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岸信夫 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

岸信夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席(幹部)歴代TOP1000
586位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
663位
委員会発言(政府)歴代TOP500
335位
各種会議出席(幹部)歴代TOP100
71位
各種会議発言(政府)歴代TOP250
233位

46期各種会議出席(幹部)TOP10
10位
47期委員会出席(幹部)TOP50
36位
47期委員会発言(議会)TOP50
33位
48期委員会出席(幹部)TOP50
15位

このページでは岸信夫衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。岸信夫衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

46期(2012/12/16〜)

第183回国会 外務委員会 第3号(2013/03/22、46期、自由民主党)

○岸委員 おはようございます。自民党の岸信夫でございます。  きょうは在外公館法でございますが、この中にベレン総領事館の出張駐在官事務所への変更というものが含まれておるわけです。国会での審議に先立って、党内でもこのことでいろいろ議論があったんですけれども、今、振興著しいブラジルとは、我が国は大変いい関係を長年続けてきているわけですね。それにもかかわらず、この総領事館についていわゆる格下げということをなぜ行うか、こういう問題の提起がなされたのは十分御存じのことだと思っておりますけれども、今回、ベレンが総領事館から出張駐在官事務所になったということの主な理由をまずお聞かせいただきたいと思います。

第185回国会 安全保障委員会 第1号(2013/10/29、46期、自由民主党)【政府役職】

○岸副大臣 同じく外務副大臣を拝命いたしました岸信夫でございます。  我が国が平和のうちに繁栄するためには、日々積極的な外交努力を重ねていくことが一層重要になってきております。  我が国の安全と繁栄を確保するため、外交、安全保障上の諸課題に取り組むに当たりまして、岸田外務大臣を補佐し、外務副大臣としての職務を全うするため、全身全霊を注ぐ所存でございます。  江渡委員長を初め委員各位の御支援と御協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。(拍手)

第185回国会 安全保障委員会 第3号(2013/12/06、46期、自由民主党)【政府役職】

○岸副大臣 中山委員の御質問にお答えいたします。  今般訪日をされましたバイデン副大統領は、安倍総理との間で、日米二国間の課題や地域情勢等につき、率直な議論を行いました。両者の間で、地域の平和と繁栄のために、日米同盟が今後も大きな役割を果たすということを確認することができたわけでございます。  特に、中国の防空識別区設定の発表については、安倍総理と副大統領との間では、中国の力による一方的な現状変更の試みを黙認せず、力強い日米関係に基づき、引き続き緊密に連携をして対応していくことを確認しております。特に、両者の間では、自衛隊及び米軍の運用を含む両国政府の政策、対応を一切変更せず、連携を維持するこ……

第185回国会 外務委員会 第2号(2013/11/01、46期、自由民主党)【政府役職】

○岸副大臣 このたび外務副大臣を拝命いたしました岸信夫でございます。  先日の委員会を公務出張により欠席させていただきましたため、本日、御挨拶を申し上げる次第でございます。皆様に御理解をいただきまして、まことに心より感謝申し上げます。  課題山積の日本外交推進に当たり、岸田大臣のもと、日本の国益を見据え、各国と協調しつつ、我が国としてのリーダーシップを発揮する力強い外交の実現を目指します。  特に、北米、中南米、中央アジア、ロシアを含む欧州、中東諸国との関係強化に努め、安全保障、軍縮・不拡散、科学技術分野の課題に取り組んでまいります。  海外への情報発信や文化外交を推進し、また、邦人保護にも万……

第185回国会 外務委員会 第5号(2013/11/13、46期、自由民主党)【政府役職】

○岸副大臣 お答えを申し上げます。  委員の御質問にもございましたとおり、アフガニスタン及びパキスタンにおきましては、テロとの闘いがいまだ続いております。その中で、無辜の民間人の方が多数犠牲になられている、このこと自体は大変痛ましいことだというふうに考えておる次第でございます。
【次の発言】 先ほども委員からもお話ございましたけれども、現地で行われているテロとの闘い、これは我が国もテロとの闘いについては重視をしておるわけでございます。  その中で、先ほどオバマ大統領のお言葉も引かれました。やはり、民間人がそういった攻撃に巻き込まれるということは極力避けていかなければいけないんだと思います。  ……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第10号(2013/11/11、46期、自由民主党)【政府役職】

○岸副大臣 お答え申し上げます。  本件の報告書に対しましては、外務省からは、秘密指定された文書の関係省庁間での共有のあり方等について意見を述べさせていただいたところでございます。当該文書を作成した省庁がその秘密水準を決定することが通常である等の御意見を述べさせていただいたところでございます。

第186回国会 安全保障委員会 第6号(2014/04/08、46期、自由民主党)【政府役職】

○岸副大臣 今委員御指摘の点でございますけれども、本年一月に、横須賀に前方展開をしておりました空母ジョージ・ワシントンが、当時、ロナルド・レーガンに交代になるという連絡を米側から受けました。そのときに、私が横須賀市長のもとを訪ねまして、御指摘の原子力艦の原子力災害対策について御説明をしたところでございます。  原子力艦の原子力災害対策の見直しにつきましては、今も亀岡内閣府政務官から申し上げましたとおり、現在行っております福島第一原発の事故を踏まえた原子力安全規制の見直しの検討結果等を踏まえて、関係各府省において適切に対処してまいりたいと考えております。  横須賀市長に対して、このような政府方針……

第186回国会 安全保障委員会 第8号(2014/06/06、46期、自由民主党)【政府役職】

○岸副大臣 多少繰り返しになる部分もありますけれども、集団的自衛権とは、国際法上、一般に、自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止することが正当化される権利と解しておるところでございます。  集団的自衛権は、国連憲章第五十一条に明確に規定されております。今日では、国家が有する国際慣習法上の権利であると考えられておるわけでございますが、国際法上、集団的自衛権を行使するためには、先ほども答弁がありましたけれども、武力攻撃を受けた国の要請または同意が必要である、すなわち、武力攻撃の発生が集団的自衛権の行為の前提になるわけであります。  ……

第186回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(2014/02/20、46期、自由民主党)【政府役職】

○岸副大臣 外務副大臣の岸信夫でございます。  我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、我が国の外交、安全保障の基軸たる日米同盟の強化が不可欠です。特に、在沖縄米軍を含む在日米軍の抑止力は、地域の平和と安全の確保に不可欠であり、在日米軍の抑止力を維持しつつ、地元の負担軽減を図っていくことが重要です。  また、ロシアとの間で協力の次元を高めることは時代の要請であり、あらゆる分野における協力の進展を目指す中で、平和条約締結交渉にしっかりと取り組んでいくことが重要であります。  これらの基本的な考えに基づき、岸田外務大臣を補佐し、外務副大臣としての職責を全うすべく、全力で取り組んでまいりま……

第186回国会 外務委員会 第2号(2014/02/21、46期、自由民主党)【政府役職】

○岸副大臣 小熊委員の御質問にお答えをいたします。  北朝鮮の人権に関する国連の調査委員会の報告書の件でございますけれども、我が国は、二月十七日に公表されましたこの国連調査委員会の最終報告書をまず歓迎するという立場でございます。  この最終報告書の公表によりまして、拉致問題を含みます北朝鮮の人権状況の深刻さがより明確に、明らかになったというふうに考えておりますし、今後、そのフォローアップを確実に、着実に行っていくことが何よりも重要である、このように考えておるわけでございます。  拉致問題を含みます北朝鮮の人権侵害の解決に向けていかなる方法が効果的かという観点につきましては、今後、関係各国と協議……

第186回国会 内閣委員会 第2号(2014/02/21、46期、自由民主党)【政府役職】

○岸副大臣 御質問にお答えいたしたいと思います。  今委員のおっしゃられた軍縮・不拡散イニシアチブ、いわゆるNPDIの外相会合でございますけれども、ことし四月十二日に広島で岸田大臣のリードのもとで行われる、こういう予定になっております。  おっしゃるとおり、核兵器の使用の悲惨さというものを最もよく知っております我が国、唯一の被爆国として、核兵器のない世界に向けて国際社会をリードしていくことは、まさに我が国の道義的な責務でもあるわけでございます。  この外相会合におきましては、NPDIのメンバー国の外相が集って核兵器のない世界に向けた政治的意思を発信する、大変いい、貴重な機会でございます。核兵器……

第186回国会 内閣委員会 第8号(2014/03/28、46期、自由民主党)【政府役職】

○岸副大臣 今委員御指摘の点でございますが、おっしゃるとおり、戦後五十年に村山談話、そして六十年に小泉談話が発出をされておるわけでございます。そして、安倍内閣として、歴史認識に関しましては、これらの談話を含めて歴代内閣の立場を全体として引き継いでいるという立場でございます。まずこれを前提といたしまして、今度七十周年を迎えることも念頭に置きまして、しかるべき時期に二十一世紀にふさわしい未来志向の談話を発表したい、こういうことを総理からも常々申し上げているところでございます。  タイミングと中身という問題につきましては、未来志向の談話ということで今後十分に考えていきたい、こういうことでございます。……

第186回国会 内閣委員会 第22号(2014/06/04、46期、自由民主党)【政府役職】

○岸副大臣 掃海をする側ですね。(大熊委員「掃海艇です」と呼ぶ)ですから、掃海艇によって構成されている船ということだと思います。
【次の発言】 大変軍事的なことになると思いますけれども、機雷は、船体、鉄に対して反応する機雷もございますから、そうした機雷に対して反応しない素材で構成された船体ということだと考えております。  これは防衛省の方が詳しいと思いますけれども、私はそういうふうにお伺いしております。
【次の発言】 掃海艇が、船体の強度が弱いがために攻撃を受けやすいかどうかというのは、これはまさに武力の発生した状況にもよると思います。決して、鉄でできた船が攻撃をされないかといえば、そういうこ……

第186回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号(2014/06/17、46期、自由民主党)【政府役職】

○岸副大臣 ただいまの御質問でございますけれども、まず、この部分的制裁解除でございますけれども、確かに調査を開始する時点なんですが、これにはやはり、北朝鮮が全ての日本人に関する包括的、全面的調査を実施するための特別調査委員会を立ち上げるということが明確にされております。そして、その調査委員会には、全ての機関を対象とした調査ができるという特別の権限が与えられるということでございます。北朝鮮側は、調査開始までに、委員会の組織、構成、責任者を日本側に通報することとなっております。政府としては、まず、こうした情報をしっかり把握いたしまして、具体的な結果が得られるように取り組んでいくことが重要と考えてお……

第187回国会 議院運営委員会 第15号(2014/11/18、46期、自由民主党)

○岸委員 動議を提出いたします。  内閣提出、参議院送付の銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案、第百八十六回国会、内閣提出、参議院送付の専門的知識等を有する有期雇用労働者等に関する特別措置法案の両法律案は、いずれも本会議において趣旨説明を聴取しないこととし、議長においてそれぞれ所管の委員会に付託されることを望みます。


47期(2014/12/14〜)

第190回国会 外務委員会 第1号(2016/02/24、47期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  この際、一言御挨拶申し上げます。  外務委員長に就任いたしました岸信夫でございます。  本年、我が国は、G7議長国として伊勢志摩サミットを開催し、また国連安保理非常任理事国を務めるなど、国際社会での存在感を高める好機であり、我が国の外交にとって非常に重要な一年となります。  我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しており、近隣諸国との粘り強い対話を続けるとともに、国際社会全体で対応することが必要であります。  山積する外交問題を解決するため、当委員会に課せられた使命はまことに重大であります。  今後とも、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存で……

第190回国会 外務委員会 第2号(2016/03/09、47期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  この際、浜地外務大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。外務大臣政務官浜地雅一君。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房審議官水嶋光一君、大臣官房審議官大菅岳史君、大臣官房審議官相木俊宏君、大臣官房審議官竹若敬三君、大臣官房参事官道井緑一郎君、北米局長森健良君、中東アフリカ局長上村司君、中東アフリカ局アフリカ部長丸山則夫君、国土交通省水管理・国土保全局次長野村正史君、防衛省防衛政策局長前田哲君、整備計画局長真部朗君の出席を求め、説……

第190回国会 外務委員会 第3号(2016/03/11、47期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。  本日で東日本大震災から五年を迎えます。  改めて、お亡くなりになられました方々とその御遺族に対しまして深く哀悼の意を表しますとともに、復興に御協力いただきました皆様に感謝しつつ、被災地の一刻も早い復旧復興を祈念申し上げます。  ここに、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。  皆様、御起立をお願いいたします。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 内閣提出、在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関……

第190回国会 外務委員会 第4号(2016/03/16、47期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房審議官水嶋光一君、大臣官房審議官大菅岳史君、大臣官房審議官相木俊宏君、大臣官房参事官宇山智哉君、北米局長森健良君、国際情報統括官鈴木哲君、海上保安庁海洋情報部長春日茂君、防衛省大臣官房審議官西田安範君、防衛政策局次長鈴……

第190回国会 外務委員会 第5号(2016/03/18、47期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、これを許します。武正公一君。
【次の発言】 これにて日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆……

第190回国会 外務委員会 第6号(2016/03/23、47期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房審議官水嶋光一君、大臣官房審議官垂秀夫君、大臣官房審議官相木俊宏君、大臣官房審議官滝崎成樹君、大臣官房審議官豊田欣吾君、大臣官房参事官道井緑一郎君、総合外交政策局軍縮不拡散・科学部長相川一俊君、北米局長森健良君、国際情報統括官鈴木哲君、警察庁長官官房審議官露木康浩君、法務省大臣官房審議官辻裕教君、文部科学省大臣官房審議官松尾泰樹君、厚生労働省大臣官房審議官樽見英樹君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありません……

第190回国会 外務委員会 第7号(2016/03/25、47期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房参事官飯島俊郎君、領事局長能化正樹君、国際情報統括官鈴木哲君、内閣官房内閣審議官大庭誠司君、法務省入国管理局長井上宏君、国土交通省大臣官房技術参事官津田修一君、航空局安全部長島村淳君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。玉城デニー君。

第190回国会 外務委員会 第8号(2016/03/30、47期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  理事の辞任についてお諮りいたします。  理事篠原豪君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは、理事に小熊慎司君を指名いたします。
【次の発言】 次に、第百八十九回国会提出、航空業務に関する日本国とカンボジア王国との……

第190回国会 外務委員会 第9号(2016/04/01、47期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房審議官中村吉利君、大臣官房審議官大菅岳史君、大臣官房審議官相木俊宏君、大臣官房審議官豊田欣吾君、大臣官房参事官大鷹正人君、大臣官房参事官飯島俊郎君、大臣官房参事官宇山智哉君、大臣官房参事官道井緑一郎君、北米局長森健良君、中東アフリカ局長上村司君、国際法局長齋木尚子君、海上保安庁海洋情報部長仙石新君、防衛省防衛政策局次長鈴木敦夫君、整備計画局長真部朗君、地方協力局次長谷井淳志君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議……

第190回国会 外務委員会 第10号(2016/04/20、47期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。  このたび、平成二十八年熊本地震による被害でお亡くなりになられました方々とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表します。  また、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。  これより、お亡くなりになられました方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。  皆様、御起立をお願いします。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席をお願いします。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として外務……

第190回国会 外務委員会 第11号(2016/04/22、47期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  所得に対する租税及びある種の他の租税に関する二重課税の除去並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国とドイツ連邦共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の除去並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国とチリ共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件及び所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とインド共和国政府との間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件の各件を議題といたします。  これより順次趣旨の説明を聴取いたします。外務大臣岸田文雄君。

第190回国会 外務委員会 第12号(2016/04/27、47期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。武正公一君。
【次の発言】 岸田外務大臣、簡潔にお願いします。
【次の発言】 次に、所得に対する租税及びある種の他の租税に関する二重課税の除去並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国とドイツ連邦共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の除去並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国とチリ共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件及び所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とインド共和国政……

第190回国会 外務委員会 第13号(2016/05/11、47期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として外務省総合外交政策局軍縮不拡散・科学部長相川一俊君、北米局長森健良君、財務省主税局参事官田中琢二君、国税庁課税部長川嶋真君、資源エネルギー庁資源エネルギー政策統括調整官吉野恭司君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。小熊慎司君。

第190回国会 外務委員会 第14号(2016/05/13、47期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房審議官垂秀夫君、大臣官房審議官相木俊宏君、大臣官房審議官佐藤達夫君、大臣官房参事官飯島俊郎君、大臣官房参事官高橋克彦君、北米局長森健良君、内閣府大臣官房審議官増島稔君、財務省主計局次長可部哲生君、文部科学省大臣官房審議官藤原章夫君、海上保安庁警備救難部長秋本茂雄君、防衛省地方協力局次長谷井淳志君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。……

第190回国会 外務委員会 第15号(2016/05/18、47期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房審議官大菅岳史君、大臣官房参事官大鷹正人君、大臣官房参事官飯島俊郎君、大臣官房参事官宇山智哉君、大臣官房参事官宮川学君、大臣官房参事官高橋克彦君、国際情報統括官鈴木哲君、内閣官房内閣審議官芹澤清君、内閣審議官市川正樹君、内閣審議官岡田隆君、警察庁長官官房審議官斉藤実君、国土交通省大臣官房審議官佐南谷英龍君、防衛省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官笠原俊彦君、地方協力局次長谷井淳志君、統合幕僚監部総括官高橋憲一君の出席を求……

第190回国会 外務委員会 第16号(2016/06/01、47期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告いたします。  本会期中、当委員会に付託されました請願は五種百二十八件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会において検討いたしましたが、委員会での採否の決定はいずれも保留することになりましたので、御了承願います。  なお、お手元に配付いたしましたとおり、本会期中、当委員会に参考送付されました陳情書は八件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は八十一件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  国際情勢に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、……

第191回国会 外務委員会 第1号(2016/08/03、47期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告いたします。  お手元に配付いたしましたとおり、本会期中、当委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は三十九件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  国際情勢に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。  まず、閉会中、委員会において、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要……

第192回国会 安全保障委員会 第1号(2016/10/14、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 外務副大臣の岸信夫でございます。  我が国の平和と繁栄を確保するためには、積極的な外交努力を重ねていくことが欠かせません。  私は、外務副大臣としての責任を果たすべく、岸田外務大臣を補佐し、我が国の外交、安全保障政策の推進に全力を尽くして取り組んでまいります。  二人の副大臣のうち、私が特に本委員会を担当することになっております。  山口委員長を初め理事、委員各位の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。

第192回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(2016/11/24、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 外務副大臣の岸信夫でございます。  我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しており、特に、日米同盟の強化に取り組みつつ、尖閣諸島をめぐる情勢については、我が国の領土、領海、領空を断固として守り抜くとの決意で、毅然かつ冷静に対応してまいります。  また、ロシアとの間では、十二月のプーチン大統領訪日に向けて、平和条約締結交渉を含む政治分野、経済分野等幅広い分野で準備を進めています。  北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するとの基本方針のもと、岸田外務大臣を補佐し、外務副大臣としての職責を全うすべく、全力で取り組んでまいります。  鈴木委員長を初め理事、委員各位の御支援と……

第192回国会 外務委員会 第1号(2016/10/14、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 外務副大臣を拝命いたしました岸信夫でございます。  日米同盟のさらなる深化、近隣諸国との関係構築、さらには経済外交など、我が国の外交の役割、責任がさらに重要になる中、その一端を担うことになり、身が引き締まる思いであります。  特に、担当であるアジア大洋州、南部アジア、欧州諸国との関係強化に努めます。また、国連外交、安全保障、法の支配の強化に注力するとともに、防災、気候変動、開発等の分野の課題に取り組みます。  なお、二人の副大臣の中で、私が特に本委員会を担当することとなっております。  三ッ矢委員長初め理事、委員各位の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。

第192回国会 外務委員会 第2号(2016/10/26、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 お答え申し上げます。  フィリピン政府によります麻薬、違法薬物対策に関しましては、国連や、あるいは米国から懸念が表されているということにつきましては承知をしておるところでございます。  人権、基本的自由の尊重はまさに普遍的価値でありまして、また、各国の人権状況は国際社会の正当な関心事項であります。かかる観点から、我が国としては、今後もフィリピンの動向に注視をしてまいりたい、このように考えております。
【次の発言】 先ほども岸田大臣からもお話がございましたとおり、フィリピンは我が国とは戦略的な利益を共有する大切なパートナーであります。フィリピンと日本との関係はそういう意味で大変重要で……

第192回国会 外務委員会 第4号(2016/11/02、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 お答え申し上げます。  パリ協定は、従来の先進国と途上国の対立という問題を乗り越えて、気候変動対策分野において、歴史上初めて、米国や中国、インドといった途上国を含む全ての国が参加して、温室効果ガス削減のための行動をとることを約束いたしました。公平かつ実効的な国際枠組みでありまして、我が国の長年にわたる主張に沿う画期的な合意であった、このように思っております。  具体的には、全ての国が削減目標を作成し、提出し、そして維持するとともに、目標を達成するために国内措置を実施する法的義務が規定されております。また、全ての国が削減目標に向けた取り組み状況を報告し、レビューを受ける義務が規定をさ……

第192回国会 決算行政監視委員会 第2号(2016/11/25、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 お答えいたします。  仮定の質問にお答えをすることは差し控えたい、このように思いますが、その上で、あえて一般論として申し上げるならば、日米間では、いわゆる岸・ハーター交換公文によりまして、日米安保条約第五条の規定に基づいて行われるものを除いて、日本国から行われる戦闘作戦行動のための基地としての日本国内の施設及び区域の使用は事前協議の対象とされているところであります。
【次の発言】 今御指摘のとおり、空挺部隊の戦場への降下等は戦闘作戦行動の典型的なものであるというのが政府の立場でございますが、委員御指摘の事例がこれに当たるか否かという仮定の質問についてはお答えすることは差し控えたいと……

第193回国会 安全保障委員会 第5号(2017/04/18、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 今委員御指摘のような報道があったことは承知をしておりますが、そのような事実はございません。  ただ、北朝鮮の核・ミサイル問題につきましては、これを平和的に解決すべく、我が国はこれまでも米国との間で緊密に連携をとってきているところでございます。

第193回国会 安全保障委員会 第6号(2017/04/21、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 今委員御指摘のとおり、この拉致問題、発生してからもう四十年の長い年月がたっております。一刻も早くこの問題を解決しなければいけない、最重要課題であるということは、安倍内閣のもとで何度も繰り返し申し上げてきたことでございます。  昨日、超党派の拉致議連が開催をされ、その場で要請が決議をされて、安倍総理のもとに平沼会長から渡されまして、私もその場に立ち会っておりましたけれども、本当にこの問題、これまで長い期間、大きな進展がないまま来ているということに対してじくじたる思いもしておりますし、何とか一刻も早く解決をさせていきたい、このようにも思っておるところでございます。  その上で、拉致問題……

第193回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(2017/05/24、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 お答え申し上げます。  先月行われました日ロ首脳会談におきましては、平和条約の締結に向けて、昨年十二月の長門で行われた首脳会談における合意事項の具体的進展を確認したところでございます。  そうした進展として、航空機を利用した元島民による特別墓参を実現することで一致しておりまして、六月中にも天候条件のよい日に実施できるよう調整を行っているところでございます。元島民の希望も踏まえて、しっかり調整をしてまいりたいと思います。  また、共同経済活動につきましては、本年三月の次官級協議において日ロ双方から提案を行い、そして四月に行われました日ロ首脳会談で、昨年十二月の首脳間の合意事項の具体的……

第193回国会 外務委員会 第1号(2017/02/15、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 平成二十九年度外務省所管予算案について概要を説明いたします。  平成二十九年度一般会計予算案において、外務省は六千九百二十六億千七百五十万五千円を計上しています。これを前年度と比較いたしますと、約三%の減額となっております。  このうち外務省所管のODA予算は、四千三百四十三億二千九百一万九千円となっており、七年連続の増額となっております。  平成二十九年度予算案の作成に当たっては、国際協調主義に基づく積極的平和主義を具体的に実践する外交を引き続き展開していくとの考えのもと、国際的な取り組みや議論を主導するべく、一層積極的な外交を展開するため、以下申し上げる四本の柱を掲げ、めり張り……

第193回国会 外務委員会 第8号(2017/04/05、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 熊田委員にお答え申し上げます。  本年の一月から一時帰国させておりました長嶺駐韓大使及び森本在釜山総領事を四日に帰任させたところでございます。  このような決定を行いましたのは、韓国におけます次期政権の誕生に備える必要があることや、北朝鮮問題に対処する上で韓国政府との緊密な連携を図る必要があることのほか、慰安婦像の問題について、長嶺大使から黄教安大統領権限代行に直接合意の遵守を強く働きかけ、次の政権に継承してもらう必要があること、そういった諸般の事情を総合的に検討した結果であり、さらには邦人保護に万全を期するとの観点も踏まえたものでございます。  慰安婦像の問題につきましては、政府……

第193回国会 決算行政監視委員会 第5号(2017/05/10、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 今委員御指摘のような報道があったことは承知をしているところでございますけれども、そこにあります、インターセプトのホームページ上に掲載されておりますこの文書自体が出所不明のものでありますので、これに対してコメントをすることは差し控えさせていただきたいと思います。
【次の発言】 繰り返しになりますけれども、この文書自体が出所が明らかでないことにつきまして、先ほどお尋ねの、アメリカ側に尋ねているかどうか、説明を求めているかどうかという御質問でございましたけれども、そうした文書に関してアメリカに逐一確認を求めるという考えは今持っておりません。

第193回国会 財務金融委員会 第10号(2017/03/22、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 お答え申し上げます。  今、財務大臣からも御答弁がございましたけれども、先般のG20の会合におきましては、我々の経済に対する貿易の貢献の強化に取り組んでいくという点で一致をしたと承知をしております。貿易の促進に向けましたG20としての決意や、貿易が経済に果たす貢献の重要性への認識が示された、このように考えておるところでございます。  今、重徳委員から安倍総理の訪欧の際のコメントがございましたけれども、メルケル首相との首脳会談においても率直な議論が行われたところであります。自由で開かれた国際秩序こそ平和と繁栄の礎であることで一致するとともに、日欧が米国とともに協力して自由貿易の旗を高……

第193回国会 農林水産委員会 第2号(2017/02/15、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 共同声明で記載されております二国間の枠組みにつきましては、今まだ具体的な形式について現時点で何ら予断をするものではないということでございます。今後の日米間の経済対話の中で、どういった枠組みが日米間、日米経済にとって最善であるかということを含めて、しっかり議論していくことになる、このように承知をしておるところでございます。
【次の発言】 お答えもまた繰り返しになる部分もありますけれども、現時点で何ら予断をするべきものではないということでございます。  また、FTA、二国間の貿易協定については具体的な要請はなかった、このように私は承知をしておるところでございます。

第193回国会 法務委員会 第11号(2017/04/19、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 大臣の出席については、先ほども金田大臣からもございましたとおり、委員会でお決めになることと承知をしておるところでございます。
【次の発言】 委員会への大臣等の出席については、先ほども申し上げましたけれども、基本的には委員会のお決めになることというふうに承知をしておるところでございます。  その上で、昨日からの、枝野委員からの質問に関しましては、質問の要旨の通告がファクスでございましたが、そこには問い合わせ不可というようなことがございました。その上で、きょうの理事会での結果を受けてというようなお話になっていたと私は承知をしておるところでございますが、いずれにいたしましても、その間で意……

第193回国会 法務委員会 第14号(2017/04/28、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 今、テロ防止関連条約、十三ほど挙げておりますが、その中には入っておりません。
【次の発言】 名称としてテロ等準備罪が国際組織犯罪防止条約を担保するものであるかどうかということでございますか。済みません、ちょっともう一度はっきり。
【次の発言】 今回の国際組織犯罪防止条約のことでございますが、テロも含むより幅広い国際的な組織犯罪の一層効果的な防止をするための国際的な枠組みという位置づけでありまして、特定の態様のテロに絞ったものではないということでございます。
【次の発言】 今の御質問ですけれども、それは関連条約の十三条約のことをおっしゃっておられるんですか。  そうじゃなくて、今回の……

第193回国会 法務委員会 第16号(2017/05/12、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 御質問の件でございますが、最近の報道ですと、例えば、米国においては、ISILにプリペイドカードの使用コードを送付する等の物的支援を行おうとした米国人男性が当局に逮捕された。  あるいは、オーストラリアのメルボルンで、クリスマス行事の参加者を狙ったテロを計画し、標的候補の下見を行った男女七人が当局に逮捕された。  また、フランスでは、テロを計画していた男女四人が当局に逮捕され、その潜伏場所から高性能爆薬等が押収された。  ヨルダンでは、同国内の空港、あるいは外国大使館、軍関係者を標的とする自爆テロを計画、準備した者が当局に逮捕されて、破壊活動準備の罪で有罪判決を受けたという例がござい……

第193回国会 法務委員会 第18号(2017/05/19、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 本条約第五条の1の(a)の(1)は、重大な犯罪の合意を処罰の対象とすることを義務づけた上で、国内法において合意の内容を推進するための行為を伴うとの要件を付すことを認めているところでございます。  テロ等準備罪は、本条約の五条の1の(a)の(1)の義務を履行するために創設するというものでございますが、その犯罪化に当たりましては、条約上認められております合意の内容を推進するための行為を伴うとの要件を付すこととしているところでございます。
【次の発言】 今申しましたけれども、合意の内容を推進するための行為を伴うとの要件を付すというところでございます。

第193回国会 予算委員会 第12号(2017/02/17、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 お答え申し上げます。  御指摘の国連広報センターのホームページに掲載されています条約は、国連のテロ対策実施タスクフォースの関連ホームページにおいてテロ防止関連条約として掲載されているものと承知をしております。
【次の発言】 TOC条約は含まれております。(藤野委員「どこにあるんですか。確認してください」と呼ぶ)ごめんなさい、済みません、おりませんです。失礼しました。
【次の発言】 今の藤野議員のお尋ねでございますが、その前に、TOC条約の起草に向けた交渉過程においてテロリスト犯罪は組織犯罪の範疇から除外されることになったのではないかという御指摘でございますが、本条約の起草に向けた交……


48期(2017/10/22〜)

第196回国会 農林水産委員会 第2号(2018/03/15、48期、自由民主党)

○岸委員 おはようございます。自民党の岸信夫でございます。  衆議院の農水委員会で初めて質問をさせていただきます。質問の機会をお与えいただきまして、本当にありがとうございました。  実は、私、こちらでの質問は初めてなんですけれども、参議院で初当選させていただいた際は参議院の農水委員会に所属をしておりまして、さまざま活動しておったんですけれども、この質問を準備しているときに、そのときにどういうことを質問していたかな、こういうふうにちょっと振り返ってみていたわけです。  その前は商社に勤めていて、農水産の物資のトレードを担当しておりましたので、やはり輸出、輸入、そうした我が国にとっても大変重要なパ……

第197回国会 安全保障委員会 第1号(2018/11/08、48期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  この際、一言御挨拶を申し上げます。  このたび、安全保障委員長を拝命いたしました岸信夫でございます。まことに光栄に存じますとともに、その重責を痛切に感じている次第でございます。  昨今の我が国を取り巻く安全保障環境は、関係国間に一部対話の動きが見られるものの、安全保障上の懸念は引き続き存在をしており、我が国の平和と安全を確保するため、当委員会が取り組む課題は山積をしております。  委員長といたしまして、委員各位の御協力を賜りまして、円滑かつ公正なる委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

第197回国会 安全保障委員会 第2号(2018/11/13、48期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として警察庁長官官房審議官田中勝也君、外務省大臣官房参事官長岡寛介君、外務省大臣官房参事官船越健裕君、海上保安庁警備救難部長星澄男君、防衛省大臣官房審議官深澤雅貴君、防衛省防衛政策局長槌道明宏君、防衛省整備計画局長西田安範君、防衛省人事教育局長岡真臣君、防衛省地方協力局長中村吉利君、防衛省統合幕僚監部総括官齋藤雅一君、防衛装備庁長官深山延暁君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。

第197回国会 安全保障委員会 第3号(2018/11/16、48期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件について調査を進めます。  この際、砲弾の着弾事故について、防衛大臣から報告を聴取いたします。岩屋防衛大臣。
【次の発言】 以上で報告は終わりました。
【次の発言】 次に、内閣提出、防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際、お諮りいたします。  本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官増田和夫君、内閣官房内閣審議官菅原隆拓君、人事院事務総局給与局次長佐々木雅之君、警察庁長官官房審議官小島裕史君、外務省大臣官房審議官川崎方啓君、外務省大臣官房参事官宇山秀樹君、外務省北米局長鈴……

第197回国会 安全保障委員会 第4号(2018/11/29、48期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件について調査を進めます。  この際、去る二十一日、陸上自衛隊饗庭野演習場の実情調査のため、滋賀県において視察を行いましたので、参加委員を代表して、私からその概要を御報告申し上げます。  参加委員は、自由民主党の大岡敏孝君、武田良太君、立憲民主党・市民クラブの本多平直君、国民民主党・無所属クラブの奥野総一郎君、日本共産党の赤嶺政賢君、そして私、岸信夫の六名であります。  去る十四日十三時二十分ごろ、饗庭野演習場において、第三師団第三七普通科連隊が八十一ミリ迫撃砲の射撃訓練を実施中、演習場外の一般車両の窓ガラスを割るなどの被害を及ぼす事……

第197回国会 安全保障委員会 第5号(2018/12/10、48期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告いたします。  本会期中、当委員会に付託されました請願は三種十七件であります。各請願の取扱いにつきましては、理事会において検討いたしましたが、委員会での採否の決定はいずれも保留することになりましたので、御了承願います。  なお、本会期中、当委員会に参考送付されておりました意見書は、お手元に配付してありますとおりです。秋田市新屋へのイージス・アショア配備計画に関する丁寧な説明を求める意見書外六件であります。念のため御報告をいたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りをいたします。  国の安全保障に関する件につきまして、……

第198回国会 安全保障委員会 第1号(2019/03/05、48期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  国政調査承認要求に関する件についてお諮りをいたします。  国の安全保障に関する事項について、本会期中国政に関する調査を行うため、衆議院規則第九十四条の規定により、議長に対し、承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 国の安全保障に関する件について調査を進めます。  この際、防衛大臣から所信を聴取いたします。岩屋防衛大臣。
【次の発言】 次に、外務大臣から所信を聴取いたします。河野外務大臣。
【次の発言】 外務大臣は御退席をいただいて結構でございます。  次に、平成三……

第198回国会 安全保障委員会 第2号(2019/03/07、48期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  本日付託になりました内閣提出、特定防衛調達に係る国庫債務負担行為により支出すべき年限に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  趣旨の説明を聴取いたします。岩屋防衛大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。  次回は、明八日金曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後二時五十八分散会

第198回国会 安全保障委員会 第3号(2019/03/08、48期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、特定防衛調達に係る国庫債務負担行為により支出すべき年限に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際、お諮りいたします。  本案審査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房審議官大鷹正人君、外務省大臣官房参事官田村政美君、防衛省大臣官房長武田博史君、防衛省防衛政策局長槌道明宏君、防衛省整備計画局長鈴木敦夫君、防衛省人事教育局長岡真臣君、防衛省地方協力局長中村吉利君、防衛装備庁長官深山延暁君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しまし……

第198回国会 安全保障委員会 第4号(2019/03/12、48期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房参事官船越健裕君、外務省総合外交政策局長鈴木哲君、外務省総合外交政策局軍縮不拡散・科学部長吉田朋之君、外務省アジア大洋州局長金杉憲治君、外務省北米局長鈴木量博君、外務省欧州局長正木靖君、防衛省防衛政策局長槌道明宏君、防衛省整備計画局長鈴木敦夫君、防衛省地方協力局長中村吉利君、防衛装備庁装備政策部長土本英樹君、防衛装備庁プロジェクト管理部長斉藤和重君、防衛装備庁調達管理部長水野谷賢司君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが……

第198回国会 安全保障委員会 第5号(2019/03/28、48期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官山内智生君、内閣府国際平和協力本部事務局長岩井文男君、総務省総合通信基盤局電波部長田原康生君、外務省大臣官房参事官田村政美君、外務省北米局長鈴木量博君、外務省中東アフリカ局長岡浩君、外務省国際法局長三上正裕君、外務省領事局長垂秀夫君、厚生労働省大臣官房総括審議官土生栄二君、経済産業省大臣官房審議官上田洋二君、経済産業省貿易経済協力局貿易管理部長飯田陽一君、国土交通省水管理・国土保全局次長林俊行君、国土交通省航空局航空ネッ……

第198回国会 安全保障委員会 第6号(2019/04/02、48期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件、特に辺野古問題について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官日下正周君、外務省大臣官房審議官岡野正敬君、厚生労働省大臣官房審議官吉永和生君、環境省大臣官房審議官鳥居敏男君、防衛省大臣官房政策立案総括審議官辰己昌良君、防衛省大臣官房審議官宮崎祥一君、防衛省防衛政策局長槌道明宏君、防衛省整備計画局長鈴木敦夫君、防衛省地方協力局長中村吉利君、防衛装備庁装備政策部長土本英樹君の出席を求め、説明を聴取し、また、会計検査院事務総局第二局長原田祐平君の出席を求め、説明を聴取したい……

第198回国会 安全保障委員会 第7号(2019/04/09、48期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、防衛省設置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際、お諮りいたします。  本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官山本仁君、内閣官房内閣審議官山内智生君、内閣府国際平和協力本部事務局長岩井文男君、総務省総合通信基盤局電波部長田原康生君、外務省大臣官房審議官大鷹正人君、外務省大臣官房審議官加野幸司君、外務省大臣官房審議官塚田玉樹君、外務省大臣官房参事官安藤俊英君、外務省大臣官房参事官宇山秀樹君、財務省理財局次長富山一成君、経済産業省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官三角育生君、国土交通省水管理・国土保全局次……

第198回国会 安全保障委員会 第8号(2019/05/28、48期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件、特に平成三十一年度以降に係る防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画について調査を進めます。  この際、防衛大臣から報告を聴取いたします。岩屋防衛大臣。
【次の発言】 以上で報告は終わりました。  次回は、来る六月六日木曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後二時三十分散会

第198回国会 安全保障委員会 第9号(2019/06/06、48期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件、特に平成三十一年度以降に係る防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府国際平和協力本部事務局長岩井文男君、外務省大臣官房審議官加野幸司君、外務省大臣官房参事官安藤俊英君、外務省大臣官房参事官齊藤純君、外務省総合外交政策局長鈴木哲君、外務省総合外交政策局軍縮不拡散・科学部長吉田朋之君、外務省欧州局長正木靖君、外務省経済局長山上信吾君、財務省主計局次長阪田渉君、防衛省防衛政策局長槌道明宏君、防衛省整備計画局長鈴木敦夫君、防衛省地方協力局長中……

第198回国会 安全保障委員会 第10号(2019/06/18、48期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官三貝哲君、外務省大臣官房儀典長岩間公典君、外務省大臣官房審議官加野幸司君、外務省大臣官房審議官石川浩司君、外務省大臣官房審議官塚田玉樹君、外務省大臣官房審議官桑原進君、外務省大臣官房参事官長岡寛介君、外務省大臣官房参事官齊藤純君、外務省大臣官房参事官森野泰成君、外務省北米局長鈴木量博君、厚生労働省大臣官房生活衛生・食品安全審議官宮嵜雅則君、厚生労働省雇用環境・均等局長小林洋司君、国土交通省大臣官房技術審議官宮武宜史君、環……

第198回国会 安全保障委員会 第11号(2019/06/26、48期、自由民主党)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告いたします。  本会期中、当委員会に付託されました請願は八種四十八件であります。各請願の取扱いにつきましては、理事会において検討いたしましたが、委員会での採否の決定はいずれも保留とすることになりましたので、御了承願います。  なお、本会期中、当委員会に参考送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付してありますとおり、基地対策関係予算の確保等に関する陳情書外五件、原子力発電所立地地域への自衛隊の配備を求める意見書外十九件であります。念のため御報告いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件につきましてお諮りいたします。  国の安……

第199回国会 安全保障委員会 第1号(2019/08/05、48期、自由民主党・無所属の会)【議会役職】

○岸委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告いたします。  本会期中、当委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付してありますとおり、イージス・アショアの配備に係る適地調査等について丁寧かつ正確な説明と誠意ある対応を求める意見書外四十一件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  国の安全保障に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。  ……

第200回国会 議院運営委員会 第16号(2020/01/16、48期、自由民主党・無所属の会)

○岸委員 令和二年度の衆議院歳出予算の要求について、庶務小委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。  令和二年度の本院予定経費要求額は六百六十六億七千二百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、六十九億百万円余の減額となっております。  これは、給与改定に伴う議員関係経費及び人件費等の増額がある一方、議員会館関係経費及び議案類印刷費等の減額によるものであります。  その概要を御説明申し上げますと、国会の権能行使に必要な経費として四百三十六億二千三百万円余、衆議院の運営に必要な経費として二百十三億六千八百万円余を計上いたしております。  これらの経費は、議員……

第201回国会 議院運営委員会 第18号(2020/04/07、48期、自由民主党・無所属の会)

○岸委員 自民党の岸信夫でございます。  総理におかれましては、この緊急事態発令の大変お忙しい中、このような時間をつくっていただきましたことに、感謝を申し上げたいと思います。  限られた時間ですので、簡潔に御質問させていただきます。  冒頭、新型コロナウイルス感染症により亡くなられた皆様に対しまして、心より御冥福をお祈り申し上げます。  また、最前線で国民の命、健康を守るために日夜奮闘されている医療従事者の皆様を始め、この事態に立ち向かう全ての国民の皆さんの御努力に敬意を表したいと思います。  これまで例のない危機管理上の重大課題に対し、政府は、水際対策、蔓延防止、医療提供等について、総力を挙……

第201回国会 議院運営委員会 第39号(2020/06/16、48期、自由民主党・無所属の会)

○岸委員 動議を提出いたします。  お手元に配付してあります新藤義孝君外五名提出の特定給付金等の迅速かつ確実な給付のための給付名簿等の作成等に関する法律案外六案件は、本会議において趣旨説明を聴取しないこととし、議長においてそれぞれ所管の委員会に付託されることを望みます。

第203回国会 安全保障委員会 第1号(2020/11/10、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 防衛大臣の岸信夫でございます。  本日は、若宮委員長を始め、理事及び委員の皆様に、防衛大臣としての所信を申し上げたいと思います。  我が国を取り巻く安全保障環境は、国際社会のパワーバランスが大きく変化をしつつある中、厳しさと不確実性を増しております。  北朝鮮は、我が国を射程におさめる弾道ミサイルを数百発保有をしている状況に変わりはなく、昨年来、弾道ミサイル等を相次いで発射することで、弾道ミサイルを含め、関連技術や運用能力の向上を図っていると認識しています。このような発射は、我が国として断じて看過できるものではなく、国際社会全体にとっても深刻な課題であります。さらに、ますます手法……

第203回国会 安全保障委員会 第2号(2020/11/13、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 大野委員にお答えをいたしたいと思います。  初めての答弁ですので、どうぞよろしくお願いします。  大統領選につきましては、先般、バイデン候補が当選確実というような状況になっております。  昨日、菅総理からも、バイデン次期大統領との電話会談が実施されて、その中で、バイデン次期大統領に対して祝意が述べられた、こういう状況であるということでございます。  いずれにいたしましても、日米同盟は我が国の安全保障の基軸であるということに変わりはない、インド太平洋地域の平和と自由、また安定、繁栄のまさに礎である、こういう状況であります。  防衛省としては、日米防衛協力のための指針、また防衛大綱を……

第203回国会 安全保障委員会 第3号(2020/11/19、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 御質問ありがとうございます。  まず、御本をいただけるということで、しっかり読ませていただいて参考にさせていただければと思います。  今委員御指摘のバトルフォース二〇四五についてですけれども、まだこれは構想段階のものでありまして、今後、米政府の中で更にさまざまな検討が行われるもの、こういうふうに承知をしているところでございますが、その上で、日米間では、二〇一九年四月のいわゆる2プラス2を始め、累次の機会に、防衛大綱と米国の国防戦略、国家防衛戦略の整合性を確認をして、その上で、日米同盟の抑止力、対処力を、一層の強化に努めてきた、こういうところがございます。  そして、このバトルフォ……

第203回国会 安全保障委員会 第4号(2020/11/27、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 防衛省・自衛隊としては、これまでもさまざまな形でのコロナウイルス感染拡大防止の対策をさせていただいております。  市中感染への対応としては、自治体職員や民間事業者に対する感染防止に係る教育支援、感染者の輸送支援、看護官、准看護師の病院への派遣等々を実施してきたところでございます。  今後、防衛省・自衛隊としても、関係省庁そして自治体と密接に連携をしながら、支援のニーズを踏まえまして、これまでの活動で得られた経験を生かしつつ、新型コロナウイルスの感染拡大に備えてまいりたいというふうに思います。  部隊内の感染防止ということも大変重要だと思っています。そうした観点も一層万全を期しなが……

第203回国会 予算委員会 第3号(2020/11/04、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 お答えいたします。  談話にありますように、この抑止力をいかに高めていくか、我が国への弾道ミサイル等による攻撃の可能性を一層低下させていくかということについて、迎撃能力以外にこのような能力としてどのようなものが考えられるかということについて検討しているということでございます。  まだ政府として結論を出していない状況ですので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。
【次の発言】 今政府で検討している抑止力とは、安倍前総理も述べていますとおり、例えば、日本にミサイルを撃ち込もうとしている相手にそれはやめた方がいいと思わせる、そういう能力を意味しているものだと解しております。と……

第204回国会 安全保障委員会 第1号(2021/03/05、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 防衛大臣の岸信夫でございます。  本日は、若宮委員長を始め、理事及び委員の皆様に、防衛大臣としての所信を申し述べます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、国際社会のパワーバランスが大きく変化しつつある中、厳しさと不確実性を増しております。  中国は、透明性を欠いたまま継続的に高い水準で国防費を増加させ、軍事力を広範かつ急速に強化し、周辺海空域等における活動を拡大、活発化させております。東シナ海においては、我が国の抗議にもかかわらず、中国海警局に所属する船舶が尖閣諸島周辺の我が国領海への侵入を繰り返しています。海警船舶によるこのような活動は国際法違反であり、断じて受け入れることはで……

第204回国会 安全保障委員会 第2号(2021/04/06、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 おはようございます。  今国会に提出いたしました防衛省設置法の一部を改正する法律案について申し上げます。  国会提出資料に含まれる参照条文において、本来、カナダ軍隊と記載すべき部分のうち、一か所を英国軍隊と記載する誤りがありました。  原因については、資料作成手順の不徹底と作成資料の確認不足によるものと報告を受けております。  このような誤りは、法案の御審議をお願いする立場としてあってはならないことであり、誠に遺憾であります。  防衛省として、今後、このような誤りを起こさないよう、再発防止を徹底してまいります。
【次の発言】 自衛隊と米軍については、これまでも尖閣諸島周辺を含む南……

第204回国会 安全保障委員会 第3号(2021/04/09、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 ACSAにおいては、自衛隊と相手国軍隊が共同訓練や、また災害派遣、国際緊急援助活動等に従事している際に、燃料や食料の相互提供に加えて、宿泊、輸送、基地活動の支援、また修理や整備などの分野で協力が行われているところでございます。  具体的には、実績について申し上げますと、日米ACSAの下では、平成八年の十月の発効以降、令和二年年末、昨年末までの間に約一万一千四百件、日豪ACSAの下では、平成二十五年の一月の発効以降、令和二年年末までの間に約百二十件、日英ACSAにつきましては、二〇一七年、平成二十九年八月の発効以降、昨年末までの間に十件、そして、日仏ACSAの下では、令和元年の六月……

第204回国会 安全保障委員会 第4号(2021/05/21、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 原田先生の御認識はもっともなところであると思います。  これから夏場にかけて様々災害対応も出てくるかと思います。緊急な場面もあると思いますけれども、そうしたとき、昨年においては、予防接種なしでもしっかり対応して、自衛官には感染がない形で乗り切ることができましたけれども、今、ワクチンがまだ十分行き渡っていないような状況でございますけれども、今後、ワクチンの供給状況等々に応じまして、そうしたことも検討の余地があるかどうか、しっかり考えてまいりたいと考えております。
【次の発言】 済みません、私自身、ちょっと大阪の方の土地カンがいまいちはっきりしないものですから、はっきりしたお答えもで……

第204回国会 決算行政監視委員会 第2号(2021/04/19、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 令和三年四月十九日現在、在日米軍基地に係る航空機騒音訴訟において、防衛省が原告に支払った損害賠償額の総額は約七百六億円であります。  この内訳としては、損害賠償金約五百四十八億円、それから遅延損害金の約百五十八億円であります。  また、これまで米側から損害賠償金等の負担はございません。
【次の発言】 米軍機による騒音に係る訴訟に関する損害賠償金等の日米地位協定に基づく負担の在り方については、日本政府の立場と米国政府の立場が異なっていることから妥結を見ていないもの、このように承知をしております。  日本政府としては、米国政府に対して損害賠償金等の負担を要請するとの立場で引き続き協議……

第204回国会 予算委員会 第4号(2021/02/04、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 お答えいたします。  まず、委員もよく御承知のとおりですけれども、我が国を取り巻く安全保障環境は非常に厳しさを増しております。不透明感も格段に増しているというような状況でございますが、先ほどからも御指摘がございました、中国の海警法ですけれども、二月一日から施行ということであります。これについては、我が国の懸念について、これまでも様々な機会を通じて中国側にも伝えてきておるところでございます。特に、国際法に反する形での運用をされることがあってはならないと考えております。  今後もしっかりそういった我々の懸念、関心を中国側に伝えてまいらねばならないとともに、この海警局をめぐる動向につい……

第204回国会 予算委員会 第5号(2021/02/05、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 まず、委員のおっしゃいます普天間基地の危険の一日も早い除去、これは地元も国も、目指すところを一つにしているところだと思います。  様々な御意見がございましたけれども、普天間飛行場代替施設建設事業については、沖縄防衛局において米国側としっかり調整を行っております。技術的な面、環境面の双方に関して有識者の助言も得つつ、十分な検討が行われているものでありまして、現在沖縄県に提出されています変更承認申請書についても、沖縄県において適切に御対応いただいているもの、こういうふうに考えております。  防衛省としても、今後とも、地元の皆様の御理解を得る努力を続けながら、普天間飛行場の一日も早い全……

第204回国会 予算委員会 第6号(2021/02/08、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 先ほど海上保安庁からも御答弁あったように、昨今、中国海警船の活動は大変活発化しております。  その中で、領海侵入に対しては、一義的には海上保安庁で対応しているところですけれども、防衛省・自衛隊も警戒監視、情報収集に万全を期しているという状況でございますが、今お話のあったところで、海上保安庁で対応が困難となったような場合には自衛隊が対応することになります。  内容については、個別具体的な状況に応じて判断する必要がありますので、一概には申し上げることは困難ではありますけれども、一般論として申し上げますと、武力攻撃に至らないような侵害に警察機関で対処できない場合、この場合は、自衛隊は、……

第204回国会 予算委員会 第7号(2021/02/09、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 今の件ですけれども、昨日二月八日の午前十時五十八分、高知県足摺岬沖の海上において、訓練中の海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」が水面に潜望鏡を上げた際に民間商船と衝突する事故が起きました。  本事故により「そうりゅう」乗員三名が負傷いたしましたが、いずれも軽傷であります。また、「そうりゅう」に艦橋部分のゆがみ、アンテナマスト及び潜舵の損傷が生じたほか、現在は復旧しておりますが、使用可能な通信手段が一時携帯電話のみとなりました。「そうりゅう」は自力航行により昨日二十三時二十分頃高知港に入港し、現在、高知港に停泊をしております。  民間商船の被害については、本事故後、当該商船が現場海域か……

第204回国会 予算委員会 第8号(2021/02/10、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 先生からは、平成三十年、今からもう三年前でございますが、御指摘がございました。大変御心配をいただいた件でございますが、トイレットペーパーを含む日用品等の所要の量の確実な確保について、これは、自衛隊員は常に士気高く任務に専念していただかないと困ります、そのための基礎的なことでもあります。重要な課題であると認識をしているところです。  トイレットペーパーを含む日用品、トイレットペーパーだけじゃないですけれども、日用品等の、隊員に確実に行き渡るように、様々な取組を進めているところでございます。具体的には、中期防においても日用品等の所要数の確実な確保を優先事項と位置づけた上で、所要数を充……

第204回国会 予算委員会 第9号(2021/02/12、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 今、病床率のことがございましたけれども、自衛隊病院は、事態対処、事態が起こったときを想定して、負傷した隊員を受け入れなきゃいけないという理由がありますから、ある程度確保しておかなきゃいけないということがございます。そういうことで病床率は低くなっていますけれども……。
【次の発言】 なかなか一言でお答えしにくいんですけれども。  自衛隊病院自体は、病床率は低く抑えております。それは、様々な事態のときに、対処のときに負傷した隊員を受け入れなければいけないというのが本来の自衛隊病院の在り方でございます。その上で、医官と看護官の配置もなかなか厳しいものがあるわけです。  今までも、各地の……

第204回国会 予算委員会 第10号(2021/02/15、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 お答えいたします。  お尋ねの、二月二日付の西之表市長からの要請書における具体的な要請内容でございますが、主に三点ございます。  一つ目は、詳細検討及び外周道路の整備に係る入札行為の撤回、二点目は、海上ボーリング調査の中止、三点目は、環境影響評価を実施しないことであると認識をしております。
【次の発言】 まず、委員のおっしゃるとおり、地元の理解と御協力をいただくというのは大変重要なことだというふうに思っています。  その上で、馬毛島におきます自衛隊の施設につきまして、我が国の南西防衛、また、米軍の空母艦載機の着陸訓練を実施することになりますと、日米同盟の強化に大きく貢献する重要な……

第204回国会 予算委員会 第12号(2021/02/17、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 昨年十二月二十八、二十九及び本年の一月六日の慶良間諸島の周辺に及ぶ飛行、また二月四日の国頭村辺戸岬周辺における飛行、これについては、日米間の合意に基づいて行っているということの回答を米側から受けているところでございまして、関係自治体にはお知らせをしているところでございます。  また、それぞれの飛行を受けて、防衛省から米側に対しまして、航空機の運用に際して、引き続き日米合意を遵守するとともに、より沖合で訓練を実施するなど、周辺住民に与える影響を最小限にとどめるように申入れを行っているところでございます。  引き続き、今後とも、米側と連携を図りながら、安全面に最大限の配慮を求め、住民……

第204回国会 予算委員会 第14号(2021/02/19、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 今委員の御指摘でございますが、敵基地攻撃の問題と、いわゆる専守防衛あるいは先制攻撃、それとの関係ということだというふうに思っていますけれども、敵が、確かに、TELがあると、ミサイルを撃つまでのタイミングが非常に、こちらで察知できる時間的余裕がないという状況かもしれませんが、いずれにいたしましても、その撃ってきたミサイルに対しては、いわゆるBMDで対応していく。それから、盾と矛との関係でいえば、日米同盟の中で役割分担をしっかりして、米軍による反撃というものを併せて考えていかなければいけないということだと思っております。
【次の発言】 今のお問合せの件でございますが、一二式の地対艦誘……

第204回国会 予算委員会 第15号(2021/02/22、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 今ほど総理大臣また外務省からも答弁があったとおりでございますが、私が申しましたのは、国際法違反のような動きをしている海警船舶、そういったものに対して、それを裏づけるような海警法の施行ということでございます。そうした疑念がある限り、現場を預かる、防衛省・自衛隊を預かる者としては断じてこのような疑念のあるものを受け入れることはできない、こういう私の思いをお伝えしたところでございます。
【次の発言】 委員もよく御承知のことだと思いますが、自衛隊は、戦術技量の向上、また米軍との、あるいは外国軍隊との連携強化のために、平素から様々な共同訓練を行っているところでございます。特に、同盟国の米国……

第204回国会 予算委員会 第17号(2021/03/01、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 二〇一八年に、当時の選定手続におきましては、まず防衛省から提案要求書を米国政府、企業に示して、それに記載されている事項に基づいて先方から提案がなされるという仕組みでなっているところでございます。  その結果として、SPY6についてはFMSでミサイル防衛庁、いわゆるMDAから、そしてSPY7についてはFMSとDCS、いわゆる一般輸入のダイレクト・コマーシャル・セールスですけれども、を組み合わせた形態でMDAとロッキード・マーチンからSPY7については提案があった、こういうことであります。  その上で、二〇一八年のイージス・アショアのレーダー等の構成品の選定に当たって、米国からは、先……

第204回国会 予算委員会 第18号(2021/03/02、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 今委員御指摘の動画については私も視聴いたしましたが、現在、事実関係について米側に確認中でございますので、米軍機の飛行について予断を持ってコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。  その上で、米軍機の運用については、日米安保上の義務である我が国の防衛を全うするという観点からしても大変重要でございます。一方で、我が国の公共の安全に妥当な考慮が払われる、払って活動されることは当然の前提でございます。米軍機は全く自由に飛行していいというわけではなくて、日米地位協定十六条に基づいて、航空法等の我が国の国内法を遵守する義務を負っております。  防衛省としては、引き続き、外務省……

第204回国会 予算委員会 第20号(2021/05/10、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 今お尋ねの大規模接種センターでございますが、今般、総理からの御指示をいただきまして、副大臣を長といたします大規模接種対策本部を防衛省内に設置をいたしました。  これまで、東京都と大阪府の接種センターの現地確認、それから三回の対策本部というものを開催をいたしまして、五月二十四日を目標に、東京都につきましては大手町の合同庁舎第三号館、それから大阪府については大阪府立国際会議場グランキューブ大阪にそれぞれ大規模接種センターを設置をいたします。ここを三か月間運営することといたしました。  新型コロナウイルス感染症対策、これはまさに、国家の危機管理上、重大な課題であります。そういう意味で、……


49期(2021/10/31〜)

第207回国会 予算委員会 第2号(2021/12/13、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 日本の最西端の与那国島まで参りますと、台湾はそこから百十キロのところにあります。まさに目と鼻の先に存在をしております。  台湾は、日本にとって、自由や民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的な価値を共有する極めて重要なパートナーであり、また大切な友人でもあります。  御指摘の安倍元総理の御発言について政府としてコメントすることは差し控えますが、台湾をめぐる情勢の安定は、南西地域を含む我が国の安全保障にとって重要であると考えています。我が国として、台湾をめぐる問題については、対話により平和的に解決されるべきと期待する立場であります。台湾海峡の平和と安定の重要性については、これは……

第207回国会 予算委員会 第3号(2021/12/14、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 今、国土交通省から海洋土木工事に関する経験、知見などを有する職員が出向し、担当部局において防衛省職員として業務に従事しているところです。  国交省から防衛省に出向し、普天間飛行場代替施設建設事業推進チーム、いわゆるFRFチーム及び沖縄防衛局で勤務をしている職員数は、令和三年十二月現在で十名であり、同チームが設置された平成二十七年四月以降現在まで、延べ三十五名であります。

第207回国会 予算委員会 第4号(2021/12/15、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 御指摘の予算についてでありますが、今回、予算成立後、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化によって、防衛装備品を製造する企業の財務状況が悪化するなどとともに、防衛装備品の納入に遅れなどが懸念される状況が続いておるところであります。  このため、この補正予算において、企業への支払いの前倒しを行うことで、納入遅延リスクを軽減し、防衛装備品の安定的な納入を図ることとしております。
【次の発言】 艦船や航空機のように、納入までに長い時間を要するものが装備品の中では多くあります。厳しさを増す安全保障環境に対応して、将来にわたっても我が国の防衛に万全を期すためには、装備品の納入の遅延というも……

第208回国会 安全保障委員会 第1号(2022/03/01、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 防衛大臣の岸信夫でございます。  まず初めに、大塚委員長始め理事の皆様には、格段の御配慮を賜りまして、感謝申し上げます。着座のまま発言させていただきます。  防衛大臣としての所信を申し上げる前に、航空自衛隊F15戦闘機の墜落事故について申し上げます。  一月三十一日、航空自衛隊小松基地所属F15戦闘機が墜落し、二名の隊員が亡くなりました。  地元の皆様には御心配、御不安をおかけしましたが、我が国の防衛のために尽くしてきた最精鋭の操縦者であるお二人の貴重な命が失われたことは、痛恨の極みであります。また、御遺族の皆様に対しましては、心よりお悔やみを申し上げたいと思います。  この重大……

第208回国会 安全保障委員会 第2号(2022/03/10、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 まさに、委員の御指摘の認識、共有するところでありますけれども、ロシアによるウクライナ侵略は、欧州のみならず、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為でありまして、力による一方的な現状変更は決して許されるものではありません。我が国の防衛大臣として、このような現状変更をインド太平洋地域や東アジア地域で許すわけにはまいりません。  その上で、厳しさを増す安全保障環境の下で、政府として、我が国の領土、領海、領空、また国民の生命と財産を守り抜くため、今回のウクライナ侵略をしっかりと分析をし、新たな国家安全保障戦略等を策定いたします。この中で、国民の命や暮らしを守るため、防衛力を抜本的に強化……

第208回国会 安全保障委員会 第3号(2022/03/15、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 ロシア軍は、ウクライナ周辺での侵略の動きと呼応する形で、二月以降、オホーツク海沖における特異な大規模海上演習、当該演習に参加したと考えられる艦艇の津軽海峡や宗谷海峡の通過、北方領土における地対空ミサイル発射訓練の発表など、我が国周辺においても活動を活発化させています。  こうした一連の活動は、ロシアの戦略核戦力の一翼を担う戦略原潜の活動領域でもあるオホーツク海の軍事的重要性の高まりを背景とした活動の一環であると見られております。  このほか、三月二日にも、ロシアのヘリコプター一機が北海道根室半島沖の我が国の領海上空において領空侵犯していることを確認しております。  このように、現……

第208回国会 安全保障委員会 第4号(2022/03/24、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 ただいま議題となりました防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  防衛省職員の給与について、本年度の官民較差に基づく改定を実施するため、所要の措置を講ずる必要があります。  以上が、この法律案の提案理由であります。  次に、この法律案の内容について、その概要を御説明いたします。  人事院勧告の趣旨を踏まえて、防衛大学校及び防衛医科大学校の学生等に係る期末手当について引き下げることとしております。  なお、自衛官及び事務官等の期末手当の支給割合の引下げにつきましては、一般職の職員の給与に関する法律の改正によって……

第208回国会 安全保障委員会 第5号(2022/03/25、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 ゼレンスキー大統領の国会における演説を拝聴いたしまして、祖国と国民を守り抜くという大統領の強い決意を改めて感じました。極めて困難な状況にありながら、強い勇気を持って国難に立ち向かう、そうした姿勢に感銘を受けたところであります。  また、防衛大臣として、我が国の国民の生命、財産を守り抜くという自らの使命にも思いを強くしたところであります。  今回のロシアにおけるウクライナ侵略に対しては、国際社会が結束して対応することが重要であります。我が国としても、G7を始めとする国際社会と連携を取って、ウクライナ及び近隣諸国に寄り添った支援を継続してまいります。  我が国は、ウクライナとウクライ……

第208回国会 安全保障委員会 第6号(2022/04/26、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 今委員御指摘のHGVを始め、ミサイルに関する技術は非常に早いスピードで進化、変化をしております。それに対して、迎撃能力を高める不断の努力を続けていく必要がございます。  このうち、HGVのグライド・フェーズでの迎撃については、本年一月の日米の2プラス2での合意に基づいて極超音速技術に関する共同分析を実施している米国との共同開発の可能性も含め、検討しています。また、衛星コンステレーションによるHGVの探知、追尾についても米国と議論しているところであります。  議員御指摘のGPIでございますけれども、現時点でGPIプログラムへの参加といった結論を得ているわけではありませんが、日米の共……

第208回国会 安全保障委員会 第7号(2022/06/03、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 今委員の御指摘のとおり、我が国を取り巻く安全保障環境は非常に厳しいものがあると思いますが、その中で、現実に核兵器が存在していることを踏まえれば、核抑止力を含む米国の拡大抑止は我が国にとって不可欠であります。  先月の日米首脳会談でも確認されましたとおり、その信頼性の維持強化のために、米国と緊密に協議、協力をしていくことが重要であり、日米間では、日米拡大抑止協議の場を含めて様々なやり取りを行っております。  拡大抑止協議においては、日米同盟の抑止力を強化する方策について率直な意見交換が行われています。例えば、米国側からは、米国の抑止政策やこれを裏打ちする能力についての説明を受け、日……

第208回国会 決算行政監視委員会 第2号(2022/04/11、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 お答えいたします。  まず、着座のまま答弁させていただくことにつきまして御配慮いただきましたことに、委員長を始め理事の皆様に感謝申し上げます。  その上で、予備自衛官、今お話がありましたけれども、充足率については、予備自衛官がおおむね七割程度、即応予備自衛官がおおむね五割程度で推移しているところでございます。  我が国を取り巻く安全保障環境が非常に急速に厳しさを増す中で、いざというときに自衛官とともに任務に就く予備自衛官等の充足の向上は極めて重要な課題であります。  このような認識の下で、予備自衛官等の充足の向上を図るため、これまでに、例えば、予備自衛官等の募集の観点から、退職す……

第208回国会 決算行政監視委員会 第3号(2022/04/18、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 着座のまま失礼いたします。  F15の能力向上事業でございますけれども、これは、日米間で具体的な改修計画の詳細に関する技術的な検討を進める中で、部品枯渇対策等が必要になることが判明いたしました。これにより、経費の増加や改修期間の延長が発生することが明らかになったところであります。中期防において、米国政府や三菱重工から得られた情報に、可能な限り必要な経費を見積もったところであります。  他方、先般、米国政府等と交渉を行い、経費を算出したところです。経費が増加した要因を整理したところ、当初の見積りの段階において、必ずしも詳細な細部の検討が十分でなかった点があったことも判明をいたしたと……

第208回国会 予算委員会 第2号(2022/01/24、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 北朝鮮は、我が国を射程に収める弾道ミサイルを数百発保有しているとともに、極めて速いスピードで弾道ミサイル開発を継続的に進めております。  特に昨年九月以降、極超音速ミサイルと称するものや、変則軌道で飛翔する弾道ミサイルなどを立て続けに発射をいたしました。今年に入ってからも、委員御指摘のとおり、二週間の間に四回という極めて高い頻度で、また、鉄道からの発射や水平機動を含む変則的な軌道の可能性がある飛翔といった新たな態様での発射を繰り返しています。  これらを通じて、北朝鮮が、発射の兆候把握を困難とするための秘匿性、即時性や、奇襲的な攻撃能力の向上、発射形態の多様化等、急速かつ着実な関……

第208回国会 予算委員会 第4号(2022/01/26、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 NATOの加盟国は、対GDP比二%以上を達成するということで合意をしているところであります。NATOという民主主義国家の集まりが安全保障環境を維持するために各国の経済力に応じた相応の国防費を支出しているという点において、対GDP比というものは指標として一定の意味があるというふうに考えております。  今、中谷議員からも御指摘がありましたけれども、我が国において、防衛関係費のGDP比については、実際、他の主要国よりも低い状態にあるわけであります。一%以内に抑えるという考え方は取っておりません。厳しさを増す安全保障環境の中で、防衛力を強化するために必要な予算というものをしっかりと確保し……

第208回国会 予算委員会 第5号(2022/01/28、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 我が国を取り巻く安全保障環境は非常に厳しさを増しております。急速なスピードで変化、進化しているミサイル技術などに対しても、国民の生命、暮らしを守っていかなければいけない。十分な備えができているのか、いわゆる敵基地攻撃能力も含めて、あらゆる選択肢を排除せず、現実的に検討してまいるところでございます。  その上で、いわゆる敵基地攻撃能力を含むあらゆる選択肢について、今後、国家安全保障戦略等を策定する中で議論していくものであって、この内容等について現時点でお答えできる段階にはありませんが、前提として、この検討は日米の基本的な役割分担を維持しつつ進めていくということを申し上げているところ……

第208回国会 予算委員会 第6号(2022/01/31、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 まず、日米の基本的な役割分担とは、日米それぞれの、憲法や日米安保条約の下での我が国の防衛のための日米両国の役割分担に係る基本的な政策としての考えであります。  こうした日米の基本的な役割分担の下で、例えば、日米のガイドラインにおいては、日本は、防衛力を保持し、米国は、引き続き、核戦力を含むあらゆる種類の能力を通じて、拡大抑止を提供すること。  日本は、日本の国民と領域の防衛を主体的に実施し、自衛隊は、日本及びその周辺海空域、その接近経路における防勢作戦を主体的に実施する。そして米国は、適切な支援を行い、日本は防衛をするため、自衛隊を支援し補完することとなっています。  あと、米国……

第208回国会 予算委員会 第11号(2022/02/07、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 防衛省・自衛隊としては、新型コロナの感染拡大に伴いまして、昨年度、北海道、大阪、沖縄に対して、また、本年度は沖縄県に対して、自衛隊の看護官等を派遣しております。これらの医療支援は、自衛隊法第八十三条に基づきまして、天災地変その他の災害に際し、人命又は財産の保護のため、都道府県知事の要請があって、事態やむを得ないと認められる場合として、緊急性、公共性、非代替性を総合的に勘案して実施をしております。  防衛省・自衛隊として、今後、感染症拡大の事態が生起した場合においても、関係省庁と連携をし、緊急性、公共性、非代替性を総合的に勘案して、自衛隊として効果的な支援を実施してまいりたいと考え……

第208回国会 予算委員会 第12号(2022/02/08、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 今委員御指摘のとおり、日本台湾交流協会においては、現在一名、自衛官OBの方が一名、台北事務所で勤務していると承知をしております。当該自衛官OBは、日本台湾交流協会の業務の一環として様々な情報収集等の活動を行っているものと承知をしております。  台湾というのは、我が国にとっても、基本的な価値観を共有し、緊密な経済関係で、人的往来を有する極めて重要なパートナーであり、大切な友人でもあります。  中台の軍事バランスについては先ほど外務大臣からもお話がございましたけれども、防衛省・自衛隊としては、中台の軍事動向について、引き続き、強い関心を持って情報収集、分析を続けてまいります。

第208回国会 予算委員会 第15号(2022/02/14、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 今の委員御指摘のゲームチェンジャー技術、これは本当に大事なことだと思います。ゲームチェンジャー技術というものは、将来の戦闘様相を左右する、あるいは支配していく可能性さえあるものと思っています。  我が国における防衛技術の研究開発費については、防衛力の構築に資するようにこれまでも必要な経費を計上してきた、確保してきたところですが、令和四年度予算案については、契約ベースで過去最高となります二千九百十一億円を計上しているところであります。  将来においても我が国の防衛を全うするために、五年先、十年先、あるいは二十年先という脅威をしっかり見据えて、必要な能力の獲得に向けて、研究開発を着実……

第208回国会 予算委員会 第16号(2022/02/18、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 台湾の情勢、今非常に厳しいところもあると思います。台湾海峡の軍事バランスも非常に中国側に傾いていて、その差も非常に毎年毎年広がっているような状況にあるんだとお伺いしております。  台湾自身が自身の防衛のためにどのような装備をどのように使うかということは、我々の立場からコメントすることは差し控えさせていただきたいと思っております。  いずれにいたしましても、我々としては、台湾の、中台の情勢につきましては、当事者間の平和的な解決を期待しているところでございます。

第208回国会 予算委員会 第17号(2022/02/21、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 我が国に対する武力攻撃とは、基本的には、我が国の領土、領海、領空に対する組織的、計画的な武力の行使をいうものであります。  特定の事例が我が国に対する組織的、計画的な武力の行使に該当するかどうかは、個別具体的な状況に応じて判断されるべきものでありまして、一概にお答えすることは困難であります。  また、いわゆる敵基地攻撃能力という概念については、一般に広く用いられている用語を現時点では使用していますが、そもそも、武力の行使に当たらないものについては、これに含まれないと考えておるわけでございます。  その上で、近年、国際社会においては、自らに有利な国際、地域秩序の形成を目指した国家間……

第208回国会 予算委員会 第19号(2022/05/26、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 まず、こうして着席のまま発言させていただきますことをお認めいただきまして、ありがとうございます。委員長及び理事の先生方に感謝を申し上げます。  その上で、今、台湾のことを御質問がございましたけれども、まず、ウクライナの状況を見ましても、ロシアによるウクライナ侵略のような力による一方的な現状変更、これは欧州のみならず、インド太平洋地域、アジア地域においても起こり得るものであります。このような現状変更を決して許すわけにはいかないわけでございます。  近年、中国が軍事力の強化を急速に進める中で、中台の軍事バランスは全体として中国側に有利な方向に変化をしております。そして、その差が年々増……

第208回国会 予算委員会 第20号(2022/05/27、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 今委員御指摘の芦田修正論につきましては、一般に、憲法第九条第一項は侵略戦争を放棄していると解した上で、第二項は、前項の目的を達成するため、すなわち侵略戦争を放棄するために戦力の不保持を定めているとし、侵略戦争ではない自衛のための、あるいは集団安全保障のための実力保持や武力の行使に制限はないとする考え方である、このように承知をしておるところでございます。  しかし、政府の憲法解釈には論理的整合性や法的安定性の確保が必要であり、いわゆる芦田修正論は、これまでの政府の憲法解釈、すなわち、武力の行使や実力の保持が認められるのは自衛のための必要最小限度に限られるとするこれまでの政府解釈とは……


各種会議発言一覧

46期(2012/12/16〜)

第183回国会 憲法審査会 第4号(2013/04/04、46期、自由民主党)

○岸委員 自民党の岸信夫でございます。  本日は、日本国憲法第五章内閣について、自由民主党を代表して見解を述べたいと思います。  近年、我が国の政治のリーダーシップ、とりわけ総理大臣のリーダーシップ強化が論じられることが多くなっておりますが、これはまさに日本国憲法の第五章の主要論点であると思います。  まず、首相公選制について述べたいと思います。  首相の選出に直接民意を反映することを通じてリーダーシップ強化につなげるとの考えに基づいた首相公選制については、長い歴史の中で形づくられた我が国の国柄、すなわち天皇を権威の象徴として中央にいただく国の形をとる我が国においては、首相公選制はそぐわない、……

第186回国会 予算委員会第一分科会 第1号(2014/02/26、46期、自由民主党)【政府役職】

○岸副大臣 委員御指摘の米議会における決議についてでございますけれども、日本政府としては、慰安婦問題に関する事実関係、特に慰安婦問題に対する日本政府の取り組みに対して正しい理解がされていないとの考えのもとで、在米国大使館を初めとする政府関係者から米国議会及び行政関係者など各方面に対しまして、日本政府の立場について十分に説明をして、米国側の理解が得られるよう最大限努力をした、こういうものでございます。  米国との具体的なやりとりにつきましては、説明の相手方との関係もありますので、個々の事例について明らかにすることは差し控えさせていただきたい、このように考えております。

第186回国会 予算委員会第三分科会 第1号(2014/02/26、46期、自由民主党)【政府役職】

○岸副大臣 委員の御質問、まさに国問研に対して高い評価をいただいておることを本当にありがたく思いますけれども、こうしたシンクタンクの重要性というものは本当に大切である、こういうふうに思います。  まさに、シンクタンクによります外交に関するさまざまな研究の成果というものは、外交当局とは異なる民間の視点からの示唆を与えるわけですから、政策の幅、検討の幅を広げるもの、こういうふうにも思っています。  シンクタンクで今この国問研が十三位ということでありまして、ほかの欧米系のシンクタンクと規模を比べますと非常に小さいわけですけれども、その中では非常に頑張っているわけですけれども、残念ながら、そのほかに日……


47期(2014/12/14〜)

第189回国会 議院運営委員会院内の警察及び秩序に関する小委員会 第1号(2015/03/19、47期、自由民主党)【議会役職】

○岸小委員長 これより院内の警察及び秩序に関する小委員会を開会いたします。  私は、この小委員長に選任されております岸信夫でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  本日、お集まりいただきましたのは、昨今、国際的にテロが頻発している現状を踏まえ、国会及び議員会館の警備体制の件について御協議願うためであります。  まず、事務当局から、院内及び衆議院議員会館における警備の現状について、説明を求めます。警務部長。
【次の発言】 それでは、これより御協議願いますが、警備強化については、できるだけ早急に実施する必要があります。ただいまの警務部長の説明をもとに、御協議いただきたいと思います。  な……

第192回国会 決算行政監視委員会第一分科会 第1号(2016/11/21、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 平成二十四年度外務省主管一般会計歳入決算及び外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  外務省主管の歳入につきましては、予算額百八十九億四千八百三十二万円に対しまして、収納済み歳入額は二百六十八億三千八百六十七万円余であり、差し引き七十八億九千三十五万円余の増加となっております。  外務省所管の歳出につきましては、歳出予算現額八千五百十四億八千七百七十一万円余に対しまして、支出済み歳出額は七千五百十七億九千六百三十四万円余、翌年度繰越額は九百億三千四百四十一万円余、不用額は九十六億五千六百九十五万円余となっております。  以上をもちまして決算の概要説明……

第193回国会 決算行政監視委員会第一分科会 第1号(2017/04/10、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸副大臣 平成二十六年度外務省主管一般会計歳入決算及び外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  外務省主管の歳入につきましては、予算額百十九億二千九十四万円余に対しまして、収納済み歳入額は二百五十三億六千九百八十四万円余であり、差し引き百三十四億四千八百九十万円余の増加となっております。  外務省所管の歳出につきましては、歳出予算現額九千四百五十一億五千八十六万円余に対しまして、支出済み歳出額は八千四百三十八億四千七百一万円余、翌年度繰越額は九百三十七億二千百九十四万円余で、不用額は七十五億八千百九十万円余となっております。  以上をもちまして、平成二十六年度……


48期(2017/10/22〜)

第196回国会 議院運営委員会院内の警察及び秩序に関する小委員会 第1号(2018/02/06、48期、自由民主党)【議会役職】

○岸小委員長 これより院内の警察及び秩序に関する小委員会を開会いたします。  私は、この小委員長に選任されております岸信夫でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  本日お集まりいただきましたのは、Jアラート(全国瞬時警報システム)への対応として、Jアラート受信機の導入、避難対応、避難訓練、永年在職表彰議員秘書に対する特別通行記章(乙)の取扱い、院内の警備強化のための議事堂内防犯カメラの増設について御協議願うためであります。  なお、本日は、Jアラートへの対応の件につきまして、政府参考人として、内閣参事官末永洋之君、消防庁国民保護・防災部長杉本達治君、消防庁国民保護室長大塚大輔君が出席……

第200回国会 議院運営委員会庶務小委員会 第1号(2020/01/16、48期、自由民主党・無所属の会)【議会役職】

○岸小委員長 これより庶務小委員会を開会いたします。  本日は、令和二年度本院歳出予算要求の件について審査をいたしたいと存じます。  まず、令和二年度予算に関しまして、昨年十二月十一日、いわゆるトップ会談において財政当局と協議した結果を御報告いたします。  高木議院運営委員長より、議員会館第二期事業について、施設の維持管理・運営に必要な経費を含め、国会の権能行使に必要な経費の予算措置について格別の配慮をお願いしたい旨の発言がありました。  また、私より、議会開設百三十周年記念行事の開催に必要な経費及び国会議事堂の改めての耐震診断に必要な経費について特段の御配慮をお願いしたい旨の発言をいたしまし……

第200回国会 議院運営委員会新たな国立公文書館及び憲政記念館に関する小委員会 第1号(2019/12/03、48期、自由民主党・無所属の会)【議会役職】

○岸小委員長 これより新たな国立公文書館及び憲政記念館に関する小委員会を開会いたします。  私がこの小委員会の小委員長に就任をいたしました。どうぞよろしくお願い申し上げます。  新たな国立公文書館の建設等に関する件について協議を行います。  この際、新たな国立公文書館及び憲政記念館に係る基本設計及び憲政記念館代替施設の概要について、政府から報告を求めます。内閣府副大臣大塚拓君。
【次の発言】 これにて報告は終了いたしました。  それでは、ただいまの報告をもとに御協議いただきたいと思います。  これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。  本日報告された新たな国立公文書館及……

第201回国会 議院運営委員会庶務小委員会 第1号(2020/09/10、48期、自由民主党・無所属の会)【議会役職】

○岸小委員長 これより庶務小委員会を開会いたします。  本日は、令和三年度本院予算概算要求の件について御協議願うことといたします。  まず、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。  それでは、令和三年度本院予算概算要求の件につきましては、ただいま御協議いただきました方針に基づいて処理することとし、小委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十一時四十五分散会

第204回国会 予算委員会第一分科会 第1号(2021/02/25、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 令和三年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  令和三年度予算においては、我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさと不確実性を増す中、国民の命と平和な暮らしを守り抜くため、防衛力整備を着実に実施することといたしております。  具体的には、宇宙、サイバー、電磁波といった新たな領域における能力を獲得、強化するほか、各種事態に効果的に対処するため、従来の領域における能力を強化するとともに、後方分野も含めた防衛力の持続性、強靱性の強化に必要な事業を計上しております。  また、人的基盤の強化や、軍事技術の進展を踏まえた技術基盤の強化、日米同盟の強化、諸外国との安全保障協力……

第204回国会 予算委員会第一分科会 第2号(2021/02/26、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○岸国務大臣 ありがとうございます。  今委員の御地元の舞鶴でございますけれども、我々の海上自衛隊にとっても大変重要な、今五つあります地方総監部の一つが所在するところでございます。海上自衛隊にとって重要な拠点でありまして、日本海側で唯一、今お話がございましたけれども、唯一の護衛艦部隊や回転翼哨戒機部隊が配備されている場所ではございます。私も、昨年の十一月に、私自身で舞鶴を訪問しまして、部隊の視察を行ってきたところでございます。  舞鶴地区所在の部隊は、日本海正面を始めとする我が国周辺海域の警戒監視になくてはならない存在でございまして、所属する二隻のイージスシステム搭載の護衛艦、これは「あたご」……


49期(2021/10/31〜)

第208回国会 予算委員会第一分科会 第1号(2022/02/16、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 令和四年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  令和四年度予算においては、周辺各国が軍事力を強化し、我が国周辺で軍事活動を急速に活発化させるなど、我が国を取り巻く安全保障環境がこれまでにない速度で厳しさを増す中、必要な防衛力を大幅に強化し、各種事業の実施をより一層加速することとしております。  具体的には、宇宙、サイバー、電磁波といった新領域における能力を獲得、強化するほか、従来の領域における能力を強化するとともに、弾薬の確保や装備品の維持整備に必要な経費を確保しております。  また、防衛分野での技術的優越の確保のため、研究開発や防衛産業基盤を強化するととも……

第208回国会 予算委員会第一分科会 第2号(2022/02/17、49期、自由民主党)【政府役職】

○岸国務大臣 近年、我が国を取り巻く安全保障環境は非常に厳しいものがございます。極超音速滑空兵器あるいは変則軌道で飛翔するミサイルなど、ミサイルに関して、急速なスピードで変化、進化をしております。  こうした中で、ミサイル防衛体制を始め、国民の命、平和な暮らしを守っていく、守り抜いていくために十分な備えが備わっているかどうかという問題意識の下で、いわゆる敵基地攻撃能力を含め、あらゆる選択肢を排除せず検討しているところでございます。  日米間で平素から様々なやり取りを行っているところでございますが、個別具体的なやり取りはお答えを差し控えさせていただきますが、今回の検討は、米国からの要請を受けて行……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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