このページでは岩男頴一参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○岩男頴一君 私は、卵が先か鶏が先かと思うんですけれども、余りにもたくさん特殊法人の公社、公団、事業団ができているということです。で、これはもうつくっちゃうと、さあ廃止統合といったって、中に職員がたくさんいますから、したがってこれをすぐ廃止するとかまたは民間にするったってなかなかできるものじゃないと思うんです。どうしたってこれは、憲法で保障されている勤労の権利とか職業選択の自由とかがございますからできませんが、したがってそこで考えなくちゃならないのは、せっかくつくったものが当初つくった目的のとおりに動いて、そして国民のためになっておるかどうかという問題を私は練り直す必要があると思うんです。 ……
○岩男頴一君 これはすでにもう前回の当委員会で質問されたことでございますし、また時間も三十分でございますから、きわめて重要な点の幾つかにつきまして御質疑をしたいということでございます。 御承知のように、去る四月の二十一日の午前二時三十七分に直下型の地震が大分県の庄内町以下五カ町を襲ったわけでございまして、庄内町の内山地区を中心としまして西北西方向に約二十キロ、北北東方向に約十キロの長円形の範囲でいわば稲妻が走ったというふうなかっこうで長方形のこの範囲内にひどい打撃を与えた直下型の地震でございました。当初測候所の予報は、新聞とかテレビで非常にとんでもない方向が震源地であるということが発表になり……
○岩男頴一君 柳原参考人にお伺いしますが、ただいまるる参考人が、現職の市長として市政を担当してまいりまして、非常に苦しい地方財政を死ぬ思いでがんばっておる、がんばり抜いておるということはよくわかりましたが、いま、間々報道機関等の伝えるところによりますと、地方公共団体の非常に財政が緊迫してきた一番の原因は、国家公務員をはるかに上回る地方公務員の給与の格差というふうにある程度印象づけられたかっこうでございますが、お伺いしますと、長野市においては、ラスパイレス方式で算定をしましたものは一〇〇に対しまして一〇八ということでございましたが、これは全国の都道府県市町村を全部平均いたしまして、そうして四十八……
○岩男頴一君 これは大蔵省の方が所管をしておるわけでございますけれども、地方財政、特に困窮をしております地方財政に関係があることでもございますから、自治省にお伺いしたいと思います。 先般、三百有余日かかりましてそして強行採決のような形をとり、あるいはまた廃案、また強行採決というようなかっこうをとりまして、大変その意味からも重要法案というふうな取り扱いをしたわけでございますが、酒、たばこの値上げ法案の問題でございますが、十三日にこれは議会で通過をいたしましたわけでございます。そこで私はこの際はっきりした方がいいのではないかと思いますことは、わが方の鳩山議員もちょっと触れましたが、このたばこ消費……
○岩男頴一君 私は、自由民主党を代表して、政府提出の地方税法等の一部を改正する法律案に賛成、同法案に対する日本社会党、公明党の共同提出による修正案、及び日本共産党の同法案に対する修正案に反対し、特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案に賛成の討論を行うものであります。 まず、地方税法等の改正案について申し上げます。 政府提出の改正案は、住民負担の軽減、合理化を図るため、個人事業主控除額の引き上げ、ガス税の税率の引き下げなどを行うほか、地方税負担の適正化、地方税源の充実強化などの見地から、住民税均等割り及び自動車関係諸税の税率の引き上げ、固……
○岩男頴一君 まず山本参考人にお伺いをいたしたいのでありますが、参考人が知事をなさっておられます宮城県でございますが、昭和五十年度ですでに縁故債等を含みます地方債が二百数十億円ということでございます。そこで昭和五十一年度の国の地方財政計画によりますと、その歳入構成において地方債が前年度より五・六%増しの一一・五%と大幅にふえておるのでございます。そこで地方債の消化が重大な問題になってくると思いますが、その引き受けについて金融機関はどのような態度をとっているか、お伺いいたします。
【次の発言】 山本参考人は超過負担の問題について御発言がございましたが、その中で、いろんな技術的な問題については御意……
○岩男頴一君 私は、地方交付税法等の一部を改正する法律案について、自由民主党、日本社会党、公明党、第二院クラブ、各派共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 地方交付税法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、地方財政をめぐる厳しい諸条件を考慮し、地方交付税率の引上げ等を含む地方行財政の抜本的改革について早急に検討し、昭和五十一年度を目途にその実現を図るとともに、左の諸点について善処すべきである。 一、昭和五十一年度における交付税及び譲与税配付金特別会計の借入金及び地方債への振替分の償還が、今後の地方財政を圧迫することのないよう臨時地方特……
○岩男頴一君 私は、ただいま可決されました昭和四十二年度以後における地方公務員等共済組合法の年金の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、日本共産党及び第二院クラブの各派共同による附帯決議案を提出いたします。
案文を朗読いたします。
【次の発言】 私は、ただいま可決されました地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、日本共産党及び第二院クラブの各派共同による附帯決議案を提出いたします。
案文を朗読いたします。
○岩男頴一君 私は、ただいま可決されました消防法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、日本共産党及び第二院クラブの各派共同提案にかかわる附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 消防法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、最近における屋外タンク貯蔵所等の事故の実態にかんがみ、石油コンビナート等災害防止法をすみやかに施行し関係法令の適切な運用とあいまつて、防災体制の一層の強化、消防力の充実に努めるとともに、次の事項について特段の措置を講ずべきである。 一、危険物保安技術協会の業務の執行にあたつては、地方公共団体の長が行う危険物規制……
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