このページでは土肥隆一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。土肥隆一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○土肥委員 きょうは差しかえで、少し質問させていただきたいと思います。
実は、大阪で花の博覧会が大変盛況に行われているようでございますけれども、その花博の中にあります一つの問題を取り上げさせていただきまして、きょうは少し質問させていただきたいと思います。
まず、いかがなんでしょうか、花博は何か非常に事故が多いというふうな新聞等の報道もございましたけれども、お客さんというか観覧の皆さんは、数字としては順調に伸びているのでしょうか。その辺の状況をちょっとお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 実は、この花博の中に一つ、私にとっては非常に不思議なパビリオンがございまして、それは「の〜んび……
○土肥委員 せんだって、十三日でございますけれども、野坂委員長とともに花博の視察に行ってまいりました。私ども、桃太郎委員長のもとに、短時間でございましたが、万博会場を視察してまいりました。 その後の反響が新聞に出ておりまして、まずいきなり「「先生」の一声、値下げ 大阪市のレストラン」と書いてありまして、私どもが視察に行ったのはこういう目的であったのかと思って改めて自分の役割に戸惑っておるわけでございますが、私自身としては別に値切りに行ったわけじゃありません。 しかし、この花博の会場で万博協会の係の方から「国際花と緑の博覧会における会場内営業について」という詳しいブリーフィングを受けまして、……
○土肥委員 先ほど自民党の皆さんは生涯教育ということでございましたが、私は、障害児教育を中心にして質問させていただきたいと思います。これは、障害児、障害者の問題でありますから、論争というよりはひとつみんなで心を開いて、この障害を持ってしまった子供あるいはその子供を支えている両親の気持ちをしんしゃくしながら議論したいものだ、こういうふうに思っております。 まず最初に、文部大臣、大変心願優しい大臣だったことを私は感謝するわけでありますが、文教委員会あるいは学校教育、教育問題というのはやはり心優しい配慮が必要じゃないか、優しい気持ちで教育行政というものを行わなきゃならないのではないか。そういう意味……
○土肥委員 冒頭ちょっと、きのうの新聞で保利文部大臣が閣議の後で――特にその閣議の問題は女性の子供を産む率、出生率と申しましょうか、これが一・五七人になったということで、自民党あるいは閣議でも、どうしたらもっと女性が赤ちゃんを産んでくれるか、子供を産んでくれるかというようなことが議題になったようでございまして、例えば橋本大蔵大臣は「若い人の教育と就職についても見直してはどうか」、こう言いまして、例えば高等教育を含めて全部入れるというのが文部省の方針だが、労働力の確保の点からいうとこれでいいのか、働きながら勉強するという方法もあるというふうなことを言いまして、そして、たった一行ですけれども、保利……
○土肥議員 ただいま議題となりました公立の障害児教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準等に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 本法律案は、障害児教育の水準の維持向上のため、新たに単独法として、公立の障害児教育語学校の学級編制及び教職員定数の標準法を制定し、学級編制及び寄宿舎の舎室編制の適正化並びに教職員定数の確保を図ることにより、障害児教育へのきめ細かい配慮を行い、その学習権の保障と障害児教育の一層の充実に寄与しようとするものであります。 現行法では、公立の障害児のための学級編制及び教職員定数の標準について、小学部及び中学部については公立義務教育諸……
○土肥委員 私は、本日、民間社会福祉法人あるいは社会福祉施設、とりわけ事務費、人件費等措置費という部分について御質問をしたいと思います。 皆さん御承知のように、既に日本の社会福祉施設は四万九千余になりまして、在所者数はもう二百二十万、従事者数も五十七万七千人を超える、いわばもう日本の社会にとって欠くことのできない社会福祉制度が今実現しているわけでありますけれども、私は民間福祉に携わってきた者といたしまして、これまでさまざまな疑問を持ってまいりました。その中でも、特に措置費の中身というものが明快でない、あるいは知らされてないという部分がありまして、私は、なるべくその措置費というものの中身につい……
○土肥委員 私どもは後ほどの伊東秀子委員と分担してやりますので、一人で全部やるわけにいきませんので、私は主に前半部門を持つということになっております。
まず、先ほどから山口委員に対して答弁がございましたけれども、この児童手当法の目的、それから、今回の改正の趣旨を簡潔にもう一度述べていただきたいと思います。
【次の発言】 もう少し簡潔に言いますと、要するに、児童手当法の目的からいいますと、児童養育家庭の生活の安定、社会を担う児童の健全育成、資質の向上、これが目的であるかと思います。
それから、今回の改正の趣旨でございますが、それは育児支援の強化ということになっておりますけれども、この児童養育……
○土肥委員 きょうは時間が大変短うございますし、本当ですともっと時間をかけて議論したいことがたくさんございますけれども、時間のある限り質問させていただきます。 今回の老健法、特に訪問看護制度が導入され、しかもそれに診療報酬がつくという、言ってみれば私自身非常に画期的な事業だというふうに評価しているわけでございます。と申しますのは、私は昭和五十七年から、神戸の地におきまして在宅福祉サービスの民間参加型のボランティアグループをずっと育成してまいりまして、年間三万時間くらいのお年寄りのお世話をしておりますけれども、もう既にその在宅福祉の事業にかかわります当初から、やがてこの在宅サービスにも医療が入……
○土肥委員 私は、きょうは、民間福祉法人の施設整備に関する全体的な質問をさせていただきます。 ゴールドプランが出発いたしましたスタートは、消費税の見直し等のやや政治がかった問題でスタートしたと聞いておりますけれども、しかしながら、行政当局がこの日本の超高齢化社会を迎えるに当たって十カ年戦略を立て、目標値を立てて、施設及びその他の福祉サービスの目標値を定めて、これを年次達成しようという意気込みについては大いに賛成するところでございます。しかしながら、この十カ年戦略、いわゆるゴールドプラン、本当にゴールドに終わればいいがなというのが私の懸念でございまして、これはぜひとも達成しなければならない最低……
○土肥委員 産業廃棄物の問題がいよいよ胸突き八丁に達して、そして、国としても何らかの手を下さないと大変なことになるということが明らかになってまいりまして、この法案が出たものだというふうに考えます。 私が手にしました平成二年四月現在の最終処分場の残余容量が、一般廃棄物で一億三千七百万トンで残余年数八・一年分、産業廃棄物では一億六千七百万トンで残余年数が一・六年、これは平成二年でございます。首都圏では一般廃棄物が残余三・二年分、産業廃棄物では〇・五年分、現在平成四年に入っておりますから、首都圏ではもうどこにも捨てるところがないというふうな状態がと思います。 私は、今回の法案の質疑に当たって、ま……
○土肥委員 土肥隆一でございます。主に福島先生、それから大輪先生に御質問したいと思います。 時間がございませんので、インフォームド・コンセントなどについて具体的にお聞きしたいと思いますが、今がんセンターでがん患者さんは何割ぐらいいらっしゃるのか、そしてがんセンターで、いわばがんの告知を何%ぐらい出しておられるのか、それが第一点でございます。 それから、大輪先生にお聞きしたいのですが、開業医の先生方が機能型病院などに紹介をなさるときに、いわば自分の今までの患者さんのデータを送付なさると思うのです。従来、電話ないしは名刺等の場合は必要ないかと思いますが、細かな診療経過を御説明なさるときには、患……
○土肥委員 いよいよ医療法の改正も山場を迎えたわけでございますが、私なりにもう一度念を押しておきたい部分あるいは強調しておきたい部分を中心にいたしまして、質問させていただきます。 まず、今回、医療法の改正におきましてインフォームド・コンセントということが話題になったわけでございますし、我が社会党といたしましても、何とかこの医療法の中にインフォームド・コンセントを明確な形で入れたい、こういうふうに願っておりましたが、どうもそのままいかないようでございます。それは、そもそも昭和二十三年に決められましたこの医療法のいわば施設法的な性格を今回も引き継いでおって、理念的なものについて十分組み込めないと……
○土肥委員 行き詰まった廃棄物行政を打開する手だてとして、去年、一九九一年ですが、改正廃棄物処理法が公布されました。また同時に、ことしは産業廃棄物処理施設整備促進法というのができまして、それも通過いたしまして、いよいよ廃棄物の処理に関する国内法が整備され、法的には完成域に近づいてきたというふうに思うわけでございます。同時に、今回バーゼル条約の批准ということが求められるようになりまして、したがいまして、国境を越える廃棄物の移動というものに対しても国内法的にも整備しなければならない事態が来たわけでございまして、本法案でそれが審議されているわけでございます。 そういうことからいいますと、廃棄物処理……
○土肥委員 土肥隆一でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 きょうは骨髄移植の問題に絞って、道筋をちょっと明らかにしておきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。骨髄移植というのはもう既に日本でも厚生省の指導のもとに始められておりまして、そろそろその成果もあらわれつつあるかと思いますが、どうもいろいろ疑問に思うことがございますので、まとめてきょうはお聞きしたいと思うのであります。 何といっても毎年六千人ほどの新しい患者さんがあらわれる。そして彼らは生き続けたい。しかし、骨髄移植によってしか命が救われないという生と死のはざまの中で苦しんでいらっしゃるわけであります。そこで……
○土肥委員 大臣にまずお聞きいたします。 いよいよ高齢化社会、超高齢化社会が来る。ゴールドプランも半ばに差しかかってまいりまして、高齢化社会対応のさまざまな施策も進んでおるというふうに考えます。しかし、ここにまいりまして福祉用具の開発あるいは流通などに関する法案が提出されたわけでありますが、かねがねこの福祉機器あるいは福祉用具の分野の、品目はいざ知らず、製造、流通段階の整備が非常におくれているということを感じておりましたので、こういう法案ができるのもタイムリーなことであろうというふうに思います。 やはりここで一番気になりますのは基本方針でありますが、私も若干自分の意見も申し上げまして、大臣……
○土肥委員 指定老人訪問看護事業が始まりまして一年、そして今回、この法改正によりまして、社会福祉・医療事業団または沖縄振興開発金融公庫から貸し付けが行われる、これはかねて訪問看護ステーションを経営する皆さんの要望でもあったわけでありまして、大変喜ばしいことだというふうに思います。 ただし、率直に私の感想を言わせていただきますと、貸付限度額が所要資金の八〇%以内で八百万円までというのはいかにも零細企業的処方だな、これで本当に全国各地で平成十一年には五千カ所というふうな訪問看護ステーションができるのかなということも考えながら、しかし、これはぜひとも今後の高齢化社会に向けて欠くべからざる分野でござ……
○土肥委員 冒頭、委員長にお願いしたいのでありますが、一枚の資料を委員及び政府委員の皆さんにお渡しいただきたいと思いますが、いいでしょうか。
【次の発言】 それではお配りくださいますように。
質問をさせていただきます。
一九八四年、例の宇都宮病院事件が起きました。そして前回、二十二年ぶりに精神保健法の改正が行われまして、五年後の見直しをするべく今精神保健法の改正を審議しているところでございます。
昨年、平成四年六月の厚生省の調査では、いわゆる任意入院、これは自発的な入院でありますけれども、六〇・三%となったと報告されております。大変この率が高くなることは精神保健上好ましいことと考えますが……
○土肥委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、西銘順治君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○土肥委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、西銘順治君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○土肥委員 私は厚生委員会にずっと所属いたしまして、福祉中心に仕事をさせていただいておりますが、身体障害者福祉法に身体障害者の補装具の交付、修理という事業がございます。総額百三十五億を超えるこの補装具の交付事業でございます。 その中でも特に人工肛門造設患者と申しまして、オストメードと英語で読みますけれども、この方々の補装具として、パウチと申しまして、おなかのところに直腸から直接便を取るあるいは膀胱患者であれば尿を取る袋をつけておられるわけであります。 この数が非常にふえているということと、それからもう一つは、そのすべての補装具の交付事業には費用徴収というのがついているわけでありますけれども……
○土肥委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、西銘順治君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○土肥委員 きょうは少し時間を早めようということで、短くしなきゃなりませんので、御協力のほどをお願いしたいと思います。 今回の児童手当法の改正を私なりにまとめますと、こういうことかなというふうに思います。今までは、現金給付を児童手当として出しまして、その余ったものを福祉施設事業に充てようということでございました。今回、それを手当と事業というふうに分けて、しかも、当初から余ったものではなくて、予算を立てて、事業目的を立ててやろうということでありますから、その意味では大変前進した展開ができるのではないかというふうに思っております。今まで福祉施設事業という言葉を聞きますと、いつも何かおかしい名前だ……
○土肥委員 私は、ゴールドプランが後半部に入った今日時点で、この際、私のいろいろな思いを、このゴールドプランを見ながら、皆さんに、そしてまた厚生省関係の皆さんに申し上げたいと思うのであります。 一九九〇年に福祉関係八法が改正されまして、ゴールドプランはその前年から「高齢者保健福祉推進十か年戦略」、こういう名前で発表されまして今日に至っているわけでございます。特に、在宅福祉というところに視点を置いたということは極めて重要なことでありますし、また、施設福祉におきましても、着々と準備が進められている、目標に向かって歩みが進められているということは大変うれしく思います。また、社会の中にもこのごろはゴ……
○土肥委員 社会党の土肥隆一でございます。薬事法から先にやらさせていただきます。 今回の薬事法の改正におきまして、本法の十四条の三に「指定調査機関による調査の実施」というのが出てまいります。この指定調査機関がどんなものかということを考えてみましたときに、その参考になるのは、既に医薬品の部分に関してできております医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構、やたら長い名前ですけれども、この機構が設置されておりまして、既に運営が行われている。この機構と今回の指定調査機関の関係を見ますと、直接関係はないのでありますけれども、恐らく事業内容あるいは収入支出構成など、財政内容も同じようなものになるのじゃない……
○土肥委員 相当長い時間をかけて、我々は今回の年金法の改正、大改正と言われておりますけれども、審議をしてまいりました。私は、この審議をずっと聞いておりまして、何か年金をやっているのですけれども、今の労働省の答弁も聞いておりますと、雇用と年金で老後の生活を支えていくというのですが、どうしてこうも日本人は働け働け、六十超えて、六十五超えてもまだ働け、私に言わせれば死ぬまで働けというふうに聞こえてならないわけであります。 それほど働かないと生きていけないような年金額なのか、あるいはそれほど働かないと何かローンなど借金がたまって、それを返していかなきゃいけないのか、それとも労働省がおっしゃるように何……
○土肥委員 きょうは、公述人の皆さん、この会場に遠方からおいでいただきまして、本当にありがとうございます。 似たような質問でございますけれども、まず木下、梅本、そして上西公述人にお聞きしたいのでございますけれども、最終年金保険料率が三〇%を超えないという、何というか、余り計算根拠ないのじゃないかなと私は思っていながら、実は知識が不十分で、何かそれがアプリオリがありまして、これ以上絶対だめなんだというようなことなんですが、経営者の方の側からの実感とか感想で結構でございますけれども、例えば年金保険料あるいは医療保険、それから雇用保険、それから児童手当の拠出金などをお願いしているわけです。 児童……
○土肥委員 きょうは四人の方々、わさわざ私どものために時間を割いていただきまして、心からお礼を申し上げます。 私は社会党に所属しておりますが、複雑な思いで皆さんの前に立っております。社会党の被爆者基本法に関する運動というのはもう既に二十年にわたる歴史がございまして、参議院で二回通過させる、しかし衆議院で廃案になる、前回は衆議院まで法案を持ち込んだのでありますけれども廃案になりました。そして、村山連立政権ができまして、今回のこの法律の制定に向けて、本当に何と表現したらいいのでしょうか、通常、政治家は苦渋の選択と言うのですけれども、これで今後の日本の運命が決まるのではないかと思うような思いもしな……
○土肥委員 私は神戸を選挙区とするものでございますけれども、今、それぞれの発言、そして大臣の答弁を聞きながら、これは相当時間をかけてじっくりと今回の災害の分析をしなければならない。私は災害特別委員会でも質問いたしましたけれども、本当に五千二百名を超える亡くなられた方の思いを考えますときに、すべての情報を、そして記録を公開し合って、そして今後の激甚災害にどう対応するかということを、やはり半年、一年あるいはそれ以上かけて検討しなければならないことだと思います。 それで、だれが悪いのかとか何が不備だったのかというのは、もう少し時間をかけなければ本当のところは出てこない、そのような感想を持っておりま……
○土肥委員 私は、連立与党を代表するということで質問をさせていただきたいと思います。 私は、兵庫一区、中選挙区では神戸市全域の選挙区から出ているものでございますけれども、いろいろなことが出てまいりまして、これからいろいろと今回の大震災の経過あるいは行政措置などなど、一つ一つ検証して、今後の大災害時の、どこで起きるかわかりませんけれども、対応の一環にしなければならないのじゃないかと思っております。 その中で、ここは規制緩和の特別委員会でございますので、この規制に関する大震災直後のいろいろなどたばた劇を少し紹介いたしまして、大臣、今回の大震災の後、規制緩和の中身についてもいろいろと参考になるこ……
○土肥委員 ただいま大臣の方から、急遽メッセージが出ましたので、これで初めてこの五カ年計画が三カ年に短縮されたという公式の政府のメッセージが出たのではないかというふうに思いますので、それを踏まえてきょうは質問をさせていただきたいと思いま」す。 三月三十一日に五カ年計画が決まりまして、さあこれからそれぞれ政党において積み上げてきた経験をもとにして、本格的な規制緩和のあり方について取り組もうというやさきでございましたが、その四月十四日に緊急円高・経済対策ということで、経済対策閣僚会議による提言がなされたわけでございます。 私ども、五年を三年に短縮するということで、ある意味でこれは大変だ、事務方……
○土肥委員 大震災が起きまして一カ月がたちました。なお神戸市内は混沌とした状況。しかしながら、倒壊家屋、特に巨大ビルの瓦れきの撤去などもどんどん始まっております。今までは避難所に避難していらっしゃる方の問題、特に食料をどう運ぶか、医療をどうするかというようなことが中心課題でございましたが、だんだんとその他の部分についても、じっくり考えていかないと、そしてまた手を早くつけていかないといけない問題が出てまいっております。 例えば、相当の数の避難所における診療活動、あるいは巡回診察なども行われておりますけれども、ボランティアの皆さん、いろいろなところから来ていらっしゃいまして、そろそろもう地元の医……
○土肥委員 精神衛生法から精神保健法、そして精神保健及び精神障害者福祉法というのが出てまいりまして、私はやはり、待望久しいこの精神障害者への福祉事業が本格的に始まったという意味で大変喜んでおります。しかし、なお精神を病む患者さんのことを思うときに、単に喜んでおられない、次のステップを考えなければならない、そういうふうに思います。 どうも日本の精神保健、外国のことをよく知らないのでありますけれども、絶えず福祉というのは社会復帰事業、こういうふうに読んでくるわけです。例えば身障者であれば、あるいは精神薄弱者であればそれぞれ福祉法を持っておりまして、福祉施設をきっちり持っておるわけですが、精神障害……
○土肥委員 私は、神戸市全市が選挙区の土肥隆一でございます。災害特の質問の機会を与えられて、何から申し上げていいか、余りの災害のひどさに、現地におりますと言語障害を起こすぐらいのことでございます。たくさんのことを申し上げたいのでありますが、時間が限られておりますので集中的に質問をさせていただきたいと思います。 今回の大地震を経験いたしました神戸市民の一人として、今も五千人を超える死亡者、そして今は二十七万人ぐらいに落ちておりますけれども、それ以前は三十万人を超える長期避難者、そして五万五千戸の決壊住宅等々をつぶさに見てまいりまして、二週間がたちまして、きょうが十五日目でございます。 私は、……
○土肥委員 民主の会の土肥隆一でございます。 私たち国会議員、お医者さんもいらっしゃいますけれども、ほぼみんな素人でございます。しかし、法案が上程され、そして私たちは決断をしなければいけないわけです。しかも、一人一人の国会議員の人生観が違ったり世界観が違うから、これを延々と延ばしていったらいいのかということになれば、これは医学の問題であるし、同時にまた患者さんが実際にいるわけであります。今お話を聞いておりますと、大島先生などは、ほぼ確立した医療行為ということになっております。したがって、一方で患者さんがおり、一方で医学がそれだけの進歩を遂げている。人間のすることですから、完全、一〇〇%などと……
○土肥委員 民主の会という最小会派の土肥隆一でございます。十五分しかございませんので、なるべく簡潔に御答弁もお願いしたいと思います。 災害対策基本法の改正に当たりまして、与野党なかなか積極的な御意見をいろいろと出していらっしゃいまして、私もその意見を聞きながら、いい提案を野党もしていらっしゃるというふうに思います。 私は、願わくは、国民の災害に関する法律でございますから、両者が合意を見まして、そして、今回の阪神・淡路大震災の経験を踏まえて、国においても地方自治体においても、迅速に災害復旧、復興に当たることができることを願っておりまして、ぜひとも合意案をつくり出していただきたいとお願い申し上……
○土肥委員 御苦労さまでございます。もういよいよ最後の質問者で五分しかございません。コマーシャル並みの時間帯でずっと質問を続けさせてもらっていますが、やはり私も地元におります者として、最後に首相に対する質疑と決意をお願いしたいと思うのであります。 今回の大震災も復興段階に入っているのかな、まだ復旧も十分行われていないような状態の中におりまして、いよいよこれからいわば本腰を入れてやらなきゃならない。しかも、予算上は毎年の予算に基づいて支出をしていただくわけでございますから、そういう意味で、今回の総理とのやりとりの中でぜひとも決意のほどをお聞きしたいと思っております。 まず、私はこの復旧、復興……
○土肥委員 今回の宗教法人法の改正に当たりまして、一貫して、これはオウム問題から出発しているのではない、そしてまた、特定宗教法人を云々するものではない、そういうふうなスタートで、総理もそうおっしゃっています。しかし、結局オウムを契機にして宗教法人法の問題が取り上げられ、今や、今の正森議員の話によれば、創価学会で終わる、こういうふうな委員会は、私はやはり異常だと思います。 その理由は、この宗教法人というのは、いわば世界の三大宗教、あるいはこの法人の数からしましても、二十二万一千に及ぶ宗教法人を取り扱おうというんです。こういう雰囲気の中では、本当の意味で宗教法人法の改正についてまともな論議はでき……
○土肥委員 たった五分しかありませんから、簡潔にお答えいただきたいと思います。 宗教法人法というのは、私たちが何か犯罪を追及したり、それに処罰を与えたり、あるいは犯人を捜し出したりするような法律じゃございませんで、要するに、宗教団体が本当の意味で公益性を発揮して社会で十分に役立つ、そういう仕事をしてくれ、そのためにはいろいろと問題があるでしょうから、ひとつ財産というところ、境内地ないしは境内建物に着目して、そこに法人格を与えて、保全なり運営なりを円滑にやってくださいという法律だと思うんですが、まず、宗教法人法の本来の目的をお答えいただきたいと思います。
○土肥委員 今回の宗教法人法の改正に当たりまして一番大事な問題は、これまで他の公益法人、社団法人、財団法人、学校法人等、その公益法人との違いの唯一のメルクマールであった宗教法人との違い、つまり主務官庁あるいは所轄庁による調査権を今回の法改正で認めようということであります。したがって、それは同時に、国家や行政の宗教に対する……(発言する者あり)質問といい調査といい、同じことです。それを法文上明らかにした国会であります。 文部大臣、ある意味でこれは非常に宗教にかかわる、国家と宗教の問題の重大な分かれ目の法案だと私は理解しているのです。文部大臣は確信を持って、今回の法改正は宗教と国家の問題に触れる……
○土肥委員 もうあと十分でございますから、御辛抱いただきたいと思います。 今回、この厚生委員会に、社会保険方式のもとで高齢者介護サービスを総合的、一体的に提供する新たな高齢者介護システムを制度化するという大臣の所信表明が出ておるわけでございますけれども、私はここ二十年ぐらい福祉に関係をしてまいりまして、いろいろな種類の障害者あるいは知的障害者、身体障害者ですけれども、それから特養あるいは児童養護、そしてさまざまな分場方式の施設もつくってまいりましたけれども、そうした中で一番問題になりましたのは、やはり圧倒的に在宅にいらっしゃる障害者やお年寄りの問題であります。 そういうことから考えると、ど……
○土肥委員 あと十五分で終わりますので、おつき合いをいただきたいと思います。たった十五分しかありませんので、通告した質問は全部やめます。 きょう一日、集中審議をやったわけですが、私はますます厚生省、特に薬務局のあり方についていろいろと考えさせられております。 一般に、行政というのは国民一人一人が見えてこないのですね。いつも一億二千五百万がだっと日本列島に住んでいるという感じで仕事をし、しかし、その中に一人一人の命が脅かされているというところまではなかなか感覚として追いつかない。これは私、阪神・淡路大震災で痛切に感じております。インフラを整備しました、もう三兆三千億もおろしたじゃないですか、……
○土肥委員 最後の十五分を務めさせていただきます。 いよいよこの薬害エイズの問題も中身が明らかになりつつありますけれども、私は、厚生省からいただきました「血漿分画製剤品目別の製造状況」という一覧表をもらっているわけです。これは、平成二年からの統計しか出ておりませんけれども、要するに血液製剤というものを平成六年度で一千二百九十四万三千九百八本、そういう本数で製造されているということが示されております。そして、百万本単位で出ているのが、例えばヒト血清アルブミンの輸入だけでも平成六年で二百六十七万何がし、あるいはヒスタミン加入免疫グロブリン百七十八万何がし、あるいは静注用ヒト免疫グロブリン、五十単……
○土肥委員 私は、戦没者追悼平和祈念館、仮称でございますけれども、いよいよ着工されるということで、その中身について改めて押さえておきたいと思いまして、質問させていただきます。 昨年九月二十二日、平成七年でございますが、戦没者追悼平和祈念館企画検討委員会座長見解というのが出ました。これは、平成六年一月に援護局長の私的諮問機関として企画検討委員会がつくられまして、そしてその結論が出たわけであります。そして、いよいよ開館に向けて具体的な準備を進めるので、「当委員会は終了し、新たに運営に関し調査・審議を行う有識者からなる会合を設けることが適当であると考える。」このような結論で締めくくられております。……
○土肥委員 土肥隆一でございます。 最後でございますが、今回の特措法に関しまして、昭和六十一年から十年計画をもって目標値七十四が十三にしかならなかった、それは二〇%にも届かない結果に終わったわけです。今度の特措法でやや上向くのかな、このように思うのでありますが、しかし、その手法といいましょうか、今度の特措法の手法というものもなかなか難しいのじゃないか、このように思っております。 国立病院・療養所が病院としての経営上非常に苦しい状況にあるということは、厚生省から出されました各種の報告でわかるわけであります。例えば一般会計からの受入額が平成八年度、今年度で二〇・六%となっていますね。それから、……
○土肥委員 土肥隆一と申します。 本日は本当にありがとうございます。 私は、当委員会でもエイズ問題を取り上げましたときに、国家の役割というものを、皆さんのこの運動を通じて、その欠点も、そしてそこに持っている矛盾も知り得ました。それは、国民一人一人の命が刻一刻移っていくのに、国家という大きな機構は全体で見ます。一人一人のことは見えてこないのです。それが国家の最大の誤りであります。私ども国会議員も、種々雑多な仕事をしておりますけれども、やはりそういう見方になりつつあるのですね。 したがって、きょう皆さんおいでになりましたことを通じて、特に国民の命を預かるセクションにある厚生省などはしっかりと……
○土肥委員 九十二の特殊法人を再編しようという行革絡みの議論を国会でもしておりましたけれども、今回、社会保障研究所を人口問題研究所と統合して全部国立の機関にするということになったときに、私自身、特殊法人であってもあるいは国立の研究所であっても余り変わらないのじゃないか、もう少しくっつけられるところはなるべくくっつけて仕事をしたらいいのじゃないかというふうに思っておりましたけれども、今回の社会保障研究所という、ある意味でそう大きくない研究所を廃止して、そして人口研と一緒に国立の機関にしようというときに出てまいりましたこのいわゆる制度審の答申でございます。 私はこの制度審の答申を見て、実は大変驚……
○土肥委員 郡司さん、五十九分にぴたっと終わって本会議へ参りますので、よろしくお願いします。 私は、たくさん質問あるのですけれども、要するにこの悲劇というのは、第一回の、エイズ研究班が設立されて、二年かかって加熱製剤がやっと認可を受けて出回る、この二年間という期間を置いたということですね。これは、だれの責任かというよりは、なぜそういうことになったのかということを考えたいわけです。 そのときに、エイズ研究班をおつくりになったときに、それは製剤課長である郡司さんが決められたことだと思いますが、先ほど衛藤氏の質問で、この研究班というのは単なる研究を目的としたものであった、ところがこれが重要な意思……
○土肥委員 土肥隆一でございます。 今、徳永参考人のお話を聞いておりまして、やはり、一九八三年の六月にエイズ研究班が構成される、そして二年間そのまま放置されて、やっと加熱製剤の認可がおりる、その間に、五千人の患者さんのうち二千人がエイズに感染したという極めて重大な問題の中で、エイズ研究班がどんな動きをしたのかということが、私、つかめないわけです。 五回開かれたと。ぞして今おっしゃるのでは、招集者もはっきりしない。多分風間先生だっただろうと徳永先生はおっしゃる。それから、第一回の会議で厚生省もはっきりとこの研究班はこういう目的でつくったのですというのも何かないような、漠然と出発して五回で漠然……
○土肥委員 松田先生、十二時にぴったり終わらなければいけませんので、御協力いただきたいと思います。 先生の参考人としての御発言は、極めて明確、わかりやすいのでございますが、そしてまた大胆に、また勇気のある発言だと思いますが、しかしながら、いつも先生の証言について私ども国会議員が言いますのは、圧力とか、推測、推察であるとか予測されるというふうな発言が多くて、その点が先生の志と少し評価が違ってきておりまして、ぜひともその点は、いずれのときか物をお書きになりまして、なぜこう推測したのか、ここに圧力があったと考えたのかというような論拠をお示しになられるようにお願いしたいと思います。 先ほど、エイズ……
○土肥委員 御三人の皆さん、きょうは本当に御苦労さまでございます。 平成八年三月八日の閣議決定、「公的年金制度の再編成の推進について」というのが政府から出まして、第一段階として今回の法改正があるわけでございますが、私は、これから社会保障制度審議会、特に年金数理部会の仕事が非常に大事になるのではないかというふうに思っております。 私も二年ほど制度審に席を入れさせていただきましたけれども、まず船後参考人にお聞きしたいのですが、どうでしょう、数理部会は今後、年金制度の検証機関として、組織がえあるいは何らかの手だてをしなければならないというふうにお考えでしょうか。数理部会の組織がえとか拡大であると……
○土肥委員 はい、わかっています。二点まとめて質問いたします。 総理、通告しておりませんが、先ほど青山委員の方から出ました公的介護保険のことについて、やはり総理の決断をお聞きしたいと思います。 私も制度審に二年ほど末席を汚させていただきまして、将来像委員会、そして公的介護保険の提案まで参加させていただきました。そして今回老健審が、両論併記あるいは三論併記だと言われておりますが、私はやはりこの際、橋本総理、橋本カラーを出すということであるならば、ぜひともこの老健審の線に沿って公的介護保険の実現を期していただきたい、そのことをひとつお願い申し上げます。その決意をお願い申し上げます。 もう一つ……
○土肥委員 御苦労さまでございます。
風間参考人が、第三回のエイズの実態把握に関する研究班会合にオブザーバーとして出席しておられます。そのときを契機にして小委員会の委員長になられるわけでありますけれども、本委員会、親委員会について、風間参考人はどの程度情報を得ておられましたか、第一回、第二回などのやりとりは御存じでしたでしょうか。
【次の発言】 それじゃ、初めて第三回にお出になった。そして、初めて親委員会のやりとりをそこで見た。それを聞いて安部先生に、君、小委員長になってくれと言われた。それで小委員長になった。そういうことですね。
【次の発言】 その小委員会でございますけれども、風間先生がみ……
○土肥委員 今回の法改正につきまして、二、三質問させていただきます。
従来、医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構にかかわる財政投融資という財投の金が入っておったわけです。今回は建設国債から金を引っ張ってこようということでございまして、一体、この財投を充てる部分と今回の建設国債で十億という部分と、何か仕事上に振り分けなど考えていらっしゃるのか。そして、財投を投入する理由であるとか、あるいは今度は建設国債を導入するというような理論的な背景について、考え方についてお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 今回、六省庁が横並びになったわけでありますが、これは、すべての省庁がことしの平成八年度に……
○土肥委員 参考人がミドリ十字社にお入りになるいきさつについて若干お聞きいたしましたけれども、最初は日本血液製剤協会の理事長になられて、そのときには当時の厚生省の人事課長から紹介があった。今度、ミドリ十字に就職なさるときに、厚生省からのサジェスチョンといいましょうか、そういう意見はございませんでしたか。
【次の発言】 内藤さんは松下参考人に特に何を期待して、そして松下さんはそのときに、こういう私の能力ならばミドリ十字に役に立つと御判断なさったのか、それとも、ほかの判断があるのか、お聞きします。
【次の発言】 そうすると、経営者、経営の。パートナーとして内藤さんは松下さんをお呼びになったのではな……
○土肥委員 最後でございます。
トラベノール社が加熱製剤を開発なさったという、非加熱はあったわけですが、加熱製剤を開発なさったというのは、最大の目的は何でございましょうか。何の効能が一番期待されて加熱製剤を開発なさったのでしょうか。
【次の発言】 その加熱製剤の製造方法というのは、技術というのは、比較的容易にできるのか、あるいは、当時の、八〇年代の技術からいってトラベノール社が卓越した技術力を要求されたのか、その辺はどうでしょうか。
【次の発言】 素人ですからその辺の微妙な差はわかりませんけれども、それでは、加熱製剤を一変で売り込んで、製造して市場に出せば、容易に他の七社なり八社なりが追いつ……
○土肥委員 国会全体はまさに住専一色の国会でございましたけれども、我が委員会はエイズ一色であったというふうに思います。そして、私は、きょうもう百三十六国会が終わろうとしている最後の委員会で、非常にむなしい思いを持っております。 それは二つ理由があります。 一つは、エイズと直接関係がありませんけれども、公的介護保険の問題です。 菅厚生大臣もまた総理大臣も、必ずこの法案は提出するという強い決意で始まった今国会でありましたけれども、結局、この要綱案すら出せないという状況になりましたが、きょうの時点でこの公的介護保険の法案の問題はどういう取り扱いになっているのか、大臣、端的にお知らせください。
○土肥委員 松本先生にお聞きいたします。
画期的第一号症例の担当医であったということになりますが、先生は、経歴書を見ますと、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校など留学なさって、アメリカあたりでこのエイズの研究に携わっておられたのでしょうか。
【次の発言】 そうすると、明確にエイズというものを意識されたのは何年ごろでしょうか。あるいは、どこの研究室で始められたのでしょうか。
【次の発言】 八一年、八二年ころ、そういう患者さんに接したことはございますか。エイズと言うに疑わしい患者さんに接したことはございますか。
【次の発言】 エイズという病気を意識されたのはいつごろからでしょうか。
○土肥委員 時間ございませんから、端的にお答えいただきたいと思います。
結局、これだけの大量の、血友病の患者さんの中から、HIVウイルスの、そして発症なさった方、死亡なさった方も出たわけでありまして、結局何が原因なのかということになりますと、きょうの郡司さんの発言からも出てこないわけでありまして、一体何が原因なのかということを郡司さんは御自身ではどういうふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 血液事業全体の責任になさいますけれども、厚生省あるいは薬務局の責任はどうですか。
【次の発言】 エイズ研究班をおつくりになるわけですけれども、それは郡司さんがヘゲモニーをとってつくられたと認識しておりま……
○土肥委員 まず、文部省にお聞きしたいと思います。 今回の、特に堺市のO157の原因究明の中間報告を読みますと、やはり「学校給食が疑われる。」というふうに結論づけておられます。食材についてはカイワレ大根というので、これもどういうことかというのはよくわかりませんが、私も随分と学校を回らせていただきまして、ちょうど夏休みの直前でございましたので、これでほっとしたと言って現場は夏休みに入ったことを喜んでいるというような御意見も聞いたわけでございます。 学校給食がやはり原因だというと、この学校給食の問題で、学校給食が悪いのじゃないかなというような市民の考えも出てくる。また、ニュースなどを見ますと、……
○土肥委員 市民リーグ・民改連の土肥隆一でございます。私も、神戸選出の国会議員でございますから、少なくとも災害特においては、しつこく阪神・淡路大震災の被災地の問題を次々と提案したいというふうに思っております。しかし、委員の出席が悪いので、アナウンス効果がないなとちょっと残念なのです。 それからまた、予定ですけれども、十三日にはこの委員会が神戸に入るということでございますが、まあ、仮設住宅を見てもらうのも結構でしょう、港湾や道路などをいろいろ見てもらうのも結構ですけれども、やはり私は今、神戸市の職員、特に都市計画に携わる現場の職員が大変苦しんでおる問題がございます。それは、いわゆる区画整 理事……
○土肥委員 まず、私の地元の小川卓海助役が、どういうふうに表現していいのか、ある種壮絶な死を遂げられたというふうに思っております。彼の死が何を意味したのか、また意味しているのかということをこれからじっくりと見ていかなければならない、それが私の、神戸市から選出されている議員の責務でもあるし、災害特の委員をしている一人としての責務であろうというふうに思っております。ただ口先でとはちょっと言い過ぎかもしれませんが、御冥福を祈りますでは済まされないたくさんの意味が込められた死ではなかろうかと思っております。 そうしたときに、この委員会が災害特でもあるにもかかわらず何か政治的に意図的に動かされているこ……
○土肥委員 まず、外務省にお聞きいたしたいと思いますけれども、このたび、六月三日からトルコのイスタンブールで開幕いたします第二回国連人間居住会議、ハビタットUに提出します政府の公式文書のほかに、NGOの神戸ネットワークがまとめました神戸レポートを正式に公式文書に採用した。そして、これは国別報告書の中で述べられる、扱われるということでございますが、これは事実でございますか。
【次の発言】 そうすると、正式の国別報告書の中に、NGOのこの神戸レポートが採用された。この神戸レポートを今読んでみますと、「大震災は大人災だった」という書き出しで始まるわけです。そして、応急仮設住宅に入っていただいたのは「……
○土肥委員 私は、市民リーグ・民改連の土肥隆一でございます。久保大臣、お久しぶりでございます。元気にやっております。 私は、選挙区が神戸でございますから、たった二十分間の時間しかございませんけれども、個人補償をしないと政府が一貫して言ってきましたこの経過から、今回の住専補てん、六千八百五十億円というのはどう考えても地元としては受け入れがたい、そういうことを申し上げて、質問させていただきたいと思うのであります。 今、神戸に総理大臣でも大蔵大臣でも行って、六千八百五十億円税金で払いますからね、出しますからねと言ったときに、それはもうやはり九割五分は反対でしょうね。石が飛んでくるかもわかりません……
○土肥委員 市民リーグ・民改連の土肥隆一でございます。 いつもここに立ちますと、必ず地元の話をまずすることにしております。ぜひとも内閣挙げて、被災地阪神・淡路地区の実情をいつも記憶にとどめていただきたいと思うのでございます。 三月三十一日、日曜日ですが、読売新聞が一面トップでこういう記事を出しました。「仮設住宅撤去費百億円超」「国拒否 被災地と対立」、こういうふうな見出しになっています。 かいつまんで言いますと、御承知のように、仮設住宅は阪神・淡路地区に四万八千三百戸建てられています。四万八千三百戸です。十や二十じゃございません。芦屋市が、今春休みですから、なるべく学校のグラウンドを開放……
○土肥委員 市民リーグ・民改連の土肥でございます。 もう何度も出てまいりまして福祉の話ばかりで恐縮ですが、日本の福祉施設もかなり充実してきたと思うのであります。しかし、税金でやります、いわゆる税金を使っての措置施設というのが、これはもうかなりの数ふえてまいりましたけれども、どうもそのサービスを受ける側、つまり障害者あるいはお年寄りと、施設そのもの、受け入れる側との間にまだいろいろな問題があって、そしていよいよ介護保険なども導入されようというときに、いま一度日本の福祉施設のあり方について、私はどうしても納得いかない部分がありますので、きょうはその点について質問を申し上げたいと思うのであります。……
○土肥委員 市民リーグ・民改連の土肥隆一でございます。
きょう、実は公安調査庁による弁明の手続の第二回目が行われたと思いますが、これは終わりましたでしょうか。それから、今後この弁明の期日はどういう予定であるか、まずお答えください。
【次の発言】 ついでにもう一問お聞きしますけれども、このオウム真理教の団体のありようについてどの時点から公安調査庁として調査が行われたのか、その点について御答弁ください。
【次の発言】 これが宗教団体かどうかというのは、定義はいろいろあろうかと思いますが、明らかなことは、いわゆる宗教法人が今日公安調査庁の指定団体になりまして今行政処分が行われようとしているわけでご……
○土肥委員 市民リーグ・民改連の土肥隆一でございます。 きょうは、文部省に来ていただきまして、大臣にもおいでいただきまして、御質問させていただきます。 今、教育現場で学習障害児という問題が出ております。学習障害児というのは英語でラーニング・ディスアビリティーズと言うのですが、それを日本語に訳したのですけれども、ここにもまた障害児という言葉が出てまいりまして、非常に残念に思うのです。 ここに伊藤隆二さんという、神戸大学の教授から横浜市立大学の教授になられて、今引退しておられますが、私立の神奈川大学の方に行っていらっしゃいますが、「この子らに詫びる」という本を書かれまして、障害児と呼ぶのはや……
○土肥委員 私は一分ですが、三十秒でもやらせてもらいますので、どうかよろしくお願い申し上げます。 今回の一連の経過を見ますと、私は二十年近く社会福祉事業をやってまいりましたが、結局、特養はもうかるんだなというようなことを世間一般は勘ぐっているのではないでしょうか。 私は、例えば基準単価から二割抜いたといえば、恐らく耐用年数は半分に減るだろうと思いますよ。やっと厚生省も施設整備の基準単価を上げてきて、実勢単価になるべく近づけようと努力してこられたわけです。その十年前、二十年前は大変なものでした。したがって、持ち出し、持ち出しで施設をやってきた。 ところが、何か土建屋さんみたいなものがかかわ……
○土肥委員 土肥隆一です。 あと一分間辛抱していただきたい、このように思います。ちょっと延びるかもしれませんけれども、それは答弁がちょっと延びるということだと思います。 今回、厚生省が施設整備業務等の再点検のための調査委員会第一次報告書をお出しになりました。私、これをじっくりと読ませていただいて、おっしゃっていることは全部正しい、ただし、このものを全国の福祉施設設置者あるいは施設長などに配ったら、もう民間福祉はやめようと言うのじゃないかと思います。そして、今や民間が特養などはもうほとんど担っている今日、しかも介護保険が通りますと、やがて在宅福祉サービスの担い手にもなっていただかなきゃならな……
○土肥委員 きょうは十五分という、おとといの十五倍の時間を与えていただきまして、本委員会の委員長初め理事の皆さんに心から感謝を申し上げます。大変喜んでおります。 今回の介護保険法案で、私は大変な期待をしております。小泉厚生大臣もしきりに、人材そして国民の善意というふうにおっしゃいます。この前の質問では、もう施設は善意ではできませんよという話をしました。本当にいい人にやってほしいと思ったら、いい人、いい人材が施設を運営し、設立できるようにしてあげなきゃいけない。そうしないと土建屋さんがやってくるわけです。 在宅介護福祉、在宅福祉サービス、この介護保険は、最大のターゲットは、在宅福祉をいかにこ……
○土肥委員 民主改革連合の土肥隆一でございます。 今回の介護保険の導入の大きな視点は、一つは国民が、税金でやってきた上から下の、つまり行政サービスから、いわゆる一方的なサービスから、ユーザーとして福祉を利用する、活用するという視点が一番大事なことだと思うのです。小松さんが若干そういうことをおっしゃいましたけれども、今まで行政でやってこられた福祉にずっと縛られた国民が初めて行政から解放される、権利として自分の福祉サービスを要求できるというのは大変いいことなのであります。千保市長は大変これに抵抗していらっしゃるようでありますけれども、ユーザーとして、つまり市長のところの、四万六千人の一人一人の在……
○土肥委員 あと十分ですから、皆さん、御辛抱いただきたいと思います。 私は、今回の公的介護保険が導入されることについていろいろな思いを持っているわけでありますけれども、これが三年間の準備を経てスタートしても相当混乱があるだろうと思います。ある意味で大混乱かもしれないですね。しかし、私は、当然混乱は生じる、その混乱の上に立ってどうするかということが真価が問われるわけでありまして、この委員会で余り整然たる準備をして実際うまくいくのかというと、これはやってみなきやわからないというのがたくさんあるわけですね。 そもそも行政というのは、住民に対して、私は市民よりも住民、地域住民と言うのですけれども、……
○土肥委員 もう十年近い脳死論議、そして今までに何回法案が流れたのでしょうか。特に臓器移植を待っていらっしゃる患者さんやその団体は、一体国会は何をしているのだ、やるかやらないか決めてくれという声すらあらわれているわけですが、提案者の皆さん、今国会でこれはもうやろうというふうに思っていらっしゃるのかどうか、一言。
【次の発言】 今回、移植学会がいろいろな行動指針案を出しました。私も実は三月二十日の移植学会の公開討論会に出まして、相当長い、五時間ぐらいにわたって、かんかんがくがくの議論が行われました。そのときの印象は、移植学会のあの偉い先生方が、特に障害者の皆さんの激しい抗議を受けておられましたけ……
○土肥委員 土肥隆一です。 いよいよこの臓器移植法案も、我々厚生委員、それぞれ決断をしなければならないときが来つつあるなと。一つは、もう行こうという意見と、いや、これは絶対だめだというのと、もっと厳密にやって議論をしろ、いろいろ分かれるかと思います。 そうしたときに、一体、国民はどの程度この臓器移植法案について関心を持っているのだろうか、あるいは、脳死というようなものについてどのような認識を持っているのだろうかということを考えるときに、何人かのきょうの質問の中にも出てまいりました脳死世論調査が出てまいります。私は、これを読みながら、まことに時宜を得た調査であるなというふうに思ったのです。三……
○土肥委員 土肥隆一と申します。きょうは大変ありがとうございます。 魚住先生と、それから林先生にお尋ねいたしますが、私は、基本的には、医療が発達して臓器の移植ができるようになった、そしてそういう臓器提供を待っている患者さんがたくさんいる、だからなるべく臓器は提供したいと思うのです。 しかし、臓器を提供するということで、一つは、個人の意思を確認するということになりました。あとは死の定義だけになったわけですね。 どうでしょうか、今の法文を、脳死を死体とするというふうにしないで、脳死状態で臓器の摘出ができるというふうに言い切って法文化して、そして脳死状態というのは、また改めていろいろな、竹内先……
○土肥委員 土肥隆一でございます。 あと十分ですから御辛抱いただきたいと思います。 私も二十七兆円の日本の医療財政についてこうあるべきだということは言いたいのですけれども、何しろ一番最後で十分しかありませんので、一点突破できょうはやらせていただきたいと思います。 今、医療界で一番重荷を持っている精神病の患者さんのことです。日本の医療で一番おくれている医療、これが精神病だと思います。 初めにちょっとお聞きしたいのですけれども、今、日本に精神病の患者さんは何人いらして、精神病院に何人入院していらして、そして、精神病患者さんの社会復帰施設と呼ばれる施設が何カ所、そして何人そこにおられるか、最……
○土肥委員 もう時間がございませんので、端的に聞かせていただきます。 今回の医療保険制度の改正について、二十七兆円を超える額をどうするのだということについて、我々、厚生委員会あるいは政治家としても、将来の展望が全くないのですね。我々政治家は表へ出て説明をしなきゃいけませんので、説明のしようがない。二、三年はこの値上げでもつでしようというふうなことを言えば、おまえらは何をやっているのだと言われるわけです。特に、私は、薬剤の一点十五円というのがどうもわからない。こんな陳腐な案がどこから出てきたのだといつも思うのです。 そこで、広井先生に、学者として、この一点十五円を国民にどうやって我々は説明し……
○土肥委員 無所属の土肥隆一でございます。 討論の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 内閣提出、介護保険法案、介護保険法施行法案、医療法の一部を改正する法律案、津島君以下四名提出の修正案に賛成をする立場で、最後の意見表明をさせていただきます。 長い議論の中で私が思っておりましたことで、なかなか理解されていないなということを申し上げたいと思います。 一つは、この待ったなしの在宅サービス、特にその中心は介護、看護の問題でございますけれども、ようやく日本政府も、あるいは日本国も在宅福祉サービスに手を染めたということ、しかも、それを保険でもってやろうという決断をしたということに……
○土肥委員 無所属の土肥隆一でございます。 きょうは、児童養護ないしは教護院関係の方がいらっしゃらなくて、いきなりホームスクールの方が出てこられますと、ちょっとその辺の関係が埋まらなくなってくるわけでありますが、アメリカでもイギリスでもホームスクールというのが日常制度化されていて、しかし、パーセンテージは非常に低いというふうにも聞いております。 ホームスクール、家で教育できる家庭はいいのですね。ホームスクールもいいだろうと思うのです。私は、今後、日本の社会で検討しなければいけないと思うのですが、しかし、家にもおれない、学校にもおれない、この社会にどこにも身の置き場がない子供というのはたくさ……
○土肥委員 土肥隆一です。 あと十五分ですので、皆さん我慢してください。 通告してありますけれども、ほとんど通告は飛ばします。ずっと長い間、私はいつも一番最後なものですから、また数字だ何だと聞いてもつまらないので、私の率直な感想を述べさせていただきます。 いろいろな子供たちがいる、そして子供たちもいろいろな苦労をしている。しかし、最終的に、二十四時間ちゃんと食事をさせて寝泊まりができるのは家族、家庭しかないわけですね。そこから飛び出したらどこも行くところがないわけです。それは結局、社会福祉施設なんですね。 ずっとお聞きしていますと、何か施設罪悪論、害悪論あるいは施設不信感というようなも……
○土肥委員 土肥隆一でございます。 いつも最後で、お疲れでしょうが、おつき合いいただきたいと思います。 今回の改正は、要するに八条と十五条といいましょうか、廃棄物処理施設の促進を図る法案だというふうに私は理解しているわけです。そして、それは廃棄物処理施設業者のみならず、.都道府県、市町村も応援して、今逼迫している処分地を何とか確保しようという法案だろうと思うのです。その逆を言いますと、今度は、地域や、あるいはその施設に反対する地域住民の反対を抑えるということになるわけですね。これはもうどうしようもない両者の関係になるわけでございます。 私は、この法案を読みながら、いろいろシミュレーション……
○土肥委員 たった五分しかありませんから、あと五分辛抱してください。 まず第一問は、私は実は、一九九三年、今から四年前の五月八日に、安田病院の特に精神病院であります大和川病院に行きまして、弁護士さんと一緒に面会を申し出たら、見事に四時間もかけてああだこうだといって粘られて、面会に応じてくれなかった。その間には、電気を消す、冷房を消すというような話で、私も非常に穏やかに院長などと話していたのですが、さっぱりらちが明かない。そこで、同じ年の九三年の六月二日に当委員会で安田病院の問題について質問いたしました。そして、四年間たって、ことしの七月に、三病院一気に行政処分をかけて廃院にしてしまったわけで……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 きょうは、五人の先生方、本当に朝早くからお越しいただきましてありがとうございます。 今、長勢先生が阿部先生にかなり食い下がっておられましたので、その辺から私も始めさせていただきたい、このように思うわけでございます。 医学の世界というのは、やはり国民にとってよくわからない世界なんですね。かく言う厚生委員であります私も、医療の世界については、情報も少ないし、やたら規制が多くて、そして、選択が自由だ、幾つも診療機関があるから選択は自由だとおっしゃいますけれども、では、どのお医者さんがいいのかというとよくわからない、当たり外れというような言葉が適当かど……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 昨晩からけさにかけまして大きな動きがございまして、来年度はキャップをかぶせないということになりまして、私の質疑も若干腰砕けになってしまうわけでございます。 こんなので来年も再来年もいくんですかという質問を予定しておりまして、これは社会保障制度を根幹から揺るがす考え方だということを申し上げたかったんですが、大臣が粘りに粘りまして、来年はキャップをかけないということになりましたので、厚生省応援団としましては、ほっと一息ついたという感じもしながら、しかし、今回の平成十年度の予算を見てまいりますと、キャップがかかって、そして厚生省が四苦八苦努力して、あっ……
○土肥委員 おはようございます。民主党の土肥隆一でございます。 私は、きょうは厚生省、労働省、労働福祉省になるということでございますけれども、それについて質問をさせていただきます。 まず、ネーミングの話から入りたいと思うのです。いろいろ資料を見ますと、生活福祉省から始まって、雇用福祉省、労働福祉省と変わっていくわけですね。マスコミをひょっと見ますと、いろいろなことが飛び交っておりますが、私も民主党というのを立ち上げるときに、民主党という名前で大変苦労いたしまして、名前というのがどんなに大切かということでございます。民主党というのは世界的ないい名前だ、国際的にも通用する名前だということで採用……
○土肥委員 民友連の土肥隆一でございます。 阪神・淡路大震災から三年と三カ月がたちました。私も地元選出の議員として、この三年三カ月、胃が痛むような思いといいましょうか、そういう思いを持って被災地とともに歩んでまいりました。三年たてば、今までの震災対策、それも見直すべきときが来ているのではないか、根本的に見直さなければいけない、そういうふうに思っております。 そういう視点で、きょうは公的支援制度のあり方、つまり被災者には現金給付をしないという考え方、このことについてもう一遍きっちりと押さえておかないと、次の大地震に間に合わないというふうに考えます。 それから、行政のあり方として大変御努力い……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 今回の被災者生活再建支援法、私も今から質疑をいたしますけれども、その内容が私の思うとおりであれば、ある意味で画期的な法案であった、しかし額は評価できないというのが私の率直な感想でございます。そして、阪神・淡路に遡及はしないが、附帯決議で遡及条項を参議院の委員会でつけられたということであります。 まず、ちょっと質問を外れますが、我々が普通附帯決議といいますのは、ほとんど金目のものを伴わない、そして一種の院の決意みたいなもので、拘束力がございませんね。しかし、附帯決議にはっきりと、阪神・淡路復興基金を名指しして、名前を挙げて、その制度に見合うような形……
○土肥委員 民友連の土肥隆一でございます。予算委員会で初めてお目にかかります。 私は、阪神・淡路大震災の被災地、ど真ん中の第三選挙区、須磨・垂水区という選挙区から出ておる者でございますが、大震災が起きまして三年がたちました。きょうは震災を中心に政府のお考えをお聞きしたい、こう思っております。 前回の予算委員会で、岩國議員が大蔵大臣のお墓の話をお聞きになったようでございますが、実は、神戸でも墓地がいっぱい地震でひっくり返りまして、そして、まだ墓地まで手が回らない人というのはいっぱいいるわけです。だから、そこらじゅうにごろごろ墓石が転がっておりまして、ぼつぼつ建ち上がっておりますけれども、基盤……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 きょうは、短時間で一つの名称、精神薄弱者の名称変更の法律を上げようというわけでございますが、若干の質問をさせていただきます。 言ってみれば、長年にわたるこの精神薄弱という言葉をもうやめようというわけでございますから、やはり院で十分な審議をする必要があるかというふうに思うのでございます。 まず、提案者の尾辻先生、御苦労さまでございます。 前国会では参議院で議決されまして衆議院の方に回ってまいりましたが、継続審議ということになりました。しかしながら、今回、このような法案が衆議院の厚生委員会にもかかりまして、この法案を審議しようとしているわけでござ……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 昭和六十二年に精神保健法の改正があって、それから五年ごとに法律を見直してまいりまして、これからまた五年、精神保健福祉の分野でまだまだ立ちおくれている精神病の患者さんに対する医療、福祉、それを充実していかなければならない。そういう意味では、五年ごとのピッチを上げてきたということは大変よかったと私は思っております。このピッチを緩めてはならない。したがって、あと十年ぐらい、五年刻みでこの精神保健福祉法の充実に向けて頑張らなければならないと思っております。 それは、日本の精神病の世界が、あるいは精神病医療の世界が非常に不幸な出発をいたしまして、日本人の独……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 前回も御質問させていただきましたが、少し積み残したというか、お聞きしていない部分がございましたので、まず、そこから始めさせていただきたいと思います。 今回の法改正で一番びっくりいたしましたのは、やはり第三十八条をめぐる改正でございます。今までの精神病院と行政の現場、この場合は都道府県になりますが、それから精神医療審査会あるいは指定医というような関係が、いわば法文によるとどうでもとれる、あるいはほとんど強制権というのがない、そういうつくりになっておりましたが、いきなり大変な強制権というか行政指導権といいましょうか、それはもう本当に驚くばかりでござい……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 震災から丸四年と二カ月が経過いたしまして、委員の皆さんも、阪神・淡路大震災どうなっているだろうなぐらいの感想かと思います。しかし、ここでやはりこの四年の震災対策、復旧復興対策を私も詰めておかなきゃならないなという気がいたします。それは、地元ではなお引き続きさまざまな問題を抱えているということでございます。 御承知のように、関東大震災に次ぐ最大規模の阪神・淡路大震災でございました。死者が六千三百九十八名、行方不明者が三名、負傷者が四万八十二名、全壊家屋が十一万一千棟、半壊家屋が十三万七千、これは棟の数で数えますから、倒壊棟数、全壊、半壊合わせまして……
○土肥委員 民主党の土肥でございます。 私も、この七月十四日の広島県への派遣視察に参加してまいりまして、つぶさに被災状況を見てきたわけでございます。その中で、幾つかただしておきたいこともございますので、限られた時間の中で質問をさせていただきます。 日本が災害列島であるということはよくわかるわけでございまして、ちょうど広島に参りましたときに、広島県が一つの資料をくれました。そして、これを見ますと、「全国土砂災害危険箇所一覧表」というのがございまして、土石流危険渓流というのが七万九千カ所、それから地すべり危険箇所というのが一万一千カ所、もう一つ、急傾斜地崩壊危険箇所が八万六千カ所、膨大な数でご……
○土肥委員 平成十一年台風十八号と前線にともなう大雨による被害状況等調査につきまして、派遣委員を代表して、私から調査の概要について御報告申し上げます。 去る十月六日、平成十一年台風十八号と前線にともなう大雨による被害状況等調査のため、熊本県に派遣されました委員は、中村鋭一委員長を団長として、自由民主党の飯島忠義君、同じく植竹繁雄君、同じく砂田圭佑君、自由党の達増拓也君、民主党の今田保典君、公明党・改革クラブの倉田栄喜君、日本共産党の平賀高成君、そして私、民主党の土肥隆一の九名であります。 また、自由民主党の岩下栄一君、同じく林田彪君が現地参加されました。 九月十九日、宮古島の南東約四百二……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 こんなに夜遅くまで、大臣も、また委員の皆様も大変御苦労さまでございます。 地方行政委員会というのは、今まで専ら数字をいじったり、けちつけたり、あるいは根拠を問うたりしてまいりまして、頭が少し混乱しておるわけでございますけれども、私は地行に入りまして、やはりなぜ地行を選んだかということも申し上げなければいけないと思うのであります。それは、私、今も厚生委員をしておりますけれども、介護保険のことであります。 介護保険法が成立いたしまして、もういよいよ来年の四月から公的な介護保険事業が出発するという時期に当たりまして、専ら厚生省サイドから介護保険を見て……
○土肥委員 私は、民主党を代表しまして、地方税法の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案、地方特例交付金等の地方財政の特別措置に関する法律案について、反対の立場から討論を行います。 討論に先立ち、一言申し上げます。 我が党は、機動的な自治体運営のため、地方交付税の総額を早期に確保すべきであると考えますが、同時に現下の地方財政の深刻な事態を解決するためには、緊急対策とともに制度の根本的改革が不可欠であり、その方向性を示すことなく応急措置にとどまっている政府案には賛成できないことを、まず強調しておきたいと思います。 以下、具体的に各案の反対の理由を申し述べます。 第一は……
○土肥委員 おはようございます。民主党の土肥隆一でございます。 住基法の中身についていろいろと細かく質問者が続いているわけでございまして、我が民主党も、きょう十時半からまた全議員集会をやりまして、この法案の取り扱いについて二回にわたって総会を開くということでございます。そういう中で、まだ結論が出ておりませんので、古賀筆頭によればあと四ページか五ページあると、もっとあるんですね、という話でございます。 さて、今回の住基法、住民基本台帳法の改正といえばああそうですかということですけれども、よくよく中を考えてみればやはりさまざまな問題点がある。よく政治家は哲学論争だの宗教論争だの言いますけれども……
○土肥委員 いっぱい質問は流しましたけれども、もう時間も限られておりますから、ごく部分的なもの、しかし非常に重要なものについてお聞きをしたいと思います。 まず、三人の答弁者の宮路、桝屋、鰐淵、三先生にお聞きいたしたいんですけれども、皆さんは、自分の個人的な、プライバシーと一般に言われておりますけれども、プライバシーというものをどういうふうに受けとめておられるのか。つまり、例えば何かの署名を求められたときに、名前、住所、そして生年月日、電話番号、こう時々答えますけれども、そのときに、自分は署名したくないな、こういう署名はやめておこう、あるいはうそを書いておこうというくらい、思いがそれぞれ違うん……
○土肥委員 私は、民主党を代表して、住民基本台帳法の一部を改正する法律案及びその修正案に反対の立場から討論を行います。 本法案は、市町村の住民基本台帳を全国的にネットワーク化し、一言で言えば、政府行政がみずからの事務遂行に当たって本人確認が瞬時にできるというもので、住民の便宜やサービスは二次的であると言っても過言ではありません。国民一人一人にコード番号を打ち、個人は記号化され、機械的に扱われるのであります。 また、ネットワーク化されますと、直ちにシステム上の問題点が指摘されることになります。確立された技術というものは存在せず、技術やシステムは絶えず変更を迫られるのであります。 あらゆる個……
○土肥委員 残りの時間を私が担当させていただきます。民主党の土肥隆一です。 私は、義務教育、小学校の先生方、要するに教職員のいわば高齢者再任用制度の今後の方向について、文部省を主体にお聞きしたいと思います。 今、学校は大変危機的な状況にあると申せるのではないでしょうか。まずは児童数が減少しております。小学校では前年度より十九万二千人減少する、十七年間連続減少して過去最低。中学校の生徒数も前年度より十万一千人減少、十二年連続減少して過去最低。 子供が減って、学校は少し楽になったかなと思うと、実は、平成九年度の長期欠席者、三十日以上が、小学校で八万一千人、前年度より三千人増加、中学校では十四……
○土肥委員 おはようございます。 今回、周辺事態法案の審議に入っておるわけでございますけれども、私は自分のことを少し申し上げたいんであります。 小渕総理は、六〇年安保時代にやはり学生で、少し距離を離れて、日米安全保障条約が大事なのに何でこんなに騒ぐのだろうというような視点で見ておられたようでございますが、私はこの国会をそのとき取り囲んでおりまして、安保反対で毎日毎日取り囲んでおりまして、まあ学生時代でございます。 私は、東京神学大学という牧師を養成する大学がございまして、三鷹にございますけれども、そこのいわゆる神学生でございます、神の学問を学ぶ学生というので神学生と言うんでございますけれ……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 まず、今回、自衛隊法の改正におきまして、在外邦人の輸送というところ、百条の八が若干変更されまして、そして輸送に供する航空機にプラス船舶がつけ加えられ、船舶には回転翼航空機、いわゆるヘリコプターが載せてあるということが法文に書いてあります。そして、邦人もしくは外国人を救出する場合は、その救出をする隊員は武器の使用をすることができる、こういうふうになっているわけであります。 今日、年間何百万という人が海外旅行をする時代になりまして、在外邦人の救出というのは重大な国の取り組むべき問題ではなかろうかというふうに思います。 そうした中で、もう一度隊法の百……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 私は、今回新しく提案されました年金資金運用基金法案と、それに引き継がれる年金福祉事業団の解散及び業務の承継等に関する法律案に絞って質問をしたいと思う次第でございます。 この年金資金運用基金法案は大変シンプルなわかりやすい法案で、しかし同時に、何か厚生省は、これから財投改革もあって、ためにためてきた年金基金を今度は自分で運用するんだ、しっかりやりますよ、情報も公開しますよ、大いにもうけますから期待してくださいというふうに聞こえるわけでございます。 しかし、年金福祉事業団ができまして今日来、そのたどってきた道は、またある意味で惨たんたる結果に終わっ……
○土肥委員長 土肥隆一でございます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙を賜りまして、私が当委員会の委員長の重責を担うことになりました。 御承知のとおり、石炭は、我が国の貴重なエネルギー資源として、産業、経済の発展と国民生活の安定、向上等に大きく寄与してまいりました。 しかしながら、我が国の石炭鉱業、産炭地域振興等を取り巻く環境は、引き続き厳しい状況下にあります。 幸いにして、委員の皆様方は、石炭対策に御造詣の深い先生方ばかりでございますので、御支援、御協力を賜りまして、公平、公正、円滑な委員会運営に努めてまいる所存でございます。 何とぞよろしくお願い……
○土肥委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
石炭対策に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣委員の人選、派遣地、派遣期間等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 きょうは一時間いただいておりますので、今回の福祉法の中身について、細かい点は省きまして、大枠、この法案の持っている意味は何なのか、これが国民に与える影響はどういうものかということについて質問をしたいというふうに思います。 介護保険というのも大法案でございまして、これが四月一日からスタートされた。大法案という意味は、従来の措置というふうな考え方を脱却いたしまして、国民の選択やその利用に大いに任せようということでございました。これが老人の世界でございましたけれども、今回の法案は、障害者の世界にもそういう選択や、自分の行きたいあるいは受けたいサービスを……
○土肥委員 おはようございます。民主党の土肥隆一でございます。 きょうは、三人の方、本当に早朝からありがとうございます。十分間ですから絞ってお聞きしたいと思うのであります。 先ほど松友参考人の方から、やっと措置の時代から利用というか選択の時代に入ったのだ、こんな喜ばしいことはないというふうにおっしゃったわけでございまして、私は、今回の法改正は、そういう意味では戦後福祉構造の本当に基礎構造改革であったというふうに思うのです。だけれども、その後うまくいくかなということがこれからの課題でございます。 それと同時に、ここで言われております、金さんがおっしゃった障害者の「能力に応じ」というところと……
○土肥委員 私は、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、保守党、自由党、社会民主党・市民連合及び笹木竜三君を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 社会福祉の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について適切に措置すべきである。 一 本法の施行に当たっては、これまでの措置制度の功罪を十分に認識し、改革の理念である自立支援を基本において、事業者と対等な関係に立って利用者自らが福祉サービスを選択し決定できるよう、利用者、社会福祉事業者等の関係者への啓発と周知徹底を図……
○土肥委員長 土肥隆一でございます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き本委員会の委員長の重責を担うことになりました。委員各位の御指導、御協力を賜りまして、その職責を全うしたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの吉川貴盛君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
それでは、委員長は、理事に
金田 英行君 北村 直人君
自見庄三郎君 吉川 貴盛君
……
○土肥委員長 これより会議を開きます。
石炭対策に関する件について調査を進めます。
石炭対策の基本施策について、深谷通商産業大臣及び牧野労働大臣から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。深谷通商産業大臣。
【次の発言】 牧野労働大臣。
【次の発言】 次に、平成十二年度通商産業省及び経済産業省所管中、石炭関係予算の概要について、政府から説明を聴取いたします。細田通商産業政務次官。
【次の発言】 次に、茂木通商産業政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。茂木通商産業政務次官。
【次の発言】 次に、平成十二年度労働省及び厚生労働省所管中、石炭関係予算の概要……
○土肥委員長 これより会議を開きます。
石炭対策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として通商産業省環境立地局長中島一郎君、資源エネルギー庁長官河野博文君、資源エネルギー庁石炭・新エネルギー部長北畑隆生君及び労働省職業安定局高齢・障害者対策部長長谷川真一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
【次の発言】 石炭対策の基本施策について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。北村直人君。
○土肥委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、石炭鉱業の構造調整の完了等に伴う関係法律の整備等に関する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として通商産業省環境立地局長中島一郎君、資源エネルギー庁長官河野博文君、資源エネルギー庁石炭・新エネルギー部長北畑隆生君、労働省職業安定局高齢・障害者対策部長長谷川真一君、建設省道路局長大石久和君及び自治省財政局長嶋津昭君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
○土肥委員長 これより会議を開きます。
お諮りいたします。
去る七日の議院運営委員会における理事の各会派割当基準の変更に伴い、理事の辞任及び補欠選任を行います。
まず、理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事鰐淵俊之君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に児玉健次君……
○土肥委員 ただいま山井委員の方から相当集中して精神医療を取り上げたわけでございますけれども、私も、私の角度から議論をさせていただきたいというふうに思っております。 まず、今回の医療法の改正で、入院医療を提供する体制の整備ということで病床区分ということをうたっておりまして、しかし、その前提に、結核病床、精神病床、感染症病床を除いた病床を療養病床と一般病床に区分するんだと、私、この分け方から気に入りません。 大臣に御答弁いただきたいんですが、結核と感染症の間に、これは順序はどっちでもいいんですけれども、精神病床をそこへ並べて、これは別扱いなんだ、今回の医療法にもきっちりうたわないんだというふ……
○土肥委員長 これより会議を開きます。 このたび、外務委員長の重責を担うこととなりました土肥隆一でございます。この際、一言ごあいさつを申し上げます。 新しい世紀を迎えた世界の状況を見渡しますと、地域紛争及び民族紛争の頻発、テロの深刻化、急速なグローバリゼーションに伴う経済を取り巻く環境の大幅な変化など、現下の諸問題に着実に取り組む必要性を痛感いたします。 こうした中、我が国の外交は、我が国の安全と繁栄を確保するとともに、また世界全体にかかわる諸問題を解決することを目指して、積極的かつ創造的な貢献を行っていくことが期待されています。このような使命を担う外務委員会は、常に国民の声に耳を傾ける……
○土肥委員長 これより会議を開きます。
この際、桜田外務大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。外務大臣政務官桜田義孝君。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、桑原豊君の質疑の際に会計検査院事務総局第一局長石野秀世君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として、下地幹郎君の質疑に際し、警察庁生活安全局長黒澤正和君及び警察庁刑事局長五十……
○土肥委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
外務大臣より提案理由の説明を聴取いたします。外務大臣河野洋平君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
次回は、来る二十三日金曜日午前八時二十分理事会、午前八時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時四十三分散会
○土肥委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として、委員上田勇君の質疑に際し、外務省大臣官房長飯村豊君の出席を、委員細野豪志君の質疑に際し、外務省大臣官房長飯村豊君及び外務省大臣官房外務報道官服部則夫君及び外務省経済局審議官本村芳行君の出席を、委員木下厚君の質疑に際し、内閣官房内閣審議官柴田雅人君及び外務省大臣官房長飯村豊君の出席を求め、それぞれ説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○土肥委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として、委員東門美津子君の質疑に際し、外務省大臣官房長飯村豊君及び外務省経済局審議官本村芳行君の出席を求め、それぞれ説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。赤嶺政賢君。
○土肥委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として、委員首藤信彦君の質疑に際し、外務省欧州局長東郷和彦君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小島敏男君。
【次の発言】 次に、上田勇君。
【次の発言】 次に、安住淳君。
【次の発言】 次に、首藤信彦君。
【次の発言】 今呼び出しているそうです。
○土肥委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として、委員前田雄吉君の質疑に際し、外務省大臣官房長飯村豊君、外務省欧州局審議官森敏光君及び外務省経済局長田中均君の出席を、委員赤嶺政賢君の質疑に際し、外務省大臣官房長飯村豊君及び外務省北米局長藤崎一郎君の出席を、また、委員東門美津子君の質疑に際し、防衛施設庁長官伊藤康成君の出席を求め、それぞれ説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○土肥委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員になっております。この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に米田建三君を指名いたします。
【次の発言】 この際、田中外務大臣、杉浦外務副大臣、丸谷外務大臣政務官、山口外務大臣政務官及び小島外務大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。外務大臣田中眞紀子君。
○土肥委員長 これより会議を開きます。
この際、植竹外務副大臣から発言を求められておりますので、これを許します。外務副大臣植竹繁雄君。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として、委員下地幹郎君の質疑に際し、外務省アジア大洋州局長槙田邦彦君、外務省北米局長藤崎一郎君及び国土交通省航空局長深谷憲一君の出席を求め、それぞれ説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。安住淳……
○土肥委員長 これより会議を開きます。 国際労働機関憲章の改正に関する文書の締結について承認を求めるの件、最悪の形態の児童労働の禁止及び撤廃のための即時の行動に関する条約(第百八十二号)の締結について承認を求めるの件及び相互承認に関する日本国と欧州共同体との間の協定の締結について承認を求めるの件の各件を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各件審査のため、本日、政府参考人として、委員桑原豊君の質疑に際し、外務省条約局審議官林景一君の出席を、委員赤嶺政賢君の質疑に際し、外務省総合外交政策局国際社会協力部長高須幸雄君及び外務省条約局審議官林景一君の出席を、また、委員東門美津子君の質……
○土肥委員長 これより会議を開きます。 国際情勢に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として、委員大森猛君の質疑に際し、外務省北米局長藤崎一郎君の出席を、委員東門美津子君の質疑に際し、防衛施設庁長官伊藤康成君の出席を、委員米田建三君の質疑に際し、外務省経済協力局長西田恒夫君、防衛庁防衛局長首藤新悟君、防衛庁運用局長北原巖男君及び文部科学省初等中等教育局長矢野重典君の出席を、また、委員上田勇君の質疑に際し、外務省北米局長藤崎一郎君及び外務省経済局長田中均君の出席を求め、それぞれ説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○土肥委員長 これより会議を開きます。 二千一年の国際コーヒー協定の締結について承認を求めるの件、文化交流に関する日本国政府とロシア連邦政府との間の協定の締結について承認を求めるの件及び税関手続の簡易化及び調和に関する国際規約の改正議定書の締結について承認を求めるの件の各件を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各件審査のため、本日、政府参考人として、委員木下厚君の質疑に際し、外務省大臣官房文化交流部長横田淳君、外務省経済局長田中均君及び外務省条約局審議官林景一君の出席を、委員赤嶺政賢君の質疑に際し、外務省大臣官房文化交流部長横田淳君、外務省経済局長田中均君、外務省条約局審議官……
○土肥委員長 これより会議を開きます。 国際情勢に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として、委員下地幹郎君の質疑に際し、外務省北米局長藤崎一郎君及び環境省総合環境政策局長中川雅治君の出席を、委員上田勇君の質疑に際し、外務省大臣官房長飯村豊君の出席を、委員安住淳君の質疑に際し、外務省大臣官房長飯村豊君及び外務省北米局長藤崎一郎君の出席を、委員木下厚君の質疑に際し、外務省大臣官房長飯村豊君、外務省アジア大洋州局長槙田邦彦君、外務省北米局長藤崎一郎君、内閣官房内閣参事官古井俊之君、防衛庁防衛局長首藤新悟君及び防衛施設庁長官伊藤康成君の……
○土肥委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として、委員伊藤英成君の質疑に際し、外務省大臣官房長飯村豊君の出席を、委員土田龍司君の質疑に際し、外務省アジア大洋州局長槙田邦彦君の出席を、委員赤嶺政賢君の質疑に際し、外務省北米局長藤崎一郎君及び防衛施設庁長官伊藤康成君の出席を、また、委員東門美津子君の質疑に際し、外務省大臣官房長飯村豊君の出席を求め、それぞれ説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○土肥委員長 これより会議を開きます。 国際情勢に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として、委員桑原豊君の質疑に際し、外務省北米局長藤崎一郎君の出席を、委員細野豪志君の質疑に際し、外務省北米局長藤崎一郎君の出席を、委員土田龍司君の質疑に際し、海上保安庁長官縄野克彦君の出席を、委員赤嶺政賢君の質疑に際し、防衛施設庁長官伊藤康成君の出席を、委員鈴木宗男君の質疑に際し、特命全権大使オランダ国駐箚東郷和彦君、外務省大臣官房長飯村豊君、外務省欧州局長小町恭士君、外務省経済協力局長西田恒夫君、外務省条約局長海老原紳君及び外務省欧州局ロシア課……
○土肥委員長 これより会議を開きます。 冒頭、先ほど行われました理事会の決議によりまして、委員長として、数点の質問を田中外務大臣に申し上げます。 新聞等で明らかになっておりますが、実は、私のところにも昨夜六時三十分ごろ、外務大臣から直接お電話がございまして、新聞に書かれているような趣旨の御意見がございました。 まず、昨夜、外務省あるいは大臣室周辺でどうしてこういうことが起こったのか、経過を説明していただきたい。 二番目に、私以外にどういう人に依頼をなさったか、電話をなさったのか、お聞きいたします。 三番目に、自民党の藤井孝男議運委員長にもお電話をなさり……(発言する者あり) 中身つ……
○土肥委員長 これより会議を開きます。 国際情勢に関する件について調査を進めます。 この際、衆議院外務委員会理事会協議による総意に基づき、委員長より田中外務大臣に対して一言申し上げます。 これまでの当委員会における大臣の答弁は、多くの質疑者の趣旨とかみ合っていない部分が多々見受けられ、会議の成果が得られていないという不満が多く出ております。したがって、委員の質問には的確に答弁されるように厳重に注意申し上げます。 この際、外務委員会を代表して田中外務大臣に対して質問します。 去る六月六日及び七日の二度にわたる当委員会からの資料提出要求に対し、大臣からいずれも提出できない旨の回答をいただ……
○土肥委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に付託されました請願は三十三件であります。各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において協議いたしましたが、委員会での採否の決定はいずれも保留とすることになりましたので、御了承願います。
なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付してありますとおり六件であります。
また、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条に基づく意見書は、お手元に配付してありますとおり百六十四件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
まず、千九百九十四年の……
○土肥委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、去る七月五日、沖縄県北谷町における在沖米軍軍人による事件に関する実情等調査のため、沖縄県に委員派遣を行いましたので、派遣委員から報告を聴取いたします。
鈴木宗男君。
【次の発言】 これにて派遣委員からの報告聴取は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として、委員下地幹郎君の質疑に際し、外務省北米局長藤崎一郎君及び内閣府政策統括官安達俊雄君の出席を、委員上田勇君の質疑に際し、警察庁刑事局長五十嵐忠行君及び法務省大臣官房審議官河村博君の出席を、また……
○土肥委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条に基づく意見書は、お手元に配付してありますとおり四件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
まず、第百五十一回国会提出、千九百九十四年の関税及び貿易に関する一般協定の譲許表第三十八表(日本国の譲許表)の修正及び訂正に関する二千年十一月二十七日に作成された確認書の締結について承認を求めるの件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をするに賛成の諸君の起立を求めます。
○土肥委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ち、一言申し上げます。
このたび、米国において発生した連続テロ事件では、多数の方々のとうとい命が奪われ、今もなお数千名が行方不明のままとなっております。
ここに、犠牲となられました方々に対し、衷心より哀悼の意を表し、黙祷をささげたいと存じます。
御起立をお願いいたします。――黙祷をお願いします。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席ください。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として、委員米田建三君の質疑に際し、内閣官房内閣審議官村田保史君、……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 いよいよ、本日提案されました法律、一日でというか半日で仕上げてしまおうという衆議院の日程になっておりますけれども、私は、まだまだ議論の余地がたくさんあるということを申し上げまして、そして、それぞれの職場にある保健婦さん、助産婦さん、看護婦さん、それぞれ、准看護婦さんもいらっしゃいますけれども、長年呼びなれた、看護婦さんと言いたいな、助産婦さんと呼びたいな、何か、いきなり看護師さんと言うのはちょっと抵抗があるのでございます。やはり、入院しますと、優しい看護婦さんが出てきてくださると大変慰められます。しかしながら、今度、全部、師にしてしまおうというわけ……
○土肥委員 四人の参考人の皆さん、おはようございます。ありがとうございます。私からもお礼を申し上げたいというふうに思います。
障害者を労働行政的な視点で見るというのが今回の障害者の雇用の促進等に関する法律だというふうに思うのでありますが、私は、率直に読んでまいりますと、例えば、「職業リハビリテーションの推進」というふうになっておりまして、関参考人のところはまさに大阪市職業リハビリテーションセンター。
職業リハビリテーションというのは一体何なのかということを、ちょっと関さんの方から教えていただけませんか。
【次の発言】 もう少し違った角度でお聞きしたいんですが、要するに、福祉の現場でOT、P……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。
まず、少し細かい話から入りたいと思いますけれども、十四年度の医療関係予算を見ますと自然増が五千五百億円、これは財源はどういうふうに調達なさったんですか。
【次の発言】 このシーリングあるいはこの処理案を聞いておりますと、橋本政権時代の厳しいシーリングを思い出すんでありますけれども、あの当時、私、印象的に残っているのは、各保健所に勤務している保健婦さんを病院に派遣して、長期入院のお年寄りに対して退院を促進するというので、何か数百億円安くなるんだというような話を聞いたときに、涙が出る思いがしたんでございますけれども。今回もやはり、小泉デフレ政策、緊縮予……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 きょうは、血液事業に絞って質問したいと思っております。 昭和三十一年、一九五六年六月決められました採血及び供血あつせん業取締法というのができたわけでございまして、すさまじい名前だというふうに思うのであります。当時の世相をあらわしているのでございましょう。売血が横行している中でさまざまな血液が利用される、そういう状況を勘案して、政府も、献血の推進でありますとか、特に一九七五年はWHOの血液及び血液製剤に関する決議がありまして、いよいよ検討を迫られるという状況でございました。 そして、いろいろとございますけれども、平成元年になりまして、一九八九年九……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 私も、水島さんが大体総ざらいしていただきましたから、あとは私の多少読み込みも含めて、考えてみたいところを御質問したいと思います。 もともと、母子家庭というのは離婚が圧倒的に多いわけです。大体離婚件数の七割八割と、皆さんの、厚生労働省が出した資料に出ております。毎年二十九万件離婚がある。そのうちお子さんがあるのが約六割ということでございます。今、母子世帯は九十五万世帯。離婚はうち七割、死別は二割。そして、母子家庭の八割は就労している。収入からいえば、母子世帯の平均が二百二十九万、一般世帯が六百五十八万、こうなっております。 そもそも、死別は別にい……
○土肥委員 我が党の論客が二人、既に質問を終えまして、それを聞きながら、私も同じような質問を用意しておりましたので、違った角度からいろいろとお尋ねしてみたいと思います。したがって、答弁が少し狂いますけれども、その辺はよろしくお願い申し上げたいと思います。 やはり、きょうの委員会で、一番正直なことを言っているのは木村副大臣かなと思います。その辺はやはりしっかり確認しておかなければならない。 この独立行政法人の趣旨は、国の医療政策として機構が担うべき医療の向上を図り、公衆衛生云々、こうあるわけですね。ここには、親方日の丸とか、あるいは意識がないからだとか、意識が低いからだとか、効率的でないから……
○土肥委員長代理 では、川口国務大臣。
○土肥委員長代理 次に、松本善明君。
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 私は、田中前外務大臣のときに外務委員長をしておりまして、大変活気のある、もうわくわくとして委員会に臨んだものでございます。(発言する者あり)御苦労さまじゃなくて、ちょっとまだ問題が残っているんじゃないのという質問をしたいのであります。 政官要覧をちょっと見ますと、前任の田中真紀子大臣の突然の更迭後、注目の外務省改革に悲観的見方もあるが、強烈な北風の去った後、太陽政策が功を奏することもと外務大臣のことを述べているわけでございまして、なかなかこれは言い得て妙であるというふうに思っておりますが、ここで、強烈な北風というのが外務省に吹き荒れたわけでござい……
○土肥委員長代理 よろしくお願いします。川口外務大臣。
○土肥委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うこととなりました。 皆様御承知のとおり、我が国は、その自然的条件から、地震、台風、豪雨、火山噴火等による災害を受けやすい国土であります。 中でも、このところ、二度にわたる宮城県の地震災害、十勝沖地震災害などの震災が相次いでおり、また、東海地震や南関東直下型地震の発生の可能性も指摘されているところでございます。 このような状況のもと、地震防災対策を初めとする災害対策への国民の関心と期待はひときわ高まっており、本委員会の果たすべき役割はまことに重大であります。 委員各位の御支援と……
○土肥委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
本委員会に参考送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、水害対策の強化に関する陳情書一件、自然災害被災者に対する住宅再建支援制度の早期創設に関する意見書外十三件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
災害対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 十四年ぶりに文教、文科委員会に戻ってまいりまして面食らっておりますけれども、きょうはこの義務教育費国庫負担法及び公立養護学校整備特別措置法について質問をいたしたいと思います。 もう議論も煮詰まってまいりまして、最終盤、採決が待っているわけでございますけれども、私、久しぶりに文科委員会に戻って、義教法の勉強をもう一度やり直してみたんですけれども、極端に言えば文部省解体が始まったんじゃないかと思うぐらいでございます、大変武張った言い方でございますけれども。教員の人件費を地方に渡す、これはまだ決まっておりませんけれども、恐らく平成十八年にはそちらへ行く……
○土肥委員 民主党の土肥隆一と申します。どうぞよろしくお願いします。
きょうは、安西先生、伊藤先生、本当に御苦労さまでございます。国会がちょっと荒れておりまして、この参考人の話だけは民主党も応じるということでここに臨んでおります。
まず、今回の法改正で一番驚くのは、私立学校審議会の中身ががらっと変わりまして、全部都道府県知事に丸投げするということになっております。これはまた委員会でも、私、追及しなければならないと思っておりますけれども、安西先生は私立学校審議会の委員になられたことはありますか。答えてください。
【次の発言】 伊藤先生はどうでしょうか。
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 我が党としては最後の質問者ということで、ほぼ出尽くした感がありますので、少し違った視点からいろいろとお聞きをしたいと思っております。 今回のこの法改正、最も驚いたのは、私立学校審議会ががらっと変わるということでございます。 資料に基づきますと、大体こういう原案が出てくるのは、例の総合規制改革会議の三度にわたる提言、平成十三、十四、十五と三回にわたっておりますね。それから、学校法人制度についても、総合規制改革会議、十四年、十五年、それから、総務省の私立学校の振興に関する行政評価・監視結果報告書、十四年十二月、こういうものが背景になっていると思うの……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 今回の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案というのが提示されたわけでございますけれども、私は、この法案というのは、日本の戦前そして戦後、あるいは明治期以来、あるいは公教育が実施されて以来、最大の法改正ではないかと思っています。 薄っぺらな法案、薄っぺらというのは内容じゃなくて、このもの自体が小さい法案でございますけれども、私は、これは日本の文化あるいは日本国民の物の考え方、特に教育にまつわる物の考え方を根本的に改めるものではないかというふうに思っております。そういう意味では、単に学校運営協議会をつくりましたよぐらいでは済ま……
○土肥委員 ただいま議題となりました民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するための都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文はお手元に配付してありますが、その内容につきましては、既に質疑の過程において委員各位におかれましては十分御承知のところでありますので、この際、案文の朗読をもって趣旨の説明にかえることといたします。 民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するための都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 今回の都市鉄道等利便増進法に関して、特に、法案でいきますと第四章以下の「交通結節機能の高度化」の部分について中心に質問をしたいと思っております。 この法案を見ましたときに、いきなり国土交通省から三宮という名前がぼんと飛んできまして、もう一つは相鉄ということでございまして、私は国土交通委員会に初めて所属したわけでございますけれども、法案が出てきていきなり、これとこの仕事をするための、それだけというわけにはいかないでしょうけれども、新しい手法で鉄軌道あるいは駅周辺の利便性を考えた改造、改革をやるんだということで、いきなり法案と一緒にその事業科目が出て……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 時間が短うございますから、御答弁なさる方も簡潔にお願い申し上げます。 今回の土砂災害警戒区域それから水防法、あるいは土砂災害防止対策の法律が成立いたしましたけれども、そのときに質問バッターに立とうかなと思いましたけれども、きょうは、特に、社会福祉施設が土砂災害等に遭って、そしてどういう被害が出てどういう復旧をしているかということを中心にお聞きしたいと思います。 国土交通省がいろいろな災害区域を特定なさったり、あるいはそれに対する対応、特に、災害弱者の居住する世帯に対する警戒避難体制の整備などというのは、私に言わせればほぼ不可能じゃないか、こう思……
○土肥委員 去る四月二十八日、JR西日本福知山線における列車脱線事故の実情調査のため、兵庫県に派遣されました。 この際、派遣委員を代表して、その調査の概要を私から御報告申し上げます。 派遣委員は、委員長橘康太郎君、理事衛藤征士郎君、萩山教嚴君、望月義夫君、山口泰明君、金田誠一君、委員伴野豊君、石田祝稔君、穀田恵二君、そして私、土肥隆一の十名であります。 御承知のとおり、今回の事故は、去る四月二十五日午前九時十八分ごろに、宝塚駅発同志社前駅行きの上り快速列車七両編成の五両が脱線し、うち前二両が列車進行方向左側のマンション一階部分に衝撃し、三両目、四両目が大きく脱線したものであり、これにより……
○土肥委員 冒頭、委員長が、沖縄問題あるいはトランスフォーメーションの問題で沸騰するであろう委員会に防衛庁長官が来ないというのはいかがなものかという発言がございました。それを見計らったわけじゃございませんけれども、私は、沖縄の問題ではなくて北方領土の質疑をさせていただきたいと思います。 実は、私も小池大臣と御一緒に北方領土へ行ってまいりまして、国後、択捉へ行ってまいりました。今、大体、どんなに暖かくても十五度ぐらい、朝夕などは十度ぐらいでしょうか、大変快適な気候でございました。私も初めて国後、択捉に行ってまいりまして、そして領土問題についてあれこれ考えながら過ごしたわけでございます。 やは……
○土肥委員 民主党の土肥隆一です。 今、大畠さんはこれから各論に入ってとおっしゃいましたけれども、私も賛成でございます。その糸口として、きょうは各論的質問をさせていただきたいと思います。 中央教育審議会が出した教育基本法と教育振興基本計画の中で、危機に直面する日本社会、多くの課題を抱える日本の教育、こういうふうに出しておりまして、これはまことにそのとおりだと思うのでございます。基本法という性格ではあるにしても、でき上がってまいりました政府案の教育基本法は、極めて寂しい、貧しいものだと言わざるを得ないのであります。これだけの危機を抱えていて、そして特別委員会をつくって、日本の教育問題の基本を……
○土肥委員 皆さん、おはようございます。土肥隆一でございます。 きょうは、都市山麓グリーンベルト事業についていろいろとただしてみたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 私は神戸でございますので、六甲山を背中にしていつも、背中というか向かって生きているわけでございますが、六甲山というのは、皆さんも御承知かと思いますけれども、神戸市というのはウナギの寝床みたいな地域でございまして、六甲山を挟んで南側と北側で住んでいて、六甲山に張りついて生きている、へばりついて生きているような感じ、よくもこんなところに住めるものだと思うようなところでございます。 きょうの質疑は、ややローカル過……
○土肥委員 民主党の土肥隆一です。 今週は二回目の質問でございまして、線引きにこだわる土肥隆一、市街化調整区域、そして市街化区域、どうもこの線引きがうまくいっていないのではないかというのが基本的な認識でございます。 今回、この法案の要綱でですけれども、第四のところに、「開発許可制度の見直し」「これまで開発許可を不要とされていた社会福祉施設、医療施設又は学校の建築の用に供する目的で行う開発行為及び国、都道府県等が行う開発行為について、開発許可を要するものとする」。「これまで開発許可を不要とされていた」というと、いかにも社会福祉法人や医療法人や学校法人が何か特権を持って、そして膨張し、膨れ上が……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 住生活基本法について質問をさせていただきます。 この住基本法を読むにつけ、まことによくできておりまして、というのは、いわば旧建設省あるいは国土交通省になってからは、建設局など関係していらっしゃる方から見れば、画期的な基本法だと私は思っております。余り立派過ぎて、これがうまく実行されるのかということになりますと、強い疑問もまた持つ次第でございます。 したがって、基本法の審議でございますから余り細かいことは言わない方がいいと思いますけれども、ここに第八期の住宅建設五カ年計画を持っておりますけれども、これが平成十三年に閣議決定されたものでございまして……
○土肥委員 民主党の土肥隆一です。 私は、どうしても聞いておかなければならない問題をずっと抱えておりまして、きょう、それを取り上げさせていただくわけでございます。 資料が回っていると思いますけれども、配っていただいておりますか。それは、ことしの一月八日に長崎県の大村市で、認知症高齢者のグループホームが焼失いたしました。あれからもう半年がたとうとしておりますけれども、そのときの新聞記事などは割に詳細に報告をしておりますけれども、その後、何の音さたもなく、焼け跡も相当長い間ほったらかしにしておいて、やっとグループホーム関係者が一級建築士をよこしてその建物の調査をいたしましたら、いろいろな問題が……
○土肥委員 民主党の土肥隆一と申します。 四人の参考人の皆さん、この暑いさなかにおいでいただきまして、この部屋も暑くて申しわけございませんけれども、少々お時間をいただきたいと思います。 私は、まさか国土交通省が出す法案の中に、心のバリアフリーなんと言われようとは思ってもみなかったわけでございまして、幾らバリアフリーや、ハートビルを建てても、あるいは今回の法案でそれを面的に整備しようとしても、最後は人間のかかわりですよということを告白しているんだろうと思います。どうしたら心のバリアフリーがとれるかというのは、私は教育だと思うんですね。 まず、川内先生にお聞きいたしますけれども、学生時代に中……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。 きのう遅くまで国土交通省の担当者の皆さんときょうの質問のやりとりをしておりまして、なかなか私が考えていること、言っていることの本質が届いたのかなというふうにも思っておりまして、きょうは竹歳局長、答弁書を離れて御自由に答えていただきたいと思うのでございます。 実は、お互いに歩み寄りの余りなかった質問取りの結果、十時半ごろ宿舎に帰ったんですけれども、しかし、幸いというか偶然ですけれども、身長が一メートルぐらいしかない男性のサラリーマンが、両方とも松葉づえをついて、松葉づえをわきに抱えながらかばんを提げて、駅におりられて、私と同じ方向に歩んでいる。まだ……
○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。
私は、日本の置かれている状況、あるいは現代社会が置かれている状況というものも考えながら、教育基本法をずっと見てまいりました。
まず、大変唐突なお話ですけれども、伊吹大臣に、質問は送っておりませんけれども、もし伊吹大臣が子供に、私はなぜ勉強しなきゃならないのと問われたときに、何とお答えになりますか。
【次の発言】 それでは子供は勉強しませんね。生きるということについて、まだ五年や十年しかたっていない子供に、生きるためだというのは意味のない話でございます。もう一度お答えいただけませんか。
【次の発言】 大変結構な、まれな幸せなケースでございます。
……
○土肥委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの秋葉賢也君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、木村義雄君が委員長に御当選になりました。
委員長木村義雄君に本席を譲ります。
○土肥委員 民主党の土肥隆一です。 きょうは、四人の参考人の方、長時間大変御苦労さまでございます。 それでは、私から質問させていただきます。 今回、法案が出されまして、タクシー業務の適正化、これはよくわからないですね、何が適正化か。ねらっている内容は後で法文を読めば大体わかるんですけれども、それが特別措置として出された。今四人の参考人の方から、おおむね、規制緩和の後いろいろな問題点が出てきたと。それで、いろいろ直さなきゃならないところがあるだろうということで特別措置ということになったと思います。 端的に申し上げます。 経営者側の御意見と、それから働いていらっしゃる労働者の側の御意見で……
○土肥委員 民主党の土肥隆一です。 私も、タクシー業務適正化特別措置法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。 私も国会生活十八年目に入りましたけれども、国土交通委員会に所属して、今回のタクシー業務適正化法案というこの法案ほど気持ちの乗らないというか、意欲を持てないタクシー業界の中にあって、あるいは運転手さんたちの中にあって、一体国会が何をすることができるのか、この状況にあって行政が何をすることができるのかということを思うわけでございます。余り元気がない法案だと私も思っております。 きのう参考人のタクシー業界の方とそれから労働組合の方に聞いたんですけれども、規制がかかって……
○土肥委員 民主党の土肥隆一です。 今まで通告しておりました質問を全部撤回しまして、けさ書きかえて、手書きの質問状を地理院の担当者に送りました。そうしたら、もう変更できませんと言われまして、そんなことはないだろうと言って、なぜなら、もう私が最後ですから、法律の一条一条を挙げてどうだこうだ言うのではなくて、私の率直な経験それから感想を申し上げたいと思うのでございます。 私が国土地理院の院長初めスタッフの皆さんとお会いしたのは議員生活初めてでございまして、測量法などというものがあることも知りませんでした。ただ、測量ということをいえば、伊能忠敬、今大臣もおっしゃいましたけれども、並外れた人物が江……
○土肥委員 民主党の土肥隆一です。 ごめんなさい、何回も出てまいりまして。ちょうどそういうめぐり合わせになっておりまして、恐縮です。 きょうは一般質疑ということで、観光政策、観光行政について皆さんにいろいろとただしてみたいというふうに思っております。 例えば私は神戸ですが、赤羽さんもさんざん神戸の話をしていらっしゃいましたが、どうも神戸が元気にならない。行ってみたい都市、三大都市というと、京都と神戸と長崎だというふうに聞いているんですけれども、あとあったら、文句言わぬでいただきたいと思います。私が勝手に言っているんじゃなくて、関西圏のコマーシャルにそう出ているわけでございます。 ところ……
○土肥委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの長安豊君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、木村義雄君が委員長に御当選になりました。
委員長木村義雄君に本席を譲ります。
○土肥委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの長安豊君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、木村義雄君が委員長に御当選になりました。
委員長木村義雄君に本席を譲ります。
○土肥委員 土肥隆一と申します。 私は、国会に当選しましたのは平成二年でございまして、その当時、文教委員会ということで、まず二年ほど文教委員にさせていただきまして、いろいろな質問をしてまいりました。十五年ぶりに文科省に帰ってまいりまして、もう役所の皆さんはほとんど顔を知らないということでございまして、また、渡海大臣とこういうところで会うとは思ってもおりませんで、同じ兵庫県人として一緒に仕事をさせていただきたい、このように思います。 私は、もう三十三、四年になりますか、地元で、神戸や兵庫県下で福祉事業をいろいろとやっております。そして、その責任を今日も負っているわけでございます。 その福祉……
○土肥委員 おはようございます。民主党の土肥でございます。 私は、今回の法案の中の国立高等専門学校を中心に質問もし、また私の持論も述べたいと思っております。 高専ができましてもう四十年近くなるわけです。後でもまたその経過について御質問いたしますけれども、一体、この高専というのは何のためにつくったのか。昭和三十六年の法改正で三十七年度からスタートするわけでありますけれども、今日まで五十五カ所の国立高専はそのまま残っているわけであります。私は、地元にも神戸市立の高専がございまして、そこも訪れたことがあります。また後でも、地方自治体における高専のあり方についての御意見があればお聞きしたいと思って……
○土肥委員 民主党の土肥隆一です。 三十分しか時間がございませんから、私の最近思う教育と福祉と医療というようなテーマで最近考えておりますようなことを申し上げて、私の質問の義務を果たしたいと思っております。 何と申しましても、特別支援教育というのが始まったということですね。これは、二〇〇七年、平成十九年でございますけれども、教育界においては、特に障害児教育においては画期的な制度変更だというふうに思いまして、その当時、文科委員会におりませんでしたので直接の議論にはかかわっておりませんけれども、資料を取り出して読むにつけ、これは大変な制度変更だと思います。 一九四七年、昭和二十二年以来、長年、……
○土肥委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの福嶋健一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、山本公一君が委員長に御当選になりました。
委員長山本公一君に本席を譲ります。
○土肥委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの福嶋健一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、山本公一君が委員長に御当選になりました。
委員長山本公一君に本席を譲ります。
○土肥委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの福嶋健一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、山本公一君が委員長に御当選になりました。
委員長山本公一君に本席を譲ります。
○土肥分科員 私は、戸籍謄本あるいは抄本請求の統一請求書不正横流し事件というのが福岡県で起こりました件について、特に戸籍法の問題についてお聞きしたいと思います。 この事件の概要については時間がかかりますので、私が新聞の記事等で知っている範囲のことを申し上げまして、法務省としてはその後どういう手続をとられたのか、お聞きしたいと思います。 これは六十三年五月ごろ福岡市のある興信所が有印私文書偽造という容疑で警察の摘発を受けました。これは毎日新聞ですが、そのときに家宅捜索をいたしますと、千枚以上の職務上請求書というのが見つかった。今手元に持っておりますが、「戸籍謄本 住民票の写し等職務上請求書」……
○土肥分科員 私は、いわゆる無店舗販売関係事犯について御質問したいと思います。 無店舗販売というのは、例えばこれは警察庁からいただいた資料によりますと、かたり商法、押しつけ商法、催眠商法、工事商法、危険商法、霊感商法、マルチ商法、キャッチセールス、内職商法、会員権商法等々、まだたくさんあるのですけれども、その中でも最も悪質と思われる霊感商法について御質問したいと思います。 最近の霊感商法のさまざまなデータが出ておりますが、例えば直近では、国民生活センターが資料を寄せてくれましたけれども、一九八六年には三千二百、八七年二千六百二十、八八年が千二百五十、九〇年まで千三百二十、千三百七十と来てお……
○土肥分科員 私は、戸籍謄本のいわゆる大量不正入手事件の続発について、去年も分科会で質問いたしましたが、継続して質問させていただきます。 実は、去年申し上げましたように、一九八九年九月でございますが、福岡県の弁護士会に所属します弁護士二名が統一請求用紙によりまして不正に大量に戸籍謄本を入手したという事件がございました。その結末は、この二名に対する福岡県弁護士会の倫理規定に基づく懲戒処分として、業務停止五カ月、そして三カ月と出ました。二名でございます。そういう事件を通しまして、私は、今後この統一請求用紙を使うことのできる弁護士あるいは司法書士、土地家屋調査士、税理士等々、統一請求用紙の扱いにつ……
○土肥分科員 私は、被差別部落の中でも最も中心的な、最も根源的な問題であります結婚差別にまつわるさまざまな質問をさせていただきたいと思います。例えば地対協の意見具申では、心理的差別と啓発というふうな中でいつも言われているわけでありますが、もう少し突っ込んだ内容をお聞きしたいと思いますので、積極的な御答弁をお願いいたしたいと思います。 今日、なお根強く問題になりますのは結婚差別でございまして、私も幾つかの事象をここに持っておりますけれども、それぞれを見ましても、本当に今をもってしてもこんなに根強く結婚差別が続いているということを感ぜざるを得ないのであります。 一例を挙げますと、大阪の事象でご……
○土肥分科員 私は、いわゆる学習障害児、文部省の言葉では学習困難児というふうになっておりますが、その調査研究あるいは現状と将来についてお尋ねしたいと思います。 学習障害児または学習困難児、これは英語の翻訳でございましょうけれども、英語ではラーニングディスアビリティーズ、こうなっておりますので学習障害児と通宣言われておりますが、文部省では学習困難児というふうにおっしゃっているようでございます。 さて、私の短い議会の経験の中で平成二年度に文教委員をしておりまして、そのときに、通常LD児と申しますけれども、その研究をしてほしい、行政施設にのせてほしいという質問をいたしまして、その年から通級学級に……
○土肥分科員 私は、昨年十二月十八日に出発しました財団法人骨髄移植推進財団、言ってみれば、その財団がこれからの骨髄移植のかぎになると思います。そういうことも含めまして、まだ出発して間もないわけでございますけれども、大いに活躍をしていただかなきゃならない、こういう視点に立って質問させていただきたいと思います。 言ってみれば、白血病の患者さんあるいは重症の再生不良の病気をお持ちの方にとっては、この骨髄移植というのがいわば最後の治療方法だというふうに存じております。年間五千人の発生が見られる白血病患者の皆さん、それから重症再生不良性貧血、先ほど申しましたのは年間に三百人ぐらい発生すると言われており……
○土肥分科員 先ほど貴志委員もお話しになりました部落解放について私も質問をさせていただきたいと思います。特に私は啓発活動というところを中心に質問をしたいと思っております。
その前に、先ほど指定地区の問題がありましたが、俗に指定地区であるとか未指定地区だとかいうことが言われておりますけれども、一体この地区という概念はどういうふうに決め、そしてどういうふうに指定されてきたのか、指定地区でなくて未指定地区というのはまたどういうふうにして決められてきたのか、この指定地区の歴史からお話しいただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、私の解釈では、今さら未指定地区と言われても困る、行政上は対応で……
○土肥分科員 私は、通産省がいろいろと福祉機器技術開発研究に手を染められるということもお聞きし、かつ今国会で福祉用具の研究開発及び普及の促進に関する法律案を厚生省と通産省が共同で出されるということを前提にいたしまして、詳しいことはまた厚生委員会でお尋ねいたしますけれども、今度のこの通産省の計画によりますと、福祉機器技術研究開発は先端的高度技術を応用するとか、あるいは従来のプロジェクト研究開発に加えて体系的な研究開発基盤を整備する、このようにおっしゃっておりまして、去年とことしの予 算は、去年は四億七千百万円でありましたのが、五年度は一挙に十六億一千七百万円を組まれたということでございます。私は……
○土肥分科員 私は、最近というよりは平成二年ごろからいろいろとクローズアップされてまいりました学習障害児、LD児と申します、ラーニング・ディスアビリティーズと言われている子供たちのことにずっと取り組んでまいりましたが、きょうはそのことについて、今までの取り組みの総括と今後の問題点についていろいろお聞きしたいと思います。 文部省からいただきました学校基本調査によりますと、学校嫌いを理由として三十日以上長期欠席した子を登校拒否児童生徒と言うそうでございますが、小学生で一万三千七百十人、出現率〇・一五%、中学生で五万八千四百二十一人、一・一六%、これが登校拒否児でございます。 それから五十日以上……
○土肥分科員 私は、兵庫一区、中選挙区でいいますと神戸市全域の選出の議員でございますから、復旧、復興対策も進む中で押さえておかなければならない幾つかの点について、この分科会をかりて少し確認しておきたいと思います。 被災地を詳細に見てまいりますと、被害が非常に大きかった、そこは活断層が通っているというふうに地質学的あるいは地震学的には説明をいたしますけれども、しかし、その上に乗っかって暮らしておりました被災地というのはいろいろな特徴がございます。その特徴をずっと追っかけていきますと、一種の弱者といいましょうか、弱者が住んでいらっしゃる地帯が見事に、見事にと言うと言葉は悪いが、それに符合するよう……
○土肥分科員 私は、今回厚生省が出します介護保険の制度について、ほんの入り口的な論議をさせていただきたいと思っております。 今度の介護保険導入というのは、言ってみれば、厚生省の仕事としては、ことしと言わずこの数年、最大限の努力を傾けないとこの仕事はうまく国民に浸透しないというふうに思うわけです。私はむしろ積極的に導入してほしい。拙速論などありますけれども、やはりこれはどこかで決断して先に進みませんと、三千三百市町村全部、例えば保険者が市町村だとしますと全部説得しなければならないというようなことにもなります。私も今まで福祉施設の運営でありますとか福祉関係の仕事をしてまいりましたけれども、これで……
○土肥委員 きょうは、四人の先生方、本当に、お忙しい中わざわざお越しいただきまして、心から感謝申し上げます。民主党の土肥隆一と申します。 私は、このガイドラインの関連法案を考えながら、冒頭の質疑でも申し上げたのですけれども、やはり世代間格差みたいなものを感じておりまして、私は六〇年安保世代でございまして、こう見ると、坂元先生だけがそうではないんだろうというふうに思う次第でございます。 きょうは公述人の皆さんの意見を聞くということでございますから、やりとりとしては非常に難しゅうございますけれども、まず坂元先生にお聞きいたしたいのでございますけれども、先生が先ほど申されました幾つかの論文の中の……
○土肥委員 先生、きょうはありがとうございます。民主党の土肥隆一でございます。 私は、憲法調査会ができたことを評価いたします。なぜならば、それはまさに、今高橋先生がおっしゃいました間主観的な意識でやる憲法調査会、こういうふうに私は、間主観的というのは何だろうかと思っておりましたら、先ほど穂積先生が聞いてくださいましたので、まさに中山会長にも、ぜひとも間主観的体制で、意識でやっていただきたいなと。 と申しますのは、穂積先生も図らずもおっしゃったのですが、自分の人生を振り返って、戦後、新憲法、平和憲法と言われておるものにどっぷりというか、そのままつかって生きてきた私どもでございますし、そしてま……
○土肥分科員 民主党の土肥隆一でございます。 きょうは、精神科医療と申しますか、精神衛生保健福祉と申しましょうか、精神を病んでいらっしゃる患者さんの実態を拝見して、質問をさせていただきたいと思います。 私は、一九九三年五月、例の大阪の精神病院、大和川病院をお訪ねいたしまして、それ以前からいろいろ聞いておりました余りにもひどい病院の患者さんに対する扱いに、言ってみれば、どういうことですかということで話し合いに行きました。院長がおりまして、院長室で和気あいあいと話をしたのでありますが、余りにもひどい実態を知って、同年六月二日に、厚生委員会において一時間にわたって質問いたしました。 余りもの患……
○土肥委員 きょうは四人の先生方、大切な時間を割いていただきまして、ありがとうございます。心からお礼申し上げます。 私も、多少、素人ではございますけれども、精神医療、精神病の患者さんあるいは病院などとのおつき合いがございまして、例えば大阪の大和川病院の問題で、非常な劣悪な治療が行われているということで、私も何度も国会でも取り上げて、ついに廃院になってしまったというので驚いているわけでございますけれども、そういう経験からいろいろなことを学びました。 まず、患者さんは、みずから病を持っているわけですから、自分がどういう取り扱われ方をするのか、だれを信用していいのか、だれに頼ったらいいのかという……
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