁をいただけばけっこうであります。  最初に、私は、運輸省と日本国有鉄道との関係について、実は連休中に簡単なアンケートを一般市民からとりました。そのアンケートの内容というのは、運輸省設置法に基づいて、その第四条には「運輸省の権限」が規定をされておりまして、三十番目に、「日本国有鉄道及……

第71回国会 運輸委員会 第33号(1973/07/11、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 最初に私は航空行政について若干質問をいたし、後ほどタクシー問題を伺いたいと思います。  先週末、ローカル紙を含めすべての中央紙に、国際貨物空港設置について運輸省の見解などが報道をされ、運輸省は昭和四十八年度予算の中に組み込まれている六百万円の調査費並びに経済企画庁が持っている調整調査費二千万円を使って、内陸空港ならばこのようなところ、海上空港ならばこのようなところということで、具体的に静岡県小笠山あるいは愛知県一色町あるいは新潟県何がしというような報道がされました。今後十年間の航空貨物の激増等々を考えて、一応五百万トンを予想したときに、貨客混載の今日の航空輸送といったようなも……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第17号(1973/07/04、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 レジャーボートに関係する二法の審議にあたって差しかえで出席をいたしておりますので、重複する点があればお許しを願うし、各党の理事から御忠告をいただけば途中でやめます。  全体的に一言聞きたいのですけれども、今度の法改正にあたって全体を流れている傾向というのが、どうもボートに乗る人あるいは、ボートをつくる人などなどについてたいへん重点が置かれているけれども、レジャーボートの運航によって他産業に与える影響あるいは他人に与える危害といったようなものについてきわめて冷淡だ。世論の要求にこたえて立法化されたことはわかるけれども、そういう点であまりにもてまえみその法案ではないかという感じが……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第19号(1973/07/18、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 船舶職員法の一部改正にあたってお尋ねいたします。  レジャーボートの発展に伴いいろいろな関係がございますけれども、この際、法一部改正という形で提案されてまいりました。おそきに失した感もありますけれども、十分審議した上で、将来を展望し、しかも現状にマッチしたものをぜひ成案を得たいと願って、私どもは若干の疑問もございますのでお尋ねをいたしたいと思うのですけれども、少なくともレジャーボートについてはわが国は後進国であります。これから先進国の仲間入りをするわけでありますけれども、先進国という国々で免許制度をとっている国が一体どの程度あるのか、あるいは免許制度は全くとっていない国もある……

第72回国会 運輸委員会 第10号(1974/03/01、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私はまず最初に、いわゆる大阪空港公害訴訟の判決が出て、それぞれの評価がされておるわけでございますけれども、運輸大臣に、一口に言って、この判決を聞き、読み、どういう感じを持たれているか、率直にひとつお気持ちを吐露していただきたいと思います。
【次の発言】 たまたまあなたが大臣在職中に判決があったということで、これはまあ何の因果かということにもなりましょうけれども、歴代運輸大臣が、過去において十分な施策を施してこなかった、このことが、徳永さんが在任中に判決という形で出て、率直にこれを受けとめて、今後公害撲滅のために邁進をしたいという気持ちが吐露されたわけであります。  環境庁長官……

第72回国会 運輸委員会 第16号(1974/03/19、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、今回提案をされました臨時船舶建造調整法の一部改正についてお尋ねをするわけですけれども、今回の提案の目的あるいけねらいについてでありますが、本法の目的は法文に示されているとおりでございまして、「臨時に船舶の建造についての調整を行い、もってわが国の国際海運の健全な発展に資することを目的とする。」ということになっておりますから、船舶の建造について調整をしてわが国海運の全きを期す、こういうことは明らかなわけでございまして、お尋ねするのもやぼでございますけれども、私があえてねらいは何かということで聞きたいのは、昭和二十五年五月一日法律百二十九号で制定をされている造船法という法律が……

第72回国会 運輸委員会 第18号(1974/03/22、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、ただいま提案されております国鉄運賃法及び国鉄財政再建特別措置法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に反対し、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党の四党が共同提案している修正案に賛成する立場から、日本社会党を代表して討議を行います。  御承知のように、いわゆる国鉄二法は、昨年の七十一国会において、国民世論にさからい、全野党の反対にもかかわらず成立した問題の法律であります。  相次ぐ物価暴騰の中で、国民生活が危機に立たされているとき、内政最大の緊急課題は、強力な物価対策によって国民生活の安定をはかることでなくてはなりません。そのためには、まず政府の手の中に……

第73回国会 運輸委員会 第4号(1974/11/26、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 関連をして三点ばかり伺いますので、私のお尋ねはきわめて明快でございますから、答弁もイエスかノーかということだけいただけばけっこうでございます。  国鉄並びに大蔵省、運輸省、そのままそこにいていただいて、答弁者はどなたでもけっこうでありますけれども、国鉄首脳陣はひとつきょうの答弁をしっかりこの場で聞いておいていただきたいと思うわけであります。  二十五日の新聞報道によりますと、新幹線騒音対策として森田架道橋付近の被害者に対し住居移転を重点にした解決に踏み切るというようなことが報道されております。長い間問題になってきた新幹線公害対策として国鉄がおそまきながら踏み切るというこのこと……

第73回国会 災害対策特別委員会 第2号(1974/08/01、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 全般的なお尋ねに対しましてはそれぞれ見解の表明がございましたので、私は、個々の問題で二、三伺いたいと思います。  時雨量百ミリ、総降雨量五百ミリといったような異常な大雨であったことは間違いありませんけれども、ただ天災だからといって済ませる問題でない、多分に人災ではなかったかと思われる被害が続発いたしておるわけであります。  最初に伺いたいのは、建設省都市局下水道部ですか、に伺いたいわけでありますが、浜松市に段子川という川がございます。この川はふしぎなことに、東名高速道路の建設に伴いましてここに水路橋が設けられておるのでありますけれども、その流量は毎秒十四トン。ところがその下流……

第75回国会 運輸委員会 第3号(1975/02/21、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 道路運送車両法の一部を改正する法律案についてお尋ねをしたいと思いますが、今度の改正は登録検査等に関する手数料の額の範囲を決めるということに限定をされておりますので、最初にこの点に触れたいと思いますけれども、大臣、これらの登録検査等に関する手数料というのは公共料金なのかそうでないのか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 大臣の見解によれば、この登録検査等に関する手数料は公共料金の範囲に入るというお答えでありますけれども、公共料金を改定する場合には、おそらく経済閣僚会議等の議を経なければというようなことに常識的になっていると思うのでありますけれども、経済閣僚会議へどういう形で……

第75回国会 運輸委員会 第8号(1975/03/14、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 あえて懸案のと申しますけれども、航空法の審議がいよいよ始まるわけでございますけれども、この航空法の一部改正につきましては、昭和四十七年三月、第六十八国会において政府提案をされ、第七十国会まで継続審議になっておりました。四十七年十一月衆議院解散によって審議未了という立場に追い込まれ、そうして四十八年三月七十一国会に再提出され第七十五国会まで継続審議という形で持ち込まれてきている。  四十七年三月から五十年三月までまるまる三年間あるいは継続審議にされたりあるいは衆議院解散によって廃案にされたり、また再提出されたりということでありますけれども、思い出しても非常に残念なことでありまし……

第75回国会 運輸委員会 第23号(1975/07/04、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 去る六月二十八日、長い間慎重審議をしてまいりました新幹線騒音基準について答申が出されました。従来の答申と比較してみますと、異例の答申だというようなことが言われておりますけれども、なるほどその内容の中に「今回の環境基準が国鉄のみを対象としていることや、国鉄の経営実態や技術体制からみて、国鉄だけの解決は困難であると判断し、政府も有効な措置をとることが不可欠と考える。技術開発、実施体制、財源措置など、関係省庁が一体となり、地方自治体の協力なしには基準達成が期せられないとの結論に達した。」大変広範な関係機関の協力なしには、基準はつくるけれども、実施は困難だというような意味のことが書か……

第75回国会 運輸委員会 第24号(1975/08/08、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 関係官庁の幹部が大分更迭をされたようでございますが、十年一日のごとき質問を繰り返すわけでございますので、ひとつ的を得た答弁をお願いいたしたいと思うわけであります。  同時に、非常に重要な問題であって、本来は総理大臣以下に出席を求めて決意のほどを聞かなければならない問題でありますけれども、こういう事態で大変残念でありますが、出席の各位はそれぞれの責任において精いっぱいな答弁をお願いいたしたいと思うわけであります。  私がきょうお尋ねするのは、「新幹線鉄道騒音に係る環境基準」の問題でありますけれども、去る六月の二十八日に中央公害対策審議会は附帯決議を含めて答申をいたしました。これ……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第10号(1975/05/23、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 島本委員から、きわめて基本的な、しかも重要な指摘がございましたので、私はそれを補足する意味で、若干のお尋ねをいたしたいと思います。  まず、環境庁長官に伺いますけれども、たびたびの国会で、私を含めた委員の質問に答えて、環境庁は、騒音基準については昭和四十九年十二月三十一日までに本基準を策定し、決定をいたしますという答弁を繰り返しました。また、振動基準につきましては、昭和五十年三月三十一日までに、暫定ではありますけれども決定し、これを提示をいたしますという答弁をたびたびやったのであります。たびたびやった。しかし今日、騒音の本基準についてもまだ決定をされていない。先ほど論議のあり……

第76回国会 運輸委員会 第3号(1975/12/10、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、過日大阪高等裁判所の民事第九部の沢井裁判長によって結審いたしました大阪国際空港公害訴訟問題について運輸省の考え方を尋ねたいと思うわけでございます。  大阪空港は御承知のような状態でございまして、言うならば必要悪というようなことを認めながらも、現時点では大阪空港周辺の公害防除のために最大の努力を払いつつあったやさきに今回の高裁判決が出たわけでございます。当然のことでありますけれども、住民側の、いわゆる原告側の全面勝訴という形であり、言いかえるならば、国側の全面敗訴という形があらわれてまいりました。これは当然なことであって、私どもはこの判決を別に高く評価をしているわけでもな……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号(1976/06/09、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 お尋ねをいたします。  今日時点までに検察、警察関係者から三井物産の関係者に事情聴取をされたことがあるかないか。
【次の発言】 検察庁関係は出かけていって事情聴取を受けた、警視庁関係者は来社をされて事情を聴取された。あなたはそのいずれかに入っておりますか。
【次の発言】 検察庁へ出向かれて、前後七回、時間数にして四十時間、大変御苦労なことでございまして、その筋もすでにかなりな線までは調べが済んでいるというように思いますけれども、当委員会の設置の目的等もこれあり、同僚議員がただいま質問いたしましたけれども、なお続けて重複を避けてお尋ねをいたしたいと思いますが、その前に、人数で結……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第10号(1976/06/23、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 両大臣の報告を承りました。最初に法務大臣に伺いたいと思います。  前丸紅専務大久保氏は偽証容疑で逮捕、全日空の三人は外為並びに貿易管理法違反の疑いで逮捕ということでございますけれども、この際、大臣に明らかにしておきたいことがあります。  その第一は、大久保前専務を偽証容疑で逮捕いたしましたけれども、起訴の条件としては予算委員会の告発が必要だ。逮捕はしたけれども、起訴という手続をとるためにはなおそういう手続が要る。司法当局として予算委員会なりあるいはその他の委員会に告訴の要求を手続的にはすでにされたのかどうか、あるいはされないとするならば、どうするのか、そういう要求をしなくても……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第11号(1976/06/24、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 江島さん、大変失礼ですけれども、少し意地の悪いお尋ねをいたしますので、率直にお答えをいただきたいと思います。  巷間、全日空にはいわゆる民族派と称する幹部と日航派と称する幹部があって、抗争が激しかった時代があるというように言われておりますけれども、あなたは内部にいらっしゃって、そういうことを感じましたか。
【次の発言】 そうすると、あなたは職務に精励するの余り、そういうことには関心も持たなかったし、また感じてもいなかった、こういうことになるのかと思いますけれども、もう一つ伺いたいのですが、残念なことでありましょうけれども、沢専務、青木経理部長、植木業務部長が外為法違反の疑い、……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第17号(1976/07/22、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 官房長官お見えでございますので、承りたいと思いますが、三木総理はロッキード事件の真相解明について政治生命をかけるとたびたびあらゆる場所で発言をされております。今日なおその決意については変わりはないというように考えております。  そこで、ロッキード事件の解明に政治生命をかけるという内容でございますが、徹底的にあらゆる手段を尽くして真相を究明し、その真相を国民の前に明らかにするという責任からそのようなことをおっしゃっている、だろうとも思います。  そこで伺いたいわけでありますけれども、非常に現実性を帯びてきておりますので、仮定の問題には答えられませんなどということで答えられては困……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第21号(1976/08/11、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 法務大臣に伺います。  田中前総理が先月二十七日に逮捕されて、きょうでもう十五日、その後、事態は全く進展していない、膠着状態。逮捕者が出たということが別に真相解明が進んだとは私は思いませんけれども、何かこう厚い壁にぶつかって新しい事態の解明が進んでいないというように思う。その壁は何ですか。ずいぶん、そのうちにそのうちにという思わせぶりな発言も公式、非公式を問わず、あったわけですけれども、何かこう分厚い壁にぶつかって、にっちもさっちもいかないような状態になっているのじゃないかというふうにしかとれないのですけれども、どういうことですか。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第28号(1976/09/02、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 最初に木村運輸大臣に伺いたいと思いますけれども、昨日は終日、御出席をいただきましたのに答弁の機会がなくて手持ちぶさただったかと思いますが、きょうは最初にひとつ。  大臣が在任中の事件ではありませんけれども、世紀の大疑獄と言われるロッキード汚職事件が御承知のような状態になっているわけでございまして、今日、所管大臣として感無量なものがあると思うわけでございます。運輸行政、特に航空行政が外部の力によってねじ曲げられた。しかも、その外圧は金の力であった、権力であった。金力と権力が一緒になって、本来あるべき航空行政がねじ曲げられて、これが発覚をし、今日、世紀の大疑獄事件として問題になっ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第29号(1976/09/08、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 関連して。私の要求した資料が出せるとも出せないとも決着がつかない。なお、理事会が継続審議ということでございます。そこで、理事会へも何らかの報告は大蔵当局からされた。私のところへも公式、非公式にいろいろな接触はありました。今日なお大蔵省としては結論が出ていない、こういうことでございましょうか。いままでのことで勘弁してほしいというのですか。どちらですか。
【次の発言】 そういうことを聞いているんじゃないのですよ。私の要求した資料を出せるか出せないかと、いろいろごたごた言っておりますけれども、間接的には出せないということを言っているのでしょう。

第77回国会 運輸委員会 第6号(1976/04/23、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 ただいま高木国鉄総裁の所信の披瀝がございました。私は一言半句逃すまいとして耳をそばだてておりましたけれども、第一の印象は、どうも総裁の執筆になるものではないらしい、総裁がみずからお考えになったことを率直に述べたものではない、だれかが作文をしたものを多少総裁が意見を入れ、修正はしただろうけれども、何か高木色といったようなものがにじみ出ていないという感じであります。  率直に言って、私どもは、異色総裁とか大物総裁とかいう世間の評価に対して、なるほどとうなずけるようなごあいさつが何かもう少しあることを期待しておったわけでありますけれども、やはり、御自分でお考えになっていることを率直……

第77回国会 運輸委員会 第9号(1976/05/12、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 関連して伺いますが、昭和四十七年七月一日といいますと内村さんの局長在任中でございまして、きょうは大変御苦労さまでございますけれども、四十五年六月十九日から四十八年九月二十八日まで航空局長として在任された立場から、祿をはむ者としてやむを得ないということで、いましばらくお答えをいただきたい。  昭和四十七年七月一日に、「空監第五七三号」という通達が時の運輸大臣丹羽喬四郎氏から出されております。これは「航空企業の運営体制について」という内容であることは御存じだと思います。この「空監第五七三号」が通達として出るしばらく前、すなわち昭和四十七年六月二十六日に、運輸大臣丹羽喬四郎殿、自民……

第77回国会 災害対策特別委員会 第7号(1976/07/16、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 七月十一日の伊豆半島を中心とした静岡地方の災害につきまして、関係当局にお願いとお尋ねをいたしたいと思います。なお、私が通告していた以外に、せっかく御出席でございますので、通告以外の質問も出るかと思いますけれども、答えられる範囲でお答えをいただければ大変ありがたいと存じております。  伊豆の地は、天下の景勝地とも言われ、また楽園などとも言われ、天然自然の恩恵に大変恵まれて、海の幸、山の幸の多いところであります。しかし、天は二物を与えずと申しましょうか、まれに見る災害地域でもございまして、御承知のように、一昨年は大地震に見舞われました。昨年もかなりの水害にやられました。そして、今……

第78回国会 運輸委員会 第4号(1976/10/08、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 最初に、通告も何もしてありませんけれども、大臣並びに総裁ならば当然お答えをいただける総論的な問題について伺いたいと思います。  委員各位から積極的な前向きの提案を含めて、各党がそれぞれ質疑を行いまして、大臣並びに総裁からの御答弁も、長い経験ではありませんけれども、私も運輸委員会に所属をしてたびたびこの種の審議に参画をいたしましたけれども、いままでの運輸大臣や国鉄総裁の答弁とはかなり違った答弁を受けたような感じがいたします。そこで、後刻三木総理が出席をするそうでありますけれども、三木総理が国鉄の現状あるいはその将来について果たしてどれだけの認識を持ち、どれだけの決意を持っておら……

第78回国会 災害対策特別委員会 第7号(1976/10/26、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 高橋委員の後塵を拝して、同種の問題でありますけれども、角度を変えてお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に、気象庁に伺いますけれども、いまの問題になっております駿河湾地震といいますか、東海地震といいますか、東南海地震といいますか、呼びようはいろいろあるようですけれども、いろいろな学説の中で、今日ただいまから、先になっても三十年以内には、大小は別として、かなりの地震が起きるだろう。この答弁はむずかしいんでして、わかりませんと言えば、それが一番無難な答弁ですけれども、起きますと言えば、これはまたかなりの衝撃をさらに与える。幾ら地震専門家のあなたでも、起きませんとは断言もできな……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 運輸委員会 第18号(1977/05/13、34期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 国鉄が有史以来の財政的ピンチに襲われて、国民のだれしもが、いまの国鉄をどうしたらいいのか、運賃あるいは料金の値上げに反対をしている国民といえども、国鉄をこのままにしておいていいというような考え方の人はないと思います。まして国権の最高機関である国会が、もろもろな国民の意見を集約する中で、国鉄再建のために全力を投入しなければならない責任はきわめて大きいと思うのであります。特に、たびたびの国鉄再建計画あるいは国鉄財政再建計画等々が、あらわれては消え、消えてはあらわれ、ここ数年形は違いましたけれども繰り返してまいりました。そのことは、いろいろ批判がありますけれども、究極的には高度経済……

第80回国会 災害対策特別委員会 第6号(1977/04/12、34期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、火災災害について伺いたいと思ったのでありますけれども、せっかく今次の寒干害対策について方針の説明もございましたので、冒頭その点に触れてお尋ねをいたしたいと思うわけであります。  先ほど津島雄二委員からお尋ねがございました。私は余り津島委員を知りませんでしたけれども、名簿で拝見いたしますと、ごく最近まで大蔵省にお勤めになって、本来ならばそこから答弁をする立場にもあったわけですが、立場が変わるとあれほど違ったことになるのかと思って、実は驚きもし、また、それが災害対策の真実であろうというようにも思ったわけであります。  すなわち、総論、各論にわたってきわめて適切な質問が行われ……

第84回国会 運輸委員会 第12号(1978/07/13、34期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 大臣と空港公団総裁に最初に伺います。  さきには皇太子がブラジル訪問のために飛行機で御出発になりましたし、きょうはまた総理大臣が、先進国首脳者会議出席のために飛行機で御出発になりました。いずれも成田を使わずに羽田からお出かけであります。特に総理大臣は、ツルの一声かカラスの一声か知りませんけれども、成田開港に当たって強引な命令を出した張本人であります。その人が全世界に、安全でいい国際空港ができましたのでお使いくださいと宣言をさせたわけであります。なぜ成田を使わないのか。なぜ羽田から出ていったのか。国民はもちろん全世界で、やはり成田は欠陥空港であって総理も使っていないという印象を……

第84回国会 社会労働委員会 第5号(1978/03/17、34期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 委員長並びに同僚各位の御理解をいただいて、差しかえて参りました。  私は戦争の犠牲によって多くの方々が大変な御苦労をなさったことに対し、特に軍人軍属あるいは準軍属といったような方々に対する援護の手が、必ずしも十分でないにしても今日いろいろな立法措置がとられ手当てが行われている中で、問題になっております非戦闘員という言葉が的確であるかどうかわかりませんけれども、いわゆる一般戦災者に対する援護の手がきわめて不十分ではないかという認識に立って、数点をお尋ねいたしたいと思うわけであります。  その前に、戦後三十三年、佐藤総理大臣は、沖繩返還問題を論議する際、沖繩の復帰なくして日本の戦……

第87回国会 運輸委員会 第13号(1979/06/01、34期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、新東京国際空港公団法の一部を改正する法律案の審議に当たって、若干のお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に、大臣に伺いたいのですけれども、わが国の空の玄関はどこですか。
【次の発言】 普通、常識的にわれわれの住宅でも玄関と言えば三つも四つもないですね。裏口とか横口とかいろいろありますけれども、メーンはどこですか、主たる玄関。
【次の発言】 大臣日ごろ歯切れのいいあなたが何かちゅうちょされて答弁される、あるいは何ですか、公式的には成田だというような御答弁でありますけれども、私は、質問通告してございますので、どういう趣旨で私がお尋ねしているかは御理解の上でお答えをいただ……

第87回国会 災害対策特別委員会 第4号(1979/05/24、34期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、ただいま報告のございました地震防災対策強化地域指定専門委員会の報告について、若干のお尋ねをいたしたいと思います。  報告にありましたように、指定の意義あるいは基準あるいはスケジュール等々については、報告を承り了承いたしたところであります。ただ、この地域の指定が、予想される東海地震のための具体的な対策のスタートでもあるということから考えますと、静岡県は中心地でもございますし、県民挙げていま地震対策に取り組んでいるところであります。そういう立場から申し上げますと、全県七十五市町村のうち七十一市町村が指定をされておりますけれども、北遠四町村が指定から漏れているわけであります。……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 運輸委員会 第1号(1979/12/05、35期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 いまのお答えを聞いていて、会計検査院の調査によれば鉄建公団が経済的な損失はこうむっていない、したがって妥当だというようなお答えでありますが、本社は永田町の山王グランドビル、所有者は三菱地所、東京支社は港区芝の田町ビルで田町ビルKK、新潟新幹線建設局は新潟市東大通の千代田生命新潟ビルで所有者は千代田生命保険相互会社、東京支社は日本生命会館ビルに入りましたが、港区三田の新日本会館KKと、これはいずれも殖産が介入しているわけですね。  そうすると、これは持ち主である三菱地所とか田町ビルKKとか千代田生命保険とか新日本会館とかとの間に室町殖産KKは経済的な行為が発生しているだけであっ……

第90回国会 災害対策特別委員会 第2号(1979/12/06、35期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 本日の災害対策特別委員会での質問者を見ますと、各党静岡県の委員が全員であります。事ほどさように、わが静岡県は、予想される東海大地震対策について関心が深いし、県政の課題であると同時に、国政がこれに取り組む姿勢に対し、厳しいものを持っているわけであります。  ちなみに、もし予想される大地震が発生した場合に大変な被害が予想されるわけでございまして、いかに対策をしようともどうにもならない被害がございます。それは家屋の倒壊とか、あるいは津波の被害というものが物的に被害をもたらすということは天命であり、いかんともしようがございません。しかし、防災施設を完備充実することによって被害が大幅に……

第91回国会 運輸委員会 第9号(1980/04/08、35期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、船舶のトン数の測度に関する法律案の質問をいたすわけでございますが、外務省からおいでいただいておりますので、まず最初に伺いたいと思います。  今国会の外務委員会に千九百六十九年の船舶のトン数の測度に関する国際条約の締結について承認を求める議案が提出をされております。この条約承認の案件と今般運輸委員会で審査をするこの案件は、それぞれ相関関係があると思うわけでございます。  承りますと、国内法の整備を条件にして、すなわち国内法がこの条約の内容に伴った改正、整備が行われた段階で、外務委員会においてもこれを議決をする、どちらが先かといえば国内法の整備が先であって、これを待って外務……

第91回国会 災害対策特別委員会 第5号(1980/04/24、35期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 最初に、去る二十二日十四時三十分過ぎ、関東、東北、東海地方に地震がありました。承りますと、この地震は地震の形としては珍しい、と言うとおかしな表現ですけれども、通常われわれが知っている地震とは異なった地震だというように承っておるわけでありますけれども、専門的な立場から説明をいただければありがたいと思います。
【次の発言】 地震の性質としてはよくわかりました。  たまたま報道に、私ども静岡県の中に掛川という市がございますけれども、「掛川の真南三百キロ」というようなタイトルがついた新聞もございますし、御説明いただきましたように「御前崎南方三百キロ」というような説明もございました。 ……


各種会議発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第58回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 私は、昨年十一月文教委員会、におきまして、当時の文部大臣でありました三木さんを中心に、国民体育大会のあり方につき質問をいたしました。その後も、国民体育大会のあり方につきましては、私なりに考えておるわけでありますけれども、大臣がかわられまして、この際国民体育大会のあり方につき大臣の考え方をただすとともに、関係者から、多くの問題が派生をいたしておりますので、その対策につきお伺いをしたい、かように思うわけであります。  昨年の埼玉国体が数えて二十二回であります。御案内のように、非常に大きな規模で、大きな成果をあげたといわれる埼玉国体でありますけれども、その陰にやはり勝たんがための……

第61回国会 文教委員会公聴会 第1号(1969/07/14、31期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 時間がございませんので、自席で失礼ですけれども伺いたいと思います。  加藤先生に伺いたいわけでございますが、東大紛争の発端は、いろいろ原因はあったと思いますけれども、私どもが承知しておる限り、直接的には医学部における処分の問題から発生をした、火がついたというように把握をいたしておるわけでございますが、東大当局として鋭意再建の方途を講じられている中で、学生処分についてどのような方向をお考えになっているのか。大学生といえども何をやってもいいというわけではない。おのずから規制があり、規律ある大学でなければならぬというように考えておるわけでありますけれども、東大改革路線の中で、学生処……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 私は気象行政のあり方について、きわめてじみな質問でありますけれども、運輸大臣をはじめ関係各位に数点の質問をいたしたいと思うわけでございます。  その第一は、去る四十三年九月十九日、衆議院災害対策特別委員会は、各党一致で「自然災害の防止に資するための気象業務の整備拡充に関する件」ということで決議を上げているわけでございます。この決議を上げるにつきましては、わが国の地理的な条件、そしてまたわが国土の複雑な条件等々から、台風あるいは豪雨あるいは豪雪、さらに干ばつ、地震等によって、年々全国に多くの災害が発生しているわけでございまして、このことは、わが国の経済あるいは民生の安定上きわ……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 地元に関係した問題でたいへんおそれ入りますけれども、二、三建設省あるいは国鉄等にお伺いをいたしたいと思います。  まず第一は、東名高速道路の静岡―岡崎間の開通に伴いまして、地元浜松市に関係した浜松西インターチェンジについて伺いたいと思うわけでございますけれども、二月一日開通後東名高速道路の使用状況はかなり高度なものがございまして、この東名開通に伴う沿線産業の開発なりあるいは輸送の革命なりといったようなものにつきましては見るべきものが非常に多いわけでございますが、静岡県並びに浜松市といたしましては、これが設計協議の段階で浜松市に西インターチェンジをぜひつくってほしい、すなわち……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 運輸委員会海運に関する小委員会 第1号(1970/07/10、32期、日本社会党)

○斉藤(正)小委員 関連して若干お尋ねをいたしたいと思いますけれども、相次ぐ海難事故に関連をして、新造船に対するいわゆる船体検査の問題であります。お答えいただける人がいるかどうか知りませんので、いなければこの次に回しますから、わかっている人でお答えを願いたい。  それは六月二十七日、大阪府警捜査二課は近畿海運局の関係者の取り調べをいたしました。これは、船舶検査官が造船会社からいわゆる収賄をした疑いがあるということであります。このことは今回が初めてではなくて、四十三年四月に兵庫県警は神戸海運局を摘発をし、やはり検査をめぐる汚職の問題を追及いたしております。このことで私がお尋ねしたいのは、実は新聞……

第63回国会 運輸委員会海運に関する小委員会 第3号(1970/09/09、32期、日本社会党)

○斉藤(正)小委員 過日の委員会に、大型専用船海難特別調査委員会中間報告書なるものの配付をいただきました。再三読んだわけでありますけれども、主としてこの中間報告書に関連をしてお尋ねいたしたいと思いますが、お尋ねに入る前に、この報告書の形態がまことにずさんであって、これが国会へ出される正式な文書かと思うと、まことに読みづらくて、内容は権威のあるものでしょうけれども、外観、形態が整っていないのに実は驚いたわけで、中間報告が出されて直ちに委員会ということで、お急ぎになった点はわかりますけれども、これを執筆したというか、コピーした人も六人ぐらいでやっておるようでございまして、まことにお粗末であったわけ……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1971/12/06、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 総理がお見えでございますので冒頭伺いたいと思うわけでありますけれども、御承知のように四十六都道府県、沖繩が返ってまいりますと四十七でありますけれども、国営の交通機関というものが全くないのが沖繩だけであります。しかも、現にある沖繩の交通機関というものは、その規模はきわめて零細であり、そしてまた老朽であり、低能率だと思うわけであります。したがいまして、あらゆる施策を総合的に全力投球をしなければ、本土並みの沖繩が実現するにはたいへんなことであろうというように思うわけでありますけれども、国営交通機関のない沖繩の交通体系の確立については、異常な決意をもって臨まなければならないというよう……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1972/03/21、32期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 最初に文化庁に伺いますが、いわゆる文化財白書なるものを文化庁が出しておられると思いますけれども、「文化財保護の現状と問題点」なる白書に、静岡県浜松市の伊場遺跡について論評されていると思いますが、最も新しい白書の中で静岡県浜松市伊場遺跡についてどういうふうに書いておられるか、ちょっと読んでいただきたいと思います。
【次の発言】 その文化庁設置二十周年記念号として出されたいわゆる文化財白書に盛られているいまの文言と、その後二次、三次、四次と調査が進んで、昨年末で第四次の調査が終わっている段階でありますけれども、今日なお文化庁としては、その白書に盛られたと同じような評価を伊場遺跡……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1972/03/23、32期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 私は、国鉄新幹線の騒音規制につきまして、前半若干の時間を具体的な問題として国鉄当局に質疑をいたします。長官に聞いていていただいて、基礎知識を十分すでにお持ちでありますけれども、さらに認識を深めた中で環境庁の見解を伺いたいと思います。  昭和三十九年、東京−大阪間が開通をいたしました。また、本年三月十五日には大阪−岡山間の新幹線が開通をいたしましたが、残念なことに騒音公害なるものが各地に発生をいたしております。現実に大きな問題となっているところとしては、東京都内、浜松市内、岐阜羽島付近、名古屋等が東京−大阪間の主要な地点でございまして、その件数百二十件にのぼっている。これは騒……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1972/03/18、32期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 私は、都市開発あるいは都市改造あるいは都市計画と埋蔵文化財の関係について、具体的な問題を提起しつつ、建設省並びに関係者の考え方を伺いたい。  静岡県浜松市が、都市計画地方審議会の議を経てその計画案の承認を求めるために建設大臣に上申をし、これが建設省で慎重御審議をいただいて、適当な結論を出していただいたというように聞くわけでありますけれども、都市計画地方審議会からいつ建設省へそういう承認を求むるの件が進達をされ、建設省ではどれだけあたため、どれだけ検討いただいて、いつ承認の決定をいただいたのか、こまかいことでまことにおそれ入りますけれども、担当官から手続上のことを御報告願いた……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1972/03/23、32期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 私は中小企業対策について中小企業庁長官並びに通産大臣に伺いたいと思います。  わが党の横山利秋議員が昭和四十六年十一月四日、質問第一号として衆議院議長あてに所定の手続をとり質問をいたしました。それは「中小企業向け官公需の確保に関する質問」でございまして、これに対しまして、「昭和四十六年十一月十二日受領」「内閣衆質六七第一号」という形で「昭和四十六年十一月十二日、内閣総理大臣佐藤榮作、衆議院議長船田中殿」ということで答弁書が出されておりますが、これは通告してございませんのでどうかと思いますけれども、中小企業庁長官並びに田中通産大臣、この横山議員の質問の内容と、佐藤内閣の答弁内……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 私は、専売公社の合理化に伴う業務の改善に関連をして、製品であるたばこの輸送をどういうようにやるべきかという点について、総裁以下、主として公社の皆さん方にお伺いをしたい。特に、大臣にも、私のやりとりを聞いていただいて、最終的に大臣の見解を聞きますので、関係ないような顔をしていないで、ひとつやりとりはよく聞いてください。  古い話でありますけれども、行管が、昭和三十七年、十年も前でありますが、専売の合理化について勧告をいたしました。その中に「配達業務の合理化について」ということを項目の一つに入れておりまして「たばこの配達業務については、販売業務の充実・簡素化を図るため、代行配給……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会社会労働委員会農林水産委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 関連して……。国鉄も運輸大臣もそうですけれども、何かわれわれの持っておる資料を変なところから持ってきたような、盗み取ってきたような、そんなものを出した覚えがないのに入っているのはおかしいというが、現実にあるのだ。出所を明らかにしてもいいですよ。いいけれども、(「明らかにしてもらおう。」と呼ぶ者あり)しましょうか。それは日本人ならだれでも入手できるところにあるのです。何も私たちのほうで隠すとか隠さないとか、そんな問題じゃない。それから、細部の資料についてだって、何もほかからとってきたんじゃないのです。明らかな出所は言えるのですけれども、ただ、私どもは国鉄の今日並びに将来を考えて……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 私は、河川管理とダム建設並びにダム管理に関係をして簡単に伺いたいと思います。  御承知のように、河川法第一条はその目的を明らかにいたしておりますけれども、「この法律は、河川について、洪水、高潮等による災害の発生が防止され、河川が適正に利用され、及び流水の正常な機能が維持されるようにこれを総合的に管理することにより、国土の保全と開発に寄与し、もって公共の安全を保持し、かつ、公共の福祉を増進することを目的とする。」ということでいろいろいってはおりますけれども、最終的には公共の安全を保持し、かつ公共の福祉を増進することが目的だと明らかな規定があるわけであります。ところが、この河川……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 私は、両先輩がお尋ねしたような国の防衛の根幹にかかわることではありませんけれども、一地方に起こった自衛隊としてゆゆしき問題だと思考する問題がございますので、お尋ねをしたいと思います。  去る二月九日に、航空自衛隊浜松南基地に「陸軍爆撃隊発祥之地」という記念碑と、さらに「陸軍爆撃隊発祥由来記」という記念碑が建立されました。このことを防衛庁並びに防衛施設庁は御存じであるかどうか。きのう私は質問内容を通告いたしましたので、きのうの段階で知ったというのか、二月九日に除幕式が行なわれたということを当時の段階で知っていたのかどうか、御両所からお答えをいただきたいと思います。

第72回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 私は総合交通計画と新幹線公害について伺いたいと思いますが、経済企画庁長官あるいは環境庁長官がお見えでございませんので、総合交通体系につきましてはまた後の機会に詳細は譲りますが、経済企画庁からお見えだと思いますけれども、一言だけ……。  経済企画庁は昭和四十四年いわゆる新全総をつくり、そしてまた、昨年の二月経済社会基本計画をおつくりになって、大体わが国の進む経済計画といいますか社会計画といいますか、そういうものを立案されました。これを読んでみると、閣議決定の際の六項目あげてある中に、これは臨機応変に運用するのだということで、だいぶ柔軟な態度が出ております。たとえばその六項を見……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 私は、特に阪神地方に続発いたしております港湾労働者の不当労働行為の問題について、関係者にお尋ねをいたしたいと思います。  最初に、御承知かどうか知りませんけれども、御承知ならばその詳細をお伝え願いたいし、御承知でなければ後日またお尋ねをいたしますので調査をいただきたいと思いますが、その前に、大臣はあまり細かいことは御存じないと思いますので、私のお尋ねをしばらく聞いていただいて、最終的な判断等をいただけば結構です。  昭和四十一年、神港労連の大利という委員長が亡くなっております。さらに昭和四十二年、関光汽船の全港湾関光分会の脇田という分会長が命を落としております。近くは昭和四……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 私は、特殊教育の振興について、すでに質問された方もあるかと存じますけれども、具体的な例を挙げて文部当局の見解を伺いたいと思います。主として局長あるいは課長から答弁をいただくかと思いますけれども、私と答弁者のやりとりの中から、最後の段階で大臣に見解を伺いたいと思いますので、遅くまで御苦労さんですけれども、しばらくやりとりを聞いていていただきたいと思います。  最初に伺いたいのは、ここ二、三年の間に文部省は、たとえば盲学校あるいは聾学校あるいは養護学校というような学校の、特に高等部等の統合について文部省として方針を決められ、各都道府県教育委員会にその統合を要請した事実があるかな……


34期(1976/12/05〜)

第87回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 本会議もこれあり、私の質問時間は二十四分だそうでございますので、厳守をいたします。答弁側もそのつもりで要領よく答弁をいただきたい。  先ほど同僚議員からは、流域下水道の推進について地元の賛成を取りつけ、反対はないというお話でございましたが、私が取り上げる問題は、残念ながら若干地元にも反対がございますが、その反対の理由は説明不足、手当ての不十分さというようなことからきているのじゃないかと思います。  これは県が主体でありますから、建設省にお尋ねをすることはどうかと思いますが、私の同僚が、地元の地方議員でございますけれども、かつて建設省にお尋ねをしたことがあるのです。そのお尋ね……

第87回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 同僚議員のやりとりを聞いていましても、全く木で鼻くくったような回答ばかりでございまして、私は並んでいる郵政省の幹部の諸君にはお答えをいただくつもりはございません。すべてを大臣から伺いたいと思いますけれども、全部承知をしているわけではないと思いますので、必要最小限度において関係幹部の答弁を許します。主査もそのように扱っていただきたいと思います。
【次の発言】 いまの郵政行政というのが大変困った事態になっているということは、大臣も私も認識は同じだと思うわけであります。問題は、どうしてそうなったかということだと思います。したがって、原因を究明し、一刻も早く労使の関係を正常化し、国……

第87回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 私がこれからお尋ねしたい屎尿浄化槽の問題につきましては、主管する省がどこであるのか、多岐にわたっておりますので、橋本厚生大臣には、厚生省所管であるかどうか私もよくわからないわけです。大変御迷惑だと思いますけれども、当分科会でお願いすることにいたしましたので、懇切丁寧な御答弁をいただきたいと思うわけであります。  特に最近、一般家庭の屎尿浄化槽の普及が広がってまいりました。調べてみますと、いろいろな法律規則がございまして、それぞれの省庁で指導監督をいただいているようでございますけれども、最近特に屎尿浄化槽から出される放流水が汚濁していたり、また窒素とか燐酸とかいうような成分が……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1980/03/04、35期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 私は米と学校給食の問題を中心にして、農林水産省、特に食糧庁関係の皆さん、さらに文部省の皆さん方に数点にわたって伺いたいと思います。  まず最初に、文部省の方に伺いますけれども、行政改革に伴いまして、学校給食を実施いたしております日本学校給食会と日本学校安全会の統合が日程に上っております。承りますと、日本学校健康会という名のもとに法案も今国会に提出をされているというように聞いておりますけれども、その構想と日程的なめどについて、まず最初に伺いたい。
【次の発言】 二つの特殊法人を統合して学校健康会というものがつくられる、その役員構成なり日程的なものについては理解できました。中央……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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