このページでは酒井利雄参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。
○酒井利雄君 ただいま議題となりました請願につきまして、逓信委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。
本件請願は、北海道滝川町滝川電報電話局庁舎新築に関する請願及び新潟県にテレビジョン放送局設置促進の請願の二件であります。
当委員会におきましては、以上の請願につきまして慎重審議の結果、いずれも願意を妥当と認め、これを採択し、議院の会議に付し、かつ、内閣に送付すべきものと決定いたしました次第であります。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいま議題となりました請願につきまして、逓信委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。
本件請願は、旭川……
○酒井利雄君 資金面についてちよつとお伺いしたいのですが、建設費が八千六百何十億というところへ外資を百四十何億、大半は国体資金によらなければならないと思うが、この資金の見通しはついているのでございましようか。最近或る会社に聞くと資金が開発会社のほうに重点を置かれて、地方の電力会社のほうが資金の割当が少いと、それで着工も思うようにできかねるというようなことを聞いておるのでありますが、その見通しはどういうふうになつておりますか。
○酒井利雄君 災害の復旧費の国庫補助なり融資のことはどういうお考えをお持ちになつていらつしやいますか。
【次の発言】 そういたしますと、それは何でございますか、融資の意味で金融をなすのですか、幾らか炭鉱などに補助をお出しになる意思があるのですか。
○酒井利雄君 会社の買入価格は生産業者の最高販売価格によるということになつておりますが、現在の価格ですら赤字で悩んでおるのに、最高価格になればますます赤字がそこにあるように思うが、こういう会社があつたつていいものでありましようか。又この会社としては生産業者が株主でありまするから、会社が例えば起きようが潰れようが裏の物を表に持つて行つたようなものでありますから差支えないが、これによつて迷惑をするのは金融機関であると思うが、こういう会社は成立つものでありましようか、どうでありましようか。そういう点について伺いたいと思います。
【次の発言】 最高というのはマル公のことですか。
○酒井利雄君 私は電源開発問題について少しお尋ねしたいと思います。先般新聞紙上で拝見したのでございまするが、今回新任されました小坂電源開発総裁の談としまして、現在福島県下の田子倉発電所でございますが、すでに準備工事に着工しておるのが、いろいろの理由のために当分工事を中止するというような説が出ております。そのほか新規着工の分も一時延期するような説が出ておつたのでありますが、政府の御方針として最初の五カ年計画の案が変つたのでございまするか、その点をお伺いしておきます。
【次の発言】 そうでありますならば、各九電力会社について検討して見ますと、本年は予算の割当が少いために、新規の工事は一カ所も着工で……
○酒井利雄君 ちよつとお尋ねいたしますが、この四百四十万着工分が載つておりますが、そのうちには佐久間以下の奥只見、田子倉百二十九万八千、これが含んでんおりますか。
【次の発言】 そうすると、今後六十万キロの未着手の分、これは開発会社の分でありますか、各電力会社の分ですか。
○酒井利雄君 音声を痛めておりますので、極く簡単にお伺いいたします。この法案は砂利採取業者の保護のために設けられたように感ぜられるのでございますが、又その半面この砂利を消費するところの土建業者あたりはこの法案が通過しますといろいろ手続その他の関係上複雑迷惑を感ずるんじやないかと思うのでありますが、それがために先般建設業協会長と土木工業協会長の名前で陳情書が出ておるはずでございまするが、その陳情書を御覧頂いたのでございましようか、又その陳情書に対して如何なる御見解をお持ちか、一つ伺つておきたいと思います。
【次の発言】 どうか陳情書を一つ御覧下さいまして、その内容をよく御検討頂きまして、陳情書に……
○酒井利雄君 大臣にちょっとお伺いしたいのですが、海岸堤防のことです。またお話を承わりますと、所管がはっきりしておらぬようなお話でありますが、私らがちょうど昭和十八年、瀬戸内海の大潮害の時、議員として広島、山口に再度視察に行きましたが、帰ってきましてから、現地を見ましたときの情況――あれはいろいろの所管になっておると思うのです。干拓ですから、第一線の堤防が決壊しますと、裏が水田でありますれば農林省の所管になる。また裏が国道でありますと、あの当時は内務省でありまして、内務省の所管になる。その裏が鉄道でありますと鉄道省の所管になる。ですから、農林省でわずかな田地を復興するのに膨大な資金を投じたら、……
○酒井利雄君 これでは四月末になる。これは四月十九日までの日程でございますね。そうすると、これはその後になりますね、継続審査の分は。やはりその前に一つはさんでもらいたいと思います、田中さんの今言う両案は。
○酒井利雄君 田中委員の質問に関連しましてお伺いしたいと思いますが、塩田やなんぞ、その途中にある海岸なんかは、これは決壊した場合は大蔵省がすると思いますが、それはどういうようになりますか。
【次の発言】 というと、塩田ばかりのときはこの法案は適用できないわけですね。
【次の発言】 行為の制限だけあって、つまりこの法案は適用にはならぬわけですな。
【次の発言】 それで埋め立てして工場敷地になっておるような場合にはどうなりますか。
【次の発言】 昭和十八年に中国の瀬戸内海に風水害があったのです。そのときに第一線の提防が、これは三百年以前、毛利侯の築いた護岸でございますね、それが高潮のために決壊した……
○委員長(酒井利雄君) これより逓信委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして一言ごあいさつを申し上げます。 私このたび松平前委員長が議員の任期満了になりますのでおやめになりました。その後任として不肖私が任命されたのでございまするが、私もとより浅学非才、ことに逓信行政につきましては全くのしろうとでございまして、この重責の器ではないのでございまするが、皆様方の御理解ある御支援と御指導によりまして、なおまた政府当局の密接なる御連携のもとに、この委員会の運営に微力をささげたいと存ずる次第でございます。どうか各位におかれましても今後一そうの御支援、御鞭撻を賜わらんことを切にお願いを申し上げまして……
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