このページでは福井勇参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○福井勇君 原子力関係の科学技術庁に新しく前田長官が就任されて、うわさに聞きますと、どうも技術系の出身としては初めてだというふうに伺っております。前田先生という人はなかなか大臣になれないなあと言っておったんですが、技術系のためにおくれたということを聞きまして、ははあそうだったかということで納得がいきました。 私はそのことを引例に出しましたのは、ほかのことが言いたかったんです。それは日本の科学技術そのものを、国会全体、与野党とも全部通じて科学技術を軽視して今日まできたという一つのあらわれがそこにもあらわれておると思います。たとえば科学技術庁が創設された初期のころでございますが、政治家としてはり……
○福井勇君 ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの森下君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に柏原ヤス君を指名いたします。(拍手)
○福井勇君 本日の委員会で私は、前もって私に連絡がありませんでしたために、自民党、与党である委員から発言も質問も一つもないということで言われましたが、急に向井先生の時間を若干いただくことで委員長から理事さん方に私が質問をする申し入れをしたわけでございますが、考えてみますると、時間がもう余りにも少ないということと、委員長の他の御計画もありますということも考えあわせて、私は原子力政策だとか、他の科学技術政策、あるいは産業会議へ及ぶこと等々、この次の機会に一、二時間いただきたいと思って、きょうは質問をすることを中止いたしたいと思います。 考えてみますると、昭和二十九年に原子力を中曽根先生と私とが取……
○福井勇君 正一時から三十分、自民党を代表して質問申し上げることになっておりましたが、十五分過ぎましたので、大臣が大事な御用件があったという話で、私はやむを得ずあと十四分三十秒に短縮することで質問申し上げます。 それでは、三十分分のどれを切ろうかちょっと迷っておりますが、午前中に海水汚染問題がちょっと取り上げられましたので、その点を若干触れてみたいと思いますが、原子力船「むつ」が起工される前後には、オット・ハーン号はすでにハンブルグにおいてずっと先に着手されておって、当時国会からも二度も三度も、そのころ原子力船というものが日本の造船界の将来を取ってかわるであろうという大きな望みで出発したとお……
○福井勇君 生田先生にも非常に貴重なお話をいただいて、私自身としても参考になっております。
日本エネルギー経済研究所さんというのは、私不勉強だったんですが、一分間でお話し願うとすれば、どういうことをやっていらっしゃるんですか。
【次の発言】 技術の問題はないという、私はそれを聞こうと思ったんですが、技術の問題はないんですな。技術のことを扱ってはいらっしゃらないんですな。
【次の発言】 私は実は技術屋でございますのでそれに偏りやすい傾向がございますけれども、いま一般に、お並べになったエネルギーの基礎、原子力にしたって、あるいは水力発電にしたって、もう石油にしたって、いま言われている――たまには……
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