このページでは森部隆輔参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○森部隆輔君 河川局長に一つお尋ねいたしたいんですが、過般来非常に長い間、例の筑後川の下筌ダム沿岸の住民に非常に相当広い範囲に勧告いたしております。その後の成り行き、見通し等に対してどういうふうなお考えでございますか。現況と見通し。
【次の発言】 すると、結局時期の問題で、近いうちに委員会のほうの結論が出て、時期ははっきりしたことは言えないでしょうが、着手できるという御確信なんですね。
【次の発言】 これは申し上げるまでもなく非常に広い範囲、農家に関係もあり、その他いろいろな方面に関係のある問題でありますので、一日もすみやかにひとつ着手のできるようにこの上とも格段の御配慮を願いたいと思っており……
○森部隆輔君 あるいは重複するかもしれませんで、はなはだ御迷惑をかけるわけでありますが、二、三ひとつお尋ねしたいと思いますが、今回提案のいわゆる二十億を旧地主、いわゆる農地被買収者を対象として資金の融通をするということですが、この二十億という根拠はどこから出ておって、どういう根拠によって二十億ということになったわけですか。
【次の発言】 それでは、各県のいわゆる対象とされる旧地主というようなものについて全体の調節は非常に困難ですが、抽出調査でもやって、別に相当根拠のある数字というわけではないのですね。
【次の発言】 それから次に、この三項の事業によりますと、これによって貸し出されるといたします……
○森部隆輔君 今のに関連して。農作物の被害のことを、今の数字は雪の害なんですか。雪の寒気のために、非常に酷寒のために、たとえば今まで九州地方であるとか、そういうような暖かい地方でも、果樹なんか相当やられたと思うのです。非常に酷寒類なんかいたんでいると思うのです。そういう被害は入っていないのですね。
○森部隆輔君 私今の答弁に対してあえて重ねて同じようなことを質問なりあるいはまた希望を申し上げることもないのですが、さっき農林省のほうで、官房長が被害額の大体の数字を示されたのでありますが、これは一福岡県だけの例を私が知事名義でもらった数字でも、果樹をのけて、五月の末現在で四十億というような数字が出ているんですけれども、果樹をのけて、蔬菜、麦、菜種等、しかもその後ずっと毎日雨が降っているので、日に日に被害が拡大しております。地域もだんだん各府県に私は範囲が広くなっていると思う。被害の程度も、地域全体被害が多くなっていると思います。ただいまいろいろ予算上の心配がありましたが、私全く同感でありまし……
○森部隆輔君 農林省の官房長にお尋ねしたいのですが、今両班の御報告があり、また現地のいろいろな希望等も御報告がありましたので、すでに御存じのとおりでございますが、天災融資法を適用する場合、あるいは激甚地の指定をする場合、いずれも、御案内のとおり、現行法では、農産物の減収がたとえば六〇%、こういうことで、一年間を通じた全農家の農産物の収入の何%ということになるのですが、今回の長雨は申すまでもなく西のほうがおもであります。主として二毛作地帯であります。今私の最もよく知っている九州の状況を申し上げますと、福岡、佐賀のほうは、ほとんど耕地の面積の八割は水田であります。麦はほとんど大部分を水田に依存して……
○森部隆輔君 資料の要求をいたしたいと思いますが、その第一は、所得税の納税者中、農家の所得税納税者は全所得税納税者の何%であるか、数字をひとつ。最近五カ年間くらいの数字を……。 それから次は、農家の所得税の納税者中、主として農業の所得のみで所得税の納税者の対象となっている農家の数。最近は農外所得が非常に多いので、私の聞かんとするところは、農家の農業所得だけで納税者としての対象となっている数がわかれば、その数をひとつ示してもらいたい。それが第二です。 それから、次は、今度新たに農業近代化資金の貸付について、従来は系統農協を代理貸付の機関にしておったのですが、新たに銀行に代理業務をやらせること……
○森部隆輔君 お尋ねいたしたいと思いますが、今度の長雨で西のほうに農作物の被害があったことは御承知のとおりでありますが、私は自分の県で福岡の実際を見たのですが、ほとんど裸麦は全滅、小麦も大体全滅に近いような状態で、九州の他の県もおそらく福岡と変わりない。四国も同様だと思うのですが、これらの農産物の被害はひとり麦ばかりでなく、菜種、あるいは蔬菜、果樹等にも、それぞれ程度の差がありますが、非常な被害があったのですが、七月は御承知のように税の予定申告の時期になっておりますが、したがって、第一期の分も納税をする建前になる。これに対してどういうお考えを持っておられるのですか、それをお尋ねいたしたいと思い……
○森部隆輔君 私は、ただいまの永岡君の動議に賛成いたします。
○森部隆輔君 ちょっと、いまの、何%ですか。
【次の発言】 ちょっと関連して…。
ただいま矢山先生の保管料収入減に対して単協が困っていないのだというような答弁があって、三十六年度の農協の総収入に対して、麦の保管料収入あるいは手数料収入の収入減は、パーセンテージにすればわずかに一・四だと、こういうふうなお話があったのですが、三十六年度と三十八年度といえば、人件費あるいはその他の農協の経営というものは、かなり支出が大きくなっていることは、これは間違いないのですね。私、数字を持っているけれども、きょうは申し上げません。
それから困っていないというようなことばは、少しこれは官房長としては、私は納得……
○森部隆輔君 重ねて私も同様なことを御質問なり、あるいは希望を申し上げておきたいと思いますが、九州地方の長雨は、さっき藤野さんからお話のありましたように、また、その他矢山さんからもお話があったと思いますが、昨年来引き続いた災害でやはり農家の受ける経済的な数字に見えた収入減も非常にありますが、一方、精神的にも非常に農業に対して、何といいますか、愛着の念がだんだん減っていくのですね。そこで、やはりこれは農業基本法でもいろいろいわれておりますが、農業というものの性質から見て、自然の制約を受けることが非常に大きいので、しばしば災害はどうしても起こるのです。台風がくるとか、やれ、いまのような長雨であると……
○森部隆輔君 大臣にお尋ねいたしますが、ただいま御提案になりました特例法でありますが、これは私の、自分の県の実情を申し上げますと、昨年は九割以上、麦、なたねはほとんど全滅であったわけです。本年はやや去年よりか被害の程度が少なくて、いま私の仄聞するところによると、昨年と本年と加えてもなおかつ該当しないように承っておるのでありますが、私の衆は、県の財政が、石炭鉱業の不振その他によって相当税収入も減っておりますので、かなり県の財政も苦しいので、県自体でそういう困っておる農家を救済することができかねると思うのですが、そういう場合に、六分五厘と三分五厘と、金を貸し付けた場合、その三分の差額を県が出した場……
○森部隆輔君 時間の制約がありますので、当面の重要問題の二、三の問題についてお伺いいたしたいと思います。大臣が非常に農村事情に明るいので答弁が非常に御丁寧であることはけっこうですが、私は簡明に要旨だけ、要点だけを、お考えの中心だけをお答え願えればけっこうでございます。御所信を伺いたいと思います。 例の野菜が全国的に非常にことしは気象関係で、暖冬の関係で反収が多くて暴落しておる。いま一帯騒いでおるのは福岡県ですが、福岡県では非常にいろいろな意味で騒いでおります。わかりやすい例で申しますと、白菜は去年のまきつけはほとんど反別は変わりません。大根は四割ぐらい反別はふえております。しかしながら、値段……
○森部隆輔君 関連して、林野庁長官にお尋ねしますが、林野の所有面積による階層別の調べがございますか。
【次の発言】 その資料をひとつもらいたいと思います。それから、合わせて、ついでですからお願いしたいのですが、最近の外材の輸入、最近の、少なくとも五年間くらいの推移を一つ。それからもう一つ資料でお願いしたいのは、戦前と戦後ではだいぶ様子が変わっていると思いますが、比較的、三十年以上、四十年以上というような、いわゆる樹木の相当大きい、直径一尺とか、五寸以上とかいうようなものと、いわゆる近ごろの二十年、三十年の丸太材、足場材なんかに使うような、樹木の比較的若い木材が近来非常に需要がふえているのではな……
○森部隆輔君 関連。 いまの暖地ビートの問題でありますが、これはいま長官の御説明にあったのですが、実は西南暖地、ことに九州で数年前、お話しのとおり暖地ビート、畜産等と結びつけて、また甘味資源としてもかなり県当局なんかでも勧奨した事実があるのです。御存じのとおり、大分県では県費で多少の助成までしていることは御存じのとおりであります。ただ、他の府県では、ことに私の県なんかでは、これに対しては経済上どの程度の収益が得られるか、そういうような見通しもよくつきませんのと、暖地ビートに対する栽培上の経験等もない関係で、農業団体としても県当局としても、かなり慎重な態度で、あまりすすめなかったのです。でも幸……
○森部隆輔君 主として法の改正についてお尋ねしたいと思いますが、きょう大臣が……。
【次の発言】 資料要求もします。それじゃ、まず最初に資料要求を申し上げたいと思います。農林漁業公庫が開設せられて満十年と思いますが、開設以来毎年度の貸し付け計画額ですね、資金のワクですね、それと実際貸し付けた金額を各毎年度ごとに表をひとつお示しをいただきたいと思います。で、その内容としましては、公庫直貸しの分と、それから公庫の代理貸し付けですね。この代理貸し付けをまた区分いたしまして、農協が代理貸し付けを行なったものと、他の金融機関、他の金融機関も、あるいは普通銀行、相互銀行あるいは信用金庫等あれば、そういうこ……
○森部隆輔君 昨日資料を要求しておきましたのに対して、いまちょうだいいたしましたのですが、公庫が貸し付けた金額に対する六カ月以上の延滞した元金が年々貸し付け量がふえていく関係上、延滞の金額も昭和三十二年くらいからは二十億円以上にのぼっておるようでありますが、これらは将来元金はもちろん延滞利子等も大体完全に回収できるお見込みでありますか。
【次の発言】 パーセンテージから見ると、なるほど局長の御説明のように、必ずしも年々増加いたしておりませんが、貸し付け量の絶対量は昨日も申し上げましたように、今後将来にまたがって絶対量は必ず相当大きいものにふえると考えられますので、したがって、延滞金というような……
○森部隆輔君 水の問題、用水の問題について、土地改良に関係が直接ありますので、二、三御質問を申し上げたいと思うのですが、今度の土地改良法の提案理由の説明の中に、農業基本法のその趣旨を、取り入れて、あるいは畜産とか園芸、こういったような成長部門と称されている方面の事業を取り入れる、こういうようなことが提案の理由にも示されておりますが、御存じのとおり、採草地に多くの場合において、水田地帯のように用水が非常にやりにくい。これは地勢の関係もあります。私が申し上げるまでもなくこれは概算でありますが、乳牛一頭が一日にかりに出乳量、乳が一日に一斗出れば、やはり一斗くらいの水を一頭に要するのですね。そこで非常……
○森部隆輔君 資料を二、三要望いたしたいと思いますが、できれば六大都市と思いますが、非常に六大都市を集めることがめんどうであれば、とりあえず東京都だけでもいいのですが、東京都に入ってくる青果物のおもなる品目――ここに書いてある品目だけでもけっこうですが、その出荷地、府県、たとえばリンゴは何県からどれだけ入ってきた、あるいは野菜の場合であれば、ハクサイは何県から入ってきたかという府県別、これも全部の県まで書くことは非常にたいへんですから、まず、上位から十県ぐらいでもけっこうです。これはもうきちんとわかるはずですから、できれば六大都市と思います。この表をひとつ。出荷県ですね。野菜全部というわけにい……
○森部隆輔君 実は大臣にお尋ねいたしたいと思っておったのですが、たいへん時間の関係もお忙しいようでありますし、政務次官からひとつ答弁を願いたいと思います。
私は農地の地力維持の見地から見て、いまの政府の肥料に対する政策というものが、はたして当を得ておるかどうかということを、まずひとつお尋ねいたしたいと思います。もう少し具体的に話してもらいますが、一応ひとつ根本的な政府の考え方と、肥料政策と申しますか……。
【次の発言】 私が申し上げるまでもなく、いま政府が直接何といいますか、触れておられる政策は、主として金肥、なかんずく無機質肥料が主でありますね。硫安系統、硫安であるとか、あるいは尿素である……
○森部隆輔君 逼迫した緊急の問題でございますから、要点だけ申し上げ、御質問を申し上げたいと思います。 今年から熊本農政局の出先機関として、筑後川農業用水の水利調査ですか――事務所が久留米に設置されておりますが、あるいは大臣はすでに御承知かもしれませんが、最近、建築あるいは土木関係の砂利採取が御承知のとおり各地でも非常にひどいのですが、ことに久留米―日田間のちょうど中間ぐらいのところ、県の名前を申し上げますと、福岡県朝倉郡朝倉町、その地帯なんかは、筑後川の砂利を一メートルも二メートルも川底まで掘りまして、そのために、朝倉町だけでも約二万坪のビニール・ハウス栽倍をしているのです、か、かんがいする……
○森部隆輔君 関連して、私は、渡辺さんの質問の意味を聞き違えたかもしれないが、なたねの反別が非常に減反しているということは、これはもう著しいのです。その減反の理由がいろいろお話があったのですが、これに対して政府は、そういうふうに自然にだんだん減反していくのは、そのままでいいという考えでいくのか、あるいは少なくとも、もう少し、ずっと以前、十年、二十年、あるいは戦前のようにまでいかぬにしても、もう少し反別を増反するというような、いわゆる反別の確保に対するどういうふうな考えをもっておられるか、その方針を、政府のお考えをひとつお聞きしたいのです。
○森部隆輔君 農林の基本法の精神におきまして、選択的拡大という名のもとに、畜産と園芸を大きく取り上げて、関係の農業者はもちろん、政府なり官民一体となってやっているそのこと自体は、私賛意を表するに決してやぶさかではございませんが、それについて当面の問題あるいは将来の重要な問題と考えられるものおもなることについて二、三大臣の御所見を拝聴いたしたいと思います。 それは第一は、畜産に関してはえさの問題であります。それから畜産と園芸を通じ、ことに蔬菜、野菜の問題はなおさら関係が深いのですが、これは価格流通の問題が重点になると思います。 まず、えさの問題を最初にお尋ねいたしたいと思います。わが国の畜産……
○森部隆輔君 すわったままお尋ねいたしたいと思いますが、第一にお尋ねいたしたいことは、今回御提案になりました総合小売市場管理会法案、いわゆる小売りという流通過程においては一番末端であるその末端だけをいじって、はたして流通全般のいわゆる基本的改善というものが行なわれると思われるか。その基本の考え方をひとつ最初に承りたいと思います。
【次の発言】 この総合市場が適正価格を形成するのに非常に役立つということは、たとえば設備に要する資金を政府が、あるいは地方公共団体が支出するとか、あるいは補助金を出すとか、そういうような何といいますか、一般の小売り業者と違った恩典とでもいうべきものがあるために、そうい……
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