斎藤健 衆議院議員
47期国会発言一覧

斎藤健[衆]在籍期 : 45期-46期-|47期|-48期-49期
斎藤健[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは斎藤健衆議院議員の47期(2014/12/14〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は47期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院47期)

斎藤健[衆]本会議発言(全期間)
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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 衆議院本会議 第23号(2015/05/14、47期、自由民主党)

○齋藤健君 自由民主党の齋藤健です。  ただいま議題となりました政府提出の農業協同組合法等の一部を改正する等の法律案について、自由民主党を代表して質問いたします。(拍手)  今、我が国農業は大きな曲がり角にあります。日本は、既に人口減少社会に突入しているわけですが、これからはさらに急速に人口が減少していくと見込まれています。二〇五〇年には、今より人口が三割も減少するという推計があります。  人口が減れば、農産物の国内消費も減ります。当然です。今のままの農業を続けていたのでは、じり貧は避けられない。日本の農業は思い切って大きく改革に踏み出さなければならない、そういう瞬間であります。  一方、日本……

斎藤健[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院47期)

斎藤健[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 農林水産委員会 第11号(2015/05/21、47期、自由民主党)

○齋藤(健)委員 自由民主党の齋藤健です。  いよいよ農協法等の改正案の審議が始まるということで、大事な法案でありますので、濃密かつスピーディーに審議が進むことを念じながら、質問に入っていきたいと思います。  農協法等の改正案の質問、先頭バッターですので、まずはその基本的なところを伺いながら、質疑を進めていきたいと思っております。  今回の農協改革は、六十年ぶりの農協改革だというふうに言われております。まず初めに、この六十年間、戦後農協が果たしてきた役割、貢献について、まず議論の出発点として、政府としてどう認識をされているか。その点についてお伺いをしたいと思います。

第189回国会 農林水産委員会 第19号(2015/06/25、47期、自由民主党)

○齋藤(健)委員 自由民主党の齋藤健です。  私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております政府提出法案に賛成、維新の党提出の政府案に対する修正案に賛成、民主党提出法案に反対の立場から討論を行います。  政府提出法案については、立法事実がないという指摘が本委員会においてなされてきました。過去に目を向けるのではなく、人口減少時代を迎え、それぞれの地域農協が今までと違った活動を本気で展開していかないと日本の農業がじり貧になってしまうという将来に目を向ければ、政府提出法案は立法根拠に満ちていると確信しております。恐らくこの見解の相違は、六十年間問題がなかったではないかという過去に安住する立……

第189回国会 農林水産委員会 第20号(2015/08/26、47期、自由民主党)【議会役職】

○齋藤(健)委員長代理 次に、斉藤和子君。

第189回国会 農林水産委員会 第24号(2015/12/10、47期、自由民主党)【政府役職】

○齋藤副大臣 このたび農林水産副大臣を拝命いたしました齋藤健でございます。  森山大臣のもと、伊東副大臣、加藤政務官、佐藤政務官とともに、チーム森山、一丸となって、農林水産業の発展のため、微力ではありますが、全力を尽くしてまいります。  委員長を初め委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 平成二十七年度の酪農をめぐる情勢を見てみますと、初妊牛価格が高水準で推移をいたしております一方、子牛価格や廃用牛価格は前年を大きく上回って推移しているところでございます。  また、生乳生産量は前年より増加をしておりまして、脱脂粉乳、バター等向け生乳処理量……

第189回国会 予算委員会 第6号(2015/02/19、47期、自由民主党)

○齋藤(健)委員 自由民主党の齋藤健でございます。  本日は、安倍内閣が改革断行国会と位置づける中で一番手として取り組むことになります六十年ぶりの農協改革と、報道等によりますと正念場を迎えつつありますTPPにつきまして、質問をさせていただきたいと思います。  その前に、その前提として申し上げておかなくてはいけないのは、今、日本の農業は大変大きな曲がり角にあるということでございます。  これから国内の人口はどんどん減少をしていきます。まだ毎年二十数万人ぐらいの減少でありますが、これから加速がついていきまして、毎年八十万とか百万とか、そういう勢いで人口は減少をしていきます。  人口が減少すれば、我……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号(2016/04/07、47期、自由民主党)【政府役職】

○齋藤副大臣 牛肉、豚肉対策につきましては、生産コスト削減を目指す各般の体質強化対策を講じると同時に、経営安定対策であります委員御指摘のいわゆる牛・豚マルキン制度の充実を図ることによりまして、関税削減による影響に対する畜産農家の当面の懸念と不安を払拭していくということと同時に、将来に向けて、畜産農家の経営発展に向けた投資意欲、こういうものを後押ししていくことが大事だというふうに考えております。  具体的には、今委員御指摘いただきましたが、牛・豚マルキンの補填割合を八割から九割に引き上げる、それからもう一つは、豚マルキンの方の国庫負担水準を、国一、生産者一と今までなっておりましたものを、国三、生……

第190回国会 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第7号(2016/04/19、47期、自由民主党)【政府役職】

○齋藤副大臣 問題意識は、岡本委員と全く共有をさせていただいております。  幸いなことに、日本の農産物は諸外国から高品質なものとして評価をされるものがたくさんあると思いますが、ただ、品質さえよければ売れるということにはなりませんので、委員おっしゃるように、ニーズを踏まえた戦略的なマーケティングが非常に重要だと思っております。  御案内の新輸出大国コンソーシアム、これは先般立ち上がって、私も第一回目に参加をさせていただきましたけれども、中小企業のみならず、食品工業、あるいは農産物もこのコンソーシアムの中に乗って、シームレスな輸出促進をしていくということになっておりますので、農林水産省としてもぜひ……

第190回国会 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第8号(2016/04/20、47期、自由民主党)【政府役職】

○齋藤副大臣 福山委員おっしゃいますように、生産者みずからの課題として国産農林水産物の需要拡大に取り組むということは極めて重要だろうと思っております。  委員御指摘のチェックオフ制度については、海外において生産者から消費拡大のために任意の課徴金徴収を行ったところ、フリーライダーの防止を求める声があったと聞いております。それから、我が国で同様の仕組みを検討する場合にも、フリーライダーの扱いが論点の一つになると考えております。  こういったことから、導入に当たりましては、御指摘のとおり、生産者を初めとした関係者の合意形成が何よりも大事ではないかと認識をいたしております。そういう生産者の合意形成や努……

第190回国会 地方創生に関する特別委員会 第13号(2016/04/26、47期、自由民主党)【政府役職】

○齋藤副大臣 委員お話しのように、今、日本食、食文化、まず、これを海外に普及するということが極めて大事だなということで、日本の調理師学校を卒業した外国人、これにつきましては、卒業後二年間、日本料理店における就労が認められているところであります。  二十五年十二月に、我が国の伝統的な食文化である和食がユネスコの無形文化遺産に登録をされました。そういうことも踏まえまして、今、農水省では、本格的な日本料理店、まがいものが海外で非常に多いものですから、まずは、本当の日本食というものはどういうものかということを知っていただくことが極めて重要だなということで、そういう施策を進めているところであります。  ……


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第192回国会(2016/09/26〜2016/12/17)

第192回国会 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第2号(2016/10/14、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 これから農林水産業が発展していくために輸出が重要であるという点について、新委員と我が方は全く問題意識を共有しているわけでございます。  我が国の平成二十七年の農林水産物、食品の輸出額は七千四百五十一億、このうち実はTPP参加国向けは千九百八十三億円ございまして、全体の二六・六%を占めているわけでありますので、農林水産物の輸出先としてTPP参加国は非常に重要だということでございます。  今回の交渉におきましては、我が国が農林水産物の輸出拡大を図っていく上で重要であると考えておりました品目、牛肉、水産物、米、日本酒、茶、こういった重要品目は全てで相手国の関税撤廃を獲得いたしました。し……

第192回国会 内閣委員会 第3号(2016/10/21、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 まず、この個人メモなんですが、電話あるいは面談で対象の事業者からお話を伺って、その場で、例えば電話をしながら書き取った個人の備忘録、そういう認識を我々はいたしておりますので、個人が忘れないようにとった手書きのメモみたいなもの、これが行政文書に該当するという判断はしていないということでございます。
【次の発言】 繰り返しますけれども、このメモは個人で備忘録のためにとったものでありますので、これを個人として利用している段階にとどまる限りは、行政文書には該当しないと判断しております。
【次の発言】 繰り返しになりますけれども、個人として利用する段階にとどまっている以上、行政文書に当然該……

第192回国会 農林水産委員会 第1号(2016/10/18、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 引き続き農林水産副大臣を務めさせていただくこととなりました齋藤健でございます。  山本大臣のもとで、礒崎副大臣、細田政務官、矢倉政務官とともに、農政新時代の創造に全力を尽くしてまいります。  委員長初め委員各位の一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)

第192回国会 農林水産委員会 第2号(2016/11/17、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 規制改革推進会議の農業ワーキング・グループでは、今、伊東委員御指摘のような提言がなされているわけであります。共同購入の窓口に徹せよ、少数精鋭の情報・ノウハウ提供型サービス事業へ生まれ変わりなさい、仕入れ販売契約の当事者にならないと。  この背景は、彼らの説明によれば、「全農が行う生産資材の購買事業については、生産資材の農業者への取次ぎ規模に応じて手数料を得る仕組みとなっており、生産資材メーカー側に立って手数料収入の拡大を目指しているのではないかとの批判がある。」というふうに書かれているわけであります。  私どもがこの提言について解説をする立場にはありませんけれども、こういう表現の……

第192回国会 農林水産委員会 第3号(2016/11/22、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 私の選挙区は、今、東京から接する千葉県の地域でありまして、野田市、流山市、松戸市なんですが、野田市においては農業が随分盛んでありまして、酪農もございます。  今回、いろいろ規制改革会議の意見が出る中で、いろいろ御意見もいただいているところであります。都市近郊農業ではありますけれども、そこをしっかりと地盤としているものでありますから、農業政策について彼らが不安にならないようにしっかりやっていきたいと思っております。
【次の発言】 まず、岡本委員に御理解いただきたいのは、ワーキンググループの提言というのを私どもがそのまま受け入れて、政府として実行するということはありません。  したが……

第192回国会 農林水産委員会 第4号(2016/12/13、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 笹川委員御案内のように、今、日本の畜産をめぐる状況において、各地でいろいろな不安の声が上がっているのは現実だろうと思っております。一方で、先ほど申し上げたように、畜産についても日本の国内でしっかり生産基盤を維持していくということは非常に重要な課題だと思っておりますし、さらにつけ加えれば、これから輸出に向けて、特に和牛を中心に可能性が広がっていくということでありますので、そういう意味では、農林水産省としては、重要な畜産政策の位置づけの中で全力で取り組んでいきたいと考えております。
【次の発言】 この牛・豚マルキンの制度拡充につきましては、昨年十一月に、これからTPPが発効するという……


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第193回国会(2017/01/20〜2017/06/18)

第193回国会 経済産業委員会 第11号(2017/05/10、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 まだ何かTPP11について方向性が決まったというふうに承知しておりません。今、世耕大臣から御答弁させていただいたように、これから各国と緊密に連携して、あらゆる選択肢を排除せず、何がベストか、主導的に議論を進めていくというのが我が国の立場だというふうに認識をしております。
【次の発言】 TPP11についてはこれから議論していくということになろうかと思いますので、今、世耕大臣からお答えしたとおりなんですけれども、ただ、農林水産省といたしましては、いかなる交渉になろうとも、やはり国内農産物の再生産可能性、あるいはその多面的機能が毀損しないかどうか、そういう観点からしっかり対応していくと……

第193回国会 経済産業委員会 第15号(2017/05/24、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 まず、TPP協定そのものにおきましては、今篠原委員おっしゃいましたように、全てのTPP締約国が共通に利用できる関税割り当てのほかに、全てのTPP締約国を対象とするセーフガードのように、原署名国である米国からの輸入も含んだ数量を前提として構築をした制度もあるのは御指摘のとおりでございます。  ただ、これからの議論は、TPPの今後の選択肢の検討に関して、多分篠原委員も想定されていると思いますが、今後のアメリカの出方や影響、こういうものも注視しながら、農林水産省としては、我が国の農林水産業をしっかり守っていく、そして農家の皆さんが余計な不安を抱かないで済むように、この過程においても我々……

第193回国会 地方創生に関する特別委員会 第5号(2017/04/12、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 十一月九日の諮問会議の開催に当たって、内閣府が作成した、今委員御指摘の、獣医師系養成大学校等の存在しない地域に限り新設を認める旨の取りまとめ文書、これにつきまして当省に提示をされたわけです。それが十月三十一日、先ほど参考人からお話があったとおりです。  これは、獣医学部の新設についてはそもそも当省の所管ではないので、いい悪いというようなことをコメントする立場にないので、コメントなしという回答をさせていただいたということでございます。
【次の発言】 新設そのものについては、我が方がいいとか悪いとか言う話ではないということでありますが、今委員御案内のように、獣医師の需給の問題につきま……

第193回国会 地方創生に関する特別委員会 第8号(2017/04/25、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 まず、私どもは、産業動物獣医師の需給ということについて、きちんとした対応をしていかなくてはいけないというふうに思っております。  それで、今回の件につきましては、産業動物獣医師という観点の需給で申し上げれば一概には言えないところが確かにありますけれども、獣医師の数自体が全体的に不足をしているということではないというふうに考えております。  ただ、産業獣医師以外にもいろいろな獣医師の需要があるのは事実でございます。今回のケースで申し上げますと、創薬プロセスにおける多様な実験動物を用いた先端ライフサイエンス研究の推進ですとか、それから地域での感染症に係る水際対策ですとか、そういう部分……

第193回国会 農林水産委員会 第1号(2017/02/14、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 平成二十九年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。  平成二十九年度農林水産予算の総額は、関係府省計上分も含めて、二兆三千七十一億円、その内訳は、公共事業費が六千八百三十三億円、非公共事業費が一兆六千二百三十八億円となっております。農林水産予算の編成に当たっては、農林水産業・地域の活力創造プランに基づき、農林水産業の成長産業化に向けて、強い農林水産業と美しく活力ある農山漁村を実現していくための施策の展開に必要な予算を重点的に措置したところであります。  以下、予算の重点事項について御説明申し上げます。  第一は、担い手への農地集積、集約化による構造改革の推進であります。  農……

第193回国会 農林水産委員会 第2号(2017/02/15、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 今、小泉委員が御指摘された点は、非常に重要なテーマだというふうに認識しています。  JGAPアドバンスについては、これから正式なGFSIの審査基準改定、公表を待って承認申請をやっていくということになっているわけでありますけれども、ここでは、恐らく、GFSIにはグローバルな小売業者、食品メーカー等さまざまな団体が加わっているので、この承認に当たっては、こういった企業、団体が求める高いレベルの食品の安全が確保されているということが最大のポイントになってくると思いますが、それに加えて、いかにうまく戦略を組んで説明をしていくかということもあわせて大事になってくるんだろうという認識を強く持……

第193回国会 農林水産委員会 第3号(2017/03/08、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 この法案では、もう委員御案内のとおり、農業者の努力のみでは解決できない農業資材価格の引き下げ、あるいは農産物流通等の合理化を図るために、農業生産関連事業者、農業者、農業者の組織する団体等に対して、それぞれの立場から、その実現に資する行動を求めているという構えになっております。  農協は幾つかの側面を持っていますので、まず、農業者の組織する団体でありますけれども、一つの側面として、組合員のため営農指導の事業を行う場合、この場合には、農業者が有利な条件を提示する事業者との取引を通じて農業経営の改善に取り組む、こういった支援を行うよう努める、そういう旨の規定が適用されることになります。……

第193回国会 農林水産委員会 第4号(2017/03/23、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 今、累次お答え申し上げているように、近年、多くの県で独自のブランド品種が開発されております。そして、需要の方も、例えば健康志向あるいは食味志向、多様化をしてきておりますし、生産者の方も規模拡大を目指すということで、さまざまな品種開発ニーズというものが高まってきているんだろうと思います。  民間事業者は、こうした市場ニーズに的確に対応できる、そういう要素も持っておりますので、参入をふやしてそういうニーズに応えられるような体制をつくっていくということが大事なんだろうと思っております。  そういう意味で、民間事業者の参入を促進して、国立研究開発法人や都道府県の公設試験場との多様な連携が……

第193回国会 農林水産委員会 第5号(2017/03/29、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 ITを金融に活用したサービス、いわゆるフィンテックは、金融全般にかかわる問題であると認識しておりまして、当然JAの信用事業にもかかわる問題であると考えております。  フィンテックによりまして、決済サービス分野など従来金融機関が行ってきた分野において、新しい革新的なサービスを提供する動きがかなり活発化してきております。このような動きは、これまでの銀行業務やJAの信用業務のあり方について不断の見直しを求めるものとなっていると認識をしております。  政府といたしましても、御案内のように、このような動向を踏まえて、フィンテックに関連する銀行法等の改正案を提出させていただいているところでご……

第193回国会 農林水産委員会 第6号(2017/04/05、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 福田達夫委員の御質問にお答えを申し上げたいと思います。  我が国の農業が将来にわたって発展していくためには、農業の競争力の強化、これは待ったなしの課題になっておることは御案内のとおりでございます。そのためには、農業の構造改革の取り組みとあわせて、農業者の努力では解決できない、農業資材の価格の引き下げや農産物の流通、加工構造の改革、こういった構造的課題の解決に本腰を入れて取り組むことが必要でございます。  一方で、現在、農業資材については、メーカーの生産設備の稼働率が低い、多くの銘柄が少量ずつ生産されているなど、非効率な生産構造となっていること、また、農産物の流通、加工につきまして……

第193回国会 農林水産委員会 第7号(2017/04/06、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 規制、規格の見直しについてですけれども、農業生産資材では、農薬取締法に基づきまして農薬の登録、それから飼料安全法に基づく成分規格の設定等について、本法案の趣旨に基づいて一つ一つ点検を行っていって、資材の安定性の確保や国際的な標準との調和を図りながら、最新の科学的な知見を踏まえた見直しを行うことによって合理化、効率化を図っていきたいとしているところでありまして、この結果を見ないと、何がどう変わるかというのはまだ申し上げられる段階ではありません。  また、農産物流通等におきましても、農産物自体の規格を、流通実態や実需者、消費者のニーズに即して合理的なものとなるように、この法律が施行さ……

第193回国会 農林水産委員会 第8号(2017/04/18、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 農業者の所得向上を図っていくためには当然生産コストの削減というのが重要であるわけでありまして、昨年十一月に策定されました農業競争力強化プログラムにおきまして、生産資材価格の引き下げ等を図ることとされているところでございます。  これらの取り組みを進めるために、現在、農業競争力強化支援法案を二月十日に国会に提出し、御議論いただいているところであります。この国会で早期成立をお願いいたしているところでありますが、成立した暁には、本法案に盛り込まれた施策を着実に実施していくことによりまして、農業の競争力強化を図り、農業者の所得向上の実現に努めてまいりたいと考えているところでございます。

第193回国会 農林水産委員会 第9号(2017/04/20、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 機構関連事業は、農業者の申請、同意、費用負担なく、担い手への農地の利用集積を加速化する公共性、公益性の高い事業でございますので、整備した農地が直ちに転用されるということは避けていかなくちゃいけないと思っています。  このため、改正法案におきましては、本事業で整備した農地の農用地区域からの除外は農地中間管理権の存続期間中はできない、おっしゃるとおりの措置をしているところでございます。  この農地中間管理権の期間につきましては、機構から農地を借り受けた担い手が長期にわたり安心して経営に専念できるようにするとの観点から、工事完了後から一定期間を確保するということが大事だと思っております……

第193回国会 農林水産委員会 第10号(2017/05/10、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 今回の東北農政局の談合事案につきまして、累次御答弁させていただいておりますが、整理してお答え申し上げますと、現在調査中の案件ですので、予断を与えるような発言、これは控えたいと思っていますが、土地改良事業等の公共工事は、国民生活の基盤となる社会資本の整備を行う、特に今回の場合は復興事業でございます、そういう整備事業におきまして、国民の信頼を揺るがす談合はあってはならないということで、厳しく考えております。  今回、東日本大震災の復旧事業に関連して談合情報があったことから、農林水産省としては、累次御答弁申し上げていますように、公正取引委員会の調査に積極的に協力するなど、適切に対応をし……

第193回国会 農林水産委員会 第11号(2017/05/11、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 私も、古川委員のように知事ではありませんけれども地方自治体で勤務した経験がございまして、今日、農村において高齢化や人口減少が進展して、地域コミュニティー機能の維持すらままならないというようなところが出てきているという現実をよく見せていただいてきました。  このような中にありまして、農村をこれ以上の疲弊から救い、さらに振興していくためには、農村地域のさまざまな農業者や地域の住民がその地域で住み続けることができるということがすごく大事になっていまして、そのためには、まずは農業そのものが魅力ある産業として成り立っていくということが大事ですけれども、それ以外に、農業以外の選択肢を用意する……

第193回国会 農林水産委員会 第12号(2017/05/17、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 国際水準のGAPに関しましては、今、笹川委員おっしゃるような効果があります。  GAPそのものは、持続的な農業生産を確保するために、食品安全や環境保全を確保する取り組みのみならず、この中には、作業者の労働安全確保や人権保護の観点から、例えば、作業者に外国人がいる場合は、理解できる言語や絵等で教育訓練を行うことですとか、適切な労働条件を設定することが必要な取り組みとして事項が定められているわけでありますので、国際水準GAPを取得するということは、農業分野における外国人受け入れの環境を整える上でも非常に有効な手段だろうというふうに考えております。  こういう点も含めまして、生産現場に……

第193回国会 農林水産委員会 第13号(2017/05/18、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 事業者から提出された販売計画に基づいて国の方で補給金を交付するかどうかの決定をするその基準については、先ほど答弁したように、これから省令で、関係者の意見を聞いて決めていくということですので、このケースがいいとか悪いとか、この場でお答えするのは適切ではないと思いますけれども、今、江藤委員がおっしゃったケースはかなり極端なケースでありまして、需給に与える影響は、もし同じようなことを追随する方が多数出てきたケースにおきましてはかなり全体の需給に影響を与えるということも考えられますので、適切ではないのではないかと考えております。

第193回国会 農林水産委員会 第15号(2017/05/25、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 政府全体としては、WTOが停滞をしつつある中でどうするかということで、TPP十二カ国で、アジア太平洋で、世界のGDPの二割を占める経済圏をつくろう、それからRCEPで、東南アジア十カ国、日中韓、インド、オーストラリア、ニュージーランド、十六カ国で、今度は中国、インドを含めた経済圏をつくっていこう、それからヨーロッパとやっていこうということで、日本の通商戦略というものは組み立てられているんだろうなというふうに理解をしています。  一方で、我が省といたしましては、さはさりながら、食料安全保障の問題もあります、地域を守っていかなくちゃいけないという問題もあります、それから、農業そのもの……

第193回国会 農林水産委員会 第16号(2017/05/31、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 今委員御質問いただきましたように、次世代施設園芸、オランダが先輩なわけでありますけれども、オランダの場合は、とにかく収穫量を上げるというのが最大の目的でやっているように私も視察で感じましたが、日本の場合は、委員おっしゃるように、日本型ということで、やや違った道を追求していく必要があるかなと思っているわけであります。  御指摘のとおりでありまして、ICTによる高度な環境制御と地域資源エネルギー、こういう活用を図りながら、需要に即した収益性の高い農業経営の実現というものを目指すのがこの次世代施設園芸でありますので、まさに攻めの農林水産業を推進する上で重要な施策だと思っています。  今……

第193回国会 農林水産委員会 第17号(2017/06/01、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 収入保険制度が、委員おっしゃるように、青色申告を行う販売農家を対象にしているという理由ですけれども、まず、国費を投入して収入減少を補填するという制度は、他産業にはない制度でありまして、したがいまして、国民の皆さんの理解を得るためには、収入把握の正確性というものが肝になっているんだろうと思います。それに加えて、青色申告は、日々の取引を残高まで記帳するという義務がございますので、在庫等と帳簿が常に照合できるということがあって、不正が起こりにくい。一方、白色ではそこまでの義務がかかっていないという、そこに大きな違いがあると思っています。  したがって、青色申告への切りかえを促進するとい……

第193回国会 農林水産委員会 第19号(2017/06/07、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 委員御指摘のように、青色申告は、収入保険の対象者の要件としているわけですが、それだけの意義ではなくて、収入や支出、資産、負債の状況を詳細に帳簿に整理することによりまして自分の経営を客観的につかむことができるということから、農業者の経営管理能力を高めるために有効だと考えております。  このため、平成二十九年度予算におきまして、農業者に対する収入保険制度の内容の周知のほか、青色申告書や帳簿の書き方等に関する相談対応等の取り組みを支援させていただく、そういう予算を組み込んでおりまして、このような取り組みを通じて農業者の青色申告の拡大に努めてまいりたいと考えております。

第193回国会 農林水産委員会 第20号(2017/06/14、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 まず、平成三十年産から行政が生産数量目標の配分を行わなくなるという状況に対応いたしまして、オール北海道の方で需要に応じた生産にしっかり取り組むという方針を固めていただきましたことには、高く評価をし、感謝をしたいと思っております。  御指摘の生産コストの削減につきましては、平成二十五年六月に決定をいたしました日本再興戦略におきまして、三十五年産までに、担い手の米の生産コストを、二十三年産の全農家平均六十キログラム当たり一万六千一円の四割削減に当たる九千六百円にするという目標を今掲げているところでございます。  この目標の達成に向けて、農業競争力強化支援法に基づき、肥料、農薬、農業機……

第193回国会 農林水産委員会 第21号(2017/06/15、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 攻めの農業を目指す中で、農林水産業の輸出力強化、これは極めて大事になっております。世界の方々に日本産品の品質や特色をアピールするためには、規格・認証を活用して効果的に行っていくということが重要である、そこでつながってくるんだろうと思います。  このような背景から、昨年五月に取りまとめられました農林水産業の輸出力強化戦略におきまして、JASの仕組みを活用し、日本産品の品質や特色を担保する制度の創設を検討することというふうに位置づけられまして、さらに、同年十一月、昨年十一月に決定されました農業競争力強化プログラムにおきましても、戦略的輸出体制の整備の一環として、JAS法に基づく制度の……


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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第2号(2015/12/03、47期、自由民主党)【政府役職】

○齋藤副大臣 委員から、加工原料乳生産者補給金の話がございました。  今回のTPP対策におきましては、経営安定対策の充実の部分、ここにつきましては協定発効に合わせて措置をするのが基本だというふうに考えておりますが、一方で、相対的に高い乳価で販売でき、今後も需要の伸びが期待できる生クリーム等への生産転換を早期に促すことが望ましいと考えておりまして、この観点から、加工原料乳生産者補給金の充実につきましては、準備が整い次第、協定の発効に先立って実施をしたいと考えております。  ただ、本対策の実施に向けましては、生クリーム等向け生乳の取引価格や数量等を新たに把握していくということが重要になってまいりま……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 予算委員会第三分科会 第1号(2016/02/25、47期、自由民主党)【政府役職】

○齋藤副大臣 農協の監査を行っております全国監査機構は、小山委員御指摘のように、全中に置かれている組織であります。  正確に申し上げますと、全中に対しては、農協法に基づきまして、農林水産大臣は、必要措置命令、これは第九十五条第一項です、業務停止命令、これは第九十五条第二項です、それから役員改選命令、これも第九十五条第二項でありますが、これを発出できるということにされておりますが、これまで全中に対しましてはこれらの命令を発出したことはございません。
【次の発言】 先生御案内のように、公認会計士監査の制度は、全中監査の制度と比べますと、幾つかの重要な相違点があろうかと思います。  まず、監査人の資……


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第193回国会(2017/01/20〜2017/06/18)

第193回国会 文部科学委員会内閣委員会連合審査会 第1号(2017/07/10、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 まず、農林省といたしましても、今回お亡くなりになられた方が多く出まして、遺族の皆さんにお悔やみを申し上げたいと思いますし、被害に遭われた方に心から、頑張ってほしいなというエールを送らせていただきたいと思います。  その上で、農業につきましては、農作物の冠水ですとか、それから農業用ハウスが倒壊するですとか、それから林地や林業の崩壊ですとか、かなり広範にわたって大きな被害が出ているということであります。  ただ、現時点においては人命救助優先でありますし、それから現地の調査もままならない状況でありますので、きちんとした被害の実態の把握をした上で、緒方委員おっしゃるように、農業がこれから……

第193回国会 予算委員会第六分科会 第1号(2017/02/22、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職】

○齋藤副大臣 鷲尾委員御指摘のように、二十九年度では七百十四億円ですけれども、これがなくなるということで、農家が不安になるということは当然私どもも認識をしております。  ただ、予算編成におきましては、累次の御質問がございましたけれども、毎年度、その時々の情勢が変わりますので、その情勢に応じて全体としてベストな編成になるようにしていくというのが基本方針でありますので、この米の直接支払い交付金も平成三十年度から廃止ということになっておりますので、三十年度の農林水産予算の編成過程において、この点をどう処理していくか、全体として考えていくべき問題だろうと考えております。



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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