このページでは熊谷弘参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○熊谷弘君 私はけさの小山委員の質問に引き続きまして、冒頭、成田空港事件につきまして若干質問を申し上げたいと思います。 まず、けさほどの小山委員に対する三井警備局長の発言というものは私も全く同感でございます。そこで、国務大臣としての加藤大臣に伺いたいわけでありますけれども、私は、こういう事件が基本的に法治国家に対する挑戦であると。しかしこれに対応するのに、従来から「よど号」事件を初め各種のハイジャック事件を通じてこういった勢力を甘やかしてきたということを率直に反省しなければいけないのではないか。まず、こうした事件に対する取り組み、姿勢の問題、この点について加藤大臣の御所見を伺いたいと思います……
○熊谷弘君 経済展望につきまして御質問に入る前に、その前提といたしまして、政府の当面及び中長期にわたる経済政策についての考え方の一つのあらわれとして、去る二十五日に経済対策閣僚会議が開かれて当面の経済対策が決定されたと伝えられているわけであります。その大要は新聞等で報道されているわけでありますけれども、この政策を決定するに当たった基本的な考え方、背景、こういうものにつきまして、閣僚会議の座長であります宮澤長官の御意見、御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 この経済対策と中期的な安定経済成長路線との関係についてはまた後ほど御質問することにいたしまして、この会議の中で新聞で報道されていること……
○熊谷弘君 今回の法律改正が再処理を民間にまで広げていくということが中心点だと思うんですけれども、本問題に入る前に、私は日本のエネルギー政策における原子力の位置づけというものを前提として御質問を申し上げたいと思うわけでありますが、実は、私ども自由民主党石油問題調査会、長官もお見えでございますが、元科学技術庁長官の佐々木義武先生を含めて、昨年の八月に私ども中東へ参りました。そのとき大変印象の深い議論をサウジアラビアのヤマニ石油大臣から伺ったわけであります。それはどういうことかといいますと、日本の皆さんは石油問題の中心というのがよくわかっていないようだ、CIAレポートにも出ているように、一九八五年……
○熊谷弘君 これまで当委員会で本法案について幾つかの質問が行われてきたわけですけれども、ほぼ本法案の必要性等をめぐるバックグラウンドに関する質問であったわけでありますけれども、私は本法案の内容そのものについて御質問を進めていきたいと思います。 そこで、今回のこの法改正の眼目が、すでに岩上委員に対するお答えにもありましたように、やはり何といっても、第一にこの再処理事業の事業者の範囲の拡大であろうと思うんですけれども、そこで、この事業者の範囲を拡大するに至る前提として、再処理需要というものを長期的にどう展望しているかということが基本にあるわけです。この再処理需要というもの、わが国における再処理需……
○熊谷弘君 時間がきょうは大分食い込みましたので、当初考えておりました質問よりもずっと短かく、ごく簡単に御質問を申し上げたいと思うのです。 まず最初に私の立場を申し上げたいわけですが、私は、先ほど来同僚委員の皆さん方に対する大臣の回答を伺っておりまして、敵前で同士討ちをするのはいささか問題でありますけれども、一般消費税導入についての大臣の議論については、私どもの考えておる今後の財政危機克服策とは大分意見を異にするような感じを持っております。私は予算委員会でも終始この点についていろいろなところから御質問も申し上げ、御意見も申し上げておったわけですけれども、しかし私は、何上りも現在のこの財政危機……
○熊谷弘君 関連。
【次の発言】 主計局長に伺いますけれども、あなたは最近の「金融財政事情」で、いまだわが国の財政規模はツースモールであるというような主張をされておられます。また新聞紙上で大倉事務次官のインタビューの記事を拝見いたしますと、財政危機の打開は増税以外に選択の余地はないというような主張をされておられます。この二つの議論を寄り合わせてまいりますと、より大きな政府を志向する、私はそれしかないと思うんですけれども、この考え方は大平総理の言われる簡素で効率的な政府をつくるという考え方といささかずれがあるのではないか、増税キャンペーンというか、一般消費税を導入したいという気持ちはわかりますけ……
○熊谷弘君 証人にお伺いいたしますが、去る十四日、機械第三本部の幹部二名の方が、外為法違反と私文書偽造行使の容疑で東京地検に逮捕されております。この二名の方は、証人の直属の部下でもあると思われるわけですが、容疑事実について心当たりはございますか。
【次の発言】 いま外為法違反と私文書偽造行使の二つの被疑事実で逮捕されているわけでありますけれども、この点について私の質問は、証人が何らかの形で事前にあるいは事後にこの事実について承知をすることがあったかという質問であったわけですけれども、この点いかがでしょうか。
【次の発言】 今回の事件はいわゆる交互計算勘定を利用して裏金を調達したものじゃないかと……
○熊谷弘君 証人にお伺いしますけれども、この参議院の証人喚問ですでに海部証人、有森証人の尋問をお聞きになっておられると思いますけれども、そこで、まず最初に私は確認だけをしたいわけでありますけれども、伝えられるところによりますと、証人は昭和三十九年に日商の経理本部長になられて、自来その最高責任者として営業部門の資金をチェックする立場にあったというようなことが言われているわけでありますけれども、日商岩井在任中の証人の略歴、あるいはその職務の内容、これについてごく簡単に御説明をお願いいたします。
【次の発言】 そこで、昭和四十九年以降は専務として……
○熊谷弘君 私は証人の上申書をしさいに拝見いたしまして、この上申書の中に御指摘になっておられるように、こうした証言等を通じて証人自身及び証人の御周囲の方々に至るまで、大小の差はあれ、精神的苦痛や物的な損害を受けておられるという点につきまして、大変御理解を申し上げたいと思うわけであります。 と申しますのは、実は証人が衆議院の予算委員会で証言をされた後、私ども衆参両議院の中で与野党通じまして十五人の代表団でアメリカの方へ調査に参りました。グラマン、ダグラス、ボーイング、あるいは司法省その他回ってまいったわけでありますけれども、この中で、新聞等で証人も御存じかと思うのですが、アレンさんという人の名……
○熊谷弘君 最初に、防衛庁長官に伺いたいと思うんですけれども、今回のSECのリポートが公表され、その後、衆参両院のこの予算委員会での質疑、証人喚問あるいは司法当局の捜査、これらの全般的な事件の展開の中で、とりわけ防衛庁が調達しております軍用機の購入のあり方について幾つかの問題が明らかになってきたと思うわけでありますけれども、こうして参議院の予算委員会での航空機輸入問題についていろいろな質疑が一応の節を迎えたところで、長官は、いままでの防衛庁の軍用機調達についてのやり方についていろいろ反省するところがあったと思うんですけれども、こうした点について、どのように御認識をされておられるのか。さらに、こ……
○熊谷弘君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○熊谷弘君 私は、ただいま可決されました核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律及び放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、公明党、日本共産党、民社党及び新自由クラブ、以上五会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。案文を朗読いたします。 核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律及び放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行にあたり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、低レベル放射性廃棄物の海洋処分については……
○熊谷弘君 昨年来、いわゆる官公庁におきまして不祥事件が多発しております。数え上げると、本当に無数と言われるぐらいあるわけですけれども、会計検査院においてこの不正経理が指摘されて、そしていろいろな検査を行い、処置をされたと思うんですけれども、この実態についてごく簡単に御説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま会計検査院から指摘のあった、あるいは検査を受け、問題点が指摘されたものだけではなくて、昨年来から非常にたくさんの問題が指摘されてきたわけですけれども、この点については、すでに昨年来当委員会を初め、国会におきまして数多く指摘されてきたところでありますから、私はここで繰り返し……
○熊谷弘君 時間が限られておりますので、私は二項目について簡単に御質問を申し上げたいと思うわけでありますが、大臣、大変お忙しいと伺っておりますので、一つだけ大臣に伺いたいわけでありますけれども、去る二十八日に畜産振興審議会が食肉の安定価格について据え置くことを含めた答申をされたわけでありますけれども、この答申におきまして、「据え置くことは止むを得ないが、この際、生涯意欲を阻害しないよう施策の拡充を図ること。」ということで、後ほどまた御質問したいと思うわけですけれども、幾つかの建議をなされておるわけでございます。私は、現場といいますか、畜産担当をしている若者たちに接しておりまして、こういう畜産農……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。