遠藤三郎 衆議院議員
24期国会発言一覧

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遠藤三郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは遠藤三郎衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

遠藤三郎[衆]本会議発言(全期間)
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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 衆議院本会議 第48号(1951/06/05、24期、自由党)

○遠藤三郎君 ただいま議題となりました、参議院提出、植物防疫法の一部を改正する法立案に関しまして、農林委員会におきまする審議の経過並びに結果の大要を御報告いたします。  農作物の病害虫防疫のための基本法としまして植物防疫法のありますことは御承知のことと存じますが、本法は、おもに検疫業務と特殊病害虫の防除に重点が置かれておりまして、終戰後特に頻発いたしております一般病害虫の防除のためには、はなはだ不十分な現況を示しておるのであります。この欠陷を是正しようというのが、この改正案提出のねらうところと相なつておるのであります。  以下、簡單にその内容を述べますると、第一は、農林大臣は、広面積にわたつて……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第13号(1952/02/21、24期、自由党)

○遠藤三郎君 ただいま議題となりました、内閣提出、ポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く農林関係諸命令の措置に関する法律案につきまして、農林委員会における審議の経過並びに結果の報告をいたします。  御承知のごとく、昨昭和二十六年九月、わが国と連合国との間に平和條約が締結されたのでありますか、平和條杓の効力の発生にあたりましては、昭和二十年勅令第五百四十二号ポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件を廃止する必要がございますので、政府は、この勅令に基く命令につき、これが改廃等の措置を講ずることといたしたのであります。農林省におきましては、この方針に基きまして検討を加えました結果、肥……

第13回国会 衆議院本会議 第22号(1952/03/20、24期、自由党)

○遠藤三郎君 ただいま議題と相なりました、千賀康治君外二十三名提出、松くい虫等その他の森林病害虫の駆除予防に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、農林委員会における審議の経過並びに結果の大要を御報告いたします。  御承知のごとく、戰後松くい虫が異常に蔓延し、森林資源に相当の被害を與えましたので、第七回国会におきまして現行法が制定、公布されまして、森林病害虫の防除に着々効果をあげて来たのでありますが、この反面、松くい虫等以外の森林病害虫等が発生蔓延し、被害面積も増加の傾向にあります。従いまして、森林資源の保護と、林業生産力の助長をはかりますため、現行法の不備の点を改正いたし、森林病害虫防……

第13回国会 衆議院本会議 第23号(1952/03/25、24期、自由党)

○遠藤三郎君 ただいま議題となりました、内閣提出、閉鎖機関日本蚕糸統制株式会社が積み立てた繭糸価格安定資金の処分に関する法律案並びに小淵光平君外二十二名提出、森林火災国営保険法の一部を改正する法律案につきまして、農林委員会における審議の経過及び結果の大要を御報告いたします。  日本蚕糸統制株式会社は、旧蚕糸業統制法の規定に基いて、蚕糸の需給調整または価格の安定をはかる目的で設立された特殊法人でありますが、昭和二十一年三月解散になり、昭和二十三年八月に閉鎖機関に指定され、現在清算中であります。同社の繭糸価格安定資金は、旧蚕糸業締制法の規定によつて、繭糸価格安定の目的を持つて積み立てて来たものであ……

第13回国会 衆議院本会議 第29号(1952/04/03、24期、自由党)

○遠藤三郎君 ただいま議題となりました、坂本實君外四十六名提出にかかる急傾斜地帶農業振興臨時措置法案に関しまして、農林委員会における審議の経過並びに結果の大要を御報告いたします。  わが国の地形の特質上、いわゆる段段畑等急傾斜農地は、全国各所に集団的に分布いたしておりまして、農業を営みまする上において過重な労働を必要とするのみならず、地質上、気象上の悪條件が積み重なりますると、大規模に土壌浸蝕が発生し、表土の流亡によりまして地方の維持を妨げまする等、農民生活に対し著しい困難を課し、ひいては食糧生産の低下を来す状態と相なつておるのでありまするが、これらの地帶に対しまして、一定の計画に基き、相応の……

第13回国会 衆議院本会議 第46号(1952/05/27、24期、自由党)

○遠藤三郎君 ただいま議題と相なりました、河野謙三君外二十三名提出、農産物検査法の一部を改正する法律案につきまして、農林委員会におきまする審議の経過並びに結果の大要を御報告いたします。  御承知のごとく、去る第十国会において、農産物の公正かつ円滑な取引と、その品質の改善とを助成する目的をもちまして、現行農産物検査法の成立を見たのでありますが、その後実施の経験に基きまして愼重に検討いたした結果、あわ、ひえ、そば、澱粉等十二品目を新たに検査品目として追加いたそうとするのが、本改正法案提出の理由であります。  次に本法案の要旨を申し上げますと二点ございます。第一点は、ただいま申し上げましたあわ、ひえ……

第13回国会 衆議院本会議 第53号(1952/06/12、24期、自由党)

○遠藤三郎君 ただいま議題と相なりました、内閣提出、開拓者資金融通法の一部を改正する法律案につきまして、農林委員会におきまする審議の経過並びに結果の大要を御報告いたします。御承知のごとく、昭和二十一年度に開拓者資金融通法が成立いたしまして、爾来政府は、同法に基きまして開拓者に対し営農資金、住宅資金及び共同施設資金につき長期低利の融通をいたし、開拓者の営農の改善、向上をはかつて参り、今日まですでに七十八億円に上る貸付をいたしまして、開拓政策の遂行に多大の貢献をしておる次第であります。しかしながら、昭和二十三年度以前の入植者にありましては、当時インフレの高進期にありましたために、物価の変動著しく、……

遠藤三郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

遠藤三郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 水産委員会 第30号(1949/09/29、24期、民主自由党)

○遠藤三郎君 この際私は狩野川問題の地元の代議士として一言発言を許していただきたいと思うのであります。狩野川の問題について、水産委員の各位が非常に御熱心にまじめにこの重大問題を御検討いただきますことを、地元の代議士としまして厚くお礼を申し上げる次第であります。  この際私は二、三の点につきまして、建設省当局のはつきりしたお考えを伺つておきたい。これについては、今日この関係漁村はあげて反対をしております。これは数万の漁民の死活問題でありますから、反対をするのは当然であります。この反対ある事実を建設省当局はお認めになるかどうか、この反対があつてもなおあえてこれを押し切つても遂行する考えがあるかどう……

第5回国会 農林委員会 第6号(1949/04/01、24期、民主自由党)

○遠藤委員 だんだん時間も過ぎて参りましたが、政府当局の米價に対する御研究もまだ進んでおらぬようであります。そこで米價の研究が進みましてから、もう一度この会議を続けたいと思います。從つて今日の会議はこの程度で打切りたいと思いますが、いかがでございましようか。

第5回国会 農林委員会 第24号(1949/05/17、24期、民主自由党)

○遠藤委員 商工省の関係官が退席されるそうでありますから、この際資料をひとつ要求したいと思うのであります。それはただいままでいろいろ協議になりました、リンク物資その他の農村向け配給物資について、全体の生産の数量、それに対して各部門ごとの配給の数量、特に農村の方にどれだけ行くか、その数量について従来の実績と、これからの計画の数量を明示した調査資料を出していただきたい。それに基いて農村と他の部門との割合を檢討してみたいと思うのでございます。どうぞお願いいたします。

第5回国会 農林委員会 第29号(1949/05/22、24期、民主自由党)

○遠藤委員 ただいま十六條の六についての御質問がありましたが、この点については、現在ある酪農の工場を一應認めて参りまして、この工場のコストを下げて行くということが主眼になつて参りますので、いろいろな他の競争工場ができて行くことによつて、お互につぶれて行くような結果にならないようにしたいということであります。なるほど森永や明治の工場もありますけれども、中小の工場もたくさんあるわけでありまして、それらを現状において、とにかく混乱を來さないようにして行くという考え方を持つておるのであります。
【次の発言】 その問題は現在の能力の押え方によると思うのでありますけれども、大体現在動かしておる能力の七〇%……

第5回国会 農林委員会 第32号(1949/05/25、24期、民主自由党)

○遠藤委員 食糧の総合供出に当りましては、この食糧計画、農業計画を定めます場合に、総合供出を直接には意図しておらないのでありますけれども、牛乳を出すことがすなわち米を出すと同じ意味で、主食と同じ地位に牛乳を考えておるという趣旨からできているのでありまして、従いまして、牛乳を供出することは、すなわち米を供出すると同じ趣旨に考えて、農業の総合計画を立てる、こういう建前になつております。
【次の発言】 第九條に「生産者の組織する團体」と書いてありますが、この生産者の組織する團体というのは現在の農業協同組合、酪農業協同組合をさしておるのでありまして、現存農業協同組合で酪農関係を扱つておるもの及び酪農業……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 農林委員会 第20号(1950/03/27、24期、自由党)

○遠藤委員 肥料の価格の問題について、一言だけお伺いたしたいと思うのであります。ただいま河野委員から、七月に価格の七割値上げをするということは非常に困る、農村の一致した要望として、何とかして機械的な補給金が削られただけ肥料の価格を上げるというようなイージーなやり方を避けていただきまして、真に農村の事情を考え、かつ肥料生産事情がだんだん緩和しておる状況も考えて、機械的に七割値上げするということに対しては、絶対に反対であるということを申し上げておきたいのであります。そこで河野委員のお尋ねでまだ解れてなかつた点を一つだけお尋ねし、かつ私の意見を申し上げておきたいのであります。それは肥料のような農村の……

第7回国会 農林委員会 第22号(1950/03/31、24期、自由党)

○遠藤委員 牧野法をめぐる諸問題について非常に適切な意見がありましたが、私はこれに関連して、二つの問題について特に農林当局にお願いをいたしておきたい。特別な御答弁はいらぬのでありますが、お願いをしておきたいと思うのであります。  その一つは、牧野の管理経営に関するこの法律案は、まつたくけつこうな法律であります。ただしかし、私どもから見ますと非常に生ぬるいものでありまして、こんなぐらいでは問題は解決しない。従来の牧野の経営をますます集約化して行くということが、今後の情勢においては最も必要なことでありますけれども、その集約化をし、生産力を上げ、土地の改良存して行くというその努力がまだ足りないと思う……

第7回国会 農林委員会 第27号(1950/04/11、24期、自由党)

○遠藤委員 ただいま小委員長から繭糸価格安定法案の立案の経過並びに趣旨の弁明がありましたが、この問題は全国の養蚕農民から見ますると、きわめて重大な問題であります。ただいま小林委員からも発言がありましたが、すでに春蚕の時期が来ております。一日もすみやかにこの溝案を成立させることが、われわれ国会として最も重要なことであると思うのであります。つきましては、ただいま小委員長から報告がありましたこの法案を、一日もすみやかに本会議に上程できるような運びをつけていただきたい。私どもは委員会の一員といたしまして、その日の一日もすみやかならんことを特に念願するものであります。  なおこの問題については、ただいま……

第7回国会 農林委員会 第28号(1950/04/12、24期、自由党)

○遠藤委員 農業協同組合法の一部を改正する法律案の審議の経過をながめて参りまして各般の問題についてこの協同組合の問題が論議されて参つたのでありますが、協同組合がまことに多事多難な事態に直面しているということがはつきりして参つたのであります。しかも農業協同組合め使命はきわめて重大なるものがありまして、この際特に農業協同組合の保護育成をはかり、その健全なる発達をはかることは焦眉の急であると思うのであります。特に最近におきましては、金融的にも非常に逼迫しております。なおその指導並びに自治監査等の問題についても、政府は特別の助長をする必要があるということを痛感するものであります。私はこの際委員会の決議……

第7回国会 農林委員会 第32号(1950/04/20、24期、自由党)

○遠藤委員 ただいま肥料の輸出問題で論議があつたわけでありますが、私は先般の新聞を見まして肥料を輸出するという情報が伝えられましたので、実はそれを見て愕然としたのであります。御承知のように、日本の肥料は今まで非常に足りなくて、それから来る当然の結果として、肥料価格の高騰のために、非常に苦心惨胆をして来たのであります。ようやくにして最近需給事情が大体バランスをとつて参りました。時期的には二十万トンないし三十万トン余つて来る。その余つた数量によつて肥料価格の低下を促進をいたしまして、その余つた数量によつて、その圧力によつて、肥料工業生産費の抑制をはかつて行く、コストの低下をはかる非常にいいチヤンス……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 農林委員会 第2号(1950/07/18、24期、自由党)

○遠藤委員 私はこの際、農林大臣に一つの問題についてお尋ねしておきたいと思うのであります。それは朝鮮の事変の問題をめぐつて、日本の農業政策、特に食糧政策にどういう影響を持つて来るかという問題であります。その影響に対して、日本の政府として、食糧政策の変更に対して、何らかの用意なり、準備をしておるかどうかという問題であります。御承知のようにただいま食糧のやみ価格が漸次上昇の傾向をたどつております。昨今におきましては、東京都内において一升百二十円程度の米のやみ値が、すでに百四十円ないし百五十円をとなえるような状況になつて来ておりますが、はたしてやみ価格の上昇すべき理由ありやいなや。これは全国の消費者……

第8回国会 農林委員会 第7号(1950/07/27、24期、自由党)

○遠藤委員 私はこの際、ただいまの質問に関連しまして、食糧庁長官に御要求を申し上げておきたいと思うのであります。それはこの委員会の最初の日に、私は今年度の食糧需給状況についての数字を、早くこの委員会を通して発表してくれということを要求しておきました。ただいまいろいろ問題になつております麦の越過供出の問題についても、あるいは米価の問題についても、その他のいろいろな問題は、要するに今後の需給がどうなるかということから出発する問題のみでございます。その基本的な数字がわからないために、委員会としては非常に迷惑をしておるのでありまして、それをすみやかに発表してくれということを、私は委員会の最初の日に要求……

第8回国会 農林委員会 第8号(1950/07/28、24期、自由党)

○遠藤委員 それでは私からただいま御審議を願います。千賀康治外二十一名提出、競馬法の一部を改正する法律案につき、提案者を代表して提案理由の説明をいたします。  中京地区に国営競馬場一箇所を創設することを内容とする本法律案は、まつたく同一趣旨をもつて去る第五並びに第七国会に提案を見たのでありますが、各般の事情よりいたしまして成立することに至らなかつたのであります。今回新たに提案いたしましたにつきましては、先回委員会において論議され、御批判をいただきました諸点につきましては、関係者等において十分な検討をとげ、本改正法律案の施行にあたつて万遺憾のないよう措置を講じ得る確信を得ましたので、あらためて御……

第8回国会 農林委員会 第10号(1950/07/31、24期、自由党)

○遠藤委員 私はただいま小林委員から産業技術員の問題について質問がありましたが、この際なお蚕糸局長に念を押しておきたいと思うのであります。御承知のように、産業技術負の身分の安定の問題は、今後の蚕糸業の発展の中枢になる問題だと思うのであります。実は今もここへ養蚕地滯の農民から、非常にやかましい要望が来ております。この技術員がわずかに二千七百人とかいうことを今要求しておるそうでありますけれども、はたしてこの要求が、農林省でもつてすでに通過しておるかどうか、もし通過しておらないとすれば、通過する確信があるかどうかをこの際お尋ねしておきたいと思います。

第8回国会 農林委員会 第15号(1950/10/03、24期、自由党)

○遠藤委員 私は井上委員の調査報告に対して一点質問してみたいと思うのであります。
【次の発言】 私はさきほどの井上委員の調査報告に対して、一点質問をしてみたいと思うのであります。それは来年の一月から公団の末端が切り離されて、そうして卸小売が新たに設けられる、このことは非常にけつこうであります。ただこの問題に関連して、調査委員の方々は非常に熱心にこの問題を研究して来られたのでありますが、それについて一点お尋ねしておきしたいのであります。問題は、卸小売が認められたときに、そのマージンが現在の公団の場合におけるマージンよりもふやさなければいけないのかどうなのか。この問題が、もし従来の公団当時よりもマ……

第8回国会 農林委員会 第16号(1950/10/04、24期、自由党)

○遠藤委員 私はこの問題につきまして、一言だけ関連の質問をしておきたいのであります。  それはこの前の国会のときに、この席から私は、肥料の輸出に対しては絶対反対だ、委員会としてはほとんど全員の者が反対だということを、はつきり言明しておきました。それを通産省の責任者たちが、まつたく無視した態度をとつておられる。これは単なる事務的に相談があつたとかなかつたという問題じやない。むしろ政治的なきわめて重大な怠慢だと私ども思います。相談がなかつたから知らなかつたということでもつて、この問題をほほかむりすることはできない問題だと私は思う。六百万戸の農家が、ようやく肥料が余つて来て、今まで高い肥料を使わされ……

第8回国会 農林委員会 第17号(1950/10/05、24期、自由党)

○遠藤委員 今の御質問の許可の取消し問題についての法律論については、第三部長の意見はもつともだと思う。ただ問題は、先ほど河野委員からも指摘され、小笠原委員からも指摘されたように、この輸出許可を取消すことによつて、その許可を受けた業者に與える損害、さらにまた外国に及ぼす影響の大きさと、その許可を受けることによつて農村に及ぼす影響の大きさの比較考量の問題になると思います。ところが通産大臣は、いかに農村の方に肥料価格の暴騰によつて與える影響が大きいかということについての、認識が足りないのだと思う。問題はやはり現在の段階では、通産大臣は依然として貿易を尊重し、貿易業者の利益を擁護し、外国の利益を擁護す……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 農林委員会 第3号(1950/12/02、24期、自由党)

○遠藤委員 ただいまの委員長の御意見に私ども賛成であります。と申しますのは、この食糧確保に関する問題はきわめて重要な問題であります。わが自由党におきましても、この問題を常に重要視して参つたのであります。特にただいま御提案になりました食糧確保に関する決議案の内容を見ておりますと、この内容にいささかも不満があるわけでも何でもないのでありますが、さらに私どもといたしましては、今日食糧増産の上で非常に大事な問題は、土地改良の問題と並んで病虫害の駆除、予防の問題、この損害が年々百三十億円にもなつております。これを徹底的に駆除、予防して行くということが、今日の段階においてはきわめて重大な問題であるというふ……

第9回国会 農林委員会 第7号(1950/12/07、24期、自由党)

○遠藤委員 この際畜産小委員会の報告を申し上げておきたいと存じます。畜産小委員会は去る四日、五日、六日の三日間にわたりまして、畜産のあらゆる問題について検討をして参つたのでありますが、なかんずく畜産資金の問題が焦眉の大問題になつておりまして、この問題について特に力を集中して検討して参つたのであります。御承知のように、二十六年度の予算はただいま編成中でありますが、この予算の編成に対しまして、当委員会としましては、先般の国会の際に畜産の飛躍的な増強をはかれという決議をしておるのでありまして、その決議の趣旨にのつとつて二十六年度の予算の編成をするように、強硬なる申入れをしてあつたのでありますが、その……

第9回国会 農林委員会 第9号(1950/12/09、24期、自由党)

○遠藤委員 私はこの際食糧増産の基本問題であります植物病虫害防除緊急対策推進について、本委員会の決議をお願いしたいと思うのであります。その決議案の朗読をいたします。    植物病虫害防除緊急対策推進に関する件   講和会議を目前に控えて国際情勢は益々緊迫の度を加え、今や経済自立の根幹をなす主要食糧自給体制確立の緊急性が更めて深く認識さるべき段階となつた。   我々はかかる要請に応える最も確実迅速なる方策にして、而も進んで日本農業生産力を高めるべき経済的技術的諾條件整備への端緒を開くものとして、農作物防疫体制を拡充強化し、農作物防疫行政を刷新することは刻下農業政策の最も重要なる課題であると信ずる……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 農林委員会 第5号(1951/02/06、24期、自由党)

○遠藤(三)委員 きようは林野関係の問題について、いろいろ重大な問題についての論議がありましたが、私はこの際林野の経営の問題について一点だけ意見を申し上げておきたいと思います。それはきよう林業の経済性の問題について、各委員からいろいろの意見がありましたが、それもごもつともでありまして、国有林の経営については、あくまで経済性を強調しなければならぬことについては、私もまつたく異論がないのであります。ただしかし国有林の経営については、同時に公共性を特に強調しておく必要がある。なるほど国有林の経理については、会社経理と同様であるかないかといつたような議論があり、あるいは資本利子の計算がないのではないか……

第10回国会 農林委員会 第7号(1951/02/08、24期、自由党)

○遠藤委員 飼料問題につきまして、先般来いろいろ議論が出ておりましたが、今日本の畜産が重大な危機に直面しておる。この問題について、実は昨日来小委員会を開いて検討して参つたのでありますが、小委員会におきましても、きわめて活発な意見が交換されまして、一応結論に到達して参りました。私はこの際、小委員会の経過の御報告を兼ねまして、小委員会で満場一致で決定いたしました飼料対策に関する件の決議案をここで朗読いたします。満場一致の御賛成をお願いしたいと存じます。    飼料対策に関する件   最近の飼料の供給は、極度に不円滑とたり、其の価格も急激な暴騰も来し、ために我国の畜産業は重大な危機に直面している。 ……

第10回国会 農林委員会 第12号(1951/02/27、24期、自由党)

○遠藤委員 二月八日本委員会におきまして、飼料問題の非常に緊迫している現状にかんがみて、急遽とるべき緊急対策についての要望を決議したのでありますが、この決議に対する政府の本日の御回答に接しまして、私ども必ずしもこの回答に対して満足するものではないのでありますが、第一項の二万五千トンのとうもろこしをただちに配給する、このことについては、政府が現在食糧事情が非常に苦しい中をさいて、飼料として特別な措置を講ずるということに対して、非常に敬意を表するものであります。  なお第二項の大豆かす五千トンの拂下げの問題についても、これは本委員会において、一万トンを拂い下げろということを要望しておつたのでありま……

第10回国会 農林委員会 第16号(1951/03/06、24期、自由党)

○遠藤委員 関連して……。ただいま畜産の資金の問題が論議されております。実は畜産の資金については、この前の国会の最後でありますが、この六十億の特別会計の資金が問題になりまして、本委員会としましては、この六十億のわくを拡大して、畜産の資金として家畜の導入資金約三十億円、それに共同施設その他の施設を合せて約十億円、合計四十億円程度の畜産資金を獲得すべし、政府はこの特別会計をつくるときに、さらに四十億を追加してやつてほしいということを、本委員会で決議をして、政府に要望しておるのでございます。そのときに、今の官房長ではありませんが、前の官房長が出ておられまして、小委員会でも再三議論したわけでありますが……

第10回国会 農林委員会 第23号(1951/03/17、24期、自由党)

○遠藤委員 私はこの際自由党と国民民主党を代表いたしまして、農業委員会の経費並びに運営に関し決議案を提案したいと存じます。なお本決議案を決議の上は、それぞれ農林大臣及び大蔵大臣に送付し、必ずこれを実現するようにしたいと存じます。まず決議案を朗読いたします。   農業委員会の経費並に運営に関する件  農地改革後における農業経営並に農業技術の改良の成果如何は、わが国農村の使命達成に重大な関係を有する事実に鑑み、農業委員会法の成立後すみやかに政府は左の事項の実現のため努力すべきである。     記  一、二十六年度予算案における市町村農業委員会書記の給与に対する国庫補助は一・二人分となつているが、こ……

第10回国会 農林委員会 第26号(1951/03/22、24期、自由党)

○遠藤委員 私はこの際三つの問題をここに提示しておきたいと思います。その一つは、現在論議されております統制継続か統制解除かという問題であります。この点については、今、川西委員からもるる説明がありましたが、私どもが農村へ帰つて、農民と直接ひざを突き合せて議論をしておりますと、もう一人残らず、統制を早くはずしてくれと言うのであります。長い間統制で苦しんで来た農民であります。この統制の弊害にはもう懲り懲りしている、早く統制をはずしてくれというのが、農民の一致したほんとうの声であるということを、ここで申し上げておきたいのであります。昨年かんしよの統制をはずすときにも同様の議論がありました。しかしかんし……

第10回国会 農林委員会 第27号(1951/03/23、24期、自由党)

○遠藤委員 ただいま民主党及び共産党の代表者が、議事進行に名をかりて意見を述べておつたのでありますが、その意見を聞いておりますと、まことに事実を歪曲するものであります。第一、この法案が本員委会にかかりましてすでに一箇月にも及んでおるのでありますが、この問慎重に審議をして、あらゆる角度から検討して参つたのであります。もう問題となるべき点はことごとく出されて、おそらくこれほど愼重に扱つた法案はないのではないかと思うのでありまして、いたずらに審議の期間を制限するとか何とかいうことは、まつたく事実に反するものであります。この点を私は、この法案を議決する前にはつきりしておかなくてはならぬと思うのでありま……

第10回国会 農林委員会 第28号(1951/03/26、24期、自由党)

○遠藤委員 質疑を打切られんことを希望いたします。

第10回国会 農林委員会 第32号(1951/03/31、24期、自由党)

○遠藤委員 本案につきましては、事柄はきわめて簡單なことであり、しかも農村があげて渇望しておつた事案でありますから、討論を省略いたしまして、すみやかに採決に入らんことを望みます。

第10回国会 農林委員会 第34号(1951/05/16、24期、自由党)

○遠藤委員 今までの議論で大体盡きておると思いますが、私はただ一点だけ、少しはつきりさせておかなければならぬと思うのであります。先ほど来の御説明によりますと、GHQから非常に強く要望されたということを言つておりますが、GHQはしばしばいろいろなことを要望するのです。そして日本の政府の役人が、GHQの要望と称してそれに便乘する場合が非常に多い。この場合はまさにその便乘だと私は思う。それはなぜかといいますと、ほんとうのGHQの要望というものはデイレクテイブの形で出ておるはずだが、この問題について、デイレクテイブが出ておるかどうか。もし出ておるとすれば、ひとつそれを見せていただきたい。

第10回国会 農林委員会 第39号(1951/05/24、24期、自由党)

○遠藤委員 私は本法案に対しまして、これは国有林野の関係町村の長い間の要望でありまして、大体の趣旨は非常にけつこうだと思うのでありますが、一点だけお伺いしておきたいと思うのであります。それは、ただいま平野委員からの質問にもちよつと触れておつたわけでありますが、国有林野の所有区分をはつきりする際に、従来長い間あるいは部落有林として、あるいは入会山と称して、地元の人たちは、その所有権が地元にあるということを何人も疑わないような状況の山がたくさんあつたわけであります。その山につきまして、あのときの所有区分をはつきりする際に、地元の人たちが、あるいは税金が非常にかかるではないか、官有林にしておけば税金……

第10回国会 農林委員会 第42号(1951/05/28、24期、自由党)

○遠藤委員 ただいまアメリカ調査団の三君から貴重な御報告を聞きまして、私ども非常に参考になつたわけであります。願わくは詳細な報告書をぜひいただきたいと思います。  なお少しお伺いしたい。アメリカのことしのニユー・クロツプの状況について、綿と小麦と大豆について大体の見当がついておりましたならば、ここでお話いただければ非常にありがたいと思います。  もう一つはアメリカの農業経済の推移であります。今井上さんから大体のことを伺つたのでありますが、農家経済の推移について、どなたか御調査なさいましたならば、ここで教えていただければ非常にありがたいと思います。と言いますのは、アメリカの新しいクロツプが、日本……

第10回国会 農林委員会 第44号(1951/05/31、24期、自由党)【議会役職】

○遠藤委員長代理 足立委員に申し上げます。大蔵省の佐竹主計官が間もなく来るそうでありますので、御承知願います。  なお原田委員から質疑の通告がありますので、これを許します。
【次の発言】 なおここでちよつと申し上げますが、大蔵省の佐竹主計官が出席しました。佐竹主計官は三時半ごろにGHQに行かなければならない用事があるそうでありますから、そのおつもので御質問願います。
【次の発言】 私は今回の家畜共済掛金率の改訂に関しまして、私の意見をここで申し上げておきたいと思うのであります。それはこの改訂率の定額表を見ておりますと、従来の掛金に対してあるものは三倍になり、またあるものは四倍になり、極端なもの……

第10回国会 農林委員会 第45号(1951/06/02、24期、自由党)

○遠藤委員 ただいま井上委員から非常に建設的な御意見が出ておつたわけでありますが、私は本案につきまして、二、三の点を御質問申し上げたいのであります。  去る第七国会におきまして、本案については当農林委員会で決議をしております。今日食糧増産の残された重要な部門としては、病害虫の駆除、予防の問題が一番大きな問題だ、すみやかに政府は、病害虫の駆除、予防の態勢を整備して、法案の提出その他のことを考えなければならぬということが、本委員会の決議になつているわけであります。この法律案は、その決議の趣旨に基いてできているようでありまして、私どもこの案に対しては非常に敬意を表するわけでありますけれども、ただ一、……

第10回国会 農林委員会 第46号(1951/06/04、24期、自由党)

○遠藤委員 本案につきましては、すでに予備審査におきまして愼重審議を重ねて参りましたので、質疑を打切りまして、なお討論をも省略して、ただちに採決に入らんことを希望いたします。

第10回国会 農林委員会 第47号(1951/07/12、24期、自由党)

○遠藤委員 ただいま河野委員からいろいろ質問がありましたが、それに関連しまして二つの点を私ははつきりさせていただきたいと思うのであります。  その一つは、自由取引になりました後の麦の等級格差の問題であります。この問題はきわめて重大な問題でありまして、私ども農村の人々の意向をよく聞いておるわけでありますが、農村の方では非常に心配しております。このことあるを私どもは予想しまして、先般の国会で国営検査法を満場一致で通しておつたわけでありますが、早く検査機構というものを整備しなければいかぬ。そうして自由取引になりましても、いささかも農民の不利益にならないように、あるべき規格、あるべき等級でもつて当然政……

第10回国会 農林委員会 第48号(1951/07/13、24期、自由党)

○遠藤委員 米価問題については、大臣の出席を求めてここでいろいろ議論することになつておりましたが、大臣が見えないようであります。ちようど私きのう出席を求めておりました検査課長が見えておるようでありますから、食糧検査の問題について特に価格面と非常に大きな関係がありますから、この際食糧の検査の問題について、二、三の点をはつきりお尋ねしておきたいと思うのであります。  昨日も本委員会で長官に概括的な質問はしておつたのでありますが、きようその細部の問題について、非常に重大な問題でありますから、なお確かめておきたい。それは来るべき麦の供出が完了した後に、麦を自由販売にするという問題が今目の前にぶら下つて……

第10回国会 農林委員会 第49号(1951/07/14、24期、自由党)

○遠藤委員 私は昨日の委員会で、主要食糧の検査問題がきわめて重大である。政府はその用意をしておるかどうかということについていろいろ長官とも質疑応答を重ね、さらに検査課長ともこまかな論議をしたのでありますが、私は検査問題の重要性にかんがみましてここで委員会の決議をしていただいたらどうかと思うのであります。  決議案を朗読いたします。    主要食糧検査に関する件  農産物の検査は今後の食糧増産並びに農業問題として、極めて重大なる意義を有している。  よつて此の際、政府は速かに左の措置を講ずべきである。  一、主要食糧の検査については、独立持算制に拘泥することなく、相当額の一般会計よりの負担を為し……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 農林委員会 第7号(1951/11/10、24期、自由党)

○遠藤委員 飼料の問題が大分論議されておつたわけでありますが、最近の飼料の窮迫の事情にかんがみて、政府は当農林委員会の動向をよく察知され今お渡しをいただきましたような緊急対策を急遽とられたことに対しては、私どもまことに敬意を表する次第であります。ただこの問題を通して特に考えなければならぬと思いますことは、第九国会におきましてもこの問題が非常にやかましく論議され、第七国会においても第八国会においてもしばしばこの問題が出て、急場をしのぐ緊急対策はその都度講ぜられて来たのでありますけれども、根本対策は一つもできておらない。今日におきましては、畜産の方はどんどん進んで参りまして、飼料の需要はますますふ……

第12回国会 農林委員会 第14号(1951/11/28、24期、自由党)

○遠藤委員 積雪地帶の振興法律の問題についていろいろ議論が出ておるようでありますが、私ども静岡県の関係から見ますと、静岡県等においても、山間部には積雪地帶とほとんど條件が同じような町村がたくさんあるわけでございます。ところがそういう村については落ちてしまつておる。そこでこういう積雪地帶とほとんど條件を同じくするような町村の救済の方法はないかということが問題になるわけでありまして、あらゆる点から見ましてもこの法律の適用によつて恩恵に浴すべき性格を持つておる、こう思うわけであります。ただいまいろいろ法律論が出ておりましたが、私どもこの法律が通るときの事情もよく知つておるわけですが、これは議員提出の……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 建設委員会 第36号(1952/05/28、24期、自由党)

○遠藤三郎君 伊東市は去る昭和二十五年七月二十五日国際観光温泉文化都市建設法に基き、国際観光温泉文化都市として指定せられ、その後本都市設置の趣旨にかんがみ、伊東市において着々観光都市の整備を推進している次第であります。今日においては内外人を含めて観光客は一箇年間百六十万人程度以上に上り、日本内地民の観光保養地としての役割を十分発揮しているのみならず、さらに外人観光客も年々増加し、今日においては世界的な観光都市として再認識されるに至つております。  しかるところ、鉱業権の設定の問題が論議に上り、伊東市内において鉱物の採掘の出願が頻繁として起り、万一市の地域内において探鉱事業を実施するようなことに……

第13回国会 建設委員会 第37号(1952/05/29、24期、自由党)

○遠藤三郎君 伊東市の外客の問題でありますが、この参考資料にもちよつと書いておきましたように、最近は非常にふえて参りまして、内地人は大体一年間に百六十万くらい来ております。外人は大体十万くらいになつておりまして、昨年一昨年に比べて漸次倍加するような傾向になつて来ております。この十万の外人がどの程度の外貨を落して参りますか、その詳しい計算はしてございませんが、なお後ほどにでも資料で差上げたいと思います。
【次の発言】 ただいま伊東市の地域内における鉱物の含有量についてお話がありましたが、温泉が湧出しておりますその周辺のごく狭い地域は、土地調整委員会において鉱物の採掘を禁止するという措置を講ぜられ……

第13回国会 建設委員会 第38号(1952/05/30、24期、自由党)

○遠藤三郎君 関連して……。ただいま鉱山局長から説明がありましたが、伊東市がただ一箇の鉱業の試掘権を現在持つております。これは昭和七年のことでありますが、試掘が許可になりまして、この許可をただちに実行されてはたまらぬということで、伊東市民が非常に戦々きようきようとして大騒ぎをやりました。そこで伊東市としては、当時の金としては莫大な金を出してその鉱業権を買収したのであります。こういう悪いくせを伊東市がつけておるわけであります。その買収した鉱業権がただ一つ今伊東市にある、こういう事情でありますから、御参考までに申し上げておきます。

第13回国会 農林委員会 第4号(1952/01/31、24期、自由党)

○遠藤委員 私は昨日の委員会における農林大臣及び次官の施政方針演説に関連いたしまして、二、三の重要な問題について質疑をしたいと思うわけであります。先ほど平野委員から米の統制解除の問題についての質問がありましたので、この問題は重複を避けたいと思うのでありますけれども、ただ一つの点を聞いておきたいと思います。それは去る国会におきまして、根本農林大臣はこの委員会の席上において、昨年でありますから来年と言いましたが、今年の十月まで米の統制は継続する。十一月に統制を解除するということをはつきり言明しておるわけであります。今伺いますと、廣川農林大臣は米の統制解除の問題はきわめて愼重を要すると言われた。私ど……

第13回国会 農林委員会 第7号(1952/02/07、24期、自由党)

○遠藤委員 先ほど来警察予備隊及びアメリカの駐留軍の農地等に與える損害について、いろいろ議票ありました。私は今までの質疑応答を伺つておりまして、日本の政府側としては非常に親切にものを考えておる、少くともその努力をしておるということをよく解し得るわけでありますが、実際の問題としては、なかなかそううまく運んでおらない。具体的な例を申し上げますならば、冨士の裾野の演習地の問題でありますけれども、アメリカ軍があそこに入つて参りまして、昭和二十三年でありましたが、その当時に非常に大きな損害を農民に與えておるわけであります。もう土地を全部取上げてしまつて、しかも山という山はことごとくブルトーザあたりでひつ……

第13回国会 農林委員会 第10号(1952/02/22、24期、自由党)

○遠藤委員 時間もありませんから簡単に一点だけ御質問を申し上げると同時に、意見を伺つておきたいのであります。  麦の買取り加工の問題でありますが、これは先ほど来河野委員及び井上委員からるるお話がありましたが、重大な問題だと思います。こまかいことは申し上げませんが、結論から言いますと、これを無雑作にやつて参りますと、中小の製粉、精麦はたちまち参つてしまう。これはもうあげて大製粉に併呑されて行くことは明瞭であります。私ども統制解除論者でありまして、できる限り早く統制を解除するのがよろしいという考えを持つておりますが、しかし統制を解除する場合は、それぞれこまかな準備をして、あらゆる方面に不当な損得を……

第13回国会 農林委員会 第13号(1952/03/13、24期、自由党)

○遠藤委員 農業改良助長法に関連しまして二、三の点についてお伺いいたしたいのであります最近だんだん統制が解除になつて参りまして、この農業改良事業というものは、農村の基本的な問題としてきわめて重要になつて来ておるわけであります。そこで私は第一点としまして、農業改良事業と農業委員会の活動との関連について伺つておきたいのであります。先般農業委員会法が本国会を通過しましたときに、本委員会におきましては、農業委員会の職員を〇・八人増員をするという改正があつたときに、その職員は主として農業改良の仕事をやろのだということを満場一致で決議しておるわけであります。この農業委員会の活動が農業改良の方面村づくのり方……

第13回国会 農林委員会 第14号(1952/03/14、24期、自由党)【議会役職】

○遠藤委員長代理 河野委員に申し上げます。なるべく簡単に願います。
【次の発言】 本日はこれをもつて散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします。     午後一時二十三分散会

第13回国会 農林委員会 第16号(1952/03/20、24期、自由党)

○遠藤委員 ただいまの法律でありますけれども、非常に趣旨はけつこうであります。竹村君からも今質問がありましたが、森林の病虫害が発生したときに、それを駆除予防するために薬剤を散布させることを命令する、非常にそれはけつこうでありますけれども、実は非常に広範囲にわたつて莫大な薬剤を要し、莫大な資金を要するというような事態が珍しくないと思うのです。またそういうことが予想されればこそ、こういう法律の必要があるわけでありますが、ここでお伺いしておきたいことは、従来どの程度の病虫害が発生しておつたか、そしてこの駆除予防のためにどの程度の予算が必要であつたか。今までの例から言いますと、ほとんど病虫害の駆除予防……

第13回国会 農林委員会 第19号(1952/03/27、24期、自由党)

○遠藤委員 ただいまの農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の高率適用基準に関する件につきまして、本委員会の決議案を提案したいと存じます。  決議案の案文を朗読いたします。   農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の高率適用基準に関する件   農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案は、激甚なる被害を蒙つた農林水産業施設に対し高率の国庫補助を適用して、災害復旧を促進し、もつて食糧自給度の向上と農林漁民の経済安定に資せんとするものである。   よつてこの法律の成立後、政府はこれが運用に万遺憾なきを期し、農林漁民の多年の要望に応えるべきである。特に……

第13回国会 農林委員会 第26号(1952/04/23、24期、自由党)【議会役職】

○遠藤委員長代理 ただいまの小委員長の報告につきまして何か御意見または質疑があれば発言を許します。
【次の発言】 竹村君に申し上げます。小委員長報告に対する質疑にとどめてください。政府との間の質疑は、別の機会にしたいと思います。
【次の発言】 午前中の会議はこの程度にいたしまして、午後は一時半から再開いたします。  これにて休憩いたします。    午後で時四十九分休憩

第13回国会 農林委員会 第30号(1952/04/30、24期、自由党)

○遠藤委員 私は政府の提案にかかる食糧管理法の一部を改正する法律案並びにただいま提案されました修正案を一括いたしまして、自由党を代表して賛成の討論を行うものであります。  統制解除の問題につきましては、巷間ややもすると自由党に対して非常にくだらないデマが飛んでいる。何でもかんでも自由党は統制をはずせばいいのじやないかというふうなデマが飛んでおりますが、今日自由党のとつております政策は、そんなばかげた政策をとつておるのではないのであります。新しい時代に即するような、しかも実質的な内容を持つ統制方式といいますか、自由主義経済をわれわれは主張しておるものでありまして、この麦の統制解除の問題については……

第13回国会 農林委員会 第32号(1952/05/09、24期、自由党)【議会役職】

○遠藤委員長代理 これより農林委員会を開会いたします。  この際原田雪松君外四十四名提出、畜犬競技法案を議題といたし、審査を進めたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それではまず本案の趣旨につき提案者の説明を求めます。原田雪松君。
【次の発言】 本案に対して、質疑または意見のある方は発言を許します。足鹿君。
【次の発言】 次は竹村君。
【次の発言】 平野君。
【次の発言】 他に御発言がなければ、本案に対する質疑は次会にこれを継続することにします。
【次の発言】 引続き、これより農業災害補償法の一部を改正する法律案、農業災害補償法臨時特例法案、農業共済基金法……

第13回国会 農林委員会 第35号(1952/05/16、24期、自由党)【議会役職】

○遠藤委員長代理 これより農林委員会を開会いたします。  委員長がさしつかえがありますので、かわつて私が委員長の職務を行います。  農業災害補償法の一部を改正する法律案、農業災害補償法臨時特例法案及び農業共済基金法案の三案を一括して議題といたします。前会に引続き質疑を行います。足鹿君。
【次の発言】 井上君。
【次の発言】 本日はこの程度にいたしまして散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします。     午後零時五分散会

第13回国会 農林委員会 第36号(1952/05/17、24期、自由党)【議会役職】

○遠藤委員長代理 これより農林委員会を開会いたします。委員長がさしつかえがありますから、私が代行して委員長の職務を行います。  これより農業災害補償法の一部を改正する法律案、農業災害補償法臨時特例法案及び農業共済基金法案の三案を一括議題といたし、前会に引続き質疑を行います。吉川君。
【次の発言】 他に質疑はございませんか。
【次の発言】 これをもつて通告者の質疑は全部終了いたしましたので、本案に対する質疑は一応終了することにいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時二分散会

第13回国会 農林委員会 第37号(1952/05/22、24期、自由党)【議会役職】

○遠藤委員長代理 政府委員に御注意申し上げますが、質問にはつきり答えることをやつていただきたいと思います。
【次の発言】 小笠原君。
【次の発言】 吉川君から動議がありましたが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは最も近い機会に通産大臣、安本長官、それから農林大臣を本委員会に来ていただきまして、この問題の徹底的な論議をしたらどうかと思います。
【次の発言】 ちよつと政府委員に御注意申し上げる。あなたの答弁は一つも質問に答えておらない。もう少しはつきり質問に答えるよう、誠意をもつて御答弁を願います。
【次の発言】 次会は明日午前十時より開会いたすことにいたしまして、本日はこれにて散会いた……

第13回国会 農林委員会 第38号(1952/05/23、24期、自由党)

○遠藤委員 今回農産物検査法の一部改正の法律案が提案されましが、農産物検査法は前々々国会において、国営検査を主要食糧について行う、こういう建前で参りましたが、その後の実施状況を見ておりますと、必ずしもわれわれの初期に考えておつたような十分なる検査が行われておらないという声をしばしば聞くわけでありますが、その検査法施行後における実施の状況について、この際政府の方から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま概況の御説明がありましたが、国営検査をやつております検査員の数、その他検査機構がどうなつておるか、さらに予算はどうなつておるか、その点についての御説明を願いたいと思います。

第13回国会 農林委員会 第41号(1952/06/06、24期、自由党)【議会役職】

○遠藤委員長代理 大臣はただいま呼んで奉ります。局長に対する質問を続けてください。
【次の発言】 手配をいたします。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 簡潔に願います。
【次の発言】 本日はこの程度にいたしまして、次会は明七日午前十時より開会し、質疑を継続いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後三時五十九分散会

第13回国会 農林委員会 第43号(1952/06/10、24期、自由党)【議会役職】

○遠藤委員長代理 他に御質疑もないようでありますから、これにて質疑を終局いたします。  これより本法律案に対する討論に入ります。竹村君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。  採決いたします。開拓者資金融通法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よつて本案は可決すべきものと決しました。  なお平野君より、本案に対する附帯決議の動議が提出されております。趣旨弁明を求めます。平野君。
【次の発言】 ただいまの動議に対して御意見があれば発言を許します。――別に、発言もないようでありますから、採決いたします。本付帯決議に賛成の諸君の起立を求めます。

第13回国会 農林委員会 第47号(1952/06/17、24期、自由党)

○遠藤委員 私はただいま御手元に配布いたしました修正案に関しまして、共産党を除く各派を代表いたしまして、趣旨の弁明を行います。まず案文を朗読いたします。     農地法案に対する修正案   農地法案の一部を次のように修正する。   第四條第二項中「前項」を「第一項」に改め、同項を第三項とし、第一項の次に次の一項を加える。  2 都道府県知事が、前項の規定により許可をしようとするときは、あらかじめ、都道府県農業委員会の意見を聞かなければならない。   第五條第二項中「第四項」の下に「並びに前條第二項」を加える。   第二十條中第三項を第四項とし、  以下一項ずつ繰下げ、第三項の次に次の一項を加え……

第13回国会 農林委員会 第49号(1952/06/27、24期、自由党)

○遠藤委員 駐留軍の演習用地、あるいは飛行場、さらにまた警察予備隊の演習地等の問題につきましては、当委員会におきましても再三これを問題にしまして、先般委員会の決議として一つのはつきりした線をここに出して、政府当局に要望しておつたわけでありますけれども、その後の事情を見ておりますと、ほとんどこの委員会の要望を考慮しておらないのではないか、こういうような感じを受けるような動きになつておるのであります。それから私ども非常に心配しておりますことは、やたらにどんどん演習地をとつて行くのではないか。この間私ども非常にびつくりしたのですけれども、富士山をよこせというようなことを言つて来た。こういうばかなこと……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1952/02/20、24期、自由党)

○遠藤委員 ただいま伺つておりますと、ポンド対策というものをお考えになつている。実はわれわれポンド対策を非常に悲観するわけなのですが、ポンド圏への貿易問題というものが非常に暗い感じを受けるのです。予算委員会でも安本長官は、日本は自立経済に向つてだんだん進んでおるということを言つておられますけれども、こういう事情でありますと、自立経済というものは不可能になつて来るのじやないか、それで貿易政策というものを根本的にかえなくてはならぬのではないか。こんな状態を続けて参るならば、いつまでたつても自立できないのじやないか、それはひいては国内の産業構造を再検討しなくてはならぬような状態になりはせぬか、こうい……



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データ更新日:2023/02/05

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