このページでは西岡ハル参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。
○西岡ハル君 保健所の設置につきまして、保健所の……。
○西岡ハル君 第二班は常岡委員と私、それに専門員室から長谷川調査員が同行いたしまして、福島、茨城両県下における生活保護法の実施状況などを視察して参りました。私からその概略を御報告申上げます。 先ず福島県の概況から申上げます。本県生活保護法の実施状況、本県人口約二百七万人のうち、昭和二十八年十一月現在における被保護者数は五万七千四百三十四人、一万七千四百五世帯でございます。保護率は一、〇〇〇人に対しまして二七・六八人と相成つております。これは全国平均二二・五に比して相当高率であります。同月中において生活保護を開始したもの五百四十五世帯、千六百二十人でありまして、保護を廃止したものが四百四十世帯……
○西岡ハル君 私は委員の先生方に御報告と同時に、又この肢体不自由児の指導治療に関しまして、先日福島に調査に参りました節に、福島県では民間の先生が自分の個人の病院を開放されまして、児童身体障害者のために早期に、早期という言葉は只今非常に込み入つた話になりましたけれども、局長の御説明の通りに、早くこれを見出して、早期に治療を施すという、この成果を見られて、非常に皆から喜ばれておるから、厚生省のほうでも補助をして下さつておるという、昨年の六月でございますか、そういうふうな状態になつて、今活溌に不自由児童のために県でも援助しておるというお話でございました。御参考までに御報告申上げておきます。
○西岡ハル君 私、今朝のラジオで伺つたのでございますが、あちらのほうで一年半、山の中へ引込んでおられまして、こちらへ帰つて来られた方のお話でございますが、一年半樵をした、樵をする前は三年、二年と刑務所にぶち込まれてやつと解放された生活ができた。その樵をなすつている方のお話でございましたが、ラジオも新聞も聞けないで何もわからなかつた。あなた方が我が家に帰つて来て、今日のその話を伺いまして、又今、藤原先生のお話を伺つておりますと、そういうところもあつたということ、それから又団体でいられるところは非常に高級なラジオを購入して、共同で購入されまして、日本のラジオをよく聞かれる、こんな話を伺つた。それか……
○西岡ハル君 北本先生にお尋ねいたしますが、今月になりまして、ちよつと何新聞か今失念いたしておりますけれども、狂犬病の犬に八歳くらいの子供さんが十六名咬まれたという記事が出ておりました。その結果どういうようなことになつたか、私ひそかに心配いたしておりましたが、おわかりでございましようか。
【次の発言】 ちよつとよくわかりませんが、丁度この委員会でこの問題があつたものですから、私非常に心配いたしておりまして、あんな記事が出ましたことは今お話があつた、非常に皆さん恐怖心を起しておりますわけですから、十六名もの集団的な子供さんが咬まれた。その結果はどうなつたということを一応私は発表されて、皆さん安心……
○西岡ハル君 地代家賃統制令がございますが、家賃の、まあ家を借りている借主自体の統制はありますが、間代についての統制というものは今ないんでございましょうか。
【次の発言】 それじゃ、お尋ね申し上げますが、家賃の価格を、二千円なら二千円の家賃で家主が借りておる。それで間を二間くらい貸しておる。その貸した場合に、このごろ私聞きましたが、畳一枚で大がい千円取っておる。そういう場合に、三畳が三千円、三畳一間貸しても二千円の家賃が払える。そういうふうな事態を御存じでございましょうか。
【次の発言】 これはあるということを聞いておるだけでは……。どうも非常に気の毒な面がたくさんあるわけです。これを何とか一……
○西岡ハル君 社会局長にちょっとお伺い申し上げたいのでございますが、婦人保護費の要求が、三十一年度に十四億要求されたのが、ただの六千五百万円となっております。先日本会議で、横山議員の質問に大臣からのお答えがございましたが、三十一年度、二年度で七億ぐらいの予算を組むのだ、こういうお話でございます。私は、婦人保護費との関連性がございまして、母子福祉貸付金でございますか、これが三十年度も四億の予算が消化されていない。どうして消化されなかったかということは、地方財政が非常に赤字であるから、地方の負担が三分の二でございますので、これが負担できかねて、結局返上された。借り手がなくて返上されたのではなくて、……
○西岡ハル君 ただいま非常に潤沢な予算で、むだがあるのじゃないか、そのお話でございました。これにつきまして私が感じた、このむだのあるようなお話を最近聞いたのでございます。 それは海上自衛隊の修理船をなにしますときに、やはり入札制度で注文される。その入札制度によりまして、たとえば佐世保なら佐世保で修理しなくちゃならない艦船がある。その場合に、やはり入札をしましてなにしますと、幸い佐世保の造船所で落札できるような安い値段でできれば、これは理想的でございますが、不幸にして三万か四万の差で三菱あたりに落札する。三菱あたりに佐世保から持っていきます場合には十五万くらいの経費がかかる。こういうような非常……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。